ボス「かばん。出発しようか」 (82)

・安価SS(12話終了直後)
・あまりに無茶すぎる安価内容はやり直し
・クロスネタは禁止

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491906663

ボス「で、電池。電池が」

かばん「えー!よりによってこんな時に…」

サーバル「ヤバイや、こっちも止まらなきゃ!ストップ、ストーップ!」

ガゴォォン

サーバル「あわわわああ…」

かばん「っ!?サーバルちゃん!みんな!」

サーバル「やっぱり、もうちょっと付いて行こうかなって!」

かばん「もう~」

かばん「来るなら始めから一緒に行こうよ」

かばん「サーバルちゃん…それに、アライさんにフェネックちゃん」

アライグマ「これからもヨロシクなのだ!」

フェネック「よろしくね~」

アライグマ「それにしても、アライさんたちは本当に運がよかったのだ」

フェネック「他のフレンズたちも行きたがってたけど、何人もこのジャパリバスには乗れないからねー」

フェネック「くじ引きで決めたのよね~」

サーバル「みんな、とっても残念がってたね…私はみんなが贔屓してくれて、やらなくても済んだけど」

かばん「そっか…折角仲良くなれたのに、寂しいな」

?「なになに?どこいくのー」

かばん「あ!あなたは何のフレンズさんですか?」

サーバル「お友達になろうよ!」

了解です
定期的にageるけど、基本sageます

?「うんいいよ!所で、どこに行きたいの~?」

かばん「ヒトがいるところかな。ラッキーさんの言う『ゴコク地方』に行こうかと思いますが」

?「うーん…ま、とりあえず一緒に行こう!」

アライグマ「そうだ!迷わず行くのだ!行けばわかるのだ!」

フェネック「アライさんらしいね~」

かばん「そういえば、皆はどうやってジャパリバス動かしてたの?」

サーバル「これはね、車輪にペダル?っていうのがついてるの」

アライグマ「アライさんとフェネックが汗水ながして、苦労して手に入れたのだ!」

サーバル「二人ともすごいよね!」

かばん「二人とも…ありがとう!」

?「それじゃ、ゴコクまで案内すれば良いんだよね?」

かばん「はい!お願いします!」

行く場所
①一先ずゴコク地方のどこかに行って、電池を充電する
②ペダルを漕ぎながら、ゴコク地方以外に流れ着いてしまう

安価下1

それから、かばんとフレンズ達は長い時間をかけて旅を続けた

?「ごめんね~、私が一緒に居られるのはここまでかなー」

かばん「ううん、ここまでありがとう」

サーバル「元気でね!また会おう!」

?「うん、またね~」

アライグマ「行ってしまったのだ。なんか寂しいのだ」

フェネック「……」

フェネック「で、ここは本当に、ごこく地方なのかな?」

全員「え」

フェネック「ごこく地方ってたしか、きょうしゅう地方から近かったよね?」

フェネック「なーんか随分と時間かけたよーな気がしたんだよねぇ」

全員「……」

かばん「らっきーさん、ぼくたちは今、ドコにいるんですか?」

ボス「ここは、『安価下1』の浜辺だよ」

場所名を書いてください(四国地方以外の)

