千早「最近忙しくて洗濯してなかったからスケベな下着しか残ってないわ……」 (28)

千早「どうしようかしら……」

※露骨な性描写はありません

千早「前にプロデューサーが妙なテンションの時にプレゼントしてくれた……」

千早「……局部がハートマークで繰り抜かれてる」

千早「何を思ったらこんな気の触れてしまったような下着を作れるのかしら」

千早「ええと、ブラは……スポーツタイプしかないわ」

千早「下はフリフリに紐で面積が少ないのに、上は飾りっけの無いものでいいのかしら」

千早「これはきっとアイドルとしてのセンスが問われている……」

千早「いいわ、上はなしで。週に3日ぐらいはしてないし……」

千早「ボトムも……まともなものが無いわ……。このショッキングピンクのジーンズは一体……」

千早「……そうだわ、確か、この下着を貰ったとき一緒にスカートを貰った気が。押し入れに」

ガサガサ

千早「あった、綺麗な箱に入ったまま。あの時は下着に目が行き過ぎてプロデューサーにアイアンクローをお見舞いしてしまったけど、きちんと考えてくれていたのね」

千早「箱を空けて……あれ?手紙?」

"""

千早へ

いつもありがとう。下着はあんなんだけど、こっちは真面目に選んだから。

P.S. 水に濡れると溶けるタイプです

"""

千早「未成年を略取するタイプの鬼畜ね、あの人……」

千早「ああ、でも、この下着とスカートを履いて、噴水のある公園で一緒に水遊びをしたら、もっと私のことだけを見てくれるかしら」

千早「ふふ、ふふっ……」

千早「……スカートにしましょう」

テレビ『今日は各地で猛暑日となり……』

千早「もし暑さで倒れたら、プロデューサーが介抱してくれるわね、きっと」

千早「ふふ、ふふっ……」

--- 765プロ事務所 ---

千早「おはようございます」

春香「ちはやんおっはよー!」

千早「なに、ちはやんって……」

春香「なにって、プロデューサーさんの真似に決まってるよー」

千早「そういえば、そんな風に挨拶された気も……」

春香「あ、今日はスカートなの!?」

千早「えっ、ええ……」

春香「ちょっとみんなー!今日は雪が降るよー!」

千早「……えいっ」

春香「ギャー!千早ちゃん!目は!目はやめてー!!」

千早「あんまりアイドルらしからぬ声を出したらファンが離れていっちゃうわよ」

響「はいさい千早!」

千早「おはよう我那覇さん」

響「おめかしして、なにか良いことあったの?」

千早「良いこと……というよりはちょっとしたトラブルというか」

春香「パンツをプロデューサーさんに食べられちゃったとか?」

千早「人間じゃないわね、それだと」

春香「でもこの間プロデューサーさんに『パンはパンでも食べられないパンはパンツですか?』って聞いたら、『いや、食べれるぞれ』って真顔だったから」

千早「どうせまたあの人の頭のどうかした答えでしょう」

響「もしかして今日自分の下着が無かったのは……」

春香「えっ、響ちゃん、何か言った?」

響「い、いや、なんでもないぞ!」


P「おお千早、おはよう。そのスカート似合っててかわいいな……前に履いてたことあったっけ?」

千早「……プロデューサー、もしかして覚えていらっしゃらない?」

P「……ごめん、千早のことは誰よりも知っているつもりだったんだけど」

千早「……非道い」

P「うわ、ごめん、千早、朝から泣くなって……俺が悪かった」

千早「でしたら、一体私の何を知ってるっていうんですか!?」

P「うーん、昨日のパンツの色とか」

春香「はいはーい!プロデューサーさん、私知ってます!ベージュのちょっと地味なやつですよね!私の方が千早ちゃんについて詳しいですから!」

P「いや俺のほうが詳しいっての。おとといはご機嫌だったから黒のフリフリちょいセクシーパンティーだったし」

春香「いやいや、私の方が……」

響「じゃ、じゃあ自分も!」

千早「……もう勝手にしてください!」

「千早ちゃんごめん!」「悪かった、腹切って詫びる!」「うぎゃー!いぬ美を右に!」

伊織「……ちょっとうるさいのよアンタたちー!!」

春香「ちょっと伊織居たの……って、何バケツいっぱいの水を……!」

千早「!!!」

ザバーン!

