殺し屋「……殺し屋の、殺し屋」【安価】 (516)

雇い主「そう、ターゲットは殺し屋」

雇い主「その街に住む殺し屋等の暴力装置の排除をお願いしたい」

殺し屋「……それはいいですけど……この服は?」

雇い主「最近の日本は物騒だ、特に君のような女の子にも銃を持たせて教育している者もいる」

雇い主「なら学生としての身分だけでもあった方が自由に動ける……興味があるなら通ってもいいよ」

雇い主「更に、ヤクザやマフィア等の組織を潰したのなら、報酬に上乗せしよう」

雇い主「最後にだけど……排除の仕方は君の好きなようにしてくれ、腕を切り落としたり、殺したり」

雇い主「君が飼い主になって管理するのも手だろうね」

殺し屋「……分かりました」

雇い主「銃器はこのクローゼットに、必要なものがあったら僕に連絡してくれ……とりあえず、この街の平和は君の双肩にかかってるよ」

バタンッ



殺し屋「まずは、なにをしようかな?」
>>下

殺し屋「……とりあえず」

ガサゴソ

殺し屋「監視もつけずに、生活の保障を申し出るなんておかしい」

殺し屋「日本のことはよくわからないけれど、人1人暫く好きなように生活するにはお金はたくさんいるはず……」

ガサゴソ

殺し屋「監視カメラやマイクがあるはず……」

殺し屋「……お、お風呂とか、覗かれるのやだし……」



殺し屋「結果はどうかな?」
>>下

殺し屋「監視カメラだらけだ……」

殺し屋「マイクも……」

ドッサリ

殺し屋「……うーん、壊すのも、なんだかなぁ」

殺し屋「まあ、見つかりませんでした、って言うと解雇されるかも知れないし」

殺し屋「見つけられてよかった」




殺し屋「で、どうしよう?」
>>下

殺し屋「情報を得られるものはいっぱいあるみたい」

ポチッ

殺し屋「とりあえず、目立ってる奴を見つけよう」

殺し屋「殺されたら、それこそ目立つはず」

殺し屋「……私がいると、この街に知らせてやる」



殺し屋「気になる奴は……」
>>下

殺し屋「……通り魔……標的は学生……」

殺し屋「なるほど、派手な事件はこれくらいかな?」

殺し屋「……そう言えば、入学式は明日か……」

殺し屋「行く必要はないけど……」



殺し屋「どうしようかな?」
>>下

殺し屋「せ、折角だし、日本の学校に行ってみようかな?」ソワソワ

殺し屋「よ、よし、早速寝よう」

ガバッ



殺し屋「ふぁぁ……」

殺し屋「5時……いつも通りの時間だ」

殺し屋「早く支度しようっと」

殺し屋「……あ、通り魔……武器は何にしようかな?」




殺し屋「色々あるけど……」
>>下

殺し屋「銃は、さすがに控えよう」

殺し屋「ナイフは、2個くらいで良いかな?」

殺し屋「……よし、早速行こう!」

トコトコトコ

殺し屋(緊張するなぁ……)




雇い主「おや、道中何か起こったみたいだ」
>>下

不良1「ねえねえ君、外人さん?」

不良2「てか、うちの制服じゃね?」

不良3「んなことより、ちょっと良いとこイカねぇ?」

殺し屋「え、えーっと……」

殺し屋(どうしよう……雇い主に見張られてる可能性もあるしなぁ……)




殺し屋「そうだ、こうしよう」
>>下

殺し屋「わ、わんっ! わんわんっ!」

不良1「……は?」

不良2「え、なに?」

不良3「なにやってんだ?」




殺し屋「その後は……」
>>下

殺し屋「……ふふ」ホクホク

殺し屋「可哀想な外人役って便利」

殺し屋「お菓子いっぱいもらっちゃった」

殺し屋「あ、学校……まだ大丈夫」



殺し屋「……校長の話長い……」

殺し屋「難しい日本語も出てくるし……」

先生「はーい、皆さん教室に来てー」

殺し屋「あ、行かなきゃ」




殺し屋「隣の席の子は……」
>>下

通り魔「んふふ、外人さん? 金髪キレーだね」

殺し屋「どうも……」

殺し屋(……染み付いた血の匂い……もしかして、例の学生ばかり狙う通り魔?)

通り魔「目もキレー……これからもよろしくね!」

殺し屋「はい、コンゴトモヨロシク」




殺し屋「どうしようかな?」
>>下

殺し屋「暖かい……」モグモグ

通り魔「お互い購買のパン派とはねー」モグモグ

殺し屋「甘い……美味しい……」モグモグ

殺し屋「あ、お菓子あるよ?」

通り魔「わーい、食べよ食べよ!」




殺し屋「ご飯食べた後は……」
>>下

トコトコトコ

殺し屋(不良すらいない……)

トコトコトコ

殺し屋(……結構陽も傾いて来た……)

トコトコトコ

殺し屋(そろそろ、来ても良いはず……)




殺し屋「何か起きたことは……」
>>下

殺し屋「何事もなく帰還」

殺し屋「……アテが外れたのかな」

殺し屋「それとも、気付かれた?」

殺し屋「まあいいや」



殺し屋「家の中ではなにしよう」
>>下

殺し屋「ネットで調べてみよう」

殺し屋「暴力団とか、通り魔以外にも」

カタカタカタ

殺し屋「……えーっと……」

カタカタカタ




殺し屋「成果はどうかな?」
>>下

殺し屋「……ふむ……夕方よりも夜の方がいいのか」

殺し屋「次は夜にしてみよう」

殺し屋「……そろそろ寝よっと」




殺し屋「ふぁぁ……」

殺し屋「朝かぁ……学校、どうしようかな」




殺し屋「朝することは……」
>>下

殺し屋「…………」ムラ

殺し屋「あー……通り魔にいやらしい目で見られてたせいだ……」

殺し屋「発散させないと……時間は、まだ余裕があるし……」

殺し屋「誰にしようかな……」




殺し屋「ん、あの人とかどうかな?」
>>下

白スーツ「……なんだ嬢ちゃん」

殺し屋「……おじさん、私と良いことしない?」

白スーツ「ウリか……どこの店だ?」

殺し屋(どう見ても、ヤクザだよねぇ……)




殺し屋「どうしよ?」
>>下

殺し屋「お金なんていいから、抱いて?」

白スーツ「……ちっ」

白スーツ「来い」

殺し屋「はぁい」



殺し屋「どうなるかな?」
>>下

パァンッ

白スーツ「ぴっ!?」ドチャッ

殺し屋「ッ!?」バッ

殺し屋「狙撃……あのおじさんを狙ってた?」

殺し屋「それとも、私か……?」

殺し屋「ヒットマンか……あのビルかな?」

殺し屋「ただ、走っても逃げるだろうしな……協力者がいないと、流石にキツイか」



殺し屋「どう切り抜けよう」
>>下

殺し屋「ご主人様!」

雇い主「はいはい、見てるよー」

雇い主「援護のことだね?」

殺し屋「はい!」

雇い主「君の報酬から天引きさせてもらおう」



雇い主「さて、どんな子を送ろうかな?」
>>下

ピピピピピ

通り魔「……だれ?」

雇い主「殺し屋ちゃんの飼い主なんだけどさ、君、頼みを聞いてくれないかな?」

通り魔「はい? 飼い主?」

雇い主「ちょっと込み入った話しでね、殺し屋ちゃんを助けてあげてほしい」

通り魔「……いいよー」

雇い主「お金の話はまた後で、それ以外が欲しいなら殺し屋ちゃんに離してね」



通り魔「助けに行かなきゃ」
>>下

通り魔「えっとぉ、このビルのフロアのどこかかぁ……」

雇い主「今殺し屋ちゃんが囮をしているけど、早くしないとキツイかもね」

通り魔「……早くしないとね」

タッタッタ



通り魔「狙撃手はどこかな……」
>>下

通り魔「……なんだか聞きなれない軽快な音が……」

通り魔「あ……居た居た……あれが狙撃手かな?」

狙撃手「…………」ポシュッ、ポシュッ

通り魔「サイレンサー、って奴かな?」



通り魔「むふふ、どうしようかな?」
>>下

狙撃手「が、ぁぁ!?」

通り魔「んふふ、何してもらおうかなぁ」ザクッ、ザクッ

通り魔「……なんでもしていい、って言うのも魅力的だけど、無理やりやらせるより、プラトニックに行った方が好感度が……」ザクッ、ザクッ

通り魔「……あ、死んでる」

ピピピピピ

雇い主「お疲れ様、死体はこっちでどうにかしておくよ」

通り魔「おっけー」

雇い主「後君の口座に三百万支払っておいたよ、まだ欲しいならこの番号に連絡してね」

通り魔「……さんびゃくまん」



殺し屋「……狙撃が止んだ……?」
>>下

雇い主「お疲れ、災難だったね」

殺し屋「うん……援護してくれた人にありがとうって言っておいて」

雇い主「………………」

雇い主「や、じきに君の所に行くだろうし、その時に直接言いな」

雇い主「……気を付けてね」プチッ

殺し屋「……気を付ける……?」



殺し屋「まだ学校には間に合うかな?」
>>下

殺し屋「……あなただったの?」

通り魔「そぉだよぉ」ニヤニヤ

殺し屋「そう、ありがとうね」

通り魔「そんなことより、これからホテル行こうか、あなたの家にしてもいいけど……あ、私の家に行く?」

殺し屋「…………? 学校に遅れちゃう……」

通り魔「んふふー、真面目だなぁ、これから良い事しようよぉ、えへへ……」ニヤニヤ



殺し屋「……良い事?」
>>下

殺し屋(……私の家がバレるのもマズい、引っ越しは容易とはいえ)

