経営者「安価で王都を作るよ!」 (213)


経営者「…王国主催の都市開発の大会。それに正式名称は存在しないが、四年に一度開かれる伝統的な大会だ」

経営者「二ヶ月間という短い期間で開催されるその大会には、階級や生まれなんでモンハン関係無い」

経営者「上流階級の人間にも認められるような実力と実績さえあれば…誰でも出場できる」

経営者「まあ、出場者は募集してなくって…全員がスカウトされるような形式で出場するんだけどね」

経営者「…で、アタシはその大会への出場権を見事得た」

経営者「……出場確定を知ってから、親友に聞きたいことも聞けないまま気付けば大会前日」

経営者「今アタシが居るのは待機のためにと用意された、王都の中心部に位置する高級ホテルの一室…」

経営者「…一応、もう直ぐお嬢様や親友と通信機器を通じて会話ができるはずだ」


・第一回:ショッピングモール編『経営者「安価でショッピングモールを作るよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488094515/)』
・前々回:テーマパーク編『経営者「安価でテーマパークを作るよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488610605/)』
・前回:冒険者ギルド編『経営者「安価で冒険者ギルドを作るよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489295275/)』

※開拓者シリーズのリスペクトssです。あの方とは別人ですので予め御了承下さい。
また、あちらに迷惑がかかるような行為も絶対におやめ下さい。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1490770884

[~あらすじ~]

・様々な施設や店を転々と渡り歩き、経営の手助けをしてきた女性、経営者。

そんな彼女の、なんでも無いある日のこと……

彼女は長年の親友から、自分が町長を務めている町でショッピングモールを経営しないかと話をされる。
そしてそのショッピングモールの経営は無事成功し、安定した安心感のある仕事ぶりが評判となった。

資金運用や都市開発を行なっている女性、お嬢様もその評判を耳にし、テーマパーク経営の依頼をしてきた。
テーマパークも無事成功を収めた経営者だったが、次は冒険者ギルドの経営をすることに。

慣れないながらもギルドを完成させ、問題となっていた龍を倒し、魔物と人間の和解の道へと導いたのだった。

…そして龍を退治した直後、経営者は他のギルドマスターと共に大会への出場権利を得る。
さらに長年にわたる付き合いをしてきた親友が、この国の第九王子だということを知ったのだった…。

[~あらすじ、終~]

ピッ

経営者「…二人とも、通信の方、繋がってるかい?」

お嬢様『此方は問題ありません。きちんと二画面の同時表示がされていますわ』

親友『うん、僕の方も大丈夫そうだよ。音声もちゃんと聞こえてるから』

経営者「そうかい?…なら、親友……どういうことだか、説明してくれるかねぇ?」

経営者「…いや、説明してくださいますか、と言うべきかい?」

親友『う、その……怒ってる…よね』

親友『…隠していたことは、本当にごめん。 あと…君の敬語はなんだか怖いからやめてほしいな…』

経営者「…隠されていたってことは別に良いよ?アタシは」

経営者「けど、今までのアタシのアンタへの態度は……もしかしたら捕まってたかもしれないんだ」

経営者「そこんところ、ちゃんと考えててほしいんだけどねぇ…ってだけさ」

親友『そこは…その、僕が大っぴらにしていたら…』

親友『それを知った輩のせいで、君をはじめとする僕が協力してる人達に、多大な迷惑がかかると思ってね…』

お嬢様『あら……単純に経営者さんと仲良くなりたかった、と云う思いもあるのでしょう?』

親友『ちょっとお嬢様!?……まあ、確かにそうなんだけど…』

お嬢様『公私混合、ですわね?』

親友『…ごめん』

経営者「……そんな嬉しい理由じゃあ、これ以上責めるに責められないねぇ…」

経営者「と、云うかそもそも…アンタら二人は一体どういう関係性なんだい?」

経営者「…まさか、婚約者とかそういう御関係で…?」

親友『…ただの幼馴染だよ。お嬢様の一族は王族と深く関わりを持ってるから、自然にね』

お嬢様『……わたくしは長男がいる上に第三女、と…家の次期継承者とは離れていますからね』

お嬢様『運動も勉強も優れておらず、民衆にもあまり知られていない九番目の王子とは縁を感じておりまして』

お嬢様『…二人とも都市開発やら町づくりだので似たような仕事をしているのも、その縁かもしれませんわ』

経営者「へえ…そうだったんだねぇ…」

経営者「……ついでだし、大会のコツとかについて聞くってのは…」

親友『流石にそれは親友の僕でも無理だよ。うっかり話が漏れたりしたら、責められるのは二人ともだからね』

親友『ま、でも今まで通り君の要望を聞くことはできるよ』

親友『この機器を介してだけど…参加者全員から聞いて回る予定だから、別に贔屓にはならないはずだよ』

親友『今までとは違って王国全面協力だからね!精一杯協力するよ!』

経営者「そいつは頼もしいねぇ…。そん時は是非ともよろしく頼むよ」

親友『…え?………はい…、はい…わかりました。では……ええ…』

経営者「…呼ばれたかい?」

親友『うん、ちょっとで終わるとは思うんだけど……とりあえず今日のところは通信は終わるね』

経営者「そうかい……なら、じゃあ、また」

親友『うんっ! 頑張ってね、経営者さん。君なら必ず、必ず優勝できるから!』プツッ

経営者「……優勝、ねぇ。本当に一経営者のアタシなんかにできるのかねぇ…」

お嬢様『………優勝の可能性がゼロの人間に、出場権が与えられるとでも?』

経営者「えっ、なんで……ってああ、別の機器から個別に通信してたんだったっけ」

経営者「……まあ、アンタの言う通りではあるんだろうけどさ…どうにも、ねぇ」

お嬢様『ならば……そうですね、過去に優勝した人間のひとり言でも貴方は聞いてくださいな』

経営者「…へっ? か、過去に優勝…って……アンタが!?」

お嬢様『…ただのひとり言ですわ。たまたま通信を切り忘れた人間の言葉ですから、聞き流してくださいな』

お嬢様『例えこれが不正扱いになったとしても…まあ、ひとり言ですから、ね?』

経営者「…そうかい、ひとり言…ひとり言、か。わかったよ」

お嬢様『……この大会で優勝した町…いえ、都市は、大抵の場合城や宮が設けられ、王都とされます』

お嬢様『ので、優勝を目指すのであれば…それを前提として頭に置いた方がよろしいかと思われます』

お嬢様『更に……何もゼロから、一から町を作るわけではありません』

お嬢様『既に存在している町の土地や特徴を如何にどう利用するか…どう“経営”するか…』

お嬢様『…それが鍵となりますわ』

お嬢様『経営者さんは既に更地の状態からテーマパークを作り上げた経験がありますから…』

お嬢様『そう難しいことでは無いはずですわ』

経営者「なるほどねぇ…。 ありがとうね、お嬢様」

お嬢様『……あら、わたくしはひとり言を言っていただけですわ』

お嬢様『まあ、わたくしも今日はこの辺で……次は貴方が優勝を果たした後に、お会いしましょう』

お嬢様『おやすみないませ、経営者さん。 ご健闘を御祈りいたしますわ』

経営者「…ん、おやすみ」

プツンッ……

経営者「…さて、アタシも寝ようかと思ったけど…せめて土地の再確認くらいはしとこうかねぇ…」

経営者「確か…他の出場者が担当する町も含め、何枚かの紙にわけてまとめて書いてはずだったから…」

経営者「…ええっと……これだったかねぇ?」

経営者「…王都を作ると考えれば、必要な要素は明確にできるはずだから…上げてみようかね」

経営者「人を集められる観光地としての魅力。治安維持や他国への対抗ができる戦闘力や…」

経営者「大きな町…つまり都市を機能させるための商業施設や技術」

経営者「他にも道路や駅、飛行場なんかの交通設備も重要になるのかねぇ……」

経営者「それに大抵の町は、既に主となる施設か何かが存在しているはずだ」

経営者「それが町の要素の主を補ってくれるはず…どう生かせるかが重要になるだろうねぇ…」

経営者「別にそっちの経営に手を出せるわけじゃあないけど、そういうものを疎かにはしたくない」

経営者「…扱い易い土地にある町だと助かるんだけど…どうだろうねぇ」


・草原の町……ひたすらに平坦な草原が続いている。良くも悪くも特徴が無いそこそこ大きな町。
・山中の町……山に囲まれている。立派なギルドがあり戦闘を好む者が多いが、交通面が悪い。
・地底の町……街全体が大規模な市場、交易場となっているが、治安も観光面もあまり良くない。
・海辺の町……美しい海を見渡せる隠れた観光名所だが、商業はほとんど発展してない。
【↑の四つの町から一つ、選択してください。 二票先取された町を舞台にします】

経営者「…アタシが行くのは海辺の町、か」

経営者「この紙によると…古くから存在する美しい海のすぐ側に存在する町らしい」

経営者「旅人の間で度々話題に上がるほど、その海は魅力的」

経営者「住民も穏やかで無欲の者が多いが、そのかわり商業の発展はあまりされていなくって…」

経営者「そのため旅人以外の一般人が立ち寄ったり旅行に行くことは少ないとのことだ」

経営者「…で、結果として…その町の海は隠れた観光名所と呼ばれているってわけか」

経営者「景観を崩さないよう配慮をしながら…海を活用した産業ができたら良いのかねぇ」

経営者「まあ、全方位が海ってわけじゃあないし…取り組むべきところは沢山あるからねぇ」

経営者「実際に町で暮らして、どうするかじっくり決めてかないとねぇ…」

経営者「…じゃあ、町の確認をしたことだしそろそろ寝……ちゃダメだ!」

経営者「……一番大事なことが残っていたじゃあないか…」

経営者「…アタシは様々な種類の経営をして、ようやく一つ、進歩した」

経営者「主な進歩の要因としては冒険者ギルドでの、今までとは全く違う形式の経営だったんだけど…」

経営者「…今のアタシなら、一週間に施設か人材育成のどちらかを三回行えるだけの能力が備わっている」

経営者「まあ、悲しいことに両方三回ってのはできないんだけどさ」

経営者「一週間に施設を三つ作って人材育成は二回だけにするか…」

経営者「一週間に人材育成を三回行って、施設作りは二回に抑えるか……」

経営者「そのどっちの方針で進めていくか、決めないとねぇ」

経営者「ここで全体の進行のペース配分を決めることになるから…途中変更は不可能だよ」


【1:施設作り三回、人材育成二回  2:人材育成三回、施設作り二回  二票先取で決定します】

経営者「…よし、施設に重点的に力を入れてみよう」

経営者「住民も町を作る大きな要因になるけど…やっぱりより大きな物ってのは施設になるからねぇ」

経営者「…今回は作業員達に特段頑張ってもらわなくっちゃね」

経営者「もちろん、アタシもアイディアを全力で生み出してやるさ!」

経営者「体力温存のためにも…もう今日はここらで寝ちまおうか」

経営者「明日からは海の町! うんうん、楽しみだねぇ……」

[一週目]

・称号『海辺の町』

【状況】
・海辺の町……美しい海を見渡せる町。商業はほとんど発展してない。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。

【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。


【各レベル】
観光Lv.2  戦闘Lv.0  商業Lv.-1  交通Lv.0


経営者「…さて、ついに今日から都市開発…いや、都市経営が始まるねぇ」

経営者「冒険者ギルドでの経営もやっぱり楽しかったけど…やっぱりスタッフと一緒にいるのが落ち着くねぇ」

経営者「……よし、それじゃあ…作業に取りかかる前に目標の設定でもしておくかね」


経営者「今回の目標は…観光、戦闘、商業、交通の全四つのレベルを…5以上に上げること!」

経営者「レベルアップに必要なだけの要素は今まで以上に多く設定しているから、いくら5と言えど厳しいはずさ」

経営者「うまい具合に土地や町の特徴を活用していきたいけど……マイナスな点も存在しているからねぇ…」

経営者「0が一般的な町の数値だとすると、マイナスが付いてるってのはまずい状態だ…」

経営者「…それに、実際優勝するのには他にもなにかしらの要素が必要になるはず…」

経営者「それが何かっていうのは…今のアタシにはわからない」

経営者「……アタシの経験と技量、そして二ヶ月間という慣れた期間…それをもってしても……」

経営者「…いや、後ろ向きなのはアタシらしくないよ!優勝目指して…自信を持って頑張るよ!」

経営者「さて、まず始めに…この町の住民となる、人材に手をかけようかねぇ」

経営者「町や施設の発展に貢献してもらうため、知識と資金を最大限に活用する」

経営者「ショッピングモール、テーマパーク、冒険者ギルド……」

経営者「様々な場所で、様々な人間の能力の成長を見てきたんだ」

経営者「多種多様の能力を持った人材を確保するのには…そう苦労はしないはずさ」


【↓1、2  従業員に学ばせるテーマ(料理、医学、環境学など)】

【住民・従業員】
・環境学者……自然、動物、人々の環境保全について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。


