ラフィエル「いつまでも変わらない日常へ」 (40)

 舞天高校を卒業した私たちはそれぞれの道に進みました。
 一度は地元に帰りましたが、その後はまた皆下界で生活をしています。

ラフィエル「……さて」

ラフィエル「今日もアルバイトのお時間ですね」



ラフィエル「塩からあげ弁当ですね、440円になります」

ラフィエル「ありがとうございましたー」

店長「白羽さん、今日はもう上がっていいよ」

ラフィエル「ありがとうございます」


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 何をするわけでもなくただ過ぎていく日々。
 他の皆さんは今頃どうしているでしょうか。

ラフィエル「確か、サターニャさんは企業したんでしたね」

ラフィエル「突拍子もない発想で商品開発をするので当初は経営不振でしたが」

ラフィエル「最近は固定ファンもついて来て安定しているらしいですね」

ラフィエル「ヴィーネさんは年賀状に二人目が産まれたと書いてありましたね」

ラフィエル「ガヴちゃんは突然戦場に歌を届けたいと言って世界各地を飛び回っているんでしたっけ」

ラフィエル「私は独身でアルバイトをしているだけ……」

ラフィエル「なんて導りがいのない人生でしょうか」

ラフィエル「また一番楽しかった高校時代に戻りたい……」

ラフィエル「なんて」

ラフィエル「流石の天使でもそんな力はありませんよね」

ラフィエル「はあ……」

ラフィエル「ビールだけ買って帰りましょう」



テレビ『ってことがあってー』

ラフィエル「……」プシュッ

テレビ『んなわけあるかいなー!』ワハハハ

ラフィエル「……ははっ」

ラフィエル「……」ゴクゴク

ヴーヴー

ラフィエル「メール?」

差出人:ヴィーネさん
宛先:ガヴちゃん、サターニャさん、ラフィエル
本文:ちょうど今ガヴが日本に居るみたいだから今度久しぶりに皆で会わない?

ラフィエル「ほう」

ラフィエル「楽しそうですね」

ラフィエル「もちろんいいですよーっと」ポチポチ

ラフィエル「皆さんお変わりないでしょうか」

ラフィエル「楽しみですねー」

◇翌日

ラフィエル「今日は午前でアルバイトが終わりですね」

ラフィエル「少し町を歩いてみましょう」

ラフィエル「何か面白いものを発見するかもしれません」

◇数十分後

ラフィエル「何もないですね……」

ラフィエル「はあ……」

ラフィエル「過去に……」

ラフィエル「戻りたいですね……」

おばさん「何か悩んでいるのかい?」

ラフィエル「あ、いえ……」

ラフィエル「なんとなく昔は楽しかったなー、と」

おばさん「そうねえ」

おばさん「わたしもそう思う時があるわ」

ラフィエル「おばさまも?」

おばさん「昔のほうが楽しかった」

おばさん「昔に戻りたい」

おばさん「今の自分は満たされていない」

おばさん「でもあの頃は満たされていた」

おばさん「少し前まではわたしもそう思ってた」

ラフィエル「私も……全く同じです」

おばさん「だとしたらわたしならあなたを救えるかもしれないわ!」

おばさん「少しお話しない?」

ラフィエル「はい! お願いします!」

◇喫茶店

ラフィエル「それで、おばさまは一体どうやってその虚無感から抜け出したのでしょうか?」

おばさん「一言でいうなら出会い、かしらね」

ラフィエル「出会い……」

おばさん「自分と同じことを考えてる人たちと交流することで解決の糸口を見つけたのよ」

ラフィエル「解決の糸口……?」

おばさん「そう」

おばさん「ねえ、あなた」

おばさん「神様って信じてる?」

ラフィエル「神?」

ラフィエル「ええ、まあ」

おばさん「それなら話は早いわね」

おばさん「わたし達は神様に仕えていてね」

おばさん「今はタイムマシンの開発をしているのよ」

おばさん「みんな同じ傷を持っているから話し相手になってくれるわよ」

おばさん「今度集会があるんだけどどうかしら」

ラフィエル「あー……」

ラフィエル(露骨に勧誘ですねこれ……)

