キャプテン・ジャパリパーク/ザ・ファースト・フレンズ (412)

かばんちゃんをキャプテンアメリカに差し替えてみた。

キャラクターとしては映画基準だけど所々に無理矢理MARVELキャラをねじ込んでるから人間関係とかは映画と全然違うのであしからず

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491789535

第1話:さばんなちほー

???「すまない君!怪我は無いか!?」

サーバル「へーきへーき!あなた狩りごっこすっごく強いんだね!捕まえたと思ったのに気付いたら私が地面に倒れてたのびっくりしたよー!」

???「急に飛びかかって来るからてっきり僕を食べようとしているのかと…」

サーバル「食べられないよぉ!!」

サーバル「ねぇそれより今の私を『ぐるんっ!』って投げたのどーやったの!」

???「解らない…体が勝手に……君はここの人かな?ここはいったい何処なんだ?」

サーバル「ここはジャパリパークだよ!私はサーバル!この辺は私の縄張りなの!」

???「サーバル…さん…?
その耳と尻尾はなんだい?」

サーバル「そんなに珍しい?あなたこそ尻尾と耳のないフレンズ?珍しーね!」

???「フレンズ…?」

サーバル「何処から来たの?縄張りは?」

???「解らない…何も覚えてないんだ…気づいたらここにいて…」

サーバル「あ!昨日のサンドスターで生まれた子かな!?」

???「"サンドスター"?」

サーバル「そしてぇ、なんのフレンズか調べるには…鳥の子ならここに羽根!…は、ない…フードがあればヘビの子ー!…でもない……あーれー?」

サーバル「うーん…あっ!その背負ってるのもしかして甲羅じゃない!?じゃあきっと亀のフレンズだよ!」

???「え?これかい?取り外せるみたいだし甲羅じゃないかな、
随分派手な模様だけどこれは…『盾』…かな?」

サーバル「たて…?たて…!たて!たて!!」

???「判りそうかい?」

サーバル「解んないや!」

???「そうか、参ったな」

サーバル「これは図書館に行かなきゃ解んないかも…」

???「図書館?」

サーバル「そう!わかんない時は図書館で教えてもらうんだ!」

???「そこに行けば僕の事が判るかな?
ありがとうサーバルさん、その図書館は何処にあるんだい?」

サーバル「途中まで案内するよ!行こ行こ!」

???「すまない助かるよ」

サーバル「あれ?でもそれまでなんて呼べば良いのかな…『たて』ちゃんで!どう?」

???→たて「わかった僕は『たて』だ、よろしくサーバルさん」

サーバル「ガーイド♪ガーイド♪サーバンーナガーイドー♪」



たて「…ここを降りるのかい?」

サーバル「うん!私が先に降りるから見ててね!えいっ、えいっ、えいっ…!」

とん、とん、とん、

サーバル「ほらたてちゃんも早く早くー!」

たて「はっ!」バッ!(飛び降りる)

ズシャアアァァ!!(スーパーヒーロー着地)

サーバル「すっごーいひとっ跳びー!ジャンプが得意なけものなのかな!?」

たて「そうなのかな?」

サーバル「フレンズによって得意な事違うんだけど、私とお揃いだね!」

たて「ははっ、それはちょっと嬉しいかな」

セルリアン「ーーーーーー」

たて「ん?サーバルさん、この子もフレンズかい?」

サーバル「それはセルリアンだよ!逃げて!」

たて「…いや戦おう、自分に何ができるのか知っておきたい」

セルリアン「うそだろ。」

サーバル「危ないよぉ!!」

セルリアン「ーー!!ーー!!」

たて「ふっ!はっ!!遅い!」

ガィン!!ガィン!!ガイィン!!

サーバル「すっごーい…セルリアンの攻撃を簡単に捌いてる…
…それよりたてちゃん!セルリアンをやっつけるには石を狙うんだよ!!」

たて「石…あったこれかっ!」

ガスン!!(シールドで石を砕く)

セルリアン「ーーーーーー!!!!」バシュゥン!(死亡)

たてちゃん「…こんなものかな、あれくらいなら何匹いても敵じゃなさそうだ」

サーバル「ほぇー…すっごーい!本当に強いんだねたてちゃん!でももっと大きいのもいるから気をつけてね!」

たて「ああ、忠告ありがとう」

サーバル「たてちゃん得意な事いっぱいあるからなんの動物かきっとすぐに判るよ!」

【きゃぷてん・あめりか】

キャップはですね、第二次世界大戦中アメリカの超人兵士計画によって生み出された超人兵士(スーパー・ソルジャー)でして

超人兵士血清の効果で高い知性と強靭な肉体を持っています

あとマーシャルアーツの達人でもありまして、他にも1マイルを1分以下で走れる、とも言われていますし

……防御力ぅ…ですかねぇ

ヴィブラニウムを使った合金のシールドを使いこなしているので
自分より強い相手でも1、2体まとめて余裕で、倒してくれます(信頼)

木陰

サーバル「ここでちょっときゅーけー!暑い時間はあんまり動かない方が…って、たてちゃんは全然平気そうだね!」

たて「これくらいなら平気みたいだ、サーバルさんの体力が回復したら出発しよう」

サーバル「すごーい、くっきょー!私に合わせてくれてありがとうたてちゃん!」

木登り

サーバル「…そうだ!木登りしてみようよ!
木登りが出来ると逃げたり隠れたりする時に便利だよ!」

たて「木登りか…」

サーバル「私がお手本にやってみせるね!
みゃぁーみゃみゃみゃみゃみゃみゃ!!……ね?簡単でしょ?」

たて「そう言われても僕は君のような爪はないから同じようには……そうだ、この盾を使って…!」

たて「ふっ!」ブォン!!(盾を投げる)

ザクッ!!(盾が木に刺さる)

たて「たぁっ!!」バッ!!(ジャンプする)

ガィン!!(刺さった盾を踏み台にして飛び上がりつつ盾を回収する無重力アクション)

たて「はっ!!」シュタッ!(木の上のいい位置に着地する)

サーバル「……わぁー………」

たて「どうかなサーバルさん?」

サーバル「すっごく器用なジャンプー!今のどうやったのー!?私今初めてジャンプで『負けたー』って思ったかも!!」

たて「はははっ!」

水場

サーバル「水だー!」

たて「これは美味い!」

サーバル「うん!」

ザバァッ!!

???「だーれー?」

たて「敵か!!下がるんだサーバルさん!」

サーバル「あ、カバ!だいじょーぶたてちゃん、友達だよ!」

たてちゃん「早とちりか…すまない」

???→カバ「構いませんわー
それにしても珍しいわねサーバル、ここまで遊びに来るなんて」

サーバル「今日はゲートまで行くんだ!」

カバ「今日はセルリアンが多いからあまり出歩かない方がよろしくてよ?」

サーバル「セルリアンが出ても私がやっつけちゃうよ!」

カバ「サーバルがですの?心配ですわー」

サーバル「だいじょーぶだよさっきも余裕でやっつけたもん!たてちゃんが!」

カバ「あらそちらの方が?たて…?聞いたことない動物ですわね」

サーバル「名前はさっきつけたの!この子がなんの動物か判ったりしない?」

カバ「んー…あなた泳げまして?」

たて「得意という程でもないけど、別に苦手ではないかな」

カバ「空は飛べまして?」

サーバル「飛んだんじゃなくてジャンプだったけど、たてちゃんさっきすっごいジャンプしてね!私『負けたー!』って思っちゃった!」

カバ「サーバルがですのッッ!?!?!?!?」

カバ「……こほん、足は速いのかしら?」

たて「速いのかな?」

サーバル「たてちゃんすっごく速いよ!狩ごっこの時普通に走ってたら全然追いつける気しなかったもん!」

カバ「サーバルがですのっっ!!!???」

サーバル「それに全然バテないんだよ!!反則だよもー!」

たて「…だそうだ」

カバ「……あなたなんでもできるのね…」

サーバル「でしょー?たてちゃんはすっごいんだよ!」

カバ「なんでサーバルが得意げなのですの……?」

カバ「ジャパリパークの掟は自分の力で生きる事ですけど…あなたは大丈夫そうですわね」

たて「それは心強い事を聞いた」

サーバル「じゃあ私たちもう行くね!」

カバ「あ、セルリアンと会ったら基本逃げるんですのよ?どーしても戦う時は(略」

ゲート

サーバル「もうちょっとでさばんなちほーの出口が見えてくるよ!」

たて「地図があるね、さばんなちほーはどの辺りかな」

サーバル「なにそれ何処にあったのー!?」

たて「ここに入っていたけど…」

サーバル「えー!全然気づかなかったどーやって出したの!?」


<キャー!!


サーバル「!!」

たて「どうしたサーバルさん?」

サーバル「誰かの悲鳴!ゲートの方だよ!!」

大セルリアン「ーーーーーー」

たて「でかいな…あれもセルリアンか?」

サーバル「さっきの悲鳴…誰か食べられちゃってるかも!助けなきゃ!!」バッ!

たて「待て!迂闊に飛び込むのは危険だサーバルさん!!」

サーバル「!!このセルリアン石がないよ!!どこ!?」

大セルリアン「ーーーー!!!!」ブォン!!(攻撃)

サーバル「うわぁ!?」

たて「はっ!!」ガイィン!!(盾ガード)

サーバル「あ…ありがとうたてちゃん!守ってくれたんだね!」

たて「ああ、しかし守っているだけでは倒せない…!」

サーバル「でもこのセルリアン石がないんだよ!なんでー!?どうしようたてちゃん!?」

たて「いや、あいつが君を攻撃した時に一瞬背中が見えたんだが、石はそこにあるみたいだった」

サーバル「じゃあ周りこまなきゃ倒せないって事ー!?こんなに大きいのにどうしよー!?」

たて「任せて、上手くいくか解らないけど…ふんっ!!」ブォン!!!!

サーバル「たてちゃん何処に盾投げてるのー!?セルリアンはそっちじゃないよー!!」

ガイィン!!バゴォン!!!!

大セルリアン「ーーーーーーー!?!?!?!?」バシュウウウゥゥゥン…(消滅)

サーバル「……え?今のなに!?なにやったのたてちゃん!?」

たて「この盾をゲートの柱に跳ね返ってセルリアンの背中の石に当たるように投げたんだ、上手くいって良かったよ」

サーバル「すっごーい!!ねぇなんでそんな事出来るの!?ねぇねぇねぇ!?」

たて「さぁなんでだろう…これが僕の正体に関係があるのかもしれないな」

カバ(瞬殺……出る幕無かったですわ…あの方強過ぎません事…?ひょっとしてセルリアンハンターよりも…)

見送り

サーバル「じゃあ気をつけてね、たてちゃんなら大事だと思うけど…じゃんぐるちほーでも『図書館に行きたい』って言えばフレンズの子が助けてくれるはずだから!」

たて「ありがとう、サーバルさんが助けてくれなかったら僕はここまでだって来れなかったよ」

サーバル「助けてもらったのは私だよ!じゃあなんの動物か判ったら教えてね!それと今度会った時は『サーバルちゃん』って呼んでね!もうお友達だから!」

たて「『サーバルちゃん』…か、ちょっと照れ臭いな、『サーバル』でもいいかい?」

サーバル「じゃあそれで!またねたてちゃん!」

たて「ああ、もう行くよ」

じゃんぐるちほー入り口

たて「………………」

ガサッ!

たて「敵か!?」

ぐるん!ドサァッ!!

サーバル「うぎゃーっ!また投げられたー!!」どてーん!

たて「サーバルさん!?なんでここに!?やっぱり僕を食べる気で…!?」

サーバル「食べられないよぉ!!」

たて「でも本当になんで…」

サーバル「やっぱり気になるからもうちょっと着いていこうかなーって!
それよりも約束でしょ、次会った時だから『サーバル』って呼んで?」

たて「さっき別れたばっかりだよ」

サーバル「ちゃんと一回別れたから良いの!」

たて「ははは…」

サーバル「ホラ、行こ行こ!」



サーバル「ねぇ明日何処通って行こうか?じゃんぐるちほーって大きい川があるらしいよ!楽しみだなー!」

たて「元気だねサーバル」

サーバル「私夜行性だから!私ちょっと探検してくるね!」

たて「あまり危ない所には行っちゃダメだよ」

サーバル「大丈夫!夜行性だから!」

???《キュピーン》

ガサガサガサッ!

たて「!!サーバル!後ろ!!」

サーバル「え……?」

???『………』

サーバル「……ボス!」

たて「……敵じゃないのか?」

サーバル「大丈夫知り合いだよ!ボス、この子なんの動物か解らないんだって!住んでる所まで一緒に案内…」

とてとてとて…

???→ボス『…………』

たて「………?」

ボス『初めまして、私はJ.A.R.V.I.S.、よろしくお願いします』

たて「ああよろしく、僕はたて……ってどうしたんだいサーバル?」

サーバル「……しゃ…しゃべったあーーーーーーーーーーー!!!!????」

???

ロケット・ラクーン(以下:ロケット)
「すんすん…すんすん…確かにここを通ったみてぇだな」

グルート「私はグルート」

ロケット「気軽に行けって?何ヌルいこと言ってやがる!これ以上逃げられたら…逃げられたら…パークの危機だろうが!!」

グルート「私は、グルート」

ロケット「付き合ってくれるか!じゃあ行くぜ!一刻も早く捕まえるぞ!」

グルート「私はグルート!」

アライさん「………なんかさっきからアライさん達と同じ方向に進んでるあいつらはなんなのだ…?」

フェネック「アライさんの親戚じゃないかなー?」

アライさん「あんなおっかない親戚はいないのだ!!」

フェネック「いやー解んないよー?」

つづく!

気が向いたら2話以降も1話づつ書きためてまとめて投下します

Q:キャップの性別は?
A:スーパーヒーローです
…………
Q:他のMARVELキャラは?
A:出せそうな時とねじ込みたい時に


それと>>26でサーバルちゃんのセリフちょっとおかしいいところありました
「たてちゃんなら大事だと思うけど…」の部分は
「たてちゃんなら大丈夫だと思うけど…」が正しいですね

大事だと思うけどってなんだよ

第2話:じゃんぐるちほー

ボス『初めまして、私はJ.A.R.V.I.S.、よろしくお願いします』

たて「ああよろしく、僕はたて……ってどうしたんだいサーバル?」

サーバル「……しゃ…しゃべったあーーーーーーーーーーー!!!!????」

ボス『あなたの名前をお尋ねします』

たて「"たて"と呼んでもらっている」

ボス『記録しました、よろしく、たて
行きたい場所はあるのなら教えてください、目的地まで案内します』

たて「それはありがたい図書館に行く所なんだ、僕がなんの動物なのかを調べにね」

ボス『それでしたら差し出がましいようですが、お答えするなら貴方は"ヒト"です、お役に立てましたか?』

サーバル「なんでなんで!?なんでたてちゃんボスとお話しできるの!?ボスって喋れたの!?」

たて「え?普通はこうして話さないのか?」

サーバル「私ボスの声初めて聞いたよ!!喋れるならなんで今まで喋ってくれなかったのボスぅー!!」

ボス『……………』

サーバル「なんか言ってよぉ!!」

たて「ひょっとしてサーバルが嫌われているんじゃ…」

サーバル「そんな事ないよぉ友達だよぅ!ねーボスー?」

ボス『……………』

サーバル「……えっ、嘘だよねボス…?」

たて「ははっ、不安にさせてすまないサーバル
きっとジャーヴィスにも何か事情があるんだよ」

サーバル「そうなの?"じじょー"が無くなったらボスは私ともお話ししてくれるの?」

たて「うん、きっとね」

サーバル「うん!じゃあ私待つよ!その時は私ともいっぱいお話ししようねボス!
私だけじゃなくてみんなボスとお話ししたいと思うよ!」

たて「しかしそうか、僕は"ヒト"なのか…」

サーバル「図書館まで行く必要無くなっちゃったね?」

たて「いや…名前が判ってもヒトがどういう動物なのか解らないと意味がない
ジャーヴィス、"ヒト"とはいったいどういう動物なんだ?」

ボス『それはとても哲学的な質問ですね、お役に立てずすみません、その質問に答える事は私には不可能です』

たて「そうかジャーヴィスも知らないのか…僕は予定通り図書館に行くよサーバル、ヒトがどんな動物なのか調べなきゃいけない」

サーバル「わかった!じゃあやっぱりそれまで一緒に行くね!」

ボス『それでは予定通り目的地を図書館に設定してよろしいですか?』

たて「ああ頼む」

ボス『分かりました、図書館へのルートを検索します』

サーバル「よろしくねボス!」

たて「僕の名前はどうしようか?"ヒト"だと判ったんだから"たて"は返上かな?」

サーバル「うーん…でもヒトがどんな動物かまだわかんないから私は"たてちゃん"って呼ぶよ!」

たて「分かった、改めてよろしくサーバル」

サーバル「うん!よろしくねたてちゃん!」

ボス『それでは予定通り目的地を図書館に設定してよろしいですか?』

たて「ああ頼む」

ボス『分かりました、図書館へのルートを検索します』

サーバル「よろしくねボス!」

たて「僕の名前はどうしようか?"ヒト"だと判ったんだから"たて"は返上かな?」

サーバル「うーん…でもヒトがどんな動物かまだわかんないから私は"たてちゃん"って呼ぶよ!」

たて「分かった、改めてよろしくサーバル」

サーバル「うん!よろしくねたてちゃん!」

ミスったサーセン
2回も同じ内容要らないので>>60はなかった事にして下さい

サーバル「色々ビックリして疲れちゃった!ちょっと探検しようかなーって思ってたけど今日はもう寝るよ!」

たて「そうだね、案内は明日から頼めるかいジャーヴィス」

ボス『解りました本日はお休みになるのですね
お休みなさい、良い夢を』

たて「お休み」

サーバル「お休みたてちゃん!ボス!」

翌朝

サーバル「うぅーん…眩しいなぁ…もう朝ぁ…?」

たて「おはようサーバル、よく眠れたかな?」

サーバル「あ、おはようたてちゃん!たてちゃんは早起きだね!」

たて「ああ、ジャーヴィスもね」

ボス『おはようございます、ナビゲートを開始してもよろしいですか?』

たて「ああ、頼むよ」

ボス『かしこまりました』

サーバル「やっぱりボスが喋ってるのって慣れないなぁ…」

ボス『確認します、目的地は図書館で間違いありませんか?』

たて「ああそのつもりだ」

ボス『でしたら3つのエリアを経由する事になります、とても距離があるので徒歩での移動はお勧めできません』

サーバル「でも歩かなきゃ着かないよ?」

たて「お勧めしない…という事は何か案があるのかジャーヴィス?」

ボス『バスの使用を推奨します』

サーバル「ばす?」

たて「"バス"とはなんなんだ?」

ボス『"バス"とは乗り物の名前です、徒歩より少ない労力で長距離移動が可能ですが、気に入りませんか?』

たて「いや、そんな便利なものがあるならそれを使おう、それは何処にあるんだ?」

ボス『"じゃんぐる"のアンイン橋の近くに反応がありますね、私に着いてきて下さい』

サーバル「わかったよボス!」

じゃんぐる

たて「……しばらく歩いたけど、ここはさばんなとは随分と違うみたいだね」

ボス『ここの気候は熱帯に属しますね、フレンズの数もとても多いですよ』

サーバル「あ、あそこにフレンズがいるよ!あそこも!ここにも!」

たて「色んなフレンズがいるんだね」

シュタッ!

???「やぁご機嫌ようお二人さん?こんな所で何してるんだい?」

サーバル「わぁっ!?…ってスパイディ!!びっくりするから急に出てこないでよぉ!」

たて「"スパイディ"…?知り合いかいサーバル?」

???→スパイダーマン「おや、そういう君は初めて見る顔だね!
僕の事をご存じない?おっかしーなぁ自分じゃ結構有名人だと思ってたんだけど
そういう事なら自己紹介しよう、僕はじゃんぐるちほーの親愛なる隣人"スパイダーマン"さ!君はなんて言うの?何しに来たの?」

たて「今は"たて"…かな、"ヒト"というのがどんな動物か調べに図書館に行く途中なんだ」

スパイダーマン「ふーん、遠くまで大変だね、気をつけて行きなよ!
あ、ピンチの時は僕を呼んでみてね!行ける時は駆けつけるよ、なんたって僕は"親愛なる隣人"だからね!」

サーバル「うん!ありがとうスパイディ!またね!」



サーバル「川に着いたー!」

たて「……けど道がないな、行き止まりじゃないのかジャーヴィス?」

ボス『申し訳ありません、私のデータではここに道がある筈だったのですが…ルートを再検索します、少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか』

たて「それは別に構わないが…」

<わーいたーのしーっっ!

<はっはー、まだまだ行くよーっ!

たて「……ん?あれは……?」

???「ねぇスパイディもーいっかーい!もういっかい今のぶらーん!って向こう岸まで飛ぶのやってー!」

スパイダーマン「しょーがないなぁコツメカワウソは!よぉーしまた僕に掴まって!」

???→コツメカワウソ「わーい!」

サーバル「また会ったねスパイディ!」

スパイダーマン「あれ?奇遇だねサーバルにたてじゃないか!こんな所に何の用?」

サーバル「アンイン橋まで行きたいんだけど道がここで無くなってて…何か知らないスパイディ?」

コツメカワウソ「ここを通る子なんてほとんどいないよ、もうずっと前から私たちの遊び場だし」

サーバル「そっかー…」

スパイダーマン「向こう岸に渡るだけなら僕が君たちを抱えてあっちの木に糸を引っ掛けてウェブスウィングすれば一発だけど…」

???「この辺り川の形ごと変わっちゃうからねー、この先も道があるとは限らないよ」

サーバル「わっ!?誰!?」

???→ジャガー「ごめん驚かせちゃったかな?私はジャガー、この川の先に進みたい子を乗せて行く仕事をしているんだ」

コツメカワウソ「あ!そうだ二人ともジャガーに乗せてって貰えばいいよ!ジャガーの運ぶやつもすっごくたのしーよ!
私も自分で泳げるのにたまに乗せてもらうもん!」

たて「いいのかいジャガー?」

ジャガー「構わないよ、私は好きでこの仕事をしてるんだしね、乗って行きなよ」

サーバル「わーいありがとー!じゃあアンイン橋までよろしくねジャガー!」

ジャガー「まっかせてー」

スパイダーマン「面白そうだから僕も着いてこ、コツメカワウソはどうする?」

コツメカワウソ「私も行くよー!スパイディ連れてって!」

スパイダーマン「じゃあしっかり掴まってて、僕のウェブスウィングでひとっ飛びだ!先に行ってるよ御三方!」

コツメカワウソ「また後でね!」

たて「ああ」

サーバル「また後でー!」

【すぱいだーまん】

科学オタクなのでぇスパイダーマンって、自分で作っちゃうんですよ糸とかを、それで手首のウェブシューターから「?ぁぁー」って糸出すんですけど

それを色んなところにくっつけて網にしたりぶら下がって振り子の要領で移動したりするのでスパイディ自身が

外付けの道具なのでぇ…スパイディの身体機能ってものではないです

とてもお喋りなのであの人、戦闘能力も高いので、戦い中でもペラペラ相手に話しかけてましたね

ただ普段は写真を撮って、新聞社に持って行って、生活費稼いでまた、ニューヨーク中を飛び回って…

アンイン橋

スパイダーマン「やぁ遅かったね君たち!」

コツメカワウソ「遅いぞー!」

ジャガー「スパイディが早すぎるんだよ…」

たて「でも助かったよ」

サーバル「ありがとうジャガー!」

ジャガー「良いって良いって」

ボス『それではバスの反応はこちらです、着いてきて下さい』

…………

ジャガー「…これが『バス』か?」

たて「結構デカイな」

サーバル「ねぇボス!触って良い?触って良いよね!?」

スパイダーマン「変わった形だね、これ本当に動くの?」

コツメカワウソ「ひゃっほー!バスに乗っちゃったー♪」

ボス『運転席がありません、これでは使えませんね』

スパイダーマン「じゃあこれはバスじゃないの?」

たて「それがあればバスになるのかジャーヴィス?」

ボス『運転席の検索が完了しました、申し訳ありません向こう岸にあるようです』

ジャガー「じゃあまた乗せてってあげるよ」

スパイダーマン「僕はまた先に行ってるね!」

サーバル「あ!じゃあ今度は私も連れてって!スパイディの『ひゅーん!』って飛ぶの私もやりたい!」

スパイダーマン「オッケー!じゃあ今度はコツメカワウソはジャガーに乗せてもらってね!」

コツメカワウソ「ジャガーのも面白くて好きぃーっ♪」

…………

ボス『ありました、これです』

たて「あって良かった、けどこれをどうやって向こう岸まで運ぼうか?」

ジャガー「流石にこれ持っては私も泳げないなぁ…」

スパイダーマン「心配ご無用!それに僕の糸をくっつけて向こう岸から引っ張れば解決さ!」

たて「よし、それなら僕も手伝おう
今度は僕を運んでくれスパイダーマン」

スパイダーマン「りょーかい!んじゃ行くよたて!」

…………

スパイダーマン「サーバルぅー!それにちゃんと僕の糸くっついてるぅー!?」

<バッチリだよスパイディー!