経営者「あ、環境学者!海の調査の方はどうなったんだい?」

環境学者「…今のところは問題無しですね」

環境学者「この町の皆さんが海を大切にし続けていてくれていたおかげで、特に異常は見られません」

経営者「そうなのかい?なら、無駄に時間を使わしちまったねぇ…」

環境学者「いえ、異常が無いということがわかっているのは大きいですから」

環境学者「それにこの先、人が大勢移り住んで何らかの異常が起きた時…」

環境学者「健全な状態との変化から原因や対処法を割り出すことができますから」

環境学者「そして何よりこの状態を如何にどうやって維持していくかが大事ですからね」

経営者「なるほどねぇ…良い考えじゃあないか」

経営者「それじゃあその調子で、環境保全の方、よろしく頼んだよ!」

環境学者「はい、かしこまりました」

医者「…これで大丈夫なはずですよ。元々大した怪我だったわけでもないので」

母親「本当ですか!?…ありがとうございます!ほら、あなたも!」

子供「ありがとう、ございます…」

医者「はい、どういたしまして」


経営者「…よくやってるじゃないか」

医者「…ええ。この町には医者が以前住んでいたそうなのですが、数年前に転居したそうです」

医者「そのかわり町の小さな診療所が残っていて、ある程度知識のある者がそれを利用する…」

医者「もしくは隣町に足を運ぶなどして対処していたとのことです」

医者「…幸いと言って良いのかはわかりませんが、仕事が無くなる事はなさそうです」

医者「この先観光客の方が訪れた際や、作業員さんが怪我をした時…健診なんかも簡単な物なら可能です」

医者「キチンとした処置はここでは難しいですが…ある程度なら現状で済ませられます」

経営者「…それでも余裕ができ次第、医療設備は整えとくよ」

医者「…その時はよろしくお願いします」

経営者「さ、次は施設や設備の建設に取り掛かるよ」

経営者「初めは小さな町だけど…最終的に都市と云うのに相応しい物を作っていかなくちゃならない」

経営者「…一応ある程度の公共施設はあるから、基本はそれを強化する形になるのかねぇ」

経営者「そうすれば第一段階でもそこそこ大きい物として扱えるしね」

経営者「それに今回は三種類の施設が作れる…。うまく活用していきたいところだ」


【↓1、2、3  作る施設、設備(レストラン、駅、学校)】

【状況】
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾……商船や客船などが出入り、停留している小さな港。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。


子供1「テスト全然わかんなかった~…」

子供2「あー、あたしはまあまあくらいかなあ…」

子供3「えー?俺は余裕だったぜ?」

子供1「ええっ!?そうだったの!?…だったら、今度勉強教えてくれる?」

子供3「もっちろん!…とりあえず今日は商店街行ってオヤツ食べてこよーぜ!」

子供2「うんっ、そうしよっ!」

子供1「ぼく、その後は船見に行きたい!」


経営者「小さくて壊れかけていた学び舎を改修して、そこそこ大きめの学校を作ってみた」

経営者「今のところは、前から居た数名の教師とうちのスタッフが学校の管理や授業を執り行っているよ」


経営者「他にも、多方面に使えそうな港湾を整えた」

経営者「まあ、出入りするような船はまだ少ししかいないんだけどね…」

経営者「…それはこの先何とかしよう」

スタッフ「いらっしゃいませ~!お野菜はいかがですか~?」

スタッフ2「獲れたての新鮮な魚介、取り揃えてますよ~!!」

スタッフ3「らっしゃいらっしゃい!!へいらっしゃい!」

スタッフ4「ご飯のお供にお惣菜、おひとつどうですか~?」


経営者「…商店街の大半では、各地から引っ張り出してきたスタッフに働いてもらってる」

経営者「もう半分は元々居た店の人達だけど…まあ、あまり積極的に呼び込みはしてないよ」

経営者「それでも必要な知識なんかはキチンとあるし、簡単な接客はスタッフがやってくれる」

経営者「…若い女性が揃って声を張り上げてるのは何だか異質だねぇ」

経営者「でもまあ、一番適した人材なのは確かだし、不安な点も特にないしねぇ」

経営者「とりあえずアタシは…通信の待機でもしてこようかねぇ」

ピピピ……ピピピ……

『王都からです、王都からです』

ピッ

親友『あ、繋がった!……ええっと、こんにちは、経営者さん』

親友『そっちはどう?ちゃんと作業、進められてる?』

経営者「ああ、もちろんさ。アンタの方こそ…大会の仕事の具合はどうだい?」

親友『特に問題は起きてないかな。不正行為も無いし、大抵の参加者とは連絡が既に完了してるしね』

親友『まあ、人が多いだけあって…』

親友『無茶な依頼も何件か来てるから、それをどうするか考えなきゃいけないけどね…』

親友『あ、もちろん内容は秘密だよ?』

経営者「わかってるわかってる」

経営者「…そんじゃ、アタシからの要望…聞いてもらおうかね」


【↓2  王都、親友への依頼】

経営者「…軍艦の手配をお願いできないかい?」

親友『軍艦って言ったって…種類は結構あるけど…どんな物が良いの?』

経営者「いや、特に指定は無いさ」

経営者「戦闘機を搭載した空母や、潜水艦…戦艦、工作艦…」

経営者「あくまでも町を守るのに必要なだけの設備が欲しいんだ」

経営者「できれば環境や景観に配慮した、住民に不安を与えずに済むようなものがね」

親友『うーん……とりあえず、可能な限りそっちに手配しておくよ』

親友『そもそも港の類が無ければ無理だけど…そこは大丈夫だよね?』

経営者「当然、大丈夫だよ」

経営者「こっちからも環境学者に手伝うよう指示しとくから、よろしく頼むよ」

親友『うん、それなら比較的うまくいきそうだから…任せてもらうね』

親友『それじゃあ、また』

プツッ


[一週目結果]

・称号『海辺の町』→『美しき海と艦隊の町』

~住民の声~
環境学者「…なんとか無事に環境や景観を崩さずに終わらせました…」
作業員「生活に必要なものが一通り買い揃えられてよかった…」

~来訪者の声~
海軍「しばらくは軍艦の中で暮らすであります!」
冒険者「クエストついでに寄ってみたら、なんかゴツい船が沢山あったぞ…」

[二週目]

・称号『美しき海と艦隊の町』

【状況】
・海辺の町……美しい海を見渡せる町。商業はほとんど発展してない。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾……商船や客船などが出入り、停留している小さな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。

【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者……自然、動物、人々の環境保全について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。

【各レベル】
観光Lv.2  戦闘Lv.0  商業Lv.-1  交通Lv.0


経営者「…うーん、まだレベルの変動は無しか」

経営者「それでも地道に進めていけば、大丈夫なはず…」

経営者「今後の町次第で港湾に来る船も増えたり変わったりするだろうし…うまく活用しなくちゃねぇ」

経営者「…住民や従業員の主な役割は、町に寄り添うこと」

経営者「施設で叶えるのが難しい細かい部分を補えるのが…一人一人の人間だ」

経営者「でも、もちろん人間ってのはただの道具とは違う、命ある者…優れた町に固執しちゃあいけないよ」


(本日はここまで。質問意見感想ご自由に。  今回も最後までお付き合いいただけると幸いです)
【↓2、4  従業員に学ばせるテーマ】

【住民・従業員】
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。


漁師「大量だべ大量だべ!船のおかげで漁がしやすくって助かるべ!」

漁師2「んだな!…でも、どすんだこれ?この数を保管できるもんなんてこの町にはねえべ」

経営者「それなら既に対策は考えてあるから安心しな」

漁師「経営者さんじゃねえですか!」

漁師2「対策法ってなんだべ?」

経営者「簡単なことだよ。魚を料理に使うんだ」

経営者「小さいながらに商店街には一応食事所があるからねぇ…そこで魚料理を作ってもらうんだ」

経営者「それでも数が溢れたら、商店での販売はもちろん…他の町にでも売り捌けば良いしねぇ」

経営者「…ついでに料理の方、食べに行ってみたらどうだい?」

漁師「丁度休憩時間ですし、そうしますべ」

料理人「あ、いらっしゃいませ~。メニューはこちらにありますので、ご自由にご覧くださいね~」

漁師「へえ~…プロの料理人さんが入ってくれたんだべなあ…」

漁師2「メニューもたくさんあるみたいだべ…」

料理人「海鮮丼、鉄火丼、巻き寿司、握り寿司、刺身の盛り合わせ…」

料理人「他にも魚介の天ぷら、貝の味噌焼き、魚の開きに魚のお鍋、煮込み魚なんかもありますよ」

漁師「…魚料理以外には何があるんだべ?」

料理人「…特には無いですね。そう簡単に多数のジャンルの料理を作れるわけでは無いので」

漁師2「まあ、この店自体あんまし大きくは無いしな…んじゃ、とりあえず魚のハンバーグをいただくべ」

経営者「言うのを忘れていたけど…施設や住民は三段階にわけて成長させられる」

経営者「アタシの技量の幅が広がったのもあって…成長は比較的しやすくなったはずさ」

経営者「ま、浅く広くするか、深く狭くするかってのは…アタシ次第だけどねぇ…」


【↓1、2、4  作る施設、設備】

【状況】
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。
・港湾 II ……主に漁船が出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している


経営者「医者に言った通り、ペースに慣れてきたから海から少し離れた高台に病院を建てたよ」

経営者「綺麗な海がよく見えるよう海辺にしたかったけど…もしもの時が怖いしねぇ」

経営者「とりあえずは…大怪我をした時なんかでも大丈夫にはなったよ」

経営者「…海浜公園もできたことだし、子供たちもきっと今まで以上に外に出ることになるだろうしねぇ…」

経営者「……噂をすれば…丁度授業で来てるみたいだ」


子供「せんせー!これってなんですかー?」

環境学者「ええっと、それはですね…」

子供2「せんせー、あたし、変なの見つけたー!」

環境学者「はいはい、順番に答えますから待っててくださいね」


経営者「自然体験学習では、主に環境学者が子供たちに自然について教えている」

経営者「自然や土地に一番詳しいのは環境学者で間違いないからねぇ」

経営者「ついでに環境学者には港湾の整備の時に、また手伝ってもらった」

経営者「自然環境に害を与えないよう気を付けながら、相当大きくしたよ」

ピピピ…ピピッ

経営者「…何も間食している時にピンポイントに通信しなくても良いじゃあないか」ムシャムシャ

親友『…それでも食べるのはやめないんだね』

親友『というか…何を食べてるの?』

経営者「ん?ああ、伊達巻きだよ」

経営者「料理人が魚料理を作りすぎちまったから、お裾分けだって言って渡してきたんだ」

経営者「港湾を広くしたから…大きめの漁船も出やすくなったからねぇ」

経営者「毎日魚が大量に獲れるのさ」

経営者「流通手段がまだ発達してない以上、近隣の町及び自分の町で対処するしかないからねぇ」

親友『そうなんだね…。まあ、とりあえず…今週の依頼を聞くよ』


【↓2  王都、親友への依頼】

経営者「…この町や土地の過去の事や情報とかって、王都の方で管理してるのかい?」

親友『うん。大会の舞台になってない町も含めて、一通りの町の情報は揃ってあるよ』

経営者「…じゃあ、この町で過去に起こった水害とかの災害のデータなんかを調べてもらいないかねぇ」

経営者「ほら、この町と海は随分と前からあったっていうじゃあないか」

経営者「特に海の方は…おそらく町ができる前から存在していたはず…」

経営者「それなら何回も津波や…ほかの自然災害が起きてたっておかしくないからねぇ」

経営者「予防と実際に事が起きた時の対応として…」

経営者「一体アタシらは何をすべきか、何ができるかを確認しとかないといけないと思ってね」

親友『そっか…それならすぐに調べておくね』

親友『来週すぐにはデータを転送できるよう準備しておくね』

経営者「ああ、頼んだよ」

プツンッ


[二週目結果]

・称号『美しき海と艦隊の町』→『海の恵みと艦隊の町』

~住民の声~
子供「いくら海に行けるとはいっても…同じ授業多くて飽きたな~」
スタッフ「お魚をもっと遠くの人に買ってもらえるようにするには…何をどうすれば良いのでしょう」

~来訪者の声~
釣り人「綺麗な海だし、釣れる魚は美味いけど……生態系や数の増減なんかは環境保全だけで大丈夫なのか?」
旅人「いつ見ても良い海だ……」

[三週目]

・称号『海の恵みと艦隊の町』

【状況】
・海辺の町……美しい海を見渡せる町。商業はほとんど発展してない。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾 II ……主に漁船が出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。

【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者……自然、動物、人々の環境保全について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。

【各レベル】
観光Lv.3  戦闘Lv.0  商業Lv.0  交通Lv.0


ヒュインッ

経営者「…っと、これが調べたデータってやつかい?」

親友『うん。…転送魔法で送ってみたけど、ちゃんと届いてるみたいだね』

経営者「ああ、特に問題は無さそうだ」

経営者「それじゃあ詳しい結果の方…説明頼んだよ」


【直下コンマ判定
1.2……親友『何回か津波や地震はあったけど、百年単位で前のことだよ』
3.4……親友『数十年前くらいに津波があったから、一応気をつけた方が良いかもしれない』
5.6……親友『十何年か前にに洪水が起きて、結構被害が大きかったらしいよ…』
7.8……親友『数年の一度…結構な頻度で津波や地震が起きてるみたいだよ…』
9.0……親友『海に大きな魔物の類が潜んでいるんだって…。その魔物の所為で水害が起きた事もあるみたい』
ゾロ目……その他内容自由】

親友『…災害と言える災害はここ数十年、特に無いみたいなんだ』

親友『過去に起きた災害といえば、せいぜい数百年位前のことだし…あまり気にしなくても大丈夫じゃないかな』

親友『もちろん、災害対策をするに越したことは無いけどね』

親友『古い海だし……何か神秘的な力が働いてるのかもね』

経営者「なるほどねぇ…そいつは有り得そうな話だ」

経営者「魔法が存在してる以上、神や精霊なんかが力を使っていてもおかしくは無いねぇ」

経営者「まあ、安心できる内容でよかったよ。わざわざありがとうね」

親友『どういたしまして』

親友『それじゃあ今週も…頑張ってね』

経営者「あいよ!」

プツンッ

経営者「…しっかし……特に何も無かったとはねぇ」

経営者「それでもこの先この町が繁栄していく中で、被害を受ける可能性がゼロってわけでも無いし…」

経営者「まあ、対策をしても無意味では無いし、かといってしなくてもデメリットが有るわけでもない」

経営者「…それくらいの感覚で行こうかねぇ…。重視すべき点はまだたくさん残ってるしね」


(本日はここまで。 質問意見感想ご自由に)
【↓2、5  従業員に学ばせるテーマ】

【住民・従業員】
・観光サービス業者……より良い観光地を目指すため、観光業全般の知識及び対応法を身に付けている。
・娯楽提供者……様々なところに人々が遊べるような工夫をしてくれる。


