【安価でRPG】勇者は死にたがり (147)

・既出かもしれませんが、オリジナルで設定は練ってありますので御容赦を。

・更新ペースはまちまちだと思いますが、のんびり待って下さい。

・イメージ的にはゲームブックです。

では次より始めます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489200679

~序章~

昔から喧嘩が好きじゃなかった。
けれど、親も居ない孤児だから、と馬鹿にする奴らはムカつく。
最初は口で反論していたが、いつの間にか喧嘩になっていた。
何度も馬鹿にされたから、その度戦っていたら、いつしか化物と言われるようになった。

そりゃ、私も見てる側であればそう思うだろう。
30人を相手にしても一人で勝てるんだもの…。

でも、16歳の誕生日に私が何故そういう力を得たのかは分かった。

私は勇者だったんだ。
夢の中で女神様は言った。 
貴方は魔王以外の誰にも殺されません、と。
私は絶望するしかなかった。
死んでしまいたい、明日には死んでしまおうと思った矢先にこんなことを聞かされたから。

けれども、一つの希望がある。
魔王なら…魔王なら私を殺してくれる。 
都合の良い事に、国が私を勇者として仲間やお金を用意してくれるという。
ならば、旅に出よう。

魔王に殺される為に。

《設定》

クリア目標
〈魔王の退治〉

安価の種類

・行動安価
回数制限40。
40回のうちに魔王へ到着し倒さねばゲームオーバーです。

・ランダム安価
能力決定やダメージなどに使用されます。
コンマで判定します。

・戦闘安価
戦闘時の行動選択の安価です。 

・ボーナス安価
行動安価と同じ役割をします。
が、制限数を減らしません。

・特殊安価()
()の条件で安価として使います。

※R-18や意図の分からない安価は安価下になります。

《MAP》
・始まりの城下町
酒場
宿屋
装備屋
薬屋

・隣町
宿屋
薬屋

・廃墟
↓    
・大都市
酒場
宿屋
装備屋
薬屋
カジノ

・郊外の町
宿屋    

魔物の町


・最前線の町
宿屋
薬屋
装備屋

魔王城

~城の一角~

勇者「さて、今日から貴方と私はパーティとして活動する訳だけど。…私は勇者。あなたは?」

・特殊安価(キャラクター名の決定)

>>7

・特殊安価(ジョブの決定 数字で選選択)
1魔法使い
2戦士
3盗賊
4僧侶

>>9

本日はここまで。
初めてこの手の取り組みするので不備があったらごめんなさい。
指摘してください。

トリップ付けておきます。

フローレン

勇者「フローレンさんね、宜しく。男の人にしては珍しいね」

フローレン「・・・」

勇者「あぁ、家系の問題ね…。時々聞くよね。女系の家で男が生まれたら、女名を付けるみたいなやつ」

フローレン「・・・」

勇者「え?あと他のパーティメンバーは確か…」

・特殊安価(パーティメンバーの決定 コンマ1桁でランダム。ただし、9か0の場合はレスに書かれたジョブ)

