【まほいく安価】キーク「17人の魔法少女の再試験だ」【魔法少女育成計画restart】 (1000)


・なんどめだまほいく並何番煎じ
・安価とコンマで進行
・キャラメイクは1人のみ
・基本的にそのキャラが主人公となる視点
・突然原作QUEENSまでのネタバレが出ても責任はとれないぽん

・魔法少女育成計画restart(原作2、3巻)が舞台
・これから原作読もうと思っている人はバリバリのネタバレ注意

・頑張って生き残ってほしいぽん


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1487684083

  ようこそ魔法少女育成計画へ
 これは思い描いた最高の魔法少女になるためのRPGです


 魔法少女育成計画とは?

・初心者でも入りやすい簡単さ&熟練者を飽きさせない奥深さ!
・マジカルトレースシステムにより可能となった現実と変わらない操作感覚!
・リアルの極致に達した超美麗なグラフィク!
・無限に増え続けるアイテムがコレクター魂に火をつける!
・どれだけプレイしても完全無料!課金一切無し!


魔法少女の皆さん、剣と幻想の世界へようこそ!

『魔法少女育成計画』は魔法少女専用ソーシャルゲームとして生まれ変わりました
仲間同士で絆を深め合い、力をもって強敵に立ち向かう。強さと優しさ。知恵と勇気。全てを備えなければ、この世界で生き抜くことなど到底できません
封印されたエリアを開放しながらどんどん先へと進んでいきましょう。最深部に潜む魔王を倒し、ゲームをクリアする頃には、リアルでも魔法少女へと成長しているという、教育、訓練用シミュレーターとしての側面も持つスーパーなRPGなのです
十五人の仲間と協力して魔王を討伐し、世界に平和をもたらしましょう

勿論ゲーム内で受けたダメージ等は現実に反映されません!
たとえ死亡してもゲームオーバーになるだけで、現実で死ぬことは無い安心設計!


・ゲームの目的……魔王を討伐する

・クリア報酬……百億円。ただし魔王を倒したプレイヤーのみ
・エリア開放報酬……百万円。ただしエリアを開放したプレイヤーのみ
・参加賞……十万円。ゲームオーバーしても支払われる


・・・・・・


ここはどこだろうか

乾いた空気、乾いた地面、乾いた風、乾いた空

すべてに水分が無い

荒野に1人の魔法少女がいた

魔法の端末に表示されている画面、それはこの魔法少女がここに来る前に送られて来たメールだ

魔法少女育成計画――魔法少女専用ソーシャルRPG

そのメールは開いてもいないのに勝手に開かれ、読んでもいないのに勝手にスクロールされるというスパムもビックリの代物だった


数年前、ひょんなことから魔法少女になった彼女の名前……>>7

期待
安価下


魔法少女「絶剣のユウキ」通称ユウキ

の正体の名前……>>13

名守 慶市 なもり けいいち


名守慶市、性別、男

絶剣のユウキ、性別、女

初めて変身した時、何故と思った

男で魔法少女? ふざけていると思った。正体が男性の魔法少女は相当レアらしい。中には動物が正体というのもいるらしいが


ユウキ「…………」


記憶を引っ張り出す。確か慶市は……


 名守慶市の年齢・性格・職業
 
 >>25

男 88歳 ご隠居
人生もうほぼ終りに差し掛かりながら新しい事に手を出して遊びまわっている
元気一杯ファンキー爺、妻は先立った。
最近の趣味は映画鑑賞とバイク、ハリウッド好き。
第二次大戦経験者でやるときはやる男。

浅黒く焼けた年齢の割りに常識的な範囲で体格が良く
頭は綺麗に禿げてる


確か慶市は趣味のバイクで地元の県から熱海まで旅をしてから帰って来て、ご老体を心配する形だけの介護の女性と最近の若者の流行りなどを話していたはずだ

スマートフォン、よく分からないが新し物好きの慶市の食指には引っかかった

明日は7歳の孫が娘家族と共に遊びに来る。孫の趣味に合わせてやりたい

娘は最近の晩婚の流れに見事に乗っかってしまったタチで、夫とは10も年が離れている姉さん女房だ。自分も婆さん――今は天国にいる――に娘を産んでもらったのはかなり遅かった


「慶市さん、なにをしているんですか?」

慶市「そーしゃるげーむっていうのだよ」

「ホント……おじいちゃんに見えないですね。体格シュワちゃんみたいですし」

慶市「シュワちゃん好きだからねぇ」

「おかげで私も仕事が楽でいいんですけど」

慶市「ホント君言葉に躊躇が無いよね」


介護の女性、21歳の高卒だ。妻が死んでしまった慶市のひとり暮らしを支えるために、娘が勝手に申請をした

最初は鬱陶しかったが、明るい性格と軽いおバカは慶市の決して小さくなかった悲しみを癒してくれた。今ではいい話し相手であり、共に映画を見たりしている


慶市「今日もコマンドー見ようか」

「はい! あ、メール来てるみたいですよ」

慶市「ん?」


メールが来るなど珍しい。元々連絡先は家族とこの女性だけだった慶市にメールが来るとすると、今やっているソーシャルゲームの運営か、それとも家族か

と、違った。メールはスマホには来ていなかった。別の……ハート型の端末に来ていた


慶市「…………」

「初めて見たけど可愛いの持ってるんですね」

慶市「ああ、孫からのプレゼントでね……」


そこで慶市の意識は暗転したのだ


 絶剣のユウキの口調、一人称……>>45

ワシ


そうだ、思い出した。突然この荒野にやってきたのだ


ユウキ「ワシ、いつの間に戦地に戻って来たんじゃ」


絶剣のユウキ……初老に差し掛かろうという時に見ていた漫画の〇〇剣の××というカッコイイ剣士がいたからそこから持って来た名前だ

第二次大戦を終え、なんとか生き残り戦後の激動を生き抜いた慶市は今までの人生とキッパリ決別し、趣味に生きると決めた自由人だった

もう何十年前にも前に死んだ親の遺産とか自分の年金とか報奨金とか色々で無職でも生活するだけの金がある

だが時間が無いのが悲しかった。そんな時になったのが魔法少女だった。娘が夢中になって見ていたアニメみたいなものだ。あの時の自分はまだ趣味に生きる決意を固められず、いまだに気分は戦後だったのを後悔している

魔法少女になった。面白かった

容姿、声ともに今までのどの慶市でもあり得なかったもので、とても可愛い。自分で惚れてしまいそうなくらいに

婆さん一筋じゃ。と言い訳しながら鏡を見てデレデレしている自分はとても老人じゃないなと思える


『チュートリアルモード!』


アナウンスが鳴った

チューとリアル? 自慢じゃないが現実でチューは何回もしたぞ。主に若い頃の婆さんとだが


ユウキ「……っ、ホントに戦地か?」


殺気だった。かつて様々な場所で味わった。何十年もの前の感覚が蘇る

ユウキは兵隊をやっていた慶市よりも強く速く鋭い。すべてにおいて身体能力が人間を上回っている

たとえデロリアンで未来じゃなくて過去に来たとしても敵戦闘機の銃弾すら避けてみせる自信がある


 ステータス

 コンマで決める欄はコンマ二桁で、01~00(100)で決めます


身体能力(公式ステ基準の『破壊力・耐久力・俊敏性』をまとめたステ)……>>↓1コンマ

知性……>>↓2コンマ

精神力……>>↓3コンマ

幸運……>>↓4コンマ

自己主張……性格と職業から★

野望・欲望……性格と職業から★

魔法のポテンシャル……???


 絶剣のユウキの魔法……>>77



頭の中を12年間前の状態に戻すよ


 絶剣のユウキはその名の通り剣を……>>直下コンマ一桁

 奇数→持っている
 偶数→持っていない


 絶剣のユウキの好きなもの……>>↓2
 現在好きなものリストには「婆さん」「孫」が入っています


 絶剣のユウキの嫌いなもの……>>↓2


 絶剣のユウキの容姿……>>121

ワイ、ずっと腹筋崩壊


魔法少女「絶剣のユウキ」

本名:名守 慶市(なもり けいいち)

魔法:【頭の中を12年前の状態に戻すよ】

容姿:ゴスロリ

性格:ファンキー爺

口調:のじゃ


身体能力……86 ★★★★★
精神力……43  ★★★
知力……14   ★
幸運……45   ★★★
自己主張…… ★
野望・欲望…… ★
魔法のポテンシャル…… ★

好きなもの……ハリウッド映画、バイク、婆さん、孫娘、筋トレ
嫌いなもの……ムカつく悪党(ハリウッド映画基準)


筋肉とドンパチを愛する組合員爺さんが変身した魔法少女
どうやって魔法少女になったかは覚えていない
絶剣と名乗るには剣を持つはずだが……?


ユウキ「なんじゃ、ガイコツか」


地中から現れたのは白いガイコツだった。殺気の主はこいつらだ

荒野に似合わないゴスロリ美少女とガイコツ。夢の世界だろこれ

ふむ、怪談のいいネタになりそうだ。今度孫に聞かせてやろう

突然荒野に飛ばされるというのは非現実的だから、庭で筋トレをしてたら突然地面から現れた設定にするか


『白スケルトンを倒してください!』

ユウキ「倒せばいいのか?」


ガイコツが襲い掛かってくる。敵だ


 ユウキの身体能力(86)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→ガイコツを倒す
 失敗→ガイコツに追い込まれる


 02……クリティカル!
 クリティカル報酬、身体能力が1上がった!(87)


ユウキ「フッフッフ……これはあれじゃの、ドンパチ賑やかにしてかまわんのじゃな」


ガイコツに言葉は通じないようだ。どの死者の骸かは知らないが成仏してくれ


ユウキ「見せてやろう、絶剣を!」


昔誰かに「絶剣って……」とバカにされた覚えがあるが、気に入っているのだから仕方ない

もう恥ずかしいとかそういうのを気にする年齢ではない。好き勝手にやりたいのだから

ユウキが手を真っすぐ……手刀の形にするとガイコツに振り下ろした

絶剣、それは手。ユウキの手は剣ほどの強度を持つのだ

趣味の筋トレの成果だ。人間状態でもスイカくらいなら手で割れるが、魔法少女になったら意外と色々割れた。それはガイコツも例外ではなかったようだ


ユウキ「イヤーッ!」


ガイコツを真っ二つにした。決まった。これはカッコイイ。孫に見せてやりたい

「おじいちゃんすごーい!」と言われたい。とはいえ魔法少女は正体を一般人に知られてはならないから出来ない。こんなに悲しいことはない

本当に剣で斬ったような切り口にはならないが、それでも割れる

現れたガイコツ達はたちまち絶剣の餌食になった


ユウキ「ふぅ……久しぶりに組手をした。楽しかったぞ」

『チュートリアルモード終了! 街へ向かってください!』

ユウキ「街?」


見渡す限り荒野で、遠くには何かが点在しているようだが街らしきものは見えない。つまり適当に歩けということだ

歩くよりバイクが好きなのに……と思いながらもユウキは歩き出した


ユウキ「…………どんだけ歩けばいいんじゃ」


既にかなり歩いた。なのに街らしきところは見えない。この途方の無さはかつて満州で他の部隊とはぐれた時に似ている

不安が心の中に生まれ始めた。明日までに帰れるのかこれ


ユウキ「あー疲れた。老体をいたわらんかい」


誰に向けたわけでもないが呟く

別に体が疲れたわけではない。魔法少女の体は歩いた程度で疲れない。つい口に出てしまう精神的なものだ

言ってから「ワシも年だな」と続けた。近くにビルがある。ちょっと一休みしていこう。お茶とかもらえたらいいが


 ビルいたのは……>>直下コンマ二桁
 
 01~10→ペチカ
 11~20→ディティック・ベル
 21~30→ラピス・ラズリーヌ
 31~40→クランテイル
 41~50→マスクド・ワンダー
 51~60→メルヴィル
 61~70→チェルナー・マウス
 71~80→のっこちゃん
 81~00→アカネ


ユウキ「ごめんください、お茶もらえんかの~?」

「誰!?」バッ

ユウキ「おわぁ!?」

「……魔法少女?」

ユウキ「なんじゃ、不二子ちゃんか?」

「誰……?」

ユウキ「不二子ちゃん知らんのか!? 嘘じゃろ!?」

「ふっ、我が名はマスクド・ワンダー! 力ある正義の体現者……魔法少女!!」ビシィッ

ユウキ「…………?」

ワンダー「………………あなたは?」

ユウキ「ワシは絶剣のユウキじゃ」

ワンダー「『ワシ』? 『じゃ』?」


ユウキ「君も魔法少女なのか~やっぱりかわいいの~」

ワンダー「な、なにか?」

ユウキ「いやの、ここに来てずっと1人だったから人恋しくて」

ワンダー「私もよ。突然こんなところで目覚めて、訳も分からないままにガイコツと戦って」

ユウキ「同じか! 仲間じゃな!」

ワンダー「その仲間は私含め全部で17人いるみたいね」

ユウキ「17人? 全員魔法少女かの?」

ワンダー「そうでしょうね」

ユウキ「ふむ……>>159


 1.おっぱい大きいの~
 2.痴女みたいな服じゃな
 3.アメコミは趣味の範囲外じゃったわ
 

2


ユウキ「痴女みたいな服じゃな」

ワンダー「なっ……!?」


マスクド・ワンダーが固まった


ユウキ「ん? おーい」

ワンダー「」


反応がない。どうしたんだ。ハリウッドじゃよく見た服だから今更欲情したりはせんぞ


ユウキ「……おーい、不二子ちゃーん」

ワンダー「ハッ! ち、ちちち痴女ちゃうわ!」

ユウキ「おお、目覚めおった」


ワンダー「そもそもこの服は魔法少女になったら自然とあったのであって! それに痴女に見えないようせっかくポーズも練習したのに!」

ユウキ「お、おう……す、すまんすまん」

ワンダー「次痴女って言ったら埋めるわよ!」

ユウキ「あと10年したら埋まってるかもしれんからその時に頼むぞ」

ワンダー「うう……やっぱり痴女なのかな…………」


どうやらマスクド・ワンダーの触れてはいけない部分だったようだ

反省しよう


ユウキ「す、すまんの。ワシはアメコミは趣味の外じゃったから……ハリウッド映画なら好きなんじゃがなぁ、ドンパチ賑やかなやつ」

ワンダー「私はヒーローモノしか……」

ユウキ「バッドマンとかスーパーマンなら見たぞ」

ワンダー「それよ!」


自分の今の強みは趣味だ。とにかく相手と趣味が同じならそれで話を広げられる

マスクド・ワンダーとは少しだけ趣味が合うようだった


ユウキ「そうじゃ、街がどこにあるか知らんかの?」

ワンダー「私も探していたところ。どうやら目的は同じのようね」

ユウキ「じゃな。じゃあ行こうかワンちゃん」

ワンダー「…………ワンちゃん?」

ユウキ「ワンダーじゃろ? ワンちゃんじゃ」

ワンダー「犬っぽいわ!」

ユウキ「えー、犬じゃなくてアレじゃよ、巨人軍は永久に不滅の方じゃよ」

ワンダー「…………???」

ユウキ「行くぞワンちゃん!」


 マスクド・ワンダーの信頼度が上がった!

 マスクド・ワンダー:03

 
 魔法少女と行動を共にすると、信頼度(MAX10)が溜まっていきます
 信頼度の内訳は会っていない状態だと01で、
 01……知らない
 02……知ってるけど他人
 03~04……それなり
 05~06……友達
 07~08……親友
 09~00……親愛

 現在
 
 03
 マスクド・ワンダー


・・・・・・

~同時刻・別の場所~


「ところでお嬢、その包帯なんですか?」

「こうして怪我人を装えば他の魔法少女から警戒されにくくなるだろうし、うまくいけば心優しい誰かが仲間になってくれる可能性があるのさ」

「へー……あ、ガイコツ」

「丁度いい。襲われた体で誰か来るまで待ってみようか。他に15人もいるんだから1人くらい私達の近くにいてもいいだろう」

「ちょ、お嬢。ガイコツ来ますよ」

「大丈夫大丈夫」

「もう目の前ですよ!」

「大丈夫大丈夫」

「うわぁぁ!! こっちくんな!」

「あ、まずいなこれ」

「ぎゃああぁぁぁ!! お嬢ーーーー!!」

「ぎゃああああぁぁ!!」


・・・・・・


マスクド・ワンダーと共に再び荒野を歩き始めた

だが、なんの目的もない旅は自然と退屈になっていく


ユウキ「暇じゃぞワンちゃん」

ワンダー「私も」

ユウキ「なにかないかの?」

ワンダー「……目標を決めましょう!」

ユウキ「街へ行くことじゃないかの?」

ワンダー「街へ行くのもいいけど、他の魔法少女も気になるわ。もしかしたら今まさにガイコツに襲われてピンチの魔法少女がいるかもしれない!」

ユウキ「あんなガイコツくらい誰でも倒せると思うがな~。まぁワンちゃんが言うならいいが?」

ワンダー「念のためあなたの意見も聞かせて」

ユウキ「>>178


 1.でもやっぱり街へ行きたいのじゃ
 2.魔法少女を探してみるか

2


ユウキ「ワンちゃんについていくとしようかの。街は逃げやせんが魔法少女は動くからな」

ワンダー「OK! じゃあ行くわよ!」ダッ

ユウキ「は、走るのか!?」

ワンダー「善は急げよ!」

ユウキ「まぁ魔法少女なら走れるか」ダッ


マスクド・ワンダーと共に荒野を走る。これで今が夕方でバイクがあればマスクド・ワンダーを乗せて初代ルパンのEDムービーみたいにしたのに


 ワンダーと走り見つけたのは……>>直下コンマ二桁

 
  
 01~10→ペチカ

 11~20→ディティック・ベル
 21~30→ラピス・ラズリーヌ
 31~40→クランテイル
 41~50→誰も見つからない
 51~60→メルヴィル
 61~70→チェルナー・マウス
 71~80→のっこちゃん
 81~00→アカネ


ワンダー「むっ、人影発見よ!」

ユウキ「もうか!? 早いのー」


確かに人影がいた。おお、これまたべっぴんだ

全体的に赤い娘だった。ところどころ甲冑みたいなのが付いた着物の娘に抜き身の刀。強そうだ


ワンダー「あれは……なんかヤバそうじゃない?」

ユウキ「そうか?」

アカネ「………………?」


こっちに気付いた。さて、どんな魔法少女か


ユウキ「おーいそこの君、ちょっといいかのー?」


ワンダー「ちょ、いいの!?」

ユウキ「なんじゃ、魔法少女を探そうと言ったのはワンちゃんじゃぞ?」

ワンダー「いやそうだけど……」


マスクド・ワンダーが戸惑うのも分かる。目の前の彼女は普通ではない

抜き身の刀と同じくらい強い殺気を周りに振り撒いてフラフラと歩くその姿は昔見学しに行った老人ホームのヤバい奴と同じ感じだった

だが魔法少女だ。ともすれば仲間だ

ヤバい奴は長い人生の中で何人も見てきた。ここで腰が引けるほどヤワなジジイじゃない


ユウキ「君、1人か?」

アカネ「…………音楽家か?」

ユウキ「? 音楽家?」

アカネ「どこだ……音楽家…………ァ……」ギロッ


ワンダー「ユウキ……」

ユウキ「分かっとるわい」

アカネ「お前は、音楽家か?」


音楽家、どういう意味だろう。意味が分からん

本格的に老人ホームの連中じゃないのかこれ。コイツももしかして自分と同じジジイか?


ユウキ「おい君、音楽家がなんなのじゃ?」

アカネ「出せ……音楽家を……ぉぉぉ!!」

ワンダー「ッ、危ない!」


斬撃が飛んできた。刀のリーチ外だったはずなのに

ユウキを突き飛ばしたワンダーが受けたようだったが、まずい。ワンダーが斬られた


ユウキ「ワンちゃん!」

ワンダー「…………ふっ、”軽い”斬撃ね」


ワンダーは傷一つ負っていなかった。馬鹿な、確かに受けたはずなのに


ワンダー「もっと”重い”剣じゃなければ、私には勝てないわよ!」

アカネ「音楽家か? お前……!」

ワンダー「我が名はマスクド・ワンダー! 力ある正義の体現者……魔法少女!」ビシィッ

ユウキ「(それ毎回やるのか……)」


とはいえ突然の攻撃だ。コイツはやばそうだ

 >>193
 
 1.戦う
 2.逃げる
 3.話し合いを試みる

2


ユウキ「逃げるぞワンちゃん!」

ワンダー「なんでよ!」

ユウキ「今いたずらに誰かと戦うわけにはいかんということじゃ!」

ワンダー「……?」

ユウキ「戦争も魔法少女も変わらん、重要なのは勝つことではなく生きることじゃ!」

ワンダー「私ならコイツくらいなんてことないわ!」

ユウキ「では奴の魔法は分かるか? 奴の特徴は? 癖は?」

ワンダー「……心配性ね」

ユウキ「ああ。ワシは馬鹿じゃから、このことが分かるのにかなりの時間を費やしてしまったのじゃ」

ワンダー「チッ、仕方ないわね。逃げるわよ!」


 身体能力(87)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→無事逃走
 失敗→アカネの追撃を喰らう


 96……ファンブル

 
 
アカネ「逃がすか……音楽家ァ!!」


ユウキ「うおっ!?」

ワンダー「ちょ、やば……」

ユウキ「地平線まで走るのじゃ!」

ワンダー「OK!」

アカネ「アァァァァァァ!!」


斬撃……これはまずい。直撃コース、喰らったらヤバイ

 マスクド・ワンダーの信頼度(03)ロール……>>直下コンマ一桁
 
 成功→また庇ってくれる
 失敗→逃げるのに夢中


ユウキ「ぐあっ……!」

ワンダー「ッ、ユウキ!」


背中に斬撃を喰らった。なるほど、奴は射程大の斬撃魔法か

ともあれ背中を斬られたら誰でも悶える。勢い余って前のめりに倒れこんだ


ユウキ「いったあぁぁぁ!」

ワンダー「そりゃそうよ! ッ、来る……!」


アカネはゆっくりながらも近付いてきていた


アカネ「音楽家ァ……逃がさん……」

ワンダー「(くっ……ユウキを背負って飛んでくる斬撃の重さを無くしながら逃げる…………私にできるの!?)」


 ユウキは……>>205
 
 1.魔法を使う
 2.ワンダーだけ逃がす

2


ユウキ「ワンちゃんだけでも逃げるのじゃ! ここはワシに任せろ!」

ワンダー「ちょ、それは死亡フラグだって!」

ユウキ「ワンちゃんは重さを操るのじゃろ? 自分の重さを無くして速く走ることもできるじゃろうに」

ワンダー「できるけど……ユウキを軽くして背負えば……!」

ユウキ「いやいい、ワシはあのじゃじゃ馬を躾けるわい

ワンダー「さっき逃げろっつったのはユウキじゃない!」

ユウキ「奴の特徴とかが分かった、負けはせん!」

ワンダー「…………じゃあ、パーティーを組んでおきましょう」

ユウキ「パーティー? こんな時に宴か?」

ワンダー「こんな時にボケない! パーティー組めばお互いの場所が分かるから、後で合流!」

ユウキ「おお、やってやる!」


背中は痛む。斬られてもそのまま走ってやると思っていたが、思いのほか強い斬撃で足を止めてしまった

アカネは近い。刀を振りかぶろうとしている


ユウキ「(今のワシ、メチャクチャかっこいいんじゃないか?)」

アカネ「ふ、ふふふ……これで終わりだ、音楽家ァ!!」

ユウキ「ふっ、絶剣とお前の斬撃……勝負じゃ!」


斬撃に合わせて手刀を振るった。小指の付け根が少しだけ切れる


ユウキ「むっ……流石に無理か」

ユウキ「…………しぶとい……」


どうやら斬撃といっても威力があるらしい。おそらく、これが全力ではあるまい


 身体能力(87-10=77)ロール……>>直下コンマ二桁
 (ダメージ-10)
 
 成功→アカネを組み敷く
 失敗→アカネになかなか近付けない
 


 75……成功!

 
 
ユウキ「とうっ!」


アカネ「……ッ!」


彼女の攻撃には合図がある。刀を振りかぶるのが斬撃を飛ばす前準備だ

もしかしたら刀を振ったら斬撃が飛ぶのかもしれない

振られると同時に横に避け、すぐさままた走って近付く。背中が痛い。だが、多少の痛みは大丈夫だ。伊達に赤紙を送られたわけじゃない

とはいえもう何十年も前の話。かなり若い頃の話だ。久々に感じる痛みはやっぱり痛い

だがワンダーにかっこつけた手前、ここで無様に負けるのはジジイの面子に関わる


ユウキ「ジジイ舐めんな!」

アカネ「な……!?」


飛びかかり、絶剣で刀を弾いた


ユウキ「筋肉で勝てると思うなよ!」ドカッ

アカネ「っ、ぐ……!」


どうやら刀を使わない素手での戦いには慣れていないらしい。刀を封じてしまえばこちらのものだ


ユウキ「ハリウッド映画仕込み(見様見真似)の肉弾戦じゃ!」

アカネ「ガハッ……おん、が、く……か!」


遅いパンチだ。イ・ビョンホンを見習え。アイツ若いのにメッチャ頑張ってるんだぞ


アカネ「音楽家ァァァ!!」

ユウキ「だからなんじゃ音楽家って!」


繰り出される拳を避け、無防備な腕を掴み倒した。うつ伏せに倒れた上から乗り、後ろ手を取り組み敷く


ユウキ「ふう……やっぱりこの服動きにくいの……」

アカネ「ぐ……っ、音楽家……!」ジタバタ

ユウキ「おっと動くな! ワンちゃんに連絡入れるか」


マスクド・ワンダーに「倒したぞ」と連絡を入れ、しばらく待った


ユウキ「音楽家ってどういう意味じゃ?」

アカネ「はな、せ……音楽家……!」

ユウキ「放したらまた斬るじゃろうが。背中痛いんじゃぞ」

アカネ「ぐっ、っ……!」

ユウキ「はぁ……まったく、魔法少女ってロクなのおらんな~……あ、ワンちゃん」

ワンダー「大丈夫!? うわ、本当に大丈夫だ……」

ユウキ「結局戦う羽目になってしもたわ」


ワンダー「コイツどうする?」

ユウキ「さぁ」

ワンダー「さぁって……」

ユウキ「とりあえず縛って連れて行くか。魔法少女なんじゃろコイツ」

ワンダー「ええ。多分私達と同じプレイヤーだと思うけど……」

ユウキ「プレイヤー? ゲームか?」

ワンダー「えっ? ユウキ、ここがゲームって知らないの!?」

ユウキ「…………あー……なんか、そんなメールが来てたような……」

ワンダー「しっかりしてよ……」

ユウキ「最近忘れっぽくてな」

ワンダー「年寄りじゃないんだから!」

ユウキ「(年寄りなんじゃが)」


ユウキ「とりあえず縛るか。とうっ!」


絶剣でアカネの着物の裾を斬り、簡易的な縄として両手を縛った


アカネ「っ、っ!」ジタバタ

ワンダー「で、どうやって持ってく?」

ユウキ「着物をもうちょっと斬るか」


更に裾を5cm幅くらいで斬り、ちょっと残念な衣装にしたところで長いロープみたいにした。魔法少女の衣装なら丈夫だしブチッといくことはないだろう多分


ユウキ「引き摺って行こう」

ワンダー「……意外と鬼畜」

ユウキ「捕虜を丁重にしてどうする。ワンダー、コイツを軽くしてくれ。引っ張り続けて腰に来たらたまったもんじゃない」


ユウキ「ん? 端末か……アカネ。これが名前か?」

アカネ「音楽家……殺す……!」

ユウキ「聞く耳持たんか……」


アカネの魔法の端末を預かり、ズルズルと引き摺って先を進んだ。とりあえず街を目指そう


ワンダー「にしても本当に倒しちゃうなんてね。絶対死ぬと思ってたわ!」

ユウキ「プレデターでもシュワちゃんは先に逃げろと言って敵を返り討ちにしたんじゃぞ」


 マスクド・ワンダーの信頼度が上がった!
 
 マスクド・ワンダー:04


アカネ「クソッ、音楽家ァ!」ジタバタ

ワンダー「ホントうるさいわねアレ……」

ユウキ「放置したいのはやまやまじゃが、流石にの」

ワンダー「そういえばユウキの魔法って? 私のはさっき道中で説明した通りだけど」

ユウキ「ワシはなぁ……頭の中を12年前の状態にするという魔法なんじゃが」

ワンダー「…………使えるの?」

ユウキ「思考が若くなるくらいじゃ」

ワンダー「いや、もう幼児の脳になっちゃうじゃない……」

ユウキ「自分が12年前の自分だと思って混乱するぞ。あれ、ここはどこだとな」

ワンダー「どうやって戻るの?」

ユウキ「自分で戻そうと思わないと戻らんのじゃ。苦労したわい。自分の衣装が素っ頓狂なものになってて美少女になっとるんじゃぞ?」

ワンダー「まぁそうよね」

ユウキ「必死に考えて考えて考えて、1週間かけて自分は魔法少女なのかと知ったのじゃ」

ワンダー「長すぎない!?」

ユウキ「自慢じゃないがワシはバカでな」


ワンダー「ふぅん……じゃあアイツに使ったらどうなるの?」

ユウキ「触れさえすれば12年前の頭になるぞ」

ワンダー「記憶も12年前まで逆戻りねぇ」

ユウキ「そうじゃ」

アカネ「クソッ……っ、ぐっ……!」ジタバタ

ワンダー「(アイツを幼児退行させれば多少は静かになるかな?)」

ワンダー「ねぇ、アイツに使ってみない?」

ユウキ「アカネにか?」


 アカネに魔法を……>>224
 
 1.使う
 2.使わない

1


ユウキ「じゃあ……使ってみようか」

ワンダー「どんな感じになるのかしら」

ユウキ「相手の元々の歳によるが……」

ワンダー「オバサンだったりして」

ユウキ「じゃあ使ってみるぞ」


喚くアカネに触れ、魔法を使った。触れたものの頭の中を12年前に戻す魔法、ぶっちゃけ使う機会は無かった

あまりに魔法が使えないから名前から絶剣という技も開発したくらいに使えない魔法だ。まさか使う日が来るとは


アカネ「………………」ポケー

ユウキ「やってみたぞ」

ワンダー「どうなってるのこれ? ちょっと、アカネだっけ?」

アカネ「おねーたんだえ?」

ワンダー「………………」

ユウキ「…………」


今日はここまで
弾けろ筋肉!飛び散れ汗!
これがTHE・肉体派 アーノルド・シュワルツェネッガーの神髄だ!
アカネに斬られても、グレートドラゴンの炎でもビクともしねぇ!
鉄骨州知事はタフネス設計!
愛する娘を救うため、1人敵のアジトに殴りこむ!
その強さはもうどうにも止まらない!全員まとめてかかってこんかい!!
これぞ豪快、スーパーバトルアクション!

 コ マ ン ド ー 

9月18日放送!

戦うジジイはかっこいい!


・・・・・・


アカネ「ぶーん!」

ユウキ「よしよし、おー可愛いねぇ」

ワンダー「……」


アカネを仲間? に加え街を目指すこと数十分、今まで点在していたビルが形そのままに集まっているようなものを見た

街、と呼ぶには相応しいのではないか


アカネ「どーん!」

ユウキ「どーん!」

ユウキ「(この頃の孫もこんな感じじゃったのう……)」


ワンダー「あの、静かにしてもらえない?」

ユウキ「仕方なかろう、そういう年頃なのじゃから」

ワンダー「まぁ12年前に戻されれば誰だって幼児になるだろうけど……アカネちゃん年少さん?」

アカネ「ねんちゅーさん!」

ワンダー「ああ年中さんかー」

ユウキ「早くお母さんのところに帰してやらねばな」


 アカネとパーティーを組んだ!
 アカネの信頼度が上がった!
 
 アカネ:03


アカネちゃんがどうなっているのか、説明するまでもない。頭を12年前に戻したら幼児化していた。ただそれだけだ

最初は母や姉がいないことに大泣きしたが、ユウキの慣れた対処により現在は落ち着いている

勿論自分が魔法少女などということは知らない。自分の体に驚くのは鏡を見てからだろう

持っていた刀はユウキが預かっている。彼女の魔法がどんなのか知らないが、無邪気にその辺をズバズバやられたら非常に困る


ユウキ「ふー……やっと街か。長かったの」

ワンダー「街といっても人がいないどころか……廃墟じゃないこれ」

アカネ「すごーい! たかーい!」

ユウキ「途中ビルに寄らなかったからの。ビルといえばビル・パクストンっていうキャメロン映画のほとんどに出てる俳優が――」

ワンダー「あーはいはい! とにかく街に着いたけどなにか無いの?」

アカネ「どどどー、ぶぶぶー」


 街には……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→他の魔法少女のパーティーもいた
 偶数→街にはユウキ達だけ


ワンダー「多分中心部であろう噴水に来たけど……特に何も無いわね。周りに誰かいるでもなし」

アカネ「じゃぶじゃぶ~」

ユウキ「おおアカネちゃん、服のまま水に浸かるのは駄目じゃぞ」

アカネ「プール!」

ユウキ「プールに入るなら服を脱がんと」

ワンダー「ここはプールでもないし、アカネちゃんも脱がない!」

アカネ「っ……う……ぐすっ」

ユウキ「あー泣かしたな」

ワンダー「えっ、だ、だってこんな時に水浴びっておかしくない!?」

ユウキ「これから常識を学んでいく年頃の娘に押し付けちゃいかん。こういうのはゆっくりと学ばせていくのじゃ」

ワンダー「だったらやんわり止めなさいよ!」


アカネ「ふぇぇぇん!」

ワンダー「ああああ……よしよし、お姉ちゃんが悪かったわよ」

ユウキ「さて、街に来てもなお何もないとなると……」


そんな時だった。魔法の端末から大福みたいな金魚が出てきたのは


ファル「こんにちは! マスコットキャラのファルだぽん!」

ワンダー「うわっ、なに?」

アカネ「?」

ファル「普段はサポートコマンドを押さないと出てこないんだけど、3人があまりにもゲームを進めない感じがあるからこうして登場したぽん」

ユウキ「なんじゃこの白黒金魚は

アカネ「かわいい! きんぎょさん!」

ファル「金魚じゃないぽん。アカネの変貌ぶりにマスターも困惑してるぽん」


ワンダー「マスター?」

ファル「もうここはゲームの中だということは知ってるぽん? ファルはゲームマスターからプレイヤー達の管理とか橋渡しとか色々頼まれてるぽん」

ユウキ「で、ファルと言ったか? 何の用じゃ?」

ファル「さっきも言った通り、3人が情けなさすぎてプレイヤーに格差が生まれてるぽん。他のプレイヤーは既に次のエリアを開放してるのもいるぽん」

ワンダー「げ、マジー?」

ファル「分かってるとは思うけど、このゲームはエリアを次々開放して魔王城まで辿り着き、そこで待ち構える魔王を倒すことが目的ぽん」

ユウキ「ほー」

ファル「なんで知らないぽん!? とにかく、さっさとアイテムショップに行って通行証を買って次のエリアに行くぽん!」

ワンダー「アイテムショップ……アレね」

ファル「3人は道中結構敵を倒してるから、通行証を買うくらいのマジカルキャンディーは貯まってるはずぽん」

ユウキ「ああ、あのきゃんでぃはそういう意味があったのか」

ファル「マジカルキャンディーはこのゲームでの通貨ぽん。多く集めればその分アイテムショップで色々買えるぽん」


マジカルキャンディーの数はユウキとワンダーが同じくらいだが、アカネは2人を足してもなおそれより多い数を持っていた

こうなる前のアカネの様子からしたら適当にフラついて目に付いたものすべてを斬っていたのだろうと簡単に推測できる


ワンダー「流石に店内なら店員くらいいるわよね。すみませーん」

アカネ「すいませーん」

ユウキ「………………いないようじゃな」

ワンダー「じゃあどうするの!? 野菜じゃないのよ!?」

ユウキ「野菜みたいに金を置いて勝手に持って行くしかないようじゃな」

ワンダー「じゃあとりあえず通行証を買いましょうか」

ユウキ「これじゃな。おお安い安い」


3人のキャンディーを合わせれば200に近い。通行証を買ったことで190台になった


ワンダー「ん? なにこれ。Rって」

ファル「それはランダムでアイテムをゲットできるガチャみたいなものぽん。1回100個ぽん」

ユウキ「もうちょっと分かりやすく説明してくれんか?」

ファル「十分分かりやすいぽん! 頭弱いのかぽん!?」

ユウキ「自慢じゃないがワシはバカでの」

ファル「限度があるぽん! 義務教育受けたぽん?」

ユウキ「(ワシの頃には義務教育なんてあったかどうか覚えてないわい)」

ワンダー「とにかくこれを回せばアイテムがゲットできるんだって」

ファル「中にはR限定の激レアアイテムとかもあるから、是非回してみてほしいぽん。初回限定のみキャンディー10個で回せるぽん」

ユウキ「10個ならやってみようじゃないか」


 幸運(45)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→激レアアイテムGET
 失敗→地図


地図が出た。激レアアイテムなのだろうか


ファル「地図ぽん。持ってなかったみたいだから結果的に得してるけど普通に買っても安いぽん」

ワンダー「……つまりハズレってことね」

ユウキ「なに!? 温泉旅行とかないのか!?」

ワンダー「商店街の福引きじゃないのよ!!」

ユウキ「も、もう1回回してみんか?」

ワンダー「……もう1回回したらキャンディー100個切るんだけど。2回目以降1回100個でしょ?」

ファル「諦めない精神が大事ぽん。もしかしたら次も出るかもしれないぽん」

ワンダー「なんで煽るの!」

アカネ「アカネもやるー! アカネもやるー!」

ユウキ「じゃあアカネちゃん回してみようか」


 アカネのR……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→激レアアイテムGET
 偶数→豊胸器具


アカネ「えいっ!」

ファル「…………豊胸器具ぽん」

ワンダー「なんで!?!?」

アカネ「わーい!」


アカネは何のための物か分からないようで、豊胸器具を持って絡ませたりカポッと合わせたりで遊んでいた

気に入っているようだからアカネに持たせた。彼女の魔法の端末のアイテム欄の第一号は豊胸器具だ


ユウキ「……激レアアイテムなのかこれ?」

ファル「言わせてもらうとハズレぽん」

ワンダー「キャンディーが……!」

ユウキ「敵を倒せばキャンディーもらえるんじゃろ? ならその辺に行ってガイコツを倒せばいい!」

ファル「倒してもらえるキャンディーの数もエリアによって異なるぽん。基本的に次のエリアほど強い敵がいるけどその分多くのキャンディーをもらえるぽん」

ユウキ「ならば次に行くか! おーいアカネちゃん、行くぞー」

アカネ「見て見てー! おっぱい」

ワンダー「やめなさい!! 正しい使い方だけど違う!!」


エリアを開放するにはミッションを達成する必要があるらしい。エリア解放報酬は100万円。つまり他の誰かが既に100万円をゲットしたということだ

ユウキは今更金をどうこういうつもりがないため報酬には興味ないが、孫になにかプレゼントしてやるにはお金がかかる

次の草原エリアのミッションでも頑張ってみるかと思っているところに、ファルによって草原エリアのミッションも誰かがクリアしたというお知らせがあり驚愕した


ワンダー「ねぇちょっと、ゲームバランスおかしくない?」

ファル「賢い者ほど得をするぽん」

ワンダー「むむむ……」

アカネ「おっぱい」

ワンダー「分かったから!」

アカネ「おっきい」

ワンダー「ちょ、揉まないでよ!」

アカネ「おかーさん……」

ワンダー「…………よしよし」


ユウキ「気を付けろ、今度は赤いぞ」

ワンダー「ッ、敵?」

アカネ「ひっ……」

ワンダー「アカネちゃんは私の後ろに」

ユウキ「ふっ、任せろ。色が変わったところで形は同じ! 絶剣の餌食にしてやろう!」ダッ


 身体能力(87)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→赤いガイコツも大したことない
 失敗→油断して囲まれる


