女神「魔王討伐のために聖器を授けましょう」 (15)

勇者「え?性器?」

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女神「はい、聖器です。これだけがかの魔王を倒せる唯一の手段なのです」

勇者「マジかぁ……そんなそんな物で倒せたんですか……」

女神「そんな物とは失礼ですね……」

勇者「す、すみません」

女神「いいでしょう。では勇者よ、前へ」

勇者「はい」

女神「あなたに私の聖器を授けます。この世界の命運はあなたの手に……」

勇者「え?女神さまのを下さるんですか!?いや、そんな悪いなぁ……」

女神「はい、本来人間界への過度な干渉は避けるべきなのですが……やむを得ませんからね」

勇者「はっ!ありがたき幸せにございます!」

女神「それでは勇者よ、この聖器で以て、魔王を刺し貫き、昇天させるのです!」

勇者「え!?」

女神「どうしたのです?さあ、早く我が前にて跪くのです」

勇者「……跪く……すると、私の顔がちょうど女神さまの腰の辺りに来るわけですね?」

女神「はい、当たり前でしょう。別に這いつくばれと言っているわけではありませんよ」

勇者「……ちなみにお伺いしますが、それはどの様なモノで?」

女神「どの様なとは?」

勇者「……それは太いですか?」

女神「え、ええ。当然太いですね」

勇者「もしかして固い?」

女神「もちろん、どんな時でも折れないほど硬いですよ」

勇者「大きくなったり小さくなったりします?」

女神「よく知っていますね。ええ、大きさも変幻自在ですよ。望むままに大きくできます」

勇者「…………黒い……とかは?」

女神「……ええ、多少は黒いですね。根本の部分など、特に」

勇者「マジかぁ…………」

女神「……先ほどから何なのですか?」

勇者「いえいえ……さすがは女神?さまですね。絶世の美女にしか見えませんよ」

女神「おべっかは結構です。ああ、そのままでは大変でしょうから(鞘で)包んでおきましたよ」

勇者「え?」

女神「はい?」

勇者「包む……もしかして……皮……ですか?」

女神「はい、皮ですね」

勇者「非常に失礼な質問で申し訳ないんですが……女神?さまってもしかして仮性ですか?

女神「……火星(マーズ・軍神の意)?いえ、神聖です」

勇者「真性ですかぁ…………」

女神「……何ですか、その顔は。私は神聖なる者として誇りを持っています!侮辱することは許しませんよ!」

勇者「す、すみません。別に文句があるというわけではありませんです、はい」

女神「それでは……我が聖器を腰に挿してあげましょう」

勇者「いやぁ~~?その~……たいしたことではないのですが……今、ここで、ですか?」

女神「はい、時間が惜しいのです。こうしている間にも、(世界は)大変な事になっていきますから」

勇者「そ、そんなに暴れん棒なのですか?」

女神「はい、(魔王は)そんなに暴れん坊です」

勇者「……じ、実は……その……辞退したいなぁと思いまして……」

女神「怖じ気づいたのですか?」

勇者「いえ、その……実は私、自前のモノを持っていまして……」

女神「そうなのですか?……それはどの程度の物なのですか?」

勇者「えっと……大きさには少しばかり自信があります」

女神「ほう……どのくらいですか?」

勇者「えっと……馬(のブツ)並、でしょうか」

女神「それはなかなかの大きさ(馬の体格)ですね。ですが私のはもっと大きくなりますよ」

勇者「そ、そんなに大きくなるのですか?」

女神「はい、だいたいドラゴン(の全長)くらいにはなります」

勇者「ドラゴン(のブツ)並みですか!!それは凄い」

女神「私の方が大きいようですね」

勇者「いや、凄いですね」

女神「いかがですか?こちらの方が良いと思いますが……」

勇者「い、いえいえ!そんなの……私に刺したら破裂してしまいますよ……」

女神「大丈夫です。貴方が産まれた時から見込んでいたのです。できますよ」

勇者「そんな前から見込んでたんですか?」

女神「当然です。あなたしかいないと確信していましたから」

勇者「ええ…………」

女神「ですがそんなに気負う事はありません。さあ、力を抜いて……」

勇者「…………」

女神「どうしました?」

勇者「す、すみません!!やっぱ俺には無理ですっ」

女神「あぁっ……。勇者……。しかし私には分かっています。あなたは勇者としての運命から逃れられないと……。再びあなたが私の前に立つことを願っていますよ」

勇者「じょ、冗談じゃない!こっちは生きてる間、剣術の稽古稽古で一度も女と寝たこともないっていうのに……。初めてが術後の元男で、しかも掘られる!?」

勇者「しかし……このままだと世界が滅んでしまうのも事実。どうするか……」

勇者「やはり女神?さまの元に……いやいや、絶対裂けて死んでしまう」

勇者「なら答えは一つ…………」

勇者「オナ禁、だ」

勇者「性欲を溜めて溜めて……対抗するしかない!」

側近「大変です、魔王様!」

魔王「なんじゃ、騒がしい」

側近「勇者のヤツが攻めてまいりました!」

魔王「なんじゃと?しかし女神の力は何も……」

側近「ヤツは聖器を持たずに攻め入ってまいりました!」

魔王「聖器なし!?今代の勇者は馬鹿か?それではワシを倒すどころか傷一つつけられんではないか」

側近「それが……」

魔王「どうした?言うてみい」

側近「はっ、その。今回の勇者は今までの勇者とは違い、非常に荒々しく……むしろバーサーカーとでも言った方が正しいかのような暴れっぷりにございまして……」

魔王「なんと!」

側近「ドラゴンなぞ素手で殴り倒してございます」

魔王「ほ、ほう……それほどの使い手ということか。面白い、予が直々に……」

ボガァァン!!

側近「なっ、魔王城の壁がこんなにいとも簡単に……ひでぶ!」

魔王「……貴様が勇者か……なるほど、まるで獣よの」

勇者「オマエ……マオウ……カ?」

魔王「そうだ。予こそ暗黒界最強にして最悪の……」

勇者「ウガァァァァ!!」バリィ

魔王「ななな、なんじゃ!なぜいきなり服を脱ぐのじゃあ!」

勇者「マオウ……セイキ……ヨワイ……」ボロン

魔王「そそ、そんな物を見せつけてーー!フギャーー!寄るな!よるにゃぁぁぁ!!」

勇者「……オカス!!」

魔王「うにゃぁぁぁぁぁ♥♥♥」

そしてのじゃロリ魔王はコマされ、勇者の言いなりに。世界は平和になりましたとさ

以上、読んで下さりありがとうございました
ゾーマの様な魔王もいいですが、やはりのじゃロリまおうが可愛くて好きです
それでは皆様も良き幼女ライフを~

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