安価で学園系魔法バトルSSしつついろいろしたい (367)

スレタイですべてを語っているスレです

まずは主人公名を安価↓1~5 

その中で一番コンマが大きいものを採用します


名前 性別 をお願いします

残りは基本友人や先輩透で出番があります




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488117751


主人公も決まったことでかるく世界観決めていきますか


魔法の種類は基礎属性6種、上位属性が4種あります

基礎属性は

威力が高い分魔力の消費が大きい         火属性
範囲、燃費には優れるが威力は低い        水属性
補助能力に長けるぶん、直接の攻撃能力の低い   土属性
範囲が広すぎる分、扱いが難しいが威力もある   風属性
攻撃能力は低いが傷をいやしたり補助が得意な   光属性
直接的な攻撃は少ないが精神攻撃などを得意とする 闇属性


高円宮芳仁の属性は?

安価↓1です

土属性の魔法が使えます

それでは入学する魔法学校の名前は?安価↓1




最後に…2つ

この世界は「比較的現代より」?それとも「異世界より?」

を安価↓2


2~6のキャラの中で幼馴染枠がほしいか?を安価↓4

でお願いします

それでは全員学校で知り合う感じですかな

本編はまた明日お願いします

腐女子は別の板でやれ

>>25
良いですけどまた今度安価とり感じですね

>>1です

ぶっちゃけエタりたくないので荒らしはスルーでお願いしますね

昔のエタスレで
唐突に新キャラ追加を要求→新キャラ募集をしたら即座に外見や設定をすでに決めた新キャラを出して採用させる→新キャラを出したやつが徹底的に新キャラ有利の安価を取りまくる→荒れまくってエタった
ということもあったので敏感になるのはわかる

まあ学園モノだしある程度男も必要かなーとは思ってる
というか女キャラ勢全員が同級生って訳じゃないから、もう少し安価取るよ

1です

始めようと思うので、1人だけキャラ安価を


校長的な人を安価↓1~3

属性は炎です

【名前・性別】【性格とか特徴とか】
を書いてください

最大安価を採用で、外れた人は他校の校長です

それではスタートなのです

【1章 はじまる学園生活!】




ここはよくありがちな世界

ただ一つ違う事があるとしたら…


魔法があることだろうか


この物語は 魔法がある世界の物語…




【サイタン市 アース校前駅】



「うおおおお!? 遅れるっ!?」


駅の階段を落ちるように駆ける少年 彼の名前は 高円宮芳仁 (たかまどのみやよしひと)


このたびジアース魔法学校に合格し、めでたく学生生活が…といいたいところだったが、いきなり寝坊という関門に引っかかっていた。



(くそう…!寝る前に漫画を触らなければっ…!)



ちらりと時計を見ると、なんとか間に合いそうだ



(いくしかない…!)



彼は今までの人生で 一番早く走ったのかもしれない…

ジアース魔法学校

4大元素属性といわれる4つの名門校の1つである。

彼は家に比較的近いこの学校を受験したが、その時、中学時代の親友と離れ離れになってしまったことを少し後悔している…




「はぁっ…なんとか…間に合った…」



何とか時間に間に合い、これから同級生になる面々が周りにいた。



(くそう…って何人くらいいるんだ?)



「あ、あのう…大丈夫ですか?」


明らかに走りつかれている芳仁に、誰かが声をかけてきたようだ




声をかけてきたのは…

安価↓2


1緑川 雫 (みどりかわ しずく)
2桃山宥紀(ももやま ゆうき)
3アリシア・フォングレース
4星野屋 和子 (ほしのやわこ)

2

雫「あの、これ、水です」

芳仁「あ、ああ…ありがとう」



雫「…もしかして、遅刻してきたんですか?」

芳仁「うぐっ…た、たまたまだ!…すいません」

雫「ふふふ、面白い人なんですね。私は、緑川 雫です。あなたは…」

芳仁「高円宮芳仁だ。よろしくな」


雫「たかまどみや…」

芳仁「たかまどのみや、だ」

雫「うう、難しい苗字ですね…」

芳仁「よく言われるな…」




キンコンカン☆コーン


『まもなく入学式が始まります。新入生の皆さんは体育館に集まってください』


雫「そろそろ行かないと」

芳仁「そうだな。それじゃあ、水ありがとう!」

入学式が始まった

入学式自体はよくあるものであった 


校長先生が女性であるのがすこし珍しく感じた程度だろうか?




結城校長「それでは、新入生代表に挨拶してもらいましょう」



芳仁(代表か…どんな奴なんだろう)




安価↓2


1桃山宥紀(ももやま ゆうき)
2アリシア・フォングレース
3星野屋 和子 (ほしのやわこ)
4新キャラ(男)


ここで1~3の選ばれなかったキャラは2年生のキャラになります

壇上に上がったのは見るからに日本人ではない、美しい少女であった


芳仁(おお…あんなきれいな人もいるんだな…)


結城校長「それでは、アリシア・フォングレースさん。挨拶をお願いします」

アリシア「ハイ。本日は…」



(アリシアの挨拶がおわると、入学式も幕を閉じた…)


移動中…


「オイオイオイ!あんな美少女がいるなんてな…!」

「ああ!これは俺たちに春が来たんじゃないか!?」



明らかにモテそうにない男子たちが盛り上がっている…


芳仁(…というかこれアリシアさんに聞かれてたら評価下がるんじゃないか…?)





芳仁「クラスは、1-Aか」


教室に入ると、見覚えのある少女が目に留まる


雫「あ…たか…たか…たかみや君…?」

芳仁「たかまどのみや、だ」

雫「うう、ごめんなさい…」

芳仁「まあ、いいさ。でも、しばらくしたら覚えてくれよ?」

雫「う、うん!」



こうして、魔法学校の生活がが始まった。

この生活の中で、何を見つけることができるのか…


すべては運命の導き…


【1話 完】

というわけで1話 カンです


正直言うならキャラをあんまり出すと1の頭がおかしくなるので、各学年6人くらい…って感じに考えています。



というわけでキャラを募集したいのですが…性格とかも安価したほうが面白そうかね?


まずは男キャラをあと2人、安価します

【名前・性別】【性格とか特徴とか】

を書く漢字で安価↓1~4です



大きいコンマ2つ採用…で、あとはあんまり無茶な設定はやめてね(やめろよ


例として挙げるならば…人の肉を食べることが趣味だとか、1日1回人を殺さないと爆発するとか
そういった明らかに無茶なものでなければOKです

古瀬 克己 (こせかつみ)

おどおどして気弱な性格

御崎 志童(みさき しどう)

常に機嫌悪そうにしてる

おおお…おもった以上に安価が…

(他校枠で使おうかな)



それじゃあ、最後の名前アリ同級生女の子!

安価↓1~3

条件は同じで、最大コンマ採用です!

渋谷 理沙(しぶや りさ)

無口で素っ気ない

渚 寧々子 (なぎさねねこ)内向的で引っ込み思案

うわりん

それでは、本日最後に先生枠をお願いします

安価↓1~5 全員です 誰がどの教科とかは…書いてもらってもいいし、書かなくてもいいです
かぶった場合にはコンマが大きいほうを優先…って感じですね


それではお休みなさい


2話【魔法のおさらい】

はたぶん明日です

舞坂 悼未(まいざか いたみ)

「保健医」兼「魔導銃装学」担当(無理なら保健だけで)

佐和 麻衣子 (さわまいこ)女
おっとりぽやぽや

なるほど、結構なひねくれものですな…

たぶん本心はやさしい…と思いたいです


アリシアいきまーす


アリシア性格特徴等安価↓1~3

基本最大コンマ採用 ルールは前回と同じ!

おれもニートの気分になるですよ


それでは最後!


高円宮安価↓1~3


基本最大コンマ採用 ルールは同じ!



それではまた明日!

