フレデリカ「ナースごっこ」 (28)


これはモバマスssです

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杏「んあー…疲れた」


肇「最近レッスンが厳しいですからね…」


杏「なんかこんな会話先日もしなかったっけ?」


肇「こういう場合、大体部屋に戻ると…」


ガチャ


フレデリカ(ナース服)「ふわぁぁぁぁぁぁ!いらっしゃぁぁぁぁぁい!」

文香(ナース服)「いらっしゃいませ…何握りやしょう?」


杏「ナース服どっからもってきた」


肇「ベッドまで…私たちより先に戻って何をしてるかと思えば…」



フレデリカ「えっとねー、今朝来る途中に整骨院があってね?」


文香「レッスンで溜まった疲れを、私たちがほぐして差し上げようと…」


杏「杏知ってるよ、これ余計疲れるやつ」


フレデリカ「ナース服はドンキーで買ってきたんだー」


文香「ベッドは、医務室のものを…」


杏「返してこい」


肇「なんで無駄に本格的なんですか…」


フレデリカ「やるからには全力だよー?」


杏「じゃあやるな」



杏「でさ、なんで整骨院なのにナース?」


フレデリカ「え?なんとなく!」


文香「では、さっそく…肇さん」


肇「身体をほぐしてくださるんですか?」


文香「肩を揉んで下さい」


肇「熱があるみたいですね、病院へ行く事をお勧めします」


文香「見ただけでそう判断するのは、浅はかという他ありませんね」


肇「おでこごっつんこで計ってあげましょうか?多分痛いと思いますよ、凄く」


文香「ぶつける前から脳がシェイクされている様ですね…仕方ありません、私がほぐしてあげましょう」


杏「二人はもうちょい平和な会話しない?」



フレデリカ「あーお客さん固まってますねー」


杏「そりゃそれスマホだしね」


フレデリカ「パスワードはー?」


杏「フレデリカちゃんの誕生日だよ」


フレデリカ「え?やったー!」


杏「嘘だけど」


フレデリカ「解除されないじゃん!やだー!」


肇「…はぁ」


文香「もう少し、知的な会話をしませんか?」


杏「あんたらが言うな」



肇「それにしても…フレデリカさん」


フレデリカ「ん、なになにー?もしかしてフレちゃんが可愛すぎて写真撮りたくなっちゃった?しょーがないなぁ、一枚だけだよー?」


肇「実際、お二人とも似合っていますね」


文香「ふふっ、ありがとうございます…肇さんもどうですか?」


肇「そうですね、折角ですし」


杏「おいやめろそうやって杏にも着せる作戦だろ」


フレデリカ「実はねー、間違えて4着買っちゃったんだー」


杏「ダウト」


文香「安心して下さい…一着、XSサイズですので」


杏「安心する要素ないじゃん」


肇「でも、ブカブカのナース服で犯罪臭撒き散らすよりはマシですよね?」


杏「そりゃそうだけどさ」




フレデリカ「わぁお、肇ちゃんも似合ってるよー」


肇「そうですか?ありがとうございます」


文香「さて…まだナース服になっていない人が、約1名…」


杏「杏はやらないって言ってるでしょ」


フレデリカ「多数決とるー?」


杏「勝ち目ないからダメ」


文香「仕方ありません…ここは公平にジャンケンで…」


杏「公平…?」


肇「力ずくが一番手っ取り早いですけどね」


杏「おい」



杏「まぁいいや、着てあげるよ」


フレデリカ「いやっふぉおおおお!!」


文香「カメラの準備は出来ています…!」


肇「照明借りてきました!」


フレデリカ「朋ちゃんたちも呼んでくる?」


文香「いえ…後で写真を売れば…」


肇「カーテンのそばでお願いします。閉じようとする感じで」


杏「…帰りたい」


杏「あー、嫌だなぁナース服なんて」


バタンッ!


