仮面ライダーゴースト「まよいマイマイ?」 (88)

仮面ライダー×化物語

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仮面ライダーゴースト「ひたぎクラブ?」

仮面ライダーゴースト「ひたぎクラブ?」 - SSまとめ速報
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今回は「まよいマイマイ」1本でいきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489073555

俺は天空寺タケル!

18歳の時に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それでも俺の周りには不可思議現象が絶えないようだ

この間もクラスメイトの戦場ヶ原さんの事件を解決したばかりだ

そして今回は・・・

ブロロロロロ・・・

タケル「・・・・・」

真宵「・・・・・」

今、俺は八九寺真宵という少女と一緒にバイクで走っている

なぜこんな事になったのかというと

話は数時間前に遡る・・・

タケル「ふぅ、こんなもんかな」

俺は買い物帰りに公園で休憩していた

タケル「しかし休日だというのに誰もいない公園だなぁ・・・ん?」

真宵「・・・・・」

そう思っていたらこの辺の案内図を見ている小学生くらいの女の子がいた

タケル「おおきなリュックだな・・・まさか家出?」

タタタ・・・

タケル「あ・・・」

そう考えていたら、その子は走り去って行った、その代わりに

ひたぎ「あら、天空寺君じゃないの」

タケル「あ、戦場ヶ原さん」

ひたぎ「こんな所で何してるの?」

タケル「ああ、今度友達が帰ってくるからパーティでもしようと思って買い出しをね」

ひたぎ「友達・・・ねぇ」

タケル「戦場ヶ原さんは?」

ひたぎ「新しい服を買ったものだから・・・ちょっとね」

タケル「ふーん・・・」

ひたぎ「タコに青のり・・・たこ焼きかしら?」

タケル「うん、友達の1人が無類のたこ焼き好きなんだ」

ひたぎ「へぇ・・・」

タケル「ある意味たこ焼きで世界が救われたといっても過言じゃないくらいだからね」

ひたぎ「あなたの友達って普段何してるのよ・・・」

タケル「戦場ヶ原さんはあれからどう?」

ひたぎ「ええ、もうすっかり良くなったわ」

タケル「そっか、良かった」

ひたぎ「お医者さんもびっくりしてたけど、「君の笑顔が見れてよかった」って喜んでたわ」

タケル「そ、それって・・・」

ひたぎ「ついうっかりあなたの名前を出したら不思議と納得していたわ」

タケル(宝生先生ェ・・・)