ボス「ここは広島県廿日市市宮島町だよ」

かばん「広島…厳島の宮島町…」

サーバル「わー!あれみてみて!」

かばん「かわった物が浮かんでますね」

ボス「あれは鳥居だよ」

サーバル「鳥居?鳥居…とりー!」

かばん「鳥居っていうんだね」

アライグマ「さっそく上陸の準備なのだ!」

フェネック「アライさん元気だねぇ」

かばん「それで、どうしましょう。このジャパリバス」

ボス「改造はされてるけど、それは水陸両用にしただけで」

ボス「この車輪はあくまで水上用のものに過ぎないよ」

かばん「陸上で動くにはやっぱり電池がないとダメですね…」

ボス「あまり長い時間放置しておくと、誰かに持っていかれる可能性があるよ」

サーバル「じゃあ、あまり見付かりにくい場所に隠しておいたほうがいいね」

アライグマ「いや、根性で運ぶのだ!」

フェネック「私たちの体力が持たないよ」

かばん「じゃあ、あそこの岩陰に隠して置こうか」

ボス「ここは文字とおり島だから、バスがなくてもそこまで困らないよ。食料は持てる分だけ持っていくと良いよ」

かばん「わかりました!」

サーバル「あ、鹿だ!」

鹿「……」テクテク

かばん「いっぱいいますね」

フェネック「だけど、フレンズした鹿はいないみたいね。ここにはサンドスターの影響は薄いのかな」

鹿2「……」ドカドカ

アライグマ「お、おお!?なんなのだ!いきなりぶつかって来て!」

フェネック「じゃれてるんだよきっと、やったじゃんアライさん」

アライグマ「アライさんと勝負がしたいのか!」

全員「全然、聞いてない…」

アライグマ「よーし!つかまーえたー!」

鹿2「……!」ジタバタ

アライグマ「すぐそこに水が沢山あるから、アライさんが洗ってやるのだ!」

フェネック「水じゃなくて海だよ」

アライグマ「れっつごーなのだ!」ダダッ

鹿2「……!!」ジタバタ

サーバル「ちょっとアライグマ!その辺にしときなよ!」

かばん「海の水はしょっぱいし、あんなので洗われたら、シャレにならないよ!やめなよー」

フェネック「アライさーん、にげてー」

かばん・サーバル「え?」

鹿軍団「……」ドドドド

サーバル「鹿の大群!?」

アライグマ「ぎゃ!?なんだお前ら!」

アライグマ「よーし!そんなにアライさんと勝負がしたいのか!」

かばん「やる気まんまんだよ!?」

フェネック「悪いけど、アライさん助けるの手伝って、サーバル」

サーバル「わかった!うみゃみゃみゃみゃ!」

アライグマ「もう、みんな余計な事を」ボロッ

フェネック「アライさん、傷大丈夫?」

アライグマ「なんてことないのだ!」

アライグマ「せっかくアライさん無双を見せてやれる所だったのに!全員お洗濯してやろうと思ったのに!」

サーバル「危なかったよアライグマ!いくら何でもあの数じゃ危険だよ」

かばん「ひっ!」

鹿軍団「……」ドドドド

サーバル「また来た!」

かばん「しかもさっきよりも数が増えてる…」

フェネック「とにかく逃げるしかないね」

アライグマ「お!望むところなのだ」

サーバル「いっちゃダメだよ!」ガシッ

フェネック「アライさん、たーいほ」

アライグマ「は、離すのだ!」ジタバタ

かばん「ひぃぃぃ」

かばん「ぜぇぜぇ…ここまでくれば」

サーバル「すっかり暗くなっちゃったね」

かばん「今日はどこに泊まろうか」

フェネック「そこら辺でいいんじゃない?」

かばん「うーん、じゃあそこの公園?」

ボス「ピ、ピー…検索中、検索中」

ボス「近くに、小さな民宿があるよ」

ボス「でもお金がないと泊まれないよ」

かばん「お金…じゃぱりコインみたいなのかな」

かばん「……」

かばん(ダメ元で頼んでみようかな)

フェネック「アライさん、もう遅いよ。今日は諦めよう」

アライグマ「ぐぬぬぬ」

かばん「どうしようかな」

ダメ元で民宿にいく?公園で寝泊り?
安価下2

おいしいものを沢山食べてきます
休憩がおわったらよろしくね

(民宿)

かばん「ここが民宿かぁ」

サーバル「でもお金なくちゃ泊まれないんだよね?」

かばん「うん。でもダメ元で頼んでみようかなって」

かばん「すいませーん」

ガララッ

中から出てきた従業員はどんな人?
コンマ安価です。安価下2で

・いじわるばーさん(00~10)
・見た目がチンピラおじさん(11~40)
・商売上手のおにいさん(41~80)
・フレンズ大好きおねえさん(91~99)

ごめん、なんたる間違いを…!!
元々こうするつもりで書いてた
・いじわるばーさん(00~10)
・見た目がチンピラおじさん(11~40)
・商売上手のおにいさん(41~90)
・フレンズ大好きおねえさん(91~99)

