【安価あり】永夢、飛彩、大我「リアルオンラインRPG?」【ニチアサ】 (167)

永夢「よっしゃ!パーティメンバー全員初期武器ノーコンクリア!」テレレレーン

飛彩「…研修医、遊んでいていいのか」モグモグ

永夢「うわっ!ひ、飛彩さんいつの間に…!?」

飛彩「単にお前が気づかなかっただけだ。それよりも遊ぶほど暇なら、手術の処置を一つでも頭に入れておく事だ」

永夢「う…スイマセン」

飛彩「…? 研修医、そのゲームは…」

永夢「あ、はい。『タドルクエスト』、飛彩さんの使ってるガシャットの元です。よかったら飛彩さんもやってみませんか?」

飛彩「断る、俺にはゲームで遊んでいる時間など無い」

永夢「そ、そうですか……」ショボン

ポッピー「おーい永夢~」パタパタ

永夢「あ、ポッピーどうしたの?」

ポッピー「これ見てこれ見て」スッ

永夢「何これ?手紙?」ペラッ

永夢「えっとなになに…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488557507

仮面ライダーエグゼイド様

今回、貴方を特別なゲームの世界にご招待させていただきます

これは自由参加となります、ご参加される場合は下記の『はい』に丸をして下さい

少しでも興味がありましたら是非ともご参加ください


 はい   いいえ

永夢「へー、特別なゲームかぁ…」ワクワク

飛彩「待て研修医、怪しいと思わないのか?」

永夢「え?」

ポッピー「何で?面白そうだけどなぁ」

飛彩「はぁ…なぜ『宝生 永夢』ではなく『仮面ライダーエグゼイド』なのか考えてみろ」

ポッピー「あ、確かに…」

ピピピピッ ピピピピッ

永夢「ん?これって」ピッ

大我『よう、お前らのトコにも来たか?特別なゲームの招待状』

ポッピー「うん、もしかして大我にも?」

大我『ああ、仮面ライダースナイプって名義でな』

飛彩「下らん、良くても幻夢の社長の罠だろう」

ニコ『いやアンタには話してないから!』バッ

大我『おい出てくんな!』グイッ

ニコ『永夢!このゲームで大我と勝負しろ!大我が勝ったらアタシとの勝負も受けてもらうからね!』

ポッピー「なんか随分遠まわしだね…」

大我『いいからあっち行ってろ!…まぁそういう訳だ。この特別なゲームとやらが何かは知らねえが、このゲームで俺と勝負しろ、エグゼイド』ピッ

永夢「………」

ポッピー「永夢、どうする…?」

永夢「よし!」サッ

飛彩「招待状に丸を…!正気か研修医!」

永夢「…さっきからずっと気になってるんです」

ポッピー「え?」

永夢「さっき飛彩さんが言ってた様に、僕をエグゼイドとして招待した人が何者なのか」

飛彩「………」

永夢「最初に思い当たったのが、Drパックマンの一件です」

永夢「あの時、僕ら以外にも『仮面ライダー』がいた」

永夢「もしかしたら、彼らにもこの招待状が届いているんじゃないか…って」

ポッピー「もしかして、Drパックマンが蘇ったとか!?」

永夢「まあ…その可能性もあるかも、って程度ですけどね」

飛彩「成程な…復讐か」

永夢「確かに飛彩さんの言うとおり罠かもしれません…けど罠かもしれないからこそ放っておけないんです」

飛彩「…ふん」スタスタ

スッ

ポッピー「あ…!飛彩にも届いてたんだ……!」

サラッ

ポッピー「『はい』に丸を…」

永夢「飛彩さん…!」

飛彩「勘違いするな。お前の考えが正しければDrパックマンか、また別の敵がこの世界に現れる可能性がある」

飛彩「早期発見早期治療が医療の鉄則だ、早いうちに潰せる物は潰す…それだけだ」

パアアアアアアアアア……!

永夢「うわっ!て、手紙が光って…」

飛彩「くっ!」

パシュウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥン………

ポッピー「うううう…まぶしい…」

ポッピー「…ってあれ!?永夢!?飛彩!?どこ行っちゃったのー!?」

ピピピピッ ピピピピッ

ポッピー「あっ着信だ!」ピッ

ニコ『そっちもう永夢いないよね!?てかいたらぶっ飛ばすんだけど!』

ポッピー「わ、わかんない!ぱぁーって光ったらもういなくなってた!」

ニコ『大我と同じ…って事は参加したって事か!おっけ、そんだけわかればいいや!』ピッ

ポッピー「えっ!ちょっと待ってポッピー全然わかんないんだけどー!?」

ポッピー「…プペポパピヨる……」ガクッ

プロローグ終了
主観に置くキャラ(このSSにおける主人公的なもの)を選んで下さい

A.宝生 永夢
B.鏡 飛彩
C.花家 大我

↓1~7までで一番票の多いキャラ(同数だった場合コンマの合計が多い方とします)

集計

研修医  4票
天才外科医1票
無免許医 2票

永夢君の主観で進めます
今後も選択安価次第で登場人物が変わると思います

永夢「う…う~ん……」モゾモゾ

???「あら、ようやく目が覚めたのね」

永夢「え…?」ムクリ

???「今日はお城の王様に会いに行く日でしょ?早くご飯食べて準備なさい」

永夢「えっと、あの…どちらさまですか?」

???「あら、まだ寝ぼけてるみたいね。お母さんの顔も忘れちゃったの?」

永夢「えっ」

母?「いいから早く準備して下りて来なさいな、もう時間ないわよ」ガチャ

永夢「はあ……」

パタン

永夢(だ、誰だろうあの人……)ポカーン

永夢(えーっと…確か僕は謎のゲームに参加して、そうしたらすごい光に包まれて…)

永夢(っていうか今の会話ってRPGでよくある導入だよな……)スタスタ

永夢(多分王様に会うと魔王を倒してくれって言われるんだろうなぁ)ギィ

永夢(ならこのゲームは魔王を倒すゲームって事なのかな?)モゾモゾ

永夢「まあ考えるのは後でいいや」ガチャ

永夢「うわあ…本当にお城だ…」テクテク

兵士A「待て、貴様何者だ?」

永夢「えっと…王様に呼ばれて来たんですけど……」

兵士A「む、では名前を教えてくれ」

永夢「あ、宝生永夢です」

兵士B「えーとホウジョウ…ホウジョウ…と……ああ、確かにあるな。まっすぐに行けば謁見の間に行けるからな」

兵士A「陛下に、くれぐれも失礼のないようにな」

永夢「ありがとうございます!」タタタ…

永夢「はぁ~…参ったなぁ」トボトボ

~~~~~~~~~~~~~~~~

王「よく来た!勇者の血を継ぐ者よ!」

王「今日お前を呼んだのは他でもない、いま世界に侵攻してきている魔王とその軍勢を倒して欲しいのだ」

王「幸いこの付近にはまだ偵察程度の弱い魔物しかおらんが…いずれもっと恐ろしい魔物が攻め入るだろう」

王「それを食い止めるために様々な国から勇者の血統に魔王と倒すよう命じている」

王「魔王を倒すには彼らとの協力も不可欠であろう!」

王「ゆけ勇者よ!ワシはお前の勝利の報告をここで待っているぞ!!」

王「え?旅立つ為のお金?」

王「ならんならん!人に頼ってばかりでは勇者とは言えんぞ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「うーん…RPGならここはちょっとしたお金と武器をくれるのに~」ワシャワシャ

母?「もう、旅立つのね……?」

永夢「あ…」クルッ

母?「気をつけて…貴方が無事に帰って来てくれる事を信じてるわ」

永夢「……はい!」

母?「それと、一人じゃ危ないわ。酒場には冒険者が集まるらしいから仲間を連れて行きなさい」

母?「はいこれ地図…疲れたらいつでも帰ってきてね?」スッ

永夢「ありがとうございます!それじゃあ、行ってきます!」タッタッタッ

永夢「よーし、早速酒場で仲間を集めよう!」

永夢「どんな人がいるかな…危ない人とか怖い人じゃなければいいんだけど……」ガチャ

???「はいいらっしゃ…あ、キミもしかして勇者の人?」

永夢「え、あ、はい…」

???「やっぱり!今日旅立つって聞いてたからそのために冒険者を集めておいたのよ!」

永夢「そうなんですか!?やった!」

???「今隣の部屋にいる人はみんな冒険者よ、気に入った人がいれば連れて行ってね!」

永夢「ありがとうございます!」ガチャ

八雲「加藤クラウド八雲だ」

八雲「職業…魔法使い…いや忍者か…?いやしかし…」ブツブツ