ひたぎ「そういえば、まだお礼してなかったわね」

タケル「え、いいよ気にしなくて」

ひたぎ「それじゃ私の気が済まないわ、何でも言って」

タケル「何でもって・・・」

ひたぎ「何でもいいのよ、世界の全てを知りたいとか全てを終了させたいとか宇宙の果てへ行きたいとか人間になりたいとか不思議な森の浸食から世界を救いたいとか何でもね」

タケル「それは流石にちょっと・・・

ひたぎ「そうね、できれば私ができる範囲でお願いするわ」

タケル「いやだから・・・」

ひたぎ「あ、後これもダメよ」

タケル「聞いてないし・・・何?」

ひたぎ「あなたの彼女になる・・・ことよ」

タケル「は?」

ひたぎ「だって天空寺君年上好きだものね」

タケル「いや、だからアカリの方が先に生まれただけであってそういうわけじゃ・・・」

ひたぎ「別にアカリさんの事だなんて言ってないけれども」

タケル「///」

ひたぎ「まぁ別にいいわ、それで、私は何をすればいいのかしら?」

タケル「そうだな・・・あ!」

ひたぎ「?」

タケル「そのたこ焼きパーティに参加して欲しいな・・・なんて」

ひたぎ「それお礼になってるの?」

タケル「いいじゃん別に」

ひたぎ「まぁ考えておくわ、それじゃ」

タケル「どこか行くの?」

ひたぎ「これからデートなの」

タケル「え!?それなのに俺と話してて大丈夫なの?」

ひたぎ「大丈夫よ、あなたの事を話したらとても感謝していたわ」

タケル「いやそういう問題でなく・・・」

ひたぎ「じゃあまたね」

そう言って、彼女は去って行った

タケル「はぁ、なんかどっと疲れたな・・・俺もそろそろ帰・・・」

真宵「・・・・・」

ふと見ると、先ほどの女の子がまた案内板を見ていた

タケル「あれ、さっきの女の子・・・また戻ってきたのか?」

真宵「・・・・・」

タケル「もしや迷子なのかな?だったら・・・」

俺は迷わず彼女に近づいて話しかけて

タケル「お嬢ちゃん、道に迷ったのかな?」

真宵「!」チラ

彼女はこちらを向いて言った


真宵「話しかけないでください、あなたの事が嫌いです」

第一声からこれである

タケル「いや嫌いって・・・」

真宵「いいから話しかけないでください」

タケル「いや迷子なのかなと思って・・・」

真宵「違います!」

タケル(あ、リュックに名前書いてある・・・八九寺真宵ちゃんか)

タケル「真宵ちゃん、俺は天空寺タケル、決して怪しい者じゃ・・・」

真宵「その紹介が既に怪しいです!てんきゅうじさん」

タケル「え?」

真宵「失礼、噛みました」

タケル「・・・・・」

真宵「とにかく!あなたの力なんかかりません!1人で大丈夫です!」ドン

タケル「うわっ!」

俺は彼女に突き飛ばされた

タケル「この・・・」スッ

俺は反射的に赤い眼魂を取り出した

真宵「目玉のオモチャ?そんなもんでどうしようと・・・」

俺は何も言わずにいつの間にか腰に巻かれたベルトに眼魂をセットした

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

真宵「あわわ・・・服のお化け!?」

そして叫ぶ

タケル「変身!」

闘魂カイガンブースト! 俺がブースト! 奮い立つゴースト!

仮面ライダーゴースト(闘魂ブースト魂)「うおおおおおおおお!!!」

真宵「ひゃあああああ!!!てんきゅうじさんが変身しましたあああああ!!!」ヘタッ

真宵「って、その姿はもしや・・・仮面・・・ライダー・・・?」

ゴースト「ハァハァ・・・そうだよ、だから・・・君を助けてあげるよ」

真宵「本当・・・なんですね・・・」

やっとわかってくれたか・・・

でも、彼女の足元に水たまりなんてあったかな?

真宵「もう・・・リュックの中にスペアがあったからよかったものの・・・」

タケル「ゴメン・・・」

俺は変身を解き、彼女に怒られていた

真宵「それにしても・・・本当に仮面ライダー・・・なんですね」

タケル「うん」

真宵「輝くマシンも深紅のマフラーも緑の仮面もないですけど、そうなんですね」

タケル「ま、まぁね・・・」

タケル「で、真宵ちゃんはどこへ行こうとしているの?」

真宵「・・・・・」スッ

彼女は何も言わずにメモを差し出した

タケル「ここか・・・そんな遠くもなさそうだしすぐ着くかな」

真宵「・・・・・どうですかね?」

タケル「あ、そうだその前に・・・」

俺はある人に電話をかけた

タケル「という訳なんです、泊さん」

進ノ介「わかった、その八九寺真宵って子の住所を調べればいいんだな?」

タケル「すみません、色々お願いしてしまって・・・」

進ノ介「いいんだよ、何かわかったら連絡する、じゃあね」ピッ

タケル「よし、いざってときは泊さんに保護してもらうことも考えとかないとな・・・」

タケル「じゃあ行こうか、あっちに俺のバイクあるから」

真宵「はぁ・・・無駄だと思いますけど、よろしくお願いします」

タケル「?」

真宵「いえ何でもありません、行きましょうか」

タケル「うん」





真宵「仮面ライダー・・・この人ならもしかして・・・」

こうして現在に至る

真宵「ふぃ~風が気持ちいいですね~」

タケル「そう、良かった」

彼女とはすっかり打ち解けていた、意外と素直な子なのかもしれない

真宵「ツーリングもいいですけど、車もいいですよね、あ、それだとフォーリングになっちゃいますか」

どうやらこの子は、ツーリングのスペルを勘違いしているらしい

そんなこんなで走り続けていると、ある違和感を覚えた

タケル「おかしいな・・・そろそろこのメモの住所に着いてもいいころなんだけど・・・」

どうやら同じ場所をグルグル回っているようだった

真宵「やっぱり、無理なんですよ、私は迷子なんですから」

タケル「え?」

真宵「カタツムリの・・・迷子ですから」

タケル「カタツムリ?それってどういう・・・」

ドカーーーーーン!!!

