【安価・コンマ】プリズマ☆イリヤ【オリ主】 (432)

プリズマ☆イリヤの世界観
主人公は安価で作られ、行動は安価とコンマで決まる

>>1が知っているのは
・ Fate/stay night『Realta Nua』
・ Fate/hollow ataraxia
・ Fate/Zero
・ Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
・ Fate/unlimited codes
まで。 それ以外は把握していないのであしからず

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488382728

まず性別は?
1 男
2 女


↓最速2票入ったの

性別 女


大まかな年齢は?
1 小学生
2 高校生

↓最速2票入ったの

性別 女
大まかな年齢 小学生


名前は?
↓1~3まで
そのあと投票安価

名前
1 花見 ルーナ
2 ショットガン トレイシー
3 中村 アリア


↓最速2票入ったの

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生


性格などは?
↓1~3まで
そのあと投票安価

1 特徴がないくらい普通
2 目立ちたがりや
3 穏やかで優しいが芯は強い


↓最速2票入ったの

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い


冬木へはどうやって来た?
1 元々いたよ
2 転校生!

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い
冬木には? 元々いた


※ここで一旦中断
続きは今日の20時くらいに。またよろしくお願いします

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.    /   |:.:.:.|:.:.:.:.:|:./夊z,,|:|个:.|||||:.:.:.:.|:|-チニ ___,,,ィ、:.|:.:.:.:.:.:.:.:|:.|     今日でキャラ作りは終わらせます
.   |    |:.:.:|:.:.:.:.:|rr''彳'''''''''ミミェ { i:._:.:_:|ヘォzチテキキキトヾ≫:.:.:.:.:.:|:.|     というわけで始めます

.   |    |:.:.:|:.:.:.:.:|弋 ||:::::::::::::リ        ||::::::::::::リ‖゛:.:.:.:.:.:.|:,:|
.   |     i:.:.|:.:.:.:.:.|  乂:::::::='        乂::::::::=;"/|:.:.:.:.:.:.:.:|:|:|
.   |     |:.:.|:.:.:.:.:.|、   ''''''''iiiiii       iiiiii''''''''''/ |:.:.:.:.:.:.:.:.|:.y
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.     ヘ   |:.:.:.:.:.:.:.:.|'''''''メ       _       iィ  |:.:l:.:.:.:.|:.:.|、ィ:.:∨
.     ヘ  |:,:.:.:.:.:.:|:.|   >,、   '—-`   , ィ |  ヘ|:.:|:.:.:..:.|:.:| ∨、:|
.        |:|:.:.:.:.:.:|:.|     / `>  __ ,<´   |  ||:.リ:.:.:.:.:.l:.:|  ヽ`\
.        |:|:.:.:.:.:.:|i:|    |    r`= y     |  j |:./:.:.:.:.:イ,:.|   }
.        //|ィ:.:.:.:.|ヘ|    |   / |〇| ∨    ヘ ノノイイ:.:.:.:.||ヘ:|   i
.       / リ|:ト,:.:.ト ヘ ,  メ   /| |  | |∨    ///|:||:.:.:.:.:.|| ヘ  i
.          ,ヘ|、:|| ミ / / ト, ィ メ、 |  ノ l/∨  /|/| |/|:.:.:.,:/     j
.         〈 ヘ   y' /  | Y | |  |〇} | l ヘイ | |  ト''       /
.          ヽ, \ ヽ/  | l  | |  |  |  | |  |  | 、,ノ       /ヽ,
.           |   `|   |  | |  |O |  ' |    |l'        / /

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い
冬木には? 元々いた


魔術に関してどういう立ち位置?
1 むしろ魔術師
2 何も知らない一般人
3 何も知らないけど実は……

↓大事なので少し多目に最速3票入ったの

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い
冬木には? 元々いた
魔術に関しての立ち位置は? 何も知らないけど実は……


容姿は?
↓1~3まで
そのあと投票安価
簡単にでも構いません

1 小学生にしては巨乳
2 顔と体に火傷跡
3 ネコ耳カチューシャ


↓最速2票入ったの

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い
冬木には? 元々いた
魔術に関しての立ち位置は? 何も知らないけど実は……
容姿 小学生にしては巨乳


家族構成は?
↓1~3まで
そのあと投票安価

1 誰もいない
2 母と兄
3 父、母、姉(高2)


↓最速2票入ったの

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い
冬木には? 元々いた
魔術に関しての立ち位置は? 何も知らないけど実は……
容姿 小学生にしては巨乳
家族構成 誰もいない


誰もいないなら住んでる家はどうなる?
1 イリヤの家に居候
2 ルヴィアの家に居候
3 親戚の家に住んでいる
↓最速2票入ったの

天涯孤独なら親戚もいないんじゃない?

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い
冬木には? 元々いた
魔術に関しての立ち位置は? 何も知らないけど実は……
容姿 小学生にしては巨乳
家族構成 誰もいない
住居 親戚の家に住んでいる


戦闘関係は後々決めるとして、あと決めておくべきことはこれくらいですかね
何もなければここでまた中断しておきます

>>57
今調べてみたら確かに親戚含めていないのが天涯孤独となってましたね

ということですいませんが再安価
1 イリヤの家に居候
2 ルヴィアの家に居候
↓最速2票入ったの

名前 中村アリア
性別 女
大まかな年齢 小学生
性格 穏やかで優しいが芯は強い
冬木には? 元々いた
魔術に関しての立ち位置は? 何も知らないけど実は……
容姿 小学生にしては巨乳
家族構成 誰もいない
住居 ルヴィアの家に居候


改めてこれで
決めておくべきことはこれくらいですかね。あと間違いとかもないですよね

ルヴィアの家に居候で冬木には元々いたって矛盾してない?
確かルヴィアの家って冬木に来てから建てたんだよな

>>65
施設のアリアを引き取ってルヴィアの家に居候とかなら矛盾はない……はず

.          《ト、,  /:!:!:} ./: /  . : :‘, :/   、: :/:!:!:!:!:!:!:》'
        '《::!:!:!:\!:}/: /   . : : :∨ : .  ``ヽ:!:!:!:!:!:!:!》'

           '《:!:!:!:!:!`:/  . : . : : : : : : : : . : .  \:!:!:!》'
          /'《:!:! </ :/ . : / : :∧//^ヘ: :i: : : . \ \》'
.         /{ '《:!:!:!7 :/ \ / : : :{    }: | : : : . : .  ,  ヽ      重要なのを決め忘れてたので25分頃に安価取ります
.         /i:{. : '《:i.゜: / . : : :`'< :{    jI斗-‐|: : . : . .′
.        /:!:!{. : : :.{: j/ . : :/. :__/: >   ;:_」L.:」: : : . :}≫x
       `⌒ヾ}x≪!:{:Y{ . : :/ 行芋ミ    ィ笊:灯〉: :| :}: :}!:!:!:》
.           《:!:!:!:!:!八,_ ∨〔 弋i沙 }=={ 弋沙' j〕 jノ 广¨¨
.         i  '⌒i:!:!:!:} 个:.__; `¨¨   ,   ¨”´/: : : :/ . :{
.         i: {: : : . ⌒゜: | : ;小、   __  _   / : : : :/  . :‘,
        . ::| ;{: : : .  \,乂辷;ノ>  `  ´ イ: :}i : :/ . :} . :‘,
.       /. :i|八: : : : .  \  { _乂__   :〔,ノ ノ_:/. イ . : ,′. : ’,
      /: 八: \: : : : : . 丶、    ミT爪イ ,′  . : :′ . : : :ハ:
      .′ ;゙: :.`'ー=ニ二.:.;,___   `ヽ、 : //:   /  . : : .:' . : :, . : : }:
.    {:  {: : : 〈   `'ー=ミ : .   }ニ{ }ニニ7.′. : : :/ . :/.′. : 八
.     乂_,乂_ : : 〉       ',`ヽ: . } } {:  {. : : :/ . :/. :/ . :/  :)
        `: 〈       }  }: . ノ } {   ,乂/  ィ^ヽ 厶イ

中村アリアは小学校に……

1 通っている
2 通ってない

↓最速3票入ったの



私立穂郡原学園 小等部。

冬木市に構える、それなりに大きな学園。
その学園の小等部の、とある教室。帰りのホームルームが終わって友人との雑談を楽しんだりする生徒が多い中、一人の女子生徒が勢いよく教室を飛び出そうとしていた。

美々「あれ? イリヤちゃん、もう帰るの?」

龍子「なんだよー! もっと遊んでこうぜ!」

那奈亀「学校って遊ぶところじゃないと思うぞ?」

雀花「用事でもあるのかー?」

クラスメイト達に呼び止められ、銀髪の少女――イリヤスフィール・フォン・アインツベルンが振り向く。

イリヤ「ごめーん! 今日はちょっと用事があるんだー!」

用事があるのにも関わらず呼び止められているのにも関わらず笑顔で答える態度。
これがイリヤの持つ人柄なのか、件の用事を思って嬉しさを隠せずにいるのか。はたまたその両方なのか。

美々「なんだぁ。それなら仕方ないね」

龍子「俺達よりも大事な用事があるっていうのかぁ!!」

那奈亀「うっさい」

イリヤ「あはは……。そ、そういうわけだから。バイバイ!」

いつもと同じ様子のクラスメイトに苦笑いをするイリヤ。


↓2 アリアとイリヤ達は?
1 同じグループで仲がいい
2 クラスメイトとしての関係性

アリア「…………」

イリヤがクラスメイトに見送られている光景を眺める女子生徒。
名は中村アリア。イリヤ達とはクラスメイトとしての最低限の関係しかない。

アリア「いいなぁ……」

このクラスの中で一番グループ間の仲が良いイリヤ達を見て思わずそんなことを呟く。

アリアは別段暗い性格でもなければ、人付き合いが苦手なわけでもない。
しかしアリアはこのクラスで若干浮いている存在だった。

アリア「帰ろっと……」

ランドセルを背負い、アリアもイリヤに若干遅れる形で教室を出る。
しかしそのアリアを呼び止めるクラスメイトは誰もいなかった。


――――。


冬木市児童養護施設。
アリアはこの施設で生活を送っていた。

この施設の経営者が自由を基本の考えとしていることもあり、最低限の規則を守ればあとは自由に行動することができた。

アリアはこの施設では本来の自分を出せていた。
穏やかな性格ではあるものの、決して嫌われる性格をしていないアリア。理由は違えど同じ境遇の人間がいることもあり、アリアはこの施設での生活を楽しいと思っているのだ。

朝起きて学校に行き、夕方に帰ってきて施設の友人や職員を遊ぶ。
夜は決まった時間に寝なければいけないけれど、たまにする夜更かしがアリアはたまらなく好きであった。

アリア「もう夜かぁ……」

入浴の時間も終わり夜。
アリアは施設内にある倉庫の壁に背を預け、空を見上げていた。

アリア「……あれ?」

星が輝く空を見上げているアリアがふとある一点を見つける。
夜の空に瞬く光がまるで花火のように瞬いているのだ。

しかしそれは当然花火ではない。
花火ではないのだが――それならば、あの光はなんだというのだ?

アリア「なんだろあれ……うーん……?」

目を凝らしてその光を見ていると、途端に変化が訪れた。
先ほどまで円を描くように回っていた光を中心として三方向に別れたのだ。

一つは右へ。一つは左へ。
そしてもう一つは――アリアに向かって。

アリア「え? え?」

その状況に呑み込めず戸惑うアリア。
しかし光は勢いを弱めるどころか強くしてアリアに向かって飛んでいき、その寸前で停止する。

アリア「なにこれ……」

目の前に浮かぶその代物を見てアリアは息を呑む。
それはまるでアニメや漫画に出てくる魔法少女が持つようなステッキであった。

「――――!!」

アリア「あれ? 何か聞こえた?」

誰かの声が聞こえたような気がしてアリアは周りを見るが、人影がない。
なら、今の声はどこから?


↓2 アリアの前に飛んできたステッキの口調は?



「そこの女の子。ちょっとよろしいですか?」

アリア「えっ? ……も、もしかして貴方が喋って……?」

周囲に自分以外の人影は見当たらない。
そうなれば必然的に声の主は目の前のステッキになり、アリアが震える声で口を開く。

「ええ、当然です」

アリア「当然なの……?」

「それよりも! 貴方のお名前をお聞かせ願いたいのですが!」

困惑するアリアを尻目に話を進めるステッキ。

アリア「な、中村アリアです!」

「アリア様ですか。素敵なお名前ですね」

アリア「どうも」

名前を褒められ思わずお辞儀をするアリア。
しかしその相手がステッキとなればとてもシュールな光景が広がっていることになる。今のアリアにそこを気にする余裕はないのだが。

アリア「そ、それで貴方のお名前は……?」

「よくぞ聞いてくれました! 私の名前は――」


↓1 ステッキの名前は?
ルビーとサファイア以外の宝石名でお願いします

パール「――パールと申します! 愛と正義のマジカルステッキ、マジカルパールとお呼びください!」

アリア「パール……? い、良い名前ですね」

パール「ありがとうございます。さすが次なる魔法少女候補に選ばれただけのことはありますわ」

アリア「魔法少女?」

パールと名乗るステッキが発した言語が理解できないアリア。
それくらい現実味がない言葉であり、しかしそれゆえにアリアの興味を引き付けるには充分であった。

パール「はい。小細工無用の真っ向勝負。早速本題に入るとしますわ」

そうして少女の目の前に浮かぶステッキはまるでそれが当たり前だと言わんばかりに告げる。


パール「アリア様! 私を手に取って悪と戦いましょう! 今日からアリア様が私のマスターでありますわ!」

とりあえず今回は終わります

あまりオリキャラは出さない方針がいいかなと思ってましたが確かに魔術師2人とステッキ3本はよく考えなくてもおかしいことになりますね
次更新で三人目の魔術師安価しようと思います

>>1はFateSSは書くの初めてなので指摘等がありましたらドンドンお願いします

お疲れ様でした

                          ー=‐ミ> - —'-ト、
                             ,へ´ j `ヽー-- ミー-- ,ァ
                               / ,/V!    ヽ    ` <
                            /   {: : |        ヾー- `
                         ,  ,: : : !    !       ヽ
  ト                       i  ,: :\レヘ  {ヽ,.ィ.   ',
  ',  ` ー :.、                  { ーt=ミ、`: :.ヽィ:´:ヽー<  {__
  ',      '.,                  ハ { !乏メ: : : :イ它アハ  ̄\     三人目の魔術師は安価で作成します
   ,      ヽ               / }  ',: : : : : ; : : : : : /´ハ   ヽ     更新は夜20時頃を予定
    ,      \                // !  ヽ: :ー -: : : ;.イ   ヽ   ',               ,,.. イ!
              \          レ! / }   ',> -- イi!  __ ノ!\ ! }           ,.rf≦/////
      ヽ          ,       .{ ヽ -r 、.  �:元:.:{ノ≦}:.:.:.:`ヽ. V: ,          /////////
         \           >:...,    /ヽ:\!: :V  }: : : ム-‐=<:.:.:.:.:.:}  }/            /////////
                    、____ ` ̄''フ! ヽ: ヾ: )r:.、!>.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ ./         ////////,′
           >::..,   `</ ⌒ヽ !. ): : : :{: :}、 _:.:.:.:.:.:.:.:.:,:r-イ!          //////////
              ` ー 、   }- ' :/フ ー- .:,`¨(: :}:.:.:.;,ィ´//∨         ,,.イ/////////,イ
                  >、j /ゝ-= ,/ { / 77⌒V////ム!         ,,.ィ/////////, '
                      (_/∨/∧ ̄ ̄!__ ノ//,/ /  __  __,,.ィ////,//////
                             iヽ/ヽ:.:.:.:.:.:.:', r-': :/- '': :ノ77///////////
                             |: : : : : ヽ:.:.(: :ヽー: :r- ''´}: ヾ⌒マ////> ´
                         ,: : : : : : : ∨:`¨/: :(: ! ,.:<ハ ゝ_ノ//> ´
                           ,: : : : : : : : }: :} '  ,. <´ > ´`ゝ-V/
                        ,: : : : : : : : :jノ.{イ´>.:´:{

                        /: : : : : : : : :(  Y´: : : : :.:',
                          /: : :,ィ: : : : : : i}`¨: : : : ri: : :.',
                      ,.r-- .{/≧:.、: : : : : : ,.ィ≦/ハ--ヘ
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                      ム- ':.:.:.:ゞ} ):.:.!三\ニ!ニ/三i|:.r-ァ.:.:.:.:.:ノ',
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                 /イ ::::::: |::::::<\::\/^ヽ:::::::::::|:::::::::::::::::|ニ= 〉::::/
             / |:::::::::::|:::::::::\:/     \:::: |:::::::::::::::::|i  /:::: ′
                  |:::::::::::l/}イ/   ー—‐\|:::::::::::::::::|l ̄ {:::::|
              i   :::::::::::| r升ミ、     _    |::::::::::::::: ′  }::::|
               \:::::‘,乂辷    ¨T r升ミ|:::::::::::::::|ヽ一'::::::|
              |   |\i{ ,,,,,,,,,     乂_辷 |:::::::::::::| }/::::::::: |     21時30分頃に変更します、お願いします
              |   |::::八   ′     ,,,,,,, イ :::::::::::: |-’:::::::::::|
                   |:/ ::::\   _      / |::::::::::::::∧:::/::::::::: |
          r—— \  }′::::::::|\  `     { イ|:::::::::: / }イ :::::::::: |
          | \   ̄ ̄`| ::::::::::|  >r 一 ´∨ l:::::::::::|  :|::::::::::/´ ̄ ̄{ヽ
          |    ,       | ::::::::::|一|  \  ,/∨:::/:::::|`Y´ ̄ ̄     /
            |      | ::::::::::| i:::}____>く__,}iイ:::::: | |         /  |
        \  |、     | ::::::::::| |::{____≧≦___}| ::::: | ト 、      /i   |
            }i |::\   }iイ:::::::| |::::::::::::/ /::| |:::::::::}iイ/ /  \ _/:::|
.         /′|:::::: \_/ \:::| ゞ=‐t/ /=r| |=-=-=:} _}      { ::::: |  く
.        / /:::::::{ ̄    ∧{=一 / /r=-| |=-=-=-'7ハ      \:::::\  \
.         ー7:::::::::::: \r 、 / }i  〈_/   } |_|  }i ̄∧      r_}::::::::::\_丿
        {:::::::::::::::::::::::: }    、       Y′   / }i     /:::::::::::::::::::::::}
           \:::::::::::::::::::::\     \         }i     イ:::::::::::::::::::::::/



第1話 魔法少女爆誕?