直下で良いと言う意見もあるし、2番目も丁度コンマ89なので、にーさんを採用します

おにいさん「おや、かわいいお客さんたちだね」

おにいさん「コスプレイベントの帰りかい?」

かばん「え、コスプレってなんですか?」

おにいさん「ん?」

かばん「?」

おにいさん「……まあいいや」

おにいさん「で、何泊するんだい?」

かばん「あ、あの…じつは…」

~説明中~

おにいさん「なるほど、これは驚いた…そういうことか」

おにいさん「きみたちも随分と苦労してきたんだね」

かばん「は、はい」

おにいさん「いいよ。泊めてあげる」

かばん「本当ですか!?」

サーバル「やったー!」

フェネック「親切なフレンズで良かったね」

おにいさん「僕はフレンズじゃないよ」

全員「え!?」

おにいさん「あーそうか…君たちはそういう環境だったからね…」

おにいさん「多分だけど、宮島にはフレンズいないよ」

おにいさん「だからここにいるのは、動物と人だけだ」

全員「え、えー!」

アライグマ「建物と鹿に夢中で全然、気づかなかったのだ!」

おにいさん「ただし、条件がある」

全員「?」

おにいさん「僕の副業に付き合って欲しい」

かばん「副業…」

おにいさん「僕はね、過去にサーカス団にいたんだ」

おにいさん「自分でも踊ったりしたけど、動物に曲芸を仕込んだりしてた」

サーバル「わー、すっごーい!」

フェネック「なんでやめたの~?」

おにいさん「今は家業を継ぐことになってやめちゃったんだ」

おにいさん「んでもまあ、せっかく継ぐからには儲けたい訳さ」

全員「?」

おにいさん「君達に動物ショーならぬ、フレンズショーをしてもらいたい」

かばん「フレンズショー…」

おにいさん「近いうちに動物でも買って、芸を仕込ませようかと思ってたんだけど」

おにいさん「君たちがいるから、もっと儲けられそうだ」

フェネック「因みにその話を断ったら?」

おにいさん「……」

おにいさん「まあそれでも、一泊くらいは寝泊り位はさせてあげるけど…」

おにいさん「君たちのような可愛いフレンズを見たくて、訪れるお客さん沢山来ると思うけどな…」チラチラ

アライグマ「もちろんアライさんは可愛いのだ!」

サーバル「えへへへ、なんか照れちゃうな」

フェネック「まあお上手」

おにいさん「あーあ、お金が儲けられなくてざんねんだなー」チラチラ

かばん「……」

かばん「みなさん、おにいさんに協力をしましょう」

かばん「ただで泊めてもらって、しかもゴハンだって食べさせてくれるんですから」

おにいさん「もちろん、ジャパリまん以外だよ」

サーバル・アライグマ・フェネック「じゅるり」

サーバル「よーし、やるぞー!」

アライグマ「やるのだー!」

フェネック「んで、明日からその曲芸を仕込まれる訳ね」

おにいさん「ああ。その間ならずっと泊まっててもらって構わない」

かばん「ありがとうございます!」

おにいさん「礼はいいよ。これは利害の一致ってやつだからね」

おにいさん「あ、そうだ確認しなければならないことが」

かばん「はい?」

おにいさん「いまからホームページに、フレンズショーを行うことを知らせるけどさ」

おにいさん「万が一、マスコミとかが取材にきたら…断ったほうが良いかな?」

かばん「マスコミ?」

おにいさん「情報を拡散する人達だよ」

かばん「へー」

おにいさん「マスコミと言うのはね、世の中に必要な存在でもあるし、同時にゴミみたいな連中でもある」

かばん「ご、ごみって…そんな」

おにいさん「普段は人間にとって利益を与える。でも時に非情な行動にもでる」

おにいさん「僕はお金が儲けに繋がるし、利益はある。だがキミ達はどうなるか…」

おにいさん「上手く言えないけど、情報の拡散が、君たちの旅にどう影響をあたえるのか」

かばん「……」

安価下1