 93……ファンブル

 
 
ユウキ「はぁぁっ!」



赤いガイコツは絶剣の餌食になるくらいには弱い。なんだ、大したことがない


ワンダー「ここはユウキに任せましょうか」

アカネ「がんばえー!」

ユウキ「おうっ!」


だが嫌に数が多い。倒しても倒しても湧いて出るようだ


ユウキ「キャンディー大量ゲットじゃな!」

ワンダー「っ、ユウキ、後ろ!」


ユウキ「ぬおっ!」

アカネ「うわーん!」

ワンダー「アカネちゃん? ッ、こっちにもか!」


ついに囲まれた

正式名称赤スケルトンは次々と地面からボコボコ湧き出してくる

荒野エリアでは無かった光景だ


ユウキ「ぬおっ、この!」

ワンダー「はぁぁぁっ!」

アカネ「やだー!」


ユウキ達は知らず知らずの内に「狩場」と呼ばれるモンスターが大量発生するところに迷い込んでいた


ユウキ「どりゃ!」

ワンダー「アカネちゃん、私についててね!」

アカネ「うわーん! 怖いよぉ!」

ユウキ「ちゃんと守れよ!」

ワンダー「分かってるって!」


アカネがワンダーに正面から抱き着く。魔法により体重はほぼ無いも同然で動きに支障は無いが、胸に顔が当たるのが気になった


ワンダー「あの、わざとやってる?」

アカネ「怖いぃぃ!」

ワンダー「ちょ、ファスナー開けないで! 顔を潜り込ませない!!」


 ユウキ達がいる狩場に……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→他の魔法少女が来る
 偶数→誰も来ない


ワンダー「ちょ、また増えた!」

ユウキ「ぐぐぐ、これは上様でもない限り……」

ワンダー「上様ってなに!?」

アカネ「うわぁぁぁん!」

ワンダー「んっ、ちょ! 分かったから!」


このままでは追い込まれてしまう。意地でもやらねば


 身体能力(87-10=77)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→なんとか殲滅する
 失敗→逃げるしかない


 91……ファンブル

 
 
ユウキ「くっ……逃げるぞ!」ダッ


ワンダー「オッケー! 流石にこれは無いわ!」ダッ

アカネ「ほわっ!?」


とにかく一目散に逃げだした。立ちはだかるガイコツにだけ攻撃を加え、なんとかその場所から離れることができた


ユウキ「はぁっ……はぁっ……ふーーー、まったく、寄ってたかって」

ワンダー「まったくよ」

ユウキ「とりあえずどうする? リベンジするか?」

ワンダー「また行くの? いやよ! 街へ行きましょう」

ユウキ「そうじゃな。アカネちゃんもあんなとこ嫌じゃろ」

ワンダー「………………?」

ユウキ「…………アカネちゃん?」


ワンダーの胸にしがみついていたはずのアカネがいなくなっていた


ユウキ「ちょ、なんでおらんのじゃ!」

ワンダー「あれ!? え、なんで!?」

ユウキ「お前にしがみついていたんじゃろ! なんで落としたことに気付かん!」

ワンダー「だって重さを極力減らしてたから!」

ユウキ「だがしがみついていた感触が消えたとかなんとかあるじゃろ!」

ワンダー「知らないわよ!」

ユウキ「知らないじゃない! 幼児があんなところに取り残されたんじゃぞ!?」

ワンダー「うっ…………」

ユウキ「そうじゃ、アカネちゃんはパーティーだから場所が分かるのではないか?」

ワンダー「あ、そうよ! とりあえず確認して………………って、なんでユウキの場所と被ってるの?」

ユウキ「ん? なんでじゃ。アカネちゃんは持ってないぞ。持ってるとすればアカネちゃんの端末くらいで」

ワンダー「それよーーーーー!!」

ユウキ「なにぃぃぃ!?」


ワンダー「どうすんの!? アカネちゃんの場所が分からないじゃない!」

ユウキ「わ、ワシのせいにするのか!? ワシはアカネちゃんにこれはまだ早いと思って」

ワンダー「結果はぐれちゃったじゃない! しかも刀もユウキが持ってるし、アカネちゃんに戦闘力が無いわ!」

ユウキ「ぐぅ…………」

ワンダー「今すぐ魔法解いてバーサーカーに戻せないの?」

ユウキ「無理じゃ。魔法を解くにも触れる必要がある」

ワンダー「ええぇぇ!」

ユウキ「だからワシの魔法は使えないのじゃ!」

ワンダー「…………言ってても仕方ないわ。アカネちゃんを助けないと」

ユウキ「うむぅ……」


 ユウキは……>>313
 
 1.すぐさま来た道を戻った
 2.まず街に行こうと提案した

1


ユウキ「よし、すぐに戻るぞ」

ワンダー「ええ」

ユウキ「アカネちゃんを助け出すことだけが目的じゃ。敵には目もくれるな」

ワンダー「分かってるわ」

ユウキ「よし! すぐに戻るぞ!」

ファル「あ、ちょっと」

ユウキ「なんじゃ!」

ファル「このゲームにはステータスというものが存在するぽん。敵から攻撃を受ければHPが減っていっちゃうぽん。回復薬も飲まずに平気ぽん?」

ワンダー「街に行って回復薬を買ってる暇が無いわ!」

ファル「なんで荒野の街で買っておかないぽん! ああ、あとアカネだけど、本人が脱落しても魔法の端末は残るから、魔法の端末で生死は確認できないぽん」

ユウキ「なるほど……今やられていてもおかしくはないということか……早く行かねば」


 アカネは……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→狩場を訪れた魔法少女に助けられていた
 偶数→1人赤スケルトンから逃げ回っていた


 アカネを助けたパーティー……>>直下コンマ二桁
 
 01~30→クランテイル達
 31~60→プフレ達
 61~90→ラズリーヌ達
 91~99→ジェノサイ子達


ユウキ「もっと速く走らんか!」

ワンダー「これでも全速力よ! 重さもとに戻して遅くしてやるわよ!?」

ユウキ「っ、この辺のはずじゃ」

ワンダー「地図読むの上手いのね」

ユウキ「杵柄ってやつじゃ」


そこにはもう赤スケルトンはいなかった。プレイヤーがいなくなったらモンスターもいなくなるのだろうか。ゲームならありえるが……


ワンダー「アカネちゃーん!」

ユウキ「いるかー!」

アカネ「わーい!


声が聞こえたのははるか頭上だった


ワンダー「アカネちゃん! …………って、高ッ!」

ユウキ「体重軽いのじゃからあれくらいいくのか……」

アカネ「あのねー! じゃんぷしたらねー! すっごくとぶのー!」


今のアカネの体重は限りなく軽い。風が吹いたら飛ぶくらいだ


ワンダー「ちょ、戻って来てー!」

ユウキ「だがよく無事じゃったな」

クランテイル「お前達の仲間か」


突然背後から声をかけられた。人の気配、4人だ


ワンダー「こちらもプレイヤーね……」


振り向くと、これまたべっぴん揃いな個性的な魔法少女達がいた


リオネッタ「モンスターから逃げ回っていたから助けて差し上げましたわ」

ユウキ「おお、すまんなぁウチの子が」

クランテイル「……ペチカ、アレが本当にその魔法少女なのか?」

ペチカ「は、はい……多分、同じ人のはず……」

那子「感謝してほしいデース! もうすぐあの子食べられちゃうところだったんデスよー!」

ワンダー「ありがとう。助かったわ」


クランテイル、リオネッタ、御世方那子、ペチカのパーティーと出会った

戦闘向きの魔法少女が3人いるパーティーはこの辺りの赤スケルトンを一掃したらしい


クランテイル「狩場で逃げ回っている奴がいるなんて自殺志願者かと思ったぞ」

ユウキ「落としてしまってな」


やっと降りてきたアカネの体重を元に戻し、パーティーとパーティーの会話をする


クランテイル「私達はここでマジカルキャンディーを集めるつもりだ。そちらもか?」

ユウキ「いや、まず街にでも行こうかと思っていたところじゃ」

アカネ「あのねあのね! おねーちゃん達すっごいの!」

リオネッタ「あらあらこの子、人を見る目がありますわね」

那子「主に私のことでしょうネ」

リオネッタ「調子に乗らないでくださいます? あなたなんてそのスリットからだらしない足を伸ばしてスケルトンを誘惑しようとしていただけでしょう」

那子「このファッキンドール! 死にたいならそう言えばいいんデース!」ガルル

クランテイル「コホン、そうか。ならば行くといい。街はあっちの方角にある」

ユウキ「おおありがとう……」


 >>336
 
 1.豊胸器具とキャンディーの取引をもちかける
 2.お礼だけ言って街へ行く

1


アカネ「あ、ぱこぱこ!」

ユウキ「そういえば端末は預かったままじゃったな。アカネちゃんに返そうか」

ワンダー「アイテムを取り出すにはこれをタッチすればいいのよ」


アカネが意気揚々と豊胸器具を出現させ、クランテイル達がちょっと引いた


クランテイル「…………その、あまり人の趣味にとやかく言うつもりはないが、往来でそういうのを持ち出すのは……」チラチラ

ユウキ「なんじゃ、欲しいのか?」

アカネ「ほしーの? あげる!」

クランテイル「別に欲しいとは言っていない!」

那子「(……あれがあればこのファッキンドールを黙らせることができますネ)」

リオネッタ「(人形の胸も大きくなるのかしら)」


ペチカ「(…………あれがあれば二宮君をもっと誘惑できるかな)」

クランテイル「(別に大きな胸に憧れていないといえばウソになるが、別に今というわけでも……別に欲しくないわけじゃ……別にいらないし)」

ユウキ「(……皆欲しそうな目をしておる)」

ワンダー「ねぇ、これと引き換えにキャンディーもらえるんじゃない?」ヒソヒソ

ユウキ「お主頭いいのう。そうするか」

アカネ「いらないのー?」

クランテイル「……ま、まぁどうしてもと言うのなら……」

ユウキ「あいや待たれぃ! それは>>」


 1.Rで引いた空前絶後超絶怒涛の激レアアイテムじゃ!
 2.別に冒険じゃ役に立たないものじゃ!
 
 そのレスのコンマ三桁が引き換えにもらえるキャンディー

安価指定ミス このレスの直下で


ユウキ「それは別に冒険に役立つようなアイテムではないぞ!」

クランテイル「そ、そうだ。別に余計なアイテムをわざわざキャンディーと引き換えにするなんて……」

那子「クランテイルがいらないなら私がもらいマース!」

クランテイル「えっ!?」

リオネッタ「ちょっとお待ちを。そのアイテムは私にこそふさわしいですわ!」

クランテイル「ええっ!?」

ペチカ「わ、私も……欲しい、です……」

クランテイル「ペチカまで!?」

ユウキ「(そんなに欲しいのか……)」

ワンダー「なら相応のキャンディーをもらわないとあげられないわねぇ」

アカネ「?」


結局4人全員が欲しいと言い始めたので、多くキャンディーを払った者に優先権があるとのことで売った

一番多く払ったのはクランテイルだった


ワンダー「キャンディー679個……100個で引いたアイテムなのに……」

ユウキ「あやつら煩悩にまみれておったわ」

アカネ「おねーちゃん達やさしーんだよ!」

ユウキ「みたいじゃなーワシらにこんなにたくさんのキャンディーをくれて」

アカネ「キャンディー食べたい!」

ユウキ「ショップに行って食べ物があったら買うか」

ワンダー「そうね。Rも引きましょうか! ガッポリ手に入ったわけだし」


せっかく集めたのに大量にキャンディーをいただくのはどうかと思ったが、本人達がオークションのようにキャンディーを積んできたものだから貰わざるを得ないという言い訳をして街へと向かった

それに今から狩場で狩るなら彼女達はキャンディーくらい簡単に手に入るだろうという考えもあった


・・・・・・


リオネッタ「ああもう! なんでクランテイルが一番に使うんですの!」

クランテイル「わ、私が一番キャンディーを払ったのだから当然だ!」

ペチカ「(私が一番少なかったから最後……うう)」

リオネッタ「せっかく街でRを引こうと思ってたのに、集め直しですわ!」

那子「文句があるならリオネッタは使わないってことでいいんですネー?」

リオネッタ「そんなこと言ってませんわ!」

クランテイル「赤いの出てこい! 早くキャンディー寄越せ! 全財産使い切ったから金欠なんだ!」

那子「え、全部あげちゃったんデスか?」


・・・・・・


街へと着いた。のはいいが、既に次のエリアが解放されているためにこの草原エリアにいる意味はあまり無いらしい

ショップのアイテムはエリアごとに違うらしいから、それを確認してから次のエリアに行くのもいいが……


ユウキ「どうするかの?」

ワンダー「とりあえずショップ行きましょうか」

アカネ「またパコパコほしー!」

ユウキ「そうじゃな。他にも色々アイテムが売られてるかもしれん」


 街には……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→他の魔法少女がいた
 偶数→ユウキ達だけ


ユウキ「ん? あれは人影ではないか?」

ワンダー「本当だわ。ショップに人が……」


ショップどころかこのゲームの中にNPCというのはいない

つまり人影ということは、魔法少女だ


 ショップにいたパーティーは……>>直下コンマ二桁
 
 01~33→ジェノサイ子達
 34~66→ディティック・ベル達
 66~99→プフレ達
 00→クランテイル達


ショップには3人の魔法少女がいた

SFチックなスーツ、メイド、チャイナ服。これまたべっぴんだ。美人しかいない世界。素晴らしい


ユウキ「見たことない奴らじゃな」

ワンダー「そうね」

@娘々「あ、他のパーティーアル」

のっこちゃん「……どうも……」

ジェノサイ子「そっちもショップ?」

ユウキ「ああ。そっちも3人パーティーか」

のっこちゃん「っ……」

@娘々「……」

ワンダー「?」

ジェノサイ子「う、うん……まぁ、そうなるかな……」


ユウキ「?」

ジェノサイ子「あ、私達邪魔だね。もう通行証もRもやったし次行こうか」

@娘々「そ、そうアルね!」


3人名前を名乗るとはそそくさと行ってしまった。なにか気に障ることを言ってしまったのだろうか


ワンダー「……なんだったのかしら?」

ユウキ「さぁな……とりあえず通行証を買うぞ」

アカネ「ぱこぱこほしー!」

ユウキ「そうじゃな……ワシらのキャンディーはさっきの狩場とやらで戦った分とクランテイル達からもらったのを合わせて……あ、回復薬と携帯食料も買うと」

ワンダー「892ね」

ユウキ「Rが8回も引けるぞ!」

ワンダー「でも他にも武器と防具と……あと色々、どれも高いけどそれだけ使えるんじゃない?」


 ショップで……>>367
 
 1.武器を買う
 2.防具を買う
 3.モンスター図鑑を買う
 4.Rを引く
 


ユウキ「なんじゃこれ」

ワンダー「モンスター図鑑?」

アカネ「パコパコはー?」

ユウキ「もうちょっと後かもしれん」

アカネ「ぶー……」

ユウキ「次はちゃんと買ってやるからな」


 幸運(45)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→R1回分キャンディーが残る
 失敗→モンスター図鑑で使い切った
 
 各アイテムの値段等を忘れてしまったので「これ買うにはキャンディー足りなくね?」とか思っても流してください


 03……クリティカル!
 クリティカル報酬、幸運が1上がった!(46)

 
 
ファル「モンスター図鑑は持ってれば出会ったモンスターの情報が分かるぽん!」


ワンダー「それ必要じゃない? さっきだって赤ガイコツにやられそうになったわけだし」

ユウキ「うむ……買ってみるか」

アカネ「パコパコ……」

ユウキ「お、キャンディーの残りでRが2回引けるぞ!」

アカネ「パコパコ買える!?」

ユウキ「さぁなぁ。とりあえず回してみるか」


 幸運(46)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→激レアアイテムGET
 失敗→美乳形成器


 22……成功!

 激レアアイテムGET!
 アイテムは……直下コンマ二桁
 
 01~30→竜殺し
 31~60→武器+5相当のアイテム
 61~90→翻訳君
 91~00→身代わり君


ユウキ「なんじゃこりゃ」

ワンダー「ファル、なにこれ? 短刀みたいだけど」

ファル「アイテム図鑑は次のエリアで売ってるぽん」

ワンダー「教えてくれないわけね……次のエリアでアイテム図鑑を買いましょう」

ユウキ「うむ、そうじゃな」

アカネ「次、アカネやるー!」


 アカネのR……直下コンマ一桁
 
 奇数→激レアアイテムGET
 偶数→美乳形成器


アカネ「ぱこぱこー!!」

ファル「美乳形成器ぽん」

ワンダー「あ、これアイテム図鑑見なくても分かるやつだ」

ユウキ「……またクランテイル達に売りつけるか」

アカネ「おっぱい」

ワンダー「分かったから!!」

アカネ「おっきなおっぱい」

ワンダー「はいはい、私はどーせおっきなおっぱい持った痴女ですよー」

ユウキ「なんだやっぱり痴女だったのか」

ワンダー「うるさい!! 好きでこんな格好になったと思ってんの!?」


街を出て次のエリアへと向かった

次のエリアは山岳エリアだった。入った途端にモンスターと遭遇する


ワンダー「あれはゴブリンね……どうやら今までのガイコツと違って結構強いみたい」

ユウキ「ならば油断せずにかかるか」

アカネ「ねーねー」

ユウキ「なんじゃ?」

アカネ「かわいい!」

ユウキ「……そうかもしれんが」


ゴブリンはちんちくりんで身長が腿くらいまでしかない。感性によってはかわいいと言えるのだろうか


アカネ「遊ぶー!」

ワンダー「あっ、ちょ!」


アカネがトコトコとゴブリンへと駆けて行った。今更ながらあの身長で幼児みたいなことをされても違和感しかない


アカネ「ねーねー、アカネとあそぼ!」

ゴブリン「ギャ」バキッ

アカネ「ぴぎゃ!?」


案の定殴られた


アカネ「っ、ふ、ふええぇぇぇぇん!! 痛いよぉぉ!!」

ユウキ「何をするんじゃこんな小さな子に!」

ワンダー「とにかく倒すわよ!」


アカネ「うわぁぁぁん! 嫌い嫌い! きらいいいい!!」ドカッ

ゴブリン「ギャ!?」

ワンダー「って、マジ?」


アカネの思い切り振りかぶった拳にゴブリンは不意を突かれ倒された

刀を取り上げればいいと思っていたが意外と危険だ。やはり魔法少女には変わりない


アカネ「うわぁぁぁん!」

ユウキ「おーよしよし、痛かったなー」

ワンダー「……ホント、調子狂うわ」

アカネ「ビエエエェェェェ!」

ユウキ「うおおかなり荒れとるぞ!」

ワンダー「とにかく街へ向かうわよ!」


山の中に街があった

これまた廃ビルの群れだ


アカネ「うっ、ヒグッ……」

ユウキ「よしよし、パコパコじゃぞー」

アカネ「ううぅ……」

ワンダー「(ホント、何が悲しくてデカい幼児連れてるんだろ……)」

ユウキ「にしても今回は随分知性のある感じの敵じゃったな」

ワンダー「そうね。てっきりまた色違いのガイコツかと思ったけど……難易度も上がってそう」

ユウキ「さっきまですぐ解放されていたエリアじゃが、次のエリアはまだ解放されておらんらしいし」


 知力(14)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→このゲームの中でまた魔法を利用できるのではないか
 失敗→とにかくマジカルキャンディー集めるか


 81……失敗

 
 
ユウキ「あれだけ強けりゃマジカルキャンディーも集まるじゃろ。ショップのアイテムの値段も高くなっておったし」


ワンダー「それがいいかもね……」


 街を出て行こうとしたところに……>>直下コンマ二桁

 01~30→ディティック・ベル達が現れる
 31~60→プフレ達が現れる
 61~90→クランテイル達が現れる
 91~00→誰もいない


 プフレ達は……>>直下コンマ二桁

 01~30→ラズリーヌを仲間にしていた
 31~60→メルヴィルを仲間にしていた
 61~90→チェルナーを仲間にしていた
 91~00→孤独な2人旅


そこにいたのは3人の魔法少女だった

探偵風の魔法少女と青い魔法少女、それにハムスターモチーフの魔法少女


アカネ「かーわいー!」ダキッ

チェルナー「うわぁぁ!?」

ラズリーヌ「うわっ、なんすか?」

ベル「ま、魔法少女?」

アカネ「かわいー! かわいー!」ギュウ

チェルナー「なんだお前ー!」

ユウキ「また初めて見るべっぴんさん達じゃ」

ワンダー「これで大体と会ったかしら?」


今日はここまで

アカネが幼児になる

ジェノサイ子が死なない

どう殺すかまた悩む

メルヴィルがプフレと行動している

ミラクルコインの事件が起こらない

プフレの犯人捜しが無い

ジェノサイ子が死なない

どう殺すかまた悩む

再びジェノサイ子の死因を探す旅が始まった

そうちゃんを襲うので更新は月曜になります


・・・・・・


ワンダー「はぁぁ!」

ユウキ「とうっ!」


2人はアカネを守りながらゴブリンを狩った。すばしっこく力強いゴブリンに最初こそ苦戦を強いられたが、やはりゲームだ。レベルが無いにしても慣れというものがある


ユウキ「ふっ、これならすぐにキャンディーがたまりそうじゃの!」

ワンダー「そうね。あ、そうだ。エリア解放ミッションってやつどうする? 100万円だけど」

ユウキ「別に100万はなぁ……」

ワンダー「欲しくないの? 仏みたいな人ね」

ユウキ「まぁ欲しくないわけでもないんじゃが、別にワシみたいなのよりもっと必要としてるのが取った方がいいと思ってての」

ワンダー「私の物欲は無視?」

ユウキ「ワンダーが行きたいのならワシも行くぞ」

アカネ「あかねもいくー!」


ワンダー「うーん……」


ワンダーが考えるそぶりを見せる。現代社会に生きる者なら金というのはいくらあっても足りないものだ。欲しいという気持ちはよく分かる

なんの心配もいらない自由な金が入れば娘家族になにかしてやれるかもしれない。という気持ちくらいはユウキも持ち合わせている

別に金目当てかよと責めるつもりも、そう思わせてしまうこともしない


ワンダー「…………ユウキ決めて」

ユウキ「なんじゃ。決断力が無いとこの先やっていけんぞ」

ワンダー「そりゃお金は欲しいけど、私はどうしても生活に困ってるわけじゃないし、ユウキの言う通り他にどうしてもお金が必要な人がいるかもしれないし……」

ユウキ「そうか。うーんそうじゃなー……」

 
 ユウキ達は……>>430
 
 1.ミッションをやる
 2.ミッションをやらずにキャンディーを稼ぐ
 3.ミッションをやらずにアカネを戦えるようにする

3


ユウキ「よし、やはり100万円は取らずにおこう。そのミッションにワシらがクリアできるかどうかも分からんしな」

ワンダー「分かったわ。じゃあキャンディー稼いでR回す?」

ユウキ「いや……そろそろアカネちゃんを戦えるようにしておかんと危ないかもしれん」

ワンダー「え゛っ、まさか戻すの?」

ユウキ「いやいやいや! 別に戻すわけじゃない。この状態でもゴブリン程度くらいあしらってもらわんと」

アカネ「?」

ユウキ「(アカネちゃんを戦えるようにする……さっきの感じなら元々の身体能力は高い方じゃ。刀を使わずとも素手で敵と戦えると思うが……)」


 アカネに……>>438
 
 1.刀を返す
 2.刀を返さない

1


ユウキ「(…………よし)」

ユウキ「アカネちゃん、ちょっといいか?」

アカネ「なにー?」

ユウキ「これはアカネちゃんのじゃ」

アカネ「棒さん!」

ワンダー「ちょ、ホントにいいの?」

ユウキ「今のアカネちゃんなら錯乱してワシらに攻撃してくることはないじゃろう。戦力は必要じゃ」

ワンダー「知らないわよ~」

ユウキ「アカネちゃん、さっきあの小さいのに殴られた時、どんな気持ちじゃった?」

アカネ「うーん……こわかった」

ユウキ「そうか。アカネちゃんはソイツに殴り返したな? なんでじゃ?」

アカネ「怖いし痛いし、嫌だったから……だめ? おかーさんはお友達をいじめちゃいけませんって」

ユウキ「ああ。いじめるのは駄目じゃ。じゃがこれはいじめじゃない。向こうがいじめてくるから仕方なくこちらもやっているだけじゃ。アカネちゃんは今から、ワシらみたいに一緒に戦うんじゃ」

ワンダー「(キャンディー欲しさにこっちからケンカ売ってるんだけどね……)」


アカネ「たたかう?」

ユウキ「そうじゃ。ちょっとしたお遊びじゃよ。出てくるやつらをドッカンバッタンと倒していくんじゃ」

アカネ「そうなの?」

ユウキ「ああ。これはゲームじゃからな」

アカネ「アカネ、ゲーム好き!」

ユウキ「そうかそうか。ならばいいじゃろう。その刀を使って敵を倒すんじゃぞ」

アカネ「かたな?」

ユウキ「その棒はな、こうして」シャキ

アカネ「おおー」

ユウキ「で、この出てきた方で、こうして!」ズバッ

アカネ「おおー! 木が斬れた!」

ユウキ「こういう風にやるんじゃ。間違ってもワシらや他の人達にやっちゃ駄目だぞ? やるのはワシらがやっていいと言った相手だけじゃ」


アカネ「がんばる!」

ユウキ「じゃあ早速やってみようか。遊びといってもうまくできなかったらさっきみたいに痛いからの。アカネちゃんはうまくやれるかな?」

アカネ「やれるもん!」


現れたゴブリンにアカネをけしかける。幸いゴブリンは1体。練習には丁度いい


 アカネは……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→手際よくゴブリンを倒した
 偶数→手こずったが何とか倒せた


アカネ「おおー!」ズバッ

ゴブリン「ギャ」ヒョイッ

アカネ「あれっ? ていっ!」

ユウキ「……」

ワンダー「……」

アカネ「やー!」

ゴブリン「ギャ」バキッ

アカネ「ぷぎゅ! ふぇぇぇぇん!」

ユウキ「(…………やはり体が覚えているなどという都合のいい感じにはいかんか)」

ワンダー「止めなくていいの?」

ユウキ「アカネちゃんなら大丈夫じゃろ」


アカネ「おねーちゃぁぁん!」

ユウキ「よしよし、次はうまくできるぞ! アカネちゃんは強い子じゃ!」

アカネ「ううぅ……痛いよぉ」

ワンダー「大丈夫? あ、ちょっとお鼻赤いわね」

アカネ「ううううう……! でも負けないもん!」

ユウキ「その意気じゃ!」


アカネはなんとかゴブリンを倒すことに成功した

刀の使い方もよく分からず、苦し紛れに振った一太刀がラッキーヒットとなった形だが、一応負けはしない


ワンダー「……やっぱりやめない?」

ユウキ「ワシだってやめたいわ。じゃがこれから先強くなる敵をアカネちゃんを守りながら完勝できるかと言われて首を縦に振れるか?」

ワンダー「まぁそうなんだけど」


ユウキ「赤ガイコツの時のようにどうしようもない時、またクランテイル達みたいなのが助けてくれることを望むのは都合がよすぎじゃ。アカネちゃんが戦えんと」

ワンダー「はぁ……何してんだろ私達」

ユウキ「幼子に武器を持たせ戦わせるというのは心苦しいが、言い訳しておけ。その方が心が軽くなる」

ワンダー「まだ私にはあの身長を幼子って呼べないわ」

ユウキ「立端がどうであれ中身は幼子じゃ。割り切るんじゃ」

ワンダー「はいはい。それじゃ次はどうする?」

ユウキ「次はアカネちゃん1人対ゴブリン3体じゃ。適当に仕向けるか」

ワンダー「分かったわ」


 アカネがちょっぴり戦えるようになった!
 
 マスクド・ワンダーとアカネの信頼度が上がった!
 マスクド・ワンダー:05
 アカネ:04


その後、アカネの修行がてらキャンディーを集め、念には念としてアカネに防具を買った。シールドだ。どうやらエリアが進むごとに+数字というようになっているようで、現在これが一番強い防具というわけだ


アカネ「重いぃ」

ワンダー「刀に盾……見事にミスマッチだわ」

ユウキ「アカネちゃんは攻撃よりも守りに徹した方がいいかもしれんからな。よし、Rを引くぞ! 1回だけじゃが」

ワンダー「どうぞー」


 幸運(46)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→激レアアイテムGET
 失敗→PAD


 38……成功!

 激レアアイテムGET!
 アイテムは……直下コンマ二桁
 
 01~30→虹のお守り
 31~60→武器+5相当のアイテム
 61~90→翻訳君
 91~00→身代わり君


ユウキ「おっ、なんか虹色のが出てきたぞ」

ワンダー「何かしらこれ」

ユウキ「…………あっ! アイテム図鑑を買うのを忘れておった!」

ワンダー「あーーーーー!! なにしてんのよ!」

ユウキ「アカネちゃんの身を第一に考えたのじゃ!」

ワンダー「アカネちゃんを言い訳にしない!」

ユウキ「いいじゃろうがお陰でなんかレアっぽいの出たんじゃから!」

ワンダー「ったく! さっさとキャンディー集めるわよ!」

『強制ログアウトの時間です!』

ユウキ・ワンダー「は?」


・・・・・・


アナウンスと同時に視界が変わった。見覚えがある場所だ

確かここは、最初のエリアだった


ユウキ「なんじゃ? ワシらは山岳の街にいたはずじゃろ」

ワンダー「ここ、荒野エリアよね?」

ファル「ゲーム時間で3日が経つので、ここでメンテナンスのために全員ログアウトしてもらうぽん!」

ワンダー「ログアウト?」

ファル「多分説明書やサポートコマンドを使わず何の気なしに進んで来た人もいると思うので説明しておくぽん。皆がログインしてからゲームの中で3日が経つとさっきも言ったとおりログアウトとなりますぽん。で、現実ではゲームに呼び出されてから一瞬しか経っていないことになるぽん」

ユウキ「どういうことじゃ? もう少し分かりやすく頼むぞ」

ファル「まだ話の続きぽん。というか百聞は一見に如かずとも言うしログアウトしてからちゃんと分かるはずぽん。で、現実でまた3日経ったらゲームに呼び出されるという仕組みぽん」

プフレ「3日のサイクル、というわけだね」

ユウキ「(……? 衣服を覆い隠すほどの包帯グルグル巻きが2人……相当なケガをしたんじゃな)」

ワンダー「(超目立つんだけど……)」


ファル「そしてログアウト間際にはちょっとしたイベントがあるぽん。そのイベントの為にこうして集めていると言ってもいいぽん」

クランテイル「なるほどな……で、そのイベントとは?」

ファル「イベントの前にちょっとした訂正とお詫びがありますぽん。このゲームのダメージが現実にフィードバックしないというものに関してぽん」

@娘々「っ……」

ファル「ゲーム開始時には死んでも大丈夫って伝えてしまったけど、実はこのゲームの中で死んでしまった場合、現実でも心臓に強いショックが加わって死んでしまうことが分かったぽん」

ジェノサイ子「はぁ!?」

のっこちゃん「っ、じゃ、じゃあ……!」

ファル「これに関してはマスターからも深くお詫び申し上げると言っているぽん」

リオネッタ「……ふざけてますの? ならこんなゲーム辞めるまでですわ」

ファル「このゲームは1度始めてしまったらクリアするまでやめられないぽん。これはこちらからの操作も受け付けないということだから、こっちからも止められないぽん」

クランテイル「……ますますふざけているな」


プフレ「心臓に強いショックと言っていたが、それは魔法少女であっても耐えられないものなのかな?」

ファル「そうですぽん。人間状態なら勿論、現実で魔法少女になっている状態でこのゲームで死んだとしても、魔法少女すら耐えられないショックが加わることになってるぽん」

ワンダー「なによそれ! そんなの詐欺じゃない!」

ファル「本当に申し訳ないぽん。でも皆同意したぽん?」

クランテイル「ああしたな。だがそれは死なないというセーフティーがあってこその同意だ。今からでも撤回したい」

ファル「撤回できないのは先ほど言ったとおりぽん。どうか頑張ってほしいぽん。というわけでイベントぽん!」

プフレ「待った。今その事実を伝え、そしてこの場に私達が16人しかいないのは…………どういうことかな?」

のっこちゃん「っ、あの……」

ファル「元々17人だったのがこの場に16人ということの理由は、お察しの通りぽん。マジカルデイジーは既に脱落したぽん」

ジェノサイ子「くそっ……」

ユウキ「(……なるほど、あの子達の仲間じゃったのか)」


ファル「これ以上の質問は時間の無駄と判断して、早速イベントを開始するぽん! 今回のイベントはミラクルコインの配布ぽん。ミラクルコインとはモンスターのアイテムドロップ率を5倍にしてくれるラッキーアイテムぽん。1枚限定なので早い者勝ちぽん」

プフレ「ほう」

ファル「入手条件は今からログアウトまでにこのエリアのスケルトンを20体倒し――」


ブォンという音と共に車椅子が駆け出した

皆、突然のことにあっけにとられる


ユウキ「(>>458)」


 1.負けんぞ!
 2.生き急いでるのぉ

2


ユウキ「(生き急いでるのぉ)」

ワンダー「ちょ、先を越されちゃったわよ!」

ユウキ「取りたいなら取らせておけばええ。これは別に魔法少女同士の競い合いじゃなくて協力して魔王を倒すゲームじゃ。誰が取ろうと総戦力は同じじゃて」

ワンダー「そうかもしれないけど……」

アカネ「なになに? かけっこー?」

ユウキ「おおそうじゃな。じゃあかけっこするか!」

アカネ「うん! するー!」

ユウキ「あのビルがゴールじゃ。ワンダーに勝てたらワンダーの胸を好きにしていいぞ!」

アカネ「わーい! おっぱーい!」

ワンダー「ちょ!?」


結果、ミラクルコインはプフレが手に入れ、ユウキ達の見ている景色は暗転していく


・・・・・・


「――にしても慶市さんとその可愛らしいスマホは似合わないですねぇ」

慶市「…………」

「……慶市さん? ついにボケ来ました?」

慶市「ん? なにがじゃ?」

「あ、これボケたか」

慶市「ボケてないわ! 今度余計なことを言ったら口を縫い合わすぞ」

「本当にできそうなんでやめてください」

慶市「(…………はて、ワシはゲームの中にいたはずじゃったが……白昼夢だったか?)」


夢でないことは魔法の端末に映る増えた連絡先が教えてくれた


「そういえば今回はプレゼントするんですか?」


ついにコマンドーも第三次大戦に入ってきた頃、そんなことを言われた

彼女の言うプレゼントとは、孫へのプレゼントのことだ。数回に1度、よく来たね~と玩具を渡している


慶市「そうじゃのぉ……今回は…………いや、やめておくか」

「冷たーい」

慶市「近いうちに金が入ったら娘家族に豪華なプレゼントでもしてやろうかの」

「あれ、慶市さん宝くじですか? やめといた方がいいですよー皮算用は」

慶市「実は治験をしててな、今度報酬で結構入るんじゃよ」

「あー治験ですか。確かに高いですもんね」

慶市「(……そういえば参加賞で10万円じゃったな。後で口座でも確認しておくか)」


翌日、娘家族が遊びに来た。泊っていってくれるらしい。嬉しいことだ


「おじーちゃーん!」

慶市「よしよし、よく来たね。おっきくなって」

「育ち盛りですからね。もう小学生ですし」

慶市「おおよく来てくれた。上がってくれ。飯は用意してあるぞ」

「お父さん料理できたっけ?」

慶市「ワシじゃないがな」

「ああ……よかった。介護つけといて」

「そうでしょ。私ってできる女なんですよ」

慶市よく言うわ」


介護の女性は夕方には帰ってしまったため夕飯は慶市、娘、孫娘、婿で囲むことになった

婿は今時の時勢にあるもやしタイプだったが、いざという時にはしっかりしている男だ。慶市も人の親なりに「娘さんを僕にください」をされた

娘はどちらかというと介護の女性と同じおちょくりタイプだ。娘はもしかしたら自分に似たあの女性を介護に指名したのかもしれない。だとしたらお節介ながらも嬉しさを感じる

孫娘は言わずもがな。素直でいい子だ。今年小学生に進学し、前に会ったときよりも大きくなった


「あのねあのね、よねんせいのお友達ができたの!」

慶市「おお、年上の友達か。社交的じゃの」

「ああ、あの子ね。1回だけ家に来たことがあったわね」

「うん! のりこおねーちゃんすっごく優しいの!」

「でもあの子の家、確かお母さんが病気なんですってね……」

「そーなの。だからたまにしか遊べないの」

慶市「なんじゃなんじゃ飯の席で辛気臭い」

「そうだぞ。お義父さん、すみませんね」

慶市「まぁこんな話題も皆が来てくれたからできることか」

「さっすがお父さん物分かりいいわね。バカだけど」

慶市「親に向かってバカとはなんじゃ!」

「おじーちゃんばかなのー?」

慶市「いや、それはな」


慶市「トゥルーライズ見るか!」

「えーイレイザーの方がいい」

慶市「ならそうするか!」

「ホンットお父さんってこの子には甘いわよね。私にはあんまりだったくせに」

慶市「年じゃ年」

「お義父さんは君にも十分優しいじゃないか」

慶市「おお分かっとるじゃないか!」


幸せだった。45年に終わった戦争から、貧困と混乱の時代を生き抜き、寝て起きれば景色が変わるような目まぐるしい変化を遂げた社会の中で孫にまで恵まれる。こんなに幸せなことはない


慶市「(これで婆さんが生きとりゃなぁ……)」


いまだに未練たらたらだ。よほど惚れていたのだろう


映画を見終わり、孫がウトウト

空き部屋という名の娘家族専用部屋に寝具を用意し、案内した


「お父さんももう寝るでしょ?」

「んにゅ……おじーちゃんと寝るー……」

慶市「嬉しいのぉ。けどそれはまた今度な」

「そう。ほら寝るよー」

「おやすみなさい、お義父さん」

慶市「ああ。おやすみ」


短い余生の中でもっとも幸せと言っていい時間。その中でも孫と一緒に寝るというのは涙が出るほど良いものだが、今日はやることがある

寝室に行き、魔法の端末を取り出した


慶市はバカだが、年の功でなんとか普通に生きていけるくらいの頭にはなっている

ファルが言っていたゲームでの3日間は現実だと一瞬というのは本当だった。ならば次、現実で3日が経つとまたゲームに戻らなくてはいけない

現在、ゲームが終わって2日目の夜だ。3日目の何時に呼び出されるかは知らないが、明日にはまたゲームに戻るのだろう

それまでに、少しでも生きる確率を上げなくてはならない。老い先短い身だが、明日死ぬ気は無い


 慶市は……>>472
 
 1.ワンダー達に連絡をとってみた
 2.サポートコマンドを呼び出した


慶市「メル友にでもなってみるか」


追加されていた2つの連絡先――パーティーとなったマスクド・ワンダーとアカネだ

とりあえずワンダーに適当なメッセージを送ってみた


ワンダー『あら、ユウキじゃない。なんで私に連絡取れるの?』

ユウキ『連絡先にお前とアカネちゃんが追加されててな。ワシは知り合いの魔法少女なんておらんし、すぐ分かったわ』

ワンダー『私も知り合いがいるってわけでもないけど……気付かなかったわ』

ユウキ『ちょっとメル友やろうじゃないか』

ワンダー『…………それ、死語よ』

ユウキ『ワシにとってはナウじゃぞ』


 ワンダーからの質問……>>478

ぶっちゃけ何歳?


