乙倉悠貴の白昼夢 (64)

アイドルマスターシンデレラガールズのssです。
エロ・グロ・いじめその他原作のアイドルのイメージを壊すような言動・描写などがあります。
特に乙倉ちゃんがひどい目に合うので乙倉Pは閲覧注意。そのほかのPも場合によっては閲覧注意。
描写や言動におかしいところがあるかもですがそこは笑ってスルーでお願いします。

こんにちは!乙倉悠貴ですっ!
ジュニアモデルをしていたころの縁もあって東京でアイドルをやっています!
岡山の友達とはお別れになっちゃってちょっと寂しいけれど、
いつかトップアイドルになって胸を張って会いにいけたらいいなって思ってます!

私のプロデューサーさんはあのニュージェネレーションズの三人を中心に
トライアドプリムスやピンクチェックスクール、ポジティブパッションをプロデュースしていて、
さらに常務さんが手掛けるLiPPSにも携わっているっていう人で、私もソロ曲のCDデビューが決まりました!
やっぱりすごい人ですっ!

よく芸能界はぎすぎすしていて新人なんかはいじめられたりするって聞いてたけどCuteグループのトップみたいな立場にいる
島村卯月先輩を始めとしてCoolグループの人もPassionグループの人もみんな個性的だったりするけど優しくって仲良しで、
CDデビューが決まった時には一緒にデビューが決まった松永涼さんと依田吉野さんと一緒に事務所のみんなにお祝いしてもらえました!
とっても嬉しかったですっ!

今日もレッスンが終わった後に話があるから来てほしいって言われたので
レッスンでちょっぴり疲れたけど事務所の打ち合わせスペースに来ましたっ!
レッスンの後にシャワーは浴びたけど…汗臭くないよね?
どんなお話なんだろう?怒られるようなことはしてないはずだけど…
ちょっと怖いけど楽しみですっ!
そんなDoki Doki超えてBaku Bakuしてるハートを抱えつつ事務所の打ち合わせ部屋のドアを開けました。

P「レッスンお疲れ。悪いね、疲れてるだろうにわざわざ寄ってもらって。まあとりあえず座って」

打ち合わせ部屋で待っていたPさんは軽くそんなことを言うとソファーに座るように促してきました。

悠貴「いえっ大丈夫ですっ!ところでどんなお話ですか?なにかお仕事とかで失敗しちゃいましたか?」

促されるがままにソファーに座ってから、お仕事でなにか失敗しちゃったのなら早めに謝っちゃおうと思って
そんなことを言いました。するとプロデューサーさんは軽く笑いながらそんなことないよと返してくれました。

悠貴「じゃあなんのお話ですか?テレビ出演のお仕事が決まったとかですか?
それともCDが出るからサイン会とか?あ、ライブに出られるとかですかっ?」

少なくとも怒られることはではないと思ってあれこれ予想を口にしてみます。
とはいえプロデューサーさんは微笑むばかりで何も口にしません。

P「まあそれは後のお楽しみとして…その前にレッスン終わったばっかりだろう?のど乾いてないか?」

じらされてちょっと不満ですが確かにのどが渇いてはいます。

悠貴「確かに少し何か飲みたいなあって気分ですけど…」

P「ならちょうどいい。俺が作ってみたミックスジュースがあるからよかったらどうだ?」

悠貴「プロデューサーさんのオリジナルですか?じゃあいただきます!」

プロデューサーさんが作るミックスジュースは本人の気が向いた時にしか作ってもらえないけど
すごくおいしいってアイドルたちにも評判です。
私も卯月先輩とかからうわさだけは聞いたことがあるくらいで実際に飲んだことはありません。
うわぁ…ついてるなぁ…

ちょっと待っててと言ってプロデューサーさんは一度部屋を出ていきました。
おそらく料理番組に出るアイドルたちの練習用兼給湯室のキッチンにジュースを取りに行ったのかな?
もしかしたら私のためにわざわざ一から作ってくれてるのかもっ!とても楽しみですっ!
少ししてプロデューサーさんは両手に不思議な色のジュースが入ったコップを持って戻ってきました。