12僧侶
34戦士
56魔法使い
78盗賊
90指定されたジョブ
仲間1
>>12
仲間2
>>13

あ、やっぱり少し時間あるのでちまちま進めていきます。

僧侶

勇者「あ、そうだ僧侶さんと戦士さんだったかな」

フローレン「・・・」

勇者「え、僧侶が二人は多いだろう?えーっと、王様がパーティ内に二人僧侶がいるのは、魔王が強すぎるから~みたいなこと言ってたよ」

僧侶「遅れてスミマセン!迷子になってしまいまして…。それでこちらの戦士さんが、ここまで連れてきてくれたんです」

戦士「おう」


勇者「ってことはあなたが僧侶さんであなたが戦士さんかな?私は勇者、よろしくね」

フローレン「・・・」

戦士「宜しく」

僧侶「えっ、フローレン先輩?!全然気付かなかったです!」

勇者「ん、僧侶さんとフローレンさんは知り合いなの?」

フローレン「・・・」

勇者「へぇ~同じ教会にいたんだ」

僧侶「まぁ、本当少しの期間でしたけどね!でも、先輩には良くしていただいたんですよ~」

フローレン「・・・」

僧侶「そう言わずに最初気付かなかったのは許して下さい…」


勇者「あ、そうだ魔法使いさんと戦士さんだったかな」

フローレン「・・・」

勇者「確かにバランスの取れたパーティーだよね」

魔法使い「遅れてスミマセン!迷子になってしまいまして…。それでこちらの戦士さんが、ここまで連れてきてくれたんです」

戦士「おう」


勇者「ってことはあなたが魔法使いさんであなたが戦士さんかな?私は勇者、よろしくね」

フローレン「・・・」

戦士「宜しく」

僧侶「えっ、フローレン先輩?!全然気付かなかったです!」

勇者「ん、魔法使いさんとフローレンさんは知り合いなの?」

フローレン「・・・」

勇者「へぇ~近所に住んでたんだ!だから同じ学校に通ってたんだね」

魔法使い「まぁ、本当少しの期間でしたけどね!でも、先輩には良くしていただいたんですよ~」

フローレン「・・・」

魔法使い「そう言わずに最初気付かなかったのは許して下さい…」


勇者「因みに皆のレベルはいくつ?」

魔法使い「私は10です!」

戦士「15」

勇者「私は25だよ」

フローレン「・・・」

・ランダム安価(コンマ一桁目と二桁目を足し算でレベルを算出)
>>22

・ランダム安価(ステータスの決定 コンマでの算出)

>>23

《設定2》
・行動安価は基本選択制です。
町の施設へ行く
街の外で修行をする
次の街へと移動する
上記の3つが基本的な選択肢です。

・修行について
要はレベル上げです。 
獲得経験値、消耗率と獲得賞金をランダム安価で決定します。

・消耗率とは
パーティーの体力状況を表します。
0になるとペナルティとして行動安価を1消費します。
修行と次の街への移動で消費します。
宿屋以外の施設へ移動しても、30%回復します。

・各町の施設の説明
宿屋→消耗率を全回復できます。
装備屋→装備を買えます。レベル、進行度合いによって売り物が異なります。
薬屋→アイテムを買えます。
酒場→様々な情報を得られます。ここで得た情報が集まると特殊エリアが開放されます。

・町から町への移動は行動安価を2回分消費します。
その代わり、修行と同じ効果を得られます。

《アナウンス》
安価についてですが、~安価(条件)と言うかたちで毎回出すようにします。

〈ステータス〉(40)
・NAME:フローレン Lv.13
A54
S24
M7
H450

・魔法
ホイミ(M0)
・装備品 
布の服


Aは攻撃力 
Sは早さ 
Mはマジックポイント 
Hは体力を表します。


呪文名はドラクエシリーズより拝借します。

ステータスの横の()は行動安価の残り回数を表します。

魔法使い「勇者さんは流石って感じですね!すごく強いです!」

勇者「いや…そんなことないよ?まあ、色々あってレベルはそこそこ高いけど」

戦士「修行か?」

勇者「ん~、色々やらなきゃいけないこともあるんだよなぁ…。フローレンはどう?」

フローレン「・・・」

勇者「よし、フローレンの提案に乗っかろうか!」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次の街へ
3施設へ
(施設名を記入)



>>27

勇者「ここらへんはあんまりモンスター多くないねぇ」

フローレン「・・・」

魔法使い「確かに先輩の言うとおり、城下町付近にモンスターが多くても困りますけどね」

戦士「安全」

勇者「けどやっぱり、私達にはちょっと厳しいモンスターもいるから気を付けようね」

・ランダム安価(経験値)
>>29

色々安価忘れてました…。
追加安価で

・ランダム安価(獲得賞金 消耗率 ステータス)