ワンダー『……あの、ね。これ聞くのすごく失礼だっていうのは分かってるんだけど』

ユウキ『なんじゃ?』

ワンダー『…………ぶっちゃけユウキって何歳なの?』

ユウキ『うら若き女子に年を聞くのかお前は』

ワンダー『だってなんか妙に熟練感あるというか含蓄ある言葉を言うというか、その喋り方。今時おなごとか言わないし』


慶市「(意外と突っ込んだ質問してくるのぉ……)」


 >>481
 
 1.正直に言う
 2.ぼかす
 3.10代後半だと嘘をつく
 

2


ユウキ『お前がババアだと思えばババアだし、自分と同じくらいと思えば同じ、年下と思えば年下じゃ』

ワンダー『何よそれ』

ユウキ『年齢不詳の方がミステリアスな魅力ってやつあるじゃろ?」

ワンダー『……多分、年下は無いわ』

ユウキ『ほう』

ワンダー『ま、今更実年齢知ったところで敬語とかもねぇ……』

ユウキ『そうじゃそうじゃ。仮にワシがババアだった場合、お前は委縮しかねんじゃろ』

ワンダー『そうかも。で、実際ババアなの?』

ユウキ『ふっふっふ』

ワンダー『ちょっと!』

ユウキ『ほっほっほっほ』


 マスクド・ワンダーの信頼度が上がった!
 マスクド・ワンダー:06
 


それなりに話が弾み、マスクド・ワンダーとの会話を終えた

ナチュラルに魔法”少女”として接していたあたり、自分はもしかしたらどこかおかしいのかと思ってしまうところがあるが、死んだ婆さんに誓って自分は男であることをやめないぞ


慶市「さて、アカネちゃんは……どうなっておるんじゃろうか」


アカネはゲームに来る前もあんな感じだったのか、それとも普通の10代女子だったのか。それは分からない

まず人に使うことが皆無と言っていい魔法をゲームの中で使った。アカネが今現在、現実でどっちなのかは分からない

ゲームの中で使った魔法はゲームが終わっても有効なのか、それともゲームの中限定なのか

アカネからの返信が無いのは元のバーサーカーに戻ったかただ眠くて寝ているだけなのか、それは結局分からずじまいだった


・・・・・・


「………………………………」


夢を見ていた気がする。ここ数年、夢なんてまともに見なかったはず。いや、そもそも夢を夢だと認識していなかっただけで実際には見ていたかもしれない

だがここまで記憶が残る夢は生まれてからも初めてだった


「………………………………」


夜ご飯が出てきた時、看護師はなにか言っていただろうか。食べた記憶は無い。というかご飯が出たのか、看護師は来たのか、今日は何月何日か。それもどうでもいい

世界のすべてが歪んでぼやけて虚ろだ


「………………ぉ…………ね………………」


なんとなく、頭に浮かんだ単語を呟いてみる

うまく喉から声が出ないのは数年間言葉を一切発していないからだと本人は気付かない


・・・・・・


ユウキ「やっぱり戻って来たか」


3日目、娘家族を見送ってしばらくしてから意識が暗転した。つまり、戻れという合図だった

案の定、目の前には見覚えのある景色


ユウキ「まさかまたここからやり直しなのか?」


荒野エリア。第一のエリア。また通行証を買わないと。いや、その前にワンダー達と合流か


 >>491
 
 1.先にワンダーと合流する
 2.先にアカネと合流する

2


ユウキ「よし、先にアカネちゃんを保護するか」


いくら戦力の1つ数え始めたとはいえ、幼子を1人心細くというわけにはしていられない

孫の顔がちらつく。アカネに構うのはどこか彼女を孫娘に照らし合わせているためなのだろうか


ユウキ「パーティーメンバーの場所が分かるのは便利じゃな。アカネちゃんは……ここか。よし、そう遠くないぞ」


走って行った。少しでも心細くないように

そして走るとすぐにアカネの姿を確認することができた


 アカネは……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→おっぱい大好きアカネちゃんのまま
 偶数→バーサーカーアカネに戻ってる


ユウキ「アカネちゃーん!」

アカネ「……」

ユウキ「よしよし、ガイコツにも襲われないみたいじゃな」

アカネ「ぉ…………」

ユウキ「そうじゃお姉ちゃんじゃぞ。怖かったか? すぐにワンダーと合流するぞ」

アカネ「……ぉ」

アカネ「 お ん が く か 」


 身体能力(87)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→アカネの攻撃を避ける
 失敗→斬られる


 36……成功!

 
 
ユウキの反応は早かった


音楽家の「ん」の時点ですべてを察した。その可能性を考慮していなかったわけではない


ユウキ「おっと!」

アカネ「音楽家か……?」

ユウキ「おいおい……魔法を解いた覚えは無いぞ」

アカネ「また……音楽家なのか……」

ユウキ「ワシは音楽家ではない。アカネちゃん、ワシのこと覚えておらんか?」

アカネ「音楽家ァ!」

ユウキ「うぉっ! 危ない危ない」


またやり直しか

まぁいい。この前と同じ要領だ。アカネの斬撃を避けながら触れる。それだけだ

組み敷く必要が無い分楽と言えよう


ユウキ「アカネちゃん、ワシじゃよ。ユウキじゃ」


こういう時にありがちなテンプレ台詞を言ってみる。効くかどうかは別として


アカネ「ぉ……んがく……」

ユウキ「(…………なんじゃ? 動きが前より鈍いような……)」

アカネ「………………」チャキッ

ユウキ「ふっ、来いアカネちゃん。またおっぱい大好きなアカネちゃんにしてやろう。この前の競争でお前は勝っていたのだから、まだやることはあるんじゃぞ」


 アカネの信頼度(04)ロール……>>直下コンマ一桁
 
 成功→なんとなくユウキが分かる
 失敗→魔法を使うしかない


アカネ「ぁ……ぁ!」

ユウキ「……!」ダッ


触れるだけだ。頭の中を12年前に戻す。そうすればきっとユウキ達のことを思い出すはずだ

魔法を解いた時、魔法を使われていた間のことは覚えている。「12年前の状態にされていた」という記憶自体は消えないのだ


ユウキ「(…………記憶?)」


記憶という言葉が妙に引っかかる

だがその違和感はしまっておこう。今はアカネが先決だ


 身体能力(87)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→魔法発動
 失敗→ミスって斬られる


 13……成功!

 
 
アカネ「ぁ……!」


ユウキ「っ、絶剣じゃ!」


絶剣と刀がぶつかる。やはり少し手が切れた

だが刀と直接ぶつかることができるくらい近付いた。指一本でも触れられればこちらの勝ちだ


ユウキ「(今じゃな……!)」シュッ

アカネ「ぁ…………だ………………め……!」

ユウキ「っ……?」


指がアカネの頬に触れた


・・・・・・


このゲームとやらの目的……それはなんなのか。1日目は状況を理解するのに費やした

2日目は赤スケルトンに襲われていた2人を助けた。助けてから後悔した。自分の中にかすかに残る親切心とか良心を恨んだ。いや、これは殺し合いのはずだ。モンスターはおそらくいつか使われていた悪魔というやつの亜種だ

あの人はきっと悪魔ごときに負ける魔法少女を見たいのではない。魔法少女同士の殺し合いが見たいはずだ。いや、それはお付きのマスコットの趣味だったか。どっちでもいいか

強い者のみが魔法少女に相応しい。ならばこの2人は失格だ。助けた時はまだ状況があまり飲み込めていなかったからつい助けてしまったが、2度目は無いだろう

とにかくあの人は戦いが好きだ。ここは脇役らしく演出する

状況はすべて理解した。あの人の舞台で、動く時が来た

1日目、陰から魔法少女達を見てきた。魔法も発動したものは見た。どうせやるなら強い奴がいい。あの人みたいに選ぶ。そして強い奴はそれなりにいる

派手にモンスターを倒していたのは確か……


 >>直下コンマ二桁
 
 01~20→@娘々
 21~40→アカネ
 41~60→ラピス・ラズリーヌ
 61~80→チェルナー・マウス
 81~00→マスクド・ワンダー


ラピス・ラズリーヌ

彼女は基礎からしてすべてが整っていた。自らの魔法の使い方を熟知し、常に鍛錬を怠らず限界のその先を目指す――そんな感じがした

過大評価だろうか。いや、きっとそのはずだ

思い出した。あの人はただの殺し合いを見たいんじゃなかった。それはマスコットだ。これからはそんな間違いを犯さないようにしよう。自分で自分の頬を張った

強い者と戦う。あの人のように

あの人はきっと満足してくれるだろう

ならばパーティーに合流される前に探し出し、攻撃する


 正体不明の襲撃者メルヴィルの数値……>>↓1コンマ二桁
 ラズリーヌの数値……>>↓2コンマ二桁

 メルヴィルの数値が勝っていた場合……ラズリーヌ重症(40以上上回っていた場合撃破)
 ラズリーヌの数値が勝っていた場合……謎の襲撃者撃退
 


今日はここまで
違うだよ刑事さん……俺は脱落したら記憶を消されて魔法の国専属娼婦になるっていう優しい世界でそうちゃんが頑張る話を書いてただけなんだ……アンタだってそうちゃんが目の前にいたら同じことをするだろう!?
俺は悪くねぇ!悪いのはそうちゃんだ!俺を惑わすそうちゃんがいけねぇんだよぉぉぉ!!


・・・・・・


ユウキ「ワンちゃんー」

ワンダー「あ、2人とも。大丈夫だった?」

アカネ「うん!」

ワンダー「アカネちゃんも大丈夫なようね」

ユウキ「今からピッタリ12年前じゃからな。ワシらと一緒に行動していた記憶まで消えることはなかったようじゃ」

アカネ「?」

ユウキ「そういえばアカネちゃん、この前ワンちゃんに競争勝ったから胸を好きにしていいんじゃなかったかの?」

アカネー「あー!」

ワンダー「げっ、マジでやるの!?」


ワンダー「ううっ…………」ヘナヘナ

アカネ「むふー」

ユウキ「満足か? よし、さっさと山岳エリアに行くぞ」

ファル「あ、ちなみにもう山岳エリアの次も解放されてるぽん」

ユウキ「なんじゃと。じゃあ次じゃな」

ワンダー「……そういえばさっき12年前がどうこう言ってたけど、もしかしてアカネちゃん元に戻ってたの?」

ユウキ「ああ。様子がおかしかったが、元からおかしいもんだし魔法を使ったわい」

アカネ「なんのはなしー?」

ユウキ「アカネちゃんは可愛いという話じゃよ。よしよし」

アカネ「むふー」


山岳エリアの次、都市エリア。廃ビルが随所に立つエリアで、今までのエリアよりも手狭に感じてしまうエリアだ


アカネ「おおー」

ユウキ「ビルしかないの」

ワンダー「これじゃ街もどれか分からないわね……」

ユウキ「ま、敵を倒しつつ地道に探していくか」

アカネ「ひっ……!」

ワンダー「どうしたの?」

ユウキ「敵じゃ。今度はロボか」

ワンダー「うっわ……キモ」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira129655.jpg


ユウキ「行くぞ、アカネちゃんもやってみるか」

アカネ「う、うんっ!」チャキッ

ワンダー「危なくなったらすぐ言ってね」


3人で駆け出し、ロボット集団へと向かう

モンスター図鑑でチェックしたところ、個体によって特殊能力なんかあるらしい。確かにライフルを持ったロボやミサイルロボ、電撃ロボなど色々いた


ユウキ「っと、はぁっ!」

ワンダー「地面に寝てなさい!」


マスクド・ワンダーの魔法は強力だ。こちらの体を軽くして動きを速くできるのと同時にロボ達を極限まで重くして自重で立てなくする

本人の戦闘能力も高い。ワンダーが仲間に加わったのは今更ながら幸運と言えるだろう


アカネ「てー!」ガキィン

アカネ「うう……かたーい」

ユウキ「アカネちゃん、ぶつけるのではない。それは斬るためのやつじゃから、振りぬくのじゃ。ちょっと貸してくれるか?」

アカネ「うん」

ユウキ「はぁっ!!」

アカネ「おおー……きれた」

ユウキ「前に木でも見せたじゃろ。あんな感じじゃよ。ぶつけることは考えなくていいぞ」

アカネ「うん!」


 街を目指す途中出会ったパーティー……>>直下コンマ二桁
 
 01~30→クランテイル達
 31~60→ディティック・ベル達
 61~90→ジェノサイ子達
 91~00→鳩サブレ達


ユウキ「とうっ!」

ワンダー「はぁぁぁぁっ!」

アカネ「てーい!」


どこにあるかも分からない街を目指し、襲い掛かるびっくりどっきりメカ軍団を倒していく。都市エリアともなると1体のキャンディー単価も大きくなってきている


ユウキ「多少手こずるが、これならキャンディー稼ぎまくりじゃな!」

ワンダー「でも多分ショップのアイテムも高くなってるんでしょうね。武器とか防具とか」

ユウキ「しかし、あからさまに武器を持った魔法少女に武器が売れるのかの?」

クランテイル「あ」シュコー

ワンダー「ん? あ」

クランテイル「………………」シュコー

アカネ「あ、パコパコー!」


那子「まだデスかークランテイルー! 次は私――あ」

リオネッタ「どうしましたの? あ」

アカネ「あっ、優しいおねーちゃん達!」

クランテイル「………………」シュコー

ユウキ「……その、すまんの」

ワンダー「お邪魔するつもりは……」

クランテイル「……………………」カァァ

アカネ「ぱこぱこー」グイッ

クランテイル「い、いやあぁぁぁぁ!!」ダッ

ユウキ「……やってしまったの」

ワンダー「いやー……スポンっていって外れたわね。モロ見えで」

アカネ「ぱこぱこー」


遭遇したパーティーはクランテイル達だった。どうやらこの辺のモンスターを狩りつくしたので小休止がてら豊胸器具を順番で使っていたらしい


ユウキ「(そういえばゲームのアイテムは現実に持ち越せないんじゃった。しかもアカネちゃんを見るにゲーム内での体の変化は……)」

ワンダー「(いくらケガをしても死なない限り無事に戻るってことは……体の変化も……)」


安く見積もって詐欺だった

それがバレていないことを願うものである


クランテイル「うう……」

ユウキ「ほんとにすまんの。まさかあんなところであんなことをしているなんて」

クランテイル「もう言うな!」

リオネッタ「恩人のあなた方とまた会えるとは幸運ですわ。どうでしょうか、ペチカさんの料理などは」

ワンダー「料理?」


那子「そうデース! ペチカの料理はナンバーワンネ!」

ペチカ「いや、そんなことは……」

ユウキ「料理の魔法かい?」

ペチカ「は、はい。美味しい料理を作れるんです」

ユウキ「ほう! そりゃいい!」

アカネ「ねー見て見て、これもパコパコなの!」

クランテイル「なに? 流通量は1分の1じゃ……」

ユウキ「これは美乳形成器じゃ」

リオネッタ「なんと……!」


 美乳形成器を……>>545
 
 1.ペチカの料理のお礼に「買う権利」をあげる
 2.あげない


ユウキ「…………」ニヤ

ワンダー「(あっ)」

ユウキ「どうじゃろうか。このアイテムもRで引き当てたアイテムじゃが……まぁこれも冒険の役には立たんが」

クランテイル「くれるのか!?」

ユウキ「じゃがアカネちゃんも非常に気に入っているアイテムじゃ。あげるには……そうじゃな。ペチカの料理を食べさせてくれたら取引を考えようかの」

那子「ペチカ!」

リオネッタ「ペチカさん!」

ペチカ「は、はいぃ~!」セッセ

クランテイル「ありがたい」

ワンダー「(あんたらそれでいいの!?)」


ユウキ「アカネちゃんもいいかの?」

アカネ「うーん……しかたないなぁ」

ユウキ「というわけじゃ。これはキャンディーも高くつくのぉ」

クランテイル「くっ……! 足元を見られたか」

リオネッタ「ですがここのロボットはキャンディーもたくさん落としますわ」

那子「リオネッタ、大和魂見せるときデース!」


 美乳形成器の取引……>>直下コンマ四桁キャンディー


クランテイル「うっ! キャンディーが……!」

リオネッタ「少ないですわ……! さっき買い物したから……」

那子「だから後にしようって言ったんデス!」

リオネッタ「なんですの!? あなただって喜んでサルみたいにR回してたくせに、皿なんて!」

クランテイル「2人ともやめろ! こんな話が転がってくるとは思わなかったろう!」

ワンダー「(こ、こんなアイテムひとつにパーティーが分裂しかかってる!?)」

ユウキ「あ、あのーちょっといいかの?」

クランテイル「なんだ……値引き交渉に応じてくれるか?」

ユウキ「そうじゃな。ワシらもただキャンディーが欲しいわけじゃない。アカネちゃんを助けてくれた上にご馳走していただける相手へのせめてものお礼の気持ちじゃからな」

ワンダー「(ならタダであげなさいよ……)」

ユウキ「ここは物々交換などはどうじゃろうか。ワシらはアイテム図鑑が欲しいのじゃが」


 クランテイル達は……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→アイテム図鑑を持っている
 偶数→アイテム図鑑を持っていない
 


クランテイル「アイテム図鑑……すまない。持っていないな」

リオネッタ「なんとか私達の全財産で手を打ってはいただけませんこと?」

ワンダー「そ、そこまでしなくても!」

ユウキ「分かった。それで売ろうじゃないか」

那子「YEAH! 流石、おっぱいネゴシエーターネ!」

ユウキ「なんじゃそりゃ!?」


 おっぱいネゴシエーターの称号を手に入れた!

 キャンディー766個を手に入れた!

 美乳形成器を失った

 クランテイル達の信頼度が上がった!
 クランテイル:03
 御世方那子:03
 リオネッタ:03
 ペチカ:0.3


 >>554訂正
 ×→ペチカ:0.3
 〇→ペチカ:03


ユウキ「そうじゃ、ショップで買い物をしたということは街の場所も分かるか?」

クランテイル「ああ。地図のこの辺りだ。私達が今ここだから、あっちだな」

ワンダー「ありがとう。それにしてもこれメチャクチャ美味しいわね!」

那子「私のペチカの料理デスからネ!」

リオネッタ「ちょっとお待ちなさい。何故あなたのペチカさんですの? 私のですわ!」

那子「なに言ってるネ!」

ペチカ「あ、あはは……」

ユウキ「いやーワシらにも欲しいくらいじゃ。一家に一人って感じの」

ペチカ「えぇぇぇ!」

アカネ「おいしー! すごーい!」

ワンダー「魔法少女によって得意なことは異なるのよ」

アカネ「へー!」


アカネ「そういえばあかねは何ができるのー?」

ユウキ「っ、それか?」

アカネ「おねーちゃんは手がしゅばー! ってカッコよくて、おっぱいおねーちゃんはなんかフワフワしてる」

ワンダー「おっぱ……!? そ、それフワフワって体重が軽くなったからよね? 胸の感触とかじゃないわよね?」

アカネ「んー?」

ユウキ「そうじゃなぁ……魔法少女じゃから、できることは……あるんじゃろうが」

アカネ「うんうん!」

ユウキ「アカネちゃんが何をできるかはワシらも知らんのじゃ」

アカネ「えー……」

ユウキ「まぁこれから探していけばいいじゃろ! それより街に行くぞ!」

ワンダー「そうそう!」


・・・・・・


リオネッタ「キャンディー集め直しですわ! 出て来なさいロボ!」

那子「私達の肥やしになるデース!」

クランテイル「お、お゛お゛お゛お゛」

リオネッタ「クランテイルさん、戦闘中ですことよ!?」

那子「なに1人でビニューやってるデスか!」

ペチカ「(大丈夫かなぁ……)」

リオネッタ「くっ、少ないですわ……ロボが少ないですわ!」

那子「あーもう! もっとロボはいないんデスかー!」

「ソレデハ、失礼、シマス」

リオネッタ「あ、ロボ! …………じゃない、人間、魔法少女じゃありませんこと?」

「エ!? 私ハ、ロボ、デスヨ」

「君は人間だろうが。ふむ……頭よくなる君は失敗か」

クランテイル「お前達は……」


・・・・・・


街に着いた。早速ショップへ行き、キャンディーのほとんどを費やしてアイテム図鑑を購入

やはりアイテム図鑑も高い。皆の全財産を使ってやっと買えたようなものである


アカネ「回さないのー?」

ユウキ「Rか……キャンディーが無いから回せないのぉ」

アカネ「えー」

ワンダー「まぁロボ倒していけばたまるでしょ。100個なんてすぐすぐ」

ユウキ「じゃな。早速狩りに行くか!」

ワンダー「あ、待った。Rで引いたアイテムのこと見ない?」

ユウキ「おおそうじゃな」


回復薬:体力を回復するよ

フルポーション:体力満タンにするよ

携帯食料:空腹ゲージが回復するよ

豊胸器具:おっぱいを大きくするよ

美乳形成器:おっぱいの形を良くするよ

シールド:攻撃を耐えられるよ

竜殺し:ドラゴンタイプのモンスターは一撃必殺だよ

虹のお守り:全属性攻撃を半減させるよ


ユウキ「おおー、Rで引いた2つはいい感じじゃな!」

ワンダー「ドラゴンタイプ……途中見なかったってことはこれから出てくるってことね」

ユウキ「虹のお守りもアカネちゃんに持たせるか。なんか半減するんじゃろ?」

ワンダー「属性攻撃ってことは、火とか電撃とかじゃない?」


アカネ「行かないのー?」

ユウキ「今行くぞ。ロボ退治じゃ」

アカネ「あのロボ怖いから嫌い」

ユウキ「嫌いなら倒せばいいのじゃぞ」

アカネ「たおす!」

ワンダー「間違った教育よねぇ……」

ユウキ「非常時じゃから仕方ないじゃろ。それにゲームから戻れば魔法が消えるんじゃから」

ワンダー「ま、そうね。それに草原や山岳よりこのエリアはまだ文明感じるからいいわ」


 キャンディー集め中に出会ったパーティー……>>直下コンマ二桁
 
 01~30→ディティック・ベル達
 31~60→ジェノサイ子達
 61~90→プフレ達
 91~00→クランテイル達


プフレ「君達と会うのは2度目かな?」

ユウキ「ん?」


見覚えがある魔法少女だった。ログアウト前のイベントでフライングした車椅子だ

こうして会うのは初めてであるが回数的には2回目で合っているだろう


ワンダー「あなた達は……」

シャドウゲール「ドウモ」

プフレ「私はプフレだ。これはシャドウゲールで、彼女はメルヴィル」

メルヴィル「……」コク

ユウキ「3人パーティーか。ワシらと同じじゃな。ワシは――」

プフレ「絶剣のユウキ、マスクド・ワンダー、アカネだろう?」

ユウキ「誰に聞いたんじゃ?」

プフレ「先程クランテイル達と会ってね」


プフレ「今からキャンディー集めかい?」

ユウキ「そうじゃ」

プフレ「そうか。私達はこれから次のエリアの解放でもしようかと思っていたところだが」

ユウキ「そうか。頑張れ」

プフレ「おや、『100万円は私達のものだー』とかはナシかい?」

ユウキ「ワシらは別に金が欲しいわけじゃないからの」

メルヴィル「酔狂ったこったな」

ユウキ「そこのワンちゃんなんかは欲しい感じ出してるが」

ワンダー「ちょっと、私だけ悪者にしないでよ」

プフレ「私も別に金が欲しいわけじゃない。早いところゲームを終わらせたいだけだよ」


プフレ曰く、パーティーの垣根を越えて協力していかないとクリアは難しいとのことだ。今のところそんな気配は感じないが、わざわざ17人も魔法少女を集めているあたり外れていないかもしれない

そのために顔を広くしておく、とプフレは正直に言った


プフレ「君達も有事の際には協力してくれるとありがたいが……」

ユウキ「なるほど……どうじゃ?」

ワンダー「いいんじゃない?」

ユウキ「だそうじゃ」

プフレ「ふむ…………ところで、彼女は」

アカネ「?」

プフレ「君達が何かしたいのかい? ペチカ曰く、アカネという魔法少女は音楽家と呟きながら彷徨う抜き身の刀のような奴だと聞いていたが」

ユウキ「…………今は大丈夫じゃ。ワシらもそれを見たが、その上で無力化した」

プフレ「なるほど……相手を幼くする魔法でも誰かが持っているのか」

ユウキ「……」

プフレ「いや、なんでもないよ。そうだ、お礼に何か……我々もキャンディーを多く持っているわけではないから、情報というのはどうだろう。私達は恐らく今一番このゲームについて詳しいと思うよ」


 何を聞くか……>>570
 
 1.プフレ達のこと
 2.このゲームのこと
 3.他のパーティーのこと

3


プフレ「ふむ、他のパーティーのことか」

ユウキ「知っておるか?」

プフレ「一応ね。そうだな……パーティー単位でない話なら、ラピス・ラズリーヌが負傷したらしい。何者かに襲われてね」

ワンダー「何者か? モンスターじゃないの?」

プフレ「彼女はログイン直後に誰かに襲われたらしい。右肩を何かで貫かれて動かないとか。そして彼女はモンスターに後れを取るような弱い魔法少女ではなかった……どういうことか分かるね?」

ユウキ「物騒な話じゃが……モンスターではないということは……」

ワンダー「……魔法少女が?」

プフレ「ああ。君達も気を付けてくれ。一応これは他のパーティーの面々にも教えていることだけどね。次はパーティーの話だ」


プフレ「夢ノ島ジェノサイ子……知っているね?」

ユウキ「ああ。3人パーティーのやつじゃな」

プフレ「現在彼女のパーティーとディティック・ベルのパーティーは喧嘩しているらしい」

ユウキ「喧嘩? なんじゃ物騒な話じゃな」

プフレ「なんでも会ったら邪魔に感じたと、ディティック・ベル達は言っていた」

ワンダー「なんでかしら。私達が会った時はそうでもなかったのに」

ユウキ「ふむ……気にはなるな」

プフレ「こんなところかな。それじゃ、よろしく頼むよ。夢ノ島ジェノサイ子とディティック・ベルのパーティーには注意するように」

ユウキ「うむ」


短いけど今日はここまで
ビル・パクストンは残念だった……トゥルーライズのサイモンやプレデター2のジェリー等、良い兵士だった
そうちゃんメイン?の負けたら娼婦になる優しい世界のSSをアルファベットのついた速報に投稿する可能性があるので、生えてるのが大丈夫な方やえっちなのが大丈夫な方は見かけて気が向いたら読んでみてください


プフレが言っていたことは気になる

ジェノサイ子達のパーティーが不和を招いているなど、にわかには信じがたい。違うと言えるほど彼女達を知っているわけではないが、悪い人間には思えなかったが……


ユウキ「…………」

ワンダー「どうしたの? プフレ達に聞き忘れたことでも?」

ユウキ「いや、なんでもない」

ワンダー「?」

アカネ「ろぼ!」

ユウキ「ああ、ロボじゃな」

ワンダー「…………気になってたりする? 他のパーティーのこと」


ユウキ「なんじゃ、知っとったんか」

ワンダー「ユウキは単純ね」

ユウキ「なにがじゃ?」

ワンダー「分かりやすいの」

ユウキ「ふうむ……いやなぁ、あんな可愛い子達が喧嘩など悲しいじゃないか」

ワンダー「まぁそうだけど。じゃあどうする? 今からでもどっちかに会いに行ってみる?」

ユウキ「場所が分かるのか?」

ワンダー「何のための親から貰った足よ」

ユウキ「そうなるのか……」


 >>594
 
 1.ジェノサイ子達を探す
 2.ディティック・ベル達を探す
 3.そっとしておこう

2


ユウキ「ディティック・ベル……と言ったか。そのパーティーが気になる」

ワンダー「ああ、ラピス・ラズリーヌが負傷したって言ってたわね……すれ違っただけだしよく分からないから、知るいい機会じゃない?」

ユウキ「うむ。おーいアカネちゃん、行くぞう」

アカネ「はーい!」


各エリアにはそれなりに広さがある。草原や荒野などは開けているからいいが、都市エリアで何かを探すのはなかなかに骨が折れそうだ

魔法の端末の連絡先にはパーティーメンバーしかない。昨日は試しに魔法の国に通報してみたがどうやらメンバー以外との通信は出来ないようで、エラーという文字が帰ってくるだけだった

「ちょっと会えない?」ができない以上、頼りは足だ

ディティック・ベル、ラピス・ラズリーヌ、チェルナー・マウス

3人の誰かがジェノサイ子達に何かをしたのか、それともジェノサイ子達の誰かが彼女達に何か

それを聞いてみよう。やっぱりかわいい女の子の喧嘩は見たくない

 
 ベル達を……>>直下コンマ一桁

 奇数→探し出す
 偶数→どこにおるんや


ユウキ「こっちじゃ!」

ワンダー「本当に?」

ユウキ「なんじゃ、疑うのか?」

ワンダー「手がかりもないのにこっちだって断言するのは疑うしかないでしょ。そういう魔法持ってるわけでもないんだし」

ユウキ「魔法の話はするでない! 弱いのは重々承知しとるわい」

アカネ「ねー、なんでこっちなのー?」

ユウキ「プフレ達がこっちから来たからじゃ」

ワンダー「…………あ、そういうこと。プフレは他のパーティーと会って回ってるって言ってたわね。じゃああっちには残り3つの内1つのパーティーがまだいるかもってこと?」

ユウキ「そうじゃそうじゃ。ワシが現役の頃は敵を先に見つけ出せねば即やられるということもザラにあったからな。バカなワシでも長年生きてると色々身につくんじゃぞ」

ワンダー「ホントに何歳なの……」

ユウキ「とにかく、プフレ達が直前に会っていたパーティーが移動しない内に急ぐぞい」


プフレ達が来た方向に進み始めても、やはりモンスターは襲ってくる


アカネ「とーう!」

ユウキ「ふぅ、倒したな」

ワンダー「ねぇこの腕……アイテムみたいよ?」

ユウキ「なんじゃと? こんな腕手に入れてどうするんじゃ」

ワンダー「ショップで売る用の換金アイテムだって」

ユウキ「それ売る相手がサイバーダイン社とかそういうオチか?」

ワンダー「なにその会社」

ユウキ「なんでもない」


そろそろ慣れてきたバカ話に花を咲かせていたら、遠くからアカネの大声が聞こえてきた

なんでまたアカネちゃんから目を離したんだと言い争いながらアカネのもとへと行くと、そこには3人の魔法少女がいた。見たことがある。つまり当たりだ


ベル「あ、この前ぶりです」

ユウキ「やあやあ、また会えて嬉しいぞ」

チェルナー「がおー!」

アカネ「がおー!」

ワンダー「…………なんか打ち解けてるのが2人いるわ……」

ユウキ「そこのラピス・ラズリーヌちゃんがケガをしたと聞いてな。回復薬くらいなら分けられるが」

ベル「あ、その……お気持ちはありがとうございます。でもこれ、回復薬で回復する類のやつじゃないみたいで……」

ラズリーヌ「……」コクッ

ユウキ「……喋れんのか?」

ラズリーヌ「……」コクッ

ユウキ「(喉を潰されておるな……それに右肩に包帯をし、右腕を固定しておる。プフレの言っていたことは本当か……)」


ベル「ダメージを回復できても、欠損とか怪我とかは治らないみたいで」

ユウキ「そうか……」


ラズリーヌは申し訳なさそうに地面に「もうしわけねーっす!」と書くと困り顔を上げた


ユウキ「いやいや。それよりも誰にやられたんじゃ? モンスターでないとは思うが……」

ベル「それが分からないんです。なんとか地面に情報を書いてもらったことで分かったのは、姿が見えない敵だったみたいで」

ユウキ「ほう」

ベル「いきなり右肩を何かで貫かれて、そのまま蹴られたのか首を絞められたのか、喉をやられたって」

ユウキ「口封じか?」

ベル「いや、相手は殺す気でかかってきていたみたいだけど撃退したって」


ワンダー「やっぱり強いのね」


ラズリーヌは得意げになんかポーズをしてきていた


ワンダー「っ!!」

ワンダー「ちゃんとした自己紹介はまだだったわね! 私はマスクド・ワンダー! 力ある正義の体現者、魔法少女!!」ビシィッ

ラズリーヌ「!」ビシィッ

ベル「……こっちもか」


謎の友情が芽生えた


ユウキ「そうじゃそうじゃ、聞きたいのは他にもあるんじゃ。夢ノ島ジェノサイ子率いるパーティーのことじゃが」

ベル「ああ、それ……プフレ達にも聞かれたけど、よく分からないんですよ」


チェルナー「あいつら、邪魔!」

アカネ「なんでー?」

チェルナー「とにかく邪魔なのー!」

ベル「……確かに、邪魔だったんですよね」

ユウキ「おいおい、共に魔王打倒を目指す仲間同士で邪魔とはいかんな」

ベル「それは分かってるんですけど、あっちが私達の狩場に勝手にやってきて……」

ラズリーヌ「……」コクコク

ユウキ「ふうむ……」

ベル「今になって、やっぱりそんなにつっかかるんじゃなかったって謝りたいですよ」

チェルナー「でも、向こうからも邪魔だって言われたもん!」


 知力(14)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→不自然じゃな
 失敗→喧嘩はいかんよ


 95……ファンブル

 
 
ユウキ「喧嘩はいかんよ」


ベル「分かってますけど!」

ユウキ「(おっと、イライラさせてしまったか)」

チェルナー「思い出したらムカムカしてきた……!」

アカネ「そーなの?」

チェルナー「アカネにはないの? むかつくこと!」

アカネ「おかーさんが晩御飯にピーマン出してくるの!」


ムカつくこと、まぁここまで生きてくれば思い出してムカつくことのひとつやふたつはある。周りがその話題で騒いでいるせいか、ユウキも色々思い出してムカついていた


チェルナー「やっぱり戦う! だってあっちが悪いんだもん!」

ユウキ「おいおい」

ラズリーヌ「……」コクコク

ワンダー「えっ、ラズリーヌも!?」

ベル「私達だって、ただ言われるだけじゃないんですよ!」

ユウキ「(むむむ……好戦的なのはこっちじゃったか……)」


どうやらジェノサイ子達のパーティーはシロかもしれない


ベル「今度会ったらちゃんと強く言おうね!」

ラズリーヌ「……」コクコク

チェルナー「何かしてきたらやっつける!」


ベル「お気持ちは嬉しいですけど、あんまり構わないでください。これは私達とジェノサイ子達の問題なんで」

ユウキ「お、おう。すまんななんか」

ベル「いいえ」

ワンダー「ねぇそろそろ行かない? 雰囲気悪いわ……」

ユウキ「そうじゃな……アカネちゃん、もう行こうか」

アカネ「どこ行くのー?」

ユウキ「キャンディー集めじゃよ。ああ、ちゃんと遠くに行くからお前らの狩場は奪わんぞ」

ベル「それは幸いです。これ以上他のパーティーと険悪になりたくありませんし」


ベル達と別れ、来た道を戻る


ワンダー「にしても意外だったわ。3人共カッとなりやすいタイプなんて」

ユウキ「じゃな。面白いくらいに同時にキレおって」

ワンダー「そんだけ結束が強いってことなのかしら」

ユウキ「かもしれんな。まぁあんまり刺激してやるのはやめておこうか」

アカネ「チェルナーちゃん可愛かった!」

ユウキ「じゃな。魔法少女は誰も可愛いもんじゃ」

ワンダー「どうする? 全体的に見て順風満帆とは言いにくいけど」

ユウキ「うむぅ……」


 >>622
 
 1.ジェノサイ子達に会いに行く
 2.クランテイル達に会いに行く
 3.キャンディーを集めてプフレのエリア解放を待つ


1


ユウキ「ジェノサイ子達を探そう。ベル達がいきり立っておるとな」

ワンダー「そうね。内ゲバは避けたいわ」

アカネ「今度はどこいくのー?」

ユウキ「かっこいいスーツのお姉ちゃんがいるところじゃ」

アカネ「わーい! ポポレンジャー!」

ユウキ「なんじゃそれ」

ワンダー「最近やってるニチアサみたいよ。CM見たことある」

ユウキ「ニチアサ?」

ワンダー「ニチアサ知らないの?」

ユウキ「世の中にはいろんなものがあるもんじゃ」


 ジェノサイ子達を……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→一番に探し出す
 偶数→ベル達が先に会ってしまう
 