アリア「……魔法少女?」

単語としての意味は知っていた。
アニメや漫画等でよく見る、女の子が憧れるアレだ。

パール「ええ。魔法少女です」

困惑するアリアを尻目にパールと名乗ったステッキは話を続けていく。

パール「魔法少女は素敵ですよ。アリア様くらいの年齢の子なら誰もが憧れる、まさに夢のような存在!」

アリア「え、ええっと……」

パール「というわけでどうです? 全少女の憧れの的である魔法少女になれる機会なんて今しかないですよ! やるなら今です!」

アリア「そんなポイントカードの宣伝みたいなこと言われても……」

魔法少女にならないかと必要以上に迫ってくるステッキ。
アリアの知っている現実では到底起こりえないことであったが、それでも冷静に頭が働いているあたりはどういうことなのか。

パール「やるなら今! さあさあ! どうですか? 損はさせませんよ!」

なおも迫ってくるパールにどうしたものかとアリアが困っていると、施設の壁をよじ登ってアリアの前に現れる一人の人間が。


アリアの前に現れた人間は?
↓1~3までで名前をお願いします。今回は女性限定ということで
その後で投票安価

レヴィ・スターリット
シャルロット・スターガーデン
クリスティア・G・サーリット

↓最速2票入ったのを採用

シャルロット・スターガーデン


シャルロットの性格と容姿は?
↓1~3まででどうぞ
そのあとで投票安価

※この安価が終われば本編再開

貧乳(絶壁)
論理的で神経質な委員長タイプ。プラチナブランドのロングヘアーで紅い瞳
凛としていてお人好し。銀髪巨乳なお嬢様

↓最速2票入ったの
貧乳になったときはそのコンマが偶数なら委員長タイプで奇数なら凛としていてお人好しとします

シャルロット「見つけたわパール! よくも見捨ててくれたわね……!」

アリアとパールの前に現れたのは銀髪が印象的な女性だった。
凛とした雰囲気を放っていて、普段は毅然とした態度で立ち振る舞っていることが想像できるタイプである。
もっとも今は怒りに身を震わせパールを睨んでいるのだが。

パール「何を言いますか。私は見捨てたのではなくシャルロット様がマスターであることに不満を感じたのです。いわば逃亡ですわ」

シャルロット「もう少しオブラードに包むことはできないのかしらね……! ん? そっちの子は?」

ここでシャルロットがアリアへと意識を移す。

アリア「ど、どうも」

パール「私の次期マスター候補……いえ、マスターです」

アリア「ええっ!?」

シャルロット「へぇ……?」

パールの言葉を受けて値踏みをするかのごとくアリアに視線を送るシャルロット。
そうしてじっくりとアリアを見たところでシャルロットは表情を真剣なものへと変えて口を開いた。

シャルロット「もしかして――魔術師の関係者だったりしないかしら?」


直後コンマ判定。アリアの魔術師としての力。
00~54で凛と同程度
55~88でイリヤと同程度
89~99でそれ以上



ゾッとアリアは背筋が凍った気がした。
魔術師という単語は身に覚えがないはずだった。しかし、何故かアリアはその単語が引っかかって仕方ない。

アリア「……知らないです」

中村アリアは普通の家族に生まれ、普通の人生を歩んできた。
今はこうして施設で暮らしているけれど、それ以前の人生は年相応の少女が送るに相応しい人生であるはずだったのだ。

シャルロット「ふうん……そう」

パール「何はともあれ! もう私のマスターはこのアリア様に決めたのです! シャルロット様はもう少し己の感情のコントロールを身につけてから出直してください!」

シャルロット「ぐ」

パール「そんなんだからリン様やルヴィア様の喧嘩に巻き込まれるのです! 仲裁役をするならまだしも、火に油を注ぐようなことをするなんて……私のような優雅な存在のマスターにはふさわしくありません!」

シャルロット「こ、のっ……! 魔術礼装のくせにマスターを選ぶなんて贅沢をするなんて……!」

アリア「あ、あのー……」

見知らぬ女性とステッキの奇っ怪な喧嘩を眺め、居心地が悪そうにアリアが口を開く。
パールの口ぶりを察するに自分は既に喧嘩に巻き込まれているようだが、それでもここで喧嘩を続けられたらアリア自身の立場も危うくなる。

パール「アリア様~、この哀れなステッキを助けてください~!」

パールがアリアに泣きつくように近づいていく。

アリア「え、ええっと……」


↓1
1 とにかく、ここで喧嘩を続けられるのは困るんですけど
2 マスターって何をすればいいんですか?
3 よくわからないけど……何かできることがあるなら協力しますっ



アリア「よくわからないけど……何かできることがあるなら協力しますっ」

中村アリアは根本的にこういう場面に出くわしたり巻き込まれたら首を突っ込まずにはいられない質だった。
良い言い方をすれば優しい人間という表現があるが、悪い言い方をすればお人好しというだろう。

シャルロット「ちょっ」

パール「音声認識により承諾を確認! これより必要過程をすっ飛ばしてマスター登録に入りますよー!」

アリアの言葉を待ってましたと言わんばかりにパールは勢いを強くしてアリアに向けて飛来する。

パール「さあアリア様! 私を掴んでくださいまし!」

アリア「あ、うん」

シャルロット「言われるがままに掴んでんじゃ――!?」

シャルロットの声も虚しくアリアの手の中にパールが吸い込まれていく。
そうしてアリアの華奢な手の平にパールが握られ、次の瞬間には周囲に光が放たれた。

パール「これで私のマスターはアリア様になりました! 純真無垢なロリっ子マスターゲットです!」

アリア「ロリっ子マスター!?」

シャルロット「パール! 貴方、本気なの!?」

この流れでパールが何をしようとしているのか感づいたシャルロットが叫ぶが、パールはそれも無視して続けていく。

パール「コンパクトフルオープン! 鏡界回廊最大展開!」

アリア「え? ええっ!? 何が始まるんですか!?」

パール「新生カレイドパール! プリズマアリア爆誕ですわー!!」


↓1~3まででアリアの変身後の姿とイメージカラーをお願いします
その後投票安価

白ウエディングドレスベースのロングスカート
チョコ・エンゼルのイリヤ衣装
白と桃色を基調としたドレス


↓最速2票入ったの



光が消え、クリアになった世界に現れたアリアの姿は一変していた。
白色のウエディングドレスのような服装。まるで結婚式に赴く新婦のような姿となっていたのだ。

アリア「……ええっ!? な、なにこれ!? 魔法少女……ではないと思いますけど!?」

パール「凄くお似合いですよアリア様~! 小学生にして早くもウエディングドレスデビューとは罪作りな人です……」

パール「全く、どこぞの元マスターとは大違ぐぺっ!?」

アリアの手に握られたパールがシャルロットにひったくられる。

シャルロット「貴方……こんな小さな子供を巻き込むなんて何を考えているの!?」

パール「ですが! 私達の力は魔法少女に相応しい人間に与えられるべきです! シャルロット様のようなお方にはいささか荷が重いというか」

シャルロット「ていっ!」

パール「ぐえっ」

パールの口上を遮るように地面に叩きつけるシャルロット。
そうしてシャルロットはやれやれと首を振るい、やがてアリアの方を向いた。

その顔はやけに真剣な表情をしていて、アリアの背筋を否応なく正すほどであった。

アリア「あ、あの~……」

シャルロット「無関係な子……いや、小さな子を巻き込むのは不本意というか……本来ならするべきではないのだけど」

無関係な子。小さな子。
それが誰を指すのかわからないほどアリアは察しが悪くはない。

アリア「巻き込むって……何にですか?」

シャルロット「恨むならそっちのステッキを恨んでもらいたいわ。わたし達にもやらないといけないことがあるの」

パール「ってことは!」

シャルロット「貴方は少し反省をするべきだと思うわよ! ……ええっと、単刀直入に言うわ」

ごほんと咳払いをしてシャルロットは告げる。

シャルロット「わたしはシャルロット・スターガーデン。これから長い付き合いになるだろうから、自己紹介はしておくわね」

それは家族を失い非日常に落ち、それでも日常を送ってきたアリアに対して――

シャルロット「貴方にはこれからわたしに対して協力をしてもらう。拒否は許さないし、認めない」

再び非日常へと連れ込むような――

シャルロット「今から貴方は魔法少女よ!」

――そんな宣告だった。

本編はここまでですが魔法少女姿のアリアの具体的なスタイルを決めます

1近距離タイプ(凛みたいな感じ。後に追加安価)
2遠距離タイプ(イリヤや美遊と同じスタンダードな感じ)


↓最速2票入ったの

魔力の才能に関しては最初に「魔術師だけど実は……?」となってるので分離前のイリヤとほぼ同程度とします

直後コンマで筋力判定
00~19 E
20~39 D
40~59 C
60~79 B
80~99 A

最初のアリアの強さ目安程度に

筋力 E

直後コンマで耐久判定
00~19 E
20~39 D
40~59 C
60~79 B
80~99 A

筋力 E
耐久 A

直後コンマで俊敏判定
00~19 E
20~39 D
40~59 C
60~79 B
80~99 A

筋力 E
耐久 A
俊敏 E

直後コンマで魔力判定
00~19 E
20~39 D
40~59 C
60~79 B
80~99 A

なお魔力のみは判定で出た結果に一段階アップしたものとします。Aならそのまま

筋力 E
耐久 A
俊敏 E
魔力 B

直後コンマで幸運判定
00~19 E
20~39 D
40~59 C
60~79 B
80~99 A

【中村アリア】 白ウエディングドレスベースのロングスカート

筋力 E
耐久 A
俊敏 E
魔力 B
幸運 A


簡単にここまで決めて軽く次からの更新説明
行動安価は朝・昼・夕・夜の四回を基本として要所要所でイベントが挟みます(カード回収とか)

行動安価は誰かと会って話をしたりして親密度上がったり。ここでスキル習得の予定
あとは訓練でステータス上げたり。

最初の戦闘まではまだ余裕があるのでそれまでにもうちょい考えておきます。


というわけで終わりです、お疲れ様でした
こういうスレは初めてで右も左もわからないのでアドバイスとか意見とかそういうのがあったら是非お願いします

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             / : : : : : : l: : : : :\: : : : : : l: : /: : : : : : : :l/: : : `、__ヽ/lll: : : : : :l: l : : l: : : l ヽ
          /: : : : : : : : :l: : : : : : :\: : : : l: : l : : : : : : : /: : : : : : / ‐-ll__!: : : : l: : : : l: : : l  ヽ
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       /: : : : : : : : : : : : :l/: : : : ; : : : : У : : l: : : : : : : l: l-‐xz=zx、_- 、   l:l:∧: :ヽ: : lヾ/     ヽ
      . : : : : : : : : : :_;/ ̄/: : : : //: : : / イ: : : : : : : : : : l: l ヾ¨ て示弍ハ    〉-、〉、: ヾl

     /: : :/: : : ://    /: : : : //: : : :/(l: : : : : : : : : : : l: ヾ   V::U:::/      /リl: : : : :l        \     今日はちょっと厳しいので明日更新します
    / : /: : : : :/: /   /: : : : /: : : /:/: :l : : : : : : : : : l\l    ゞ‐‐'゙      {//: : : : :ヘ          \    余談ですが>>1は美遊とバゼットが好き(迫真)
   ./:/ : : : : : /: : l  / : l : : : l: : /: :/ : / : : : : : : : : : l              、: : : : : l、ヘ         ヽ
   /: : : : : : : : : l: : : l// l/: : : /: : :/: : /: : : : : : : :l: : :l                 /: : : : l \            }
  ノ: : : : : :l: : : : : ://   l: : /: : : /: /l : : : : : : : l: : :l               . : : : : : :ヘ   \       ノ
  .l : ;イ: : : :l: : : : : : : :\  /: : : :l: : /: :/:/: : : : : : : : :}: : l         __   . : : : : : l、::ヘ   \
  l: : ハ: r、: : : : : : : : : :r、∨: : : イ/: : /: /: : : : l: : : : :ll: : l           /: : : : : : :l ヾ:ヘ    \
  l: :l ヽ\: : : : : : : : : \\‐'゙/: : :/: n/: : : :/ll: : : : :ハ : l   , _       /、 : : : : : : : l ヾヘ     ヽ
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          ̄ ̄ ̄ヾ}      レ'゙ 〈 : : / j : : : / ヽVl  l  \V、ヘ  ∨`  V: : : : : : ∧  `ヾ=-

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         __人__            /:::::::::::::/::::::;:::::::::::::::::::::::::::::i:::',::::::ヽ::::::::::::::::, -、            /  夜  今
          `Y´             /:::::::::::::::{:::::::i:::::::::i:::::::i::::::::::::|::::}zミ:::::,:::',:::::::{  ',    *    .|   20  日
                       /:::::::::::/::イ::::::::!::::::::!:::::::|::::::::::::|::::| `^マ',:::',:::r ヽ  }__       .|   時  の
   ______        ,:::::::::::::j/ |::i:::::|::::::::i::::::::!:::i::::::::|::::!    !:::|:::{     }         |   頃   
 /          ヽ      i::::::::::::::i  .|::|:::::|::::::::!:::::::|:::|::ー-|::::| _   .!:::!::::、_,  、_ノ        |   に
/               ',       i:::i::::::::::|   !斗:::!:::::::|:::::::l:::ハ:::::::|::::!  `  i!::|::::::::(___)       |    
                    |:::|::::i:::::!/ |::!::::ト :::::|:::::ハ{ }:::::ハ:{    |::i!:::::::::::::::::i       ',
         思  更  |      |:::|::::|::::'!  ',ハ:::', ',:::}::::i 乂/ __    |::i!⌒マ::::::::|        ノ
.        .い  新   |  +   .!:::|:::::!::::!   __从', ',:从{   ,ィf孑竺Zミー  |::|´  }::::::::!       ´  ̄\ ___ /
         ま  し  |      ',:::;:::::!:::!  ,ィfZ弍ミ     /////, |::!  八:::::;′
         す  た   |      ',:::',::',::|’〃//// ,   ///// .|::!イ:::|:::::::           .i
             い  |.        ',:::::::',{ ハ ///  __       _ /j/:_:::::|::::::{       __人__
             と   .|_.      ',:::::::j::/}.ィ.    v ´     }    { V:::i {::::!::::::i        `Y´
                    /       v-v' / }/ヽ  ヽ.     ノ .イヽ ,.:!  i::′!::::|:::ハ{          !
                 |.         i j / ./ ノ         {  ',.i } .j'  从:!::{ ヽ             *
ヽ                /        ハ { i  i  { }> ..     ,..:}  } リ /  / }:::从
  、______ /          ヾ j .|  ', ヽ::ノ ≧ =≦  j  j/ ′ /イー— -- 、
                        _',  j  ヽ ', /  }    /       / ./ / /    ヽ
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【戦闘パートが未だ固まってない】



アリア「はぁ……」


翌日の朝。施設を出て小学校に向かうアリアであったが、その足取りは重かった。
しかしそれは小学校に行くのが苦痛とかそういうのではなくて。昨日の出会いと一連の流れをまだ受け入れきれていなかったからだ。

アリア「どうしてこんなことになったんだろう……?」

パール「浮かない顔をしてますねアリア様。しかしご心配に及びません、何事も慣れるまで時間が必要ですから」

こんなことになった原因の一つであるパールの声がランドセルから聞こえてくる。
本当は学校に連れて行くのも抵抗があったアリアであったが、施設に放置したままで何かおかしなことをされても問題がある。選択肢は一つしかないようなものだった。

パール「それにしても、私が気になるのはシャルロット様以外のマスターが誰になったかですわ」

アリア「それってわたし以外にこんなことに巻き込まれた人が居るってことだよね?」

パール「巻き込まれたとは心外な! 同意の元の契約、です!」

アリア「物は言いようってこういうことを言うのかもしれないね……」

こうして喋るステッキと行動を共にすることになっても、アリアを取り巻く日常は変わらない。まずは学校に行かなければ……。


直後コンマ判定
0~2で登校中のイリヤと士郎に遭遇
それ以外で何事もなく学校へ



そうやってランドセルに隠れたパールと話をしながらアリアは何事もなく学校へとやって来た。

美々「あれ? 雀花ちゃん、寝不足?」

雀花「あー……まあ、ちょっと色々な」

クラスの生徒達がそれぞれ思い思いの話で盛り上がっているのが視界に入る。

パール「それじゃあ私は放課後までこのままランドセルの中に隠れさせていただきますね」

アリア「絶対に出てこないでよ?」

念を押す形で言うアリア。

パール「了解です、マスター」

アリアの言葉にパールがそう答え、以降は喋らなくなる。
最初はどうなることかと思っていた件だったが、パールはどうやらマスターとなった人間の言うことは素直に聞くらしい。

……だからこそ元マスターであるはずのシャルロットと何が原因で仲違いをしたのか、気になるところではあるが。

アリア「…………」

時間になるまでの間、アリアは昨夜のことについて思い返すことにした。
シャルロットから受けた説明。とりあえず忘れない意味も込めて反芻するに越したことはないだろう。




――。


シャルロット「さて。それじゃあ一通り説明はしておかないといけないわね」

アリア「よ、よろしくお願いします」

倉庫の物陰。ある程度は人目につかない場所を選んで二人と一本は向かい合うように座っていた。

シャルロット「改めて自己紹介をしておくわ。わたしはシャルロット・スターガーデン。簡単に言うなら……魔法使いと思ってくれて構わない」

アリア「魔法使い……」

シャルロット「驚きが薄いわね」

パール「もうちょっと大きい反応があると思っていたのですがねぇ」

アリア「……もうある程度のことに驚いてちゃ事態について行けないってことがわかったので」

シャルロット「器の大きいことね。まあそっちの方が説明をする側としては話が早くて助かるんだけど」

そう言いながらアリアを見るシャルロットの視線は何か含みがあるようにも見えた。

パール「ちなみに補足説明をしておきますが、シャルロット様はこう見えても魔術師としての実力はかなり高いことで有名です。得意魔術は――」


↓1~3まで。シャルロットが一番得意としている魔術は?
その後投票安価

・宝石魔術
・強化の魔術
・ルーン魔術


↓最速2票入ったのを採用

アリア「――ルーン魔術?」

シャルロット「強化や発火、索敵……まあ種類は多種多様ね。一応時計塔ではそれなりに高い成績ではあったから、そっち方面での活躍は期待してくれて構わないわ」

パール「ステッキに見限られたくせにえらい強気な態度ですねぇ」

シャルロット「うるさいわ。……で、本題に戻るけど。わたしがロンドンにある時計塔からこの街に来たのには理由があるの」

凛とした態度でアリアを見据えるシャルロット。その様子からかなり真剣な話をしようとしているのが伺えた。

シャルロット「この冬木市にはカードと呼ばれる魔術的代物が眠っているようでね。悪意ある人間が使えば街一つを滅ぼすなんてことは容易いくらいのものが」

アリア「滅ぼ――!?」

シャルロット「それを悪用される前に回収するのがわたしの目的というわけ」

パール「つまり秘密裏に暗躍する工作員とかを想像して頂ければ問題ないかと」

シャルロット「間違ってはないんだけど、もう少しまともな例えは思いつかなかったのかしらね……?」


↓1 カードは三人分集まっている?
1 集まっている
2 集まっていない

パール「本当なら実物を見せればわかりやすいんでしょうけど、あいにくカードは二枚しかないですからね」

シャルロット「それもわたし以外の二人が持っていて、今わたしの手にカードは一枚もない……まあ、今更そこを愚痴ったところで仕方ないけど」

アリア「二人、って?」

パール「この任務を与えられたのはシャルロット様だけではないってことです。凛様とルヴィア様というお仲間が居るんですけど……」

シャルロット「ちょっと事情があって今は別行動中ってこと」

アリア「へぇ~……」

言われて空に浮かんでいた三つの光のことを思い出す。
もしかしてあれがシャルロットとその二人だったのだろうか? そうなると……もしかして喧嘩でもしていたのか?

