仮面ライダーゴースト「ひたぎクラブ?」 (84)

俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

今は失われた時間を取り戻すべく勉学に勤しんでいる

やっと普通の生活が戻ってきた!

はずだったんだけど・・・

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タケル「・・・・・」

ひたぎ「・・・・・」

今、俺は少々面倒な事に巻き込まれている

教室を出たら、いきなりある女子生徒に襲われ、言わゆる「壁ドン」をされている所だ

それだけならまだいい、彼女は更に俺の口の中にホチキスを突っ込んでいるのだ

何故彼女、戦場ヶ原ひたぎがこんな事をするのか、俺には見当はついていた

あれは今朝の事だった・・・

タケル「ハァ・・・ハァ・・・」タタタ・・・

俺は急いでいた、昨夜遅くまで勉強していたせいで寝坊してしまったのだ

タケル「まずいぞ、ただでさえ出席日数ヤバイのに遅刻なんて・・・」

俺は階段を駆け上がっていた、ふと上を見上げると、信じられない物が目に映った

あらららぎくんは出るのか

それが問題だ

生き返ったとはいえタケル殿ならホチキスくらいなら余裕しゃくしゃく

タケル「な・・・」

階段の上から、1人の少女が落下してきたのだ

俺は迷わず、彼女を助けるべく身構える

ストッ・・・

結果だけ言おう、彼女を受け止める事には成功した、だが・・・

ひたぎ「・・・・・」

彼女、戦場ヶ原ひたぎからは、重さが全く感じられなかった

ゴーストよりフォーゼかウィザードの方が合いそう

怪異という意味ではゴーストのが合ってるかな

タケル(あれは結局何だったんだ・・・当の彼女は何も言わず去ってしまったし・・・)

そう考えてる内に放課後になっていた

??「天空寺君?手が止まってるよ?」

タケル「ああゴメン羽川さん、ちょっと考え事しててさ」

翼「へぇ・・・」

彼女は羽川翼、このクラスの委員長だ

翼「それにしても助かるよ天空寺君、文化祭の準備手伝ってくれて」

タケル「羽川さんにはノートを見せてもらった上にわかりやすい解説までしてくれたからね、これくらいお安い御用さ」

翼「男手があると助かるよ~」

タケル「家お寺だからね、鍛えてますから」シュッ

翼「何だろう、それは別の人の台詞な気がする・・・」

来てる来てる
ラララギくんはいないっぽいな

家電芸人「はっくしょん!」

翼「で、何を考えてたのかな?」

タケル「ああ、戦場ヶ原さんの事なんだけどさ」

翼「戦場ヶ原さん?」

タケル「うん、半年休んでた俺が言うのも何だけど、彼女の雰囲気が妙だと思ってさ」

翼「確かにねぇ・・・前はもっと明るかったんだけど」

ひょっとしてアカリがいなくて羽川さんが協力してたパターン?

それありそうやな

羽川さんがアカリの代わりなの正直違和感ない

翼「丁度半年前・・・天空寺君が学校にこなくなったあたりかな・・・彼女突然人が変わったみたいに誰とも話さなくなっちゃって」

タケル「そうなんだ・・・」

タケル(まさか眼魔絡み・・・それとも)

翼「天空寺君?」

タケル「あ、ゴメン、何でもないよ」

>>14
つばさキャットとか他の話もするのならそのほうがいいかもな

タケル「おっと、もうこんな時間か、そろそろ帰らないと・・・」

翼「用事?」

タケル「うん、今日はアカリの家庭教師の日だから・・・」

翼「ま、アカリさんの名前出されちゃしょうがないね」

タケル「本当にゴメンね」

翼「いいよ、君やアカリさん、御成さん達には私もお世話になったし」

タケル「埋め合わせはちゃんとするから、今度たこ焼き奢るよ」

翼「はいはい、楽しみにしてまーす」

普通にアカリも御成もいるみたいやな
これはりゃりゃりゃぎくんの立場がタケルになっただけっぽい?