・・・・・・


ベル「……やっぱりさっき強く言い過ぎた……」

ラズリーヌ「……」コクコク

チェルナー「アカネちゃん好き!」

ベル「うん、あの人達は良い人だよね。なのになんであんなこと言っちゃったんだろう……まるで私達が好戦的みたいじゃないか。戦力はラズリーヌとチェルナーしかいないのに」

ラズリーヌ「……」

ベル「とりあえずキャンディー集めよっか」

ラズリーヌ「……」コク

チェルナー「ああーーーー!!」

ベル「どうしたの…………あっ!」


・・・・・・


ジェノサイ子「のっこちゃん遅いなぁ。トイレかなぁ」

@娘々「そういう言い方は女子としてよくないアル!」

ジェノサイ子「じゃあ……お花をたくさん摘んでる?」

@娘々「そもそも魔法少女は排泄しないアル」

のっこちゃん「す、すみません~! 迷っちゃって……」

ジェノサイ子「大丈夫だった? なにしてたのさ」

のっこちゃん「アイテム落ちてる場所を記録しておいて、後で取りに行こうと思ってたら……」

@娘々「危ないアル! ここにはモンスターもいるし、あの連中も…………って、あーっ!」

ジェノサイ子「言ったそばからじゃん! ったく、本当に邪魔な連中……!」


・・・・・・


ユウキ「…………おらんな」

ワンダー「そりゃ広いエリアだし」

アカネ「ねーつかれたー」

ユウキ「そうじゃなぁ……1度ショップにでも行ってR回すか。キャンディーたまっとるし」

アカネ「ぱこぱこ!」

ユウキ「これ以上胸系のアイテム出るのか……?」

ワンダー「作った奴が貧乳で気にしてるとか!」


 プフレは……>>直下コンマ一桁

 奇数→2つのパーティーは衝突すると睨んでいる
 偶数→プフレが会った時、ベル達はおとなしかった


ユウキ「よーし、一気に10連するか!」

ワンダー「ソシャゲか! あ、これソシャゲか……」

ユウキ「ソシャゲなのか? これ」

ワンダー「ソーシャルRPGって銘打ってた気が……」

アカネ「まわすー!」


 幸運(46)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→激レアアイテムGET
 失敗→PAD 


 90……ファンブル

 
 
ワンダー「地図ね」


ユウキ「地図か……」

アカネ「ぺらぺら」

ワンダー「地図10個……」

ユウキ「すまんのぉパコパコじゃなくて……」

ワンダー「な、なぁに、まだキャンディーはあるんだし、100くらい痛くないわよ!」


気を取り直してもう2、3回引こうと思ったところに、地響きが来た

ユウキとワンダーが顔を見合わせ、何事かと慌てる。ランダムイベントかなにかの地震だろうか。それにしては断続的だ

急いでショップを出てビルの屋上に上ると、そこにはビルの2倍ほどの大きさの魔法少女がいた


ユウキ「な、なんじゃアレ!?」

アカネ「チェルナーちゃん! おっきい!」

ワンダー「……ねぇ、あの顔……どう見ても喜怒哀楽の内の1つよね」

ユウキ「うむ……どうやら恐れていたことというのは思ったよりもメチャクチャ早く訪れるもんじゃ」


ビル伝いにチェルナーのいる方向へと急ぐ。ああそうか、ビルの上を移動したら早く移動できるのか


チェルナー「  こ  ん  の  お  お  お  お  !  」


チェルナーが足を振り上げ、落とす。ビルが2つほど倒れた

本気で殺すつもりの攻撃だ。本気を出さずとも倒せるモンスター相手にあんな攻撃をするわけがない。相手は魔法少女だ


ユウキ「チェルナー!」

チェルナー「  っ  あ  あ  っ  !  」


今度は痛みに歪んだ。何かされたか

そこに着くとまさに予想通りの展開があった

ベル達とジェノサイ子達、2つのパーティーの衝突だ

ラズリーヌがベルを守りながら立ち回り、@娘々はのっこちゃんを守りながら立ち回る

チェルナーの相手をしているのはジェノサイ子だ


ジェノサイ子「ホンット最低! 攻撃を仕掛けてくるなんて!」

ベル「先に私達の邪魔をしたのはそっちじゃないか!」

ラズリーヌ「……!」バッ

@娘々「っとっ! そんな蹴り当たらないアル!」


ユウキ「やめんかお前ら!」

ベル「止めないでください! こういう相手は1度殴った方がいいんだ!」

ラズリーヌ「……」ズイッ

ワンダー「同志ラズリーヌ、私達を攻撃する気?」

ラズリーヌ「……」フルフル

ユウキ「ならやめい! お前らも!」

ジェノサイ子「コイツ、私を殺すつもりで攻撃してきたんだよ!」

@娘々「そんなことされて黙ってられるわけないアル!」

のっこちゃん「ううっ……」


ああもう、どいつもこいつも言うことを聞かない。イライラする

そんなに短気でないつもりだが、これはひどいだろう。ワンダーも同じ思いだろう


ユウキ「お前ら……!」

ワンダー「いい加減にしないと……!」


チェルナー「 邪 魔 あ あ あ あ ! ! 」


ジェノサイ子はチェルナーの踏み潰しをまともに喰らっても堪えていないようだ。バイザーを下ろしたスーツはまさに戦隊ヒーローといえる

形勢はベル達が不利と言えよう。チェルナーはジェノサイ子に苦戦し、同じ守りながらという条件でもラズリーヌは片腕が使えない。時間が経てば黙っていてもジェノサイ子達が勝つ

だがこんな激しい戦闘は駄目だ。下手をすれば死人が出る


 ユウキ達は……>>643
 
 1.怒って立ち去る
 2.武力介入


ユウキ「ならいい! 勝手にせい!!」

ワンダー「このわからずや共!」


とにかくイライラした。こんな連中にまともな話し合いは通じない

普段温厚なユウキも珍しくキレた


アカネ「えっ、えっ??」

ユウキ「行くぞ!」ガシッ

アカネ「い、痛い痛い! 痛いよぉ!」

ワンダー「早く行きましょ。あいつら見てると思わず攻撃したくなっちゃう」


・・・・・・


アカネ「痛い、痛いよおねーちゃん!」

ユウキ「っ……! す、すまん……」

アカネ「ふえぇぇん!」

ユウキ「おーよしよし……本当にごめんなぁ……」

ワンダー「なによ、らしくない」

ユウキ「お主こそ止めんか!」

ワンダー「怒っててそれどころじゃなかったわ。ったく、まだイライラする」

ユウキ「…………じゃが、本当に立ち去ってよかったのじゃろうか……」

ワンダー「……」

ユウキ「……あの連中、うっかり殺したりとかせんじゃろうな」


止めたいが、あそこに戻ろうという気にはどうしてもなれなかった


・・・・・・


戦いは激化していた

クランテイル達は巻き込まれたくないため避難し、プフレ達はエリア解放ミッションの空中要塞攻略でそもそも地響きを感じていない。止める者はいなかった


ベル「ラズリーヌ、無理は……」

ラズリーヌ「……!」フルフル


2つのパーティーには共通点がある。それは目の前の相手が邪魔で邪魔で仕方なく、殺すことすらやぶさかではないほどの憎悪を抱いているということだ

手負いのラズリーヌと戦っていた@娘々には多少の余裕があった。ジェノサイ子の加勢に回る余裕が

@娘々がお札をチェルナーの足へと投げつける。お札の中からは岩が現れ、チェルナーのアキレス腱を執拗に攻撃した

それを何度も行われ、チェルナーはついて仰向けに倒れこむ


チェルナー「 ッ 、 お 前 - ー ー ー ! ! 」

@娘々「ッ、やば――」

ジェノサイ子「させるか!」


 チェルナーの数値……>>↓1コンマ二桁
 ジェノサイ子の数値……>>↓2コンマ二桁

 チェルナーの数値が勝っていた場合……@娘々撃破
 ジェノサイ子の数値が勝っていた場合……チェルナー撃破


 チェルナーの数値……50
 ジェノサイ子の数値……29

 
 
ジェノサイ子はチェルナーの顔を狙った。いくら巨大化したとはいえ顔は人間の弱点に変わりない。思い切りパンチを喰らわせてひるませてやる


だがそれは叶わなかった。チェルナーは右手でジャンプしてきたジェノサイ子を虫のように払い飛ばし、左手を@娘々に振り下ろした

無敵のスーツを誇るジェノサイ子にダメージは無い。が、@娘々は違う。いくら魔法少女と言えど、同じ魔法少女の――しかも体格差のありすぎる巨木のような腕を叩きつけられて無事で済むわけがない

@娘々は死を直感し一心不乱にお札を投げまくった。岩、石、ナイフ、ビル。大小さまざまな物が宙を舞う

だがデタラメに放った攻撃が当たるはずもなく、チェルナーは握りこぶしを@娘々に叩きつけるに至った


チェルナー「 あ あ あ あ あ ! ! 」


何度も何度も、叩く。なにかベチャッとしたものが手につく。気持ち悪い

虫を潰した時、体液が手についたら気持ち悪くてゴシゴシ拭くように、チェルナーは汚れを落とすように手を地面に擦り付ける。さらに手が汚れた


のっこちゃん「ひっ、ひいいっ!!」

ジェノサイ子「そ、んな……!」

チェルナー「…………!」キッ

ジェノサイ子「ッ、逃げよう!」

のっこちゃん「ぁ……あ……っ……!」ビクビク

ジェノサイ子「チッ……!」


ジェノサイ子はのっこちゃんの手を取り、逃げ出した。ベルとラズリーヌは追わない

今の今まで憎悪でまみれていた心がカチリと、変わるのを感じた


ベル「…………っ、うっ、おええぇぇぇっ!」

チェルナー「ぁ……」


それは、恐怖だった

今日はここまで

スノー「君は何故サッカーを?」
@娘々「同じ趣味を利用して岸部君に近付きたいからです」
スノー「なるほど、娼館送りだ」


・・・・・・


ワンダー「大体、争いを止めるならユウキの魔法はうってつけじゃない。アカネちゃんを見る限り、どいつもこいつも無害になるはずよ」

ユウキ「それは無理じゃ」

ワンダー「なんでよ」

ユウキ「この魔法は1人用なんじゃ」

ワンダー「はぁ~つっかえ」

ユウキ「だからワシの魔法は弱いと言ったろうが!」

アカネ「けんかだめーっ!」

ワンダー「ケンカしてるわけじゃないわよ」

ユウキ「そうじゃぞ。いつもの会話じゃ」

アカネ「そうー?」


地響きがやみ、次のエリアが解放されたお知らせが来ると同時に、強制ログアウト前のイベントが行われた


ユウキ「お、またここか」

ワンダー「……ねぇ、減ってない?」

ユウキ「どっちがじゃ?」

ワンダー「@娘々の姿よ」

ユウキ「……まさか、な」


@娘々がいない。つまり、ああ、そういうことだ

誰かが殺したのだ。あの戦いで

急に恐怖を覚えた。久しく感じていなかったもの。これは死への恐怖だ


ユウキ「(何故ビビッてるのじゃワシ! いまさらじゃろうが!)」


ワンダーも周りにバレないように努めているようだが、よく見るとカタカタと震えている

アカネなどはつついたら泣き出しそうだ

他のパーティーの魔法少女達も、どこか顔が青い


ユウキ「(魔法少女同士で、殺し殺され……か)」

ファル「強制ログアウト前のイベントぽん!」

プフレ「その前にいいかな?」

ファル「またかぽん」


プフレ「@娘々はどうなった?」

ジェノサイ子「っ」

のっこちゃん「……」

ファル「皆も薄々分かってるはずぽん。ご想像の通りぽん」

ベル「…………」


分かりやすい。ベルとラズリーヌが目を伏せた。居心地も悪そうだ


プフレ「……そうか。仕方なかったのかな?」

ジェノサイ子「そんなわけあるか……!」

プフレ「……」


プフレはそれきり口を閉じた。今の一言で立場を明らかにしたとでもいうべきか


ユウキ「(ああいう腹に一物持った手合いは苦手じゃわい)」

ファル「もういいぽん? じゃあ定期イベントいくぽん! 今回のイベントは>>直下コンマ一桁ぽん)」


 奇数→マジカルキャンディー所持数が一番少ない魔法少女が脱落
 偶数→全員による話し合いで1人の脱落者を決める


ファル「いまからログアウトまでにマジカルキャンディーの所持数が一番少なかった魔法少女が脱落ぽん」

クランテイル「なっ……!」

リオネッタ「なんですのそれ! この前のイベントと打って変わって……!」

ファル「このイベントは完全にランダムぽん。この前みたいにお助けのイベントがあればこういう悲しいイベントもあるぽん。ファルに言われても困るぽん」

ユウキ「しかし、それにしては問答無用すぎじゃ。そんなにプレイヤーを減らしたいならもっと最初から少なく用意すればよかったのじゃ」

ファル「プレイヤーの数については色々と事情があるぽん」

ワンダー「その結果仲違いが起きてるじゃない……」ボソッ

プフレ「ふむ、一番少なかった魔法少女が脱落、か……」

ファル「そうぽん」

プフレ「一番……ね」


プフレ「では、皆で一番を取った場合どうなる?」

ユウキ「なんじゃそりゃ」

シャドウゲール「ビビビ、赤信号、皆デ渡レバ、怖クナイ。デスネ」

プフレ「そういうことだ」

ジェノサイ子「どういうことよ」

プフレ「もしここにいる全員が同じ数のキャンディーを持っていれば、全員脱落かな、と思ってね」

ファル「…………」

プフレ「どうなんだい?」

ファル「……一番が複数人いる場合、それは一番じゃないぽん」

プフレ「それは誰も脱落しない、ということかい?」

ファル「……ファルの口からは~そんなこと~」

プフレ「決まりだ。皆、キャンディーを分け合おうじゃないか」


ユウキ「なんじゃ、キャンディーを他人に預けようというのか?」

ワンダー「そんなことしていいの?」

プフレ「していいよ。私が責任を持って皆のキャンディーの数を記録しておき、判定が終わったら返す。キャンディーを奪って自分達だけ生き延びようなどとは思わない」

クランテイル「信じろと?」

プフレ「信じられないなら、誰かが脱落するのを指を咥えて待つしかなくなるよ」

メルヴィル「皆死にたぐねびょん」


誰もが「今なんてった?」という顔をする中、ラズリーヌだけなんか理解した風な顔だ

適当に相槌を打っているのか、それとも意味が分かるのか。だがラズリーヌの言葉遣いは普通だった

って、そんなこと考えている場合ではない


プフレ「どうする? こうしている間にも時間は過ぎている」


プフレの提案は恐らく正しい。従えば誰も脱落せずに済む。そう思い始めた魔法少女から魔法の端末をプフレに見せ始めた


プフレ「……クランテイル、だったね。君達のパーティーだけいやに数が少ないんだが、買い物後か?」

クランテイル「えっ!? あ、ああ。まぁそんなところだ。な?」

リオネッタ「ええ。おほほ」

那子「デース」

ペチカ「……」

プフレ「これに合わせるには……」

シャドウゲール「電卓機能、ヲ、使イマスカ?」

プフレ「頼む」

シャドウゲール「ビビビビビビビ……コチラデス」

プフレ「計算間違っているよ」


プフレは仕切りたがり屋か、皆のキャンディーの端末の平均数を割り出し、それを割り振る

魔法少女に統率という言葉は無い。時間はかかったが、それでもギリギリなんとかなった


プフレ「端数は僭越ながら私が預かろう。終わったらちゃんと返す」

ユウキ「これで誰も脱落せずに済むのか」

ファル「助かったぽん。プフレは頭がいいぽん」

プフレ「助かったとは?」

ファル「ファルは魔法少女がいたずらに死んでいくのは見たくないぽん。マジカルデイジーが死んだときは軽く発狂したぽん」

ユウキ「なんじゃそりゃ。お前がゲームを仕切ってるのじゃろうが」

ファル「ゲームを仕切ってるのはマスターぽん。ファルは仲介役にすぎないぽん」

プフレ「マスター……」

ファル「それじゃあ発表するぽん。今回のイベントでの脱落者は無――あれっ」


魔法少女が1人、崩れ落ちた


・・・・・・


慶市「お、おおう…………」


生きている。死んでいない

生きて我が家にいる


慶市「あれは、チェルナー……」


チェルナー・マウスが死んだ


慶市「…………」


皆が驚いた。ベル達はもっと驚いた。仲間が死んだのだから当然だ

だが、あの場で驚いていない者がいたような気がする。誰だろうか


慶市「…………寝るか」


まだ夜だ。現実では一瞬しか経っていない

どっと疲れた。寿命が縮む思いだ

残り少ないんだから少しでも減れば大変だ


慶市「あー……こういう時に限って1人じゃなぁ」


介護もいない。家に1人だ

ばあさんが生きていれば、と思わずにはいられなかった

寂しい老人だ


翌朝、目が覚めた。朝と言ってもお昼に近い

「起きてくださーい寝坊ですか、それともついに死にましたか」という声に起こされたと言ってもいいだろう


「危ない危ない。金ヅ……大切なおじいちゃんが死んだと思うといてもたってもいられませんよ」

慶市「お前なぁ……」

「今日はこんなのを持って来たんですよ」

慶市「なんじゃこりゃ」

「なんでも気分が良くなるお薬だとか」

慶市「おいおいやめてくれ。阿片の類か?」

「いつの時代ですか! 普通のサプリメントですよ。なんかここ数日、妙に張り詰めてるというか、なんか変でしたから」

慶市「えっ」

「なぁに鳩豆鉄砲みたいな顔してるんですか。どれだけ一緒にいると思ってるんです」

慶市「……ぷっ、ははは。かなわんなぁ」


「すぐに溶けるやつ即効性だからお水いらないみたいですよ」

慶市「ほう。じゃあ一粒……」

「…………どうです? 自分で差し出しておいてなんですけど、効きました?」

慶市「ちょっと気分がよくなったわい」

「プラシーボじゃなく?」

慶市「さぁ」

「まぁいいや。お昼作りますね」


キッチンから音が聞こえはじめ、慶市はテレビのワイドショーを見ながら魔法の端末をいじった

キャンディーは元の数に戻っている。ファル曰く、プフレに「時間が無いからファルを通して返してくれ」と頼まれたとのこと

こうしてちゃんとあるということはファルは請け負ったのだろう


端末には他にもメッセージが送られてきていた

ワンダーから、何気ない世間話

他にもあと1人。アカネから送られてきていた


慶市「アカネちゃん……?」


いや、「あのアカネちゃん」ではない。彼女はログアウトする度にもとに戻るはず

あのヤバいのがメッセージなどという文明的なものを使えたのかと失礼なことを考えながらメッセージを開くと、そこには1枚の写真だけだった


慶市「…………病室、か? これ」


どうやらベッドの背もたれ機能を使い上体を起こしてから撮ったものらしい

個室のようだ。真っ白な壁が日の光を反射している


即座に「アカネちゃんか?」と返信したが、それに返事は無かった

やはりアカネちゃんではない。だが、これはアカネから送られて来た写真だ


慶市「…………ふむ」

「病室ですか? それ」

慶市「あ、ああ。ワシの昔の友人がな、入院したとのことで」

「へー。というか、それ通信機能あったんですね……オモチャかと」

慶市「えっ!? あ、ああーWi-Fiじゃよ。携帯ではないわい」

「えっ、ここ飛んでたんですか」

慶市「そうじゃよ? そうじゃそうじゃ」

「へー……にしても豪華な個室ですねぇ。色々設備もあるようで……入院費バカ高そう」

慶市「じゃなぁ。こんな豪華な個室の病院って多いのかの?」

「さぁ。どうなんでしょ」


「にしてもそんなので通信って、ご友人もそういう趣味あるんですか?」

慶市「ああ。これを孫から貰ったと自慢したら実は自分もそういう趣味が~とか抜かしおったわ」

「おじいちゃんって多趣味になりがちなんですか?」

慶市「ワシがお前にとってのジジイ代表ならそうなる」


話していくうちに気分がよくなった。少しはゲームでの緊迫感を忘れられる

サプリメントをもう一粒飲んでみる。うん、心が落ち着く

だがそれはサプリメントではなく、この女性と話しているからではないかという考えがあった


慶市「ホンット惜しいのぉ~お前があと8~90年前に生まれていれば」

「私、ジジイの嫁になる気ないんで」

慶市「殴るぞほんとに」


さて、この3日間はどうするべきか

ワンダーのメッセージを返しつつ、考えた


慶市「(考えることは多いんじゃがなぁ)」


アカネのこと、ベル達ジェノサイ子達のこと、チェルナーの死因、ゲームそのもの、考えるだけで慶市の脳はパンクしてしまいそうだ

この3日間を何に使うか


 >>686
 
 1.アカネのこと
 2.ゲームのこと
 3.かんがえるのをやめた


もう1度アカネの写真を見る

病室だ

ワンダーに写真を送ってみた


ワンダー『なにこれ?』

ユウキ『病室じゃよ。アカネちゃんのいる』

ワンダー『えっ、アカネちゃんの!? どうやって撮ったの!?』

ユウキ『アカネちゃんから送られて来たのじゃ』


ワンダーが驚くのも無理はない。あのバーサーカーが写真? と思っているのだろう

これはアカネからのメッセージかもしれない。そう思うとなんか色々とやらねばならないと思うようになった


ユウキ『どうやら入院しているようじゃ』

ワンダー『そりゃこの視点はベッドだし』

ユウキ『気にならんか?』

ワンダー『そりゃ気になるわよ。でも病室ってだけじゃねぇ……会いにもいけないし』

ユウキ『会ってみたいがのぉ』

ワンダー『どうやって? 病院でも調べる?』

ユウキ『おう。じゃあ調べようか』

ワンダー『は? どうやって?』


 >>690
 
 1.写真から手がかりを探る
 2.大きな病院を片っ端から洗う
 3.探偵に頼む

3


ユウキ『探偵でも雇うか』

ワンダー『一気にうさんくさくなってきたわね』

ユウキ『何を言う! 探偵って言葉自体はうさんくさいが、実際役立つもんじゃぞ』


根拠は探偵モノの映画だ


ワンダー『それで、どうやって雇うもんなの? 私お金とか持ってないんだけど』

ユウキ『いるじゃないか。タダで請け負ってくれそうなのが1人』

ワンダー『え、いたっけ』

ユウキ『3日後を待てば分かる』


ワンダーの疑問にいたずらな返事をしつつ、3日間を過ごした


 ワンダーの信頼度が上がった!
 
 マスクド・ワンダー:07


・・・・・・

~荒野エリア~


ユウキ「んん~……さて、アカネちゃんでも元に戻すか」


ワンダーも恐らくそうするだろう。アカネが元に戻っていると知れば、真っ先に行くはずだ

位置情報を頼りに、荒野エリアを走る


 >>直下コンマ一桁
 
 奇数→暗殺者は今回は動かない
 偶数→メルの人「今回もログイン直後で1人の奴を殺っちゃうぞ」


ビルの近くにアカネがいた

ワンダーより先に着いたようで、そこには刀を抜いたアカネしかいない


ユウキ「あー面倒じゃ。お前治らんものか?」

アカネ「…………」

ユウキ「まぁいい。3回目ともなれば勝手も分かるわい」

アカネ「ぉ…………」

ユウキ「そろそろワシを思い出して感動のエピソードといかんか? ターミネーター3だってT-Xに操られたシュワちゃんがすんでのところでジョンを助けるんじゃぞ」

ワンダー「なにそれ」

ユウキ「おおワンちゃん! いやなに、映画の話じゃ。こういう時、友情か愛情かで正気になるとか」

アカネ「ぉ……」


 アカネの信頼度(04)ロール……>>直下コンマ一桁
 
 成功→「お姉ちゃん」
 失敗→「音楽家ァ」

  
  02……成功!

  
  
アカネ「ぉ…………ね、ちゃ…………」


ワンダー「えっ……?」

ユウキ「え、今……何と言った……?」

アカネ「ぉ、ねえ、ちゃん……お、姉ちゃん……」ヨロヨロ

ユウキ「……ワンちゃん、今ワシ泣きそうじゃ」

ワンダー「安い感動エピソードよこれ! で、でも……よかったわ……アカネちゃんはアカネちゃんなのね」

アカネ「…………」

ユウキ「ワシが分かるか?」

アカネ「…………」


注意しながら近づいていく。斬撃が飛んでくる気配はない

ついに触れる距離まで近付き、アカネに手を伸ばす。刀を持たない左手で手を握られた

ユウキとワンダーはハイタッチした


ユウキ「よーしよしよし、一緒に行こうな。次のエリアが解放されてるらしいからな」

アカネ「……」ヨロヨロ

ワンダー「……走れる?」

アカネ「…………」タッタッタ

ユウキ「おおよかった」

アカネ「……」

ワンダー「何か喋れる?」

アカネ「…………ぁ、ぉ、ね、ちゃん……」

ユウキ「無理そうじゃな」

ワンダー「……どうする? また魔法使う?」


 アカネに魔法を……>>705
 
 1.使う
 2.使わない

2


ユウキ「いや、使わずにおこう」

ワンダー「どうして? やっぱりパコパコ言ってるアカネちゃんは和むと思うんだけど」

アカネ「……」ギロッ

ワンダー「な、なによ。あ! もしかして恥ずかしいの? ピッタリ12年前だからパコパコ言って豊胸とか美乳マシンで遊んでた頃思い出して恥ずかし――」

アカネ「殺す……」チャキ

ワンダー「待ってよ!? なんでそれだけそんな流暢なのよ!」

ユウキ「(やっぱり恥ずかしい記憶なのか……)」

ユウキ「バカなこと言っとらんで」

ワンダー「はいはい……」

ユウキ「12年前に戻したらアカネちゃんはまたあの状態じゃ。これからの戦いについていけない可能性があるじゃろ? それに、魔法少女同士でも何かの弾みで戦いになり、殺し合いになることもある。それはこの前で分かったはずじゃ」

ワンダー「そ、そうね……」


ワンダー「そういえばアカネちゃん、魔法使えるんだっけ」

ユウキ「記憶が戻ってるから使えるはずじゃが……どんな魔法なんじゃ?」

アカネ「……」


アカネが刀を振る。遠くでビルが倒れた


ワンダー「…………えっ!」

ユウキ「あ、あれやったのアカネちゃんか?」


もう1度刀を振ると、今度は別のビルが真っ二つになった


ユウキ「……遠くのものが斬れるのか……なんとなく予想していたが、これは強いな」

ワンダー「戦力増大って感じ? 私達全員それなりにやれるわよ」

ユウキ「ああ。頼れる仲間じゃな」


 アカネの信頼度が上がった!
 
 アカネ:05


ユウキ「それじゃあ会いに行こうか」

ワンダー「誰に?」

ユウキ「探偵にじゃ」


都市エリアの次、そこは洞窟だった。暗い地底、ついに空は見えなくなり、いよいよダンジョンめいたエリアになってきた

言葉少ないアカネに病院のことを聞いてみたが、分からないようだ。そうなるといよいよ当初の手段である探偵を使うしかない

手っ取り早い探偵、それは魔法少女を使うことだった

そして探偵モチーフの魔法少女はいる。ユウキ達はディティック・ベルに会うため、洞窟エリアをさまよっていた


ユウキ「色違いのドラゴンが多いな」

アカネ「……」スバッ

ワンダー「ぶっちゃけ、アカネちゃんだけで狩れるんだけどね……」


ドラゴンには色違いがある。それぞれその色をモチーフにした攻撃をしてきた

赤いドラゴンは炎、青いドラゴンは氷、黄色いドラゴンは電撃――そのどれもが虹のお守りを持つアカネに駆逐された


アカネ「……」ズバッ

ユウキ「強いなホント」

ワンダー「この竜殺し……使う機会無いじゃない」

ユウキ「激レアアイテムを使う暇が無いのはありがたいのかそうでないのか」


立ちはだかるモンスターはとりあえずアカネが狩る。ドラゴンが真っ二つになる度にすげえすげえとアカネを持て囃した


ユウキ「さて、そろそろどこかしらのパーティーに遭遇してもいいはずじゃが……」


 >>直下コンマ一桁
 
 奇数→ベルとラズリーヌに会う
 偶数→他のパーティーに会う


 出会ったパーティー
 
 01~33→クランテイル達
 34~66→プフレ達
 67~99→ジェノサイ子達
 00→やっぱりベル達

安価指定ミス このレスの直下


ユウキ「誰かおらんかー!」

ワンダー「ついに声をあげるようになっちゃったわ」

ユウキ「誰にも会わんのだから不思議じゃろ! もしかしたらワシらしかいないんじゃ……」

プフレ「そんなことはないよ」

ユウキ「うおっ! な、なんじゃお前さんか」

ワンダー「……プフレ、だっけ。このエリアもあなた達が?」

プフレ「そうだよ」

ユウキ「その割にはチェルナーは……」

プフレ「チェルナー・マウスは私も予想外だった……彼女のキャンディーは我々より1つだけ少なかった。どういうトリックかは分からん……」

メルヴィル「俺にも分かね……」


あの時、魔法少女達は輪になって隣同士の数をしっかり確認していた。チェルナーの隣にはラズリーヌとメルヴィル、ラズリーヌのまた隣にはベル、メルヴィルのまた隣にはシャドウゲールだった。なにかするにもお互いが監視となってなにもできないはずだ」


ユウキ「…………ん?」

メルヴィル「?」

ユウキ「あ、いや」

ユウキ「(うーん、やっぱりどこかで見たような……いや、気のせいじゃな。ここの連中は皆初対面じゃ)」

プフレ「私達はまたエリアを開放するつもりだ。どうやら洞窟のいたるところに謎解きの為のヒントが書いてあるらしい。もう少しで分かるよ」

ユウキ「早いな」

プフレ「早くクリアしなければ、死人は増える一方だからね……」

ユウキ「……」

プフレ「あの2つのパーティーは互いに2人になった。くっつくこともないだろうし、自分達が火種だという自覚もあるようだからどこかのパーティーに組み込まれるといったこともないだろう」

ユウキ「そうか。ワシらはこのままドラゴンを狩りながらディティック・ベルを探すとするかの」

プフレ「彼女を探しているのかい?」

ユウキ「ちょっと野暮用でな。どこにいるか知っておるか?」


 プフレは……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→ベルの場所を知っている
 偶数→知らないなぁ


プフレ「知っているよ」

ユウキ「おお、本当か!」

プフレ「ああ。だがひとつ取引をしてもいいかな?」

ユウキ「なんじゃ」

プフレ「有事の際に協力してくれる……というのはこの前約束してくれたね。なら次は『他のパーティーに危害を加えない』と約束してくれないか」

ユウキ「なんじゃそりゃ。ワシらがそんなことをすると?」

ワンダー「そうよ。それに口約束じゃ保証なんてしようがないじゃない」

プフレ「勿論そんなことはしないと思っているし、口約束であることも分かっているよ。だが口約束でも約束をしておけば、後々色々と便利だろう」

ユウキ「…………分かった。情報が貰えるのならそれでいいわい。安い安い」

プフレ「うむ。分かりやすい相手は好きだよ」

ユウキ「ワシは分かりにくい相手は好きになれんなぁ。人間本音で話そうじゃないか」

プフレ「本音で話せる間柄になったら、ね」


 プフレの信頼度が上がった!
 
 プフレ:03

きょうはここまで

スノー「君は何故魔法少女に?」
チェルナー「魔法少女の姿なら人間の男を落とすのに使えると思ったからです。そして私には1人のショタを落としたという実績があります」
スノー「君は将来有望だね」
チェルナー「ありがとうございます」
ペチカ「娼館送りだ」

このペースなら1更新に1人脱落していく感じなので順調ですね。次はグレートドラゴン地獄で会おう!


洞窟の地図を見るだけでダンジョン感が増してくる。入り組んだ通路、地図に載っていない隠し通路もある。ベル達がいるのはユウキ達とそれほど離れていなかった


ユウキ「お、いたいた」

ベル「っ……ああ、あなた達ですか……」


進んでいくとプフレの言う通り、ベルとラズリーヌがいた。主にラズリーヌがドラゴンを倒してキャンディーを稼いでいるらしい

チェルナーの死については、敢えて避けることにしよう


ワンダー「2人だけなのね」

ラズリーヌ「同志ワンダー!」

ユウキ「どこかのパーティーに入ったりはしないのか?」

ベル「私達を受け入れるパーティーがあると思ってるんですか?」


仕方がない。戦うという行為も戦う理由も不自然だ。好戦的だと思っている輩はいるだろう


ユウキ「(しまった……)ま、まぁそれは置いておこうか。今日は頼みがあって来たんじゃ」

ベル「頼み?」

ユウキ「お前なんか探偵っぽいじゃろ。魔法も探偵みたいなのじゃないか?」

ベル「えっ?」

ユウキ「いやな、実はこの写真の場所が知りたいんじゃが、ワシらじゃ皆目見当もつかん。そこで探偵っぽいお前に頼もうと思ってな」

ベル「……私が探偵だって、知ってたんですか?」

ユウキ「えっ? いや探偵っぽいなって思っただけで」

ベル「えっ?」

ユウキ「え、探偵なのか?」

ベル「…………まぁ」

ユウキ「やったぞワンちゃん! 本物の探偵じゃ!」

ワンダー「棚ボタね!」


ユウキ「じゃあこの写真送るから、次のログインまでに調べといてくれ!」

ベル「ちょ、待ってお金は!?」

ユウキ「後払いじゃ」

ベル「あなた探偵知らないでしょ! 前金も無いんじゃ仕事ができませんよ!」

ユウキ「じゃあ口座番号くれ。戻ったら振り込んでやる」

ワンダー「これでアカネちゃんに1歩近付いたわね」

ラズリーヌ「アカネって誰っすか?」

ワンダー「この子よ」

アカネ「……」

ラズリーヌ「………………?」


ワンダー「どうしたの?」

ラズリーヌ「いや、なんでもないっす。なるほど、ワケありっすね」

ワンダー「凄いわね同志ラズリーヌ。あっちのより探偵っぽいわ」

ベル「聞こえてるよ!」

ユウキ「それじゃ頼んだぞ」

ベル「え、ええ! やってやりましょうとも」


ベルに依頼? をとりつけてからプフレのメッセージが全員に届いた


「全員、洞窟エリアのこの場所に来てほしい。次のエリア解放のためのミッションがある。これは全員いなければ達成できない」


・・・・・・


プフレ「来てくれたか。ミッションの場所はこの先だ」

リオネッタ「この先? 壁じゃありませんの」

プフレ「この壁は仕掛け扉でね。ここを押すと下への階段が現れる」


プフレがシャドウゲールに命じ、扉を開ける。下に続く螺旋階段の先は暗く、何も見えない


ユウキ「それで、何故ワシらが全員いるんじゃ?」

プフレ「下にはグレートドラゴンというモンスター……所謂中ボスがいるんだ。これはおそらく、魔法少女全員でかからないと勝てない。私はそう判断した」


かといって今会っちゃまずいパーティーだっている。ベル達とジェノサイ子達など明らかに距離を取り、隙あらば睨み合っている状態だ。ユウキでなくてもため息は出る

ついてきてくれ。と言うプフレに続き、ベル達とジェノサイ子達を離すように1列になり階段を降りる

そこには開けた空間があった


ユウキ「こりゃすごい。いかにもじゃな」

ワンダー「中ボス……あれね」


空間の真ん中には身体を丸めて寝ているデカい竜がいる。洞窟で見たドラゴンとは比べ物にならないほどだ


プフレ「さて、ここでひとつ皆に質問がある。この中に竜殺しを持っているパーティーがいるはずだが」

ユウキ「ああ、ワシらじゃな」

プフレ「その竜殺しはドラゴンを一撃で倒すことのできるR限定激レアアイテムだ。グレートドラゴンにも通用するだろう。アレもドラゴンだからね」

クランテイル「それを刺すために我々全員が必要だと?」

プフレ「魔法少女のプレイするゲームの中ボスだ。ソロ討伐は難しいぞ。あの赤い線が見えるな」


グレートドラゴンの四方には赤い線が引かれていた。プフレはアレがグレートドラゴンの攻撃の境界線だと言う

試しにメルヴィルが少しだけ赤い線を越えて足を出すと、グレートドラゴンは瞬時に反応し人間なら簡単に包み込むほどの炎を吐き出してきた

だがそれは境界線のある空間内で止まり、すぐに戻したメルヴィルの足も傷付いていない


プフレ「とまぁこんな仕掛けだ。そして次のエリアへ至る道は……奴の頭上の梯子しかない。迂回は無理だろう」

那子「つまり倒すしかないってことデスネ!」

プフレ「そうなる。君達はキャンディーで武器や防具は揃えているか?」

クランテイル「まぁ、それなりには……」

ペチカ「(本当はちょくちょくキャンディーが大幅に無くなるから満足に揃ってないけど……)」

プフレ「よし、では作戦を決めようか」


竜殺しをユウキ達から一時的に預かり、この中で一番機動力のある魔法少女に渡すことに決めた。そこでクランテイルが選ばれた。下半身をどんな動物にも変身させられる魔法なら人間では不可能な軌道を描くことも可能だ

残るは囮だ。グレートドラゴンをシールドや水のお守りを装備してひきつけ、クランテイルのための隙を作る


ユウキ「アカネちゃん、ちょっとアイツ斬ってみてくれないか」

アカネ「……」コクッ


アカネの魔法は無駄に終わった。グレートドラゴンの鱗は堅く、見えているものが斬れるというアカネの斬撃も防ぎ、傷をつけるくらいしかできない


ユウキ「駄目か……流石中ボスじゃな」

アカネ「……」

ユウキ「気にするなアカネちゃん。ゲームバランスってやつじゃろ」

ワンダー「詳しいわね……」

ユウキ「ゲーム好きじゃからな。かじる程度じゃが」


プフレ「夢ノ島ジェノサイ子、君には囮の中でも一番危険な……正面に常に立つという役割を担ってもらいたい」

ジェノサイ子「いいよ。このスーツならあんなドラゴンの攻撃も防げるし。なんなら私が単身竜殺しでブッ刺してもいい」

プフレ「頼もしいな。クランテイルは危なくなったら彼女に竜殺しを渡してくれ」

クランテイル「分かった」


その後、倒したあとの報酬等の話をした。プフレは金はいらないからドロップアイテムが欲しいと言う。ミッションを発見し攻略法も提案した彼女に文句を言う者はいなかった

あとはグレートドラゴンを倒した者のいるパーティーが100万円獲得だ

布陣が決まる。正面にはジェノサイ子、グレートドラゴンから見て右側面にリオネッタ、左側面に那子、背後を取るのはすばしっこいラズリーヌとワンダーだ

後方支援には遠距離攻撃のできるメルヴィルとアカネ。戦えない魔法少女であるペチカやベル、のっこちゃん等はシールドを持ってちょろちょろ囮だ


 ユウキは……>>740
 
 1.ジェノサイ子と共に正面に立つ
 2.リオネッタやラズリーヌと共に側面からカバー
 3.那子やワンダーと共に後ろから掘る

3

>>738訂正
選択肢内のラズリーヌと那子は場所が入れ替わっていた。全部ファニートリックって奴の仕業なんだ


ユウキはラズリーヌとワンダーと共に後ろから攻撃をすることにした。こういうとき、正面に立つのは危険だし同じパーティーの仲間がいる位置にいるのが無難だろう


ユウキ「アカネちゃん、ひとりで大丈夫か?」

アカネ「……」

ユウキ「そうかそうか」

ワンダー「行くわよ、まずジェノサイ子が引き付けてくれるから、その隙に展開」

ユウキ「おう! じゃがのっこちゃんやベルなどは大丈夫なのか?」

のっこちゃん「た、多分……」

ベル「……」

ジェノサイ子「のっこちゃんに手を出すなよ」

ベル「……誰が……っ」

ユウキ「(ふむ……)」


 >>743
 
 1.グレートドラゴンの攻撃に集中する
 2.のっこちゃん、ベル、ペチカのフォローもする

1


戦場では自分だけが頼りだ。そしてグレートドラゴンは想像する通りなら今までのモンスターとは違う、確実な強敵である

フォローをして自分が死ぬ、なんてことは戦場で沢山見てきた。それだけは避けたい

老い先短い身、誰かを庇って死ぬのは厭わないが、まだやるべきことがある。アカネのことも何もわかっていない


ジェノサイ子「じゃあ、行くよ!」ダッ


グレートドラゴンがジェノサイ子に反応し炎を吐き出す。バイザーを下ろし無敵のスーツを身にまとったジェノサイ子には通じない。炎を出し続ける顎に思い切りパンチをかました


ジェノサイ子「やっぱ私が竜殺し持った方がよかったね!」

ラズリーヌ「続くっす!」

リオネッタ「せいぜい食べられてください」

那子「そっちが食われればお墓くらいは作ってあげマース!」


ラズリーヌとワンダーに続き、グレートドラゴンの背後に回る。尻尾が飛んできた

流石は中ボスだ。背後の守りも万全というわけか


ユウキ「はぁぁっっ!!」


絶剣を尻尾に叩き込む。おおう、跳ね返された。鱗が堅い

リオネッタと那子も配置につき、メルヴィルとアカネの援護射撃が始まった

クランテイルは隙を伺っている


 グレートドラゴンは……>>直下コンマ二桁
 
 01~20→ジェノサイ子を狙ったまま
 21~40→側面に目を向けた
 41~60→ちょこまか動くベル達に目を向けた
 61~80→急に180°反転した
 81~00→クランテイルを狙った


ジェノサイ子「ほらほら、もっと力込めないとかみ砕けないよ!」


グレートドラゴンに腹を噛まれたまま、肘鉄を顎に食わらせてひるませる。クランテイルは今が好機だと睨んだ


クランテイル「……!」ダッ


馬の下半身。4本の脚を使い猛スピードでグレートドラゴンに駆け、竜殺しを構える


 クランテイルの数値……>>↓1コンマ二桁
 グレートドラゴンの数値……>>↓2コンマ二桁
 のっこちゃんの数値……>>↓3コンマ二桁
 
 クランテイルの数値が下2つに勝っていた場合……グレートドラゴン撃破
 グレートドラゴンの数値がクランテイルに勝っていた場合……避ける(40以上上回っていた場合誰かを撃破)
 のっこちゃんの数値がクランテイルに勝っていた場合……事故を装ってクランテイル妨害(40以上上回っていた場合誰かが撃破される)

 グレートドラゴン、のっこちゃんの数値がどちらも勝っていた場合、コンマの大きい方の効果が出る



 クランテイルの数値……43
 グレートドラゴンの数値……16
 のっこちゃんの数値……88

 
 
グレートドラゴンの意識はいまだにジェノサイ子に向いていた



クランテイル「(よし、このまま……!)」


猛スピードで行けばこちらに気付かれる前に竜殺しを刺せる。そうすれば終わりだ

だが進路上に囮のためシールドを持ち駆け回るのっこちゃんが重なった。のっこちゃんはこちらを見ていない。気付いていないのだろう


クランテイル「(ッ、まず――!)」


このままではのっこちゃんを轢いてしまう。最悪大ケガもある。クランテイルは下半身をタコにし、吸盤を地面に吸いつかせることで急ブレーキをした


 グレートドラゴンは……>>直下コンマ二桁
 
 01~30→側面に目を向けた
 31~60→ベル達に目を向けた
 60~90→クランテイルに目を向けた
 91~00→180°反転した
 


ユウキ「うおっ!?」


急にグレートドラゴンがこちらを向いてきた。尻尾にちくちくと攻撃していたのが煩わしく感じたのだろうか

ユウキ、ワンダー、ラズリーヌがその巨大な体躯に睨まれる


ユウキ「おうおう次はこっちかい……」

ワンダー「まず、ジェノサイ子!」

ジェノサイ子「クソッ、お前の相手は私だろうが!」ドカッ


ジェノサイ子のパンチも気にせず、グレートドラゴンは炎を吐き出した


 ユウキの身体能力(87)ロール……>>直下コンマ二桁

 成功→ユウキ”は”避けることに成功する
 失敗→重体 


 22……成功!