シャルロット「で、そのカードを集めるのにいくら魔術師といえど生身じゃキツいってことで与えられたのがパールなの。こっちはちゃんと人数分渡されたんだけど……その性格が難ありでね」

パール「失礼な! 私にもマスターを選ぶ権利があり、それを行使しただけのことです!」

シャルロット「ってわけ。本当ならこっちも小さい子を巻き込むなんてことはしたくないけど、パールが居ないと任務の危険度が著しく上がるのも事実」

シャルロット「恨むならパールを恨んでちょうだい。そしていち早く開放されたければパールをどうにかして説得することね」

アリア「それは……無理かもしれないです」

まだ会って一時間ほどしか経っていなかったが、パールに話がまともに通じるとは思えないことはアリアも既に理解していた。


――。


イリヤ「おはようー!」

教室に入ってきた生徒の声でアリアの思考は現実に戻された。

【一時中断。21時30分くらいに再開予定】

声の主はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
銀髪が印象的なクラスメイトの一人であった。

美々「おはようイリヤちゃん」

那奈亀「あれー? イリヤも寝不足だったり?」

イリヤ「うん……ちょっと色々あってね」

雀花「ほほう……」

イリヤ「えっと、多分雀花が考えてるのとは違うと思う……」

クラスメイト達の雑談が耳に届く。
しかし、何はともあれ今は小学生としての役目を全うしなければ。

魔法少女云々に関しては昼休みか放課後にでも考えればいいだろう。そう思うことにした。


――。


その日の学校は何事もなく終わり、放課後。
ランドセルを背にアリアは一足早く教室を出て行った。

パール「ようやく終わりですか。ランドセルの中は退屈極まりなかったです」

アリア「ご、ごめんね。でも他の人達に見られたら困るし……」

パール「他の人、ねぇ……」

アリア「パール?」

パール「いえ、お気になさらず。とにかく今は早く帰りましょうか。そして魔法の練習と洒落込みましょう!」

アリア「別に洒落込むって表現を使う必要はないと思うけど……」

しかし魔法少女としての道を進むことにしたのなら魔法の練習は避けて通れない。
魔法が使えない魔法少女なんて銃弾の入っていない拳銃と同じなのだから。

アリア「……あれ?」

下駄箱にやって来たアリアは自分の下駄箱の中に手紙が入っていることに気付いた。

パール「おや。それは一体なんでしょうか」

アリア「なんだろ……?」

正体不明の手紙を少々不審に思いながら中身を確認する。


『今日の深夜0時
 高等部の校庭に来るように シャルロット・スターガーデン』


アリア「これって……」

パール「シャルロット様からのお手紙ですね。今日の0時にカード回収をするということでしょう」

アリア「早速!?」

とはいえそれが魔法少女としての仕事なら仕方ない。
展開の早さに困惑しながらも、アリアはそう思うことにするのだった……。



パール「というわけでこれから何をするべきかアリア様に一通り教えましょうか」

校門に向かうまでの途中、パールがいきなりそんなことを言った。

アリア「何をするって、魔法の練習じゃないの?」

パール「当然それも重要ですが、街を歩いて誰かと話をするのもいいですよ。人間関係は数値では測れない何かを成長させますからね」

アリア「ステッキのパールが言うんだ……」

しかしパールが言うこともそれとなく理解はできた。
つまり誰かと話をして過ごすか、魔法の訓練をするか。そのどちらかが魔法少女としての成長を高めることに繋がるということだろう。

パール「とりあえず今からどうしましょうか?」


【行動安価・夕】
↓1
1 どこかに行く(こちらの場合は次に場所安価発生)
2 魔法の訓練をする

アリア「どこへ行こうかな……?」

パール「あまり遠出はダメですよ。それとおかしなところには行かないように!」

アリア「それくらいわかってるって」


↓1
1 高等部
2 公園
3 商店街
4 住宅街

直後コンマ下一桁で判定
0~2で短めの銀髪女性
3~5で黒いスーツ姿の男性
6~8で長髪の銀髪女性
9で同年代くらいの黒髪少女



適当に住宅街を歩いていると、ある工事現場にやって来たアリア。

アリア「あれ? どうしたんだろう?」

普通の一軒家の向かい側。その民家の前で何か話をしている二人の人間を見つけてしまう。

「では、そういうことで。いきなりの申し出で申し訳ございませんでした」

「い、いえっ! それでは!」

話し合いはすぐに解決したらしく、女性の方が家の中に引っ込んでいく。
そのまま男性の方が背を翻し――アリアの存在を認識した。

「おや。どうかしましたか?」

アリア「あっ! え、えっと……」

その男性は眼鏡と髭が印象的で、かなりの貫禄を放っていた。

「ああ、もしかして向かいの家のお子さんでしょうか」

すると男性は何かの答えにたどり着いたのか、納得したように頷き続ける。

「お初にお目にかかります。オーギュストと申します」

アリア「ど、どうもっ。中村アリアですっ」

思わずアリアも名乗り、頭を下げる。
すると男性――オーギュストは眼鏡の奥の瞳を僅かに細めた。

オーギュスト「中村アリア……ですか。向かいの家の表札は衛宮となっていましたが……」

アリア「すいませんっ! あっちの家とは全然関係ないですっ!」

オーギュスト「そうでしたか。どちらにせよ、お気になさらず。こちらの勘違いですので」

慌てて謝罪をするアリアを見てオーギュストはそう言った。

オーギュスト「……ふむ。アリア様はこの周辺に住んでいるのですか?」

アリア「少し離れた施設――じゃなくって、家に住んでます」

正直に言いかけたアリアであったが、すぐに誤魔化す。

オーギュスト「では、明日の朝からここで少し工事が始まるのでご迷惑をおかけすることになります。よろしくお願いします」

アリア「わ、わかりました……」

そうやって承諾をするアリアであったが、オーギュストのアリアを見る目は変わらない。


↓1
1 えっと……何かまだ用事が?
2 それじゃあ帰りますね……

アリア「えっと……何かまだ用事が?」

オーギュスト「いえ。……失礼ですが、この地域に住んでいるということは穂郡原学園の生徒でしょうか」

アリア「そうですけど……」

パール「どうしたんでしょう。もしかしてロリコンなんでしょうか?」

ランドセルの中に入っているパールがそんなことを言う。

オーギュスト「なるほど。実は近々そちらの小等部に一人転校生が入る予定ですので、もし同じクラスになったら是非仲良くしてあげてください」

アリア「転校生ですか?」

オーギュスト「はい。名前は――美遊様です」

オーギュストから言われた名前を繰り返す。
美遊……何故かその名前は覚えておかないといけない気がした。

アリア「美遊さんですか」

オーギュスト「そうです。よろしくお願いしますね」

最後に一礼してオーギュストはこの場を去っていく。

パール「ふうむ……転校生の方はともかくとして、あのオーギュストとかいうロリコンっぽい人はちょっと興味がありますね」

アリア「だからそういうことを言うものじゃ……」

パール「あの男性、アリア様を見る目が少し特殊でした。ロリコンであればまだ安心できるくらいに……アリア様を探るような視線」

パール「お気をつけください。もっとも、次に会うかどうかもわかりませんがね」

アリア「気のせいだと思うけど……」

パール「まあ、アリア様がそう言うのならいいですけど」


【行動安価・夕が終わりました】

中村アリア 所持カード0枚
【ステータス】
筋力 E(0)
耐久 A(0)
俊敏 E(0)
魔力 B(0)
幸運 A(0)


【所持スキル】
特になし


【親密度一覧】
パール(0)
シャルロット(0)
オーギュスト(0)



夜。施設に戻ってきたアリアは部屋で一人ベッドに横になっていた。

アリア「ところで、0時に高等部の校庭に来いってなってたけど……当然施設の人にはバレない方がいいんだよね?」

パール「まあ、そうなりますね」

アリア「うう……しばらくはひっそりと行動しないといけないのかぁ」

パール「幸いこの施設は10時30分には消灯となりますし、よほど目立つことをしなければ大丈夫でしょう」

アリア「そうかもしれないけど……」

パール「ですが行動しづらいのも事実ですね。……うーむ、どこか別の家に住めれば万事解決なのですが」

そんなことを話しながらアリアは部屋の窓から外へ出た。
時間は11時前。人目のつかないところなら魔法の訓練もできそうではあるが、時間に余裕を持って行動するのも悪くない。

アリアはそんなことを思いながら施設を抜け出た。


【行動安価・夜】
↓1
1 どこかに行く
2 魔法の訓練をする



アリア「とりあえずここなら大丈夫かな……」

夜の公園。人気も少なく、まさに魔法の訓練をするには絶好の場所にアリアはやってきた。

パール「魔法の訓練ですか。確かにこれからカード回収をするのですから、少しでも訓練をしておくのには越したことはありません」

アリア「あまり大きなことはできないかもしれないけどね」

パール「それは追々もっと適した場所を選べばいいでしょう。とりあえず今は少しでも魔法になれることです!」

パール「それで、どんな訓練をしますか?」



【訓練のルール】
訓練を選んだ場合は追加でどのステータスを上げるか選択
そのレスのコンマ下一桁で判定をし
0・5なら1アップ
1・6なら2アップ
2・7なら3アップ
3・8なら4アップ
4・9なら5アップ
15溜まるごとに☆を一つ取得。これが10個溜まるごとにランクアップとする


↓1
どの訓練をする?



パール「ほらほら! まずは走り込みから始めますよー!」

アリア「魔法の訓練をするんじゃなかったのー!?」

公園の周囲を走るアリアと、その後を追いかけるパール。

パール「基本的な魔法の使い方はあとで教えます! それよりも今は基礎的な走り込みですよ!」

アリア「ひぃ~……」

そうして走り込むを少しやったあとで魔法の使い方を教わるアリア。
これで最低限の魔法の使い方は学べた……はずだ。


【俊敏が2ポイントアップしました】


直後コンマ下一桁で判定
0~1で訓練中のイリヤと遭遇

中村アリア 所持カード0枚
【ステータス】
筋力 E(0)
耐久 A(0)
俊敏 E(2)
魔力 B(0)
幸運 A(0)


【所持スキル】
特になし


【親密度一覧】
パール(0)
シャルロット(0)
オーギュスト(0)

                         . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . 、
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                    __/: : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \

                   /: /: : : : : : : : : ̄: /: : : : : : : : : : : :/: : : : : : :l: : : : : : : :\
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             / : : : : : : l: : : : :\: : : : : : l: : /: : : : : : : :l/: : : `、__ヽ/lll: : : : : :l: l : : l: : : l ヽ
          /: : : : : : : : :l: : : : : : :\: : : : l: : l : : : : : : : /: : : : : : / ‐-ll__!: : : : l: : : : l: : : l  ヽ
         /: : : : : : : : : : :l: : : : : : : : :\: :/: : l: : : : : : : /: : : : /    ヾ l: : l: : l: : : :ミ/: :リ  ヽ
       /: : : : : : : : : : : : :l/: : : : ; : : : : У : : l: : : : : : : l: l-‐xz=zx、_- 、   l:l:∧: :ヽ: : lヾ/     ヽ
      . : : : : : : : : : :_;/ ̄/: : : : //: : : / イ: : : : : : : : : : l: l ヾ¨ て示弍ハ    〉-、〉、: ヾl

     /: : :/: : : ://    /: : : : //: : : :/(l: : : : : : : : : : : l: ヾ   V::U:::/      /リl: : : : :l        \     今日はここまでです
    / : /: : : : :/: /   /: : : : /: : : /:/: :l : : : : : : : : : l\l    ゞ‐‐'゙      {//: : : : :ヘ          \    次回は初めてのカード回収。しかし戦闘面は未だ固まらず……。何か提案等あれば是非お願いします
   ./:/ : : : : : /: : l  / : l : : : l: : /: :/ : / : : : : : : : : : l              、: : : : : l、ヘ         ヽ
   /: : : : : : : : : l: : : l// l/: : : /: : :/: : /: : : : : : : :l: : :l                 /: : : : l \            }
  ノ: : : : : :l: : : : : ://   l: : /: : : /: /l : : : : : : : l: : :l               . : : : : : :ヘ   \       ノ
  .l : ;イ: : : :l: : : : : : : :\  /: : : :l: : /: :/:/: : : : : : : : :}: : l         __   . : : : : : l、::ヘ   \
  l: : ハ: r、: : : : : : : : : :r、∨: : : イ/: : /: /: : : : l: : : : :ll: : l           /: : : : : : :l ヾ:ヘ    \
  l: :l ヽ\: : : : : : : : : \\‐'゙/: : :/: n/: : : :/ll: : : : :ハ : l   , _       /、 : : : : : : : l ヾヘ     ヽ
  ヾ:l  ヾ二\: : : :ヽ: : :ヽヾ─乂从: ://l: : : :/ l: : : : :l_ Vヘ  ト 、ll: : :.‐--、: :、l\: : : : : : :ヘ  ヾヘ    l
          ̄ ̄ ̄ヾ}      レ'゙ 〈 : : / j : : : / ヽVl  l  \V、ヘ  ∨`  V: : : : : : ∧  `ヾ=-

   ,/: : /: : : : : : /_: : : : l: : : : : : : : : l: : : l: : : : : :丶
   {/:l : : : : : : ム ヽ:./l: : : : : : : : : l、:r'´l : : : : : : ヽ
   {: =:| : : : : : : l: :`7_l_: : : : : : :___l_ヽイl: : : : : : :トム
   |\:| : : : : : : l: /   l: :/: : : /: :l: '  ヽl: : : : : : :l Vl
   |: : :|: :l: : : :_,ィ≦ミーミ:/l/: : /: /l/≦ー、l : : : : : / Vl
   |: : :|: :l: : : :ヾ| んhハV /l/l/{lて刈`l/ : : : : /  l:l     なるほどありがとうございます
   |: : :l: :l : : : : | 込ニソ        込シ /l: : : : :l    l:l     >>1も色々考えたり調べたりしてますがこういう意見はありがたい
   | : : l: :l : : : : |、 ,,,,,       ,    ,,,,,イi:l: : : : :l     l:l
  /: : : l: : : : : : l i             /il: : : l: l    l:l
  /: /: : l: : : : : : l、 i     、  _,     /i:l: : : l: :l   ,/
 ムィ: : : l: : : : : : :li:il:i、       _ .イi:i:il: : : l: :l   /
   l: : ;ムヘ: : : : : マl i  >  _ ィ:i:i:i:i:i:i|i:i:i:l : : : : l  /
   l∧l l:入: : : : : く      l\i:i:i:i|i:i:i:l : : : :八 "




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  , l: : : : : : :l: : 7'‐- l、:l: : : : : :l:┼─`<: : l: : : : : : :l
 lj l: : : : : : :l/ _ ゝ,: : : : : :.lV _ \l: : : : : : :l

 l  l: : : : : : :l ,ィア示弐ュ:l: : : : : l ,ィア示弐、!: : : : : : l
 l  l: : : : : : :lヾ {l l_j. l} ゞ从\l  {l l_j. l} 'l: : : : : :.l
    l: : : : :l: :l  乂zシ       乂zシ ,l : : : : : l     他にも何かありましたら是非お願いします
  ', l: : : : :l: :lヽ .:. .:. .:.    ,     .:. .:. .: /l: : : : : :l      更新予定は決まり次第ということで……
  ', l: : : : :l: :l゙∧             /-l: : : : : l
   'l: l: l: l : l: : ゝ、    _ _     ィ: :.l: : : : : l
    l: l: l: l: : l: :l: : >.、      .イ: : : l: : : : : l
    l: l: l: l: : :l: l: : , -l ` ‐ ´ l-、: : : l: : : : /:l
    l从乂从从:./ ハ  l´l`l  ト、 ∨ノ: /: :/ ゞ
       _,,..-/  j   /.lYl ',   l イ从/イゝ
   _,,.-‐''"  /   l  ./, , l l ,  l  丶  "'''- .._
  /     / /、l `/// ll l ', ´ l  丶       ヽ
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      /: : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     . : : : : : : /: : : : l: : : : : : : : : l : : :\ l : : : : :.
    /: : : : : : : l_:_: : :/l: : : : : : : l: :l、: : : : _: l : : : : :、
     .: : : : : : : :l\_>' l l: : : : : : l: :l \:/ 〉l: : : : : :l
   i ,l: : : : : : : l : /  ̄ll: : : : : : l: :l ̄ ヽ-': :l: : : : : :l

   :/l: : : : : : : l/    ヾl: : l: : : lヾl    \l: : : : : :l
   .i l: : : : : : : l  x=ニ=x-ヾ:l: : : l x‐==ニx-、l: : : : : :l     申し訳ございませんが今日はお休みということで
   :   、: : : : : : l<´f゚ 示勿`  ̄ヾ'  f゚ 示勿 ;>: : : : : l
   i   、:l: : : : :l  弋 しtノ       弋 しtノ .l: : : : : :l
   .    l: : : : :l、  ¨¨¨          ¨¨¨  l: : : : : :l
    .   l : : : : l、_       '        /l: : : :l : l
     .  l: : : : : l: :、      _ _       / l: : : :l: : l
      \l: : : : l: l : l: . _           _. . : : l: : : :l: : l
      .l: : : : :l: l: :l: : l l: , 、  _  l: :l: : l: /: : : /: /:、
      .l : : : : l: l: :l: : l: :,l     l: :l: : l//: : :/: l: lヾ

      .lハ: : : :lヾ‐于´      ≧〉ヾ/l: : :/: /llヾ

        .-‐ヾ: :ヽヾ \‐--、ll , - /  /:_/‐- 、
      /    `ヾ ヽ \__.ll_/    /      ヽ
      /  、   \    /ll \  /       l
     /     ヽl    ヽ ´ rflト、 ヽ '    l     l
     /__     l      //llヽ、      l    .l
     \l` ‐-、 l       l//llヾ'i、      l _ -‐ 〉
      l    l       ,'/ ll ヽ l      l'´   l´
      l    ’       ,'  .ll  l       l    l
      l    ’     rf'  ll  l     ノ    l



            _ . . . . . _
       _. . : : : : : : : : : : : : : : : : .、
     . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、

    . : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : ヽ: : : : : .、
   /: : : :/: : : : : :/: : : : :l: : : : : : : : :l: : : :l: :ヽヽ
  l: : : :-l: : : : : : l__/イ: : : : l: : : l:l、: /〉: : :ヽヽ

  l:-:-:‐l: : : : : : lヽ _〉--l: : : l: l: -‐ 〈/: l : : : 〉ヽ
  {: : : : l: : : : : : l: : / l;イ: : :∧l: :ll/x ヽ: l : : / ヽ