響「なにするのさもう!びしょ濡れじゃない……」

春香「千早ちゃん……なんで一人だけ水をかわしてるの……」

千早「日頃の訓練の賜物ね。水瀬さん……いつからいたの?」

伊織「アンタたちが仲良すぎてうるさいから、私が普通に入ってきたのに気づかなかっただけでしょ!」

響「自分たちが完璧過ぎるから……嫉妬?」

伊織「そんなわけないでしょうがー!」

亜美「わっと!ここで亜美が天井から唐突に登場!仲間をおいて一人だけ助かった千早お姉ちゃんを水鉄砲で狙い撃ち!あとはびちゃびちゃでも誰も心配してくれなくてふてくされる兄ちゃんにも追い打ち!」

春香「亜美、よくそんな体勢で……蜘蛛男?」

千早「……くっ!」

亜美「千早お姉ちゃんが分身した!?」

春香「……よくそんなことできるね?」

千早「ええ、急に水が来たので」

響「理由になってないぞ……」

千早「ところで、水瀬さん、亜美……」

亜美「……はい?」

伊織「は、はい!」

千早「最近、特訓のため、夜な夜なプロデューサーにプロレス技をかけているの」

春香「ちょっとエッチな響きだね」

千早「せっかく二人とも、よくわからない技を見せてくれたのだから、私も……」

伊織「ちょ、ちょっと千早、鬼のような形相で近寄ってこないで……」

亜美「わわわ……ごめんなさい!」

千早『デスティーノ!!!』

……

響「こういうのが死屍累々っていうんだね……」

春香「エクトプラズムを吐き出した亜美と伊織……あれ、プロデューサーさんも?」

P「水をぶっかけられまくったのに、誰も心配してくれない……寒い……」

千早「プロデューサー、ぐしょぐしょですね……ちょっとそそってしまいます」

--- 郊外・バラエティ番組収録現場 ---

春香「今回もまた事務所壊れちゃうかと思ったよ……。765プロ崩壊(物理)の危機……何度目だっけ?」

響「えっと、確か一度目は雪歩が穴を掘ってビルが倒壊、二度目は貴音のお祈りで隕石が事務所に突撃、三回目は巨大ロボに変形……」

千早「我那覇さん……過去を振り返っても失ったものは戻ってこないのよ」

春香「なんか千早ちゃんが言うと急に重くなるね」

響「でも、プロデューサー、重い千早が好きとかいってたし」

千早「……ふふふ、ふふっ」

響「急に笑うと気持ち悪いぞ」

P「ほら、しょーもない話ししてないで、今日の仕事に集中するんだ」

千早「バラエティ番組……体を張るタイプの」

律子「ほんっと、こういう番組、プロデューサー、好きですよね」

春香「あ、律子さん!美希!やよい!」

美希「おはよーなの……」

やよい「おはようございます!」

P「あれ、三人も出るんだっけ?」

律子「当然じゃない……、あなたたちは人気うなぎのぼり中のユニットだから招待だろうけど、私達は公募でオーディションをくぐり抜けてきたんだから」

美希「三人を堂々テレビ番組で倒すチャンス!って律子、張り切るから、もうミキ、眠くてしかたないの……あふぅ」

やよい「でも、私はレッスン楽しかったかなーって」

響「今日はクイズで対決って聞いてたけど、どんなレッスンをしてきたの?」

律子「それはもう座禅を組み、滝にうたれ……」

美希「そんなの意味ないって言っても全然聞き入れてくれないの」

やよい「でも、途中から美希さんも楽しそうでした」

美希「それは……そうかもしれないけど、相変わらず律子は厳しかったの」

律子「当たり前、ダイヤの原石も磨かなければ光らない……ってこと」

やよい「千早さん、春香さん、響さん!正々堂々、勝負しましょう!」

千早「ええ……」