観光業者「観光地として海を生かすのであれば景観を崩すわけには絶対に行きませんよね……」

観光業者2「では大型の施設は端のほうに建設するか、病院と同じように高台辺りに建設するとか…?」

観光業者3「それよりも人を呼び込むために早く駅を建設するべきです!景観?後で良いでしょう!」

観光業者「町を観光地として整えるのが先です!宿泊施設を建設しましょう!」

観光業者2「海に囲まれてるわけではない、あくまでも海辺の町だということを忘れないでください!」


経営者「…あーらら、また観光業者同士の喧嘩が始まっちまったか…」

経営者「観光業ってのは旅行業、宿泊業、飲食業、運送業、製造業…」

経営者「とまあ、随分と分野が多岐にわたるもんの総称だからねぇ…」

経営者「観光業者の中でも別分野同士、衝突が起きやすいらしい」

経営者「…少なくとも今の状態は、器用貧乏みたいもんだねぇ」

経営者「…ん?このプリントは?」

娯楽提供者「あ、すまんすまん!それ、オレの計画書だわ!」

経営者「計画書…?」

娯楽提供者「いやあ、この町に特定の層を呼び込むには何が良いかなーって考えててさ」

娯楽提供者「んでもって、アミューズメント施設の類でもあったら良さそうとか思って…」

娯楽提供者「ま、今は…ちょっとした町巡りをするのに、楽しめるような仕掛けを考えてる程度の段階だけどな」

娯楽提供者「スタンプラリーみたいなやつがあれば、遊びに来た実感を得られるし…」

娯楽提供者「なにより、町を満遍なく観光してもらえるだろうからよ」

経営者「へえ…よく考えたじゃあないか」

経営者「…じゃあ、もしアタシがアミューズメント施設を作ることになったら……全面協力、頼んだよ?」

娯楽提供者「おお、まじか!嬉しいぜ!」


経営者「最近作業員が何かしてると思ったら…娯楽提供者に指示をされてたんだねぇ…」

経営者「言われてから気付いたけど、町のあちらこちらにスタンプ台みたいなやつが設置してある」

経営者「まあ道具の類はまだ用意されてないけど…それでも自主的にも色々みんな取り組んでるみたいだ」

経営者「経営者であるアタシも負けないよう、頑張らなくっちゃねぇ」


【↓1、2、3   作る施設、設備】

【状況】
・海中ホテル……海の中に佇むホテル。自然への配慮は完璧。
・塩田……海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出す施設。タイプは天日塩田。
・海辺の町 II ……美しい海を見渡せる広々とした町。発展途上だが、良き観光地。


観光業者「経営者さん!ホテル作りましょうホテル!」

経営者「ん?まあ、丁度その予定だったけど…」

観光業者2「場所をどうするか決めてからと言ってましたよね!?」

観光業者3「やっぱり駅から作ればよかったんですよ!」

観光業者「いいえ!ホテルからに決まってます!…経営者さん、今すぐ場所を決めてください!」

経営者「え、いや、既にアタシの中では決めてあったけど…」

経営者「…ええっと、海の中にでも作れば雰囲気も出るかと思ってたんだけど…どうかね?」

経営者「観光業者として、良い案だと思うかい?」

観光業者「はい!すごく!」

観光業者2「建設大変そうですけど…まあ作業員さんに頑張ってもらいましょうね!」

観光業者3「ホテルの中に駅作りましょう!」

経営者「え、駅は検討しとくから…アンタは一旦落ち着いておくれ…」

経営者「…まあ、娯楽提供者辺りと一緒に作業員の指示を手伝ってくれると有り難いんだけど…」

観光業者「わかりました!やりますね!」

環境学者「…経営者さん。町の拡張、一通り終了したみたいですよ」

経営者「お、本当かい?」

環境学者「はい。結構長い時間環境破壊にならないか確認してたので…見落としはないはずです」

経営者「…何回も悪いねぇ。助かるよ…」

環境学者「いえ、これも私の仕事ですので…また何回でも頼ってください」

経営者「…町の拡張に伴って、住民の受け入れ人数も一気に上がるからねぇ…」

経営者「これから先、相当苦労をかけ…あ、ホテルの建設が終わったら観光客も増えるか……」

経営者「……ついでと言っちゃあなんだけど、ホテルの方もできれば手伝いを…」

環境学者「うっ……分かりました。すぐに向かいますね」

経営者「…頼んでおいてあれだけど、無理はしないでおくれよ?」


作業員「あ、経営者さん!塩田って天日干しのタイプで良かったんでしたっけ?」

経営者「ああ、問題無いよ!詳しいことは漁師か町の住民にでも聞いておいておくれ」

経営者「取れた塩は商店街やホテルで販売する予定だから、そのことの確認もしといてくれると助かるよ」

作業員「了解しました」

ピピッ

経営者「もう通信かい。随分と早いじゃないか」

親友『ああ、ついさっき君の町の現在のデータを確認してね』

親友『そこそこレベルが上がってるなー、って思ったから実際どんな感じか確認しときたくって』

経営者「へえ…それで、評価の程はどんな感じなのかねぇ?…これ聞いたら不正になるかい?」

親友『ううん、君も来週明けに一通り様子がわかるだろうから、不正にはならないはずだよ』

親友『…とりあえず言えるのは、商業が結構良いペースで進んでるってことかな』

親友『海辺の町っていう場所に適応した建設や人材育成ができてるからが理由だと思う』

親友『だから評価も他の町よりも比較的上がりが良いよ』

親友『…まあ、残念ながら優勝するのにはまだこっちが設定した基準に至ってないけどさ…』

経営者「それはアタシもわかってるさ。なんたってまだ随分と時間は有るからね」

経営者「…ま、焦らずに順調に進めていけばなんとかなると思って経営は続けるよ」

親友『うん、よろしくね』


【↓2  王都、親友への依頼】

経営者「それじゃあ…海路は既に確保してあるから、空路と鉄道網が欲しい…」

経営者「つまり…空港と大きめの駅を作ってもらえないかねぇ」

経営者「流石にそこまで大きいものを一から管理する知識は無いし…」

経営者「なにより、王国の管轄下なら各地に繋げやすいからねぇ」

親友『…うん、わかったよ。なるべく遠くて広い範囲に繋げられるよう手配してみるね』

親友『…一度に二つだから、極大規模は難しいかもしれないけど…』

親友『それでも…君の手を加えれば十分なものにはなるはずだよ』

経営者「そいつは助かるねぇ…。基盤さえできてればアタシもある程度経営ができるからね」


[三週目結果]

・称号『海の恵みと艦隊の町』→『海の恵みと観光の町』

~住民の声~
医者「…今の良い状態を維持するためにと環境学者が張り切っていたが、力不足にならないか心配だ…」
娯楽提供者「スタンプラリー、in海辺の町!魚拓風のスタンプ作ってみたぜ!」

~来訪者の声~
観光客「海、綺麗ね~。客船の往来も徐々に増えてるから嬉しいわ~」

[四週目]

・称号『海の恵みと観光の町』

【状況】
・海辺の町 II……美しい海を見渡せる広々とした町。発展途上だが、良き観光地。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾 II ……主に漁船が出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。
・海中ホテル……海の中に佇むホテル。自然への配慮は完璧。
・塩田……海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出す施設。タイプは天日塩田。
・空港&鉄道……そこそこ大きい空港に、各地に繋がる鉄道網が付属している。

【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者……自然、動物、人々の環境保全について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。
・観光サービス業者……より良い観光地を目指すため、観光業全般の知識及び対応法を身に付けている。
・娯楽提供者……様々なところに人々が遊べるような工夫をしてくれる

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。

【各レベル】
観光Lv.4  戦闘Lv.0  商業Lv.2  交通Lv.2


経営者「親友の言っていた通り…マイナスからスタートしたにも関わらず、商業レベルもぐいぐい上がってる」

経営者「…で、まあ目立つのは未だ0の戦闘レベルだねぇ…」

経営者「軍艦もあくまでも防衛手段として配置した上に…」

経営者「景観や自然を重視した結果そこまで火力は高くは無い…」

経営者「その代わり、住民や観光客からの評判はだいぶ良いんだけどねぇ」

経営者「まあ、戦闘レベルと言っても…防壁の類でもレベルは上がるからね」

経営者「戦闘に長けた人間が居ても上がるんだから、そう壁は高くは無い…はずさ」

経営者「…にしても、やっぱり観光客が増えたねぇ」

経営者「大会の舞台の町っていう看板に加え、元からある海の魅力のおかげってのもあるだろうけど…」

経営者「海、空、陸の全ての手段で来れるとなった途端に、単純な数がドバッと増えた」

経営者「…いやあ、ホテルを先に作っておいて良かったよ…。そうでなきゃ対応出来ずに溢れてたところだ」


【↓1、3   従業員に学ばせるテーマ】

【住民・従業員】
・環境学者 II ……自然、動物、人々の環境保全や生態学について学び、取り組んでいる。
・防犯対策員……能動的、受動的の双方で防犯を行う、防犯対策を専門とする技術士。


経営者「…環境学者?また仕事してるのかい?」

環境学者「はい。最近は知識と体力、両方身に付けましたからね」

経営者「へえ?…ちゃんとアタシが指示した通りのものを学んでくれたかい?」

環境学者「もちろんです」

環境学者「今まで通り自然環境の保全への取り組み方はもちろん…生態系の維持についても学びました」

環境学者「生物の生態系についてはある程度は知識として覚えていましたが…」

環境学者「専門的なものは調べていませんでしたからね」

環境学者「…単純に同じ分野で活動している方が増えたおかげで負担が減ったのもありますが」

環境学者「…それと漁の活発化によって海の魚の生態系に、少し影響が出ていました」

環境学者「漁師さんに漁をする際の時間帯の指定をするなどしておいたので、心配は無用かと思われます」

経営者「そうだったのかい…。まるっきり任せちまってすまないねぇ…」

環境学者「いえ、自分が独断で行ったことに過ぎませんから」

防犯対策員「…町の拡大に合わせて監視カメラの数を増やしてください」

防犯対策員「他にも…できれば商店街に催涙スプレーなどの護身用具をおいてくださると有り難いです…」

スタッフ「はいっ!かしこまりました! 雑貨屋さん辺りに置いてもらえるか交渉してみますね!」

防犯対策員「…あと、犯罪の抑制の為…犯罪を許さない、などの文句が書かれたポスターも貼ってほしいです…」

スタッフ「印刷屋さんや作業員さんに頼んできますね!」

防犯対策員「…町の人が大勢でまとめて取り組むことで防げる犯罪もあるので…」

防犯対策員「…声掛けや深夜の見回りなどの取り組みを行えるよう、伝えてくださると助かります…」

スタッフ「はーいっ!他にも何かあれば自由におっしゃってくださいね!」

スタッフ「指示さえくだされば、スタッフが総出で活動しますので!」

防犯対策員「…よろしくお願いします」


経営者「…ねえ、アンタの防犯対策の腕を見込んで頼みたいんだけど…」

防犯対策員「…はあ、なんですか」

経営者「数ヶ月に一度程度のペースで良いから、学校で子供達にも犯罪や防犯について教えてくれないかねぇ?」

経営者「一番犯罪に巻き込まれる可能性が高い存在っていうのはやっぱり子供だからねぇ…」

経営者「未来ある子達を潰さない為にも、協力願いたい」

防犯対策員「…分かりました」

経営者「…うーん、何を作るか…悩むねぇ…」

経営者「取り組みたいこと…と、いうか取り組むべきことはいくつもあるし…」

経営者「もしこれ以上悩むことになったら、大会前日にお嬢様に言われたことでも思い出してみようかねぇ…」


(本日はここまで。 質問意見感想ご自由に)
【↓1、4、5   作る施設、設備】

体調を崩してしまったので、本日の更新はできそうにありません。回復次第再開いたします。
質問意見感想ご自由に

港湾や街をⅢまで開発した場合、環境学者のレベルは2で対応可能ですか?環境面も一応評価されるのかどうかも聞きたいです

>>92
町と港湾のどちらか片方だけIIIならば対応可能です。ただし観光レベルが一定以上上がる、工場等様々な施設の建設等によって不可能になる可能性があります。
どちらにせよ、IIIにレベルアップをして悪いことはないです。

環境だけを抜き出しては評価しませんが、観光レベルを始めとするレベルの数値には関係します。

【状況】
・駐屯地……王国から派遣された軍が駐在している駐屯地。軍艦群のすぐ側。
・水族館……海の生き物を保管、展示している施設。
・警察署……犯罪を取り締まるための組織。派遣された警察官などが常駐している。