  、=:=:=l: : : : : : l/x=‐-xl: : / ヾ-'Uリ}>l: :l: : /   i
   l: :ヾ: l: : : : : <l{ f:::し'リヾ-''  弋ソ l/l: :l    i     一応方針は固まりつつはあるので明日明後日には更新する予定
   l: : : : l: : : : : :ヽ 弋_ソ      , ‐‐ l: : :l: :l    i     ですが何か意見とかあれば是非参考にしたいです
   l: : : : :l: : : : : l ii   ‐‐'           l : : l: l     i
   l: : :/: :l: : : : : l ii        _    . : : :l: l   /
   l: : :l: : :l: : : : : ト ii      -'  /l : : : l: l  /
  /: : :l: : :l: : : : : :l: ii`   _   /: : :l: : : : : :l‐'

  /: :l: :l: : :レl: : : : 、Vi     |: :l: : l: /ll: : : : : : l
 //レ: l、: l: :ll : : : lヾ     |、\从 l ヾ: : : 从
 ´  lヾl ヾl/ヾ--'ヘ      ヘ ヽ- _
     l/、  /   l        ヘ  ヽ / ヽ
    /   /__/⌒l ̄`   ' ̄l-‐‐-V  l
    l   \. ヽ  lヽ、 __ノl 。  /   l
    l    \ l  .l` ー──'゙ l  /   l

    ヽ      \.   l       l   l    l
     l    , -t‐゙ヽ l        l 。 l/⌒ヽl

一応ターン制の方向で纏まったけどちょっと長ったらしくなったのでもう少し簡潔にしてきます

それとアリア以外のキャラも操作できる方針の方がいいですかねやっぱり

【戦闘手順】
味方は最大四人まで戦闘可能。前衛一人と中衛二人と後衛一人に分けられる。
攻撃はそれぞれ間合いがあり、それに適した距離に立つ場合にのみ使用可能。
(例:攻撃が近距離~遠距離の場合は前衛~後衛全てで使用可能
   近距離や遠距離のみの場合は前衛、後衛でのみ使用可能)

【順番決め】
味方側を俊敏が高い順番に並べ、敵の俊敏の値を見てその間に割り込ませる。
(例:アリアとイリヤの場合アリアがE、イリヤがDなので味方側はイリヤ→アリアの順
   敵の俊敏がC以上なら敵→イリヤ→アリアとなる
   敵の俊敏がDならイリヤとコンマ判定し、結果で順番が変化
   敵の俊敏がEの場合はアリアとコンマ判定)

【行動決め】
行動安価は
・攻撃
・スキル発動
・限定展開
・場所移動
の四つを選択。攻撃とスキル発動を選んだ場合はそのまま次の手順に進み、限定展開と場所移動を選んだ場合は別の行動を選択できる。
敵の攻撃が中衛~後衛の味方に放たれる場合、前衛のキャラのみ【庇う】を選択可能。

【攻撃】
習得している攻撃方法から選択。
攻撃側の計算方法は、選択した攻撃の威力+術者のステータス(魔法の場合は魔力、物理の場合は筋力)=の数値にコンマ判定を加算したもの。
ステータスにある☆の数一つにつき100とし、訓練によって得たポイント×10の数値も加算する。
コンマ判定は攻撃選択のレスのコンマ下一桁を見てその数値×50とする。
(例:アリアの魔力Bで400。ポイントが1の場合は400+10で410
   攻撃の威力を50として合計460
   コンマ判定で5が出れば460+250=710となる)

その後攻撃対象の耐久もしくは魔力を見て数値を計算。
(例:味方側が魔法攻撃の場合敵の魔力をBとして400となる
   味方側が物理攻撃をした場合は耐久で計算)

ダメージ計算は攻撃側の総合威力-敵の防御力=ダメージとする。
(例:アリアの総合威力710-敵の防御力400=ダメージ310)

防御側の回避判定は0~4が成功、5~9を失敗というのを基準とし防御側の俊敏が攻撃側より高い場合のみ変動。
(例:アリアの俊敏がEで敵の俊敏がBの場合は差が3ランク分なので防御側のコンマ0~7で回避となる)

味方の総合HPは耐久の☆一つにつき1000とする。
敵の総合HPはこちらで設定します。

【スキル発動】
発動できるスキルがある場合に選択可能。それぞれの効果を得られる。

【限定展開】
クラスカードを所持しているキャラのみ選択可能。5ターンの間使用したクラスカードのステータスになる。
その後続けて行動可能。

【場所移動】
現在自分が立つ場所から別の場所へ移動する。移動先に別のキャラが立っている場合は入れ替わる。その後続けて行動可能。
(例:前衛にアリア、中衛にイリヤの状態でアリアが中衛に移動する場合は
   前衛イリヤ、中衛アリアとなる)

【庇う】
敵の攻撃が中衛~後衛の味方に放たれる場合にのみ前衛を対象に選択可能。
敵の攻撃対象を前衛のキャラに移すことができる。


レス分けた意味なかったけどこんな感じになるかと思います

                _  -‐.................‐-  _
           , -'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:.....

          /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
         /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
        ,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      γ^7:::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::::::};::::::::::::::::::::::::::::::}:::::、::}::::\::.、
     ,':::/:/i{:::::::::::::::::::::::,':::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::}i::::::ヽ:::::::::..、:..
      {:::{/::::::i{::::::/:::::::::::::八\/  V::::::::::::::::::::::|::|∨/|:::::::::∧::.
    /:::{こ::::i{::::::{::::::::::::::|:::::ゝ‐' -‐┼}:::::::::::::::-┼| レ::::}:::::::/  ',:',
    ‖|:::l:\::i{::::::{i:::::::::::::|::/     |:||::::::::|:::::::::ハ:}  \}::::::'    ',',
   ‖ |::::\:::i{::::::{i:::::::::::_|ィi≧=‐ミ、 |:||::::::::|::::从ィi≦  ,':::::::'     .:}
   {l' |::::::::::l/|::::::{i:::::::マ芹ぅ//寸ヾフ|fレ⌒ァ笊刈^ゞy:::::::::|     |
   {l  V::l::::l Y:::{i::::::::::ヾ∨ urら  |′   { uり /:::::::::::|     |
   {|   Y}::::丶',::::{i::::::::::::::|乂辷ソ       乂ぅ ''7:::::::::::::|     ;     今日の夜21時頃に始めます
   ヾ   }|::::::::::l',:::::::::::::::::::|',.:.:.:.:.:.         .:.:.:.:. /:::::::::::::::|    ,'     それまでにもう少し戦闘調整しておきますね
      |':::::::i}:}:l:::::::::::::::::::| ',        ′   小 ::::::::::::|   ,′
      /:::|::::リ:|:l:::::::::::::::::::|i>',     ー ‐    ィ i|::::::::::::::::|   ,′
     ./:::/|::/::::,′:::::::::::::::| L.i >  _   _ .ィ'  i|::::::::::::::::{
    厶イ::乂::::小:::::::::::::::l:|  "'''- ..レヽ:::::ハ::|   i|::::::::::::::::|
    {:::::l::::::::勹 }从:::::::::|:|     /o〕 マ` ー 、 iハ::::::::l::::::|
    |:l::::::::::::| γ^マ::::从、   / T^ヘ 〉       \从V
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【戦闘手順】
味方は最大四人まで戦闘可能。前衛一人と中衛二人と後衛一人に分けられる。
攻撃はそれぞれ間合いがあり、それに適した距離に立つ場合にのみ使用可能。
(例:攻撃が近距離~遠距離の場合は前衛~後衛全てで使用可能
   近距離や遠距離のみの場合は前衛、後衛でのみ使用可能)

【順番決め】
味方側を俊敏が高い順番に並べ、敵の俊敏の値を見てその間に割り込ませる。
(例:アリアとイリヤの場合アリアがE、イリヤがDなので味方側はイリヤ→アリアの順
   敵の俊敏がC以上なら敵→イリヤ→アリアとなる
   敵の俊敏がDならイリヤとコンマ判定し、結果で順番が変化
   敵の俊敏がEの場合はアリアとコンマ判定)

【行動決め】
行動安価は
・攻撃
・スキル発動
・限定展開
・場所移動
の四つを選択。攻撃とスキル発動を選んだ場合はそのまま次の手順に進み、限定展開と場所移動を選んだ場合は別の行動を選択できる。
敵の攻撃が中衛~後衛の味方に放たれる場合、前衛のキャラのみ【庇う】を選択可能。

【攻撃】
習得している攻撃方法から選択。
攻撃側の計算方法は、選択した攻撃の威力+術者のステータス(魔法の場合は魔力、物理の場合は筋力)=の数値にコンマ判定を加算したもの。
ステータスにある☆の数一つにつき100とし、訓練によって得たポイント×10の数値も加算する。
コンマ判定は攻撃選択のレスのコンマ下一桁を見てその数値×50とする。
(例:アリアの魔力Bで400。ポイントが1の場合は400+10で410
   攻撃の威力を50として合計460
   コンマ判定で5が出れば460+250=710となる)

その後攻撃対象の耐久もしくは魔力を見て数値を計算。
(例:味方側が魔法攻撃の場合敵の魔力をBとして400となる
   味方側が物理攻撃をした場合は耐久で計算)

ダメージ計算は攻撃側の総合威力-敵の防御力=ダメージとする。
(例:アリアの総合威力710-敵の防御力400=ダメージ310)

防御側の回避判定は0~4が成功、5~9を失敗というのを基準とし互いの俊敏を参照して数値が変動する。計算としてはランク差2以上で成功幅が1変動。ランク差3で2変動。ランク差4で3変動。ランク差1は変動なし。
(例:アリアの俊敏がEで敵の俊敏がBの場合3ランク差なので防御側の回避成功コンマは0~6となる)

味方の総合HPは耐久の☆一つにつき1000とする。
敵の総合HPはこちらで設定します。


回避判定だけ変更させました。
今日はチュートリアル戦闘をやるご予定。ということで更新します



そうして深夜0時まで残り30分。
アリアは指示された場所へやって来た。

パール「ここが高等部の校庭ですか。いやいや、やはり小等部と比べると大きさに違いがありますね」

アリア「うん。こっちの方がちょっと大きめだね」

パール「えーっと、シャルロット様は……」

先に来ているであろうシャルロットを捜すために辺りを見回す。

「なるほど、シャルもステッキに見限られたわけね」

パール「ええ。……子供を巻き込むのは不本意だったけど、この際手段は選んでいられないから」

「それについては同感よ。はぁ……この調子だとルヴィアの方も面倒なことになってそうねぇ」

やや離れた場所に立つシャルロットを発見する。
しかしシャルロットは見知らぬ女性と何やら話をしているようだった。年齢としてはシャルロットと同じくらいであろうか。

パール「あら、あれは凛様ですね」

アリア「凛って……もう二つのステッキのマスターっていう?」

パール「その片方の、です。……多分あちらも私達と同じことになってるでしょうけど」

何はともあれ、このまま立ち尽くしていても意味はない。
そう判断したアリアは恐る恐るといった感じで二人に近づいていった。

シャルロット「お。来たみたいね」

まずアリアに気付いたのはシャルロットであった。続いて凛と呼ばれていた女性がアリアの方を見る。

「この子が中村アリア? ……ふーん」

アリア「えっと……凛さん、でいいんですよね?」

「ええ、遠坂凛。詳しい説明は省くけどシャルと同じような立場ってことで理解してちょうだい」

パール「魔術礼装の私達に見限られた哀れな魔術師さんですよー」

凛「ぐっ……相変わらずの態度ねパール……!」

シャルロット「それで、そっちの方はまだ来ないの?」

凛「時間はシャルと同じで呼び出しておいたから、そろそろ来るかと――」

その凛の言葉を遮るように離れた場所から叫び声にも似た声が届いてきた。


「ああっ! この気配、まさかとは思いましたが……!! パールちゃん! パールちゃんなんですねー!?」


パール「この声は……!!」

アリア「パール?」

アリアもその声の方を見る。するとそこにいたのは……銀髪が特徴的なクラスメイトの女子生徒であった。

イリヤ「あれ? な、中村さん?」

パール「ルビー姉さん……!! ルビー姉さん!!」

「パールちゃあぁぁぁんっ!!」

二つのステッキが宙を舞い、喜びを表現するように回りだす。

アリア「イリヤスフィール……さん?」

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。アリアと同じクラスに所属する女子生徒で、いつも明るい印象があった。
そんなイリヤスフィール・フォン・アインツベルン――イリヤがどうしてここにいるのか?
その疑問には凛が答える。

凛「この子がイリヤスフィール・フォン・アインツベルン……ルビーが勝手に選んだマスターよ」

アリア「ルビーっていうのは……」

シャルロット「あれね」

今もなおぐるぐると空中を旋回するステッキの一つを示してシャルロットが言う。

イリヤ「どうして中村さんが?」

アリア「ううん……イリヤスフィールさんと同じ感じだと思う。わたしも変なステッキに巻き込まれて……」

イリヤ「魔法少女に?」

こくりとアリアが頷くと、イリヤは納得したように苦笑いをする。
同じ境遇の人間がいるだけでこうも安心するとは。施設に入った頃よりも強い気持ちを抱くアリア。

凛「時間はまだ少し余裕があるわね……よし、二人共ちょっと聞きなさい。そっちのステッキも」

パール「はいはーい」

ルビー「あ、わたしはルビー! パールちゃんのお姉さんです!」

アリア「姉妹なんだ……」

空中を飛んでいたステッキがそれぞれの手元に戻る。

凛「0時まではまだ余裕があるから、ちょっと二人で実戦を想定した模擬戦をしなさい」

シャルロット「確かにそれはいいかもしれないわ。今から戦う相手はわたし達の想像をはるかに超えるであろう怪物……実戦の経験は積んである方が好ましい」

イリヤ「ええっ!? そ、そんなこといきなり言われても……!!」

凛の提案に困ったような反応をするイリヤ。
同じクラスメイトを相手にして戦えと言われればこういう反応は当然だろう。

ルビー「大丈夫ですよイリヤさん! わたしとパールちゃんがしっかりと二人を守りますので!」

パール「あくまでこれは模擬戦ですから。万が一にも危険はありませんわ」

イリヤ「うう……」

アリア「わかった。……危険がないのなら、やってみるのも悪くないかもしれない」

先に決意したのはアリアであった。

アリア「イリヤスフィールさん、大丈夫。ここでわたし達が怪我するようなことをシャルロットさんと凛さんが提案するわけ無いと思うんだ」

凛「そうよ。ここで二人に何かあれば困るのは私達なんだから」

イリヤ「……わかった」

アリアとイリヤ。二人がステッキを手に向かい合う。


【戦闘開始】

中村アリア 所持カード0枚
【ステータス】
総合HP5000
筋力 E(☆0)
耐久 A(☆☆☆☆☆0)
俊敏 E(☆2)
魔力 B(☆☆☆☆0)
幸運 A(☆☆☆☆☆0)

【所持スキル】
・魔術障壁 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の魔法攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。
・物理保護 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の物理攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。
・治癒促進 A
 味方ターンのみ使用可能。
 5ターンの間HPが100ずつ回復。
・身体強化 A
 味方ターンのみ使用可能。
 次の自分の攻撃が終わるまで筋力と耐久を250ずつ増加。
 攻撃時の命中コンマに+1の補正。

【習得攻撃方法】
・砲射 近距離~遠距離攻撃 魔法 威力200 特殊効果無し
魔力を弾にして砲撃する基本的な攻撃。

VS

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 所持カード1枚(アーチャー)
【ステータス】
総合HP3000
筋力 E(☆)
耐久 C(☆☆☆)
俊敏 D(☆☆)
魔力 B(☆☆☆☆)
幸運 A(☆☆☆☆☆)

【所持スキル】
・魔術障壁 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の魔法攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。
・物理保護 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の物理攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。
・治癒促進 A
 味方ターンのみ使用可能。
 5ターンの間HPが100ずつ回復。
・身体強化 A
 味方ターンのみ使用可能。
 次の自分の攻撃が終わるまで筋力と耐久を250ずつ増加。
 攻撃時の命中コンマに+1の補正

【習得攻撃方法】
・砲射 近距離~遠距離攻撃 魔法 威力200 特殊効果無し
魔力を弾にして砲撃する基本的な攻撃。
・散弾 近距離~遠距離攻撃 魔法 威力180 特殊効果 命中補正+2
 魔力の弾を一面に散らして攻撃する。

互いの俊敏により行動順は
イリヤ→アリア
となります。

配置は互いに中衛からスタート。


【強制戦闘終了条件 5ターンが経過する】


イリヤの行動判定。
直後コンマ下一桁が
0~6なら攻撃
7~9ならスキル発動

直後コンマ下一桁で攻撃方法判定
0~4なら砲射
5~9なら散弾



イリヤ「いくよっ……散弾!」

最初に動いたのはイリヤであった。
イリヤはステッキを縦に振り、それを合図に前方に魔力の弾が広がって飛ぶ。

アリア「うわあっ!?」

パール「攻撃のイメージを散弾の形態にしたんでしょう。なるほど……イメージ力というか、空想力はある程度あるみたいですね」

アリア「そうじゃなくって! これ、どうするの!?」

パール「気合で避けてください。まあ当たっても多少のダメージがある程度でしょう」

アリア「ちょ! 守ってよ――!?」


回避判定
イリヤの散弾による命中補正+2により直後コンマが0~2で回避成功
回避失敗なら
イリヤの総合攻撃980-アリアの防御力400=ダメージ量580
となりアリアの総合HPが5000→4420に

回避成功


アリア「うわぁぁぁぁぁ!?」

抉るような攻撃の隙間をギリギリのところでかいくぐり、アリアは見事に回避に成功する。

凛「おお、よく避けたわねあの子」

シャルロット「一応事前に人避けと不可視の結界用のルーン張ってて正解だったかもね」

パール「よっし! さすがアリア様! 奇跡的な回避でした!」

アリア「全然嬉しくない!」

パール「さあ、やられたらやり返してください!」

イリヤ「あっちのパールって方、戦いになったら更にテンション高くなってない?」

ルビー「そういうものですから」

とはいえこれが模擬戦である以上、防戦一方では経験が積めない。
クラスメイトに力を振るうのには少し抵抗があったが――やるしかない。


【アリアのターン 行動判定】
↓1
・攻撃
・スキル発動

限定展開はカード0枚なので選択不可。場所移動も今回は選択不可。

現在砲射しか使えないので攻撃方法選択は省略。


パール「イメージは砲撃です……前方に大砲を放つように!」

アリア「大砲を撃ったことないからアレだけど……わかった」

イメージは大砲。漫画やアニメでしか見たことないのだが、イメージだけならそれで充分事足りる。

アリア「――砲射!!」

ステッキを振るい放たれた魔力弾は的確に、そして正確に前方へ飛ぶ。

ルビー「ほほう。なかなかの魔力弾ですね、あちらも結構な才能があるようで……」

イリヤ「どうしてそんなにも冷静なの!?」

ルビー「それよりも回避ですよイリヤさん! さあ足を動かして!」

イリヤ「くぅ……!!」


回避判定
ランク差1により0~4でイリヤの回避成功。5~9でイリヤの回避失敗。
回避失敗の場合
アリアの総合攻撃力950-イリヤの防御力400=総合ダメージ量550
となってイリヤの総合HPが3000→2450になる。