 
 
ユウキ「クッ!」バッ



咄嗟に横に飛んだ。受け身などまったく考えていない、とにかく避けるための行動だ

ドシャッと体を打ち付け、痛みを感じながらも炎を避けることに成功した


 グレートドラゴンの攻撃は……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→ワンダーに
 偶数→ラズリーヌに


ユウキとワンダーは思い切り跳び、赤い線の外に出た。が、ラズリーヌは炎を避けるとまっすぐグレートドラゴンの方へと駆け出した

グレートドラゴンもまた、やってくるラズリーヌへと攻撃を加える

ジェノサイ子を完全に無視することを決めたのか、その攻撃は苛烈だ

ラズリーヌはゴムボールを放るとテレポートしてその攻撃を避けた。そこら中に放れば好きにテレポートできるという魔法は彼女のすばしっこさも相まって圧倒的な攻撃の手数をもたらし、相手の攻撃を避けることも簡単にさせる


ワンダー「強い……」

ユウキ「ああ。クランテイルは……」


現在、クランテイルがブレーキをかけのっこちゃんにギリギリぶつからなかった時から5秒が経っている。体勢はまだ整っていないようだ

プフレは遠くから見て舌を巻いた。ジェノサイ子、ラズリーヌ。どちらも竜殺しを渡し、刺す役割を与えるに相応しい。なのにあの時はクランテイルに頼みたかった。彼女が一番適任だと思っていたのだ


テレポート、殴る、テレポート、蹴る、テレポート――

繰り返すうちにゴムボールが尻尾で払われ、遠くに飛ばされた。放るにもアクションが要る。その隙をグレートドラゴンは与えてくれない

自然とラズリーヌは自分で避けざるを得なくなっていた。跳び、屈み、時に敢えて懐に飛び込む。並の魔法少女ならもう4回は死んでいるであろうギリギリのところをラズリーヌはこなしていた

そしてラズリーヌが尻尾の払いを避け、しっかりとその先に何もないことを確認し、跳躍と同時にゴムボールを取り出した


ラズリーヌ「ッ!?」


が、何もない空間にぶつかった

空中でラズリーヌの勢いが殺され、一瞬だけ混乱する。その一瞬をグレートドラゴンは見逃さない

グレートドラゴンは翼を広げ、跳んだ。ラズリーヌの片腕がその鋭い爪で飛び、炎で右足が消し炭と化した

そしてついに、その大きな顎がラズリーヌを捉える


ラズリーヌ「ガッ、あ……っ!」

ベル「ぁ、ら、ラズリーヌ!!」


腹と背に牙が食いこみ、嫌な音が連続して鳴る

残った意識で魔法を使った。グレートドラゴンの口内からラズリーヌが消え、血だけが滴る


ラズリーヌはとにかくなんでもいいから遠くのゴムボールへとテレポートしていた

ベルはラズリーヌの魔法を思い出し、どこかにいるはずだと赤い線の外に出る

戦力として2人脱落した


ユウキ「クソッ……!」

ワンダー「同志ラズリーヌが……!」


ユウキとワンダーが赤い線の中へと再び踏み入る。狙うは再び尻尾


 魔法少女達の数値……>>↓1コンマ二桁
 グレートドラゴンの数値……>>↓2コンマ二桁
 
 魔法少女達の数値が勝っていた場合……グレートドラゴン撃破
 グレートドラゴンの数値が勝っていた場合……誰かが負傷(40以上上回っていた場合誰かを撃破)
 


今度はクランテイルはこだわらない。あわよくば自分が撃破して賞金をと考えていたが、もうそうは言っていられない

クランテイルはラズリーヌが食われる瞬間を見てしまった。あれが自分でなくてよかったと、ただただそう思う。だが、この犠牲は自分のせいだと責めた

自分がジェノサイ子なりラズリーヌなりに竜殺しを投げていれば、と思わずにはいられない


クランテイル「クソ……っ!」


グレートドラゴンは健在だ。仕切り直しするしかない

配置は変わらない。もう、がむしゃらに攻めるしかない

メルヴィルの射撃とアカネの斬撃も飛んできている。とはいえ当たり所が良ければ動きが一瞬止まるくらいの効果だ。火力が足りないわけではない。防御力が高いのだ


 グレートドラゴンは……>>直下コンマ二桁
 
 01~33→側面に目を向けた
 34~66→再び反転した
 67~99→クランテイルを狙った
 00→ジェノサイ子を狙った


グレートドラゴンが回転した。尻尾を使い、わらわらと自分にへばりつく虫を叩き落とそうとしている

リオネッタは避け、那子がドラゴンに庇われなんとか避ける。庇ったドラゴンは尻尾を叩きつけられ弾けた


ワンダー「おっと!」

ユウキ「くっ……!」


尻尾を避けることには成功したが、回転を止めたグレートドラゴンと目が合った


 身体能力(87)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→ユウキ”は”攻撃を避けることに成功
 失敗→重体


 79……成功!


飛んできた爪を避けた。巨大な体躯に似合わず俊敏な動きだ

2度目の爪を絶剣で迎撃。手から血がしぶいた

痛みを気にしている暇は無い。グレートドラゴンは次の攻撃動作……炎に移っている


ユウキ「まずい、ワンちゃ――」


不意に体が軽くなり、突き飛ばされた

体重が極限まで減ったユウキはぽん、ぽん、と赤い線の外まで転がった


ユウキ「っ、なにを!?」


地面を転がりながら見えたのは、ワンダーの笑顔だった


炎がワンダーを襲う。炎は重い軽いの問題ではない。威力を弱めることはできない

モロに喰らったというのに、叫び声ひとつあがらなかった。声帯が焼き焦げたか、意地か


ユウキ「ワンちゃ……ワンダー!!」

アカネ「…………!」


グレートドラゴンが沈んだ。戸惑いの呻きが聞こえる

自重に耐えられず、翼も満足に動かせないようだった


斬撃が連続で飛ぶ。グレートドラゴンの鱗を傷付け、目を斬り、柔らかい首の裏を斬り、やっと血が出た


プフレ「クランテイル!!」

クランテイル「っ、ああぁあぁぁぁぁぁ!!」


ついに竜殺しが刺さった


グレートドラゴンが消え、そこに竜の鱗で作ったと思われるシールドが現れる

エリア解放ミッションクリアの通知がクランテイルの魔法の端末に送られた


ユウキ「…………そういうのは、ワシの役目だ……阿呆が……!」


ユウキは人間大の炭の前に座り込み、撫でた

炎をモロに喰らい、表面が炭化してしまったが崩れ落ちることはなく、人間としての原型だけはとどめているが、これをワンダーだと言いたくない

だが現実、ワンダーはユウキを突き飛ばし、炎を喰らい死んだ。置き土産はグレートドラゴンの討伐のチャンス


アカネ「………………」


傍らにアカネが立っていた。無表情な彼女の光を移さない目から、涙がこぼれた


プフレ「……これで次のエリアに進める。協力に感謝するよ」


プフレはそれだけ言うと、すぐに進んでいってしまった。シャドウゲール、メルヴィルは無言のままついていく

クランテイル達も、やったぜ100万円だと喜べない


ベル「ラズリーヌ、ラズリーヌ!」


ベルはラズリーヌを見つけていた。赤い線の外、空間の隅の方にゴムボールと共に地面に這いつくばっている。ベルの手で仰向けにされ、直視できない腹部を残った片手で隠している


ラズリーヌ「いやー……ドジったっす……」

ベル「う……っ」

ラズリーヌ「ベルっち、どうせ入るなら……同志、ワンダーのいるとこに……入れてもらう、っすよ……同志はいい奴っす……」


ベルがラズリーヌを背負い、ユウキのもとへとやって来た

ユウキにはすぐにラズリーヌが事切れていると分かるが、敢えて言わない


ベル「……あの、パーティーに……入れてもらえますか?」

ユウキ「ああ……入るなら、荷物は置いていけ」


次のエリアへと進んだ

図書館エリア、また屋内のエリアだった


図書館エリア、古ぼけた椅子や机がそこら中にあり、まるで壁のように本棚が規則正しく並んでいる

「図書館ではお静かに!」と書かれた張り紙がいたるところに貼ってあるのも凝っているのかそれっぽい


ユウキ「図書館か……」

ベル「みたいですね」


ベルの背中には血が残っている。背負ったせいだろう、無理を言ってラズリーヌを置いてこさせた

既に他のパーティーは探索を進めているようだ


 ユウキ達に話しかけてきたのは……>>直下コンマ一桁

 奇数→プフレ
 偶数→メルヴィル


今日はここまで

ラズリーヌ「特技はテレポートっす」
スノー「テレポートねぇ……ちょっとパンチに欠けるかなぁ」
ラズリーヌ「宝石さえ持たせればたとえどんなに注意して電車に乗っても背後にテレポートして痴漢し、バレずにまた消えることができるっす」
スノー「素晴らしい。ところで、そうちゃんの尿道結石は宝石だと思わないかね?」
ワンダー「特技はおっぱいです。おねショタといえばおっぱいに埋もれるショタでしょう」
スノー「娼館」

本当にグレートドラゴン地獄になるとは思ってなかった……そして書き溜めていたそうちゃんが事故で消えた。これは事故を装ってのっこちゃんが消したに違いないのっこちゃんぜってぇ許さねぇ!


プフレ「やぁ、少しいいかな?」

ユウキ「プフレか、なんじゃ?」

プフレ「ひとつ頼みがあってね」

ベル「なんですか?」

プフレ「おや、君もユウキと同行しているのか……枠はまだ空いてるかな?」

ユウキ「なんのことじゃ?」

プフレ「私を君達のパーティーに入れてほしくてね」

ベル「えっ」

プフレ「勿論、空いていればの話だ。既に4人埋まっているのなら別に構わないが」


しゃあしゃあと言ってくる

仲間を失ったから空いた枠に入れてくれというのか。というかそもそもプフレにはシャドウゲールとメルヴィルがいたではないか


プフレ「無礼だとも非情だとも思ってくれればいい」


プフレは一瞬ユウキ達に浮かんだ負の感情を読み取ったかの如くクッションを置いてきた。いや、むしろこう思うと予想していたともいえる

だが敢えて「私の作戦で君達の仲間を死なせてしまったことを謝る」とは言わなかった


ユウキ「お前のパーティーはどうした?」

プフレ「少し喧嘩してしまってね……お陰でシャドウゲールとメルヴィルは離れていってしまった」


ユウキ「…………」

ベル「どうするんです?」

ユウキ「(ワシが決めていいのか?)」


ベルは新参者、アカネは意思疎通が困難なためにパーティーのリーダーはユウキとなるだろう

特に上下関係は無いが、大まかな選択の決定は大体がユウキがしてきた気がする


ユウキ「(うーむ……)」


 プフレをパーティーに……>>792
 
 1.入れる
 2.入れない


ユウキ「分かった、入るといい」

プフレ「そうか、ありがとう」


端末のパーティー画面にプフレが追加される

ベルは終始訝しみの表情を浮かべていたが、気持ちは分からなくもない


プフレ「今から仲間同士だ。よろしく頼むよ」

ベル「う、うん」

アカネ「……」

プフレ「ふむ、前と様子が違うが」

ユウキ「色々あったんじゃ」


プフレ「早速踏破といかないかい? ファル曰く、次が魔王城らしい。さっさと進めてこんなゲームを終わらせよう」

ユウキ「そうじゃな。他のエリアのミッションはどんなんじゃった? 洞窟みたいにボスを倒す感じか?」

プフレ「主に謎解きだったよ。道中モンスターの群れを倒さなければならないというのもあったが、さっきのようなのは初めてだった」

ユウキ「となるとここは謎解きか? 図書館だし……出番じゃな!」

ベル「えっ、私?」

ユウキ「探偵じゃろ?」

プフレ「ほう、頼もしい」

ユウキ「ファイトじゃ!」

ベル「むむむ……が、頑張ってみようかな!」


 ベルは……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→謎解きを1歩進める
 偶数→ポンコツ


ベル「…………」


ベルが虫眼鏡を取り出し、本を一冊、本棚から抜く


プフレ「なるほど、それが君の魔法かな? 探偵らしく洞察力強化の虫眼鏡とか」

ベル「……これはただの飾りで、私の魔法はここじゃ全然役に立たない……」

プフレ「…………そうか」

ベル「これは白紙の本……これは、白紙……これも、これも……」

プフレ「この本棚のは全部白紙というわけか?」

ベル「何の意味が……」


ユウキ「にしても至る所に張り紙がしてあるのぉ」

ベル「どれも同じメッセージ…………じゃない! これ!」

プフレ「…………なるほど、謎解きのヒントか」


『血染めの本だけが真実を示す』


ユウキ「…………どういう意味じゃ?」

プフレ「血染めの本……そんなものがあるのか。探してみようか」

ユウキ「ここも広いはずじゃ。手分けしようか」


 二手に別れて図書館エリアを散策する。ユウキと共に行くのは……>>801
 
 1.アカネ
 2.ベル
 3.プフレ

 ※restartが来週まで戻ってこないため少し原作と異なったヒントになってます


ユウキ「ベル、ついてこい」

ベル「えっ、私?」

ユウキ「ああ。プフレ、アカネちゃんを頼んだぞ」

プフレ「どういう采配か一応聞いてもいいかな?」

ユウキ「2人は戦えんじゃろ。ワシとアカネちゃんは両方戦える。万が一モンスターが出ても守ってやるくらいはできるじゃろ」

プフレ「なるほど……いやまったくありがたいよ」

ユウキ「アカネちゃん、この眼帯車椅子を守ってやれるか?」

アカネ「…………」

ユウキ「アカネちゃん?」

アカネ「………………ぉ、ね……ちゃん、ど、こ……」

ユウキ「…………アカネちゃん、いいか? まず、コイツを守ってやれ」

アカネ「…………」

ユウキ「いいか?」

アカネ「………………」コクッ


プフレをアカネに任せたのか、アカネをプフレに任せたのか。二手に別れベルと共に図書館を進む

現れたモンスターは影だった。悪魔のような、なんというかいよいよ中~終盤の雰囲気がある


ユウキ「ほう、意外と強いな……」

ベル「うわぁっ、増えてますよ!」

ユウキ「安心せい! 守ってやるわ!」


 身体能力(87)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→華麗に撃退
 失敗→押され、どてっと椅子に座る


 15……成功!

 
 
ユウキ「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



絶剣を影に叩き込む

最初こそ手応えを感じないかのようなフワフワした外見だったが、意外と柔らかい感触が手に伝わって来た

真っ二つになった影は消える。倒した扱いのようだ


ユウキ「(これなら……)」


ベルを背に増える影を倒しまくる

絶剣の太刀筋が乱れているのが分かった


ユウキ「く…………!」


不思議とワンダーの顔が浮かんできた


ユウキ「クソッ!」


ユウキ「はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」

ベル「なんとか、全部倒しましたね……」

ユウキ「ああ、そのようじゃ」

ベル「……どうかしました?」

ユウキ「なにが」

ベル「い、いえ」

ベル「(この人のこと知ってるわけじゃないけど、なんか……今の彼女は、怖い……)」

ユウキ「血の本探すぞ」

ベル「は、はい!」


次々と本棚を物色する

様々な色の本はあれど血塗れの本などどこにも無い


ユウキ「チッ、この棚もダメか」

ベル「この広いエリアで……膨大な数の本の中の一冊だとしたら探索ミッションとしての難易度は十分だろうから、こうして地道に見つけていくしか……また貼り紙にヒントは……」ブツブツ

ユウキ「(時間がかかるか……)」


ただでさえ削られていた心に焦りが混じってくる

何故焦っているのだろうか


 精神力(43)ロール……>>直下コンマ二桁
 
 成功→冷静に自己分析
 失敗→気持ちを吐露してしまう


 09……クリティカル!
 クリティカル報酬、精神力が1上がった!(44)

 
 
ユウキ「……ふむ」


ベル「なんですか?」

ユウキ「いや、すまんなんでもない」


ユウキは自分の心がゲームが始まってから一番激しく動揺していることに気が付いた

理由は探さなくても分かる。ワンダーだ


ユウキ「…………」


いい奴だった。死ぬべきではなかった。特にこんな老体を庇って死ぬべき年齢でも人間でもなかったはずだ

考えれば考えるほど罪悪感と後悔でむせ返る

それを何故彼女の死後すぐに気付かず、無意識にイライラや焦りとして現れたのか。それは「慣れ」だった

慶市に友人は多かった。その9割は大戦中と戦後に死んだ。ある者は病気で、ある者は敵兵と戦い、ある者は自殺。当時慶市すら気が狂いそうなほどの状況だった

人間は慣れてしまう。自転車と同じだ。1度慣れればどうということはない

今は仲間達が死んでいった昭和の時代とは違う、平成だ。知り合いの死など天寿を全うしたか病気かで年に1度あるかないかだ。だが戦いの中での仲間の死という心への重圧は数十年ぶりであり、なまじ慣れていた慶市――ユウキの心を蝕んでいた


ユウキ「……ベル、少し休憩しようか。丁度そこに椅子とテーブルがある」

ベル「え、はい」


椅子に腰かけ、ベルに向き直る。彼女もまた、先ほどの戦いで仲間を喪った

図書館に来る前、洞窟の広間でベルは泣いた。ラズリーヌを置いていくよう言ったからだ

「駄目ですよ、ラズリーヌはまだ――」と言うベルに対し現実を突きつけるのは厳しかった。だが1度感情を吐き出させたからこそ今の彼女の冷静さがある


ユウキ「…………ワシが仲間を死なせてしまたのは初めてではない」

ベル「えっ……」

ユウキ「無論このゲーム内の話ではない。もっともっと昔のことじゃ。あの時、ワシは敵と戦っていた。仲間はワシを庇って死んだ……よくあるお涙頂戴話じゃが、事実じゃ」

ベル「……」

ユウキ「ベル、お前はラズリーヌの――」

ベル「言わないでくださいよ……」

ユウキ「彼女の死にどう答える?」

ベル「言わないでって言ってるでしょう!」


魔法少女の全力の卓バンでテーブルが割れた


ユウキ「ワシは無我夢中じゃった。敵を倒さねば自分が死ぬ。仲間の死にいちいち構っている暇は無い。すべてが終わった頃にはその死が薄まって、また次の敵が現れる……」

ベル「だからなんですか!」


ベルの冷静さはハリボテだったようだ。無理もない。というか今まで無理していた感じか

1度感情を吐き出させたとはいえまだ若い。引き摺らなないわけがない


ユウキ「ワシは死んだ仲間の無念を晴らすためには敵を倒すしかないと思っていた。敵を倒し、ソイツの死体に仲間の名前を刻めば奴も報われると」

ユウキ「じゃがそんなことをしたところで帰ってくるわけでもなし、ただただ虚しいだけだった。残ったのは虚無感だけじゃ」

ベル「それと、このゲームと何の関係があるんですか。グレートドラゴンは倒した。もう仇もいない。虚無感とかそういうんじゃないんですよ」

ユウキ「ああ、そうじゃな。そして仲間の死に答える方法はひとつだけではないと知った。死んでいった仲間達の1人はワシに『生きて帰れ』と言って死んでいった」

ユウキ「ラズリーヌはどう思ってお前に看取られたと思う?」

ベル「そんなの……」


ベルの頭に蘇るのはユウキのパーティーに入ることを薦めるラズリーヌだ。彼女が何故、最後の最後にああ言ったのか。ベルは考える


ベル「…………」

ユウキ「……さて、休憩は終わりじゃ。この続きはまた今度じゃ」


ベル「……ひとつ、いいですか?」

ユウキ「なんじゃ?」

ベル「なんでそんなに、冷静でいられるんですか」

ユウキ「冷静じゃないわい。本当はハラワタが煮えくり返って今にもブチ切れてしまいそうじゃ」


笑いながら言ったが本心だ。そしてベルにはそれが分かるようだ


ベル「そう、ですか……」

ユウキ「慣れたつもりじゃったが、仲間の死というのはいつの時も……いや、言葉にできんなこれは」


 プフレとアカネは……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→さらにヒントを獲得
 偶数→手間取る


プフレに連絡を取るが、どうやら難航しているようだ

単純な作業となると頭の良さは関係ないといったところか


ベル「広い……他のパーティーと会わないくらい広いってどういうことなの……」

ユウキ「なんのヒントが無いのもなぁ……これでは3日経ってしまうな……」

ファル「鋭いぽん。もう3日経ったぽん」

ユウキ「なにぃ!?」

ベル「ああ……」


悔しがる暇も無く、景色は暗転した


 同じパーティーになったことでプフレとベルの信頼度が上がった!
 
 ディティックベル:04
 プフレ:04
 


・・・・・・

~荒野の街~


プフレ「やぁ。そちらも特に進展はナシか……」

ユウキ「ああ……」

プフレ「他のパーティーと会ったけど彼女達も攻略に手間取っているらしい。勝手に血塗れの本について教えたが別に大丈夫だろう?」

ユウキ「ああ。この際100万円がどうこう言ってられんわ」

プフレ「他のメンバーだが、シャドウゲールは単独行動、メルヴィルは>>直下コンマ一桁」


 奇数→ジェノサイ子のパーティーに入った
 偶数→単独行動


プフレ「メルヴィルもどこかのパーティーに入ったということでもないようだ」

ユウキ「そうか。ジェノサイ子のパーティーは2人のまま……」

プフレ「彼女達のパーティーに入るメリットは薄いからね。それに君達のパーティーも私が入って埋まった」

ユウキ「…………あれ? もうパーティーは無いのか?」

プフレ「私達、クランテイル、ジェノサイ子だけだ」

ユウキ「あ、ああ……そうじゃったな」

ファル「皆注目してほしいぽん。今回のイベントを発表しますぽん」


 今回のイベント……>>直下コンマ一桁
 
 奇数→美尻形成器配布
 偶数→所持キャンディーが一番少ないプレイヤーのアイテム全没収


ファル「一番マジカルキャンディーの所持数が少ない魔法少女のアイテムを全部没収するぽん。1分後に完了ぽん」

クランテイル「なっ……!」

リオネッタ「わ、私達は大丈夫ですわよね!?」

那子「さっきR引きまくったのは誰デスかネ~」

ユウキ「(モンスターを倒しまくったから大丈夫なはず、じゃが……)」

プフレ「アカネもかなりモンスターを倒してくれたから、結構貯まっていると思うよ」

ユウキ「そうか、よかった」


 アイテムが没収されるのは……>>直下コンマ二桁
 
 01~33→のっこちゃん
 34~66→リオネッタ
 67~99→メルヴィル
 00→ユウキ


プフレ「ファル、誰が一番少ないかは言ってくれないのかい?」

ファル「マスターがこの前のプフレのやり方を見て工夫したぽん。誰が一番少なかったかは没収されるまで分からないしキャンディーの数を同じにされないよう猶予時間も短くしたぽん」

プフレ「そうか……マスターとやらは随分と難易度を上げてくる」

リオネッタ「あああああぁぁぁ!!」

ファル「あ、1分経ってたぽん」

ベル「ああ、誰が少なかったのかすぐ分かった」

リオネッタ「豊胸器具がぁぁぁ!! つ、次使おうと思ってたから私のアイテム欄に……」

クランテイル「なにぃ!?」

那子「リオネッタァァァァアァァァ!!」

ジェノサイ子「…………豊胸器具?」

プフレ「豊胸器具?」

ファル「没収されたアイテムはショップに戻されるので、R限定アイテムはまたRで当ててほしいぽん」


ユウキ「今回も難を逃れることができたか」

アカネ「…………」

ユウキ「よかったなアカネちゃん。またパコパコゲットのチャンスじゃぞ」

アカネ「…………」ブンブン

プフレ「激しく首を横に振っているが」

ユウキ「アカネちゃんは豊胸器具や美乳形成器などといったグッズが大好きなんじゃ」

アカネ「……!」ブンブンブン

プフレ「今度は刀を振り回し始めたんだが」

ユウキ「照れてるだけじゃ」


ベル「それにしても、血塗れの本……どこにあるのかな」

プフレ「案外、その本は本当に血塗れじゃなかったりしてね」

ベル「比喩ってこと?」

プフレ「可能性はあると思うよ。本当に血塗れの本があるのかどうか……私達が図書館エリアの本を制覇してしまう前に見極めたいね」

ベル「しばらくは地道に行くしかないのか……」

ユウキ「(これからという時に……)」

アカネ「…………」

ユウキ「アカネちゃん、ログアウトしたらまたメッセージを送る。アカネちゃんがどこにいるのか教えてくれな?」

アカネ「……?」

ユウキ「(ダメっぽいな)」

ユウキ「ベル、前に頼んだ依頼、ちゃんと果たしてくれよ」

ベル「そんなのもありましたね……」

ユウキ「……それとも、今は無理か」

ベル「分かりません……」


今日はここまで
そうちゃんとベルっちがコンビ組んで重なっていくシャバダバしてるってマジ?

時間が作れず更新が遅れてしまい申し訳なく思っている。一番残念なのはまほいくオンリーの存在に開催の翌日に気付いたことだ

所要により今週中の更新はナシになりまし
また来週の火曜か水曜に会おうメイトリックス

 

チーム編成(ネタバレ)



1班 男子一番・相葉優人 男子八番・宍貝雄大 女子三番・荻野千世 女子五番・小石川葉瑠
2班 男子二番・芥川雅哉 男子十五番・日比野迅 女子十一番・奈良橋智子 女子十七番・水田早稀
3班 男子三番・雨宮悠希 男子五番・川原龍輝 女子七番・佐伯華那 女子十九番・山本真子
4班 男子四番・池ノ坊奨 男子十六番・真壁瑠衣斗 女子二番・上野原咲良 女子十番・高須撫子
5班 男子六番・木戸健太 男子十番・城ヶ崎麗 女子一番・朝比奈紗羅 女子十二番・鳴神もみじ
6班 男子七番・榊原賢吾 男子九番・松栄錬 女子九番・鷹城雪美 女子二十番・湯浅季莉
7班 男子十一番・田中顕昌 男子十九番・芳野利央 女子八番・阪本遼子 女子十三番・蓮井未久
8班 男子十二番・内藤恒祐 男子二十番・林崎洋海 女子四番・如月梨杏 女子十六番・星崎かれん
9班 男子十三番・原裕一郎 男子十八番・横山圭 女子十四番・平野南海 女子十八番・室町古都美
10班 男子十四番・春川英隆 男子十七番・望月卓也 女子六番・財前永佳 女子十五番・広瀬邑子
1班リーダー変更 : 荻野千世→相葉優人
10班リーダー変更 : 春川英隆→財前永佳
5班リーダー変更 : 城ヶ崎麗→鳴神もみじ
4班リーダー変更 : 真壁瑠衣斗→高須撫子

原中学校3年1組クラス名簿

男子1番 青葉透(あおば・とおる) 女子1番 泉加那(いずみ・かな)
男子2番 石越工(いしごえ・たくみ) 女子2番 歌津利沙子(うたつ・りさこ)
男子3番 大郷正俊(おおさと・まさとし) 女子3番 小野田日呂絵(おのだ・ひろえ)
男子4番 刈田玄(かりた・げん) 女子4番 加美雫(かみ・しずく)
男子5番 川崎竜人(かわさき・たつひと) 女子5番 金成聖華(かんなり・せいか)
男子6番 北上葵(きたかみ・あおい) 女子6番 黒川町(くろかわ・まち)
男子7番 栗原昇(くりはら・のぼる) 女子7番 志田知世(しだ・ちよ)
男子8番 柴田光一郎(しばた・こういちろう) 女子8番 白石めぐみ(しろいし・めぐみ)
男子9番 志波姫都(しわひめ・みやこ) 女子9番 瀬峰蘭(せみね・らん)
男子10番 津川高司(つかわ・たかし) 女子10番 遠田眞(とおだ・まこと)
男子11番 登米広行(とめ・ひろゆき) 女子11番 豊田江理奈(とよだ・えりな)
男子12番 鳴瀬まこと(なるせ・まこと) 女子12番 花山薫(はなやま・かおる)
男子13番 古川良樹(ふるかわ・よしき) 女子13番 松山秋羅(まつやま・あきら)
男子14番 丸森遊(まるもり・ゆう) 女子14番 村田一枝(むらた・かずえ)
男子15番 本吉吾妻(もとよし・あづま) 女子15番 桃生祈(ものう・いのり)
男子16番 矢本護(やもと・まもる) 女子16番 山元櫻子(やまもと・さくらこ)
男子17番 米山東和(よねやま・とうわ) 女子17番 若林美春(わかばやし・みはる)

16人だけの逃走中

場所=愛知県犬山市の博物館明治村。今回は、明治村の3丁目と4丁目と5丁目だけを使用した1区画。
逃走者の16人=五十嵐圭〔プロバスケットボール選手〕,片桐仁(ラーメンズ),加藤杏華〔プロ卓球選手〕,来栖あつこ,塩川渉,島村みやこ,瀬古利彦〔元マラソン選手〕、瀧本誠〔柔道家〕,長野美香〔総合格闘家〕,西村文男〔プロバスケットボール選手〕,古川雄輝,松崎克俊(やさしい雨),松島花,三浦春馬,三宅宏実〔プロ重量挙げ選手〕,吉本純(やさしい雨)
時間=60分間
賞金=1秒毎200円追加。逃走成功して720,000円受け取り。
ハンター=3体

¥¥開始¥¥
残り56分、長野美香が確保された。
残り54分、吉本純が確保された。

青山豪(男子1番)が結城緋鶴(女子19番)に殺害された後になる。

真中那緒美(女子16番)はE=06エリアにある小学校の、3年2組と書かれた教室の中の、机の1つに腰掛けていた。
ぼんやりと後ろの掲示板に貼られた絵を見ていた。
恐らくテーマは『友達を描こう』か何かだろう。
その中に、2つの三つ編みにそばかすの女の子の絵があった。
自分に似ていたが、微妙に子供らしい下手な絵なので、思わず吹き出した。

那緒美はクラスに必ず1人はいる、ムードメーカー的存在だった。
クラス1のおてんば娘、濱中薫(女子14番)と共にクラスを盛り上げた

那緒美は溜息を吐いた。
教室内での薫の様子から、何となく行動は予想できた。
怯えて外に出て、次の次に出てくる幼馴染の姫川奈都希(女子15番)にどうにかして会い、あまりの嬉しさに那緒美の事を忘れていた、というような事だろう。

薫、大丈夫かなぁ…
栗原君があんなことになって、結構こたえてたからなぁ…
凪紗ちゃんとか不破君とかも、心配だなぁ…

栗原佑(男子7番)の首が飛ぶ瞬間が脳裏によぎった。
関本美香(担任)の穴だらけになった死体も、死ぬまで頭から離れないだろう。

「…まったく、冗談じゃないよねぇ…」

例えば片方の不良グループのリーダー、真田勝(男子9番)も怖くない。
見た目は少し怖いが、話してみれば意外と柔らかい印象を受けた。
無気力な感じだが、仲間の事になると少し熱くなるような、そんな人だ。

同じグループの新島恒彰(男子15番)も怖くない。
話をした事はあまりないが、友達を[ピーーー]ほど落ちてはいないはずだ。

那緒美からすると女子の中で最も近寄りがたい三河睦(女子17番)も怖くない。
怖がって震えているとは思えないけれど、殺しまわっているはずがない。
根拠は何もないけれど。

睦と同じグループの桐島伊吹(女子4番)も怖くない。
人に興味は持たなさそうな彼女も、今ならきっと友達を心配しているだろう。

大丈夫、誰も死んでいない。
自ら命を絶っていない限り。

大丈夫、皆が集まれば何とかなる。
このクラスには頭の良い人が沢山いる。

ここまでの前向きな考えは、常にプラス思考である那緒美だからこそ成せる業だろう。

ただ、注意が必要なのは、転校生の周防悠哉(男子11番)だ。
いくら那緒美でも、得体の知れない人間は怖い。

ま、あの人だけ注意しとけばどうにかなるでしょっ!

