朱殷に染まる【ミリマス】 (39)

始まりは、1週間くらい前のことでした……

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「ふぅ…… 疲れた」

「タイアードなのです~」

「ふふ、お疲れさま お飲み物ですわ」

「チヅル! ありがとうなのです~」

「可奈、これ」

「あ…… ありがとう、志保ちゃん」

「可奈?」

今日は次の公演のメンバーの百合子、コロちゃん、志保、可奈、そしてわたくしの5人で振り合わせの日

いつも使っているレッスン場が使えなくて、別の場所を借りて今日の練習は行われました

練習は首尾よく終わり、今は少しゆっくりしているところですわ

「あ! そうだ、私ね最近自分の特技に気付いたの!」

「へぇ、そうなんですか」

「志保! もっと関心持ってよ!」

「それで、ユリコのスキルとはなんですか?」

「これだよ…… んっ」

百合子が見せたのは綺麗なウィンク、確かにアイドルとして役に立つ特技ですわね

「志保もやってみてよ! ウィンク」

「私は出来ないです」

「えぇー やってみるだけやってみてよ~」

「……笑わないなら」

「笑わないよ」

「んっ」

「ぷっ…… あ、ごめん」

「笑わないって言ったじゃないですか!」

「ごめんごめん……」

「もう…… 可奈?」

「……え? 何…… 志保ちゃん……」

いつもならこういった話に率先して混ざりに行くはずの可奈、しかし可奈はレッスンが終わってからずっと座り込んでいました

「どうしたの? 具合悪い?」

「あ…… うぅん…… 大丈夫……」

「いったいどこ見てるのよ すいません、ちょっと可奈が疲れてるみたいなので連れて行きますね」

「あ…… ありがとう…… 志保ちゃん……」

「ふふふ、どうぞごゆっくり~」

「…… 何笑ってるんですか」

「何でもないよ~」

そう言って志保は可奈を連れて出て行き、部屋にはわたくしと百合子とコロちゃんの3人となりました

「ふふん、ロコもウィンクはスキルフルですよ?」

「ほんとですの?」

「はい んっ……」

「まぁ、お上手」

「ん……」

しかしどうしたことでしょう? コロちゃんはウィンクして左眼を閉じたきり固まってしまいました

「どうしましたの?」

まぁコロちゃんのことですからまたインスピレーションがロコナイズがどうこう、なのかもしれませんが

「……あ」

「ふふっ、なんですのその間の抜けた声は」

「え……? ロコは今何を」

「ロコちゃんも疲れてるんだよ きっと、私たちも早く帰ろ?」

「百合子の言うとおりですわ」

「……はい」

その日はそこで解散、それぞれの帰路につきました

そして次の日

わたくしは『忘れ物をしてしまった!』とコロちゃんに呼び出され昨日のレッスン場を訪れていました

「忘れ物ってなんですの? 何故わたくしも付いていかなければならなくて?」

「とーにーかーく! チヅルが必要なんです~!」

「もう…… 仕方ありませんわね……」

それにしても不思議なのはコロちゃんの持ち物…… やたら大荷物で…… 忘れ物を取りに行くのに必要なのかしら?