殺し屋(だと言っても、向こうの家に行くのも……)

殺し屋「ホテルに行きましょう」

通り魔「んふ、んひひっ、じっとりねっとり遊びましょ?」



通り魔「んひひー、何して遊ぼうかなぁ?」
>>下

通り魔「最近は女の子どうしでもはいれるんだねぇ」

殺し屋「……ねえ、どうして人を殺してたの?」

通り魔「へ? うーん……」

通り魔「人の肌に刃を当てるの、凄い興奮してね? それからムラッとしたらプスッとね?」

殺し屋「……そうなんだ」

通り魔「ねえねえ、刺さないからさ、刃物使いながらしない?」ニヤニヤ



殺し屋「どうしようかな……」
>>下

殺し屋「……危ないのは、ちょっと、怖いな……」

通り魔「んふふ、怖がってる顔良いねぇ……仕方ない、普通にしよっか」

通り魔「……えへ、いひひ……髪もサラサラだし、肌つるつるだねぇ」サワサワ

殺し屋「あ、ん……んんッ」

通り魔「良いねぇ、良いねぇ」



殺し屋「ん、どう、しよう……」
>>下

通り魔「あぁ、やばい、ちょっと、乱暴にしてもいい?」クチュクチュ

殺し屋「う、ぁ、んッ、いい、よ……」

通り魔(んふふふ、かぁわいーッ!)

ヌッチュヌッチュ

殺し屋「あ、ひぁっ、んんっ!?」ビクンビクン

通り魔「あは、イった? イったでしょ?」



通り魔「次は何してあげようかな?」
>>下

殺し屋「え、いっ!」

モミモミ

通り魔「んにゃぁ!?」

殺し屋「胸、弱いんだ……」モミモミ

通り魔「ひゃめ、へぇ、んぁぁ!?」



殺し屋「ふふ、楽しくなってきたかも……次は……」
>>下

殺し屋「んむ、ん」チュパチュパ

通り魔「あ、あんっ!」ビクンビクンッ

殺し屋(……綺麗だなぁ……)

通り魔「しょれ、しゅきぃっ!」

殺し屋「うん、じゃぁ、もっと虐めるね?」モミモミ



殺し屋「そろそろ、終わりにしよう」
>>下

モミモミモミモミ

通り魔「あっ、やだっ、イくぅっ!?」

プシャァァァァ

通り魔「あっ、ひっ、ひんっ」

殺し屋「……ふぅ……」




殺し屋「この後はどうしよう」
>>下

殺し屋「午後からでも行こ?」

通り魔「うーん……いいよー」

通り魔「まあ、一つ二つ授業受けなくても大丈夫だろうけど」

殺し屋「勉強楽しくないの?」

通り魔「簡単だし、面白くないなー」



殺し屋「学校でなにしようかな」
>>下

雇い主「君に依頼だ」

殺し屋「私、仕事中だけど?」

雇い主「君のように腕のいい殺し屋を長い間独占すると軋轢が生まれるのでね」

雇い主「表面上は穏やかに友好的だと示すため、君に仕事を紹介することになった」

殺し屋「で、依頼者は?」

雇い主「そこの学校の校長だよ」



殺し屋「校長の依頼は……」
>>下

殺し屋「免罪……」

校長「うむ……有罪判決を苦にじさつ、と言うことになっている」

校長「できるなら証拠を見つけ出し……殺してくれ」

殺し屋「……はい」

校長「頼む……」



殺し屋「銀行支店長はどうやって殺そうかな?」
>>下

殺し屋「やっぱり、難しいと思うけどやるしかないね」

殺し屋「……方法は……後で考えよう」

殺し屋「持っていくものは……取り敢えずナイフと銃だけで」



殺し屋「あと足りないものは……」
>>下

殺し屋「……そうだ、自首させるならこれも必要だよね」

殺し屋「ふむ……これで終わりかな?」

殺し屋「よし、支店長の住所は知ってるし……早めに行こう」



殺し屋「ここかな……」

殺し屋「セキュリティは普通、私なら無視できるね」



殺し屋「どう仕事をこなそうかな?」
>>下

殺し屋「豪華な家でよかった」

殺し屋「マンションなら、屋根裏なんてないからね」

コソコソ

殺し屋「……屋根裏も広いなぁ」



殺し屋「よし、どこに行こう」
>>下

殺し屋「寝室に到着」

殺し屋「……でっかいベット……」

殺し屋「さて、どうしようかな」



殺し屋「寝室で何をしよう」
>>下

殺し屋「マッサージサービスですぅ」

支店長「あ、あれ? 呼んだかな?」

殺し屋「もーぅ、酔っ払ってますねぇ?」

支店長「あは、あはは、ごめんごめん」



殺し屋「さて、どうしよう」
>>下

殺し屋「えー!? ぎんこーのしてんちょーなんですかぁ?」

殺し屋「すごーい!」

支店長「そ、そうかなぁ」

殺し屋「いろいろお話し、聞きたいなぁ」



殺し屋(さぁ、吐け!)
>>下

殺し屋「裏話とか、聞きたいなぁ」

スルスル

支店長(っ! おお……)

支店長(胸はそこそこだが、美しい!)



殺し屋(何か吐いたかな?)
>>下

殺し屋(口、かたっ!)

支店長「さぁて、そろそろ……ね」サワサワ

殺し屋「えぇ? なんのことですかぁ?」

殺し屋(もっとサービスしなくちゃいけないかな?)



殺し屋「どうしよう」
>>下

殺し屋「えいっ、えいっ!」

シュッシュッシュッシュッ

殺し屋(包茎でよかったー)

シュッシュッシュッシュッ

支店長「あっ、あん、あひっ!」



殺し屋「どうしようかな」
>>下

殺し屋「…………っ!」ギリギリギリ

支店長「あ、ひぎっ!?」

カクン

殺し屋「ふう……終了っ、と」



殺し屋「この後はどうしよう」
>>下

殺し屋「校長先生、殺しは完了しました」

殺し屋「……すみません、証拠は……」

殺し屋「その代わり無様に殺しました」

殺し屋「……はい、では口座に」



殺し屋「お金も入ったし、夜は遊ぼうかな」
>>下

殺し屋「売ろうかな、っと」

殺し屋「お金持ってそうな人はいないかなぁ」

殺し屋「あ、制服のままだ……まあいいか」



殺し屋「あの人とかお金持ってそう」
>>下

殺し屋「お兄さん、買っていかない?」

チンピラ(ガキか……まあ、気分転換にヤるか)

チンピラ「おら来い、行くぞ」

殺し屋「はぁい」



殺し屋「どうやって楽しもうかな」
>>下

殺し屋(んあー……)

殺し屋(何をどう感動すれば良いのかな……日本人とは感性分かんなーい)

殺し屋(寝そう……)



殺し屋(この後どうするんだろう)
>>下

グプッグポッ

チンピラ「出すぞ……っ!」

殺し屋(せめてホテルにしてよ……)

ビュルルルルル

チンピラ「ふぅ……」

殺し屋「おえ、紙コップに入れちゃえ」

殺し屋「映画も面白くないし、かーえろ」



殺し屋「家に帰ろうかな」
>>下

殺し屋「大漁大漁」

殺し屋「小銭が増えるのって幸せだなぁ」

殺し屋「明日もお仕事がんばろー!」

殺し屋「おやすみ」



殺し屋「ムニャムニャ、朝起きたら何しよう……」
>>下

雇い主「昨日の今日で悪いね」

殺し屋「別に良いよ」

雇い主「まあ、嫌だったら断って良い」

雇い主「僕から多額の前金をもらっているんだからね」




雇い主「それで、依頼の内容だけど」
>>下

雇い主「殺しの対象は熊だ」

殺し屋「……今の装備じゃきつい」

雇い主「応援を呼ぼうか? それとも装備の注文かな?」



殺し屋「ふむ……」
>>下

殺し屋「装備を整えさせて」

殺し屋「そもそも害獣用の武装なんかないんだし」

雇い主「そうだね、じゃあ飼い主として武器を送ろう、2時間で揃えるよ」

雇い主「他に注文は? 頭数が欲しいなら僕が手配しよう」



殺し屋「どうしようかな」
>>下

殺し屋「いいや、私1人で殺すよ」

殺し屋「通り魔ちゃんも、イレギュラーだし」

殺し屋「いつも通り、独りでこなすよ」

雇い主「ん、じゃあ郊外まで運ぶ足を用意するね」



殺し屋「この辺に熊か……」

殺し屋「怖いなぁ」




殺し屋「どうしようかな」
>>下

殺し屋「あそこか……」

殺し屋「廃村、かな?」

殺し屋「痕跡から見て、かなり大きな熊」



殺し屋「さて、どうしようか」
>>下

殺し屋「近寄るのも危ないし、少し離れよう」

トコトコトコ

ガシャッ!