P「はいお待たせ。なかなかうまくできたと思うからどうぞ召し上がれ。まあ趣味がオリジナルミックスジュースづくりの乙倉には
不満な味かもしれないけどな」

片手のジュースを私の前に置きながらそう言うとプロデュ―サーさんは味の保証のつもりなのでしょうか。
もう片方の手に持ったジュースを一口飲みました。

乙倉「じゃあいただきますっ!」

さっそく一口飲むと果物の甘みと酸味、そして野菜の苦みがうまく調和した味と
まるで市販のジュースのようにバランスが取れた香りが口の中に広がりました。

乙倉「うわぁ…おいしいです…」

それ以外の感想が出てきません。
私も確かにミックスジュースづくりが趣味だって公言していますが、どうやったらここまでおいしいジュースが作れるのか想像がつきません。

P「はは、それはありがたいがジュースに夢中になられちゃ困るぞ?じゃあ本題に入ろうか」

プロデューサーさんは苦笑しながらそう言うと、本題らしい今度のお仕事の内容を説明してくれました。
私も集中して聞いていたつもりですが、だんだんと眠気に襲われてきました。

P「なんだ乙倉、ずいぶんと眠そうにしてるな。レッスンで疲れたのか?仕事の話はこれくらいだからもういいぞ。
仮眠室で軽く昼寝してから帰ったらどうだ?」

なんとか今度のお仕事の大体の内容は睡魔に負けずに聞けました。
ですが帰るまでこの眠気と戦うくらいならプロデューサーさんの言う通りに
仮眠室のベッドを借りてお昼寝してから帰ったほうがよさそうです。

乙倉「そうします…ごめんなさいせっかく説明してくれてたのに眠そうにしてて…」

P「まあ説明中に寝なかっただけましだよ。CDデビューが決まっていろいろやったから疲れてたんだろう。
ゆっくり休んでから帰るといい」

そういうとプロデュ―サーさんは部屋を出ていきました。
このままソファーで寝たいくらいですがこの後も打ち合わせに使う人がいたら迷惑です。
なんとか仮眠室まで足を運んでベッドにダイブするとあっという間に意識が遠くなっていきました。

今日はここまでです。
ここまでは家族で笑ってディスプレイを囲んでお茶が飲めそうですが、明日から本題の
「家族で笑ってディスプレイを囲んでお茶が飲めなそうな内容」へ入っていく予定です。

よしのん名前違うとかいっていいのん?

>>14
よしのんの名前の字間違ってますね…各自脳内補完してください。

あ、今日の分投下します。しつこいようですが乙倉Pはここから閲覧注意です。

P「おい、乙倉起きろ」

そんな声が聞こえた気がして目を開けると私の目に飛び込んできたのは無機質なコンクリートの壁でした。
とても仮眠室とは思えない風景に一回起き上がって確認しようとしましたが、しかしそれはできませんでした。

なぜなら私の両手は手錠でベッドの枠に繋がれていたからです。

乙倉「一体これは…」

とても現実とは思えない状況にそんな言葉しか出ません。
頭だけでも動かして周りの状況をもっと確認しようと思った矢先にプロデューサーさんの姿が見えました。

P「ようやく起きたか」

そう呟くように言うと、プロデューサーさんはベッドに横たわる私のズボンと下着をはぎ取って両足をつかむと左右に開きました。
そしてそのままチャックを下ろして男の人のアレを取り出して風船のようなものを付けると、そのまま私の膣内に突っ込んできました。


P「ちっ、膜はないのか…運動のやりすぎで破れたか?それとも岡山にいたころとかに大人の真似事でもしてやがったか?まあいい」

乙倉「えっ…プロデューサーさん!痛いですっ!」

いきなりの挿入に伴う痛みと初めて挿入られたものの異物感にそう声をあげると、プロデューサーさんはいつもでは想像もできないような無表情な顔で黙れと言って私のお腹に全体重をかけるようにこぶしを放ってきました。

乙倉「ヴぁっ…」

よく漫画や小説で「カエルがつぶされたような声」という比喩がありますが、
お腹に今まで経験したこともない衝撃と痛みが襲ってくるとまさにそういう声しか出せませんでした。
たぶんおへそのあたりを殴られたのでしょうか。言いようのない気持ち悪さと冷や汗が出ます。

乙倉「プロデューサーさ…ぶっ!いったい…ぐっ!…どういう…がっ…!」

おへそや胃のあたり、みぞおちのあたりとお腹のあちこちが服の上から殴られます。

きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…
きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…
きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…
きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…
きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…
きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…
きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…
きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…きもちわるい…いたい…

