ヴィーネ「ポケモンバトル?」 【安価】 (116)

ヴィーネ「ちょっとガヴ、この後の数学の課題終わらせてあるの?」


ガヴリール「んー?あぁ…それっぽい式と答えだけは書いといたから…それを提出しようかなと」ポチポチ


ヴィーネ「ちょっとそれ…やってないのと変わらないじゃない」


ガヴリール「白紙で提出したり未提出のままにするよりやったって姿勢が示せれば良いんじゃね」ポチポチ


ヴィーネ「あんたねぇ…」

    「ところでガヴ?学校に来までゲームしてるなんて珍しいわね、見たところ新品?みたいだけど」

    「今月課金のし過ぎでお金苦しいとか、バイト週2にしようかなとか言ってなかった?」


ガヴリール「この前ちょっとだけ天使の力込めたハガキで懸賞が当たった」


ヴィーネ「天使の力使ってまで何やってるのよ!」


ガヴリール「出席しながらサボってゲーム出来るって最高じゃね?」

     「てか携帯ゲーム自体はあったけど、この前Gと共に消し炭になっちゃったから」


ヴィーネ「それは悪かったわよ…」

    「ゲームしてるって事は本体と一緒にソフトも付いてきたって事?何やってるの?」


ガヴリール「厳選」


ヴィーネ「厳選…?」


ガヴリール「ポケットモンスター、縮めてポケモンの厳選だよ」


ヴィーネ「へぇ…、それで厳選してどうするの?」


ガヴリール「サターニャみたいのより私やヴィーネ、ラフィみたいのを育てて戦わせた方が勝てそうだろ?」

     「その為に強い奴が出るまでこうやってタマゴを割ってるんだよ」


ヴィーネ「ラフィはともかくとしてガヴが戦ったところでちょっと走っただけですぐバテちゃいそうね」


ガヴリール「ガヴじゃなくてガブならそうはならないんだけどな」


ヴィーネ「ガブ…?」


グラサン「…」ガララッ

    「月乃瀬席に着け、委員長号令」


ヴィーネ「あっ、はい!」

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ーーーーーーーーーー


昼休み




ヴィーネ「んーっ!さーてお昼お昼…ガヴ!お昼一緒にって呆れた…本当に授業中にまでゲームしてたの?」


ガヴリール「当たり前だろ、それよりヴィーネ!これ見てくれ!」


ヴィーネ「えっ?何これ…HPさいこう…とくこうすばらしい…?」

    「これがどうかしたの?」


ガヴリール「これはな…臆病変幻自在のめざ炎ゲッコウガだよ」


ヴィーネ「…は?」


ガヴリール「いやーやっと出てくれた、無駄にした数学の時間が実を結んだと言うか…」


ヴィーネ「えっそんなに時間かけて作ったの?その可愛いカエル…」


ガヴリール「本当は王冠とかあるからめざ炎個体さえ出ちゃえばここまで粘る意味も無いんだけど…そもそもめざ炎個体すらまともに出なかったからな…正直焦った」


ヴィーネ「めざ炎とかとくこうとかよく分からないけど…そんな事よりお昼食べましょうよ」


ガヴリール「えー今日の昼はポケモンやってようかな…テテフの厳選残ってるし…」


ヴィーネ「食べなさい」


ガヴリール「やっぱ今日は」


ヴィーネ「食べるのよ」3DSツマミ


ガヴリール「はい」

ヴィーネ「ところでさっきのポケモン?の話なんだけど…」モグモグ


ガヴリール「ん?ヴィーネも興味あるの?」


ヴィーネ「ガブ?だとかあの可愛いカエルとか…」

    「ちょっとやってみたいかなって思っただけ、ちょっとだけよ?」


ガヴリール「分かりやすいなぁ…」

     「今なら2DSとかも出てるしポケモンの発売から時間も経ってるからそこそこ安く手に入るんじゃないか」


ヴィーネ「ふーん…」


ガヴリール「もしヴィーネが始めるんだったら色々教えてやったりメタモンや孵化余り渡したりしてもいいけど」


ヴィーネ「うーん、考えておくわ」


ガヴリール「ん…おっ、あっ!クソッ3回揺れた癖にボールから出るんじゃねーよ…」


ヴィーネ「…」

ーーーーーーーーーー


放課後




ガヴリール「それでポケモンどーするんだよ?わざわざ店頭で買うよりネットで仕入れたりする方が安上がりだったりしない事も無いぞ?」


ヴィーネ「考えるって言ったでしょ、まだ買うかどうかは決めてないわよ」


ガヴリール「ふーん…ま、買う事になったら色々レクチャーしてやるよ」

     「じゃ、また明日」


ヴィーネ「…」

    (あの可愛いカエルとか…ガブ?なんてモンスターもいるみたいだし…)

    (買っちゃおうかな…)

ーーーーーーーーーー


週末 ヴィーネ宅




ヴィーネ「結局買ってしまった…」

    「中古のソフトと3DS…ガヴはネット方が安上がりだなんて言ってたけど、通販とかよく分からなかったし…」

    「実際目で見て決めた方が良さそうだからと行ってみたものの柄にも無くゲーム屋さんで小一時間も悩んじゃったし…」

    「でもこれでガヴと一緒に遊べるし、退屈な時の暇潰しにも…と言うよりゲーム自体暇潰しの道具なんだからやるべき事があったら普通そっちが優先なんだけど…」

    「ガヴはメタモンや厳選がどうとか言ってたみたいだけど、多分ストーリーを終わらせてからの話…よね?」

    「ガヴに色々教えてもらう前に先に本編をやっちゃうべきかな…あっ、このニャビーって子可愛いかも…」

ーーーーーーーーーー


2週間後 ガヴ宅




ピンポーン


ガヴリール「…」ポチポチ


ピンポーン


ガヴリール「ここは交換読みで…」


ピンポーンピンポーンピンポーン


ガヴリール「…いや、突っ張る可能性も捨て切れない…」


ガチャバタンドタドタ


ヴィーネ「ちょっとガヴいるんでしょ!返事くらいしてよ!」


ガヴリール「合鍵あるんだからインターホン押さず勝手に入ってくりゃ良いじゃん…」


ヴィーネ「それは…流石に非常識じゃない」


ガヴリール「他人の家の合鍵を勝手に作っちゃう方が非常識だと思うけど」


ヴィーネ「それよりガヴ、私もポケモン始めたわよ」


ガヴリール「おっ、そうか…うわここ舞って来るの?悠長過ぎるだろ…」

     「御三家とか何選んだんだ?」


ヴィーネ「御三家?」


ガヴリール「最初に選ぶ3体のポケモンいただろ?」


ヴィーネ「あぁ、ニャビーを選んだわ」


ガヴリール「ガオガエンか…ニャヒートの時点で正直ブサかったような気がするな」


ヴィーネ「ニャビーの頃は可愛かったのになんであんな風になっちゃったのかしら…」


ガヴリール「あれ、事前に調べたりとかしなかったんだ」


ヴィーネ「ゲームって自分の力で攻略していくもの…なんじゃないの?」


ガヴリール「あぁ…もうその言葉から謎の天使オーラが醸されてるよ…」

     「最終進化でヴィーネ好みだったのは恐らく水のアシマリとかじゃないかな…ほらこんなので…こうなる」アシマリオシャマリアシレーヌ


ヴィーネ「あっ可愛い、でも…♂なのね…」


ガヴリール「御三家の♂♀比率は♂に大きく偏ってるから…まぁしょうがないな」

ヴィーネ「それで、1回ガヴと1戦交えてみたいんだけど」


ガヴリール「えっ、旅パだよね?」


ヴィーネ「えっと…そうね、ガヴの言う厳選…はまだしてないわ」


ガヴリール「て言うかどこまで進めたんだ?まさか…」


ヴィーネ「取り敢えずチャンピオンになって…リーリエがカントーに戻っちゃったところまでだけど…何かまずかった?」


ガヴリール「犠牲は伝説のみで済んだか…そういやヴィーネ、サンとムーンどっちだっけ?」


ヴィーネ「私は>>8だけど…」


ガヴリール「そっか、丁度私の本ROMとは別バージョンなんだな」

サン

ヴィーネ「私はサンだけど…」


ガヴリール「そっか、丁度私の本ROMとは別バージョンなんだな」


ヴィーネ「本ROM?」


ガヴリール「うん、私はサンとムーンどっちも持ってるけど…主にムーンの方で対戦とかするんだよね」

     「サブ、つまりサンの方では育成や厳選なんかをするようにしてる…後は通信交換とかにも使うな」


ヴィーネ「あっ、それ知ってるユンゲラーとかゴーストとかポリゴンを進化させたりするのよね?」


ガヴリール「そうそう、私はよく知らないけど友達がいない奴はユンゲラーゴーストゴーリキーゴローンストライクポリゴンとかで手持ちが埋まるなんてジンクスがあるとかなんとか」


ヴィーネ「何と言うか…凄く悲しいわね…」

ガヴリール「それでえっと…対戦、するんだっけ?」


ヴィーネ「ええ」


ガヴリール「…旅パで?ホントに…?」


ヴィーネ「な、なんでそんなに食い下がるのよ」


ガヴリール「言っとくけど私容赦しないからね」


ヴィーネ「当たり前じゃない、いくら相手がガヴとは言え私の手塩に掛けて育てたガオガエンとその仲間達に勝てるはずないでしょ!」


ガヴリール(こいつ親バカなのか実はサターニャみたいな自信家だったのか知らんがこんなだったっけ…)