殺し屋「わ、わぁ!? なに!?」



殺し屋「な、なにが起きるの!?」
>>下

殺し屋「高かったのに……」

殺し屋「ううっ、ぐすっ」

ピピピピピ

雇い主「変えを車の中に用意しておくよ」

雇い主「それとも、一旦クマが縄張りに戻ってくるまで車の中にいるかい? 見つけたんだろ?」



殺し屋「う、ぅぅ……どうしよう」
>>下

熊「グルルル……」ノソノソ

殺し屋「来たね……」ジャキッ

熊「ゴルルルルル……」

殺し屋(デカイ……ッ)



殺し屋(さて、どうしたものか……)
>>下

殺し屋「…………っ!」ゴギギギギ

ボキリッ

熊「…………」バタンッ

殺し屋「しごとしゅーりょー」



殺し屋「早く車に向かいたい」
>>下

殺し屋「……車が……」

ピピピピピ

雇い主「熊に襲われてさ、逃げちゃったみたい」

雇い主「代わりの車を用意するから、その間暇つぶしでもしてて」

殺し屋「パンツすらないんですけど」



殺し屋「……どうしよう」
>>下

グツグツ

殺し屋「……ふるぎをこしにまこう」

殺し屋「うまそう……」

グツグツ

殺し屋「……いただきます」



殺し屋「……美味しかった……後はなにしよう……」
>>下

ゾンビ「……?ぁー……」

殺し屋「……薬品か、それともウィルスか……」

殺し屋「熊の巨大化はあれか……黙っていた方がいいのかな」

殺し屋「足は遅い……ふむ」



殺し屋「まだ車は来ないのかな?」
>>下

ゾン娘「……うあー」

殺し屋「……私と同じくらいの女の子だ……」

ゾン娘「とも、だち……」

殺し屋「友達になりたいの?」

ゾン娘「……」コクコク



殺し屋「ど、どうしよう」
>>下

ゾンビ「う?ぁぁぁぁ!!」

殺し屋「んなっ!?」

殺し屋「ちから、つよっ!」

ジタバタ



殺し屋「こうなったら!」
>>下

魔法少女は流石にノー

再安価
>>下

殺し屋「よい、しょっと」

ブゥンッ

ガシャァン!

ゾンビ「あ、ぅぅあ……」

殺し屋「遅いね、死体くん」ズパッ

殺し屋「……まだかなー、迎え」



殺し屋「おそいなー」
>>下

バババババババ

殺し屋「ヘリか……」

殺し屋「パンツあるよね……」

ゾン娘「……ぁー……」

殺し屋「……この子どうしよう」



雇い主「ふむ、被験体を持ち帰りたいと……」
>>下

雇い主「朗報だ」

雇い主「僕の管理下であるならば、許可が下りた」

雇い主「感謝していい」

殺し屋「ありがとう……乗ろ」

ゾン娘「は、あ、い……」



殺し屋「帰ったらなにしよう」
>>下

殺し屋「私、あの街の殺し屋を掃除するって依頼だったんだけどなぁ」

ハキハキ

殺し屋「なんでウィルスに感染した熊野退治をしなきゃいけないんだろう」

ハキハキ



殺し屋「明日はどうしようかな」
>>下

殺し屋「私は殺し屋、15歳」

ゾン娘「ゾン、娘……じゅ、う、ろく……」

殺し屋「あれ、年上?」

ゾン娘「う、ん……」

殺し屋「へー、意外ー」



殺し屋「午後はどうしよう」
>>下

通り魔「ふーん、ふふーん」

トコトコトコ

通り魔(明日はデートでも誘おうかなぁ、殺し屋ちゃんといい雰囲気になったらー、そのままホテルにー)

パシュッ、パシュッ

通り魔「……へ?」ドロリ

パシュッ、パシュッ、パシュッ

通り魔「いぁっ!? がっ!」ゴフッ

パシュッ

殺し屋「……おーしまい」

殺し屋「……かーえろ」



殺し屋「明日はお休みだし、どこか行こうかな」
>>下

殺し屋「……またぁ?」

殺し屋「普段の生活をして、そこから見える範囲の殺し屋暗殺って依頼の、普段の生活すらできてないんだけど」

雇い主「ごめんって、反省してるよ」

雇い主「まあでも、日本でフリーの殺し屋は君がほぼトップだ、誇っていいよ」



殺し屋「で? 内容は?」
>>下

雇い主「えーっと、なんでも重要人物の爆殺を図っている団体の抹殺らしい」

殺し屋「なんだ、ボマーか」

雇い主「……まぁ、君なら大丈夫だと思うけどさ、気をつけてね」



殺し屋「情報もあらかたもらったし、どうしよう」
>>下

通り魔「殺し屋ちゃーん、怒ってるなら謝るよー」

ガチャ

殺し屋「なんで生きてるの……」

通り魔「サイレンサーで小狡く勝とうとしてもダメだよー、まあ死にかけたけど」

通り魔「お願い! 私をこき使っていいから殺さないで!」

殺し屋「……いいよ、でも仕事は手伝ってもらうからね」



殺し屋「よし、じゃあ仕事をしよう」
>>下

殺し屋「私が中距離で銃で射殺」

通り魔「私がナイフで撹乱しつつ殺害ね?」

殺し屋「指示通りに動いてね、邪魔なら捨てるし撃つから」

通り魔「はぁい」



通り魔「頑張らなきゃなー、ようし!」
>>下

通り魔「…………」

通り魔(暗がりの路地じゃわないとなぁ……)

通り魔(それにこの人たち顔を隠してるし……美男か美女ならやる気が起きるんだけど)

通り魔(……足引っ張っちゃったなぁ)



通り魔(どうしよう……)
>>下

パンバンパン

爆弾魔1「おら、もっと締めろ」ドカッ

殺し屋「っ! …………」

爆弾魔2「おーおー、目が怖えや」

爆弾魔3「けつの穴まで犯されりゃ、凄んでも迫力ねえぞ」ゲラゲラ



通り魔(私がなんとかしなくちゃ……)
>>下

通り魔(よ、っと)

キコキコ

通り魔(13の隠しナイフの一つ、ヘアピン型ノコギリ)

通り魔(残りの12個は企業秘密……よいしょっ)