お腹を殴られた痛みとそれに伴う嘔吐感、
そして無理やり突かれている膣内の異物感がもたらす気持ち悪さと痛みでそれ以外考えられなくなります。

ただひたすらにそれらの苦痛と強姦されているという屈辱感に耐えていると、
膣内のものが一層大きく膨らんだかと思った次の瞬間にびくびく震えるような動きをしているような感覚があり、

P「はっ…イク…」

プロデューサーさんがそう呟いて軽く全身を震わせると膣内のものが引き抜かれました。

P「ふう。まあゴムしてたけど一応抜いといてよかったな」

そう呟くと、プロデューサーさんは白いものが溜まったゴムを自分のモノから引き抜いて新しいものに付け替えました。
おそらくまた同じことを繰り返すつもりなのでしょう。

乙倉「プロデューサーさん…いったいどうして…」

信じていた人に裏切られた絶望感で心はいっぱいでしたが、
何か事情があるかもしれないと思ってプロデューサーさんに問いかけます。
しかしプロデューサーさんは相変わらず無表情で

P「教えるわけないだろう?」

と言うと、鼻をつまんできました。
さらに問い詰めようと口を開こうとすると、
プロデューサーさんはさっきのジュースを口の中に流し込んできました。
鼻をふさがれていた私はなすすべもなくそのジュースを飲みこんでしまいます。

P「さあて、また寝るまで存分に愉しませてもらうとするか」

そう呟くとまた私の膣内に挿入てきて私が抗議の声をあげようとするとお腹を殴られました。
しかもさっきジュースを飲んだ時みたいにだんだんと意識が遠くなっていきます。

乙倉「プロデューサーさん…なん…で…」

何とか声を絞り出すと、また私の意識は闇に飲まれていきました。

?「おーい悠貴ちゃーん?起きてくださーい」

ゆさゆさと私の体を揺さぶりながら今度は女性のような声が聞こえてきました。
その声の主は事務員さんのちひろさんでした。

ちひろ「ずいぶんうなされていたけれど…大丈夫?」

乙倉「は…はい…」

ちひろさんにそう返事をしながら周りを見渡すと、さっきの無機質なコンクリートの部屋ではなく、よく見慣れた仮眠室の風景でした。

ちひろ「そろそろ夕方だから起こしに来たんだけど、昼過ぎにプロデューサーさんが眠そうにしてたって言ってたけどずいぶん寝てたのね。
昨日夜ふかしでもしちゃったの?」

乙倉「あはは…そんなところです。ところで変なこと聞いちゃいますけど、昼過ぎからプロデューサーさんとずっと一緒でしたか?」

ちひろ「?ええ…まあコーヒーを淹れられたりトイレに立たれたりくらいはしてたかもしれないけど
基本的にずっと自分のデスクで書類整理とか電話されてたと思うけど…なんで?」

乙倉「いや…別にちょっと気になっただけですから…」

ちひろさんが嘘をついてるとは思えないし…夢…だったのかな…?うんきっとそうだよ!
まさかプロデューサーさんが無理やり私を犯したりましてや手をあげるはずないし!
きっと変な夢だったんだよ!

今日はここまでです。
もちろんPが乙倉くんに腹パンしたのも強姦したのも現実ですし、
ちっひは噓をついています。

まだまだ乙倉くんにはひどい目にあってもらう見込みなので気長に待っててください

今日の分いきます。

あれはきっと悪い夢…そう思うことにしましたがその後も
レッスンの疲れで事務所のソファーでお昼寝している時に、テレビ局の控室で居眠りをしている時に、トイレで一人になった時に、寮の部屋で床に就いた時に、朝に、昼に、夕方に、夜に、払暁に、丑三つ時に、場所も時間も関係なく私が眠りに就くとプロデューサーさんに犯される『夢』を見るようになりました。

しかも目が覚めてすぐに近くにいた人にプロデューサーさんが何をしていたのか知らないかと聞くと、帰ってくるのは

「プロデューサー?たしかデスクでずっと仕事してたよ?」

「プロデューサーさん?ならテレビ局のディレクターさんたちと打ち合わせに行ってるよ?」

「プロデューサーさんですか?確かお仕事の打ち合わせで出かけられてたと思いますよ?」

「Pちゃん?女子寮に男のPちゃんがこんな時間に用もないのに入ってこれるわけないにゃ。悠貴ちゃん夢でも見たにゃ?」

などといった返事ばかりでプロデューサーさんが寝ている私に近づいたりしていないとしか思えない証言ばかりでした。

しかし『夢』の中で受けた痛みや不快感はどう考えても夢だなんて思えません。
周りの人が口にする「現実」と私の記憶にある『現実』それが矛盾する回数は増えてゆき、
それに反比例するように私が眠りについていられる時間はどんどん短くなってゆきました。

そして不眠症と自分が見ている『現実』への信頼が薄らいでゆき夢と現実の境目があやふやになってきたある日、
ついに事務所で周りにアイドルの皆さんたちがいる中で犯されました。

いつもの『夢』の中で感じるような不快感はそのままですが、しかし私は確信しました。
今度こそこれは『現実』の出来事であると。
ここまでたくさんの人が見ている中で犯されているのです。
当然声に出せば周りの人は「大丈夫?」とか「何をしてるのプロデューサー!」などといった返事が返ってくるでしょうし、
場合によっては行為が終わる前に誰かがプロデューサーさんを止めてくれるでしょう。
そう期待して耐えましたが、誰も行為が終わるまで口を出してはくれませんでした。

しかし今度こそと期待して私は口にしました。

乙倉「皆さん見てましたよね!プロデューサーさんが無理やり…」

けれども周りの人から向けられた視線は犯された私を憐れむような眼ではなく、まるでそう。

頭がおかしい人を見るかのような冷たい目でした。

さらに周りにいた人たちが口にした言葉は

「もう、悠貴また寝ぼけてるの?」

「悠貴ちゃん…そういうことはあまり口に出さないほうが…」

「な…何言ってるの突然!最近悠貴ちゃんおかしいよ!?」

「おやおや~悠貴ちゃんもお年頃かにゃ~?でもそういうのは夢で見ても秘密にしておいたほうがいいよ!」

とついさっきの私の『現実』が夢の中の出来事であるかのようなものばかりでした。

ああ…また夢だったんですね…
下腹部に残る犯された感触も
無理やり押し倒されたときにどこかにぶつけたのであろう体の痛みも
私が感じた屈辱感も

全部全部全部全部全部全部全部全部
全部全部全部全部全部全部全部全部
全部全部全部全部全部全部全部全部
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
ゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブ
ゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブ
ゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブ…

乙倉「あは…あははははははははははははははははははははははははははははははは!」

笑いしか出てきません。もう何が『現実』で何が『夢』かなんてどうでもいい。
私が思う『現実』は夢で『夢』の出来事こそが現実なのかもしれません。
いきなり犯されたと騒ぎだしたかと思ったらへたり込んで笑い出した私に周りの人が何か言っていたようですがそれさえもどうでもよくなっちゃいました。

その後もたびたびプロデューサーさんに犯されたり殴られたりする『夢』を見ました。
前までの『夢』ではゴムを付けてくれていたのがここ最近の『夢』ではナマが普通になっているような気がしますが
どうせ夢ですし大した問題じゃありません。
殴られても夢ですから別に気にする必要はありませんっ!
夢なんですから濡れちゃっても当然です。夢のことなんだから気持ちよくなってもしょうがないです!
目が覚めるとパンツがぐしょぐしょになってますしなんか足の付け根の間がぬるぬるしてますがきっとエッチな夢を見たからでしょう。
気にするまでもありませんっ!

そんな『夢』をみるようになってからしばらくして気づきました。
『夢』を見るようになってから最近月のモノが来ていないと。
もちろん私くらいの年ですと周期がずれたりいきなり来なくなったりということがあるとは聞いてますが、
一応確かめておこうと思ってAmaz〇nで妊娠検査薬を買ってみます。
こういう時こっそり買えるのはありがたいですねっ!