茄子「呼びましたかっ!」


肇「今回は本当に呼んでませんよ?」


茄子「私と言えばナス!ナスと言えばナースですから」


杏「よし、じゃあ茄子さん杏の代わりにこれ着ていいよ」


茄子「え、いや流石にこれサイズ小さ過ぎません?」


フレデリカ「一応XSだけど茄子さんなら着れるんじゃないかなー」


茄子「あ、何故か私の鞄から沢山怪しいお薬が」


杏「ほんとなんでさ」


文香「今は、茄子さんに刃向わない方が良さそうですね…」


茄子「フレデリカさん、これをもってポーズとって貰っていいですか?」


フレデリカ「はいさー、ハイポーズ!」


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杏「もっと、こう…まともなポーズなかったの?」


肇「殺意高そうですね…」


茄子「笑顔で人を殺せるタイプですね」


フレデリカ「わぁお、ふるぼっこ!」


文香「しかし、特定の層からは大受けしそうですね…これは…売れる」


杏「友達を売るな」


フレデリカ「じゃー次は文香ちゃん!」


肇「文香さんでしたら、より殺意の高そうなポーズをとれそうですね」


文香「肇さんは、私を何だと…」



肇「あ、撮影用の小道具で腕がありますけど使いますか?」


杏「何に使うのさ…」


茄子「メスならありますよっ!」


フレデリカ「聴診器あるよー」


杏「まぁどーせならよりそれっぽくする為に色々借りてこよっか」


文香「私は…人形ではありません…」


フレデリカ「はい手術室によくある沢山電気つくやつだよー」


肇「ゴム手袋借りてきました」


杏「はいメイクするからこっちむいてー」


杏「…やべぇ」


フレデリカ「…んふ…殺されそう」


肇「文香さん、もう少し優しい表情出来ませんか?」


文香「なにをいっているのですか…私はいつも、優しい笑顔です」


茄子「ちょっとメイクに力入れ過ぎましたねー」


杏「こんなナースが夜巡回してたら発狂もんだよ」


フレデリカ「文香ちゃーん、ポーズとってー」


茄子「はいっ、ポーズ!」


文香「ええと…えいっ!」


杏「掛け声は可愛い。掛け声は」



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文香「さて…茄子さん」


茄子「その見た目でこっちに威圧かけないで下さい…」


文香「茄子さんも、ナース服を着るべきだと思いませんか?」


フレデリカ「ファボ」


杏「いいね」


肇「興味あり」


茄子「ツイプラじゃないんですから…」


文香「肇さんは写真に収めようとしても瞬時に逃げてしまうので、肇さんのナース服を借りて下さい」


肇「身長的にも、丁度いいかもしれませんね」


杏「杏以外のFは身長ストレートだしね」


フレデリカ「160から165まで各種取り揃えてるよー」


肇「範囲狭すぎません?」


茄子「仕方ありませんね。肇さん、脱いで下さい」


文香「どなたか、今の録音しましたか?」


杏「そんなエグい事しないから…」



杏「…なんか、いけない感じがする」


フレデリカ「わぁお、茄子さんおっとなー!」


茄子「ふふっ、このメンバーでは最年長ですから」


肇「いいですね、それっぽい台詞とポーズもお願いします」


文香「はい、カルテです」


杏「はい聴診器構えてー」


茄子「ボク、何処が悪いんですかっ?私が診てあげますから。はい、ちょーしんき!」


杏「何その掛け声」


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茄子「さて…これで四人は終わりましたね」


肇「あれ、誰か一人やっていないような気がしますね」


フレデリカ「誰だろーねー?まだ一人やってないような」


文香「杏さん、誰だか分かりますか?」


杏「分かりやすすぎるわざとらし過ぎる威圧やめない?」


肇「はい、杏ちゃん用にとびきり可愛いナース服に仕立てておきました」


杏「謎の努力」


文香「脱ますか?よろしければ、私が手伝ってさしあげますが…」


杏「腕六本で近付いて来ないで怖いから」




肇「いいですね、そのポーズでいきましょうんふっ!」


フレデリカ「杏ちゃんかわいいよー…んふふっ!」


文香「……ふふ…ふふふふふふっ!!」


杏「…帰りたい」


茄子「杏ちゃん、それっぽい台詞をどうぞ!」


杏「しょうがないなぁ…」


ガチャ!


朋「なに、また面白そうな事やってるの?」



杏「あなたの心にチクッとお注射!愛と怠惰のマジカルナース、アプリコットちゃんだぞっ!」


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文香(腕六本)「」バターン!


朋「あはははほぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」



トウガラシはナス目ナス科トウガラシ属らしいです
ピーマンも
お付き合い、ありがとうございました


あ、肇の前日譚も完結しましたので是非

肇「変わり始める日へ、或いはごっこと呼ぶ日へ」
肇「変わり始める日へ、或いはごっこと呼ぶ日へ」 - SSまとめ速報
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