>>31-33

〈消耗率〉
30%

勇者「ふむ、結構お金になったね」

魔法使い「モンスター強かったですぅ…」

フローレン「・・・」

戦士「だな」

勇者「取り敢えず今日は野宿かなぁ」

魔法使い「勇者パーティなのにお金なさすぎですよね…」

勇者「不便をかけて申し訳ないけど、色々と事情があるんだ。取り敢えずここらへんのモンスターは、まだ手こずることは分かったから交代で見張りだけはしようか」

フローレン「・・・」

勇者「おはよう、フローレン」

フローレン「・・・」

勇者「なんで僕がこんなにレベル高いかだって?…人相手にさんざん戦ったからだよ。魔王が現れる前から、私の体には加護がかかってたみたいなんだ。そのせいで色々と、ね?」

フローレン「・・・」

勇者「フローレンにはそのうち話すよ。なんで私が勇者でいるのか、って事をさ」

勇者「さて、この後はどうしたら良いと思う?フローレンって頼りになるから意見を聞きたくてさ」

フローレン「・・・」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次の街へ
3施設へ
(施設も記入)

>>40

>>37
勇者が僕って言ってますが…。
正しくは私です。

3装備屋

装備屋「はいらっしゃい!うちの装備は使いやすいよ!」

魔法使い「あれ?随分前に来たときより少し高い気が…」

装備屋「いやぁ…物価が少し高騰してるんだよ。俺はよく知らないが、どうも何かがあるらしい。ってわけで申し訳ないが、少し高めの価格にはなってるが勘弁してくれな!」

〈パーティの装備〉
・勇者
木の棒(なし)
布の服
・魔法使い
布の服
・戦士
ガラクタの剣(なし)
布の服
・フローレン
布の服

・特殊安価(数字で選択、個数も選択複数選択可)
0何も買わない
1銅の剣(A50↑) 10000円 勇者 戦士
2モーニングスター(A50↑)10000円 僧侶
3かしの杖(A50↑) 10000円 魔法使い
4革の服(H200↑)10000円 全員
5素敵なピアス(なし)10000円 女性のみ

>>43


※戦士 フローレン→男
勇者 魔法使い→女

装備を買うと自動で入れ替わります。

勇者「後衛の二人には身を守ってもらわなきゃいけないからね。革の服を買おうか」

魔法使い「ありがとうございます!」

フローレン「・・・」

勇者「さて、色々装備も見たし…このあとはどうしようか。」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次の街へ
3施設へ
(施設名も記入)

>>46でお願いします


2

勇者「よし、それじゃあ次の街へ行こうか」

魔法使い「そういえば、魔王がどこにいるかとかって分かってるんですか?」

戦士「おう」

勇者「戦士も知ってたんだ。そう、場所は分かってる。結構この国から近いんだよね」

魔法使い「だから王様は慌てて私達を旅に出したんですねぇ。しかし、なんで正規軍で討伐しないんでしょうね」

勇者「勇者と魔王は惹かれ合う…わけじゃないけど、まあ色々あるんだよ。その内教えるけど」

魔法使い「知ってるなら教えてくださいよ~」

フローレン「・・・」

魔法使い「先輩がそう言うなら、取り敢えず今は気にしないでおきます」 

勇者「…ごめんね。あ、ついでに一つお願いしても良いかな?隣町では、私の名前を呼ばないでくれるかな?呼ぶなら…そうだね"ゆう"とでも読んでね」

フローレン「・・・」

勇者「えーっと…隣町は私の出身地だからあんまり、気付かれたくないんだ」

戦士「了解」


・ランダム安価(消耗率 獲得賞金 獲得経験値 ステータス)

>>48-51

勇者「さて、ここが隣町だよ。周辺のモンスターは今の私達は倒すの大変かもね」

魔法使い「そんな強いんですか?」

勇者「強いっていうか厄介なのが多いかなぁ。しかし、随分と静かだね。何かあったのかな」

フローレン「・・・」

勇者「そうだね、もう少し賑やかなんだよね。まぁいいか。取り敢えずどうする?」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次の街へ
3施設へ
(施設名も記入)