①かばん「よくわからないけど、別に良いですよ。お金が儲かるなら良いじゃないですか」

②かばん「わかりました。マスコミの取材が来たら断ってください」

かばん「わかりました。マスコミの取材が来たら断ってください」

おにいさん「よし、これで話はまとまった」

おにいさん「んじゃ明日からどんな事をするのか、話し合おう」

おにいさん「ホームページ更新は今夜するとして…」

おにいさん「他の従業員と夕食作ってくるね」

かばん「おにいさんも作るんですか」

おにいさん「ウチはただの民宿。小規模だからね」

~~~

従業員「夕食をお持ちしました」

サーバル「わー!なにこれ、すごーい!」

おにいさん「カキフライとアナゴ丼です」

かばん「カキフライとアナゴ丼?」

フェネック「ジャパリまんとカレーは食べた事あるけど、これはどうなんだろうね」

アライグマ「さっそくいただくのだ!」

モグモグ…ゴクン
ムシャムシャ、パクパク

全員「……」

サーバル「おーーいしーー!!」

アライグマ「な、なな、なんなのだこれは!!」

かばん「こんな食感はじめて…」ジーン

フェネック「こ~んなおいしいもの作ってくれたからには、がんばらないとねぇ」

(次の日)

おにいさん「それじゃ、いまから4日後やることになった」

かばん「え、そんなに早く!?」

おにいさん「大丈夫、むしろ遅いくらいだ」

おにいさん「やることもそんなに難しいことじゃない」

おにいさん「じゃあまず、サーバルちゃんは…」ゴニョゴニョ

サーバル「……うん、わかった!」

おにいさん「んでアライちゃんは…」ゴニョゴニョ

アライグマ「えぇぇ!?そんなことで良いのか!?」

おにいさん「もちろん」

フェネック「それってまずショーなの?」

おにいさん「ぶっちゃけ君たちがステージで立ってるだけでも、お客さんは喜ぶしね」

おにいさん「だからそんな事で、充分だよ」

かばん「ぼ、ぼくはなにをすれば」

おにいさん「キミは司会役で。一応、台本は渡すよ」

かばん「はい」

(4日後)

ザワザワ、ガヤガヤ

おにいさん「いらっしゃいませ、団体10名様ですね」

かばん「すごいヒトの数…」

おにいさん「いやー。イベントを組んだおかげで、お客さんから沢山の予約が入ったよ」

かばん「それにしてもこの民宿の庭、とても広いですよね」

おにいさん「ウチの小さい民宿は、そこだけが自慢だからね」

おにいさん「所で、セッティングはばっちりかな」

かばん「はい!」

~~~~~~~

(午後・民宿の庭にて)

かばん「今日は○▲民宿に起こしいただき、あ、ありがとうございます」

パチパチパチパチ

かばん(わぁぁ、それにしても色んなヒトがいるなぁ)

「キャー!早くフレンズみせてー!」

「世にも珍しいフレンズをついに…」

「秋葉原からきたお。早く可愛い子みたいお」

「あの司会役の子かわいくね?」

かばん「それでは、まずはサーバルちゃん。おいでー!」

サーバル「うみゃみゃみゃ!私はサーバル!よろしくね!」

客「ウオオォォォ!!!」

かばん「今日はおにいさんは作ってくれた、あなご丼が食べれるってさ!」

サーバル「わーい!」

かばん「でも…その穴子丼は、民宿の2階のベランダにあります」

サーバル「え、えーー!ひどーい!なんであんな所にー!」

かばん「部屋は私たちが泊まってた部屋だよ」

サーバル「えーっと…あそこだね!」

サーバル「えい!」ピョンッ

客「っ!!?」

サーバル「えへへへ、いただきまーす!」

かばん「みなさん、みましたかー?まるでマリオ?みたいなジャンプ力ですよねー」

かばん(マリオって何だろ。台本に書かれてたけど)

パチパチパチ…!

かばん「サーバルちゃん、食べ終わったら今度はカレーを一緒に作るから。野菜をカットしてね!」

サーバル「はーい!」

かばん「以上、サーバルちゃんのショーでした!」

パチパチパチ!

