沖田「第五次聖杯戦争ですか?」 (14)

沖田「サーヴァントセイバー推参。あなたが私のマスターですか?」

士郎「…な、なんだ」

ランサー「なるほど、俺の読みは当たってたってことか。本当に7人目とはな」

沖田「早速対サーヴァント戦ですか。…その槍、ランサーですね」

ランサー「おおよ、そういうお前はセイバーだな。その腰の得物…刀か」

士郎「お、おい待て、あいつはヤバイ!」

沖田「心配いりませんマスター、私の剣技、徳と見ていてください!」ザッ!

ランサー「来るかよ!オラァ!」ガキィン!

沖田「甘い!」ブン!

ランサー「チッ!なかなか早えじゃねえか!」

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ランサー「面白え!だったらこっちも上げていくぜ!!」シュン!

沖田「ふっ!」ギン!

ランサー「オラオラオラ!!!」ギンガンキィン!

沖田(この槍捌き、尋常ではない程疾く鋭い!)

沖田「そこっ!」ズドッ!

ランサー「うおっ!?クソ。やるじゃねえかセイバー」

ランサー(こいつの疾さ…俺以上って感じか。、こいつは退却するのは難しそうだ)

ランサー「仕方ねえ、興が乗ってきたところで悪いが仕留めさせてもらう」

沖田(宝具か!?ならこちらが先に撃つまで!!)

沖田「一歩音越え…二歩無間…」シュン!

ランサー「消えただと!?」

沖田「三歩絶刀!」

ランサー「しまっ…」

沖田「無明三だ…ガフッ!?」

ランサー「刺し穿つ死棘の槍<ゲイボルグ>!!」グサッ!

沖田「あっ…ゴホッ…私は…まだ戦え…」スウウウウウウウ

士郎「負けた…のか」

ランサー「よくわからねえが運のねえ奴だ」

ランサー「さあ次はお前の番だ。恨むなら己の非力さを恨むんだな」グサッ

士郎「カッ…あ…」ドシャ

ランサー「次は迷わずあの世へ行くんだな、じゃあな」ザッ

………
……


アーチャー「心臓を一突きか。この傷はランサーだな」

凛「間に合わなかった…」

アーチャー「気に病み過ぎるな。これは戦争だ。これからもこういう事が起きない保証は無い」

凛「わかってるわ…ええ、よくわかった」

凛「アーチャー!次ランサーと戦うことになれば勝てるわね!!」

アーチャー「ああ、任せておけ」

凛「…行くわよ、私の宝石無駄にした分返してもらうわ!」

凛(…ごめんね…)

アーチャー(少々予想外の展開だな。まあいい、仇討ち程度はしてやるさ)

終わりです
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