エシュター、ちょっと聞いてくれないか?壮大な夢を見たんだ。
一日一レスくらい、ゆっくり投稿できたらいいなと思ってます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489489882
語り部…アルバート
根暗片目のむっつり
聞き人…エシュター
発言があるかは未定。主人公補正のある見聞録主人公
勇者…アアアア
超人。魔王20体相手に善戦する。
尚トーテムはスケイル(水龍♀)
アルバート「そう、とても壮大な夢だったんだ。」
エシュター「こんなおお事になってるのに何をいっているんだ」
おお事…?
………あれ、なんでこここんな白いんだ?
アルバート「おい貴様、ここはどこだ?」
エシュター「病院だよっ!」
エシュター「何も覚えていないのか!?」
アルバート「……すまない、夢の内容は鮮明に覚えているのだが…」
エシュター「……」
エシュター「……//」
アルバート「待てっ、待て貴様っ!俺が寝ている間に何があった!?」
エシュター「な、なにもなかったよ…」
アルバート「なんだ?そうなのか?」
アルバート「まるで恋した乙女のような赤面っぷりだったが…」
エシュター「なんでもないったら何でもないんだっ!」
アルバート「そうか…ならいいのだが……」
アルバート「………」
アルバート「そういや、どうして俺はここにいるんだ?」
エシュター「(僕の反撃で)けがをして気絶していたんだよ」
アルバート「気絶程度で病院に運んだのか?」
アルバート「家も病院も変わらないだろう。貴様は本当に医者を目指しているのか?」
エシュター「始めはそうしたさ」
アルバート「始め……?」
エシュター「アルバート、君は5日間も気絶していたんだよ」
アルバート「そうそう、俺は5日間の冒険の夢を…」
アルバート「なんだってっ!?」
エシュター「5日間だよ」
エシュター「…冒険?」
アルバート「五日間も意識が戻らないとは…」
鷲「アルバートよ」
鷲「記憶は残っているか?」
アルバート「我がトーテムよ、夢のことか?」
鷲「夢じゃないぞ」
アルバート「……」
鷲「夢じゃないぞ」
アルバート「ガビーーーーン」
エシュター「ど、どうしたのアルバートっ?」
※注意事項
このssには豊富な見聞録要素、見聞録ギャグが含まれております。
ssを読む際は見聞録の画面を意識しながら見てください。
あとまだ夢の内容には入れません。
アルバート「………」
エシュター「まあ、昏睡状態の患者がどんな夢を見るかはよくわかってないからねー」
梟「おいエシュター」
エシュター「どうしたアホフクロウ」
梟「ちょっとあっちはトーテムとはしゃいでいるぞ」
エシュター「そんなこと言われても」
エシュター「頭ん中覗けるわけじゃないんだから」
エシュター「アルバート」
エシュター「アルバーートーー」
アルバート「ッは!」
アルバート「大事件だっ!」
エシュター「五日間気絶してることがね」
アルバート「エシュター、聞いてくれっ」
アルバート「俺、冒険してたっ」
エシュター「なにいってだこいつ」
アルバート「聞いてくれ、俺、気絶してる間」
アルバート「異世界に行っていたようなんだ…」
エシュター「………」(憐れむ目)
鷲「……」
アルバート「いや…その…」
アルバート「なんでもない………」
鷲「ビ――ガ―――――」
(参考画像: http://tn-skr1.smilevideo.jp/smile?i=23736832.M)
エシュター「ドゥブッハァッ!」
アルバート「……!?」
エシュター「なるほどそんなことが…」
アルバート「!?!?」
エシュター「アルバート、君に起きたことはよくわかったよ!」
鷲「落ち着けアルバート」
鷲「単にテレパシーを送っただけじゃ」
アルバート「テレパシーって何だっ!」
鷲「トーテム持ちに許された特権じゃ」
エシュター「とりあえず、家に帰ろうじゃないか」
アルバート「……そうだな」
アルバート「よく知った場所とは言え、病室とは居心地の悪いものだ」
エシュター「僕の患者さんの前ではそんなこと言わないでね」
アルバート「……ああ」
>>7の前の1レスが抜けました。でも放置します。
―――――――――――――――エシュター診療所 → 本屋・居間
エシュター「つまり意識が抜けたわけか」
エシュター「精霊族の降霊術に近いとは思うけど」
エシュター「どんなにフォースがあってもできることとは思えないな……」
アルバート「しかし、実際に起きてかつトーテム共々に影響を与えたのは事実であろう」
エシュター「まあ、そうだね」
エシュター「それと、夢の内容が気になるな」
アルバート「夢―――、か」
アルバート「始まりはどうだったかわからない」
アルバート「でも、気づいたら白い光に自分が包まれていたのを覚えている――――」
アルバート「ちょっと長くなるかもな」
アルバート「エシュター、茶を頼む」
アルバート「セトの餌もな」
一人称は消えた模様
気が付いたら光の中にいたんだ
前も後ろも右も左も全て真っ白だった
光という光が俺を包んでいて――
とても綺麗だと、ひとり思った
目の前に、我が鷲が見えた気がした
俺ははっと目を覚ました
鷲が俺の名を呼んでいた
鷲「アルバートよ、アルバートよ」
アルバート「ん、………っは!?」
アルバート「我がトーテムよ、ここはどこだっ!?」
鷲「知らん」
アルバート「これはどうなっているっ!?」
鷲「知らん」
アルバート「さっきまでエシュターと話していたはずだっ!?」
鷲「知らんっ!」
鷲「落ち着けアルバート」
鷲「周りを見て状況を確認するのだっ」
アルバート「あ、あぁ……」
アルバート「と、いっても全面真っし……ろ…」
アルバート「なんだ…?」
鷲「ようやく気付いたか」
アルバート「これは…柱?」
アルバート「光が…」
鷲「消えていく………」
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