アクアって名前のキャラろくなのいないな…

1です

再開しますね

【2話 魔法のおさらい】


クラスの全員が集まる中、まだざわざわと話し声が聞こえた。


しかし、ガララと扉が開くと、そのざわめきがしん、と消えていった。


響先生「みなさん、入学おめでとうございます。私は、黒鉄響。今年1年間あなたたちの担任をさせてもらうことになりました。どうかよろしくお願いします」



見た目は20代半ば、眼鏡をかけた少し大人しそうな先生がそう挨拶をすると、教室内から拍手が巻き起こった



芳仁(若い先生か…)

雫(魔法学校の先生で若い人はあんまりいないってお兄ちゃんが言っていたけど…珍しいこともあるんだね)



響先生「それじゃあ、あんまり長い話をするのもなんだし、自己紹介をしてもらおうかな?最初は…赤野くん」



そういわれると、教室の真ん中の男子学生が立ち上がった…




芳仁(おかしいな…?出席番号1番が真ん中って…)


ちなみに芳仁は窓側の5番目席であり、雫の1つ後ろだ

響先生「えっと…高円宮くん」

芳仁「あ、はい」



そういって芳仁は立ち上がる。


芳仁「高円宮芳仁です。今年1年間よろしくお願いします」


まばらな拍手があった…


そして、しばらくして

雫「み、緑川雫です。その…仲良くしてください!お願いします!」



芳仁の時よりも大きい拍手があった


芳仁(…かわいい子のほうが拍手おおきいじゃねーか!)



そして、クラス全体の自己紹介が終わり…



響先生「うん、みんなありがとう。いまいち覚えきれてないけど」ボソッ



芳仁(えっ、ひどくない?)



響先生「それじゃあ、今日はこの辺で解散します。明日は入学式があるから遅れないでね。それと…寮生活の人は11時から講習があるから1階ホールに集合するように!それでは、かいさーん!」





雫「…若い先生でしたね」

芳仁「ん…まあな。寮生活か…」

雫「高円宮くんは、どうなの?」



芳仁「おれは…」


安価↓2


1.寮生活
2 実家から通学

芳仁「俺は寮生活だな」

雫「あ、そうなんだ。私と同じだね」

芳仁「緑川さんも寮生活なのか」

雫「うん。こうでもしないとダメだと思って…」

芳仁「えっ?」


雫は一瞬表情を曇らせたが、すぐに普通の顔にもどった





【1階ホール】


保先生「みなさん、こんにちは。入学おめでとうございます。さて、それではお手元の資料を見てもらえますか?」



雫「これかな…」



芳仁と雫は隣の席であった。6人掛けの席で右端には入学式の時に壇上で話していた、アリシアの姿もあった。





保「と、すいません。私の自己紹介がまだでしたね。白銀保。学年主任兼土属性兼、社会系統の授業の担当をしています」



「なん…だと…?」


芳仁の隣の少年が思わず声を上げた。


芳仁(ど、どうしたんだ?)



大地「もう勉強しないで済むと思ったのに…チクショウ!」

保「…たまにいますけどね。君みたいな子。まあ、大丈夫ですよ」



保「なにせ…この学校はすばらしい教師たちがたくさんいますからね。安心してください」


ワハハハハ!!

ホール内が笑いに包まれた。


そんな中、白衣をきた女性が手元の書類を見ている

悼未(…入学試験は合格者60人中、60位。ダントツの最下位だった子ね。…それで、魔銃適性も0…はぁ)


思わずため息をついたが、その心は誰もわからず…


保「…それでは、話を進めますね」

保「基本的に寮は学年ごとに分けられます。まあ、いらぬ軋轢を生まないようにするための措置ですね」


保「学校から、徒歩5分にある、太陽寮と、月寮。これがあなたたちの寮ですね」



保「ここまで、わからない人はいますか?」


新入生たちからは返答はない



ただ、芳仁の横の少年はもう寝ているようだ。


芳仁(うん、こいつ大丈夫じゃないな!…しょうがないしあとで説明して恩でもうってやるか…)



保「それでは、話を再開しますね。基本的に3食出ますが、外食しても構いません。ただ、連続で外食があまりにも続くならば…何かしら、確認作業を行わせていただきます」


保「掃除、洗濯も自分たちでするようにお願いします。…それと、異性の寮に許可なく侵入することは禁止されていますので、注意をしてくださいね」



保「…ひとまず、基本的なことはこんなところでしょうかね。あとは基本的なことは生徒手帳に書いてありますし、そちらも参考にしてください」



保「それでは、男子女子に分かれて入寮してもらいます。男子は私に、女子はこちらの響先生についていってくださいね」




芳仁(寮生活か…やっていけるのか?…の前に、こいつを起こさなきゃな)


芳仁「…起きろよ」

大地「んあ…?大邪神 エルフェナーガの攻撃でおれは…」

芳仁「…俺はあまり突っ込みが得意じゃないんだ!」


全生徒がいなくなった後…


アドラー先生「わが友よ、尖兵の印を解しているのか?」

悼未先生「そんなところですね。…さっきの彼は、おいておくとして、あのチームは大丈夫かしら?」

アドラー先生「何を憂いるか。どのような眷属であろうとも…光は常にある。それを解し、金剛石へと変えるのがわれらの役目だ」

悼未先生「ううん…魔力最下位と、学力最下位が同じチーム…」



源十郎先生「大丈夫だ!そのために主席のアリシアと、あの一族の末裔といわれる東郷寺が同じチームにしたと保も言っていただろ?」


悼未先生「そうね…保先生の判断なら、そう間違いはないかしら?」






そのころ…太陽寮


保「それじゃあ、荷物を運んでいってね。終わったら食堂に集合すること」



芳仁(結構な量だな…少し、大変か?)

「おい」


声をかけてきたのは?


安価↓2

1 東郷寺 鋼
2 雪野 大地

「お前…荷物が多いな」

芳仁に声をかけてきた男は、自分と同じ年に見えないくらいの体躯を持っていた。身長を180をゆうに超えているだろう



芳仁「あ、ああ」


鋼「…俺は東郷寺鋼という。お前の隣室だからよろしく頼むぞ」

芳仁「そうなのか!?…というかよく知ってるな」

鋼「隣人になった縁だ。お前の荷物、少しもってやろう」

芳仁「いや、でもさすがに…」


芳仁の荷物はキャリーバック2つ分だ。鋼の荷物も少ないが、それでも負担にはなるだろう。



鋼「…大した重さではないな。よし、行くぞ」

だが、鋼はキャリーバック2つを軽々と持ち上げ、階段を昇って行った



芳仁「す、すげえ」



【芳仁の部屋】

部屋はきれいに整頓されていた。ベッドや風呂も新品同様であった。


鋼「…よし、と。それじゃあ、あとで会おう」

芳仁「あ、東郷寺…ありがとな」

鋼「…なに、気にすることはない。これから3年間の長い付き合いになるんだからな」

芳仁「お前…いいやつだな」




芳仁「イケメンすぎだろ…っと、早く準備しないとな!」



こうして、入寮も終わり、明日から授業が始まっていくのであった…



【第2話 完】

世界観紹介できてないじゃないか…!


3話こそ紹介したい…




それではまた明日…


3話 【魔法のおさらい(本編)】です…


…お休み安価するなら、生徒会長かな?


安価↓1~3で最大コンマの人が生徒会長として登場だぜ

ルールは同じで属性もよろしくおねがいします


それでは!