「アライブドですー」

「昨日のレッスン場…… 特に何も無いようですけど……」

レッスン場を見回してもコロちゃんの言う『忘れ物』らしきものは見当たりませんでした

それでも一応隅々まで探さなくては、もしかしたらコロちゃんの大切にしているアクセサリかもしれませんし

「コロちゃん、何を忘れたか教えてもらえます?」

と、振り返ると…… コロちゃんは画材を取り出して絵を描き始めてるじゃありませんの

「もう! いったい何をしているんですか」

「……」

「貴女が『忘れ物をした』と言うからわざわざ一緒に来ましたのよ?」

「……」

コロちゃんはわたくしの問い掛けを無視して黙々と画板と向き合ってます

「まさか…… 忘れ物ってここでいつもの『ロコアートをするのを忘れていた』と言うわけじゃありませんよね…… ?」

彼女は何も答えずに絵の具を塗りたくっていきます……

はぁ…… つまりそういうことみたいですわね…… コロちゃんには困ったものですわ……

こうなるとコロちゃんは中々話を聞いてくれませんし、完成するまで待つしか無いです まぁ、絵に夢中になる彼女の姿は見てて中々可愛らしいものなのですけど

そう、思ってたのですが…… 今日のコロちゃんは何処か様子が変です

何の絵を描いてるかはここからでは判りかねますが、油絵具を乱雑に画用紙にぶちまけ、使い終わった絵の具は近くに投げ捨てています

コロちゃんはあんな物を粗雑に扱う子では無かったはずなのですが…… それに使う色も赤や黒ばかり

そして何故かコロちゃんは左眼を閉じながら絵を描いています…… 明らかに変ですわ……

「ちょっとコロちゃん、貴女何を……」

と、彼女に近付くと彼女が何やら呟きながら絵を描いていることに気付きました

「…… …… ……」

「?」

「Impression……Expression……Locomotion……」

コロちゃんの歌の歌詞? それにしても……

「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」

何でそこばかり…… それにまじないの言葉のように呟いて……

「ちょっとコロちゃん! 貴女変ですわよ!」

余りにも普段と違う様子に、一旦ロコアートを止めようと近付くと

「邪魔するなっ!」

「っ!?」

今までコロちゃんから聞いたことの無いような攻撃的な言葉

わたくしはその語気に気圧され、足が止まってしまいました

「あと少し…… あと少し……」

「ろ、ロコ……?」

『あと少し』わたくしは彼女の言葉に従うようにぼぅっと『ロコアート』の完成を待つしかありませんでした

「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression……Locomotion」

「Impression……Expression……Locomotion」
「Impression……Expression…………

手が止まった?

「コンプリートですー!」

完成したらしい絵を前に両手を上げて喜ぶ彼女は先ほどまでの狂った姿と違う、いつものコロちゃんのようでした

「ふぅ…… ちょっとのめり込み過ぎですわよコロちゃん」

「ローコーでーすー!」

「バイザウェイ、チヅルには『ここ』はどう見えていますか?」

「どう、って……」

ただのレッスン場…… ですわよね?

「チヅルにはただのレッスン場に見えているんですよね? 確かにイエスタデイのロコもそうでした」

「でも今は違うんです!」

ロコは左眼を閉じたままわたくしを睨み付けます…… なんですの…… 本当に……

「視覚はヒューマンの知覚する情報の8割を占めているって知っていますか? ロコは片眼を閉じることでそれを大幅にカットし、新しい景色を見ることにサクセスしたんです! 今ロコに何が見えているかわかりますか? 一面に広がるスカーレット! 世界は少し見方を変えるだけでこんなにも変わるんです! これが新しい! 新しいロコアート! これがImpressionのExpand! 新機軸のLocomotionです! このピクチャは一度見ることで人に強くメモライズさせ、脳の中でリクリエイトさせることで真のコンプリートをみる、スーパープログレッシヴなピクチャなのです! ううん、説明するよりまず見てください! チヅル! ロコの『アート』を!」

そう言ってロコの見せた絵は……

「っ…… !?」

「ふふん、ロコのアートが凄すぎて声も出ませんか? そうでしょうそうでしょう」

気持ち…… 悪い……

何…… あの絵…… 赤と黒の絵の具が汚く塗りたくられて…… 意味がわからない……

それに…… 一目見てすぐ目を逸らしたのに、脳裏に焼き付いて離れない…… この感じ……

「どうですか? どうですか? チヅルならこのアートがわかりますよね!?」

ダメ…… 吐き気が……

「一度見ただけでビビットなインプレッションを与え、二度と忘れなくさせる! これこそ真のアート!」

目を閉じても瞼の裏に見えるあの絵、本当にロコの言うように『違う世界』がわたくしにも見えているようでした……

「はぁ…… はぁっ!」

わたくしは気力を振り絞り、ロコの画板を取り上げ、『ロコアート』を引き裂き、破り捨てました

「な、何をするんですかっ!」

これで…… この絵は…… うぅっ

「チヅル……?」

絵が消えたことに安堵し、緊張の糸が弛んだからか、わたくしはその場で嘔吐してしまいました……

「チヅル? チヅル! チヅルっ!」

次に気が付いた時、わたくしは自宅のベッドに横たわっていました

家族の言うことにはわたくしはレッスン場で倒れ、コロちゃんが電話してくれたとのこと……

「はぁ……」

凄い気だるい…… 気分も悪いですし…… 何なのでしょう……

そもそも何でわたくしは倒れ……

「っ!?」

その瞬間『思い出した』のです、あの絵を

赤黒く、まるで血で描いたかのような不気味な色を……

気を紛らわすためとにかく枕元にあった携帯を手に取り、メッセージを確認します

コロちゃんと、百合子から届いていますね……

『チヅル…… 今日は何かごめんなさい……』

『ロコ、実は今日絵を描いている時のことあまり覚えていなくて……』

ふふ…… 少ししおらしくなっているコロちゃんも可愛いですわね

『気にしていませんわ、それより今日はわたくしもはしたない姿を見せ、コロちゃんのアートを破ってしまい、申し訳ないですわ』

『ロコはロコです! コロちゃんじゃありません!』

「ふふっ」

少し、気持ちが落ち着いてきました

「さて、百合子からは……」

『千鶴さん、昨日のレッスン場のことなんですけど』

『実はあそこ…… なんて言うか"いわくつき"な場所らしくて……』

いわくつき……?