律子「じゃ、私達は準備してきますから」

春香「いっちゃったね」

千早「勝てるでしょうか」

P「ま、そこそこ手強いんじゃないか?特訓の成果はあったようだし」

響「……あんまり意味なさそうな特訓だったぞ」

春香「何か根拠があるんですか?」

P「律子、美希の呼び捨てを受け入れてたじゃないか」

千早「……確かに」

春香「嵐の予感……?」

--- 更衣室 ---

千早(どうしようかしら……もしクイズに間違って池ポチャしたら……)

千早(スカートが溶けて末代までの恥……)

千早(でも、プロデューサーが見てくれるのあれば……)

千早「ふふっ……」

千早「とは言うものの、一度冷静になってプロデューサーの持ってきた衣装ケースの中身を確認してみましょう」

千早「……やっぱり下着なんて無いわね」

千早「……!これはブラジャー?」

千早「でも、履いてる下着とデザインが似てるわ。またプロデューサーのスケべ下着シリーズね……」

千早「ほとんど紐……申し訳程度にあしらわれたフリルが、より淫靡さを引き立てている……」

千早「胸の部分は……装着すると乳首が三角形の紐に囲まれる形になるのね」

千早「なだらかな胸部に薄桃色の二つの蕾……淫猥な下着によって強調されたそれは、プロデューサーの劣情を……」

千早「って、何を言ってるのかしら私は……」

千早「でも、紐ショーツとセットで失われたピースが見事に当てはまった……」

千早「お互いに引かれあってる……私とプロデューサーの心みたいに」

千早「ふふ……ふふっ」

春香「千早ちゃん、独り言ばっかり言って、挙句に……そんな爽やかな笑顔でどうしたの?」

千早「春香、人生は素晴らしいわね」

春香「嫌にポジティブだね?」

--- 撮影セット ---

響「プロデューサー?」

P「なんだ」

響「なんで律子たちは体操着着てるのに自分たちは私服のままなの?」

P「色々衣装は持ってきたが、私服の方が捗るだろ、色々」

春香「ビショ濡れになったとき……にですか?」

P「そりゃあもう、もちろん」

千早(……どうしてこういう日に限って水を浴びそうになるのかしら)

春香「ええと、もう一度ルールを確認しますけど、○×の二択クイズで、問題を読み終わったら走って……」

響「で、あっちの大きい○と×の紙の壁に飛び込む……」

千早「正解であれば地面が続いていて、間違いなら池に飛び込むことになる……」

P「ま、よくあるベタな仕掛けだな。ただし、正解の方を選んでも先にたどり着かないと負け。律子のチームと一人一問戦って、二本先取で勝利」

律子「さて、プロデューサー殿……どういう順番で戦うのかが勝利の鍵、ですよ?」

P「そうやって圧をかけてくる……」

律子「さ、みんな、始めるわよ!」

司会者「さて、今度のカードは……同事務所対決ですね。三本先取の一本目……我那覇響さん対秋月律子さん、位置についてください」

響「最初が律子……ちょっと意外だぞ」

律子「ふっふっふっ……響が出てくるのは予想済みなのよね」

千早「プロデューサー、読まれているようですが大丈夫でしょうか?」

P「なに、響ならやってくれるさ」

春香「やよいは、池に飛び込んでも大丈夫?」

やよい「はい!泳ぐのも好きだから、ちょっと楽しそうかも……」

春香「前向きだねー……」

美希「ミキはもちろん濡れるのいやっ……」

司会者「では、問題……東欧の国家アゼルバイジャンの首都はバクーである……○か×か!」

律子(問題文を聞き終わったのと同時に走りだす!走りながら考える……迷いは禁物!)