経営者「いくら防犯対策が施されていたり、軍艦が安全を保障してくるとはいえ…」

経営者「…それでも都市を目指す大きな町には力が足りない」

経営者「と、言う事で軍の駐屯地を軍艦の直ぐ横の土地に作ったよ」

経営者「他にも何人か王国軍の人を派遣してもらって…」

経営者「敵国や魔物等からの襲撃の際でも対応ができる機能を万全にしておいた」

経営者「…それでも、犯罪抑制の力はあっても犯罪が起きた時の対応方は携わっていないからねぇ」

経営者「そう云う時のため……警察署を町の中心部に立てたよ」

経営者「防犯対策員の力も有って、だいぶ犯罪の可能性や犯罪の悪化は防げるんじゃあないかな」

経営者「警察官も近隣の町や本部から派遣してもらったよ」

経営者「警察官も軍人程ではなくても、力が強い人が多いからねぇ…」

経営者「現在の町の総合武力は一気に上がってくれたはずさ」

娯楽提供者「ウッヒョ~!船が増えたぜ!カッチョイイ砲台もある!」

娯楽提供者「…なあなあ経営者!あれ改造したりしても良いか?」

経営者「本物の兵器を弄るだなんて、ダメに決まってるだろう…」

娯楽提供者「…そりゃあわかってはいるけどさ…」

娯楽提供者「オレにできる簡単な仕掛けは全部作り終わっちまったんだよ…」

娯楽提供者「…つまりは今、滅茶苦茶暇ってわけ」

経営者「…なら、水族館内の設計やらデザインの手伝いをしてくれないかねぇ」

経営者「水族館は丁度オープンに向けての準備が急速に進んでるんだけど……」

経営者「なかなかうまい具合に家族連れだとかを呼び込める雰囲気のもんが作れなくて困ってたんだよ」

娯楽提供者「ほ、本当か!?…じゃ、早速行ってくるぜ!」

経営者「ああ、よろしく頼んだよ」

ピピピッ

親友『こんにちは、経営者さん』

親友『開始から半分も過ぎる頃だけど…町経営の調子はどう?』

経営者「ああ、順調そのものだよ」

経営者「…と、云うかさっき町の様子を再確認したら、見落としとかが結構あってねぇ…」

経営者「アタシが認識していた以上に町が発展していたみたいだよ…」

親友『…こっちはこっちで確認はしてるけど…これからは気を付けてね?』

経営者「…肝に銘じておくよ」

親友『まあ、とにかく今週の依頼の方、聞いておくね』


(ここ数日床に伏せておりましたが、だいぶ回復してきたのでぼちぼち再開いたします。
ろくに報告もできず、申し訳ありませんでした)
【↓2  親友、王都への依頼】

経営者「騎士をはじめとする部隊をこの町専属の部隊を派遣してほしいんだよねぇ」

経営者「それに、できればどちらかというと…戦での強みを持つ部隊が良い…」

経営者「…けど、流石に難しいかねぇ?」

親友『うーん、専属派遣となると…だいぶ限られちゃうかな…』

親友『…あ、でもやってくれそうな人の心当たりならあるよ』

親友『そこの部隊なら、きっと君の助けになってくれるはずだよ』

経営者「それは本当かい?…なら、その部隊に来てもらえるように手配しておくれ」

親友『うん、任せて』


[四週目結果]

・称号『海の恵みと観光の町』→『海の恵みと観光の町。それと軍隊』

~住民の声~
防犯対策員「…警察の試験、受かりました」
漁師「一度に取れる魚の数は減ったけども、バランス良く獲れるようになったべ」
スタッフ「移住者が増えたのか、商店街へのお客さんも増えましたね~。良い事です!」

~来訪者の声~
観光客「ホテルの予約、なかなか取れないから来る事が出来て嬉しいな」
海賊「襲い甲斐のある町だって聞いてたってのに…まさか軍隊が居たなんて…。引き返すぞ…」

[五週目]

・称号『海の恵みと観光の町。それと軍隊』

【状況】
・海辺の町 II……美しい海を見渡せる広々とした町。発展途上だが、良き観光地。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾 II ……主に漁船と客船が出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。
・海中ホテル……海の中に佇むホテル。自然への配慮は完璧。
・塩田……海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出す施設。タイプは天日塩田。
・空港&鉄道……そこそこ大きい空港に、各地に繋がる鉄道網が付属している。
・駐屯地……王国から派遣された軍が駐在している駐屯地。軍艦群のすぐ側。
・水族館……海の生き物を保管、展示している施設。
・警察署……犯罪を取り締まるための組織。派遣された警察官などが常駐している。

【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者 II ……自然、動物、人々の環境保全や生態学について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。
・観光サービス業者……より良い観光地を目指すため、観光業全般の知識及び対応法を身に付けている。
・娯楽提供者……様々なところに人々が遊べるような工夫をしてくれる。
・防犯対策員……能動的、受動的の双方で防犯を行う、防犯対策を専門とする技術士。
・騎士団 II ……性別や階級を問わず精鋭の騎士を集めた誇り高き騎士団。

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。

【各レベル】
観光Lv.6  戦闘Lv.5  商業Lv.3  交通Lv.2


騎士団長「…経営者さん。今回は我々騎士団との専属契約を結んでいただき、感謝いたします」

経営者「いや、こっちこそ感謝してるよ」

経営者「…話によると、アンタが率いる騎士団は王国屈指の剣士が集まってるっていうじゃあないか」

経営者「更には若団長は剣の大会で優勝し、過去に名騎士として名を馳せた者の剣と騎馬の教えを受けたとか…」

経営者「…そんな騎士がどうしてここの専属になったか不思議だったんだけどねぇ…」

経営者「……違ってたら悪いが、アンタ、元冒険者だろう?」

騎士団長「…違ってなどいませんよ、経営者さん」

騎士団長「今回は冒険者時代の恩を返す為にも、この町を精一杯護ります」

騎士団長「教官殿と出会えたのも、貴方が手掛けたギルドのメンバーと云う名を得られたのも…」

騎士団長「…全て貴方のおかげですから」

経営者「…そう言ってもらえると、嬉しいよ。 これからまた…よろしくお願いするよ」

騎士団長「はいっ!!」

経営者「目標にしていたレベルは5…」

経営者「で…町の状態の見直しと、最善の町作りのおかげで、観光レベルは6になった」

経営者「更には騎士団と軍艦と駐屯地がそれぞれ相乗効果をもたらして…」

経営者「その結果計算ミスでもしたんじゃないかと思うくらい戦闘レベルが跳ね上がったよ…」

経営者「…あとは…商業と交通が残ってるから、それに手を掛けた方が良いのかねぇ?」


(本日は長くできませんでしたがここまで。質問意見感想ご自由に。 明日は遅れを取り戻したいところです…)
【↓1、3  従業員に学ばせるテーマ】

【住民・従業員】
・農家……畑を耕し、野菜を始めとする様々な作物を育て収穫する。
・経済学者……経済学の研究を日々重ね、その結果を提言してくれる。


農家「土地が良いおかげで、なかなか良い感じに作物が収穫できるてるな」

農家2「海の自然を守るとなれば、周りの自然環境も必然豊かで綺麗になるからなあ」

農家2「…まったく、なんで放置されてたんだか」

農家「そりゃあれだろ、元々獲れたての魚を食ってた上に漁業が盛んになって需要が減ったからだろ」

農家「あとは…作物が必要になったら各々で隣町にでも買いに行けば良かっただけだしな」

農家2「…俺ら、この先仕事あるよな?大丈夫だよな?」

農家「大丈夫、大丈夫。海と大地の恵み…つまり、自然の恵みを売りにしてれば安泰だろうよ」

農家2「それもそうか……。ま、市場云々はプロに任せて俺らは畑作業、続けるか」

農家「だな」


経営者「放ったらかしにされてた畑を再利用して、農家の判断で作物を育ててもらってるよ」

経営者「専門家である環境学者程では無いけれど…農家にも十分自然環境に関する知識は携わってるからねぇ…」

経営者「採れた作物は魚介類や塩の次に料理人や商店街…他にもホテルなんかでも活用してもらっている」

経営者「そこら辺は経済学者に任せっきりにしてるからねぇ…」

経営者「アタシも何度か手を付けたけど、ちゃんと最善の振り分けがされてたから間違いは無いはずさ」

経営者「…そういや、そろそろきちんと優勝についつ考えないとねぇ」

経営者「全部のレベルが5を超えるのは第一条件として…他には何をするのが良いのかねぇ…?」

経営者「シンプルに考えれば…何種類かの施設や人材のレベルを上げる、だとかになるかな…」


【↓1、3、4  作る施設、設備】

【状況】
・噴水広場……町の中心部に位置する大きな噴水がある広場。
・公共路線バス……町と町、施設と施設を結び住民や観光客の足となる路線バス。
・空港&鉄道→空軍基地 II……空港としての機能をそのままに改装し、立派な空軍基地を増設した。
・空港&鉄道→鉄道……各方面へと繋がる鉄道網を持つ、空港の傍に有る鉄道。


子供「わあっ!きれーな噴水!」

子供2「水しぶきがきもちいーねー!」


彼女「ねえねえカレピッピ、夜はライトアップされるんだって!夜にまたここに来ようよ!」

彼氏「もちろんさ!デートスポットと広場間のバスも出てることだしね」


経営者「娯楽提供者にも手伝ってもらって、一定間隔で吹き出す大きな噴水を作ったよ」

経営者「夜にはライトアップされるよう仕組みがされてるから人を集められるし…」

経営者「それに、町の中心部に広場として作ったから、休憩スペースとしても使えるはずさ」

経営者「すぐそばには町の各所に通じるバス停も用意したから、人はこれから相当多くなるはずだよ」

経営者「路線バスを大量に導入して活発に運行するようにしたからねぇ…」

経営者「町の中だけじゃあなく、空港や港、駅に続く新たな交通手段として精一杯動いて貰わなくっちゃねぇ」

キイイイイイイン……

経営者「駐屯地ができて軍人さんが集うようになってきたこともあって…事に備えて空港に空軍基地を増設したよ」

経営者「もちろん一般客は立ち入れないけど…待ち時間に遠くに見ることはできるから、少しは楽しいかもねぇ」

経営者「あ、それと……空港と鉄道は一旦切り離して、別々の機関として機能するようにしたよ」

経営者「地下やバスを経由してすぐに行けるようにはしてあるけど…」

経営者「一箇所にいっぺんに詰め込みすぎるのは良くないからねぇ……」

経営者「でも鉄道機関が衰えたわけじゃあないから、安心して良いはずだ」

経営者「むしろ…基地増設の時に空港その物もある程度改装したから、プラスになってるんだよね」

ピピッ

親友『…報告書とか町のデータを見たけど…なかなかすごい軍用基地を作ってるね』

経営者「武力や軍事力は付けておいて損はないだろう?」

親友『まあ、そうなんだけど……』

親友『…軍事力だけじゃなくて、色んな要素が良いペースで発達してるから…』

親友『別に町のバランスが悪いわけじゃないしね』

親友『とりあえず…今のペースで進めてさえいければ、十分大きな町になれると思うよ』

経営者「へえ、アンタもそう思うのかい?それなら安心だねぇ」

経営者「…より良い町作りを目指す以上、第三者の立場からの評価は有難いからね」


【↓2  親友、王都への依頼】

経営者「それで、依頼としては…」

経営者「各地に繋げられる一般道路と高速道路の整備を頼みたいんだ」

経営者「一般道路はある事にはあったけど…それも中途半端な工事で止まっていてねぇ」

経営者「近くの町から都市部に続く道路を利用してたんだけど…遠回りになっちまってたんだよ」

経営者「高速道路は、近くの町にも無いからねぇ…できる限り国の主要となる町と繋げて欲しいんだ」

経営者「できるかい?」

親友『うん、もちろんだよ。すぐに工事を終わらせるよう指示しておくね』

親友『ショッピングモールの時とは違って、今は国の力が相当掛かってるから…』

親友『…来週明けには、すぐに道路を敷けるはずだよ』

経営者「そいつは嬉しいねぇ」

経営者「……急速に観光客が増えるとなると、対応に漏れが出そうで怖いけどね」

親友『そこは…まあ、頑張ってね』

親友『それじゃあ、僕はこれで』

プツンッ


[五週目結果]

・称号『海の恵みと観光の町。それと軍隊』→『自然の恵みと観光の軍事基地』

~住民の声~
医者「…此方の判断で何名か接客スタッフを休ませておいた。自らの能力の限界を無視しかけていたからな…」
作業員「交通機関の急激な発達からの混雑を考えると………大丈夫か?」

~来訪者の声~
近隣の町人「相乗効果でうちの町も人で溢れかえってるよ」
移住希望者「海の町に憧れてたから、良い感じの町ができてよかったよ~」
観光客「町としては住み易そうだけど……旅先としては、言われてる割に物足りないなー」

[六週目]

・称号『自然の恵みと観光の軍事基地』

【状況】
・海辺の町 II……美しい海を見渡せる広々とした町。発展途上だが、良き観光地。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾 II ……主に漁船と客船が出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。
・海中ホテル……海の中に佇むホテル。自然への配慮は完璧。
・塩田……海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出す施設。タイプは天日塩田。
・空軍基地 II……空港としての機能をそのままに改装し、立派な空軍基地を増設した。
・鉄道……各方面へと繋がる鉄道網を持つ空港の傍に有る鉄道。
・駐屯地……王国から派遣された軍が駐在している駐屯地。軍艦群のすぐ側。
・水族館……海の生き物を保管、展示している施設。
・警察署……犯罪を取り締まるための組織。派遣された警察官などが常駐している。
・噴水広場……町の中心部に位置する大きな噴水がある広場。
・公共路線バス……町と町、施設と施設を結び住民や観光客の足となる路線バス。

【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者 II ……自然、動物、人々の環境保全や生態学について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。
・観光サービス業者……より良い観光地を目指すため、観光業全般の知識及び対応法を身に付けている。
・娯楽提供者……様々なところに人々が遊べるような工夫をしてくれる。
・防犯対策員……能動的、受動的の双方で防犯を行う、防犯対策を専門とする技術士。
・騎士団 II ……性別や階級を問わず精鋭の騎士を集めた誇り高き騎士団。
・農家……畑を耕し、野菜を始めとする様々な作物を育て収穫する。
・経済学者……経済学の研究を日々重ね、その結果を提言してくれる。