ラフィエル(けれど、話し相手になってくださるというのは魅力的なお誘いですね)

ラフィエル(ここまで露骨なら洗脳されることもないでしょう)

ラフィエル(話に乗ってみましょうか)

ラフィエル(なんだか面白そうですし)

◇数日後

ラフィエル「ここであってるでしょうか」

ヴィーネ「あ、ラフィー!」

ラフィエル「ヴィーネさん! お久しぶりです」

ラフィエル「お早いですね」

ヴィーネ「一応幹事だからね」

ガヴリール「よう」

ラフィエル「ガヴちゃんもお久しぶりです」

ヴーヴー

ヴィーネ「サターニャからメールだわ」

ヴィーネ「ちょっと遅くなるから先に始めててって」

ガヴリール「あいつも忙しそうだな」

ヴィーネ「誘うなんて悪いことしちゃったかしら」

ラフィエル「サターニャさんも楽しみにしていると思いますよ」

ガヴリール「そうだな」

ガヴリール「とりあえず中入っちゃおうぜ」

◇居酒屋

ラフィエル「そういえばヴィーネさん二人目が産まれたんだとか」

ラフィエル「おめでとうございます」

ヴィーネ「そうそう」

ヴィーネ「一人目もまだ小さいから結構大変なんだけどね」

ヴィーネ「ガヴの世話よりは楽って感じかな」

ガヴリール「私は赤子以下か」

ラフィエル「ガヴちゃんはまたすぐに旅立ってしまうのですか?」

ガヴリール「うん」

ガヴリール「まだ世界には私の歌を待っている人がいるから」

ヴィーネ「あのガヴが何をどうしてこうなったのやら……」

ガヴリール「色々あって目覚めたのさ」

ガヴリール「天使として、人を救わねばならないという使命感にね!」

ラフィエル「素敵ですよ、ガヴちゃん」

ヴィーネ「とかいってアニメの影響とかなんじゃないのー?」

ガヴリール「いやまさかそんな」ギクッ

ヴィーネ「えっ、当たり!?」

ヴィーネ「ラフィは今なにしてるの?」

ラフィエル「えっ」

ラフィエル「いや、その……」

ラフィエル「まあぼちぼちって感じですかね……?」

ヴィーネ「そういえばガヴはまだ結婚とかは考えてないの?」

ガヴリール「結婚なあ」

ガヴリール「転々としてるから相手がいないんだよなあ」

ラフィエル「……」ゴク

ヴィーネ「ラフィは?」

ラフィエル「はい?」

ヴィーネ「ラフィは良い人とかいないのかなーって」

ラフィエル「あー」

ラフィエル「そういうのは……」

ヴィーネ「えー、意外」

ヴィーネ「ラフィはすぐ結婚すると思ってたわ」

ヴィーネ「高校生の時結構モテてたじゃない」

ラフィエル「いや……そんなことは……」

バァン

サターニャ「待たせたわね!」

ラフィエル「サターニャさん!」

ガヴリール「もう来ないかと思ったぞ」

サターニャ「主役は遅れてやってくるものなのよ」

ラフィエル「サターニャさんはお変わりないようで……」

サターニャ「あなたもね」

ヴィーネ「忙しかったんじゃない? 大丈夫?」

サターニャ「あんた達と会える機会なんてそうそうないんだし来ないわけにはいかないじゃない」

サターニャ「あ、私車だからウーロン茶ね」

ガヴリール「自分で頼め」

ラフィエル「そうそう、サターニャさんが来ると聞いて良いものを持ってきたんですよ」

ラフィエル「じゃーん」

ラフィエル「メロンパンです」

サターニャ「あー、懐かしいわね」

サターニャ「結局ほとんど食べられなかったのよねー」

ラフィエル「サターニャさん」

ラフィエル「犬の真似をしてくれたらこれは差し上げますよ」

サターニャ「あはは、そういうのも懐かしいわ」

サターニャ「今となってはいい思い出ね」

ラフィエル「……思い出?」