届いてさっそく使ってみると、判定欄にくっきりと線が見えました。
結果は陽性です。つまりは…

乙倉「妊娠…してる…?あっ…これも夢…あれっ?これは現実?とっとにかくプロデューサーさんに相談しないと…」


そう呟いてプロデューサーさんのところに駆けこみます。

乙倉「プロデューサーさん!で…できちゃいました!」

P「お…落ち着け乙倉!ちょっと来い!」

慌てて駆け込んできた私にプロデューサーさんはそう言うと私の腕をつかんで打ち合わせ部屋まで引っ張っていきました。

P「それで乙倉、なにができたって?」

乙倉「これ見てください!赤ちゃんです!プロデューサーさんがナマでするから妊娠しちゃいました!」

P「そうか…」

どうしましょうアイドルが妊娠するのもそうですが、私のような年の子が妊娠するのもまずいってレベルじゃありません。
私はアイドルを辞めなきゃいけませんしプロデューサーさんだって捕まってしまうかもしれません。

プロデューサーさんもそれはわかっているのでしょう。
左手で私の腕をつかんで壁際に追い詰めて動かけないようにしっかり押さえつけて、右手を思いっきり振りかぶって…
えっ!?

P「おめでとう!」

そう言うが早いかプロデューサーさんは全体重をかけた渾身の一撃を私の支給があるあたりに打ち込んできました。

乙倉「あ゛…ああああああああああああああああああああああああ!」

痛い…お腹がちぎれそうに痛い…まるでお腹が破裂したよう…
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い…

その痛みと同時に下着のあたりにぬるりとした感覚が走ります。しかも血の匂いもしてきました。
まさか…目の前にプロデューサーさんがいるのもかまわずパンツを下ろしてみます。
すると目に飛び込んできたのは
血で真っ赤に染まったナプキンと肉の塊。そして肉の塊に繋がった小指の先よりも小さい、人間の出来損ないのようなものでした。

乙倉「これ…赤ちゃん…?あかちゃん…しんじゃった…?」

口をついて出るのはそれだけです。
赤ちゃんが死んじゃった。その現実を認識したとたんに体に力が入らなくなってその場にへたり込んでしまいます。
そしてすがるようにプロデューサーさんを見上げました。
きっとプロデューサーさんだって悲しんでくれる。
そう思っていましたがプロデューサーさんは無表情のままこう口にしました。

P「かわいそうにな…不甲斐ないママのせいで赤ちゃん死んじゃったな…この人殺し…」

乙倉「えっ…?」

これも夢…だよね…まさかプロデューサーさんがそんなこと言うはず…
あ、もしかしたら妊娠したってところから…
ううん!プロデューサーさんに犯されたってところからきっと全部夢だったんだよ!うん!きっと夢なんだ!あはっ!

乙倉「あははははははははははははははははははははははははははははは!」

P「乙倉、楽しそうにしているところ悪いがとっととトイレに行ってナプキン交換してきたらどうだ…」

そうだ!プロデューサーさんが言うようにきっとこの血の匂いと真っ赤なナプキンは単なる生理なんだよ!
それを変に勘違いしちゃっただけなんだ!
生理でお腹痛くなるなんて珍しくないらしいしね!
子宮のあたりを殴られたような気がするけどそれはきっと白昼夢だったんだよ!

乙倉「あっそうですねっ!いやあプロデューサーさんごめんなさい!たかが生理で大騒ぎしちゃって!」

P「あ…ああ…気にするな…」

そう言うとプロデューサーさんは部屋を出ていきました。
私も床についちゃった血を拭き取ってトイレに向かって今回のことは“なかった”ことにしました。
でもどうしてでしょう?なんか罪悪感とかで涙が止まりません

乙倉「あれっ…?おかしいな…なんか涙が止まらないや…ふえええええ…」

なんでだかよくわからない涙を流しながら私は一人トイレでしばらく泣き続けました。

今日はここまでです。なんか乙倉君が壊れて終わりっぽい雰囲気ですがもうちょっと続きます。
ここまでに専門家から見ればおかしいこともあるかもですが所詮素人の妄想と笑って流してください。

軍法会議で◆p2Jim1p3C.は死刑

>>47
書いた本人ですら存在を忘れてたのに...w

今日の分いきます

その後しばらく『夢』を見ることはなくなりました。
そのかわり…

P「乙倉、疲れてないか?」

乙倉「はいっ!大丈夫ですっ!」

P「乙倉、最近仕事多めだが体調はどうだ?」

乙倉「ばっちりですっ!」

こんな会話が多くなりました。

折に触れて私の体を気遣ってくれるような言葉をかけてくれる。
そんな『現実』の優しいプロデューサーさんと『夢』の無理やり私を犯し、暴力をふるうプロデューサーさん…
どっちが本当の「プロデューサーさん」なのでしょうか?そう思うようになって少ししたころのことです。