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。
・一般道路と高速道路が整備されており、各方面から訪れる観光客が後を絶たない。

【各レベル】
観光Lv.6  戦闘Lv.6  商業Lv.4  交通Lv.5


観光業者「観光用パンフレット切れました!」

作業員「おいおい、一昨日発行したばかりだろ!?」

観光業者「そ、それでも切れてしまった物は仕方ないじゃないですか!」

観光業者「とにかくこの町に興味を持ってる人が多いんですから…」


スタッフ「わ、私と数名だけじゃ対応間に合いません…」

スタッフ「どなたか手伝いに来てくれませんか…?」

女騎士「私で良ければ手伝おう。騎士は名乗っているが、簡単な売り子ならば可能だからな」

スタッフ「よ、よろしくお願いします……」


経営者「…こりゃあちょっとしくじったねぇ…」

経営者「宿泊施設から人が溢れてる上に、主にスタッフの対応面での技量不足が目に見えちまってる」

経営者「……人員不足は他の従業員のおかげで免れてるけど……」

経営者「…ひとまず、娯楽提供者と観光業者に全面協力を願おう…」

経営者「…さて、何から対処するかねぇ」

経営者「……先週行ったのはバスの導入、空港の強化、道路の整備…」

経営者「一度に片付けちまえば良いと思ってたが……せめて二週に分ければよかったのかねぇ…」

経営者「…いや、対応に当てれる観光施設や従業員が多ければいっぺんにでも問題は無かったはずか…」


【↓1、3  従業員に学ばせるテーマ】

【住民・従業員】
・天文学者……研究よりも天体観測の方が好き無かった天文学者。星関係の質問にならなんでも答えてくれる。
・防犯対策員→巡視員 II ……防犯対策と交通整備の巡視員として町を回っている警察職員。


天文学者「…さて、今日の天体観測はここら辺でお終いにしましょうか」

子供「えー、ぼくもっとせんせーのお話聞きたいなー」

天文学者「ありがとうね。そう言ってもらえると私も嬉しいわ」

天文学者「…けど、もうだいぶ遅いし、寒くなってきたからね。また明日にしましょう?」

子供「はーい」

観光客「…私、明日で帰ることになってるのですが…滞在期間、少し伸ばしますね」

観光客「ここの星空は綺麗ですし、何よりも天文学者さんのお話は解りやすくて楽しいですから」

天文学者「あら、本当?…なんなら、ここに住んでくれても良いのよ?そしたら毎日話ができるから」

観光客「ふふっ、移住も検討しておきます。 明日は他の観光客の方にも声を掛けて来ますね」

天文学者「ええ。是非」

経営者「…お疲れ様、天文学者。天体観測のイベント、なかなか好評みたいだねぇ」

天文学者「ふふ、私も手応えを感じているわ」

天文学者「つい最近この町に移り住んできたばかりだけれど…町に貢献できて嬉しいの」

天文学者「今の町は夜も明るいところが多いけれど…それでも自然を全身で感じ取れるから、ここが好きなのよ」

天文学者「そして何よりも…都会じゃ味わえない満天の星空を満遍なく眺めていられるから」

天文学者「少しでもこの土地の魅力と、天文学の魅力を知ってほしいの」

経営者「…じゃあ、今度アタシにも教えてもらえるかい?」

天文学者「ええ、もちろん!」

天文学者「…でも、今日はもう私は帰って寝るわね。経営者さんはどうするの?」

経営者「アタシは…ちょっと海を散策してから帰るよ」

天文学者「そう…。それじゃあおやすみなさい」

巡視員「……あ、経営者さん。経営者さんも海を見に?」

経営者「まあ、ちょっとね」

経営者「…防犯対策員…じゃなくて、巡視員は仕事、どうだい?」

巡視員「…まあ、順調ですね」

巡視員「道路が整備されてますから、ずっと仕事してますよ」

巡視員「いくら軍事施設や警察署のおかげで犯罪抑制力があるとはいえ…」

巡視員「……違反車は決して少なくはないですからね」

巡視員「防犯対策の時もそうでしたけど……指導のしがいがありますよ」

経営者「そ、そうかい…。まあ、キチンと働いてくれてるようで安心したよ」

巡視員「……とりあえず、先日までみたいな異常な混雑の仕方はもう無いはずです」

巡視員「…それでは失礼します」

経営者「ああ、ありがとうね」

経営者「…少しは人の流れが落ち着いてきたけど、それでもまだ微妙なところだねぇ…」

経営者「…幸い目標にしていた基準は商業以外ちゃんと越えてるから、現状の対応に時間を使っても問題ないはずだ」

経営者「それに商業レベルの方も目標達成目前だしねぇ…。まったく、マイナスのところから良く発展したよ」


(本日はここまで。質問意見感想ご自由に)
【↓1、3、5  作る施設、設備】

【状況】
・墓地……遺体や遺骨を埋葬する墓が設けられている区域。
・学校 II ……義務教育の範囲は勿論のこと、環境学や騎士道等様々な分野について年齢問わず学べる学校。
・温泉旅館……見晴らしの良い海の側の高台に佇む、温泉旅館。海や星空などの自然を楽しめる露天風呂付き。


男「…どうして………どうしてなんだよ…」

医者「……この町に貴方方が住み、私が見るようになってから病状は良くなる一方でしたが…」

医者「…突然の悪化に我々の技術では………申し訳ありませんでした…。我々も最善を尽くしたのですが…」

男「…いえ、これも……覚悟していたこと…ですから」

男「…ただ、頭では可能性をわかっていても、心がどうしても追い付けなくて……」

医者「…わかりました。…私は…これで失礼します」

男「………」

男「……また、明日も来るからな…」


経営者「…事故や事件は滅多に起きないけれど…重い病気だとかで……っていうのは度々起こる」

経営者「海辺の町っていう肩書きに惹かれて、療養のために移住してくる人も少なくないしねぇ…」

経営者「……わざわざ遠くの場所に行かなくても済むように、墓地を海が良く見える場所に用意した」

経営者「…こればっかりは、どんな施設を作っても…どうにもならないからねぇ…」

子供「せんせー、こんにちはー!」

天文学者「あら、こんにちは。今日の夜は曇るそうだから天体観測は無いわよ?」

子供「ぶー、残念……」


騎士「そもそも貴様らは体幹がまずなっていない!」

騎士「馬や剣技の前に体幹を鍛えることから始めるぞ!」

騎士「…生半可な気持ちで騎士道を歩むつもりなら、今この場でやめてもらうぞ」

作業員「はいっ!!」


環境学者「…つまり、人間と動物の生態系のバランスを取るためにも、農家の皆さんの力は大きいのです」

環境学者「可能な限り…お互い話し合って農業を発展させ、より良い作物と自然を生み出しましょう」

農家「了解。こっちも資料作ってくるな」


スタッフ「接客業の基本を、皆さんに徹底的に教え込みますからね!」

アルバイター「うーっす!」

経営者「観光客や住民から騎士や環境学について学びたいという要望があったから…学校を大幅に改造したよ」

経営者「子供たちの学び舎を…年齢や性別関係無しに多くの分野について学べる環境にしてみた」

経営者「もちろん、義務過程を学べるだけの設備も教員も…他の町からわずかだけど連れてきてるよ」

経営者「住民向けの長期にわたる授業も、観光客向けの基礎講座も両方行っている」

経営者「…とりあえず、人員不足の可能性はだいぶ低くなったかねぇ」

経営者「それに…宿泊施設も増やしたから、当面は宿泊施設で人が溢れることは無いはずだよ」

経営者「最初はホテルを旅館に改造しようかと思ったけど…」

経営者「和洋二種類あったほうが客の好みにも会いやすくなるからねぇ」

経営者「…あと、旅館も日帰りでなら温泉が利用できるようになってるから…住民からも評判が良いんだ」

親友『……うーん…厳しい事を言いますが…やはり優勝まで行くのは現状では…』

『うう…そうですか…。なら…せ、せめて何か助言を…お願いできますか…?』

親友『そうですね…。現在の状態の大雑把な評価と感想を伝えるのはできますが…』

親友『……これを格段に良くする手順を伝えるのは流石に大会として…』

『で、でしたら!アドバイザーの類の方を私の方に…!』

親友『ああ、それなら可能ですよ。すぐに手配しておきますね』

『ありがとうございます!…で、では私はまだ作業が残ってるのでこれでっ!』プツンッ

親友『……彼女の場合は…最低ラインだけ越していているから……』

親友『……あと…王都とか…中心都市になる事を見越しての評価の際に必要な…ええっと…』

経営者「親友?」

親友『……あの人に言えば…でも上流階級なだけに人との接し方が………うーん…』

経営者「親友!ちょっと、聞いてるのかい?」

親友『へっ!?……経営者さん!?いつから聞いてたの!?』

経営者「……他の出場者と会話している辺りからね」

経営者「大方うっかり使わないはずの機器のスイッチでも入れちまったんだろうけど……」

経営者「…とりあえず、重要そうな情報なら聞いてないから安心しな」

親友『……それならその、よかったんだけど…』

親友『…今度からは通信先のデータだけ入れて楽しようとなんてしないよう、気をつけるよ…』

経営者「…そうしておくれ」


【↓2  王都、親友への依頼】

経営者「産業が随分発達してきてることだし…」

経営者「…王都にうちの町の名産品を置けるアンテナショップを作ってもらえないかねぇ?」

経営者「それも、どデカイ奴をさ」

親友『んー…名産品っていうと、お魚と塩と…あとは作物かな?』

経営者「ん、そんな感じだよ」

親友『…じゃあ、どの王都にしようか?』

経営者「え?」

親友『いや…王都と呼ばれてるものにも幾つか種類があるからさ』

親友『王家の血を引く者の収める都市及び、住まいとしている城や宮殿がある都市が当てはまるからね』

親友『…大会で優勝したところは…大抵お城が建てられるから、沢山出来ちゃってるんだけどね』

親友『とりあえずは…一番人の往来が激しい…一番古い王都の方に作るよ。それで良いかな?』

経営者「…ああ、任せるよ」


[六週目結果]

・称号『自然の恵みと観光の軍事基地』→『人で賑わう自然の軍事町』

~住民の声~
スタッフ「人員も増えて、お客さんの流れもバランス良くなって、大助かりです!」
天文学者「温泉旅館の露天風呂は私と環境学者と娯楽提供者と観光業者で取り掛かった大作よ。堪能してちょうだい」

~来訪者の声~
貴族「ふむ…此処が経営者とやらが手を掛けている町か…」
謎の影「……人が多くて仕事にならん。依頼は断るとしよう…」
旅人「…素敵な町だ…。……俺、ここに住もうかな…」

[七週目]

・称号『人で溢れかえる自然の軍事町』

【状況】
・海辺の町 II……美しい海を見渡せる広々とした町。人の往来が激しい良き観光地。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校 II ……義務教育の範囲は勿論のこと、環境学や騎士道等様々な分野について年齢問わず学べる学校。
・港湾 II ……旅船が激しく出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。
・海中ホテル……海の中に佇むホテル。自然への配慮は完璧。
・塩田……海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出す施設。タイプは天日塩田。
・空軍基地 II……空港としての機能をそのままに改装し、立派な空軍基地を増設した。
・鉄道……各方面へと繋がる鉄道網を持つ空港の傍に有る鉄道。
・駐屯地……王国から派遣された軍が駐在している駐屯地。軍艦群のすぐ側。
・水族館……海の生き物を保管、展示している施設。
・警察署……犯罪を取り締まるための組織。派遣された警察官などが常駐している。
・噴水広場……町の中心部に位置する大きな噴水がある広場。
・公共路線バス……町と町、施設と施設を結び住民や観光客の足となる路線バス。
・墓地……遺体や遺骨を埋葬する墓が設けられている区域。
・温泉旅館……見晴らしの良い海の側の高台に佇む、温泉旅館。海や星空などの自然を楽しめる露天風呂付き。

【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者 II ……自然、動物、人々の環境保全や生態学について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。
・観光サービス業者……より良い観光地を目指すため、観光業全般の知識及び対応法を身に付けている。
・娯楽提供者……様々なところに人々が遊べるような工夫をしてくれる。
・巡視員 II ……防犯対策と交通整備の巡視員として町を回っている警察職員。
・騎士団 II ……性別や階級を問わず精鋭の騎士を集めた誇り高き騎士団。
・農家……畑を耕し、野菜を始めとする様々な作物を育て収穫する。
・経済学者……経済学の研究を日々重ね、その結果を提言してくれる。
・天文学者……研究よりも天体観測の方が好き無かった天文学者。星関係の質問にならなんでも答えてくれる。

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。
・一般道路と高速道路が整備されており、各方面から訪れる観光客が後を絶たない。
・王都には町の名産品を扱うアンテナショップがある。

【各レベル】
観光Lv.6  戦闘Lv.6  商業Lv.5  交通Lv.6


経営者「よおし!ついに全レベルが目標を達成したよ!」

経営者「あとは手直しや強化をしたり…手を付けられてないとこに手を出して…」

経営者「…まあ、今まで通りだねぇ……」

経営者「アンテナショップの方には…物が出来次第色んな手段で運ばれていってるし…」

経営者「…観光客の混雑も落ち着いたことだし…あと足りないのは…なんだろうねぇ」

経営者「ま、うだうだ考えてばかりじゃあしょうがないし…」

経営者「終盤戦を…気張っていくとしようかね!」


(本日はここまで。質問意見感想ご自由に)
【↓2、4  従業員に学ばせるテーマ】

魔法も科学も超発展してる世界ですが、経営者さんの住んでる国には首都は多分ないです。
親友が第九王子なので国には少なくとも九人の王子が居ます。それで大会が終わるたびに王子や姫に城や宮殿を与えてます。
多分各地の産業が一度に急成長して人材も潤沢になるので、バブルが起きて建てやすくなるのでしょう。