~~~~~~~~~~~~~~~~

仁藤「おお!俺は仁藤攻介!」

仁藤「職業?んー…古の魔法使いなんて言われてたし…魔法使いだな!」

~~~~~~~~~~~~~~~~

ことは「花海ことはだよー!はーちゃんって呼んでね!」

ことは「しょくぎょー?うーん…よくわからないけど魔法なら使えるよ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「魔法使いしかいないじゃんっ!!」ガーン

永夢「あ、でも八雲さんは忍者って言ってたような」

永夢「……さすがに魔法使いだらけのパーティーはきついなよあ…入れても一人までかな」

永夢「う~~ん」ムムム


安価↓2、誰かパーティーに入れる?

A.八雲をパーティーに加える

B.仁藤をパーティーに加える

C.ことはをパーティーに加える

D.誰も加えずに旅立つ

仁藤「おっしゃ!よろしくな!えーっと…」

永夢「あ、宝生永夢です」スッ

仁藤「おう、よろしくな永夢!」ガシッ

永夢「それじゃあまz「あーみなまで言うな!」

永夢「えっ」

仁藤「まずはメシだよな!俺まだ食ってねーんだよ!」ビシッ

永夢「え、あの…酒場で…」

仁藤「あー、金持ってねえからさ俺」

仁藤「勇者の仲間になったら食いっぱぐれる事はないかもってんであそこにいただけだ」

永夢「いや、でも僕もお金持ってませんけど…」

仁藤「何ィ!?」

仁藤「あ~腹減った~力がでねぇ~」スタスタ

永夢「あ、あった掲示板。最近のRPGならこういう所に頼み事とかが…あった!」

永夢「えーっとなになに………野良狼の撃退?」

仁藤「ほー狼か…食ったことねーな」ジュルリ

永夢「ちょ、ちょっと仁藤さん!?」

仁藤「はっはっは!冗談だよ!」

仁藤「まあとにかく町の外にいる狼を倒しまくればメシにありつけるって訳だろ?」

永夢「は、はい。まあそういう事ですね……」

永夢(人選間違えたかな…)

仁藤「おっし!そんじゃあメシの為にも、気合入れて行くぞーっ!」ダダダダ

永夢「ちょ、ちょっと待って下さい仁藤さーん!」タッタッタッタッタッ

永夢「それじゃあ行きましょうか」

仁藤「おう、行くぜ!」

マイティアクションエーックス!

ドライバァーオーン!

永夢「変身!」

仁藤「変~~~……身ッ!!」

ガシャットォ!

セェット!

ガッチャーン!

オープゥン!

マイティジャァンプ!マイティキィック!マイティマイティクショォン!エーックス!!

L・I・O・N! ライオーン!!

エグゼイド「っしゃ!ガンガン倒して、金稼ぎだ!」ガシャコンブレイカー!

ビースト「魔力があるかはわからねえが、たっぷり食わせてもらうぜ!」

狼A「ガルルル…」ジリジリ…

狼B「グルル……」グッ

エグゼイド「まずは二匹か!一匹は任せたぜ仁藤!」バッ

ビースト「あいよ!」ダッ

狼A「グアアア!」ブオッ!

エグゼイド「おっと!」ヒョイッ

ビースト「うおりゃ!」ズバッ

狼B「ギャンッ!!」ゴロゴロ

狼A「ウオオオオーーーーン!!」

狼C「ガルッ!」ビュン

狼D「ハッ…ハッ…」

エグゼイド「うわっ増えた!」

ビースト「キリがねえなこりゃ!一気に蹴散らすか!」ファルコ!

ゴー!ファッ!ファッ!ファッ!ファルコ!!

ビースト「こいつで決めてやる」

ダララララララララ……

ワン!

ビースト「あ”っ……!」ファルコ!セイバーストライク!!

ビースト「くっそぉー!こんなときに限ってかよ!」ズアッ

狼B「ギャンッ!!」ドゴオッ

エグゼイド「おいおい『一気に蹴散らすぜ!』って…」

ビースト「うるせえ!みなまで言うな!」

エグゼイド「よし、ここは俺に任せとけ!」ガッシュウ…

ガシャットォ! キメワザ!

マイティィ!クリティカァルフィニィィーッシュ!!

エグゼイド「ハアアアアァァァァーッ!」スバァッ!

狼A「ギャオッ!!」ドサッ

狼C「ギャアッ!」ゴロゴロ

エグゼイド「よし!後一匹!」

ビースト「いや待て!」バッ

狼D「キュウゥゥゥン……」パタッ

エグゼイド「あれ?」シュウウゥゥ…

ビースト「もう大分弱ってたヤツみたいだな」シュウゥゥゥン

永夢「あ………」

仁藤「ま、とりあえずこれで依頼は終わりか?」

永夢「はい…」

仁藤「そんなに落ち込むなって、あいつは多分元々そんなに強いヤツじゃなかった」

仁藤「だから何も食えなくて死んじまった、って事だろ」

永夢「………っ」ギリッ

仁藤「…ホント、辛えよな」ポン

永夢「え…?」

仁藤「命がある限り他の命を貰わなきゃ生きていけねえんだぜ?」

仁藤「こいつらを倒して手に入れた金でメシを食う、それも遠まわしにこいつらの命を貰ってんだ」

仁藤「永夢、今まで貰った命の分まで、長生きしようや」ニッ

永夢「仁藤さん…」

仁藤「さ、報酬貰ってメシ食おうぜ!ずーっと腹減ってんだ!」スタスタ

永夢「……はいっ!」タッタッタッ

永夢(この人と一緒で、良かった)

ガヤガヤ

仁藤「あ~食った食った!ちょいと味付けが物足りねえが」

永夢「なるほど…マントでパワーアップ…」

永夢「必殺技が1から6までのダイスによって威力が変わって…」

仁藤「おい、おーい永夢!」

永夢「え、あ、はい」

仁藤「これからどうするよ?」

永夢「うーん…どうしましょうか…」

仁藤「っておい!決めてないのかよ!」ガクッ

永夢「あ、いえ一応何をするかは考えてるんですけど…」

永夢「しばらくここで依頼をこなしてお金を貯めてから出発するか」

永夢「ちょっと少し歩いたところに村があるので、そこに行くか」

永夢「あんまりしたくないですけど野営覚悟で次の城下町を目指すか」

仁藤「ん~……」


安価↓1 次の行動は?

A.しばらく依頼をこなす

B.村に行く

C.城を目指す

D.そんな事よりマヨネーズだ

仁藤「なあ永夢、ここのメシには足りないものがあると思わねえか?」

永夢「いえ…特にh「あーみなまで言うな!」

仁藤「そうだよ足りねえんだよ、マヨネーズが!」

永夢「え…ま、マヨ…?」

仁藤「ああ、バッグの中に入ってたんだけどよ、このゲームに参加したときにバッグは無かった。つまりマヨネーズが手元にねえ」

永夢(そういえば僕も聴診器が無くなってた)

仁藤「かといってマヨネーズ無しじゃこの戦いは生き残れねえ!」ダンッ

永夢「は、はあ……」

仁藤「ってな訳で、マヨネーズを作れる奴を探す!それが今日やることだ!」

永夢「え、ええ~~………」ガクッ

永夢「で、でも探すって言ったってどうするんですか?」

仁藤「元々この世界にいた奴じゃなく、招待状を貰って参加した奴なら大体知ってるだろ?」

仁藤「だからとりあえず酒場にいた奴から当たってみようぜ」

永夢「は、はあ」

永夢「もういない?」

???「ええ、二人で旅する、って」

仁藤「マジかよ~…」ズーン

???「でも出てったの割とさっきだし、急げば追いつくかも」

仁藤「マジか!どこに行ったか分かるか?」ガバッ

???「多分南東の方にちょっと歩いたところの村ね、そこで一日休んでから城下町を目指すといいって私が言ったから」

仁藤「おっしゃサンキュー姉ちゃん!行くぞ永夢!」ダッ

永夢「ええ!?結局村の方に行くんじゃないですか!」タッタッタッ

???「…騒がしい人たちね」クスクス

とりあえず本日はここまでとして明日に備えて寝ます

安価協力ありがとうございました、今後も要所要所であると思うのでその時はよろしくお願いします

人がいるか分かりませんがちまちま続きを書いていこうと思います

仁藤「こっちだよな!?」ダダダダ

永夢「はい…そうですけど、多分知らないと思いますよ?」タッタッタッ

仁藤「んな訳あるか!マヨネーズを知らない奴はそんなに多くねえだろ!」ダダダダダ

永夢「いやマヨネーズを知ってても、作り方まで知ってるって人はいないんじゃなかなって…」

仁藤「………」ピタッ

仁藤「…確かに、俺もマヨネーズの作り方知らねえわ」

永夢「でしょう?だからマヨネーズは諦めませんか?」

仁藤「いやそれは無理だ!」

永夢「んーじゃあ…マヨネーズの代替品を探してみるとかはどうですか?」

仁藤「代替品?どういう事だ?」

永夢「僕、ゲームが大好きでよくプレイするんですけど、ファンタジー世界のRPGに登場する料理って結構現実にあるものだったりするんですよ」

永夢「このゲームの招待人本物のファンタジー世界の人とか、マヨネーズが無い時代の人とかじゃない限りはマヨネーズを使った料理が出てくると思います」

永夢「なのでそういう料理が出てきたらお店の人に聞いてみて、そこから探すのがいいんじゃなかなって……」

仁藤「………」

永夢「それじゃ…ダメですかね……?」

仁藤「…いや、確かにお前の言うとおりだ」

仁藤「マヨネーズが足りねえとは言ったが、考えてみりゃさっきの料理にも見たことねえ食材は無かったし見た目から想像もつかねえような味じゃなかった」

仁藤「闇雲に探すよりはそっちの方が良さそうだしな」

永夢「仁藤さん…!じゃあ…」

仁藤「おう、マヨネーズ探しはまた今度だ。せっかくここまで来たしこのまま村で休んで次の城に行こうぜ」

永夢「はい!」

仁藤「ここか!」ゼーゼー

永夢「そう…みたいですね……」ハァ…ハァ…

仁藤「まさか途中でめちゃくちゃでかくてつええ魔物に出会うとはな…」

永夢「ユニークモンスターまでいるなんて…今のレベルじゃ無理だよ……」

仁藤「ふー、とりあえず今日はもう宿で休むか」

永夢「ですね…」

永夢「あ、そうだ、宿に着いたら今使えるアイテムの把握もしませんか?」

仁藤「だな、参加前に持ってたもんが結構無くなってるのにあのでけえのと戦って気づいたぜ」

仁藤「今俺が使えるのは変身用のビーストの指輪とファルコの指輪だけだな」

永夢「僕はマイティアクションXだけか…」

仁藤「なあ、無くなったアイテムがどうすりゃ増えんのか、ゲーマーのお前ならどう考える?」

永夢「うーん…これがRPGなら敵を倒す事で経験値が溜まっていって、経験値が一定の値になると封印されていたアイテムが開放される……とかですかね」

仁藤「なるほどな…魔物との戦いを無視すると後々苦労するかも知れねえって事か」

永夢「まあこれは僕の予想ってだけなので、正しいかどうかはわかりませんが」

仁藤「いや、それで十分だ。それならそこらの雑魚との勝負がキツくなるまでは進んでも問題ねえよな?」

永夢「ええ、レベル上げは自分と同じくらいの場所でやるほうが効率的ですしね」

仁藤「さーてっと!じゃあ出発するか!」

永夢「あ、待って下さい。ちょっと村を見て回りませんか?」

仁藤「ん、何でだ?先に城に向かった方が色々と便利じゃねえか?」

永夢「仁藤さん、分かってませんね」フフン

仁藤「?」

永夢「こういう小さな村にはサブイベントとかがあったりするんですよ!」

仁藤「はあ?」

永夢「便利なアイテムとかお金をもらえたりするんです。この周辺の敵は楽ですし村の人の頼みごとも楽じゃないかなって」

仁藤「ああ、確かに楽な仕事いくつかこなしてからでも間に合うかもな。村から結構近いらしいし」

永夢「あ、でも城の方が仕事は多いかな…?でもあんまり難易度の高い物は難しいし……」ムムム

仁藤「そーだなぁ………」


安価↓1 次の行動は?

A.村の困りごとを解決する

B.このまま城を目指す

C.特殊安価(選択した場合、そのレスのコンマでランダムにイベントが起きます)
効果は以下の通り

1~33    :事件発生
34~66    :特殊なマップに行く
67~99    :別のキャラと出会う
0       :上の3つから好きなものを選択できる

???「おーい!そこのお二人さーん!」

永夢「え?」

仁藤「もしかして俺達の事か?」

???「はは、この辺には君達しかいないよ」

???「君達、ゲーム参加者だろ?村の人達とはちょっと違う服装だし」

永夢「てことは、貴方も?」

???「ああ、俺は岩崎リュウジ」

永夢「あ、宝生永夢です」

仁藤「仁藤攻介だ」

リュウジ「永夢君と攻介君か、よろしく」

リュウジ「実はもう一人いるんだけど、今ちょっと村の人に話を聞いてて…」

永夢「何かあったんですか?」

リュウジ「ああ、どうやら毎晩この村の作物が荒らされてるんだ。今は俺達が追い払ってるけど、毎晩続くって事は何かあるんじゃないかって思って」

仁藤「なるほどな、親玉みたいなのがいるかもしれねえな」

リュウジ「そういう事。よかったら手伝ってもらいたいんだけど…どうかな?」

永夢「はい、もちろん手伝います!」

仁藤「だな、味方は多いほうが良いだろ!」ニッ

リュウジ「本当か!?ありがとう!よーし、じゃあついてきてくれ、村長さんの話を聞いておいた方がいい!」

村長「…とまあワシにわかるのはここまでじゃ」

永夢「なるほど…夜になると野良狼が」

リュウジ「ああ、何匹かは倒しているし数が減ってもおかしくないんだ」

仁藤「だが、数は減るどころか増えてくる、か。確かに群れを率いてる親玉の可能性はかなり高えな」