那緒美はデイパックを見下ろした。
注意する、つまりは会わないようにする事。
那緒美に支給された物では、例えば会ったとして、絶対に太刀打ちできない。
お世辞にも武器とは言えないので。

曽根崎凪紗(女子10番)は小学校のある方角を呆然と見ていた。
設楽海斗(男子10番)も同じく。

誰かが必死に停戦を訴えていた。
それが、真中那緒美(女子16番)だと気付いたのは、彼女が自分の名前を口に出した時だった。

那緒美なら大丈夫、嘘をついているとは思えない。

那緒美は『怖くないよ、大丈夫』と言っていた。
つまり、相手は怖がっていそうな――恐らく女子だろう。
或いは、怖がりそうな(例えば羽山柾人(男子16番)のようなひ弱そうな)男子か。
とにかく、転校生ではない事は確かだ。

「ヤバい…な」

海斗が呟いた。
ギリッと歯を食いしばった。

少女の名は、岩見智子(女子2番)。

智子はこの3年4組が大嫌いだった。
いや、『だった』ではない、大嫌いだ。

表向きはとても仲の良いクラスだろう。
しかし、何も問題のないクラスではない。
このクラスにも、苛めという問題が発生していた。
智子は、その被害者だ。

理由は正確にはわからない。
智子の暗い性格や、これでもかという程の運動音痴や、何事も1人では決められない優柔不断な態度が勘に触ったんだろうか?
智子は、苛めを受けた。

加害者は、金城玲奈(女子3番)と三河睦(女子17番)。
殴る・蹴るの暴力沙汰はもちろん、トイレに閉じ込められたりもしたし、持ち物が無くなったりもした。

許さない。
金城玲奈も、三河睦も。
そして、止めようとしなかった他の人たちも。

智子はこの殺人ゲームに乗る事を決めていた。
皆死んでしまえばいい。
誰が死のうが、何とも思わない。

1回目の放送で名前を呼ばれたのは4人。
1人は教室で首を飛ばされていたが。

『オレさ、このクラスになれて本当によかった!
 皆、大好きだぜ!』

栗原佑(男子7番)が言っていた言葉が蘇る。

くだらない…
何が『大好き』よ。 ムカつく。
どうせ、あたしはその中に入っていないんでしょ?
まあ、たとえ入っていたとしても、あたしは大嫌い。
皆、皆、大嫌い。

先ほど死んだらしい真中那緒美(女子16番)も同じだ。

不良グループ1・曽根崎グループ (3/4)


男子10番・設楽海斗

佑「まずは凪紗(曽根崎凪紗)と行動してた海斗。行動内容は凪紗と一緒に反政府組織の乱入を待って、殺し合いを止める事。プラス幼馴染の黒川(黒川梨紗)を探してるのか?今は結城(結城緋鶴)に襲われた時に怪我をした上に、凪紗とは離れ離れ… 再会することはできるのか?あと、凪紗に想いを伝える事はできるのか?」

男子17番・不破千尋

薫「次にちーちゃん!今は藤馬ちゃん(稲田藤馬)と穂高ちゃん(斎藤穂高)と一緒に、本部を破壊する作戦の準備中。仲間を失ってショックも受けてるみたい…ごめんね…終盤戦は、恨んでいるという委員長(浅原誠)との絡みがあるのか、作戦は成功するのか、転校生(周防悠哉)から貰った首輪の設計図は役立つのか、その辺がポイントになると思うよ!」

女子10番・曽根崎凪紗

佑「そして凪紗だな。反政府組織の動きを待ちながら、戦いを止めようとしてるらしい。海斗(設楽海斗)と行動していたけど、結城(結城緋鶴)に襲われてその時に別れた。今は気絶してるな。海斗と再会出来るか、千尋と会えるか、その他色々と見てくれると嬉しいな!」
退場者
男子7番・栗原佑→進藤(担当教官)により首輪爆破

不良グループ2・真田グループ (1/4)


男子9番・真田勝

薫「真田グループ唯一の生き残りだね。はじめは大好きな透子ちゃん(駿河透子)を生かす為にやる気になってたけど、ちょっと迷いもあったみたい。でも、透子ちゃんが目の前で殺されちゃったから、目的が変わっちゃった。『優勝して政府の人も殺して自分も死ぬ』、全ては透子ちゃんの為に…本気になった後の真田君は止まるのか、止まらないのか、注目してほしいなっ!」

被害者
池田圭祐(男子3番)・新島恒彰(男子15番)
退場者
男子3番・池田圭祐→真田勝(男子9番)により銃殺
男子15番・新島恒彰→真田勝(男子9番)により銃殺
男子20番・脇連太郎→椎名貴音(女子8番)により刺殺

男子文化系グループ (3/4)


男子2番・浅原誠

佑「1人目は浅原だ。なんか知らないけど千尋(不破千尋)に恨み持ってるらしいぜ。千尋の計画を邪魔しに来るのか、つーか何で恨んでるのか、その辺が明らかになってきそうだな。クラスメイトを[ピーーー]事に抵抗を持ってないあたり、要注意だ!」

被害者
濱中薫(女子14番)

男子14番・長門悟也

薫「次は悟ちゃん!予知夢を見ることができるらしくて、その予知夢に従ってスタンバイしてるよ。終盤になってようやくその内容が明らかになりそう!何があるのか、何を止めるのか、運命に逆らう事はできるのか、その辺がポイントになりそう!」

男子16番・羽山柾人

佑「そして羽山だな。強くなりたい、結城(結城緋鶴)を守りたい、長門(長門悟也)に心配を掛けたくない、とプログラムの中で前向きに行動してる羽山。終盤に入るにあたって、結城を見つけられるのか、見つけたとして止める事ができるのか、その辺を見てほしいな!」
退場者
男子19番・柚木康介→小南香澄(女子6番)により銃殺

女子文化系グループ (3/4)


女子5番・黒川梨紗

薫「まずは梨紗ちゃんだよ!今は敬ちゃん(遠江敬子)と一緒に人探し中だね。幼馴染の海斗ちゃん(設楽海斗)を探してるんだっ!海斗ちゃんに会えるのか、昔から秘めていた想いを伝える事はできるのか、その辺がポイントだよっ!」

女子18番・矢田美晴

佑「優等生の矢田だ。今は1人でプログラムを中止させる為に、パソコンを使って何かしてるみたいだな。首輪の設計図とかも欲しいらしい。そういやそれって千尋(不破千尋)が持ってたような…こっちの作戦も成功するのかが見所だな!」

女子19番・結城緋鶴

薫「そして忘れちゃいけないひぃちゃん!“戦闘実験体”という戦いのプロフェッショナルで、今回で4度目のプログラム。狙うはもちろん優勝。でも、喜んでやってる事じゃないみたい。終盤以降、誰かがひぃちゃんを止める事ができるのか、“ヒダカ”って誰なのか、お父さんをどうにかできるのか…その辺を覚えといてくれると嬉しいよ!」

被害者
青山豪(男子1番)・真中那緒美(女子16番)
笠井咲也(男子5番)・小南香澄(女子6番)
桐島伊吹(女子4番)
退場者
女子6番・小南香澄→結城緋鶴(女子19番)により銃殺

男子運動部グループ (1/6)


男子18番・美作由樹

佑「このグループ唯一の生き残り、ユキちゃんだ。感情がちょっと欠落してて、恐怖が感じられないみたいだな。恐怖がない分、他のヤツらよりは有利かもしれないけど…まだ殺し続けるのか、やめるのか、誰かが止めるのか…どんな行動をとるか注目してほしい!」

被害者
姫川奈都希(女子15番)・坂本陽子(女子7番)
退場者
男子1番・青山豪→結城緋鶴(女子19番)により刺殺
男子5番・笠井咲也→結城緋鶴(女子19番)により刺殺
男子6番・工藤久尚→周防悠哉(男子11番)により銃殺
男子12番・伊達功一→ビルから転落死
男子13番・津田彰臣→桐島伊吹(女子4番)により銃殺

女子運動部グループ (0/7)

退場者
女子1番・今岡梢→坂本陽子(女子7番)により刺殺
女子7番・坂本陽子→美作由樹(男子18番)により刺殺
女子9番・駿河透子→新島恒彰(男子15番)により銃殺
女子11番・高山淳→桐島伊吹(女子4番)により銃殺
女子14番・濱中薫→浅原誠(男子2番)により銃殺
女子15番・姫川奈都希→美作由樹(男子18番)により銃殺
女子16番・真中那緒美→結城緋鶴(女子19番)により銃殺
 
バンドコンビ (2/2)


男子4番・稲田藤馬

薫「両方元気に傷一つ負わず健在なバンドコンビ!まずは藤馬ちゃんだね!今は穂高ちゃん(斎藤穂高)と一緒に、ちーちゃん(不破千尋)の計画した本部破壊作戦のお手伝い中。作戦を成功させる事ができるのかがポイントになるよっ!」

男子8番・斎藤穂高

佑「同じく怪我もなく健在な斎藤。今は稲田(稲田藤馬)と一緒に、千尋(不破千尋)の計画した本部破壊作戦の手伝い中だ。やっぱり作戦を成功させられるかってことがカギだな!」

お姉様グループ (3/3)

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女子8番・椎名貴音

薫「上と同じく全員健在のお姉様グループ!まずは貴音ちゃんだね![ピーーー]気がなかったのに脇君(脇連太郎)を手に掛けちゃった貴音ちゃん。その恐怖の中、親友の敬ちゃん(遠江敬子)と遼ちゃん(吉原遼)、そして大好きな穂高ちゃん(斎藤穂高)と会えるかがポイントだよ!」

被害者
脇連太郎(男子20番)
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女子12番・遠江敬子

佑「次に姐さんだ。今は黒川(黒川梨紗)と一緒に行動してる。黒川の人探しを手伝いつつ、姐さん自身も親友の椎名(椎名貴音)と吉原(吉原遼)を探してる!2人に会う事ができるのか、ポイントだな!」
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女子20番・吉原遼

女子ギャルグループ (0/4)

退場者
女子3番・金城玲奈→桐島伊吹(女子4番)により銃殺
女子4番・桐島伊吹→結城緋鶴(女子19番)により銃殺
女子13番・中原朝子→新島恒彰(男子15番)により毒殺
女子17番・三河睦→吉原遼(女子20番)により刺殺
孤立派 (0/1)

退場者
女子2番・岩見智子→三河睦(女子17番)により銃殺
転校生 (1/1)


男子11番・周防悠哉

佑「忘れちゃいけないのが転校生だ!わざわざプログラムに参加した理由は、元カノの結城(結城緋鶴)を止める為。何故か首輪の設計図を持っていたりしたな。色々と謎があるけど、プログラムに乗る気はないらしい。結城を止める事ができるのかがポイントだな!」

被害者
工藤久尚(男子6番)

田口陽平(28)・井上稔(19)・曽根崎匠(34)・秋山貴晴(26)
高谷祐樹(24)・柳瀬伊織(20)・園山シホ(17)・???

佑「終盤戦、いよいよ反政府組織ADGIの面々も動き出すぜ!
  8人目のメンバーも登場だ!!
  井上は亡きクラスメイトたちの仇を討てるのか!?
  おじちゃんは凪紗と生きて再会する事ができるのか!?
  本部への殴り込みが成功するか、生徒たちを救えるか、無事に戻れるか、ちゃんと見といてくれよ!!」

 

薫「そして、政府サイドだね!」

佑「オレを殺した筋肉&兵士もだけど、結城の親父もいるんだよなぁ…」

薫「ちなみに、トトカルチョなんだけど、兵士足立は伊吹ちゃんに賭けてたから脱落、オゴリ決定だよ!
  担当教官進藤はちーちゃん、兵士田中は凪紗ちゃん、兵士西尾はユキちゃん!
  さあ、宴会費タダになるのは誰!?」

佑「…それはどうでもいいだろ」

 

薫「佑ちゃん、そろそろお開きだね!」

佑「そうだな、じゃあ最後に恒例の予告だ!!

  いよいよ終盤戦に突入したプログラム、最初の犠牲者は誰だ!?

あとがき

 

終了しました。

書くごとに時間も話数も伸びてっております(汗)

いかがでしたでしょうか?

100話行きましたよ、自分でもビックリでした。

 

FC3を書き始めたのが…詳しくわかりませんが、FC2完結が2003年8月ということなので、多分9月頃でしょうか。

高2で書き始め、大学1回生の終わりまで…ほんと長いですね(汗)

間に受験やら慣れない大学生活やらを挟んだのも原因だと思いますが。

特に受験期に書けなくて書くべき事を忘れたりとかもありました(こら)

プチスランプ期を何度か迎え、至らない部分も多々ありました。

色々申し訳ないです。

【20人】

3-1担任教師:井上 和男(いのうえ かずお)
荒木 孝則 あらき たかのり 1 鷹山 空 たかやま そら
五十嵐 慶吾 いがらし けいご 2 成本 愛子 なりもと あいこ
江井原 大輔 えいはら だいすけ 3 二宮 歌音 にのみや かのん
川村 安武 かわむら やすたけ 4 藤林 陸 ふじばやし りく
小宮山 大吾 こみやま だいご 5 冬野 美春 ふゆの みはる
佐々木 守 ささき まもる 6 前田 菜々子 まえだ ななこ
立花 陽平 たちばな ようへい 7 武藤 瑠璃 むとう るり
二宮 信人 にのみや のぶと 8 柳生 美穂 やぎゅう みほ
松元 和也 まつもと かずや 9 和久井 優子 わくい ゆうこ
武車 健太 むぐるま けんた 10
山下 達也 やました たつや 11

が率いるチームは無線探しに当てられていた。
無線がありそうな場所。残っているのは民家地帯のF6と病院のF5ぐらいしかない。
商店というのもあったがそれは確認済みだ。あるのは川村と山下の死体だけだ。
陽平、武車 健太(男子10番)、柳生 美穂(女子8番)はその現場を見ている。
無残にも斬り刻まれた後だった。
今はD7あたりにある道を歩いているところだ。何もないただ一本の道だった。
成本 愛子(女子2番)も含めて4人で歩いているのだが女子の愛子と美穂が前に、陽平と健太が後ろにという位置だ。
同性同士だからだかけっこう会話が弾んでいる。とても悪い状況とは思えない。

健太と陽平は前の女子陣に聞こえないように声を小さくして話していた。
「あのさぁ、陽ちゃん。」
「どうした?健ちゃん?」
「クラスで誰がかわいいと思う?」
陽平は少し驚いた。いつもはそんな質問をしない健太がそんな話を持ちかけてきた。
そんな話も嫌いではない。修学旅行が普通に行われればそんな話もしていただろう。
「う~ん・・・やっぱ、総合的には和久井さんだろうな。でも・・・」
「でも?」
(柳生さんが気になる)と言いそうになったがなんとか堪えた。
「いや、なんでも。健ちゃんは?」
「俺?俺はねぇ、冬野さんだね。すごく優しいじゃん。」
優しいじゃんのところで健太が悲しい顔をしていた。彼女はもうこの世にはいない。
「そうだな・・・保健委員か。」
「俺、実はさ。あいつのことが好きでさぁ・・・コクっちゃうつもりだったんだ、修学旅行で。」

陽平は動揺を隠せなかった。健太がそんな思いを秘めていたとは思ってもみなかった。
すごく酷な話だと思った。彼女はとっくに死んでいる。
「そうだったのか・・・」
「そうだよ、だから許せねぇ。あいつらが憎い。だから俺は・・・」
「分かった・・・それ以上言うな。」

愛子と美穂も同様に男子陣に聞こえないように話していた。
「柳生さんは好きな人とかいるの?」
愛子の唐突な質問に美穂はビックリしてしまった。
(成本さんは案外大胆な人なのだなぁ。)
「で、いるの?いないの?」
迫り来る愛子に答えるしか余地は無さそうだった。
「べ、べつにいないよ・・・どうして?」
「いやぁ・・・実はわたしは好きな人がいてね。柳生さんはどうかな?と思って。」
美穂はあまりクラスメートとは話をしないタイプだったので戸惑いを隠せないでいた。
普通の女の子のしゃべり方も分からない。今の時代に「あたい」なんていう代名詞は使わない。


 死亡 女子2番 成本 愛子
刺殺


 死亡 男子1番 荒木 孝則 刺殺


 死亡 女子6番 前田 菜々子
爆殺
女子7番 武藤 瑠璃    刺殺


 死亡 女子4番 藤林 陸
刺殺


 死亡 女子5番 冬野 美春
爆殺


 死亡 男子6番 佐々木 守 
撲殺
男子9番 松元 和也     銃殺


 死亡 男子5番 小宮山 大吾
銃殺


 死亡 男子4番 川村 安武 
刺殺
男子11番 山下 達也    刺殺


 死亡 男子8番 二宮 信人
銃殺


死亡 男子2番 五十嵐 慶吾
銃殺
死亡 女子3番 二宮 歌音 銃殺


死亡 女子9番 和久井 優子 刺殺


 死亡 男子3番 江井原 大輔
刺殺

私立光正学院付属学校3年5組 クラス名簿 【32人】
教師 :   <>

男子 誕生日 NO 女子 誕生日
大久保 良一 4.23 おおくぼ りょういち 1 今川 直子 4.24 いまがわ なおこ
須田 一馬 6.27 すだ かずま 2 佐藤 清子 4.30 さとう せいこ
川津 勇介 8.5 かわつ ゆうすけ 3 成川 美奈 6.5 なるかわ みな
奥 佳祐 8.6 おく けいすけ 4 風見 呼春 6.13 かざみ こはる
中飛 亮太 8.29 なかどび りょうた 5 森 雪枝 7.14 もり ゆきえ
ロバーツ・グリーン 9.9 ろばーつ・ぐりーん 6 漆原 麗華 7.25 うるしはら れいか
波川 洋介 9.22 なみかわ ようすけ 7 漆原 実花 7.25 うるしはら みか
八戸 夏彦 10.7 はちのへ なつひこ 8 松原 茂美 7.29 まつはら しげみ
小野寺 尚人 10.10 おのでら はやと 9 月影 郁美 8.19 つきかげ いくみ
真代 公正 11.2 ましろ こうせい 10 有木 絵里 9.13 ゆうき えり
及川 将 11.9 おいかわ しょう 11 源 紅 10.1 みなもと くれない
日向 星斗 11.11 ひゅうが せいと 12 桜田 佳子 11.29 さくらだ よしこ
奥寺 隼人 12.3 おくでら はやと 13 中村 加奈 1.13 なかむら かな
武藤 劉生 12.24 むとう りゅうせい 14 白川 優 1.19 しらかわ ゆう
工藤 稼友 3.3 くどう かずとも 15 沢村 相子 2.21 さわむら あいこ
水人 龍 4.1 みなと りゅう 16 盛川 愛 3.9 もりかわ あい

「いいかぁ~今回は、今座ってる奴らとは仲間同士だ。」
男子九番小野寺 尚人はこう思った、「チームで優勝、ということは、4人優勝できるのか・・・」
思ったらすぐ行動に移す、コレが尚人の特徴であった。
「先生、仲間同士ということは、4人生き残れるのですか・・・」
斎藤はニヤリと不敵な笑みを浮かべて、こう続けた・・・
「小野寺君かな、いいところに着目したね、確かに、チーム戦だけど・・・4人生き残った場合は・・・・・・3人にします。」
「オイ!!ふざけんな、どうやって3人にするんだよ」
後ろからの怒号、この声は・・・男子11番及川 将だった・・・
斎藤は何も無かったように、続けた
「いいか、世の中には得をする人、損をする人がいます当然このゲームでも同じです、よって4人の場合、首輪をランダムで破壊します。」
「ウソよ、そんなの私信じないわ」
女子12番桜田 佳子が鳴きそうな声で言った。
「ウソだと思うかい?・・・無言の返答か・・・分かった見せてやる・・・」
「ガラガラ」兵士が二つ、なにやら、ブルーシートにくるんだものを持ってきた。
斎藤は、不敵な笑みを浮かべながら
「いいかぁこの2つのモノはお前たちの真実さ!!」
「ギャァー!!」
次の瞬間悲鳴が教室に響いた。
「コレが現実だ!!さっさと目を覚ましやがれ!!」
斎藤の怒号と、生徒の悲鳴、響きあって、少しコーラスにも聞こえた―

「班長は以上だ・・・・質問は・・・・無いか?」
「おい!ちょっと待てよ!俺たちを殺し合わせるだと・・・笑わせるな!!」
男子二番須田 一馬の声だった。
「キミ、自分たちの置かれている立場が分かっていないようだね・・・・・・・じゃあ、ちょっとしたゲームをしよう」
すると斎藤はカードとグロックという銃を持ち出して。
「このカードに1~16の黒と赤の数字が書いてあります、赤は女子・黒は男子・・・あと、『Free』というカードも二枚入っています。このカードで命を懸けたゲームをしてもらいます・・・じゃあ、まずは一枚・・・ハイ・・・・・女子4番風見 呼春。風見さん前に・・・このカードから一枚ひいてください。いいですか・・・・・・コレでいいかな・・・・・はい黒の4・・・ってことは男子4番奥 佳祐、だな・・・でて来なさい!」
奥は不承不承出てきた。
「よし、ゲームの準備は終了です・・・・じゃあ~風見さんこの銃で奥君を撃ち殺してください・・・・ただ弾は一発しか入ってません、で、もし殺せなかったら両方射殺ですから・・・・」
「待てよ!!何で二人がこんな目に合うんだ!」
川津が必死に叫ぶ・・・が聞こえないフリをしている・・・
奥はひっそりと、風見に耳打ちをした「風見、俺を殺せ」
パァーン!!乾いた爆発音が部屋中に響くと同時に、赤い何かが飛び出した・・・・

生きるためなら人は悪魔にだって媚びる・・・・・


 死亡 男子七番 波川 洋介
銃殺
女子八番 漆原 実花 刺殺


 死亡 男子10番 真代 公正
銃殺

殺し合い、そして軍人
男子は迅速に校庭に集まり女子は速やかに武器庫に集まった。女子には武器の運搬を手伝ってもらう。まぁ、たかが200m程度だ。

男子全員にアサルトライフルとハンドガン持たせた。5.56m弾を使うM4A1が武器庫にはあった。アメリカ軍が使うとても高性能な銃だ。ハンドガンはグロック17だ。

俺は少しだけ格闘技をし、武器や銃に精通している。そして、この学校は中々の進学校だ。そのため、武闘派の人間なんてほぼいない。ほぼな…

まぁ、今回は会長が校舎、本部の指示。そして、男子諸君を三分団に分けることにした。
第一分団を俺が請負、400人をが俺の指揮下に入った。第二、第三分団は後方援護だ。

第一分団の装備はアサルトライフル、ハンドガン、防弾チョッキ、シールドだ。とても基本的な武装だ、そして、初陣にはちょうどいい。相手は中学生、しかも全校生徒200人前後だろう。


本校の門は二つある。正門と呼ばれ、東の方角に位置する。後は裏門、西側にある。


男子三番 葵輝丹(あおい・こうに)

支給武器 ベレッタF92
被害者 久光士(男子9番) セイア(男子13番) チャオラン(女子15番) 月下香介(男子19番) 相野輝己(男子2番) 木元拓(男子8番)
加害者 なし(自殺)
死因 銃による頭部被弾
登場話 01/06/08/10/15/33/47/55/64/84/93/95/96/98/99/103
死亡話 103話「甘き死よ来たれ」
最終行動 自分に関する真実を求めるために自分の生存を望んだが、元々希薄的であった為に生死に関しては興味が薄かった。最後に静木青(男子10番)や青木はる(男子4番)に遺言を残して屋上から階段を下りて踊り場で何もなかったかのように自[ピーーー]る。
友人関係 藍瀬輝々(男子1番) 相野輝己(男子2番) 青木はる(男子4番) 甘野大和(男子5番) 川瀬和生(男子7番) 木元拓(男子8番) 静木青(男子10番) 中居螢太(男子16番) 月下香介(男子19番)
所属部 図書部・文芸部の掛け持ち(クラブは無所属)
備考 生い立ち不明で、笑う泣くなどの感情を持っていない。腰までの長髪で性別を間違われることもたまにある。莫大の物知りで冷静に判断できる力がある。元々口数少なく事務的な口調の為、人間らしさが感じられないことが多い。藍瀬輝々(男子1番)と行動を共にする。一度読んだ本の内容を全て覚えるほどの記憶力を持っているが、小学三年生までの記憶が一切ない。

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【37:今言いたい事】
僕達は数日経って、とうとう立ち直った。
みんなのためにも生きようと思ったからだ。
伝えたい事があって、僕等は立っている。
悲しいのを我慢しながら。

「何処行くんだよータクー。」
中居 螢太は体育館に入ってきたタクを探していた。
その隣に木元 拓がいる。
「やっぱ戻ろうぜ?どうせ戻ってくるし」
「こら、拓!無責任なこというな!」
「へーへー…」
すると、二ャ―と聞こえた。
その声が聞こえたほうへと螢太と拓は歩く。
其処に、タクは居た。

だって…」
「ほら。」
拓は指差した。
その先にはタクが輝丹を必死に揺さぶっていた。
「…にゃぁあ…」
タクの声が聞こえる。
その声が螢太と拓にとっては、何故か、切ないように聞こえた。
「にゃぁあ――…」
タクは輝丹の上に乗って、少し動いた。
だが、直ぐに離れた。
もう、居ない事を知ったのかタクは悲しそうな目で輝丹を見つめていた。
「…タ…ク…?」
螢太はもう1度呼んだ。
タクは振り向き、螢太のほうへと歩いた。
そして、足に擦り寄ってきた。
「にゃー」
「…輝丹の事覚えてんのかな、タクって…」
螢太がタクを抱きしめながらそう言う。
そして、拓はタクを見、ゆっくりとこう言った。
「飼い主のこと、絶対忘れないだろう。輝丹の事もそうじゃん?動物も人間と同

葬式には、海原 青歌や淡本 綾唯。そしてAisuin-syonや
クラスメート全員や、先輩、後輩達、学園の殆どが参加していた。
藍瀬 輝々、静木 青、甘野 大和、月下 香介、相野 輝己
拓、螢太は、参加者の中心席に座っていた。
沢山の綺麗な花の中心に置いてある写真の中にいる
輝丹は泣いている人達をいつもの無表情で見ているだけだった。
「…輝丹、こんな沢山の人に来て貰えるなんて凄いね」
「そうだな、影では

初等部 5-A

新担任=神汰 枯乃香 11歳


――男――
1藍瀬 輝二
2相野 輝己
3葵 輝丹
4青木 はる
5甘野 大和
8黄八 瑠璃
10川瀬 和生
11木元 拓
12久 光士
17静木 青
18Shirua
19氷 友斗
21セイア
23前世 亜緒
25丁本 拓哉
26中居 螢太
30Aisuin-syon
35雪下 よう
38月下 香介
40涙下 伎璃

――女――
6淡本 綾唯
7海原 青歌
9香田 瀬津奈
13泉原 れな
14神辺 礼
15早乙女 亜巳
16桜木 加奈
20鈴風 鈴
22青名 静香
24田中 春奈
27長瀬 風
28成川 雨
29日下 青子
31チャオ
32チャオラン
33星空 なおか
34星空 れな
36前原 のどか
37辻井 せりな
39黄泉 泉

まほうせの小説を書きます。

しかし訳分からない展開になったりするかもしれません。

それでも見たい方はどうぞ。


――人は生まれたら人間・天使・悪魔の試験を受ける。

受かった人はなりたいものになる。

しかし…落ちた者は……


悪魔になる。


――「かったるー……」

一番藍瀬輝二がぽつりと呟いた。
傍には3番葵輝丹が立っていた。
「……あともう少しだな…」
輝丹がそう輝二の呟きに答える。
そう。

―――彼等は悪魔――


話は少し前に遡る。
藍瀬輝二 葵輝丹 合格という字が大きく目立っていた。
そう彼等は受かった。
受かったはずなのだが…
騙されていた。
二人共力を吸い取られ強制に悪魔にされた。

輝二は信じたくなかった。
自分が寿命の短い悪魔だなんて。
しかし輝丹は認めていた。

命が尽きるまであと少し。
もっと強い力を得られなければこのまま力尽きて逝く。

「……遣り残したい事あったかな…」
今度は輝丹が話し掛ける。
「……ないよ。今更。」
輝二もそれに答える。

彼等は今生きる気力などなかった。

その瞬間何かが心臓に刺さった気がした。

まほうせの小説を書きます。

しかし訳分からない展開になったりするかもしれません。

それでも見たい方はどうぞ。


――人は生まれたら人間・天使・悪魔の試験を受ける。

受かった人はなりたいものになる。

しかし…落ちた者は……


悪魔になる。


――「かったるー……」

一番藍瀬輝二がぽつりと呟いた。
傍には3番葵輝丹が立っていた。
「……あともう少しだな…」
輝丹がそう輝二の呟きに答える。
そう。

―――彼等は悪魔――


話は少し前に遡る。
藍瀬輝二 葵輝丹 合格という字が大きく目立っていた。
そう彼等は受かった。
受かったはずなのだが…
騙されていた。
二人共力を吸い取られ強制に悪魔にされた。

輝二は信じたくなかった。
自分が寿命の短い悪魔だなんて。
しかし輝丹は認めていた。

命が尽きるまであと少し。
もっと強い力を得られなければこのまま力尽きて逝く。

「……遣り残したい事あったかな…」
今度は輝丹が話し掛ける。
「……ないよ。今更。」
輝二もそれに答える。

彼等は今生きる気力などなかった。

その瞬間何かが心臓に刺さった気がした。

1:愛川広樹(オッキー)

呪組の美穂の弟。元ピースメンバーで美幸と付き合っていた。ピース除名後は蓮の元でトレーニングをしてクリミナルに復讐を誓う。通り名は黒帽。


2:赤嶺由奈

医者に10年も生きられないと宣告されている。幼い頃から父親に虐待されて、守ってくれていた母親は過労により死亡。3つ上の兄がいる。真央と仲良くなって呪組の話を聞き父に復讐を誓う。高校に入ってから広樹と怜美と仲良くなった。


3:足立怜美

広樹と由奈と高校入学以来の友人。中学の時からヤンチャで周りからも一目置かれている姉御肌。彼氏の光臣に認められたくて広樹を売ろうとした。


4:伊藤大吉

広樹が去った後のピースのボス。180センチでガッチリ体系。柔道をたしなんでいる。喧嘩も広樹の次に強い。


5:中野美幸

ピースの中心的人物で広樹の元カノでピースの発案者。クリミナルに襲われた際最初は抵抗したらしいが、その後はクリミナル内の玩具として扱われる。


6:西島聖

ピースの中心人物。父親が警察官のせいか正義感が強い。喧嘩もそこそこ強いがクリミナル襲撃時に共にやられてしまう。


7:高田奈緒

ピースの中心人物。中学時は学校内でも目立っており、美幸とは親友。

8:柳瀬拓海

ピースのメンバー。冷静で喧嘩も強い。クリミナル襲撃時に美幸を逃がそうとするがやられてしまう。


9:新保雷太

ピースのメンバークリミナル襲撃時にやられてしまう。普段は明るくおしゃべりな性格。


10:福田翔司

ピースのメンバー。元々広樹と一番仲が良く広樹を責める大吉を一度止める。頭も良く
中学時に生徒会長を務めていた。


11:小木曽弓子

ピースのメンバー。それ程めだった動きはない。


12:細川亜美

ピースのメンバーそれ程目立った動きはない。


13:加藤智則

ピースのメンバー。元々温厚な性格で、喧嘩向きではない。広樹を除名した裏の話を知ってしまっために誰かに拉致られて、殺害される。


14:徳村光臣

クリミナルの大幹部。4人しかいない大幹部の中では唯一年下。怜美の中学の2つ上で彼氏でもある。喧嘩が強くてクリミナルのボスに何度も挑んで負けている。和哉に可愛がられている。ピースを襲った張本人。


15:和哉

クリミナルの大幹部で副ヘッド。光臣を可愛がる一方で他の幹部には容赦ない。持っているオーラは蓮以上に危険。

16:赤嶺鉄二

由奈の父親。昔から由奈や妻に虐待をしてきた。友人の前では良い父親の振りをするがいない時には暴力が当たり前。高校時代の友人とたまに飲んだりしている。


17:龍平

鉄二の高校時代からの友人。気性が荒くて何かあるとすぐに怒る。


18:悟

鉄二の高校時代からの友人。警察官で、息子がいる。


19:祐介

鉄二の高校時代の友人。冷めた感じの目で久しぶりに顔を合わすが、冷たく突き放す。


20:常盤蓮

呪組出身で、広樹を鍛える。美穂の墓に行ったり広樹に協力したり、何かと目に付けている。


21:渋谷真央

呪組出身で由奈の友人。由奈とは気が合うらしく年が離れているのにも関わらず、友好的に接している。

1愛川広樹

ピースの元リーダーで美穂の弟。蓮に鍛えてもらい、クリミナルと激闘を繰り広げた。
聖を倒してピースの仲間に潔白を証明した。父親の龍平に会いに来たところを光臣が現れて倒すことによって決着をつけるも、父親を殺されてしまう。


2赤嶺由奈

広樹と同じ高校に通う女子高生。生まれつきの持病を持っており、マイナス思考。詩織に出会ってからは明るくなったが、兄の和哉と広樹の対立を知ってしまった。


3足立怜美

広樹と由奈とは高校に入ってからの仲間。一度は光臣に言われて広樹を売るが、光臣のやりかたに異をとなえ、広樹のフォローに入る。最終的には弄ばれた事により光臣を殺害する。


4福田翔司

ピースのメンバーで中学時には生徒会長を務めていた。常に数手先を読んでおり、いち早く聖の企みに気がつく。広樹とは親友。


5中野美幸

広樹の元カノでピースの名前の発案者。裏で光臣や聖と繋がっており、広樹や奈緒を裏切る。何を考えているかはいまだ不明。


6高田奈緒

ピースのメンバーで聖の彼女であった。裕也に家庭教師に来てもらっていた。聖には暴力を振るわれていたが、それでも聖の事が好きだった。美幸に強烈な憎しみを持っている。

7伊藤大吉

ピースの現リーダー。元々広樹とは中学2年の終わりまで対立をしていた。何度もタイマンをしたが最後は本気を出した広樹に完敗する。見た目がゴツイ為に昔は『ゴワス』というあだ名がつけられていた。


8柳瀬拓海

ピースのメンバーで普段は無口。一度健太郎に喧嘩で負けた事がある。自称藤沢彩菜の後継者。自首しようとした聖を殺し、そのまま健太郎と弓子を殺した。動機などは不明。


9奥井詩織

呪組の生き残り。親友の真央が精神的におかしくなってしまっているために、社会復帰をいつでも出来る様に、真央になりすましていた。広樹や由奈を何度も助ける。


10常盤蓮

呪組の生き残り。プロの格闘家になったが、和哉に銃で撃たれ休業中。死神の異名を持ち、喧嘩は鬼の様に強い。亮とともに3年前の事件の真相に辿り着く。


11北浦亮

呪組の生き残りでクリミナルのボス。少年院にいる間に、この世から苛めをなくしたいと心から願う。出所後は街の不良を一掃している。蓮とともに、裕也に会いに行く事を決めた。


12赤嶺和哉

由奈の兄でクリミナルの副ヘッド。周りに喧嘩の強い不良を常においている。裏社会にも進出しており、金に大きな執着心を持っている。全ては由奈のために。

13山瀬裕也

呪組の影の首謀者。彩菜と真莉をけしかけ、大事件を起こした張本人。頭がキレる上に、喧嘩も強い。蓮と亮とは幼馴染。母親の死に際に聞いた遺言によって新たに復讐計画を企てている。


14藤沢裕介

藤沢家の現当主であり、彩名の父親。沙也との間にも裕也が息子にいる。冷静沈着で何をやっても出来る。正輝を見殺しにした際に、一番最初に言い出した。


15赤嶺鉄二

由奈と和哉の父親。昔はただ気が強いだけであったが、正輝と遥の事件以降精神的にまいっており、嫁や子供に手を上げている。


16西島悟

聖の父親で警察官。呪組の事件の時から亮を気にかけている。鉄二や裕介とも同じ高校出身。聖が死んだ事で鬼の形相で犯人を追っている。


17藤沢雪

彩菜の母親で裕介の妻。鉄二や龍平とは高校時代の仲間で、当時は絶大なルックスを誇っていた。


18大江遥

正輝の見殺しの件に気付き、それを鉄二達に問い詰めるが、誤って海から落下してしまう。生死は不明。


19山瀬沙也

大学時代は正輝と付き合っており、正輝の死亡後は遥と裕介によって立ち直る事が出来た。裕介と一度は婚約までするが、雪によって阻止されてしまう。その時に裕介の子裕也を授かっており、死に際に過去を裕也に話す。


20正輝

龍平や鉄二達の高校時代の仲間であり、リーダー格。キャンプ場で被災した家族を助けようとした所を大木に挟まれ死亡する。

21加藤智則

1人目の死亡者。聖がクリミナルと通じている事に気付き、口封じの為に監禁されてしまう。その後、そのダメージか、何者かに殴られ死亡する。


22細川亜美

2人目の死亡者。広樹に密かに思いを寄せており、それを伝えようとしたが、勇気が持てずに言えずじまいだった。その帰り道に聖に拉致され殺される。


23新保雷太

3人目の死亡者。喧嘩が強いわけではない為に一連の事件に巻き込まれるのを恐れていたが、油断していた所を拉致され殺される。


24西島聖

4人目の死亡者。広樹に多大なコンプレックスを持っており、それを和哉に見抜かれ、光臣の操り人形となってしまう。最終的には自首をしようとしたが、拓海に殺されてしまう。


25辻本健太郎

5人目の死亡者。呪組の生き残りでクリミナルのナンバー3。亮とは親友で常に亮に従って生きて来た。弓子を送る最中に拓海に殺される。


26小木曽弓子

6人目の死亡者。最初はなんとも思っていなかった健太郎に惹かれ始めていた。その帰り道に拓海に殺害されてしまう。


27塚本龍平

7人目の死亡者。広樹と美穂の父親。沙也に昔思いを寄せていた。数年ぶりに広樹と再開して、帰りを見送った所を光臣に襲われ殺されてしまう。


28徳村光臣

8人目の死亡者。クリミナルの大幹部で、和哉を尊敬している。和哉と共に裏社会でのし上がるために、龍平を殺害するも、直後に怜美によって殺される。

--------中野美幸


ウーーーー!


ピーポーピーポー!



・・・・・・今日はやけにパトカーや救急車のサイレンが聞こえる。


何か事件でもあったのかな?