また調子が優れないので今日は更新できません。繰り返してしまい、誠に申し訳ありません。
明日中に安価全て終わらせたいと言うだけ言っておきますね…。 質問意見感想ご自由にどうぞ。

【住民・従業員】
・接客スタッフ II ……一般客から貴族皇族、要人などのVIPへの対応、接客術を熟知している者。
・情報技術士……コンピュータを介して情報の収集、管理、伝達をしたり、ハードウェアの開発等を行う。


令嬢「あらぁ、良い海に良いホテルじゃなぁい!」

令嬢「…もちろん、お部屋も良いものよねぇ?」

スタッフ「はい。貴方様の為に最上級のスイートルームを用意いたしました」

スタッフ「貴方様の三日間の滞在が快適なものになるよう、我々スタッフ一同の最高のおもてなしを提供致します」

スタッフ「何か御用件が有れば、すぐに何なりとお申し付けくださいませ」


経営者「アンテナショップを出したおかげか、前々から多かった上流階級の方々が足を運ぶようになってくれた」

経営者「…そこで、スタッフに改めて教育をアタシ直々に行ったのさ」

経営者「皇族貴族や要人の…所謂VIPへの対応ができるよう、接客術を磨きに磨いたよ」

経営者「もちろん、一般客への接客だって完璧なものさ」

経営者「それに…企業産業の発展が容易くなるよう、ITの技術もまた別の従業員に教え込んだ」

経営者「所謂ネットワークビジネスって奴にも手を付けたから…幅広い活動ができるようなったはずだよ」

経営者「国内だけでなく、世界にも通用するような技術になれるのがITってもんだ」

経営者「…改めて町を見ると、多様な人間が集まるようになったもんだねぇ」

経営者「最初は欲の薄い物静かな住民達による…人の少ない海辺にあるだけの町だったとは思えないよ」

経営者「…あれはあれで良い町だったってのが、今思うと少し申し訳ないねぇ」

経営者「それでも……町の人の全員が納得してくれた上での経営なんだ」

経営者「…もう少しだけ…自信を持って、自然を壊さないよう気を付けながら頑張らなくっちゃねぇ」


【↓1、3、4  作る施設、設備】

【状況】
・展望台……望遠鏡が設置されている海や町を見渡せる岬に設けられた展望スペース。
・商店街 II……職種を問わず日常生活の中で必要な物は全て揃う程、様々な商店が建ち並んでいる。
・水族館 II ……普通の生き物から珍しい生き物まで幅広い海の生物を保管、展示している大型施設。


観光客娘「おかあさ~ん!わたしね、あそこ行きたーい!」

観光客母「あら?どこのことかしら?」

観光客娘「ええっとね、これで覗いて見て?そしたら大きなイルカさんのマークが観えると思うから!」

観光客母「ふふっ、水族館ね?わかったわ」

観光客父「父さんはもう少しここで景色でも見てから…旅館に先に戻ってるよ」

観光客娘「えー?一緒に見にいこうよー!珍しいお魚もいっぱいあるみたいだしさー!」

観光客父「…珍しい魚?」

観光客母「ああ、深海生物の類のことよ。色んな海から生物を集めて展示しているみたいなのよ」

観光客父「ふうむ、ならば俺も行ってみるか……」


経営者「旅館から道を敷いて、その先の岬に展望台を設けてみたよ」

経営者「旅館に泊まったお客が主に寄って眺めているみたいだ」

経営者「あとは町の住民もちょくちょく通ってるらしいよ」

経営者「町の全貌が実によく見えるねぇ……」

経営者「…我ながら良い位置に作れたと思うよ」

主婦「あら、このお店…前からあったかしら…?」

スタッフ「ああ、商店街の拡張工事に合わせて開店したお店なんです」

スタッフ「ただいま開店セールを実施しておりますので、もし宜しければ見て行ってください」

主婦「そうなのね…。なら少しだけ見ていこうかしら」


スタッフ「あ、経営者さん?見に来てくれたんですか?」

経営者「ああ、ちょっと商店街の様子を見にね。…休憩中に悪いねぇ」

スタッフ「いえいえ、今のところは大して疲れていませんのでお気になさらずに!」

経営者「…それにしても、アンタら接客スタッフの接客術と体力には脱帽だよ」

経営者「ただでさえ観光施設での対応が大変だってのに…アタシの指示とはいえ、申し訳ないねぇ」

スタッフ「ふふっ、私達接客スタッフはお客様を満足させるのが何よりの幸せなんですよ?」

スタッフ「あ、キチンと病院には定期的に健康診断に行ってるので、体調管理もバッチリですからね!」

経営者「それなら良いんだけどねぇ…」

経営者「商店街の拡張で店舗が一気に増えたから人員調整の方が大変だろうけど…頑張っておくれよ?」

スタッフ「はいっ!精一杯頑張りますね!ありがとうございます!」

経営者「…あ、親友」

親友『ん?どうしたの?』

経営者「先週頼んどいたアンテナショップの方はどうだい?こっちは売り上げとかがよくわからなくってねぇ」

親友『ああ、順調そのものだよ』

親友『大会の影響もあるだろうけど…やっぱり王都に作ったのが大きかったのかな』

親友『一般階級の人も上流階級の人も…其れに海外から来た人なんかも立ち寄る都市に作ったからね』

親友『…結構話の広まりは大きかったみたいだよ』

親友『観光業者さんも度々来て宣伝をしたり、新しいポスターを作ったりしてるんだって』

親友『…まあ、一連の話は他の出場者さんのところにも届いてるみたいだから…』

親友『同じように王都とか、人が多い町なんかにお店を出したり…ってしてる人も増えたんだけどね』

経営者「…なるほどねぇ。それじゃああまり長い期間での効果は見れないかね」

経営者「それでも大会が終わるまでは売り上げや話題は続くだろうし…大丈夫だとは思いたいんだけどねぇ」


【↓3  王都、親友への依頼】

経営者「…ドラゴン退治の方、引き受けてくれないかねぇ?」

親友『ドラゴン…? どういうことか…説明してもらえるかな?』

経営者「それがねぇ…軍人や騎士団が遠征の為に近隣の山の中を進んでいる時に、痕跡を見つけたらしいんだよ」

経営者「…もちろん、ドラゴンのね」

経営者「確か巣にしていた跡だったか足跡だったかで……何種かは不明だけど、ドラゴンの物ってのは確からしい」

経営者「目撃情報とかは今のところ無いんだけど…その山の周辺にはここ以外にも色んな町があるんだ」

経営者「だから…下手に被害が出る前に、なんとかしてほしいのさ」

親友『そっか…。すぐに調査や退治できるだけの人を派遣するね』

親友『…でも…危険なドラゴン退治なんて、どこがどれだけ応じてくれるか…』

経営者「まあ、やれる範囲で頼むよ…」


[七週目結果]

~住民の声~
巡視員「…先週まではなんか怪しい輩を見掛けてましたけど…もう見ませんね…。警戒する必要は薄そうです…」
騎士団長「…話は聞きましたよ、経営者さん」

~来訪者の声~
軍マニア「ここは…聖地だ……」
観光客「商店街を覗いてみたけど…魚とお野菜の塩漬けが美味しそうね…!」

[八週目]

・称号『人で溢れかえる自然の軍事町』

【状況】
・海辺の町 II……美しい海を見渡せる広々とした町。人の往来が激しい良き観光地。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校 II ……義務教育の範囲は勿論のこと、環境学や騎士道等様々な分野について年齢問わず学べる学校。
・港湾 II ……旅船が激しく出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街 II……職種を問わず日常生活の中で必要な物は全て揃う程、様々な商店が建ち並んでいる。
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。
・海中ホテル……海の中に佇むホテル。自然への配慮は完璧。
・塩田……海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出す施設。タイプは天日塩田。
・空軍基地 II……空港としての機能をそのままに改装し、立派な空軍基地を増設した。
・鉄道……各方面へと繋がる鉄道網を持つ空港の傍に有る鉄道。
・駐屯地……王国から派遣された軍が駐在している駐屯地。軍艦群のすぐ側。
・水族館 II ……普通の生き物から珍しい生き物まで幅広い海の生物を保管、展示している大型施設。
・警察署……犯罪を取り締まるための組織。派遣された警察官などが常駐している。
・噴水広場……町の中心部に位置する大きな噴水がある広場。
・公共路線バス……町と町、施設と施設を結び住民や観光客の足となる路線バス。
・墓地……遺体や遺骨を埋葬する墓が設けられている区域。
・温泉旅館……見晴らしの良い海の側の高台に佇む、温泉旅館。海や星空などの自然を楽しめる露天風呂付き。
・展望台……望遠鏡が設置されている海や町を見渡せる岬に設けられた展望スペース。

【住民・従業員】
・接客スタッフ II ……一般客から貴族皇族、要人などのVIPへの対応、接客術を熟知している者。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者 II ……自然、動物、人々の環境保全や生態学について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。
・観光サービス業者……より良い観光地を目指すため、観光業全般の知識及び対応法を身に付けている。
・娯楽提供者……様々なところに人々が遊べるような工夫をしてくれる。
・巡視員 II ……防犯対策と交通整備の巡視員として町を回っている警察職員。
・騎士団 II ……性別や階級を問わず精鋭の騎士を集めた誇り高き騎士団。
・農家……畑を耕し、野菜を始めとする様々な作物を育て収穫する。
・経済学者……経済学の研究を日々重ね、その結果を提言してくれる。
・天文学者……研究よりも天体観測の方が好き無かった天文学者。星関係の質問にならなんでも答えてくれる。
・情報技術士……コンピュータを介して情報の収集、管理、伝達をしたり、ハードウェアの開発等を行う。

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。
・一般道路と高速道路が整備されており、各方面から訪れる観光客が後を絶たない。
・王都には町の名産品を扱うアンテナショップがある。

【各レベル】
観光Lv.8  戦闘Lv.6  商業Lv.6  交通Lv.6


経営者「…長かった大会も…もう今週で終わりになるんだねぇ…」

経営者「大会出場者の名に恥じないよう…最終週も調子を崩さずに行きたいところだねぇ…」

ドオオオンッ!!

経営者「きゅ、急になんだい!?」

ドラゴン「……グ…ググ…」ボロボロ

経営者「……おいおい騎士団長、これはどういうことなんだい…?」

騎士団長「王子からの依頼に従ったまでですよ、経営者さん」

騎士団長「放置していると海に住み着いて、航路に支障をきたしたり、水害の原因になり兼ねなかったと判断しました」

経営者「…つまり、この目の前で伸びてんのが報告にあったドラゴンってことかい?」

経営者「と、云うかだね……なんでアイツらがここに来てるんだい…?」


冒険者「フーハハハハハ!オレは強いぞおおおおお!!!」

教官「そうだ冒険者よ!その意気だあああああ!!」

教官「…だが、これだけ立派な龍だと使役しがいがあっただろうというのが惜しいぞ…!」

魔法戦士「仕方ないじゃないですか……。テイマーさんが手懐けられなかったんですから…」

テイマー「俺は獣専門だってのに、なんでわかってくれないかな…」

白魔法使い「あ、あの…このドラゴンは回復させますか?」

忍者「良いでござるね!拙者はあまり役に立てなかったでござるから…再選のためにでも…」

暗殺者「…なんなのあんた達。馬鹿なの?」


騎士団長「…王子から冒険者ギルドの方に依頼が渡ったみたいなんです」

騎士団長「まあ、過去にドラゴンを退治に加わった経験を持つ人達ですからね…」

騎士団長「実力も含め、別におかしな事ではないですよ」

騎士団長「まあ、貴方の為になら…そう引き受けさせるのに難しくはないと思ったのもあるでしょうけれど」

経営者「…へえ。それなら…ちょっと嬉しいねぇ」

騎士団長「…せっかくですし、少し話してきたらどうですか?時間が許すなら、ですが」

騎士団長「後片付けの方は我々騎士団が済ませますので」

経営者「……ん、じゃあちょっとだけそうするよ」

経営者「…さ!アイツらとの会話も楽しんだことだし…切り替えよう切り替えよう!」


経営者「……ここ数日はテレビカメラが入ることが増えてきたよ」

経営者「大会終盤戦となれば、一般国民の注目は集まりやすくなるからねぇ…」

経営者「…テレビの視聴率は上がるし、町への関心は高まるしで…良い関係性を築けているよ」

経営者「まぁ、気にせずいつもの調子で人材育成の方、片しちまおうかねぇ」


(本日はここまで。質問意見感想ご自由に。 あともう少しです)
【↓1、3  従業員に学ばせるテーマ】

【住民・従業員】
・育種家 II ……農作物や漁で獲れた物の品種改良を行っている。


農家「育種家! 新しい作物、たんまり採れたぞ!」

育種家「あっ、ありがとうね!助かるよ!」

漁師「オレら漁師も負けてないべ! …とりあえず言われてた魚は持ってきたけども、どうすんだべ?」

育種家「養殖でもしながら品種改良を三段階に分けてしようと思ってるんだよね」

育種家「ホテル、旅館、町の料理店とかでの人気のメニューを調べてもらったからね」

育種家「…料理人さんが一番そういうことに詳しいから、簡単にデータは集まったんだ」

漁師「…そんで、それはどう活用すんだ?」

育種家「ああ、味をそのままにして、栄養バランスを整えるのに参考にしようかなって思ってるよ」

育種家「人為的な交配や突然変異を起こして…人間の体により適したものを作るのが私の仕事だからね」

農家「…なら、アンテナショップに流すよう経済学者には言ってあるか?」

育種家「あっ…そういえばそんな物もあったっけ。…伝えるの、お願いできる?」

農家「おう、任せときな」


経営者「農家と漁師、両方を志願していた住民の一部が育種学を学んだらしい」

経営者「独学で手を付けられなかったところはアタシが手伝ってカバーしたから…一気に技術が身に付いたよ」

経営者「それのおかげで採れる名産品の種類が増えたし、何よりも味が格段に上がったよ」

経営者「だからアンテナショップの商品も増えたし…その事を聞きつけた他の町に、物を回す事も増えたんだ」

経営者「…これで最後の施設作りになるねぇ」

経営者「町として、都市として機能するのに十分な施設が揃ってるし、人を集められる物も十分存在している」

経営者「そもそも海が綺麗だから、海の存在だけでも立派な観光地になってくれているよ」

経営者「さ、最後の仕上げ作業に取り掛かるよ!」


【↓1、2、4  作る施設、設備】

【状況】
・マリンスポーツ用品店……ボートや水上バギー、浮き輪等海で遊ぶための様々な道具を取り扱っているショップ。
・訓練所……海難、水難等の事故事件が起きた際に対応ができる、レスキュー部隊の訓練所。
・海辺の都市 III ……多種多様の人々が集っており、人が絶えない。海に面している都市であり、人気観光地。