ヴィーネ「勝負よガヴリール!」


ガヴリール「サターニャのセリフ取ってやるなよ」

     「分かってると思うけど63フラット、手持ち内で同じ持ち物やポケモンは禁止、Lvは50までね」


ヴィーネ「…?」

ーーーーーーーーーー


3分後




ヴィーネ「1回も攻撃出来ずに負けた…」ショボン


ガヴリール「鍛え方が違うからな、そのまんまの意味で」


ヴィーネ「折角ガヴと一緒に遊べると思ったのに…」


ガヴリール「えっヴィーネそんな理由でポケモン始めたの?」


ヴィーネ「べっべべべ別にそれだけじゃなくて他にも暇潰しの為とか視野を広げる為とか色々な事を考えて主に自分の為に始めたと言うか…!」


ガヴリール「ふーん…ま、よく分かんないけどはっきり言ってそのポケモン達じゃ私には勝てないよ」


ヴィーネ「言ってくれるじゃない」


ガヴリール「旅パにしてはそこそこタイプのバランス良いはパーティだと思ったけど軒並みSが低いし決定打に欠けるポケモンばっかで…」

     「正直私がそのパーティを1から作り直しても私のパーティに勝てる見込みは低いよね」


ヴィーネ「…じゃあ、どうしろって言うのよ…」


ガヴリール「厳選するんだよ」

ヴィーネ「厳選…この前も聞いたけどそれって何の事なの?」


ガヴリール「ポケモンにはポケモン毎の決まった能力値が予め決められてるんだよ」

     「例えばガオガエンはこうげきが高くてすばやさは低い、後はどれも並程度だけどそこそこの耐久はある」

     「サンダースはすばやさととくこう、とくぼうが高いけどその他が絶望的に低い、いくらとくぼうやぼうぎょが高くったってHPが少なければ耐久が高いとは言えないんだ」

     「この予め決められた能力値が『種族値』」


ヴィーネ「『種族値』…何だか聞き覚えがあるような無いような…」

ガヴリール「この後にも説明する2つの値と合わせて『3値』なんて呼ばれてるポケモンバトルの基礎知識だからな」


ヴィーネ「後2つもあるのね…」


ガヴリール「次に紹介するのは…例えばHPの『種族値』が高いポケモンを倒すと経験値を得たポケモンのHPに経験値とはまた別の経験値、基礎ポイントなんてものが加算される」

     「その基礎ポイントを積み上げて行くことで同じモンスター同じレベルでも全くステータスの違うポケモンが出来上がるんだ」


ヴィーネ「つまりこうげきの『種族値』が高いポケモンにこうげきの基礎ポイントをたくさん振ればこうげきがもっと高くなるって事?」


ガヴリール「流石ヴィーネは理解が早いな、因みにこの基礎ポイントはこっちの言葉だと『努力値』なんて呼ばれてる」


ヴィーネ「『努力値』…やっぱり聞いた事があるわね…他の『3値』は確か…」

ガヴィーネ「『個体値』だ(ね)」


ガヴリール「この個体値がなかなか曲者でだな…ポケモン初心者が育成を始める上でまず始めに躓くのがこの要素だ」


ヴィーネ「なるほど…つまりこれを覚えられれば他の『種族値』、『努力値』と合わせて『3値』を理解した事になるから…」

    「ガヴと同じスタートラインに立てるって事ね…」


ガヴリール「スタートラインと言うか…まぁ私はフライングしてその先を行ってるけどな」


ヴィーネ「で、その『個体値』って言うのはどう言う要素なの?」


ガヴリール「説明が難しいな…言うなればそのポケモン1体が持ってる才能みたいなもんだ」


ヴィーネ「才能…?」


ガヴリール「そっ、例えば『種族値』上ではこうげきが高いマンムーも32通りのこうげきステータスに別れる訳だ」


ヴィーネ「32通り?」


ガヴリール「『努力値』を振っていないLv50のマンムーがいる中でこうげきが165のマンムーもいれば」


ヴィーネ「こうげきが133のマンムーもいるって事?」


ガヴリール「実はそうじゃないんだよヴィーネ」

ヴィーネ「…?どう言う事よガヴ」


ガヴリール「32通りとは言ったがLv50の『個体値』が0、31の同じポケモン、同じ『努力値』、同じ性格の能力値の差は17,18程度に縮まるんだ」


ヴィーネ「Lv100で32の差がつくようになるって事?」


ガヴリール「ポケモン毎に差異はあるけどまぁ、そう言う事だな…正直Lv100の事は気にしなくていいが」

     「つまりLv1の状態だと0と31でステータス上は1の差があるか無いか…、はっきり言って産まれたてのポケモンじゃ個体値の判別は難しいんだ」


ヴィーネ「産まれたて…ってポケモンってちゃんと繁殖するのね」


ガヴリール「いやそこかよ」

     「預け屋にポケモンを2体預けてそこら辺をうろついてるとタマゴが産まれるんだ、そのタマゴを孵すとLv1のポケモンが産まれる」

     「因みに基本預けた♀側のポケモンが産まれるけどメタモンはメタモンでない方のポケモンが産まれるんだ」

     「孵化については追い追い説明するよ」

ヴィーネ「…あれ?そう言えばさっき性格がどうとか言ってたわよね?あれって何か能力値に関係あるの?」


ガヴリール「あー、性格の事話すの忘れてたな」

     「ポケモンは『3値』の他にもう一つ能力値が変動する要素があってそれが性格なんだ」

     「いじっぱりなポケモンはとくこうが下がってこうげきが上がる、むじゃきなポケモンはとくぼうが下がってすばやさが上がる…」

     「低下は0.9倍で上昇は1.1倍だけどこの差がとても重要なんだ」


ヴィーネ「ふーん…、って事は性格が良くて『種族値』、『個体値』が優秀でキチンと『努力値』を振れば強いポケモンが出来るって事?」


ガヴリール「そういう事だ、ヴィーネは飲み込みが早いな」

     「そう言えばさっき言い忘れてたけど32個ある『個体値』は0~31で31はV、30はU、29はv、28はu、0は単に逆Vなんて呼ばれてる」

ヴィーネ「なるほど…3Vとか6Vなんて言う言葉はつまりこうげき、とくこう、すばやさなんかの『個体値』が31ですよって事だったのね」


ガヴリール「そういう事、HPはH、こうげきはA、ぼうぎょはB、とくこうはC、とくぼうはD、すばやさはSとも呼ばれてる」

     「こうげきとかぼうぎょとか言うのは面倒だからこの後はAとかCって言うけど良いよな?」


ヴィーネ「ええ、構わないわ」

    「『種族値』、『個体値』の高いポケモンに『努力値』を適切に振る…、よし覚えたわ、それで『個体値』の高いポケモンはどうやったら捕まえられるの?」


ガヴリール「こっからが本番だ、覚悟決めろよヴィーネ」ズイ


ヴィーネ「えっ、あっ…か、顔近い…」ワタワタ

ガヴリール「『個体値』は親から引き継ぐ事が可能なんだ、つまり預け屋に『個体値』の高いポケモンを2体ずつ預けて…」


ヴィーネ「産まれたタマゴを孵化させれば優秀な『個体値』のポケモンが手に入る?」


ガヴリール「察しが良いなヴィーネ」


ヴィーネ「でも簡単そうに聞こえるけど…覚悟って?」


ガヴリール「その考えが甘いんだヴィーネ、例えば6VのメタモンとH,A,Bが3Vの親ポケモンのタマゴから理想性格の6Vが産まれる確率っていくつだと思う?」


ヴィーネ「えっ6Vがいるんなら6Vが産まれるんじゃ…性格はいくつあるか分からないけど理想のを引き当てるしかないんじゃない?」


ガヴリール「その時点で1/25の性格ガチャが始まってるな」


ヴィーネ「6ステータスあるから…そっか、そんなにたくさん…」


ガヴリール「因みに性格補正にHPは適用されない…と言うかHPが上がったり下がったりする性格が無いんだよね」


ヴィーネ「そうなの?」


ガヴリール「その代わり無補正の性格が5つ余分にある」

     「しかもメタモンは6Vだが親ポケモンはたった3V…」

     「そもそも子が親から引き継ぐ『個体値』は3つまでが限界なんだ、即ち9/12から3つのVを引かなきゃいけない…」


ヴィーネ「たった3つ!?って事は6Vってどうやって作ってるの?」


ガヴリール「チッチッチ、そこでこの赤い糸と変わらずの石の出番だ」

ヴィーネ「変わらずの石は旅の途中で捕まえたダンゴロが持ってたような…でもその赤い糸はまだ持ってなかったわね」


ガヴリール「バトルツリーの景品か物拾いによるレアアイテムだからな、BPは余ってるから後で6Vメタモンと一緒に赤い糸1個ヴィーネにあげるよ」


ヴィーネ「ありがとうガヴ、それでその石と糸が孵化に関係あるの?」


ガヴリール「それが大アリなんだよ、石を持たせたポケモンの性格は子が100%引き継ぐんだ」


ヴィーネ「と言う事は1/25が1になるって事?それは凄いわね…」


ガヴリール「更にこの糸を別のポケモンに持たせると…」


ヴィーネ「持たせると…?」


ガヴリール「引き継ぐ『個体値』が5つに増えるんだよ」


ヴィーネ「えっ!?って事は6Vメタモンが親にいるだけで親が0Vでも5Vが産まれるかもしれないの!?」


ガヴリール「流石に確率は低いだろうけど不可能じゃない、さっき言い忘れてたけど引き継がない『個体値』は0~31の中からランダムだから糸が無きゃ高個体のポケモンなんて作れっこない」