1です

現状の強さ(真正面からぶつかったとすると)

鋼≧アリシア>大地>芳仁>理沙>雫


って感じです(あくまで真正面からぶつかったとき)



第3話、始めます

3話 【魔法のおさらい(本編)】



いよいよ学校生活が始まった。




響先生「まずはおさらいといきまーす。魔法の種類には6種類あります。教科書の3ページを見てくださいね」


威力が高い分魔力の消費が大きい         火属性
範囲、燃費には優れるが威力は低い        水属性
補助能力に長けるぶん、直接の攻撃能力の低い   土属性
範囲が広すぎる分、扱いが難しいが威力もある   風属性
攻撃能力は低いが傷をいやしたり補助が得意な   光属性
直接的な攻撃は少ないが精神攻撃などを得意とする 闇属性



芳仁(土属性だよな…ただ…)



芳仁(属性の違いって、何かよくわかんないんだよな…現状、魔力を放出しやすいかの違いしかない…)



響先生「そして、4ページには、上位属性という4種類の属性も載っています」


炎属性 氷属性 物質属性 嵐属性


響先生「それぞれ4属性の上位といわれており…基本的に同じ属性の上位属性になることが多いとされています」



響先生「ただ…貴重なものなので、あまり知られてもいません。もし発現した人がいたら、教えてくださいね?」



芳仁(物質か…)

響先生「それと、魔法の発現に関しては多くは15歳~16歳にかけておきます。最も、魔法学校に入っての発現のほうが多いみたいですけど」


響先生「魔法の発現は、その人のイメージによって変わります」



響先生「例えば…火属性ならば、燃やす、焼き尽くす、あったかい…とったことでしょうか?」

響先生「基本的にランク8…つまり、8つの変化が使える、ということですね」



響先生「1年生の間に、これらを身に着けることが1つの目標です。がんばりましょうね?」




(キーンコーンカーンコーン)


響先生「あれ、もう終わりみたいですね。それでは、次は各属性の基礎授業ですから、予定表に書かれている場所へ行ってみてください」





雫「うーん、改めて習うと、簡単なようで、難しいね」

芳仁「イメージ…土ってろくなイメージな…東郷寺はどうなんだ?」



鋼「…俺はもう発現している。そして、3つ目まで変化をつかんだ」



芳仁「えっ…えっ!?」

雫「3、3つって…!?」


鋼「…冗談だ。発現は本当だがな」


芳仁「お、お前な…見た目の割に…」

雫「イメージと違う…!」


鋼「さて、そろそろ属性別の授業に行くか」


芳仁「あっ、逃げたな!」


芳仁と雫は、席が近いこともあり(芳仁の1つ後ろが鋼)自然と仲良くなっていった…

2限目 属性別の授業



保先生「さて、土属性はの担当をさせてもらう白銀 保、29歳です。改めてよろしくお願いしますね」


保「最初の授業で響先生たちから学んでいると思いますが…魔法のスタートは発現です」



保「…というわけで、シャッターを閉めます」



芳仁「えっ!?」



(ガシャン!)



保「今ここには新入生10人、土属性の人がいますね。半分の、5人。発現に成功したら開けてあげます」



「ちょっとまて!そんなん横暴だろ!」

「もし発現しなきゃ出れないのかよ!」



保「…もちろん、授業時間が終われば開放しますよ。ですが…」




保「ほかの属性のクラスに、何歩もおいていかれるかもしれませんね?」



「!」

その言葉に、全員の顔が真剣になる

保先生「ヒントは、『あきらめ』だよ。それじゃあ、みんな頑張ってね」



保先生がそう言うと、全員がうなり始める



「土…土…!」


「イメージだよな…」

「うるさいぞ!集中させろ!」





芳仁(…イメージ、イメージ…)


芳仁「俺の使う、『土』…そのイメージ…」





芳仁(…)



芳仁(…何か、違うな)



芳仁(土、のイメージをするのか…?何か、違う)




芳仁(…イメージを『考えるんじゃない』…?あきらめ…)


芳仁(…イメージじゃない)



芳仁(俺の、魔法は、)




「うおお、できたぞ!お前ら、みたか!」


そういうと、1人の男子学生が地面を触ると、土が盛り上がった




保「…これで、1人だね」


すこし残念そうにしながら、保先生は答えた。 



芳仁(…)



「よっし、できたぞ!」


「俺もだ!」



芳仁(…魔法は、イメージ『する』ものじゃない)



芳仁(イメージを…形にする。それだけだ!)




(カッ!)


保「ん…!」


保(彼、意外と勘がいいのかもしれませんね…あの班分け…面白くなりそうです)



芳仁(俺の中にある、『土属性のイメージは…』!)


安価↓1~3

最大コンマのイメージを採用します

芳仁「…決しておれぬ、固さだ」




保「…いやあ、驚いたよ。まさか15分で簡単に5人発現するなんて」




保「…あと45分、あるし、限界まで待つかな?」



保(いやあ、まさかちゃんとした発現までしてくれるとは…彼も楽しみかな)




そして、最終的には全員が発現できることとなった…




保「お見事…としかいいようがないですね。明日からは実戦的な練習も絡めていきますので、がんばりましょう」





そして、昼休み…



鋼「…そうか、ちゃんと発現したか」

芳仁「ああ。…しかし、実践的な練習なぁ…」

鋼「…武器とかもあればいいかもしれんがな」



雫「…」

芳仁「どうした緑川?」

雫「…うん、私、一番最後に発現したからさ…悔しくて…はぁ…」


鋼「…スタートが遅かろうとゴールが1番なら、問題あるまい」

芳仁「そうだな。それに、ちゃんと発現したならいいじゃないか。そっからがんばっていこうぜ」



そんな時、教室の入り口が騒がしくなった

誰かが教室に入り、大声で叫んだ





谷岡「俺は谷岡!この学校の情報通さ!」


芳仁(いや、知らねーよ)

谷岡「1階ホールに…なんと!班分けがされているんだ」



鋼「…」




「は、はんわけ?」

「それがどうしたんだよ?」



谷岡「馬鹿、知らないのか?この学校は1度班が決まれば、変更できない!しかも…俺はアリシアちゃんと同じはんじゃないんだ…!」



芳仁(だから知らねーよ…)



「なに!?誰と同じなんだ!?」

「俺か!?俺なのか!?」



鋼「…ずいぶん人気があるんだな、彼女は」

雫「かわいいもんね。お人形さんみたいだし…うらやましい…」




谷岡「とにかく見に行こうぜ!」

「あ、ああ!」


ダダダダ…

芳仁「…俺たちも見に行くか?同じ班だといいな」

鋼「…ああ、そうだな」

雫「私も同感…」




ー1階ホールー



芳仁「んで、どんな感じだ?」

鋼「…同じ班だ。よかったな」

雫「わ、私は!?」



鋼「…別」

雫「ガーン!?」



鋼「…という事は別にない。同じ班だな」

芳仁「おッ、よかったよかった」




「おーい」



芳仁「お前は…!あの時の」



大地「よっ、なんとか芳仁!」

芳仁「苗字を覚えろ!」

大地「ははは、これから覚える」

芳仁「これから…?」




大地「雪野 大地! お前たちと同じ班だぜ!」

雫「わあ、そうなんですか?」

鋼「…よろしく頼む」

大地「うおっ、でかっ!?」


芳仁「…4人組なのか?」



「いいえ?」

大地「おお、アリシア!同じ班だな!」

アリシア「そうですね。雫さん、また会いましたね!やはり私の予想通り!」ドヤァ

雫「そうですね!さすがです!」




芳仁「なんかイメージと違う!もっとお嬢様な…」

アリシア「あら、そうですか?ともかく、よろしくお願いいたしますね、高円宮さん」

芳仁「あ、ああ。よろしくな、アリシアさん、雪野も」


大地「俺がついでみたいな扱いだぜ!…くそう!」

鋼「仕方あるまい…相手はお嬢様系美少女だ」

雫「ひどいね」


芳仁「ちょっと待て!誤解だから!」



アリシア「さて、これで6人ですね」

芳仁「え?あと一人は…」


理沙「…」



芳仁「うわっ!?」

雫「いつの間に!?」




理沙「『苗字を覚えろ』…のあたりからかな」

アリシア「フフフ…理沙ちゃんも私たちと一緒に頑張りましょうね」


理沙「…なれ合いはあんまりすきじゃ雫「がんばりましょー!」



理沙「」グスン

芳仁(あっ、気が合いそう)



鋼「…」

理沙「…!?」



3話 魔法のおさらい 本編 完

第3話 カンです



次回 『4話 戦闘準備 -丸太は持ったか!?行くぞぉ!ー』


…ついでに、先生キャラをもう少しほしいですん…


響先生みたいなキャラが1人、水、風、光の先制が1人ほしいのでそんな感じで…

安価↓1~5って感じで 余った先生とかはほかに回すかも

きほん全部採用だよん 

霞先生は別ポジですね…


それじゃ本編はこんな感じですかね


あとは世界観とかになにか質問あれば答える…よ?

光闇には『上位属性は見つかっていない』です

少なくとも、歴史には乗ってないですね



戦うのは、いろいろある感じですかね?
とりあえずメイン6人の紹介から、明確な敵の影をだしつつ…

1です

地味に女子組の能力がイメージが付かないので安価します


今からって反応ありそうですか?