【体がズンガズンガするので一時離脱。お風呂入ってきます】

[SPLIT]

                            ヾー..,,.
           ,. イ,ィ ,.. ァ                 ヽ:::::>x、
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     ノi.  /  i: : !从  i ',  ',  `>            `ヽ::::::::::::::::::::::::::::::',
     { ト:./  i,.二ミ 、 ト、!.  ', ト-ゝ           \:::::::::::::::::::::::::::',     あと20分くらいしたら再開します
     ソ/ ー-《 ム心` ヽ! .二ニ ト                \:::::::::::::::::::::::',
     .〃   |:. 込ツ: : : : 忙リ}、! ヽ                ヽ:::::::::::::::::::::,
    / i |   |: : : : : : , : : ゞ'ハ    \                 ',:::::::::::::::::::!
   ./ィ | !  |: : : ト- 、: : :./ ヽ    \                  ',:::::::::::::::::::,
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回避失敗
イリヤの総合HP3000→2450


イリヤ「きゃあっ!?」

アリアが放った魔力弾に反応が間に合わず、イリヤに命中する。

アリア「ご、ごめんっ! 大丈夫……?」

イリヤ「な、なんとか……」

ルビー「今回はほぼ同程度の能力同士での戦いなのでこの程度のダメージで済みましたが、カード回収をするとなればこうはいきません」

ルビー「一手一手、確実に最善手を選択してください」

イリヤ「わかったよ……」

パール「相手の攻撃に対処する場合も同様です。次からは私のサポートも入りますので、それを含めて模擬戦闘を続けますよ」

アリア「うん、わかった」


【1ターン経過】

【イリヤの行動判定】
直後コンマ下一桁が
0~6なら攻撃
7~9ならスキル発動

そういえば敵ターンでの魔術障壁はいつ発動できるんだろう

チュートリアルなので意味のない選択肢は省きます

【イリヤの使用スキル判定】
0~4なら魔術障壁
5~9なら身体強化

直後コンマ下一桁

ルビー「よーし、それじゃあ魔術障壁発動しますよー!」

ルビーがそう言うと、イリヤの周囲を覆うように魔力の壁が発生した。

アリア「これは?」

パール「魔術障壁。あれがある間は並大抵の魔術攻撃は通用しません」

イリヤ「すごっ! これ、つまりバリアだよね!?」

パール「魔法に対してだけですけどね。物理保護はまた別の機会にということで」

魔力の壁の中で驚きの声をあげるイリヤ。

アリア「それじゃああれを破壊すれば……」

パール「ですがあの障壁がある間はイリヤ様も動けないはずです。無理に攻撃に転じる必要はないかもしれませんよ?」

無理に壁を突破するか。こちらも何か別のことをするか。

二つに一つ。今アリアが取るべき手段は――


【アリアの行動判定】
1 攻撃
2 スキル発動
↓1

【アリアの使用スキル判定】
↓1
1 魔術障壁
2 身体強化


※よく考えたらさっきのイリヤのスキルに治癒促進入れるの忘れてました、すいません

身体強化選択
次の自分の攻撃が終わるまで筋力と耐久を250ずつ増加。
攻撃時の命中コンマに+1の補正。


パール「それじゃあこっちは身体強化でも使っておきましょうか」

その言葉を合図にアリアの体を覆うように魔力の膜が生まれる。

アリア「身体強化ってことは……」

パール「接近戦に対しての能力を向上させました。今回はカレイドが相手なのであまり意味はないかもしれませんが、魔法攻撃に対しても一応の効果はあるので」

アリア「へぇ……」

ルビー「パールちゃんは身体強化を使いましたか。これは次の攻撃が心配になりますねぇ」

イリヤ「そういうものなの?」

ルビー「そういうものです」


【2ターン経過 イリヤのターン】

【イリヤの行動判定】
直後コンマ下一桁が
0~6なら攻撃
7~9ならスキル発動

魔術障壁の効果終了

【イリヤの使用スキル判定】
0~2なら魔術障壁
3~5なら身体強化
6~9なら治癒促進

直後コンマ判定

治癒促進発動
味方ターンのみ使用可能。
5ターンの間HPが100ずつ回復。


ルビー「とりあえず治療をしますねー」

適度に離れた距離の二人。
模擬戦闘ということもあり殺伐とした空気は流れているわけもなく、ルビーの能天気な声も別段おかしくはないものだった。

イリヤ「これは治癒魔法ってこと?」

ルビー「そういうことです。カレイドステッキには能力向上の他にも治療の術も備わってますから!」

イリヤ「ば、万能なんだね……」

アリア「魔力を使った攻撃に魔術障壁や身体強化、治癒促進……」

これまでの二人の行動を振り返ってアリアは口を開く。
確かにイリヤの言うとおり、二つのステッキには万能な力が備わっているようだ。
そんな力を自分のような子供が使うなんて……そう思わずにはいられない。

パール「硬直状態になっていますが、実戦ではこうはいかないと思ってくださいねアリア様」

アリア「わかったよ……」


【アリアの行動判定】
1 攻撃
2 スキル発動
↓1

※身体強化の効果は継続中

攻撃方法選択は省略


アリア「とりあえず、もう一回!」

ステッキを再度振るい、もう一度魔力弾を放つアリア。

イリヤ「ちょ!? 中村さん、結構攻撃的だね!?」

ルビー「イリヤさんが保守的であるとも言えますけどね」

イリヤ「ああー! もうっ!」


回避判定
アリアの身体強化により数値変動。
0~3でイリヤの回避成功。4~9でイリヤの回避失敗。
回避失敗の場合
アリアの総合攻撃力650-イリヤの防御力400=総合ダメージ量250
となってイリヤの総合HPが2450→2200になる

イリヤの総合HP2450→2200


イリヤ「いやあっ!?」

再度放たれた魔力弾も命中し、イリヤを的確に襲う。

ルビー「いやー、イリヤさん意外とヘタレです?」

イリヤ「そういうんじゃないよ! ただいざとなるとちょっと……」

模擬戦闘を観戦していた凛とシャルロットが何やら真剣な顔をしているのが見えた。

凛「あの子……度胸があるというか、好戦的なタイプなのね」

シャルロット「正直言うと意外だったわ。でも……カード回収には必要な要素よ」

凛「かもしれないけど……忘れないでよ? あの子達はこっちの事情に巻き込まれただけの一般人だってことを」

シャルロット「もちろん」

すると、二人の間に凛が割り込んでくる。

凛「さあ、これである程度は戦いの仕方もわかったんじゃない? 模擬戦にあまり時間をかけても仕方ないし、もしこれで大方理解できたっていうならやめてもいいけど?」

パール「確かに時間ももうすぐですし、あまり時間をかけるのはダメかもしれないですね」

アリア「…………」


↓最速2票入ったの
1 チュートリアル終了
2 チュートリアル続行

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       _. . : : : : : : : : : : : : : : : : .、
     . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、

    . : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : ヽ: : : : : .、
   /: : : :/: : : : : :/: : : : :l: : : : : : : : :l: : : :l: :ヽヽ
  l: : : :-l: : : : : : l__/イ: : : : l: : : l:l、: /〉: : :ヽヽ

  l:-:-:‐l: : : : : : lヽ _〉--l: : : l: l: -‐ 〈/: l : : : 〉ヽ
  {: : : : l: : : : : : l: : / l;イ: : :∧l: :ll/x ヽ: l : : / ヽ

  、=:=:=l: : : : : : l/x=‐-xl: : / ヾ-'Uリ}>l: :l: : /   i
   l: :ヾ: l: : : : : <l{ f:::し'リヾ-''  弋ソ l/l: :l    i
   l: : : : l: : : : : :ヽ 弋_ソ      , ‐‐ l: : :l: :l    i
   l: : : : :l: : : : : l ii   ‐‐'           l : : l: l     i
   l: : :/: :l: : : : : l ii        _    . : : :l: l   /
   l: : :l: : :l: : : : : ト ii      -'  /l : : : l: l  /
  /: : :l: : :l: : : : : :l: ii`   _   /: : :l: : : : : :l‐'

  /: :l: :l: : :レl: : : : 、Vi     |: :l: : l: /ll: : : : : : l
 //レ: l、: l: :ll : : : lヾ     |、\从 l ヾ: : : 从
 ´  lヾl ヾl/ヾ--'ヘ      ヘ ヽ- _
     l/、  /   l        ヘ  ヽ / ヽ
    /   /__/⌒l ̄`   ' ̄l-‐‐-V  l
    l   \. ヽ  lヽ、 __ノl 。  /   l
    l    \ l  .l` ー──'゙ l  /   l

    ヽ      \.   l       l   l    l
     l    , -t‐゙ヽ l        l 。 l/⌒ヽl


【強引なチュートリアル終了でここまで。戦闘はこんな感じに進行していきます。
 何か改善箇所とか気になるところがあったら是非お願いします。
 個人的には敵のスキル連発がテンポ悪かったかなと……。あとこのシステムだとアサシンが強そう(迫真)】

           |ニ|ニ|
           |ニ|ニ|
           |ニ|ニ|    i\        /;
           |ニ|ニ|    |  \      / /
           |ニ|ニ|  \|   ヽ  /(   (
           |二|ニ|   } ∨  _V       )、  /
           |二|ニ|  ,、丶`    >———-ミ'
           |二|二| /    — ミ———< _V
           |二|二|    ⌒ヽ    \
           |二|二| r、    ̄      \___,,.、丶
           |二|二| |: :.    \/   \___}_
           |二|二|.八: : 、  / > .,_   ` <⌒ ̄
         , ——|二|二|\ミ、 :\(ィf笊灯》(   ̄ ̄ ̄ ̄
      /:i:i:i:i:i:i:i:|二|ニア ⌒ 沁 : : : 乂ツ: : :ヽ ____
     Y:i:i:i:i:i:i:i/ニニ {::::::::::::}: 、: : : : : : : : : : :rノ \

      \:i:i:i:i:'二二|_乂::::::人: :v  フ:_:/⌒'<⌒\
          ̄i\_|_/∧__>'":i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ii\-=
            八 二 |二二|:i〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|-=\
            | 二 |二二|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i八-=
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              |二|二ニvヽ:)): : : : : : :.∨⌒) \_,)==
             |ニ|二二|ノ: : : : : _: : : : : マ:/⌒ヽ ー=彡
            lニ|二ニ|: : :__.:ノ//\: : : :\:i:i:i:i:\:i:i:i:i
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>>230
【チュートリアルの初回ターンでは省きましたが基本的には
 相手の攻撃→回避判定→魔術障壁発動か否か
 となってますがこれだと毎回発動した方がいいから選択の意味がないんですよね
 もう少し調整できたらなと思ってます】

【ということで明日(というか今日)の20時頃に再開します
 次回は初カード回収】

アリア「わかりました」

イリヤ「こっちもです」

凛の提案を受け入れた二人は転身を解いて凛とシャルロットのところへ行く。

ルビー「それにしても、アリアさんでしたっけ? 貴女の魔法少女姿もなかなか可愛らしいですね! ウエディングドレス姿というのは魔法少女の定番とは少しかけ離れているかもしれませんが……それを含めてグーです!」

パール「そうでしょうルビー姉さん! この年齢でウエディングドレスデビューなんて……そちらの二人にはまだ遠い先の話だというのに」

凛「あぁ?」

シャルロット「必要過程をすっ飛ばしたウエディングドレスなんてただのコスプレでしょう!」

アリア「そのコスプレをわたしは今してるのかぁ……」

改めて自分の魔法少女としての姿を思い返して何とも言えない気持ちになるアリア。

イリヤ「いやー……中村さん、結構適応が早い人なんだね。びっくりしちゃったよ」

アリア「イリヤスフィールさんの方だって同じだったと思うけど……」

イリヤ「あはは、そうだったかな? それと……せっかくこうして同じ境遇になったんだし、中村さんじゃなくて名前で呼んでもいい?」

ふとイリヤが真っ直ぐな瞳を向けてそんなことを言った。

イリヤ「もちろんわたしのことはイリヤって呼んで構わないからさ。同じクラスメイトとしても前から気になってたし」

実に積極的な姿勢。友達を作ることに何の抵抗もないイリヤの態度にアリアは少し面食らう。


↓1
1 イリヤと呼ぶ
2 イリヤちゃんと呼ぶ

アリア「それじゃあ……よろしくイリヤちゃん!」

イリヤ「うんっ。よろしくねアリア」

クラスメイトとしての最低限の付き合いしかなかった二人が同じ境遇に立ったことにより親しくなる。
その境遇が魔法少女になった者同士ということで、きっかけが喋るステッキなのだから奇妙な縁であった。

凛「話はそこまでよ。そろそろ時間だわ」

シャルロット「カードの反応はこの校庭の中央にある。歪みもそこで観測されているわね」

アリア「中央? でも何も見当たりませんけど……」

凛「カードがあるのはこっちの世界じゃないからね。……ルビー、パール。お願い」

ルビー「はいはーい」

パール「わかりました」

ルビーとパールがそう返事をすると、足元に魔法陣が展開された。

イリヤ「ええっ!? こ、これ何なんですか!?」

凛「カードがある世界に行くのよ」

アリア「それって別世界ってことですか!?」

シャルロット「ご明察」

ルビー「半径2メートルで反射路形成!」

パール「鏡界回廊一部反転します!」

驚く二人を尻目にルビーとパールが言葉を紡いでいく。

シャルロット「わたし達は『鏡面界』……そう呼んでいるわ」

ぐるりと視界が回った。
意味が分からず困惑したアリアとイリヤが瞳を閉じ、次に目を開けた瞬間――世界の雰囲気は一変していた。

アリア「ここは……?」

先ほどまで見ていた光景と何ら変わりないはずであった。
しかしその光景から放たれている雰囲気は間違いなく別のものである。
まるで鏡に映された別の世界のような……。

パール「詳しい説明をしている暇はないようですね。アリア様にイリヤ様、中央をご覧下さい」

パールに指示され校庭の中央に視線を送る。するとそこにはありえない光景が広がっていた。
空間に亀裂が走り、そこから髪の長い女性が出てくる。
目元はマスクのようなもので覆い隠されているが、胸部や服装で性別はすぐに判別できた。
しかしその女性が放つ雰囲気は酷く歪んでいる。まるで彼女を中心に毒素が放たれているような――。

シャルロット「クラスカード・ライダー……報告通り実体化したわね」

凛「それじゃあ二人共、油断せずにね!」

イリヤ「投げっぱなし!?」

ルビー「イリヤさん、きますよ!」

パール「構えてください二人共!!」

女性――ライダーが二人を敵と判断し構える。
こうなってしまっては仕方ない。何も抵抗せずやられるがままになるくらいなら、やるしかない――!!

アリア「イリヤちゃん、とりあえず……やるよ!」

イリヤ「りょ、了解っ!」

それぞれステッキを構えてライダーに向かい合う。
こうして魔法少女となった少女の初めての初陣が幕を上げた。


【戦闘開始します】

【ちょっと離れます。21時頃に再開予定】

中村アリア 所持カード0枚
【ステータス】
総合HP5000
筋力 E(☆0)
耐久 A(☆☆☆☆☆0)
俊敏 E(☆2)
魔力 B(☆☆☆☆0)
幸運 A(☆☆☆☆☆0)

【所持スキル】
・魔術障壁 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の魔法攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。成功の場合次の自分の総合攻撃力がマイナス200。
・物理保護 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の物理攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。成功の場合次の自分の総合攻撃力がマイナス200。
・治癒促進 A
 味方ターンのみ使用可能。
 5ターンの間HPが100ずつ回復。
・身体強化 A
 味方ターンのみ使用可能。
 次の自分の攻撃が終わるまで筋力と耐久を250ずつ増加。
 攻撃時の命中コンマに+1の補正。

【習得攻撃方法】
・砲射 近距離~遠距離攻撃 魔法 威力200 特殊効果無し
 魔力を弾にして砲撃する基本的な攻撃。


イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 所持カード1枚(アーチャー)
【ステータス】
総合HP3000
筋力 E(☆)
耐久 C(☆☆☆)
俊敏 D(☆☆)
魔力 B(☆☆☆☆)
幸運 A(☆☆☆☆☆)

【所持スキル】
・魔術障壁 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の魔法攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。成功の場合次の自分の総合攻撃力がマイナス200
・物理保護 A
 味方敵ターン両方で使用可能。
 味方ターンでの使用時、次の自分の行動まで相手の物理攻撃に対して250の軽減。
 敵ターンでの使用時、その攻撃に対してのみ250の軽減。この場合コンマ下一桁で成否の判定を行う。成功の場合次の自分の総合攻撃力がマイナス200
・治癒促進 A
 味方ターンのみ使用可能。
 5ターンの間HPが100ずつ回復。
・身体強化 A
 味方ターンのみ使用可能。
 次の自分の攻撃が終わるまで筋力と耐久を250ずつ増加。
 攻撃時の命中コンマに+1の補正。

【習得攻撃方法】
・砲射 近距離~遠距離攻撃 魔法 威力200 特殊効果無し
魔力を弾にして砲撃する基本的な攻撃。
・散弾 近距離~遠距離攻撃 魔法 威力180 特殊効果 命中補正+2
 魔力の弾を一面に散らして攻撃する。

黒化英霊・ライダー
【ステータス】
総合HP 6500
筋力 C(☆☆☆)
耐久 D(☆☆)
俊敏 B(☆☆☆☆)
魔力 B(☆☆☆☆)
幸運 E(☆)
宝具 A+(☆☆☆☆☆★)

【所持スキル】
・対魔力 C
 次の自分のターンまで魔法攻撃を150軽減
・石化の魔眼 B
 魔力B以下の敵を2ターン石化させる。コンマ下一桁0~4で成功。
 対象が魔力C以下ならランクが1下がるごとに成功幅が1ずつ増加。
・怪力 C
 次の自分のターン終了まで物理攻撃に150の補正

【宝具】
・騎英の手綱 A+ 近距離~遠距離全体 物理 確約ダメージ量1000 特種効果なし
 召喚した天馬による強烈な突進。範囲内の敵全員にダメージ。

【攻撃方法】
・鉄杭 近距離~遠距離 物理 威力250 特殊効果 コンマ0~1で対象を1ターン捕縛
 鉄杭を使って相手を絡め取る。
・飛び蹴り 近距離 物理 威力300 特種効果 特になし
 助走をつけた飛び蹴り。

【行動順】
ライダー→イリヤ→アリア

【強制戦闘終了条件 10ターン目が終了するかライダーが宝具を2回しようとする。
 宝具使用条件   3ターン目開始から】

【配置場所選択】
↓1
アリアとイリヤを配置する場所を前衛中衛後衛から一人ずつ選択。

よく考えたら今回は前衛だけ決めれば問題なかったですね。
というわけでイリヤの配置場所は中衛とします。


【1ターン目 ライダーの行動判定】
直後コンマ判定
0~6で攻撃
7~9でスキル発動

【ライダーの攻撃判定】
↓1のコンマが
0~4なら鉄杭
5~9なら飛び蹴り

↓2のコンマが
0~4ならアリア
5~9ならイリヤ
が攻撃対象になる

↓3のコンマで総合攻撃力の追加威力判定

攻撃方法 飛び蹴り
攻撃対象 イリヤ
総合攻撃力 800


最初に動いたのはライダーであった。
地を蹴り、尋常ならざる速さで攻撃に入る。

イリヤ「こっち!?」

その狙いはイリヤであった。
助走により勢いが強まった右足上段の蹴りがイリヤの即頭部を抉ろうとする――!!