律子(そして答えは○……このちょっとマニアックな地理の問題、響、あんたは迷いをもたずに正解へ走りぬけられるかしら?)

響「どおりゃああああ!」

律子(……速い!足は分が悪い!)

響「○にいくぞー!!」

律子(……だめ、追いつけない)

司会者「おおっと、我那覇さん迷わずに○の方へ突っ走る!秋月さんも○の方へ走るが間に合わない!」

千早「!」

司会者「我那覇さん、○を突っ切って、地面はそのまま続いていた!正解!我那覇さんの勝利!」

響「やったぞー!!」

司会者「秋月さんも我那覇さんを後を追いかけてゴール!全力疾走した二人はその場に倒れ込みます」

律子「……響、あんた、知ってたの、答え?」

響「ええとね、答えはわからなかったけど、律子なら絶対に間違いないよね。だから自分は賭けにでて……それだけだぞ」

P「次は……春香だ」

美希「こっちはやよいなの」

春香「プロデューサーさん、まっかせてください!」

やよい「春香さん……負けません!」

春香「……私も負けたくないよ!」

司会者「では、お二方、位置についてください」

春香(……悪いわねやよい、この勝負私が貰った)

司会者「では問題……1から100までの数字を全部足すと答えは5000である……○か×か」

やよい「えっと、えっと……1、3、6、10……指が……」

春香(走る……答えは○!)

春香(……計算はしてないけど、この撮影セット、さっきの問題から配置が変わってない!)

春香(だから答えはさっきと同じ……○!)

司会者「おっと、天海さんは○の方へ一直線!高槻さんはようやく走りだした!」

春香「えーーーい!」

ザバーン!

春香「うぇっぷ……い、いつの間に……!?」

美希「なんで春香、あんなに自信満々で……」

P「策士策に溺れる……ってやつだな」

千早「一瞬で計算できるじゃない、100×101÷2で5050よ」

やよい「春香さんが落っこちたってことは×ですね」

司会者「今、高槻さんが×の壁を破った!二戦目は高槻やよいさんの勝利です!」

千早「……一対一ね、この勝負にかかってる」

美希「望むところなの……」

司会者「さて、最終戦いってみましょう!都道府県ごとの、米の生産量……第一位は新潟県である。○か、×か!」

千早(とにかく、走り始める!)

司会者「両者一斉にスタート!」

千早(わからない……、順当に考えれば新潟県、でもひっかけ?生産量だけ考えれば土地がたくさんある北海道では……)

美希「負けない!」

司会者「おっと、わずかに星井さんが先行か!?」

千早(我那覇さんのように賭けにでる?いえ……でも、私は水に濡れるとあの下着が……)

千早(美希の後ろをいけばいい……美希が間違えれば自動的に私の勝ち。負けても濡れることはない)

千早「違う!」

千早(ここでだって負けたくない……。常に本気じゃなきゃ、最高の歌なんて唄えない……!)

千早「私も……負けない!」

司会者「おっと、如月さん!ぐんぐんとスピードを伸ばす!」

千早(答えは○!美希を抜いて、飛び込む!!)

司会者「今、壁を……抜けた!」

P「千早!」

千早(この世界からいなくなる?こんな女の子、プロデューサーも嫌よね……私またひとりぼっち?)

司会者「……正解!○です!勝ったのは如月さん!」

千早「えっ……正解?池に落ちてない……」

美希「千早さん、やっぱり強いの」

春香「千早ちゃん!!」

響「千早!!」

……

律子「本当に、持ってるんですね、あの子達」

P「そりゃ、自慢のユニットだからな」

やよい「春香さん、風邪ひかないでくださいね」

春香「ううっ……優しい……。それに引き換え私は……」

美希「してやられたって感じなの」

千早「辛くも勝利……これで私達のユニットの放送時間が増えますね」

P「ああ、よくやってくれた」

響「自分たち……偉い?」

P「もちろん、偉いぞー」

春香「ねえねえ、事務所の他の子たちってこの番組出てないの?」

律子「確か、別の形でエントリーしてたような……」

ドカーン!!