>>55

※ >>4で施設は確認して下さい。

〈ステータス〉(36)
・NAME:フローレン Lv.20
A99
S74
M13
H1240

・魔法
ホイミ(M0)
・装備品 
革の服(H200↑)

〈パーティー情報〉
お金 41800円
勇者Lv.32
魔法使いLv.17
戦士Lv.22

〈消耗率〉
50%

薬屋

勇者「さて、薬屋についたわけだけども…」

薬屋「いらっしゃい…」

魔法使い「随分元気がないね」

薬屋「まぁお客さんにする話でないけど色々物資の高騰が激しくてなぁ…。商売上がったりなんだよぉ」 

・特殊安価(数字で選択 複数可)

1薬草(単体H500回復)500円
2状態回復薬(状態異常回復)2000円


※フローレンのべホイミ単体をM2消費で現状500ほど回復できます。

>>59でお願いします

それぞれ5つずつ

薬屋「五個ずつも買ってくれるのかい。助かるねぇ~」

フローレン「・・・」

魔法使い「確かに腹に背は変えられぬって事ですね」

勇者「さて買い物も済んだし次はどうしようかな」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次or前の町へ
3施設へ
(施設名も記入)

>>62

〈ステータス〉(35)
・NAME:フローレン Lv.20
A99
S74
M13
H1240

・魔法
ホイミ(M0)
・装備品 
革の服(H200↑)

〈パーティー情報〉
お金 29300円
勇者Lv.32
魔法使いLv.17
戦士Lv.22

〈所持アイテム〉
薬草 5
状態回復薬 5

〈消耗率〉 
80%

3宿屋

フローレン「・・・」

勇者「そうだね、流石に疲れも溜まったし宿屋へ行こうか」

魔法使い「お風呂入りたかったので嬉しいです~」

戦士「どこだ?」

勇者「案内するよ」

宿屋「はいいらっしゃい~。ってお前小娘か?!」

勇者「げ、なんでバレちゃったの?」

宿屋「気付かないわけ無いだろが、アホ!…おっとすまないね、皆さんは小娘のパーティーの方々かい?まあ汚い所だが、ゆっくりしてくだせえ。お代は要らないからね」

勇者「おじさん、流石に払うよ。子供じゃあるまいし」

宿屋「お前に気を使ってるわけじゃくて他の皆さんに気持ちよく過ごしてもらいたいだけだ。いちいちお前が口を挟むんじゃない」

勇者「いやでも…」

フローレン「・・・」

宿屋「そうそう、さっさと休んで英気を養って下さいな」

フローレン「・・・」

勇者「あれ、おはようフローレン。いや、どうも早く目が覚めちゃってさ」

フローレン「・・・」

勇者「宿屋のおじさんはさ、この街で唯一私に優しくしてくれた人だよ。けどね、やっぱり私がいると迷惑がかかるからさ、あんまり近寄れなかったけど」

フローレン「・・・」

勇者「そうだね、それも魔王討伐の旅に出ることにした理由の一つかな。この街を早く離れたくてさ」

フローレン「・・・」

勇者「悲しそうな顔でそんなこと言わないでよ。別に私は気にならないからさ。それより、みんなが起きてくるだろうからこのあとの方針を決めよう!」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次or前の町へ
3施設へ
(施設名も記入)

>>67でお願いします

勇者「皆、おはよう!それじゃあこれからこの街の周辺で修行するけど、くれぐれも気をつけてね!」

・ランダム安価(消耗率 獲得経験値 獲得賞金 ステータス)

>>69-72

〈ステータス〉(33)
・NAME:フローレン Lv.24
A115
S94
M18
H1264

・魔法
ホイミ(M0)
ベホイミ(M1)
・装備品 
革の服(H200↑)