     「後は6V3Vの親から4Vを作ってその4Vを親に、その親から5Vを作って…と繰り返していけば…」


ヴィーネ「6Vの量産も夢じゃないわね!」


ガヴリール「6V同士で子を作っても6V作るには1/32ガチャを引き続けないといけないけどな」

ガヴリール「と、あらかた説明は終わったかな…説明してる間にヴィーネのデータでコイキング作りまくってジャッジの解放しといたから『個体値』の可視化が可能になったぞ」


ヴィーネ「いつの間に!?何から何までありがとうガヴ」


ガヴリール「この他にも普通の孵化じゃ会得出来ない遺伝技や今作にはない教え技、めざめるパワーなんてのもあるから…そこら辺は自分で調べてくれ」


ヴィーネ「分かったわガヴ、糸もメタモンもありがとう」

    「それと…糸はBPで買えるからって言うのは分かるけど6Vメタモンってこんな簡単に貰っちゃって良いのかな?」


ガヴリール「んー…まぁ、気にすんな」

     「っともうこんな時間か、話してるだけだったのに時間経つの早いなぁ…」


ヴィーネ「じゃ、私は帰るけど…ご飯作ってく?」


ガヴリール「すまん頼むわ、ヴィーネも食ってって良いぞ」


ヴィーネ「じゃあお言葉に甘えて…って作るの私なんだけど、えぇと材料は…」

ーーーーーーーーーー


1週間後 ガヴ宅




ヴィーネ「ガヴリール?いるー?」


ガヴリール「…何…」ガチャ


ヴィーネ「インターホンは出てくれないのに声掛けには反応してくれるのね…」

    「それよりガヴ!やっとパーティ出来たわよ!」


ガヴリール「随分時間掛かったなおい」


ヴィーネ「年中ゲームしてる奴と一緒にしないでよ!この1週間合間を縫ってコツコツ育成したんだから」


ガヴリール「その割りには少しクマ出来てない?」アックマナンツッテ

     「まぁ、玄関先で立ち話もなんだし上がりなよ」


ヴィーネ「あっごめんなさい、お邪魔しまーす」

ガヴリール「ふぃーさむさむ…じゃあ早速始めよっか」


ヴィーネ「臨むところよ!」


ガヴリール「63フラットシングル…さてと、ヴィーネのパーティは…?」

ヴィーネ
ガブリアス ガオガエン
ゲッコウガ 下1
下2    下3


ガヴ
ゲッコウガ ボルトロス(霊)
ナットレイ 下4
下5 下6

ヴィーネ
ガブリアス ガオガエン
ゲッコウガ リザードン
ゲンガー  サーナイト


ガヴ
ゲッコウガ ボルトロス(霊)
ナットレイ ボーマンダ
ヨワシ   メタグロス


ガヴリール(これは…リザはYか…?襷はゲコサナゲンガーどれもあり得なくはい…けどゲンガーもメガだろ多分…メガ石が解禁されてないサナはスカサナの線も…)

     (ガオガエンは恐らくガオガエンZ、ガブの襷はほぼ無いはず…鉢巻…いや、ラム剣舞…?)


ヴィーネ(やばい大見得切って勝負挑んだけど昨日少しくらいバトルスポットとかで慣らしておくんだった…バトルの空気掴めてなきゃ勝てる勝負も勝てるわけないじゃない私の馬鹿…!)

    (…取り敢えずパーティを見極めよう、えぇっと…ヨワシが目を引くけど…ゲンガーの通りが比較的良さそうだけどあまり酷使させたら絶対に不利になる、ゲンガーの選出はほぼ確定かしら?)

    (ゲッコウガは珠、襷、Zどれも読めないけど多分特殊型ではあるだろう…ナットでステロ撒いてゲッコウガで荒し回ってマンダやボルトで全抜き…そんな感じかしら…全然分からない…)

ガヴリール(いや今時ラム剣舞とか無い無い…鉢巻の線が濃厚かな?さて…)

     (比較的通りの良いゲンガー、は多分出される…ヴィーネのゲッコウガ教え技はあるのか…?完全に特殊だと思って立ち回るつもりだけど…)

     (そうなると冷B、草結び、ドロポン他なんかだと仮定してナット以外に有利取れるしこっちも選出されるはず…めざ炎とかだとナットはおろかグロスも対応出来ない…)

     (さっさとマンダで舞って全抜きさせたいけど…、最悪ゲッコウガ同士での殴り合い…はホント神経すり減るしやりたくない…落とされた時のリカバリーが他で利くようなパーティではないしどうしたもんか…)


ヴィーネ(レボルトの型が一番読めない…スカーフや眼鏡もありそうっちゃありそうだけど…不意のチョッキとか怖過ぎるし悪巧みとかされたら…)

    (メガマンダは竜舞の抜きエースでしょう…マンダに舞われたら誰も対応出来ない…優先すべきはマンダの舞及び抜き阻止…)

    (ナットの起点作りに夢中になってガオガエンなんかでそのまま突破しちゃったらマンダに舞を許しちゃうし…物理でのナットの突破は即ち死…)


ガヴィーネ(選出は…)


ガヴリール(ナットレイ ゲッコウガ 下1)


ヴィーネ(ゲッコウガ ゲンガー 下2)

ガヴリール(ナットレイ、ゲッコウガ…後は…昨日作ったヨワシの試運転も兼ねて出してみるか…技範囲とトリルが無いって点では微妙かもしれないけど…ま、なるようになるだろ)

     (先発は…ゲッコウガでいっか)


ヴィーネ(ゲッコウガ、ゲンガー…後はどうしよう、ナットは出てくるだろうから炎枠を入れたいけどリザもガオガエンもマンダは受けられないし…)

    (かと言って炎がいないとナットの処理が遅れて電磁波やステロ、宿り木でやりたい放題されちゃうし…)

    (ガオガエンで処理するとマンダの後出しで簡単に起点にされちゃうけど…ガオガエンZでどのポケモンにも最低限の圧力は掛けられる…)

    (ガオガエンで…良いわよね、先発はゲッコウガ…かな?)


ガヴィーネ「対よろ(対戦よろしくね)」

ポケモントレーナーの ヴィーネが 勝負を しかけてきた!

ガヴリールは ゲッコウガを くりだした!

ゆけっ! ゲッコウガ!


ガヴリール(うわマジかいきなり恐れてた事が…)

     (こっちは珠…此方が先制して草結びを撃てて相手のゲッコウガが襷じゃないなら無振りゲッコウガなら倒せるけど…それは相手も同じだ…)

     (ゲッコウガを落とせる事は単純に此方のパーティのポケモンがどいつも出しやすくなると言う事…)

     (だが相手に落とされた場合のリスクがデカ過ぎる、上から冷Bや何かを撃たれ続けてそのまま終了だ)

     (ここは…)

くさむすび   ハイドロポンプ
れいとうビーム めざめるパワー炎

ナットレイ、ヨワシへの交換

下2

ガヴリール、ヴィーネ、ガヴリールの順番で戦闘安価を飛ばしていきます
コンマ00と奇数ゾロ目で急所になります
技の命中率以上のコンマは外れ、以下は命中、急所も命中になります
技や型、持ち物の開示は次から選出段階で表示します、失念していました

ナットに交換
ヴィーネの行動安価ってこのターン?

ガヴリール(ここはナットに交換かな…恐らく特殊型だろうしここで撃ってくる技は草結びかめざ電…とかか?)

     (仮に物理だったとしても素のゲッコウガに対してはけたぐりより蜻蛉の方が火力が出るからそっちを選択するはず…)

     (もし蜻蛉されたとして鉄の棘で襷を潰せるのは良いけどリザやガオガエンへの交代を許すのは非常にまずいが…)


ゲッコウガ 戻れ!

ゆけっ! ナットレイ!

相手の ゲッコウガの くさむすび!

相手の ゲッコウガは くさタイプになった!

効果は 今ひとつのようだ…


ガヴリール(珠じゃない…襷が濃厚か…問題はめざ炎があるかどうかだよな…)

ナットレイ HP165/181

>>37
ガヴリールの戦闘安価のターン、ヴィーネはこっちが予め決めていた行動を取るようにしています

ヴィーネ(草結びを読んでナットレイに引いてきた…1/4だからHBなのかHDなのか…もしかしたらHAなのかがよく分からない…)

    (めざめるパワー炎を切ってステルスロックや宿り木のタネを撒きに来たか…それとも鉢巻ジャイロボールで強引に負担を掛けに来たか…)


    (いずれにせよこの対面が厄介な事に繋がるのは確実…この技構成じゃナットレイにあまり負担を掛けられないし電磁波なんてされたら機能が停止しちゃう…)

    (でも交換してステルスロックを撒かれたら襷が潰れてゲッコウガとのタイマンの安定性が崩れちゃうのも確か

    (ここは…)

くさむすび れいとうビーム
ねっとう  かげうち

ガオガエン、ヨワシへの交換

下1

ヨワシでなくゲンガーですね、失礼しました安価下です

そう言えば草結び接触でしたねもう
>>38

ガヴリール(ここはナットに交換かな…恐らく特殊型だろうしここで撃ってくる技は草結びかめざ電…とかか?)

     (仮に物理だったとしても素のゲッコウガに対してはけたぐりより蜻蛉の方が火力が出るからそっちを選択するはず…)

     (もし蜻蛉されたとして鉄の棘で襷を潰せるのは良いけどリザやガオガエンへの交代を許すのは非常にまずいが…)


ゲッコウガ 戻れ!

ゆけっ! ナットレイ!

相手の ゲッコウガの くさむすび!

相手の ゲッコウガは くさタイプになった!

効果は 今ひとつのようだ…

相手の ゲッコウガは 傷ついた!

ガヴリール(珠じゃない…襷が濃厚か…問題はめざ炎があるかどうかだよな…)

ナットレイ HP165/181

>>40
ゲッコウガ 129/147

ヴィーネ(草結びを読んでナットレイに引いてきた…1/4だからHBなのかHDなのか…もしかしたらHAなのかがよく分からない…)

    (めざめるパワー炎を切ってステルスロックや宿り木のタネを撒きに来たか…それとも鉢巻ジャイロボールで強引に負担を掛けに来たか…)

    (いずれにせよこの対面が厄介な事に繋がるのは確実…この技構成じゃナットレイにあまり負担を掛けられないし電磁波なんてされたら機能が停止しちゃう…)

    (襷が鉄の棘で潰されてゲッコウガとのタイマンの安定性が崩れちゃったし)

    (ここは…)


ゲッコウガ 戻れ!

ゆけっ! ゲンガー!

相手の ナットレイの でんじは!

ゲンガーは まひして 技が でにくくなった!


ヴィーネ(うーん…ヨワシで電磁波受けて宿り木か守るのタイミングでゲンガー引きの方が良かったかしら…)

なんでヴィーネちゃんヨワシそんな大好きなの…ちょっと待って下さい

>>40
ゲッコウガ 129/147

ヴィーネ(草結びを読んでナットレイに引いてきた…1/4だからHBなのかHDなのか…もしかしたらHAなのかがよく分からない…)

    (めざめるパワー炎を切ってステルスロックや宿り木のタネを撒きに来たか…それとも鉢巻ジャイロボールで強引に負担を掛けに来たか…)

    (いずれにせよこの対面が厄介な事に繋がるのは確実…この技構成じゃナットレイにあまり負担を掛けられないし電磁波なんてされたら機能が停止しちゃう…)

    (襷が鉄の棘で潰されてゲッコウガとのタイマンの安定性が崩れちゃったし)

    (ここは…)


ゲッコウガ 戻れ!

ゆけっ! ゲンガー!

相手の ナットレイの でんじは!

ゲンガーは まひして 技が でにくくなった!


ヴィーネ(うーん…ガオガエンで電磁波受けて交換のタイミングでゲンガー引きの方が良かったかしら…)

ガヴリール(よっし、裏はゲンガーか…ここでゲッコウガが引いてゲンガーが出るって事は恐らく滅歌型か、気合玉持ちか…?)

     (んで持ってゲッコウガにめざ炎は積んでないと見た…とするとナットはまだゲッコウガを受けるのに取っておきたい、いずれにせよゲンガーの足を奪えたのは非常にデカイな…)

     (とは言え麻痺ったにせよ滅歌にしろ気合玉にしろ裏のポケモンで対応出来るか…?ゲッコウガの悪波切ったのが痛いな…)

     (ここは…)

やどりぎのタネ でんじは
ジャイロボール ステルスロック

ゲッコウガ、ヨワシへの交換

下1

ガヴリール(ここは気合玉も考えられる分無闇に後出しすると却って勝ちの芽を摘むことになりそうな…気がする…)

     (ステルスロックを撒いて様子見…しかしこれは相手のゲンガーが滅歌型だった場合1/4でナットを手放す危険行為…襷は恐らくゲッコウガが持ってるはずだからメガゲンガーであるのはほぼ確実…)


相手の ゲンガーの ゲンガーナイトと ヴィーネの キーストーンが 反応した!

相手のゲンガーは メガゲンガーに メガシンカした!

相手の ゲンガーの ほろびのうた!

ほろびのうたを 聴いたポケモンは 3ターン後に 滅びてしまう!

ナットレイの ステルスロック!

相手の 周りに とがった岩が ただよい始めた!

相手の ゲンガーの 滅びのカウントが 3になった!

ナットレイ の滅びのカウントが 3になった!


ガヴリール(やべ、ナット強引に落とされたらゲッコウガの処理ルートが…)

ヴィーネ(よし決まった!ナットレイは残してくると思った上でやるしか無かった行動だけど…ステルスロックを撒く事を焦ってかこのタイミングで…?)

    (とは言えナットレイを倒せるかはまだ分からない…此方が麻痺っている以上1/4で行動保証が無いし…)

    (さっきのゲッコウガの攻撃を見てもゴツメ,食べ残し共に持ってない…綺麗な抜け殻とかは流石に無いと思うけど、持ち物が割れてない分まだ警戒が必要ね)

    (安定の守るか身代わり…これのどっちかかしら…影踏みが解除されてさっさと逃げられちゃうって点から交換するメリットもあまり無い、つまり)

    (ここは…)

ほろびのうた  まもる
シャドーボール みがわり

ゲッコウガ、ガオガエンへの交換

下1

麻痺したポケモンがフィールドにいる場合どちらの戦闘安価フェイズでもコンマ25以下で00でも11でも痺れます
安価下です

ヴィーネ(ここは…そうね、まずは安定行動から…)


ゲンガーは まもるを つかった!

ゲンガーは 守りの体勢に 入った!

相手の ナットレイの ジャイロボール!

ゲンガーは 攻撃から 身を守った!

ゲンガーの 滅びのカウントが 2になった!

相手の ナットレイの 滅びのカウントが 2になった!


ヴィーネ(ぃよし!)

ガヴリール(まずい…このままナットを落とされるとそこそこ面倒な事になるな…まずこのままメガゲンに何も出来ず倒されると、ナットの死に出しからゲッコウガでのメガゲンの処理も難しい…少しはダメージを与えておきたい)

     (ただメガゲンをゲッコウガの圏内に入れれば話は別…相手のゲッコウガは珠じゃなかったから草結びで先制されても1発は耐えられる…返しの冷Bで確実に落とせる…)

     (だがこっちが先制してしまったら冷Bは半減…受ける草結びも半減出来るが次また先制出来るかどうかが分からない…そもそもゲッコウガに強い3体目が出てくる可能性もある…)

     (仮にリザYの場合、本来なら晴れ下珠ドロポンは確2だが…ステロを撒いているからドロポンを外さなければ倒せるはず…)

     (サーナイトの場合、特にスカサナだとムンフォを撃たれてるだけで全壊しかねない…どちらにせよヨワシで草結びゲッコウガとリザサナどっちかを受けるなんて芸当出来っこない…)

     (いや、まずは目の前のメガゲンに集中…ここで痛手を負わせられなければ、ゲッコウガに負担が掛かり過ぎてゲッコウガ対面での草結びを耐えられないから…相手の麻痺か攻撃に賭けるしかないか…)

     (ここは…)

やどりぎのタネ でんじは
ジャイロボールZ ステルスロック

相手の特性か影踏みの為、交換は出来ません

下1

ガヴリール(麻痺か攻撃を信じてジャイロボールZでゲッコウガの確1圏内に持っていく…これしかない…けど…)


相手の ゲンガーは みがわりを つかった!

相手の ゲンガーの 身代わりが 現れた!


ガヴリール(くっそ…動いたか…)


ナットレイは Zパワーを 身体にまとった!

ナットレイが 解き放つ 全力の Zワザ!

ちょうぜつらせんれんげき

相手の ゲンガーに かわって 身代わりが 攻撃を 受けた!

相手の ゲンガーの 身代わりは 消えてしまった…

相手の ゲンガーの 滅びのカウントが 1になった!

ナットレイの 滅びのカウントが 1になった!


ガヴリール(うーむ…滅歌ゲンガーだからHPは8n-1で宿り木やステロダメージが最低量になる極振りの167のはず…)

     (と言う事は今の消費HPは167-41で残りHPは126…この後の交換でステロが入ると106になる…H252D4メガゲン相手でもゲッコウガの珠ドロポンなら最低乱数でも108ダメ…)

     (次のターンのナットへの引き先にもよるが…メガゲンはなんとかゲッコウガで処理出来そうだな…)

ヴィーネ(これでほぼ無償でとてつもなく重いナットレイを処理出来た…抜け殻警戒なんてしてたけどまさかハガネZって…)

    (えっ、どういう事かしら…ジャイロボールに電磁波、ステルスロック…どう見てもアタッカーの技構成じゃない…)

    「あの…ガヴ、ナットレイにハガネZって…こっちから見た技構成的にアタッカーのようには見えなかったんだけど…」


ガヴリール「んー?ゴツメや食べ残しが見つかんなかったから適当に持たせた、道具の管理って面倒臭いんだよねぇ…」


ヴィーネ「な、何よそれ…手加減のつもり?」


ガヴリール「確かに食べ残しやゴツメの方が汎用性は高かっただろうけど、ハガネZなんか有用に働いたっぽいし良くね?」


ヴィーネ「なんかムカつくわね…」

ゲンガー 126/167

ヴィーネ(実際痺れてたりしてたら致命傷だったと言えばそうなんだけど…)

    (まぁ滅びのカウントも両者共に1になったし、万が一のナットレイの抜け殻の線も排除出来た…ナットレイゲッコウガと来て裏は恐らくマンダかボルトロス…)

    (ゲッコウガかガオガエン…、この2体の交代先では多分ゲッコウガがナットレイの死に出しで出てくるはず…でも今の手持ちでゲッコウガを倒せるのはゲッコウガの草結びだけ…)

    (でも襷は潰れちゃってるしステルスロックのダメージで相手のゲッコウガがもし無補正だったとしても草結び確1圏内…)

    (…ゲッコウガ同士の対面で先制して草結びを撃って、相手の草結びを半減で受けた後…)

    (冷凍ビームか影うちかで相手のゲッコウガを倒さないとゲンガーガオガエン共々ゲッコウガに倒されちゃう…)

    (そもそも相手のゲッコウガの持ち物や技がまだ分かってない以上、このゲンガーがゲッコウガの攻撃を耐えられるかどうかが分からないし…ゲッコウガへの負担を減らすために居座ってナットレイと一緒に共倒れ…なんてのもありかしら…)

    (ここは…)

ほろびのうた  まもる
シャドーボール みがわり

ゲッコウガ、ガオガエンへの交換

下1

ヴィーネ(麻痺したメガゲンガーを残す意味を考えなきゃ…、ガヴの裏がボーマンダ、仮にボルトロスだったとして…)

    (メガボーマンダの恩返しは多分受けられないけど、多分ボルトロスの無補正10万はステルスロックが入っても受けられる…)

    (ここでゲッコウガに引いてジャイロボールを受けて、ナットレイが倒れてゲッコウガと対面…運良くゲッコウガを倒す事が出来たら…)

    (…待って、ジャイロボールとステルスロックを受けてゲッコウガと対面したら上からの半減冷凍ビームでも倒されちゃうんじゃ…)

    (それは絶対ダメ…、こっちの勝算は相手の草結びを誘いつつ上から草結びをぶつけて初めてスタートライン…)

    (先攻草結びか後攻冷凍ビームかの択を相手に押し付けられなければゲッコウガの撃破は絶対に出来ない…)

    (つまりこのターンのゲッコウガの受け出しは、相手のゲッコウガから草結びで攻撃すると言う選択肢を消すと言う事になる…)

    (しかもここで確実にジャイロボールを撃つって保証は無い、電磁波なんかを撒かれる可能性だってある…し、恐らくそっちの方が高い…

    (今までジャイロボールを撃たれる事を前提に考えてたけど…)

    (ここは…)


ゲンガーは まもるを つかった!

ゲンガーは 守りの 体勢に 入った!

相手の ナットレイの でんじは!

ゲンガーは 攻撃から 身を守った!

ゲンガーの 滅びのカウントが 0になった!

ゲンガーは たおれた!

相手の ナットレイの 滅びのカウントが 0になった!

相手の ナットレイは たおれた!

ガヴリール(ゲンガーを捨ててきた…単にいらなかったか、ゲッコウガや3体目への電磁波を恐れてか…まぁどっちもだろうが…)

     (さて、この後死に出しで出てくるのはゲッコウガか3体目か…こっちの死に出しをゲッコウガと読むならゲッコウガを投げるのはリスキーだが、裏がリザやガオガエンだとしたら考えられなくもない…)

     (3体目がここで出たとして、もし仮にスカサナかスカガブだと仮定するとゲッコウガを投げた場合、ゲッコウガが腐るがヨワシを出せばギリギリ相手に出来るはず…)

     (だが逆にここでゲッコウガを出されて裏にスカサナ、スカガブが控えているとヨワシを出した時点で草結びとムンフォか逆鱗されているだけで負ける…)

     (しかし鋼2体に炎を出さずサナを選出するとは考えづらい…同じくガブも万が一、大文字や炎の牙を持っていたとしてもマンダやゲッコウガがいる中それをナット対策に、しかもスカーフで運用するなんて事はしないはず…)


ヴィーネ(危なかったわね…ここでゲッコウガの足まで奪われてたら、その時点で負けが確定してた…)

    (私とガヴが共に認知している相手のポケモンはどちらもゲッコウガだけ…で、私の予想はボーマンダかボルトロスのどちらか…3体目がメタグロスだとしたらこっちのガブの地震が刺さり過ぎてる…多分メタグロスは無い…)

    (私の裏はガオガエンZ持ちのガオガエン…相手に出来るのはボルトロスかメタグロスのどちらか…)

    (もし仮にヨワシだった場合でも猫騙しと上からのハイパーダーククラッシャーで乱数で落とせるか、確実にゲッコウガの攻撃の確1圏内に持っていける…)

    (ここで重要なのは死に出しで誰が出てくるか…ゲッコウガ、ボーマンダだった場合、ガオガエンでは絶対無理…ゲッコウガでないと処理出来ないからゲッコウガを合わせなきゃいけない…)

    (ボルトロスだった場合、ゲッコウガの冷凍ビームでも落とせるけど恐らくスカーフ…、チョッキでもまずい…ガオガエンなら眼鏡10万ボルトでも耐えられる…)

    (メタグロスだった場合、このゲッコウガじゃ熱湯頼りになっちゃう上、最悪倒せずに落とされる…出来るだけガオガエンを合わせたい…)


ガヴィーネ(決めた…死に出しするポケモンは…)


直下コンマ00~24 ゲッコウガ ゲッコウガ
     25~49 ヨワシ ガオガエン
     50~74 ヨワシ ゲッコウガ
     75~99 ゲッコウガ ガオガエン

行けっ! ゲッコウガ!

ヴィーネは ガオガエンを くりだした!

相手の ガオガエンに とがった岩が 食いこんだ!

ガオガエン 151/201


ガヴリール(よっし!出し勝った!)

     (レボルトかメタグロス読みか…?もしゲッコウガ読んでヨワシを死に出ししてたらガオガエンZぶち当てられてそこそこヤバかったかもな…)

     (ここは恐らく猫騙し…ヨワシに交換したらそのままガオガエンZで吹き飛ばされそうだし甘んじて受けるか…)

     (ここは…)

くさむすび   ハイドロポンプ
れいとうビーム めざめるパワー炎

ヨワシへの交換

下1

ガヴリール(普通にドロポンでいいよな変な事して大打撃とか喰らいたくないし…)


相手の ガオガエンの ねこだまし!

ゲッコウガ 110/147

ゲッコウガは ひるんで 技が だせない!


ガヴリール(やっぱゲッコウガ脆いな~…)

ヴィーネ(やばいやばい完全に出し負けちゃった…!猫騙しでちょっと削れたのはいいけど…ゲッコウガの草結び圏内に入ったのかな…?)

    (多分、入ってるはず…後はこのターン、ゲッコウガが素直にガオガエンを落としてくるかどうか…)

    (と言うか初手にそのまま引っ込んじゃったから持ち物も型もあまり把握出来てないけど…特殊型…よね?多分珠かしら?もし物理型で珠けたぐりだったら目も当てられない…)

    (…でも特殊型だった場合、ハイドロポンプをゲッコウガで受けて草結びで倒して…あれ?でも猫騙しを引っ込めずそのまま受けたって事は裏はボーマンダじゃない…?と言う事はボルトロスか何かかしら…もしかしたら、勝機が見えてきたかも!)

    (ここは…)

ねこだまし   DDラリアット(ハイパーダーククラッシャー)
クロスチョップ フレアドライブ

ゲッコウガへの交換

下1

ガオガエン 戻れ!

ゆけっ! ゲッコウガ!

ゲッコウガに とがった岩が 食いこんだ!

ゲッコウガ 111/147


ヴィーネ(ここでハイドロポンプが来て、次の同速勝負で勝てば…!)


相手の ゲッコウガの くさむすび!

相手の ゲッコウガは くさタイプになった!


ヴィーネ(ダメだった…!)


効果は 抜群だ!

ゲッコウガ 0/147

ゲッコウガは たおれた!

相手の ゲッコウガは 命が 少し削られた!

ゲッコウガ 96/147

ヴィーネは ガオガエンを くりだした!

相手の ガオガエンに とがった岩が くい込んだ!

ガオガエン 101/201

ガヴリール(よし!後はドロポン当てるだけだな…当ててくれよ本当に…)

     (まぁ、もし外したとしても等倍DDラリアットでゲッコウガが落とされるが…)

     (ヨワシに対してガオガエンZはどうやっても確2、猫騙しが出来ない分乱1にも満たない…ガオガエンにヨワシを落とす手段は無いはず…)

     (ここは…)

くさむすび   ハイドロポンプ
れいとうビーム めざめるパワー炎

ヨワシへの交換

下1

ゲッコウガの ハイドロポンプ!

ゲッコウガは みずタイプに なった!

効果は バツグンだ!

ガオガエン 0/201

相手の ガオガエンは たおれた!

ヴィーネとの 勝負に 勝った!


ガヴリール「たいあり~」


ヴィーネ「対戦ありがとうございました…」

ガヴリール「いや~初手にゲッコウガが対面したり滅ゲンにナット掴まれたり結構危ない試合だったな~」


ヴィーネ「滅びの後の死に出し合いでガオガエンとゲッコウガが対面しちゃった時は肝が冷えたわ…実際あれが敗因になっちゃった訳なんだけど…」


ガヴリール「因みに裏はヨワシな、ボルトやマンダでも良かったけどちょっと試運転してみたくて」


ヴィーネ「って事は…さっきのハイドロポンプが外れてても、ハイパーダーククラッシャーじゃ落とせなかった訳ね…完全に読み違えてたわ…」


ガヴリール「そう言う事、急所とかがあったら分からないけど…さっきもヴィーネが言った通りゲッコウガ引き読みの草結びが勝因だったな」


ヴィーネ「あそこの草結び…まさかあのタイミングで撃ってくるとは思わなかったわ」


ガヴリール「猫でゲッコウガが草結び圏内入ったっぽかったからな、あのまま水で攻撃してたらゲッコウガバックで受けられてそのまま先攻草結びで倒されかねなかったし…引いてくるかなみたいな」


ヴィーネ「そんなところまでお見通しなのね…自棄になってガオガエン捨てて攻撃して来たらどうしてたのよ…」


ガヴリール「まぁそれがポケモンだからな、後からいくらでもたられば言えるけど結局勝てば官軍負ければ賊軍ってやつだ」


ヴィーネ「なんか負け犬の遠吠えを諭されてるみたいで凄く悔しい…」


ガヴリール「ヴィーネも初心者にしてはよくやったよ、と言うかいくらでも負ける線はあったし…私もまだまだだな」

ヴィーネ「うーん…あっ、そろそろお昼ね」

    「それじゃあお昼ご飯作るから、ガヴは机の上片してくれないかしら?後、出来れば床も」


ガヴリール「えー?今デンジュモクの厳選してんだけど…」


ヴィーネ「やりなさい」


ガヴリール「でもさ、ほらゲームして目疲れてるんじゃない?少し休んでからやったら」


ヴィーネ「今やるのよ」


ガヴリール「ッス」

ヴィーネ「~♪」ジュージュー


ガヴリール「…」カタシカタシ

     「そういやあのパーティってどう言う経緯で組んだんだ?サンムーンじゃ手に入らないようなポケモンもいたしGTSとかだろうけど」


ヴィーネ「ケロマツ…と言うかゲッコウガは、ガヴが産んでたのを見て可愛いな~って」


ガヴリール「なんか語弊を産む言い草だな…」


ヴィーネ「後、ガブリアスはガヴと二文字違いで…」


ガヴリール「わ、私?」


ヴィーネ「あっ!いやなんでも無いわ、ただちょっとブサかったわね…予想に反して」


ガヴリール「まぁガブのビジュアルは…第五世代のドットはカッコ良かったんだけどな…」


ヴィーネ「ふーん、そうなんだ…」

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン


サターニャ「ガヴリールー!いるんでしょー?サタニキア様が遊びに来てあげたわよー!」


ガヴリール「…」


ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン


サターニャ「ガヴリールー!出て来なさーい!今日こそ決着付けてあげるわ!」


ヴィーネ「悪いんだけどガヴ、うるさいから出てきてくれない?」


ガヴリール「ん…」


ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン


サターニャ「ガヴリールー!さっさとしないと…」


ガヴリール「…」ドゴォ


サターニャ「」


ガヴリール「すまん、足が滑った」


ヴィーネ「ちょっ、ちょっと何やってるのよガヴ!今凄い音がして…って玄関扉がッ!」


ラフィエル「ガヴちゃん、ヴィーネさん、こんにちわー」


ガヴリール「げっ、ラフィまでいたのかよ…」


ラフィエル「げっ、とはご挨拶ですねガヴちゃん」


サターニャ「ちょっとは私の心配をしなさいよ!」

ヴィーネ「ごめんサターニャ、ご飯は2人分しか作ってないのよ…」


サターニャ「いきなり何の話よ!」


ラフィエル「こんな休日にすらガヴちゃんのお世話だなんて献身的ですねぇ」


ヴィーネ「別に世話しに来た訳じゃなくて、今日は単に遊びに来ただけで…」


ガヴリール「ヴィーネ、腹減ったサターニャは良いから早く飯にしようぜ」


サターニャ「まだ何も言ってないわ!」


ラフィエル「ごめんなさいガヴちゃん、サターニャさんさっきメロンパンをワンちゃんに奪われて気が立ってしまってるんです…」


サターニャ「ラフィエル!それは言わない約束でしょ!」


ガヴリール「申し訳無いがメロンパンは家に無い、すまないが帰ってくれ」


サターニャ「良いわよメロンパンは!」

ーーーーーーーーーー


昼飯後




ガヴリール「で、家に何しに来た?こっちは勝手にポケモンやってるから用が無いならさっさと帰ってくれ」


サターニャ「よくぞ聞いてくれたわね、大悪魔サタニキア様直々に勝負の決着を…って聞きなさいよガヴリール!」


ラフィエル「あら、ガヴちゃんはともかくヴィーネさんもゲームだなんて珍しいですね?」


ヴィーネ「えっと、うん…実はガヴがやってるのを見てて、いざ買ってやってみたらちょっとハマっちゃって…」


サターニャ「へ?ヴィネットまでガヴリールと同じ趣味を…」


ヴィーネ「ガヴよりは酷くないわよ!」


ラフィエル「ガヴちゃんはさっきポケモン…って言ってましたよね」


サターニャ「ラフィエルは知ってるの?」


ラフィエル「ポケットモンスター略してポケモン、主人公のポケモントレーナーが旅の途中で色んなポケモンと出会い共に成長し、ポケモンバトルで試練を乗り越え世界を救ったり悪の集団をやっつけたり…そんな感じの人間界に古くから伝わる伝統的なゲームです」


サターニャ「なんかゲームにしてはとても大仰な気がするわね…」


ヴィーネ「実際やってる事は間違ってないけど…そんな大した事では無いわよ…」

ラフィエル「因みに本来は子供向けのゲームですが奥深いゲーム性から大人の人が主催、参加する大会まで開かれているほどの人気と戦略性で有名ですね」


サターニャ「大会…って事は何か勝負事とかがあるのね!?聞かせなさいガヴリール!」


ガヴリール「んー…めんどいからヴィーネが教えてくれるよ」


ヴィーネ「えっ!私?えぇっと…」カクカクシカジカ


サターニャ「ふんふん」マルマルウマウマ


ヴィーネ「と言う訳…分かったかしら?」


ラフィエル「なるほどー」


サターニャ「ちょっとよく分かんなかったけど…取り敢えず強いポケモンを作って『土木値』を振れば良い訳ね!」


ヴィーネ「『努力値』ね」


サターニャ「そうと分かったらラフィエル!私達も3TSとサンムーンを買うわよ!」


ラフィエル「3DSですよぉサターニャさん、後サンムーンはサンとムーンが別々でどちらか片方でもプレイ出来ますから…」


ヴィーネ「ラフィエルが着いてるとは言え、先が思いやられるわね…」


ガヴリール「おっ!臆病めざ氷デンジュモクやっと来た!」

ーーーーーーーーーー


1週間後 サターニャ宅




サターニャ「やっとパーティが完成したわ!勝負よラフィエル!」


ラフィエル「唐突ですねサターニャさん、ポケモンに集中し過ぎてか私が当たり前の様にここにいる事にすら疑問を抱かないのも、サターニャさんらしいと言うか…」

     「と言うよりサターニャさんはガヴちゃんと勝負するんじゃ?」


サターニャ「まず何回か戦ってみないと戦い方とか分からないでしょ!この間の将棋みたいには行かないわ!徹底してバトルの基礎を身に付けるのよ!」


ラフィエル「さ、サターニャさんが学習している…!」


サターニャ「怒るわよ!えぇっと、ノーマルルール…で良いんだっけ!?」


ラフィエル「フラットですよサターニャさん」


サターニャ「しししし、知ってたわよ!き、禁止伝説でも使ってちょっと痛い目見させてあげようと思っただけよ!」


ラフィエル「本当に可愛いですねぇサターニャさん」


サターニャ「それじゃあ、バトル開始よ!」


サタニキア
マニューラ陽気AS(猫騙し 氷柱落とし けたぐり 叩き落とす/プレッシャー)@襷
キリキザン意地HA(不意打ち アイアンヘッド 叩き落とす 剣の舞/負けん気)@珠
サザンドラ控えめCS(悪の波動 流星群 大文字 大地の力/浮翌遊)@スカーフ
下2 (悪タイプでお願いします、出来れば型も、努力値は基本極振りにします)
下3 (〃)
下4 (〃)


ラフィエル
エルフーン臆病CS(ムーンフォース エナジーボール 暴風 すり替え/すり抜け)@眼鏡
トゲキッス控えめCS(エアスラッシュ マジカルシャイン 大文字 波動弾/天の恵み)@スカーフ
キュウコン(R)臆病CS(吹雪 ムーンフォース アンコール オーロラベール/雪降らし)@光の粘土
下5 (妖タイプでお願いします、出来れば型も、努力値は基本極振りにします)
下6 (〃)
下7 (〃)

教え技等は目を瞑って下さい…

ここで一応ルールのおさらいをしておきます


バトルの流れ
キャラAの行動安価(キャラBの行動はこちらで勝手に決定)
→Bの行動安価(Aも同じくこちらで勝手に決定)
→Aの行動安価…
安価対象でないキャラの攻撃は命中100固定ですが、急所や追加効果はありません


安価について(00は0とします)
命中が100未満の技の攻撃はコンマ命中率未満で命中、安価コンマ命中率以上で外れ
追加効果も同じく確率未満で発動
00を含む奇数ゾロ目で急所(命中率以上でも命中+急所)

例えば安価で雷を選択した時
安価コンマ69以下で命中
70以上で外れ、77,99,00で命中+急所
29以下で麻痺、11,00で命中+急所+麻痺

麻痺したポケモンがフィールドにいる場合、どちらの行動安価時にも安価コンマ24以下で(00,11でも)麻痺

両者麻痺の場合
安価コンマ15~24の時、相手が麻痺
05~14で自分が麻痺(急所のチャンスあり)
00~04で両者が麻痺となります

ポケモンが眠り状態に陥った場合
眠り状態に陥ったターンの(安価コンマ1桁目+2桁目)÷4で眠りターンを決定、5以上は4に、2未満は2になります

ポケモンが凍り状態に陥った場合
どちらの行動安価時でも安価コンマ00~49で凍り状態のまま、50~99で溶けます

ポケモンが混乱状態に陥った場合
どちらの行動安価時でも安価コンマ00~32で自傷
麻痺と同時に発症した場合、麻痺の判定を無視、混乱のコンマのみ判定
1回判定後、60以上で混乱回復
2回判定後、50以上で混乱回復
3回判定後、確定で混乱回復


パッと見複雑ですがただの私用のルール表なので気にしなくて結構です

サタニキア
マニューラ陽気AS(猫騙し 氷柱落とし けたぐり 叩き落とす/プレッシャー)@気合いの襷
キリキザン意地HA(不意打ち アイアンヘッド 叩き落とす 剣の舞/負けん気)@命の珠
サザンドラ控えめCS(悪の波動 流星群 大文字 大地の力/浮遊)@拘りスカーフ
バルジーナ図太いHB(イカサマ 挑発 毒々 羽休め/防塵)@ゴツゴツメット
ヤミラミ穏やかHD(鬼火 バークアウト 瞑想 自己再生/悪戯心→マジックミラー)@メガストーン
スカタンク控えめCD(バークアウト ヘドロ爆弾 毒々 大文字/誘爆)@黒いヘドロ


ラフィエル
エルフーン臆病CS(ムーンフォース エナジーボール 暴風 すり替え/すり抜け)@眼鏡
トゲキッス控えめCS(エアスラッシュ マジカルシャイン 大文字 波動弾/天の恵み)@スカーフ
キュウコン(R)臆病CS(吹雪 ムーンフォース アンコール オーロラベール/雪降らし)@光の粘土
クチート陽気AS(じゃれつく アイアンヘッド 不意打ち 炎の牙/威嚇→力持ち)@メガストーン
マリルリ意地HA(じゃれつく アクアジェット 叩き落とす 腹太鼓/力持ち)@オボンの実
ニンフィア図太いHB(ハイパーボイス 瞑想 眠る 寝言/フェアリースキン)@食べ残し


サターニャ「こ、これは…」


ラフィエル「あ、あら…?」


サターニャ「ちょっ、ちょっとラフィエル!まさかあんた、私が悪タイプ統一パーティを作ってたのを知っててこんな真似を!?」


ラフィエル「ち、違いますよサターニャさん!妖タイプに可愛いポケモンが多くて、どうせなら統一パにしようと思っただけで…」

     「サターニャさんの事なんて微塵も考えてないですよぉ!」


サターニャ「その言い方ムカつくわ!」


ラフィエル「それで…えぇと、どうしますサターニャさん?こちらのパーティ、変えた方が良いですかね?」


サターニャ「フ、フン!まぁ良いわ!この大悪魔胡桃沢=サタニキア=マクドウェル!こんな逆境に屈するはずが無いでしょう!?タイプ相性なんかでこの私を打ち伏せようだなんて思わない事ね!」ナーッハッハッハ!


ラフィエル「あら~…これは私も全力で手合わせしないと、手加減なんてしたらサターニャさんに失礼ですねぇ」


サターニャ「い、いや…ほら飽くまでガヴリールと戦う為の模擬戦だし?そんな本気じゃなくても…」


ラフィエル「悪魔だけに…ですか?」


サターニャ「そんな寒い事考えてないわ!」

ラフィエル「それじゃあ対戦宜しくお願いしますね」


サターニャ「臨むところよ!」


サタニキア
マニューラ キリキザン
サザンドラ バルジーナ
ヤミラミ  スカタンク


ラフィエル(…さて、私の妖タイプに対する悪タイプ統一ですが…)

     (キリキザンやスカタンクがアタッカーとして警戒すべき相手でしょうか…どちらもさほど速くはありませんが、もしかしたらクチートやマリルリ等が完封されかねません)

     (マニューラもエルフーン、トゲキッスの弱点を突いてきますし、スカーフでマニューラの上から殴れるトゲキッスも安易に受け出しするとスカーフを叩き落とされて上から冷凍パンチや氷柱落としでやられてしまいます…)

     (サザンドラは眼鏡やスカーフだと思いますがラスターカノンをハガネZで撃ってきたりすると厄介ですね…ですが、妖は4倍なのでまず選出はされないはず)

     (バルジーナとヤミラミは毒羽と鬼火再生の受け型でしょう…特にどちらもバークアウトを覚える上、ヤミラミは瞑想も使えるので特殊をぶつけても最悪物理と特殊共に両受けされかねません…)

     (うーん…タイプ相性抜群とは言え各々がサターニャさん同様癖が強いポケモン達ですから、悩みますねぇ…)

ラフィエル
エルフーン  トゲキッス
キュウコン(R)クチート
マリルリ   ニンフィア


サターニャ(とは言ったもののやっぱり悪タイプ統一じゃキツイものがあるわね…)

     (キュウコンは言わずもがなベール要員、襷か粘土か…もしかしたらオボンやZなんて奇を衒った型かもしれないけど、取り敢えず前者の2つが有力ね…)

     (特に襷は霰のスリップダメージを考えると他の5体に持たせるにはあんちしなじー?過ぎるし…そっち警戒が無難かしら)

     (マリルリとクチートの物理アタッカーは…どっちも剣の舞や腹太鼓なんかの積み技が恐ろしいわね…)

     (クチートの威嚇はマニューラぐらいにしか効果が無いのが救いね…、キリキザンに当てられたらそのまま上からのアイアンヘッドで落とせそうだし変な事されなければ多分大丈夫…)

     (特にマリルリの処理はバルジーナに任せた方が良さそうね…腹太鼓なんてされたら止められる奴が誰もいないわ…)

     (ニンフィアは眼鏡でハイパーボイスでもぶっぱなしてきそうね…Sに振ってなければこれもキリキザンで落とせるはず…)

     (トゲキッスはスカーフエアスラとか電磁羽とか…取り敢えずどの型も上から殴って怯ませるって感じでやる事は一緒なんだけど少しの読み違いで崩壊しかねないわね…)

     (最近は強運追い風Zとピントレンズ持ちへのバトンで確定急所を押し付けてくるなんて型もあるみたいだけど…多分このパーティではやらないわよね…)

     (そして1番警戒しておきたいのがエルフーン…一度宿り木を許したらもう食べ残し+みがまもからは逃れられない…し、交換読みで積もうものならアンコールで縛られちゃうし、とんでもないわこのポケモン…)

     (あっ!でも今作から悪タイプへの悪戯心の変化技は効かないんだったわね!って事はこのパーティに対してエルフーンは追い風や身代わりくらいしかやる事無いんじゃ…)

     (でもゴツメ+コットンガード許すのは頂けないわね…うわあああああもうやだこのポケモン…!)

ラフィエル(取り敢えず誰にでも出せそうなキュウコンは確定でしょうか…、オーロラベールさえ貼ってしまえばどのポケモンの攻撃も耐えられるはずですし…)

     (次は…マリルリかクチートどちらかの物理アタッカーが欲しいですね…バルジーナは恐らく挑発持ちでしょうからマリルリの腹太鼓は難しいですね…)

     (ヤミラミはマリルリどちらにもクチートに鬼火を入れられてしまいますし…でも腹太鼓は出来ますね…)

     (バルジーナを重く見るならクチート、ヤミラミを重く見るならマリルリって感じでしょうか…)

     (どちらのバークアウトも一応視野には入れていますが…、まさか鉄壁バルジーナなんてとんでもない個体じゃないですよね…?)

     (そして1番怖いのがキリキザンですね、Sを振られているとクチートの威嚇で負けん気が発動して上から殴られてやられちゃいますし、マリルリも同じく上からのアイアンヘッド2回でお釈迦です…)


サターニャ(1番警戒しなきゃいけないのはエルフーン…よりかはやっぱりトゲキッスかしら…運次第では全員怯んでやららちゃうし…)


     (エルフーン共々上から弱点を突けるマニューラかスカタンク…この2匹相手だと重く、それでいてどっちか確実に出てきそうなマリルリ、クチートにぶつけるバルジーナ、ヤミラミ、キリキザンのどれか…)

     (と言うかそもそも初手キュウコンのベール展開がどう頑張っても阻止出来なそうって時点でヤバイのよね…)

     (ラスターカノンさえ採用していればスカーフサザンがそこそこ活躍出来そうな気がするんだけど…何で大地にしちゃったの私の馬鹿馬鹿…!)

     (でも結局襷だったらムーンフォースで落とされて終わりなのよね…)


サタラフィ(選出は…)


サターニャ(スカタンク バルジーナ 下1)


ラフィエル(キュウコン クチート 下2)

サターニャ(エルフーンとトゲキッス対策のスカタンク…って言ってもトゲキッスにヘドロ爆弾は確2だし…)

     (C252キッスのエアスラは臆病だろうと控えめだろうとスカタンクに対して確3…)

     (1回でも怯んだら返り討ちにされる上にスカーフと断定出来る根拠は殆ど無いけど、うーん…まぁ何とかなるわよね!)

     (クチートとマリルリ対策のバルジーナ、これは確定…)

     (ヤミラミでも良かったけどHDだから鬼火を入れても物理は受けられないし、挑発もイカサマも無いから火傷を負った上で強引に起点にされちゃう…)

     (クチートとマリルリどちらに対してもは一応初手は挑発から入って毒羽…

     (ゴツメだから毒が入らないクチートに対しても羽連打で恐らく何とかなるはず、じゃれつくの急所が怖いけど逆にその分外しも期待出来てイカサマで撃破も早まる…)

     (力持ちって特性は技威力が2倍になるだけで攻撃力が跳ね上がる訳じゃないからイカサマの与ダメは増えないのよね、ホント小狡いわ…)

     (後はさっきの2匹の処理を速め、ニンフィアとキュウコンに対する打点となるキリキザンね)

     (クチートとマリルリ、ニンフィアの上からアイアンヘッドをぶつけられるし、キリキザンが居座っているところにクチートを投げられれば…)

     (フッ…負けん気でAが上がって上からのアイへで確1…確定数を確2や確3にズラす為だった筈の威嚇が逆に自分の首を絞める事になる…!

     (これぞ悪魔的行為─!キザン後投げからだと確2になっちゃうけど、怯みが期待出来るし入れないなんて選択肢は無いわね…)

ラフィエル(先も言った通りキュウコンを上から落とせる様なポケモンはラスターカノンを持ったスカーフサザンぐらいでしょうし、キュウコンは確定で良いでしょう)

     (壁さえ貼ってしまえば鋼以外の攻撃なら難無く耐えられるはず…そのうちに吹雪やムーンフォースで掃討してしまうか…)

     (もしくはアタッカーに任せて無双してしまうか…うーん、キュウコンの持ち物は脱出ボタンの方が良かったでしょうか…?)

     (で、そのアタッカーがクチートで確定です!剣舞を抜いてしまったのが残念ですが致し方ありません)

     (マリルリでさっさと腹太鼓して無双態勢を整えてしまいたかったのですがやはりバルジーナが怖いです…)

     (一度腹太鼓してしまえばHキリキザンもほぼ確1と言うふざけた火力をしています、が…)

     (やはりリスクも大きいですし…安易に狙って行くのは良くないでしょう、やはり堅実に行かねば…)

     (そしてクチートでもやはり怖いバルジーナに対してニンフィアですね)

     (エルフーンやトゲキッスでも良いですがこの面子だと眼鏡だと読む可能性が1番高い…その隙に瞑想を積んでハイパーボイスで一掃しちゃいましょう)

     (毒を入れられてしまっても眠るで全快してしまえますし万が一挑発をしてきたとしても…)

     (ハイパーボイスを連打しているだけでバルジーナは回復し切れずに倒せるはずです)

     (こうして見ると…少しキリキザンを軽く見過ぎですかね…?)

サターニャ(十中八九先発はキュウコンでしょうね、もしかしたら追い風脱出エルフーンとかかも知れないけど…)

     (くそぅ、スカーフサザンにラスカを仕込んでいればこんな事には…)

     (キュウコンとエルフーンに合わせるんだったらバルジーナを除いた2匹になるけど、どちらもあんまり消耗させたくないわね…)

     (先発は、キリキザンかな…)


ラフィエル(サターニャさんも分かっている通りこちらの狙いはキュウコンでのベール展開によるアタッカーの無双です…)

     (初手でサザンドラが出てきた場合、確実にスカーフラスターカノンでしょうしてん…ニンフィアに交換、瞑想眠る寝言で…)


     (…キリキザンどうしましょう…)

     (まぁ今更悩んでも仕方ありませんね、先発は予定通りキュウコンで行きましょう)


サターニャ「我が臣下達のタイプ相性をも覆す大いなる力に恐怖なさい!」


ラフィエル「対戦よろしくお願いしますね~」

ポケモントレーナーの ラフィエルが 勝負を しかけてきた!

ゆけっ! キリキザン!

ラフィエルは キュウコンを くりだした!

あられが 降り始めた!


サターニャ(やっぱり先発はキュウコン…多分襷だろうけどこんな状況じゃどうしようもないし、素直に殴るべきよね…)

     (もしかしたらアンコールを持ってたりするかもしれないし安易な積み技はNGね…)

     (ここは…)

アイアンヘッド ふいうち
はたきおとす  つるぎのまい

スカタンク、バルジーナへの交換

下1

相手の キュウコンの オーロラベール!

相手は オーロラベールで 物理と 特殊に 強くなった!

キリキザンの アイアンヘッド!

効果は バツグンだ!

キュウコン 0/149

相手のキュウコンは たおれた!


サターニャ(襷じゃない…?脱出ボタンか光の粘土かしら…)


キリキザンの 命が 少し削られた!

キリキザン 153/169

あられが キリキザンを 襲う!

キリキザン 143/169


サターニャ(珠のダメージとスリップダメージが結構痛いわね…絶対これ後々響くわよ…)


あられ 4/5

オーロラベール 4/5

ラフィエル(キュウコンは壁を貼っただけで退場してしまいましたね…、ですがこれでサザン…特にスカーフサザンはいない事が分かりました)

     (初手にキュウコンが出てくるのはいくらサターニャさんでも読めていたはず…)

     (恐らくスカーフではあってもラスカを積んでいなかったからか、積んでいたがZや眼鏡だった、或いは襷警戒…?と言った所でしょうか…)


あられ 4/5

オーロラベール 7/8


ラフィエル(サターニャさんはまだ画面を見る事は出来ませんが、次のターンの敵陣のフィールド詳細のオーロラベールのターンが5ターンになっているはず…)

     (我ながらあからさま過ぎましたが、脱出ボタンを疑ってくれると助かるのですが…)

     (そして重要なのがこのターンの死に出しです)

     (いくらHBとは言えどニンフィアではベール込みでも珠キザンのアイへは恐らく乱2で受け切れませんし…)

     (返しのハイパーボイスも確2程度の火力しか出ません…)

     (クチートを出せば威嚇が負けん気で逆効果に…、Aが一段階上がった珠アイヘはベール下の陽気クチートでも乱2程度…)

     (キザンがASであった場合、上からのアイへ2回でクチートがやられかねない、その上3割で怯んでしまう危険もあります…)

    (HAでなければ返しのじゃれつくとスリップダメージで落とせるのですが…)

     (ですが、それしかありませんね…)


ゆけっ! クチート!

相手の キリキザンの 攻撃が 下がった!

相手の キリキザンの 攻撃が ぐーんと上がった!


ラフィエル(さて…、どうしましょう…)

     (炎の牙よりじゃれつくの方が火力が高いですが命中が5低く、更に10%で相手の攻撃を下げてしまいます…)

     (即ちキザンのAが二段階上昇状態になって、手が付けられなくなります…)

     (一方炎の牙は命中95と安心な命中率なのですが…威力が65、2倍相手に130しか出ずタイプ一致で撃てるじゃれつくより少し火力は下がってしまいます…)

     (ですが追加効果に火傷が10%、怯み10%となかなかお得ですしどちらが出ても有利になれます…)

     (キザンがASだと怯み効果は失われてしまいますが…)

     (そして最後にアイアンヘッド…100%の命中率を誇り30%の確率で相手を怯ませるそれこそ悪魔のような技です…)

     (キザンに対しては半減ですが1回怯ませられれば勝ったも同然です)

     (まぁ相手がHAキザン且つ3割を引かなければならないのですが…)

     (ここは…)

じゃれつく  アイアンヘッド
ほのおのキバ ふいうち

ニンフィアへの交換

下1

クチートの クチートストーンと ラフィエルの キーストーンが 反応した!

クチートは メガクチートに メガシンカした!

クチートのじゃれつく!


ラフィエル(やりました!相手のキザンはHAですね!)


キリキザン 14/169

相手の キリキザンの アイアンヘッド!

クチート 53/125

相手の キリキザンは 命が 少し削られた!

キリキザン 0/169

相手の キリキザンは たおれた!

あられが クチートを 襲う!

クチート 46/125

>>102
クチートの クチートナイトと ラフィエルの キーストーンが 反応した!

クチートは メガクチートに メガシンカした!

クチートのじゃれつく!


ラフィエル(やりました!相手のキザンはHAですね!)


キリキザン 14/169

相手の キリキザンの アイアンヘッド!

クチート 53/125

相手の キリキザンは 命が 少し削られた!

キリキザン 0/169

相手の キリキザンは たおれた!

あられが クチートを 襲う!

クチート 46/125

サターニャ「な゙っ!」


ラフィエル「うふふ~」


サターニャ「なんでクチートに抜かれてるのよ!」


ラフィエル「さて~何ででしょうね~」


サターニャ「ぐぬぬ…」


ラフィエル「ほらサターニャさん、時間が迫ってますよ?」


サターニャ「言われなくても分かってるわよ!」


     (じ、準速クチートですって…!?)

     (いや、あのじゃれつくでこのダメージだと恐らく最速…?50族なんかにSを割くだなんてとんだ悪魔的調整ね…!)

     (スカタンクはCD極振りだから最速クチートなら確実に抜かれてるじゃない!せめて準速であれば抜かれないのに…!)

     (いや、最速であったが故にキザンがじゃれつくをギリギリ耐え、Aを上げたアイヘを刺せたと言うもの…寧ろ最速だった事に感謝すべきね…)

     (でもやっぱりスカタンクが上からのじゃれつくで落とされちゃうじゃなーい!)

     (今計算してみたらバルジーナの耐久でも陽気じゃれつくすら乱数だし…、なんでバルジーナの耐久をあんなに過信してたのかしら…)

     (もし準速だったり最悪剣舞なんてされたら元も子も無いわ…、うーん…)

     (ここは…)

スカタンク、バルジーナへの交換

下1

がんばれ! バルジーナ!


サターニャ(バルジーナは防塵、霰のスリップダメージを無視出来るけど…)

     (クチートには上から叩かれちゃうし陽気でも乱数で落とされかねない…)

     (でもあのHPならゴツメの接触ダメージと霰で次のターンには倒れるはず…)


あられ 3/5

オーロラベール 3/5


サターニャ(霰のカウントは本物だろうけど、ベールのカウントは粘土での偽装よね…)

     (と言う事はこのターン含め後6ターンのダメージ半減…)

     (一致イカサマ程度じゃこのターンにクチートは落とせない…羽連打でゴツメ2回とスリップダメージで落とすのが妥当かしら…)

     (しかもゴツメ2回とは即ちバルジーナの死を意味する…しかし相手の裏次第では、スカタンク単騎でも勝機は残ってるはず…!)

     (…でも1つだけ、重要な事が欠けているわね…)

     (そう、ラス1への交換─)

     (壁貼り要員と物理アタッカーと来たからには恐らく特殊アタッカーがいるはず…、スカーフトゲキッスか眼鏡ニンフィアか…)

     (いずれにせよバルジーナでは受けられないし、ここで安易に羽休めを選択したら特殊アタッカーの無償降臨を許す事になる…)

     (こんな危険な場面で交換を読まなきゃならないなんて…)

     (でも私は地獄の支配者になる者、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル!この一手で戦況を覆してやるわ!)

     (ここは…)

はねやすめ イカサマ
ちょうはつ どくどく

スカタンクへの交換

下1

相手の クチートの じゃれつく!

効果は バツグンだ!

バルジーナ 27/217

相手の クチートは ゴツゴツメットで ダメージを受けた!

クチート 26/125

バルジーナの イカサマ!

効果は 今ひとつのようだ…

クチート 12/125

あられが クチートを 襲う!

クチート 5/125


サターニャ(もしかしたら急所で落とせるかも…とか思ったけど無駄だったみたいね、でも裏に引かれなくて良かった)

     (まさかマリルリとかじゃないわよね…?バルジーナを失ってスカタンクで相手するのは絶対やばいわね…)

あられ 2/5

オーロラベール 5/8


ラフィエル(イカサマで殴ってくるとは予想外でした…裏への交換を読んでの交換か、良くて羽休め辺りだと思っていましたが…)

     (ですが次の霰で倒されてしまうHPまで減らされてしまったのは事実ですね…)

     (さて、ここは命中安定のアイアンヘッドが最適解でしょうか、裏が誰であれ半減以下に抑えられるポケモンはもういませんし…)

     (ここまで来ると怖いのはサザンドラですかね…スカーフサザンは恐らくいないにしても、ハガネZなんて不確定要素を持っていたとしたら選出されないとは限りません…)

     (ですがまだベールも残っていますし、いくらハガネZでもニンフィアは倒せないでしょう…)

     (ここは…)

じゃれつく  アイアンヘッド
ほのおのキバ ふいうち

ニンフィアへの交換

下1

ラフィエル(ここはアイアンヘッドでいいですよね…確実に上から叩けますし、交換するにしても羽休めなどで粘られると面倒な事になります…)

     (アイアンヘッド…)タッチ

     「ア゙ァッ!?」


サターニャ「うわっ!?急に大声出さないでよね!」


ラフィエル「あっ…す、すみません」

     (やってしまいました…アイアンヘッドをタッチするつもりが、ペンがちょっとズレて不意打ちをしてしまいました…)

     (次からちゃんと十字キーとAボタンで技選択するようにしましょう…)

     (本編でも技の詳細を確認する時に少しズレて出すつもりの無かった技を暴発した事もありましたし…ポケモンでタッチペンは厳禁ですね…)


クチートの ふいうち!

しかし うまく決まらなかった!

バルジーナ はねやすめした!

バルジーナ 136/217

バルジーナの 体力が 回復した!

あられが クチートを 襲う!

クチート 0/125

クチートは たおれた!

ラフィエルは ニンフィアを くりだした!

あられ 1/5

オーロラベール 1/5


サターニャ(あぁ、なるほど…技の押しミスをしてしまった訳ね…)

     (裏はニンフィアだったのね…さっきまでの状況だと正直裏がエルフーンくらいでしか勝ち目が無くて、実際棚ぼたでこちらに転んだ状況になったとは言ってもあまり勝機があるとは思えないけど…)

     (ニンフィアを見たらまず眼鏡を疑いたくなるけど、こいつはどうかしらね…)

     (眼鏡なら毒々を入れてそのまま捨てるんだけど…瞑想ねむカゴとかだとスカタンクのヘドロ爆弾の火力を下げられた挙句、返しのハイパーボイスでワンパンされる…)

     (挑発で変化技を防ぎつつベールのターンを稼ぐか…毒々を撒いて少しでもダメージを蓄積させるか…)

     (キュウコンの粘土予想が杞憂で実は脱出ボタンでした~とかだったら嬉しいんだけどね…)

     (ここは…)

はねやすめ イカサマ
ちょうはつ どくどく

スカタンクへの交換

下1

サターニャ(えぇと…えっと…どうしよう…なんだか良く分からなくなってきた…)

     (本当にバルジーナで居座って毒々か挑発でいいのかしら…?ニンフィアが取る他に考えられる行動は無い…?)

     (例えば挑発で防げない欠伸Z瞑想Zとか…もしかしたらマジックコートとかが無いとは言えないし…後は、えぇっと…)

     (うーん…考えれば考えるほど分からなくなってきた…)

     (ここは…)

     (思い切ってスカタンクに交換よ!)


バルジーナ! 戻れ!

ゆけっ! スカタンク!

相手の ニンフィアの ハイパーボイス!

スカタンク 100/179

あられが 止んだ!

スカタンクは くろいヘドロで 少し 回復

スカタンク 111/179


サターニャ(深読みし過ぎたぁ…しかもやっぱり粘土だったし…)

オーロラベール 3/8


ラフィエル(ラス1はスカタンクでしたか…挑発を読んで素直にバルジーナを落としに行ってしまいましたが…)

     (壁もまだ残ってますし、火力アップアイテムも無いヘドロ爆弾なら余裕を持って瞑想と食べ残しで受け切れるでしょう…)

     (ですがもしスカタンクが挑発を打ってきたら…バルジーナ捨てやら色々でベールが消えるまで粘られかねませんね…)

     (ここは…)

ハイパーボイス 瞑想
ねむる     いびき

下1

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