ハラリ



通り魔(手足は自由になった……次は……)
>>下

通り魔「ねえねえ、偉いでしょ」

通り魔「1人でぜーんぶやったよ!」

殺し屋「それじゃあ、縄を外してください、シャワーを……」

通り魔「はぁはぁ……アザと血と精液で殺し屋ちゃんが汚れてる……」

通り魔「んひっ、ひひひっ、可愛い……っ!」



殺し屋「ちょ、ちょっと!? 何する気!?」
>>下

ペロペロ

殺し屋「ん、つうっ」

通り魔「えへっ、えへへっ、血と精液混じって複雑な味だねぇ」

ペロペロ

通り魔「んへへぇ、血おいひい」

ペロペロ



通り魔「次はどうしようかなぁ?」
>>下

殺し屋「こ、のっ!」

バッ

通り魔「っきゃぁ!?」

通り魔「あ、抜け出せたんだ……」

殺し屋「スイッチ、入ったから……」



殺し屋「どうしよう……」
>>下

通り魔「でもぉ、弱っちいねぇ!」

殺し屋「な、きゃぁ!?」

通り魔「んひ、んへへへ……悪い子にはお仕置きだねぇ」

ペロペロ、ペロペロ

通り魔「ねえ、どぉ? 気持ちいでしょ?」

殺し屋「い、家に帰ってからしようよぉ……んぁッ!」



通り魔「ふへへ、次はどうしてあげようかな」
>>下

殺し屋「ひゃめ、ひゃめへ……」ガクガク

通り魔「ね? ほらほら、ここの穴、殺し屋ちゃんが撃った穴だよぉ?」

通り魔「んひひひ、愛の証かなぁ? ほらほら、指入れてみ?」

通り魔「私は殺し屋ちゃんのここ弄るけどね?」

殺し屋「っひ、あっ、んぁ!?」



通り魔「お次はー、どうしよっかなぁ?」
>>下

通り魔「あはっ、えへへ、ねえ、痛い?」

ズププ……

通り魔「私も、たっくさん、証作るね!」

殺し屋「……後で……覚えて……ろ……」



殺し屋「……こ、この……!」
>>下

殺し屋「通り魔! 舌だしなさい!」

通り魔「はぁい! んむっ!?」

通り魔「ん、むぷ、れる……ちゅる……んん……」トロン

通り魔「ぷはぁ……な、なぁに? 情熱、て、き?」

殺し屋「ふぅ……良い効き目だね」



通り魔「ひゃ、ひゃんま! ころあとはいへにはへって!」 殺し屋「……どうしてあげようかな」
>>下

殺し屋「いてて……なんで仲間に刺された方が傷が深いんだろう……」

通り魔「はへ? こほしやちゃん?」

殺し屋「二、三十分でしびれは取れると思うから」

殺し屋「明日学校でね」



殺し屋「明日は何しよう」
>>下

殺し屋「また依頼?」

雇い主「悪いね……君には普通の生活を送ってもらいたかったんだけど」

雇い主「……断るかい?」

殺し屋「うーんと」




殺し屋「とりあえず、依頼内容は?」
>>下

(他のスレでも見かけたな)
知らないので再安価
>>下

雇い主「女スパイが少し派手に動いてるみたいだ」

雇い主「……打ち負かしてこちらの陣営に入れたい」

殺し屋「……分かった」

殺し屋「同居人が増えるだけだね」

ゾン娘「……あー?」



殺し屋「じゃあ、居場所の情報は?」
>>下

雇い主「それは……」プツッ

ツーツーツー

殺し屋「……ジャミング……女スパイ……には、用意できない……」

殺し屋「CIAか、人民武力省か……誰だ……」

ピーンポーン



殺し屋「さて……どうしようかな」チャキッ
>>下

サッ

殺し屋「さて……公安か、KGBか……」

殺し屋「それとも育ての組織の回し者かな……?」

ガチャ……



殺し屋(あれは……っ!)
>>下

チャイナ「おこんにちはー」カツカツ

チャイナ「おじゃましまーすよ」カツカツ

殺し屋(この足音……土足だ!)

チャイナ「居留守なの知ってまーすよ」カツカツ



殺し屋「さて、どうしようか……」
>>下

チャイナ「ここですかー?」ガチャ

殺し屋「……っ!」バッ

チャイナ「破ッ!」パァンッ

殺し屋「んなっ!?」

チャイナ「ずっと壁触るの、悪手ですね」

チャイナ「どうしますー? 降参しますか?」

殺し屋(強い……)



殺し屋(どう攻めたら……)
>>下

チャイナ「んー! 可愛いシャオマオ! 良いですネ!」ナデナデ

殺し屋「子猫違う」ワシャワシャ

チャイナ「私、この街の中華マフィアの殺し屋やってますヨ」

チャイナ「これ、最終通告ね、うちには手を出すな」ニタニタ

殺し屋「…………」

チャイナ「まあ、おとなしくするなら、こちらがあなた買います」

殺し屋「いま契約中、依頼ならご主人に」

チャイナ「今人員動員して、その飼い主狙ってますヨ」

チャイナ「こっちへ鞍替えするなら、早めにネ?」



殺し屋「…………」
>>下

殺し屋「……こちらの安全を保障するなら……」

チャイナ「安全? 何寝言言ってますか?」

チャイナ「あなたも私も、殺されるまでころす仕事ですヨ?」

チャイナ「保障なしです、私と一緒」



殺し屋「……さて、どうしよう」
>>下

殺し屋「分かった」

チャイナ「嬉しいですネ!」

スック

チャイナ「明日また来ますネ、その時ボスに顔見せヨ」

チャイナ「では、ワンアン」

ガチャ、バタン

殺し屋「お休みなさい」



殺し屋「ああ言ってしまったけど……」
>>下

殺し屋「と言うわけなの」

通り魔「私が痺れている間に……」

通り魔「どうするの?」

殺し屋「タダ同然で殺したり殺されたりするわけないじゃん」

殺し屋「中華マフィア、潰す」

通り魔「よし! じゃあ敵の情報を教えて!」

殺し屋「数はともかく質はヤクザより高いね」



通り魔「じゃあ、どうするの?」
>>下

対抗するために仲間になるものだと思う勘違いしましてました。

殺し屋「多分雇い主変える」

通り魔「え? 良いの?」

殺し屋「だって強いし、死ぬのは嫌だからね」

通り魔「……ふーん……」

殺し屋「だから、通り魔ちゃんも来ない?」



通り魔「……ふーん」
>>下

通り魔「いいよ、別に」

通り魔「殺し屋ちゃんがあえるなら、どこでもいくよ」

殺し屋「そう? ありがとう」



殺し屋「明日会うんだけど、何か用意するものは……」
>>下

殺し屋「印鑑よし」

殺し屋「それじゃあ、今日は早く寝よっと」

殺し屋「お休みなさい……」



チャイナ「迎えに来ましたヨ」

殺し屋「どうも」

チャイナ「ボスのところ、行こう」



殺し屋「ボスってどんな人なんだろう」
>>下

ボス「チャイナ、よく儂の命を全うしたな」

チャイナ「ボスのためです」

ボス「……オマケがついてるが、別に構わん」

ボス「儂が欲しいのは貴様の元依頼主だ、情報を吐いてもらおう」



殺し屋「情報……」
>>下

殺し屋「直接会ったことはないから外見はわかりません」

殺し屋「声は若い男の声だけど、それだけです」

殺し屋「私を一年独占できるくらいにはお金持ちで、銃や衣食住には不便しませんでした」

ボス「……ちっ、相変わらず尻尾はつかめないか……」



ボス「では、お前らの仕事だが……」
>>下

チャイナ「んー、二人とも綺麗ネ!」

チャイナ「護衛メインで、給仕を軽く手伝ってくれネ!」

殺し屋「ふあーい」

通り魔「りょーかーい」



殺し屋「……暇だなぁ」
>>下

殺し屋「ウノ」

通り魔「ドロツー!」

ガチャ

チャイナ「二人ともー、お客さんネ」

通り魔「あれ? 注文はないけど……」

チャイナ「マフィアのお客さんヨ、おかえり頂くネ」

殺し屋「……わかった」



殺し屋「どう戦うの?」
>>下

チャイナ「お客さんもう逃がしたよ、だから店内でドンパチできるヨ」

殺し屋「そっか」

チャイナ「私達三人の誰かを囮にして、誘い込むヨ」

通り魔「誰が行く?」



殺し屋「そうだなぁ……」
>>下

殺し屋「私が行く」

チャイナ「頑張ってネ!」

殺し屋「楽勝」

ガチャ

チャイナ「そいじゃあ、お姉さんと一緒に罠を仕掛けましょ?」

通り魔「はぁい!」



殺し屋「……さて、敵の数は……」
>>下

殺し屋「前と後ろに十四人か……まあ、この規模なら妥当かな?」

殺し屋「さて、まずどっちを誘い込むかな……」

ピピピピ

殺し屋「なぁに?」

チャイナ「二階ホールに罠設置完了しましたヨ、準備オッケーネ」

殺し屋「分かった」



殺し屋「さて、動こうかな」
>>下

ダダダダダッ

殺し屋「……素人じゃあないね……」

パァンッ、パァンッ

ダダダダダッ

殺し屋「サブマシンガンじゃあ、壁の向こうは打ち抜けないか……」

殺し屋「早めに、誘い込もう」



殺し屋「どうしよう」
>>下

殺し屋(強い……っ)

襲撃者1「手間取らせやがって」

襲撃者2「……表の車に運べ、中華野郎の人質にゃなるだろ」

襲撃者3「分かった」




殺し屋(どうしよう……)
>>下

殺し屋「ぁ、がっ!?」

襲撃者1「安くはねぇ筋弛緩剤だ、有り難く受け取れよ」

襲撃者2「やべぇな、さっきより具合がいいっ!」

パンパンパン

襲撃者1「裏ルートの奴には撤退を命令した、今回はもうダメだ」

襲撃者1「このガキ持ち帰って、作戦練るぞ……走らせろ」

ブロロロロロ



殺し屋(こいつら、どこの組織なの……?)
>>下

ブスッ……チュゥゥゥ

殺し屋「あっ、あ、あぁっ!?」ビクンビクンッ

プシッ、プシャァ……

殺し屋(まずいまずいまずいまずい)

殺し屋(この薬はまずい!)