こうして、俺は教室を出た

タケル「さて・・・」

ひたぎ「羽川さんと、何を話していたの?」

タケル「へ?」

ドカッ

こうして現在に至る

タケル「あが・・・」

ひたぎ「動かないで」

タケル「!」

ひたぎ「ああ違うわね、動いてもいいけど、危険よ」

ひたぎ「全く私もうかつだったわ、あんな所にバナナの皮が捨ててあるなんて」

タケル(バナナって・・・)

ひたぎ「ねぇ天空寺君、天空寺タケル君、本当はあなたも気づいてるんでしょう?」

タケル「!」

ひたぎ「そう、私には体重が・・・ない」

アカリと御成が忍野ポジってことはおっちゃんが臥煙さんポジかな
つばさファミリーは起こってるみたいだから
こよみヴァンプがゴースト本編として羽川が関わってきてるのかな

タケル(やはりか・・・)

ひたぎ「といっても、全くないわけじゃないのよ、私くらいの体格だと平均体重は40キロ後半強という所かしら」

ひたぎ「でも今の私の体重は・・・5キロ」

タケル(そんな・・・)

ひたぎ「半年ほど前よ、4匹の蟹に出会ってね、体重を根こそぎ持っていかれたわ」

タケル(蟹?)

ひたぎ「気にしなくていいわ、信じてもらえるとも思ってないし」

タケル「・・・・・」

ひたぎ「私が欲しいのは、沈黙と無関心だけ」

ひたぎ「もし天空寺君が沈黙と無関心を約束してくれるなら、2回頷いてちょうだい」

たける「・・・・・」コクコク

ひたぎ「そう、ありがとう」

そう言って、彼女は俺の口からホチキスを離した

ひたぎ「それじゃ天空寺君、また明日から私の事無視してね、よろしくさん」

彼女は立ち去って行った、俺はしばらく立ち尽くしていたが

タケル「くそっ!」ダッ

気がつくと、彼女を追って駆け出していた

階段の下辺りで、彼女に追いついた

タケル「ま、待って!」

ひたぎ「呆れたわ、いえここは素直に驚いたと言っておこうかしら」

タケル「あ、あの・・・」

ひたぎ「ええわかった、わかりました天空寺君」スッ

そう言うと、彼女は両手に無数の文房具を広げ

ひたぎ「戦争をしましょう」

タケル「そんな事しないよ」

ひたぎ「しないの?なーんだ・・・じゃあ何の用よ」

タケル「君の力になれると思って・・・」

ひたぎ「ふざけないで、あなたに何ができるの?」

俺はその質問には答えず、懐から眼魂(アイコン)を取り出した

いざとなったら他のライダーも助けに来る可能性があるし、安心感が凄い

ひたぎ「何それ、目玉?趣味の悪い玩具ね」

俺はいつの間にか腰に巻かれているベルト「ゴーストドライバー」に眼魂をセットする

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

ひたぎ「ふ、服が飛んでる・・・」

そして俺は力強く叫ぶ

タケル「変身!」ガコン

カイガン! オレ! レッツゴー! 覚悟! ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

ひたぎ「天空寺君の体が・・・あの服を着て変わった・・・」

仮面ライダーゴースト「命、燃やすぜ!」

個人的にはドライブもアリだと

最新刊では、あららぎ君は警察官になってますし

時は過ぎ、俺は彼女を後ろに乗せバイクを走らせていた

ひたぎ「不可思議現象研究所?それがあなたの家の仕事なの?」

タケル「本当はお寺だけどね、ともかく、そこのみんなのおかげで俺はまた生き返れたんだ」

ひたぎ「驚いたわ、まさかあなたが半年間死んでたなんて、しかもあの仮面ライダーだったとはね」

タケル「あの?」

ひたぎ「有名な都市伝説でしょう?人知れず悪と戦う正義のヒーロー、それが仮面ライダーって言われてるわ」

タケル「そんな大それたもんじゃ・・・」

