梨沙「魔法少女マジカルペアー!」 (43)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
短め、書き溜めありです。

前作:桃華「魔法少女マジカルモモ!」

桃華「魔法少女マジカルモモ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488986290/)

の続きとなります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489146818

(桃華ルーム)

桃華「今週もそろそろわたくし主演の『魔法少女マジカルモモ』が放映される時間ですわね」

桃華「前回は苦戦するマジカルモモの前に梨沙さん扮する謎の魔法少女が現れて怪物を倒して去っていった所まででしたわね」

(ガチャッ)

梨沙「桃華、おっはよ~」

桃華「あら梨沙さん、ごきげんようですわ」

梨沙「今日も一緒に『マジカルモモ』を見に来たわ!」

桃華「うふふ、構いませんわよ」

梨沙「今回からアタシも本格参戦だからね!ちょっと楽しみね」

桃華「梨沙さんの変身シーンもあるのでしょうか」

梨沙「カッコイイ感じになっていると良いわね~」

桃華「梨沙さん…わたくしの変身シーンを見てもそんなことが言えます…?」

梨沙「う”っ…で、でも、あのシーン全国の(おっきな)お友達から大好評だってちひろが言ってたわよ?」

桃華「何か含みがあったように聞こえましたが気にしませんわ!」

梨沙「あっ、そろそろOP終わるわね」

桃華「これまではわたくしとその関係者が映っているだけでしたけど、今回からOPにも梨沙さんが映るようになったのですわね」

梨沙「地味なトコロで芸が細かいわね」

モモカ『皆様ごきげんよう!モモカですわ!』

モモカ『前回はパン屋の娘さんが変化してしまった怪物グラトニーを相手にしていた所大ピンチに!』

モモカ『あわやという所で現れた謎の魔法少女さんに助けられましたの!』

モモカ『あの方は一体何者なんでしょう…?』

梨沙「前回のあらすじね」

桃華「あの時のみちるさんは演技だということがわかっていても少し怖かったですわ…」

梨沙「完全に捕食者の目してたもんね…」ブルッ

桃華「と、とりあえず画面に集中しましょう!」

『第5話 結成!?二人はももぺあ!』

モモカ『はぁ…』

ハルチン(おうどーしたモモカ、元気ねえな)

モモカ(ハルチンさん…昨日のあの魔法少女のことで少し…)

ハルチン(あ~…多分こっちに来てる別の妖精が他の魔法少女を見つけたんだろうな)

モモカ(成程…)

(キーンコーンカーンコーン)

ティーチャー・ヘレン『ヘーイ!グッモォニンエッブリワァン!』

生徒『先生おはようございま~す!』

ティーチャー・ヘレン『声が小さいわよ!朝からそんな程度ではせいぜい自宅レベルね!ワンモアセッ!』

ティーチャー・ヘレン『ヘーーーイ!!!』

生徒『ヘーーーイ!!!』

ティーチャー・ヘレン『オーケイナイス世界レベル!シッダン!』

(ガタガタ)

ハルチン(なぁ…毎度思うがあの先生ってさぁ…)

モモカ(…ノーコメントですわ)

ティーチャー・ヘレン『じゃあ早速だけど、今日は皆に世界レベルな転校生を紹介するわ!』

生徒1『な、なんだって~!?』

生徒2『ティーチャー・ヘレンが世界レベルと評価する転校生…?』

生徒3『一体どんな子が…』ゴクリ

???『先生…なんかハードルが上がりまくって入りにくいんですけど…』

ティーチャー・ヘレン『ふっ!気にすることはないわ!ハードルが高いのならくぐり抜けやすいじゃない!さあ、カムイン!』

???『…』カツカツ…

生徒A『かわい~!』

生徒B『ちょっとキツそうなツリ目が良い…』

生徒C『あの長いツインテール…萌える!』

生徒D『でも世界レベルなんだろ…?』

生徒E『あのツインテールで空でも飛ぶんだろうか…』

生徒F『キャノン砲になるのかも』

ハルチン(なぁ…お前のクラスメイト毒され過ぎじゃね?)

モモカ(ノーコメントですわ!)

