矢口蘭堂「シン・バングミ」尾頭ヒロミ「けものフレンズですね」 (84)

志村祐介「集約センターから第一報連絡です。ヤオヨロズ制作による新番組、詳細は不明ですが元になったソシャゲが番組開始前に終了した模様です。先程、官邸連絡室が設置されました。緊参チームに参集指示が出ています」

矢口蘭堂「了解した。総理は?」

志村祐介「放送開始まで28分あります」

矢口蘭堂「わかった。今は情報が欲しい」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491025764

矢口蘭堂「郡山危機管理監、状況はどうなってますか」

郡山肇「ソシャゲ版終了案件は2ちゃんねるでスレを5件確認しています」

矢口蘭堂「ソシャゲのサービス終了は一時的なものですか?」

郡山肇「現在本庁に問い合わせ中です」

矢口蘭堂「声優のソシャゲ版からの変更はどうですか」

東竜太「今はなんとも……情報不足です」

郡山肇「いずせにしてもこのアニメの評判は不可測だ、今後は複合的な初動対応が求められる。官邸対策室に改組する」

モブ役人「第1話の放送、来ました!」

志村祐介「……やはり、NHKの教育アニメのように見えますね」

矢口蘭堂「……にしては違和感があるな」

モブ役人「ですから、けものフレンズソシャゲ版終了の原因は現在も調査中でありまして……」

大河内清次「あー細かいことはいい! 要するにアニメは放送してるんだな」

モブ役人「はい」

大河内清次「なら視聴は後日撮り溜めを一気に見ればいいじゃないか」

赤坂秀樹「いえ、ネットで人気が盛り上がる可能性があります。幹事長との面談はキャンセルとし、5分後にレクを始めさせて頂きます」

大河内清次「そうか。わかった」

東竜太「冒頭のシーンは、主人公になんらかの記憶が消滅する事象です。考えられるケースをあげて下さい」

葉山竜也「所属不明の謎の組織に追われるパターンとは考えられませんか?」

花森麗子「有り得ません。けものフレンズの世界観では組織的な現場介入は不可能です」

柳原邦彦「主人公の登場はサンドスターのマグマ爆発が原因だと思われます、やはり新たなフレンズの誕生が妥当なところでしょう」

沖良郎「柳原大臣……そうは言いましても震源地も近く噴出物の成分はただの水蒸気と思われ、積極的にフレンズの誕生とは認められない事象でして……」

柳原邦彦「え、そうなのか!? なら早く言え!!」

沖良郎「失礼しました」

鵜飼真一朗「総理、噴火のショックによる記憶喪失とも考えられます」

柳原邦彦「そうだ、それに違いない!」

矢口蘭堂「しかし、噴火は番組開始の直前です。既に番組放送開始の時点では考えにくい事象だと考えます」

柳原邦彦「想定外のことだ。よくあるだろ」

矢口蘭堂「総理、主人公の背後に何者かがいる可能性があります」

大河内清次「何者、って?」

矢口蘭堂「正体不明のフレンズだと推測します。ネットにもそれを裏付ける動画が存在します」

金井光二「馬鹿馬鹿しい、アレがシリアス展開への演出だとでも言うのか!」

河野純「本省でもインターネット上の動画の確認を行っていますが、エビデンスとして確証に至るかは判断しかねます」

赤坂秀樹「矢口、深夜アニメは先に結論ありきのお約束路線だ。いい加減掻き回すのはやめとけ」

矢口蘭堂「しかし、あらゆる可能性を具申すべき事案と考えます。そうでない深夜アニメも……」

赤坂秀樹「やんちゃもいいが、おまえ推しの長官の立場も考えろ。いいな。忠告はしたぞ」

柳原邦彦「……サンドスター噴火を原因とする、新たなフレンズの誕生ですが、現在までのところ幸い鬱展開は検出されず、気象庁及び海保海洋情報部の調査研究チームを現地に送り、速やかな番組内容の徹底究明に務めさせていただきます……あっ、ただいま、視聴率が急速に沈静化しているとの報告が入りました」