サターニャ「あの頃は正直あんたの事苦手だったけれど」

サターニャ「居ないと居ないで物足りないものよね」

サターニャ「ガヴリールにも同じことは言えるけど」

ガヴリール「私はお前の存在なんて忘れてたよ」

サターニャ「言うわね」

ヴィーネ「サターニャは今社長なのよね」

サターニャ「そうよ!」

サターニャ「この世界を統べるにはまず会社を統べる必要があるのよ」

ヴィーネ「サターニャのところの商品結構使ってるのよ」

ヴィーネ「全自動サラダ盛り機! あれすごく便利よね」

サターニャ「ふふん! そうでしょうそうでしょう」

サターニャ「会社が───」

ヴィーネ「過程が───」

ガヴリール「情勢が───」

ラフィエル「あはは……」

ラフィエル「皆さんお変わりなくて良かったですー」

 皆、変わってしまった。
 今の話が聞きたいわけじゃない。
 昔のように話したいだけ。
 それすらままならない。
 昔のままなのは私だけだ。

×ヴィーネ「過程が───」

〇ヴィーネ「家庭が───」



ガヴリール「そろそろお開きとしますか」

ガヴリール「ヴィーネも遅くまで家を空けるわけにはいかないだろ」

ヴィーネ「旦那は家の事は任せてーとか言ってたけど」

ヴィーネ「正直不安で不安で……」

サターニャ「えーまだ私話し足りないわよー?」

サターニャ「てなわけでガヴリール!」

サターニャ「またすぐ帰ってきなさいよね!」

ガヴリール「善処するよ」

ラフィエル「また集まる機会があるといいですねー」

サターニャ「ラフィエル家の方向あっちよね?」

ラフィエル「はい? そうですけど」

サターニャ「方向一緒だし送るわよ」

ラフィエル「あら、本当ですか」

ラフィエル「じゃあお言葉に甘えて」

ヴィーネ「ガヴは泊まるところはあるの?」

ガヴリール「今はタプリスのとこに泊めてもらってる」

ラフィエル「タプちゃんは今日はお誘いしなかったんですか?」

ガヴリール「たぶんまだ職場じゃないかな」

ガヴリール「結構なブラック企業らしい」

ヴィーネ「IT系はね……」

ガヴリール「だからせめて泊まらせてもらってる間は家の事はしてやろうと思って」

ヴィーネ「偉い!」

サターニャ「失敗してむしろ迷惑かけるなんてことにならないようにね!」

ラフィエル「ガヴちゃんらしくないですね」

◇車内

サターニャ「ふふ、あんたの事だからもっと絡んでくるかと思ったけど」

サターニャ「今日はずいぶん大人しかったわね」

ラフィエル「私だって、変わるんですよ」

 ─私は何も変わっていない。

サターニャ「いいわねー」

サターニャ「私ももっとちゃんとした大人になりたかったわ」

ラフィエル「あはは、サターニャさんはそのままでいいと思いますよ」

 ─昔のままでいてほしかった。

ラフィエル「……」

サターニャ「……」

サターニャ「ヴィネットはうらやましいわね」

ラフィエル「えっと、何がですか?」

サターニャ「なんだか幸せそうで」

サターニャ「色々大変なんだろうけど」

サターニャ「やっぱり憧れるわ」

ラフィエル「……サターニャさんも結婚願望がお有りで?」

サターニャ「まあいつかは、とは思ってるけど」

サターニャ「あんまりわかんないのよねー」

サターニャ「ラフィエルは結婚願望ないの?」

ラフィエル「今のところはないですね」

サターニャ「ふーん」

ラフィエル「結婚なんてしなくてもいいじゃないでですか」

サターニャ「最近はそういうのも多いみたいだけれどね」

ラフィエル「私たちが高校生の時は結婚なんて考えてなかったでしょう」

サターニャ「まあ高校生の時はね」