『何か異常とかあったりしませんか? 志保によると可奈はあの後熱を出して倒れてしまったみたいで…… ただの偶然だといいんですけど……』

「……」

『そうだったのですか…… 取り合えずわたくしは元気ですわよ、可奈には後で見舞いの品を送りましょう』

偶然…… ですわよね……

結局その日は何となく食欲が沸かず、そのままベッドに横になりました

体を楽にして頭をすっきりとさせ、目に浮かぶのは……


『あの絵』


「ま、まさかこの年になって昼間見た絵が怖くて眠れないなんて…… 育にも笑われてしまいそうですわ……」

などとひとり軽口を叩いてもあの絵は消えてくれません

心を落ち着かせるために暖かいミルクを飲んでも変わらず、『朱』が視界を侵食していきます

とにかく寝ましょう、もし眠れなくても目を閉じて体を休めるだけでも……


無理ですわ…… 目を閉じればより鮮明にあの光景が蘇るだけ

一瞬しか見ていないはずのコロちゃんの絵はわたくしの脳内で補完され、まるで本当にあの絵で描かれていた景色を見てきたかのように思い出されます

空は暗く曇り、地は朱殷に染まり…… そこに這うのは……

這う……? そうです、あの絵は風景画のようではありましたが、血みどろの中にひとり人間のような者が居ましたわ

あの絵のことは考えてはいけない、思い出してはいけない、そんなことはわかってはいますが強く刻み込まれたあの絵は時間が経っても忘れられず、よりはっきりとしたイメージとなりわたくしの脳で作り上げられるのです

