【安価】ダヴィンチ「WBCをやろうじゃないか」ロマン「1球目」【FGO✕野球】 (148)

FGOに登場したことのあるサーヴァント達が安価で野球をするSSです

基本的にコンマ判定での安価になります

【奇数】が打者の勝利

1 単打
3 二塁打
5 三塁打
7 本塁打
9 四球

【偶数】が投手の勝ち
2 三振
4 凡打
6 フライ
8 ファインプレー
0 併殺(ランナーなしは1OUT)

ゾロ目の場合は何かが起こります



ダヴィンチ「さあそれではWBC(ワールドベースボールカルデッラ)の開幕開幕~」

ロマン「キミはいつも唐突だなレオナルド!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1490185372

ダヴィンチ「さあよってらっしゃいみてらっしゃい、カルデアに所属する英霊諸君、聖杯戦争の開幕だ」

ロマン「…………えーっと、色々とツッコミたいところはあるけど、なんだって? 聖杯戦争?」

ダヴィンチ「ああ、この藤丸くんから盗―ーコホン、拝借した聖杯を優勝商品として、カルデア内で野球大会を開催するのさ」

ロマン「いま盗んだって言わなかったかい!?」

ダヴィンチ「気のせいだよDr.ロマン 疲労困憊による幻聴じゃないかな?」

ロマン「…………」

ダヴィンチ「まあそんな渋い顔しなさんなって。なぁに、ちょっとした余興だよ。たまにはこういった息抜きも大事なものだよ?」

ロマン「普段から息抜きばかりしているキミに言われても説得力がないなぁ……」

ダヴィンチ「おやおや、それは心外。私だってやる時はやる人間だぞ? 現にこうして戦闘シュミレータを改造して野球シュミレータに仕様変更をすませてある!」ドヤァ

ロマン「ドヤ顔でそんな誇られても困るんだけどなぁ…」



ロマン「……まあいい、わかった。とりあえず藤丸くんとマシュに事情を説明するとしよう」




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ロマン「――というわけで、藤丸くん、マシュ。今からキミたちには野球による聖杯戦争を行ってもらう」

マシュ「ドクター、まったくもって理解不能です」

ロマン「ボクもどうしてこうなったのかが理解不能だよ…」

藤丸「…えっと、俺はどうすれば…?」

ダヴィンチ「やぁ藤丸くん、君はこのカルデアのマスターだ。マスターとはすなわち使役する者、監督みたいなものだね」

ダヴィンチ「だから君には監督を勤めてもらうよ」

藤丸「はぁ。…えっと、でもこれがいわゆる聖杯戦争であるなら相手も存在しなければ成立しないのでは?」

ダヴィンチ「なぁに、その点は抜かりはない! 私は万能の天才だからね、人形作成なんてお茶の子さいさい」

ロマン「(あ、なんか凄く面倒なことになりそうな予感)」


ダヴィンチ「――さあその双眸で見納めたまえ! これがダヴィンチちゃんお手製【立香ちゃん人形1号】【岸野くん人形2号】【白野ちゃん人形3号】だ!!」



立香「ガチャは悪い文明」

岸野「何度も出てきて恥ずかしくないんですか?」

白野「爆ぜて、アーチャー!」



ダヴィンチ「外見を作ったのは私、AI作成はバベッジに頼んだ渾身の力作さ!」



藤丸「ちょっと待って立香ちゃん人形ってあれ俺モチーフ!?」

マシュ「…………立香ちゃん人形……先輩の女装……これは…………ッ!」

ロマン「(――うん、もうどうにでもなーれ)」



ダヴィンチ「さてさて、では監督も揃ったところでまずは選手を集めてもらうとしよう。野球は9人でする球技だからね、9人集まったら開幕だ」


↓ チーム藤丸 先着9キャラまで(ダブリなし)

・原則FGOに登場したサーヴァントの名前を1名書き込んでください
・クーフーリン(ランサー) クーフーリン(キャスター) のように同名でクラス違いの鯖はクラスまで記入してください

チーム藤丸 残り2名
カルナ マシュ 茨木 ロムルス 黒髭 アストルフォ スカサハ


安価キャラはFateシリーズに関係あるキャラでお願いします


カルナ「野球…ふむ、とりあえず飛来する球体を打ち返せばいいのだろう?」

マシュ「私は先輩のサーヴァントです! であれば先輩のチームに所属するほかありません!」

茨木「甘味が吾を呼んでおる…」

ロムルス「野球――それもまたローマである!」

黒髭「デュフフ…イリヤたんと同じチームで拙者のバッドが金属バッドに…!」

アストルフォ「えーっと、なんかそこはかとなく不安しかないけどボクがんばっちゃうぞー!」

スカサハ「聖杯に望みはないが、まあこうした余興に付き合うのも珠にはよかろう」

イリヤ「マスターさん!わたしいますごい身の危険を感じるんですけどー!?」

アーラシュ「まさかこんな形で聖杯を求めて争うことにあるとはな。けどまあ、やるからには本気でやらせてもらうぜ」


藤丸「集まってくれたのはこの9人か…。女装の俺とか追求したいことは色々あるけどとりあえずポジションとか決めないと…」


1遊 アストルフォ
2一 ロムルス
3中 スカサハ
4右 カルナ
5三 アーラシュ
6捕 黒髭
7投 茨木
8二 マシュ
9左 イリヤ



ダヴィンチ「うんうんなるほど。藤丸くんのチームはこの布陣か」

ダヴィンチ「では藤丸くんのチームのスタメンが決まったことで、早速ワールドベースボールカルデッア、略してWBCの開幕といこうじゃないか!」

藤丸「ええ!? もう!?」

ロマン「諦めるんだ藤丸くん、動き出したダヴィンチちゃんはもう誰にも止められない…」

藤丸「天才は人の話を聞かない……ッ!」



ダヴィンチ「対戦相手はそうだなぁ、初戦だし立香ちゃんチームでいいかな。おーい立香ちゃーん、出番だよ―!」



立香「出るまで回せば爆死じゃない」



↓ チーム立香 (先着9キャラまで) 
・カルナ マシュ 茨木 ロムルス 黒髭 アストルフォ スカサハ イリヤ アーラシュは除く
・Fate関連キャラ以外は除外になります


金時「さーてと、オレのゴールデン投法、しっかり目に焼き付けてくれよな大将!」

子ギル「男性のマスターと女性のマスター、どちらに付くかと聞かれたらまあ答えるまでもないですよね」

ジャック「さんとうぶん、さんとうぶん、よんとうぶん――うん、解体するね」

ブリュンヒルデ「ああ、ああ、マスターが二人…どちらを愛するべきなのかしら…」

アルテラ「野球はいい文明、ただし熊の野球は悪い文明」

テスラ「はははははははは! 我が雷電であれば例え漆黒の中でも野球は出来る!」

アタランテ「私の機動力、侮るなよ」

クロ「シュミレータでよかったわねこれ…。現実でやるとなると地形なくなるレベルの大戦争じゃない」

キャスギル「雑種が二人、我も二人、以前の我では処す所だが……まあ此度は赦そう。せいぜい足掻けよ、雑種」



立香「――身体は石で出来ている」


1遊 アタランテ
2二 ジャック
3捕 テスラ
4投 金時
5三 キャスギル
6一 アルテラ 
7左 クロ
8中 子ギル
9右 ブリュンヒルデ




藤丸「ねえなんか女の俺酷い中毒じゃない? 気のせい?」

ロマン「藤丸くんも気をつけるんだよ、ああなってしまったらもうまっとうな人間には戻れない…!」

マシュ「先輩、ドクター、あれはダヴィンチのお手製人形なのでそもそも人間ではありませんよ。それより女の先輩…………かわいいですね」

藤丸「マ、マシュ…?」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ダヴィンチ「さぁて、それじゃあ役者は揃った! 先行は立香ちゃんチームでよろしくね」

立香「石が欲しい、星5が欲しい」




ダヴィンチ「基本ルールは普通の野球と同じさ。ただしこの野球シュミレータ、元が戦闘シュミレータなので宝具の発動が可能でね」


ダヴィンチ「なので野球のルールとは別に、宝具の発動に関するルールを付け加えさせてもらうよ」


ダヴィンチ「1つ、宝具で直接相手選手を攻撃してはならない」

ダヴィンチ「1つ、1選手につき宝具発動は試合中3回までとする」

ダヴィンチ「1つ、宝具を発動していいのはグラウンド内にいる場合のみとする。ベンチでの発動、ネクストバッターズサークルでの発動は厳禁だ」



ダヴィンチ「あとそれと霊体化は禁止ね。霊体化アリにしちゃうと盗塁とか進塁とかなんでもアリになっちゃうからさ」


ダヴィンチ「まあとりあえず始めようか! はいロマニ、実況解説よろしくね!」

ロマニ「うええ!? ボクがやるのかい!?」

ダヴィンチ「審判はその辺歩いていた巌窟王に頼んでおいたから、みんな乱闘騒ぎや不正はしないようにね!」

巌窟王「何故この俺が裁定者の真似事を…!」


ダヴィンチ「はいそれじゃあ早速試合だ! 先行は立香ちゃんチームで――――プレイボール!!」

ワールドベースボールカルデッア通称WBC 

~ルール説明~


書き込み時間の末尾のコンマにより判定を行います


【奇数】が打者の勝利

1 単打
3 二塁打
5 三塁打
7 本塁打
9 四球

【偶数】が投手の勝ち
2 三振
4 凡打
6 フライ
8 ファインプレー
0 併殺(ランナーなしは1OUT)


ゾロ目の場合はそのキャラが宝具が次回以降使用可能になります

例えば打者スカサハ、投手金時で数字が【11】の場合

結果は1の奇数なのでスカサハの出塁、その次の打席か守備の際にスカサハは宝具の発動が可能になります


宝具を発動すれば攻撃回の場合は1塁打以上確定、守備回の場合は確定で1アウト以上に出来ます

【攻撃回に宝具を発動した場合】

1 単打
2 本塁打
3 二塁打
4 三塁打
5 三塁打
6 二塁打
7 本塁打
8 単打
9 四球
0 死球

【守備回に宝具を発動した場合】

1 ファインプレー
2 三振
3 フライ
4 凡打
5 凡打
6 フライ
7 三振
8 ファインプレー
9 併殺(ランナーなしは1OUT)
0 併殺(ランナーなしは1OUT)


宝具を発動するかしないかは宝具が発動出来る選手がいる場合、毎回発動判定を直下の書き込みでコンマ判定をおこないます

数字が【偶数】の場合は発動、【奇数】の場合は不使用となります


勝負は時の運、勝敗を決するのは英霊の実力ではなく運



ワールドベースボールカルデッア ――――開幕!