↓1
前衛のアリアを対象に【庇う】を発動しますか?
発動する場合攻撃対象をアリアに変更。
発動しない場合攻撃対象はイリヤのまま。

今更ながら変更点書き忘れてました
・魔術障壁を敵ターンで使用時、成功の場合のみ次の攻撃にマイナス補正
・敵がスキルを発動した場合、次のターンは強制的に攻撃となる
・【庇う】を選択して攻撃対象を変更した場合、回避判定は無し。魔術障壁使用判定はする


【攻撃対象 イリヤ→アリア】

↓1
魔術障壁を発動する?
する場合はコンマ下一桁が0~4で成功。

魔術障壁じゃなくて物理保護でしたすいません
あと物理保護も魔術障壁と同じ扱いをします


アリア「イリヤちゃん、危ないっ!」

イリヤの前にアリアが割り込み、ライダーの攻撃の身代わりになる。

イリヤ「アリアッ!?」

パール「物理保護が間に合いませんでした……!! アリア様! 大丈夫ですかっ!?」

アリア「…………」

左腕でライダーの飛び蹴りを受け止め、その衝撃で砂埃が舞い上がる。
そうしてしばし無言の後。ライダーが後ろに飛び退ったところでアリアが口を開いた。

アリア「い、たぁ……!?」

イリヤ「ええっ!? そりゃ痛いだろうけど、痛いだけなの!?」

ルビー「物理保護無しで攻撃を受け止めるなんて……この姿になればある程度は身体能力が上がるとはいえ……」

パール「い、意外と頑丈なんですねアリア様……」

アリア「それはどうでもいいから……!」

痛みは全くないわけではなく、アリアの顔も僅かには歪んでいた。
しかし裏を返せば僅かに歪んでいるだけなのだ。三人が驚くのも無理はない。


【攻撃結果】
ライダーの総合攻撃力800-アリアの防御力500=総合ダメージ量300
アリアの総合HP5000→4700

【1ターン目 イリヤの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動
3 場所移動

※ この戦闘では限定展開は選択不可となります。

【イリヤの発動スキル選択】
↓1
1 魔術障壁
2 物理保護
3 身体強化

限定展開は選択不可もなにもアーチャーの限定展開って弓だけで使い物にならないんじゃなっかったっけ

>>279
まあそうなんですけど、一応書いておきました。


イリヤ「ルビー! 身体強化お願い!」

ルビー「わっかりましたー!」

イリヤの体に魔力の膜が張られる。
これが身体強化の合図。筋力とその他の物理的な身体能力を向上させる。

アリア「それじゃあわたしはその間に……」

こちらの様子を見ているライダーを前にアリアがイリヤの前に立つ形で動いた。


【1ターン目 アリアの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動
3 場所移動

攻撃方法一つにより攻撃方法選択安価は省略。


アリア「砲射!」

スタンダードな攻撃方法。魔力弾をライダー目掛けて飛ばす。

「ッ――!!」

一直線に飛ぶ魔力弾は的確にライダーへと吸い込まれていく。
それを見てライダーはピクリと足を動かした。


【ライダーの回避判定】
ランク差3により直後コンマ下一桁が0~6で回避成功。
回避失敗の場合、アリアの総合攻撃力650-ライダーの防御力400=総合ダメージ量250
よってライダーの総合HP6500→6250になる。

【アリアの攻撃失敗】


アリア「なっ!?」

パール「あらら……あの怪物、俊敏性に関してはなかなかのようですね。これは長期戦になるかもしれないですよ」

凛「そんなことは許されないわ! なるべく短期決戦をしなさい!」

シャルロット「少なくとも宝具だけは使わせないこと! いいわね!?」

ルビー「あんなに離れた場所で言われてもねぇ……」

凛とシャルロットの二人は校舎の物陰に隠れた状態でアリアとイリヤの戦いを見守っていた。
カレイドステッキを持つ者の攻撃が効果的であるとはいえ――この光景はどうなのかとアリア達も疑問を抱いてしまう。

イリヤ「っていうか、宝具って何?」

ルビー「言うなれば敵の切り札だと思ってください。出されたらほぼ壊滅的なダメージを受けてしまうでしょう」

アリア「わかった。……わかった」

自信の無さや恐怖を誤魔化すように再度小さく呟くアリア。
ともあれ、勝負はまだ始まったばかり。やれることは全てやるつもりである。


【2ターン目 ライダーの行動判定】
直後コンマ下一桁
0~6なら攻撃
7~9ならスキル発動

【ライダーの使用スキル判定】
直後コンマ下一桁で判定
0~3なら対魔力
4~6なら石化の魔眼
7~9なら怪力

【使用スキル 石化の魔眼の対象判定】
直後コンマ下一桁で判定
0~4ならアリア
5~9ならイリヤ

↓2のコンマ下一桁で成功判定
0~4で成功。対象を2ターン石化。
それ以外で失敗。

【石化の魔眼 失敗】


瞳を覆っていたマスクが取られ、その両眼がアリアを捉える。

凛「まずい……」

シャルロット「アリア! その眼を見てはいけない! 石化するわよ!」

アリア「ええっ!?」

しかし時既に遅く。アリアの両足が僅かに石化し始めていた。

パール「まずいですまずいです! アリアさん、このままじゃ――」

だがパールの慌てる声を遮るようにその石化した部分が治っていったのだ。

ルビー「対魔力による抵抗でしょうか……? 何はともあれナイスですアリアさん!」

アリア「別に何もしてないんだけど……」

アリアは何かをした自覚は持っていなかった。知らないうちに石化が治っていたのだ。
原因と理由が気になるところだが、今は考えている余裕もない。
とにかく目の前の敵に集中しないと。


【2ターン目 イリヤの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動
※ 身体強化の効果継続中

【イリヤの攻撃方法選択】
↓1
1 砲射
2 散弾

イリヤの総合攻撃力930


イリヤ「まずは――攻撃を当てる!」

ステッキを振るったイリヤ。するとアリアとの模擬戦闘と同様に魔力弾が一面に散るように発射された。

ルビー「これならいくら俊敏性に優れているといえど、そう簡単には避けられないはず……!」

アリア「これって散弾銃をイメージしてるってことだよね……?」

パール「そういうことですね」

散弾銃をイメージした攻撃……。もしかしたら自分にもできるかもしれない。
そう思いながらアリアはライダーの動作を見逃さないように視線を前に向けるのだった。


【ライダーの回避判定】
ランク差2により成功率+1
イリヤの身体強化と散弾により成功率-3
よって直後コンマ下一桁が0~2で回避成功。
回避失敗の場合ライダーの総合HP6250→5320になる。


【アリアが攻撃方法・散弾を習得。
 威力や効果はイリヤと同じとします】

計算式でライダーの防御力が抜けてましたね、すいません。


【回避成功】

「ッッッ!!」

魔力弾の隙間を縫うように左右に移動し、全ての攻撃を回避してみせるライダー。

ルビー「避けたぁ!?」

イリヤ「ちょ! あの怪物、ちょっと速すぎじゃない!?」

アリア「これじゃあ攻撃を当てるのにも一苦労だよ……」

二対一ということもありこちらに分があると思っていたアリアであったが、その認識が甘かったことを噛みしめる。
数で勝っていても質に差がありすぎるのだ。俊敏性一つにとっても敵の方が圧倒的に優れていることが既に理解できた。

パール「ですが諦めるわけにもいきません!」

ルビー「パールちゃんの言うとおりです! まだまだ勝負はこれからですよ!」


【2ターン目 アリアの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動

【アリアの攻撃方法安価】
↓1
1 砲射
2 散弾

アリアの総合攻撃力800


アリア「砲射!」

再び放たれる魔力弾。今回も先ほどと同様にライダーへ的確に飛んでいく。

ルビー「いけいけー! 頑張れアリアさーん!」

イリヤ「ルビーはどうしてそんなにも元気なの!? 今そういう空気じゃないよね!?」

パール「そういう空気じゃないからこそ、ですよ! 気持ちが暗くなれば心身にも影響が出ますからね!」

イリヤ「そういうものなのかなぁ……?」


【ライダーの回避判定】
ランク差3により直後コンマ下一桁が0~6で回避成功。
回避失敗の場合アリアの総合攻撃力800-ライダーの防御力400=総合ダメージ量400。
よってライダーの総合HP6250→5850となる。

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          ̄〈 ̄〉⌒マア7..\...................../\...............∨::::::::::/.      |        \
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         〈\ \(__ノ:::::{..../´ ̄ ̄ ̄ ̄/:/{{.....|\......∨::::}       |               \


【2ターン目終了したところでここまで。
 次ターンからライダーの宝具解禁です】

【次更新は9日夜20時頃ですかね】


敏捷に差があると厳しいね

    /: :/: : : :/ : : : : : : :/: :/: : : : : :l: : : : : : : : :l: : : : : : : : \
   //: : : : : j : : : : : : : j<: : : : : : ; ィ: : : : : : : : :l: : : :ヽ: : : : : ヽ

   /:j: : -‐: : :j : : : : : : : j\ \: : / l: : : : : : : : :l: : : :/l: : : : : : .
   l: : : ‐- : : l : : : : : : : l: : :丶_∨  /: : : : : : : : :l 、: //:l : l: : : : :lヽ
   l: \: : : : :.l : : : : : : : l: : :/  _/:_: : :l: : : : : l Vイ: :l : l: : : : :l ,
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  /'  l: l: l: : l : ∧lゞ: l: : : : l\ /  "'- 、:l: : :l j: : : : : : : l : :l/
    l: : :l: : : /  l V: : : : :l  \   l V从:l V从: : : : :l: l:l
    /: : :l: : /  ̄`丶V: : : : :l   ヽ  l 丶 ゞ   \.: :.l: l:l
   /ィ: l: :l/      \ヾ: l  / l\l\l         \l 从
    l: l:/  -── 、   \  / ∧ l、
    ∨/      丶    \/  ∧ l 丶
     l/          丶    l   ∧l  丶
     l          丶   l   ∧o  ヽ


>>305 確かにこのままだとほとんどのクラスカード相手に避けられまくりそうなんですよね。
      最初はランク差3で回避側が初めて1有利になるよう考えてたんですが……】

【宝具使用の計算式は更新前に載せますね】

              >''"  ̄ "''<
            /         \
           / ア.         ヽ  ∨
            ,'. ,' l イ从乂 }、)ヽ}、Y  l }
            ノ. ハ {、{_   `''"¨   }  | {
         ,イ{イ{ �  `   .,ィ竓トァ . |ヽ
          } }. ィ筏芯   ゞ‐゚'/  l' ヽ
        (、_ノ /,' ハ.`¨´     〈  ハ ヽ`=-
         爻Y゙/  ノ人   `_  .ィ} {、 >ノノ
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          爻 乂 从(,リ.    〈ヽ  ノ(乂''"
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        l   ムニニ=≦、ヽ、    -==彡>   /
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.       |. ,'彳ニニニニニニトニVニニニニニ==ム〈
.      }. ムニニニニニニニニ}ニ}ニニニニニニゞ=', Y

.      }._{ニニニニニニニニミ}ニリ彡ニニニニニニハ {_、
      ハ     `¨''ニア゙マニニニニニニ==イ >イ

      ,' >''" ̄"'<.   `〉〈´        {
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.          l.         ,'.   l         l


【宝具使用の計算式は
 確約ダメージ量+宝具ステータス+物理なら筋力・魔法なら魔力
 で出た数値に、宝具使用決定後のコンマ下一桁判定に×50の数値を足したものとします】

【なのでライダーだと最高攻撃力2300最低攻撃力1900の全体攻撃ですかね】

【回避判定は通常どおりの予定。更新は20時~20時30分でお願いします】

【ライダーの回避成功】


アリアの放った攻撃。それをライダーは見事な身のこなしで回避をした。

アリア「くぅ……!!」

アリアとイリヤの二人はカレイドステッキという魔術礼装により能力が上がっているので理屈としては理解できる。
しかし今目の前に立つ女性の怪物――ライダーはどうだ?

カレイドステッキのような身体能力を上げるような道具を持っているようにも見えない。
だからこそのクラスカード・ライダーなのだが、それをアリアやイリヤが知る由もない。

イリヤ「あの怪物……ライダーだっけ? 動き速すぎじゃない!?」

ルビー「ライダーは敏捷性に関しては最高クラスですからね。動きの速さに差があっても仕方ないです」

パール「しかし数に関してはこちらに部があります! とにかく攻撃しまくりですよー!」

凛「パールの言うとおりよ! とにかく攻撃あるのみ!」

ルビー「あんなに遠いところで言われてもねぇ……」

しかし凛の言葉も正論であった。
先ほど話に出てきた宝具――それを出される前に倒さないといけないのだ。


【3ターン目 ライダーの行動判定】
直後コンマ判定
0~7なら攻撃
8~9なら宝具発動

※直前ターンでスキル発動によりこのターンでのスキル発動は無し。
 3ターン目開始によりライダーの宝具解禁。

【ライダーの攻撃方法判定】
直後コンマ判定
0~4なら鉄杭
5~9なら飛び蹴り

↓2のコンマ判定
0~4ならアリア
5~9ならイリヤ

↓3のコンマ判定
下一桁の数値×50が総合攻撃威力に加算。

【攻撃方法 飛び蹴り。
 攻撃対象 アリア。
 攻撃威力加算 350】


ふと、ライダーの姿が消えた。

アリア「あれ? どこに……」

パール「アリア様! 上から来ます!」

イリヤ「アリアッ!!」

パールとイリヤの焦るような声が同時に聞こえ、アリアは上を見る。
するとライダーが今にもその足による蹴りを放とうとしているところだった。

アリア「ッ!?」


【アリアの回避判定】
ランク差3により直後コンマ下一桁が0~2で回避成功。
回避失敗なら、ライダーの総合攻撃力950-アリアの防御力500=総合ダメージ量450。
よってアリアの総合HP4700→4350となる。

ごめんなさい物理保護判定忘れてました。
というわけで今から物理保護判定。

【アリアの物理保護安価】
↓1
物理保護を使用しますか?
する場合はダメージ量が250軽減。そのレスのコンマ下一桁が0~4で成功。
しかし成功の場合は次のアリアの攻撃力にマイナス200の補正。

【アリアの回避失敗・物理保護間に合わず】
アリアの総合HP4350。


パールが物理保護を展開しようとするも、それよりもライダーの攻撃速度の方が上回っていた。
砂埃が舞い散り、周囲の視界を覆い尽くす。

アリア「く、ぅ……!?」

かなりの痛みがアリアの右腕に走るが、それでも動けないほどではなかった。

パール「ごめんなさいアリア様! 物理保護が間に合わず……!」

アリア「これくらいなら大丈夫だよ……!」

とはいえダメージは着実にアリアに蓄積していっている。

ルビー「防御はアリア様に任せます! イリヤ様、行きますよ!」

イリヤ「鬼畜だねルビー!?」


【3ターン目 イリヤの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動
3 場所移動

※始まって短いですが少し離脱します。再開は1時間後くらい?

【イリヤの攻撃安価】
↓1
1 砲射
2 散弾

【イリヤの攻撃 散弾
 総合攻撃力 880】


イリヤ「散弾ッ!!」

魔力弾が雨のように垂直に広がり、ライダーの行き場を封じるように放たれていく。

ルビー「威力よりも命中を優先した姿勢はやはり保守的なイリヤさんらしいかもしれないですね」

パール「ですが今の戦況を見るとイリヤ様の判断も間違っていませんわ」

イリヤが放った魔力弾は的確に、ライダーへと向かっていった。


【ライダーの回避判定】
ランク差2により回避判定に+1。
イリヤの散弾により回避判定に-2。
よって直後コンマ下一桁が0~3ならライダーの回避成功。
回避失敗の場合、イリヤの総合攻撃力880-ライダーの防御力400=総合ダメージ量480。
よってライダーの総合HP6250→5770

【ライダーの回避失敗】
ライダーの総合HP5770


先ほどのライダーが放った飛び蹴りとほぼ同程度の砂埃があちこちで巻き上がる。

「ッ――!?」

ライダーの緊迫した空気が一瞬にして全体に放たれた。
回避をしようとするも、それに間に合わず次々に被弾するライダー。

イリヤ「よっし!」

ルビー「さすがですイリヤさん! この調子でいきましょう!」

イリヤの放った魔力弾を被弾し、ライダーの動きが一瞬止まった。
その隙を狙って今度はアリアが動く。


【3ターン目 アリアの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動
3 場所移動

【アリアの攻撃方法選択】
↓1
1 砲射
2 散弾

【アリアの攻撃 散弾選択
 アリアの総合攻撃力1080】


アリア「わたしも……散弾ッ!!」

イリヤに続くようにアリアも魔力弾を扇状に砲射する。

パール「アリア様もこれができるようになりましたか……」

ルビー「いいですよー! イリヤさんもアリアさんも実にいいです!」

初めての別パターンでの攻撃であったが、アリアは意外にも上手くやれていた。


【ライダーの回避判定】
ランク差3により回避判定に+2。
アリアの散弾により回避判定に-2。
よって直後コンマが0~4なら回避成功。
失敗の場合、アリアの総合攻撃力1080+ライダーの防御力400=総合ダメージ量680
よってライダーの総合HP5770→5090になる。

【ライダーの回避失敗】
ライダーの総合HP5090


続けて放たれた魔力弾の雨にライダーは回避が叶わず、被弾する。

アリア「よし!」

イリヤ「やったぁ! アリア、さすが!」

二度連続で攻撃が命中したことによりアリアとイリヤが喜びを表現するように拳を握る。

シャルロット「二人共、油断は禁物よ!」

ルビー「敵、動きます!」

視界が晴れ、ライダーの姿が徐々に出てくる。
するとライダーが動いた。


【4ターン目 ライダーの行動判定】
直後コンマ下一桁で判定
0~4で攻撃
5~7でスキル発動
8~9で宝具発動

【ライダー宝具発動 威力加算判定】

直後コンマ下一桁×50加算。0は500となります。

【ライダー宝具発動】
確約ダメージ量1000+物理攻撃300+宝具ステ550+威力加算300=総合ダメージ量2150


その瞬間。背筋が凍るほどの寒気が走った。
ライダーの正面に展開された魔法陣。それが何を意味するのか――凛とシャルロット、そして二本のカレイドステッキが気付く。

凛「宝具を使う気よっ!」

シャルロット「ルビー! パール! 二人を守りなさい!」

イリヤ「ほ、宝具って!?」

アリア「さっき言っていた敵の切り札……!?」

地を揺るがすような気迫と風圧が広がっていく。
マズイ、と思った時には既に遅かった。


「騎英の――手綱(ベルレ・フォーン)ッッ!!」


【アリア・イリヤの物理保護判定】
物理保護を使用しますか?
する場合は↓1でアリア、↓2でイリヤを判定。

【アリア・イリヤの物理保護間に合わず。続いて回避判定】
ランク差3により直後コンマ下一桁0~2でアリアが回避成功。ランク差2により↓2コンマ下一桁0~3で回避成功。
回避失敗の場合それぞれの総合HPが
アリア総合HP4350→2200
イリヤ総合HP3000→850となる。