聖なら自首するって言ってたし、関係はなさそうだけど・・・・・・。


聖・・・・・・。


まさか人殺しまでしてるなんて。


あんなに一緒にいて全く気が付かなかった。


そんなに広樹への嫉妬心が強かったんだったら、もっと言ってくれたら良かったのに。


私はどれだけでも聖に協力したのに・・・・・・。


常にお父さんと比べられる重圧や、広樹への嫉妬心で聖は壊れかけていた。


広樹と私が付き合う前から聖は悩んでいた。


それを私はずっと見ていた。


私が本当に好きだったのは聖一人だったのに・・・・・・。

私は中1の時に聖に助けられた事がある。


3年の先輩に言い寄られている所を聖に助けられた。


聖はボロボロになりながらも私をそこから救出してくれた。


本当に困っていた私にとって聖は王子様の様な存在だった。


いい年して王子様なんて笑えちゃうけど、それくらいその時は輝いて見えたんだ。


それからは聖の事ばかりが気になってずっと聖の近くにいる様にしていた。


同級生に限らず、先輩や後輩、他校の生徒からも何度も告白されたが誰とも付き合わずに聖の事だけを思ってた。


いつか聖が私に振り向いてくれるのじゃないかって思ってたの。


でも聖にとっては私はただの同級生。


いつまでたっても私の事など一人の女として見てくれない。


いっそ私から告白しようとも考えたけど、聖にはそんな余裕がない事に気が付いた。

私は中1の時に聖に助けられた事がある。


3年の先輩に言い寄られている所を聖に助けられた。


聖はボロボロになりながらも私をそこから救出してくれた。


本当に困っていた私にとって聖は王子様の様な存在だった。


いい年して王子様なんて笑えちゃうけど、それくらいその時は輝いて見えたんだ。


それからは聖の事ばかりが気になってずっと聖の近くにいる様にしていた。


同級生に限らず、先輩や後輩、他校の生徒からも何度も告白されたが誰とも付き合わずに聖の事だけを思ってた。


いつか聖が私に振り向いてくれるのじゃないかって思ってたの。


でも聖にとっては私はただの同級生。


いつまでたっても私の事など一人の女として見てくれない。


いっそ私から告白しようとも考えたけど、聖にはそんな余裕がない事に気が付いた。

【男子】
伊賀 優(イガ マサル)
植草 雷太(ウエクサ ライタ)
大滝 巧翔(オオタキ タクト)
茅原 弘樹(カヤハラ ヒロキ)
木口 昌之(キクチ マサユキ)

黒瀬 徹平(クロセ テッペイ)
橘 智也(タチバナ トモヤ)
津田 倫太郎(ツダ リンタロウ)
西森 和斗(ニシモリ カズト)
浜田 豊(ハマダ ユタカ)

平原 陽介(ヒラハラ ヨウスケ)
松井 康秀(マツイ ヤスヒデ)
宮田 ユウキ(ミヤタ ユウキ)
山岡(ヤマオカ)

【女子】
相原 レイ(アイバラ レイ)
神原 涼香(カンバラ スズカ)
北野 誉(キタノ ホマレ)
紅 蓮花(クレナイ レンカ)
佐藤 穂奈美(サトウ ホナミ)

沢木 琴子(サワキ コトコ)
月野 明(ツキノ メイ) 
長岡 京子(ナガオカ キョウコ)
中条 美知留(ナカジョウ ミチル)
長谷川 妃奈(ハセガワ ヒナ)

早川 杏莉(ハヤカワ アンリ)
的場 香弥(マトバ カヤ)
古谷 葵(フルヤ アオイ)
三浦 沙理(ミウラ サリ)
森野 愛紗美(モリノ アサミ)

柳 來海(ヤナギ クルミ)

【男子】


伊賀 恵司(イガ ケイジ)

植草 雷太(ウエクサ ライタ)

大滝 巧斗(オオタキ タクト)

茅原 弘樹(カヤハラ ヒロキ)

木口 昌之(キクチ マサユキ)

黒瀬 徹平(クロセ テッペイ)

橘 智也(タチバナ トモヤ)

津田 倫太郎(ツダ リンタロウ)

能勢 大誠(ノセ タイセイ) 旧:西森和斗

浜田 豊(ハマダ ユタカ)

平原 陽介(ヒラハラ ヨウスケ)

船崎 心吾(フナサキ シンゴ) 旧:松井康秀

宮田 侑季(ミヤタ ユウキ)

山岡 孝志朗(ヤマオカ コウシロウ)

【女子】


有沢 麗衣(アリサワ レイ) 旧:相原レイ

加賀美 蓮花(カガミ レンカ) 旧:紅蓮花

神原 涼香(カンバラ スズカ)

佐藤 穂奈美(サトウ ホナミ)

杉浦 琴子(スギウラ コトコ)

田丸 菜知(タマル ナチ) 旧:北野誉

中条 美知留(ナカジョウ ミチル)

早川 杏莉(ハヤカワ アンリ)

藤島 京子(フジシマ キョウコ) 旧:長岡京子

古谷 笑真(フルヤ エマ)

月野 明依(ツキノ メイ) 旧:月野明

的場 香弥(マトバ カヤ)

三浦 沙理(ミウラ サリ)

森野 愛紗美(モリノ アサミ)

柳 來海(ヤナギ クルミ)

吉永 妃奈(ヨシナガ ヒナ) 旧:長谷川妃奈

2年3組 担任 田辺悟志

1 相田一樹
2 石川秀太
3 稲川純
4 小野田光介
5 加藤翔太
6 楠村雅彦
7 古河透
8 篠田一真
9 曽田啓祐
10谷内康太
11中野廉
12能登勇気
13浜田哲郎
14古橋洋平
15本山真介
16山田俊樹
17山本亮太
18和田健吾
19飯島まおみ
20上本美月
21北川夕美
22工藤美希
23佐藤真美
24鈴木深雪
25遠野有紗
27中村さくら
28坂東由衣
29矢沢麗香

名簿

1 亜衣乃 ゆうみ Aino Yumi ★

2 五十嵐 アリサ Igarasi Arisa ★

3 池谷 皐月 Ikeya Satuki

4 牛山 聖也 Ushiyama Seiya

5 太田 真也 Ota Shinya ★

6 岡本 昴 Okamoto Subaru

7 尾上 和子 Onoue Wako ★

8 如月 姫那 Kisaragi Himena ★

9 木梨 恵 Kinashi Megumi ★

10 日下 渉 Kusaka Wataru

11 河内 莉音 Kouti Rine ★

12 小杉 真琴 Kosugi Makoto ★

13 匂坂 紫苑 Sagisaka Shion

14 白石 可奈 Shiraishi Kana ★

15 新保 千影 Shinbo Chikage

名簿

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1、四十住 創( あいずみ はじめ )
2、雨宮 奈菜( あめみや なな )
3、有沢 祐人( ありさわ ゆうと )
4、斑鳩 改( いかるが あらた )
5、鵜飼 陽菜乃( うかい ひなの )
6、衛藤 蓮助( えとう れんすけ )
7、奏泉 忍( かないずみ しのぶ )
8、如月 慈音( きさらぎ しおん )
9、楠木 誠( くすき かい )
10、神宮 圭( しんぐう けい )
11、菅澤 優愛( すがさわ ゆあ )
12、青藍 絢( せいら じゅん )
13、棚夏 烈( たなか れつ )
14、桃陸 悠晴( とうり ゆうせい )
15、奈々尾 歩( ななお あゆみ )
16、七瀬 美玖( ななせ みく )
17、新田 明日香( にった あすか )
18、悠御鵺 陽平( はるみや ようへい )
19、柊 翼( ひいらぎ つばさ )
20、平野 陽葵( ひらの ひまり )
21、補崎 蒼也( ほざき そうや )
22、舞月 琴美( まいづき ことみ )
23、間宮 穂( まみや みのる )
24、甕星 雪乃( みかぼし ゆきの )
25、美麗 楓( みれい かえで )
26、村椿 翔( むらつばき しょう )
27、森ヶ咲 陽翔( もりがさき はると )
28、優城院 桜花( ゆうしょういん おうか )
29、陽紘 仁( ようひろ じん )
30、表之 拓海 ( ひょうの たくみ )

女 15名、男 16名、合計 30名

~男子名簿~
1.飯野 真(いいの しん)
2.上宮 龍夜(うえみや りゅうや)
3.大崎 蓮(おおざき れん)
4.金沢 伸明(かなざわ のぶあき)
5.駒我 零(くが れい)
6.恋咲 愛憐(こいさき あれん)
7.清水 暁(しみず あきら)
8.洲堂 剣蛇(すどう けんた)
9.[ネ申] 昴(たしろ すばる)
10.天美 一誠(てんみ いっせい)
11.縫元 神時(ぬえもと こうじ)
12.根本 瞬弥(ねもと しゅんや)
13.葉波 恭仁(はなみ きょうじ)
14.真崎 幹彌(まざき みきや)
15.紫月 悠羅(むらつき ゆうら)
16.來乃 祇祁(らいの しき)

~女子名簿~
1.天羽 結衣(あまは ゆい)
2.枝都 祭(えみや はれ)
3.霧埜 殊音(きりの ことね)
4.華凪 命(けなぎ めい)
5.城守 心亜(しろかみ ここあ)
6.須佐野 真希(すさの まき)
7.多谷 結絃(たたに ゆづる)
8.蝶ヶ崎 乃亜(ちよざき のあ)
9.那河 杏(ながわ あん)
10.弐岬 茅之(にみさき ちの)
11.原田 友実(はらだ ともみ)
12.本多 置恵美(ほんだ ちえみ)
13.本多 奈津子(ほんだ なつこ)
14.百合本 亜希(ゆりもと あき)
15.由伸 愛美(よしの あみ)
16.若菜 蕾(わかな つぼみ)

●年●組生徒。以上32名

愛川雅史[アイカワ マサシ]
クラスで一番背が小さいため、「チビ」というあだ名を
持つ。背が小さいという理由でできないことやさせて
もらえないことが多いため、大きくなりたい一心で、
牛乳を飲むなど、色々と努力している。何事にも挑戦
しようとする、明るく積極的な性格。
(IV:樋口智恵子)
池上 蓮[イケガミ レン]
感情を表に出さないタイプで、目つきも悪いため、
みんなからはあまりよく思われていない。しかし
本当は動物を愛する優しい心の持ち主だ。冬樹とは
幼稚園時代からの腐れ縁で、目をあわせるとケンカが
始まる。クラスでは背が高い方。
(IV:宮原永海)
岡田亮平[オカダ リョウヘイ]
体が大きい少年だが、力持ちではない。そのため、
「タダの[ピザ]から役に立つ[ピザ]になる」と努力するが、
いつも空回り。クラス一の大食いで、好物はカレー
パン。体とは逆に、意外に繊細な性格。聖子に好意を
持っている。
(IV:高乃 麗)

高滝高等学校2年4組クラス名簿
2016/12/24 15:38:43
~登場人物紹介~
高滝高等学校2年4組
出席簿

出席番号 名前
1. 青木 恭介 (あおき きょうすけ)
2. 天津 佳子 (あまつ かこ)
3. 宇野 保乃香 (うの ほのか)
4. 岡口 雄大 (おかぐち ゆうだい)
5. 岡山 祐介 (おかやま ゆうすけ)
6. 小野 ひかる (おの ひかる)
7. 木下 藍斗 (きのした あいと)
8. 崎原 愛 (さきはら あい)
9. 不知火 光輝 (しらぬい こうき)
10. 園川 蒼菜 (そのかわ あおな)
11. 田中 奈々 (たなか なな)
12. 田口 健 (たぐち けん)
13. 津 健太 (つ けんた)
14. 手塚 元気 (てづか げんき)
15. 飛田 絢香 (とびた あやか)
16. 戸松 静 (とまつ しず)
17. 虎井 宗輔 (とらい そうすけ)
18. 中居 隆介 (なかい りゅうすけ)
19. 中和 秀樹 (なかわ ひでき)
20. 梨田 海助 (なしだ かいすけ)
21. 那須 浩子 (なす ひろこ)
22. 夏菜 裕美 (なつな ひろみ)
23. 夏根 相太 (なつね そうた)
24. 奈津音 加奈子 (なつね かなこ)
25. 膠 勝子 (にかわ しょうこ)
26. 沼井 美鈴 (ぬまい みすず)
27. 沼田 音香 (ぬまた おとか)
28. 野井 勝也 (のい かつや)
29. 日向 賢介 (ひなた けんすけ)
30. 山下 平也 (やました へいや)
31. 渡邊 幸 (わたなべ こう)
32. 渡部 惇 (わたべ あつし)

担任名:白田 美保 (しろた みほ)

以上 生徒32名 教員1名

ません。
作者名:コンペートー@テッテテレッテー
??グロ要素入ってます。苦手な方や、お食事の方は閲覧をお控えください。



それは、とある高校で起こった遊戯。
まだまだ物足りない刺激のために作られたイマ。
現実を架空に変える、欲が作った運命に任せられた理不尽なゲームが目の前に。
だって、そうでしょう?欲は深くないと強くならない。欲が浅いと何もなれない。だから、人間は騙し騙され偽りを全てに生きている。
誰も知らなかった新たな血飛沫が飛び交い、生きるか逝くかのゲーム、此処で始まる。

??グロ要素入ってます。苦手な方や、お食事の方は閲覧をお控えください。



それは、とある高校で起こった遊戯。
まだまだ物足りない刺激のために作られたイマ。
現実を架空に変える、欲が作った運命に任せられた理不尽なゲームが目の前に。
だって、そうでしょう?欲は深くないと強くならない。欲が浅いと何もなれない。だから、人間は騙し騙され偽りを全てに生きている。
誰も知らなかった新たな血飛沫が飛び交い、生きるか逝くかのゲーム、此処で始まる。

~ルール~
1.クラス強制絶対参加です。
2.自分自身の為に人を逝かせてはいけません。
3.ゲーム進行中、何かをしてはいけません。
4.食事は電話で取る。取った後は必ず自分の部屋にいる。
5.投票は午後の部、夜中の部に分かれる。絶対参加。
6.夜中1:00~1:30分まで人を逝かせていい。しかし2の掟を破ってはならない。
7.これらの掟に反則した者には自動的に逝く。

隠用語
・逝く・・・タヒぬ

「うわっ!やべ遅刻遅刻!」
俺は、高滝たかだき高校2年4組9番の不知火光輝。この通り、毎日遅刻寸前。
ガチャ
「うわ~また遅刻かよー(笑)」
「本日連続通算14回目~」
元気と惇が笑いながら言う。
「おぉ、おぉ。朝から元気ねー!」
こう言い返した。
その後から白田先生が教室に入る。教卓の前に立つと、
「はーい、みんな席について~」
おきまりのセリフ。
「青木くん、天津さーん」
みんなが返事をする。
「夏根くーん、奈津音さーん」
「渡辺くーん、渡部くーん…今日も全員ねー」
日直が礼の合図をすると授業が始まった。
「歴史の78開いて~。今日は戦国時代の部ねー。」
78ページは落書きがあった。今では、とても面白い絵だと思う。
先生が、チョークと教科書片手に黒板にかつかつと書き始める。
「あ、ごめん。嘘嘘。書き間違えた。」
なんだよ。先生。もう書いちゃったよー。とクレームが次々みんなの口から発せられる。
「はいはい!文句言わない!消しゴムでけしたでしょ!」
先生が呆れたように言う。
「あれ?腕しびれてきたな。」
出た!先生の偽ジョーク!
「腕が痛い!いたいいたい!あああああああがああああいたいいたいいたいいたいいたいいたいたいいいいいいナニコレええええええええ!!!!!」
は。
その後、先生の左腕が取れた。左腕と教科書がドサっと落ちる。
「先生!?大丈夫ですか?」
「いやっ!ナニコレ!?きゃああああ」
「からだああああうでええええええいたいよおおおおおおおおおおおおぎゃあああいたいいいいいいいいいい」
ぶつり。
ひどく鈍い音がした。
「ぐっ…ガハッ…がああ」
ぶつん。
その先生は、左腕、左脚。右腕、右脚と頭がそれぞれ切断されていた。
血が流れている。
「きゃあああああああああああああ」
「死にたくない死にたくない死にたくない」
今、目の前に信じられない光景が広がっていた。
ガシャガシャガシャン
「はああ!?なんで出れねえんだよ!ああああ」

ーーキーンコーンカーンコーンーー
学校のチャイムが鳴った。

死者1名
残り32名

放送がなった。
『緊急放送緊急放送生徒はただちにひなんしてください。せいっtっふぉはあいますうきっっこあk』
『きゃあああああああああああ』
ブツン。放送は切れた。
「もうコワイヨォ…」
裕美が言う。
それに続き、俺は言った。
「先生はどこだ?」
「え?」
確かにみた。それはみんな一緒だと思う。しかし、先生の残骸がないのだ。血痕も首も匂いも。もうそこには誰もいなかった。
「夢…?」
俺は言った。誰1人返事をしない。その中で崎原愛が壁に寄りかかってているところが見えた。
「オイッ!!愛!何のんきに1人楽しくスマホいじってんだよ!」
俺と同じことを考えていたのか、相太が言った。そして、相太がスマホを取り上げる。
[10/21 10:49:51 送信者:サキハラ☆ぁい 受信者:みさっち?
件名:No
なぅやばぃ(ゎら)(´・ω・`)がっこぉゎったらみさみさのおぅちぃくね*]
「いいでしょ。別に。もう友達じゃないんだもん。こんなことで怖がるってバカ?」
バン。
「え。」
崎原の頭が潰れたのだ。
「ガ…」
「きゃああああああああああああああああ」
弱虫の奈々が声をあげる。そのとたんに圏外になった。
見ると、そこには、崎原の姿はなかった。
「夢じゃない!怖い怖い怖い」
「助けてええええ」
ザザザザ
教室のテレビがついた。

死者1名
残り31名

3.10月21日9時20分6秒
2016/12/26 06:45:03
ザザ…ザザザザザ
砂嵐と共に学校のテレビが勝手についた。いや、ついてしまったと言うべきなのだろうか。
『はーい!テレビの前の2年4組さん!もう死んじゃった人はいるのかな~?とりあえず今日はあるゲームをしてもらいまーす!名付けて【純粋な人になろう】ゲーム!ここではあることをしてはいけないんだど……………』
その時大きな悲鳴がたくさん聞こえた。またどこかのクラスが…
『やっちゃった場合は強制に空の旅へ行ってもらいまーす♪そして最後に生き残った人は【純粋な人】って認定されて嬉しいプレゼントが届いちゃうよ!でもここじゃやりにくいよね…そうだ!ちょっとネムネムになるけど我慢してねー』
下から煙が出てきた。臭くもなんともない。火事ではないようだ。
しかし眠い。あれ……………

目がさめるとそこにはとても豪華なお屋敷の大広間だった。
『はーい、みなさんこんにちわ!説明はさっきの通りです!今度はここの使い方です!ここでは部屋が全て分けられてます。自分の部屋、お友達の部屋はここの地図で確認してねー部屋前室でも確認可能!
次はご飯なんだけど電話で取ります!電話で取った後は必ず自分の部屋にいてね!
朝ごはんは6:00~8:00まで
昼ごはんは11:00~13:00まで
夜ご飯は19:00~21:00までだよ~!
話し合いは午後の部16:00~17:00、夜中の部は23:00~24:00です!質問はフロントで!
話し合いでは逝かせる人を決めます。最終的には多数決!
夜中に自分の意思で人を逝かせてもいいけど、1:00~1:30まで、憎い、自分だけ生き残るためっていう理由はダメだよ!みんなのために行動!

以上だよ』

その後沈黙に還った。

死者0名
残り31名

10月21日9時54分42秒
2016/12/26 21:48:22
沈黙を破ったのは藍斗だった。
「なあ、午後の話し合いまでもうすこしあるんだよな?それまでちょっと各部屋に戻って誰をヤっちゃうか自分自身で考えたほうがいいと思う……」
藍斗はおとなしく、自分の意見をはっきりという--ヒト--だ。それに従った奴は後で[藍斗のいうとおりにしてよかった!] [リーダーは藍斗君だね!]
と誰もが口に出す。考えている間はずっと「賛成…それがいいと思う」という言葉がちらほら出て来た。いや、違うな。雄大がこう言った。
「あ゛ぁ!?この状況を考えろよ!何にもできないくせにテキトーなこと言ってリーダーぶってよ!この猿以下の低脳が!多数決でみんな楽しく変な面してワーキャー言うのかい?お前の言ってることは猿でも簡単に言えることよ!」
その後雄大はブツブツ言っていた。
「ごめんなさい」
藍斗がぼそりと呟いた。その後は話し合いまで解散だった。
大広間の地図付近は混んでいた。
「あ…光輝君。」
「や、藍斗。」
しかしながら藍斗は怯えた目でこっち側もを見上げていた。
「大丈夫だよ。みんな怖いのは一緒さ。」
「…うん。光輝君の部屋は2階の208号室だよ。階段はフロントを右に曲がって。3階目の角で曲がって左に行ったところが階段だよ!」
「おう!サンキュな!」
階段を登って208号室に向かった。
ガチャ
「やあ奇遇だね。光輝君。」
「雄大…?」
大きいベッドに座りながら雄大はいた。

「あのね。光輝君にはお願いがあるんだ。話し合いでは藍斗君を責めてみんなから怪しまれるようにしたいんだ。そうすれば藍斗は抹消されるだろう。ちなみにデマはもう考えてあるんだ。だk」
ブス ブスッ
後ろには絢香がいた。
「あやか…何を」
やっと雄大の口から出た言葉はこれで終わった。
「私、藍斗君が好きなの!だからコレで…ごめんね!私もう…ほんとはやりたくなかったの!」
その時だった。あやかの体に数え切れないほどの穴が空いた。
バン。
穴は空き続き次第には絢香?の遺体が転がっていた。
あまりにも異臭で、手で口を覆った瞬間、絢香と雄大の遺体は消えた。

「きゃあああああああああああああああああ」

悲鳴が聞こえた。まさかとは思い右方から聞こえた。叫びはまだ続いている。
一番大きいのがここだ。214号室。
ガチャッ
「あ!静!」
「光輝君…」
「どうした!?」
「あのね…」
理由を聞いてみれば、幸が入って来て命令を下された。そこで幸がやってはいけないことをしてしまい、亡くなり、そのあと入って来た宗輔が慰めようとしたところで宗輔の彼女の保乃香が静の部屋の机の中のカッターでヤった。憎いという感情しかなかったので犯人に空の旅に行かされたということであった。
「大丈夫だ。悪夢は必ず終わるから。」

死者5名
残り26名

5.10月21日10時36分7秒
2016/12/28 15:21:01
「俺…もう行っていいか?」
「あ…うん。ごめんね!」
うっすら涙を目に浮かばせながら静は言った。
214号室のドアをバタンと閉めた。
もう10時半だ。たった2時間とちょっとで7人が消えた。
「あれ?」
目の前から佳子が走ってくる。佳子は耳が破れそうな如く、叫んだ。
「もうわたしはじゆうだ!!あははははははは!あいつがわるいのよ!かはははははははは!こうき!あんたじゃまよ!むしけらはしんz」
そのとき、佳子は?きだした。
「がはは、かうっ!が……あ」
もうこれを見たらみんなすぐに把握できるだろう。
佳子は急に首が締まり、窒息ではなく、首が跳ねて、跳ねて?…もうこれ以上は言いたくない。
そのあと、いつものように遺体は消えた。

「大丈夫!?どうしたの?」
隣の号室の海助がこっちに来た。海助は幼稚園からの幼馴染で、大の仲良しだ。
俺は一通り海助に佳子が逝ったということを説明した。
「海助…もう俺怖いよ…話し合いまで一緒にいてもらっていい?」
高校になってからの初めての甘えだった。
海助は?を少し紅くして、頷いた。
海助と一緒に208号室に向かった。
「あれ…賢介!」
驚いて俺がいう。
「おう!」
「どしたの?」
と海助が返事をする。
「あのな。話し合い誰に入れろとかそういうんじゃなくてな。やってはいけないことってこのゲームの中にあるだろ?それわかったんだよ。ルール違反と、自分中心に進めることだ。白田の先公は勝手に授業を進めた。崎原は自己中心的にゲームから抜け出そうとした。メールを送りながらね。雄大は勝手に話し合いの将来を決めた。絢香はルール違反。
他に言っておらん人おるか?」

高滝高等学校2年4組
出席簿

出席番号 名前
1.青木 恭介(あおき きょうすけ)



5.岡山 祐介(おかやま ゆうすけ)
6.小野 ひかる(おの ひかる)
7.木下 藍斗(きのした あいと)

9.不知火 光輝(しらぬい こうき)
10.園川 蒼菜 (そのかわ あおな)
11.田中 奈々 (たなか なな)
12.田口 健 (たぐち けん)
13.津 健太 (つ けんた)

15.手塚 元気 (てづか げんき)
16.戸松 静 (とまつ しず)

18.中居 隆介 (なかい りゅうすけ)
19.中和 秀樹 (なかわ ひでき)
20.梨田 海助 (なしだ かいすけ)
21.那須 浩子 (なす ひろこ)
22.夏菜 裕美 (なつな ひろみ)
23.夏根 相太 (なつね そうた)
24.奈津音 加奈子(なつね かなこ)
25.膠 勝子 (にかわ かつこ)
26.沼井 美鈴 (ぬまい みすず)
27.沼田 音香 (ぬまた おとか)
28.野井 勝也 (のい かつや)
29.日向 賢介 (ひなた けんすけ)
30.山下 平也 (やました へいや)

32.渡部 惇 (わたべ あつし)



生存者25名
(男子:15名 女子:10名 教員:0名)
犠牲者7名
(男子:1名 女子6名 教員1名)

以下25名

10月21日15時32分4秒
2016/12/30 20:02:55
「おーい、光輝起きろー!」
「ん…」
「そろそろ話し合いだ。お前が寝てる間にな、放送が来たんだけど、話し合いは三階の集会部屋であるみたいだ。投票方法は一枚の紙に自分以外の人の名前を書いて箱に入れるんだと。そしたら犯人が集計して決めるみたいだ。」
「……うん。」
しばらくの沈黙が続いたが海助は俺のことを優しい目で見て、ゆっくり口を広げた。
「あのなぁ。投票、俺に入れろ。」
「は…?」
「お、れ、に、い、れ、ろ!」
「いや、だからさ。お前本当にいいのか?逝くかもしれないんだぜ?」
「何回も言わすな。バーカ!」
「じゃ、お前誰に入れんだよ!」
「惇。あいつなんか笑ってた。それよりもう行こう。15分近く進んでんだ。」
「ああ。」
海助と2人で長い廊下を歩く。
歩く足音だけがする。
集会部屋のドアを海助が開ける。
「どうやらまだ来てないのは恭介だけみたいね。」
こう、蒼菜が言った。

死者0名
残り25名

高滝高等学校2年4組
出席簿

出席番号 名前






6.小野 ひかる(おの ひかる)
7.木下 藍斗(きのした あいと)

9.不知火 光輝(しらぬい こうき)
10.園川 蒼菜(そのかわ あおな)
11.田中 奈々(たなか なな)
12.田口 健(たぐち けん)
13.津 健太(つ けんた)


16.戸松 静(とまつ しず)


19.中和 秀樹(なかわ ひでき)
20.梨田 海助(なしだ かいすけ)

22.夏菜 裕美(なつな ひろみ)
23.夏根 相太(なつね そうた)
24.奈津音 加奈子(なつね かなこ)

26.沼井 美鈴(ぬまい みすず)

28.野井 勝也(のい かつや)
29.日向 賢介(ひなた けんすけ)
30.山下 平也(やました へいや)

32.渡部 惇(わたべ あつし)



生存者17名
(男子:11名 女子:7名 教員:0名)
犠牲者14名
(男子:5名 女子:9名 教員:1名)

以下18名

高滝高等学校2年4組
出席簿

出席番号 名前







9.不知火 光輝(しらぬい こうき)
10.園川 蒼菜(そのかわ あおな)
11.田中 奈々(たなか なな)



16.飛田 静(とびた しず)


20.梨田 海助(なしだ かいすけ)







28.野井 勝也(のい かつや)
29.日向 賢介(ひなた けんすけ)






生存者7名
(男子:4名 女子:3名 教員:0名)
犠牲者26名
(男子:12名 女子:13名 教員:1名)

以下7名

目を覚ました。
背中に敷かれているベッド。眩しく光る電気。照らされる天井。
「ん…」
自分は美鈴がいなくなってから倒れたのだろうか?きっと海助や賢介が運んでくれたんだろう。
「お礼…言わなくっちゃ…」
よろよろとした何かを探るような足取りでベッドから立ち上がり、部屋を歩く。冷たい手でドアノブを回した。
____怖かった。凄く、物凄く怖かった。
また耳を劈くような悲鳴が聞こえないかと。でもこうしてみるのも不思議だ。聞こえて欲しくないものを探るのだから。
全身には鳥肌が立っている。
「そういえばもう30分で今日が終わる…それと同様に一人逝く…」
このゲームには必ず最低1日に2人は逝く。何故なら投票があるから。
ネガティヴ思考が脳内を掻き回す。もうその感情は脳裏に焼き付き、癖になっていた。
「海助?入るよ」
歪な音が聞こえる。ドアがキーとなる。
「ん、ああ…光輝か…」
「オレの部屋に運んでくれたの海助?」
「ああ。賢介もな。」
「…ありがと。」
日常「みたいな」会話が続く。

「あと何分だ?15分ってとこか?」
「そうだな…現在時刻23時43分。50分になったら行こう。」
「もう少しってとこか…今回の投票も音香のループにしようぜ。」
「だな。」
あと5分だ。もう少しで50分になる。
「ついでに賢介んとこも寄ってこう。」
「わかった。」
秒針が鳴らす音だけが聞こえた。

死者0名
残り7名

高滝高等学校2年4組
出席簿

出席番号 名前








9.不知火 光輝(しらぬい こうき)


























生存者1名
(男子:1名 女子:0名 教員:0名)
犠牲者32名
(男子:15名 女子:16名 教員:1名)

出席番号.9 不知火 光輝
クラスの人気者でスポーツが万能。しかし、勉強では学年の最下位を争っている。
身長:167.2㎝
体重:61.2㎏
誕生日:8/21
趣味:スポーツ
特技:スポーツ

出席番号.10 園川 蒼菜
ミステリアスな印象。何一つわからない。
身長:158.8㎝
体重:52.1㎏
誕生日:10/21
趣味:読書
特技:ゲーム

出席番号.16 戸松 静
静かで、毎日読書をしている。一週間に5冊は読むらしく、それであってか勉強も得意。
身長.155.9㎝
体重:49.0㎏
誕生日:1/8
趣味:読書
特技:ヴァイオリン

クラス名簿
2017/02/27 19:16:40
加筒高等学校2年1組
出席簿
出席番号 名前
1.石岡 純夏(いしおか すみか)
2.石田 凛(いしだ りん)
3.牛塚 陽太郎(うしつか ようたろう)
4.江山 美奈(えやま みな)
5.岡本 平太郎(おかもと へいたろう)
6.奥山 純(おくやま ますみ)
7.加賀 亮一(かが りょういち)
8.菊田 隆(きくだ りゅう)
9.小山 らら(こやま らら)
10.後藤 裕美子(ごとう ゆみこ)
11.笹津 健一郎(ささつ けんいちろう)
12.鮫田 宏(さめだ ひろし)
13.塩丘 早苗(しおおか さなえ)
14.不知火 光輝(しらぬい こうき)
15.髙橋 拓(たかはし たく)
16.竹田 羅奈(たけだ らな)
17.武田 玲奈(たけだ れな)
18.照地 功(てらち こう)
19.戸塚 林太郎(とつか りんたろう)
20.梨田 海助(なしだ かいすけ)
21.西岡 優花(にしおか ゆか)
22.西村 沙織(にしむら さおり)
23.野々 のの(のの のの)
24.花咲 健人(はなさき けんと)
25.穂 志穂(ほ しほ)
26.町丘 奈々子(まちおか ななこ)
27.道田 里莉奈(みちだ りりな)
28.和多 和樹(わた かずき)
29.和津田 和希(わつだ かずき)
30.鷲島 隆二(わしじま りゅうじ)
31.鷲田 綾子(わしだ あやこ)
教員:真田 光一(さなだ こういち)

男子:15名
女子:16名
教員1名
以上32名

加筒高等学校2年1組
出席簿
出席番号 名前
【脱落】
2.石田 凛(いしだ りん)
【脱落】
4.江山 美奈(えやま みな)
【脱落】
6.奥山 純(おくやま ますみ)
【脱落】
【脱落】
【脱落】
10.後藤 裕美子(ごとう ゆみこ)
【脱落】
【脱落】
13.塩丘 早苗(しおおか さなえ)
14.不知火 光輝(しらぬい こうき)
15.高橋 拓(たかはし たく)
16.竹田 羅奈(たけだ らな)
【脱落】
18.照地 功(てらち こう)
【脱落】
20.梨田 海助(なしだ かいすけ)
21.西岡 優花(にしおか ゆか)
22.西村 沙織(にしむら さおり)
23.野々 のの(のの のの)
24.花咲 健人(はなさき けんと)
【脱落】
26.町丘 奈々子(まちおか ななこ)
【脱落】
28.和田 和樹(わた かずき)
29.和津田 和希(わつだ かずき)
30.鷲島 隆二(わしじま りゅうじ)
【脱落】
教員:真田 光一(さなだ こういち)

男子:8名
女子:10名
教員:1名
以上19名

名簿

楠木くすのき第二高等学校2年C組 クラス名簿

1.阿部愛花あべあいか    
2.安藤里奈あんどうりな       
3.上杉誠うえすぎまこと        
4.遠藤勤えんどうつとむ      
5.大友康貴おおともこうき         
6.加藤かとうこころ        
7.木下希美きのしたのぞみ          
8.桐谷亮きりがやりょう

9.小池雅人こいけまさと          
10.古賀桜こがさくら          
11.酒井夏帆さかいかほ        
12.笹篤史ささあつし          
13.菅原すがわらまなみ        
14.平友梨たいらゆうり          
15.高橋桃たかはしもも          
16.丹羽翼たんばつばさ

17.鳥旗剛とりはたごう
18.中澤理久なかざわりく
19.新田にったはやと
20.橋本加奈はしもとかな
21.馬場明ばばあきら
22.古川樹ふるかわたつき
23.本間ほんまひより
24.前田翔子まえだしょうこ
25.黛朱音まゆずみあかね
26.峰岸俊介みねぎししゅんすけ
27.八木明日香やぎあすか
28.雪野五月ゆきのさつき
29.渡辺洋一わたなべよういち
30.和田浩也わだひろや

名簿

私立松林高等学校1年4組

1.相澤葵あいざわあおい
2.足立海沙あだちみさ
3.石塚蓮いしづかれん
4.江草乃愛えぐさのあ
5.柿沼涼太かきぬまりょうた
6.木部朱莉きべあかり
7.熊井陽菜くまいひな
8.駒田海斗こまだかいと
9.佐藤鈴さとうりん
10.島貫しまぬききらら
11.庄司真緒しょうじまお
12.ショーン・フラント・フェイス
13.高橋武たかはしたけし
14.竹中琴美たけなかことみ
15.天童空雅てんどうくうが
16.長窪綾ながくぼあや
17.贄川公彦にえかわきみひこ
18.蜂谷結衣はちやゆい
19.日景祥平ひかげしょうへい
20.本郷加奈子ほんごうかなこ
21.真壁翔まかべかける
22.牧野志保まきのしほ
23.三嶋芽以みしまめい
24.望月優夏もちづきゆうか
25.矢口やぐちありす
26.渡辺洋一わたなべよういち

・名前のふりがな
河上勇佑(かみじゆうすけ→かわかみゆうすけ)
川野千亜(かわのちあき→かわのちあ)

これは誤植というよりかは名前の読みが変更されたというべきであろうか。
千亜はともかく、勇佑は狙ってやってるとしk(ry
漫画版でも書籍版と同じである。映画版は不明。

・クラス名簿
書籍版での出席番号は五十音順となっているが、上田陽介と上田佳奈の出席番号が逆になっている。名字が同じだから間違えたのだろうか。
漫画版でも修正されていない。映画版では陽介の名字変更により改善されている。

・命令7の最初での伸明の台詞
"里美を殺し"が"明美を殺し"となっている。
……木下明美は死んでません。

・命令8のクラス名簿
石井里美の欄が"石川里美"となっている。
前述といい、最初に死ぬとはいえ里美の扱いがあんまりではなかろうか。
・三巻最後
一番最後のページでのクラス写真で、罰を受けていない阿部利幸が×とつけられ、三巻で死んだ宮崎絵美は×とつけられていない。
物語の核心に一気に近づくところでこれは拍子抜けである。

<1995年度 第10号プログラム対象クラス>
     福岡県立沼川第一中学校 三年一組クラス名簿(※クリックでネタばれ)


男子 1番 内野翔平(うちの・しょうへい) 女子 1番 荒川良美(あらかわ・よしみ)
男子 2番 江田大樹(えだ・だいき) 女子 2番 宇津井弥生(うつい・やよい)
男子 3番 岡山裕介(おかやま・ゆうすけ) 女子 3番 香山ゆかり(かやま・ゆかり)
男子 4番 乙原貞治(おとはら・さだはる) 女子 4番 岸田育美(きしだ・いくみ)
男子 5番 神山 彬(かみやま・あきら) 女子 5番 古山晴海(こやま・はるみ)
男子 6番 霧崎礼司(きりさき・れいじ) 女子 6番 佐久間智実(さくま・ともみ)
男子 7番 窪永勇二(くぼなが・ゆうじ) 女子 7番 芹沢小夜子(せりざわ・さよこ)
男子 8番 里山 元(さとやま・はじめ) 女子 8番 谷川絵梨(たにがわ・えり)
男子 9番 佐野栄司(さの・えいじ) 女子 9番 月波明日香(つきなみ・あすか)
男子10番 白凪浩介(しらなぎ・こうすけ) 女子10番 七海 薫(ななみ・かおる)
男子11番 武田純也(たけだ・じゅんや) 女子11番 西田明美(にしだ・あけみ)
男子12番 津山洋介(つやま・ようすけ) 女子12番 日向美里(ひゅうが・みさと)
男子13番 鶴崎 徹(つるさき・とおる) 女子13番 本田 慧(ほんだ・けい)
男子14番 野間 忠(のま・ただし) 女子14番 間宮佳穂(まみや・かほ)
男子15番 萩岡宗信(はぎおか・むねのぶ) 女子15番 三浦美菜子(みうら・みなこ)
男子16番 藤村賢二(ふじむら・けんじ) 女子16番 宮前直子(みやまえ・なおこ)
男子17番 文島 歩(ふみじま・あゆむ) 女子17番 矢島 楓(やじま・かえで)
男子18番 松川 悠(まつかわ・ゆう)
男子19番 横山広志(よこやま・ひろし)
男子20番 米沢 真(よねざわ・まこと)
男子21番 若山 聡(わかやま・さとし)

女子 2番 宇津井弥生(うつい・やよい)

支給武器:カミソリ

被害者:乙原貞治
     矢島 楓

加害者:古山晴海、矢島 楓

<外見的特徴>
長めのショートカットに、白い肌。
目が大きく、顔だちも整っている。
背は二番目に高く、傍から見れば高校生に間違えられることも。

女子クラス委員。統率力に長けてあり、クラスのお姉さん的存在。
面倒見もよく、クラスメイトはもちろん先生からの信頼も厚い。
ショートヘアに整った顔立ちも相まって、比較的美人の部類に入る。そのせいかかなり人気があり、何度か告白されたことも。
しかし、その性格は全て作られたもので、本性は自己中心的で我がまま。周囲を欺けていることに満足している。
特に親しい友人はいないが、バレー部に所属していることもあり、同じ部活の西田明美とはよく話す。
横山広志、白凪浩介、矢島楓、神山彬の四人は、常日頃から“要注意人物”として警戒している。

現在状況
古山晴海と矢島楓双方が撃った弾に被弾し、死亡
(14日 AM10:00頃 D-5)

b

それぞれ立っていた。
「それでも、こんなに長く寝てたのはあんただけだけどね。妹に起こされる兄貴ってどうなのよ」
緋野さんが呆れた口調で言う。…まあ、返す言葉もない。
「まあまあ緋野ちゃん。この状況じゃ仕方ないよ」
「さっき、あんなこと言われたばかりですしね…」
あんなこと…モノクマから


Head
+-CLASS ROOM×÷
○生徒名簿○
Line2

随時増やしていきます


《1年1組の生徒達》

石垣 智広  イシガキ チヒロ♂
市村 千花  イチムラ チカ♀
伊藤 あゆ子 イトウ アユコ♀

植田 愛美  ウエタ マナミ♀
梅沢 藍   ウメザワ アイ♀
栗沢 明日香 クリサワ アスカ♀
高坂 玲   コウサカ レイ♀
小柴 聡史  コシバ サトシ♂
佐伯 悠介  サエキ ユウスケ♂
桜田 茗   サクラダ メイ♀
笹本 潤   ササモト ジュン♂
鈴木 明良  スズキ アキラ♂
橘  識   タチバナ シキ♂
長峰 葵   ナガミネ アオイ♀
夏木 翔   ナツキ ショウ♂
仁科 奏介  ニシナ ソウスケ♂
早瀬 絵美子 ハヤセ エミコ♀
深見 恭二  フカミ キョウジ♂
前田 俊輔  マエダ シュンスケ♂
松本 航平  マツモト コウヘイ♂
宮城 遥   ミヤギ ハルカ♂
森住 小夏  モリズミ コナツ♀
渡  舞子  ワタリ マイコ♀

オリジナル小説 展示サイト
2年4組 生徒名簿
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『2年4組の教室 生徒名簿』

01,赤柳 智     あかやなぎ  さとし     
02,春山 龍馬   はるやま   りゅうま    
03,岩坂 亜美   いわさか   あみ      
04,小竹 真緒   こたけ     まお      
05,小貫 道久   こぬき     みちひさ   
06,落  隆夫   おち      たかお     
07,坂上 奈美   さかがみ   なみ      
08,清原 敦士   きよはら   あつし      
09,杉田 優     すぎた    ゆう
10,鈴村 希     すずむら   のぞみ
11,末永 風太郎  すえなが   ふうたろう
12,高翌林 リコ    たかばやし  りこ
13,高桃 梨華   たかもも   りか

14,高渡 春奈   たかわたり  はるな
15,庭橋 萌子   にわはし   もえこ
16,北橋 三子   きたはし   みこ
17,片村 友樹   かたむら   ともき
18,鷹田 勇人   たかた    ゆうと
19,丹沢 沙耶   たんざわ   さや
20,長谷 サユ    はせ      さゆ
21,水野 平一   みずの    ぺいいち
22,福岡 昌司   ふくおか   まさし

23,太田 綾     おおた    あや
24,後田 哲雄   ごた      てつお
25,細川 和希   ほそかわ   かずき
26,宮内 祥祐   みやうち   しょうすけ

27,矢尾 義孝   やお     よしたか
28,谷部 望恵   やべ     きよえ
29,山野 咲恵   やまの    さきえ
30,吉谷 夕香   よしたに   ゆうか
31,吉岡 彩香   よしおか   あやか
32,米山 詩織   よねやま   しおり
33,渡橋 沙耶   わたはし   さや
34,渡谷 紫湖   わたや    ゆかりこ

1年6組23番
高橋翔(たかはし かける)
切れるとややこしい性格だ。
2年8組10番
住之江正彦(すみのえ まさひこ)
山川亮佑と中川健太が所属する野球仲間。
2年8組1番
芦屋璃鬼(あしや りき)
山川亮佑と中川健太が所属する野球仲間。
1年6組20番
三国紀之(みくに のりゆき)
高橋翔と高田陸との行動を共にする。
1年6組15番
高田陸(たかだ りく)
高橋翔と三国紀之と行動を共にする。
1年8組22番
藤岡淳(ふじおか あつし)
細菌特殊部隊の中で最も明るい性格。

豊田秀樹
 クラスを盛り上げるのが得意な伸明のクラスメイト。自己中心的で、自分が不利になると暴れだす困り者。ただ、数には嫌応ながらもひれ伏す辺り、力関係を理解している。エッチな事には目がない健全な男子高校生。
 文庫版では社長の息子であるおぼっちゃまだが、会社を継ぐ気はない。誰よりもクラスメートの事を考えており、球技大会で負けたときもわざと突き放して責任を押し付けず、クラスメートを這い上がらせようと考えている。そのゆえか彼を慕う人も多い
 映画版では豪快というよりはチャラチャラとした風貌である。
 石井里美の胸を揉むことが出来ずに首を吊って死亡した。

井上浩文
 理不尽な人生を送る伸明のクラスメイト。強いものにはひれ伏すような態度を持たないものの、そのせいで理不尽な目に遭っている。
 映画版ではメガネをかけているが、童貞を馬鹿にされたりと意見を却下されたりと理不尽な目は相変わらず。
 人生を全うしたかのように、燃え尽きて死亡した。

中尾美奈子
 気が強く、よく腕を組んでいる伸明のクラスメイト。男を見下す傾向があるらしく、自ら誘ったくせにキスをした浩文を「へたくそ」と一喝する非情さがある。しかし命令11のときにに何故か利幸に絶対自分を指名しないと言われていた。
 命令11で王様ゲームに耐えられなくなり自殺しようとし、途中で意識を失なった所を警察に保護された。
 しかし、直也に指名されたため、窒息死をした。
漫画版では自殺しようとせずに(自殺しようとするのは雅美に変わってている)千亜とつるんでいる
映画版では見下す態度は緩和している。絵美とつるんでおり、「王様メールをドメイン指定をすればゲームを抜け出せる」と言いふらし、自分を含め多くのクラスメートが抹消される。

城川真美
 男言葉の女性版秀樹のような伸明のクラスメイト。(書籍版と漫画版では男言葉では無くなっている)
 彼女も他人の不幸などが好きな部類。
 命令11で香織と共に伸明を王様だと疑い始め、伸明の忠告を無視をする。
 その為、クラスメイトの罰メールを見て泣いてしまい、伸明に自分の罰を取り消せと言いながら首を切られ死亡した。
映画版では原作と真逆で生真面目な委員長キャラになっている。ふざけて王様ゲーム行っている事に対して意地でも止めさせようとする。自分にクラスメートに[ピーーー]というメールを送るという命令が届き、耐え切れずに手首を切って自[ピーーー]る。

井本祐子
 とても涙もろい伸明のクラスメイト。秀樹にキモいと罵られた上、無理矢理足を舐められる。
 最後はその性格が災いし、火炙りにされ死亡した。
 映画版では香織と陽介と手を組んで伸明を夜鳴村に呼び出して殺害寸前まで追い込むが、直也の策略により抹消された。

石井里美
 伸明のクラスメイト。目立たないがかわいい。漫画版では、胸がFカップあり、伸明が里美を見てニヤけてると毎回智恵美に反感を買われている。伸明曰く「みんなの拠り所」。
 秀樹に胸が触られるのが嫌で学校を休んだため、首を吊って死亡した。

八尋翔太
 伸明のクラスメイトの一人。美咲の彼氏。
 王様ゲームを信じてなく、王様の命令で大輔と美咲がエッチしたことに怒り、美咲と別れた上大輔に死の命令を下す。
 自分の命令によって大輔が本当に死んでしまった事によりようやく現実を受け止めた。
 人気投票では直也に入れると言い、大輔に謝罪した。
 漫画版では直也に入れるだけではなく、佳奈が援交で票を稼いでいることをバラした。
 さらに文庫版では莉愛が用意した紙が101枚あること知っており(60番が二枚あり、99番が実質の100枚目)伸明が99枚目を引こうとするとこっそり教えるつもりだった模様。そのことで莉愛に言及するが逆に問い詰められる
 ドメイン指定で王様メールを拒否したことにより窒息死した。

 漫画版ではキャラクターの名前に佳奈と名付けたりと死ぬ程佳奈が好きだったので、それをカミハテに利用されていた。文庫版でも違う形で彼女のせいで悲惨な最期を迎えている。
 映画版では原作とは違い、佳奈と相思相愛である。また雅美にも想いを寄せられており、彼女のせいで佳奈は飛び降り自[ピーーー]る。直後雅美も抹消されて怒りのぶつけ所を失った彼は、”同票で直也と佳奈の二人を助けよう”とした伸明を逆恨みにする。

木下明美(鴨下明美(映画版))
 伸明のクラスメイトの一人。罰を受けることを恐れてたった4分で「[ピーーー]」というメールを二人に送った。
 同じ命令で自分にメールを送られてくる事を恐れて携帯を解約するが、途中棄権とみなされ溺死した。
 映画版ではなぜか苗字が変わり鴨下に変わっている。(理由は不明だが、命令7が関連?)里美と仲がいい。

清水智子
 映画版オリジナルキャラ。最低が口癖。男嫌いな性格であり、特に口だけでクラスメイトを守ろうとする伸明に対してキツイ言い方をする。美奈子たちに勧められて王様メールをドメイン指定をした結果、そのまま抹消される。

清水智子
 映画版オリジナルキャラ。最低が口癖。男嫌いな性格であり、特に口だけでクラスメイトを守ろうとする伸明に対してキツイ言い方をする。美奈子たちに勧められて王様メールをドメイン指定をした結果、そのまま抹消される。

女子20番・矢矧彩乃(女子20番)

 

テニス部。ギャルグループ。
リーダーの日生吹雪(女子17番)には絶対服従。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

石鹸2個
kill:

なし
killed:

斎藍(女子2番)
死亡話数:

8話
凶器:

ベレッタM84
 

I=10エリアで武藤萌(女子19番)に暴行していたが、藍が襲ってくる。吹雪が殺害されたことのショックで泣き叫び、体に3発被弾。死亡。

女子17番・日生吹雪(ひなせ・ふぶき)

 

部活は無所属。ギャルグループリーダー。
不良っぽいところがあるためクラスメイトから怖がられている。
武藤萌(女子19番)イジメの中心人物。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

カマ
kill:

なし
killed:

斎藍(女子2番)
死亡話数:

8話
凶器:

ベレッタM84
 

I=10エリアで矢矧彩乃(女子20番)と共に萌に暴行。中野尋代(女子13番)に止められたことに逆上し、襲い掛かるが、藍が現れ、顔面を撃たれ死亡。
 

女子12番・内藤真依子(ないとう・まいこ)

 

バレーボール部。タレ目が特徴。
行人グループの一員だが、仲山行人(男子12番)には興味なし。
鈴木明也(男子7番)との口喧嘩が絶えない。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

キリ
kill:

なし
killed:

仲山行人(男子12番)
死亡話数:

6話
凶器:

トンプソン SMG
 

F=09エリアで行人グループ全員で脱出方法を考えていたが、行人の指示によって武器を掻き集める。方法を聞こうと行人の側に寄り、行人にマシンガンで全身を撃たれ死亡。

女子12番・内藤真依子(ないとう・まいこ)

 

バレーボール部。タレ目が特徴。
行人グループの一員だが、仲山行人(男子12番)には興味なし。
鈴木明也(男子7番)との口喧嘩が絶えない。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

キリ
kill:

なし
killed:

仲山行人(男子12番)
死亡話数:

6話
凶器:

トンプソン SMG
 

F=09エリアで行人グループ全員で脱出方法を考えていたが、行人の指示によって武器を掻き集める。方法を聞こうと行人の側に寄り、行人にマシンガンで全身を撃たれ死亡。

女子6番・佐久間佳江(さくま・かえ)

 

バレーボール部。クラス1明るい。
行人グループの一員。
仲山行人(男子12番)に恋心を抱いている。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

トカレフTT-33
kill:

なし
killed:

仲山行人(男子12番)
死亡話数:

6話
凶器:

トンプソンSMG
 

F=09エリアで行人グループ全員が脱出方法を考えていた。行人の呼びかけで武器を提出。やる気になっていた行人に野口素明(男子13番)、内藤真依子(女子12番)が殺害され、鈴木明也(男子7番)も佳江をかばって殺害される。逃げようとするが、行人に上半身を撃たれ死亡。

女子6番・佐久間佳江(さくま・かえ)

 

バレーボール部。クラス1明るい。
行人グループの一員。
仲山行人(男子12番)に恋心を抱いている。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

トカレフTT-33
kill:

なし
killed:

仲山行人(男子12番)
死亡話数:

6話
凶器:

トンプソンSMG
 

F=09エリアで行人グループ全員が脱出方法を考えていた。行人の呼びかけで武器を提出。やる気になっていた行人に野口素明(男子13番)、内藤真依子(女子12番)が殺害され、鈴木明也(男子7番)も佳江をかばって殺害される。逃げようとするが、行人に上半身を撃たれ死亡。

男子1番・朝倉伸行(あさくら・のぶゆき)

元バスケ部。カードゲームおたく。
休み時間は他クラスの仲間とカードゲームをしている。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

牧山久美(女子12番)
支給武器:

裁縫セット
kill:

なし
killed:

牧山久美(女子12番)
死亡話数:

8話
凶器:

ボウガン
 

出発直後、久美に襲われる。逃げようとするが、右足負傷。矢が頭部に刺さり死亡。

最初の犠牲者となりました。
殺され役ということで送っていただいたので、活用させていただきました。
う…ん…DDRが得意という設定は全く出てきませんでした。
バスケ部のイジメの印象がすごいキツかったんで。
 (by 船木由美子様)

男子2番・宇津晴明(うづ・はるあき)

バスケットボール部NO.1ガード。男子委員長。
優しくてクラスの大半から好かれている人気者。
ニックネームは“セイメイ”。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

結木紗奈(女子15番)
支給武器:

双眼鏡
kill:

なし
killed:

江原清二(男子3番)
死亡話数:

40話
凶器:

バタフライナイフ
 

紗奈に片想いしていた。

E=08エリアで紗奈と共に移動していたが、金坂葵(女子5番)に襲われる。
D=08エリアで新藤鷹臣(男子8番)に雪倉早苗(女子16番)を任される。
放送で呼ばれた鷹臣を見つけて供養するため、移動を始めるが、E=07エリアで江原清二(男子3番)・今村草子(女子4番)に見つかり、清二にゲームを申し込まれ、清二に向かっていったが、首を刺され失血死。

委員長!!告白させなかった私は鬼かぁ!!って一人ツッコミ。
最期、手抜きをしたわけではないですよ。それだけ江原君は強いんだ、ということを示したというか・・・本人の優しさも手伝ってたと思いますけど。
 (by 船木崇史様)

女子1番・相原香枝(あいはら・かえ)

陸上部。元文化委員長。
お人よしのために他人に押されている感じがある。
実月裕太(男子18番)とは幼馴染。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

実月裕太(男子18番)
支給武器:

釣り糸&軍手
kill:

実月裕太(男子18番)
killed:

都竹航(男子11番)
死亡話数:

44話
凶器:

シグ・ザウエルSP2340
 

E=07エリアに裕太と潜伏していたが、裕太の冷たい態度に激怒。自分が殺されると考え、裕太を絞殺。スタンガン入手。
これ以上誰も殺さずに生き残る事を決意。
C=05エリアに潜伏していたが、隣の家から銃声が聞こえ、逃げ出した。それが原因で航に見つかり、頭部に被弾し死亡した。

この子もうちょっと引っ張るべきだったかも・・・
お人よしだったか?とかいうツッコミはご遠慮願います(をい
実はこの子も女子委員長だったんですけど、優ちんに譲りました(苦笑
 (by あいすくろー様)

女子18番・依羅ゆた(よさみ・ゆた)

部活は無所属。陸社(男子6番)とは幼馴染。
雰囲気・性格・口調などが男っぽいので男に間違えられやすい。
細身の長身、運動神経抜群・頭脳明晰で女子に人気。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

陸社(男子6番)
支給武器:

Cz75
kill:

なし
killed:

金坂葵(女子5番)
死亡話数:

72話
凶器:

文化包丁
 

D=07エリアで藁路文雄(男子22番)・森川達志(男子20番)に仲間になろうと誘われたが断り別れる。
E=05エリアで水原翔(男子17番)・鳥江葉月(女子9番)と会うが、すぐに別れた。
F=03エリアで高原椎音(女子8番)と銃撃戦を繰り広げる。
D=06エリアで土方涼太(男子13番)・水城凛(女子13番)と会う。
E=06エリアで江原清二(男子3番)に襲われる。社と死なないことを約束し、逃げるが、E=05エリアで葵に見つかる。逃げようとするが撃たれた後文化包丁で首を刺され死亡。
密かに社に恋心を抱いていた。

 

かっこいい女の子、私のツボにはまった子でした。
出番を増やそうとしたんですが、気がついたら終盤戦で、退場してしまいました(泣
視野の狭い子になってます、よく言えば一途。
 (by 暁様)

女子6番・小泉洋子(こいずみ・ようこ)

部活は無所属。
口数が少なく、暗めの性格だが、根はいい人。
親しい人はいない。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

宮脇一希(男子19番)
支給武器:

胡椒瓶
kill:

なし
killed:

牧山久美(女子12番)
死亡話数:

49話
凶器:

ボウガン
 

一希のことが好きだった。
D=06エリアで楠本章宏(男子7番)・新藤鷹臣(男子8番)の死体を発見し、衝撃を受ける。一希が藤村優(女子10番)のことが好きなことを知り、失恋するが、一希の恋を応援することにした。
しかし久美に襲われ、一希をかばい首に矢が刺さり死亡。

根はいい人ってことで、自分の好きな人が幸せになれるなら・・・という人に。してみました。
最期まで一希の為に尽くした(?)子でした。。
 (by 船木崇史様)

男子18番・実月裕太(みづき・ゆうた)

科学部。ガリ勉で友達が少ない。
相原香枝(女子1番)とは幼馴染。
科学で証明できないことは間違っていると考えている。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

相原香枝(女子1番)
支給武器:

スタンガン
kill:

なし
killed:

相原香枝(女子1番)
死亡話数:

15話
凶器:

釣り糸
 

E=07エリアで香枝と潜伏していたが、自分の無愛想さに香枝が激怒。本人はそのつもりはなかったが、香枝は自分が殺されると考える。逃げ出した香枝を必死に追うが、いつの間にか後ろに回りこまれ絞殺される。

決して悪い子ではないです。
ただ、普段から人付き合いが少なかったせいか、無愛想だっただけです。
きっと逃げ出す方法とかを考えていたんじゃないでしょうか・・・?
哀れな子です・・・
 (by あいすくろー様)

男子19番・宮脇一希(みやわき・かずき)

卓球部。大らかな性格。
女子からの人気がそこそこあるが、本人は片思い中。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

小泉洋子(女子6番)
支給武器:

手榴弾2個
kill:

なし
killed:

牧山久美(女子12番)
死亡話数:

49話
凶器:

ボウガン
 

藤村優(女子10番)に片思いしている。

D=06エリアで楠本章宏(男子7番)・新藤鷹臣(男子8番)の死体を発見し、衝撃を受ける。優の身を案じ、探そうとするが、久美に洋子とを殺され激怒。自分も額に矢を受け死亡。

鈍感で無神経でしたね(をい
洋子ちゃんの前で好きな人暴露してます、なんでやねん。
大らか・・・じゃなかったですね、スイマセン・・・
 (by 船木崇史様)

男子4番・遠藤圭一(えんどう・けいいち)

卓球部。寂しがり屋で気が弱く、諦めが早い。
楠本章宏(男子7番)からいじめを受けていた。
頭・体力共に並以下。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

湯中天利(女子17番)
支給武器:

フリッサ
kill:

なし
killed:

江原清二(男子3番)
死亡話数:

17話
凶器:

ミニウージー
 

E=05で西野葵(男子12番)の死体を発見。その後自殺しようと考えたが、1人で死ぬのが怖い、と天利に襲い掛かる。戦闘になったとき、突然背後から清二に撃たれる。とどめをさされ死亡。

うっわ~・・・虐めたくなりそうな・・・
いかがなものでしょうか?天利ちゃんよりは設定通りだったかと。
うちの弟+の○太君をイメージして・・・(をい
 (by kai様)

男子8番・新藤鷹臣(しんどう・たかおみ)

バスケットボール部。正義感が強く、優しい。
雪倉早苗(女子16番)とは幼馴染で昔早苗をいじめた人物を憎んでいる。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

雪倉早苗(女子16番)
支給武器:

S&W M686
kill:

なし
killed:

都竹航(男子11番)
死亡話数:

31話
凶器:

シグ・ザウエル SP2340
 

早苗と共に学校から離れるが、いつか信用できる人を見つけたらその人に早苗を預け、自分は楠本章宏(男子7番)や平馬美和子(女子11番)を[ピーーー]つもりでいる。
D=08エリアで宇津晴明(男子2番)・結木紗奈(女子15番)と合流し、早苗を預けて別行動を取る。
C=06エリアで章宏・航を発見し襲うが、章宏がやる気でないことを知りショックを受ける。和解し、別れようとしたところを、背後から航に頭部を撃たれ死亡。

サブメインに見せかけてたくせに退場させてしまいました(ToT)
でも、1/3まで進んだんで・・・かなり理想の男子ですね、クラスに欲しいもんです!
「タカさん」は某テニス漫画の某バーニングから・・・名前を見た瞬間にピンときてしまいました、、
 (by kai様)

女子17番・湯中天利(ゆなか・あまり)

バドミントン部。運動神経は抜群だが、頭は良くない。
自分の力・性格などを他人に決め付けられること、諦めることを嫌う。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

遠藤圭一(男子4番)
支給武器:

日本刀
kill:

なし
killed:

今村草子(女子4番)
死亡話数:

17話
凶器:

ジェリコ941
 

性格の違いから、圭一のすべてが嫌い。
E=05エリアで西野葵(男子12番)の死体を発見。その後突然背後から圭一に斬りつけられる。反撃を始めた時、背後から江原清二(男子3番)に撃たれる。目の前で圭一を殺され逆上し、反撃するが、背後から草子に撃たれ死亡。

・・・うん、かなりキツい子になっちゃったですね・・・
他人に力とかを決め付けられる事がなかったんで、生かしきれなかったのが後悔・・・
最後まで諦めない、立派な子だと思います。
 (by kai様)

女子15番・結木紗奈(ゆいき・さな)

バスケットボール部マネージャー。とても優しい。
父親が中学校の先生をしているからか、頭は凄く良い。
片思いをしている相手がいる。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

ペア:

宇津晴明(男子2番)
支給武器:

グロック19
kill:

なし
killed:

江原清二(男子3番)
死亡話数:

40話
凶器:

ミニウージー
 

E=08エリアで晴明と共に移動していたが、金坂葵(女子5番)に襲われる。右足負傷。
D=08エリアで雪倉早苗(女子16番)と合流。
放送で呼ばれた新藤鷹臣(男子8番)を見つけて供養するため、移動を始めるが、E=07エリアで江原清二(男子3番)・今村草子(女子4番)に見つかり、全身被弾し死亡。
晴明が好きだったが、両想いにも拘らずその想いは届かなかった。

優しい子のはずなのに、優しさが表せませんでした(泣
実はこの手の子を書くのがかなり苦手だったということが今更わかる(をい
不完全燃焼って感じです。。。
 (by 船木崇史様)

1位 江原清二(M3) 8人 遠藤圭一(M4)
福屋和行(M15)
宇津晴明(M2)
結木紗奈(F15)
今村草子(F4)
牧山久美(F12)
陸社(M6)
朝霧楓(F3)
2位 金坂葵(F5) 5人 矢口宗樹(M21)
笠原飛夕(M5)
藁路文雄(M22)
依羅ゆた(F18)
土谷和(M10)
3位 都竹航(M11) 3人 新藤鷹臣(M8)
楠本章宏(M7)
相原香枝(F1)
水城蓮(M16) 3人 赤木明子(F2)
高原椎音(F8)
藤村優(F10)
牧山久美(F12) 3人 朝倉伸行(M1)
小泉洋子(F6)
宮脇一希(M19)
3位 笠原飛夕(M5) 2人 西野葵(M12)
森川達志(M20)
今村草子(F4) 2人 湯中天利(F17)
雪倉早苗(F16)
高原椎音(F8) 2人 平馬美和子(F11)
鈴原架乃(F7)
4位 日向翼(M14) 1人 水城蓮(M16)
福屋和行(M15) 1人 宝田義弘(M9)
水原翔(M17) 1人 金坂葵(F5)
相原香枝(F1) 1人

 

戦闘実験第七十番プログラムルール

  

戦闘実験第七十番プログラム、通称「ペアバトル」のルール

 

今回の試験クラス

→茨城県北浦市立桜崎中学校3年1組

 

会場

→茨城県沖にある大宮島。約3km×2.5km。中には村と山が2つずつある。学校は小・中・高一環になっている。

 

ペアバトルとは・・・

→政府側があらかじめ決めておいたペアで教室を出発する。

→出発後に相手を殺害または別行動をしてもかまわない。出発後のペアの組換えも自由。

→優勝者は最後に残った2人。

 

制限時間

→会場内を100に分けたエリアがすべて禁止エリアになるまで。例外は以下の通り。

最後に誰かが死亡してから24時間以内に誰も死亡しない場合はその時点で終了。
制限時間を過ぎた場合は、生き残っているすべての生徒の首輪が爆発する。優勝者はなし。

 

優勝条件

→最後の2人になるまで生き残った場合。

 

定時放送について

→放送されるのは以下の事。

前の定時放送後に死亡した生徒の名前(死亡順)
禁止エリアの報告
担当教官からの激励(ない場合もある)

禁止エリアについて
→1日目は2時間に1箇所設定。(学校のあるエリアは最後の生徒が出てから20分後に指定される)
→2日目以降は1時間に1箇所設定。
禁止エリアに侵入した場合、警告音が鳴り、1分後に首輪は爆発する。
支給されるもの

→出発時に渡されるデイパックには以下の物が入っている。
水(500mlペットボトル4本)
食料(パン2つ、ストロベリージャム付)
肉の缶詰
会場内の地図
名簿
ペン(黒・赤)
コンパス懐中電灯防寒具(コート・マフラー・手袋・貼るカイロ)
支給武器
支給武器について
→銃器・刃物・鈍器・はずれ武器などがランダムに入れられている。誰にどの武器を渡すかは決まっていない。
優勝後
→生活保障・総統のサイン色紙がもらえる。(入院する場合はその費用も)
→強制的に転校させる。

段々と寒くなってきた12月半ば、茨城県北浦市立桜崎中学校の校門前に黒いセダンが止まった。
中からスーツに桃印の記章を付けた政府の役人が3人出てきた。
その3人は校長室に入っていった。
校長室には校長・教頭・そして30代の男性がいた。
3人の男は会釈をし、書類を校長の机に置いた。

いる。
 反抗すれば容赦はしない」

「は…はぁ……」

3人の役人と東田は学校を後にした。
校長・教頭はその様子を見ていることしかできなかった。

 

 

セダンに乗り込んだあと、東田は考えた。

☆皆さんから送っていただいた生徒32名+管理人の考えた生徒8人が出ています。
 送っていただいた生徒たちは、話の流れの都合・管理人のイメージ(?)で
 設定が変わっている人がいますがご了承願います。

責任者であろう畠案山子(担当補佐)は死んだ。
軍人たちもあちこちで倒れている。
畠の言葉を信じれば、最初に教室にいた内刃佐助(軍人)も春野櫻(軍人)も死んだ。
格好が明らかに他の軍人たちと違う2人は、少し身分が上なんだろうか?


12月22日(3日目)、AM0:43――

 


ようやく、終わる。
この悪夢のようなゲームは。
睦月麻(女子14番)はほっと息を吐いた。
同時に体中に痛みが走った。
我ながら凄いと思った、よくもこれだけ傷を負いながらも平気でいられたもんだ、と。

麻の体は、既にぼろぼろだった。
政府の連中と

江葉月(女子9番)が叫び声を上げ、麻に駆け寄ろうとした。

手に握らせた。
それは、畠から貰った首輪の鍵だった。

「プログラムは終了だ。
 もう、その首輪は必要ないだろ?」

そして、東田は稔と凪紗の前に行き、深々と頭を下げた。

番・鳥江葉月
  女子13番・水城凛  生死不明

「いい話考えてくれよな。
 俺らにも、水原たちにも、アンタにも被害が行かないようなヤツで。
 謎の外国人武装集団が乗り込んできました、とか言っといてよ」

方ではガタガタと席に着く音が聞こえるが、前の方ではほとんどが立ち尽くしていた。

設楽海斗(男子10番)は曽根崎凪紗(女子10番)を抑えたまま、呆然と栗原佑(男子7番)の死体を見つめていた。

信じられない。
佑が、死んでいる。
目の前で。

海斗は一緒に凪紗を抑えていた不破千尋(男子17番)の方を見た。
千尋は瞬き

聞こえた声は、稲田藤馬(男子4番)のものだった。
何人かが頷いた。
しかし、進藤は希望を打ち砕いた。

「しないといけないぞ、もう決まった事だ!!」

予想通りの返事だ、捻りも何もない。

「どうして…何でオレらなんですか…?」

いつも穏やかな柚木康介(男子19番)が、泣きそうな声で言っ

自由に持っていっていいぞ!!

 その前に、皆机の中から紙と鉛筆を出したまえ!!」

海斗は机の中を漁った。
中からは新品らしい鉛筆と小さな紙が出てきた。

「はい、それに次のことを3回ずつ書こう!!
 『私たちは殺し合いをする』、はい!!
 『殺らなきゃ殺られる』、はい!!」

ふざけるな、誰が書くか。

海斗はささやかな反抗として、全く逆の事を書いた。
殺し合いなんかしない、殺さないし殺されない、誰が殺し合いなんかするか。

「最後に1つ、アドバイスをしてあげよう!!」

進藤が叫ぶ。
いい加減耳が痛くなってきた。

「いいかい、諸君?
 [ピーーー]か殺されるか、生きるか死ぬか…選ぶのは君自身だ――
 武運を祈る!

男子1番・青山豪(あおやま・ごう)

サッカー部FW。男子運動部グループ。
いつでも努力を怠らない。
笠井咲也(男子5番)・工藤久尚(男子6番)と特に仲がいい。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

Cz75
kill:

なし
killed:

結城緋鶴(女子19番)
死亡話数:

14話
凶器:

アイスピック
 

咲也・久尚・設楽海斗(男子10番)に嫉妬心を感じていた。

サッカー選手になるために優勝する事を決意するが、突然緋鶴に首を刺され死亡。

 

努力家、無念の退場でした。。
やろうとした事はともかく、1つの事に全てを捧げられる人ってかっこいいですよね。
彼のイメージ、『ホイッスル!』の主人公が元だったりします。

女子2番・岩見智子(いわみ・ともこ)

部活は無所属。特に親しい人物はいない。
三河睦(女子17番)らからいじめを受け、不登校になった。
内気で、人付き合いが苦手。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

S&W M10
kill:

なし
killed:

三河睦(女子17番)
死亡話数:

19話
凶器:

ジェリコ941
 

いじめの恨みから、クラスメイトを殺そうと考える。G=06エリアで睦を発見。殺そうとするが返り討ちに合う。

 

んー・・・「苛められる側は悪くない」と思うんですが・・・この子の場合はそうとも言い切れないようなそうでないような・・・
単に私が好きでないタイプだからかもしれないですが。


女子1番・今岡梢(いまおか・こずえ)

バレー部。女子運動部グループ。体育委員。
女子の中では最も背が高い。運動神経抜群。
伊達功一(男子12番)の元彼女。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★★☆☆

★★★☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

フライパン
kill:

なし
killed:

坂本陽子(女子7番)
死亡話数:

35話
凶器:

ナタ
 

功一と別れた原因は功一の浮気。

G=10エリアで陽子を発見。軽い気持ちで声を掛けたが、陽子は狂っていた。説得も空しく首にナタが刺さり死亡。

 

運動神経をほとんど発揮できなかったのが心残りです。
彼女の本当の気持ちは彼女しか知らないですが、もしかしたらまだ功一が好きだったのかも・・・?


女子3番・金城玲奈(かねしろ・れな)

部活は無所属。女子ギャルグループ。
タカビーな性格のお嬢様。
岩見智子(女子2番)いじめをしていたこともある。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

サバイバルナイフ
kill:

なし
killed:

桐島伊吹(女子4番)
死亡話数:

11話
凶器:

FN ブローニング・ベビー
 

クラスメイトを見下していた。

見下しているクラスメイトたちの為に死ぬのは嫌だ、とやる気になる。合流した伊吹を殺害しようとしたが、伊吹の罠にはめられ、銃殺。

 

出た、天上天下唯我独尊タイプ!
ただ、相手が悪かったですね、ご愁傷様です。
こういう子は・・・どうもなぁ・・・

女子7番・坂本陽子(さかもと・ようこ)

テニス部。女子運動部グループ。
何でもズバッと言ってしまう。
精神面がやや弱く、感情を押さえるのも苦手。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ナタ
kill:

今岡梢(女子1番)
killed:

美作由樹(男子18番)
死亡話数:

57話
凶器:

ナタ
 

新島恒彰(男子14番)が中原朝子(女子13番)を殺害する現場を目撃し、狂う。
G=10エリアで梢に声を掛けられるが、殺されると誤解。ナタで殺害。その恐怖からG=09エリアで隠れていたが、由樹に見つかり、恐怖で逃げようとしたがナタで首を切られ死亡。梢殺害をすべて由樹に見られていた。

 

狂ったのか何なのかよくわからないけど気の毒な子でした、陽子ちゃん。
ユキに遊ばれた感じになってしまってますからね。。
精神力の弱さが退場の原因の根源。

男子3番・池田圭祐(いけだ・けいすけ)

部活は無所属。不良グループ2。
容姿は落ち目。グループのパシリ的存在。
真田勝(男子9番)のことを尊敬している。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

キャリコM950(マシンガン)
kill:

なし
killed:

真田勝(男子9番)
死亡話数:

12話
凶器:

キャリコM950
 

曽根崎凪紗(女子10番)に恋心を抱いていた。

凪紗に告白しようと勝と共に探していたが、断念。勝に銃を向けられ驚くが、目的を聞いて納得し銃殺された。

 

最初考えていたより好きになった子でした。
自分の大好きな人の幸せが自分の幸せ、そんな考え方ができる人になりたいです。

女子17番・三河睦(みかわ・むつみ)

部活は無所属。女子ギャルグループ。
口が悪く、ケンカも強い。
岩見智子(女子2番)いじめの首謀者。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★★

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ジェリコ941
kill:

岩見智子(女子2番)
killed:

吉原遼(女子20番)
死亡話数:

20話
凶器:

日本刀
 

G=06エリアで智子から不意打ちを受け、激怒。智子を撃ち殺した。直後、遼に襲われ全身を刺され失血死。

 

気の毒でした、やる気じゃないのに襲われて殺してしまって、更にサディストに襲われて・・・ケンカの腕なんか振るえる状況じゃなかったでした。 能力高めなのに、宝の持ち腐れでした。

女子13番・中原朝子(なかはら・あさこ)

部活は無所属。女子ギャルグループ。
童顔であることを気にしている。
新島恒彰(男子15番)の彼女。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ベレッタM92FS
kill:

なし
killed:

新島恒彰(男子15番)
死亡話数:

27話
凶器:

毒薬
 

真中那緒美(女子16番)が殺される瞬間を見て怯える。 E=08エリアで恒彰に会いほっとするが、毒入りの水を飲まされ死亡。

 

怖がって怖がって、やっと信じる事が出来た矢先に殺された憐れな子。
大好きな人に裏切られて、とにかく可哀想だなぁと書きながら思いました。

女子9番・駿河透子(するが・とうこ)

バスケ部キャプテン。女子運動部グループ。
女子委員長で、しっかりしていて正義感が強い。
誰とでも気兼ねなく話ができる。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★★

★★★★★

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★★
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ダーツの的
kill:

なし
killed:

新島恒彰(男子15番)
死亡話数:

61話
凶器:

ベレッタM92FS
 

真田勝(男子9番)に恋心を抱いている。

F=01エリアで吉原遼(女子20番)に襲われるが、勝に救われる。自分の為にクラスメイトを殺そうとする勝に怒り、今の状況をどうにかする方法を考えようと訴える。その時銃声が響いた。銃弾は透子の体に着弾し、勝に想いを告げて息を引き取った。

 

登場が1番最後になりました透子ちゃん。
話を進めるうえでの役割としては真田君を徹底的なジェノにする事でした。

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:


kill:

三河睦(女子17番)
椎名貴音(女子8番)
killed:

長門悟也(男子14番)
死亡話数:

73話
凶器:

ボウガン
 

G=06エリアで睦を襲う。全身を刺して殺害、快感を憶える。貴音・遠江敬子(女子12番)を殺害する為に探している?S&W M10入手。
F=01エリアで駿河透子(女子9番)を襲うが、真田勝(男子9番)に邪魔される。
E=07エリアで貴音と遭遇。貴音を襲っている時に、敬子が現れる。貴音を刺[ピーーー]るが、稲田藤馬(男子4番)・斎藤穂高(男子8番)に邪魔され敬子を逃がす。藤馬たちに刀を没収され、逃走。
F=03エリアで悟也に襲われる。悟也を殺害しようと襲い掛かるが、頭部にボウガンの矢を受け死亡。

 

サディスティックな子でした、書きにくい書きにくい・・・
書いてて自分で痛くなりましたね、指切り落としたりとかしてますし・・・
意外とあっけない感じになってしまいました、要精進ですね。

高井愛美(女子13番)は小さく溜息を吐き、前を歩く恋人――常陸音哉(男子14番)の背中を見つめた。
体格的には恵まれているとは言えない(だってあたしと3cmしか身長差がないもの)その背中は、決して広くもなければ頼りになると思えるものでもない。
音哉が頼りになるのは、人並みはずれた、それでいて機転の効く柔軟な頭脳を持っているからだ、と思う。

小学校から音哉と一緒の学校だったという玖珂喬子(女子9番)にも、ここで初めて出会った。
今のようにほんわかと微笑む子ではなく、いつも思いつめているように暗い子だった事が思い出される。

「…愛美ちゃん?
 さっきからすごい考え事してるみたいだけど…大丈夫?」

違和感を感じたのは、付き合い始めて少し経った頃。
音哉の制服に、僅かに煙草の匂いが染み付いていた。
1日だけではなく、ほぼ毎日。
そして、ほぼ毎日の昼休み、いつもは一緒にいる愛美や伊賀紗和子(女子3番)や四方健太郎(男子19番)といった明進塾で知り合った友達とは一緒におらず、どこかに行っていた。
それが不良の溜まり場となっている屋上に行っていたとわかったのは、3年生になってからだった。

が不良グループの面々、特に須藤大和(男子7番)と親しい事も、付き合い始めてから知った事

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年04月07日 (金) 17:35:26   ID: fed6bQrE

841以降の埋め荒らし、マジ死ね

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