よかったです


それじゃあ、アリシアさんから


安価↓1~3

最大コンマ 参照

火属性です

(アリシア野球してなくてよかったな…)


それじゃあ雫ちゃんのを安価↓1~3

条件は同じで 属性は水です

それじゃあ最後に理沙ちゃんで

一番出番が少ないけどこれから多くなるかも…しれないぜ!




ちなみに光、闇属性は全体の中では少ないほうです(AB型くらいの数)


多さ的には 


火≧水≧土>風>闇・光って感じ


条件は同じで、光属性安価↓1~3

なんか強そうなメンツだぜ!


それではお風呂に入ったら始めます


今回、芳仁君が銃を使うかどうかの安価もやらせてもらいます!

1です

お風呂から上がったので再開します

『4話 戦闘準備 -丸太は持ったか!?行くぞぉ!ー』



例の班分けが発表されてから、教室が少し騒がしくなった気がする


芳仁はそう思いながら、食堂で3人の女の子と対面していた。




アリシア「…と、いう事で来週の『祝💛入学2週間 ドキドキ探索初体験!』のことなのですが」

理沙(名前からしてやる気をそぐな…)



鋼「ああ。…これはチームワークが大事だろうからな」

大地「だな。あとは、役割か?」

雫「役割…」



芳仁「まあ、探索って言っても学区内の山だろ?結構広いけど役割なんているのか?」

アリシア「ええ、重要ですわ」


アリシア「全員がバラバラになっては勝てる勝負も勝てませんよ?」



芳仁「・・これ、探索だから別に勝負とかないんじゃ」

アリシア「えっ」



理沙がチラシを見てつぶやく


理沙「…『同じ班の子ともっと仲良くなろう! ※競争要素はありません』…だってさ、お嬢様」

アリシア「あうう…」


鋼「…だが、『何が起こるかわからない!? 戦闘準備も忘れずに!』…とも書いてあるぞ」

大地「戦闘準備か。それこそ作戦だな!」

芳仁「何かあるのか?」


大地「俺の突撃をみんながサポート!」b

芳仁「却下!」




雫「でも戦闘準備って…?」


鋼「…『魔具器』だな」


鋼はそういいながら、1本の剣を机の上に置いた。



大地「あー、なるほどな」

芳仁「こういうのが必要になりそうなら、準備しておけ…ってことか」


大地「…どうやって準備するんだ?」

鋼「売店で売ってるぞ」

大地「マジで!?」



雫「高円宮君はどうなの?必要そう?」

芳仁「…そうだな」


安価↓2

1 必要
2 いらないんじゃないか?

芳仁「まあ、俺にはいらないんじゃないか?」

鋼「…そういう考えもよかろう」

大地「なんで微妙に偉そうんなんだよ!?」



大地「んじゃあ俺は買いに行くかなー」

アリシア「私もすこし気になりますね」

雫「わ、私も!」


鋼「俺はこれがある」

理沙「…私も興味はないかな」



芳仁(どうしようかな…?)


安価↓2


1 大地 アリシア 雫たちと買い物に
2 鋼 理沙と残る


芳仁「それじゃあ、いってらっさい」

アリシア「お土産は八つ橋でいいですか?」

芳仁「売ってるのか!?」




理沙「…」

鋼「…」


芳仁(ううん、なにか気まずいな…会話が少ないぞ)



芳仁(どうしようかな…)



安価↓2


1 理沙に話しかける
2 鋼に話しかける
3 黙っている
4 両方に話しかける

芳仁「…なあ、東郷寺。いつもよりさらに口数が少なくないか?」

鋼「…気のせいだ」



芳仁「…渋谷さんが原因なのか?」ボソッ

鋼「…気のせいだ」


芳仁「そうか…気のせいなのか」

鋼「そうだ、気のせいだ…」



芳仁「それじゃあ、渋谷さんに聞いてみるか」

鋼「やめてくれ」





芳仁「でもな、この空気…俺にはきつい」

鋼「…この風、すこし泣いてます…という事か」

芳仁「違う。…で、どういう関係なんだ?妹?姉?」

鋼「違う…というよりか、苗字が違うだろう」

芳仁「じゃあ、嫁…」




理沙「あんまりふざけたこと言ってると黒焦げにするよ?」

芳仁「ひっ!?」

鋼「理沙。隠していても仕方ないだろう」

理沙「…まあ、そうなんだけど、説明が面倒くさくない?」

芳仁「やっぱり知り合いだったのか」

理沙「そんなところ。親同士が知り合いでね」

鋼「…ああ、そうだな」



芳仁「…でも、そんなに隠す必要あるのか?俺はいないけど知り合いが同じ学校にいるやつくらいいくらでも…」

理沙「ほら、男と女だし、そういう噂されるの嫌いなの」

鋼「そうだな」

理沙「…特に、こいつはそういうのあんまり反論しようとしないから余計にね」

鋼「…噂にむきになって反論しても意味がないだけだからな」

理沙「…ね?」




芳仁「まあ、それなら安心したよ。何か昔に確執でもあったのかと」

理沙「…あー、ナイナイ。ないよね?」

鋼「イエス。オールイエス」


芳仁(外人になってる!?)


理沙「…せっかくだし、高円宮の話も聞かせてよ。せっかくだし」

芳仁「あ、ああ…」

そして…


理沙「なるほどね。聞けば聞くほど平凡だね」

芳仁「」ガーン

鋼「平凡はいいことだからな」

理沙「…ま、いざとなったら助けてね。私か弱いから」

芳仁「嘘だっ!…といいたいところだけど、いいぜ。俺ができる範囲だが」

鋼「…」





アリシア「見てください!」

大地「いいもん買えたぜ!」

雫「うう、結局買えなかった…」




芳仁「なんか…銃持ってないか?」

鋼「…いい銃だな。それに彼女の魔法とは合っている」

理沙「いきなり扱えるか微妙だけどね」



こうして、いよいよ探索の日が近づいていった…



『4話 戦闘準備 -丸太は持ったか!?行くぞぉ!ー』  完


と、いうわけで4話カンです


まあ芳仁君魔法で固いものは作れますから何とかなりますね(守備も含めて)


次回5話『怪しげな影』


それではまた明日…

あ、また何か質問あれば是非

答えれる範囲で答えます

1です 

これ女キャラでだれが一番人気でるかわかんないですね


もう少ししたら始めます

お待たせしました

少し確信に踏み込む4話、開始します

5話『怪しげな影』


いよいよ、校内にある学校の私有の山 別名「天山」での捜索授業が始まった


響先生「えーそれでは、今回の目標を改めて説明しますね。山の頂上にある社に10本の箸…みたいなものがあります」

保先生「今回はそれを持ってくることが目標です。ルールとしては…」



1.他生徒を殺さない
2.1度に持てる橋は1本まで
3.早く戻ってきたチームに高い評価を与える



保先生「この3つを守っていただければ、特にこちらからすることはありません」

アドラー先生「そして…我らが作った『かりそめの眷属』が…」

悼未先生「…えー、わかりにくいけど、魔法生物をいくつか離しているわ。気を付けてね、という事よ」

響先生「こっちにはなにをしてもいいからね」

アドラー先生「だが、奴らは強い…それを忘れるな」




鋼「…ほぅ」

アリシア「…」

理沙「厄介なルール…」


雫「が、がんばらなくちゃ…」

大地「zzz…」




芳仁(早くに帰ってくればいいんだな…)



安価↓2 実技前、誰に話しかける?