???『ええっと…』

ティーチャー・ヘレン『さあ、自己紹介をなさい!そしてあなたの名前を世界に刻むのよ!』

リサ『えっと…リサっていいます、パパのお仕事の都合でこちらに引っ越してきました』

リサ『みなさん、仲良くしてくださいね♪』きゃるん

生徒達『…』シーン…

リサ『あ…あれっ?』

生徒い『世界レベルだ…』

生徒ろ『ああ…その通りだな…』

生徒は『良い自己紹介だった、掛け値なしに』

生徒に『世界レベルに可愛い!』

生徒達『リーサ!リーサ!リーサ!』

リサ『な…なんなの…!?』

ハルチン(なあ…)

モモカ(ノーコメントですわっ!!!)


梨沙「…なんというかこのクラス凄いわよね」

桃華「メインであるわたくし達が霞んでしまっていますわ…」

桃華・梨沙「これが…世界レベル…!」ゴクリ

(キーンコーンカーンコーン)

ティーチャー・ヘレン『じゃあこのまま1時間目に入るわ!』

ティーチャー・ヘレン『リサは…モモカの後ろの席に座ってちょうだい!』

リサ『は~い!』

(カツカツカツ…)

モモカ(この子…昨日の魔法少女に似てますわね…)

リサ『…アナタがモモカさん?』

モモカ『えっ、ええ、そうですわ!リサさんのお席はわたくしの後ろですわね』

リサ『ありがとう、それと…』

モモカ『?』

リサ『後でおツラをお貸しになって下さいね』ニコッ

桃華「うふっ、うふふふ!」

梨沙「何よ!笑う事ないじゃない!」

桃華「いえ、珍しいおすましモードの梨沙さんからこの言葉が出てくるのはなかなかの破壊力で…」

梨沙「それにしたってアンタツボにハマりすぎよ!撮影中もここで何回NG出したと思ってんの!」

桃華「しょうがないじゃありませんの!普段の梨沙さんを知っていれば知っているほどここはギャップが…」

梨沙「普段は猫かぶっているからこんな感じでってディレクションの結果よ!アタシは悪くないわ!」

(キーンコーンカーンコーン)

モモカ『ついに放課後になってしまいましたわ…』

ハルチン(アイツずっとお前を刺すような視線で睨んでたな)

モモカ(お陰で今日は授業に身が入りませんでしたわ…)

リサ『モモカさん?』

モモカ『はっ、はい!』

リサ『では…ちょっと学校内を案内してくださる?出来ればあまり人の来ない所とか』ニコッ

モモカ『はぁ…わかりましたわ、ついてきて下さいな』

リサ『ええありがとうございます、モモカさんは優しいのですね』

生徒1『モモカさんとリサさんが並んで歩いている…』

生徒2『尊い…』

生徒3『世界レベルの尊さだ…』

モモカ『~~っ!す、少し急ぎますわよ!』スタスタ

リサ『え、ええ!わかりました!』スタスタ

(体育館裏)