質問だけどもしアーラシュが宝具を使ったらチームは藤丸は8人になるの?
そう考えると控えメンバーを決めておいたほうがよくないか

>>31 欠員が出た場合の対応も考えてあります

ただこれ以上キャラを増やすと私がキャパ崩壊してしまうので、とりあえずは控え選手は今のところなしでお願いします

~1回表~ チーム立香の攻撃


ロマニ『さて突如として始まりました、野球による聖杯戦争ワールドベースボールカルデッア、通称WBC。実況解説はボク、ロマニ・アーキマンと』

ダヴィンチ『みんなの憧れ、万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチことダヴィンチちゃんでお送りしまーす!』


マシュ(二)「なんだかんだで付き合ってあげるんですからドクターはお人好しですよね」

スカサハ(中)「お人好しというか軟弱者というか…、覇気が足りんなあやつは」

カルナ(右)「どうだ影の国の女王、アレをお前の領地で鍛えたらいくらかマシにはなるだろうか?」

スカサハ(中)「さあ、どうだろうな」


ロマニ『えー、グラウンドでは何やら楽しそうにボクへの残虐な仕打ちが計画されてますが、聞かなかったことにしまーす』

ダヴィンチ『いじられキャラに定評のあるロマニは置いといて、それじゃあ審判の巌窟王、エドモン・ダンテスくん、試合開始のコールを!』



巌窟王(審)「クハハハハハ!! 俺を呼んだな魔術師! いいだろうッ!!」


巌窟王(審)「では諸君、開戦の火蓋を我が焔で斬り落とすとしよう。勝負は時の運、来るべきその時を――――待て、しかして希望せよ」



巌窟王(審)「プレイボォォォォォォォォル!!!!!!!」ゴォォォォォォォ!




ダヴィンチ『さあやかましい開戦の咆哮と共に始まりましたワールドベースボールカルデッア、通称WBC』

ダヴィンチ『初回の攻撃は藤丸くんを性転換したらどうなるか興味本位で作った人形、立香ちゃん率いるチームが先行だ!』



藤丸「俺の遺伝子勝手に解析して好き勝手しすぎじゃない!? これ倫理的に大丈夫なの!?」

マシュ(二)「女の子の先輩もわたしはありだとおもいまーす!」

藤丸「なんのフォローにもなってないよマシュ!?」



アタランテ(遊)「……やれやれ、騒々しいな」


ロマン『さて先行立香くんのチーム、先頭打者はアタランテ。超一流の狩人であり弓術の使い手』

ロマン『ギリシャ神話最高の狩人の異名を誇る彼女は、多数のサーヴァントが所属するカルデア内でも屈指の俊足』


茨木(投)「ほう……汝、なかなか喰いごたえがありそうだな」


ダヴィンチ『対するは平安時代の京に現れに大暴れした甘味大好き茨木童子、通称 『妖怪甘味おいてけ】!』

ダヴィンチ『細身ながら筋力Bから繰り出される豪速球で三振の山を築くことは出来るのか!?』


黒髭(捕)「デュフフ…拙者の目の前に獣っ子が二人も! これは眼福眼禍……!」


巌窟王(審)「ああ、そういえば審判である俺には『宝具で直接相手選手を攻撃してはならない』という制約が存在しない。夢々忘れないことだな」


黒髭(捕)「なんですとー!? は、図ったなダヴィンチ氏!? 許すまじ! マジで許すまじ!」



直下判定 茨木童子 VS アタランテ

奇数なら茨木童子の勝ち
偶数ならアタランテの勝ち

ところで岸野になってるが岸波ではないだろうか?

>>34 岸波ですね、すみません間違えました ご指摘感謝します


茨木(投)「――――フンッ!」


アタランテ(遊)「――――――甘いッ!」カキーン


茨木(投)「――にゃんとォ!?」



ダヴィンチ『アタランテ打ったー! 名は体を表すかと思えばそんなことはなかったー!』


アタランテ(遊)「失礼過ぎる実況だな!?」ダダダダタッ


ロマン『疾い疾いアタランテ! 自慢の快足を飛ばしてベースを駆け抜ける!』



イリヤ(左)「あわわ、ボールこっちに飛んできちゃった、てか地面落ちちゃったしどうしよう!?」アタフタ

アストルフォ(遊)「落ち着いてー! とりあえずボールを掴んだらボクめがけて投げるんだー!」

イリヤ(左)「えっと、――えぇーいっ!」

アストルフォ(遊)「――っ!(バシッ)アタランテは――」



アタランテ(遊)「――ふむ、三塁止まりか。左翼は穴だと思ったがそうでもないらしい」


ロマン『アタランテ、左翼前に落ちた打球にも関わらず快速を活かしてスリーベースヒット! さあ試合開始早々先制のチャンスだ!』


アーラシュ(三)「いやーやるなあお前さん」

アタランテ(遊)「アルテミス様の加護を授かっているのだ。この程度、成し得て当然」



アタランテ(遊)「(……さて、このまま本塁へ帰還したい所だが…)」



直下判定 アタランテ宝具発動判定
偶数ならば宝具発動 奇数なら不使用

アタランテ(遊)「(……いや、まだ温存しておくか)」


茨木(投)「ぐぬぬ…」

黒髭(捕)「まだ試合は始まったばかりですぞー! 茨木氏、落ち着いて拙者と深呼吸するでござるぅ! ひっひっふー。ひっひっ――」

茨木(投)「――気色悪いわ髭達磨! さっさと持ち場に帰るがいいっ!」ゲシッ

黒髭(捕)「ふぅぅぅ! コレはコレでご褒美ですぞー!!」バキィ



ジャック(二)「ねえ、アレ解体していい?」

巌窟王(審)「宝具でなければ規約違反にはならんので解体しても構わんが、事後処理が面倒になるからやめておけ」

ジャック(二)「はーい」


ロマン『さあ先制点の絶好の機会、続くは世界中にその名を轟かすシリアルキラー、ジャック・ザ・リッパー!』

ダヴィンチ『正直この1、2番コンビは別の意味で恐ろしいんだけど、まあ今回はそういったことは起こらないだろうから安心してくれたまえ!』


ジャック(二)「――――さあ、解体するよ」

茨木童子(投)「吾は出来る子吾は出来る子…!」



直下判定 茨木童子 VS ジャック・ザ・リッパー


偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならジャック・ザ・リッパーの勝ち



>>33、奇数なら茨木童子~ 間違えてますねすいません。偶数なら茨木童子の勝ちです)

茨木(投)「はああああああ――――ぬんっ!」

ジャック(二)「――――斬るね」カキーン

茨木(投)「――なぁ!?」


アーラシュ(三)「――ちっ、こいつは届かねぇな」



ロマン『ジャックも続いたー!居合い斬りのような鋭いスイングで弾き返された打球はアーラシュの頭上をを飛び越えレフトへ!』


イリヤ(左)「なんでまたわたしの方に飛んでくるのー!?」タッタッタッ


ロマン『レフトのイリヤちゃん、懸命にボールを追いかける! ああもう走る姿もかかわいいなぁ!』

ダ・ヴィンチ『ロマニー? 小児性愛が酷いようであればナイチンゲール女史を召喚するからほどほどにねー?』

ロマン『ボクはロリコンじゃないからね!? 魔法少女が好きなだけだよ!?』




アタランテ(遊)「…さて、ひとまず先制点は我々のものだ」


巌窟王(審)「ホォォォムインッ!!」


ダ・ヴィンチ『そして悠々とアタランテがホームイン! いやまあ野球だと普通に強いよねこの俊足コンビ、基本転がせば単打確定だもの』



1回表 立香チーム 1 ― 0 藤丸チーム



茨木(投)「しくじった……っ! なんたる不覚…!」

ジャック(二)「おかあさん、見てた?」


立香「私が、私達がおかあさんだ!」


ジャック(二)「えへへっ…!」


ロマン『敏捷Aは伊達じゃない! 涼しい顔して到達した三塁ベース上でベンチの立香君に手を振るジャック、会話は成立…してるのかなこれ?』



テスラ(捕)「ハハハハハハハ!! さあ待たせたな諸君! 真打ち登場だ! かつて京を騒がせた子鬼よ、我が雷電に恐れ戦くがいい!」


ダ・ヴィンチ『続いては私と同じ星の開拓者、交流大好き筋肉マッチョ、ニコラ・テスラ! あれでも子鬼のワードはちょっとまずいんじゃないかなー?』


茨木「………………おい。今、吾を小柄と嗤ったな?」



直下判定 茨木童子 VS ニコラ・テスラ

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならニコラ・テスラの勝ち

茨木(投)「喰ろうてやる…汝は必ず喰ろうてやる……!」ゴォォォ

ダ・ヴィンチ『鬼の右手が真っ赤に燃える! これは宝具発動の前触れかー?」

茨木(投)「笑止! こやつには吾の宝具など勿体なくて使えぬわ! 見かけの筋肉などお飾りにしかならぬことを叩き込んでやろう!」

テスラ(投)「言ってくれるな炎纏いし鬼の子よ! いいだろう、私も宝具は使わぬ、真っ向から受けて立とう!」


ロマン『両者互いに宝具不使用宣言! おっとしかし数値の上では茨木童子は筋力B、テスラは筋力Dだが!?』

ダ・ヴィンチ『おっと、心は硝子だぞ。とまあ冗談は置いといて、あーあ、火に油を注ぐなぁテスラは』


茨木(投)「一度で飽き足らず二度も吾を子供扱いしおって……ッ! ――吾の剛球に沈めッ!!」

テスラ(捕)「――フン、甘いわ!」カキーン

茨木(投)「ぐぬっ!?」


ロマン『テスラが打った打球は一・二塁間へ! 筋力なんて関係なかった! これはヒットか!?』


ダ・ヴィンチ『――いいや、そこはマシュの領域だよ』


マシュ(二)「ここは――――通しません!」バシッ


ロマン『ライトへ抜けそうな打球にマシュが飛び込んでスーパーキャッチ!? ファインプレーだ!』


マシュ(二)「ロムルスさん!」ビシッ

ロムルス(一)「素晴らしいローマだ」バシッ


巌窟王(審)「ニコラ・テスラ、アウトォ!」


テスラ(捕)「……くっ、キリエライト女史、なかなかやるではないか」


茨木(投)「クハハハハ! 流石はマシュ! 吾の見初めし人間よ! ざまあないな雷電公!」



金時(投)「ヘイヘイ茨木ィ、結局は打たれちまってるんだから勝負はお前の負けだぜ?」


茨木(投)「ぬかせ小僧、まだ吾は全力を出しておらぬだけだ。十全の力を出せば人間なぞ吾の敵ではないかなら、クハハハ!」



ロマン『さあお次は平安時代最強の神秘殺し、源頼光四天王の1人、雷神である赤龍の子、坂田金時!』

ダ・ヴィンチ『なんか両チーム因縁ある相手多いね。これも縁が関係してるのかな?』



金時(投)「金時じゃねぇ、ゴールデンと呼んでくれ」




直下判定 茨木童子 VS 坂田金時

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数なら坂田金時の勝ち

金時(投)「さあかかってきな茨木、オレのマサカリ打法でゴールデンな軌跡を描いてやるぜ」スッ


ロマン『ここで金時ホームラン予告! というかマサカリ打法ってすごい不安定そうに見えるけど大丈夫なのか!?』

ダ・ヴィンチ『まあ英霊だし筋力A+だし打ち上げる角度によっては軽く場外ホームランなんじゃないかなー』


茨木(投)「西洋かぶれの軟派者に、吾の業火は決して屈せぬわ!」ビュッ

金時(投)「――いくら速かろうが所詮直球! 吹き飛べッ!!」グワラキィン

茨木(投)「おのれぇ!?」


ロマン『金時物凄い轟音と共に打ち返した! 打球はバックスクリーンめがけて飛んでいくー!!』

ダ・ヴィンチ『あー、これはちょっと打ち上げ過ぎかなー? 飛距離としては問題ないけど打った方向が悪かったなぁ』


スカサハ(中)「良い力だ勇士よ。――だが、宙に浮かぶ時間が些か長すぎたな」スタタタッ――ダンッ


ロマン『センターを守るスカサハ、フェンスを一足で蹴り上げ遥か上空へ駆け上がったー!?』

ダ・ヴィンチ『角度が悪いよ角度がー』


スカサハ(中)「残念だがここから先は不可侵の領域だ。通りたければ更なる力を見せるがよい」バシッ


金時(投)「マジかァ!?」

巌窟王「坂田金時、アウトォ!」


ロマン『スカサハが遥か上空でホームラン確定と思われた打球をキャッチ! なんかもう色々と規格外だなぁ!?』

ダ・ヴィンチ『規格外はこっからだぜロマニ? 彼女はケルトの大英雄を鍛え上げた師、それが意味するのは』


スカサハ(中)「さあ、そこを動くなよエドワード。一歩でも動けば貴様の命は尽きると思え」


黒髭(捕)「(あっ、拙者死ぬかもこれ)」


スカサハ(中)「――――ハアッ!」ズドンッ

黒髭(捕)「いやああああああああああああああッ!!?」バシィィィィィィ 

ダ・ヴィンチ『エドワード君ふっ飛ばされたー!』

ロマン『空中から本塁へのダイレクト返球! レーザービームというよりもはや流星に近いな!? というか普通に凶器だよねッ!?』


キャスギル(三)「ふはは! 流石は影の国の女王、楽しませてくれる!」


茨木(投)「ぬう…吾打たれてばかりではないか…! こんなはずでは…!」

マシュ(二)「茨木童子さん頑張ってください! ゴールデンさんは打ち取りました! あと1アウトで攻守交代です!」

アストルフォ(遊)「ボクらがついてるぞー! 頑張れー!」


キャスギル(三)「…さあて、我の出番だな。どれ、此度は逃げるでないぞ京の鬼よ」

茨木(投)「ぐぬぅ…! もう逃げも隠れもせぬわ! 返り討ちにしてくれる!」

ロマン『ネクストバッターは冥界より帰還して王としての成長を果たした状態で現界した賢王ギルガメッシュ!』

ダ・ヴィンチ『黄金に輝くバットが眩しいねー。あれ待ってそれ宝物庫から出してないかい? 宝具じゃないの?』

キャスギル(三)「たわけ!これは宝具ではないわ魔術師!」

キャスギル(三)「この『勝利すべき黄金の棍棒(エクスカリバット)』は試合開始前に我が手ずから道具作成スキルで拵えた一品!決して宝具ではない!』

ダ・ヴィンチ『ひゅー、流石は傲岸不遜、唯我独尊を貫く英雄王。まあ試合開始前ならルール違反ではないか』


直下判定 茨木童子 VS ギルガメッシュ(キャスター)

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならギルガメッシュ(キャスター)の勝ち

キャスギル(三)「さあ来るがいい雑種!この我が手ずから引導を渡してやろう!」

茨木(投)「――でぇい!」ビシッ

キャスギル(三)「――フン! 千里眼など使わぬともこのような球筋止まって見えるわ!」カキーン

茨木(投)「なぜ打たれるのだあああああ!?」


ロムルス(一)「むッ!?」


ロマン『賢王一閃! 見事に打ち返した打球は鋭い弾道でロムルスの脇をすり抜けていくー!」


カルナ(右)「オレが追う。マシュは二塁で待機していろ」

マシュ(二)「了解しました! マシュ・キリエライト、二塁へ急行します!」


キャスギル(三)「ふははははは! 流石は我! 貴重な追加点を上げてやったわ!」


ダ・ヴィンチ『賢王ギルガメッシュ、セカンドベース上で高笑い。いやぁ楽しそうだねぇ」


ジャック(二)「帰ってきたよ、おかあさん」


巌窟王(審)「ホォォォムインッ!! 立香チーム2得点目だ!」


1回表 立香チーム 2 ― 0 藤丸チーム


ダ・ヴィンチ『そして三塁ランナーのジャックがホームインしてこれで2-0かぁ。やっぱり羅生門は炎上するのが定めなのかな?」

ロマン『茨木童子の直球も悪くはないんだけどね、如何せん相手が悪いかなぁ。それに彼女はバーサーカーだから曲がることを知らないし』


茨木(投)「こんなはずでは…こんなはずでは…」ズーン


ダ・ヴィンチ『わかりやすいくらいに意気消沈してるね。これは燃え尽きちゃったかなー?』



藤丸「ここからだよ茨木ちゃーん! ここ抑えたらチョコあげるよー!」



茨木(投)「甘味とな!?」ガバッ


ロマン『あ、立ち直った。藤丸くんは相変わらずサーヴァントの扱いが上手だなぁ』

ダ・ヴィンチ『うーん、このチョロイン』


アルテラ「チョコレートはよい文明。可能であれば私にもくれないだろうか」


ロマン『引き続き追加点のチャンスで回ってきたのはフンヌの末裔、純然たる戦闘王アルテラ』

ダ・ヴィンチ『握っているバットが「軍神の剣」になってるけど彼女の場合はその性質上仕方がないね。まあシュミレータが破壊されないことを祈るよ』


直下判定 茨木童子 VS アルテラ

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならアルテラの勝ち

茨木(投)「甘味が吾を呼んでおるわ!」ビシッ

巌窟王(審)「ボール! フォアボールッ! さあ1塁へと進むがいい破壊の大王!」

茨木(投)「ぐぬぅ!? なぜ外れるのだ!?」

アルテラ(一)「戦いは…おあずけか」スタスタ


ロマン『茨木童子、コントロールが定まらずに四球を与えてしまった! 張り切り過ぎたか!?」

ダ・ヴィンチ『さあこれでランナーが1、2塁。1塁ベース付近に何かツッコミ入れたいけどあえてスルーだ!』


クロ(左)「…さてと、私の出番ね。京都の鬼だかなんだか知らないけど、まあやれるだけのことはやらなきゃね」


ロマン『お次は褐色の小悪魔クロエ・フォン・アインツベルン――って待て待てなんでバット2本も持ってるの!? 小型のバットとはいえあれアリなの!?』

ダ・ヴィンチ『二刀のバッドはルール違反だって? まあ明文化されてないし別にいいんじゃない? 細かいことは気にしたら負けだぜロマニ』


クロ(左)「普段から二刀に慣れてるからこうじゃないと調子狂うのよね。まあ大目に見て頂戴な」

キャスギル(三)「……くっ、くははははは! 良い道化っぷりだぞ女の贋作者! 褒めて遣わす!」

イリヤ(左)「ほんっとにクロは自由だなーもうっ!?」


直下判定 茨木童子 VS クロエ・フォン・アインツベルン

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならクロの勝ち

茨木(投)「チョコの様な肌をしおってからに! 大人しく吾に喰われい!」ビシッ

クロ(左)「――ッ! あ、やっばっ」カキンッ


ロマン『クロエちゃんは二本目のバットで当てるも打球は力なく茨木童子の目の前へ転がる!』


茨木(投)「フハハハハハ! 引っ掛けおったな褐色娘! ではそこな我が軍門の褐色! 動くでないぞ!」ビシッ


ダ・ヴィンチ『片手で掴んでファーストへダイレクト送球! これはアウトだねー』


ロムルス(一)「我がローマは不動である!」バシッ

クロ(左)「あちゃー…やっちゃったわー…」


巌窟王「クロエ・フォン・アインツベルン、アウトォ! スリーアウトにより攻守交代だ!!」



1回表終了 立香チーム 2 ― 0 藤丸チーム



茨木(投)「さあ人間、見事抑えたから吾に褒美を差し出すのだ!」

藤丸「はいお疲れ茨木ちゃん、トッポでいいかな?」

茨木(投)「最後までチョコたっぷりのやつだな? クハハッ、有難く馳走になるとしよう!」ムシャムシャ


アーラシュ(三)「しっかしいきなり2点取られるか。こいつは厳しい戦いになりそうだ」

カルナ(右)「なに、試合はまだ始まったばかりだ。いくらでも挽回は出来るだろうさ」

黒髭(捕)「ふぅむ…拙者の背後にエドモン氏が起立しているせいで迂闊な発言が出来ないでござるよ~。藤丸氏!ポジションチェンジを要求するですぞー!」

藤丸「あ、それは無理、却下ね」

黒髭「即答速攻大否定!?」


イリヤ(左)「ううぅ~、わたしの方ばかり狙われてるからみなさんに申し訳ないよぉ…」

マシュ(二)「そう気を落とさないでくださいイリヤさん、まだまだこれからですよ!」

スカサハ(中)「そうだな。どれ、先程のでだいたい要領は掴んだ、お前の守備範囲も少しばかりであるが私が受け持とう」

ロムルス(一)「うむ、助け合いもまたローマであるな」


アストルフォ(遊)「よーし、それじゃあ反撃といこうか! 我が名はシャルルマーニュが十二勇士アストルフォ! いざ尋常に――勝負ッ!!」


ロマン『さあ攻守交代して1回裏、藤丸チームの先頭打者はアストルフォ! 幻馬のヒポグリフがなくとも電光石火で駆ける俊足を見せることは出来るのか!?』


金時(投)「…さァて、おっぱじめるぜテメェら。このオレのゴールデンなマサカリ投法から繰り出されるゴールドストレート、打てるもんなら打ってみなッ!!」



直下判定 坂田金時 VS アストルフォ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならアストルフォの勝ち

金時(投)「――ゴールデンッ!」ビシュッ

アストルフォ「うわわっ!?」カキンッ


ロマン『坂田金時から繰り出されたストレートの球威に力負けか!? アストルフォの打った打球は力なくショートの前へ!』


アタランテ(遊)「――うむ、まずは1人」パシッ シュッ

アルテラ(一)「他愛無い」バシッ


アストルフォ(遊)「うわーー!? やっちゃったー!」


巌窟王「アストルフォ、アウトォ!」


ダ・ヴィンチ『素早い補球から矢の様な送球、流石は狩人無駄がないね』

ロマン『これは藤丸君のチームは厳しい戦いを強いられそうだね』



アストルフォ(遊)「ううぅ…ごめんよマスター」

藤丸「大丈夫大丈夫! まだまだこれからだ!」


ロムルス(一)「さて、ではすべてに我が槍を貫き通し、私(ローマ)に繋げるとしよう」


ロマン『さあ続くは「全ての道はローマに通ず」を体現する国造りの英雄、栄光の大帝国ローマの礎を築いた建国王にして神祖、ロムルス!』

ダ・ヴィンチ『相変わらず何を言ってるのかいまいちわからないよね、まあそれもまたローマなんだろうけど』

ロマン『キミも大概何いってるかわからない時多いけどね?』



金時(投)「いいぜ…オレの内なるエンジンが温まってきたぜェ…!」


直下 坂田金時宝具発動判定
偶数ならば発動 奇数のなら不使用

金時(投)「――さあいくぜ神祖さんよ! 必殺!『黄 金 直 球(ゴォォルデン・ゴォォルズッ!)』」ゴォォォォォ!

ロムルス(一)「――ッ!」


直下 坂田金時宝具発動コンマ判定

1 ファインプレー       2 三振
3 フライ           4 凡打
5 凡打            6 フライ
7 三振            8 ファインプレー
9 併殺(ランナーなしは1OUT) 0 併殺(ランナーなしは1OUT)


コンマが奇数のゾロ目の場合
11 単打
33 二塁打
55 三塁打
77 本塁打
99 死球


ロムルス(一)「――――ローマ!!!!!」カキーン


金時(投)「なんだとォ!?」


ロマン『激しい雷電を纏った直球を神祖ロムルス打ち返したぁッ!? 打球は金時の脇をすり抜けセンター前へ!』

ダ・ヴィンチ『何が凄いってごく普通のバットで宝具クラスの魔翌力が込められた物体を弾き返したってことだよね』

ダ・ヴィンチ『まあ彼には皇帝特権があるし、しかも規格外のEXだ。彼の武器が朱色の樹槍ないし棍棒なのも相まっての結果かな?』



ロムルス(一)「見たか諸君、これが私(ローマ)だ」

金時(投)「ア、アンビリバボーだぜ…。まさかオレっちの渾身の球がああも簡単に打ち返されるとは…」


スカサハ(中)「なるほどな、あれが生きながら神の席に祀られた者か。――フッ、一度手合わせを願いたいものだな」


ロマン『さあ反撃の口火となるか!? 続くは「神殺し」の異名を持つ影の国の女王スカサハ!』


スカサハ(中)「さあ来るがいい雷神の小僧、儂を[ピーーー]つもりで投げてこい」


金時(投)「OK…! お望み通りにかっ飛ばしてやるぜ…ッ! ――しっかり構えてろよテスラの旦那、加減はナシだぜ?」

テスラ(捕)「はは! よかろう雷神の子よ! 思う存分その雷光を轟かすがよい!」



直下判定 坂田金時 VS スカサハ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならスカサハの勝ち


ロムルス(一)「――――ローマ!!!!!」カキーン


金時(投)「なんだとォ!?」


ロマン『激しい雷電を纏った直球を神祖ロムルス打ち返したぁッ!? 打球は金時の脇をすり抜けセンター前へ!』

ダ・ヴィンチ『何が凄いってごく普通のバットで宝具クラスの魔翌力が込められた物体を弾き返したってことだよね』

ダ・ヴィンチ『まあ彼には皇帝特権があるし、しかも規格外のEXだ。彼の武器が朱色の樹槍ないし棍棒なのも相まっての結果かな?』



ロムルス(一)「見たか諸君、これが私(ローマ)だ」

金時(投)「ア、アンビリバボーだぜ…。まさかオレっちの渾身の球がああも簡単に打ち返されるとは…」


スカサハ(中)「なるほどな、あれが生きながら神の席に祀られた者か。――フッ、一度手合わせを願いたいものだな」


ロマン『さあ反撃の口火となるか!? 続くは「神殺し」の異名を持つ影の国の女王スカサハ!』


スカサハ(中)「さあ来るがいい雷神の小僧、儂を[ピーーー]つもりで投げてこい」


金時(投)「OK…! お望み通りにかっ飛ばしてやるぜ…ッ! ――しっかり構えてろよテスラの旦那、加減はナシだぜ?」

テスラ(捕)「はは! よかろう雷神の子よ! 思う存分その雷光を轟かすがよい!」



直下判定 坂田金時 VS スカサハ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならスカサハの勝ち

すみません、saga 入れ忘れてますね
三度目の正直で訂正します。ごめんなさい


ロムルス(一)「――――ローマ!!!!!」カキーン


金時(投)「なんだとォ!?」


ロマン『激しい雷電を纏った直球を神祖ロムルス打ち返したぁッ!? 打球は金時の脇をすり抜けセンター前へ!』

ダ・ヴィンチ『何が凄いってごく普通のバットで宝具クラスの魔力が込められた物体を弾き返したってことだよね』

ダ・ヴィンチ『まあ彼には皇帝特権があるし、しかも規格外のEXだ。彼の武器が朱色の樹槍ないし棍棒なのも相まっての結果かな?』



ロムルス(一)「見たか諸君、これが私(ローマ)だ」

金時(投)「ア、アンビリバボーだぜ…。まさかオレっちの渾身の球がああも簡単に打ち返されるとは…」


スカサハ(中)「なるほどな、あれが生きながら神の席に祀られた者か。――フッ、一度手合わせを願いたいものだな」


ロマン『さあ反撃の口火となるか!? 続くは「神殺し」の異名を持つ影の国の女王スカサハ!』


スカサハ(中)「さあ来るがいい雷神の小僧、儂を殺すつもりで投げてこい」


金時(投)「OK…! お望み通りにかっ飛ばしてやるぜ…ッ! ――しっかり構えてろよテスラの旦那、加減はナシだぜ?」

テスラ(捕)「はは! よかろう雷神の子よ! 思う存分その雷光を轟かすがよい!」



直下判定 坂田金時 VS スカサハ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならスカサハの勝ち

金時(投)「――おらぁっ!」ブンッ


スカサハ(中)「――――遅いッ!」カキーン


金時(投)「――チッ!」


ロマン『スカサハ打ち返した! 打球はファーストのアルテラ頭上を越えてライト線へ転がっていく!』

ダ・ヴィンチ『まあ影の国で人の身でありながら神と亡霊を斬りまくっていた彼女にしてみれば止まって見えるよねぇ』


ブリュンヒルデ(右)「ああ、ごめんなさい…私が拾います…。拾って、どこに投げればいいのかしら…」

子ギル(中)「槍のお姉さん! とりあえず三塁にいる賢い僕に向かってボールを投げてください!」

ブリュンヒルデ(右)「賢いあなた…? ああ、そう、そうなのね…わかったわ」ブンッ

キャスギル(三)「賢い我とは含みのある言い分だな我よ! まあ短気な我がいたことは認めるが、いずれお前も同じ道を辿るのだがな!」バシッ


ダ・ヴィンチ『ここにはいない英雄王ボロクソに言われてるなー。まあ自分自身のことだからいいのかな?』

ロマン『子供の自分と大人の自分が同じ時間に存在してるって冷静になると凄い現象だよね。まあ英霊だから実際に何か起きるわけでもないんだけどさ』



ダ・ヴィンチ『さてスカサハのツーベースヒットで1アウトランナー2、3塁。ここで迎えるは、その英雄王と同等の力を持つ施しの英雄カルナか』

ロマン『ホームランが出れば逆転だが…さあどうなる?』


カルナ(右)「――さて、命の奪い合いをせずに行う力比べだ。ゆくぞ、坂田金時」


金時(投)「金時って呼ぶんじゃねェよ!」


直下判定 坂田金時 VS カルナ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならカルナの勝ち

金時(投)「――SMASH!」ブンッ

巌窟王「ボール!フォアボールッ! 1塁へ進め施しの英雄! 貴様の勝ちだ!」

カルナ(右)「ふむ、何もせずに勝つということもあるのか」スタスタ

金時(投)「…オーケー、落ち着けオレっち……こういう時こそクールにゴールデンソウルを磨くもんだぜ…!」


ロマン『カルナのペースに調子を乱されたのかな? カルナは四球を選んでランナー満塁だ!』

ダ・ヴィンチ『いやー空気を読まないってある意味特別なスキルだよね~。私も見習うべきかなこれは!』

ロマン『キミはいつも空気を読まないだろうレオナルド!?』



マシュ(二)「先輩! 絶好の好機到来です!」

藤丸「1アウトで満塁だね、ここで出来れば1点返しておきたいなぁ」

イリヤ(左)「えっと、次のバッターは誰さんでしたっけ?」

藤丸「えっと、次のバッターは確か」



アーラシュ(三)「任せなマスター、――――流星を見せてやるぜ」ザッ



藤丸「ステラは駄目だからね!?」

アーラシュ(三)「ハハッ、安心しろマスター。俺はそう簡単には倒れんさ。なんたって頑強EXだからな!」


ロマン『施しの英雄によるお膳立てなのか、1回裏藤丸君チームに逆転のチャンス到来だ!』

ダ・ヴィンチ『女神アールマティの加護を受けた東方の大英雄、救世の勇者アーラシュ。さあ、この試合どう動く…?』


アーラシュ(三)「やるときは本気でやるって決めてんだ、――行くぜぇ!」

金時(投)「おう、いっちょ地獄をみていけや」


直下判定 坂田金時 VS アーラシュ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならアーラシュの勝ち

金時(投)「――おらおらぁッ!」


アーラシュ(三)「――ッ、そこだァ!」カキーン


ロマン『アーラシュ打ち返した! 打球は放たれた矢の如く1、2塁間を抜け』



ジャック(二)「――――此よりは地獄。ここは、通さない」バシッ



ロマン『るかと思われた打球をジャックが高速でキャッチ! なんて反射速度だなんだ!?』


ジャック(二)「つかまえた」タッ

カルナ(右)「ッ、これは……駄目か」


ダ・ヴィンチ『そして飛び出していたカルナにジャックが直接触れてタッチアウト! ダブルプレー! お見事!』

ロマン『当たりは良かったんだけど、飛んだ場所が悪かったね。せめてバウンドしていればゲッツー崩れの間に1点は返せていたかもしれなかったけど』


巌窟王「アーラシュ、カルナ、アウトォ! さあ3アウトで攻守交代だ!」




アーラシュ(三)「……あー、その、なんだ、すまんなマスター! しくじった」

藤丸「あれは仕方ないよ、アーラシュが悪いわけじゃないさ!」

スカサハ(中)「あの小娘の俊敏性はウチの馬鹿弟子には劣るが匹敵するほどの機動力だ、無理もない」

マシュ(二)「まだまだ試合はこれからです! 頑張りましょうアーラシュさん!」


アーラシュ(三)「お前ら……。――――ああ、そうだな! おっしゃ、気を取り直していくとするか!」




1回終了 立香チーム 2 ー 0 藤丸チーム



ロマン『さあ1回が終了して続く2回表、立香君チームは8番からの攻撃だ』

ダ・ヴィンチ『世界最古の英雄王の幼少期、見た目は子供、中身は聖人――その名は子ギル!』


子ギル(中)「うーん、まあそれも間違いではないんですけど、なんか子供を強調されるのはあんまり嬉しくないなぁ」

茨木(投)「然り。吾も子供扱いは承服しかねる。吾のどこが子供と言うのだ!威厳たっぷりであろう!?」

子ギル(中)「はははっ、面白い冗談ですね鬼のお姉さん」

茨木(投)「あ、汝も吾を小馬鹿にしたな? よし焼こう、即座に焼こう ――構えよ髭達磨! 焼き討ちの時間ぞ!」

黒髭(捕)「アラホラサッサー!」


直下判定 茨木童子 VS 子ギル

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数なら子ギルの勝ち

茨木童子(投)「――でぇい!」

子ギル(中)「――はぁっ!」カキンッ


ロマン『バットに当たったが打ち上げた―! 打球は力なくショートの真上へ!』

ダ・ヴィンチ『まあ子供だからね、筋力も青年期と比べたら1ランク下がってるから仕方ないね』


子ギル(中)「くっ」

アストルフォ(遊)「――オーライ、オーライ!」パシッ


巌窟王「ギルガメッシュ、アウトォ!」


茨木童子(投)「クハハッ! 吾を小馬鹿にした報いだ! ざまあないな!」


茨木童子(投)「さあて、次に吾に喰われるのはどこの誰ぞ?」


ブリュンヒルデ(右)「私、です。…ああ、あなたも燃えているんですね? 実は、私も燃えているんです、…ええ、炎です。燃えています。こうしている今も轟々と燃え盛っているんです。あなたの炎は暖かい色をしているんですね。私の炎は青い炎なんです。ほら、見えませんか?私のココロから溢れ出る想いのかたちです。これは私が死んでも、死なれても、絶対に消えはしないのです。ああ、――私、燃えています」


茨木童子(投)「」

ダ・ヴィンチ『おっとー? マウンド上の茨木童子が固まってるぞー?』

ロマン『えー、続くのは北欧の大神オーディンの娘、戦乙女ワルキューレの一人、ブリュンヒルデなんだけど、ちょっとインパクトが強すぎるね!」

マシュ(二)「茨木童子さん! しっかり!」

茨木童子(投)「――ハッ!? わ、吾としたことが思わず面食らっておったわ…」



直下判定 茨木童子 VS ブリュンヒルデ

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならブリュンヒルデの勝ち

茨木童子(投)「だ、だがこれしきのことで吾を揺さぶろうなど百年早いわ! でぇい!」ビシッ

ブリュンヒルデ(右)「ああ…、――ごめんなさい」カキーン

茨木童子(投)「――にゃふぅ!?」

ロマン『気圧されて覇気のない茨木童子の直球を容易く打ち返した! センター方向に打球がぐんぐん伸びていくぞ!」


スカサハ「――やれやれ、謝るくらいなら最初から打つな、ワルキューレの長姉よ」バシッ


ダ・ヴィンチ『だが残念! センター方向に飛んだ打球は彼女の守備範囲だ! 生半可な打球じゃ取られてオシマイだぜ』

ロマン『生半可な打球って言ってるけどセンタ―フェンス直撃するレベルの打球だからね!?』


巌窟王「ブリュンヒルデ、アウトォ!」


ブリュンヒルデ(右)「ごめんなさい…ごめんなさい…」




茨木童子(投)「くっ、打たれはしたが、まあ結果的には討ち取ったのでよしとするしかなかろう」

茨木童子(投)「さて、あと1人抑えれば吾らの攻撃よ。もうこれ以上点はやらぬぞ!」


アタランテ(遊)「――さて、それはどうかな?」



直下 アタランテ宝具発動判定
偶数ならば発動 奇数のなら不使用

ロマン『さあはやくも打順が回って1番に戻ってきたぞ! バッターはアタランテだ!』

ダ・ヴィンチ『藤丸君チームはこのままピシャリと締めたい所だね』


茨木童子(投)「……先程はしてやられたが、今度はそうはいかんぞ!」

アタランテ(遊)「ふん、何度やろうと結果は同じと思うがな」


直下判定 茨木童子 VS アタランテ

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならアタランテの勝ち

茨木童子(投)「――ぬんっ!」ビシッ

巌窟王「ボール! フォアボール!」

アタランテ(遊)「どうした京の鬼、私に打たれることを臆したか?」スタスタ

茨木童子(投)「ぐぬぬ~…!」


ダ・ヴィンチ『あらら、2アウトから四球はよろしくないんじゃないかな~?』

ロマン『茨木童子が狙ってストライクゾーンギリギリを投げてたかどうかは不明だけど、狩人で鍛えられた動体視力には分が悪いだろうね』


ジャック(二)「――うん、解体の時間だよ」

茨木童子(投)「解体などされぬわ!」


ロマン『次の打者は前の回に先制点を上げたジャック・ザ・リッパー。ここで連打されると辛い展開になりそうだなぁ』

ダ・ヴィンチ『最初のターニング・ポイントかなこれは。点差は開くのか、それともそのままか、見ものだね』



直下判定 茨木童子 VS ジャック・ザ・リッパー

偶数なら茨木童子の勝ち
奇数ならジャック・ザ・リッパーの勝ち

茨木童子(投)「恐れ戦くがいい! ――これが吾の全力よ!」ビシッ

ジャック(二)「――やぁ!」カキーン

茨木童子(投)「にゃぜだぁ!?」


ロマン『茨木童子の渾身の投球を物怖じせずにジャックが打ち返す! 打球はライナーで三遊間を抜け』


アーラシュ「――――せぇいっ!」バシッ


ロマン『――なかったね! 先程のお返しと言わんばかりのアーラシュのダイビングキャッチだ!』


ジャック(二)「あーあ、取られちゃった」


巌窟王「ジャック・ザ・リッパー、アウトォ! 3アウトにより攻守交代だ!」



藤丸「やった! 0点で抑えたぞ!」

マシュ(二)「はい! やりました先輩!」

イリヤ(左)「今回はボールが飛んでこなくてよかったぁ…」

アストルフォ(遊)「よぉし、この勢いで反撃だ! 次のバッターって誰だっけ?」



黒髭(捕)「…デュフフ、ヒーローは遅れてやってくるものですぞ! 世界に名を轟かせた大海賊、黒髭とは俺のことよ! エドワード・ティーチ、いくでござるぅ!!」



藤丸「よーし、茨木ちゃん、もうすぐ打席が回ってくるから準備しといてね」

茨木童子(投)「クハハ、任せておけ。西洋かぶれの青二才なぞ、吾が一捻りにしてくれるわ!」


黒髭(捕)「拙者めげない! 拙者やれば出来る子だもの!」



直下判定 坂田金時 VS エドワード・ティーチ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならエドワード・ティーチの勝ち

黒髭(捕)「アイキャンフラーイ!」ブンッ スパーン

金時(投)「あーなんだ、威勢はよかったんだけどなぁ、黒髭の大将。…まあ威勢しかよくなかったんだが」


巌窟王「ストライクバッターアウトォォ!」


ロマン『……えーっと、トイレに行って戻ったらなんかいつの間にか1アウトになってたんだけど』

ダ・ヴィンチ『やあお帰りロマニ、特に語るまでもない些事だったっのさ。気にしたら負けだぜ」


黒髭(捕)「拙者こんな役回りばっか!」

茨木童子(投)「ええい喚くな髭達磨、耳障りだ。そこを疾くと退け、吾の出番ぞ」

黒髭(捕)「辛辣過ぎる! だがそれもいいですぞぉ!」


イリヤ(左)「えっとー…その、あの黒髭さんて…」

藤丸「駄目だイリヤちゃん、アレは見ちゃいけない」

マシュ(二)「先輩、成り行きで黒髭氏をチームに加えてしまいましたが、よく検討すべきだったのではないでしょうか?」

スカサハ(中)「始末するなら早めの方がいいだろうな」

アストルフォ(遊)「同じ仲間にここまで言われるって大概だよね! まあボクもあまり得意なタイプじゃないしみんなと同意見だけど!」


ロマン『なんか藤丸君サイドのベンチで不穏な空気を感じるけど、気を取り直して! 続くバッターは日本の大江山に棲まう酒呑童子の部下、大江山の鬼の首魁茨木童子!』

ダ・ヴィンチ『坂田金時と茨木童子は因縁浅からぬ相手だからね、この勝負は見ものだよ』


金時(投)「さあて、第二ラウンドといこうじゃねぇか茨木ィ」

茨木童子(投)「よかろう、――来るがいい青二才! 我が炎で焼き尽くしてくれるわ!」


直下判定 坂田金時 VS 茨木童子

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数なら茨木童子の勝ち

金時(投)「オレのゴールデンなマサカリ投法から繰り出されるゴールドソウル――食らいやがれェ!」

茨木童子(投)「貴様の雷電など……――吾の口には合わぬわッ!」カキーン

金時(投)「ぐッ!?」


ロマン『茨木童子打ち返したー! 打球は鋭く左中間へ飛んでいくぞー!』


子ギル(中)「クロエさん、打球処理任せたよー」

クロ(左)「はぁ!? ちょっと何いってんのよ! あなたもこの打球の守備範囲内でしょ!? サボらないで!」

子ギル(中)「いま飛んでいる打球はレフト寄りに落下しかけています。僕の守備位置はセンター、クロエさんはレフト。であれば打球処理はクロエさんの仕事ですよね?」

クロ(左)「そうなるのかもしれないけど、少しは反応するなり動くなりしなさいよ!」

子ギル(中)「今の僕は無駄なことはしない主義なので」

クロ(左)「何よそれーッ!?」


キャスギル(三)「――ええい、何をしておるか我と贋作者ァ! もうよい我が取る! 貴様らはそこで赤子のように指でも加えて眺めておるがいいわッ!」ダダダダッ


ロマン『外野のイザコザに業を煮やした賢王自ら外野までボールを拾いに行く!? そんなんだからウルクで過労死したんじゃないかな!?』

ダ・ヴィンチ『働き過ぎも考えものだよねぇ』


茨木童子(投)「むぅ、まだ先へ進めるが、進むとあやつの近くに行くことになる。……仕方ない、ここで一度小休止を挟むとするか」


ロマン『茨木童子は2塁でストップ! まあ近寄りたくない気持ちはわからなくもないかな!』

ダ・ヴィンチ『触らぬ神に祟りなしとはよく言ったものだと思うよほんと』



藤丸「さあ、マシュ。出番だよ」

マシュ(二)「……っ! ――ハイ、先輩! マシュ・キリエライト! 茨木童子さんに続いてみせます! 頑張ります!」

藤丸「(あー、マシュ緊張してるなー。でもあえて何も言わないでおこう)」


茨木童子(二)「マシュ! 汝は出来る子ぞ! この図体だけデカイ小僧など軽く捻ってみせえぃ!」


金時(投)「ここでお嬢ちゃんの出番がまわってくるのかよ。、……落ち着けー、ゴールデンな男だ俺は、距離は十分にあるんだ、恥ずかしくもなんともねぇ…!」

マシュ(二)「よろしくお願いします! ミスターゴールデン!」


直下判定 坂田金時 VS マシュ・キリエライト

偶数なら金時の勝ち
奇数ならマシュの勝ち

金時(投)「――フンッ!」

マシュ(二)「やああっ!」カキンッ


ロマン『茨木童子の時と比べたら優しめの直球! マシュも当てたがこれは打ち上がってしまった!』


金時(投)「ファーストォ!」

アルテラ(一)「了解。――目標、破壊する」バキッ


巌窟王「マシュ・キリエライト、アウトォ!」


ダ・ヴィンチ『ファーストアルテラ、素手でダイレクトキャッチ。そして砕ける野球ボール!』

ロマン『触れたものが軍神の剣になる時と破壊される時があるのか…。というか普段から軍神の剣持ち歩いてるから違和感なかったけれど、彼女グローブ持ってないね!? 持ってるの軍神の剣だよね!?』

アルテラ(一)「私の手は触れるものを破壊するか、軍神の剣に変えるかだ。出来れば破壊はしたくないのだが…」

ダ・ヴィンチ『うーん、流石にシュミレータ上とはいえ毎回変化するのもアレだから、数値いじって道具は変化しないように調整するね!』カタカア

アルテラ(一)「なんと」

ロマン『シュミレータ、便利だなぁ』



マシュ(二)「申し訳ありません、先輩…。打ち取られてしまいました…」

藤丸「ちょっと気負いすぎだったかな、マシュ。リラックスリラックス」

マシュ(二)「先輩…。――はい、先輩の指示通り、リラックスに努めます!」

藤丸「うーん、出来てないね!」



ロマン『さぁあっという間に2アウト。続くバッターは、幼い体躯で宙を駆け、つぶらな瞳で悪を見据え、魔法のステッキで愛嬌振る舞『婦長呼ぶよ、ロマ二?』――イリヤスフィール・フォン・アインツベルンです! ごめん待って!お願いだからナイチンゲール女史は呼ばないでくれ!』


イリヤ(左)「あはは…。えっと、それじゃあアウトになっちゃうかもしれないけど、いってきますね、マスターさん!」

藤丸「イリヤちゃん、ファイトー!」

マシュ(二)「イリヤさん、頑張ってください!」

アストルフォ(遊)「頑張れー! もし打てなくてもボクが控えてるから思いっきりいくんだ!」

カルナ(右)「……………? 彼女がアウトになれば攻守交代ではないのか?」

黒髭(捕)「カルナ氏空気! 空気読んで!」


直下判定 坂田金時 VS イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

偶数なら金時の勝ち
奇数ならイリヤの勝ち

金時「さァて、お次は…って、おうおう今度はちっこいお嬢ちゃんかよ」

イリヤ「お、お手柔らかに」

金時「んー、流石にガキ相手に上手投げはゴールデンじゃねぇな――おらよっと」

イリヤ「ほえっ!?」

巌窟王「ボールッ!」

金時「ダウトだ! 今のぜってェ入ってんだろ!? 嘘つくなんざゴールデンじゃねぇぞ!」

巌窟王「膝頭の下部より0.1ミリ下のボールだ! ストライクゾーンに一部分もかすめておらん! よってストライクではないッ!」

金時「ぐッ…、持ち上げるのもゴールデンだが、オレ的に振り下ろす方がハイパーゴールデンだから僅かにズレちまったかぁ…?」


ロマン『子供が好きだから故の手加減かな? イリヤちゃんに対して下手投げで放った球は残念ながらボール!』

ダ・ヴィンチ『軽い下手投げでも110キロくらいは出てるけどねぇ。そして毎度思う【ゴールデン】とはなんなのか。会話は出来てもやっぱりバーサーカーだね彼も』


金時「んじゃ、ネクストチャレンジだ! ――オラッ!」

イリヤ「――ううぅ……ええいっ!」カキーン


ロマン『今度はど真ん中に来たボールをイリヤちゃん打ち返す!』

ダ・ヴィンチ『……が、これはアレだね、手加減してもバーサーカーの手加減だから手加減になってないね。平凡なフライだ』


キャスギル「残念だったな雑種、我の頭上を飛びたいのであれば、更なる力を魅せるがよい」バシッ


巌窟王「イリヤスフィール・フォン・アインツベルンアウトォ! これで3アウト、攻守交代だッ!」


イリヤ「あぅ、やっぱりダメだったかぁ…」

茨木童子「下を向くな小娘、まだ終わったわけではないのだから面を上げよ」

マシュ「まだまだこれからです、そうですよね、先輩!」

藤丸「野球は最終回2アウトの絶体絶命からでも、逆転出来るからね。諦めなければ道は開けるさ!」

ロムルス「うむ、全ての道は私(ローマ)に通ずる」

アストルフォ「多少のミスは気にしなーい! 気楽にいこうよ気楽に!」

アーラシュ「だな! 切り替えていこうぜ!」

イリヤ「みなさん…っ!」


黒髭「そうそう、しょげないめげないないちゃダメ! 元気だすでおじゃるよイリヤ氏! ほら拙者のお髭ジョリジョリして元気だ「おっと槍が滑った(ザクッ)」――ごぼぁっ!?」

イリヤ「く、黒髭さぁぁぁんっ!?」

スカサハ「すまん、流石に見るに耐えんかった」

KUROHIGE「――――(データ破損)」

カルナ「邪な気配が滲み出ていた、仕留められても文句は言えまい」



ダ・ヴィンチ『あ、なに負傷者? というかバグ発生? 事案発生したから処した? それなら仕方ないなぁ』

ダ・ヴィンチ『んー、とりあえず彼をシュミレータから隔離しようか。で、そうなると藤丸君のチームに欠員が出てしまうから、誰か人員追加しよう!』


――エドワード・ティーチが事案により負傷しました。補充選手を選択してください――

下記の中で先に3票集まったサーヴァントが追加要員となります

1 エミヤ(弓)
2 クーフーリン(槍)
3 イシュタル
4 ジャンヌ・ダルク・オルタ

更新が遅くてすみません、個人的事情で来週の水曜日までこんな感じで遅い&短い更新になります、よろしくお願いします…

エミヤ「秘匿回線で呼び出されて来てみれば、まさか古今東西の英霊が集って野球が行われているなど誰が想定出来ようか…。なんなんだ、また彼女のどうしようもない提案かね」

藤丸「あはは、まあカクカクシカジカ色々あってね。けどたまにはこういったこともいいものだと思うよ」

エミヤ「そうか。まあマスターが了承しているのであれば深くは問わんさ。それで、私はどうすればいいのかね?」

藤丸「そうだね、とりあえずエミヤが来たからポジションをちょっと変更しようと思うんだ。 巌窟王! 3回開始前にタイム! ポジションチェンジ!」

巌窟王「いいだろう。だがあまり時間はかけるなよ、手短に済ませろ」

藤丸「了解」



藤丸「――さて、それじゃあポジション変更しようか」

エミヤ「マスター、現在のポジションはどうなっているんだ?」

藤丸「あ、エミヤ野球けっこうわかる?」

エミヤ「英霊になる前の私は現代に近い日本に居を構えていたからね、おそらく私が1番野球については身近な英霊ではないだろうか」

藤丸「そういえばそうだっけ。なら一緒に考えてもらっていいかな?」

エミヤ「ああ、お安い御用だ」

藤丸「とりあえず捕手をどうにかしないといけないんだよね」

エミヤ「どれどれ、こちらのチームの布陣が…ふむ、なるほど、……ほうほう――いや待て、なぜイリヤ嬢をレフトに配置する?」

藤丸「え、ダメだった?」

エミヤ「駄目というわけではないが、良いとも言えんな。外野は求められる守備範囲がとても広い。一見簡単そうに見えるポジションだが、1番動き回るポジションでもあるんだ。彼女の細足では少々荷が重かろう」

藤丸「(過保護だ)」

マシュ「(エミヤ先輩、過保護ですね)」

イリヤ「(お兄ちゃんじゃないお兄ちゃん…っ)」


エミヤ「なぜか慈愛の目が向けられている気がするな。…まあいい、とりあえず捕手だな。この中ではペルシャの大英雄が適切だろう、それから――」



エミヤ「――そうしてこうだな」


  (変更前)     →   (変更後)

1遊 アストルフォ      遊 アストルフォ
2一 ロムルス        一 ロムルス
3中 スカサハ        中 スカサハ
4右 カルナ         三 カルナ
5三 アーラシュ       捕 アーラシュ
6捕 黒髭          投 エミヤ
7左 茨木          左 茨木童子
8二 マシュ         二 マシュ
9左 イリヤ         右 イリヤ


藤丸「あれ、結局イリヤちゃんは外野なんだね」

エミヤ「イリヤ嬢の守備は影の国の女王にカバーしてもらって問題ないだろう。私の因縁浅からぬ相手であるとあるランサーの師であり、武芸において右に並ぶ者はない女傑だ。正直な話、彼女1人でも内野外野の守備は任せてしまってもいいレベルだと私は思う」

藤丸「ほうほう」

茨木童子「おい待てそこの赤い小僧! 何故吾が外野へ除け者にされておるのだ説明せよ!」

エミヤ「除け者になどしていないさ。外野は野球において防御の最終ラインだ。加えてレフトは外野の中で比較的打球が飛んできやすいポジション。スコアを少し見させてもらったが、今日もレフトへ何本か長打が出ている。君自身も覚えがあるのでは?」

茨木童子「ぐむっ…」

エミヤ「その守備の重要なポジションに君を据えるということ。大江山の鬼の首魁、知略に長けた君にこれ以上説明は必要だろうか?」

茨木童子「…ふ、ふんっ! そんなことだろうとは察しておったわ! 吾は汝を試したのだ! くははははは!」


エミヤ「ご理解いただけたようで何よりだ。――さてマスター、別に彼らを打ち取ってしまっても構わんのだろう?」

藤丸「うん、任せるよ」


巌窟王「支度は整ったな? ――では試合再開だッ!」

短くてすみません、今日の更新はこれだけです
次回、エミヤ無双…?

ダ・ヴィンチ『さあ一悶着あったけど試合再開だ。3回表、スコアは2-0。藤丸君チームのピッチャーはアーチャーエミヤ、ガラスのハートで大丈夫かな?』

エミヤ「心は硝子でも、血潮は鉄でね。多少のことでは動揺などしないさ」


エミヤ「――さて、いきなり星の開拓者と対峙か。カルデア内では貴方の発明品と電力に助けられているがそれはそれ、全力でお相手願おう」

テスラ「ははは! 我が光の祝福を使いこなすミスター、エミヤよ。 よかろう! 先日夕餉に出されたニホンの黒毛和牛を使ったステーキの礼だ、受けて立とうではないか!」


ロマン『この回の先頭打者はクリーンナップの一角ニコラ・テスラ! いやぁテスラ氏にはカルデアの電力の一部を担ってもらってるから本当に頭があがらないよ。ただ出力の上げ過ぎで停電させるのはあれっきりにして欲しいね…』

ダ・ヴィンチ『電力不足で無駄な部分を節電モードにすることはあっても、供給過剰でブレーカー落ちるのは流石に想定外だったねぇ』



直下判定 エミヤ VS ニコラ・テスラ

偶数ならエミヤの勝ち
奇数ならニコラ・テスラの勝ち

テスラ「――さあ来るがいい!」バチバチバチ

エミヤ「(む、雷光が激しくてストライクゾーンがよく見えん…)」

巌窟王「発光し過ぎだニコラ・テスラ! 光量を抑えろッ!」ゴォォォ

アーラシュ「お前さんもちょっと熱くなり過ぎてるけどな。眼の前で放電、背後で放熱。頑健EXの俺だからまだいいもの、他のやつなら逃げ出すレベルだな、ははっ」



エミヤ「(多少視界が霞むが仕方ないか、時間は無駄には出来ない…)構えてくれ、アーラシュ」

アーラシュ「ん? ああ、わかった」


ロマン『さあマウンド上のエミヤ、注目の初球は何を投げるのか?』


エミヤ「――ふっ!」


テスラ「ふははははは! ――捉えた!」カキーン

エミヤ「ッ!」


ロマン『内閣低めのストレートをニコラ・テスラ打った―! 打球は鋭く三塁頭上を越えてレフト方向へ落ちるツーベースヒット!』

ダ・ヴィンチ『レフト線のラインギリギリに打ち返してるね、いやはや器用なもんだ』


テスラ「ははははははははは! 我が雷霆、どうやら少々眩しすぎたようだな!」

エミヤ「(出鼻を挫かれたか…、出来れば初手は抑えておきたかったが、星の開拓者相手では厳しい勝負だったか)」


金時「ノーアウトランナー2塁。こいつはゴールデンタイム到来ってやつか! 登場早々ぶっ飛ばされんじゃねェぜ?」


ロマン『さあ続くは4番、坂田金時ことミスター・ゴールデンだ! 登板早々ピンチ襲来! どう切り抜けるのか!?』

ダ・ヴィンチ『ここで打たれるようであれば、流れはほぼ持ってかれるね。逆に抑えれば引き寄せられるけど。さぁて、どうなるのかな~』



直下判定 エミヤ VS 坂田金時

偶数ならエミヤの勝ち
奇数なら坂田金時の勝ち

エミヤ「ハァッ!」

金時「ウォォォォォ――ゴールデンッ!」カキーン

エミヤ「大根切り打法だとッ!?」


ロマン『叩きつけるように振り下ろされたスイングで、ボールは地面で跳ね返り遥か上空へ!』

ダ・ヴィンチ『さっきはスカサハに特大のホームランをキャッチされてアウトになったからね。でもこれなら一度地面に触れているからアウトにならない!』


アストルフォ「バーサーカーすっごーい!?」

マシュ「垂直に振り下ろした分ボールは内野上空で留まっていますが、それでも滞空時間が長すぎます!」

カルナ「オレが取りにいこう。このままでは奴自身も帰還してしまう」


ロマン『カルナ、魔力放出により炎の翼を顕現! 天高く昇った白球を追いかける!』

金時「――チッ、カルナの旦那、飛行も出来たのか」


ダ・ヴィンチ『坂田金時はそれを見て2塁でストップ。だけど彼が2塁にいるってことは」


テスラ「ふはははははははははははは!我が雷霆とミスター・ゴールデンの交流コンビは至高である!!!!」バチバチバチ


巌窟王「ホーム――だから発光し過ぎだニコラ・テスラ!」


ロマン『ニコラ・テスラホームイン! これで3点目! 藤丸君チーム、手痛い失点だ!』


キャスギル「どうしたどうした元祖贋作者、家事の手伝いにかまけて本業を疎かにするからこうなるのだぞ?」

エミヤ「むぅ…」


直下判定 エミヤ VS ギルガメッシュ(キャスター)

偶数ならエミヤの勝ち
奇数ならギルガメッシュ(キャスター)の勝ち

イリヤ「お兄ちゃ――じゃなかった、エミヤさーん! がんばれー!」

エミヤ「イリヤスフィール…。やれやれ、いつまでも不甲斐ない格好を見せているわけにはいかないな」


ダ・ヴィンチ『さぁて、流れは依然として立香ちゃんチームだ。この勢いはちょっとやそっとじゃ変えられないかな?』


エミヤ「私がここカルデアに来て以降、本業を疎かにしていたことは認めよう。だが英雄王、その言葉、そっくりそのままお返ししようじゃないか」

キャスギル「はっ、ぬかせ贋作者。その大言壮語、我が『勝利すべき黄金の棍棒(エクスカリバット)』で粉微塵にしてくれるわ!」


エミヤ「ハァァァッ!」

キャスギル「フハハハハハッ!――この程度、打ち返せずして何が王か!」カキーン

エミヤ「ッ!」

キャスギル「ウルクのキングはここに在り! ふははははは!」

ダ・ヴィンチ『ギルガメッシュ打った―! 打球はライト線へ伸びていくぞー!』

藤丸「イリヤちゃんッ!」

イリヤ「(最初の失点はわたしが打球の処理にもたついちゃったからだ…。だからもう同じミスは繰り返さない――!)」タッタッタッ


イリヤ「やぁぁぁぁぁっ!」バシッ


ロマン『地面に落ちると思われた打球をイリヤちゃんがダイビングキャッチ! ファインプレーだ!!』

キャスギル「なッ…おのれ小娘ー!?」


藤丸「――っ! マシュ、二塁カバー! 急いで!」

マシュ「は、はいっ! 了解です先輩!」


金時「おいおいマジでか、やるじゃねぇかお嬢ちゃん」

ロマン『捕球を確認して飛び出していた坂田金時、三塁手前で二塁に反転!』

ダ・ヴィンチ『ははっ、全体をよく見てるなぁ藤丸くん。マシュを二塁に向かわせたのはその為か』

ロマン『?』


金時「まさかあのお嬢ちゃんにあんなゴールデンガッツがあったとはなぁ」タッタッタッ


スカサハ「よくやった小娘。あとは儂に任せろ」


イリヤ「スカサハさん!」


金時「ッ!? ヤッベ!」


スカサハ「――ゆくぞマシュ。魔力防御、怠るでないぞ」

マシュ「は、はい!」


スカサハ「――――シッ!」


ロマン『イリヤちゃんからボールを受け取ったスカサハが二塁へオルタナビーム! 藤丸君がマシュに二塁へ向かうように指示したのはその為だったのか!』

ダ・ヴィンチ『アストルフォじゃあの送球は止められないからね。いやはや恐るべし影の国の女王、何の変哲もないボールが武器と何ら変わらないんだもの』


マシュ「――――っっっっ!」バシィィィ


金時「オーマイガー!」

巌窟王「ギルガメッシュ、坂田金時、アウトォ!」

藤丸「やった!」

ロマン『ギルガメッシュ王まさかの併殺、ダブルプレー! 見事な連携プレーでランナーリセットだ!』

エミヤ「すまない諸君、助けられた」

ロムルス「助け合いもまた、ローマである。互いに手を取り助け合う事は良い事だ」

茨木童子「力みすぎだ小僧。もう少し肩の力を抜くがよい」

アストルフォ「何はともあれ2アウトだ、しまっていこー!」


ダ・ヴィンチ『マウンド上でメンバーが集まって声の掛け合い。いやぁ、青春だなぁ』

ロマン『その青春適応年齢なのがイリヤちゃんとアストルフォとマシュしかいないけどね…』

ダ・ヴィンチ『まあ一応青春には学生時代から30歳前半までという説もあるようだけれどね。ロマニもギリ青春適応年齢だけど、混ざってくるかい?』

ロマン『ただの人間であるボクが混ざってもなにも出来ないさ。せいぜい監督として見守るのが関の山かな』

ダ・ヴィンチ『ふぅん、そっか』


アルテラ「青春、それは、君が見た光」

エミヤ「文明に興味を抱くのは悪いことではないが、少々影響され過ぎではないかね…」


ロマン『さあランナーがリセットされて、続くは6番アルテラだ!』

ダ・ヴィンチ『「軍神の剣」ではなくバットを握っても違和感あまりないね、形状が似てるからかな』


直下判定 エミヤ VS アルテラ

偶数ならエミヤの勝ち
奇数ならアルテラの勝ち

エミヤ「――ふっ!」

アルテラ「前より遅い――捉えた」カキーン

エミヤ「ぐっ!」


ロマン『涼しい表情でアルテラ打ち返したー! 打球はレフトポール際に伸びていくー!』

ダ・ヴィンチ『筋力Bの茨木童子、筋力Dのエミヤ、まあ球速に差は出るよね。うん、鬼には勝てなかったよ』


茨木童子「今度は力を抜きすぎだ小僧ッ! 球が軽すぎるのではないのか!?」タッタッタッ

ロマン『スタンドまで届きそうな打球を茨木童子が追いかけていく! これは間に合うのかー!?』


茨木童子「(ぐぬぬ…わずかに間に合わんか! かくなる上は)――でぇい!」ブンッ――バンッ

ロマン『茨木童子、グラブを投げてボールに当てたぞ!? スタンドに入るか微妙な打球だったが、グラブを当てた結果ボールはグラウンド内へ落下!』


茨木童子「くはははっ! 外野を超えなければ良いのだ!」


ロマン『……あれ? でもこれってアリなの?』

ダ・ヴィンチ『グラブや帽子など、野手が本来つけている場所から離して故意にフェアボールに当てた場合、ランナーには三個の塁が与えられるんだよねぇ』

ロマン『つまり、アルテラの打撃結果はスリーベースヒット?』

ダ・ヴィンチ「最低でもスリーベースヒットは確定してるね。ただまだボールインプレー中だから、アルテラはアウトになる覚悟があるなら本塁に進んでも問題はないのさ』

ロマン『ふむふむ』

ダ・ヴィンチ『まあ実際の野球のルールに則る必要はあんまりないし、そもそも宝具使用可能な野球の時点で大前提がおかしいからね。今回のところはとりあえず、スリーベースヒットでいいんじゃないかな?』


アルテラ「なんだかよくわからないが、まあそれでも私は構わない」

茨木童子「むぅ、要約するに吾の『羅生門大怨起』であれば問題はなかったわけか?』


ダ・ヴィンチ『まあ実際のルールは【道具が本来付けている場所から離して】だから、グラブがついた腕をふっ飛ばして叩き落とすのであればアリだったのかな?』

ロマン『ルール的にはセーフでも絵面的にはアウトだよねそれ…』


巌窟王「ふむ、とりあえず今の打撃結果はスリーベースヒットとする! アルテラは三塁へ進め! あと茨木童子はグラブを付け直せ!」


クロ「英霊同士の野球大会、まあ色々と前例がないわけだからこういったケースも出てくるわよね…」

クロ「ま、それはそれとして。――エミヤさん、胸を借りるつもりで挑ませてもらうわね♪」


直下判定 エミヤ VS クロエ・フォン・アインツベルン
偶数ならエミヤの勝ち
奇数ならクロの勝

ロマン『珍プレーが飛び出したけど、とりあえず2アウトランナー3塁で試合再開だ!』

ダ・ヴィンチ『一打出ればさらに追加点のこの場面で、バッターはエミヤの妹分みたいな存在のクロエちゃん』

ダ・ヴィンチ『(けど勝敗は既に見えてるかなぁ、同じ力を持つ者同士なら、先手を取れる方が有利なんだよねぇ)』


エミヤ「クロエ嬢、気合が入っているところ申し訳ないが、私もこれ以上点をやるつもりはないのでね。悪いが手加減はなしだ」

クロエ「結構よ。生憎わたしはイリヤと違ってデキる子だから、元よりそんなの必要ないわ」

エミヤ「そうか。――なら遠慮なく投げさせてもらうとしよう」ビシュッ

クロ「――っ!」カキンッ

ロマン『内角高めの直球をクロエちゃん引っ掛けたー! 打球は力なくマウンドの頭上へ!』

クロ「流石はオリジナル、そりゃあ苦手なコースもバレちゃってるわよね。わたしはエミヤさんの写し身みたいな存在だものね…」

エミヤ「そうだな。それにそう何度も己自身と戦って負けるわけにはいかないのでね」パシッ


巌窟王「クロエ・フォン・アインツベルン、アウトッ! 3アウトチェンジ! 攻守交代だ!」


3回表終了 立香チーム 3-0 藤丸チーム


アストルフォ「よーし! 次はボクの出番だね! 逆転するぞー!」

金時「んじゃまあこの回もサクッと締めちまうかね。――構えな切り込み隊長! ゴールデンに散らせてやるぜ!」



直下判定 坂田金時 VS アストルフォ

偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならアストルフォの勝ち

ロマン『さあ3回裏、藤丸君チームは1番アストルフォからの攻撃だ!』

ダ・ヴィンチ『先頭打者が口火を切れるか切れないか、結構重要だよねぇ。そろそろ1点返しておきたいし、ここは是が非でも出塁したい』


金時「――オラァ!」

アストルフォ「ふっふーん!――強打だけが野球じゃないんだよ!」コンッ

金時「ンなッ!?」


ロマン『アストルフォいきなりセーフティバントだ!? 打球は絶妙に三塁ライン際に転がるぞ!』


キャスギル「くっ…猪口才な!」ダダダダッ


ダ・ヴィンチ『ギルガメッシュ王、打球処理の為に全速前進DA!ボールがライン切れるか切れないかギリギリに転がるあたり、流石幸運の持ち主だね』


アストルフォ「本当の聖杯戦争ならどう逆立ちしたって英雄王に勝てっこないけど、この野球でならボクでも勝てる! 今のステータス的にはボクの方が敏捷も幸運も高いからネ!」

ロマン「快足飛ばして1塁ベースを踏み抜いたー! アストルフォ、セーフティバント成功!」


アストルフォ「イエーイ! マスター見てた―!?」

藤丸「すごいぞアストルフォ!」

アストルフォ「えっへん! もっと褒めてもいいんだよ!」


金時「完全に無警戒だったぜ…。そうだよな、勝負は力勝負だけじゃねぇもんな」


ロムルス「筋力、智力、魔力、権力――力とは事細かに分類可能なモノ。生命の数だけ力は存在し、やがてその力は集い、やがて栄華極まるローマの礎となるであろう!」



直下判定 坂田金時 VS ロムルス
偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならロムルスの勝ち

ダ・ヴィンチ『さあ続くは2番神祖ロムルス。前の打席では華麗なセンター返しを打ってみせたけど続くことが出来るかな?』


金時「リベンジマッチだ! 全力全開で行くぜぇぇェェェ! ――――ゴールデンッ!!」


ロムルス「その荒々しい鬼神の如き力は認めよう。――だが我がローマは不滅なり!」カキーン


金時「グッ!?」


ロマン『神祖ロムルス続いた―! ピッチャー横を抜けて打球は二遊間を真っ』


アタランテ「――――甘い!」バシッ


ロマン『真っ二つになる前にアタランテの果敢な飛び込みー!』

ダ・ヴィンチ『ロマニが叫ぶライナー性の打球はアウトになる法則! アタランテ、ダイビングキャッチのファインプレー!』


アストルフォ「あわわ! 戻らないと!」

アタランテ「むぅ、素早い。これでは射抜けないか」


ロマン『そして飛び込んだ流れそのままに空中で身を捻ってファーストに送球しようとする超技量。やっぱり英霊って凄いなぁ」


ロムルス「敵ながら見事だ、純血の狩人よ」


巌窟王「神祖ロムルス、アウト!」



スカサハ「ふむ、なかなかどうして硬い守備だな。反撃がまた遠のくな」


直下判定 坂田金時 VS スカサハ
偶数なら坂田金時の勝ち
奇数ならスカサハの勝ち

金時「ゴールデンな守り、ナイスだったぜ! オレも負けてられねぇなァ!」

スカサハ「鉄壁の牙城、そろそろ穿たねばな」


ロマン『さあクリーンナップにまわって3番スカサハ』

ダ・ヴィンチ『いやぁしっかし得点に結びつかないねぇ。立香ちゃんチームの布陣が強すぎるかな?』


金時「――ウォォォォ! ゴォォォルデンッ!!」

スカサハ「――雄叫びで儂を気圧そうなど百年早い!」カキーン

金時「チィ!」


ロマン『スカサハ一閃! 打球は前の打席と同じようにファースト頭上を抜け』


アルテラ「――二度も同じ手は通用しない」バシッ


ダ・ヴィンチ『ロマニ懇親のフラグへし折りカットイン! アルテラがジャンピングキャッチ!』


アストルフォ「うわー!? 連続で捕られるなんて聞いてないんだけど!?」


アルテラ「そもそも言っていないからな」


ロマン『ボクもう叫ばない方がいいかな、いやまあ叫んじゃうんだろうけどね? アルテラがそのまま1塁ベースを踏んで飛び出してたアストルフォもアウトだ!』


スカサハ「ぬかったわ…」


巌窟王「スカサハ、アストルフォ、アウト! 3アウトによりゲームセットだッ!」


藤丸「うーん、なかなか点が取れな――ん? 巌窟王、いまなんて?」


巌窟王「ゲームセット、と俺は言ったが?」

藤丸「あれこの試合3回までしかないの!?」

巌窟王「なんだ、魔術師から何も聞いていなかったのか」

藤丸「ちょっとダ・ヴィンチちゃんどういうこと!?」

ダ・ヴィンチ『あ、ごめんごめん、説明してなかったね。この試合は3回までしかないよ」

藤丸「えええええええええ!?」

ロマン『天才は人に求められないと説明しないからなぁ…。まぁ説明してもなかなか理解できないことが多いんだけど』

ダ・ヴィンチ『じゃじゃーん! いま明かされる衝撃の事実~! ぶっちゃけ9回とか長いしなんというか飽きて来ちゃったぜ☆』

ロマン『うーんこの飽き性』

藤丸「これだから天才ってやつは!!」


ダ・ヴィンチ『藤丸君の戦いはここでおわってしまった! コンティニューしますか? →いいえ ってなわけでシュミレータ終了~!』




――――――野球シュミレータを終了します――――――



ダ・ヴィンチ『気が向いたらまた再開しよう! それでは諸君――ciao!』


~終劇~

ぐだぐだですいません
モチベが保てなくなってしまったので終わりです
HTML化依頼出してきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました
それでは

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