ひたぎ「ある者は刑事、ある者は医師、またある者は魔法使い、神様だっているって噂もあるわ」

タケル「ハハハ・・・」

ひたぎ「この間の黄色い怪物が暴れたっていう事件も彼らの活躍で収まったって噂でもちきりよ」

タケル「そうなんだ・・・」

ひたぎ「でもまさかパーカーお化けなライダーがいるなんてね」

タケル「パーカーお化けって・・・」

ひたぎ「他にもその目玉が沢山あるようだけど?」

タケル「ああ、これには英雄達の魂が込められているんだ」

ひたぎ「英雄?」

タケル「宮本武蔵・・・エジソン・・・坂本竜馬・・・俺は彼等の力を借りて戦ってきたんだ」

そんな話をしているうちに、家に到着した

タケル「着いたよ」

ひたぎ「大天空寺・・・本当にお寺なのね、横にご丁寧に「不可思議現象研究所」の看板まであるし」

タケル「とりあえず上がってよ」

ひたぎ「ここまでついてきて何だけど、あなたが私を連れてきてご家族に誤解されないかしら?」

タケル「大丈夫だよ、君くらいの女の子の依頼人なんて何度も連れてきてるし」

ひたぎ「そういう事じゃないんだけど・・・まぁいいわ」

タケル「ただいま~」

御成「おおタケル殿!随分遅かったですな!」

境内に入るとまず御成が出迎えてくれた

タケル「ああうん・・・ちょっと色々あってね」

そういうと俺は戦場ヶ原さんのほうをチラリと見た

御成「やや、そちらの方は?」

ひたぎ「初めまして、戦場ヶ原ひたぎです、天空寺君とはクラスメイトで・・・」

御成「おお!タケル殿の御友人でしたか!拙僧はここの住職代理で不可思議現象研究所の代表でもある御成と申します!以後お見知りおきを!」

ひたぎ「はぁ・・・」

タケル「御成、実はこの子・・・」

御成「まぁまぁ、詳しい話は中で!シブヤ、ナリタ、ジャベル殿!すぐにお茶の用意を!」

シブヤ・ナリタ「はーい!」

ジャベル「承知した」

ひたぎ「・・・お坊さんってもっとお堅いイメージだったのだけれど、認識を改める必要がありそうね」

タケル「ハハ・・・」

中に入ると、もう1人の仲間がまっていた

アカリ「タ~ケ~ル~」イライラ

タケル「あ、アカリ・・・ただいま」

アカリ「ただいまじゃないわよ!今何時だと思ってんの!」

タケル「お母さんか!ちょっと色々あってね・・・」

アカリ「色々?」

ひたぎ「・・・・・」ペコ

アカリ「あら、あなたは・・・」

ひたぎ「初めまして、戦場ヶ原ひたぎです、天空寺君とはクラスメイトで・・・」

アカリ「そうなんだ、私は月村アカリ、よろしくね」

ひたぎ「・・・天空寺君の彼女さんですか?」

タケアカ「違う!ただの幼馴染だ!」

ひたぎ「ふーん・・・そうなんですか・・・」

アカリ「それで、タケルがわざわざここに連れて来たってことは・・・」

タケル「うん、実は・・・」

ひたぎ「大丈夫よ天空寺君、自分で話すから」

タケル「戦場ヶ原さん・・・」

ひたぎ「自分で、できるから・・・」

俺達は改めて彼女の話を聞いた

御成「た、体重5キロですとおおおおお!!!」

アカリ「そんな・・・ありえないわ・・・」

ひたぎ「信じられないのも無理は・・・」

アカリ「5キロなら人の形を保てるはずないもの!」

ひたぎ「あ、そっちですか」

ひたぎ「それより1つ気になる事があるんですけど」

タケル「何?」

ひたぎ「あの人は一体誰なんですか?」

彼女が指さす先には、仙人のおっちゃんがいた

仙人「へへへ・・・」

タケル「気にしなくていいよ」

ひたぎ「気になるわよ」

タケル「本当に何でもないから」

ひたぎ「そう」

仙人「スルーですかぁ~へこむわぁ~」

タケル(俺の恩人であの戦いに巻き込んだ張本人なんて言ってもしょうがないしね)