永夢「リュウジさん、何か他に気になる所とかはありませんか?」

リュウジ「うーん…ここ数日は数が増えてる事くらいしかわからないな」

仁藤「つったってここでずっと狼と戦ってる場合でもねえ」

永夢「じゃあ仁藤さん、どう思いますか?」

仁藤「んー…わかんねえ!」キッパリ

永夢「そ、そうですか……」ガクッ

ガチャ

???「リュウジさん、戻りました」

リュウジ「ああ、みなみちゃんお帰り。どう?何か有益な情報はあった?」

みなみ「すみません…めぼしい情報は何も……」

リュウジ「そっかぁ…じゃあ虱潰しに当たってみるしかないかなぁ」

永夢「あの、リュウジさん…その子は?」

リュウジ「ああごめん、この子がさっき言ったもう一人の参加者だよ」

みなみ「海藤みなみと申します」ペコリ

永夢「あ、どうも。宝生永夢です……」ペコ

仁藤「仁藤攻介だ、よろしくな」ニッ

リュウジ「めぼしい情報は無し、日に日に数が増える以上はあまり長期間の戦いは正直厳しい」

永夢「逃げた狼を追いかけたら親玉がいたりしませんかね?」

みなみ「追いかけた事はあるんですが、途中の山道で振り切られてしまったんです」

仁藤「夜の山道は危険だしそっから探すのは無茶だな」

リュウジ「昼なら安全だけど…そんな時間に集まってる訳無いし」

永夢「うーん……」

永夢(これが本当に『ゲーム』なら、クリア不可能って事は無い)

永夢「あ、そうだ!」

リュウジ「お、何か閃いた?」

永夢「成功するかはわかりませんが…」

仁藤「ダメだったらまた別の作戦考えりゃいい。もうすぐ夕方だ、やってみようぜ!」

永夢「わかりました、まずは…」

リュウジ「多分、そろそろだ…」

仁藤「おし、いっちょ派手に暴れてやるか!」

みなみ「これ以上作物は荒らさないようお願いしますね」

狼's「「「「「グルル……」」」」」

リュウジ「来た、行くよ!二人とも!」Let's Morphing Time

仁藤「ああ!」ドライバァオーン

みなみ「はいっ!」

リュウジ「レッツ!モーフィン!!」

仁藤「変ン~~~~……身ッ!!」

みなみ「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」

セェット! オープゥン!

L・I・O・N! ライオーン!!

ブルーバスター「ブルーバスター!」

マーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」

ビースト「え!?えっと…い、古の魔法使い!カメンライダービーストォ~!」

ブルーバスター「いや無理して名乗らなくてもいいよ…?」

ビースト「何だよそういう流れじゃねーのかよ!」

マーメイド「い、今はその話は後で……」

ブルーバスター「っとと、それもそうか」

ブルーバスター「あ、そうだせっかく3人いるし…アレやってみようかな」

ブルーバスター「二人とも!俺が手をトンって叩いたら一斉に行こう!」

マーメイド「わかりました!」

ビースト「あいよ!」

ブルーバスター「じゃ、バスターズ! Ready…」グググ

ブルーバスター「Go!!」トン

マーメイド「ハッ!」タンッ

ビースト「っしゃ!」ダッ

ギャンッ!! アオーン!

永夢「始まったみたいだ…早く僕も準備しなくちゃ」

マイティアクションエーックス!

永夢「変身!」

ガシャットォ! ガッチャーン!

レベルアァーップ! マイティジャァンプ!マイティキィック!マイティマイティアクショォン!エーックス!!

エグゼイド「作戦通りなら一匹だけこっちに来るはず…」

狼「ハッ…ハッ…」スタタタタ

エグゼイド「来た!」ダッ

エグゼイド「って早えなアイツ!」

エグゼイド「けどそんな時こそエナジーアイテムだ!」

\高速化!/

エグゼイド「よーっし!このスピードなら追いつけるぜ!」ズダダダダダダダ

狼「ハッ!」ビュンッ

エグゼイド(ここが例の山道か!道が整ってなくて走りにくいしさっきよりも暗くて狼が見えない。確かにこれだと逃げられそうだ)

エグゼイド「けど、ここにあのエナジーアイテムがあれば…」キョロキョロ

エグゼイド「あった!ラッキー!」

\発光!/

カッ!

エグゼイド「よし見えた!いっくぞぉぉぉ!」ダダダダダダダ

エグゼイド「ここか!?」ズザー

大狼「…!」ヌッ

エグゼイド「うわでっか!」

狼's「「「「「「「「グルル…」」」」」」」」

エグゼイド「しかもすごい数だな…こいつがボスで間違いなさそうだ」

大狼「…」クイッ

狼's「!! ガアッ!!」ギュンッ

エグゼイド「うわっと!一斉攻撃かよ!」バッ

エグゼイド「ステージセレクト!」

ステェージ!セェレクト!

バシュンッ

ブルーバスター「こ、ここは!?」

ビースト「永夢!」

エグゼイド「皆!作戦成功だ!あのでかいのがおそらくボスだ!」

マーメイド「な、なんて大きさ…!」

狼's「ガルゥッ!」

ブルーバスター「しかも取り巻きが多くて厄介だな…」

エグゼイド「多分こいつら無限湧きだ!無視してデカイのを狙った方がいい!」

マーメイド「あの…無限湧きとは?」

ブルーバスター「要はあの狼達は倒してもキリがないって事!」

ビースト「よっしゃ!なら周りの奴らは俺が引き受けるぜ!」ダッ

エグゼイド「サンキュービースト!アイツを倒せば狼どもも群れることは無くなる筈だ!行くぞ!」

本日はここまで
安価協力ありがとうございました!

忙し過ぎて更新できませんでした、すみません
来週か再来週くらいになったら定期的に更新できるようになると思います…
とりあえずキャラ紹介を置いておきますね、pixive大百科はありがたい

宝生 永夢(仮面ライダーエグゼイド)

仮面ライダーエグゼイドに登場、聖都大学付属病院の研修医。
何も無いところで躓くほどドジだが身体能力は高い。
実は昔は『ゲーマーM』と呼ばれるほどの天才ゲーマーだった。
変身するとゲーマーとしての性格が出てきて積極性が増し、周囲のエナジーアイテムというパワーアップアイテムを利用して相手より優位に立ち回る。
戦闘中でも変身前の患者を第一に考える部分は変わっていない。


鏡 飛彩(仮面ライダーブレイブ)

仮面ライダーエグゼイドに登場、聖都大学付属病院に勤める外科医。
飛び級で海外の大学を卒業したため医師免許を持ち、その腕前は『失敗しない外科医』と言われるほど。
疲労回復のために甘いものをよく食べているが、その時必ずナイフで切って食べる。
ゲームの知識が無いのか、エナジーアイテムを使う事は多くない。


花家 大我(仮面ライダースナイプ)

仮面ライダーエグゼイドに登場、医師免許を剥奪された無免許医。
実は永夢、飛彩よりも先に仮面ライダーとして戦っていたがグラファイトというバグスターとの敗北がきっかけで飛彩の恋人を死亡させてしまう。
その時に医師免許とゲーマドライバー、ライダーガシャットを失う。
しかしその後医師に見放された患者から大金を巻き上げる闇医者になり、株取引で稼いだ金を使ってドライバーとガシャットを再び手に入れた。
飛彩同様あまりエナジーアイテムを使う場面は無いが誰よりも先にライダーとして戦っていた経験から戦闘のセンスは非常に良い。

仁藤 攻介(仮面ライダービースト)

仮面ライダーウィザードに登場、考古学を専攻する大学生だが現在は休学中。
『ピンチはチャンス』という考えを持ち危機的状況でも決して絶望しないタフなハートの持ち主だが『みなまで言うな』と相手の言葉をさえぎり的外れな思い込みで喋ることもしばしば。
ずっと旅に出ているおかげでサバイバルスキルを身につけている。
実はとんでもないマヨラーで食べ物であれば甘いものだろうと問答無用でマヨネーズをかける。
ファントムと言う敵の魔力を食べるが、これは変身時に力を借りているビーストキマイラに定期的に魔力を供給しなければ死んでしまうというリスクを抱えているから。


岩崎 リュウジ(ブルーバスター)

特命戦隊ゴーバスターズに登場、ゴーバスターズの一員。
他者から言われるのは嫌らしいが28歳、そのせいか頼れる兄貴分といった役回りになる事が多い。
元々は年長者としてヒロム、ヨーコという他のゴーバスターズメンバーをまとめる役割を担っていた。
他人を思いやりすぎて自分の意見を押し殺している事も多かったが後に仲間達との関わりによって自分の意見も話すようになり、子供の頃の夢であるエンジニアを目指して戦うようになった。
ワクチンプログラムという特殊能力を持ち、凄まじい怪力を発揮できるが使うたびに身体が高熱を発し、使いすぎると熱暴走を起こす。
一度熱暴走すると凶悪な性格となり、敵味方問わず攻撃するようになってしまう。
本人もその危険性と戦闘力の高さを理解しているので、周囲に敵以外がいなければあえて熱暴走状態で戦う事もある。


海藤 みなみ(キュアマーメイド)

Go!プリンセスプリキュアに登場、ノーブル学園中等部2年生。
生徒会長を務めており、容姿端麗で成績優秀。バレエは完璧と称される腕前の典型的なお嬢様。
接する相手が年上は勿論、同い年以下でも苗字に「さん」を付けするのが基本だが親しい友人に対しては呼び捨てになる。
小学生の頃の肝試しでのトラウマによりオバケが大の苦手、「オバケ」という言葉を出されただけでも怖がったり外観が怖くないチープなお化けでもダメ。
リュウジ同様、他者の事を考えて行動することは得意だったが自分の為に行動する事ができないでいた時期がある。
本人はいたって真面目なのだが、よく天然ボケをかましたりする。

加藤クラウド八雲(アオニンジャー)

手裏剣戦隊ニンニンジャーに登場、ラストニンジャの孫の一人。
クールな自信家であるが、その反面負けず嫌いで天然ボケな性格。
英語混じりの口調が特徴で、口癖は「easyだな」。
戦闘時は忍術に魔法(呪文は指示内容を逆さ読みするもの)を併用するスタイルのため、戦術の幅広さはメンバー1。
的確な指示を出したり、天晴不在時に皆の奮起を促す司令塔の役割も担っている。
芝刈り機に『カーリー』と名づけて愛用している、その愛着は芝刈り機が妖怪になった時一時的とはいえ他のニンニンジャーメンバーと敵対するほど。


花海ことは(キュアフェリーチェ)

魔法使いプリキュア!に登場、マザー・ラパーパという神秘の存在の力を継いだ妖精。
初めて現れたときは赤ん坊で少しずつ成長して今の姿になっているが、精神年齢がそれに追いついておらずまだまだ幼い子供のような無邪気さが目につく。
しかし水泳、ソフトボール、サッカー等をそれなりにこなせる身体能力を持ち、自分用の図書館が欲しいと考える程の本好き。
通常の『物を動かす魔法』以外にも『無から有を生み出す魔法』という魔法も使えるが、後者は敵から魔法とは違う異質な力と言われた。
上記の通りの万能性のため何でも魔法で解決しようとする事が多かったが母代わりのリコに『まずは魔法を使わずにやれることを探しなさい』と言われる。
その後、みらいの父大吉の日曜大工の手伝いを手作業だけでやリ遂げ時に今までにない達成感を得たことと、その後に飲んだミルクが今までよりも美味しいと感じたことで魔法では得られないものもあると理解した。
いちごメロンパンが大好き。

とりあえず安価まで書きあがりましたので投下します

大狼「………」スクッ

大狼「スゥ…」



大狼「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」ゴオッ!



エグゼイド「うおっ!?」バッ

大狼「フッ!」タンッ

エグゼイド「やべっ…避けきれな……」

マーメイド「はぁっ!」ダアン!

大狼「ギッ!」スタッ

エグゼイド「ナイスキック!助かったぜマーメイド!」

トランスポォート

ブルーバスター「はっ!」バシュバシュッ

大狼「ガアッ!」ドドン

ガガッ

マーメイド「光弾!?」

ブルーバスター「こいつ普通の狼じゃないのか…!?」

エグゼイド「かなり厄介だな、どうするか…っと!」ダッ

\挑発!/

大狼「グアッ!?」クルッ

エグゼイド「オラオラこっちだ!かかってこいよ!」

ブルーバスター「永夢君!?」

エグゼイド「俺がこいつを引き付ける!なんとか隙を作ってくれ!」ヒョイッ

マーメイド「とは言われたものの…一体どうすれば……?」

ブルーバスター「大丈夫、俺に任せて。俺が奴の体勢を崩す、その後俺が撃った場所を全力で攻撃してくれればいいから」

マーメイド「は、はいっ!」タッ

ブルーバスター(こういう時狙うべきは…)イッツタァイムフォーバスター…

エグゼイド「へっ!どうしたどうした!?」ヒョイヒョイッ

大狼「グルアアアアッ!」バッ スカッ

ブルーバスター「脚だ!」バシュン

バシィッ

大狼「ギィッ!」グラッ

ブルーバスター「今だ!」

マーメイド「はいっ!」ビュッ

タアン!

大狼「ガアッ!」ズシィン…

エグゼイド「ナイス!畳み掛けるぜ!」ガッシュウ…

ガシャットォ!キメワザ!
マイティィ!クリティカァルフィィニィーッシュ!

大狼「…!」ギロリ