殺し屋「このまま、じゃ……」
>>下

チャイナ「まだ生きてるネ?」

殺し屋「な、なん、ひぇ……」

チャイナ「……あー……あなたの元雇い主から垂れ込みあったヨ」

チャイナ「執着まだしてるみたいネ……立てる?」

殺し屋「無理、かも……」

チャイナ「……車用意するヨ」



殺し屋「……助かった……のかな」
>>下

殺し屋「あっ、ふぅっ!」ビクンビクンッ

チャイナ「……苦しい?」

殺し屋「は、いっ」

チャイナ「……通り魔も来るらしいヨ、ホテルまで待てる?」



殺し屋「え、えーっと……」
>>下

殺し屋「むり、です……」

チャイナ「……こ、困ったヨー……」

チャイナ「わ、私、どうしたらいいネ?」

殺し屋「う、あっ……ううっ!」



殺し屋「……はぁ……はぁ……」
>>下

ボス「で、捕まって薬打たれたのか」

殺し屋「は、はい……」

チャイナ「ボスー、ベッドの準備できましたヨ」

ボス「……ち」

ボス「来い、使ってやる」

殺し屋「は、はい……」



殺し屋「う、疼く……」
>>下

ブスッ、チュゥゥゥ

殺し屋「へ、え?」

ボス「薬漬け女なんてつまんねえからな」

ボス「んじゃ、まずはしっかり舐めろや」

ボロンッ

殺し屋「ひゃあ!? そ、想像以上に……」

ボス「こう見えても中身おっさんだからな、ここだけは薬で成長を抑えてねぇ……女ヤるには便利だからな」



殺し屋「え、えっと……どうしよう」
>>下

パンッパンッパンッ

殺し屋「お、んひぃっ!?」

パンッパンッパンッ

殺し屋「おっほ!? あひぃぃ!?」

パンッパンッパンッ

ボス「もっと締めろ、殺し屋」



ボス「……どうするかね」
>>下

チャイナ「ボスー、私電話苦手ヨー」

ボス「……ち、クレーマーどもが」

チャイナ「怒鳴られるの怖いヨー、銃撃っても当たらないから苦手ヨー」

ボス「……どうするかな」



チャイナ「ボス、どうするの?」
>>下

殺し屋「……へ?」

ボス「俺のものにするって言ってるんだよ」

チャイナ「ふふふ、私とお揃いネ?」

殺し屋「あ、愛人……って、あの?」

ボス「それ以外のどのだよ」

通り魔「………………」



殺し屋「ど、どうしよう……殺し屋できなくなるかも……」
>>下

ボス「お前はいつも通り殺しはさせる」

殺し屋「え? ほんと?」

ボス「だがまあ、そう誇示しにゃなんねえだろうな」

殺し屋「……どうするの?」

チャイナ「お外歩いている時、ボスの腕を抱いて歩くヨ!」

ボス「歩き辛いからやめろ」



殺し屋「……ふぅん……」
>>下

チャイナ「……やれれたヨ」

ボス「くっそ……痛ぇ……」

通り魔「誰に刺されたんですか?」

ボス「……お前が連れてきてた、通り魔だ……」

殺し屋「そんな……」



チャイナ「貴方、どうするネ?」
>>下

殺し屋「……見つけ出して、躾けます」

ボス「……クソ……内臓刺さってたらアイツの内臓切り取ってやる……」

殺し屋「分かった」

チャイナ「本気にしなくていいヨー」




チャイナ「それで、どこにいるか分かっているの?」
>>下

殺し屋「……ここに出入りしているって前に聞いたんだけど……」

殺し屋「流石に制服じゃあ目立つなぁ……」

殺し屋「……通り魔ちゃん、どこにいるんだろう……」



殺し屋「……どこにいるのかな」
>>下

通り魔「いっええーい! また勝ちぃ!」

通り魔「んははははは! たーのしーい!」

殺し屋(……以外にもギャンブルは強いのかな……)



殺し屋(さて、どうしてくれようか)
>>下

殺し屋「……」トス

通り魔「あひゅん」ガク

殺し屋「1に全部レイズで」

殺し屋「よいしょっと」

通り魔「…………」ズリズリ



殺し屋(……どうなるんだろ……)
>>下

殺し屋「で、誰に命令されたの?」

通り魔「カジノの支配人の上司って人に、殺し屋ちゃんを助ける為って」

パァンッ、パァンッ、パァンッ

殺し屋「…………」

パァンッ、パァン



殺し屋「さて、と……」
>>下

殺し屋「……らしいです」

ボス「あー……カジノの場所は?」

殺し屋「裏通りの奥です」

ボス「……確か、あの辺りは……」



ボス「どこの組織の縄張りだったかな」
>>下

チャイナ「ヤクザのシマだったネ」

ボス「……数だけは嫌がるからな……」

ボス「後、頭はずば抜けて優秀だ」

ボス「あいつの差し金だろうな……ち、クソ日本猿が……」イライラ

チャイナ「怒るとお腹の傷開くヨー」



殺し屋「私は、何をしたら……?」
>>下

ボス「劣等人種に俺達の恐ろしさを見せつけろ」

ボス「容赦無く、皆殺しだ」

ボス「通り魔のケジメだ、お前一人でできるな?」

殺し屋「はい」



殺し屋「さて……大仕事だな……」
>>下

ガチャ……

殺し屋「頭冷やせた?」

通り魔「はい……冷やせました」

殺し屋「……私は許したけど、ボスさんは怒ってるから」

通り魔「はい……」

殺し屋「お仕置き、するからね」



殺し屋「どんなお仕置きをしてあげようか」
>>下

殺し屋「ほら、丁寧に舐めてね」

通り魔「は、はぁい……」

ピチャピチャ、ペロペロ

殺し屋(……喜んで舐めるなぁ……)




殺し屋(どう躾けたものかな……)
>>下

殺し屋「四つん這いになって3回回ってワンって鳴いて?」

クルクルクル

通り魔「ワンワン!」

殺し屋(躊躇がない!)

通り魔「……くぅーん、くぅーん……」ゴロン

殺し屋(おなかをだしてふくじゅうのぽーず)



殺し屋(どうやっても喜びそうだ……)
>>下

殺し屋「頑張って働いてね」

通り魔「うん! お給料いっぱいもらってカジノで増やすよ!」

殺し屋(思考がダメな人の思考だ)