1 雫
2 鋼
3 アリシア
4 大地
5 理沙

雫「ううん…緊張してきたよ…」

芳仁「だ、大丈夫か?顔色も…」

雫「高円宮くん…もし私が…」

芳仁「私が…?」



雫「ゲロったらよろしくね…」

芳仁「いや、さすがに…」

雫「ううう、緊張がピークに…」



芳仁「大丈夫だろ?それに、初めての探索だし、そんなに厳しくはならないって」

雫「そ、そうかな…人って字を書いて…」




鋼「…そろそろ出発の時間だぞ」

大地「まー、俺たちに任せとけって!」

アリシア「そうですよ!」

理沙「…私の成績に悪影響を出されたくもないしね」





響先生「それじゃあ3班、出発の時間ですよー」




アリシア「それでは、行きましょう!目標は…!1位!」

理沙「…当然だよね」

鋼「…全力を尽くそう」

大地「おうよ!」

雫「こんな私でも…がんばります」

芳仁「いくぞぉ!」

天山内



芳仁「結構明るいんじゃないか?」

アリシア「ええ、ですが道の険しさはなかなかのものですね…」

鋼「…魔法で一層するか?」

アリシア「それですね! わたくしの爆発魔法で…」


理沙「アホお嬢様。この山結構高いし、それなりの爆発じゃ日が暮れるよ」

大地「まあ、さすがにこの高さだとな…」

アリシア「…」グスン



理沙「それに、結構急がないと、面倒なことになりそうだしね」

雫「えっ、でも棒は全チーム分あるんでしょ?」

理沙「…はぁ」

雫「えっ?」


理沙「…これ、極端なことを言うと山を登らなくてもいいんだよ」

芳仁「な、なんだってー!?」

理沙「…社の箸を回収した他のチームを狙えばいいからね」


芳仁「そ、そういう事か!」

大地「その発想はなかった…!」



鋼「…だが、現状それもハイリスクだからな」

アリシア「ええ。もしかすると2班に分ける人もいるかもしれませんしね」

雫「そっか…奪う側と、回収する側だね」


理沙「とにかく、急ぐことに越したことはないってこと」

アリシア「ええ」



大地「…なあ、リーダー、一応聞くけど、2班に分けることはしないよな?」


芳仁「…えっ、なんで俺見てるの!?」


大地「えっ、お前リーダーじゃないのか?」

理沙「お嬢様が納得するならいいんじゃない?」

アリシア「私は構いませんよ。というかお嬢様じゃなくて…」



芳仁「えっ…今更だがなんで?」

大地「お前が一番普通そうだからな」

理沙「確かに」



芳仁「ええ…」

鋼「頼むぞ、リーダー」

雫「がんばれリーダー!」

芳仁「…逃げ道がない!?」

芳仁「…とりあえず暫定リーダーだな…アドラー先生のいろいろもあるみたいだし、できる限り最速で登っていこう」

大地「おー、いい案だな」

芳仁「基本的に、2班に分ける必要はなし。それこそ何があるかわからないからな」

アリシア「6人で行かないと倒せない相手とか、かもしれませんね」





ざっざっ…


山を歩いていく6人  


アリシア「あ、私が副リーダーという事でいいですか!?」

芳仁「えっ、いいけど」


理沙(…いい感じじゃないかな。おそらく鋼と同格くらいあるお嬢様が副リーダーで動きやすい…)


理沙(鋼、お嬢様…2人強いのがいればだいたい上は取れるだろうし…)


理沙(何より、私も目標が作りやすい…いいね)




理沙(…あとは、この2人に勝てればいい…)




(うわあああああああああああああああああああ!!!!)




芳仁「!」

アリシア「今の声…」

鋼「何か…あったのか?」

大地「…どうする、リーダー?ちょうど分かれ道の右側から聞こえたが…」


安価↓2

1 叫び声の聞こえた右のルートに
2 聞こえなかった左のルートに

芳仁「不要なリスクは避けよう。こっちの道を行こう」

アリシア「しかし、何があったのでしょうか…」

鋼「あの中二病教師の魔法生物かもしれんな…」

雫「どんなのかな…」

大地「ナメクジみたいなもんかも…」

理沙「…」





ーそのころ、叫び声のルートー



「こ、これって…!?」

「魔法生物だけど…!?」




カシャン…カシャン…


谷岡「これって…骸骨の化け物じゃないかぁあああああああああああ!?」





アリシア「そろそろ出てきますかね?」

芳仁「かもしれないな…」

鋼「…やはり、フォーメーションを決めておくべきだったな」

大地「つーか、思いっきり競争要素あるよな…」

理沙「…帰ったら問い詰めないと」

(ガサっ)

雫「?」

雫の後ろにある草が少し揺れた



大地「おっ、お出ましか!」

アリシア「ふふ、消し炭にしてあげますわ!」




「UOOOOO…」

出てきたのは、神話に出てくる3首の獣、ケロべロスのような魔法生物であった

最も、顔が3つある影響かそこまで俊敏ではなさそうだ



鋼「大した敵ではなさそうだな…!」


そういいながら、鋼は黒い剣を構える



大地「いいや、俺がやらせてもらうぜ…!」


そういいながら、ポケットからひものようなものを取り出す大地



芳仁(みんなやる気に満ち溢れてんなー)

理沙(ここで魔力の無駄遣いはいらないし)

そのころ、運営側…


アドラー先生「わが眷属たちは…」

悼未「面倒だから日本語しゃべって」

アドラー先生「あ、はい…」



アドラー先生「せ、生徒たちは今回の魔法生物を攻略できるだろうか…」

響先生「今回はどんなのを選んだんですか?」

アドラー先生「今回は、山がメインだから…犬型を10体、ケロべロス型を3体だな。山という広大なフィールドを比較的少ない数で防がないといけないからな」


源十郎先生「しかし、今回の生徒はあまり準備していなかったようだな?競争の話を聞いて驚いていた奴らもいた」

保先生「ふむ…そのあたりも注視しないといけませんね」




魔法生物だったもの←


大地「す、すげぇ」

鋼「…思った以上に扱いこなせているんだな」



アリシア「ええ!保健の先生にいろいろ教えてもらいましたからね!」ドヤッ

理沙「それじゃあ、行こう」




芳仁(…おかしいな)


芳仁(いくら学年トップとはいえ…アリシアさんの1撃で終わる奴に…あんな大声で叫ぶか?)

雫「どうしたの、難しい顔をして」

芳仁「ん…いや、少し気になってな」

鋼「…だが、今更気にしても仕方あるまい。…それだけ、彼女の能力が規格外なのだろう」



理沙「みんな、早くしないとお嬢様先に行っちゃうよ?」

雫「あっ、待ってー!」

頂上の社


頂上の社には、黒いフードの男が立っていた。

その男は、右手に赤色の剣を持ち、つぶやく。




???「…さて、どれだけの人間がこの山に登ってくるのか」



???「願わくば、強者を…」


???「それこそが、われらが主の、望むものだからな…」



5話『怪しげな影』 完

と、いうわけで今日はこの辺で

次回6話『思惑のズレ』


それではまた明日…

1です 脱ぎます

6話『思惑のズレ』 開始です

頂上の社の前



「やっとついたぜ…」

「ああ、飛ばしてきてよかったな」

「とにかく箸を回収しましょうよ?あとは捨ててもいいんだし」





???「…貴様たちは、なんだ?」




「うおっ!?」



???「その制服…ちょうどいい…贄にしてくれよう!」


「な、なんなんだよこいつっ!?」

そのころ…芳仁たちサイド…


芳仁「ふぅ…だいぶ上ってきたな」

鋼「ああ。だが、もう少しだろう…」

雫「ハァハァ…やったぁ…」



その時、頂上部から、何か大きな音が響いた。まるで何かが爆発したような音であった。


アリシア「い、今の音は…!?」

理沙「頂上…だね」

大地「誰かが取り合ってるのかもな」



芳仁「…どっちにしても、急ぐか!」


芳仁「はぁはぁ…誰だ!」


芳仁たちが社に向かうと、そこには同級生たちが倒れていた。

その中に、1人の男が立っていた。



???「貴様も、こいつらの仲間か?」


芳仁が答える前に、大地が先に口を開いた


大地「ああ、そうだ!お前は誰だ!みんなを倒したのもお前の仕業か!」



???「ああ、その通りだ。…む、貴様たちは、少しは骨がありそうだな」



そういうと、その男は剣を構える。



???「わが名はトワイライト・№7、ラジア・ゴート…貴様たちの命、もらい受ける!」


芳仁「くっ!」

ラジア「ふっ!」


剣を振り下ろすラジア。それを何とか鋼が止める



鋼「…ぐっ…!このパワーっ…」

ラジア「ほう…受け止めるか…」




アリシア「鋼さん!」


アリシアが銃を構える

ラジア「ちっ…」



アリシア「Blast!」



銃から爆発魔法が放たれ、2人に直撃した。



芳仁「…!」



爆風の中からラジアが突撃してくる


芳仁「リ・ディアルト!」



芳仁は目の前に鉄のような小さい壁を発生させる



(キィン!)