アカリ「とりあえずあなたの体を調べてみたいんだけど、いい?」

ひたぎ「わかりました」

アカリ「はい!じゃあ男連中は全員外出て!」

タケル「わ、わかったよ」

アカリ「覗いちゃ駄目よ、御成」

御成「何で拙僧にだけ言うのですかあああああ!!!!!」

しばらくして、アカリと戦場ヶ原さんが部屋から出てきた

タケル「お疲れ、どうだった?」

アカリ「結論から言うと、何の以上も見られなかったわ、至って健康そのものよ」

アカリ「そこから体重だけがゴッソリなくなってるのを除けばね」

タケル「そうか・・・」

ひたぎ「・・・・・」

アカリ「となると・・・やっぱり人知を超えた奴らの仕業ね」

タケル「羽川さんの時と同じ・・・か?」

ひたぎ「?」

アカリ「とりあえず私たちは色々準備するから・・・ひたぎちゃんは制服汚れたらまずいでしょうから一度着替えてきて」

ひたぎ「はぁ・・・」

アカリ「タケル、彼女を家まで送ってあげて」

タケル「わかった」

こうして俺は再び、彼女を乗せてバイクを走らせた

ひたぎ「一体何をしてくれるの?」

タケル「君を助けるんだよ、ちょっと怪我するかもしれないけどね」

ひたぎ「とてもこれから助ける人にかける言葉とは思えないわね」

タケル「ゴメン・・・」

ひたぎ「いいのよ、それより助けるのは本当なのね?」

たける「うん」

ひたぎ「今まで私にその台詞を吐いた人が5人いたわ、そのうち4人が詐欺師だったけど」

タケル「うわぁ・・・」

ひたぎ「でも1人は違ったわ、その人はお医者さんでね、最近流行りの病だと思って親身になってくれたわ」

タケル(それって・・・)

ひたぎ「結局違ってその人「助けてあげられなくてゴメン」って涙ながらに謝ってくれたわ」

タケル(宝生先生だ・・・)

そんなことを話しているうちに、彼女の家に着いた

タケル「これは・・・」

ひたぎ「豪邸だと思った?残念、ボロアパートでした」

タケル「いやそんな事は・・・」

ひたぎ「色々事情があるのよ、とりあえず上がって」

歴代ライダーが全員いる世界観なのかな?