葉山竜也「もう収まったのか?」

鵜飼真一朗「大したことなかったな」

矢口蘭堂「……総理! 改めて提言させていただきます。けものフレンズはやはり、巨大盛り上がりコンテンツである可能性があります。各省庁の検討を願います」

東竜太「矢口、閣僚会議の席だ。冗談はよせ」

大河内清次「議事録が残るんだ、政府に恥をかかせる気か。このアニメが、そんなに人気が出るわけがないだろう!!!」

東竜太「! 中断、会議を、一時中断します。テレビ! テレビつけて!」

サーバル「信じられません、まったく信じられません!!! いまだかつてこのような展開が、あったでしょうか! 前代未聞です! ボスが突如しゃべりました……」

関口悟郎「な、何だ、今のは!」

大河内清次「ラッキービーストが!」

東竜太「ええ、しゃべりましたね」

赤坂秀樹「矢口の冗談が現実になれば受け入れるしかないか……」

東竜太「事態急変のため会議を中止します、関係閣僚は至急総理執務室へ」

大河内清次「あれは、なんだ!」

関口悟郎「機械不明生物、としか呼称のしようがありませんね。目下、省内や大学や研究機関の生物学等、多方面から学識経験者を招集し、緊急の有識者会議を設置すべく、候補者リストを作成しております」

大河内清次「早く正体が知りたい、急いでくれ」

赤坂秀樹「総理、緊急の課題はラッキービーストの正体ではなく、今後の対応です」

大河内清次「あ、そうか」

東竜太「しかし、こいつは思ったより想定外すぎるぞ」

郡山肇「ですが対処フローの選択肢はシンプルです。『静観』、つまり毎週視聴か、『録画』か『切る』か、もしくは『見なかったことにする』か……ですね」

国平修一「でしたら、切る、でよろしいかと」

東竜太「贊成ですね。かばんちゃんの正体との関連はさておいても今期は幼女戦記、亜人ちゃんは語りたい、鬼平などでハードディスクの容量が圧迫されており、既に莫大なアニメ番組の視聴中止決定が出ています」

河野純「私も切るに同意します」

金井光二「そうだ、一刻も早く切るべきだ。そうだろう、防衛省!」

花森麗子「お気持ちはわかりますがここは最新HDレコーダー購入も含め、本省に検討の時間を頂きたい!」

関口悟郎「まあまあ。事を荒立てず、穏便に録画にできないのか」

矢口蘭堂「速やかにけものフレンズの情報を収集し、静観、録画、切ると、各ケース別の対処方法についての検討を開始してください」

モブ役人「……それ、どこの役所に言ったんですか?」

モブ役人「総理、まだ3名ですがアニメオタクの有識者が到着しました」


【けものフレンズの学術的正体などに関する緊急有識者会議】


海洋アニメ学者「誰も見たことのない、ケモナーアニメの新種。それ以上は、来週を視聴しないとなんにも言えません」

古代アニメ学者「あのテレビの映像だけでは、ゆるアニメなのか、鬱展開の亜種なのか。ジャンルも何も判別はつきませんね」

生物アニメ学教授「そもそもあのケモミミが本物かどうか、実証も無く憶測で判断しては、もはや生物アニメ学とは言えんでしょうが!


志村祐介「有識者会議あと5分で終わります」

志村祐介「こんなことしてる場合かよ……」

大河内清次「時間を無駄にした! 御用学者では何もわからん!」

金井光二「おっしゃる通りです」

大河内清次「レベルは問わん! 誰でもいい、すぐに話の分かる奴を呼んでくれ」

矢口蘭堂「志村、誰かいないか?」

志村祐介「確か大学のアニメサークルの先輩で、環境省に詳しい人が一人……まだ課長補佐ですけど」

矢口蘭堂「構わないからすぐに呼んでくれ」

尾頭ヒロミ「このサーバルちゃんの動き、基本は腰に手を当てて左右に揺れていますがダンスとしてステップも混じっていますね。服らしきデザインからケモナーと仮定しても、隠れ巨乳のような胸の存在が推測できます」

矢口蘭堂「もし胸があるなら、水着回の可能性はありますか」

尾頭ヒロミ「はい、可能性は捨てきれません」

大河内清次「本当か? どうなんだ!」

関口悟郎「と言われましても、また所管官庁も正式決定しておりませんので……えー、学者の意見ではたとえ、山の様な胸があっても鬱アニメがむやみにサービス回を入れると自重で潰れて死に至りますから、学術的にサービス回は万が一にもありえないとの事です」