〈パーティー情報〉
お金 41800円
勇者Lv.35
魔法使いLv.21
戦士Lv.26

〈所持アイテム〉
薬草 5
状態回復薬 5

〈消耗率〉 
70%

魔法使い「もうボロボロです…」

フローレン「・・・」

勇者「たしかにかなり手強かったね…」

戦士「どうする?」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次or前の町へ
3施設へ
(施設名も記入)

>>76でお願いします

3宿屋

それでは更新していきます。

ある程度書き溜めましたが安価の後はその場で書いていくので多少時間かかりますが何卒宜しくお願いします。

フローレン「・・・」

勇者「そうだね…。おじさんの所へ行って休むしかないよね」

魔法使い「それじゃあ行きましょう」

~宿屋~

おじさん「だ、大丈夫か?!」

勇者「ごめんね、今日もお世話になっても良い?お金はちゃんと払うから」

おじさん「馬鹿野郎、金の話は良いから早く休め休め!手当もしてやるから、ほら!」

勇者「…私はあとで良いからみんなをお願い」

おじさん「…あぁ、そうするよ。では皆さんこっちへ」

~夜~

勇者「あ、フローレン。傷はどう?」

フローレン「・・・」

勇者「え、私は平気だよ?」

フローレン「・・・」

勇者「フローレンはよく見てるね。まあでも私は手当が要らないんだ。ほら、見ててね」

フローレン「・・・」

勇者「そんな慌てなくても大丈夫だよ」

勇者「ほらね?一瞬で傷が塞がるの。普通の人なら、手首をこんなに切ったら死んじゃうのにね」

勇者「まあ回復力にも限度はあるらしくてね。今日みたいに沢山ダメージをもらうと治りが遅くなるよ。それでももうキレイに治ってるけど」

フローレン「・・・」

勇者「そう、勇者の加護ってやつ。私は多分、普通の死に方じゃ死ねないんだ。どんなに傷を与えられても治るし、絶対に死なない。殺せるのは多分魔王だけなんだ」

フローレン「・・・」

勇者「そうだよ。フローレンの言う通り、私は昔から死にたいと思ってる」

勇者「私がこの街の出身だって話はしたよね。でも、正体を隠す理由ってなんだと思う?」

フローレン「・・・」

勇者「そんな考え込む必要もないくらい簡単な理由だよ。加護のせいなんだ。フローレンだって思ったでしょ?私は化物だってさ」

フローレン「・・・」

勇者「ふふ、ありがとう。でもね、この街の人はそうは思ってくれなかったんだ。散々虐められたよ。孤児だったから余計ね。私を育てた孤児院も私の事を追い出した。おじさんが食べ物をくれたりもしたから、飢えで苦しむことはそこまで多くなかったけどね。迷惑がかかるから、あんまり近寄れ無かったけど」

勇者「それでね、色々試したんだ。手首を切る。首を吊る。心臓を刺す。川で溺れる。魔物に食べられる。体に火をつける」

勇者「結果は目の前の私を見れば明らかでしょ?苦痛だけが私に残ったの」

勇者「こんな事、誰にも話したくなかったのになぁ…。もう、言っちゃおうかな。私ね、魔王に殺される為だけに旅をしてるの」

勇者「16歳の誕生日に勇者認定されてから、いい暮らしをさせてもらったりもしたけど。それでも私はこの世界に居たいと思わない。フローレンは多分幻滅したと思うし、私の事嫌いになったでしょ?世界を救うはずの勇者がこうだもん」

勇者「多分時間はかかるけど、私一人でも魔王のところへは行けるから。だからフローレンは皆を連れて王都へ戻ってよ」

フローレン「・・・」

・特殊安価(フローレンの台詞)
※かける言葉によってこの後の展開が大きく変わります。

>>85

こんなあなたを放っておけるわけない

勇者「私…化物だよ?それにどうしようもなく、クズだよ?"勇者"は私しか居ないのに!人類の希望は私しか居ないのに!それでも他の人間なんてどうでも良いから早く楽になりたいって思ってるんだよ?!」