彼女の家に上がると、戦場ヶ原さんはシャワーを浴びるといい奥へ消えていった

俺はその間にある人に電話をかけていた

進ノ介『・・・というわけなんだ』

タケル「そうですか・・・調べてくれてありがとうございます」

進ノ介『このくらいお安い御用さ、じゃあなタケル君』

タケル「はい、泊さんもお気をつけて、これから大変なんですから」

進ノ介『ハハッ、そうだな』ピッ

そんな会話をして電話を切った

ひたぎ「誰と話していたの?」

タケル「あ、ちょっとした知り合い・・・って!!?」

俺の目に映ったのは、一糸纏わぬ彼女の姿だった

ひたぎ「何ジロジロ見てるのよ」

タケル「ふ、服は!?」

ひたぎ「持って入るのを忘れたのよ」

タケル「じゃあタオルで隠してよ///」

ひたぎ「嫌よ、そんな貧乏くさいマネ」

そんな俺に構わず、彼女は着替え始めた

ひたぎ「天空寺君、まさかあなた私のヌードを見て欲情したのではないでしょうね?」

タケル「そ、そんな事は・・・」

ひたぎ「そうよね、元幽霊だものね、女風呂とか覗き放題だったんでしょ?」

タケル「そんな事してないよ!」

ひたぎ「本当かしら?全国の男子の夢じゃないの?」

タケル「何ていうか・・・君って結構口悪いね・・・」

ひたぎ「銅40グラム、亜鉛25グラム、ニッケル15グラム、照れ隠し5グラムに悪意97キロで私の暴言は錬成されているわ」

タケル「ほぼ悪意!?」

ひたぎ「あ、照れ隠しは嘘よ」

タケル「」

タケル「そもそも生き返るのので精一杯だったし・・・」

ひたぎ「・・・・・そう」

タケル「あの研究所だって、みんなが俺が生き返る手助けになればって創ったんだ」

ひたぎ「そうだったの、いい仲間ね」

タケル「うん」

ひたぎ「・・・・・リア充爆発しろ」

タケル「は?」

ひたぎ「さて、着替えも終わったし、行きましょうか」

タケル「そうだね」

ひたぎ「天空寺君、すべてが終わったら蟹を食べに行きましょう」

タケル「何で?」

ひたぎ「それが報酬だと思ってくれていいわ、それに・・・」

タケル「それに?」

ひたぎ「蟹って、とっても美味しいのよ」

そして、俺達は再び寺に戻ってきた

アカリ「あ、お帰り」

御成「準備は万端ですぞ!」

タケル「そっか、じゃあ始めようか」

ひたぎ「あの・・・」

タケル「ん?」

ひたぎ「蟹って、まだ私のそばにいるの?」

タケル「どうかな、それはこれからわかる事だよ、アカリ!」

アカリ「ええ!」スチャ

そう言うと、アカリは銃の様な物を取り出した

ひたぎ「何ですかそれ?」

アカリ「これこそあのKMS(イゴール)と共同開発した名付けて不知火改バージョンEXよ!」ドヤァ

ひたぎ「・・・大丈夫なの?」

タケル「まぁ効果は羽川さんで実証済みだから大丈夫だよ」

ひたぎ「・・・死んだら責任とってよね」

タケル「それは重いな・・・」

アカリ「じゃあ行くわよ!御成!」

御成「承知!頼みますぞクモ殿!」ペカー

御成はクモランタンで戦場ヶ原さんを照らした

アカリ「それじゃひたぎちゃん、痛みは一瞬よ!」カチッ

ひたぎ「え・・・それは別の人の・・・」

パアアア・・・

アカリがスイッチを押すと、不知火から光の粒子が放たれ、戦場ヶ原さんを包み込んだ

神原「白いコウモリになった夢を見た」

ひたぎ「ああ・・・」ガクッ

戦場ヶ原は気を失った、すると

ズズズ・・・パリン!

彼女から眼魂が出てきた、そして・・・割れた

シオマネキング「・・・・・」

ガニコウモル「・・・・・」

キャンサー・ゾディアーツ「・・・・・」

カニレーザー「・・・・・」

そこには4匹の蟹・・・のような怪物が立っていた

どこぞの蟹刑事さんはいないんですね…

御成「出ましたぞおおおおお!!!!!羽川殿と同じパターンですな!」

アカリ「タケル!お願い!」

タケル「ああ!」

俺は眼魂を取り出し、そして・・・

タケル「変身!!!」

カイガン! オレ! レッツゴー! 覚悟! ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

ゴースト(オレ魂)「命、燃やすぜ!」

こうして激闘が始まった、ある奴は渾身の飛び蹴りで吹き飛ばし

ダイカイガン! オレ! オメガドライブ!!!

ゴースト「おりゃあああああ!!!」ドカッ

シオマネキング「ギャアアアアアアアアア!!!!!」

ある奴は手にした剣「ガンガンセイバー」の一閃で斬り倒す

ダイカイガン! オメガブレイク!!!

ガニコウモル「グワアアアアアアアア!!!!!」

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

しかし、手強い奴もいた

キャンサー「名探偵とかけまして、よく研いだ包丁と説きます、その心は・・・」ヒュンヒュン

ゴースト「くっ!」ガキィン!

キャンサー「どちらも「キレ」が命ってねぇ!!!」

ゴースト「なら!」

俺は別の眼魂を取り出し、ドライバーにセットした

ゴースト「頼むぞ!ムサシ!」ガコン

カイガン! ムサシ! 決闘!ズバット!超剣豪!!!

ゴースト(ムサシ魂)「はあああああ!!!」シュシュッ

キャンサー「グウウ・・・」ガキィン!

ゴースト「これで終わりだ!」

ダイカイガン! オメガスラッシュ!!!

ゴースト「せいやああああああ!!!」ズバン!!!

キャンサー「グワアアアアアアアア!!!」

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

ゴースト「後はお前だけだ!」

カニレーザー「・・・・・フン」

ゴースト「何故の子の重さを奪った」

カニレーザー「我が大いなる目的の為に大量エネルギーが必要だったのでな、それに・・・」

ゴースト「?」

カニレーザー「それはあの娘が望んだことだ」

ゴースト(それはやっぱり、「あの事」なのか・・・)

カニレーザー「お喋りはここまでだ、行くぞ!」ダッ

ゴースト「ハッ!」ダッ

ガキィン!

ゴースト「グググ・・・」

カニレーザー「フフフ・・・その程度か?」

相手の斧裁きに俺は押されていた

カニレーザー「さらにこれはどうだ!!!」バシュン!

ゴースト「うわっと!」ヒョイ

突然放たれたレーザー光線を俺は寸でのところでかわした

ゴースト「そんな技まで・・・それなら」

俺はまた別の眼魂を取り出した

ゴースト「行くぞエジソン!」ガコン

カイガン!エジソン! エレキ!ヒラメキ!発明王!!!

ゴースト(エジソン魂)「これで終わりだ!!!」スチャッ

俺はガンガンセイバーを銃モードにして構えた

ダイカイガン! オメガシュート!!!

カニレーザー「小癪な!!!」ギュオオオ・・・

ゴースト・カニレーザー「うおおおおおおおお!!!」

バシュウウウウウウウウン!!!

お互い放った光線がぶつかり・・・

ズキュウウウウウウウウウン!!!

