P「俺と小鳥さんは喧嘩が絶えない」 (25)

注意
Pと小鳥さんの仲が悪いです
オムニバス形式です
他のssと同時に書いてるので、かなり遅筆です
とても短いです
それでも良ければどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491213419

>>1追記
たぶんね前のと似たような内容です

P「あ、音無さん。来月のライブの件ですけど…」

小鳥「はぁ…プロデューサーさん、もう私我慢できません。一言言わせて貰います」

P「…何ですか」

小鳥「何で事務所で小鳥って呼んでくれないんですか!それに敬語!更にはPさんって呼ばせてもくれないし!ありえませんっ!彼女に向かってよくもそんな非道な行いができますね!この鬼畜彼氏っ!」

P「うるっさいなぁ…こんな所で音無さんに猫撫で声で名前呼びなんかされようものなら、愛しさのあまり音無さんの事しか考えられなくなって仕事が手に付かないんですよ。俺は立派な社会人なので、あなたと違って分別はきちんとしているんです。そんな事も分からないんですか?この美人事務員」

小鳥「立派な社会人が聞いて呆れます。私はあなたに名前呼びされた位じゃ、嬉しさのあまり数十秒間胸がきゅーってなるくらいですよ?それ位の事も我慢出来ないなんて、社会人としての自覚が足りないんじゃなくて?」オホホホ

P「へぇ。つまり、音無さんが俺を愛する気持ちはその程度って事ですね。よく分かりました」シレッ

小鳥「…何ですって?」ピクッ…

P「何度でも言ってあげますよ。音無さんの俺への愛は、そうやって我慢できる程度なんですねって事です」

小鳥「よ、よくも…!よくもそんな事を…!!私の方が愛してるに決まって…!」フルフル…

P「ま、知ってましたけどね?貴女より俺の方が相手の事を好きだって。あ、そもそもそんな事当たり前過ぎて言うまでもないかな?」ニヤリ

小鳥「…こんな屈辱を受けたの初めてです。家に帰ってから私の本気の好き好きラブ攻撃を受けた後でも同じ事が言えると思わないで下さいっ!」キッ!

P「はっ…まぁせいぜい楽しみにしてますよ、『胸がきゅーってなる』程度の お と な し さん?ハハッ」ポンポン スタスタ

小鳥「…何よアレ、最っ低…!それに、私は本当は常日頃から名前呼びどころか、あの人が近くを通って良い匂いがする度にもっとえげつない事考えてるけど、嫌われたくないから秘密にしてるっていうのに…そんな乙女心くらい気づけないのかしらっ」

小鳥「アイドル事務所のプロデューサーの癖に、女の子の気持ちが分からないのね。酷い人とは思ってたけど、ここまでなんて…ね、伊織ちゃん」

伊織「うるさい」ツネリッ

小鳥「いたぁっ!?太ももつねるのはダメぇ!」ガタッ グラッ ガッシャーン!

P「おと…小鳥さん」

小鳥「うふふっ♪はい、なんですか?」ニコッ

P「毎晩毎晩寝る時くっついて来るの、止めてもらえません?ドキドキし過ぎて寝られないんですけど。何回言わせるんですか」

小鳥「なっ…!なんて事言うんですか!?どうして私にそんな酷い拷問をなさるんですか…!?」ワナワナ

P「何を大げさな…じゃあ逆に聞きますけど、あなたは俺を寝不足にしたいんですか?自分さえ良ければいいと?」ギロッ

小鳥「っ…そ、そんな事、ありませんっ…!」

P「そうですか。じゃあ、離れて寝るって事で」スタスタ

小鳥「ぇ…ま、待って下さい!」

P「…はい?」クルッ

小鳥「じゃ、じゃあせめて…寝る時に背中を向けないでくださいっ…その、寂しいんです…」ウルウル…

P「…」

小鳥「お、お願いしますっ…離れて寝ても良いですから、どうかこれだけは…許して、くださいっ…!ぐすっ…うっ…」

小鳥「なんだか、私の事拒否されてるみたいで…そんな事ないのに、でも私っ、不安で…」グスグス

P「…襲われたいんですか」

小鳥「ふぇっ…?」ビクッ

P「なんですか、涙目で上目遣いで媚びる様な声を出してそんなセリフ…ワザとやってるんですか?」ギロッ

小鳥「そ、そんなつもりは…」ビクビク…

P「…今度事務所でそれしたら、向こう一週間は皿洗いと風呂掃除、洗濯を俺がやりますから」

小鳥「そ、それは私の担当です!そんな申し訳ない事出来ませんっ…!それに私、何の事だかよく分からなくて…!」アセアセ

P「はぁ…そんな事も分からないんですね…失望しました。付け加えましょう、今夜から一週間小鳥さんの好きな食べ物を全力で作らせて頂きます」

小鳥「そ、そんなっ…!!?あなたの為に色々考えて、あなたの喜ぶ顔を楽しみにしながらお料理するっていう私の楽しみを奪うつもりですか…!?そこまでしなくても…!」

P「分かりませんか?その楽しみも俺が頂くって事ですよ。前々から思ってましたけど、あなたのようなダメ彼女には水仕事なんてさせられませんしね。手が荒れてしまう」ニヤリ…

小鳥「そんな…酷い…酷いですっ…うっ…うっ…」グスグス

P「泣いても許してあげませんよ…じゃあ俺、イタリアまであずささん探しに行って来ます」スタスタ

小鳥「はい…ぐすっ…ねぇ伊織ちゃん…私どうしたら…」

伊織「 し ら な い わ よ 」ゴゴゴゴゴゴ… パキポキ

小鳥「ひぃ!?」ビクッ

<ピヨォー!!

P「あっ小鳥さん、ちょっといいですか?」

小鳥「…何か?」キッ!

P「……伊織のCM撮影の資料なんですけど、どこにあるか分かります?」

小鳥「はいっ!これでしょ!見やすいようにファイルに纏めてあります!」グイッ

P「わっ…何ですかその態度」

小鳥「…何の事ですか」

P「とぼけないで下さいよ。朝からずっとそんな感じで…何かあるなら言って下さいよ」

小鳥「何もありませんっ」プイッ

P「言って下さいって言ってるんです!気になるじゃないですか!」バンッ

小鳥「…そうですか。じゃあ言わせてもらいますけど!なんで今朝はおはようのキスも行ってらっしゃいのキスもしてくれなかったんですか!?Pさんの常識を疑いますっ!お陰で今日はPさん成分がすっからかんなんですっ!!!」

P「今朝は目覚ましの電池が切れてて二人とも寝坊したじゃないですか」

小鳥「軽いキスくらい数秒で済むでしょう!?そんなのは怠慢です!!」

P「ぴよぴよぴよぴようるさいなぁ。そんな事で仕事に影響出さないで下さい」

小鳥「はぁっ!?なんですかそれ!元はといえばやるべき事をやらなかったあなたが悪いんでしょう!?ふざけないで!」

P「あなたの都合なんて知りませんよ。あ、実は俺早起きして小鳥さんにキスその他あんな事やこんな事させてもらったので、小鳥さん成分は当分切れませんから」

小鳥「あっ、だから今朝は素敵な夢が見られたのね…じゃなくて!じゃあPさんも寝坊したっぽかったのは…!?」ワナワナ…

P「演義ですよ。え ん ぎ」ニタァ…

小鳥「ああぁあぁぁぁっ!!嘘よっ!嘘って言ってよぉぉっ!!!」orz

P「あっはっはっはっ!ま、あそこまでめちゃくちゃにされて起きなかった自分自身を恨んで下さいよ?」ニタァ…

小鳥「邪悪な笑みまで浮かべて…なんて卑怯で狡猾な人…!そういう事は起きてる時にするのが常識でしょう!?信じられない!!!」

P「そうですか?寝ている時にやるのも趣があっていいものですよ。あ、そういえば少し痩せました?」

小鳥「ええ、お陰様で(意味深)…はっ!と、とにかく!私は寝てて、キスしてないのと同じなんですから!家に帰ってキスしてくれるまでPさんの事は絶対許しません!」キッ!

P「ったく、面倒くさいなぁ…ちょっと来て下さい」グイッ!

小鳥「えっ!?ちょっと、引っ張らないで下さいっ!行きますからっ…もう!」ガチャ バタン!

伊織「…」

<イイカラ、ハヤク スマセマスヨ ンッ…!?チュッ…チュウウ…ジュル…チュ… ハァッ、ハァ…/// ホラ、シッカリタッテ ユルシテクレマス? ハイ…///

ガチャ

P「ふぅっ。じゃあ伊織、俺営業行ってくるな。レッスン頑張れよ」

伊織「ええ」

小鳥「はぁっ…はぁっ…///この、今夜覚えてなさい…///」フラフラ…
 
伊織「小鳥、胸元乱れてるわよ。あとよだれ」

小鳥「っ!?///あ、ありがとう伊織ちゃん…///」ササッ フキフキ

伊織「…気にしないで(諦め)」ゲンナリ

━━二人の家━━

P「ちょっと小鳥さん。いい加減にしてくれませんか」

小鳥「えっ、何がですか?」

P「化粧!長すぎでしょう!あなたは何と戦ってるんですか!?もう十分です!!さっさとデートに行きましょうよ!!」

小鳥「はあぁっ!!?これだけで十分なわけないでしょう!?頭おかしいんですか!?」

P「頭おかしいのはそっちですよ!そんなベタベタと色んな種類の訳の分からん物を塗りたくって!俺はもっと薄めでナチュラルなメイクが好みなんです!小鳥さんのそのままの顔が大好きなんです!今すぐ落として下さい!」

小鳥「よくもそんな事を…!2X歳の肌を何だと思ってるんですか!?」

P「ふん…まぁ、せいぜいぷるぷるもちもち卵肌でしょうね。あなたの場合」

小鳥「このっ、そんな訳…!…それにPさん、あなた自分がどれだけ魅力的か自覚する事も出来ないんですか!?群がる数多の女にPさんを狙う事を躊躇わせる程の彼女で居ようとか、連れて歩いても恥をかかせない様な彼女になろうとかっていう私の努力も知らないで勝手な事を…!」

P「その言葉、そっくりそのままお返しします!ずっと気にしてましたけど、俺みたいななんの取り柄もない男がこんな美しい大人の女性の小鳥さんに釣り合う訳がない。だからせめてタチの悪い男にあなたが絡まれた時にちゃんと守れる様に体を鍛えようっていう、俺の努力だって知らないでしょう!?」

小鳥「………………………………っ!!!」プルプル…!

P「…なんですか」

小鳥「…あまりの怒りに言葉を失ってしまっていました。あなたは…あなたは何て事を…許せない!!!」ギリギリ…!

P「えっ?」

小鳥「『なんの取り柄もない』…ですって?鼓膜が蒸発するほどあなたの良い所を聞かせ続けてあげましょうか!!?よくも…よくも私のPさんにそんな事を…!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ…!

P「えっ…いや、自分の事ですし…」

小鳥「同じ事ですっ!!言い訳無用っ!!!」ダンッ!

P「ひっ」ビクッ

小鳥「それに、筋トレまでしているんですってね…?」オォォォン…

P「えっ?ええ、まぁ…」

小鳥「これ以上魅力的になって、あなたは何がしたいんですか!?私を惚れさせ殺すんですか!?それともあなたに釣り合う為の努力で私を過労死させるんですか!?それとも私の理性を躊躇なく削ぎ落として、あなたへの痴漢の罪で私を刑務所行きにさせたいんですか!?ねぇっ!ねぇっ!!!!!」ユッサユッサ

P「そ、そんなつもりは…く、首が…」ガックンガックン

小鳥「…あなたの私に対する殺意は十分伝わりました。それなら私も考えがあります」

P「…?」ハァハァ

小鳥「全身整形します」ハイライトオフ

P「!!?!?」ガーーン!!!

小鳥「ええ、やりますとも。やらせて頂きます。私の覚悟は本気です」

P「そんな!!そんなまるで意味の無い事はやめて下さい!!小鳥さんが整形!?全く意味が分からない!あなたの綺麗な体に余計な事しないで下さい!ヤンキーにお金を渡して殴られに行く様なものですよっ!!」ガシッ

小鳥「離して!18…いや、8歳の身体になるんですから!!!そうでもしないと」

P「わ、分かりました!何もしませんから!だから全身整形だけは許して下さい!俺はありのままの小鳥さんが大好きなんです!!!」

小鳥「…!!」

小鳥「…」

P「…?」

小鳥「」ゴシゴシ!

P「あっ…」

小鳥「」スッスッ ヌリヌリ キュッ!

P「…ナチュラルメイク、ですか…?」

小鳥「…好みなんでしょう。私もう、これからはあなた以外にどう見られようと構いませんから。ほら、早くデートの準備して下さい」スタスタ

P「なっ…!元々は小鳥さんがダラダラと…!」カチン!

小鳥「知りませんっ。早くしないと路上でディープキスして押し倒しますよ」ギロ

P「えぇっ!!?わ、分かりましたよ!あぁもう、この性悪女!…あれ、何かを忘れてるような…?」

━━伊織の部屋━━

伊織「くちゅんっ」

おわぴよこ

今書いているアイマス×ドラクエssのネタがいよいよ枯渇してしまって絶望を感じる中、その八つ当たりに書いた物なので、私の黒い部分が出た乱暴で修羅場な内容のssになってしまいました。反省と共に深くお詫び申し上げます。

あ、あとこの前のやつで小鳥さんが可哀想だったのもちょっとあります

それでは、おやすみなさい

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