殺し屋「頑張ってね」



殺し屋(……で、結局どうなるのかな……)
>>下

結局通り魔ちゃんは帰ってこれなかった。

カジノも運営側のイカサマで大負けして破産したらしい。

ボスさんが言うには、敗北者だから当然だと言っていた。

そんなある日、中華マフィアで働いていた時、通り魔ちゃんを見かけた。

お腹は大きく膨れていて、妊娠しているのがわかった。

私は……特に興味もなかったので無視をした。

それから、姿を見たことはない。

雇い主「君にはこの街の殺し屋と言う殺し屋を無力化してほしい」

雇い主「ヤクザ、マフィア、スパイ組織に裏稼業、この街には溢れすぎている」

雇い主「そんな組織の暴力装置、アキレス腱である殺し屋達を抹殺するんだ」

雇い主「ボーナスとして、組織そのものを潰したら報酬をその度に支払おう」

黒髪殺し屋「なるほど、承りました」

雇い主「君の他にも何人か僕が飼っている殺し屋もいる」

黒殺し屋「なるほど、効率ですか? 保険でしょうか?」

雇い主「効率だよ……ああ、転入手続きは済ませておいたから、普通の生活と保障するよ」

黒殺し屋「ありがとうございます」ペコリ

雇い主「それじゃあ、この一年よろしくね」プツッ




黒殺し屋「さて、まずはどうしましょうか……」
>>下

黒殺し屋「お仕事をこなしましょうか」

黒殺し屋「飼い主様、本日のお仕事はなんでしょう」

雇い主「当たり前みたいにマイクを見つけるね」

雇い主「えーっと、色々あるよ」

黒殺し屋「派手な仕事を、お願いしますね?」



雇い主「派手な、か……こう言うのはどうかな?」
>>下

雇い主「中華マフィアとかどうかな?」

黒殺し屋「ふふ、今最も隆盛な、あの?」

黒殺し屋「……ふひっ……ふくくっ!」

黒殺し屋「では、用意しますわね!」

雇い主「気を付けなよ、少なくとも3人、君と同程度の殺しのプロがいる」

黒殺し屋「あら! それは死んでしまいますわ!」

黒殺し屋「楽しみですね!」

雇い主「……死なないでね……あと、あっちに寝返らないでね?」

黒殺し屋「ええ、裏切りませんよ……スパッと死んで見せます」



黒殺し屋「どうやって壊滅させましょう」
>>下

黒殺し屋「……これが、一番の強敵ですね」

黒殺し屋「チャイナ……ナイフと拳銃……それに拳法の使い手」

黒殺し屋「接近戦、その上狭所は絶好のフィールドですか」

黒殺し屋「ふふ……欲しい駒ですね……私色に染めたいものです」



黒殺し屋「では、どうしましょうか?」
>>下

黒殺し屋「ひひっ、いひひっ!」

パァンッ、パァンッ

ダダダダダッ

黒殺し屋「んぁっ! ……ふふふ……痛い痛ぁい……」

黒殺し屋「P-90……殺し屋さんですね……誤算誤算っ♪」

バァンッ

黒殺し屋「あはははっ! 強い! とても強いですねっ!」




黒殺し屋「何とか逃げ切りましたが……どうしましょうか」
>>下

黒殺し屋「……私も、数を揃えないと……」

黒殺し屋「…………」

黒殺し屋「飼い主様、傭兵をお願いします」

雇い主「はいはい、オッケー」

黒殺し屋「金に糸目をつけません、強い傭兵を」



雇い主「……これとかどう?」
>>下

黒殺し屋「わぁい! とても強そうな人達ですね!」

黒殺し屋「皆様、とても逞しいです」パチパチ

黒殺し屋「では、作戦を練りましょう」



黒殺し屋「協議の結果、この作戦でいきます!」
>>下

黒殺し屋「傭兵さんのありがたい知恵をうけ、このような作戦になりました!」

黒殺し屋「なんやかんやしてチャイナさんと同衾」

黒殺し屋「その後ニャンニャンして疲れたところをお持ち帰り!」

黒殺し屋「……少し無理ありません?」

黒殺し屋「まあ、私はやりますけどね!」




黒殺し屋「さっそく敢行します!」
>>下

黒殺し屋「むぎゅー……」

黒殺し屋「お、重いですー……」

黒殺し屋「も、もっとぉ……こんなんじゃ死にきれませんん……」ビクンビクンッ



黒殺し屋(ど、どうなってしまうのでしょう!?)ワクワク
>>下

黒殺し屋「……ひゅー……ひゅー……」

黒殺し屋「しゃすがひ……しんひゃいまひゅ……」

チョロロロロロ

黒殺し屋「あー……ひゅー……んぁっ!?」プシャァァァ



黒殺し屋(ど、どーなっひゃうんでひょー)
>>下

パンッパンッパンッ

黒殺し屋(あー、乱暴に動きますねぇ……)

黒殺し屋(せっかくすぐに気絶できたのに、起きちゃったじゃないですか……)

黒殺し屋(オーバードースで一突きで気絶なんて、誤算でしょうねぇ……体が弱くて助かりました)

黒殺し屋(……あー……んんっ)

ビュルルルルル

黒殺し屋「んひぃぃぃぃっ!?」

黒殺し屋(あー、イったイった……)



黒殺し屋(どうしましょうかねぇ)
>>下

黒殺し屋「…………ッ!」

ゴキリ

「な、てめぇ!?」

「ぶっ殺せ!」

黒殺し屋(ああ……蜂の巣になってみたい……けどっ!)

ダダダダダッ!

黒殺し屋「死体借りますよ、っと!」

ダダダダダッ!

「ぐぁ!?」

「ぎゃああ!?」



黒殺し屋「お掃除完了」
>>下

黒殺し屋「ふひぃ……」ドサッ

黒殺し屋「死体さん、穴だらけですね……盾役ご苦労様です!」

黒殺し屋「んぁー……体力が……」

黒殺し屋「ね、む……る……」



黒殺し屋(むにゃむにゃ……)
>>下

黒殺し屋「……むにゃ?」

黒殺し屋「いつの間に家に」

雇い主「僕が回収した」

雇い主「悪かったね、中華マフィアの者達って気付けなくて」

黒殺し屋「そうですねー、しばらく手を出すのはやめましょう」



黒殺し屋「で、今日は何をしましょうか」
>>下

黒殺し屋「宗教団体ですか」

黒殺し屋「おクスリでパーティーを開いてるとかなんとか」

黒殺し屋「バックに闇を感じますねぇ……いひっ」



黒殺し屋「どうしましょうか」
>>下

黒殺し屋「……顔を隠すタイプの服で助かりました」

黒殺し屋「まあ、ヤク中の人達が細かいこと、分かるわけないでしょうけど」

黒殺し屋「さてさて、一応ミサに行きますか」



黒殺し屋「その後はどうしましょうか」
>>下

シスター「なるほど、本部の」

黒殺し屋「ええ、そうです」

黒殺し屋「慣れていないので、ここの施設のことを教えてくれませんか?」

シスター「はい、わかりました」



黒殺し屋「まずはどこを見せてくれるんですか?」
>>下

シスター「ここは殺し屋を育成すること部屋です」

シスター「特製の霊薬を使い、痛みや恐怖を脳から追い出すのです」

黒殺し屋(……見習いを殺しても仕事をこなしたことにはなるのかしら)

シスター「つまり、あなたの後輩のような者です」

黒殺し屋「ふふふ、そう言われると可愛らしく見えます」



黒殺し屋(さて、どうしようかしら)
>>下

黒殺し屋「ようし、私が色仕掛けを教えてあげましょう!」

黒殺し屋「一肌脱ぎます!」パサリ

シスター「なんと慈愛に溢れた……っ!」

黒殺し屋「ふふふ、当然の務めですよ」



黒殺し屋「どんな子を教えてあげましょうか」
>>下

黒殺し屋「ちょいと、ちょいとあなた」

鎖使い「はい、なんでしょうか」

黒殺し屋「幹部の私の見立てでは、中々に見所があります」

黒殺し屋「この教団の柱として、もう少し貢献したいとは思いませんか?」

鎖使い「はい!」

黒殺し屋「よろしい、では房中術を教えてあげましょう」



黒殺し屋(ちょろーい)
>>下

ズゥゥンッ

黒殺し屋「あははっ、凄まじい力ですね!」

鉄仮面「ふぐぐぅぅぅっ!」

黒殺し屋「では、先輩らしく殺してみましょう」



黒殺し屋「まずは……」
>>下

黒殺し屋「とまあ、日本刀は小刀でも使い捨てとして使えば中々の殺傷力です」

鎖使い「な、なるほど」

黒殺し屋「……あ、殺してはまずかったでしょうか?」

シスター「いえいえ、お役に立てて彼らも満足でしょう」



黒殺し屋「ならよかった」
>>下

コツコツ

黒殺し屋「あら、貴方がここの教団長ですか?」

幹部「ああ、このお方が教団長……司祭様だ」

司祭「…………」ブツブツ

黒殺し屋「私は他の地域から来た幹部です、彼女に案内をしてもらっていました」

黒殺し屋「予定のない訪問にも関わらず、厚い歓迎、心より感謝します」

幹部「いやいや、めっそうもない」



黒殺し屋(さ、て……)
>>下

黒殺し屋「では、これから皆さんで……っ!?」

幹部「……どうですか? ここの調合は」

黒殺し屋「ふふふ、刺激的ですね」

黒殺し屋(まじゅい……)

黒殺し屋(前後不覚で、す……シスターにすら、押し倒されたら抵抗できなひ……)



黒殺し屋(ど、どうしたら……)
>>下

キュインキュイン

黒殺し屋「ぁっ、がぁっ!? ぎぃっ!?」ガクガク

キュインキュイン

幹部「雌犬め、私の周りを探りに来たな?」

幹部「だがこの通り、もはやすべて私のものだ」

ガパッ

黒殺し屋「…………」ポーッ



幹部「ぐひひ、どうしてくれようか」
>>下

黒殺し屋「…………」ボー……

鎖使い「それにしても、本当に薬物だったなんて……」

鎖使い「信じられなかったけど……黒殺し屋さんがこうなったら、信じるしか……」



鎖使い「ど、どうしよう……」
>>下

カポーン

黒殺し屋「…………」

鎖使い「気持ちいいですか?」

ゴシゴシ



鎖使い「……なにか、元に戻す方法は……」
>>下

黒殺し屋「あちゃちゃちゃちゃ!?」

バシャバシャ

黒殺し屋「ひぃ、お、お肌がひりひりすゆ……」

鎖使い「正気に戻ったんですね!?」



黒殺し屋「……あなたは……」
>>下

黒殺し屋「……幹部様の敵ですね?」

チャキッ

黒殺し屋「拘束します」

鎖使い「なっ……!」



鎖使い(どうする……勝ち目なんてない……)
>>下

黒殺し屋「あら……?」

黒殺し屋「私は何を……?」

雇い主『やあ、ようやく洗脳が解けたね?』

黒殺し屋「あら、飼い主様」

雇い主『足元見てみなよ、恩人がいる』

鎖使い「むごむぐ」ジタバタ



黒殺し屋「あらあら、まあまあ」
>>下

パァンッ

黒殺し屋「お疲れ様でした」

雇い主『殺してよかったのかな?』

黒殺し屋「はい、無償の行動とか、嫌いです」



黒殺し屋「明日は特に予定がなければ、学校に行こうかと」
>>下

あまり前の安価を台無しにするのは、ちょっと
再安価
>>下

フキフキ

黒殺し屋「……そろそろ飼い主様が寄越した処理隊が来るでしょうね」

黒殺し屋「お世話をかけましたね……」

フキフキ



黒殺し屋「……そろそろ寝ましょうか」
>>下

「あの席の子、全然来ないよねー」
「不良なんじゃね?」

ガラララ

黒殺し屋「…………」

「え、あの子誰?」
「転校生かな?」

黒殺し屋「…………」

ザワザワ

「あの席に座った!?」
「病弱だったのかな?」



黒殺し屋(な、なぜ皆さん私を見るのでしょう……)
>>下

黒殺し屋「―――ッッッ!?」ゾクゾクゾクッ

黒殺し屋(ふ、うふふ……尋常ではない殺気……思わず達してしまいました……)