モモカ『…ここなら、あまり人も来ませんわ』

リサ『あ”~…息がつまるわ…ずっと突っ込みたかったけど、アンタのクラス何よあれ!変人ばっかじゃない!』

モモカ『…ノーコメントですわ』

モモカ『それにしても…』

リサ『あによ?』

モモカ『いえ、随分キャラが変わられましたわね、と』

リサ『一応ここお嬢様学校じゃない?猫かぶっておこうと思ったんだけど…』

モモカ『まぁ…世界レベルですからね…』

リサ『それはさておき、挨拶は昨日の夜済ませたわよね?』

モモカ『!?じゃあやっぱりアナタが昨晩の…?』

リサ『そうよ!もう一人の魔法少女が居るっていうから見てみたらてんで弱いじゃない?だから、これからはアタシが戦ってあげるからアンタは…』

モモカ『リサさん…』ギュッ

リサ『…へ?』

モモカ『嬉しいですわ!そんなことをおっしゃってくれるだなんて…リサさんはきっと良い人なのですわね?』

リサ『えっ?えっ!?』

モモカ『元はと言えばこの…』ズボッ

ハルチン『うげっ!』

モモカ『このおバカ妖精のせいで巻き込まれてしまってしょうがなく戦っていましたの!』

ハルチン『おバカ妖精とはなんだこの暴力女!』

モモカ『リサさん…わたくし、アナタとは仲良くなれそうな気がしますわ!』ズイッ

リサ『いやちょっと近い近い!なんでそんな嬉しそうなのよ!普通はなんか悔しそうにするモンじゃないの!?』

モモカ『ですから、わたくしは巻き込まれただけですし』

リサ『いやいや、でもこれまで少しは戦ってきてなんていうか…そう、使命感みたいなのとか出てきたんじゃないの!?』

モモカ『そうは言われましても…これまではわたくしの家の使用人やお友達が危険に晒されたのでそれを守るために戦っていただけですし』

モモカ『他にやれる方が居ないからしょうがなくやっていたので、他の方がいらっしゃるなら別に魔法界の尻拭いに手を貸す義理はありませんわ』

リサ『そ、そう…』

モモカ『勿論!リサさんのバックアップは全力でさせていただきますわ!』

モモカ『さしあたっては…そうですわ!わたくしのお家でお茶にしましょう!』

リサ『なんでそうなるのよ!』

ハルチン『あ~…盛り上がってるトコ悪いけど、良いか?』

リサ『あによ?』

モモカ『なんですの?』

ハルチン『リサが魔法少女になったってことは力を与えた妖精が居るはずだよな、ソイツはどこに居るんだ?』

リサ『ああ、アイツならこのカバンの中に…』

???『…』シュバッ

ハルチン『ぐえぇ!?』

モモア『大きなトカゲのようなのがハルチンさんに食いつきましたわ!?』

ハルチン『別の妖精ってよりにもよってテメエかよ!というか飼い主はどうした!』

???『…』モゴモゴ

ハルチン『お、おい!どこ舐めてやがる…ひゃっ…やめろぉ!!!』

リサ『ほらヒョウ、戻ってきなさい、そんなの食べるとお腹壊すわよ』

モモカ『まったくですわ(そんなこと言っては可哀そうですわよ)』

ハルチン『本音と建て前!!!つーか味方は居ねえのか!!!』

ヒョウ君『…』パタパタ

モモカ『…よく見ると背中に小さな羽が生えていますのね』

リサ『それで一応飛べるみたいね』

ハルチン『…ったく、この野郎飼い主以外の妖精は餌としか思ってない気がするから嫌いだぜ』

ハルチン『…つまりお前が居るってことはアイツも来てるのか?』

ヒョウ君『…』

ハルチン『はぁ!?こっちに来た拍子にはぐれた!?』

ヒョウ君『…』

ハルチン『それで途方に暮れてた所にアイツが通りかかったから魔法少女にしたのか』

モモカ『あの…』

ハルチン『…ん?』

モモカ『ヒョウさん…が何をおっしゃっているのかわかりますの?』

リサ『へ?アンタわかんないの!?』

モモカ『リサさんもわかるのですか!?』

リサ『じゃないと魔法少女になるとかそこらへんの話出来ないじゃない』

モモカ『いえ…わたくしはてっきりリサさんも無理やり魔法少女にされたのかと…』

リサ『は?』

ヒョウ君『…』

ハルチン『ち、違…!』

ヒョウ君『…』バッ

ハルチン『うあああああ!!!食いつこうとするなあああ!!!話を聞けえええええ!!!』ヒュウウウウ…

モモカ『…飛んで行ってしまいましたわね』

リサ『ま、気が済んだら戻ってくるでしょ』

モモカ『ですわね、それじゃあお家に行きましょうか』

リサ『なんで?』

モモカ『先ほどお茶にしましょうって言いませんでしたっけ?』

リサ『言われたけど!』

モモカ『じゃあ良いですわね!レッツゴーですわ!』ガシッ

リサ『えっ…ちょ、引っ張んないで…って、力強っ!?』ズルズル

(通学路)

リサ『あ~もうわかったから!いい加減手を放しなさいよ!』バッ!

モモカ『あら失礼?新しいお友達が出来たのが嬉しくて…ついテンションが上がってしまいましたわ』

リサ『ったく…ん、あの子…』

ツインテールの女の子『クローバー…私の幸せ…どこにも見つからないよぉ…』

モモカ『何か様子がおかしいですわね』

ツインテールの女の子『どこだろう…どこだろう…探したいのに…皆…邪魔だなぁ…』

ツインテールの女の子『根こそぎ切り飛ばしちゃえば…探しやすくなるのかな…』

モモカ『何か物騒な事を言っていますわよ!』

ツインテールの女の子『皆…皆消えちゃえ…!』

(ズオオォォォォォ…)

カプリコーン『チェリメリィ…!!!』キシャー!

リサ『やっぱり!モモカ、あれはアタシがやるからね!』

モモカ『ええ、頑張ってくださいまし♪ふれー!ふれー!ですわ!』

リサ(ズサーッ!)

リサ『あ、アンタねぇ…!』

モモカ『…あら、危ないですわよ?』

カプリコーン『チェリメリィ!』ドゴン!