マーメイド「永夢さん!」

エグゼイド「…っ!負けるか!」ダダダダ

\ジャンプ強化!/

大狼「ガアッ」ドオッ!

エグゼイド「ハッ!」ピョイーン

大狼「グルルゥ……」グググッ…

エグゼイド「うおおおおおおおおおおおおっ!」

ドゴオッ!

\改心の一発!!/

大狼「グ…ア……」ズウウゥゥン…

エグゼイド「よっしゃーっ!」ビシッ

ブルーバスター「………」ポカーン

マーメイド「…どうかしましたか?」

ブルーバスター「ああいや、結構あっけなかったなぁって……」

エグゼイド「まあ序盤の敵だしな!こんなもんだって!」

ビースト「おお、どうやら終わったみたいだな」

エグゼイド「ああ、そっちはどうなった?」

ビースト「もう大丈夫だ、頭がいなくなったせいかバラバラに逃げていったからな」

マーメイド「これで一件落着、という事でしょうか」

ブルーバスター「うん、作物荒らしも一度に多数で来るって事はなくなると思うよ」

エグゼイド「じゃあとりあえず村に戻るか!」ザッ

永夢「…という事でこれで安全になったと思います」

村長「おお…本当ですか…良かった……」

リュウジ「ただ、まだ残った狼達が現れないとも限りません」

村長「先ほどの話が本当ならば、大群で攻めてくることはありますまい」

仁藤「けど、俺達が少しの間だけでも残って見張るって手もアリだと思うぜ」

村長「しかし皆様は旅の途中…一刻も早く先に進みたいのでは?」

みなみ「それはそうですが…」

村長「なあに心配なされるな、皆様程ではありませぬが我らも戦う力はありますゆえ」

永夢「………」


安価↓1 誰か村に残る?(複数選択可)

A.仁藤が残る

B.リュウジが残る

C.みなみが残る

D.誰も残らない

とりあえず一段落ついたので投下します

仁藤「しょうがねえ、俺が残るとすっか!」

永夢「仁藤さん…」

仁藤「みなまで言うな、別に一生の別れって訳じゃねえ。数日したらまたすぐ追いかけるさ」ニッ

永夢「…はい!」

仁藤「あ、もし操真晴人って奴に会ったら俺が来るまでそこで待ってろって言っといてくれ」

永夢「晴人さんに…ですか?」

仁藤「なんだ、知り合いだったか?」

永夢「はい、前に僕を助けてくれたんです」

仁藤「アイツ、まだ誰かの希望になってんだな…」

永夢「はい…」

仁藤「うっし、そういう事なら任せたぜ!」バシッ

永夢「任せてください!」

永夢「お待たせしました!」タタタ…

リュウジ「うん、それじゃあ改めてよろしくね!」スッ

永夢「はい!」ガシッ

リュウジ「実は永夢君が仁藤君と話してるうちに城への近道を教えてもらったんだ」

永夢「えっ、本当ですか!」

みなみ「はい、村の人の情報によると街道をすこし逸れた方向に進むと洞窟があって、そこを抜ければすぐだそうです」

永夢「よーし、それじゃあまずは洞窟を目指しましょうか!」

リュウジ「うん!」

みなみ「はい!」

リュウジ「うーん…結構暗いね」スタスタ

みなみ「………」スタスタ

永夢「ですね、明かり持ってこればよかったなぁ」スタスタ

みなみ「………」スタスタ

リュウジ「敵もいなさそうだし、足元に気をつけて進めば大丈夫だと思うけど……」

カラーン…

みなみ「~っ!?」ビクッ

永夢「うわっ!?こ、怖いなぁ…さっさと抜けちゃいませんか?」

リュウジ「いやあ…急いで転んだりしたら危ないし…」

みなみ「ううっ…」

リュウジ「随分広い所に出たな…」

永夢「ちょっとだけ目も慣れてきましたけど…」

『愚か者め!』

ガシャンッ

みなみ「あっ…!さっき入ってきた通路が!」

『また獲物がのこのこやってきたか…』

永夢「い、一体どこにいるんだ!?」キョロキョロ

『フッ、我の姿が見えぬか…まあそれもその筈、我ら眼魔は生者には見えん!』

リュウジ「眼魔…?」

『いかにも…我らは同胞…すなわちゴーストにしか見ることも触れる事もできぬ』

みなみ「ゴースト…お、おばけ……?」

『後は…そうだな、眼魂があれば我らとも戦えるやも知れぬな』

永夢(眼魂…タケル君が変身に使っていたアイテムだ!)

『まあ眼魂を知らぬお前達では我を見る事も無く死んでいくのみ』

永夢「く…!変身ッ!」マイティアクションエーックス!

エグゼイド「でやっ!」ブンッ

『何処に攻撃している!』

ズバアッ

エグゼイド「ぐああっ!」バタッ

エグゼイド(ゴーストのガシャットがあれば何とかなるのにっ…)ググ

『これで終わりだ』

バシュバシュバシュッ!

『ちぃっ!』

ブルーバスター「大丈夫か永夢君!」

エグゼイド「た、助かったぜブルーバスター……!」

ブルーバスター「ごめん永夢君!俺はここからサポートする事しかできない!」

エグゼイド「何かあったのか!?」

ブルーバスター「ああ…どうやらみなみちゃん、お化けとか幽霊の類が苦手みたいなんだ」

みなみ「ご、ごめんなさい……どうしても怖くて……」

ブルーバスター「正直絶体絶命だ…姿の見えない敵なんて反則モノだよ……」

エグゼイド「なあに大丈夫だ!」

ブルーバスター「!?」

みなみ「…っ!?」

エグゼイド「こういう物理攻撃の効かない幽霊系のモンスターなら攻略法はわかってる!ゲームじゃ割とよくあるネタだからな!」

エグゼイド「ブルーバスターはそこでみなみを守っててくれ!俺が何とかする!」

ブルーバスター「…わかった!永夢君、君に任せる!」

エグゼイド(とは言ったものの…正直マイティみたいな横スクロールゲームじゃ幽霊は無敵キャラだ、倒す手段はない)

『ハァッ!』

ズシャアッ!

エグゼイド「ぐうううっ!」ガクッ

みなみ「永夢さんっ!」

ブルーバスター「…っ!」ダッ

エグゼイド「来るな!」

ブルーバスター「!」ピタッ

エグゼイド「そこで…見ててくれよ……」


エグゼイド「天才ゲーマーMのプレイをな!」


パアァァァァァ……

エグゼイド「ん?ガシャットホルダーに何か…」スッ

エグゼイド「…! これは!」

『ふん、新たな力を得たとて、我には通じん!』

エグゼイド「へっ!それはどうかな!?」

パック!アドベンチャー!!

ガッチョーン… ガシャットォ!

エグゼイド「大・大・大変身ッ!」

ガッチャーン! レベルアァップ!
マイティジャァンプ!マイティキィック!マイティマイティアクショォン!
アガッチャ!パクパクパックン!アドベンチャー!パクッ!パク\ヘーイ!/パックマァン!!

ブルーバスター「あっ!」

刀眼魔「さあ、おとなしく我が刀の錆となれ!」

エグゼイド「残念だが、もうお前の眼魔としての力は通用しない!」

刀眼魔「強がりはよせ、姿の見えぬ状きょ…」

バシュン!

刀眼魔「ぐはっ!?」

ブルーバスター「よし、当たった!」

刀眼魔「な…何故!?」

エグゼイド「パックマンに出てくる敵キャラはゴースト!つまりお前!」ビッ

刀眼魔「何ぃ!?」

エグゼイド「さらにパックマンは…えーっと…あった!」ダッ

エグゼイド「パワークッキーを食べる事でパワーアップ!ゴーストを食べられるようになる!」

刀眼魔「ううっ!?」ビクッ

エグゼイド「さっきはよくもやってくれたな…!」ズンズン

刀眼魔「う…うぅ……」

エグゼイド「お返しだっ!おりゃぁぁぁーっ!」ドゴオッ!

刀眼魔「うぐおおおおー!」ゴロゴロ

エグゼイド「へへん、ぐぅっ…!?」ズキン

エグゼイド「………これで決めるっ!」ガッシュウ…

ガシャットォ! キメワザ!
パック!クリティカルストォライク!!

エグゼイド「うおおおおおおお!」ダダダダダッ

タンッ

エグゼイド「ハアァァーッ!!」バクンッ

刀眼魔「ぬあああああああーーーーっ!」

ドカァァァァァン!!

\パーフェクト!/

エグゼイド「ハァ……ハァ……」

リュウジ「や、やった…のか?」

みなみ「永夢さん…!」パアッ

エグゼイド「いよっしゃー!ボス…!げき……は………」フラッ

ガッシュウ…

ドサッ

リュウジ「永夢君ッ!!」ダッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「ん……」パチ…

医者「おお、目が覚めたようだな」

永夢「ここは…?」

医者「城下町の小さな診療所さ、真夜中に君が運ばれてきたんだ」

医者「連れてきた兄さんとお譲ちゃんも相当怪我がひどかったから別室で眠っているよ」

永夢(そうか…僕、眼魔との戦いで気絶して……リュウジさんとみなみちゃんがここまで運んで来てくれたんだ)

医者「きみたち三人とも、しばらく安静にしていなさい。患者もあまり来ないから暇だとは思うが…」ガチャ

バタン

永夢「………」ギュッ

本日はここまで、ようやく二つ目のお城についた…
今週もまた週末更新になるかもしれません、なんとか隙を見て投下したい

永夢「うんしょっと…イタタタ!」

永夢(リュウジさんとみなみちゃんの様子も気になるし、何よりここまで連れて来てくれた事のお礼を言わないと……)

ガチャ

永夢「う…っく、歩くだけでも結構痛むなぁ」ノソノソ

『~~~で…』

永夢(…? 他の患者さんかな)コソッ


複数安価

↓2 性別は?

↓3 イメージカラーは?(服、髪の色)

↓4 年齢はどのくらい?(一目見た時何歳に見えるか)

とりあえずキャラ安価だけ置いておきます、この結果を元に週末また投下します

ようやく落ち着いて書けそうです、投下開始しまっす

医者「うーん…そんな人は私の診療所には来ていないよ」

???「そうですか…」ショボン

永夢(女の人…人探ししてるのかな)

医者「力になれなくて済まんね」

???「いえ、お気になさらず…では失礼いたしますわ」ペコ

永夢「あ、あの…」

???「あら、貴方は?」

医者「き、君!寝てなくちゃダメじゃないか!」

永夢「す、スミマセン。でも僕冒険者なので、人を探しているなら力になれるかも…と思って」

???「本当ですか!?では『赤いコートの素敵な男性』を見かけていませんか?」

永夢「赤いコート…ですか?うーん、僕は見かけてないですね」

???「そ、そうですか……」

永夢「すみません…あ、でも僕の仲間にも聞いてみましょう。何かわかるかも」

永夢「あのう、二人はどこに?」

医者「ハァ…隣の部屋だよ、無理はさせないようにしてくれたまえ」

???「感謝いたします、では早速参りましょう」

永夢「はい!…っててて!」ズキズキ

???「怪我をされているのですか?」

永夢「ええ、それでこの診療所に運ばれてきたんです…」

???「………」スッ

パアアアアアア…

永夢「あ、あれ…?痛くない…」

医者「え!?ば、バカな!外に出られるようになるには一週間はかかる怪我のはず!」

永夢「よくわかりませんがありがとうございます!それじゃ、案内しますね」

???「………」ジッ

???(この方…全く邪心が無い?)

永夢「あのー?」ヒョコッ

???「ひゃっ!?」ビクッ

永夢「わっ!スミマセン!」

???「あ、いえ…こちらこそすみません。参りましょうか」

リュウジ「赤いコートの男?」

???「違います、『赤いコートの素敵な男性』ですわ」

リュウジ「ご、ごめん。でもどちらにせよ…俺は見てないかな」ウーン

???「そう、ですか……」シュン

みなみ「あの、一人だけ心当たりがあります」

???「えっ!本当ですか!?」ズイッ

みなみ「あ、貴方の探している人かどうかはわかりませんが……」

???「構いません!」

みなみ「えっと…永夢さんの傷を治せる場所を探していた時に見かけたんです」

みなみ「夜中で視界も悪かった状況でしたが、とても目立つ赤色だったので」

みなみ「夜は危険ですから無茶をする性格などでなければまだこの町にもいると思いますよ」

???「ああ…そんな…。ではもうこの町にはいないという事……」ヨヨヨ

永夢「む、無茶する性格の人なんですね……」

???「ですがこの町にそれらしい人物がいた、というだけでも収穫がありましたわ!」ガバッ

???「感謝しますわ、これはほんのお礼です」スッ

パアアアアアア…

みなみ「!? 傷が…」

???「ではこれにて失礼、ごきげんよう」ガチャ

みなみ「ご、ごきげんよう…」

パタン

永夢「あ、忘れるところだった…すみません、いきなり倒れちゃって」

リュウジ「いいんだよ、俺達もあの眼魔って奴との戦いを任せきりにしちゃったし」

みなみ「本当にすみませんでした…私の責任です……」ペコッ

永夢「いやいや!そんな事ないよ!」

リュウジ「…お互い助けられたって事で、この話はおあいこにしようか」ニッ

永夢「ですね。皆が頑張って、おかげで皆でここまで来れました」

みなみ「…はいっ」

永夢「じゃあ、これからについての話もしたいんですけど……」

リュウジ「あ、その事だけどさ。俺はいったん抜けるよ」

みなみ「え…?」

永夢「ど、どうしてですか!?」

リュウジ「ここのお医者さんの話じゃ怪我が治るのに一週間はかかるらしい」

リュウジ「でも君たちはさっきの子に治してもらってる、ここはこの町で別の仲間を探して先に進む方がいい」