尾頭ヒロミ「お言葉ですが、既にサービス回への伏線を張っている状態だと考えます」

大河内清次「そうなのか。環境大臣の見解はどうだ」

菊川俊介「はあ、うちの課長補佐が失礼な事を言っておりますが、先ほどの有識者も水着や温泉回は、常識として考えられないと……」

大河内清次「そうか」

東竜太「総理、一刻も早く国民を安心させるために緊急の記者会見を開くべきかと」

赤坂秀樹「総理、会見の際は不確実な憶測ではなく確実な情報だけを公表すべきだと」

大河内清次「わかった。アニメプリントシャツと原稿を用意してくれ」

【けものフレンズに関する首相緊急会見】

大河内清次「けものフレンズはソシャゲ版サービス終了と、円盤の発売はオフィシャルガイドブックにのみBD附属。今後の展開は現時点で不明ではありますが、人気爆発という事態は想定しづらく、視聴率が低くなりサービス回が入れられたとしても自重で潰れ死に至ると思われますのでどうかご安心下さい。繰り返します、けものフレンズの高視聴率はありえませんので、都民国民のみなさん、どうかご安心下さい。」

壱岐治「総理! 会見中失礼します! ……」

大河内清次「えっ、PPP予告で!?」

壱岐治「ネットが大盛り上がりです」

大河内清次「……!」

記者「なんで……さっき高視聴率はあり得ないって……」

大河内清次「どうするんだ、人気爆発はないって言っちゃった後だぞ!?」

モブ役人「ですから文言はアレンジせず報道官の原稿のままお読み下さいと……」

大河内清次「ハッキリ言わんとアニヲタは安心せん! 心が伝わらんだろ!!」

モブ役人「おっしゃる通りです」

地方自治体知事「なぜすぐに、けものフレンズが見れないんだ!」

副知事「なにせ想定外の事態で、該当する視聴チャンネルが見当たりません」

地方自治体知事「地上波はいつも役にたたないじゃないか! すぐにCS放送での視聴を考えろ!」

副知事「しかしこのような事態のアニメ視聴訓練も行っていませんし、パニックの回避を考えるならば、避難区域の放送なしでも困難です」

モブ役人「ここは、住民の自主視聴に任せるほかありません……」

モブ官僚1「それより憲法第13条の幸福追求権と解釈して、自衛隊でテレ東に圧力をかけた方が、全国放送に対応しやすいんじゃないか?」

モブ官僚2「幸福追求権と解釈するのは難しい。13条では具体的権利性肯の主体を人格的利益説または一般的自由説に準ずるものと想定している。防衛出動は出せない」

モブ官僚3「今はそんな事を議論している時じゃ無いだろう! どう見ても自衛隊しかテレ東に圧力をかけられない」

モブ官僚4「でもそれは……ケロロ軍曹が『特番を放送するのは地球滅亡の時だけ』と発言した局だぞ……」

モブ官僚5「おそらく、総理は渋るよな……」

東竜太「総理、ここは苦しいところですが、視聴可能者の拡大を促進するためにも、総理のご決断をいただかないと。」

大河内清次「今ここで決めるのか!? 聞いてないぞ!!」

東竜太「時間がありません。ご決断を」

テレビ「先ほど戦後初のアニメ視聴対策基本法の、けものフレンズ緊急事態の布告を総理が宣言、テレビ東京に対し自衛隊初の防衛出動が決定されました。緊急処置として国会の承認を事後に回し、各媒体でのけものフレンズ一挙放送を目的とした戦後初の武力行使命令を総理が下した模様です」