ラジア「む…!」

想像以上の固さに驚いたのか、一瞬たじろぐ様子を見せた


そのすきを、大地と理沙は見逃さなかった


理沙「…ライトニング!」

大地「ウィンド…ゲイル!」



ラジア「ぐっ!」



大地の拳と、理沙の雷撃はともに直撃した



ラジア「くっ…」



雫「やった!」



ラジア「うぐおっ…貴様らっ…!」


芳仁「まだやる気か?」



芳仁(ぶっちゃけ、こいつには早めに消えてもらわないとな…こういう頭のおかしい奴って、何をしてくるかわからないし…正直怖い)


アリシア「…目的とかを聞かなくてもいいのですか?」

芳仁「えっ…いや…」



芳仁「…お前の目的はなんだ?」




ラジア「…んなもん話すわけねぇよ! 発動せよ…ダーク・ポーン!」


ラジアが剣を山にさすと、周りから骸骨が4体作り出された



ラジア「お前たち…よく覚えておけ。この俺の名前をな!」



そういうと、ラジアは自分のフードを翻し、消えた…

骸骨たちはカラカラと骨を鳴らしながら近づいてくる





芳仁「リ・ディアルト!」

理沙「ライトニングっ!」




大地「おーすげー」

雫「あっ、私何もしてない…」

アリシア「…そういう事もありますわ」


骸骨「GAAAAAAAAA!!!」

雫「あっ!」


骸骨が、理沙を後ろから襲おうとしている



雫「プレシアドっ!」



骸骨「GU…AAAAAA…」



骸骨は雫の放った水に圧縮され、粉々になった


雫「よし…!」


だが、もう一体のガイコツは倒しきれていなかった



その体が今にも理沙に当たりそうな瞬間、骸骨は真っ二つにされた

鋼「…死ぬかと思ったぞ」


鋼は制服が多少焦げていたが、無傷だった。



芳仁「ふぅ…」


骸骨が消え去ったとき、全員緊張が解けて、座り込んでしまった。




理沙「また、『無敵のボディ』?…それ、ネタがばれると致命傷じゃない?」

鋼「…そんな無駄口をたたける程度には…元気みたいだな…」


芳仁「…とにかく、箸を回収して先生たちに報告だな…」

大地「ああ…あーーーーっ…どうなることかと思ったぜ…」


雫「でも、みんなあんなすぐに動けてすごいよ…私、何も…」



理沙「…私を助けたし、いいんじゃないの。…さ、そろそろ行かないと」

芳仁「ああ。こいつらは…」


6人の同級生が倒れていた。しかし、とてもじゃないが全員を運ぶのは難しそうだ

アリシア「…このことも、先生に報告ですね…」


谷岡「あ、お前ら…先についていたのか…って、そいつらは…」

芳仁「ちょうどいいところに来たな…」

アリシア「ええ。手伝ってもらいましょう!」




そして…

運営室


保先生「なるほど、そんなことが…」

芳仁「はい。…俺たちに、何かできることはありますかね?」

保先生「…いや、今のところはないね。すまないが、このことは他言無用でお願いするよ?」




こうして、今回の事件はアドラー先生の魔法生物が強すぎた…という結果で一応の幕を閉じた…

芳仁の部屋



芳仁「やれやれ…」


芳仁(今回、何とか防げたな…というか、ラッキーだった)


芳仁(訓練のように、タイミングよく、守ることができた…)


(プルル)

芳仁「ん、電話か…」



安価↓2


1 雫
2 鋼
3 アリシア
4 大地
5 理沙

芳仁「はい、こちら高円宮です」

アリシア『あ、すいません。今お電話よろしいでしょうか?』

芳仁「いいよ。どうしたんだ?」



アリシア『今日のことで、すこしお話をしたくて…』

芳仁「ん、わかった。なら…」


アリシア『まだ、共用センターが開いてますので、そこの入り口で待っています』

芳仁「わかった、すぐ行くよ」




芳仁は制服から着替え、量のすぐ近くにある学校の共用センターへと向かった…




6話『思惑のズレ』 完

というわけで、6話カンです


次回は火曜日になります


…細かい設定とか明日書くかも


戦闘コンマは最初考えたけど今回6人分のコンマ判定だしね…
頭おかしくなるし辞めた!

コンマ判定はあんまりしない方策で行きたい…

運要素を強めたいときにすると思います

一応理論上、ほとんどの人は全属性使える可能性はあります

本当に理論上の話だけど


響先生まじスゲェ!と思ってもらってもOK!



10時くらいからスタートです

7話『解決の糸口』


共用センターに行くと、まだ電気がついていた。 その入り口にアリシアが待っているのが見え、芳仁は駆け寄る。



芳仁「よっす。なんの要件だ?」

アリシア「…今日のことです。あのよくわからない…」

芳仁「ああ…」



芳仁「一応先生たちは他言無用って言ってただろ?」

アリシア「ええ。ですが…いろいろとわからないところもあります」

芳仁「…目的とかな」

アリシア「はい。この学校を攻撃するのは…まあ、わからなくもないです。結構な名門ですからね」

芳仁「が…それなら山の中でわざわざ待つ必要はあったのかという点と…」



アリシア「正直弱すぎる点ですね。いくら6対1とはいえ…撤退を余儀なくされたのは明らかに弱いです」

芳仁「…謎が多すぎるな」

アリシア「そこで提案なのですが…」


アリシア「私たちで、調査してみませんか?」

芳仁「調査…といっても、どう調べるんだ?」

アリシア「え、えっと…」


芳仁「それに、危険もあるし『暫定』リーダーとしては止めたい」

アリシア「は、はい…」



芳仁「けど、もし解決できるなら…いろいろと大きいだろうな」

アリシア「リーダー…!」

芳仁「とにかく、先生たちからの報告もまとう。あっちも何か教えてくれるかもしれない」

アリシア「あ、ありがとうございます!」



芳仁「んじゃ、今日はもう休もうぜ…さすがに疲れただろ」

アリシア「あ…はい。おやすみなさい、芳仁さん」

翌日…


職員室


保先生「さて、昨日の件ですが…あなたたちはこの件にかかわらないほうがいいでしょう」


職員室に呼ばれた6人は、そういわれた。



アリシア「ですが…私たちも、不安です。あのような事件がまた起きたら…」


響先生「いいえ、もう起きないようにこちらも全力を尽くします。だから、これ以上口を挟まないように、お願いします」

芳仁「…結局、奴らの目的って何なんです?」

鋼「…それは気になるな」



源十郎先生「…そうだな。熱血的に言うと…世界征服だな」




「「「せっ、世界征服ーーーっ!?」」」


理沙「それ、本気なの…ですか?」

響先生「…名目上は、事実よ」

雫「名目上…?」




響先生「かつては、魔法による立憲君主制を再現しようとしていた団体なんだけど…」

保先生「今から18年前に…魔法警察団に制圧されたんだ」

響先生「でも、それが復活しているなら…それこそあなたたちが手を出せる話じゃないわ」



源十郎先生「だからこそ、お前たちも他言無用!わかったな?」



芳仁「はい…」

学内食堂


芳仁「さて、どう調べる」

アリシア「そうですね…まずは、どんな団体だったのか詳しく知りたいですね」

大地「お前ら全く話を聞く気がないな!? …まあ、俺も気になるし協力はするけどな」


鋼「…俺も、協力しよう」

理沙「私の家にそういう記事でもないかな…」

雫「家?」


理沙「私の家は、というか叔父さんは記者をやってたんだ。18年前記事とかないかなって」



芳仁「…よし、まずは情報収集だな」

鋼「ああ」



その時、6人を見つめる影に気が付かなかった…

そして、放課後…


芳仁「よっし、今日も授業が終わったな」

鋼「…ああ。それで、情報収集は…」



響先生「高円宮君?お客さんみたいだよ?」

芳仁「うわぁ!?」



響先生「…なんでそんなにびっくりするの」

芳仁「い、いえ…別に…」

響先生「まさか…例の事件を調べようと…?」



鋼「…違いますよ。同じ班の子をデートに誘うので、アドバイスしていたんです」

響先生「あ、あら…そうなの?」



芳仁(おいいいいい!!? どうすんだコレ!?)