「大丈夫? 具合悪いの?」

黒殺し屋「……お気遣い感謝します……すみませんが、少し保健室に行くと先生にお伝え下さい」



黒殺し屋(ふふふ、今のは、誰からでしょうか)
>>下

黒殺し屋(……あの人、でしょうか?)

番長「…………」

黒殺し屋(血の匂いはしませんが、強いですね……)

黒殺し屋(うーんでも、殺す気のない人にちょっかい出すのは、一応プロの端くれとしては……)



黒殺し屋(どうしましょう)
>>下

黒殺し屋「調査、お願いします」

雇い主『ああ分かった、後で報告するよ」

黒殺し屋「では、待っています」

雇い主『じゃあね』



黒殺し屋「さて……友達の一人でも作りましょうかね」
>>下

黒殺し屋「あら、あらあら?」

黒殺し屋(痛恨! 教科書を忘れてしまいました!)

黒殺し屋(隣の番長さんは……ダメですね、開いていません)

番長「……」ポイッ

黒殺し屋「え、か、貸してくれるんですか?」

黒殺し屋「ありがとうございます」



黒殺し屋(案外優しいのですね……)
>>下

キンコンカンコーン

黒殺し屋「教科書を貸していただき、ありがとうございます」

番長「…………」

黒殺し屋「これからも、仲良くして下さいね?」




黒殺し屋(もう授業も終わりですか)
>>下

番長(……そっくりだな……)

番長(タレ目、私よりもでかい胸……艶めく黒髪)

番長(生き別れた、妹に……)

黒殺し屋「どうかしました?」




黒殺し屋「うーん……」
>>下

黒殺し屋「…………っ」

黒殺し屋「い、った……」

黒殺し屋(なんでしょう……この、違和感は……)



黒殺し屋「頭が、痛い……」
>>下

ピピピピピ

黒殺し屋「……はい……」

雇い主『頭痛に悩まされているところ悪いね、仕事だよ』

黒殺し屋「あの宗教団体の仕事、失敗しました」

雇い主『大丈夫、君に打たれた薬物を証拠として僕が警察に渡した……報酬はちゃんと振り込まれてる』

黒殺し屋「ありがとうございます……」



雇い主『それで、今回の仕事だけど……』
>>下

雇い主『現在は活動は確認されていない誘拐組織……それがこの街にいるかも知れない』

雇い主『その組織を見つけ出し、調査して欲しい』

黒殺し屋「……私、殺し屋ですよ?」

雇い主『何故かわからないけど、君を指名している』

雇い主『罠かも知れないね、どうする?』



黒殺し屋「ふーむ…………」
>>下

黒殺し屋「まあ良いですよ、誘拐組織、調査して解体してあげます」

雇い主『そう? メールで怪しいところを書いておく』

黒殺し屋「はい、ありがとうございます」




黒殺し屋「さて、どうしましょう」
>>下

黒殺し屋「指定地点を調べながら、誘拐組織の情報でも目を通しますか」

黒殺し屋「ふむふむ……子供が多く攫われているようです」

黒殺し屋「…………む、この辺り、通りからは見えませんね……攫うにはちょうど良いかも?」



黒殺し屋「この後は……」
した

黒殺し屋「……は?」

黒殺し屋「こ、れ……は……」

黒殺し屋「わたく、し……?」

黒殺し屋「どういう……いつっ!?」



黒殺し屋「頭が……痛い……」
>>下

黒殺し屋「……はい……頭が……」

医者「うーむ、ストレスからくるもの、かも知れないが……」

医者「昔を思い出そうとするとそうなるんだろう? なら、きっと脳が思い出すものを拒否しているのかも知れない」

黒殺し屋「脳が……?」

医者「無理に思い出すのはやめたほうがいいかも知れない」



黒殺し屋「ありがとうございました……」
>>下

黒殺し屋「……仕事ですし、さっさと終わらせますか……」

トコトコ

黒殺し屋「ここ、が……子供が、さら、わ……れた……ば、しょ……」

ガタガタガタ

黒殺し屋「あ、あはは……なんで、震えが……」



黒殺し屋「……ふ、震えが……」
>>下

黒殺し屋「すみません……一度寝ます」

雇い主『良いよ……どうする? 断る?』

黒殺し屋「……起きてから、考えます……」




黒殺し屋「明日は……どうしよう……」
>>下

黒殺し屋「はぁっ! はぁ! はぁ……はぁ……」

黒殺し屋「痛い……痛い……」

黒殺し屋「あの、夢は……番長さん……?」

黒殺し屋「痛い、痛いよ……う、ぐぅ……」



黒殺し屋「……今日は……」
>>下

黒殺し屋「……なんとなく、思い出してきた……」

黒殺し屋「実験を……あの、男を……」

黒殺し屋「いっ、うぅっ!」



黒殺し屋「頭が、痛い……」
>>下

黒殺し屋「……し、ごと……しな、くちゃ……」

フラフラ

……バタン

黒殺し屋「う、あ……」



黒殺し屋「…………」
>>下

黒殺し屋「ん、うう……」

教育者「……起きたか……ガキ……いや、今は黒殺し屋って名前だったか?」

黒殺し屋「ひっ、ぁ、あ……っ」ガタガタ

教育者「……思い出したか? 俺を」



教育者「さて、と……」
>>下

教育者「下、脱げ」

黒殺し屋「は、い……」パサッ

ヌプププ

黒殺し屋「あ、ぁ、んんっ」

パンッパンッパンッ

黒殺し屋「んぁっ!? ひぃっ!? ああっ!?」



黒殺し屋「……はぁ……はぁ……」トロン

ヌポンッ

教育者「ガキから雌になったな、完全に」

黒殺し屋「使っていただき、ありがとうございます……」ガクガク

教育者「おう、ちゃんと覚えてたな」



教育者「それじゃあ、次は……」
>>下

ドコッ、ゲシッ

黒殺し屋「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい!」

ドゴッ、ドガッ!