永夢「でも……!」

リュウジ「何も一生の別れって訳じゃない。俺は怪我が治ったら仁藤君と合流して君達を追うから」


行動安価↓2 次の行動は?

A.リュウジを残して仲間を探す

B.リュウジの怪我の治癒と仁藤の到着を待つ

永夢「…わかりました」

みなみ「永夢さん…」

永夢「けど必ず!必ずまた会いましょう!」ビッ

リュウジ「ああ、約束だ!」ガシッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「まずは仲間探しから、かな?」

みなみ「ですね、どうやって探しましょうか」

永夢「そうだなぁ…」


行動安価↓1 仲間を探す手段

A.掲示板で仲間を募集

B.人の集まる場所で探す

C.特殊(コンマ判定、50以下で永夢関係、51以上でみなみ関係の人物が出る)

永夢「あ、あれは…」タッタッタッ

みなみ「永夢さん?」

永夢「飛彩さん!」

飛彩「研修医!」

永夢「良かった、やっと知り合いに会えましたよ~」

飛彩「…後ろの娘は誰だ?新しい患者か?」

永夢「ち、違います!彼女は僕と一緒に戦ってくれてる仲間です」

みなみ「海藤みなみと申します」ペコ

飛彩「…成程な、プリキュアという奴か」

みなみ「! プリキュアを知っているんですか!?」

飛彩「ここまで来るのに二人ほど会っただけだ、大体中学生程度の年齢の女の子だった」

飛彩「一人は町の掲示板にある困り事をずっとこなしていた、何度か共闘した」

飛彩「もう一人は…」

???「飛彩さ~ん!」タタタ

みなみ「あら?あの子は…」

???「今日はモンブランを作ってみました!どーぞ!」スッ

飛彩「こいつだ」

永夢「えっ」

???「あ、どうもこんにちは!私は…」

みなみ「いちかちゃん、よね?」

いちか「ああっ!みなみさん!」パアア

永夢「へー、なんだか飛彩さんとは合わなさそうですけど」

飛彩「そんな事は無い、話せばわかるがあいつはパティシエを本気で目指している」

飛彩「少なくとも、研修医の身でゲームに現を抜かすお前よりは好感が持てる」

永夢「そ、そうですか…」

永夢「あ、あの…!」

飛彩「何だ、研修医」

永夢「飛彩さん。僕と一緒に行きませんか?」

飛彩「…どういうつもりだ?」

永夢「あ、いえ…仲間は多い方がいいと思うんです」

飛彩「………」

永夢「ダメですか…?」


パーティ加入判定↓1

80以上、またはゾロ目で飛彩&いちかが仲間になる

飛彩「…まあいいだろう」

永夢「ですよね…やっぱりダメですよね……ってええーーーーっ!?」

飛彩「何度も言わせるな。協力してやる、と言っているんだ」

永夢「で、でもどうして…」

飛彩「ふん…経験者がいるに越したことは無い、何事においてもな」

飛彩「これがゲームならば、お前と行動するのも悪くない、と思っただけだ」

永夢「あ、ありがとうございます!」

いちか「えーっと…」ソワソワ

永夢「あ、僕は宝生永夢」

いちか「永夢さんですね!私は宇佐美いちかです!」

永夢「よろしくね、いちかちゃん!」スッ

いちか「はい!よろしくお願いします!」ギュッ

みなみ「よろしくお願いしますね」スッ

飛彩「…鏡飛彩だ」ギュッ

永夢「せっかくですしここの王様に会いに行きましょう」

ワイワイ

???「………」ニィ

国王「おぬし冒険者か?頼みたいことがあるのだ」

永夢「はい、なんでしょうか?」

国王「実は最近町の方で夜は危険だという報告が多数入っている」

飛彩「危険…とは具体的にどのような事ですか?」

国王「報告は様々でな、ただ暴行を加えられたり物を盗まれたりと多岐に渡る」

みなみ「私達にその異変の調査を?」

国王「話が早くて助かる、だが無理にとは言わん。現状民は一度も目にした事の無い相手だからな…」

永夢「任せて下さい!僕達が正体を突き止めてやりますよ!」グッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「姿の見えない相手かぁ……」ウーン

みなみ「またお化けでしょうか……」ハァ

飛彩「現実的に考えれば有り得ない話だ…が、この世界がゲームだとするなら可能性は否定できないか」

永夢「ええ、僕も既に一度戦ってますから」

いちか「ええっ!?お化けと戦ったんですか!?」ガタッ

飛彩「研修医、お前どうやって倒した?」

永夢「これです」スッ

飛彩「これは…」

いちか「ガシャット…でしたっけ?飛彩さんの使ってる。永夢さんも持ってたんですね」

永夢「このガシャットの元になったゲームの敵が『ゴースト』って言うんです、だからこのガシャットを使ってこっちのゲームフィールドに引き込めば…」

飛彩「成程、Dr.パックマンの時とは逆だな」

いちか「?」

永夢「あ、こっちの話。とにかく、夜になったらこのガシャットを使ってみましょう」

永夢「よし……」スッ

飛彩「頼んだぞ研修医」

マイティアクションエーックス! パック!アドベンチャー!

永夢「変身ッ!」

ガシャットォ! ガッチャーン! レベルアァーップ!
マイティマイティアクショォン!エーックス!アガッチャ!パックマァン!!

エグゼイド「よっしゃ来い!」バッ


シーン………


エグゼイド「あ…あれ?」キョロキョロ

ヒュバッ

エグゼイド「ぐああっ!」

飛彩「何!?」

いちか「な、なんにも見えませんよ!?」

みなみ「そんな…前はちゃんと見えるようになったのに……!」

飛彩「という事は…変身!」

ガシャットォ! ガッチャーン! レベルアァーップ!
タァードルメグルタドルメグルタドルクエストォー!

エグゼイド「ブレイブ!」

ブレイブ「下がっていろ研修医!」

コッチーン!

ブレイブ「ハァッ!」バッ

ズガッ パキパキパキ……

???「!」ズルッ

ズデンッ

ブレイブ「やはり……理屈はわからんが高速で動いていただけか」

???「キシャアアアアアアアアアア!」

いちか「きっ、気持ち悪い!」

エグゼイド「虫か!?カサカサ動き回るなんてゴキブリみたいな奴だな!」

ブレイブ「また高速移動される前に決めるぞ!」

ガシャットォ! キメワザ!
タドル!クリティカァルフィニーッシュ!!

ブレイブ「ハアアアアアアアアアッ!」

ズバァッ

???「ギャアアアアアアアアア!」ドカァァァン!

みなみ「お、終わった…のよね?」

ガッシュウ……

飛彩「恐らくな」

『キャアアアアアアアアッ!!』

エグゼイド「え!?」バッ

飛彩「何!?まさか複数いるのか!?」

いちか「っ!」ダッ

みなみ「いちか!」

町人A「ぐふっ…」ドサ…

町人B「ねえ起きて!ねえってば!」ユサユサ

ヒュオッ

町人B「ひっ!」バッ

いちか「大丈夫ですか!?」タタタ

町人B「あ、あが……」バタッ

いちか「あっ!」バッ

いちか「…大丈夫、二人ともまだ生きてる」

ヒュオンッ

いちか「わわっ!」

いちか「よーし!今度は私が!」

パカッ

いちか「キュアアラモード!デコレーション!」

いちか「ショートケーキ!」カシンッ

いちか「元気と!笑顔を!レッツ・ラ・まぜまぜ!」

ホイップ「キュアホイップ!できあがりっ!」

ヒュン ヒュン ヒュン

ホイップ(やっぱり見えない!けど落ち着いて…よーく音を聞いて……)

ヒュン ヒュン ヒュバッ

ホイップ「そこだっ!」ブンッ

バシィィン!

ホイップ「やった!」

???「キシャアアアアッ!!」ガバッ

ホイップ「うう、やっぱり気持ち悪い……でもやらなきゃ!」

ホイップ「ええいっ!」ビシュゥッ!

???「ギィッ!」バッ

ホイップ「チャンス!」タンッ

ホイップ「ハアァァッ!」

バキィッ!

???「ガ…」フラフラ

ホイップ「いっけえっ!」バシュゥゥゥ!

???「ギ、ギイィィッ!?」モガモガ

ホイップ「キラキラキラルン・キラキラル!」

パシュウウウウゥゥゥゥゥン!!

ホイップ「や、やったやったぁ!」ピョンピョン

『その力…なかなかの物だね』

ホイップ「! 誰!?」キョロキョロ

『だが聴力は、長所にもなれば短所にもなりうるモノだよ…』

キイイイイィィィィィィーン

ホイップ「…痛っ!」バッ

キイイイイイイィィィィィィン

ホイップ「あ…ぐう……う……」ガクッ

『フフ……またいずれ会おう…今はその時じゃないからね……』

キイイィィィィ……

ホイップ「あ……ああ………」

シーン…

ホイップ「っはぁ…!はっ…はっ…」

パアアァァァァ……パシュンッ

いちか「……っ」

国王「ありがとう!被害を受けた者もいたがかなり少なくなっていた!」

国王「今日からは被害もゼロになるはず、本当に助かった!」

国王「おおっと、何か礼をせねばならんな」

国王「そうだ、ここから少し歩いた所に港がある。私が口利きしておくから乗っていくといい!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「………」チラッ

みなみ「………」チラッ

いちか「………」ギュッ

飛彩「………何だ研修医、何か言いたい事でもあるのか?」ギロッ

永夢「な、なんで僕だけなんですか!?」

飛彩「ふん」

みなみ「それにしても…いちか、一体何かあったのかしら?」

飛彩「正直な所俺にもわからん。だがあの夜何かがあった事は確かだな」ズズ

永夢「と、とにかく!船に乗りましょう、気分転換にもなるかも知れないし……」

飛彩「まあここにいても仕方ない、それがいいだろうな」

みなみ「それなら、すぐに出発しましょうか」

飛彩「…立てるか」

いちか「………」コクッ

永夢(飛彩さん、女の子には優しいんだなあ)

飛彩「研修医、まだ何か言いたい事があるようだな?」

永夢「だからなんで僕ばっかり!?」

永夢「あー風が気持ちいいー…」ハァ

みなみ「やっぱり海はいいですね…」

永夢「みなみちゃん海好きなの?」

みなみ「ええ、とても」

永夢「そっか、僕もこういう天気のいい時の海は好きだな」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いちか「………」

飛彩「…何があったのか、話す気はないか」

いちか「………」

飛彩「あまり落ち込んでいると研修医がうざったい位に絡んでくるぞ」

いちか「…飛彩さんは」

飛彩「?」

いちか「飛彩さんは…死にたくないって思った事、ありますか……?」

飛彩「………」

いちか「あの夜…私、死んじゃうって思わされました」

いちか「今までも戦ってるときにピンチは何度もありました…でもあの時は違くて」

いちか「じわじわ崖っぷちに追いやられていくような感じがして……頭の中が『やられる』っていう感覚よりも『殺される』って感覚でいっぱいになって…」

いちか「戦うってこういう事なのかなあって…そう思っちゃったんです」

飛彩「そうか…」

ザッパーン!

飛彩「!?」

???「キィーッ!」

いちか「っ!」

飛彩「下がっていろ!」タドルクエスト!

飛彩「変身!」

ガシャットォ! ガッチャーン! レベルアァーップ!
タァードルメグルタドルメグルタドルクエストォー!

ブレイブ「ハァッ!」ブオン

???「キィーッ!」ヒュッ

バシィッ

ブレイブ「ぐあっ…」

???「キィィィィーッ!」バッ

ゴゴゴゴゴゴ…

ブレイブ「あれは…隕石だと!?」

いちか「あ…」

ブレイブ「くっ!」ダッ

ズドドドドドドド!!

ブレイブ「がああああああああっ!」

いちか「飛彩さん!?」

ブレイブ「ぐっ…いいか、よく聞け宇佐美……」

ブレイブ「確かに…悪と戦うという事は死と隣り合わせだ…!それは否定できない……」

いちか「………」

ブレイブ「だが!自分自身が死ぬ事と傍にいる大切な人を守れない事……!」グググ

ブレイブ「俺は後者の方が恐ろしい…!だから戦う!」

ブレイブ「宇佐美!お前は一体何のために戦う!?」ダッ

いちか「私の…戦う理由……」

いちか(私は…スイーツとそれに込められた思いを守りたくて……)

いちか(そうだ…私は……)

いちか「私はスイーツと、それに込められた思い!そして、スイーツを食べて喜んでくれる人達の笑顔を守りたい!」

ブレイブ「ならば守って見せろ!お前の力で!」

いちか「はい!」

いちか「キュアアラモード!デコレーション!」

ホイップ「はっ!」バシュウ!

???「キィッ!」ピョンッ

ブレイブ「高い…!だが!」

\ジャンプ強化!/

ブレイブ「逃がさん!」バヒュン!

???「キィ!?」

ブレイブ「はあぁっ!」ゴオッ

スバァッ!

???「ギ…キィィィーッ!」バッ

ゴゴゴゴゴ……

ブレイブ「また隕石か!?」

ホイップ「大丈夫!」ヒュバッ

ガガガガガガガガガガッ!!

???「キィ!?」

ブレイブ「よし、決めるぞ宇佐美!」ガッシュウ…

ホイップ「はいっ!」バシュン

ズモモモッ

???「ギ……ギギィ…」グググ

ガシャットォ! キメワザ!