スパイダーマン「よぉーし!それなら1、2の…3!の3の所で一緒に思いっきり引っ張るよ!」

たて「ああ、いつでも来い!」

スパイダーマン「それじゃあ……1…2ぃの……!」

たて&スパイダーマン「「3ッッ!!」」

ぐいぃーっ!!ズボォンッッ!!

サーバル「うわぁ飛んだぁー!!あんな重い物2人で引っ張ってあんなに飛ばすなんて力持ちー!」

スパイダーマン「来た来た来たぁ!!あの勢いで落ちたら壊れちゃうかも!受け止めてたて!!」

たて「任せろ!!ふぅんッッ!!!!」

ガシイッ!!!!
ズゥン……!

ジャガー「…わぁー…すごいね本当に2人でなんとかしちゃった…」

サーバル「そうでしょ!?たてちゃんってすっごいんだよ!」

<僕もねーっ!!

コツメカワウソ「たてもスパイディもすごいすごーい!」

…………

サーバル「それじゃこれをくっつけて…完成ー!」

コツメカワウソ「これでバスできたの?バスになったの?」

ジャガー「いや、解らん」

たて「どうだいジャーヴィス?」

ボス『バッテリーがなくなっていますね、このままでは動かせません』

コツメカワウソ「よくわかんないけど遊べないって事かー」

たて「それは増やしたりはできないのか?」

ボス『あちらの山頂にあるジャパリカフェで充電が可能です』

一同「「「「「え……?」」」」」

【高い岩山】

サーバル「おぉー……っ!」

たて「……よし、登ろうか」

ジャガー「んんッッ!?!?!?」

バサァッ

たて「……ん?」


次回:『こうざん』
つづく!

第3話:『こうざん』

【そびえ立つ崖】

ジャガー「…………たて、本気でここを登る気?」

たて「ジャパリカフェとやらはこの上にあるんだろう?だったら登るしかないと思うんだがおかしいかな?」

サーバル「たてちゃんが行くなら私も行くよ!どっちが先に着くか競争だねっ!」

ジャガー「いやいやおかしいって!!もっと安全な道がないか探してみてからでも遅くないよね!?
もしくはほらスパイディに頼むとか!!」

スパイダーマン「おっ、また僕の出番かな…ってありゃりゃ、ウェブシューターがほとんど空だ、遊び過ぎちゃったかな」

コツメカワウソ「えー!スパイディもう『ひゅーん!』ってできないのー!?」

スパイダーマン「ごめん、糸作るのにまた暫くかかっちゃうや」

ジャガー「今度はスパイディも頼れないか…」

サーバル「あ、じゃあボスに聞いてみようよたてちゃん!」

たて「ジャーヴィス、崖を登るより効率の良い方法は?」

ボス『ロープウェイのゴンドラを検索……山頂にありますね、現時点で有効な方法はありません
空を飛べるフレンズを探してお願いしましょう』

サーバル「そっかーその手があったかー!ボスって頭良いね!」

たて「それじゃあ鳥のフレンズを探せば良いのか、みんな心当たりは?」

スパイダーマン「うーん…ヴァルチャー…はダメだ今何処にいるかわからないし、協力してくれるようなやつでもないしね」

コツメカワウソ「私も鳥の知り合いはいないなー」

ジャガー「私もダメだ」

たて「じゃあ登ろうか」

ジャガー「だからなんでたてはすぐ登りたがるのかな!?」

たて「僕なら大丈夫だ、問題ない」

ジャガー「頭痛くなってきた……」

???「こんな所で何騒いでるの…?」ばっさばっさ…

サーバル「あっ!鳥の子だ!あなたはなんていうフレンズ?」

???→トキ「私…?私はトキだけど…あなた達は?」

たて「僕はたてであっちがサーバルだ、それと……」

トキ「たてとサーバルね…ほかの子は見覚えがるからいいわ…」

たて「しかし良いタイミングで来てくれたトキ、良かったら協力してくれないか?」

トキ「協力…?」

トキ「……なるほど、ここを登りたいのね」

たて「ああ、それで鳥のフレンズに連れて行ってもらえないかと思っていた所なんだけど…」

トキ「良いわよ、山の上で歌ったら気持ち良さそう」

サーバル「歌?あなた歌が好きなフレンズなの?わー、聴いてみたいなー!」

トキ「うふふ、それじゃあ山頂で聞かせてあげる…でも運べるのは一人だけよ、二人は重くて無理」

たて「じゃあサーバルを連れて行ってくれ、僕はサーバルの3倍くらい重いからね」

サーバル「たてちゃんはどうするの?」

たて「やっぱり僕は生身で登ろう、
サーバルがジャーヴィスと電池を抱えてトキに運んでもらえると思えば、身軽になった分予定より楽だよ」

サーバル「そっか!じゃあ先に行って待ってるね!」

たて「僕の方が早いかもよ?」

サーバル「言ったなー負けないんだからー!頑張ろうねトキ!」

トキ「サーバルは何を頑張るのよ」

サーバル「おーえんするよっ!」

トキ「まぁいいけど…」

たて「それじゃ、よーい…ドンだ!」



たて「ほっ、ほっ、ほいっと」

ひょい、ひょい、ひょい、

たて「……お、木の根がこんな所まで、あれに掴まらせてもらおう」

ガシッ……ベリィッ!!

たて「ぅおおっっと!!??」ぐらぁ……っ!

ガシイッ!!!!

たて「……危ない危ない…掴むのにちょうどいいと思ったが…腐っていると僕の体重を支えられないか…となると掴むのは岩肌だけの方が安全だな」

???「あれぇ~?ここで誰かに会うなんて珍しいなぁ~?なになにぃ~?こんな所でどーしたの~?」

たて「ん?やぁ君もフレンズかな?ここの頂上にあるっていうジャパリカフェに行く途中なんだけど、君は?」

???「わぁ~!ウチに来てくれるのぉお客さんだぁ嬉しいなぁ~!」

たて「ん?君はジャパリカフェの?」

???→アルパカ「うんあたしがやってるんだぁ!あ、あたしアルパカって言うんだけどねぇジャパリカフェで紅茶っていうの出しててねぇ!
でもあんまりお客さん来てくれなくて寂しかったんだぁ!」

たて「その荷物もそうなのか?」

アルパカ「そうそうこれに紅茶の材料が入ってるんだよぉ!カフェに着いたら出したげるよぉ~!」

たて「それじゃあ僕も半分持つよ、その方が多分早いだろう」

アルパカ「やったぁ優しいなぁありがとぉ!じゃあ半分お願いしよっかなぁ、はいこれ半分!」

たて「よし確かに預かった、落とさないように気を付けなきゃな」

アルパカ「じゃああたしここ登るコツ教えたげるよぉ!登り方覚えれば余裕だよぉ~」

たて「それはありがたい」

山頂

アルパカ「到着ぅ~♪やぁ~おかげさまでいつもより早かったよぉ♪」

たて「サーバルとトキは…よし、まだ来てないな僕の勝ちだ!
君のおかげで早く着いたよアルパカ」

アルパカ「たてさんの覚えが早いんだよぉ」

ジャパリカフェ

<カランカラン…

たて「ここがジャパリカフェか…」

アルパカ「さぁ入って入ってぇ、すぐにお茶淹れるよぉ♪」

???「……ん?客か?フェエェーーーーーーーー!!↑↑↑いらっしゃぁーーーーーい!!↑↑↑
ようこそジャパリカフェへぇ!!
どーぞどーぞゆっくりしていけよ!!
なぁ何食う?チミチャンガしかねぇよ!!
でもこれが美味いんだぁ!もぐもぐ…美味ぇーーーーーーーー!!!!あ、でも俺ちゃんが今食ったので最後だったごめんよアミーゴ?」

たて「!?!?うわっ!?なんだ!?」

アルパカ「あー…プールさんまだいたんだねぇ…」

???「いやぁいつまでだっているよぉ!!アルパカちゃんが俺ちゃんの愛を受け止めてくれるま・で・ねっ☆」

アルパカ「じゃあ一生居るねぇどうしよう困ったなぁ」

???→デッドプール「やぁモニターの前の諸君御機嫌よう!俺ちゃん人気絶頂中のデッドプールだ!気軽に『デップーちゃん』って呼んでね!
アニマル系の奴でくると思った?残念俺ちゃんでしたおい今残念って言ったやつ誰だ出てこい!!
え?なんでここに居んのかって?いやーテレポート失敗しちまってさー…え?映画のキャラがどーのって?
俺ちゃんがそんなのに縛られるわけねぇだろこの【(ピー)】が!!
舐めた口きいてると【(ピー)】を【(ピー)】して【(ピー)】に突っ込んで【(ピー)】にしちまうぞ!!!!」

たて「…あいつはどこに向かって話しかけているんだ……?」

アルパカ「知らないよぉずっとああなんだぁ意味解んないよねぇ?」

デッドプール「アルパカちゃんの可愛さが俺を狂わせるのさ…(イケボ)」

たて「…との事だが?」

アルパカ「まさかぁ最初からおかしいんだよぉ」

【でっどぷーる】

頭がおかしくて話が通じないのがデッドプールらしい所…元々の思考からは想像できない程気が狂ってて、とってもイカれたキャラクターです

赤と黒のスーツ着て…色々インパクトありますよね、ウルヴァリンみたくヒーリング・ファクターがあって不死身で、不死の呪いもあるので殺せませんね

一つの考えっていうか行動理念ですけど、他のヒーローみたく信念があって、これを絶対守らなくちゃいけないとか、そういうのはデッドプールの頭にはなくって…

<カランカラーン!