教育者「まだ俺に手を出せないのか?」

黒殺し屋「ごめんなさい……ごめんなさい……」



教育者「……ちっ」
>>下

教育者「……期待外れだ、もう用済みだ」パチン

クローン1「……ふふふ……」

クローン2「クスクス」

クローン3「あは……っ!」

教育者「殺せ、無惨にな」



教育者「……さてと……」
>>下

教育者「……ちっ、早いな……飼い主は」

教育者「帰るぞ」



黒殺し屋「…………?」

雇い主『起きたかな?』

黒殺し屋「わた、し……」

雇い主『君をサルベージして、家まで避難した』

黒殺し屋「……頭が割れるほど、悔しい…………」

黒殺し屋「でも……それ以上に、あの人には、なにも、できない……」



雇い主『ふむ……』
>>下

雇い主『洗脳と教育で君のアタマは疲れている』

雇い主『僕のところにおいで……躾をしてあげるよ、飼い主らしくね』

黒殺し屋「しつ、け……?」

雇い主『ああ、まあ顔を晒すのは不本意だけど、帰る頃にはちょっと忘れてもらう』



雇い主『どうかな?』
>>下

黒殺し屋「ひっ、いやぁ!」

ガタガタガタ

黒殺し屋「ごめんなさいごめんなさい……」

雇い主『こりゃ重症だ』



雇い主『どうしたものかな』
>>下

ピピピピピ

番長「誰だ」

雇い主『さてね、雇い主とでも名乗ろうかな』

雇い主『君に会ってもらいたい人がいる』

番長「……来るなら来い、いつも通り受けて立つ」

雇い主『いやいや、今回は本当に、会って話をして欲しいだけ』



雇い主『来てくれるかな?』
>>下

ガチャ

番長「…………」

黒殺し屋「う、うぅ……っ」

黒殺し屋「だ、れ……です、か……」



番長「…………」
>>下

番長「……何があった、大丈夫か?」

黒殺し屋「う、うぐっ、ぐすっ」ガタガタ

番長「……なんで、泣いている」

黒殺し屋「こ、こわ、く、て……っ」ガタガタ



番長「…………」
>>下

黒殺し屋「…………」スゥスゥ……

番長「子供みたいだな……」

殺し屋「おねえ、ちゃ……」スヤスヤ

番長「…………ふ」



番長「……さて、寝かしつけたし……」
>>下

番長「……仕方ない、料理でも作るか」

番長「あの電話の男……なんで私に……」

番長「さて……まあ、妹の好物くらいしか作れないし、それでいいか」

トントントントントン



黒殺し屋「…………」
>>下

黒殺し屋「……う、いた……い」

番長「大丈夫か?」

黒殺し屋「な、なん、で……あな、たが?」

番長「よく分からん男に電話越しに頼まれたんだ」



黒殺し屋「そう、ですか……」
>>下

黒殺し屋「いただきます……」

黒殺し屋「…………」モグモグ

番長「……うまいか?」

黒殺し屋「……はい」モグモグ

黒殺し屋「おい、しいっ、です……う、ぐすっ」ポロポロ

番長「よかった」



番長「……さて、と」
>>下

申し訳ないが突拍子がない安価を採用すると今後制御しきれる自信がないので、再安価
>>下

申し訳ないけど安価の意味がよくわからない、話が繋がっているようにも読み取れなかったので、再安価。

>>下

番長「……私にも昔、妹がいた」

黒殺し屋「…………」

番長「私は昔からヤンチャだったが……妹は、虫も殺せない子だった」

番長「……優しい子だった……しばらく、会ってないが」



黒殺し屋「そう、ですか……」
>>下

ダキッ

黒殺し屋「…………」

番長「……どうした?」

黒殺し屋「……なんだか……むしょうに、抱きついて……甘えたく……」



番長「そうか……」
>>下

ナデナデ……

黒殺し屋「ん……」

番長「……しばらく、こうしてやる……」ナデナデ

黒殺し屋「…………」ウツラウツラ

番長「……お休み……」



黒殺し屋「…………」スヤスヤ
>>下

番長「そろそろ帰ろうかな」

番長(眠ってから、少しだけだが天井から殺気を感じた……)

番長(何かいるな……)

番長「帰る前に、皿でも洗うか……」



番長(さ、て……)
>>下

番長「……ふぅぅぅ…………はぁぁッッ!」

ビリビリビリッッ!

番長「手応えあり、気絶したな」

番長「さて、と」



番長「裏にいたのは……」
>>下

サラサラ……

番長「な、なんだ……これ」

サァ……

番長「……何に狙われているんだ……」



番長「……どうしようか……」
>>下

番長「……お前……屋根裏のやつの仲間か……っ!」

ザザザッ

番長「くそっ、やめろ、離せっ!」ジダバタ

バタンッ



黒殺し屋「ふあ、ぁぁ、ふ……」

ピピピピピ

雇い主『疲れも抜けたみたいだね』

黒殺し屋「番長さんは優しい良い人ですねぇ」

雇い主『それで、僕のところに修行するって話、覚えてるかな?』



黒殺し屋「うーん……」
>>下

黒殺し屋「……おや、新聞受けに何か……」

黒殺し屋「……DVD?」



番長「んぶっ、ん、んぷっ」グポグポ

パンッパンッパンッ

番長「ひゃめっ、んっ!? あっ、やめっ、んぐぅっ!?」

パンッパンッパンッ

クローンa「いえーい、ピース」

クローンb「この女は私たちのオモチャになりましたー」



黒殺し屋「………………」

雇い主『……それじゃあ、どうする?』



雇い主『君が望む情報は、一応持ってるけど?』
>>下

雇い主『現在の拠点はここ、港の第二倉庫』

雇い主『ここを貸し切っているみたいだ』

黒殺し屋「情報ありがとうございます」

雇い主『……戦えるかい?』

黒殺し屋「ええ、戦えます」



黒殺し屋「……さて、と」
>>下

バーンッ

クローンa「な、お前は……っ!」

ダダダダダダダッ!

黒殺し屋「お掃除です、そっくりさん達」

ババババッ! ダダダダダダダッ!

クローンa「ぎゃぁ!?」

クローンb「うぎゃぁ!?」

ダダダダダダダッ!!



黒殺し屋「……だいぶ片付きましたね」
>>下

不良「…………」

黒殺し屋「……? 誰でしょう、この方……」

黒殺し屋「身体つきからして、一般人ですよね?」

黒殺し屋「ははぁ、さらって洗脳してるんでしょうか」

黒殺し屋「とりあえず、助けますか」



黒殺し屋「よし、縄は解きましたよ」
>>下

黒殺し屋「この部屋でしょうか……」ガチャ

番長「…………」

黒殺し屋「ああ良かった、ここに居たんですね」

黒殺し屋「今縄を、をぉぉ!?」

バタンッ

黒殺し屋「ば、番長さん?」

番長「…………」



黒殺し屋「う、ふ、腹話や脱がそうとしないで、くださっ、あっ、やだっ!」
>>下

教育者「よお、久しぶりだな」

黒殺し屋「…………っ」

教育者「前と比べりゃ、マシにはなったか?」

黒殺し屋「番長さんを帰してあげてください」



教育者「……はっ、お前次第だ」
>>下

黒殺し屋「んぶっ!? んんんっ!?」

ビュルルルルル

黒殺し屋「げほっ、けほ!」

教育者「どうだ? 久しぶりの俺の味は……」

黒殺し屋「さ、さい、あくです……」



教育者「ほお、そうかそうか」
>>下

教育者「……ち、中華マフィアだと……っ!」

教育者「刺し違えるつもりはない……来い!」

グイッ

黒殺し屋「きゃぁ!?」

教育者「……また地下に潜って、体制を立て直すか……」



教育者「早く来い!」グイッ
>>下

ボス「……この女か、救出対象は」

チャイナ「ボスゥ、どうしてこんな仕事を?」

ボス「根付く前に雑草は引き抜く、それだけだ」

ボス「俺はあの男を追う、お前は指定地点までその女を運べ」

チャイナ「りょーかいヨ!」



黒殺し屋「……ここ、は……?」
>>下

チャイナ「って訳ヨ、お分り?」

黒殺し屋「……そう、ですか……」

チャイナ「んふー、ウチの凶手とおんなじくらい可愛子ネー、こっちに来ない?」

黒殺し屋「遠慮、します……」



チャイナ「残念ネー……それじゃあ、お仕事ここまで、お大事にー」
した

殺し屋「……洗脳は解けている……でも、口封じをするつもりだったらしい」

殺し屋「直前に間に合ったけど、ギリギリすぎた……」

黒殺し屋「……ありがとうございます」

殺し屋「……じゃあね」バタン

……モゾモゾ



黒殺し屋「……暖かい……」
>>下

黒殺し屋「………………」ポロポロ

黒殺し屋「…………」ポロポロ

黒殺し屋「懐かしい、ような……?」ポロポロ

黒殺し屋「わっ、え、な、涙?ポロポロ

黒殺し屋「と、止まれ、止まれっ」ゴシゴシ



黒殺し屋「……はぁ……ビックリした……」
>>下

黒殺し屋「……良かった、まだ寝てる……」

番長「……私が、強く……」

番長「弱かった、から……妹が……」

番長「う、ううっ……待って、くれ……」

黒殺し屋「……番長さん……」



黒殺し屋「頑張ってください」キュッ

>>下

ボス「これで仕事は終わり、じゃあな」

バタンッ

黒殺し屋「……クローン……ですか……」

黒殺し屋「…………どうしたものでしょうかね……」



黒殺し屋「……うーん……」
>>下

「……っ!」

「死ねぇっ!」

ダダダダダッ、バラララララッ

「あ、いっ!?」

「ひゅぎっ!?」

ドサッ

黒殺し屋「雑魚……精神的に立ち直りさえすれば、この程度は余裕ですね」



黒殺し屋「さて、どうしましょう……」
>>下

黒殺し屋「……頑張りましょう」

黒殺し屋「あの、男を……殺す」

黒殺し屋「それでようやく、人として、殺し屋として……」

黒殺し屋「……一人前でしょう……」



黒殺し屋「次の拠点はおそらく……」
>>下

番長「はぁッ! ……はぁぁぁッ!」

ビリビリッ

黒殺し屋「……凄いですね……空気が揺れています……」ゴクリ

黒殺し屋「素手だけなら……もしかしたら……」



黒殺し屋「おっと、本題に戻らなければ」
>>下

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