かばん「なお、カレーは今晩のおかずに出るので」

客「おおおおおお!!」

かばん「続いてはアライグマちゃんとフェネックちゃん。さーおいでー!」

アライグマ「アライさんなのだ!」

フェネック「フェネックでーす」

「カワイイ!」

かばん「さーアライさん、今日はいい天気で良かったですね」

アライグマ「まったくなのだ!」

かばん「それでね、昨日の客間のお布団が、まだ洗濯を終えてないんだって」

アライグマ「知ってるのだ!前もって台本で聞かされたのだ!アライさんはちゃんと覚えてるのだ!」

かばん「あ、アライさん…いま本番だから…」

「ハハハハハハ!」

アライグマ「知ってるのだ!!それがどうしたのだ!」

フェネック「アライさんは本当に頭が良いね。感心、感心」

アライグマ「当たり前なのだ!」

「アハハハハハ!!」

かばん「ご、ごほん…それじゃアライさん。台本通り、特技をみせてくれるかな?」

アライグマ「任せるのだ!」

フェネック「はいよ、もってきたよお布団」

「あんなに山積みの布団を軽々と…」

フェネック「よっと、バランス保つの大変だったよぉ」ドサッ

アライグマ「よーし、洗うのだーー!」

バシャバシャ!バシャバシャバシャ!

「な、なんだあの早さは…」

「あれ、手洗いだよな…?しかも布団って結構でかいぞ…」

アライグマ「うらうらうらうらうらうらーー!!」

アライグマ「いっちょうあがりー!」

フェネック「私は干す係りでーす。よっと」

パシャ、パシャ

フェネック「わわ、まぶしー」

「ごめんね、写真撮ってもいい?」

フェネック「…?よく分からないけど良いよぉ」

それから暫くして

かばん「以上で、フレンズたちのショーは終わりです」

フレンズたち「みなさん、ありがとうー!」

パチパチパチパチパチ!!!

~~~~

おにいさん「いやー大成功だったよ」

かばん「はい。お客さんも喜んで貰えて良かったです」

おにいさん「それで、この企画は期間限定で、あと一週間やろうと思うんだけど…良いかな?」

かばん「どうするみんな?」

サーバル「わたしやりたーい!」

アライグマ「布団も洗えておいしい物も食べれるなら、何度でもやるのだ!」

フェネック「飽きるまで何度でも付き合うよぉ」

おにいさん「じゃあ決まりだね」

かばん「残り一週間、ヨロシクお願いします」

(一週間後)

おにいさん「ありがとう。おかげで、ウチの売り上げが今までと比べ物にならない位、跳ね上がったよ」

かばん「いえいえ。こちらこそ、10日以上も滞在させてもらってしまって」

おにいさん「キミ達が望むなら、このままウチの従業員として雇っても良いんだけど…どうする?」

かばん「……」

かばん「そういえばボク、『ヒト』に会うために、きょうしゅう地方のジャパリパークから抜け出してきたんだっけ」

フェネック「かばんさんの目的は、もう達成しちゃってるよね~」

おにいさん「それで…俄かに信じがたいけど、君もまた元フレンズなんだよね?」

かばん「はい。ヒトのフレンズです」

おにいさん「うーん。だが生まれた時からあらゆる知識は備わっていた…」

おにいさん「今後、人間社会で生きてくためには、もっと色々知らなければならない事もある…」

おにいさん「……」ブツブツ

かばん「……??」

サーバル「かばんちゃんはどうする?私、かばんちゃんとならドコへでも付いてくけど」

アライグマ「サーバルに同じくなのだ」

フェネック「アライさんに同じく」

かばん「……」

かばん「……」

かばん「ぼく、本当はヒトと共生していくつもりでここまで来たんですけど…」

かばん「やっぱりもう少し、旅を続けたいです」

かばん「もっともっと、世界を見てみたいです」

かばん「フレンズの子たちとともに」

おにいさん「……そうか」

おにいさん「でももし、なにか困ったらウチに来るといい」

かばん「ありがとうございます」

おにいさん「これ、少ないけどお給料だ」

かばん「え」

おにいさん「ジャパリまんだって永久にあるわけじゃないんだ」

おにいさん「少しでも長旅できるように…僕からのプレゼントだ」

かばん「こんなに…」

おにいさん「あと、これは僕の名刺だ」スッ

かばん「?」

おにいさん「だいじにとって置きなさい」

かばん「はい!」

かばん「……」

かばん「どれくらいお金、入ってるんだろう」

コンマ安価
安価は下1

①20万(00~40)
②30万(41~70)
③40万(71~99)

ひとまず今日は寝ます
安価は下1

あ、ひとついい忘れてた
かばんちゃんたちは、金銭感覚わからないので、わりと使うときは一気に使うと思います。安価次第だけど

おにいさん「中身は、1万円札が20枚」

かばん「お札…コインじゃないんですか」

おにいさん「あー…そうか。後でお金のしくみについて教えておくよ」

かばん「え、あ、はい」

おにいさん「ともかく、大事につかいな」

(翌日)

おにいさん「それじゃ、お元気で!」

サーバル「ばいばーい!」

かばん「お世話になりました!」

~~~

(岩陰前)

かばん「ジャパリバス…無事で良かった」

サーバル「でも電池は切れたままなんだよね」

フェネック「どうする?ゴコク地方のジャパリパークにいって充電しにいくぅ?」

アライグマ「ええい!もうガンガン進むのだ!」

サーバル「でもいちいちペダルこぐの大変だしなぁ」

アライグマ「そのうち、他の地方でも充電できる場所に辿り着けるのだ!」

サーバル「かばんちゃんは、どっちがいい?」

かばん「うーん、どうしよう…」

安価下1
ゴコクまで充電しにいくor充電先は旅の果てに見つける。ペダルで進む

ageときます
安価は下1

かばん「ごこく地方のジャパリパークへ向かいましょう」

アライグマ「むむむ、かばんさんがそういうなら」

フェネック「決まりだね」

かばん「では出発します」

かばん(えーと、日本地図はもらったから…)パサッ

かばん(宮島が…ここだから…)

かばん「あっちのほうかな」

ギコギコ

~数時間後~

?「あ、ずっと前にあったね!」

かばん「あ、ひさしぶりです!」

サーバル「またあったね!」

?「きょうはどうしたの?」

アライグマ「ごこくのジャパリパークへ向かってるのだ」

?「あれ、この間は違うところについちゃったのかな」

?「じゃあ今度こそ、目的まで一緒に行こう!」

サーバル「うん、お願い!」

その後、ゴコクのジャパリパークまで辿り着いた彼女達は、充電を完了させた
さらに予備電池まで手に入れた

ボス「他のラッキービーストから、ジャパリまんを少しもらったよ」

かばん「準備万端だね」

(収穫)
・ジャパリまん少々
・電池の充電と、予備電池を確保

かばん「さあ、次はどこに行こうか」

かばんは地図をみんなに見せる

サーバル「うーん…迷うなぁ…」

アライグマ「ええーい!面倒なのだ!地図なんで見ないで、迷わず進むのだ」

フェネック「出たとこ勝負な生き方だねアライさん。そんな生き方、嫌いじゃないよ」

サーバル「どうするかばんちゃん?」

かばん「それじゃ…」

安価下1

①自分が地図を見て決める(通常安価へ)
②アライさんの意見に賛成(コンマ安価へ)

かばん「アライさんの言うとおり、地図を見ないで進んでみましょう!」

フェネック「お、ずいぶんと思い切ったね~」

アライグマ「さすがカバンさんなのだ!アライさんを信じてくれてうれしのだ!」

サーバル「よーし!いこう!」

ボス「出発するよ」

その後、かばんたちが向かった先は…

・海外:00
・中国地方:01~35
・ゴコクエリア(四国地方)36~70
・近畿地方:71~80
・中部地方:81~85
・関東地方:86~90
・東北地方:91~95
・北海道:96~98
・キョウシュウエリア(九州地方)99

安価は下1

かばん(ラッキーさんには好きに進んでと頼んだ)

かばん(それから随分、長い時間をかけて僕たちは航海していった)

サーバル「あ、陸地が見えてきたよ!」

コンマ安価
下1

兵庫(00~20)
大阪(21~40)
和歌山(41~60)
三重(61~80)
京都(81~99)

※海面と繋がってない地域は省きました

サーバル「陸地が二つ見えるよ」

かばん「うーん、どっちに行こう」

安価下1

・淡路島
・神戸市

かばん「バスはここに停めておけばいいかな?」

サーバル「上陸!」

かばん「わぁぁ…ヒトがたくさんいる…」

かばん「それに遊園地が」

ボス「ここは兵庫県神戸市中央区の、メリケンパークだよ」

かばん「メリケンパーク…」

ボス「検索中…検索中…」

ボス「ここら一帯には、娯楽施設がたくさんあるよ」

かばん「へー!」

アライグマ「なんかわくわくしてきたのだ!早くどこかへいくのだ!」

フェネック「ボスに、なにかおススメな場所を聞いてみて」

かばん「ラッキーさん、ここらへんならなにがおススメですか」

ボス「それなら須磨海浜水族園がおススメだよ」

アライグマ「水族館!?それがいいのだ!」

かばん「それじゃ、このジャパリバスを陸上にあげましょう」

ボス「今回は僕が運転するよ。かばんたちが運転すると、もしもの時、面倒な事になるよ」

全員「?」

ボス「ついたよ」

かばん「ここが、すまかいひん?水族館かぁ」

スタッフ1「いらっしゃいませー」

かばん「あ、そうか。お金払わないと」

ボス「まずは、チケットを買うよ」
~~~

かばん「よーし、4人分のチケットを買ったから、あとは入園…」

スタッフ1「四枚、たしかに受け取りました。こちらです」

サーバル「わーい!」

アライグマ「わくわくなのだ!」

フェネック「ん?」

スタッフ1「……」ジーッ

フェネック「……」

アライグマ「どうしたのだフェネック!早くいくのだ!」

フェネック「あ、うん」

スタッフ1「ねえ、あれ。まさか」

スタッフ2「いや、ただのコスプレだろ」

スタッフ1「でも、いまの名前は」

スタッフ2「いやいや、あだなでしょ」

スタッフ2「それにいまさら驚くこと?だってうちには」

かばん「わぁぁ…ここ、ガラス張りのトンネルになってる…」

サーバル「すごーい!上にも下にも色んな魚がいるよ!」

フェネック「きれいねー」

アライグマ「お、魚もこっちがきになって、近づいてくるのだ」

かばん「あははは、本当だ。いっぱいこっちにきてる」

ザワザワ、ガヤガヤ

かばん「ん?」チラッ

客全員「……」ジーッ

かばん(あれ?他のヒトたちも、魚じゃなくて、コッチをみてる?)

客1「ねえ、あれってコスプレ?」

客2「かわいいね!」

客3「いや、でもあれって…まさか」

客4「いやいや、場違いでしょ。ただのコスプレだよ」

ヒソヒソ、ヒソヒソ

かばん(やっぱりぼくたちって目立つのかな?)

かばん(ここはさっきみたいに、下も上もガラスってワケじゃないけど)

かばん(凄く大きな高さのガラスで、下から見上げる光景は圧巻だ)

サーバル「わー、高いー!」

アライグマ「上のほうに大きな魚がいるのだ!」

サーバル「おお!ほんとうだ!えい!」ピョンッ

バンッ

サーバルは軽々と3m以上ジャンプして、ガラスをタッチすると、大きな魚はビクッと反応する

客全員「!!?」

サーバル「もっもしろーい!」

かばん「ん、なんかまた視線が」

フェネック「……ざわついてきたね」

かばん「よく分からないけど、落ち着かないな…」

アライグマ「くっ!くっ!届かないのだ!」

サーバル「あははは、アライグマはジャンプが不得意なフレンズなんだね」

アライグマ「くっそー!」

ピーンポーンパーンポーン

『館内のご案内を申し上げます。間も無く、イルカのショーが始まります』

かばん「イルカのショーか…みんな、観にいこうか」

サーバル「見る見る!」

司会「では、この輪っかをくぐっていきまーす」

イルカ「キュウッ」

客「おおお!」

パチパチパチ!

サーバル「なんか、ベパプを思い出すね」

かばん「そうだね」

司会「えー続きまして、こんどはフレンズたちによるショーです」

サーバル「え?」

アライグマ「え、かばんさん。またアライさん立ちはショーをするのか?」

かばん「いやいや、そんなハズは…」

フェネック「……まさか」

イルカフレンズ「みなさん!今日は須磨海浜水族園に起こしいただき、ありがとうございます!」

全員「!!?」

客「おおお!」

パチパチパチ!

サーバル「イルカのフレンズ!?」

かばん「この水族館にもフレンズさんが」

イルカフレンズ「とりゃっ!」

パチパチパチ

フェネック「さすがフレンズねぇ。サンドスターの恩恵で、普通のイルカよりもアクロバティックな演出をするねぇ」

サーバル「ここにもフレンズがいたんだ…」

司会「これで、本日のショーは終わりになります」

パチパチパチ

イルカフレンズ1「あ、司会さん。ちょっとまって」

司会「え?」

イルカフレンズ2「マイクかして」

司会「ちょ、ちょっと」

イルカフレンズ2「見て見て!あそこにもフレンズがいるよ!」

客全員「……っ!!?」

かばん「え?」

サーバル「わわ、みんなコッチみてる」

フェネック「あら、ばれてたんだ~」

イルカフレンズ3「そこらの動物園や水族館でも滅多にいないのに、どうしたんだろうね」

イルカフレンズ2「せっかくだから、君たちの特技も、私達にみせてよ!」

司会(ほ、本当に客席にフレンズがいる…嘘でしょ…)ポカーン

サーバル「かばんちゃん、せっかくだから私達も行こう!」

かばん「え?え?」

サーバル「うみゃみゃみゃみゃ!」ピョンッ

客全員「おおおお!!!凄いジャンプ力…」

アライグマ「アライさんも負けないのだ!」

フェネック「みんな元気だね。さて私たちもいきますか」

かばん「や、やっぱりボクも?」

このあと、ショーにゲリラ参加して会場を盛り上げた

(ショー終了後)

スタッフ「すいませんでした…まさかこんなことに…」

かばん「いえいえ、ぼくたちは…ね?」

サーバル「楽しかった!」

フェネック「まさか、こんな所でフレンズに会えるなんて思ってなかったし」

アライグマ「アライさんたちは満足なのだ」

スタッフ「それで…我々スタッフとして、お詫びをと」

かばん「お詫びだなんてそんな」

スタッフ「いえいえ、こちらをどうぞ」

かばん「これは?」

スタッフ「ホテルの宿泊券です。丁度、4名様分あるので」

かばん「ホテル…」

(その日の晩)

かばん「ここが宿泊券が使えるホテルですか」

ボス「ここは兵庫県神戸市中央区京町のオリエンタルホテルだよ」

かばん「丁度、海面にも近いんですね」

~~~~

サーバル「わー!ひろーい!すっごーい!」

アライグマ「なんか走りまわりたくなるのだ!」

かばん「みんな、しずかにしないとダメだよ」

かばん「えーと…たしか、僕たちの部屋はここでいいのかな」

ボス「まだ夕食まで時間があるから、それまでゆっくりしてると良いよ」

かばん「うん」

サーバル「わー、なんだろこの板」

アライグマ「不思議な鉄板なのだ」

かばん「それ、テレビでしょ?この間の民宿にもあったじゃない」

サーバル「あーそうだった。色んな物がみれる不思議アイテムだね」

アライグマ「ごはんの時間までテレビを見るのだ!」ピッ

フェネック「…?なんだろ、この映像は」

かばん「これは…何かを争ってる?」

ボス「これは野球中継だよ」

かばん「野球?」

ボス「日本の人気スポーツだよ」

ボス「この球場は、ここからもとても近いよ」

かばん「へー」

かばん「ちなみに、その球場はなんて場所なんですか」

ボス「甲子園球場だよ」

ボス「年に一回づつ、夏と春に、学生の大きな大会が開かれるよ」

ボス「因みに、いまの試合はプロ野球の方だよ」

かばん「ふーん」

かばん「なんかコレ観てると、ヘラジカさんとライオンさんたちとの合戦を思い出すなぁ」

サーバル「あーなんか分かる!」

かばん「……」

かばん「あした、ここに行ってみる?」

サーバル「やきゅうを観にいくの?」

かばん「うん」

アライグマ「アライさんは別に構わんのだ」

サーバル「私もかばんちゃんが行くなら」

かばん「フェネックさんはどう?」

フェネック「うーん、そうだね」

ボス「ちなみに明日は、広島カープ対阪神タイガース戦だよ」

『新井~!打った~!!』

アライグマ「え!アライさんは何もしてないのだ!?」

かばん「アライさん、それテレビの話だから」

フェネック「……」

安価下1

①フェネック「せっかくだし行こうっか。別のアライさんが活躍しそうな気がする」

②フェネック「私にとってのアライさんは、目の前のアライさんだけ。やめて次の場所いこう」

今日はここまで

次回はホテルでのディナータイム、カープ対タイガースの野球観戦、そして次の場所への移動です

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