リサ『あっぶな!生身でこんなパンチ喰らったら大けがじゃない!さっさと変身するわ!』ピカーン!

(変身バンク中)

桃華「ええええええええ!!!???」

梨沙「きゃっ!何よいきなりうっさいわね!」

桃華「どうして梨沙さんは裸にならないんですの!?」

桃華「それに…体が黒い光に包まれたと思ったら下の方から魔法少女衣装が現れて…少し格好いいじゃないですか!」

梨沙「別に良いじゃないの!」

桃華「わたくしが日々サービスシーンを提供する役になっているのに不公平ですわ!!!」

桃華「普段セクシーを売りにしている梨沙さんがそっちの役どころでしょう!?」

梨沙「知らないわよそんなの!それにほら、動きやすい恰好だからボディライン出てセクシーじゃないのよ!」

桃華「私は変身の度にボディそのものが見えてますのよ!?」

(注)何度も言いますが全裸のように見えているだけです

リサ『とれたてジューシィ!マジカルペアー!アタシの魅力で…虜にしてあげる!』

リサ『さあ!ここからが本番よ!』

モモカ『昨晩は暗かったのでよく見えませんでしたけど…リサさんのツインテールが寄り集まって…腕のようになっていますの?』

リサ『そうよ!アタシの第3・第4の腕!そして元の腕からは魔法も出せる!つまり!』

(ドガガガガガ!ドォン!)

リサ『手の数が多いから単純に強いのよ!』ドヤッ!

カプリコーン『チェリ・・・メリィ・・・!』ガラガラ

モモカ『あの怪物が軽々と吹き飛ばされて…きゃ~!リサさんステキですわ~♪』

リサ『ったく…調子狂うわねぇ…』

カプリコーン『チェ…チョ、チョップ…death!』ブォン!

リサ『ふん!そんな手刀!』

モモカ『リサさん!下がって!』

リサ『はっ!?』タンッ

(ザシュッ!)

リサ『なっ…!』

モモカ『リサさんのツインテールで作った腕が…切り落とされた!?』

リサ『なんて切れ味よ…ふんっ!』ギュウン!

モモカ『リサさんのツインテールが再生しましたわ!?』

リサ『魔法で髪の毛を腕みたいにして戦ってんのよ?伸ばすくらいわけないわ!』

カプリコーン『チェリィ!』ダッ!

リサ『くっ!』ザシュッ

カプリコーン『メリィ!』ブンッ!

リサ『ちっ!』ズバッ

モモカ『リサさんはギリギリ体へのダメージは回避していますけれど、そのたびに髪の毛が切り落とされてしまっていますわね』

モモカ『まさに「髪」一重…!』

リサ『上手い事言ってんじゃないわよ!…わっと!』ズバッ

カプリコーン『チェーッリッリッリ!』

リサ『うげ…追い詰められた!?』

カプリコーン『チェリ・・・メリィィィィィィ!!!』ブンッ

リサ『やられる…っ!』

モモカ『プリティー…ピーチ…アターック!!!』ドムッ!

カプリコーン『チェリッ!?』

リサ『モモカ…!?あんたなんで!?』

モモカ『わたくし最初に言いませんでしたか?「お友達を守るために戦っていた」って』

リサ『…』

モモカ『お友達であるリサさんのピンチですもの、手を出さない理由がありませんわ!』

リサ『…はぁ、しょうがないわね!良いわ!マジカルペアーとマジカルモモの魔法少女デュオ!結成よ!』

モモカ『ふたりでももぺあ!ですわ!』

リサ『ちょっと!なんでアンタの名前の方が…』

カプリコーン『チェリィ!』ブンッ

(ズバァァァァァ!!!)

リサ『ちっ!手刀を振って衝撃波なんて飛ばせるの!?』

モモカ『リサさん、大技で一気にカタをつけますわよ!』

リサ『そうね!もうそんなに尺ないし!』パァァァァ…

モモカ『メタなことは禁止ですわ!』パァァァァァ…

カプリコーン『チェリッ!?』

モモカ・リサ『モモペア・フラーッシュ!』

リサ『はっ!?ついモモペアって言っちゃった!?』

カプリコーン『バクフウメロディィィィィィィィィィィ!!!』

(ドオォォォォォォン)



……

………

ツインテールの女の子『…はっ!?あれ?わ、私クローバーを探してて…いつの間にか眠っちゃったのかな!?』

ツインテールの女の子『早く帰らないと…!』タッタッタ…

モモカ『あの方はご無事なようですわね』

リサ『そうね、それで…モモカ』

モモカ『何ですの?』

リサ『その…助かったわ、ありがと』プイッ

モモカ『うふふ、わたくしはお友達を助けただけですわ』

リサ『ったく…アンタ相手だと調子狂うわ…』

ハルチン『おーい!』

ヒョウ君『…』

モモカ『丁度お二人?も戻ってきましたし、お家に向かいましょうか』

リサ『…そうね、改めて、招待を受けるわ』

モモカ『それでは変身を解除して…』

(パァァァァ…)

モモカ『って、リサさん!?その頭…!』

リサ『…へっ?』ツルン

リサ『な…ないっ!?アタシの髪の毛が…ないっ!!?!?!??!』ツルン

ヒョウ君『…』

ハルチン『お前戦うとき魔法で髪の毛弄りまくるんだって?多分それの反動で髪の毛が無くなっちまってんだろうなぁ』

リサ『ええ~…』ツルン

ヒョウ君『…』

リサ『明日の朝には治るって…こんな姿パパには見せられないじゃない!!!』

リサ『……モモカ!』ツルン

モモカ『な、なんですの?』

リサ『…今日泊めて!』ツルン

モモカ『…ええ構いませんわよ、ですが…』

リサ『…何よ?』ツルン

モモカ『ふたりは?』

リサ『えっ…』ツルン

モモカ『ふたりは?』ニッコリ

リサ『ああもう分かったわよ!ももぺあで良いわよ!足元見ちゃって!』ピカーン

モモカ『うふふ、魔法少女デュオ「ももぺあ」正式結成ですわね!』

<つづく>

桃華「うふふ、うふふふっ…あっはっはあははは!!」バンバン!

梨沙「な、何よ!そんなに笑うことないじゃない!」

桃華「あ…あとで合成で処理するからと聞いていたのですけど…こうなるだなんて…あははははは!!!」

梨沙「くぅぅぅ…アタシだってこうまで綺麗にツルッパゲにされるだなんて思ってなかったわよ!」

桃華「ツルッ…あはははははは!ダメですわ梨沙さん!笑わせないで下さいまし!」バンバン!

梨沙「ったく…あ、次回予告ね」

モモカ『リサさんと仲良くなれましたし、魔法少女も悪い事ばかりではありませんわね』

『怪物との戦いの中新たな友情を手にして喜ぶモモカ、しかし怪物は更に力を増して襲い掛かる』

モモカ『ナナさん!あなたの弱点は…四十肩のため防御出来ない頭頂部ですわ!』

『次回、肩と腰がボドボドだ!』

モモカ『次回も、わたくしが癒してさしあげますわ!』

梨沙「菜々…」

桃華「ふう…はぁ…」

梨沙「あら桃華、復活した?」

桃華「ええ、なんとか…」

梨沙「んじゃあどうせだしご飯食べに行きましょ!起きてすぐに来たからちょっとお腹空いちゃったわ」

桃華「良いですわね!ではお出かけの準備をしてしまいますわ!」

梨沙「アタシも準備してくるから、終わったらまたこっちの部屋に来るわ」

桃華「わかりましたわ、お待ちしていますわね」

梨沙「じゃ、また後でね!」

(バタン)

~おまけ~

ありす「そういえば今日は桃華さん達の出演されてる特撮の放送日でしたか…」

ありす「一応、どんな感じなのか実況を見てみましょう」

-ヘレンが出たあたりー

・ヘーイ!

・ヘーイ!

・ヘーイ!

・これが世界レベル!

・心まで…ダンサブル!

・世界レベルってなんなんだ!?

・↑つまり、こういうこと

ありす「???」

-リサが戦っているあたりー

・うわあああああああ!やめろおおおおお!

・散りゆく…長い友達が散っていく…

・こんな…こんなことが許されて良いのかよ!!!

・むごい…あまりにもむごすぎる…

・やめなされ…髪を粗末にするのはやめなされ…

ありす「?????」

-リサが変身解除したあたりー

・---ようこそ、無毛の世界へ

・これが、毛根を殺すということだ

・(´・ω・`)また髪の話してる…

・禿も慣れれば気にならなくなるよ…(´;ω;`)

・なんか梨沙ちゃん神々しい

・拝みたくなるな

ありす「?????????」

ありす「い…意味がわかりません!」

ありす「普通の魔法少女ものじゃなかったんですか!?」

ありす「これは…一度誰かに録画を見せてもらいませんと…!」

おわりです。

お付き合いいただきありがとうございました。

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