カニレーザー「ぐああああ!!!」

アイツを貫いた

カニレーザー「グウウ・・・」

ゴースト「よし、これでトドメを・・・」

ひたぎ「ま、待って・・・」

ゴースト「え?」

いつの間にか目を覚ました戦場ヶ原さんが、アイツに近寄って行った

カニレーザー「・・・・・」

ひたぎ「うう・・・」ヨロッ

まだ本調子じゃないのか、彼女はふらついていた

ゴースト「おっと」ガシッ

俺は彼女を支えた、すると・・・

パアア・・・

目の前に別の光景が広がっていた・・・彼女の過去が、泊さんに聞いた、彼女の辛い過去が

ゴースト「そうか・・・家族が崩壊して・・・その思いから逃げる為に蟹に・・・」

ひたぎ「・・・・・」コクリ

ゴースト「わかった、それなら後は君次第だ」

すると彼女は、蟹に頭を下げて言った

ひたぎ「お願いします、私の重さを・・・私の想いを・・・返して下さい・・・」

カニレーザー「・・・・・俺の負けだな、娘」

ひたぎ「・・・・・」

カニレーザー「だが仮面ライダーよ、忘れるな」

ゴースト「・・・・・」

カニレーザー「いずれ俺の後を継ぐ者が現れるであろう」

ゴースト「!」

カニレーザー「偉大なる首領・・・万歳!!!」

シュウウウウ・・・

そう言い残し、蟹は消えていった・・・

御成「タケル殿~」

アカリ「やったわね!」

タケル「・・・ああ」

俺は変身を解き、2人を迎えた、そして・・・

ひたぎ「・・・・・」

アカリ「ねぇ、本当に戻ったの?」

御成「確かめてみましょうぞ!」

タケル「そうだね、よいしょっと」ヒョイ

ひたぎ「え・・・きゃっ!」

俺は彼女を抱えてみた

タケル「おお・・・重い!重いぞ!!!」

この後、戦場ヶ原さんに鉄拳を喰らったのはいうまでもない

ひたぎ「色々ありがとう、おかげで助かったわ」

タケル「いやいやそんな・・・」

ひたぎ「でも、失った物は戻ってこないわ・・・」

タケル「・・・・・」

ひたぎ「でも悪い事ばかりじゃないわね、こうして新しい友達もできたのだから」

タケル「うん、戦場ヶ原さん、これからもよろしくね」

ひたぎ「あ、勘違いしないでね、私はあなたに恩は感じてるけどそういう仲になるなんて考えてないから」

タケル「は?いや俺は別に・・・」

ひたぎ「だって・・・」

タケル「だって?」

ひたぎ「私、他に気になる人いるから」

タケル「ああそうですか・・・」

~おわり~

~次回予告~

火憐「火憐だぜ!」

月火「月火だよ~」

火憐「いや~最近仮面ライダーっていう正義のヒーローが活躍してるみたいじゃん?」

月火「私達も一度はお目にかかりたいもんだね~」

火憐「というわけで予告編クイズ!」

月火「クイズ!」

火憐「メダルの戦士といえば仮面ライダーオーズですが!」

月火「オーズですが?」

火憐「オーズの全フォームを5秒以内に言ってみろー!!!」

月火「そんなの言い切れないよ!」

ファイヤーシスターズ「次回「まよいマイマイ」!」

火憐「ちなみにあたしのイチ押しはサウバとタカキリーター!」

月火「うわ渋い・・・」

~本当におしまい~

これで終わりです

化物語は30分ほぼ全て雑談の話もあって印象的でした

次回はもしかしたら「まよいマイマイ」の後に「するがモンキー」も一気にやるかもしれません


ジャベルさん馴染んでいるようでなにより
次回も楽しみにしている

キャスト

天空寺タケル/仮面ライダーゴースト
西銘 駿

戦場ヶ原ひたぎ
斎藤千和


羽川 翼
堀江由衣


月村アカリ
大沢ひかる

御成
柳 喬之

シブヤ
溝口琢矢

ナリタ
勧修寺玲旺

ジャベル
聡太郎


泊進ノ介(声)
竹内涼真


シオマネキング(声)、カニコウモル(声)
関 智一

キャンサー・ゾディアーツ(声)
タモト清嵐

カニレーザー(声)
奥田達士


阿良々木火憐
喜[スペランカー]英梨

阿良々木月火
井口裕香

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