自衛隊員1「対応が想定外で前例の無い危険なテレ東攻撃だ。隊員は志願させるのか?」

自衛隊員2「いえ、ローテで行きます。皆、入隊した時から覚悟は出来ています」

自衛隊員2「気をつけ!敬礼!」

自衛隊員3「テレ東での放送開始は毎週火曜深夜0135、テレビ愛知では毎週火曜深夜0305、放送予定時刻一時間30分の、遅れ」

自衛隊員1「アタッカー1、こちらCP。AT-Xでは毎週水曜深夜0030より放送予定。テレ東の放送より1日の、遅れ」

自衛隊員5「CP、アタッカー1、dアニメストアでは毎週木曜1200より放送予定。テレ東の放送より2日の、遅れ」

自衛隊員6「CP、アタッカー2、バンダイチャンネルでは毎週日曜1200より放送予定。テレ東の放送より5日の、遅れ」

自衛隊員2「ホールディングエリア2にて停止、別命あるまで待機、現在テレ東と交渉中。ニコ動での一挙放送を打診。お願いだから放送して、おくれ」

自衛隊員3「アタッカー1、了解」

自衛隊員2「テレ東からは色より返事が得られず。これより攻撃に移る」

自衛隊員1「射撃待て! 射撃待て!」

東部方面総監幹部幕僚長「なぜ撃たないんだ!」

自衛隊員1「作戦展開区域にアニヲタを確認!」

自衛隊員2「目標周辺にアニヲタを確認、射線上にフレンズがいる」

自衛隊員1「まだフレンズがいる! 射撃の可否を問う!」

統合部隊指揮官「まだフレンズがいる! 射撃の可否を問う!」

東部方面総監幹部幕僚長「まだフレンズがいる! 射撃の可否を問う!」

財前正夫「フレンズが残ってます。射撃を開始して構いませんか」

花森麗子「総理、打ちますか、いいですか!?」

おお「……」

花森麗子「総理!!」

※訂正
>>28
×おお「……」
○大河内清次「……」

大河内清次「……撃たないでくださあい!」

自衛隊員1「撃たないよ!」

自衛隊員2「りょーかーい!」

矢口蘭堂「色々あったが、結果としてテレ東の協力も得られ、ニコ動での一挙放送が決まった」

志村祐介「もうじき、放送開始です」

大河内清次「フレンズからのコメントも多く寄せられているな」

東竜太「はい……ん?」

モブ官僚「コメントが突如、同じ書き込みであふれ出した模様です!」

大河内清次「同じ書き込み? なんだ急に?」

「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」「わーい」

「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」「たーのしー」

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矢口蘭堂「すごい……まるで退化だ」

矢口蘭堂「他のアニメは市ヶ谷に任して、官邸内に新たなけものフレンズ考察専従調査班を設置する事になったんだ」

泉修一「けも考対だろ? 君がその事務局長を拝命したと聞いた。出世してるな、いいことだ」

矢口蘭堂「そのチームの人選を泉に頼みたい、霞ヶ関には顔が広いだろ」

泉修一「了解した。首を斜めに振るオタ芸が得意なアニヲタを集めて渡すよ」

矢口蘭堂「ああ、骨太を頼むよ」

矢口蘭堂「けも考対事務局長の矢口だ。本対策室の中ではどう動いても人事査定に影響はない。なのでジャンル・カップリング・属性を気にせず、ここでは自由に発言してほしい」

森文哉「ということだ。ま、便宜上私が仕切るが、そもそも出世に無縁なアニメ好きのはぐれ者、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、学会の異端児、そういった人間の集まりだ。気にせず好きにやってくれ。けものフレンズ制作スタッフの公開された基本スペックはこれだ。各部署で確認してくれ」

竹尾保「制作人数10人……これだけですか?」

森文哉「それだけだ。そして、この先のけものフレンズの展開を調べるのも我々の仕事だ。他にも基礎情報があれば共有しておきたい。」

矢口蘭堂「ちなみに昨日の有識者会議では、あまりにも既存のアニメから外れ過ぎていて何もわからないという結論だったそうだ」

間邦夫「確認されたジャパリバスの形状を簡単に整理してみた。座席だけの第一形態、運転席だけの第二形態、それらが合体した第三形態だ。今後も変態を遂げると思われる」

志村祐介「まだ次もあるのか......」

森文哉「他、ラッキービーストについて行動生物学的にも何かないか?」

安田龍彦「行動パターンと言っても、ボスは、かばんちゃんに反応してるだけです。なので思考も特定できません」

間邦夫「知能レベルも不明だが、フレンズとのコミュニケーションは無理みたいだな……」

立川始「素朴な疑問なんだが、アレのエネルギー源は何だ?」

安田龍彦「確かに、身体の活動だけでなくナビゲートや情報表示だけでもかなりのエネルギー量が必要です、消化器官による酸素変換では消費量や動作効率が説明出来ませんから」