【アリア・イリヤの回避成功】


何も考えていなかった。
ただ無我夢中に走っていた。

二人は何もしていない。ただ左右に思いっきり走り――その隙間を縫うように天馬に乗ったライダーが通り過ぎていったのだ。

イリヤ「いやああああ!?」

アリア「ッッッ!?」

剛速球だとか、車の突進だとか。そんな幼稚な表現では収まらないほどの突進力。
天馬が通り過ぎた後の地面を根こそぎ吹き飛ばすような暴風の余波ですら有り得ないほどの衝撃を広がらせたのだが――それでも直撃だけは避けられた。

凛「嘘……避けた?」

シャルロット「本来の力と比べて劣化しているとはいえ、宝具を相手に避けてみせるなんて……!!」

ルビー「うっひょー! 二人共、反射神経と悪運はずば抜けて凄いみたいですね!」

パール「物理保護すら間に合わないほどの突進を避けるなんて……」

ただの幸運と言うには枠外すぎる結果。
その原因は? 気にならないと言えば嘘になるが……当の本人二人はそれを気にする余裕もなかった。

イリヤ「怖っ!! あんなの直撃してたら終わりじゃん!!」

アリア「切り札って言ってたけど、あそこまでだとは思ってなかった……!!」

天馬が消え、再びライダー一人が残される。
とりあえずこの結果は喜ぶべきだろう。凛とシャルロットはそう思っていた。


【4ターン目 イリヤの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動
3 場所移動

※ ライダーの宝具使用回数 1回

【イリヤの攻撃安価】
↓1
1 砲射
2 散弾

【イリヤの攻撃 散弾】
イリヤの総合攻撃力930


イリヤ「これでっ!」

再びイリヤが散弾銃の要領で魔力弾を放つ。

アリア「イリヤちゃんいけぇ!」

パール「ドンドン行きましょう! 相手は人じゃないので遠慮は無用ですわ!」

アリア「殺伐としてきたね……今更だけど」


【ライダーの回避判定】
ランク差2により回避判定に+1
イリヤの散弾により回避判定に-2
よって直後コンマ下一桁が0~3なら回避成功。
回避失敗の場合、総合HPが4560になる。

【ライダー回避失敗】
ライダー総合HP4560。


敏捷性が高い敵を相手にすれば命中率を優先した攻撃をするのは至極当然のことである。
だが、それゆえに校庭の風景が一変するような衝撃が周囲に広がるようになっていた。ここが鏡面界でなければ大惨事になっていただろう。

パール「流れ弾に当たらないように注意しないといけないですね」

アリア「さすがにそこまでのドジはしないと思うよ……わたしもイリヤちゃんも」

ルビー「うーむ、しかしこれだと長期戦を覚悟しないといけませんね」

パール「その分宝具をまた使われる可能性も高くなりますし……難しいところではあります」

とはいえ攻撃を当てないと勝てないのも事実。
パールの言うことも間違いではなかった。


【4ターン目 アリアの行動安価】
↓1
1 攻撃
2 スキル発動
3 場所移動

【アリアの攻撃安価】
↓1
1 砲射
2 散弾

【アリアの攻撃 散弾】
総合攻撃力 880


アリア「てやあっ!」

ステッキを横に振るい、アリアも魔力弾を扇状に発射する。

ルビー「そこです! アリアさん、頑張れ!」

シャルロット「予想していたとはいえ、かなりの長期戦になってるわね」

凛「……」

シャルロットの言葉に凛は何も反応を示さなかった。
まるでそれよりも別のことを考えているような……そんな表情。

シャルロット「どうかした?」

凛「いや……ちょっとね」


【ライダーの回避判定】
ランク差3により回避に+2
アリアの散弾により回避に-2
よって直後コンマ下一桁が0~4なら回避成功。
失敗の場合、ライダーの総合HP4560→4080になる。

【ライダーの回避 失敗】
ライダーの総合HP4080


「ッ……!?」

いくら敏捷性に優れた英霊が相手といえど、これほどまでの連射となればそう簡単には回避することもできず。
結果としてライダーは再び攻撃を身に浴びることになる。

イリヤ「くぅ……や、やっぱり強いんだねあの敵……」

ルビー「劣化しているとはいえ英霊が相手ですからね。本当ならカードがあればもう少し楽にはなるんですが……」

パール「ああ……凛様が持っているカードはアレですもんね……」

アリア「カード?」

パール「説明はこの戦いが終わってからということで!」


【5ターン目 ライダーの行動判定】
直後コンマ下一桁で判定
0~4で攻撃
5~7でスキル発動
8~9で宝具発動

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.         〈 ヘ   y' /  | Y | |  |〇} | l ヘイ | |  ト''       /
.          ヽ, \ ヽ/  | l  | |  |  |  | |  |  | 、,ノ       /ヽ,
.           |   `|   |  | |  |O |  ' |    |l'        / /


【5ターン目、ライダーの行動判定が終わったところでここまで。
 最初はギリギリ勝てるか勝てないかのラインかなって思ってたけど、絶対に見込みが甘かった。反省してます……】

【一応ライダーが宝具をもう一回使うか10ターン目が終わるかすれば戦闘は強制終了です】

【戦闘面で何か改善するべきところあったら是非お願いします。とりあえず散弾が強い】

意見
現状砲射選ぶ意味がほとんど無いです
味方ターンで使う物理保護はほぼ身体強化の下位互換になってます
あと、今回の戦闘で散弾連打以外の有効な選択ってありますか?>>1としての意見を聞いてみたい

        /\                             \  \   \
         '     ヽ                         \ ____ヽ )ヽ ) \
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     '         ',                    >   >‐…‐- ミ  | /  |  /'
    /          ',               —=ア-—…—-ミ  /  \   '/'
    ,'         ',                     /_/      \    /ヽ/〈 ヽ
              ',              /  ∧  ``丶、 __ \ /   ∨  }
   ;           /            ⌒7 __/       \ ̄ ̄ V    ',  '
   i          '               / /「 /:|  `、       \   .   ハ/
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   |         |    __,,.、丶´///\ ,   |:\|    \      〈⌒ |/  / ヽ \
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              ⌒):i:i:i:i:i:i:i:i\::i:\  ,   |:i|:i{: : :、: \| 乂ツ  \  ̄ ̄ |   ||        )二ニ
    ',           ', ):i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i\   |i:i人: : : : : : : /  /:/.:.:.|  |   ||      <〈二二
    ‘,           ', ⌒⌒¨Y:i:i:i:i:i:i:i:i:\:i:|    |八 \: ー/   /⌒\|  | 八     )_)二二
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>>363
 これくらいならぎりぎり勝てるラインかなとふわっと決めただけなので……】

【ちょっと調整してきますね。ライダー戦はこのままやる、かもしれない】

【明日か明後日に更新できたらと思ってます】

                                                          __
                                                     jI斗fセア二ニ≧s。,
                                    _             ィf〔ニニニニニニニニ≧x

                                     ィi{    ヽ        ィf〔ニニニニニニニニニニニニヽ
                                   ィi{        ハ   ) txf〔ニニニニニニニニニニニニニニi{
                         (i ,ィ⌒  //  /ノ从 j人ヽ`ー-‐-‐-s弌ニmニニニニニニニニ> '"⌒'xi{
                           rx ヾ `,.' ´ィ/ ノ/‐ェ-jノ-ェ人ヽ>-<¨'¨ヾ)ノ' (ニニニニニ> '"     。sニ=-x
                        弋¨¨_ Y´  /込、 _' イ≧s=ァ-ミゝニ>'"ニニニニニ/    _rxY´x'ヽ'"¨x ヽ
                          ゝ=ニ- ァ乂ニアy`x イj/=彳ニ=-‐升ニニニニニニj_ , . x' ,, Y  ヽ乂'ー' =- i

        ,., }!  _ _ , , . . 。 。 。 。 - - ‐ ‐ '"=='"‐ rf⌒iY= = = = = ニ ニ - - ‐ ‐ =ァ ' " " 弋 У从 ノ/"/ ノ ’
        (斗ir── = = = = ' ' ¨ ¨ ”  ̄ アニニニlニムヽゝーr'ニ=r-<jニニニニニニニニノ´       '´ `x` ー- イ ノ
          }!                 /ニニニニlニム ` xヽニニ`寸ニニニニニニニニj           ` ー = ´
                           /ニニニニl!ニニヽ  iノ二二r/ニニニ=== = イ
  h、              、_  ,,   /ニニニニl!ニニニゝ 辷==ェェ=o '´  ̄  ̄
  l!込、       jI斗fセア⌒ニニニニニ/ニニニニニlニ弌ノ      ハ
  マニニ≧=ニ==ニ二ニニニニニニニニ/ニニニニニj//      .::::' ',
   寸ニ/  `寸ニニニニニニ二二ニ/ニニニニムイ/       ,.: '  i!
    `ーレ升⌒'x `寸ニニニニニニニノニ> ' "´   /      , .:: '   0ヽ
      /ニニ込、 ー-=====-‐ ´⌒        /     , . : '    7iゝ’
       /ニニニr-ゝ ヽ             /    , .. : '"     7::l ヽ
      `寸ニニ/   ',  \         ムイ /ゝs≦: '"       /::::j!
        ⌒    i!   >-‐=ニ  ̄     /> '"        /イ7
                 l!     ⌒' ー-=              イ::::  /
              l!        jI斗- ─── - -┬ '":: i   /


【ところでこのままTRPG風でやるか別の方法を取るかどっちがいいですかね】

【好きな方やればと言われたらそれまでですが】

         |ニ|ニ|
           |ニ|ニ|
           |ニ|ニ|    i\        /;
           |ニ|ニ|    |  \      / /
           |ニ|ニ|  \|   ヽ  /(   (
           |二|ニ|   } ∨  _V       )、  /
           |二|ニ|  ,、丶`    >———-ミ'
           |二|二| /    — ミ———< _V
           |二|二|    ⌒ヽ    \
           |二|二| r、    ̄      \___,,.、丶
           |二|二| |: :.    \/   \___}_
           |二|二|.八: : 、  / > .,_   ` <⌒ ̄
         , ——|二|二|\ミ、 :\(ィf笊灯》(   ̄ ̄ ̄ ̄
      /:i:i:i:i:i:i:i:|二|ニア ⌒ 沁 : : : 乂ツ: : :ヽ ____
     Y:i:i:i:i:i:i:i/ニニ {::::::::::::}: 、: : : : : : : : : : :rノ \

      \:i:i:i:i:'二二|_乂::::::人: :v  フ:_:/⌒'<⌒\
          ̄i\_|_/∧__>'":i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ii\-=
            八 二 |二二|:i〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|-=\
            | 二 |二二|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i八-=
            | 二 |二二|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/-===
            | 二 |二二|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ノ ̄\:/-====
            | 二 |二二| '⌒寸二彡へ '///-=====
          / 二 |二二〈: : : : \/: : : ヽイ-======
            {/ ̄| ̄ \.}: : : : : : : : : : :/-========
           \.二| 二 / : : : : : : : : : /-=======( ̄
             >—<: :{: : : : : : : : : :.{  ̄ ̄ ̄\=\
              |二|二ニvヽ:)): : : : : : :.∨⌒) \_,)==
             |ニ|二二|ノ: : : : : _: : : : : マ:/⌒ヽ ー=彡
            lニ|二ニ|: : :__.:ノ//\: : : :\:i:i:i:i:\:i:i:i:i
             /|ニ:|ニニ|/// ----‐‐==彡:i:i:i:i:i:i:i\:i
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【復習のために改めて原作とアニメ見返してたら戦闘凄い……凄くない? ってなったんで戦闘テンポ重視します。
 安価とコンマを使って戦闘も簡易判定にします。下一桁で9が大失敗、0が大成功って感じで……。ゾロ目は特殊判定?
 他のスレとかでよくある感じで】

【ガバガバ判定と進行でお見苦しいところをお見せしましたがこれならモチベ維持して書けるかもしれない】

【ということで早速今日の22時くらいに更新します。プリズマ☆イリヤのSS増えろー】

凛「ぼさっとしない! 動くわよ!」

続けて放たれるライダーの飛び蹴り。
右へ左へとステップを踏むようにして放たれるそれは的確にアリアの頭部から頸部を狙う。

アリア「パール! ぶ、物理保護!」

パール「了解です!」

ライダーの攻撃を寸前のところで防御するアリア。
一対一で見ればアリアが劣勢であるように見えるが、それは違う。

イリヤ「散弾!」

アリアの後ろから横に飛び出したイリヤがルビーを振るい、魔力弾を乱射した。
その魔力弾はライダーとその周辺を的確に狙い撃つ。魔力弾を分けて射出していることもあり一発の威力は低いものであったが、それでもライダーの動きを止めるには充分であった。

ルビー「アリアさん! 今です!」

アリア「わかった……!」

土煙が晴れ、動きを止めていたライダーの姿が見えてくる。


↓1
1 距離を保って砲射
2 勇気を出して接近!
3 散弾しつつ様子見をしよう

【下一桁が9に近いほど状況が悪くなり0になるほど良くなる】

判定【9】 状況超悪化。


土煙が晴れ、クリアになっていくライダーの姿目掛けて魔力弾を放つアリア。

――だが、アリアがステッキを振り終える前に状況は一変する。

シャルロット「アリア!」

アリア「へ……?」

クリアになった視界にライダーはいなかった。
その代わりにアリアの体に巻きつく鉄杭。それは上空にまで続いていて、そこにライダーの姿があった。

イリヤ「アリアッ!」

アリア「いやあっ!?」

フリーフォールのように体が浮き上がり、そのまま急降下して地面に叩きつけられる。

アリア「かっ……!?」

体全体に走る痛み。
本来なら骨が折れるほどの衝撃を受け、アリアは顔を歪める。
その程度で済んでいるのはカレイドステッキの力のおかげか――はたまた別の要因か。

イリヤ「アリア! 大丈夫!?」

ルビー「イリヤさんダメです!」

アリアを心配して駆け寄ろうとするイリヤであったが、それを見逃すほどライダーは甘くない。
鉄杭によって絡められたアリアを横に振るい、イリヤを巻き込む形で放り投げる。

アリア「があっ……!?」

イリヤ「痛っ……!?」

二人して大きく地面を転がっていく。
すぐに体制を立て直そうとする二人。その前に広がっていた光景は――二度目の悪夢であった。

ライダーの前に広がる魔法陣。
地面を抉り取るような暴風と、見る者全てに恐怖を与えるような威圧感。

宝具。
一度目は幸運にも回避することができた。

なら二度目は?

凛「二人共、こっち来なさい! ダメ元だけど防壁を張るわ!」

シャルロット「早く! 間に合わない――」

シャルロットの言葉は続かなかった。
圧倒的な突進力。直線上に存在するもの全てを破滅させるような一撃が再び放たれようとしている――!!


直後コンマ判定
0~6 ??「……限定展開」
7~9 アリアの力開放? 



「――クラスカード『ランサー』。限定展開」

その瞬間。はっきりと誰かの声が聞こえた。
アリア。イリヤ。凛。シャルロット。ルビー。パール。

この場に居る誰でもない声だった。
別の乱入者。それもアリアやイリヤと同い年くらいの、少女の声。

「刺し穿つ(ゲイ)――」

ライダーの背後から少女が襲いかかる。
その手には槍が一本。朱色の槍は少女の華奢な手に握られ、確実にライダーを捉えた。

「――死棘の槍(ボルグ)!!」

少女の放った槍の一撃はライダーの心臓を貫く。
アリアとイリヤが二人で戦った時間を嘲笑うかのように一瞬だった。たったそれだけでライダーは消えていく。

「『ランサー』接続解除。対象撃破。クラスカード……『ライダー』、回収完了」

槍が姿を変え、一本のステッキへとなっていく。
それはルビーやパールと同じような装飾が施されていた。


直後コンマ下一桁判定
奇数 「……誰?」
偶数 「もしかして、わたし達以外の魔法少女っていう……?」



アリア「……誰?」


突然の乱入者にアリアはそう言うしかなかった。
記憶を辿ればこの少女の正体にも気づけるかと思ったのだが、それよりも驚きが勝っていたらしい。

「…………」

だが、少女は反応を示さない。
その代わり、更に離れた場所から誰かの笑い声が聞こえてくる。

「オーッホッホッホ!!」

イリヤ「今度は誰っ?」

凛「この笑い声は……」

シャルロット「……はぁ」

この場に似合わないほどに大きな笑い声。それを耳にして凛とシャルロットが露骨に顔をしかめる。

「まずはカード一枚いただきましたわ! 無様ですわね遠坂凛にシャルロット・スターガーデン!!」

その声の主は金髪のツインテールが印象的な、まさにお嬢様といった風貌の女性であった。


直後コンマ判定
高ければ高いほどルヴィアとシャルロットの仲は比較的良好。

判定【79】 多分認め合ってる仲だってばよ


シャルロット「ルヴィア……」

アリア「ルヴィア? ってことは、あの人がもう一本のステッキのマスターっていう……?」

何度か話には出ていた名前を聞いてアリアはそう聞き返す。

凛「ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト。わたしやシャルと同じ、カレイドステッキのマスターだった魔術師よ」