サターニャ「でも今は違うじゃない」

ラフィエル「もう、昔には戻れないんでしょうか」

サターニャ「あるあるな悩みね」

サターニャ「私も似たような感じだわ」

ラフィエル「っじゃあサターニャさんも……」

サターニャ「だから今日皆にあえて結構嬉しかったのよ」

サターニャ「懐かしいなー、これからも頑張らなきゃなーみたいな」

サターニャ「喝を入れてもらったみたいな感じ」

ラフィエル「そう……ですよね」

ラフィエル「そうですね」

ラフィエル「皆さんと久しぶりにお会いできて」

ラフィエル「昔に戻ったようでした」

 ─もう昔には戻れないと悟った。

サターニャ「ライバルではあったけれども」

サターニャ「友達なんだし」

サターニャ「何かあったらまた連絡してよね」

ラフィエル「はい」

ラフィエル「じゃあ、この辺なので」

ラフィエル「ありがとうございました」

◇ラフィエルの家



──

───

おばさん「みんな同じ傷を持っているから話し相手になってくれるわよ」

おばさん「今度集会があるんだけどどうかしら」

───

──



ラフィエル「話し相手……」

ラフィエル「同じ傷……」

ラフィエル「物は試しですよね」

◇集会所

ガヤガヤ

ラフィエル「人が多いですね」

ラフィエル「結構大規模な宗教なのでしょうか」

ラフィエル「それとも私の様に興味本位で訪れた方も多いのでしょうか」

信者A「あらあなた見かけない顔ね」

信者B「あなたも悩み事が?」

ラフィエル「皆様もお悩みが?」

信者C「そうそう私なんて──」

信者A「私も──」

ラフィエル「本当ですか? 実は私も──」

 同じ悩みを持つ人がいた。
 違い悩みを持つ人もいた。
 ここでは私は一人にはならなかった。
 信用とか、友情とかではない。
 ただそこには安心感があった。

信者A「あなたみたいな子ならすぐに神の寵愛をうけることが出来るわよ」

ラフィエル「神の寵愛?」

信者B「神の寵愛を受けたものはどんなお願いも聞いてもらえるのよ」

信者C「実際にそうやって何人も願いを叶えてもらってるんだから」

信者A「空を飛びたいとか」

信者B「幸せになりたいとか」

信者C「だからあなたも頑張りましょう」

ラフィエル「幸せに……」

 この神を信じたわけではない。
 私にはすでに信じる神がいる。

ラフィエル「でも」

ラフィエル「ここにいれば私は」

ラフィエル「一人じゃない」

ラフィエル「少しだけ」

ラフィエル「もう少しだけ」

ラフィエル「ここに居てもいいでしょうか」

◇数か月後

ラフィエル「お時間を頂いてしまってすいません」

ヴィーネ「大丈夫よ」

ラフィエル「その子は……お二人目の?」

ヴィーネ「そうそう」

ヴィーネ「上の子は今幼稚園行ってる」

ラフィエル「なるほど」

ラフィエル「もうそんなに大きくなったんですね」

ヴィーネ「ほんと早いわよね」

ラフィエル「そうですねー」

ラフィエル「変わっていくのは良いことですが」

ラフィエル「時には悲しいこともある」

ラフィエル「それでも私たちは前を向かなければならないんですよね」

ヴィーネ「あはは、名言ね」

ラフィエル「少し、抱かせてもらっても?」

ヴィーネ「いいわよ」

ヴィーネ「はーい、良い子にしててねー」

ラフィエル「……」

ラフィエル「やっぱりどことなくヴィーネさんに似ていますね」

ラフィエル「可愛いです」

ラフィエル「ヴィーネさん」

ヴィーネ「ん?」

ラフィエル「ヴィーネさんは今、お幸せですか?」

ヴィーネ「そうね」

ヴィーネ「大変なこともいっぱいあるけど」