尾頭ヒロミ「あれだけのエネルギー……まさか核分裂」

安田龍彦「フッ、冗談ぽいですよ尾頭さん……あり得ませんよ」

矢口蘭堂「じゃあ動力源は、なんなんだ!!」

安田龍彦「あ゛ーーーーっっ!あ゛ぁ゛ーーーーーっ゛っ゛!!こんなのアリかよぉーーーーーー!!?!?」

矢口蘭堂「?」

尾頭ヒロミ「このジャパリバス。電池駆動で、ジャパリカフェで充電が出来ます。ボスの動力源も同じと推測できます」

安田龍彦「見てください、ほら」

矢口蘭堂「安田さんの言うことが正しかったということか…………」

尾頭ヒロミ「……ごめんなさい」

志村祐介「第3話の放送までまだ時間もあるのに。頼んでもないのに1話と2話の視聴を延々とやり、家庭があるから帰っていいですよと言っても帰らず、あるいは帰ってもまた家で1話と2話を見てくれています。マジ感動ですよ」

森文哉「けものフレンズの国会内での視聴も、泉政調副会長の調整もあって各省は所管にとらわれずよくやってくれてます」

志村祐介「担当部署以外のメンバーもたくさんの志願者が参加して不眠不休で1話と2話のエンドレス視聴をがんばっています」

矢口蘭堂「そうだな。このアニメはまだまだ盛り上がる……! そう感じるよ」

志村祐介「けものフレンズ第1話と第2話が、ニコ動で見られます!」

柳原邦彦「おい、初回放送よりかなり重くなってないか」

金井光二「ああ。全く想定外の重さだ!」

河野純「コメント職人のお陰で、登場人物の顔や姿もまるで違うぞ」

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矢口蘭堂「ええ。コメントの数が100倍近くになっています。さらに進化した、けものフレンズの、もはや別物放送です」

志村祐介「けものフレンズ第3話の放送が始まります!」

森文哉「何者かが飛来、正体不明!」

志村祐介「口を開いて……何かが口から……」

矢口蘭堂「なにをするつもりだ……」

トキ「わたぁ~しは~♪ トォォ~キ~♪」

矢口蘭堂「!?」

トキ「仲間~を探してるぅぅ~♪」

安田龍彦「あ゛ーーーーっっ! あ゛ぁ゛ーーーーーっ゛っ゛!!」

袖原泰司「超音波攻撃か!?」

尾頭ヒロミ「いえ。これは人間の声です」

トキ「どこにぃ~いるのぉ~♪ 仲間ァ達ぃ~♪ わたぁぁぁしの~♪」

森文哉「局長、官邸から呼び出しです」

志村祐介「米国大統領次席補佐官が密かに来日、非公式な会談を総理に望んでいる?」

矢口蘭堂「動きが性急すぎますね」

赤坂秀樹「あぁ、次席補佐官は既に横田を出てここに向かってる。外務省や北米局は大慌てだ。同行の大統領特使がお前にアポを取ったとの情報も入っている」

矢口蘭堂「僕に?なぜです?」

カヨコ・アン・パタースン「現政権を元ネタにした、やおい本を読んで私が判断したの。カップリングも興味深い。使えそうな人物としてRando Yaguchiがbetterな選択。不服でも?」

矢口蘭堂「いえ。そうでしたら赤坂主任補佐官の方が適任では?」

カヨコ「彼が断ったから次点の貴方にしたの。何をしてもいいけど私に汚点を残さない仕事をして……この当該人物の直筆サインがほしい」

矢口蘭堂「その理由はなんですか?」

カヨコ「けものフレンズ第3話で登場したフレンズの出演を、数年前から依頼されていた人物……今はそれで充分でしょ? 20代後半でOVA『伝心まもって守護月天!』の長沙役で声優デビューしたところまでは把握してる」

矢口蘭堂「金田朋子、日本人、元製菓会社ブルボン勤務……」

カヨコ「彼女の情報とtradeして我々の蓄積情報を貴方に渡す。ただし第三国にintelligenceは流さない。I have a pen.I have a apple」