フローレン「・・・」 

・特殊安価(フローレンの台詞)

>>87

化物だったりクズだったらそもそもこんなに苦しまないと思う

勇者「…………」

勇者「…ありがとう、フローレン。その言葉だけでも私は救われたよ」

勇者「…さっきはああ言ったけど、私と一緒にこれからも旅を続けてくれる?」

・特殊安価(数字で選択)
1同意する
2同意しない
3自由安価(台詞もお願いします)
>>89

3もちろん続ける そしてこれからもつらいことがあればこうして聞いてあげる

勇者「本当に…ありがとう。フローレンがいれば、私は百人力だよ!こんな時間まで話に付き合わせてごめんね。もう遅いから寝ようか。おやすみ」

フローレン「・・・」

~翌朝~

宿屋「あぁ、フローレンさんおはようございます。よく眠れましたか?」

フローレン「・・・」

宿屋「それは良かったです。それで…あの、あいつは上手くやれていますか?」

フローレン「・・・」

宿屋「それを聞いただけで安心致しました。私は身近に居たのにあいつの事を全く助けてやれませんでした…。でも、今は貴方達お仲間がいらっしゃいます。だから、本当に嬉しいんです」

フローレン「・・・」

宿屋「いやいや、自分可愛さに何もしてやれなかった私は、あいつに何も言う資格はありませんよ。せめて、旅が無事に終わる事を祈るくらいしか…。あぁ、それとこれを」

フローレン「・・・」

宿屋「これは何にでも効く特効薬です。ピンチ、と感じた際にお使いください。それから、城下町の酒場で聞いているかもしれませんが…」

宿屋「ここら辺で大規模な盗賊団が活動しているそうです。本拠地はこの街の近くらしく…かなりの被害を受けているようですが、王国軍はまだ動き出さないようでして。どうか道中はお気をつけて下さい」

フローレン「・・・」

宿屋「いえいえ、大したことではありません」

《アナウンス》
・特効薬×5を入手
※特効薬は戦闘中に使えば体力、状態異常を全回復し、通常行動中に使えば行動安価を消費する事なく消耗率を全回復します。

・マップに新エリアが追加されました。

《MAP》
・始まりの城下町
酒場
宿屋
装備屋
薬屋

・隣町→盗賊の砦(new)
宿屋
薬屋

・廃墟
↓    
・大都市
酒場
宿屋
装備屋
薬屋
カジノ

・郊外の町
宿屋    

魔物の町

・最前線の町
宿屋
薬屋
装備屋

魔王城

勇者「さぁ、次はどうする?」

魔法使い「ん…。なんか先輩と勇者さん近くないですか?」

勇者「え、えぇ?!そんなことないよ?」

フローレン「・・・」

戦士「だな」

魔法使い「まぁ…なんでも良いですけど。取り敢えず、何するか決めましょう」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次or前の町へ
3施設へ
(施設名も記入)

※各町から派生するエリアは行動安価を往復で1しか消費しません。

設定等に質問あればお気軽にどうぞ。

安価は>>96

3盗賊の砦

フローレン「・・・」

勇者「盗賊の砦、か…。確かに全体的にきな臭い雰囲気は漂ってたよね」

魔法使い「それなら退治しに行きます?」

フローレン「・・・」

勇者「そうだよね、私たちは勇者パーティだもんね。さぁ行こうか!」 

・特殊安価(盗賊の砦発見判定)

末尾が
1-6 発見
7-9 未発見
0or二桁がゾロ目 砦の抜け道を発見

>>98

※情報量が少ない為探索が必要になります。

・ランダム安価(消耗率 獲得賞金 獲得経験値 ステータス)

>>99-102

スミマセンが、今日はここまでにします。
次は明日か明後日の夜十時頃から更新します。

更新していきます

勇者「まさか盗賊の砦が見つからないとは…」 

魔法使い「そんな堂々としてるものだとも思ってませんでたが、1つも見つかりませんでしたね」

フローレン「・・・」

戦士「だな」

〈ステータス〉(32)
・NAME:フローレン Lv.27
A125
S95
M19
H1272

・魔法
ホイミ(M0)
ベホイミ(M1)
・装備品 
革の服(H200↑)