子供「今度はあっちを案内してあげるね!」

観光客息子「…噴水?」

子供「うんっ、とっても綺麗で気持ち良いんだ!友達もたくさんここにいるんだよ!」


作業員「じゃあ、今日は久しぶりの休暇だし…バナナボートって奴に乗ってみないか?」

スタッフ「わあっ、良いですね!私もあれが気になってたんです!」

スタッフ「…従業員割引みたいなのってないんですかね?」

作業員「別にお前はこっちの担当じゃないだろ?全く…」

スタッフ「でも普段はここの漁師さんから魚を仕入れてますし…言えば無料で乗せてくれるかも…」

作業員「いやいやそれは……ってちょっと待て!漁師さんが船の方操縦するのか!?」

漁師「俺の航海技術は世界一だべ!!」


彼氏「も、もし宜しければ……オレと結婚してください!」

彼女「…はいっ!」

彼女「……海辺でのプロポーズに憧れるって私が言ってたの、覚えてくれてたんだ」

彼氏「結婚したらここに住む、っていうのもな」

経営者「危険な岬を削る、整地するとかして…とにかく土地を広くしたよ」

経営者「幾つかの町とも合併して……既にもう、この町は町じゃあなくなった」

経営者「産業や経済が発達し、各地各国から観光客や仕事の為に訪れる人間の絶えない場所…」

経営者「…つまり、都市って奴に生まれ変わったんだ」

経営者「…土地を拡張したら、自然と海に面している箇所も増えた」

経営者「港湾がある場所と一般観光客がマリンスポーツを楽しめる場所を分けれる程度にね」

経営者「マリンスポーツの種類は観光業者や娯楽業者のおかげで数十にも渡るほど有るし…」

経営者「何かが起きたとしても、訓練所で軍人や騎士団の指導を受けたレスキュー部隊が居る」

経営者「病院も腕利きの医師もいるから、万一の怪我もきちんと対応ができる」

経営者「住民も観光客もどちらも楽しめるよう、各所に施設が携わっている素晴らしい都市だ」

経営者「…我ながら、良いところを作ったもんだよ」

ピピピッ

親友『…や、経営者さん。最後の依頼…聞きにきたよ」

経営者「………」

親友『経営者さん?どうしたの?』

経営者「いや…これでアタシがここに関われるのも最後だと思うと、なんだか不思議な気分でねぇ」

経営者「…それに、今や町にはアタシ要らずになっちまいつつあるっていうのも…」

経営者「いったい嬉しいのか寂しいのか…」

親友『…そうしたのは君の実力でしょう?』

親友『僕からはまだ結果は言えないし、報告も出揃ってないけど…』

親友『……例え優勝ができなくても、君は最高の働きをしたと思うよ』

親友『…まあ、今日は長話はできないから…簡潔に依頼の方、教えてくれるかな』

経営者「…ああ、わかってる」


(安価はここまで。質問意見感想ご自由に。 色々書いてきます)
【↓2  王都、親友への依頼】

とてもどうでも良いことなのですが、>>1で「もんは」が「モンハン」になってた事に今気がつきました…。モンハン関係無いです。
明日明後日に投下できるよう頑張りますね。

季節が変わったのも有り、思いの外ssを書くだけの時間が全く取れず、ほとんど書けていない状態です。
時間が出来次第、すぐに取り掛かるので気長に待っていただけたら幸いです。

後少しだと云うのに本当に申し訳ございません。

大変長らくお待たせしてしまい申し訳ございません
ようやく完成したので投下いたします

少々長いのでご注意を

経営者「…これから先、ここが観光都市として発展していくとするだろう?」

経営者「すると……まあ、やっぱり海目当てで来る観光客が大半になるはずだ」

経営者「土地を拡張して海に面した平地を増やせば…その分人の目に付かないところで海に入る可能性が増える」

経営者「レスキュー部隊の養成は徐々に行ってもらっているけど……それでも不安はまだ残るんだよねぇ」

経営者「それに、単純に人の数が増えればそれだけ事故の数は増えて、可能性も高くなるわけだ」

経営者「そこで…水難事故を事前に防ぐ為にも、救助に直ぐに迎えられるよう、湾岸警備隊を設立したいんだ」

経営者「できればその道に精通した人間を数名で良いから寄越してくれると助かるよ」

経営者「…水害の事を考えなくて良い分、水難事故により注意を払いたいからねぇ…」

経営者「訓練所と学校という場も、そして騎士団をはじめとする体に自信のある奴も沢山いるからねぇ」

経営者「より優れた講師さえいれば、安心できるってもんなんだよ」

親友『それならお安いごようだよ』

親友『…それじゃあ、大会はあと数時間で終わりを迎えるから……後は結果を待っててね』

親友『多分今日中に大会側の人が迎えに来るだから、そのつもりでよろしくね』

親友『…大会終了後の時間まで手を出したり指示をするのは禁止行為だから、迎えが来なくても気をつけてね?』

経営者「わかってる、わかってる」

経営者「……なあ、親友」

親友『うん?』

経営者「…今回もありがとうねぇ」

親友『どういたし……いや、御礼は最後に取っておいてよ』

親友『…それじゃあ、また、明日ね』

経営者「ああ…また明日」

プツンッ…


[八週目結果]

・称号『人で溢れかえる自然の軍事町』→『大自然と共存する観光産業都市』

~住民の声~
経済学者「ま、待て!私は経済学者であって湾岸警備など…!嫌だ!動きたくない!動きたくないぞ!」
スタッフ「我々住民一同、貴方が作ってくださったこの都市の繁栄を続けて行くことを誓います!」

~来訪者の声~
偉い人「…ふむ、良き町…いや、都市か。彼女や王子が推薦しただけは有るな」
パフォーマー「観光として来てみたけど…パフォーマンスのしがいがありそうな町だな…」
改装屋「娯楽提供者さんの技…是非ともオレも取り入れたいっすね…!」

[そして、次の日]


経営者(通信が終わって割りかしすぐに、お迎えは来た)

経営者(そしてそのまま大会前日に泊まっていたホテルに連れてかれ…)

経営者(……気が付けばアタシは大会の出場者として、表彰式の場でボンヤリと座っていた)

運営者「…経営者さん」

経営者(どうやらみんな揃って緊張しているみたいだねぇ…)

経営者(まあ、無理もないだろうけどね…。実際、アタシもそうなんだし)

運営者「経営者さーん?」

経営者(それにしても…騎士や巡視員から上がってた不審者…気掛かりだねぇ…)

経営者(…まあ、大方犯人は…)

運営者「経!営!者!さん!!」

経営者「………」

経営者「…なんだい?運営者」

運営者「何もこうもないですよ…!」

運営者「どうして僕の送った工作員が何も働いてないんですか!?」

運営者「仕事の妨害をしようと思ったのに!海賊に金をやって寄越したというのに!」

運営者「どう!して!!」

経営者「……まあ、人が多かったし、軍もいたからねぇ…」

経営者「…と、言うかアンタ…そういうこと、自分で言っても良かったのかい?」

運営者「…別にたまたまお金と一緒に貴方のことを、工作員に話しただけですからね」

運営者「まあ、流石に妨害に成功してから言ったら…ルール違反になってなくてもマイナスにされてた筈ですが」

経営者「…おいおい、他出場者への妨害はルール違反じゃないのかい?」

運営者「……妨害して、さらにそのことが公になったら評判自体は下がるでしょうが…」

運営者「結局のところ、都市を開発するだけの技術さえあれば…どんなクズであろうと関係ないですからね…」

運営者「なんか初代優勝者がその口だったらしくって…街作りの腕は国一番でありながらクズだった…との事です」

運営者「まあ、貴方のような一般人にはそんな話、聞いたこともないでしょうけれどね」

経営者「……まあ、被害は出なかったから、特に気にはしないんだけどねぇ」

経営者「それよりも…アンタは自分の町がどれくらい評価されるかとか考えないのかい?」

運営者「そりゃあもちろん、考えていますよ!」

運営者「並行思考なんて天才であること僕にしてみれば、大して難しい事ではありませんからね!」

運営者「どうせ僕が初出場初優勝を飾るに決まってますけど!」

経営者「…そうかい」

経営者「ま、アタシは誰が優勝しても笑って褒め称える…とだけ言っておくよ」

運営者「善人自慢されなくたって僕もそうしますよ!まあどの道僕がゆ」

偉い人「皆の者よ!これより表彰式を始める!!!」

運営者「………」

偉い人「今大会は二ヶ月の間、これまでマネージメントにおける優秀な功績を納めた者達に町を発展させてもらった」

偉い人「そして週ごとに町の状況を把握し、我々貴族皇族、そして王族によって公平に評価していった」

偉い人「数十人に上る参加者だが…その中でも優勝という名誉を得るのはただ一人!」

偉い人「優勝すれば一生を不自由なく暮らせる財が手元に行くであろう」

偉い人「例え優勝までいかなくとも…優勝者に次ぐ町を作って見せた者にも財と名誉を与えよう!」

偉い人「…では、準優勝を果たした者を発表しよう」

経営者(……さあ、誰になる?)

偉い人「見事、準優勝を果たしたのは……『遥かなる地底の交易都市』、運営者!!」

オオッ…!  パチパチパチパチ…

偉い人「…運営者よ、前に」

運営者「は、はいっ!!」

経営者(…へえ、言うだけの実力はちゃんとあったんだねぇ)

経営者(…まったく、自慢してる時とは比べ物にならないほど嬉しそうな顔してるねぇ)

偉い人「貴殿の働きによって、地底にて新たなる交易都市が誕生した!」

偉い人「その働きを讃え…__」

経営者(お、戻ってきた戻ってきた)

経営者「…おめでとう、運営者」

運営者「ありがとう、ございます……」

経営者「ん?なんでそんなにテンション低いんだい?」

運営者「そりゃあ…優勝できなかったからに決まってますよ…」

運営者「勿論準優勝でも嬉しいですけど…やはり僕が目指していたのは優勝なんです…」

運営者「ようやく出場権を手にしたというのに…ようやく長年の夢を果たせると思ったのに…」

運営者「…まあ、悔しがっても…終わった事ですから……四年後に、また、頑張ります…」

経営者「…四年後のアンタなら…きっと余裕で行けるよ」

運営者「そう…ですかね」

運営者「ま、この超新星たる僕なのですから、そうなるのは当然のうんめ」

偉い人「では次に…優勝者の発表及び表彰を執り行う!」

運営者「………」

偉い人「見事栄えある優勝の栄冠を手にするのは………」

偉い人「『大自然と共存する観光産業都市』、経営者!!」

偉い人「経営者よ、前に!!」

ワアッ……!  パチパチパチパチ…

経営者「………え?」

経営者「…本当…に…アタシが優勝…なのかい?」

運営者「……そうみたいですよ、経営者さん」

運営者「ほら、早く行ってきてください!僕の代わりに優勝できたんですから、下手な事はしないでくださいね!?」

経営者「…ああ、わかってるよ」

偉い人「経営者よ。優勝を果たした貴殿には第九王子から賞賛の言葉が送られる。心して聞け!」

経営者「はっ」

親友「…優勝おめでとう。経営者殿」

親友「貴殿は海辺の町の土地の特徴を生かし、それでいて土地を破壊せず見事観光産業の都市へと発展させ…」

親友「更には大会出場者の町の中でも、最も観光地と商業を兼ねた地として注目される都市へと変化させた!」

親友「皆の者よ!我が国の産業の成長と発展に貢献してくれた経営者に、賞賛の拍手を!」

ヒュ-ヒュ-!!
パチパチパチパチパチ!!!

経営者「…ありがとう、ございます」

偉い人「賞金や名誉の確認はまた後で行うが…まだ終わりではないぞ!」

偉い人「優勝者である経営者の都市には第九王子の住まう城が築かれる事となった!」

偉い人「つまり、海辺の土地にて新たなる王都が生まれる!」

経営者「……本当に…アタシが経営した土地が王都になるのかい…」

偉い人「…貴殿が優勝したその暁だ。喜ぶと良い」

偉い人「ではこれにて、今年度の大会を終了とする!!」

ワアアアアア!!!