矢口蘭堂「Understood.Pen-pineapple-Apple-penpineapple pen」

カヨコ「Thank you. ……友人のパーティから秋葉原まで直行だったので着替えを用意する時間もなかった……とらのあなは、どこ?」

矢口蘭堂「金田朋子のサインつき出演作DVDです」

カヨコ「流石はお祖母ちゃんの国、仕事が早い!」

矢口蘭堂「一緒に仕事をした先輩声優のメッセージがパッケージに封入されています。パターソン特使、あなたが探していたのはこちらでは?」

カヨコ「Yeah there too(ええ、そっちもね)」

矢口蘭堂「草尾毅『金田の前に金田なし』……警告と見るべきか……中身の確認が必要ですか?」

カヨコ「No need(必要ない)。そしてこれがこちらの情報……」

矢口蘭堂「今から17年前の、青二プロダクションの資料ですか。……まさか、金朋がトキの声を演じていた!?」

カヨコ「Yes.それがDOEの出した結論」

カヨコ「出席を取るときの返事だけで教室が大笑い」

カヨコ「卒業式でも声を出すだけで雰囲気ぶち壊し、笑いの渦へ」

カヨコ「カツアゲされた時もその声で相手が大笑い、そのスキに逃げることができた」

カヨコ「ヘリウムガスを吸っても、その声は変わらない」

カヨコ「トキの声にふさわしい声優。それが金田朋子に関する、たつき監督の出した結論」

尾頭ヒロミ「しかしパタースン特使。現在のトキの歌は、人間の可聴域を大きく上回っています」

カヨコ「Yes!!! それに金田朋子の旦那さんの急激な頭痛。今の金朋の歌はシロテナガザルの周波数を遥かに超えた状態で私にも説明がつかない!」

根岸達也「さばくちほーで回収されたじゃぱりコインの分析結果です。大発見ですよ! 地下迷宮でしたっけ、その坑内には未知のフレンズが存在してます」

赤坂秀樹「DOEも絡んだ米国の素早い対応はこれが事由か……データを対策室に。総理に連絡」

大河内清次「わかった。UMAのフレンズとはまた面倒な話だ。で、どこまで言っていいんだ?」

森文哉「しかしアレだな。米国との情報共有があったもののここにきて色々と手詰まりになってきた感があるな」

安田龍彦「プレーリードッグちゃんの挨拶は、インパクトありましたからねえ。まさか尾崎由香さんの声でサーバルちゃんやかばんちゃんに、ちゅーでご挨拶のサービスシーンとは」

根岸達也「このシーンだけで何年よさみが続くかわからない、ふかみですよ……」

尾頭ヒロミ「これで、けものフレンズが、今期アニメで最も素晴らしい番組であるという事実が確定しました」

間邦夫「けものフレンズは奇抜な演出などはなく、ちゅーをするのもプレーリードッグの習性をそのまま使用しつつ劇的な展開を続けている。まさに人智を超えた完全アニメだ……」

袖原泰司「だが、けものフレンズは1クールアニメだ。ならば必ず終了する」

間邦夫「だと思われるが。盛り上がり次第では製作陣も、2期や劇場版を視野に入れている可能性すらある」

森文哉「それを探るのも我々の仕事だ。サービスシーンだけでなく、キャラの行動にもなにかヒントはないか?」

安田龍彦「とはいえ旅をするだけですよ?」

根岸達也「そういえば第6話のライオン城の時、それまで凜々しかったライオンはなぜ急にダレちゃったんだ?」

間邦夫「そうか……百合展開だ」

間邦夫「ライオンは恐らく心の底でヘラジカに原子炉のようなアツい想いを有している。だがヘラジカが自分のところにたどりつけない事で燃える様になっているその想いを、ダラダラして心の安定を保っている可能性が非常に高い!」

安田龍彦「だから最初の城でのシーンでは、賢者状態に戻ったと推測されます」

森文哉「そこから考えられる推測可能な唯一の展開は、双方の組織主義の強制停止です」

尾頭ヒロミ「サーバルちゃんとかばんちゃんを敢えて敵にし双方の組織の戦力を拮抗させ、両者とも味方が全滅すればヘラジカとライオンは組織維持のため自ら陣頭に立って戦闘せざるを得ないと思わます。その対決で急速な百合展開が始まりますので、カップルになるかは不明ですが少なくとも二次創作での妄想は可能です」

森文哉「そのためのライオンとヘラジカに限らず、様々なフレンズでのカップリングの可能性を模索すべきと考えます」

森文哉「これを泉×矢口カププランとし、総理への提案をお願いします」

矢口蘭堂「分かった……名前はともかく、進めてくれ」

泉修一「君はBLもイケる口か」

矢口蘭堂「BLの世界は2種類しかない、攻めか、受けか。シンプルだ、性に合ってる」

矢口蘭堂「みんな、少し休むか!」

森文哉「はい!」

志村祐介「カップラーメンでも食べま……」

博士「辛い! 何ですか、これは!? 食べて大丈夫なのですか!? ……手が止まらないのです」

助手「おかわりをよこすのです!」

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志村祐介「……カレー作りましょうか」

尾頭ヒロミ「手伝います」

安田龍彦「尾頭さん、料理とかできるんですね」

尾頭ヒロミ「いえ。初挑戦です」

間邦夫「え?」

志村祐介「これ……ジャガイモの芽、取りました?」

尾頭ヒロミ「いえ。もったいなかったので、そのままです」

安田龍彦「あ゛ーーーーっっ! あ゛ぁ゛ーーーーーっ゛っ゛!!」

矢口蘭堂「食べないでくださーい!」

ボス「これからここを超えるよ。超えた先には温泉があるよ」

http://i.imgur.com/bcxE5za.jpg

安田龍彦「あ゛ーーーーっっ! あ゛ぁ゛ーーーーーっ゛っ゛!!」

立川始「温泉回キターーーーーー!!!!!!」

森文哉「慌てるな。まだわからない、早急に判断すると後で落胆することになる」

間邦夫「フレンズがお湯に入れるかは未知数だ」

尾頭ヒロミ「でもシャワーくらい浴びても、よろしいかと思います」

ボス「あれは源泉だね。あそこで出たお湯をふもとの温泉までひいてるんだよ」

サーバル「おゆ?」

森文哉「やはりお湯の存在を知らないようだな……」

間邦夫「フレンズの入浴シーンは期待薄か」

尾頭ヒロミ「でもシャワーくらい浴びても、よろしいかと思います!」

サーバル「あったかーい! すごいよ、これ。新体験!」

安田龍彦「足湯で終わりか……」

森文哉「いや、たつき監督は頑張った」

間邦夫「フレンズのサービスシーンなんてなかった……」

尾頭ヒロミ「でもシャワーくらい浴びても、よろしいかと思います!!」

カピパラ「待ってたよよよ。お湯戻してくれてありがとうねねね」

http://i.imgur.com/KQceQeB.jpg

安田龍彦「あ゛ーーーーっっ! あ゛ぁ゛ーーーーーっ゛っ゛!!」

立川始「温泉シーンキターーーーーー!!!!!!」

森文哉「信じてた……たつき監督、信じてた……」

間邦夫「やはりあれは服ではなく、身体の一部か」

尾頭ヒロミ「でも入浴シーンがあっただけでも、よろしいかと思います!!!」

かばん「えっと……これって服のまま入っていいんですか?」

http://i.imgur.com/28UsZ1o.jpg

矢口蘭堂「ん?」

サーバル「服って何?」

立川始「もしかして、これは……」

かばん「これですけど……」

間邦夫「まさか……」

サーバル「えぇぇ!? それって取れるの!? 私のも!?」

安田龍彦「あ゛ーーーーっっ! あ゛ぁ゛ーーーーーっ゛っ゛!!」

ギンギツネ・尾頭ヒロミ「すごい発見だわ!」

ギンギツネ「へぇ、服を脱ぐとツルツルになるのね」

森文哉「ここまで……ここまでやってくれるのか……たつき監督……」

矢口蘭堂「諦めず。最後まで、たつき監督を見捨てずにいて良かった……」

【第11話視聴中】

一堂「「………………」」

カヨコ「サーバルちゃんが黒セルリアンに……」

志村祐介「あ、かばんちゃんが助けに、自分から黒セルリアンの中へ!」