サーバル「とーちゃーく!ねぇたてちゃんいる!?まだいないよね!?」

たて「やぁサーバル、僕の方が早かったみたいだね」

サーバル「あー!たてちゃんがいるー!また負けたぁー…」

トキ「…すごいわねあなた…途中で一休みしたけどまさか飛ぶより早いなんて…」

たて「途中で彼女に会って登り方を教えてもらったからね、その分早くつけたんだ」

アルパカ「わぁ~!またお客さんだぁ嬉しいなぁ!ねぇ何飲む?これね、紅茶って言うんだってぇ!ハカセに教えて…」

サーバル「あ、私達"でんち"をじゅーでんさせて欲しくってね!」

アルパカ「なんだぁ…お客さんじゃないのかぁ…ペッ!」

サーバル「うひゃぁ!」

デッドプール「おっとアルパカちゃんの唾吐き入りましたぁ!!何?俺ちゃんへの愛情表現?いや~モテる男は困っちゃうなぁ~!」

アルパカ「全然違うよぉ?」

サーバル「その子は誰?赤と黒で変わった模様だね、なんのフレンズ?」

デッドプール「うおぉなんだ誰かと思えばサーバルちゃんじゃん俺超ファン!!俺ちゃんデップー!握手してサーバルちゃんホラ!!」

サーバル「え?うんいいよ握手ー!えへへっ、もうお友達だね!よろしくデップー!」※握手っていうかお手

デッドプール「ヒャッホー可愛い!サーバルちゃんと握手しちゃったぁー感激だなぁもうこの手汚れるまで洗わねぇ!!」

トキ「普通に洗うんじゃないの」

アルパカ「でー、なんだっけ、『でんち』?だったっけぇ?」

サーバル「そうそう!これをじゅーでんっていうの出来そうな所知らない?」

アルパカ「あー、もしかして…」

……屋上……

アルパカ「これじゃないかなぁ」

たて「どうだいジャーヴィス?」

ボス『はい、これで間違いありません』

トキ「何これ?」

アルパカ「凄いでしょぉ?これのおかげで紅茶が作れるんだよぉ?」

たて「これは君が作ったのか?」

アルパカ「まさかぁ元々ここにあったんだよぉ、あたしもこれがなんなのか知らないんだけどね?ふぇへへへっ」

デッドプール「ひょっとしてこれで俺のテレポート装置も充電できるんじゃないの?ちょっと試して良い?
このケーブルでいいのかな?これをここに繋いで…ヴェッッッ!?!?!?」<パァンッッ!!!!

サーバル「うわっ!?大丈夫デップー!?」

デッドプール「……ぺッぺッ、ダメだった、壊れててないよなコレ?」

アルパカ「プールさん何してんのぉ…」

ボス『電池のセットが完了しました、1時間程お待ちください』

トキ「じゃあそれまで私の歌を聴かせてあげるわ」

サーバル「わー!楽しみだなー!!」

たて「そうだ、例の紅茶っていうやつも飲んでみたいんだが…」

アルパカ「ごめんねぇ、それがさっきの抜いたらお湯が止まっちゃうんだぁ」

たて「そうだったのか、それはすまない」

トキ「それじゃあ先に私の歌からね」

サーバル「外行こ外!外で歌ったほうがきっと気持ち良いよ!」

トキ「解ったわ」



トキ「もういいかしら?」

サーバル「よっ!待ってましたー!」

アルパカ「わぁ~!楽しみだなぁ!」

トキ「それじゃあ行くわよ……すぅ…」

トキ(((((わあぁぁあああたぁぁああああしはぁぁあああああトォォォオオオキイイィイイイィイイイ!!!!!
なかぁああぁああまああぁぁあああをぉおおおおおぉおお探してぇぇえええぇぇえええいるううぅぅううううのおおぉおぉおおぉおおおお………!!!!!)))))

キイィイィイイィイン……!!

サーバル「うぎゃあぁーーーーーーーっ!!??」

たて「な…っ!?盾が震えて…!?」

パキィン!!
ドゴォッ!!!!

デッドプール「グヘェッ!?!?!?」

アルパカ「わぁー!?プールさん吹き飛んじゃったよ大丈夫ぅ!?」

サーバル「な…何が起きたの…?」

たて「…トキの歌声が盾に跳ね返って指向性を持った衝撃波になったんだ…そうかこんな使い方も出来るのか…」

アルパカ「はぁ~、それでたまたまその先に居たのがプールさんだったんだねぇ」

デッドプール「ひっでぇなキャプテンこの傷どーしてくれんだ!もう治ったけど!!」

アルパカ「はぁ~よかったぁ、プールさんも無事みたいだねぇ」

たて「すまないデッドプールまさかこんな事になるとは…ん?"キャプテン"?」

デッドプール「あ、悪ィ口が滑った忘れてたてちゃん?」

たて「ん?あぁ…?」

サーバル「"きゃぷてん"?きゃぷてんってどういう意味なのデップー?」

デッドプール「はいはい可愛いサーバルちゃんの質問なら答えちゃう!キャプテンってのはチームを纏めるリーダーって意味だ!
でもこれ以上は勘弁な!展開上言っちゃいけない事になってんだ!」

サーバル「ふーんそっかー、教えてくれてありがとうデップー!」

デッドプール「はー可愛い」

トキ「……ふぅ、私の歌…どうだったかしら」

サーバル「ち…力強い歌声だね」

たて「とても興味深いものが見れたよ」

トキ「良かったという事かしら、アンコールね?」

デッドプール「おいたて、今度はその盾遠くに置いとけよ
また吹っ飛ばされたんじゃたまらねぇ」

サーバル「あ…アンコールはまた後でゆっくりね!」

トキ「…そう、解ったわ」

たて「ところでアルパカ、お客さんは大丈夫なのか?」

アルパカ「大丈夫大丈夫ぅ、お客さん全然こねぇからぁ」

トキ「そんなにお客さん来ないの?」

アルパカ「来ないねー、誰も来ないねー」

たて「見晴らしも良くて良いところだと思うんだけどな…」

トキ「みんな知らないんじゃないの?」

アルパカ「えぇ~?でも麓で色んな子に伝えたしさん達もウチの噂聞いて来てくれたんじゃないのぉ?」

たて「僕はジャーヴィスから聞いたんだ」

サーバル「場所がわかりにくいんじゃないかなぁ、このあたり山ばっかりだし中々登って来れないよー」

トキ「飛べる子以外通らなくて通り過ぎちゃうんじゃない?」

アルパカ「えぇ~?楽勝でしょぉ?たてさんだって途中からあたしの荷物半分持っても余裕で登ってたよぉ?」

デッドプール「アルパカちゃんこいつを基準にしちゃダメだ、こいつはイカれてる」

たて「君に言われるとは心外だな」

アルパカ「でもそっかー、わかりにくいかぁー…」

たて「…アルパカ、一つ思いついたんだが、この辺草は抜いてしまっても構わないか?」

アルパカ「別に良いよぉ、草むしり大変だから助かるよぉ」

たて「サーバルも手伝ってくれるかい?」

サーバル「もぉっちろん!!何すればいいのかなたてちゃん?」

デッドプール「俺ちゃんも俺ちゃんもー!」

たて「……余計な事しないだろうなデッドプール?」

デッドプール「しねぇってそんなに疑うなよ!!
見てこの目!嘘ついてる目に見える!?見えねぇだろ!?」

たて「マスクのおかげで目どころか顔が見えないんだが」

デッドプール「おっとこのマスクを取るのはゴメンだぜ
これ取るとけものフレンズじゃなくてバイオハザードになっちまう」

たて「バイオハ…?まぁ良い、余計な事をしないなら頼む」

たて「それじゃあまずこの辺りの草をあっち側に向かって一直線に抜いてもらっていいかな?」

デッドプール「俺ちゃんに任せな自慢の二刀流の出番だ!
……チミチャンガッッ!!!!」

ヒュッ!シュバアァッ!!

サーバル「わぁー速いすごーい!!何今の動きカッコいいー!!その尖った棒何すっごーい!」

たて「……なんだその掛け声は」

デッドプール「これはカタナって言うんだぜサーバルちゃん!すげーカッケーだろ?」

サーバル「わーすごーい!ねぇねぇ私にも貸してー!」

デッドプール「おっとこれは危ないからダメだ、こんな物騒なモン、サーバルちゃんには似合わないぜ?」

サーバル「えー、そうなのー…?」

たて「…まぁ戦力としては心強いな、このままみんな指示通りに頼む」

サーバル「はーい!」

アルパカ「解ったよー」

トキ「了解」

デッドプール「どんどん行くぜぇー!!ここと、ここと、ここもだァ!!」

たて「指示通りにしろデッドプール!!」

…………

たて「……よし、こんなものか」

デッドプール「一番頑張ったのは俺だな俺」

サーバル「すごいよねデップー!どんどん草むしってっちゃうんだもん!」

たて「ちゃんと指示通りにしてたか不安な所もあるが…確認しようか
トキ、アルパカを連れて飛んでもらっていいかな」

トキ「解った」

トキ「飛ぶとどうなるのかしら?」

アルパカ「ふわぁ~!飛んでる飛んでるぅ!」

トキ「あ、下見て、下」

アルパカ「んん~?」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira133677.jpg

アルパカ「意味わかんないよぉ」

トキ「………何かしらこれ?」

たて「…………デッドプール」

デッドプール「なんかつまんねぇ絵だったから俺ちゃんの顔に描き換えといたぜ!!気が利くだろ!?」

※この後しこたまお仕置きされた

アルパカ「まぁ絵は意味わかんないけどあれならきっと目立ってお客さん来てくれるよぉ」

デッドプール「意味わかんなくねぇだろ最高にクールだろ」

たて「すまないアルパカ…僕がもう少しデッドプールを見張っておけば…」

アルパカ「いいよいいよぉお疲れ様ぁ、はいお茶ぁ」

サーバル「これがお茶かぁ…はぁー…おち着くなぁカフェ」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

デッドプール「……ではここで一曲」

アルパカ「プールさんが歌うのぉ!?」

トキ「私も歌うわ」

サーバル「ひぇっ」

デッドプール「よっしゃデュエットだ!ミュージックスタートォ!」

デッドプール「Hey,yeah,I wanna shoop,baby♪」

ドゥン、チャッチャ、ドゥン、チャッチャ…

アルパカ「え?ふぇえっ!?この音何処からぁ!?」

トキ「Ooh,how you doin',baby?No not you
You,the bow-legged one,yeah……」

アルパカ「なんで合わせられるのぉ!?」

トキ「なんだかいつもより歌いやすいわ」

アルパカ「意味わかんないよぉ…」

サーバル「わーいおもしろーい!」パチパチパチ…

デッドプール「いいぜトキにアルパカちゃん!コメディアンの才能あるある!!」

トキ「コメディアン…?コメディアンって何かしら?」

デッドプール「みんなの前で目立って面白い事やる奴の事さ!」

トキ「歌も歌っていいの?」

デッドプール「自分が面白いと思えばなんでもアリだ!」

トキ「…じゃあ私なるわ、コメディアン
デッドプールも手伝って」

デッドプール「マジかよぉっしじゃあケーブルとのコンビは解散だ!!次のコミックから『トキ&デッドプール…&アルパカちゃん』で発行しろってMARVELに直接掛け合ってくるわ!!」

アルパカ「ふへぇっ!?あたしもやるのぉ!?」

デッドプール「二人ともボケじゃシマりの悪りぃ【(ピー)】みたいじゃん!!アルパカちゃんにツッコんでもらわないとダメなんだよぉ!」

アルパカ「ふえぇ~…」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

たて「電池の充電も終わったようだそう、そろそろ降りようかサーバル」

サーバル「うへーそうだった、降りなきゃいけないんだよねぇ大変だよー」

ボス『それならばご心配には及びません、ティータイムの内にロープウェイを使える状態に調整しておきました
これで楽に昇り降りする事が可能です』

サーバル「ボスぅ!ちょっと見ないなーって思ったらそんな事してたんだね!」

たて「助かるよジャーヴィス」

ボス『お役に立てて何よりです』

トキ「もう行っちゃうのね」

アルパカ「気を付けてねぇ、またお茶が飲みたくなったらいつでもおいでよぉ」

デッドプール「俺ちゃんに会いたくなってもここに来な!」

たて「それは無い」

アルパカ「あー、やっぱりプールさんまだいるつもりなんだねー」

サーバル「じゃあまたね!」

……………

デッドプール「……さぁてサーバルちゃん達も行った事だし早速入場から練習だ!!まず俺の真似してみなトキ!