〈パーティー情報〉
お金 46600円
勇者Lv.39
魔法使いLv.24
戦士Lv.28

〈所持アイテム〉
薬草 5
状態回復薬 5
特効薬 5
〈消耗率〉 
30%

勇者「ちゃんと王都で情報収集しておくべきだったかな…」

魔法使い「酒場とかだと色々教えてくれますしね~」

戦士「仕方ない」

フローレン「・・・」 

勇者「そうだね、考えても仕方ないね。このあとどうしようか」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次or前の町へ
3施設へ
(施設名も記入)

(特効薬を使用する場合はまとめて記入して下さい)

>>107

2始まりの城下町

勇者「ん~やっぱり一回戻るのが得策かなぁ…」

フローレン「・・・」

魔法使い「そうですね、情報収集大事ですしね」

勇者「いくら強くなったとはいえ気を引き締めて行こうね」

・ランダム安価(消耗率 獲得賞金 獲得経験値 ステータス)

>>109-112

戦士「」

魔法使い「」

フローレン「・・・」

勇者「フローレン…」
 


《アナウンス》
消耗率100%になった為全滅となります。

所持金、アイテムのたぐいは全て紛失致しました。

スミマセン…いつの間にか寝てました。
起きたらまさかの全滅でびっくりしました…。

続きは明後日夜十時に…。

~王の執務室~

王「ふむ、全滅とな?」

側近「申し訳ありません。選定ミスだった様です」

王「いや、気にするでない。全滅した所で儀式を行えば問題なかろう」

側近「ですが…あれば何度も繰り返せば」

王「それなら次のパーティーを作れば良い。それより、やつらの能力値が見たい」

側近「はっ、こちらでございます」

《勇者パーティーステータス》

勇者Lv.44
A304
S222
M36
H3380

フローレンLv.32
A175
S145
M25
H1362

魔法使いLv.29
A154
S114
M27
H1180

戦士Lv.34
A230
S188
M28
H2250


王「ふむ、案外良い育ち方をしているの。何故全滅なのかがわからん」

側近「理由は分かりません。が、巨大な黒い影が高速飛行していたとの噂が…」

王「ドラゴンか何かかのう…。とにかく、それについては暗部を動かしてでも調査を進めよ」

側近「畏まりました。復活の儀式の準備も出来次第実行致します」

王「うむ」

勇者「ふわふわと変な感じがする…。苦しいよ、フローレン…」

・特殊安価(復活の儀式成功判定)
コンマ一桁
1-6 成功
7 成功(ボーナスあり)
890 失敗

>>124

戦士「どこだ?」

魔法使い「私達どうしたんでしたっけ…」

看護師「あら、お目覚めになりましたか?」

フローレン「・・・」

看護師「皆様、倒れていらしたんです。それでこの病院に運び込まれまして」

勇者「私も意識飛んじゃってて…みんなごめん」

フローレン「・・・」

勇者「ありがとう…」

看護師「皆様、殆ど傷は治ってますので明日には退院出来ますよ」

勇者「それは良かったです」

勇者「なんか、病院で見てもらったら体が軽い気がする」

フローレン「・・・」

勇者「うーん…なんだろ」

・特殊安価(ボーナス洗濯)

1 ステータス上昇(全員)
2 ルーラを覚える(勇者)
3 強力な攻撃魔法、特技を覚える(人物を選択)

>>127

1

戦士「強く?」

魔法使い「うーん…確かに言われてみれば」

勇者「とにかく、明日は何をするか決めて今日は休もう」

・行動安価(数字で選択)

1修行
2次or前の町へ
3施設へ
(施設名も記入)

>>129

3装備屋



フローレン「・・・」

勇者「いや、あの実はね…」

魔法使い「お金、無いんですよ先輩」

フローレン「・・・」

勇者「病院に運び込まれた時には無かったらしいんだよね…」

???「あら、皆さんお金にお困りですか?」

戦士「何者」

???「あたしはしがない商人ですよ。見たところかなり腕が立ちそうなんでね。声をかけたんですよ」

勇者「護衛って事ですか?」

商人「そういう事でございますな」
 
勇者「フローレン、どうしようか」

・特殊安価(数字で選択)
1受ける
2受けない
>>131

フローレン「・・・」

商人「それでは交渉成立って事でお願いします。私がお願いしたいのは、廃虚までの護衛です」

勇者「あそこになんの用事が…?」

商人「色々あるんですよ、色々ね」

フローレン「・・・」

商人「報酬は、出来高って事でどうですか?勿論、旅の間の食事や宿代も負担いたします」

魔法使い「私達としても願ったり叶ったりですね」

勇者「そうだね。それじゃあ商人さん、宜しくね!」



今日はここまでです。

次はおそらく水曜の夜になるかと思います。

更新します。
今日は短くなるかも…です。
すみません。

それから呪文や特技の名前をドラクエベースからオリジナルに変更致します。

理由としてはドラクエの呪文が中途半端にしか分からないからです…。
すみません。

商人「では、早速ですが出発しましょう」

勇者「了解です。私達は、荷車の横を歩けばいいですか?」

商人「それじゃ、皆さん半々に分かれてもらえます?半分は行者と一緒に前に、半分は私と一緒に荷台にお願いします」

・特殊安価(分け方を記入)

>>137

戦士と魔法使いを前に

魔法使い「それじゃ、後衛と前衛で分かれたほうが良さそうですね」

勇者「ん~なら回復役のフローレンが荷車かな?」

戦士「なら、前へ行こう」

フローレン「・・・」

商人「えぇ、それではそういうことで行きましょう。それでは皆さん宜しくお願いします」

・特殊安価(コンマで判定)

12 特に何もなし
34 トラブル発生
56 危険なことが起こる
78 ラッキーなことが起こる
90 超ラッキーなことが起こる

>>139

商人「最近はどうも魔物が活発でいけませんな。護衛を雇わないと、おちおち行商にも出られません」

勇者「商人さんは何を売ってるんですか?」

商人「私は主に武器ですよ。皆さんが、いこうとしていた武器屋にも卸しています」

勇者「あ、それなら依頼が終わったあと武器を購入したいです」

商人「あら、皆さん武器の買い替えをご検討で?」

勇者「えぇ、そんなところです」

商人「それならぜひよろしくお願いします。安くしときますからね。しかし、結構走りましたが何も起きませんね」

フローレン「・・・」

勇者「確かに何も起きないのが一番だね」

商人「ん…何か今音がしませんでした?」

勇者「えぇ、カポンって音がした気がってうわっ!?」

フローレン「・・・」

商人「ふわっ!?」

魔法使い「皆さん大丈夫ですか!?」

商人「一体何が…」

勇者「荷車の車輪がいかれたのかもしれません。ちょっと見てきます」

フローレン「・・・」

商人「うーむ困ったことになりそうな予感がしますな」

勇者「やっぱり車輪が壊れてますね…」

商人「ここで足止めを食らうとなると厳しいですなぁ。どうしたものか」

フローレン「・・・」

商人「あともう少しで隣町…となるとそこまで荷車を押していくしかない、ですね」


《アナウンス》
消耗率が50%になりました

勇者「はぁ~疲れたぁ。それにしても、おじさんの宿空いててよかった。ここしか宿はないからね」

商人「まさかあなたが、宿屋さんの言っていた人だとは思いませんでしたよ」

勇者「…なんて言ってました?」

商人「あんまり言うと怒られちゃいますけど、娘の様に可愛がってる、なんて話を聞きましたよ」

すみません、きょうはここまでで

明日時間あれば10時頃より…

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