立川始「がんばれ! かばんちゃん!!」

安田龍彦「……やった! 脱出成功だ!!」

間邦夫「だが、サーバルちゃんが……」

里見祐介「ああ、のびちゃったよ……やっぱセルリアンに食べられるって、大変だなぁ……」

志村祐介「こんな終わり方で……来週まで日本は持つのか」

矢口蘭堂「もたせるんだ。来週の視聴まで、日本を!」

カヨコ「私もアメリカから見に来るから」

矢口蘭堂「来られるか? アメリカから」

カヨコ「這ってでも来ます!」

デモ隊「「セルリアンを倒せ! たつき監督は神だ! かばんちゃんを守れ!」」

デモ隊「「セルリアンを倒せ! たつき監督は神だ! かばんちゃんを守れ!」」

デモ隊「「セルリアンを倒せ! たつき監督は神だ! かばんちゃんを守れ!」」

デモ隊「「セルリアンを倒せ! たつき監督は神だ! かばんちゃんを守れ!」」

デモ隊「「セルリアンを倒せ! たつき監督は神だ! かばんちゃんを守れ!」」

【第12話視聴直前】

安田龍彦「大量の飲食物の調達もうまくいきましたね」

志村祐介「これでみんなで盛り上がりながら、最終話を見られますよ」

森文哉「自衛隊の協力のおかげです。野外に特設のパネルと会場を設置して、市民のみなさんと一緒に最終話をみられるなんて……本当にありがとうございます」

財前正夫「礼は要りません。アニメファンですから」

泉修一「始まるぞ」

サーバル「ボスもなんとか言ってよ! あ、そっか……かばんちゃんがいないと……」

ボス「サーバル、ここは僕に任せて君とヒグマはかばんを」

矢口蘭堂「!?」

安田龍彦「あ゛ーーーーっっ! あ゛ぁ゛ーーーーーっ゛っ゛!!」

立川始「ぼ、ボスが……」

森文哉「しゃべった!?」

間邦夫「今ボスは、かばんちゃんに暫定パークガイドの権限を付与して譲渡をしている状態だ。そしてヒトへの緊急事態対応時のみ、フレンズへの干渉が許可されているに違いない」

尾頭ヒロミ「大胆な仮説ですが、行けそうです」

泉修一「おお、かばんちゃんを救おうと今まで出てきたフレンズが集結してきたぞ」

カヨコ「アツい展開ね!」

志村祐介「マジ、泣けますよ……」

矢口蘭堂「今回の、かばんちゃん救出作戦遂行に際し! セルリアンの攻撃や、捕食されてしまう危険性があります! ここにいるフレンズの生命の保証は出来ません!!」

泉修一「いや、今そんなこと言うなよ」

矢口蘭堂「だがどうか実行して欲しい。ジャパリパークの未来を、フレンズに託します! ……以上です」

泉修一「先ずは君が落ち着け!!!」

立川始「フレンズ達の一斉攻撃だ!」

矢口蘭堂「やったか!?」

安田龍彦「いや、まだ……あ!」

間邦夫「折り紙だ!」

尾頭ヒロミ「サーバルちゃんが折り紙を……あ、かばんちゃんが元の姿に……」

カヨコ「アツい展開ね!」

志村祐介「マジ、泣けますよ……」

矢口蘭堂「かばんちゃんとサーバルちゃんのこのやり取り……」

カヨコ「最高の……そしていい最終回だったわ……次に日本に来た時、2期か劇場版があるのが理想的なビジョンだから」

赤坂秀樹「矢口」

矢口蘭堂「あ、赤坂さん。」

赤坂秀樹「ご苦労。そして……けものフレンズ・新作映像制作が発表された」

矢口蘭堂「……これも赤坂さんのシナリオ通りですか?」

赤坂秀樹「俺じゃない」

矢口蘭堂「え?」

赤坂秀樹「田辺茂範さんの、シナリオだ」


お わ り

以上で終わりです。
けものフレンズ、本当に素晴らしかった。
シン・ゴジラ、Blu-ray発売記念と併せて書かせていただきました。
おつき合いいただき、本当にありがとうございました。

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