ルヴィア「ちょ! 何を勝手に過去形にしているんですの!?」

シャルロット「それじゃあどうしてそっちの子がサファイアを持っているの? どう考えてもステッキに見限られたようにしか見えないんだけど」

パール「まーた始まりましたね」

ルビー「いつまで経っても成長しない人達ですねぇ」

凛、ルヴィア、シャルロットの三人が言い合いをしている姿をルビーとパールが見守る。

もう一人のカレイドステッキの持ち主。それはアリアとしても気になる存在ではあった。
しかしあちらの――寡黙そうな少女も気にならないと言えば嘘になる。

戦闘は無事に終わり、多少の話ならする時間もありそうだ。それなら――


↓1
1 ルヴィア達の方へ行く
2 寡黙そうな少女の方へ行く



アリア「ね、ねぇ。ちょっといい……かな?」

少女の雰囲気に気圧され、恐る恐るといった感じにアリアが話しかける。

「……何?」

パール「サファイア姉さん! どうも!」

淡々と口を開く少女とは裏腹にパールが元気よく喋る。

サファイア「久しぶりね、パール」

アリア「サファイア……? ああ、そっちのステッキの名前……?」

サファイア「そうです。そちらはパールの新しいマスターということで間違いありませんか?」

パール「ええ! この人が私の新しいマスターになった中村アリア様ですわ!」

どんと胸を張るように体を反らしながらパールが言った。

アリア「ちょっと! そういうのはわたしの方から言うことっていうか……」

「美遊」

一言。
少女は短くそう名乗った。

美遊「わたしは美遊。一応、マスターとして同じくカード回収をする身同士、名乗っておく」


直後コンマ判定
美遊からアリアへの印象

判定【24】 ちょっと印象悪い


アリア「美遊ちゃんね。わたしは……さっきパールが言ったけど、中村アリア。よろしく」

そう言ってアリアは美遊に握手を求める。
しかし美遊はその手を取らず、黙ってアリアの顔を見ていた。

美遊「別にわたしは仲良くする気はない」

アリア「へ?」

美遊「経緯はどうあれわたしも貴女も、あっちの子もカード回収をするんでしょう? だから最低限名乗りはしたけど、それ以上親しくなる必要はない」

アリア「そんなこと……」

否定をしようとして、口が止まる。
アリアの口が止まるくらいの威圧感が美遊にはあった。
最低限のラインを敷き、そこから先へは誰にも立ち入らせない。そんな態度。

アリア「……えっと」

それでもなんとかして続きを口にしようとするが、それよりも前に凛やシャルロットが全員に呼びかける。

凛「それじゃあとりあえず、現実世界に帰るわよ。このままじゃこの世界の崩壊に巻き込まれるわ」

シャルロット「三人とも、お願い」

鏡面界に来た時と同じように全員の足元に魔法陣が展開される。
そうしてアリア達は初のカード回収を終えた――。


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    .从: : l: : :.j} i : : : : {i: : 八:/ : : 小

      乂从 し| i: : : : l从イレ入<: }
     , -'"    八i : : i乂      `  、
   /        {l: : 从           ,
    '        {j∨           /    ,
   l  ヽ                    /     l


【今回終わりです
 ようやく美遊登場。しかしデレません】

【次はアリアが施設に帰宅~翌日美遊転校くらいまでを予定
 プリヤ世界線の神父って何やってんだろ……】

             _ -─‐-
 < ̄< ̄ ̄ ̄> ´       ` 、

   ` <`<__/           \   \
   __≧zア          ヽ  ヽ  ヽ
. / ____/        ',    ヽ: } |ハ   ',
(/____/_      ∧     ∨ ,.イ八ヘ :|ト
. \ ⌒` <   \      '、    ∨ jァミ {ハ}ヽ
  ___」__≧z \ノ   ` 、    Y心  乂__ ',
  ⌒^<__  >ヘニ彡  ヽ   ∨ソ    } |
      八\/彡ヘ マ   Y⌒ヽ\ ',    ィ:|
     ({  、 :/  } ',  人ゝ、ヘ :}\',   `ノ リ
     \  ∨  ;  ',   `ァーヘ:ト _ヽ_/ /
            ',  /  /  / /___}l__{八\/⌒ヽ
        /}/ :/  / /   リ  >'"⌒ヽ/⌒ヽ
       /:∠ 彡   / /    /  /       Y⌒∨
      / /    / :/   ノ  /       }丶
.   / /  彡イ /  /   /       |_ ',
 / /´ ̄ ̄  //__/___/  ヽ  _/´ /: }
./ /´ ̄ ̄ ̄ / /{ |/    :    〔::ア: : : :/} /
:{ (     // 〈 マ(  /    、   {´: : : : イ :j/
八: \  /( 〈   ', {\     ヽ  |: : : : : :|
  ⌒/   \ ヽ   �  ヽ :l       /!: : : : :イ^ヽ
   /      ⌒ヽ {∧  |     / :| : ://⌒',
.  /            |�ヽ.__」_,..イ: : :|//     }
 /           |: : 〉: :}: : : : : :}: : / /     /
./               | :/ \}: : : : : :}: :{ /     ,′
_,.. -───-ミ  _/ \ノヽ: : : : } : |′     l
: : : : : : : : : (⌒\ マ : : : : :/ー-: : : :{: : \.    l
__,.-┬─-ノ   }\: : : :/: : : : : : ノ: 、 : : \  l
⌒\_ノ -/⌒\_}  ヽノ: : : : : / /⌒\ : :ヽ |
ニ二 __{    \ `^く: : : : : :ノ: :( ̄`ヽ、 ヽ : ヽ!
⌒\  八    ヽ   \ / ̄ ̄ \  | � \: 〉
   ヽ___>'"´ ̄ ヽ   {       }ヽ}  八.  \
  ∠:::::::::/:::::<⌒\{   ',   _ノ  ∨   ∨⌒)
⌒/:::::::<⌒ヽ:::::>ミ:::\_∨⌒::::(   }    } /
:::〈:::::/⌒Y⌒ く  (_,イ⌒マ⌒\:::::\  ヽ  イ} |
:::::ア:::::/::{    ` <~ゝ⌒アヽ:::::::::::::::\ ', :|ljノ
::::(:彡::::::::人      `^Y´ ー-/::::/:::\:::}ヽ)八
/ (:::/::::/:..、      ‘,  (:/乂人:::}:::ト彡 ヽ
⌒\ (::::/{::::/\       ‘,       ヽヘ∨    ',
  } )/  「{::ノ \r‐v‐v-ム           ∨⌒\ ',
  ( ̄「\ }|   くヽ_r‐彡'^‘,           マ⌒\ソ


【どうも。今日も20時頃からのんびりと更新していきます
 プリヤもHFも映画楽しみやでー】



鏡面界から帰ったアリア達はそのまま帰宅することにした。

イリヤは凛と。
美遊はルヴィアと。
そしてアリアはシャルロットと。

パール「イリヤ様に美遊様ですか。同じ戦場に立つ者同士、仲良くやれればいいですね」

アリア「それはそう思うけど……」

イリヤについては問題ないだろう。しかし美遊に関しては厳しいところかもしれない。
あの人を寄せ付けない雰囲気。他者との隔たりを感じるような強いオーラ。
彼女と友人になるには相応以上の時間を必要とするだろう。その間に危機的状況に陥らなければいいのだが。

シャルロット「大丈夫でしょう。あの子だって仲間割れをするような子じゃないと思うわ」

パール「でも美遊様経由で凛様とルヴィア様がまーた喧嘩をする場合があるんじゃないですか?」

シャルロット「……そうなったらそうなったよ」

深夜の道路で二人の少女と一本のステッキが会話をする。
事情を知らない人間が見ればなかなかにシュールな光景ではあるが、話している内容は本人にとって至極真面目なものであった。

アリア「ところでシャルロットさんってロンドンの時計塔ってところから日本に来たんですよね?」

シャルロット「そうだけど……それがどうかした?」

アリア「いえ……日本での住まいってどうしてるのかなって思って」


直後コンマ下一桁判定。シャルロットの住まいはどうなってる?
1~3 一人暮らしの実家があるよ
4~6 それなりに豪邸の実家があるよ
7~9 完全に外国育ちだから家無いよ。だからルヴィアの家にご厄介になるよ
0 ルヴィア並の豪邸があるよ

判定【2】 一人暮らしの実家があるよ


シャルロット「昔別件で日本に来た時に住んでたこっちの実家があるから、そっちに住んでるわ」

アリア「へぇー……」

シャルロット「って言っても家族は外国に住んでるし、今はただの空家になってたんだけど」

とはいえ日本と外国に家をそれぞれ持っているということ自体が小学生のアリアにとって驚きで仕方なかった。
そしてその事実だけでシャルロット・スターガーデンがどれほどの裕福な家庭に生まれたのかがわかってしまう。

シャルロット「わたしとしてはアリアがどうしてあそこの施設に住んでるのか、が気になるんだけど……」

アリア「…………」

その問いにアリアは黙る。
中村アリアは昔の記憶を鮮明に覚えていない。
家族を亡くして、身寄りの無いまま流されるようにあの施設に引き取られたのは覚えている。
しかしどうして家族を亡くしたのか。引き取られるまでの経緯はどういったものなのか。それがイマイチ不鮮明だった。

シャルロット「まあ、あまりその辺りの事情を無理に聞き出すつもりはないわ。でもカード回収をする以上、ああいう場所の規則というのは面倒極まりないから」

パール「確かに。施設の人にバレたりしたら面倒ですしね」

事情全てを見抜かれないとしても、深夜に勝手に出回っているとなればそれだけでアリアの身が危なくなる。
追い出されるなんてことにはならないとしても、普通の家庭で深夜の出歩きが見つかるよりは面倒なことになるだろう。

シャルロット「それを含めても今後どうするか考えないとね。……っと、そろそろだったかしら」

曲がり角を右に進んだ先に見慣れた施設が視界に入る。

冬木市児童養護施設。アリアが暮らしている施設だ。

シャルロット「それじゃあわたしは帰るわね。深夜までお疲れ様。施設の人間に見つからないように気をつけなさい」

最後にそう言ってシャルロットが立ち去る。

アリア「ふぅ……疲れたぁ……」

パール「初陣お疲れ様でした。しっかり休んで体の疲れを癒してください」

アリア「とは言っても、学校があるからあまり休めないかもしれないけどね」

電柱の影に隠れて一時的に転身し、壁を飛び越えてすぐに元の姿に戻るアリア。


その瞬間。近くから誰かがやって来る気配を感じた。

アリア「えっ」

パール「誰か来ます!」

姿を隠すためにパールがアリアの髪の中に潜り込む。
だがアリアが姿を隠すよりも前に、その人間はアリアの前に姿を現してしまった。


直後コンマ下一桁判定。誰が来た?
1~4 ??「深夜の出歩きは関心しないな少女」
5~8 ???「こんな時間に何をしていたのかしらね」
0 両方
9 下のレスで再判定

判定【5】


「おかしな不審者が潜り込んできたのかと思ったら……ここの人間じゃない」

その人物は白衣に身を包んだ女性だった。
初対面、ではない。アリアはこの人物を施設と学校の両方で見ている。

アリア「カレン先生……」

カレン・オルテンシア。
穂群原学園小等部の養護教諭をしている女性であり、不定期にこの施設でも医療の活動をしている人間である。

カレン「ああ、別に誰かに陰口するなんてことはしないから安心してちょうだい。わたしはこの施設の正規の職員じゃないから」

アリア「それは……どうも」

カレンがこの施設を不定期に訪れるのは養護教諭としての仕事の一貫らしかった。
しかし仕事はある程度こなすものの、その人間性はどこかおかしいことをアリアは知っている。
体育の日。怪我したクラスメイトを適当な処置で済ませて追い出していたのは記憶に新しかった。

カレン「それにしても、どうせ深夜の出歩きをするなら何かに巻き込まれて命からがら逃げ出してきた……くらいの状況に陥ってほしいわね」

アリア「本当、よくそれで先生になれましたよね……」

教師らしからぬ言葉にアリアは何度目かわからないため息を吐いてしまう。

とはいえここで見逃してくれるのはありがたかった。なのでアリアは余計な話をして他の人間に見つかるのを避けるために頭を下げてさっさとこの場を去ろうとする。

しかし、次にカレンが放った言葉はアリアの足を止めるには充分すぎた。

カレン「それとも、もうすぐそういう状況になるところだったのかしら?」

アリア「ッ……」

ぴたり、とアリアが止まる。

アリア「どういう意味……ですか?」

カレン「冗談よ。そんなに怖い顔をしないでちょうだい」

小さく肩をすくめるカレン。その顔からは適当なことを言って誤魔化そうとしている様子は感じられなかった。

カレン「それじゃあわたしも帰るわね。学校で何か怪我をしたら保健室に来なさい。貴女は特に診察してあげるから」

アリア「それ、結構前から言ってますけど……それも冗談ですよね?」

するとカレンは小さく笑い、言った。


カレン「これは本当よ。わたし、貴女には興味があるもの。いろいろと、ね」



【翌日に進みます】

翌日・朝の登校。

直後コンマ下一桁判定。誰と出会った?
1~3 イリヤ
4~6 美遊
7~8 自転車に乗った見慣れない男子高校生
0 イリヤと男子高校生
9 誰とも出会わず学校へ

判定【4】 美遊と出会った


美遊「あ」

アリア「あ」

それは本当に偶然だった。
昨日出会ったもう一人の魔法少女――美遊と鉢合わせする。

アリア「お、おはよう」

美遊「……おはよう」

挨拶を交わす二人。しかしその場に流れている空気は張り詰めたような、そんな空気だった。

パール「サファイア姉さん、おはようございます」

サファイア「おはよう」

ランドセルに隠れたステッキ二本も挨拶をする。

アリア「って、その制服とランドセルってもしかして。というか美遊って、もしかして……」

自分と同じ制服に身を包んだ美遊の姿を見て思い出す。
昨日出会ったオーギュストという男性の言っていた言葉。
転校生という単語と、美遊という名前。

昨日は戦いの後の高揚感もあって聞きそびれた、というよりは忘れていたアリアであったがようやく思い出した。

サファイア「はい。美遊様は今日から穂群原学園の小等部に通うことになっています」

美遊の代わりにサファイアが言う。

【ちょっと休憩します。22時頃に再開】

アリア「そうだったんだ……。同じクラスになれたらいいね」

美遊「…………」

アリアの言葉を受けても美遊は何も言わず黙るだけ。

パール「ううん……なかなか気難しい人みたいですね、美遊様は」

アリア「かもしれないね……」

クラスメイトになるかどうかは別としても、同じ目的のために動く者同士なのだ。
一応最低限の付き合いは約束されているものの、普段からこうではアリアの方も動きにくい。

アリア「と、とりあえず行こっか」

同じ学校の生徒になる以上、ここで別々に別れる意味もない。なのでそう提案したのだが――重苦しい空気が流れるのは目に見えていた。


直後コンマ下一桁判定
1~3 美遊「そういえば渡すものがあるんだった」
4~6 アリア「美遊ちゃんってルヴィアさんの家に住んでるんだよね?」
7~9 サファイア「よろしければカード回収について説明をしておきますが」
0 美遊「貴女って……」

判定【0】 核心を突くかもしれない


美遊「貴女って……」

前を歩くアリアの背に向かって美遊が話しかける。

アリア「え?」

美遊「……カード回収には巻き込まれただけ?」

それは質問としては簡単なものであった。
しかし美遊の顔は質問の内容と似合わないほどに真剣な顔である。

アリア「そう、だけど」

美遊「そう……それにしては、気になることがあるんだけど」

アリア「気になることって?」

美遊「昨日の戦闘、見させてもらったけど……黒化英霊の一撃を物理保護無しで受け止めた件」

パール「確かに。昨日は戦いの流れもあって聞きそびれましたけど……あれは私も気になるところではあります」

アリア「それは……」

疑問を抱くのは当然であった。黒化英霊の一撃を受けてあの程度で済むのはどう考えてもおかしいものである。
しかしその疑問にアリアは答えられない。なぜならアリアもその疑問を抱いているのだから。

美遊「いくらステッキの力があるとはいえ、あれほどの耐久力は考えられない。貴女……何かを隠しているんじゃない?」

アリア「そ、そんなことないよ!」

美遊「でも、そうでないと説明ができない。あの英霊は攻撃面ではあまり優れていないとはいえ、それでもわたし達に比べたら能力は高いから」

アリア「そう言われても……」

身に覚えが無い言葉であったが、ふとアリアの頭にシャルロットから言われた言葉が蘇る。


シャルロット『もしかして魔術師の関係者だったりしないかしら?』


魔術。魔術師。中村。冬木市。
多くの単語がアリアの脳内に流れ出る。何かを思い出しそうで――その寸前でアリアは思いとどまった。

思い出してはいけない。何故かそんな気がする。

アリア「ごめん。やっぱり何も知らない」

美遊「……そう」

一歩。また一歩と美遊が前へ出る。

美遊「別に貴女を悪く言うつもりはないけど、その件を解決しないと貴女を信用はしきれないから……」

そう言って先を歩く美遊を止めることはできなかった。


【朝の登校を終わります】



美遊は転校生という立場上、まずは職員室に行かないといけないらしくアリアは一人で教室を目指していた。

アリア「パールはさ。わたしのことどう思ってる?」

パール「はて。どう、とは? 恋愛的な意味でですか?」

アリア「どうしてそうなるの!? そうじゃなくって……美遊ちゃんが言ってたこと」

パール「異常なまでの耐久性。黒化英霊の一撃を受けても微量なダメージで済ませる頑丈さ。確かに気にならないと言うと嘘にはなりますが……」

廊下の喧騒に紛れるようにパールの冷静な言葉が続いていく。

パール「別にアリア様がどういう人間であろうが、些細な問題です。今のアリア様は私にとってのマイ・マスター。それが全部ですから」

冷静に。しかしそれが当たり前のように言う。
過去は過去。今は今。どれだけの過去があろうと、今が大事だというパールの意見。

楽天家であると言われればそれまでだ。しかしそれでも今のアリアにとってパールの言葉はありがたいものだった。

アリア「あはは。ありがとパール」

パール「いえ。マスターを気遣うのは当然の役目ですから」

アリア「それならシャルロットさんに対してももう少し優しくしていいんじゃないかな……?」

そんなことを話しながらアリアは教室に入る。すると――。


龍子「いやっはー! アリアっちおはようさん!!」

教室に入ったアリアを出迎えたのはクラスメイトの一人、嶽間沢龍子だった。

アリア「えっ?」

雀花「おーい、いきなり騒ぐな。アリアも驚くだろ」

那奈亀「いやー、ごめんね朝から」

美々「イリヤちゃんから聞いたよ。知らない間にイリヤちゃんと仲良くなってたんだねぇ」

イリヤ「あはは……ごめんねアリア。仲良くなったーって軽い気持ちで話したらこんなことに……」

龍子「イリヤの友達なら俺の友達でもあるだろ! そういうことだ!」

那奈亀「どういうことだよ」

龍子「ぐえっ!?」

那奈亀の拳が龍子の腹部に吸い込まれていく。それに伴って龍子が変な声を出して床に倒れた。

美々「ま、まぁそういうことだから……よければわたし達とも仲良くしてくれると嬉しいかな」

雀花「これで断られたらちょっとショックではあるけどなー」

アリア「え、えっと……」

正直なところ、アリアは困惑していた。
施設で暮らしているということを他人に知られるのを嫌がってこれまでクラスメイトのほとんどと最低限の関係しか持っていなかったというのに、イリヤの一言だけでここまで事態が変貌するのか。

イリヤ「アリア」

イリヤがアリアの名前を口にする。その顔は優しい笑みが浮かんでいた。

アリア「よ、よろしくっ」

知らない間にアリアはそう言っていた。

魔術師とか、そんなのは関係ない。
今は魔法少女になってカード回収なんてしているけれど、それでもわたしは普通の子供なんだ――そう思っていた。

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【今回ここまで。美遊さんはどうしてあそこで0を出すのか】

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