あの絵で這っていた人間、あの絵がコロちゃんが見ていた景色を写実したものなら、あの時コロちゃんの右眼が見ていたものは……

「んんっ!」

思わず叫びだしたくなる口を手で強引に押さえ、心を何とか静めます

しかしわたくしの脳が出した結論は恐ろしくて恐ろしくて、今すぐ何処かへ走り去りたくなるような……

怖い…… 目に見える全てが『朱く』なる……

こんなこと、誰に言っても頭がおかしくなったんだと思われ相手にされないでしょう

でもわたくしの世界は朱くなって、もう元には戻りません……

この恐怖を理解してもらうには…… 『あの絵』をもう一度コロちゃんに描いてもらって誰かに見てもらわなくては……

「っ!」

何を考えていますのわたくしは……

落ち着いて、落ち着いて、携帯を手に取ります

そう、海は青くて、レモンは黄色で、ポストは赤い、全部朱くなんてありません……

結局一睡も出来ないまま、翌日わたくしは事務所に赴きました

レッスンまで時間がありますし、事務所で少しお話をして気を紛らわせましょう

「おはようございます」

「おはよう、千鶴ちゃん」

「おはよ 千鶴」

「風花、恵美、二人とも早いですわね」

「まぁね」

「…… 千鶴ちゃん、昨日夜更かしした?」

流石風花ですわ、化粧で誤魔化しても気付くものなのですね……

「えぇ、ちょっと…… 昨日は眠れなくて」

「お身体は労ってくださいね、最近は可奈ちゃんも体調を崩してるみたいですし……」

「何か悩みとかあるの? アタシで良かったら聞くけど」

「いいえ、大丈夫ですわ 少しプライベートな話ですので…… お気持ちだけありがたく受け取っておきます」

「そっか…… まぁ辛くなったらいつでも言ってよ」

「私たち、仲間ですからね」

ふふ、ありがたいお言葉です やはり部屋でひとりで居るより、誰かと話している方が正解だったようですわね 少し気持ち悪さが和らぎました

「おはようございます……」

「んあ、おはよー 百合子」

「どうしたの百合子ちゃん? 浮かない顔して」

「それが、今日はロコちゃんお休みみたいで……」

「コロちゃんが? 昨日わたくしコロちゃんと会っていましたが元気そうでしたわよ?」

「プロデューサーさんが言ってました…… 志保は学校の都合で来られないし、可奈は熱が下がらないみたいだし、今日はレッスンお休みですね……」

「そう…… ですか……」

「公演まで近いのに、みんな体調崩してて心配ね……」

「…… 本当なら今日も『あのレッスン場』で練習の予定でしたの?」

「はい、その予定でしたけど……」

「ん? あのレッスン場て?」

「あ、はい 私たち一昨日はうちのレッスン場じゃない、他のところで練習してて 後から知ったんですけどそこは所謂"いわくつき"な場所らしくて」

「うえぇ! なにソレ!? こわっ! ちょっと百合子そういうのやめてよ~」

「わ、私だって苦手ですよ!」

今、何故わたくしは例のレッスン場のことを切り出したのでしょう

ふと気になって? そんな単純な理由で……?

その時、携帯に着信がありました コロちゃんからメッセージが届いたみたいです

『チヅル 今日はお休みしてごめんなさい…… ロコもノットフィーリングウェルみたいです……』

コロちゃん…… わざわざわたくしにも送ったのですね……

『そんなの気にする必要ありませ


『Impression……Expression……Locomotion』

メッセージを送ろうとした途端、不意にコロちゃんからメッセージが送られました 昨日コロちゃんが狂ったように口にしていた言葉……

ふっ、ふふ…… 自分の歌のフレーズを送るなんてコロちゃんたらどうしたのでしょう……

Impression……Expression……Locomotion

Impression……Expression……Locomotion

Impression……Expression……Locomotion

Impression……Expression……Locomotion

Impression……Expression……Locomotion

コロちゃんの昨日のあの呟きが脳で勝手に再生されます…… 『あの絵』と一緒に……

「千鶴ちゃん? どうしたの……?」

「インプレッション……エクスプレッション……ロコモーション……」

気付けば同じようにフレーズを呟いていました

「それ…… ロコの歌? 今度一緒に歌うの?」

また…… 世界が朱くなる……

体が震える、汗が流れる、怖い、怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……Expression……
Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……Expre
ssion……Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……
Expression……Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」「Impression……Expression……Locomotion」

「ちょっと千鶴! どうしたの千鶴!?」
Impression……Expression……Locomotion
「千鶴ちゃん! 落ち着いて! まずは深呼吸して!」
Impression……Expression……Locomotion
「しん……呼吸…… ?」
Impression……Expression……Locomotion
呼吸…… そう、落ち着いて……
Impression……Expression……Locomotion
Impression……「すぅ……」Expression……Locomotion



『呼吸ってどうやるんだっけ?』

っ……

「かっ……」

「千鶴ちゃん!? 千鶴ちゃん!」

「かっ…… あぁっ…… っ……」

呼吸……? そんなの今まで普通に……



『普通に…… どうするんだろう?』

Impression……Expression……Locomotion「っ…… っ! っ!」Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion「千鶴ちゃん! 千鶴ちゃん!?」Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion「ちょっと百合子! 誰か…… 救急車呼んで!」Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion「は、はい!」Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion「風花! なんとかなんないの!?」Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion
Impression……Expression……Locomotion「千鶴ちゃん! 私の声が聞こえない?」Impression……Expression……Locomotion



『呼吸は、普通じゃないかもしれない』
『呼吸は、特別なことかもしれない』
『すって、はいて、それはあなたにできないかもしれない』
『それで』
『いきが』
『とまって』
『しまう』
『かも』
『しれない』

その後、千鶴さんは病院に運ばれました

症状は過呼吸だそうで、特に大事には至らず、病院に一泊して退院しました

可奈も熱が引き、無事練習に復帰しました

だけど、ロコちゃんはまだ調子が悪いみたいで…… 心配です……


そしてもうひとつ、あのレッスン場についてわかったこと

あくまで噂程度の話ですが、昔あの辺りでは目の病気が流行り、感染した人は誰も目が血走り『目が痛い、世界が血にまみれて見える』と口にしていたらしいです

あのレッスン場で練習した5人から可奈、ロコちゃん、千鶴さんと3人も体調不良者が出たのはきっと偶然ではない、少なくともあそこには近付くべきではない

そう思った私はプロデューサーさんにあのレッスン場を今度から使わないように、と伝えました

「ご心配をおかけしました、が今日からロコもレッスンにリターンします!」

「元気になってよかったね、ロコちゃん」

「はい! それで……ロコズホームでレストしている間に新しく描いたロコアートがあるのですが……」

「ん? 何々?」

「これです!」


おわり

ミリ雑談スレを見て思いつきました。
読んでくれた人ありがとうございました。

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