[その日の夜……パーティー会場にて]


作業員「経営者さん!おめでとうございます!」

スタッフ「おめでとうございます!おめでとうございます!」

経営者「…ありがとうよ、二人とも」

経営者「アタシがこうして優勝できたのも、アンタらのおかげさ」

経営者「…二人には感謝しても仕切れないよ」

作業員「そ、そんな…俺らは経営者さんの的確な指示の元で動いただけですから!」

作業員「なあスタッ……どこいった?」

経営者「あ、料理を取りに行ったみたいだよ」

作業員「……なんでこのタイミングで行くんだ…」

経営者「まあまあ、今日くらい良いんじゃないかねぇ」

経営者「なんたってアタシが手を掛けて教育した料理人達が集合して、最高の料理を振る舞ってるんだからさ!」

経営者「他にもギルドやテーマパークの従業員が色んな場所でショーを開催してるし…」

経営者「ショッピングモールの従業員だって、細かい作業を担当してくれてるみたいだから…」

経営者「アタシはまだ他の奴らとも話をしないとだし、アンタも仕事仲間への挨拶にでも行ってきな」

作業員「…じゃあ、そうしますね。それじゃあこれで失礼します!」

経営者「ああ、また後でね!」

運営者「……あの、話は終わりましたか?王子が呼んでいらっしゃるらしいですよ」

経営者「ん、ありがとね!」

親友「経営者さん!おめでとう!本当におめでとう!!」

経営者「うわっ!?…いきなり大きな声を出すんじゃないよ、吃驚するだろう?」

親友「あっ…ご、ごめんね。喜ぶのずっと我慢してたから…つい…」

経営者「……まぁ、アタシも大の親友にそうやって喜んでもらえると、心からの嬉しいのは確かだよ」

経営者「…なあ、親友。ここまで連れて来てくれて、本当にありがとうね」

親友「ううん、こっちこそ…嘘をついてたのに…ここまで付いてきてくれて、ありがとう、経営者さん」

経営者「……それよりも、アンタの城がってのはアンタが希望したんじゃないだろうねぇ?」

親友「いや、それは流石に僕のお願いじゃどうにもならないことだから…」

親友「…まあ、願ったり叶ったりなのは確かなんだけどね」

親友「やっぱり経営者さんが作った場所だから…実際に住んでこの目で見て、感じたいっていうのが本心だからさ」

親友「それにいくら血の繋がった兄弟とはいえ他の人がそこに住むっていうのはなんだか……」

経営者「なんだか?」

親友「…いや、その…ちょっと羨ましく感じちゃうから…かな」

経営者「アタシもまあ…他の奴らよりも、アンタが住んでくれた方が…よっぽど嬉しいしねぇ」

少女「そうなんだー」

経営者「なんだか小っ恥ずかしいけど…そうなんだよねぇ…」

経営者「…って、この子は誰だい?」

親友「え?ああ、僕の妹だよ。……勝手に動いちゃダメって、言われてたでしょ?」

少女「え~…でも、経営者さんに一度で良いから会ってみたかったんだもん…」

経営者「なんだいなんだい、随分と嬉しいことを言ってくれるじゃあないか」

経営者「それに容姿も驚いちまうくらい可愛くて…可愛い、くて……」

経営者「…さっきアンタ…アンタの妹、って言ったかい?」

親友「うん」

経営者「…じゃあこの子は、本物のお姫様なのかい?」

姫「うん」

経営者「……アタシ、今度こそ国に睨まれちまうなんてことにはならないよねぇ?」

親友「…別に変なことは言ってないし、大丈夫だとは思うよ」

姫「もしもの時は…わたしがちゃんと説明はするから大丈夫だと思うよー?」

姫「それに経営者さんには、教えてもらいたいことがたくさんあるからね!」

経営者「…教えてもらいたいこと?アタシが姫に?」

姫「うんっ!お嬢様も経営者さんが良いって言ったら大丈夫って言ってたから!」

経営者「…うーん、イマイチどういうことだかよくわからないんだけど…親友はわかってるかい?」

親友「いや、僕は何も……」

姫「わたしもねー、よくわかんないよ!」

親友「……じゃあ、お嬢様を誰かに呼んできてもらうおうか」

お嬢様「_……それで、わざわざ友人達と楽しんでいるところを遮って呼び出すとは…一体何の御用件でしょうか」

経営者「そ、それはすまなかったねぇ…。ただ、姫様が言ってる事について聞きたくってねぇ」

お嬢様「…この子が?」

親友「うん。経営者さんに教えて欲しい、とかそんな話君にをしたらしいんだけど…何か心当たりはある?」

お嬢様「……心当たりならありますわ」

お嬢様「と、言うよりも…」

お嬢様「そもそも多方面の教育を施されている王族が経営者さんに教えてもらう事と言ったら一つしかないのでは?」

親友「え?それって……経営学のこと?」

姫「あ!そうそうそれそれ!お店作ったり町作ったりするやつのことなんだよね?」

経営者「うーん……まあ、そうといえばそうだねぇ」

経営者「…厳密には色々とあるけど…まあ、この際はあまり関係ないか…」

お嬢様「彼女は貴方の仕事及び…その技術を学びたいと仰っているに過ぎないはずです」

お嬢様「…実はわたくし、この子以外の方々からも同様の話を聞いているんですの」

お嬢様「そこで、わたくしとこの子から提案がありますわ」

経営者「…どんな提案だい?」

お嬢様「不特定多数の人間に…貴方の経営者としてのノウハウを教える、というものです」

お嬢様「経営者さん、今の貴方には…大会の優勝者としての知名度と、膨大な国からの資金があります」

お嬢様「なのでわたくしが少し力添えをすれば…簡単に様々な手段で世に技術を広める事は可能ですわ」

お嬢様「まあその代わり…お代は少々高く付きますが」

経営者「なるほどねぇ……良い提案だねぇ…」

親友「経営者さんが望むなら…微力だけど僕も手伝うよ」

経営者「…良いよ、三人でやってやろうじゃないか!」

姫「本当!?…後回しにされない?」

経営者「ああ、本当さ。まずはアンタに教えるところから始めるから…安心しな」

姫「わあい!ありがとう経営者さん!」

お嬢様「では、用件も済んだ事ですし…わたくしは戻りますわね」

姫「わたしもそろそろ誰かが探し始めそうだし、お嬢様と一緒に戻るねー!」

姫「経営者さん、これからよろしくねーっ!」

経営者「ああ、よろしく」

経営者「しっかしアタシが教えるのか~……こりゃ休むのは当分先になるかねぇ」

親友「まあ、君が無理する必要はないから…言えばスケジュールとかは調整してもらえると思うよ?」

親友「…それでも、そのうち色んな仕事の依頼が届きそうだけどね」

経営者「あー…そうだねぇ…」

経営者「…各方面からの依頼をアタシの代わりにこなせるような…」

経営者「そんな近い技術を持つ人間を側に置くって意味でも、教えるのにしっかり力を入れたほうが良さそうだねぇ…」

経営者「……やっぱしこれから先、大変な事になっちまうねぇ」

経営者「勿論、仕事が好き放題できるってのは楽しいし、お金もたんまり手元に届くしで嬉しいんだけどね」

親友「…じゃあ、ひと段落したら一緒に旅行にでも行かない?身分明かすと色々と大変だし…お忍びでね」

経営者「お、良いねぇ!アンタと仕事の協力者とかじゃなく、当たり前の親友として時間を過ごす…」

経営者「…最高だねぇ」

親友「……ひと段落したら、必ずね」

経営者「…別に旅行に行く事に、そんなに拘らなくったって良いんだけどねぇ」

親友「…いや、それ以外の事だよ」

経営者「ん…?どういう事だい?」

親友「ふふっ…今はまだ秘密。その時になったら教えるよ」

経営者「…まったく、変な事を言うねぇ」

親友「そう?…あ、お腹が減ってるからかな?」

経営者「腹の減り具合で変わるとは思えないけどねぇ…まあ、とにかくなんか取りに行くとしようか」

親友「…うん!」


【経営者「安価で王都を作るよ!」  完】

・あとがき

安価に参加してくださった皆様、並びにここまで読んでくださった皆様。ありがとうございます。
最後の最後で更新ができず、大変申し訳ありませんでした。
最近ムチウチになりまして、それで休養と云う名の時間ができたので大急ぎで書き上げました。
時間はかかってしまいましたが、今回も皆様のおかげで完結できたことを心より感謝いたします。

一番最初に考えていた都市作り大会編が無事書き終わり、とても幸せな気分です。
また、ほんの少しでも読んでくださった方々が面白いと感じてくださったならば、幸いです。


そして、以下が次回以降案なのですが…次回を始められるのがいつになるか不明なので、気長に待っていただけると幸いです。
全てを拾い切るのは難しいですが、アンケートだと思ってついでに答えてくださると嬉しいです。

パターン1.経営者「まだまだアタシの経営は始まったばかりだ!アタシ続投で進めるよ!」
-a.経営者「交易場を作るよ!」
-b.経営者「客船を作るよ!」
-c.経営者「何かを作るよ!」運営者「運営勝負しましょう!」

パターン2.経営者「アタシ以外の奴に経営を任せようかねぇ…。主人公は一旦交代だよ」
-a.運営者「経営者さんには負けません!僕が素晴らしい何かを運営しましょう!」
-b.他大会出場者「大会では負けたけど、自分も何かを作ってみよう」
-c.元従業員「何かを作るぞ」元従業員2「町も一緒に作ります!」

パターン3.その他自由

※“何か”には自由に対象を決めてください。多分経営者さんならなんでも経営できます。特に無ければ過去に出たものから独断で決めます。

では、改めて…ここまで読んでくださり、ありがとうございました。また見かけたら安価に参加してくださると嬉しいです。
質問意見感想ご自由に。

(>>190>>191の間に入れるの忘れてました…あとがきまで投下しておいてお恥ずかしい…)

[完成!]

・称号『大自然と共存する観光産業都市』

【状況】
・海辺の都市 III ……多種多様の人々が集っており、人が絶えない。海に面している都市であり、人気観光地。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校 II ……義務教育の範囲は勿論のこと、環境学や騎士道等様々な分野について年齢問わず学べる学校。
・港湾 II ……旅船が激しく出入りしているそこそこ大きな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街 II……職種を問わず日常生活の中で必要な物は全て揃う程、様々な商店が建ち並んでいる。
・病院……医師が常駐している医療施設。入院、治療、診察、検診など様々な対応ができる。
・海浜公園……自然体験学習やレクリエーションを目的とした自然公園。
・海中ホテル……海の中に佇むホテル。自然への配慮は完璧。
・塩田……海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出す施設。タイプは天日塩田。
・空軍基地 II……空港としての機能をそのままに改装し、立派な空軍基地を増設した。
・鉄道……各方面へと繋がる鉄道網を持つ空港の傍に有る鉄道。
・駐屯地……王国から派遣された軍が駐在している駐屯地。軍艦群のすぐ側。
・水族館 II ……普通の生き物から珍しい生き物まで幅広い海の生物を保管、展示している大型施設。
・警察署……犯罪を取り締まるための組織。派遣された警察官などが常駐している。
・噴水広場……町の中心部に位置する大きな噴水がある広場。
・公共路線バス……町と町、施設と施設を結び住民や観光客の足となる路線バス。
・墓地……遺体や遺骨を埋葬する墓が設けられている区域。
・温泉旅館……見晴らしの良い海の側の高台に佇む、温泉旅館。海や星空などの自然を楽しめる露天風呂付き。
・展望台……望遠鏡が設置されている海や町を見渡せる岬に設けられた展望スペース。
・マリンスポーツ用品店……ボートや水上バギー、浮き輪等海で遊ぶための様々な道具を取り扱っているショップ。
・訓練所……海難、水難等の事故事件が起きた際に対応ができる、レスキュー部隊の訓練所。

【住民・従業員】
・接客スタッフ II ……一般客から貴族皇族、要人などのVIPへの対応、接客術を熟知している者。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者 II ……自然、動物、人々の環境保全や生態学について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
・漁師……魚介類を捕獲、養殖する技術と知識を持っている。
・料理人……海の幸を最大限に利用した料理を作ってくれる。
・観光サービス業者……より良い観光地を目指すため、観光業全般の知識及び対応法を身に付けている。
・娯楽提供者……様々なところに人々が遊べるような工夫をしてくれる。
・巡視員 II ……防犯対策と交通整備の巡視員として町を回っている警察職員。
・騎士団 II ……性別や階級を問わず精鋭の騎士を集めた誇り高き騎士団。
・農家……畑を耕し、野菜を始めとする様々な作物を育て収穫する。
・経済学者……経済学の研究を日々重ね、その結果を提言してくれる。
・天文学者……研究よりも天体観測の方が好き無かった天文学者。星関係の質問にならなんでも答えてくれる。
・情報技術士……コンピュータを介して情報の収集、管理、伝達をしたり、ハードウェアの開発等を行う。
・育種家 II ……農作物や漁で獲れた物の品種改良を行っている。
・湾岸警備隊 II …王国から派遣された湾岸警備員を中心に、騎士やレスキュー隊員らで構成されている。

【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。
・一般道路と高速道路が整備されており、各方面から訪れる観光客が後を絶たない。
・王都には町の名産品を扱うアンテナショップがある。

【各レベル】
観光Lv.8  戦闘Lv.6  商業Lv.9  交通Lv.7



運営者がいいな。妨害したり多少ダーティなことも出来そうだし
優勝の基準て全部がレベル5なこと?

>>203
レベル5以上もそうでしたが、他にも幾つか設定していました。特定のレベルを8以上にする、IIの住民施設を八つ以上作るとかです。
どれくらい王国絡みや貴族にウケの良い物、人を作る事ができたかも裏の必須条件として用意していました。
ただそこをゴリ押し気味にセリフやら何やらで書いてしまったのは失敗だったなと反省しております。

ログ化依頼出してきます

お久しぶりです。新しくスレッドを立てたのでもしよかったら
経営者「安価で客船を作るよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520514048/)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom