光彦「一体何なんですかこれは……」
光彦「どうやら僕は狭くて暗い箱のようなものに閉じ込められているみたいです」
光彦「どうしてこんなことに……」
┏━┓
┃○┃
┃大┃
┗━┛
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489874764
光彦「誰か!誰かいませんか!」
光彦「いるなら返事をしてください!」
バンバン! バンバン!
┏━┓
┃○┃
┃片┃
┗━┛
――――――――――
>>3
1阿笠
2コナン
3誰の返事もない
2
コナン「おい光彦」
光彦「そ、その声は……コナンくん!」
┏━┓
┃○┃
┃大┃ ○
┗━┛ 大
光彦「コナンくんがいてくれて助かりました!」
光彦「今すぐここから出してください!お願いします!」
光彦「さあ早く!」
コナン「すまねえな、それは無理な話だ」
光彦「は?どうしてですか!?」
┏━┓
┃○┃
┃大┃ ○
┗━┛ 大
光彦「ふざけてる場合じゃないんですよ!」
光彦「僕らは友達じゃないですか!薄情ですよコナンくん!」
コナン「ああ、確かにオメーは友達だ」
コナン「だがな……」
┏━┓
┃○┃
┃大┃ ○
┗━┛ 大
――――――――――
1鍵がない
2コナンも箱の中にいる
2
コナン「俺も狭い箱の中に閉じ込められてるんだ」
光彦「ええっ!?」
コナン「どうやら俺とお前は同じ状況らしい」
光彦「そ、そうだったんですか……」
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┃大┃
┗━┛ ┗━┛
光彦「……すみませんでした、さっきは罵ったりして」
コナン「いや、そんなことよりもまずこの状況を何とかしないと」
コナン「二人で力を合わせれば脱出できるかもしれねえ」
光彦「ありがとうございます」
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┃大┃
┗━┛ ┗━┛
コナン「しかしどうして俺たちは箱に閉じ込められているのか」
コナン「ここはどこなのか、箱の外はどんな場所なのか」
コナン「まだ何もわかってねえ。これじゃ脱出の手がかりがない」
光彦「今からどうしましょうか?」
コナン「よし、そうだな……」
コナン「>>11」
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┃大┃
┗━┛ ┗━┛
そういえば探偵バッジはどうした?
コナン「そういえば探偵バッジはどうした?」
コナン「探偵バッジがあれば外部と連絡が取れる!」
コナン「それにライトで箱の中を照らすこともできるぜ!」
光彦「なるほど!さすがコナンくんです!」
光彦「えーっと、僕の探偵バッジは……」ガサガサ
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┃大┃
┗━┛ ┗━┛
――――――――――
1ある
2なし
>>14コナン
1ある
2なし
1
2
光彦「あ、ありました!」
コナン「そうか……よかったな」
光彦「え、もしかしてコナンくんの方は?」
コナン「ああ、探してみたけど俺の探偵バッジはここにないみたいだ」
コナン「箱に入れられるときに落としたか、あるいは犯人に奪われたか……」
光彦「ええっ!?」
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┃大┃
┗━┛ ┗━┛
コナン「まあそう悲観することもない」
コナン「探偵バッジは一つあれば十分」
コナン「光彦、オメーは今から俺の指示する通りにやってくれ」
光彦「はい」
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┃大┃
┗━┛ ┗━┛
コナン「よし、まずは――」
光彦「はい。何をすればいいんですか?」
コナン「静かにっ……!誰かこっちに来るっ……!」
光彦「ええっ!?」
カツカツカツカツ
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃ ○
┃大┃ ┃大┃ ┼
┗━┛ ┗━┛ 人Ξ
――――――――――
1阿笠博士
2喋らない
1
阿笠「わしじゃよ」
光彦「そ、その声は博士!」
阿笠「光彦くん、コナンくん、お勤めご苦労」
光彦「博士、何なんですかこれは!早くここから出してください!」
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃ ○
┃大┃ ┃大┃ ┼
┗━┛ ┗━┛ 人
阿笠「二人とも箱に入る前の記憶が無いようじゃのう」
阿笠「これは実験なんじゃよ 」
コナン「バーロー、ふざけやがって!」
コナン「早く出せってんだ!」
バンバン! バンバン!
┏━┓ ┏━┓
┃○┃ ┃○┃ ○
┃大┃ ┃片┃ ┼
┗━┛ ┗━┛ 人
阿笠「ほっほっほっ、中でいくら暴れても無駄無駄」
阿笠「そんなことしても自分が苦しむだけじゃ」
コナン「――うわっ!」グラッ
バターン
阿笠「ほーら、言わんこっちゃない」
光彦「だ、大丈夫ですか!?コナンくん!?」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓ ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┼
┗━┛ ┗━━┛ 人
コナン「大丈夫だ光彦。ちょっと箱を倒しちまっただけ」
光彦「そうですか……よかった」
阿笠「さて、二人とも。今からゲームを始めようではないか」
コナン「ゲームだと!?」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓ ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┼
┗━┛ ┗━━┛ 人
阿笠「ルールは極めて単純。この箱から脱出できれば君たちの勝利じゃ」
阿笠「この箱が棺桶にならないことを祈るよ」
阿笠「ではさよなら」
コナン「おいこら!博士待て!」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓ ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┼
┗━┛ ┗━━┛ Ξ人
阿笠「あ、そうそう言い忘れておった」
阿笠「ここは>>28じゃよ」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓ ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┼
┗━┛ ┗━━┛ 人
富士山の火口
コナン「――なんだって!?」
光彦「富士山の火口って、そんなあ!」
阿笠「さらばじゃ」
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
光彦「な、何ですかこの音は……?」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓ ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┼
┗━┛ ┗━━┛ 人
コナン「この音は……ヘリコプターだ!」
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
阿笠「よーし、こっちじゃこっち」
├┤
├┤
├┤
ιι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓ ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┼
┗━┛ ┗━━┛ 人
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
阿笠「よーしよしよし」
阿笠「では、さらばじゃ!二人の健闘を祈る!」
コナン「自分はヘリで安全に下山する気か」
コナン「くそっ!ふざけやがって!」
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
┏━┓ ├┤
┃○┃ ┏━━┓ ιι ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┼
┗━┛ ┗━━┛ 人
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
阿笠「あ、待てこら!」
阿笠「ええい!ヘリの操縦が安定しとらんぞ!」
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
┏━┓ ιι
┃○┃ ┏━━┓ ○
┃大┃ ┃≫○┃ ┨
┗━┛ ┗━━┛ 人Ξ
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
阿笠「下手糞め!誰じゃ操縦しとるのは!」
阿笠「もっと下に降ろせ!」
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
ιι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓ \○|
┃大┃ ┃≫○┃ │
┗━┛ ┗━━┛ 人
――――――――――
1コナン救出
2光彦救出
3博士死亡
3
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
阿笠「しめたっ!」
阿笠「今じゃ!」タタタタタ
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
┏━┓ ├┤
┃○┃ ┏━━┓ ○├┤
┃大┃ ┃≫○┃ ┠├┤
┗━┛ ┗━━┛ ΞΞΞΞ人ιι
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
阿笠「あーーーーーーーーーーっ!!!!!」
ヒューーーーーン
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
┏━┓ ├┤
┃○┃ ┏━━┓ ├┤
┃大┃ ┃≫○┃ ιι
┗━┛ ┗━━┛
──────────────────┐
│
│
│ V
│ ┼
│ ○
│
│
バタバタバタバタ
光彦「何がどうなったんですか!?」
コナン「おそらく博士はヘリの搭乗に失敗して火口に転落したんだ」
光彦「ええっ!?」
├┤
├┤
├┤
├┤
├┤
ιι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
光彦「じゃあ博士は……!?」
コナン「ああ、死んじまっただろうな」
光彦「そ、そんな……」
バタバタバタ……
コナン「畜生、ヘリの音が遠のいていく……」
├┤
├┤
ιι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
光彦「これから僕たちはどうすれば……」
コナン「今俺たちにあるのはここが富士山の火口という情報と」
コナン「光彦、オメーの持っているたった1個の探偵バッジだけだ」
コナン「とりあえずそいつで箱の中を照らしてみろ」
光彦「は、はい!」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
光彦「照らします」ピカッ
コナン「どうだ?何かわかったか?」
光彦「えーっと、そうですねえ……」
光彦「>>49」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
蛆が這っていた
光彦「うわっ、ウジ虫です!ウジ虫が這ってます!」
光彦「うわああああああああああああああああああああ」
コナン「落ち着け!落ち着くんだ光彦!」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃方┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
コナン「相手は虫けらだ!落ち着け!」
光彦「は、はい……な、なんとか……」
コナン「だが危険だ。次第に蝕まれていくぞ」
光彦「そんなあ……」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
ザザザー
光彦「ああっ!」
コナン「ど、どうした!?何かあったか!?」
光彦「探偵バッジの無線に誰かから通信が!」
光彦「電波は安定せてませんが聞こえます!聞こえますよ!」
コナン「これはチャンスだ光彦!耳をこらせ!」
光彦「はいっ!」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
3
ザザザー
阿笠「こ……す……」
阿笠「こ……す……」
光彦「え?な、何ですか?」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
ザザザー
阿笠「殺す……わしを殺そうとした罰じゃ……」
阿笠「今からお前を殺しに行く……」
光彦「うわああああああああああああああああああああ!?」
コナン「どうした光彦!?」
光彦「コナンくん!博士は生きてたんです!」
光彦「僕たちに復讐しにこっちへ向かって来ています!」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃片┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
コナン「そうか博士は俺の探偵バッジを持っていたんだ」
光彦「そんな冷静に分析してる場合じゃありません!」
光彦「僕たちはもう終わりです!」
ザザザー
光彦「ああっ!博士です!また通信が!」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
ザザザー
元太「おい助けてくれ!コナン!光彦!」
光彦「ええっ!?元太くん!?」
光彦「どうして元太くんが!?」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
元太「実は俺、うな重をおごってもらって博士に協力してたんだ」
光彦「は?言ってる意味がよくわかりません?どういうことですか!?」
元太「お前たちを箱に閉じ込めたり、富士山の火口に運ぶのを手伝ったんだ」
光彦「そうだったんですか。僕たちは少年探偵団の仲間なのに!見損ないましたよ元太くん!」
元太「すまねえ。本当にすまねえ。こんなことになるとは知らなかったんだ」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
元太「そして俺にはヘリコプターを操縦して博士を下山させる役割もあったんだ」
元太「でもヘリの操縦に不慣れなせいで失敗しちまった」
コナン「そうか!博士は元太の持っている探偵バッジに向けてメッセージを残したんだ!」
光彦「あ!なるほど!」
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
元太「今からお前たちを救出する!だから一緒に博士と戦ってくれ!」
光彦「やった!これで僕たちは助かりますね!」
元太「今そっちに向かってるからな」
光彦「は、はい!」
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
コナン「ヘリだ!ヘリが来たぞ!」
§
§
§
ι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
元太「一度に二人は無理だ。まずはどっちか一人を救出する」
光彦「どうしましょうコナンくん?」
光彦「どっちか先に救出されますか?」
コナン「そうだな。じゃあ>>64」
§
§
§
§
§
ι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
――――――――――
2光彦
2
コナン「光彦、お前からだ」
光彦「え?いいんですか?コナンくんは探偵バッジを持ってないんですよ?」
光彦「元太くんと連絡を取れませんが?」
コナン「俺は大丈夫だ。元太にまず倒れてない方の箱を救出しろと伝えてくれ」
光彦「わかりました。ありがとうございます!」
§
§
§
§
§
ι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
光彦(コナンくんはああ言ってますが……)
光彦(本当にコナンくんを残して僕が先に救出されてもいいんでしょうか……)
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
元太「おい光彦!今ちょうど真上に来たぞ!」
元太「どっちから救出すればいい?」
光彦「そうですね……じゃあ>>69でお願いします」
§
§
§
§
§
ι
┏━┓
┃○┃ ┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
――――――――――
2倒れてない方
倒れてる方
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
光彦「倒れてる方から救出してください」
元太「よし、了解したぜ!」
§
§
§
§
§
§
┏━┓ §
┃○┃ ι┏━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
元太「よし!引っかけたぜ!」カチャッ
§
§
§
§
§
§
┏━┓ §
┃○┃ ι━━┓
┃大┃ ┃≫○┃
┗━┛ ┗━━┛
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
ガタッ
コナン「おい!光彦てめえ!」
光彦「感謝なんて良いんですよ、コナンくん」
光彦「この場合バッジを持ってない方が先に救助されるのが正しい判断なんです」
コナン「違う!天地が逆になってる!これじゃ宙吊りだ!」
光彦「ええっ!?」
§
§
§
§
§
┏┷┓
┏━┓ ┃∨┃
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┗━┛
┗━┛
コナン「苦しい……あ……頭に血が上る……」
光彦「元太くん!逆です!コナンくんが逆さまになってます!」
光彦「やり直してください!」
元太「む、無理だ!博士が火口から這い上がって来た!」
光彦「ええっ!?」
阿笠「ふん!お前たちの通信はこっちの探偵バッジに筒抜けじゃぞ!」
元太「すまねえ光彦!俺はもうこのまま逃げるぜ!」
光彦「ちょ、ちょっと!待ってくださいよ!元太くん!元太くん!」
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
§
§
§
§
§
┏┷┓
┏━┓ ┃∨┃
┃○┃ ┃○┃
┃大┃ ┗━┛
┗━┛
──────────────────┐○
├┨
├┘
│
コナン「くっ……苦しい……」
光彦「助けてください!僕を置いて行かないでください!」
元太「うわああああああああああ」
阿笠「くそっ!逃げられてたまるか!」
バタバタバタバタ バタバタバタバタ
§
§
§
┏┷┓
┃∨┃
┃○┃
┏━┓ ┗━┛
┃○┃ \○|
┃片┃ │
┗━┛ 人
──────────────────┐
│
│
│
バタバタバタバタ……
阿笠「ちっ、逃げられたか」
光彦「博士と一緒に残されてしまいました……」
光彦「今度こそ本当に終わりです……」
§
┏┷┓
┃∨┃
┃○┃
┗━┛
┏━┓
┃○┃ ○
┃大┃ ┠
┗━┛ 人
──────────────────┐
│
│
│
阿笠「おお、光彦くんが残っとるじゃないか」
光彦「は、博士……僕をどうするつもりですか……」
阿笠「まあまあ、そう慌てるな。わしは君に恨みはない」
阿笠「実はここに箱の鍵があるんじゃがの」
光彦「ええっ!?本当ですか!?」
┏━┓
┃○┃ ○
┃大┃ ┼
┗━┛ 人
――――――――――
1開ける
2開けない
開ける
光彦「お願いします!外に出してください!」
阿笠「わしの手下になるなら出してやってもいいぞ」
阿笠「今からあの二人を探しに行く。共犯にならないなら君をここに置いていくことになるなあ」
光彦「わ、わかりました……博士の仲間になります」
阿笠「よかろう」ガチャッ
┏━┓
┃○│ ○
┃大│ ┼
┗━┛ 人
光彦「ああっ!やっと外に出れました!」
光彦「空気がおいしいです」
阿笠「当然じゃ。山の空気を舐めるな」
┏━┓
┃ │ ○
┃ │○ ┼
┗━┛方 人
阿笠「さーて、これからどうしようか。まずは下山せねば」
光彦「ちょっと待ってください博士。箱をここに置いておくのは何かとまずいのでは?」
光彦「博士の監禁の証拠にもなってしますよ」
阿笠「おお!目の付け所がいいな光彦くん!」
光彦(僕を閉じ込めた博士のことは信用できませんが……)
光彦(今は博士に取り入って機嫌を取ったほうがいいみたいですね……)
阿笠「よし、箱は>>86しよう」
┏━┓
┃ ┃ ○
┃ ┃ ○ ┼
┗━┛ 大 人
――――――――――
2火口に捨てる
3持って行く
2
阿笠「箱は火口に捨ててしまおう」
阿笠「光彦くんはそっちを持ってくれ」
光彦「はい、わかりました」
阿笠「……よいしょっと」
○┏━━┓
┠┨ ┠○
人┗━━┛入
──────────────────┐
│
│
│
阿笠「よし、火口まであともう少しじゃ」
阿笠「頑張れ光彦くん」
光彦「は、はい」
○┏━━┓
┠┨ ┠○
Ξ人┗━━┛入
──────────────────┐
│
│
│
光彦「うわっ、ここ結構高いですよ」
阿笠「当たり前じゃ。富士の標高を舐めるな」
光彦「こんなところよく登ってこれましたね、博士」
阿笠「よし、箱を下に落とすぞ」
光彦「了解です」
阿笠「……せーのっ!」
○┏━━┓
┠┨ ┠○
人┗━━┛入
──────────────────┐
│
│
│
――――――――――
ゾロ目 光彦転落
44 二人転落
あ
阿笠「……」
光彦「……」
○
┼ ○
人 大
──────────────────┐
│
│
│ ┏━┓
│ ┃ ┃
│ ┃ ┃
│ ┗━┛
│
阿笠「……」
光彦「……」
○
┼ ○
人 大
──────────────────┐
│
│
│
│
│
│ ┏━┓
│ ┃ ┃
ガシャーーーーーン!!!!
阿笠「……」
光彦「……」
○
┼ ○
人 大
──────────────────┐
│
│
│
│
│
│
│
阿笠「……よし、これで証拠隠滅じゃ」
阿笠「これから元太くんたちに復讐する。山を下りるぞ」
光彦「ええ、急ぎましょう!」
タタタタタ
○
┼ ○
人Ξ 大Ξ
元太「ここまで逃げればもう大丈夫だ」
コナン「うっ……まだ頭が……」
元太「悪かったコナン」
コナン「いや、あそこから助けてもらっただけでオメーには感謝してんだ」
コナン「だが俺はまだ箱の中、どうにかしねえとな。光彦も心配だ」
┏━┓
┃○┃
○ ┃大┃
大 ┗━┛
>>102
訂正
元太「ここまで逃げればもう大丈夫だ」
コナン「うっ……まだ頭が……」
元太「悪かったコナン」
コナン「いや、あそこから助けてもらっただけでオメーには感謝してんだ」
コナン「だが俺はまだ箱の中、どうにかしねえとな。光彦も心配だ」
┏━┓
┃○┃
○ ┃大┃
大 ┗━┛
元太「鍵なら確か博士が持ってたはず」
コナン「そうか。鍵を使わずに開ける方法があればいいんだが……」
コナン「おい元太。ところでここはどこなんだ?」
元太「ああ、ここは>>106だ」
┏━┓
┃○┃
○ ┃大┃
大 ┗━┛
――――――――――
2小学校
3工場
2
元太「ここは帝丹小学校だ。屋上にヘリを停めた」
元太「もう夜で学校には誰もいないみたいだし、身を隠すならここだと思ってな」
コナン「……学校なら色々と道具があるはず。箱をこじ開けられるかもしれねえ」
コナン「元太、とりあえず俺を運べるような台車を探してこい」
元太「おう」タタタタタ
>>109
訂正
元太「ここは帝丹小学校だ。屋上にヘリを停めた」
元太「もう夜で学校には誰もいないみたいだし、身を隠すならここだと思ってな」
コナン「……学校なら色々と道具があるはず。箱をこじ開けられるかもしれねえ」
コナン「元太、とりあえず俺を運べるような台車を探してこい」
元太「おう」タタタタタ
┏━┓
┃○┃
┃大┃ ○
┗━┛ Ξ大
元太「台車か……学校のどこにあるんだろう」
元太「まずは>>113でも行ってみるか」
○
Ξ大
体育館
元太「体育館に行ってみよう」
元太「帝丹小学校は3階建てで、コナンを置いてきたのが校舎の屋上」
元太「俺が今いるのは3F東だ」
元太「体育館は別の建物だから一回校庭に出ないといけないな」
元太「とりあえず>>116を使って1Fに降りよう」
┏┓
┏┯━━━━━┯┯━━━━━━┿┫
┠┤ ││ ├┨
┠┤ ││ ├┨
┣┿━━━━━┿┿━━━━━━┿┫
┠┤ ││ ├┨
┠┤ ││ ├┨
┣┿━━━━━┿┿━━━━━━┿┫
┠┤ ││ ├┨
┠┤ ││ ├┨
┗┷━━━━━┷┷━━━━━━┷┛
1東階段
2西階段
3中央エレベーター
2
―1F西―
元太「1Fに降りて来たぜ」
元太「生徒がよく利用する大きな昇降口は中央にあるが、東西にもそれぞれ小さな昇降口がある」
┌─┬───┐
└┐└┬──┴┐
└┐└┬──┴┐
└┐└┬──┴┐ ┏━━┳━━┓
└┐└┬──┴┐ ┃ ┃ ┃
└┐└┬──┴┐ ┃ ┃ ┃
└┐└┬──┴┐ ┃ ◇┃◇ ┃
└┐└┬──┴┐○ ┃ ┃ ┃
└─┴───┘大 ┗━━┻━━┛
元太「体育館は校舎の西側に位置している」
元太「急ごう」ガチャッ
┌─┬───┐
└┐└┬──┴┐
└┐└┬──┴┐
└┐└┬──┴┐ ┏━┯┳━━┓
└┐└┬──┴┐ ┃ ┃ ┃
└┐└┬──┴┐ ┃ ┃ ┃
└┐└┬──┴┐ ┃ ○┃◇ ┃
└┐└┬──┴┐ ┃/大┃ ┃
└─┴───┘ ┗彡━┻━━┛
―体育館―
元太「体育館倉庫なら台車に使えそうな物があるはずだが……」
元太「おっ!あったあった!」
元太「よし、>>120のを持って行こう!」
┓ ┏ ┏┓ ┏┓ ┏┓
┃○○○┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃
┃○○○┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃
┃○○○┃ ┏━━┛┃┏━━┛┃┏━━┛┃ ○
┗━━━┛ ┗◎━◎┛┗◎━◎┛┗◎━◎┛ 大
――――――――――
2中
3左
1
元太「これを持って行こう」
ガラガラガラガラガラ
┓ ┏ ┏┓ ┏┓ ┏┓
┃○○○┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃
┃○○○┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃
┃○○○┃ ┏━━┛┃┏━━┛┃ ○┨┗━━┓
┗━━━┛ ┗◎━◎┛┗◎━◎┛ Ξ尺┗◎━◎┛
元太「校舎に戻って来たぜ」
元太「台車を持ったままだと階段の移動が大変だ」
元太「中央エレベーターを使って3Fまで移動し」
元太「その後で屋上にいるコナンを3Fに運んでから箱を台車に乗せよう」
ガラガラガラガラガラ
┌─┬───┐
└┐└┬──┴┐
└┐└┬──┴┐
└┐└┬──┴┐ ┏━━┳━━┓
└┐└┬──┴┐ ┃ ┃ ┃ ┏┓
└┐└┬──┴┐ ┃ ┃ ┃ ┃┃
└┐└┬──┴┐ ┃ ◇┃◇ ┃ ┃┃
└┐└┬──┴┐ ┃ ┃ ┃ ○┨┗━━┓
└─┴───┘ ┗━━┻━━┛ Ξ尺┗◎━◎┛
―3F―
元太「なんとか運べたぜ」
コナン「よくやった元太。台車があれば箱の中だろうと楽に移動できるぜ」
コナン「まあ、誰かに押されないと無理だがな……」
┏━┳┓
┃○┃┃
┃大┃┠○
┏┻━┛┃入
┗◎━◎┛
コナン「次は学校の中を探索だ。何か使えるものを探すぞ」
元太「おう。で、どこに行くんだ?」
コナン「帝丹小学校は基本的に1Fが一二年生、2Fが三四年生、3Fが五六年生の教室だ」
コナン「勿論それぞれの階に色々な特別教室がある」
コナン「まずは>>125に行くぞ!」
元太「任せろ!」
┏━┳┓
┃○┃┃
┃大┃┠○
┏┻━┛┃入三
┗◎━◎┛
――――――――――
図工室
コナン「図工室は3Fの西側」
元太「すぐ近くだな」
ガラガラガラガラ
元太「……着いたぜ!」
元太「よし!鍵もかかってねえ」ガラッ
コナン「図工室なら>>127と>>128があるはずだ。探せ!」
┏━━┳━━┓ ┏━━┳━━┓
┃ ┃ ┃ ┏━┳┓ ┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃ ┃○┃┃ ┃ ┃ ┃
┃ □┃□ ┃ ┃大┃┃ ┃ □┃□ ┃
┃ ┃ ┃ ┏┻━┛┠○ ┃ ┃ ┃
┗━━┻━━┛ ┗◎━◎┛入ΞΞΞ┗━━┻━━┛
電動ノコギリ
ドリル
元太「……電動ノコギリとドリル、どっちも見つかった」
コナン「よし!それを使って箱を破壊するんだ!」
元太「まずは電ノコからいくぜ!」
ウィイイイイイン!!!! ガガガガガガガガ!!!!