やよい「なにか……すごい音です……」

美希「あのモニター、別の場所の収録を映してる?」


真『うわっ!電流に爆破!なんですかこれ!』

司会者『ルール無用のアイドルデスマッチです!』

雪歩『た、助けて真ちゃん!』

あずさ『あらあら、みんなーどこいくのー……?』

真美『スゲーですぜ、火柱を背にあらあらと胸揺らしながら走ってくるあずさお姉ちゃん……!』


春香「何か、大変そうだね……」

P「……帰るか、気づいてないふりして」

千早「そうですね……」

--- 765プロ・ロッカールーム ---

千早「疲れたわ……今日は早く帰って寝たほうがいいわね」

千早「不要な荷物はロッカーに置いて……」

ガチャ

千早「!」

千早「ロッカーの中……、あったわ」

千早「予備の衣類……下着、ジャージ……、なんで忘れてたのかしら」

千早「はぁ……本当に疲れたわね。汗もかいてしまったから一旦着替えましょうか」

千早「上を脱いで……、こんなブラでいたなんて、私ヘンタイじゃ……」

ポタリポタリ

千早「キャーーッ!!!」

千早「上から水……雨漏り!?」

千早「ああ、スカートが溶けて……下着、だけに……」

ガチャ!!

P「千早!どうした!大丈夫か!?」

千早「プ、プロデューサー!?こないで!!」

P「うわっ、ごめん!ヘンタイでも出たのかと……って、その格好、千早が……」

千早「みてしまいましたか……これ、あなたのくださった下着ですよ」

P「そういえば……そうだった。ごめん、着るとは……」

千早「あなたがこんな風にしてしまったんですよ」

P「……」

千早「前の私なら、こんな下着、見せられただけで通報してました」

P「まあ、そうだろうな」

千早「全部、プロデューサーのせいですから……責任、取ってください」

P「……ああ、もちろん」

千早「本当ですか?」

P「男に二言はない」

千早「私、疑り深くて嫉妬深いんですよ」

P「知ってる」

千早「もし、部屋でエッチな本を見つけたら燃やしますから」

P「帰ったら捨てるから」

千早「知らない女の人と歩いていたら朝まで問いただしますから」

P「……仕事以外でなら」

千早「仕事でもダメかもしれません……。こんなのですけど、私を嫌いにならないでください」

P「もちろん」

千早「もし、おばあちゃんになっても」

P「好きでいる」

千早「……私が今の姿のままで、プロデューサーだけが歳をとっても絶望しないで、好きでい続けてください」

P「わかった」

千早「とにかく、一番そばで見守っていてください」

P「どこにも行かない」

千早「ごめんなさい、やっぱり見守ってくださるだけじゃ嫌です」

千早「……その身体で、守ってください」


この後めちゃくちゃチョメチョメしたのでおわり!

-- 765プロ・屋上 --

貴音「仲良きことは美しきかなと高木殿もおっしゃっていますが」

貴音「天井裏に忍び込むのは大変骨が折れました」

貴音「ですが、私からの雨漏りのプレゼント、受け取っていただけたようですね」

貴音「この屋上、都会の喧騒の中でも宵闇に浮かぶ玉兎は美しく……」

貴音「お月さま……忍び込んでから、漏らす水を持ってきていないことに気づいたときには流石に焦ってしまいました」

貴音「どうやって水を確保したか、でしょうか?」

貴音「……それはとっぷしーくれっと、というものです」

貴音「兎角、本日は二人の縁をお祝いしましょう……幸多からんことを」



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