あるアイドルからこう言われたのです。

アイドルA「あんたがいきなり担当プロデューサーに犯されただの、
プロデューサーの子供妊娠したとかいう妄言吐いて騒いでたっていう乙倉?」

乙倉「ほ…本当に犯されましたし妊娠だってしたんです…たぶん」

アイドルB「たぶんねぇ…まあそれが本当かどうかは確かめられないけどね。
でも最近プロデューサーに色目使ってるってもっぱらのうわさだよー?
プロデューサーに股開いて手にしたCDデビュー!さぞいい気分だろうねぇ!」

アイドルA「もう、本当のことだからってそんな噂を本人に言ったらかわいそうでしょ」

アイドルB「股開いた分の利益は得られたから後は犯されたってことにしてポイか!
いやあさすが!私らにはまねできないね!さすが期待のホープ(笑)の乙倉ちゃんだね~次はだれに股開く予定なの?」

私が枕営業でCDデビューをしたという噂、
そして『夢』の中のことを現実で口にして騒いでいたという噂、
それらが合わさって
「乙倉悠貴は担当プロデューサーに枕をしてCDデビューにこぎつけた挙句、
用事が済んだら強姦されたと濡れ衣を着せようとしている」
という噂になって事務所中を駆け巡っているようです。

そして当然ですが噂がたって以降私の事務所内での人権なんてあってないようなものです。
トイレに入れば外から水をかけられ、お弁当や水筒にごみやゴキブリが入ってるなんて当たり前、
さらに物陰で手をあげられることも珍しくありませんでした。

しかしそれを知ったプロデューサーさんは悲しそうな顔で「ごめんな」とだけ言って
何とか私へのいじめを食い止めようとあれこれ動いてくれているようです。

もとはと言えば私が『夢』の中の出来事を現実と勘違いして騒いだのが原因だからっていうのに…
やっぱりプロデューサーさんは優しい人、ううん!神様みたいな人ですっ!
プロデューサーさんがこうと言えばそれが真実でプロデューサーさんが私に違うって言えばそれは全部嘘なんですっ!
プロデューサーさんが私にさせることはぜーんぶ私のことになることばかりなんですっ!
プロデューサーさんがやれというなら私は何でもできますし、プロデューサーさんが我慢しろと言うのならなんだって我慢できる気がします!
だから私こう言っちゃいましたっ!

乙倉「プロデューサーさんっ!私プロデューサーさんのためなら“なんでも”しますっ!だから遠慮なく何でも言ってくださいねっ!」

P「おう…そうか。“なんでも”か…」

それ以来たびたびプロデューサーさんにホテルとかに連れていかれてテレビ局の偉い人とかとセックスさせられる『夢』を見るようになりました。
時にはいろんな人がいる前で犬とヤラされる『夢』を見ることもありました。
ですけどもそういう夢を見た後に必ずプロデューサーさんはこう口にします

P「いいか?乙倉、さっきのことは夢だからな?ほかの人に言うんじゃないぞ?」

乙倉「はいっ!わかりました!」

プロデューサーさんが『夢』だっていうんだから夢なんでしょう。
気に留める必要はありません。
なんかそういう『夢』の後には股の間から栗の花みたいな匂いがしますし最近大きなお仕事が増えてきている気がしますがどうだっていいですっ!
だって…

プロデューサーさんがこれは現実と言っているものが現実で、
それ以外の私が見てるものも感じてることも味わってるものも
嗅いでいるものも息の一つも心臓の鼓動も感情も何もかも
すべて一切合切すべてが“乙倉悠貴の白昼夢”なんですからっ!

だからプロデューサーさんっ!
私の『世界』を、『現実』をちゃーんと定義し続けてくださいねっ!
でないと私、乙倉悠貴は『白昼夢』の世界から出られなくなっちゃいますよっ!

完結です。
お目汚し失礼しました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年05月01日 (月) 12:50:38   ID: vX6U49W6

SSとかよりもはるかに作者のキャラがウザいな

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