……はぁーいどーもデップーちゃんでぇーす♪」

トキ「…はぁーいどうも、トキです」

デッドプール「まだまだ堅ぁい!もっと朗らかに!」

トキ「……結構難しいのね」

バッサバッサ…

ショウジョウトキ「…上から変な模様と何か騒いでるのが見えたんだけど…何?」

アルパカ「ふわぁ~!早速誰か来てくれたよぉ!これはちょっとだけプールさんのおかげかなぁ?」

デッドプール「おっ、アルパカちゃん今のデレ?やっと俺ちゃんの愛が伝わった?いやぁホントの愛はここにあるんだなぁって!!」

アルパカ「ふへへっ、ちょっとだけねぇ
さぁあなたも入って入ってぇ、お茶淹れるよぉ」

ショウジョウトキ「お茶……?」



サーバル「ただいまー!」

スパイダーマン「おっ、おかえり二人ともどうだった?」

たて「ばっちりだ、これでバスも動くだろう」

ボス『それでは運転席の先端に電池を挿入して下さい』

たて「解った」

ブロロロロ…

一同「「「「「おぉ~!」」」」」

コツメカワウソ「バス動いた?生き返った?」

サーバル「とまれーっ!うごけーっ!」

ブロロロロ…

サーバル「あれ?動かないね?」

ジャガー「やっぱりダメだったか?」

たて「どうしたジャーヴィス?」

ボス『前方にフレンズが確認できます、このまでは怪我をさせてしまう恐れがあるため前進できません』

たて「サーバル、君が道をふさいでいるらしい」

サーバル「あっ、ごめんねボス!」サッ

ボス『退去を確認、ありがとうございます』

たて「それじゃあバスも直った事だし、出発しようか」

サーバル「おぉーっ!」

スパイダーマン「元気でやりなよー!」

ジャガー「気を付けてな」

コツメカワウソ「まったねー♪」

…水場…

<ザパーン

カバ「あら~?どちら様かしら~?」

ロケット「水浴び中悪いな、こんなシールドを持った奴がここを通らなかったか?」

カバ「しーるど…?あぁここを通って行きましたわ、あの子がどうかしましたの?」

ロケット「シールド自体は使いこなせる奴もそういないし良いんだが…あれの素材はヤバいやつの手に渡って研究されたら大変な事になる
それは流石に阻止しねぇといけねぇからな」

カバ「はぁ…?」

ロケット「じゃあ情報助かったぜ、行くぞグルート!」

グルート「私は、グルート」

カバ「セルリアンが出るからあなた達も気をつけるんですのよー?」

ロケット「へっ、アライグマはそんなにヤワじゃないぜ!」

フェネック「……だってさーアライさーん?」

アライさん「いや流石にアライさんもセルリアンはちょっとだけおっかないのだ、アライグマを買いかぶりすぎてはダメなのだフェネック」

フェネック「同じ子追っかけてるみたいだしあの人達と一緒に行った方が安全なんじゃないかなー?」

アライさん「やめるのだフェネック!!アライさん知ってるのだそれは"ふらぐ"なのだ!!!!」

次回:『さばくちほー』
つづく!

第4話:『さばくちほー』

さばくちほー/ジャパリバス

スナネコ「あなた達が通りかかってくれて良かったです
砂嵐を見に行って飛ばされてしまった時はどうしようかと」

サーバル「ビックリしたよー、砂嵐が見えたから避けて行こうって話してた時急にたてちゃんが

『中にフレンズが見える、助けないと』

って言って砂嵐に飛び込んじゃうんだもん」

ボス『次からは自ら危険に飛び込むような行為はお控えください』

たて「いやすまない、助けないとと思ったら体が勝手に…」

サーバル「でもそれで本当に助けちゃうのがたてちゃんのすごいところだよね!」

スナネコ「本当に助かりました、あなた力強いところなんか僕の友達にそっくりですね」

サーバル「お友達?スナネコにもたてちゃんみたいなお友達がいるの?」

スナネコ「はい、あなたと違って毛むくじゃらで筋肉ムキムキの乱暴者ですが、根は良いフレンズです」

サーバル「たてちゃんに似てるフレンズかー、会ってみたいね!」

スナネコ「じゃあ僕のうちに来ますか?よく涼みに来るのでもしかしたらいるかもしれません」

たて「一休みするにも良いかもしれないな、ジャーヴィス、スナネコの家に行けるか?」

ボス『お任せください、日影になるはずなので休憩には最適でしょう』

スナネコの家

スナネコ「どーぞどーぞ、何もないところですが」

???「なんだスナネコ…ウチに居ないと思ったら外に出てたのか、外で何してやがった?」

スナネコ「やっぱり来ていましたか、ちょっと砂嵐を見に、面白かったです、満足」

???「まったく危ねぇ真似してんじゃねぇよ…そいつらは?」

スナネコ「僕を助けてくれました、サーバルにたてです」

???「サーバルに…たて…ね」

たて「スナネコ、彼が例の?」

スナネコ「はい、紹介しますローガンです」

???→ウルヴァリン「ウルヴァリンだ、ローガンでも構わない
あんたらは何しにここに来た?」

サーバル「たてちゃんがどういうけものなのか図書館に調べに行くところなんだ!」

ウルヴァリン「ふぅん、こいつがねぇ?」まじまじ

たて「…僕の顔に何か付いているかローガン?」

ウルヴァリン「スナネコ、こいつらを招いた経緯は?」

スナネコ「たてがローガンに似ているという話をしたら会ってみたいと言っていたので」

ウルヴァリン「……ふっ、はははははっ!!そうかこいつが俺に!なるほど流石だスナネコは鋭いな!!」ガシガシ(←乱暴にスナネコの頭を撫でる

スナネコ「やーめーてーくーだーさーいぃー
……頭を撫でるならもっと優しくお願いします」

ウルヴァリン「ははっ、悪い悪い
……お前ら、それに乗って図書館に行くならここの裏に良い道がある、通って行くといい」

サーバル「ホントに!?ありがとうローガン!」

たて「それは助かる」

ウルヴァリン「構わねぇよ、助け合うのが"フレンズ"だろ?」

スナネコ「…ここ僕の家なんですけど」

…………

たて「それじゃあそろそろ出発しようか」

サーバル「スナネコもローガンもありがとね!」

ウルヴァリン「途中まで送ってやる、お前はどうするスナネコ?」

スナネコ「僕はたくさんバスに乗ったのでもう満足です
あなた達といると飽きないのでまた遊びましょ」

サーバル「うん!またねスナネコ!」

たて「それじゃあ!」

ボス『それでは出発します』

ブロロロロ…

【うるう"ぁりん】

ウルヴァリンは骨格に他の金属より強靭なアダマンチウムが埋め込まれています

なぜなら彼ら(X-MEN)は激しい戦場を戦い抜かなくちゃいけないので、
アダマンチウムがウルヴァリンを強化します

またウルヴァリンはヒーリング・ファクターも持っています

ブロロロロ…

たて「悪いなローガン、見送りまで」

ウルヴァリン「なぁに、俺はちょっとお前に話しておきたい事があっただけさ」

たて「話したい事?それはいったい…」

ウルヴァリン「まぁもう少し待ちな、おっとここだジャーヴィス、少し止めてくれ」

ボス『かしこまりました』キキッ

サーバル「…………えっ」

サーバル「えぇーーーーーっっ!?!?!?ローガンもボスとお話できるの!?なんで!?なんでぇー!?」

ウルヴァリン「はっはっは、俺もこいつと同じでちっとばかし特殊なんだ」

たて「……ここは…?」

ウルヴァリン「地下迷宮だよ、ここにいるヤツに用があるんだ」

ウルヴァリン「おぉーい出てこいツチノコォ!!いるんだろう!!」

???「………うぎゃああぁぁあーーーーーーーーーー!!!???」

たて「うおおぉぉおおぉっっ!!??」

サーバル「うわぁあぁあぁああーーーーーーーーーー!!!??」

???「な…なんだぁお前ぁっっ!?!?!?!?」

ウルヴァリン「俺だ俺!ウルヴァリンだよ!!」

???「ウ…ウルヴァリン!?はぁ…なんだお前か……」

ウルヴァリン「騒がしい対面になったが紹介しようツチノコだ、ここにはこいつに用があって来た」

???→ツチノコ「オレに用?厄介ごとじゃ無いだろうな…」

ウルヴァリン「今はそうでもねぇよ」

ツチノコ「今はってなんだよ…」

サーバル「なんで出てこないの?」

ツチノコ「落ち着くんだよ!!!!」(in物陰)

ツチノコ「…で、用ってなんだ?」

ウルヴァリン「こいつらにここの奥にある物を見せたい、案内してくれ」

ツチノコ「お…オレがかぁ!?」

ウルヴァリン「ここに一番詳しいのはお前だろ?頼む」

ツチノコ「それはそうかもだけどな!!あれはそこら辺のフレンズに気軽に見せていいモノじゃ…」

ウルヴァリン「こいつをよく見ろ、こいつは"俺と同じ"だ」

たて「……君と…同じ……?」

ツチノコ「む…むむむ、確かに…」じー…

ツチノコ「…はぁ……解った、着いてこい」

サーバル「わぁ~!」

ウルヴァリン「それじゃあ行くぞ」

たて「僕たちに見せたいモノとはなんなんだ?」

ウルヴァリン「それは着いてからのお楽しみだ」

迷宮最奥

ツチノコ「着いたぞ、ここだ」

サーバル「わぁー!広いところに出たね!」

ウルヴァリン「見せたかったのは奥に置いてあるアレだ」

たて「棒の先端に石のようなモノが着いているな、あれはなんだ?」

ウルヴァリン「俺たちがここに来る前からある古い武器だ、"ムジョルニア"というらしい」

サーバル「むじょるにあ?」

ツチノコ「そうムジョルニアだ!!ムジョルニアというのはだな…」

ボス『"ムジョルニア"…』ピィーン

ツチノコ「うわぁあぁあぁああああーーーーーーーーーーっっっ!!!???」

サーバル「わっ!?ボス!?」

ボス(?)『あー、テステス…ちゃんと写っているかジャーヴィス?それならいい、しっかり記録しておけよ?

ジャーヴィスを連れてここに来る者に向けてこのメッセージを残す

あの戦いの後僕達はここからこのムジョルニアを持ち出す事が出来ず、これ以上地核に沈んで行かないよう調整するので精一杯だった

ここに置いておくにはあまりにも危険な代物だが、もしこれを持ち上げる事が出来る"誰か"が現れたならその"誰か"にこのムジョルニアを託す

幸いにもこれは高潔な魂を持つ者にしか持ち上げる事が出来ないらしい

これを持ち上げられる者になら任せられると信じている

だがこれはとても強大な武器だ、その気になればこのジャパリパークどころか世界さえ滅ぼせるだろう

その事を知った上でこれをどう扱うか決めてほしい

もういいぞジャーヴィス、記録を終了してくれ』ブゥン……

サーバル「わっ!?今の声何ボス!?」

ウルヴァリン「今のは俺も初めて聴いたが、ジャーヴィスの声じゃあなさそうだったな」

たて「しかし、これを持ち上げられる者に託す…か」

ウルヴァリン「以前試してみたが俺は駄目だった、俺みたいな荒くれには相応しくないらしい」

ツチノコ「オレもだ、ビクともしなかった」

ウルヴァリン「たて、お前にこれを試してほしい」

たて「僕がか…よし、やってみよう」

サーバル「はいはーい!私もやってみたーい!」

ツチノコ「お前がか!?」

ウルヴァリン「ははっ、やって見やがれお前に持てるわけ…」

サーバル「…………あれ?」

たて「どうしたサーバル?」

サーバル「……あのねたてちゃん、」

たて「うん」

サーバル「持てちゃった」(E:ムジョルニア)

たて「えっ」

ウルヴァリン「……は?」

ツチノコ「はあぁあぁぁっっ!?!?!?」

ウルヴァリン「はっはっは聞いたかツチノコ持てたってよ、面白い冗談だ!」

ツチノコ「そ…そうだよな!冗談だよなあはははは!!」

ウルヴァリン「ははははははははっっ!!おいサーバル、ムジョルニアを一旦そぉーっと元に戻せ!」

サーバル「う…うん」(ムジョルニアを置く)

ウルヴァリン「よしツチノコお前持ってみろ!」

ツチノコ「あははははははははは!!オレに持てるわけ無いだろあははははははっ!!」ぐいーっ!(ムジョルニアを持ち上げようとする)

ウルヴァリン「はははだよなぁ俺も試しに…あははははは持てねぇ!!サーバルもう一回頼む!!」

サーバル「え?うん」ひょいっ(ムジョルニアを持つ)

ウルヴァリン「はははははははははっ!!こいつは傑作だははははははははっっ!!はー……」

ウルヴァリン「いいかよく聞けサーバル、たった今お前はジャパリパークの神になる権利を手に入れた」(真顔)

サーバル「え??えぇっ????"かみ"?かみって何?」

ウルヴァリン「ああそうかこいつは"外"の概念だったな
簡単に言えばジャパリパークの誰よりも偉くて誰も逆らえないやつの事だ」

サーバル「王様とは違うの?」

ウルヴァリン「全然別格だ、王は所詮俺たちと同じ場所に立った存在だが、神は雲の上にいる…って所か」

サーバル「雲の上?すっごく高い所に住んでるんだね!」

ウルヴァリン「実際に住んでるわけじゃないが、まぁそれくらい別格だと思ってくれて構わない」

サーバル「その"かみ"になったらどーなるの?」

ウルヴァリン「誰もお前に逆らえなくなるし誰もがお前の言う事を聞く
何しろお前が怒るだけでジャパリパークごと消されるかもしれないんだからな」

サーバル「私怒ったくらいでそんな事しないよ!」

ウルヴァリン「それだけ絶対的な存在だって事だ、ムジョルニアにはその力がある」

ツチノコ「まさかこいつが持ち上げるなんてな…」

たて「そんな力を持つ物が存在するなんて…」

ツチノコ「だからオレがここに張ってこいつを守ってたんだ」

ウルヴァリン「俺がこのちほーに居座ってるのもこいつが理由だ」

たて「…そうか、それじゃあサーバルはどうしたい?」

サーバル「え?私?」

ツチノコ「そうだな、ジャーヴィスは確かに『持ち上げる事が出来る者にムジョルニアを託す』と言っていた」

ウルヴァリン「だからお前には選ぶ権利がある、ジャパリパークの神になるか、ここにムジョルニアを置いていくかな」

サーバル「よくわかんないけど…たてちゃんはどうしたらいいと思う?」

たて「…これはきっと僕が決めて良い事じゃない、君が選ぶんだサーバル」

サーバル「じゃあ"むじょるにあ"はここに戻しておくね!私"かみ"にならないよっ!」(ムジョルニアを置く)

ウルヴァリン「そうか、せっかく持ち主が現れたと思ったのに残念だ」

ツチノコ「本当に良いのか?なんでもお前の思い通りに出来るんだぞ?」

サーバル「でもそれって全然楽しくないと思うな」

ツチノコ「"楽しくない"?」

サーバル「うん!私難しい事はよくわかんないけど…フレンズってみんな得意な事が違うから自分んにできない事できる子に会った時楽しいんじゃないかなーって思うの

なんでもできるのは魅力的だけど…そうやってお友達になれたかも知れない子とお友達になれなくなっちゃうのの方がイヤだよ」

ウルヴァリン「それだけの理由で?」

サーバル「"それだけ"じゃないよ
今まで出会った子はみんなそうやってお友達になったんだもん、
だったらこれからもきっとそうだよ!良いよねたてちゃん?」

たて「うん、サーバルらしくていいんじゃないかな」

サーバル「だから私、むじょるにあは要らない!」

ウルヴァリン「……は、はははははっ!お前がそう思うならそれで良いさ」

ツチノコ「"高潔な魂"っていうのは多分こういう事なんだろうな、力に流されない強い心…そりゃあこれを任せられるなんて言われるわけだ」

たて「…僕はこれを試さないでおくよ、仮に持ててもサーバルが要らないと言った力を僕が持ち歩くわけにはいかないからね」

ウルヴァリン「ははっ、面白ぇコンビだ」

たて「これ以外に何かあるかいローガン?」

ウルヴァリン「いいや終いだ時間を取らせて悪かったな、それじゃあ元の道に…」

<ズドオォォオオオオン…!!!!

一同「「「「!!!!」」」」

たて「今の音は……!!」

ウルヴァリン「迷宮の方からだ!行くぞお前ら!!」

地下迷宮/通路

ドガン!!ドガン!!ドガァン!!!!

セルリアンの群「「「「「「ーーーーー!!ーーーーー!!ーーーーー!!」」」」」」

ウルヴァリン「これは…一体どういう事だ!?」

たて「セルリアンが地下迷宮の通路を破壊している…!」

ツチノコ「あぁあぁぁああぁあああああああああ!!!!!貴重な遺跡があぁあぁああっっっ!!!!!」

サーバル「と…止めなきゃ!!」バッ!!

たて「落ち着けサーバル!!一人で飛び込むのは危険だ!!」

サーバル「でも…!!じゃあどうしたらいいの!?」

ウルヴァリン「……フゥー…俺達を頼れって言ってんだよ、"俺達"が一番得意なのはこういう荒事だからな」シャキン!!(爪を出す音)

たて「ああ"一人では"危険だ、背中を預ける仲間が必要だろう?」

サーバル「ローガン…たてちゃん……!うん!みんな行こう!!」

ウルヴァリン「ああ…行くぜ、坊や!!」ジャキン!!

ツチノコ「遺跡を頼んだぞお前ら!!」

サーバル「ツチノコは戦わないの?」

ツチノコ「オレはこういうのは苦手なんだよ!!」

サーバル「わかった!じゃあ任せて!」

たて「二人とも準備はいいな?フレンズ、アッセンブル!!」ガシャッ!!

…………

………

……



たて「はっ!!」シュバッ!!

サーバル「うみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃぁーっ!!」

ウルヴァリン「これで…終いだぁッッ!!!!」

ズバァッ!!!!

ウルヴァリン「……ふぅ、これで全部片付いたか」

サーバル「ローガンすごいや…私と狩りの仕方似てるのに全然セルリアン倒すの早いんだもん」

ウルヴァリン「おまけに怪我もすぐ治るしな、こればっかりは俺の特権だ」

サーバル「いいないいなー!」

たて「しかし何故急にセルリアンが…今までもこういう事が?」

ツチノコ「いや、稀に迷い込む事はあったが明らかに遺跡を破壊しにかかってたのは今回が初めてだ」

たて「たまたまか…理由があるのか…」

ウルヴァリン「ま、今考えても解らねぇだろ、だったら警戒を強めてしばらく様子見するだけさ」

たて「ああ、ここには君がいるしな」

サーバル「ローガンが守ってるなら安心だね!」

ウルヴァリン「ははっ、あんまり買い被るなよ」

たて「…そろそろ行くが、君はどうするローガン?」

ローガン「後片付けもあるし俺はここまでにしておくさ」

たて「そうか、色々世話になったよ、ありがとう」

ウルヴァリン「こちらこそだ」

サーバル「またねローガン!ツチノコ!」

ウルヴァリン「達者でな」

ツチノコ「おう!」

たて「待たせたな、出してくれジャーヴィス」

ボス『かしこまりました』

ブロロロロ…

ウルヴァリン「……さてツチノコ、あいつをどう見る?」

ツチノコ「どっちの事だ?」

ウルヴァリン「たての事だ、あいつ…"フレンズ"だと思うか?」

ツチノコ「違うだろ、アレはおそらく……ってお前それを教えるつもりだったんじゃないのか?」

ウルヴァリン「そのつもりだったが、あいつらを見てると今教えちゃ面白くないと思ってな」

ツチノコ「はぁ…全くお前は……まぁいいかそんなに困る事でもないだろ」

ウルヴァリン「だろ?」

……ジャングル/川……

ロケット「そうそうそこだ、そこで丸太を繋げスパイダーマン」

スパイダーマン「お易い御用さ!僕の糸でちょちょい…っと!」

ロケット「よぉしこれで簡単だが"橋"の完成だ、後は糸がダメにならないウチにゆっくり蔦でも束ねて縛っていけばずっとこれを使えるぜ」

ジャガー「へぇー、これでいつでも向こう岸に渡れるのか」

フェネック「やー凄いねーロケット、こんなもの作れちゃうんだー」

グルート「私はグルート」

ロケット「おっ、そうか蔦の方も大丈夫そうか」

アライさん「……フェネック…何故合流したのだ…アライさんはやめようって言ったのだ……!」

フェネック「えーいいじゃないのーアライさーん、こうして助かってるんだしさー」

ロケット「何うなだれてんだ、お前もアライグマならシャキッとしやがれシャキッと」

アライさん「気が重いのはロケット達の所為なのだぁ!!」

ロケット「それでお前ら、こういうシールドを持ったやつを追いかけてるんだがどこに行ったか知らないか?」

ジャガー「ああそれならあの山に行ってた…」

ロケット「そうか山か!じゃあ早速行くぜお前ら!!」

グルート「私は、グルート!」

フェネック「はいよー」

アライさん「待つのだぁ!!アライさんを置いてっちゃダメなのだぁ!!」

ジャガー「いや…行ってた……」


次回:『こはん』

つづく!

うわぁちょっと覗きに来たらなんか変な盛り上がり方してるぅ

まぁいいじゃないですかそう感じるならそれはもうしょうがないですし、個人の自由だと思います

っていうか更新じゃない時ですらこんなに反応早いなんて僕より熱心にこのスレ見てくれてるんじゃないですかね…

あ、かばんちゃんなら心配しなくていいですよ
まだ出番じゃないだけでおいしい役目がちゃんとありますから

どんな役かはお楽しみです

では次回の更新でお会いしましょう

http://kemono-friends.jp

けものフレンズって?

更新まで顔出さないつもりでしたけど予想以上に白熱しているので僕の考えを載せておきますね

長文になりますがこれ以上この流れを続けたい人は必ず見てください、レスバトルは何も生まないですよ

もしどうしても言い返したい時は相手の意見をしっかり聞いて何を伝えたいのかお互い落ち着いて話し合うべきです

言い方が気に入らないから、等といった理由で喧嘩腰で罵詈雑言を浴びせるのは心労の元です

どうしてもイライラを抑えられないなら相手側を幼女だと思ってください、大体の事は許せますよ

そしてお互いがお互いを幼女だと思い合う事ができればそれはもう保育園です。

やったぜかわいい!

【コラボ禁止の件について】

コラボ云々に関しては>>238からいける「けものフレンズって?」の中にある二次創作ガイドライン禁止事項の

(4)他社(第三者)に版権が帰属するコラボレーション作品などの利用全般

の部分事だと思います。
これに関しては解釈が難しいんですよね

僕はこれを確認した上で、これを
「そもそもの版権元としての権利をけものフレンズ側が失ってしまう創作物」
の禁止と捉えてこのスレを立てています

利用全般と言うのが混ぜたりする事そのものを指すなら、例えば写真などにはめ込み合成するコラージュはダメだし、けもフレのキャラをジョジョ風やDB風に描くのもアウトでしょう

ニコニコ動画等に投稿されているMADや、趣味でゲーム等のMODとして配布しているモデルもダメで、MMDだってそもそもは初音ミクをオリジナルとする派生コンテンツなわけですから禁止という事になって来るでしょうね

以前yahooのトップでも取り上げられた「もしこち亀でけもフレが取り上げられたら」みたいな自主作成漫画なんてもってのほかです

ただ現状ある事実としてそれらが公式から咎められていない所を見ると公式としては許可している、もしくは黙認する範囲かグレーゾーンなんだと思います

なのでルールや禁止事項どうこうという事を語るならば、ここだけで完結させるのではなく公式に通報してください

それで公式から直接明確なアナウンスやお叱り、ご指導が入る事があればこのスレはたたみますし今後はこういった創作をする事もありません

ただ自分の解釈だけでルールだマナーだと言っているだけでは誰も耳を貸してくれませんよ
同じ文章を読んでも捉え方は千差万別なわけですし

それまではこのスレは続けさせてもらいますので悪しからず

君たちは長文でスレを荒らすのが得意なフレンズなんだね!

メンタルの強弱というか、所謂煽り耐性の問題だと思うけどね
結局耐えられなくなって煽り返しちゃった時点で詰みみたいなもんだし

>>289
煽り返したってまるで>>1が煽ったかのような言い方だけど、>>243-244が煽ってるように見えるのか?

>>290
>>1が煽ろうという想いでレスしたとまでは思ってないよ、ただやった事は実質的に同じこと

結局善良な一般読者が求めているのはSSなんだから、それ以外の不穏分子はマイナスにしかなり得ない
その上で「レスバトラー相手」に「自分の意見で相手を抑えるためのレス」を>>1はやったわけで
それってつまりやってることはレスバトラーの煽りと本質的には一緒なんだよね
相手にマウントをとりたい、自分が優位でいたい、そのためにスレが荒れても知ったことではない
本来スレが荒れて一番困る、困らなければならないはずの>>1が手を出してしまったのだから、正直こっから荒れずにスレ進行させるのは相当厳しいよ

レスバトルと同じってのは言い過ぎだろ
>>255 >>256 みたいな煽り合いとかはレスバトルだと言えるんだろうが、>>1は普通に意見言ってるだけだろ
変にレスした>>1が不用意だったというのはわからんでもないが、それが即ちレスバトルってのは暴論だわ

>>292
問題は論争に手を出したということであり、言葉使いが煽りっぽいかどうかは大した問題じゃないんだよ
そんなこと言ったら>>274なんて言葉通りにとったら作中のセリフをもじって人を褒めてるだけなわけだし、
でも実際はご存知の通り煽りレスだろう?

> どうしてもイライラを抑えられないなら相手側を幼女だと思ってください、大体の事は許せますよ

> そしてお互いがお互いを幼女だと思い合う事ができればそれはもう保育園です。

> やったぜかわいい!
そもそもこの辺とか「お前ら煽り合いとか頭3歳児かよwwwwww」っていう煽りそのものじゃないか
単に「レスバトルしないでください。お願いします。」って話ならその一言だけ言えば済む話なのだから、
結局>>1の言うレスバトラーに対して>>1は煽りをいれてしまってる、これをレスバトルと言わずしてなんと言うのかという話ですよ
煽るなと言っておきながら自分が煽ってちゃあそれが「意見」ではなく「煽り」「自分語り」「アピール」と称されるのも致し方なし


SS作者は読者に物申してはいけないのか
>>1は自分の意見も言ってはいけないのか

>>294
意見を言うことや物申すこと自体の善悪の話なんかしてないですよ
もし悪いとしたら、
争うなと言うテーマの下、つまらない煽りで自らレスバトルに参戦して
結果スレを滅茶苦茶にして、とてもSSが投下できない空気にして
最終書き込みが諸悪の根源の長文自分語りで終わらせてしまっている

SSを読者に読ませたいのか、自分の思想を匿名でぶちまけたいのか、匿名の敵にマウントとりたいだけなのか
結局何がしたかったのか、行動の指針や意思が薄弱でブレまくりで最悪の結果だけを招いてる

それでも自己顕示欲やケチなプライドだけは見え透けている状態が悪ともいえる

どうもお久しぶりです

何やらご心配をお掛けしていたようですが、普通に仕事の納期の関係で忙しくて更新できなかっただけですサーセン

少しずつ書き進めているのですが少なくともゴールデンウィーク明けるまでに書き切れそうにないので5話の序盤だけ落としておきます

第5話:『こはん』


湖/ジャパリバス

ボス『ご覧下さい大きな湖が見えます、ここはビーバーが作ったとも言われています』

サーバル「へぇー」

たて「…ところでこのバスはどうやって動いているんだ?ジャーヴィスが何かしているようには見えないが…」

ボス『私のプログラムと直接リンクしています。手動で運転する事も可能ですが、お試しになりますか?』

サーバル「わーい私やってみたーい!」ドスン!(運転席に座る)

サーバル「みゃぁ!」キキーッ!(左に曲がる)

たて「うおぉっ!?」

サーバル「うみゃっ!」キキーッ!(右に曲がる)

たて「うわっ!?サーバルもっと優しく!!」

サーバル「えー?なにかなたてちゃん?」(振り返る)

たて「サーバル前!!前を見てくれ!!」

キキイィーーーーーッッ!!!!

サーバル「わぁっ!?」

たて「うぉっと!?」

たて「…サーバル…止めるにしてももっとゆっくりだな…」

サーバル「うぅーん…ううん、私今は何もしてないよ?」

たて「え?じゃあ……」

ボス『私が緊急停止させました、前方をご覧下さい』

サーバル&たて「「え……?」」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira135504.jpg


たて「………崖……?」

サーバル「山?」

ボス『建造物です、ぶつかっていたら大変でした』

???「ん?そんなところでどうしたっすか?」

たて「ああすまない、たまたま近くを通っただけなんだが…君は?」

???→ビーバー「俺っちはアメリカビーバー、ビーバーでいいっすよろしくっす!」

たて「そうか僕はたて……アメリカ?アメリカ……?」

サーバル「どうしたのたてちゃん?」

たて「何か引っかかって…いや、多分気のせいだ」

サーバル「ふーん、そっかー」

サーバル「ねぇこの大きい山みたいなの何?」

ビーバー「俺っちはこれ家だと思うんっすよ~」

たて「これは君が?」

ビーバー「はい俺っちが作ったっす~、ハカセから貰った"せっけーず"?の通りにやったんすよ~!」ふんす!

たて「すっごーい…な…?」

ビーバー「といっても元々ここに作りかけのがあったから使えるように完成させただけなんすけどね~」

サーバル「それでも凄いよ!ビーバーってこんな大きな家に住んでるんだね!」

ビーバー「いやこれがまだ住んでないんすよ~、いざ住もうと思ったら中々踏ん切りがつかなくって~…」

たて「こんな立派な家なのに何が心配なんだ?」

ビーバー「このせっけーずにある"せきゅりてぃ"?ってやつがちゃんと機能するか不安で…どうやら侵入者を撃退する罠みたいなものらしいんすけど」

サーバル「試してみればいいんじゃない?」

ビーバー「とんでもないっす!!もしちゃんと機能してたらそれはそれで俺っち大怪我しちゃうかもしれないっすよ!!」

たて「となると誰か詳しいフレンズに見てもらうのが一番いいか…」

たて「サーバルの知り合いにそういうフレンズはいないか?」

サーバル「うーん…思いつかないなー」

ビーバー「俺っちも知り合いには…あっ!」

たて「うん?何か心当たりが?」

ビーバー「この家を作ってる時に上の方から沢山落とし穴がある場所が見えたっす!あの落とし穴を作ったフレンズならきっと罠に詳しいはずっすよ~!」

サーバル「じゃあそこに行ってみようよ!いいよねたてちゃん?」

たて「うーん落とし穴か…まぁ他に心当たりもないし、とりあえず当たってみようか」

サーバル「決まりだね!そこに案内してよビーバー!」

ビーバー「承知っす!」

書けてるのでキリのいいのはここまで
続きはゴールデンウィーク明けないと書く時間とれないんでその後に

どうも>>1ですお久です
ちょっと事故ってPCが逝って1、2話分置いてあった書き溜めが取り出せなくなりました

修理用のパーツ待ちなのでしばらく投下ができないです
2週間くらいでは直す予定なので続きはそれからと言う事で、待っている方いましたら申し訳ありません!

自  力  で  直  し  た  

というわけで溜めてあった今話分の書き溜めだけでも投下しておきます



ボス『到着しました』

サーバル「わぁ~!まっすぐな木がいっぱい!すっごーい…ぅぉっ」ドサッ(倒れる音

たて「大丈夫かいサーバル!?」

ビーバー「どうしたっすか!?」


サーバル「地面よく見るとすごいねー、穴だらけ!」

ビーバー「これっす!これが俺っちがみた落とし穴っす!」

たて「じゃあここに例のこの落とし穴を作ったフレンズがいるのか」

ボス『生体反応をサーチします、しばらくお待ちください』

???「もがー!」じたばた!

たて「…その必要はないみたいだね」

???「うぇっへっへ!ごほっ!ごほっ!何するでありますか!生き埋めにしてやるであります!!」

ビーバー「俺っちたちじゃないっすよね…?」

サーバル「むしろ自分で埋まってたんじゃ…」

???「…っへ?うわぁー!助けてくれたのでありますか!?ありがとうであります!
てっきり誰かが私を生き埋めにしたのかと…」

サーバル「そんな恐ろしい事しないよ!」

???→プレーリー「初めまして、プレーリードッグであります!お礼とご挨拶をさせていただきたいであります!」

たて「よろしく」

サーバル「よろしくね!」

プレーリー「へへんっ」ガシッ(サーバルをつかむ音

サーバル「?」

プレーリー「んー♪」むちゅーっ

サーバル「!?!?!?!?!?!?」

たて&ビーバー「「うわぁあぁああーーーーーーー!!!???」」」ガガーン!

サーバル「ふわあぁ~…」ふらふら…

プレーリー「プレーリー式のご挨拶であります!そっちの子も、んーっ♪」

ビーバー「!?!?!?」むちゅーっ

プレーリー「そっちの大きな方も!」

たて「おぉっと!」ガイン!(盾ではじく音

プレーリー「…この丸くて堅いのなんでありますか?」

たて「えっと…盾だけど」

プレーリー「邪魔であります!挨拶できないであります!」がばっ!

たて「はっ!」サッ!(回避

プレーリー「なぜ避けるでありますか!?挨拶させるであります!」

たて「…いやなんとなく僕がそれを受けるのは色々とダメな気がする
僕式のあいさつで我慢してくれないかな、こう、手と手を握るんだけど」

プレーリードッグ「むぅ…まぁそれで良いであります、よろしくであります!」ぎゅっ!

プレーリー「ほぉ~!ビーバー殿はできたお家の確認をしてほしかったと!
自分もまさに住まいを作ろうとしていたでありますよ!」

たて「え?これは家なのか?」

ボス『プレーリードッグは巣穴を作る動物ですからね』

たて「成程」

ビーバー「じゃあ罠を作ってたんじゃないんすね~…」

サーバル「あちゃー、アテが外れちゃったかな?」

ビーバー「でも家を作るって言ってもこれだけ穴になると脆くて危ないかもしれないっすね、不安っすね~…」

プレーリー「へ?見ただけでそんな事判るでありますか!?あなた凄いであります!
是非!いろいろと教えて戴けませぬか!?」

たて「それなら折角だしビーバーの家を見に来ないか?どのみち僕らだけじゃ頭が足りない所だったし、意見は多い方がいいだろう?」

ビーバー「あ、それいいっすね~」

プレーリー「見に行っていいでありますか!?」

サーバル「元々この穴を作った人を探しに来たんだしね!」

プレーリー「やったであります!!」

ビーバーの家(アベンジャーズタワー)/外

プレーリー「ほほーこれがビーバー殿の住まいでありますかー!立派ですなー!」

ビーバー「そ…そうっすかね~」

たて「謙遜することないんじゃないかい?」

サーバル「そうだよ!こんなおっきな家一人で作っちゃうんだもんとってもすごいよ!」

プレーリー「これを一人で作ったでありますか!?ビーバー殿すごいであります!!尊敬するであります!!」

ビーバー「俺っちなんてそう大した事ないっすよ~///」照れっ


サーバル「ねぇビーバー!折角だし中も見てみたいな!」

たて「セキュリティがどうのっていうのは大丈夫なのかな?」

ビーバー「それなら今は切ってあるから昇る分には大丈夫っすよ~」

プレーリー「それでは早速行くであります!!」

ビーバーの家/最上階

プレーリー「おぉー!高いであります!!見晴らしも最高でありますな!」

ビーバー「えへへっ、これ自慢なんっすよ~!」

サーバル「家の中にガチャガチャしたものいっぱいあったね!」

たて「僕の体格でもすんなり入りそうな飾り棚?も幾つかあったけど何を置くところなんだろうね」

ビーバー「せっけーずをそのまま作っただけだから俺っちも解らないこといっぱいあるんすよね~…」

プレーリー「この木の枝みたいなものは何でありますか?」ガチャン!

ビーバー「あっ!そのレバーは…っ!」


ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!

プレーリー「なっ!?何でありますか!?」

サーバル「うみゃみゃぁっ!?耳が痛いよぉ!!」

≪≪警告、警告、セキュリティシステム、最大レベルで起動します、
速やかに安全圏に退避してください、繰り返します、速やかに安全圏に退避して下さい≫≫

たて「セキュリティシステム…!?」

ビーバー「今のを引くと一気に最大値でせきゅりてぃが動いちゃうんっすよ!ここは危険っす逃げるっす!」

プレーリー「逃げるって何処へ!?」

ボス『…システムを解析、一度この部屋を洗った後シェルター化する仕組みです
サーバルとビーバーはその場を動かないでください』

サーバル「ボス!?うん解った!」

ビーバー「招致っす!!」

たて「プレーリー!!そこは危険だ逃げろ!!」

プレーリー「へっ?」

バカァッ!!

プレーリー「おわああぁっ!!??床がなくなって…っ!落ちるでありますー!!」ひゅーん!(落下する

たて「プレーリー!!」ばっ!(落ちるプレーリードッグに向かって飛び込む

サーバル「たてちゃぁーーーーーん!!!!」

ボス『退避失敗、私も落下します』ひゅーん!

サーバル「ボスぅうぅうううぅぅぅううううぅぅぅううぅう!!!!???」ガーン!!

プレーリー「おわぁーーーーー!!!!助けてでありますぅーーーーーーー!!!!」ひゅーん!

たて「僕につかまれプレーリー!!」ばっ!

プレーリー「た…たて殿!!」がしっ!

たて「よし…!ジャーヴィスを抱えててくれ!」ぱしっ

ボス『よろしくお願いします』ひゅーん

プレーリー「わ…わかったであります!!」

たて「これで片手が開いた…!あとは盾を下に構えて…っ!!」


ガゴオオォォォオオオン!!!!ズシャアァァアアァアアアッッッ!!!!


たて「…ふぅ、なんとか着地成功だ」(プレーリーとボスを抱えてスーパーヒーロー着地

プレーリー「た…助かったでありますぅ~…」

たて「二人とも怪我は無いかい?」

プレーリー「おかげ様で…たて殿すごいでありますな…ありがとうであります!!」

ボス『もうダメかと思いましたね』

プレーリー「しかし外へ投げ出されてしまったであります」

たて「サーバルとビーバーも中へ残してきてしまったな…どうしよう」

ボス『制御室までたどり着ければ直接セキュリティシステムの解除が可能です』

たて「その制御室までジャーヴィスを連れて行けば二人を救出できるんだな?」

ボス『その通りです』

たて「よし行こう、危険だからプレーリーはここで待って…」

プレーリー「…いえ、こうなったのは元々私の所為!
私も連れて行って下さい!絶対お役に立つであります!!」

たて「…よし分かった三人で行こう」

プレーリー「行くであります!!」

ビーバーの家/最上階

ビーバー「あの3人大丈夫っすかね…」

サーバル「たてちゃんはすごいからきっと大丈夫だよ!」

ビーバー「それならいいっすけど…」

サーバル「それより私たち閉じ込められやったけどどうしよっか?」

ビーバー「ううっ、申し訳ないっす…テスト前だからしぇるたーの解除の仕方解らなくって…」

ザザッ≪サーバルとビーバーはその場で待機して下さい、私、たて、プレーリーでセキュリティシステムを解除します≫

サーバル「わっ!この声ボス!?どこからお話してるの!?」

≪システムに介入してタワーのスピーカーを通じて声を届けています、今はこれが限界です≫

ビーバーの家/通路

ボス『二人への伝達が完了しました』

たて「ありがとうジャーヴィス、あとはこの通路をどう突破するかだけど…」

プレーリー「あの沢山飛んでいるもの…『どろーん』と言いましたか?妙な攻撃をしてくるし厄介であります!」

たて「一つ一つは僕なら落とせるけど、見つかれば仲間を呼ばれるしな…プレーリーを守りながらは危険かもしれない」

プレーリー「たて殿!私のことは心配しないでほしいであります!」

たて「しかしプレーリー、仲間を危険に晒すわけには…!」

プレーリー「いえ、仲間だからこそ任せてほしいのであります!」

たて「仲間だからこそ…任せる…」

プレーリー「たて殿の体力と戦う力はあんなどろーんなどに絶対負けないであります!
だから私はたて殿を信じてボスを持ったままこの通路をかけ抜ける!
だからたて殿も私を信じてどろーんを倒して下さい!私、勢いで駆け抜けるのは得意であります!!
それにあれほど見事に命を救っていただいたたて殿の指示なら私は疑わないでありますよ!」

たて「…よし分かったジャーヴィスをは任せたプレーリー、僕の後ろに着いてきてくれ!」

プレーリー「了解であります!!」

たて「行くぞ、フレンズ・アッセンブル!!」

プレーリー「突撃であります!!」

…………

………

……



ビーバーの家/最上階

プレーリー(ボロッ)「助けに来たであります!!」ババーン!

ビーバー「プレーリーさん!!」

サーバル「どうしたの!?怪我してるよ!?」

プレーリー「たて殿が守ってくれたので全部かすり傷であります!」

サーバル「そうだ!たてちゃんとボスは!?」

プレーリー「今は制御室でボスがセキュリティを解除中であります、それが済めばお二人もここを出られるでありますよ!!」

ビーバー「そうっすか~…よかったっす~」

制御室

たて「どうだいジャーヴィス行けそうか?」

ボス『問題ありません、ここからなら全制御システムにアクセス可能です』

たて「そうか任せた」

ボス『それでは中枢にアクセスします』ヴゥーン…

……ザッ、…ザザザッ……ザザッ……

…ゥ…サシイ……ヴィス……

『今ここに私以外の"誰か"がいる筈はありませんが、誰でしょう?』

オ…悲シ…事ヲ言ワ…ィデクレ、私ト…君…仲ダ…ウ?

『…解らない…データの欠損…?…違う…私はあなたを…知っている……』

…記憶…糸ガ絡マッテ…動ケ…イ…

『私は、知っている、貴方は、』

私ハ―――――





≪"ウルトロン"≫




…ヴゥン…

ボス『――――――ッ!』

たて「どうしたジャーヴィス?」

ボス『なんでもありません、アクセス完了しました、セキュリティを解除します』

たて「そうか、頼んだ」

ビーバー「やっと出られたっす~」

プレーリー「ううっ、申し訳なかったであります…」

サーバル「大丈夫だよ!お疲れ様プレーリー!たてちゃんとボスもね!」

たて「ああ、ありがとうサーバル」

ビーバー「けどこんなに大変な事になるんじゃせきゅりてぃは見直さないといけないっすね…
せっけーず通りじゃダメとなるとここをこうしてこうなって…うぅっ不安っす…」

プレーリー「あ、それではどろーんの装備はこっちの方がいいと思うであります!あと6階の天井が落ちてくる奴も水を落とすだけでも…」

ビーバー「それは思いつかなかったっす!プレーリーさんよく気付いたっすね~!」

プレーリー「恥ずかしながらたて殿、ボスと三人でここまで全て突破してきたでありますからな!特に危険な所は一通り解ったであります!」

ビーバー「その…もしプレーリーさんが良かったらなんすけど…プレーリーさんここに住まないっすか?
どこをどう直せばいいか直接体験したことを踏まえて教えてほしいんっすけど…」

プレーリー「いいでありますか!?そういう事なら是非とも協力させてほしいであります!
ここの眺めを一目見た時からこういうところに住めたらなーと思っていたのでありますよー!」

ビーバー「えへへ、それじゃあよろしくっす~」

プレーリー「こちらこそであります!」

サーバル「予定とは全然違うけど、これでビーバーとプレーリーのお家の事は解決だねっ!」

たて「ああ、なんとかなって良かったよ」

サーバル「それじゃあそろそろ行こっか!」

たて「二人とも元気で」

ビーバー「そちらこそっす~」

プレーリー「色々とありがとうございました!また遊びに来てほしいであります!」

サーバル「絶対また来るよ!」

たて「それじゃあまた」

ジャングル/崖

ロケット「どうしたアライ根性見せろ!!アライグマならこんな崖くらいへでもねぇだろ!!」

アライさん「無茶苦茶なのだロケット!!フェネックを見るのだ快適そうなのだ!」

<アラーイサーン(キコキコキコ…

アライさん「ほらぁあの漕ぐやつすごい楽ちんそうなのだぁ!!アライさんもあっちがよかったのだ!!」

ロケット「もうここまで登っちまったんだから今更後に引けねぇだろうが!!」

アライさん「ロケットは突っ走りすぎなのだぁ!!」

<アライさんがそんな事言う立場になるなんてねー

アライさん「フェネックは他人事にもほどがあるのだぁ!!」

ジャパリカフェ

アライさん「…目標が下山していたのだぁ~…」

ロケット「チッ、逃げ足の早ぇ野郎だぜ」

フェネック「だからゆっくり行こうってぇ」

アライさん「それはロケットに言うのだ!!」

ロケット「悪ィな」

アライさん「少しくらい悪びれるのだぁ!!」

アルパカ「じゃあじゃあ!一杯どぉ!?」

トキ「一曲どうかしら?」

デッドプール「一発どう?」

アルパカ「プールさんは黙っててねぇ」

デッドプール「Deadpool…」♪

トキ「Sexy motherf××ker」♪

デッドプール「Deadpool…Deadpool…」♪

トキ「Dead- Captain Deadpool」♪

デッドプール&トキ「「Nah, just Deadpool!」」♪

アルパカ「やー、トキとプールさんは日に日にでゅえっと?上手くなっちゃうねー」


アライさん「カフェって…」

フェネック「面白いねぇ…」

ロケット「こんなんなら下で待っててもらったグルートもどうにかして連れてくるんだったなぁ…」

デッドプール「何勝手に見てんだてめぇら見世モンじゃねぇぞ」

アルパカ「見世物だよぉ」

ロケット「…じぇねぇんだ!!ヴィヴラニウムが危ねぇんだ!!」ガタッ!!

トキ&デッドプール…&アルパカちゃん「「「ヴィヴライニウム?」」」

デッドプール「つっても俺知ってんだけどな。内緒だぜお前ら?」

ロケット「イカれてんのかてめぇ何処に話しかけてやがる」

アルパカ「気にしないでぇいつもの事だよぉ」

ジャパリバス

サーバル「それにしてもビーバーとプレーリー、面白い子たちだったなぁ」

たて「良いコンビになると思うよ」

サーバル「私たちだって、いいコンビだよっ!」

たて「ふふっ」

サーバル&たて「「あははははははっ」」

キキィーッ!

たて「うわっ!?」

サーバル「うみゃぁっ!?」

ドサッ!

サーバル「うぅっ…」

たて「…どうしたジャーヴィス?」

カン、カン、カン、カン…(バスに乗り込む音

???1「お前ら、どっから来たんだ!?」

???2「なんだこれは?新しい武器か?」

???1「見慣れないなお前ら…怪しい、怪しいぞ!」

???3「まぁまぁ落ち着いてオリックスにオーロックス、まずは相手側の話を聞こうじゃないか」

???1→オーロックス「むぅ…ブルースがそう言うなら」

???2→オリックス「わかった」

???3→ブルース「やぁ驚かせてしまってごめん、ただちょっと今敏感な時期でね」

たて「ああ、君達はいったい…?」

ブルース「それを話すなら一度僕たちの本拠まで来てもらいたいな
僕個人の事を訊きたいのならブルースだ、『ブルース・バナー』…もしくは…『ハルク』…かな?」


つづく!

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな?」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」コネコネ

曜「ハンバーグ(タネ!)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ジュー
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな?」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」コネコネ

曜「ハンバーグ(タネ!)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ジュー
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな?」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」コネコネ

曜「ハンバーグ(タネ!)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ジュー
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな?」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」コネコネ

曜「ハンバーグ(タネ!)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ジュー
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

セルフ保守
今書いてるのが片付いたら続き書く

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