ヴィーネ「そういうのも含めて幸せなんだろうなーって」

ラフィエル「そうですか」

ラフィエル「幸せは、皆で共有するべきだと思うんです」

ラフィエル「私の考えではないんですけどね」

ラフィエル「世界中の幸せを一か所に集めて」

ラフィエル「皆で分け合うことが出来れば」

ラフィエル「皆ずっと幸せで居続けられると思いませんか?」

ヴィーネ「うーん」

ヴィーネ「言いたいことはわかるけど」

ヴィーネ「時には不幸があるから幸せを感じられるんじゃないのかな」

ラフィエル「それでは、ヴィーネさんは不幸じゃないと幸せにはなれないと?」

ヴィーネ「大雑把に言うとそんなところね」

ラフィエル「不幸にならなきゃ幸せになれないなんて」

ラフィエル「そんな幸せなら、私はいりません」

ラフィエル「私は幸せになりたいんです」

ラフィエル「私は私のままで幸せになりたいんです」

ラフィエル「私は私のままで変わらず幸せで居続けたいんです」

ヴィーネ「ラフィ……?」

ラフィエル「この間みなさんでお食事をしましたよね」

ヴィーネ「え? うん」

ヴィーネ「楽しかっ」
ラフィエル「私は何も楽しくなかった」

ラフィエル「私の大好きな、ガヴちゃんヴィーネさんサターニャさんとの食事だったなら」

ラフィエル「一生の宝物になるくらい、楽しかったんでしょうね」

ラフィエル「でも、私は今の皆さんが好きじゃありません」

ラフィエル「私が好きだったのは、舞天高校で皆で笑っていたころのガヴちゃんヴィーネさんサターニャさんです」

ヴィーネ「ラフィ何か疲れて」
ラフィエル「だから私は」

ラフィエル「もう全部やめるんです」

ラフィエル「もう前に進まない」

ラフィエル「もう過去を振り返らない」

ラフィエル「私は、私の大好きな一瞬だけで生きるんです」

ヴィーネ「ちょっとラフィ言ってることがおかしいわ!」

ヴィーネ「変なこと考えてるんじゃないでしょうね」

ラフィエル「変なこと……?」

ヴィーネ「その、自殺……とか」

ラフィエル「死んじゃったら幸せになれないじゃないですか」

ヴィーネ「そうよね、よかった」

ラフィエル「ただ、私は気づいたんです」

 私は間違えたんだ。

 信じる神を、間違えたんだ。

ラフィエル「ヴィーネさんは幸せだから」

ラフィエル「きっと私の気持ちはわかりません」

ヴィーネ「ごめんラフィ」

ヴィーネ「その子、返して」

ラフィエル「あら、ごめんなさい」

ラフィエル「すっかり忘れていました」

ラフィエル「どうぞ」

ラフィエル「じゃあそろそろ行きますね」

ラフィエル「これから集会なんです」

ヴィーネ「ラフィ……」

ヴィーネ「悩みがあるならいつでも聞くわ」

ラフィエル「大丈夫です」

ラフィエル「相談相手は沢山いますので」

ヴィーネ「……」

ヴィーネ「ラフィ……」



神の代弁者「それでは皆さん、今日も誠心誠意神に仕えましょう」

信者・ラフィエル「「はい!」」

信者A「白羽さん、今週のノルマはどんな感じ?」

ラフィエル「まだまだですねえ」

ラフィエル「もっと頑張って神様の寵愛をお受けしたいです」

信者B「大丈夫だよ白羽さんはすぐに達成できるよ」

ラフィエル「ありがとうございます」



ラフィエル「ガヴちゃん、ヴィーネさん、サターニャさん」

ラフィエル「今日も、いっぱいお話しましょうね」

ラフィエル「ずっとずっと一緒です」

 ──私の日常は、いつまでも変わらず続いていくのです


大人になったみんなの会話が一番楽しかったです。

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