鋼(いいから話を合わせろ…たぶんだませるだろ)

芳仁(えええ…)




響先生「…と、お客さんはね」

安価↓2


1 生徒会長
2 松山先生
3 駒崎先生

「こんにちは、高円宮君」

芳仁に声をかけてきたのは、美しい女子生徒であった


芳仁「こ、こんにちは」



響先生「秋月さん、デートなら先約がいるみたいなのよ…だから、先輩として、今回は」

美香「な、なにをいってるんです…?」

芳仁「それで、えっと…」

響先生「えっ」

鋼「…あっちに行きましょうか」



美香「…私は、秋月 美香。この学校の生徒会長をしています。3年生ですね」

芳仁「生徒会長!?」


美香「それでね…この前の事件で聞きたいことがあるの」

芳仁「!」



美香「…いいよね?」

芳仁「はい」



芳仁(何が目的化はわからんが…情報収集には役に立つ…はず!)

魔法準備室



美香「さて、ここならいいかな」


そういいながら美香は教室のカギを閉める



美香「…さて、この前の事件、どういったあらましか教えてもらえるかな?」

芳仁「…でも、なんで知りたいんですか?危険ですよ?」



美香「私の学校が襲われたんだもの。だから、次はみんなを守れるように少しでも情報がほしいの」

芳仁「…ずいぶんとお人よしなんですね」

美香「ダメ、かな…?」


芳仁「いいですけど、1つ条件が…」


美香「え、私の体が目的…!?」

芳仁「違います!?」

芳仁「先生たちに、ばれないようにお願いします」

美香「ああ、そういう事。うん、わかったよ」

芳仁「ありがとうございます」



美香「…で?誰とデートなの?」

芳仁「えっ」



美香「教えて☆」

芳仁「あ、あはは!いいじゃないですか、それじゃこれで…」


(がしっ)


芳仁の手を美香がつかむ 瞬間移動したかのように逃げる隙も無かった…



美香「」ニコッ


芳仁「」




この後、事情を説明して解放されるまで1時間かかった…



【第7話 完】

そんなわけで、7話カンです 


次回8話【調査とGW】



たぶん明日です おやすみなさい

それでは第8話【調査とGW】始めます

芳仁「はぁ…」

鋼「まあ、よかったじゃないか…生徒会長の助けも出たんだ」

大地「そうそう。それに…もうすぐGWだぜ!遊びに行こうぜ!」



芳仁「とはいうものの、どこ行くんだ?」

鋼「海…は早すぎるな」

大地「町に出てみるか?」

芳仁「買い物か…って、女子勢に荷物持ちされそうだな」

大地「…」


そうこう話していると、鋼の携帯電話が鳴った


鋼「…どうやら呼び出しだな…姫たちから」

芳仁「…ま、みんなの意見聞いてみるか」

大地「おっ、さっすがリーダーだぜ!」

理沙「…遊びにいくのはいいけど、買い物とか?」

鋼「…調査、というよりかは理沙の家にも行くのも合わせるか」


アリシア「と、しますと…」

雫「外泊…?」


芳仁「渋谷さんの家に行って、そのまま遊びつつ…」

鋼「町で遊んで、帰る…か」

大地「うん、いいんじゃないか?しぶり理沙「ストップ」


理沙「そのあだ名はやめて」

大地「はい」


理沙「…許可はもうもらってるし、私はそれでいいよ」

芳仁「よっし、まずは許可もらいに行くか!」

保先生「…よし、これでいいよ」

芳仁「ありがとうございます」

保先生「くれぐれも、羽目を外しすぎないように」

芳仁「はい」



保先生「…それで、だれとデートなんだい?」

芳仁(とりあえず後で東郷寺殴りに行くか)






芳仁「よし、許可はもらったぞ!」

アリシア「では、明日の9時に、正面玄関に集合です。荷物は…」

理沙「最低限着替えと…お金くらい?」

雫「なんかワクワクしてきたなぁ…」

大地「そういや男連中も結構いるが…」


理沙「…大丈夫なんじゃない?たぶん」


芳仁・大地(結構不安なんだが…!)

翌日 


芳仁「少し早く集まりすぎたか…ほかの生徒も何人か帰ってるみたいなんだが…目が合って気まずい!」


芳仁(頼むから早くみんな来てくれ…)


次に来たのは…安価↓2


安価↓2


1 雫
2 鋼
3 アリシア
4 大地
5 理沙

理沙「あれ、だれも来てないんだ」

芳仁「あ、しぶりんだ」

理沙「やめろ」




理沙「…何か見つかるのかな」

芳仁「さぁな…正直まだ興味のほうがみんな強いだろ」

理沙「…だろうね」



理沙「…こうして、友達が家に来るのは初めてかも」

芳仁「東郷寺は来なかったのか」

理沙「…」



アリシア「すいませーん!」

雫「二人とも…集まるの早いね・・」

鋼「さて、行くか…」

大地「オッケー!さあ、旅行の始まりだぜ!」

【サイタン市 サイタマ駅】

芳仁「そういや家ってどこなんだ?」

理沙「サイタン市のモリノヤ町…の森の中」

鋼「ここから歩いて…1時間くらいか」

大地「結構遠いのな…」


雫「バスとかないのかな…?」

理沙「あるよ。それでも結構時間かかるけどね」


アリシア「バス…乗ったことありませんね…」

理沙「…」

鋼「…大丈夫だ。金を用意しておけばいい」


と、やばい…もうこんな時間だ…

前編はここで終わりで後編をまた明日…

お久しぶりです 1です

諸用、更新が遅れましたが今から尾根愛します

理沙の叔父の家


理沙「やっと着いた…」

鋼「…相変わらず面倒なところにあるな」



6人がついたところは、駅から遠く離れた、一軒家であった。

ただ、普通の家よりかなり大きいよう見える。


芳仁「それじゃあ、入ってみるか」

理沙「はいはい」


そういうと、理沙はインターホンを押した。


『理沙か。空いてるから入っていいぞ』

そうインターホンから声が聞こえた。


理沙「…だってさ。さ、入ろう」

大地「お、おう」

雫「お邪魔しまーす」

家に入ると、理沙は近くの扉を開ける


理沙「…ここが、応接間だよ」

芳仁「荷物はどうしようか…」

理沙「んー…私の部屋にあとで運ぼう」


そうしていると、2階から40前後の男性が下りてきた。


「ああ、こいつらが理沙の友達か」

理沙「そうだよ。調べたいことがあるから来たんだけど」


毅「とりあえず俺の名前は渋谷 毅。こいつの叔父で、記事を書く…まあフリーの記者だな」

芳仁「よろしくお願いします」

毅「はいよ。…さて、記事は地下6階だ。理沙、操作はわかってるな」

理沙「はいはい。それじゃあみんな案内するよ」



毅「…それと、高円宮君は残ってくれ。話したいことがある」



雫(アッー!)

鋼(なんてことだ…!)

大地(芳仁の貞操が…!)