タケル「!?」

真宵「きゃっ!?」

その直後、俺達の近くで爆発が起こった

タケル「一体何が・・・?」

??「チッ、外したか・・・」

いつの間にか背後から、バイクに乗った肩に大砲をつけた牛の怪物と

ショッカー戦闘員達「イー!!!」

見覚えのある黒の全身タイツ軍団がいた

??「俺様はタイホウバッファロー!偉大なる首領の手先だ!」

タケル「ショッカー・・・壊滅したんじゃなかったのか」

伝説の悪の組織・・・以前本郷さん達と協力して壊滅させたはずなのに・・・まだ生き残りが・・・

タイホウ「その子供をこっちに渡してもらおうか」

真宵「ひっ・・・」ビクッ

タケル「真宵ちゃんを?一体何故・・・」

タイホウ「そんな事話す必要はない!いけショッカーオートバイ部隊!!!」

ショッカー戦闘員「イー!!!」

ブロロロ・・・

ショッカーたちはバイクでこちらに向かってきた

タケル「まずい・・・真宵ちゃん!しっかり捕まってて!」

真宵「は、はい!」ガシッ

俺達はバイクを走らせ、さっきの公園まで戻ってきた

タケル「よしここなら・・・真宵ちゃん、物陰に隠れてて」

真宵「わ、わかりました・・・」

タイホウ「フフフ・・・もう逃げられんぞ」

タケル「それはどうかな・・・変身!」

カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

ゴースト「命、燃やすぜ!」

真宵「あれ、さっきのと姿が・・・」

タイホウ「貴様仮面ライダーだったのか・・・ついでに奴も生け捕りにしてしまえ!」

戦闘員達「イー!!!」

ゴースト「やれるもんならやってみろ!」

そして、ショッカーとの戦いが始まった

ゴースト「ハッ!やぁ!てい!」シュッ

戦闘員達「イイイイイイイッ!!!」バタバタッ

次の戦闘員達「イー!!!」

ゴースト「ハァハァ・・・これじゃきりがない・・・なら!」

俺はアイコンを入れ変えた

カイガン!ベートーベン!曲名!運命!ジャジャジャジャーン!!!

ゴースト(ベートーベン魂)「さぁ!奏でるぜ!」ジャジャジャジャーン♪

俺が手を振るたびに音符の塊が現れ、相手を襲っていく

戦闘員達「ギャアアアアアアアアア!!!」

そして倒れていく戦闘員達、そして・・・

ゴースト「後はお前だけだ!」

タイホウ「おのれ・・・」

ゴースト「こいつで決める!」カチッ

カイガン!ビリーザキッド!百発!百中!ズギューン!バギューン!!!

タイホウ「喰らえ!!!」ドカーン!!!

ゴースト「ハッ!!!」バキュン!

ドカーーーーン!!!

俺はガンガンセイバーとバットクロックを銃に変形させ、砲弾を撃ち落とした

タイホウ「何!?」

ゴースト「こいつでトドメだ!」カチャ

俺は銃2つを合体させ、構えた

ダイカイガン!オメガインパクト!!!

バキュウウウウウウン!!!