ブレイブ「ハアァァァ…」タンッ

タドル!クリティカァルフィニーッシュ!!

ブレイブ「セアアアアアアアアアアアアッ!!」

ズバアッ!!

\改心の一発!/

???「キィィィーーーーーッ!」ドォォォォォン!

みなみ「いちか!飛彩さん!」

永夢「大丈夫ですか!?」

飛彩「来るのが遅いぞ研修医…一体どんな耳をしていればこんなに駆けつけるのが遅くなる……!」

永夢「す、すみません……」

みなみ「だから言ったじゃないですか!騒がしいですねって!」

永夢「ご、ごめんごめん…気のせいだと思ってて……」

ワーワー

飛彩「ふん…」

いちか「飛彩さん、ありがとうございました」ニコッ

飛彩「宇佐美、もしまた命の危険を感じたら…誰でもいい、仲間を頼れ」

いちか「え…?」

飛彩「お前は全力でお前の守りたい物を守れ。お前の命は俺が守る」

いちか「っ!!」カアッ

飛彩「…また何か迷いができたなら話せ。俺に切れないものは無い、迷いすら断ち切ってやる」 

いちか「…はひ」ポー

今日はここまでです、飛彩さんがいちかちゃんの兄貴みたいになってしまった
エグゼイドメンバーは永夢以外身内との会話が多いせいで飛彩さんがこういう時どういうポジションに行くのかわからな過ぎる

とりあえず安価まで置いときます
ご飯食べるのでその後は時間かかると思いますが

いちか「着いたぁー…けど……」

永夢「ここからは砂漠かぁ……」

みなみ「さすがに今の服装だと暑いですね…」

永夢「町まで行けば多分この地域に合った服があると思うけど……」

飛彩「そこまでは我慢してこのまま行くしかない、か」

グゥ~…

永夢「ん?」

みなみ「え?」

いちか「?」

飛彩「………」

永夢「飛彩さん……」

飛彩「何だ研修医、話は後にしろ。今は町を目指すのが先決だ」スタスタ

永夢「ひ、飛彩さん!」

みなみ「た、多分港でも食事はできると思います。先にご飯にしませんか?」

いちか「あ、あー私お腹空いたなー!これじゃあ力が出なくて町に着くまでに倒れちゃうかもー!」チラッ

飛彩「…勝手にしろ」フン

永夢「ついでにここで今皆が持っている物を確認しませんか?」

みなみ「戦力の把握という事ですね」

飛彩「この世界に来るまでに持っていたはずの物が無かったりもあるだろうな。研修医、お前今いくつガシャットを持っている?」

永夢「えーっと、今僕が持ってるのは…」ゴソゴソ

永夢「マイティアクションXとパックアドベンチャーだけですね、飛彩さんは?」

飛彩「俺はタドルクエストだけだ」

みなみ「私もまだ変身用のキーだけですね……」

いちか「わー、みんなもしかして色々持ってたんですか!?」

永夢「まあね、本当ならレベル20だったんだけど…今は3まで下がってるんだ」

飛彩「ゲームを初めからプレイした状態のようなものだろうな」

みなみ「永夢さんのガシャットは戦闘中に手に入れていた、という事はただ敵を倒せば使えるようになるという事でも無いのでしょうか?」

飛彩「研修医、お前はどう思う?」

永夢「うーん…最近のゲームってパワーアップの手段が色々ありますから…何とも言えないです」

みなみ「例えばどんな物があるんですか?」

永夢「RPGだと一度に現れた敵を全部倒すと経験値が入るけど、アクションゲームだと倒した瞬間経験値が入って戦闘中でもレベルが上がったりとか」

永夢「もしかしたら経験値は存在してなくて、それぞれにお題が決められててそれをクリアすると手に入ったり…みたいな変則的なシステムかも」

いちか「もしかしたらどこかの宝箱に入ってたりとか?」

永夢「あ、それもあるかも。強い武器ってダンジョンの宝箱にあったりするし」

飛彩「考えてもキリがなさそうだな……」

みなみ「とにかく今は先に進んでいくのがいいのかもしれませんね」

いちか「あ”つ”い”~……」スタスタ

永夢「だね~…」スタスタ

飛彩「うるさいぞ宇佐美、研修医。黙って歩け」スタスタ

みなみ「もう目の前だから…頑張っていちか」スタスタ

いちか「あ”~い”……」スタスタ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

みなみ「ふう…ようやく一息つけるわね」

いちか「あ~生き返った~!けど服が汗でベトベトになっちゃった~…」

みなみ「ふふっ…少し涼んだら汗を流して、その後で買い物に行きましょうか、いちか」

いちか「はーい!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「あ、飛彩さんちょっといいですか?」

飛彩「何だ研修医、用なら手短に済ませろ」モグモグ

永夢「この後の行動についてなんですけど…」

飛彩「この後?」

永夢「はい、町で情報を集めて来たんです。なんだかこの町の近くに金銀財宝の眠る迷宮があるらしくて」

飛彩「金に目がくらんだか?」

永夢「ち、違いますよ…さっきいちかちゃんが言ってた事を思い出しまして、ここにガシャットとかがあるかもと」

飛彩「成程、だが本当に何もなければ生活すら危うくなるぞ。堅実に町の奴らの悩みを解決して準備する方が得策だと思うが」

永夢「ですよね…」

飛彩「…俺一人の意見だけで判断するな、宇佐美と海藤にも聞いて来い」

永夢「ですね…ちょっと行ってきます!」ガチャ

パタン

飛彩「ふう…」モッサモッサ

いちか「はーい!私迷宮の方がいい!なんだか楽しそう!」

永夢「となるとどっちも1票ずつ入った事になるかな…みなみちゃんどっちがいい?」

みなみ「え、永夢さんはどっちがいいんですか?」

永夢「うーん…迷宮に何もないと無駄足になっちゃうから堅実に進むのがいいような…でもすごく良いものがあるかもしれないし……う~~~~ん」

みなみ(…私が決めるしかないみたいね……)


行動安価↓2 どっちにする?

A.迷宮へ行く

B.迷宮へ行かない

みなみ「…無理せずにここは準備を整えて先に進みましょう」

永夢「おっけー、じゃあ飛彩さんにもそう伝えるね」

いちか「えー!?皆で探検するの楽しそうなのにー!」

みなみ「ごめんねいちか、でも確実性が無いとためらってしまうものよ」

いちか「むぅー……」ムスッ

永夢「まあまあ、またいつかここに来る事があったらその時に行こうよ」

いちか「…わかりました」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「という訳でこの町の困り事を解決しつつ魔王城に向かいましょう」

飛彩「それが妥当だろう、わざわざ危険に飛び込む必要は無い」

永夢「さて、僕は明日に備えて寝ますけど…飛彩さんはどうしますか?」

飛彩「俺は少し夜風に当たってから寝る」

永夢「そうですか…じゃあおやすみなさい」ボフッ

飛彩「ああ」ガチャ

飛彩「………」ザッ

飛彩「……っぐ!」ズキィッ

飛彩「…はぁ…はぁ…はぁ……」

みなみ「大丈夫ですか?」

飛彩「海藤か…」

みなみ「いちかから話は聞きました、船を下りてから今までずっと耐えていたんですね……」

飛彩「…この事は研修医には言うなよ」

みなみ「わかりました。…では代わりに明日、明後日は宿から出ないで下さい」

飛彩「何だと?」

みなみ「ただでさえ怪我をしているのにこれ以上傷つけばどんどん状態は悪化するでしょう」

飛彩「………」

みなみ「焦らないで下さい。焦りは小さなミスを生み、小さなミスで取り返しのつかない事態に発展する事だってあります」

みなみ「大丈夫です、私達だけでもやれますから」ニコッ

飛彩「……体調管理も医者の仕事か」

みなみ「飛彩さん…!」パアッ

飛彩「宿に戻ったら何があったのか教えてくれ」

みなみ「はいっ!」

みなみ「………」ポカーン

飛彩「………」

永夢「さっすがゲームの世界!道中で受けた小さなダメージも完璧に無くなってる!」

いちか「よーし!今日も元気にホイップ・ステップ・ジャーンプ!」ピョーン

永夢「いちかちゃん気合入ってるなあ!それじゃ僕も、ノーコンティニューでクリアしてやるぜー!」ダダダダー

飛彩「…あまりゲームはやらなくてな……すまん」

みなみ「いえ…元気になったのなら、良かったです……」

今日はここまでとします
病院で治療を受けると1週間かかる怪我も宿なら一日だ!

まだ忙しさが抜けず、しばらく更新出来ないかもです

ようやく一段落ついたので投下しときます、今回安価は無いです

青年「こっ、ここここの手紙…隣の家のぽぽぽっぽぽぽぽ……」アワアワ

永夢「落ち着いて下さい!隣の家のポストに入れて来ればいいんですよね!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

女性「染髪料に使う花をちょうど切らしてたの、町を出てすぐのところにあるから摘んできてもらえるかしら」

みなみ「わかりました、何本くらい必要ですか?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

中年「悪いな兄ちゃん、薪割り手伝ってもらっちまってよう!」

飛彩「問題無い。俺に切れないものは…無いッ!」スパァン!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

少女「おにーちゃん、おなかすいたー」

少年「ちょ、ちょっと待ってろー!もうちょっとだからなー!」

少年「ごめんおねーさん、妹がうるさくて……」

いちか「ううん、大丈夫!それよりも、妹さんにとびっきりおいしいお菓子作ってあげよ!」

永夢「結構お金も溜まってきたなぁ…そろそろ必要なものを買って……」

飛彩「その必要は無い」ドサッ

永夢「あ、飛彩さ…ってなんですかその大荷物!」

飛彩「依頼をこなしたら押し付けられた。宇佐美と海藤の分がもらった分もまとめてある」

永夢「わぁ…食料だけじゃなく野営道具まで……」

飛彩「これだけあれば十分だ。これ以上荷物を増やす必要は無いだろう」

永夢「ですね、ありがたくもらって先に進みましょう!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「じゃ、出発しましょうか」

みなみ「はい!」

飛彩「ああ」

いちか「はーい!」

少女「おねえちゃん…いっちゃうの?」

いちか「あっ……」

少年「こら!見送るだけだって言ったろ?」

少女「でもぉ……」グスン

飛彩「宇佐美?」

いちか「ごめんなさい、先に行っててください」

飛彩「…ああ、わかった」

少女「やだあ…おねえちゃんのお菓子もっと食べたいよ…」ポロポロ

いちか「ご、ごめんね…でも私行かなきゃいけないの」

少女「うえええ………」

少年「な、泣くなって!おねーさん困ってるだろ!」

少女「だって…だって…」

いちか「う~ん……あ、そうだこれ!」ゴソゴソ

少女「…?」

いちか「これあげる!作っておいたお菓子!」スッ

少年「え?で、でもこれおねーさん達が食べるやつじゃ……」

いちか「いーのいーの!私たちはいつでも作れるから!」ニコッ

少女「わあ…ありがとうおねえちゃん!」パアア

いちか「うんうん!みんな笑顔が一番だよ!」

少女「おねえちゃん!お外は危ないから、気をつけてね!」

いちか「ありがとう!それじゃあ、ばいばい!」タッ

いちか(喜んでくれてよかった~!ってあれ?そういえば何で私お菓子持ってたんだっけ?)タッタッタッ

飛彩「………」

いちか「あっ………」

いちか(わ、忘れてたー!アレ飛彩さんのお菓子だったー!)

飛彩「話は終わったか」

いちか「は、はい…まあ………」

いちか(ああああどうしよう!野営道具じゃお菓子なんて作れないしでも無かったらきっと飛彩さん怒っちゃうかな!?)

飛彩「菓子の事なら気にするな、また今度でいい」

いちか「え……」キョトン

飛彩「それよりも急ぐぞ、研修医に追いつくのが面倒になる前にな」

いちか「え、あ…はいっ!」

飛彩「研修医!」ザッザッザッ

永夢「あ、飛彩さん」

みなみ「もう大丈夫なの?」

いちか「はい!」

永夢「関所を越えたら砂漠地帯を抜けられるらしいからそこまで頑張ろう!」

いちか「おー!」

「うわあああああああ!」ダダダダ

永夢「!?」

みなみ「だ、大丈夫ですか!?」

飛彩「ひどい傷だ…一体何があった?」

兵士「わ、わからない……」ガタガタ

飛彩「何?」

兵士「いきなり変な男が現れて…ロボットみたいになって……関所をぶっ壊しちまった……」

いちか「ロボット?」

兵士「済まない…正直何を言ったらいいのか…とりあえず関所に近づかない方がいい……」

永夢「ダメです!」

兵士「え……」

みなみ「こちらに貴方が逃げて来た、という事はこのままではそのロボットとやらも間違いなくこちらに来ます」

いちか「もしかしたら私達のいた町に向かってるのかも……」

飛彩「だろうな、町に被害が及ぶのは避けるべきだ」

永夢「だから僕達がそのロボットを倒します!」

兵士「な、何言ってるんだ!いくら冒険者といえど、奴は規格外の化け物だぞ!?」

永夢「だけどあなたや町の人を放って置けないんだ!」

兵士「…! 君は……」

永夢「僕達に任せて、あなたは街で傷を癒して下さい」ニコッ

兵士「…わかった!ただし、死ぬんじゃないぞ!」ザッ

永夢「はい!」

???「…誰だ」ザッ

永夢「人に名前を聞く時は、まず自分から名乗るものですよ」

???「オレは魔進チェイサー 、ロイミュードの番人……同時に死神だ」スッ…


Break up!!


永夢「あの兵士さんが言ってたのはお前か…!」

みなみ「何というか…ただならぬ気迫を感じます……」

いちか「でも、あの町には私のスイーツで喜んでくれた子がいるの!あの子達の所へは行かせない!」

飛彩「たとえロボットだろうと、俺に切れないものは無い」タドルクエスト!!

永夢「行くぞ皆!」マイティアクションエーックス!!


永夢「大変身ッ!」ガシャットォ!ガッチャーン! マイティアクション!エーックス!!

飛彩「術式レベル2…!」ガシャットォ!ガッチャーン! タドルクエストォー!

みなみ「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」

いちか「キュアアラモード・デコレーション!ショートケーキ!」

いちか「元気と!笑顔を!レッツ・ラ・まぜまぜ!」


マーメイド「澄み渡る!海のプリンセス!キュアマーメイド!」

ホイップ「キュアホイップ!できあがりっ!」

ブレイブ「障害は全てこの俺が切除する」ガシャコンソード!

エグゼイド「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」ガシャコンブレイカー!

魔進チェイサー「行くぞ」ドンッ!

魔進チェイサーがエグゼイドらに襲い掛かる

エグゼイド「早っ…!」

Break!

魔進チェイサー「フッ!」ブオッ

魔進チェイサーがエグゼイド目掛けてブレイクガンナーで殴りかかる寸前、マーメイドが間に割り込む

マーメイド「くうっ!」バシィッ!

ホイップ「てえい!」シュッ

ブレイブ「ハアッ!」ヒュバッ

遅れてブレイブとホイップも動く
ガシャコンソードと拳で右と左から同時攻撃を放つ

???「フンッ!」ガガッ

が、剣をガンナーで、拳を掌で受け止められる

ホイップ「く…うぅぅぅ……!」グググ

ブレイブ「ぐっ……!」ギリギリ

エグゼイド「隙あり!」ブンッ

反応の遅れたエグゼイドが両腕の塞がった魔進チェイサーに突っ込む

???「……! ハアッ!」ドウ!

それに気づいた魔進チェイサーは三人を凄まじいパワーで吹き飛ばす

ブレイブ「がっ!」

ホイップ「あぐっ!」

エグゼイド「ぐあっ!?」

Gun!

魔進チェイサー「ハッ!」ババババン!

魔進チェイサーがガンナーのディストラクションマズルに掌を押し付け、エグゼイドに追い討ちをかける

エグゼイド「ぐあああっ!」ドガガガガッ!

エグゼイド「こいつ…めちゃくちゃ強いぞ……!」

ホイップ「そうだ!皆で一斉に攻撃しましょう!」

マーメイド「わかったわ!」

ブレイブ「通じるか分からんが…試してみるか…!」


ガシャットォ!キメワザ!

マーメイド「エクスチェンジ!モードエレガント!」

ホイップ「たあっ!」バシュウッ!

魔進チェイサー「ぐ…」

マーメイド「高鳴れ!海よ!」

マイティィ!ダドル!クリティカァルフィィニィーッシュ!

マーメイド「プリキュア!マーメイドリップル!」ドォッ!!

エグゼイド・ブレイブ「ハアアアアアアァァァァァァァッ!!」ドガガガッ!!

ホイップ「キラキラキラルン!キラキラル!」

4人の一斉攻撃により魔進チェイサーは膝をつく

魔進チェイサー「ぐ…が……」

エグゼイド「倒しきれなかった…!?」

ブレイブ「だがチャンスだ、畳み掛けるぞ!」

エグゼイド「おう!」

マーメイド「はい!」

ホイップ「はいっ!」

4人は魔進チェイサーに向かって走り出す
だが魔進チェイサーの周囲に現れた3つの光が彼らの行く手を阻む

ホイップ「な、なにこれ!?」

魔進チェイサー「………!」パシッ

3つの光の内一つを掴み、ブレイクガンナーにセットする

Tune…… Chaser Spider!!

魔進チェイサーの右腕に大きな爪が取り付き、武装チェイサースパイダーとなった

エグゼイド「だ、第二形態!?」

武装チェイサーS「ハアッ!」ゴオッ!

エグゼイド「やべっ!」バッ

エグゼイドは素早く防御する
だが――――

エグゼイド「ぐああぁぁぁぁぁっ!!」バチバチバチッ!!

爪の先端から電撃が放たれ、防御が意味を成さない

ブレイブ「研修医!」

武装チェイサーS「余所見か?」

武装チェイサーSがエネルギーの溜まった爪を振りかぶる

ブレイブ「しまっ……!」バッ

マーメイド「飛彩さん!」タッ

武装チェイサーSの爪がブレイブに振り下ろされる瞬間、またもやマーメイドが割って入る

マーメイド「ああああああああっ!」ズガアァン!!

ブレイブ「海藤!」

ブレイブ「くっ! はあっ!」ヒュバッ

ギンッ

ブレイブは武装チェイサーSに斬りかかるが、右腕の爪に止められる

ブレイブ「くっ………!」ギリギリギリ

ホイップ「たあっ!」バシュウ!

ブレイブと武装チェイサーSが鍔迫り合いをしている中、ホイップが武装チェイサーの背後からクリームエネルギーを放つ

武装チェイサーS「くっ…」

武装チェイサーSはブレイブ、ホイップと距離を取り、もう一つの光を掴む

Tune…… Chaser Cobra

武装チェイサーの右腕から鞭が現れ、武装チェイサースパイダーコブラとなった

ブレイブ「まだ強化されるのか……!?」

武装チェイサーSCがまた爪にエネルギーを溜め、ホイップへ向かって走り出す

ホイップ「えいっ!」バシュッ!

ホイップはクリームエネルギーで対抗するが鞭にクリームが払われ――――

ホイップ「ぐううううううううっ!」ドゴオォン!!

そのまま爪の一撃を受けてホイップは吹き飛ばされる

武装チェイサーSC「後はお前だけだ」ザッ

ブレイブ(どうする……!?こいつのスピードから3人を抱えて逃げるのは不可能、そもそも何処に逃げる!)

ブレイブ(ドラゴナイト…いや、せめてドレミファビートだけでもあれば……)

ブレイブ(いや…待て)ダッ!

ブレイブは気を失っている永夢の元へ駆ける
その間、魔進チェイサーは最後の光をガンナーにセットする

Tune…… Chaser bat

右腕にさらに弓が現れ、爪、鞭、弓の全距離に対応した武装チェイサートリプルチューンとなった

ブレイブ(手持ちの武装を確認し合った時、研修医はもう一つガシャットを持っていた!)

永夢の懐からパックアドベンチャーのガシャットを取り出す

パック!アドベンチャー!!
ガッチョーン… ガシャットォ!

ブレイブ「術式レベル3!」

ガッチャーン! レベルアァーップ!!
タドルクエストォー! アガッチャ!パックマーン!!

ブレイブ「行くぞ!」ガッシュウ…

ガシャットォ!キメワザ!
パック!クリティカァルフィニーッシュ!

武装チェイサーTC「トリプルチューン…!」

ブレイブ「ハアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッ!!」ズオッ!!

ブレイブのガシャコンソードから放たれたパックマンを模したエネルギーと武装チェイサーTCのブレイクガンナーから放たれたビームがぶつかる
初めは互角かと思われたが、少しずつブレイブが押され始める

ブレイブ「ぐっ…!」

ガシッ!

ブレイブ「!?」

永夢「僕も手伝います!」

ブレイブ「研修医!」

いちか「たとえ一人じゃ無理でも!」

みなみ「力を合わせれば!」

武装チェイサーTC「何だ…?この力は……!」

ブレイブ・永夢・いちか・みなみ「「「「はああああああああああああああっ!」」」」

パックマンのエネルギーがビームを食らって進んでいく

武装チェイサーTC(…! 何故だ!?俺はこの力を知っている!俺はこの力をどこかで……!)

そしてついにパックマンのエネルギーが武装チェイサーTCに当たった

武装チェイサーTC「ぐおおおおおおおおっ!!」

ブレイブ「ハァ……ハァ………」

永夢「や、やった……!」

???「………」ピクッ

みなみ「っ!? まだ動いています!」

いちか「そ、そんな…!私達、もう戦えないよ………」

ブレイブ「いや……」ガッチョーン ガッシュウ…

???「心配ない、もう俺に戦う意思は無い」

永夢「はぁ…よ、よかった~……」ホッ

???「…チェイス」ボソッ

永夢「え…?」

???「チェイス、俺はそう呼ばれていた……」

みなみ「チェイス…?」

チェイス「少しだけ思い出した……俺が一体何者だったのか」

いちか「ええっ!てことは、記憶喪失!?」

チェイス「だが、初めからずっとある人間の記憶だけは残っていた……」

飛彩「………」

チェイス「それを探し続け、ここまで来た」

チェイス「死神としての記憶しか無かった俺は、随分と人間を襲っていたようだ」ムクッ

チェイス「済まなかった」

みなみ「い、いえ……」

永夢(いきなり真面目になったなぁ…)

飛彩「それで、お前はこのゲームの参加者なのか?」

チェイス「ゲーム…?いや、俺は死んだ後気づいたときにはこの世界にいた」

永夢「え!?」

飛彩「どういう事だ…?死者がゲームに参加しているだと?」

いちか「も、もしかして幽霊だったりして!」

みなみ「ええっ!?」ビクッ

永夢「いや幽霊なら僕達と戦ったのも変な話だし…」

みなみ「で、ですよね!」

飛彩「だが死者ですらこのゲームに参加しているとすれば……」

永夢「あ…!もしかして貴利矢さんも……!?」

飛彩「可能性はある、うまくいけばこの世界で監察医からあの時聞けなかった真実を聞くことができるかもしれん」

永夢「そうだチェイスさん!赤いジャケットの…って」

いちか「あれ?いない……」

みなみ「いつの間に……」

飛彩「…仕方ない、一度さっきの町に戻るぞ」

永夢「ですね、今日はとりあえず宿で休みましょうか」

兵士「おおお!あんたら生きてたか!よかった……!」

永夢「はい、もうあの関所も大丈夫ですよ」

少女「おねえちゃーーん!」タッタッタッ

いちか「あ、妹ちゃん!」

少女「うえええん……よかったぁ………」グスッ

少年「ほんとに無事でよかった…町の人達もみんな心配してたよ」

中年「兄ちゃん達、すげえなあ!関所の兵士がボロボロでやって来て話を聞いた時にゃもうこの町もオシマイだと思ったぜ!」

飛彩「当然だ、俺に切れないものは無い」

青年「せっかくですし何かお礼をさせて下さい!」

女性「そうね、みんなで宴でもしようかしら?」

みなみ「い、いえ…!宿で休ませてもらえればそれでいいので……!」

兵士「そ、そうか…まあ確かにあんな化け物と戦った後じゃ疲れてるよな……」

中年「そんならせめてタダで休んでってくれ!宿屋の方には話しとくからよ!」

いちか「いいんですか!?ありがとうございます!」

―翌日―

永夢「じゃあ改めて、出発しましょうか」

飛彩「ああ」

青年「本当はもっと色々お返ししたいんですけど……」

みなみ「すみません……」

女性「謝らないで、先を急ぐんなら仕方ないもの」

中年「まあ、また近くに来たら寄ってってくれや!そん時は歓迎するぜ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いちか「はいこれ!またスイーツ作ったから、食べて!」

少年「あ、ありがとう!」

少女「おねーちゃん!気をつけてね!」

いちか「うん!ありがとう!」ニコッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いちか「お待たせしましたー!」タタタ…

永夢「よし、もう一度関所を目指そう!」

いちか「はいっ!」

飛彩「研修医、まだ返してなかったな」スッ

永夢「あ、ありがとうございます」

いちか「よーし!今日も元気に、ホイップステップジャーンプ!」ピョーン

みなみ「いちか!あんまり離れないでね」

本日はここまで
なんか書きにくさを感じたので今後戦闘中は地の文をつけたいと思います

ようやっと戻ってこれた…こんな時間ですが安価だけでも出しておきます
ちなみにお話は中盤に入って少し時間が飛びます

…い……

永夢(…声?)

…おーい……

永夢(誰だろう…聞いたこと無い声だ………)

???「おーい、青年。大丈夫かー?」ペシペシ

永夢「う……」ピクッ

???「お、起きたか?」

永夢「あ、あれ……?ここは一体……」

???「ああ、森だよ。村の人は『悪魔の森』って言ってたなぁ」

永夢「悪魔の森…」

???「それにしても驚いたよ。青年、いきなりここに飛んで来たんだぜ」

永夢「え……?」

永夢(そ、そういえば皆がいない…それに僕は関所に向かって砂漠を歩いてたのに今は森の中?)

永夢(お、落ち着け!とりあえず何があったか思い出そう)

永夢(えっと、確か僕は……)


安価↓ 永夢が森に飛ばされた理由

1.モンスターの魔法
2.ゲーム参加者の攻撃(今まで出会ったキャラ以外で)

永夢(そ、そうだ!思い出したぞ!確か……)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢「ふぅ、ようやく関所に戻って来られましたね」

いちか「うぅ~……あっつい~……」

飛彩「全く、バテるなら最初からはしゃぐな宇佐美」

いちか「す、すみません……」ショボン

永夢「ま、まあまあ…ちょうどいいし、ここで休んでいきましょうよ」

飛彩「ふん」

みなみ「大丈夫?いちか。水分補給はこまめにね」

いちか「ふぁ~い……」ゴクゴク

???「ふむ…」ザッ

飛彩「何者だ!」バッ

???「この惨状…君達がやった物かね?」

永夢「え?まあ、そうとも言える…のかな?」

???「成程、つまり君達もゲームの参加者ということなのだな」

みなみ「え!?」

飛彩「その口ぶり…まさか貴様も」

???「おっと自己紹介が遅れたな」

???「私はアポロガイスト、宇宙一迷惑な奴なのだ!」

永夢「アポロガイスト……」

飛彩「研修医、変身しろ!こいつは敵だ!」タドルクエスト!

永夢「え…」

アポロガイスト「アポロチェンジ…!」コオオオオオ

永夢「…ッ! 変身ッ!」マイティアクションエーックス!

いちか「キュアアラモード…!う……!」フラッ

みなみ「いちかは休んでいて!プリキュア!プリンセスエンゲージ!」

エグゼイド「はっ!」ヒュバッ

アポロガイスト「甘いのだ!」ガキィン! ヒュッ

エグゼイド「ぐあっ!」

エグゼイドの放つキックをガイストカッターでいなし、体制の崩れた所へ右腕のアポルフルーレで反撃するアポロガイスト

エグゼイド「つ、強い…」

マーメイド「大丈夫ですか!?」タッ

ブレイブ「人数差を活かせ、3人で同時に攻める」

エグゼイド「ブレイブ……けどどうやって?」

ブレイブ「俺が奴の右腕の剣を抑える。研修医、お前は盾だ」

マーメイド「ではその隙に私が?」

ブレイブ「そういう事だ、行くぞ!」

エグゼイド「オッケー!任せろ!」ダッ

ブレイブがガシャコンソードでアポロガイストの右側から攻撃し

アポロガイスト「ぬんっ!」キィン!

エグゼイドがガシャコンブレイカーで左側から攻撃する

アポロガイスト「ぐぬうっ!」ガキィン!

エグゼイド「今だ!マーメイド!」

マーメイド「はいっ!」

マーメイド(チェイスさんとの戦いの後…私にも一つ技が増えた!)

クリスタルプリンセスロッドを取り出し、アイスキーを差し込む

マーメイド「高鳴れ!氷よ! プリキュア!フローズン・リップル!」

クリスタルプリンセスロッドの先端から無数の氷塊が出現し、アポロガイストに向かって飛んでいく

アポロガイスト「ぐうおおおおおおっ!」ガガガガガガッ!!

エグゼイド「よっしゃ!作戦成功だ!」グッ

アポロガイスト「…と見せかけて」

ブレイブ「ッ! 研修医!」

アポロガイスト「この程度ではノーダメージなのだぁっ!」ビュッ!!

油断したエグゼイドに左腕のガイストカッターで反撃する

エグゼイド「っつ…! 直撃だったのに効いてないのかよ……」

ブレイブ「ハァッ!」シュバッ

ブレイブが一人でアポロガイストと戦うが、ガシャコンソードを弾き飛ばされた上、アポロフルーレによる連撃を受けて変身が解除されてしまう

飛彩「がっ…は……」ガクッ

マーメイド「飛彩さん!」

エグゼイド「クソッ…! レベル3ならどうだ!」ゲキトツ!ロォボォッツ!

エグゼイド「ってあれ?パックアドベンチャーじゃない……?」

アポロガイスト「余所見とは随分と余裕なのだ!」ドォン!

アポロガイストはいつの間にかアポロフルーレからアポロショットに武器を持ち替えていた

エグゼイド「ぐあああっ!」

アポロガイスト「2度も油断するとは…大した事無い男の様なのだ」

エグゼイド「なっ、舐めんなよ!こいつで勝負だ!」ガッチョーン…

ガシャットォ!

エグゼイド「大・大・大変身ッ!」ガッチャーン!!

レベルアァーップ!
マイティジャァンプ!マイティキィック!マイティマイティアクショォン!ア・ガッチャ!
ブットバッセー!ト・ツ・ゲキー!ゲ・キ・ト・ツ・パンッチー!ゲ・キ・ト・ツ・ロボォッツ!!

エグゼイド「オラァ!」ブオッ!

左腕のゲキトツスマッシャーでアポロガイストに殴りかかるがやはりガイストカッターで弾かれてしまう
―――かと思いきや左腕に何かが巻き付き、アポロガイストにエグゼイドのパンチが直撃する

アポロガイスト「ぐふうっ!い、一体何なのだ今のは!」

ホイップ「ふっふーん!キュアホイップ!できあがりっ!」

マーメイド「ホイップ!もう大丈夫!?」

ホイップ「はいっ!ここからは私も加勢します!」

エグゼイド(さっきのを見る限り、レベル3なら通用すると見た!)

エグゼイド「ホイップ!マーメイド!何とか奴を無防備な状態にできないか!?」

マーメイド「…やってみます!」タンッ

ホイップ「了解ですっ!」ビシュウ!

ホイップはクリームエネルギーを飛ばし、もう一度ガイストカッターを持つ左腕を掴もうとする

アポロガイスト「二度もやられないのだ!」ドォン!

ホイップ「わっ!」バッ

それに対しアポロガイストはアポロショットでホイップを狙い、回避行動を取らせる

マーメイド「もらった!」ガシッ

一連の流れの間にアポロガイストの背後に回り、アポロショットを持つ右腕を押さえる

ホイップ「チャーンス!」バシュウ!

もう一度クリームエネルギーを飛ばし、今度はガイストカッターを持つ左腕を捕らえる

エグゼイド「ナイスだ二人とも!」ガッシュウ…

ガシャットォ!キメワザ!
ゲキ・トツ!クリティカルストライク!

エグゼイド「こいつで……」ドオッ!!

左腕のゲキトツスマッシャーを飛ばしアポロガイストにぶつけ―――

エグゼイド「ウオオオオオオオオオオオオオッ!」ダダダダッ!

一気に接近し、ゲキトツスマッシャーごとアポロガイストに強力なパンチを放つ!

アポロガイスト「ぐおおおおおおおおおっ!」ドゴォン!

吹き飛び、壁に激突するアポロガイスト

エグゼイド「どうだ!もう諦めて降参しろ!」

アポロガイスト「ふっ…フフフフ………」ビキッ

アポロガイスト「降参…?それをするのはお前達の方なのだ……」パキパキ…

マーメイド(仮面が割れてるのに余裕?一体どうして……)

アポロガイスト「後悔するなよ……!お前達にはもう万に一つの勝ち目の無いのだ!」パキンッ!!

アポロガイストの仮面の白部分が割れると、凄まじい光と風が吹いた
その両方が止んだとき、そこにいたのは仮面の白部分が青いステンドグラスのような形になったアポロガイスト
スーパーアポロガイストだった

エグゼイド(何だ……?雰囲気が変わった……!)

マーメイド(あの仮面はリミッターだったという事!?)

ホイップ「あぐっ!」ドサ…

エグゼイド、マーメイド「「ホイップ!?」」

いつの間にか傍にいたホイップが倒れ、変身も解けていた

Sアポロガイスト「今のが全く見えなかったのならお前達の命運はここまでなのだ!」フッ

エグゼイド「なっ…消え……」

マーメイド「ああっ!」バタッ

エグゼイド「マーメイド!」

Sアポロガイスト「さらばなのだ!ヒーロー共よ!」ヒュバババババッ!!

スーパーアポロガイストの素早い連撃を回避も防御もできず食らってしまうエグゼイド

エグゼイド「ぐ…あぁ……」ガクッ

Sアポロガイスト「まだ倒れんかしぶとい奴め!これで本当に終わりにしてやるのだ!」カチャッ

スーパーアポロガイストが武器をスーパーアポロショットに持ち替える

エグゼイド(くそっ…いきなりラスボス級なんて無理ゲーだろ……)

ドォン!

エグゼイド(こんな、ところで…ゲームオーバーか……)

ドゴオオオオォォォォォォン!!

永夢(そうだっ…!全部思い出したぞ……!)

???「おーい、大丈夫か青年?顔色悪いぜ」

永夢「あ、す、すみません……」

永夢(どうにかして皆と合流したいけど…ここがどこかもわからないし僕だけ吹き飛ばされたんだとしたら皆はもう……)

???「…誰かが心配って感じの顔だな」

永夢「っ!」

???「そんなに思いつめる必要無いって」ニッ

永夢「え……?」

???「世界は広い、けど無限に広がってる訳じゃないんだ。青年が諦めずに探し続けていれば、いつか必ず会えるさ」

永夢「………」

???「まぁでも、何も情報が無い状況で探すんなら自分の足が頼りだな」

永夢「…はいっ………!」グッ

???「あ、そういや青年、名前はなんて言うんだ?」

永夢「宝生永夢です、あなたは?」

???「永夢、か。俺はヒビキ、またいつか会えると信じて覚えとくぜ、永夢」シュッ

永夢「え、あの…そうだ!良かったら僕と一緒に……」

ヒビキ「あー悪いな、俺はしばらくこの森で鍛えたいんだ、仲間を探すならこの森を出たトコにある街に行くといいぜ」

ヒビキ「森を抜けるなら俺が木につけた目印を辿って行けばいい」

永夢「…わかりました!ありがとうございます!」ダッ

ヒビキ「おう、気をつけて行けよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

永夢(ヒビキさんの行ってた街…ここかな?)

永夢(確かに人が結構多い、探せば参加者もいるかも)

「あ! そこの人ー!」

永夢「え?」クルッ


人物安価↓2 今まで出会ったキャラ以外で敵じゃないキャラ

???「すみません、もしかしてゲームの参加者だったりする?」

永夢「え、あ、はい、そうですけど」

???「やっぱり!」

永夢「あの…貴方は?」

???「あ、ゴメン。俺は火野映司、君は?」

永夢「僕は宝生永夢です」

映司「永夢君か、よろしくね!」

永夢「それで、僕に何かご用ですか?」

映司「おっと忘れるところだった!永夢君が一人みたいだったからさ、良かったら俺達と一緒に行かない?」

永夢「えっ!いいんですか!?」パアッ

映司「もちろん!ヒーローは助け合いでしょ?」

永夢「ありがとうございます!是非お願いします!」ペコッ

映司「うん!じゃあ一度宿に行こう、俺の仲間も紹介したいしね」


人物安価↓2 ↓3 映司の仲間2人(今まで出会ったキャラ以外で敵じゃないキャラで)

映司「戻ったよー」ガチャ

???「あ、おかえりー映司さん」

映司「さ、入って入って」

永夢「お邪魔します」

???「んあ?その人もしかして…」

映司「うん、新しく俺達の仲間になってくれる永夢君!」

永夢「宝生永夢です、よろしくお願いします」

???「永夢さんか、あたし立神あおい!よろしく!」

映司「それであおいちゃん、そっちはどうだった?」

あおい「こっちもバッチシ!今ちょっと出かけてるけど、すぐ戻ってくると思うよ」

永夢「? どういう事ですか?」

映司「実はさ…俺とあおいちゃんの二人でここまで来たんだけど、結構大変で……」ハハ…

あおい「ってことで、人の多いここでお互い一人ずつ仲間になってくれそうな人を探すって話になったんだ」

ガチャ

あおい「お、噂をすれば帰ってきた」

???「あおいちゃんたっだいまー!…ってどちら様っ!?」

永夢「あ、いや僕はこのゲームの参加者で、決して怪しい者じゃ……!」

映司「あー!い、一旦改めて自己紹介しようか!」

映司「それじゃあ改めて、俺は火野映司」

永夢「僕は宝生永夢、一応研修医です」

あおい「あたしは立神あおい、そんでこっちが…」

???「星空みゆきです!よろしくお願いします!」

映司「うん、みゆきちゃんこれからよろしくね!」

あおい「で、映司さんこれからどーすんの?」

映司「うーん、俺達もこの街に来たばっかりだからね。まずは情報収集かなぁ」

みゆき「あ、そうだ!さっき買い物してきた時なんですけど、最近商品の仕入れが少なくなってきてるとか……」

永夢「仕入れが少ない?どういう事だろう?」

映司「もしかして物資を運ぶ時に何か問題があるのかな?」

あおい「お店側が減らしてるとかじゃなくて?」

映司「だとしても需要があるのに供給しないのはおかしい……」

みゆき「それともう一つ、最近町長さんが変わったらしいんですけどものすっごく評判が悪いんです」

永夢「前の町長さんは?」

みゆき「それがよく分からないらしくて……街の人に話を聞いてみてもしばらく見ないなと思ったらいきなり今の町長が現れたって……」

あおい「何それ、神隠しってヤツ?」

映司「今この街の抱えてる問題は二つ…どうにかしてあげないと」

永夢「………」


行動安価↓

1.店の仕入れが少ない問題に手をつける
2.前の町長について調べる
3.手分けして調べる(誰がどちらに行くかも書いてくれると有難いです)

とりあえず今日は寝ます
安価は↓に

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