理沙「…」

アリシア「それでは、案内をお願いしますね」

理沙「あ、うん」

毅「さて、君も腰を掛けてくれ」

芳仁「はい」


毅は芳仁を座らせると、語り始めた


毅「まず…本当に出会ったのか?奴らと」

芳仁「はい。やつらは、トワイライト…と」

毅「…ふむ」



毅「…№を名乗ったのであれば間違いないか」

芳仁「知っているんですか?」

毅「ああ。なにせ…奴らを写真でとらえたのは…俺だからな」

芳仁「!?」

一方そのころ…理沙に連れられて4人は家の近くにある倉庫に向かっていた。

中に入るとエレベーターのようなものがあり、そこには2~B10と書かれていた。


理沙「6回だね…っと」

鋼「こんな風になっていたのか…」

理沙「あー、どのあたりかだけ、確認しておけばよかったな…」

アリシア「記事…どういった内容なのでしょうかね」

雫「そうだね…やっぱり何かあくどいことをしていた証拠とか…?」


理沙「ん…それじゃあ、行こうか?」


5人はエレベーターに乗り込み、地下に潜っていった

芳仁「という事は…何を知っているんですか…?」

毅「…いやあ、ぶっちゃけ知らんよ」

芳仁「」ガクッ





毅「けどな…俺はあの事件で、真っ先に取材したのさ。…渋谷家の情報網にかかってな」

芳仁(渋谷さん何者なんだ)

毅「そして、全員検挙されていたはずだぜ。上級幹部12人、下級幹部100人、その他作戦員500人…名簿もあるぜ」

芳仁「それって、今どこにあるんですか?」

毅「ああ、そういうと思ってな…これだ」


毅は机の上に大量の書類を載せた。


毅「600人以上…全員の名前が載っている。あとは年齢もな」

芳仁「…少し見てもいいですか?」

毅「ああ…だが、ここからは出せないからな」




芳仁(…さて、何を探そうか…)


そう考えながらめくっていくと、1人の名前が目に留まった。


安価↓2


1 『黒鉄』という苗字の夫婦の名前
2 『渋谷』という苗字の女性の名前
3 『閻魔堂』という苗字の少年の名前

芳仁「閻魔堂…すごい苗字ですね」

毅「ん…そうだな」



芳仁「…何か隠してます?」

毅「…そうだな。高円宮君は、知っているかわからないが…」


毅「闇魔法三名家というものがある」

芳仁「名家…」



毅「【東郷寺家】、【渋谷家】…そして、【閻魔堂家】だ」

芳仁「なっ…えっ…渋谷家と、東郷家…!? の2人が…!?」

毅「…なるほどな、あいつら話していなかったのか」

芳仁「いやでも…ええっ!?」



毅「まあ、話していなかったという事は、知られたくなかったんだろうな」

芳仁「…」



芳仁は一息つき、改めて話を聞く



芳仁「…とにかく、閻魔堂家について詳しくお願いします」

7話 完

次回8話 【平等な世界】


です

今日は書く
質問はいつでも受付中…

8話 【平等な世界】

毅「さて、閻魔堂についての話だったか…」



毅「闇の名家のとまで言われた、その次期党首がなぜこんな変な集団に参加したか…それは、彼らが真に純粋だったからだ」

芳仁「純粋…?」

毅「ああ。今の二ホンには王はいない。議会制だからな」

芳仁「そうですね。過去に起きた戦争で、議会制政治が強まり、王権は消えた」

毅「…だが、それをよみがえらせようとする存在も少なからず存在する」

芳仁「それが、【トワイライト】というんですか?」



毅「そうだな。だが、奴らの一番の驚きは…」



毅「王家の末裔がいたんだ。すべての属性を使う事の出来る【黒鉄家】がね」

芳仁「…」


毅「実際国も手を焼いていたよ。なにせ奴らは自分の行動に迷いがないからね」


芳仁「なぜなら、本当に王族の末裔がいるから…」

芳仁「…そして、逮捕された」

毅「…まあ、そうなるな。その結果として、トワイライト、なんて組織名で使えばたとえ小学生だろうと逮捕されるほどまで規制が極まっている」

芳仁「なるほど」


芳仁「…」

毅「考えていること、当てて見せよう」



毅「【トワイライト】は本当に復活したのか、だろ」

芳仁「はい。話を聞く限りなら…もう終わったのでは?」

毅「ああ。だが、事実復活していて、アース校も被害を受けた。これは事実だ」

芳仁「…」



毅「さて、俺の話はこんなところかな」

芳仁「ありがとうございます」

毅「なに、気にしないでくれ。それじゃあ荷物を運ぶか」

芳仁「何から何まで…すいません」

毅「理沙のダチなら大事にしてやんないとな…」



そう話す毅の横顔は少し安心したような顔だった…

そのころ…倉庫チカ6階



アリシア「ありました!これが事件の記事です」

理沙「ありがとお嬢様。さて、何が書いてあるのかな」

鋼「…」


新聞記事

『1999年 8月14日 イバラギの【トワイライト】本拠地で幹部12人等が逮捕された。【トワイライト】は襲撃や犯罪行為を繰り返し、近年問題が騒がれていた。その中での逮捕劇劇はまさに素晴らしいものだ』





大地「逮捕されたんなら、なんでいるんだ?」

雫「刑期を終えたのかな…?」


理沙「…違うみたい」


『2003年 9月13日 本日【トワイライト】の判決が下された。全員地下監獄で無期懲役が確定した。さらに、【トワイライト】と組織、団体の名前に使う事を禁止する法案も…』




理沙「…やれやれ」

鋼「少なくとも…まだ奴らは塀の中…ということだな」

大地「結局収穫は無しか」



アリシア「いえ、そうでもありませんよ?…奴らは本物だった、という事が確定しただけでも一歩前進、です」

理沙「…」

そじて…

芳仁「みんなお帰り」

理沙「…ただいまっていうのも何かしゃくだね」

雫「いろいろ情報交換しようよ」

アリシア「ええ」



情報交換中…


ただし、芳仁は渋谷家、鋼郷寺家については伏せた…



毅「そんじゃあ、俺は少し用事があるから、ゆっくりしててくれ」

理沙「わかった、ありがとね。おじさん」

毅「ただ、俺の部屋には入るなよ?いろいろと大事なものがあるからな」





ー理沙の部屋ー


雫「おなかすいてきたね」

アリシア「食材はがあれば作れますよ?」

理沙「…やっぱりないね。わかってたけどインスタントばっかり」



芳仁「…買い出し組と料理組だな」



安価↓2

1 大地 鋼 と買い出しに
2 雫 理沙 と机などの準備を
3 アリシア の料理を手伝う

芳仁「それじゃあ、俺も料理を手伝うかな」


鋼「…できるのか?」

大地「食えるもので頼むぞ?」



芳仁「ふふふ…こう見ても家庭科の授業で『よくできました』を取ったことがあるからな!」

理沙「それ小学生じゃない!」




鋼「…まあ、いいか。カレーの材料を買ってこよう」

理沙「…この近くのお店はまだやってるから」

大地「おっ、マジか!なら魔道自転車でも借りて行ってこようぜ!」



雫「それじゃあ、私たちは準備しよっか」

理沙「皿とかはそこにあるよ。フォークとかは…」




アリシア「芳仁くん、本当に料理できるんです?」

芳仁「…」


判定下1

00が最低 99が最高のコンマ判定

参考 大地 5 雫40 鋼55 理沙80 アリシア90

芳仁「ま、こう見えて結構腕には自信があるからな」

アリシア「…冗談ではなく?」

芳仁「もちろんだ」



鋼「買ってきたぞ」

大地「肉多めだよな!」


理沙「机とかも準備できたよ」

雫「それじゃあ…食べられるもの、お願いします」

鋼「…血はいらないからな」



芳仁「…信頼ないな」

アリシア「さて、それではお手並み拝見と行きましょうか?」

そして…


芳仁「できたぞ。高円宮流二ホン風カレーだ」



鋼「これは…!」

理沙「悔しいけど…おいしい…!」

雫「す、すごい…!」



大地「さすがアリシアだな」


アリシア「いえ、私は手伝いだけですよ?」

芳仁「ああ。メインは俺だ!」ドヤッ

雫「アリシアちゃんのお株を奪うどや顔!?」


理沙「男がするとうざく見える」

芳仁「」



鋼「だが、意外だったな…まさかお前にこんな特技があるとは」

芳仁「最近はしてなかったから少し不安だったがな…」

大地「おい!?」

しばらくして…

芳仁「あー、もう寝る時間だな…」

鋼「先に風呂に入ったからもう眠くなってくるな」

大地「だなー…何か面白い番組やってねーかな…」


ポチ




理沙「上がったよ」

雫「それじゃあ今日はもう寝ようか…眠い」

アリシア「そうですね…おやすみなさい…」



芳仁「ちょっと待て!?ここで寝るな!?」

理沙「そうだよお嬢様。男はオオカミだからね」

アリシア「え?男の人は満月の日にはオオカミに…?」


鋼「…まぁ、間違ってはいないな」

大地「おい!?」


アリシア「興味がありますね!」

雫「う、うん…?」


理沙「…収集つかなさそうだね。女子組はこっちでね。…一応、信用してるからね?3人とも」

芳仁「あ、ああ」




こうして夜は更けていった…



第8話 完

次回 9話 『休暇』


次回は日常編…と行きたいですね


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