タイホウ「ギャアアアアアアアアア!!!」

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

銃から放たれた閃光は敵を貫き、爆散させた

ゴースト「ふぅ・・・」オヤスミー

変身を解いた俺に真宵ちゃんが近寄ってきた

真宵「凄いですてんきゅうじさん!流石仮面ライダーですね!」

真宵「・・・・・失礼、噛みました」

タケル「それより何で君が狙われてるの?」

真宵「さぁ?私がカワイイからじゃないですか?」テヘペロ

タケル「はぁ・・・とにかくもう一度住所の場所を探しに行こうか」

真宵「はい!」









真宵「・・・まぁ、無事に辿り着ければですけど」

~一方その頃~

俺は泊進ノ介、刑事だ

俺は今ライダー仲間の天空寺タケル君に頼まれ八九寺真宵という女の子について調べている

進ノ介「そんな・・・これって・・・」

俺は信じ難い事実に辿り着いてしまった

進ノ介「とにかくタケル君に連絡を・・・」ピッ

プルル・・・

進ノ介「あれ?出ないな・・・」

??「どうやら妨害電波が出ているようだな」

俺の腰に巻かれている「ベルトさん」が語りかける

長い闘いの末に眠っていたのだが、諸事情により起きてきたのだ

進ノ介「じゃあ何者かの陰謀も動いてるって事か、こうなったら直接行くしかないな」

ベルト「・・・やれやれ、こう事件続きだと眠る暇もないな」

進ノ介「そう言うなって、折角だからもうひとっ走りくらい付き合えよ」

俺達は愛車「トライドロン」に乗り込み現場へ向かった

ブロロロ・・・

進ノ介「あれ?おかしいな・・・」

ベルト「どうしたのかね?」

進ノ介「何だか同じ所をグルグル回ってるような・・・」

ベルト「どうやら空間が歪められているようだな」

進ノ介「マジかよ・・・タケル君、無事でいろよ・・・」

~再びタケルサイド~

タケル「ハァ・・・ハァ・・・」

真宵「・・・・・」

あれから何度走り回っても一向に目的地へ着かず、俺達は疲れ果てていた

タケル「どうなってんだよ一体・・・」

真宵「だから言ったでしょう、私はカタツムリの迷子なんです」

タケル「何だよそれ・・・そういえばそのメモの住所には何があるの?」

真宵「・・・私の親戚の家です」

タケル「親戚?じゃあ親戚の家に遊びに行こうとして道に迷ったの?」

真宵「・・・・・まぁそうなりますかね」

タケル「そっか・・・でも何で着かないんだ?まずはその謎を解かないとな」

真宵「謎?」

タケル「まぁこう見えても今まで色んな不可思議現象を解決してきたからね・・・任せてよ」

真宵「そうなんですか・・・」

タケル「さてまずは・・・ん?」





戦闘員「ったく買い出しかよ・・・下っ端は辛いぜ」

俺達の目に映ったのは、公園のマンホールに入ろうとするショッカー戦闘員の姿だった

タケル「あ」

戦闘員「あ」

タケル「まさかそこにショッカーのアジトが!?」

戦闘員「しまったあああああああ!!!ばれたああああああ!!!」

ズキューン!

戦闘員「グワッ!」ドサッ

その時一発の銃声が轟き、戦闘員は倒れた

??「フン、役に立たん下っ端め」

俺達の前に猫ともカタツムリとも取れない怪人が立っていた

??「俺はチーターカタツムリ!ここの支部長だ!」

タケル「やっぱりショッカーか・・・」

チーターカタツムリ(以下チーター)「仮面ライダーめ、ここで会ったが百年目だ!それにそこの嬢ちゃん、よくやったな!」

タケル「え!?」

真宵「・・・・・」

タケル「そんな・・・真宵ちゃん・・・」

真宵「ごめんなさい・・・」グスッ

タケル「一体どういう事だ!」

チーター「フッ、知れたこと、その娘に迷子として人間を誘い出し、歩き回らせて疲れ切った所を我々が拉致し、改造人間とするのだ!」

タケル「なんて事を・・・」グッ

チーター「おかげでこんなに怪人が集まったぞ!」

バイソンヤミー「・・・・・」

タウラス・ゾディアーツ「・・・・・」

ミノタウロス「・・・・・」

がラオックス「・・・・・」

カタツブラー「・・・・・」

カタツムリ獣人「・・・・・」

タケル「こんなに・・・」

チーター「まぁこの間サルの能力を移植した奴には逃げられてしまったが、そんな事は些細な問題だ」

チーター「しかしその娘も愚かな奴だ、100人連れてくれば生き返らせてやるなんて嘘を真に受けて協力するとはな」

真宵「そ、そんな・・・」ヘタッ

タケル「この・・・お前だけは・・・許さない!!!」

チーター「フン、この戦力差をどうするつもりだ?お前も改造してやる!やれ!」

怪人達「うおおおおおおおお!!!」

タケル「くっ・・・」

ブオオオオオオン!!!

タケル「え?」

チーター「何!?」

その時、一台の車が突っ込んできた

ドガガガガガガ!!!

怪人達「ギャアアアアアアアアア!!!」

車は次々と怪人達を薙ぎ倒していく

やがて車は止まり、ドアが開いた

進ノ介「何とか間に合ったな」

ベルト「ディメンションキャブのお陰だな、空間の亀裂を発見してぶち破ってきたのだ」

タケル「泊さん!」

進ノ介「よく頑張ったねタケル君、それに・・・」

真宵「・・・・・」

進ノ介「君にも色々聞きたい事はあるけど、まずはあいつら倒さないとな」

真宵「まさかあなたも・・・」

進ノ介「行くぞベルトさん!タケル君!」

タケル「はい!」

ベルト「OK!スタートアワーエンジン!」

俺はアイコンを、泊さんはミニカー型のアイテム「シフトカー」をセットして叫ぶ

タケル・進ノ介「変身!」

カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

ドライブ!タイプスピード!!!

仮面ライダーゴースト(オレ魂)「命、燃やすぜ!」

仮面ライダードライブ「ひとっ走り付き合えよ!」

真宵「あなたも仮面ライダー・・・」

ドライブ「君は俺の車の中に入ってな」

真宵「はい!」

チーター「おのれ・・・残りの怪人共!行け!」

怪人達「うおおおおおおおお!!!」

そして、大乱戦が始まった

ゴースト「せいっ!」

ドライブ「来いハンドル剣!ドア銃!」

怪人達「グワアアアアアアアア・・・」

ドライブ「一気に行くぞ!」

ゴースト「はい!」

ドライブ!タイプフォーミュラ!!!

カイガン!ロビンフッド!ハロー!アロー!森で会おう!

ドライブ(タイプフォーミュラ)「これで・・・」

ゴースト(ロビン魂)「終わりだ!!!」

ヒッサーツ!フルスロットル!トレーラ・・・タイホーウ!!!

ダイカイガン!オメガストライク!!!

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

カタツブラー「グワアアアアアアアア!!!」

獣人カタツムリ「ギャアアアアアアアアア!!!」

2つの光線が、怪人を貫いた

チーター「あわわ・・・」

ゴースト「後はお前だけだ!」

ベルト「進ノ介、わかっているとは思うが・・・」

ドライブ「ああ、あれはゲンさんじゃない、別人だ」

チーター「この!」ぺッ

ベチャッ

ゴースト「わっ!何だコレ!?」

変な粘液が、足にくっついた

チーター「じゃあな!今のうちに逃げさせてもらうぜ!」バッ

ゴースト「ま、待て!」

ドライブ「任せろ!」ガコン

ドライブ!タイプスピード!!!タイヤコウカーン!マックスフレア!!!

ドライブ(タイプスピード)「ほらよ」メラメラ・・・

ドロッ・・・

炎でみるみるうちに粘液が溶けていく

ゴースト「助かった・・・もう逃がさないぞ!!!」

カイガン!ドライブ!警官!正義感!タイヤ交換!!!

ゴースト「よーし・・・これで・・・」

ドライブ「おお、お揃いだ、それじゃ・・・」

ダイカイガン!ドライブ!オメガドライブ!!!

ヒッサーツ!フルスロットル!フレア!!!

ガガガ・・・

チーター「え・・・え!?」

タイヤが出現し敵を捕らえた、そして・・・

ブロロ・・・

真宵「え!?」

トライドロンも動き出した

そして敵の周りをグルグル回り始めた

真宵「きゃああああああああ!!!」

ゴースト・ドライブ「ハッ!!!」

ズガガガガガガガ!!!

チーター「ギャアアアアアアアアア!!!」

俺達はそれを足場に敵を蹴り続けた、そして

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

勝負は決した

ゴースト「ふぅ・・・」オヤスミー

ドライブ「やったな」ガシャン

ベルト「2人とも、ナイスドライ・・・って何か忘れてるような」

ガチャ

その時車のドアが開き

真宵「うぷっ・・・」

フラフラの真宵ちゃんが出てきた

タケル「あ・・・」

進ノ介「ゴメン、忘れてた・・・」

俺達は彼女の回復を待ち、改めて話を聞いた

真宵「も~下手な絶叫マシンより恐かったですよ!」プンプン

進ノ介「だからゴメンってば・・・」

真宵「しゅんのすけさんはいつもあんなのに乗ってるんですか?信じられません!」

進ノ介「しんのすけな」

真宵「失礼、噛みました」

真宵「本当に死ぬかと思いました!死んでますけど!」

タケル「あ、それってやっぱり・・・」

真宵「ええ、そういう事です」

進ノ介「そう、八九寺真宵ちゃん、君は数年前に死亡が確認されている」

真宵「流石刑事さん、調査済みですか」

泊さんの話だと、彼女の両親は不仲で母親が親戚の家に帰ってしまい、真宵ちゃんは母親に会いに行く途中で事故に遭ったそうだ

タケル「それからずっとあの場所に・・・」

真宵「ええ、帰りたくても帰れない、それが私です」

進ノ介「そんな時に、あのカタツムリの化け物に会ったと・・・」

真宵「捕まえるんですか?私を」

進ノ介「まさか、既にこの世にいない人物は裁けないよ」

進ノ介「さて、じゃあ行こうか」

真宵「どこへですか?」

進ノ介「君の行きたがってた所だよ」

タケル「泊さんそれって・・・」

進ノ介「ディメンションキャブなら、君の影響を受けずに辿り着くはずだ、ついてきて」

泊さんに案内で、彼女の目的地に辿り着いた、だが、そこには何もなかった

タケル「これって・・・」

進ノ介「この辺は区画整理が頻繁に行われててね・・・その影響だろう」

真宵「あ、ああ・・・」ポロポロ

タケル「真宵ちゃん・・・」

真宵「ただいま・・・帰りました!!!」

パアアアアアア・・・

彼女は・・・そう言って消えていった

進ノ介「さて、俺はもう帰るけど、君も暗くなる前に変えるといい」

タケル「はい、色々ありがとうございました」

進ノ介「いいって、それじゃ」

タケル「あ、そうだ、今度パーティやるんで泊さんも是非」

進ノ介「時間があったらな、それじゃ」

そう言って、俺達は別れた

それから数日後、俺は信じられない光景を目撃した

タケル「あ」

真宵「お?」

タケル「何で・・・成仏したんじゃ・・・」

真宵「地縛霊じゃなくなっただけです、もうしばらくはこの辺にいるつもりですよ」

タケル「ええ・・・」

真宵「という訳で、もし見かけたら話しかけてくださいね、てんきゅうじさん」

真宵「失礼、噛みました」

タケル「そうか・・・それなら」

真宵「え?」

タケル「君もたこ焼きパーティに来ないか?」

~おわり~

~次回予告~

火憐「火憐だぜ!」

月火「月火だよ~」

月火「というわけで予告編クイズ!」

火憐「クイズ!」

月火「仮面ライダーの定番といえば蜘蛛怪人ですが!」

火憐「始まりは蜘蛛男!」

月火「その中で最強は誰でしょう!?」

火憐「甲乙つけ難いな~」

月火「正解は・・・ハート様に決まってるでしょ!」

火憐「一応元蜘蛛怪人だけれども!」

ファイヤーシスターズ「次回「するがモンキー」!!!」

月火「実質的にはスパイダードーパントかな?」

火憐「あれはえげつないだけでしょ・・・」

これで終わりです

ゴースト本編を物語風に言うと「たけるライダー」でしょうか

それとフルスロットルのご指摘ありがとうございます

とりあえずなでこスネイクまでは頑張りたいです・・・

キャスト

天空寺タケル/仮面ライダーゴースト
西銘 駿

八九寺真宵
加藤英美里


戦場ヶ原ひたぎ
斎藤千和


泊進ノ介/仮面ライダードライブ
竹内涼真


ベルトさん(声)
クリス・ペプラー


タイホウバッファロー(声)
竹山隆範(カンニング竹山)

ショッカー戦闘員
児島一哉(アンジャッシュ)

チーターカタツムリ(声)
井俣太良

その他の怪人達(声)
斎藤 司(トレンディエンジェル)


阿良々木火憐
喜[スペランカー]英梨

阿良々木月火
井口裕香

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