┏━┳┓
○┃○┃┃
大┃方┃┃
┏┻━┛┃
┗◎━◎┛
――――――――――
ゾロ目 元太怪我
00 箱破壊成功
光彦スレなのに真面目な進行に草w
元太「ダメだびくともしねえ」
コナン「流石は阿笠博士の発明といったところか」
元太「お次はドリルだ!」
キュイイイイイン!!!! ガガガガガガガガ!!!!
┏━┳┓
○┃○┃┃
大┃方┃┃
┏┻━┛┃
┗◎━◎┛
――――――――――
ゾロ目 元太怪我
00 箱破壊成功
01~50 小さな穴が開く
ほい
元太「ハアハアハア……これだけやって小さな穴が開いただけだぜ……」
元太「コナンが外に出られるまで何時間かかることやら……」
コナン「いいや、よくやった元太。この穴のおかげで俺は延命できそうだ」
コナン「ちょうど喉が渇いてたところ。このわずかな穴からでも十分に水分補給は出来る」
元太「なるほどな」
┓ ┓ ┓
┏━┳┓
┃○┃┃
┃方┃┃
○ ┏┻━┛┃
大 ┗◎━◎┛
コナン「元太、蛇口にホースをつないでこの穴まで届けてくれ」
元太「ホースならすぐ見つかったぜ」
元太「えーっと、蛇口は3つあるな」
元太「>>141のにつなごう」
┓ ┓ ┓
┏━┳┓
┃○┃┃
┃方┃┃
○ ┏┻━┛┃
大@ ┗◎━◎┛
――――――――――
2中
3左
1右
これってハズレあったりするの?
元太「右の一番近い蛇口に付けるぜ」
元太「これでよしと」
元太「ちょっと長さが余ったな。まあいいか」
コナン「元太、ちょっとだけ蛇口をひねってくれ」
元太「おう」キュキュ
┓ ┓ ┓
○│ ┏━┳┓
大│┌─╂○┃┃
││ ┃大┃┃
││┏┻━┛┃
└┘┗◎━◎┛
元太「どうだコナン?」
コナン「何やってんだ元太、全然水来ねえぞ!」
コナン「オメーちゃんと蛇口をひねったのか!」
元太「ちょっと弱すぎたな」
元太「じゃあもうちょっと強めに」キュキュキュキュキュキュキュキュキュ
┓ ┓ ┓
○│ ┏━┳┓
大│┌─╂○┃┃
││ ┃大┃┃
││┏┻━┛┃
└┘┗◎━◎┛
元太「うなっ!」ガシャーン
コナン「バーロー!出し過ぎだ元太!」ビシャアアアアアアアアアア
コナン「これじゃ水浸し!」ビシャアアアアアアアアアア
コナン「早く止めろ!」ビシャアアアアアアアアアア
元太「ダメだコナン!蛇口がぶっ壊れちまった!」
コナン「なんだって!?」ビシャアアアアアアアアアア
┓ ┓ ┓
○│ ┏━┳┓
片│┌─╂○┃┃
││ ┃入┃┃
││┏┻━┛┃
└┘┗◎━◎┛
元太「蛇口のつかむ部分が取れちまって元に戻せねえんだ!ど、どうしよう!?」
コナン「もう蛇口はいい!ホースだ!ホースを外せ!早く!」ビシャアアアアアアアアアア
元太「ホースもダメだ!強くつけすぎて取れやしねえ!」
コナン「うっぷ……どんどん水が溜まってきた……」ビシャアアアアアアアアアア
コナン「このままじゃ溺れる……」ビシャアアアアアアアアアア
┓ ┓ ┓
○│ ┏━┳┓
片│┌─╂○┃┃
││ ┃~┃┃
││┏┻━┛┃
└┘┗◎━◎┛
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません