明久「木下さんの奴隷」 (114)

バカとテストと召喚獣のssです
前回途中で落ちてしまってすみませんでした。完結させました。



注意
・口調うろ覚え
・キャラ崩壊
・R-18シーンあるかも


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1487577942

瑞希「それじゃあ美波ちゃんは私と調理実習室に行きましょう」

美波「瑞希は料理上手そうよね」

明久(美波のことは忘れないよ…南無阿弥陀)

康太「…女子がいなくなった」

明久「どうしたのムッツリーニ」

康太「…ふっ」ぴらっ

明久「…これは」ごくり

康太「…プレミアム写真」

明久「欲しい…欲しいよ」

康太「…1枚500円」

明久「欲しいのがたくさん…!
でも今月の食費が消える…」

康太「…今ならおまけで1枚上乗せ」さっ



明久「買ってしまったあああ僕の馬鹿あああ」

雄二「懲りないやつだな」


明久「…朝昼夜、砂糖と塩を…」ぶつぶつ

秀吉「明久は本当に実行するから恐ろしいのう…」

明久(姫路さんや工藤さん、その他色々の水着写真が手に入ったからいいよね)

明久(そういえばおまけの1枚ってなんだろ)ぴらっ

明久(こ、これは…)ごくり

そこには秀吉、ではなく優子が笑顔で写ってる(盗撮されてる)写真があった

明久(普段あんなにツンツンしてるのに…可愛すぎる)どきどき



雄二「なんだ明久。ぶさいくな顔が更にぶさいくになってるぞ」

明久「うるさいな!」

雄二「…へぇー結構良い写真じゃねえか」

秀吉「普段こんな顔しないのじゃ…」

明久「うおっ、びっくりしたー」さっ

明久「木下さんかと思った」フラグ

秀吉「姉上はこんなところにこないのじゃ」




明久「霧島さーん!雄二が他の女の子見て鼻伸ばしてるよー!」

雄二「て、てめえ」

雄二「…Aクラスからは遠いし来るわけげげげげげげ」ビリビリ

翔子「…雄二、浮気は許さない」

明久「うわっ…」

優子「ちょっと代表ったら、走るの速いわよ」はぁはぁ

秀吉「あ、姉上?」

秀吉「一体何の用じゃ」

明久「…え?」

右手に優子の写真

明久「うわっ」さっ

優子「?」


明久「えへへ」

優子「吉井君よね?私の顔を見るなり何よ」

秀吉「姉上のあれじゃのう……あっ」

明久(秀吉いいぃ)

優子「吉井君。隠している物を見せなさい?」すたすた

優子(私の私物(BL本)だったら殺ス)ゴゴゴゴゴ

明久「な、なにもナイヨ?」にこっ

雄二「…それ、は、きのし…」

明久「霧島さん!また女の子を見てるよ!」

雄二「あぎゃぎゃぎゃ」ビリビリ

翔子「…許さない」

優子「気になるだけなの。見せられない何かを持ってるわけよね?」すたすた





明久「い、いや、木下さんの写真を持ってるわけじゃないよ」

秀吉「明久よ…どんまいじゃ…」


--------


優子「それでこれはどういうことかしら?」ぴらっ

明久「すみませんでしたああ!」土下座

優子「もう、それは何回も聞いたわよ」

明久(本当のこと言ったら水着写真達とムッツリーニ(取引人)が消される)

明久(どうしよどうしよどうしよ)

明久「木下さんが可愛いすぎるからだよ!」

康太「」

秀吉「」

翔子「」

雄二「」麻痺

優子「」


明久(僕の馬鹿あああ!てんぱりすぎて
すごいこと言っちゃったよ!)

明久「き、木下さん?今のは…」

キーンコーンカーンコーン

優子「…代表 戻りましょう」

翔子「…う、うん」

明久(神の音色だ…助かった)

優子「それと吉井君。放課後屋上に来なさい」

明久(…死刑宣告の音色でした)



【第一問】


世界三大宗教と呼ばれている宗教を3つ書きなさい

吉井明久の答え
①仏教
②キリスト教
③イスラム教

教師のコメント
正解です。最近、吉井君の点数が伸びていて驚きです。この調子で頑張りましょう。

土屋康太の答え
①露出狂
②露出教
③露出強

教師のコメント
驚きました。


秀吉「明久よ、姉上に大胆な発言をしたのう」

明久「助けてよ秀吉いぃ」

明久「顔赤くなってたし怒ってるよ」

秀吉「い、いや怒っては…」

康太「…放課後、屋上、誰もいない」ぶしゃあ

雄二「明久ぁさっきの恨みは忘れねえぞ」

明久「あ、雄二起きてたんだね。いつもよりぶさいくだよ?」

雄二「お前のせいで顔面焼けてるんじゃボケ」


放課後

明久(僕みたいなぶさいく、変態、馬鹿に可愛いなんて言われたら気持ち悪いよね…)

明久(…なんだか自分で言ってて虚しくなってきた)

屋上

優子「あ、吉井君」

明久「…木下さん」

優子「あれはどういうこと?」

明久「あ、あれはそのまんまの意味だよ」

優子「ふ、ふーん…」

優子「まあ、いいわ。こっちは盗撮されたんだから何でも言うこと聞いて貰わなくちゃね…?」ゴゴゴゴ

明久「ひぃいい」


優子「今日からあなたは私の奴隷よ」

明久(終わった…僕の人生)

明久(い、いや、秀吉が凶暴になったと思えばいいのか)にやにや

優子(え、笑ってる…?)

優子「と、とりあえず最初は靴を舐めてもらいましょうか」すっ

明久「え、ええっ!?」

優子「冗談よ」ふふっ

明久(全然冗談に聞こえないんですけど…)

優子「…ん」

優子は携帯を差し出す

明久「まさかその鈍器で」頭を守る

優子「ち、違うわよ…連絡がとれるように」



明久「あぁなるほどね…いつもの癖で…」えへへ

優子「普段Fクラスで何が起きてるのかしら…」

明久「流行りのLINNでいいよね?」

優子「うん、そのほうが楽だしね」

明久「…これでよしと。交換できたよ」

優子「私のことブロックしたら関節外すからね…」

明久「そ、そんなこと絶対にしないよ」

明久(関節外しの達人って噂があるからね…)

明久(そういえば、噂といえば…)

明久「木下さんってショタが好、関節が曲がるように痛いぃいい!」

優子「それは誰かが流した噂に決まってるでしょうが!」ぎちぎち



明久「あぁ、柔らかい。秀吉よりお腹が密着して…」

優子「それは秀吉より太ってるって言いたいわけ」ぎぎぎぎ

優子「…あ」パキッ

明久「ぎゃああああああ」


明久「ごめんなさい…もう余計なこといいません」

明久(甘くていい匂いした…)どきっ

優子「本当に馬鹿なのね…」

明久「否定できません」

優子「あ、あの…」

明久「?」

優子「あき…ひさ君って呼ぶから、私のことは優子って呼んで…?」

明久「え?」

優子「命令よ!」

明久(突然、どうしたんだろう)


優子「明久…くん」

明久「う、うん」

明久「優子、さん…?」

優子「…」

明久(夕日が強いのか優子さんの顔はいつもより赤くみえた)

優子「それじゃあまた明日ね//」

明久「う、うん//」

明久(また明日、か)


明久の家

明久「腹減ったから夕食にしよう」

明久「…って調味料しかないんだった」

砂糖、塩、七味唐辛子、ノリ

明久「お、ノリ発見!」

明久「七味と塩で味付けして完成」

明久「あとは麦茶にお湯入れて砂糖っと…これで紅茶だね」※違います

ぴろりんっ♩

明久「あっ優子さんからだ」

--木下優子--

秀吉から聞いたよ
一人暮らしで食べる物がないみたいね


--吉井明久--

大丈夫だよ。塩分と糖分は摂ってる!


--木下優子--

それは調味料だよね…


--吉井明久--

あとは海苔!


--木下優子--

海苔って泣
明日、明久君に渡したいものがあるの!
それで元気出して(-^艸^-)

明久(誰この子!天使!)

明久(顔文字可愛いな…)


--吉井明久--

楽しみにしてる!
ありがとう!



明久「そろそろ風呂入って寝ようかな」





【第二問】

次の英文を日本語に訳しなさい
My sister was in her room when I got up.

姫路瑞希の答え
私が起きたとき妹は自分の部屋にいました

教師のコメント
正解です。中学で習う簡単な接続詞ですね。

吉井明久の答え
姉は僕の部屋と間違えています

教師のコメント
なにがあったんでしょうか…




次の日
明久「うわあああ!時計壊れてる!不幸だーっ!」


そして昼の登校である


明久「おはよう!」ガラッ

秀吉「今はお昼なのじゃが」

雄二「そういえば聞きたいことがあるんだよなあ…」

秀吉「そ、そうじゃ」


秀吉「明久よ昨日の放課後何があったのじゃ…!」

雄二「包み隠さず言え」

美波「そうよ!」

瑞希「私たちに内緒で…」

秀吉「姉上の機嫌が恐ろしいほど良かったのじゃが…」

明久「じ、実は…」

Fクラス「実は??」

明久「奴隷になっちゃった…」



明久「奴隷になっちゃった…」

Fクラス「(性)奴隷だと!?!?!?」

秀吉「ええええ」

雄二「お前とは親友だと思ってたのに」ゴゴゴゴゴゴ

美波「アキぃいいい」ゴゴゴゴゴゴ

瑞希「明久君…?」ゴゴゴゴゴゴ

康太「…許さない」ゴゴゴゴゴゴ

明久「ちょっと待ってよ!みんな誤解してない!?」

須川「奴を捕らえよ!」くわっ

FFF団「裏切り者には獄門を」

明久「ちょっと待ってよぉおおおお!」


---------

明久「…ってことなんだ」

美波「な、なーんだ」

瑞希「こ、こき使われるだけなんですね」

雄二「明久は極上の馬鹿だからな」

明久「みんな謝罪してよ!」

明久「みんな心が黒すぎるよ!」

秀吉「お主らは馬鹿なのか」

康太「…特大ブーメラン」

秀吉「…ぐはっ」


ガラッ
翔子「…雄二、会いにきた」にこっ

雄二「しょ、翔子、そんなこと言ったら…」

FFF団「」ゴゴゴゴゴゴ

雄二「死んじゃうじゃないか…」

翔子「…愛と死は隣りあわせ」

優子「明久君」

明久「あ、優子さん」


美波「アキヒサクンッテ言ッタ…」

瑞希「ユウコサンッテ言ッタ…」

美波「ヤッパリ訳アリノヨウネ…」

明久「なんか怖いよ!」

FFF団「やはり裏切り者か」ゴゴゴゴゴゴ

須川「吉井を捕らえよ!」

雄二「はっはっはっ明久、昨日の天罰だ」


明久「…くっ」

須川「それと坂本も!」

雄二「俺もか…!」

明久「優子さん!逃げるよ!」にぎっ

優子「えっ?きゃっ」


明久は優子の手を握り走る


明久「ここまでくれば大丈夫だよ…」ぜぇぜぇ

優子「私運動苦手なのよ…」はぁはぁ

明久「ごめんね優子さん。Fクラスは頭のネジが飛んでる人が多いから…」

優子「怖すぎるわよ…」

優子「あっ、明久君!」

明久「ん?」


優子「これっ…!」

優子が明久に手作り弁当を渡す

明久「こ、これは…」

優子「私の手作り弁当よ…明久君このまま生活してたら死んじゃうし、これからも奴隷として働いて…ってきゃっ」

明久「優子さんありがどお''お''お''」だきっ

明久は号泣しながら優子に抱きつく

優子「ちょっ、明久君」


優子(明久君に抱きしめられてる…?
やばい。いい匂い。頭真っ白になりそう)ぽわーん

明久「あ!優子さんごめん」

明久「嬉しすぎて…つい//」

優子「…あ、うん//」

優子「め、命令よ!食べなさ」

明久「」がつがつがつ

優子「い…」

優子(食べるの早っ)



明久「ごちそうさま!」

明久「優子さんって料理上手いんだね」

優子「あ、明久君程じゃないけどね」

明久「僕は家庭科自信あるからね。それに優子さんの弁当、高級レストランに出しても違和感ないよ」

優子「そんなこと…//」


明久(僕は女の子から''ちゃんとした''弁当を食べたんだよね…)

洗剤、酢酸、硫酸、塩酸、硝酸なんて入ってないから安心だねっ!

明久(これって奴隷じゃない!僕は何て幸せなんだ」

優子「は、はぁ…!?」

明久「心の声が…」

優子「…奴隷の管理も私の仕事なんだから、勘違いしないでよねっ!」

明久「う、うん」

明久(これなんてエロゲ?)

優子「…それじゃあまた放課後ここに来ること。いいね?」

明久「イエッサー」

ID変わりましたm(_ _)m

廊下

明久「優子さんの弁当美味しかったなー」

「弁当ねぇ…」

明久「そうそう、女の子の手作りべん…
ってえええー!」

FFF団「みーつけた」ぞろぞろ

明久「いつの間に!」

明久「…やばい。囲まれた…」

玉野「……あれ?アキちゃ、吉井君?」

明久「玉野さーん助けてええ」

FFF団「ウフフフフ」じわじわ


玉野「吉井く、アキちゃんが何でも言うこと聞いてくれるならっ!」きらきら

明久「わ、わかったよ!だから助けてええ」

明久「それと玉野さん、僕の名前違わないけど違うから…!」

玉野「明子ちゃん!」

明久「そういうことじゃないよ…!悪化してない!?」

玉野「皆の者!これを見よ」さっ

FFF団「そ、それはっ…!」


明久(写真らしき物をたくさん持ってる…なんだろ)

玉野「限定写真だよ!早い者勝ち」ぱらっ

玉野はたくさんの写真をばら撒いた

FFF団「うおおおっ」

FFF団「俺のものだよこせ!」どごっ

須川「ここは会長(オ・レ)に」

FFF団「てめえは床に埋まってろ」ごすっ

明久「……って僕の写真じゃないかあああ」



玉野「アキちゃ、吉井君。こっちこっち」ぐいぐい

なんとかFFF団から逃げきり、家庭科室に入る

玉野「なんでも言うこと聞いてくれるんだよね?」にこにこ

明久「できる範囲なら…」

明久(なんでそんなに笑顔なの…嫌な予感してきた)

玉野「このメイド服をアキ 明久「無理ですごめんなさぃいい!」

玉野「もう、照れないでください」ぎゅっつつ

明久「掴む力が雄二よりすごいぃぃ」ぎゅっつつ

明久(…あっ、雄二とはそういう関係(うほっ)じゃないから誤解しないでねっ!)

玉野「ふーん♪ふーん♪」ぐいっ

明久(この子怖いよ…!)

明久「背後から密着して脱がさないでよ…!」

玉野「このほうが興奮しません?」ぐいぐい


明久(胸がぁ、胸が胸が胸がが) じたばた

玉野「ちょ、じたばたしないでよ」

明久(僕の…明久が起きあがるぅうう)

玉野「前屈みにならないでよー脱がしづらいでしょ」ぐいぐい

上半身は着替え済みである。次は下半身

明久(これはまずい、、、)

玉野「?」ぐにゅっ

明久(あ、終わった…)

玉野「これ…ナニかな?ふふふ」にへら


明久「こ、これは男の生理現象というかなんというか…」

玉野「アキちゃんは私に興奮してくれたんだ」

玉野「これはアリですね…」ぎゅにゅっ

明久「!?」びびくん

明久「た、玉野さん!?」

玉野「これはあれだねっ、ふたな…明久「女の子がそんなこと言っちゃ駄目だよ!?」

玉野「アキちゃんは女の子だよ?」

明久(どうしよう会話が噛み合わない…)


玉野「下も脱いじゃいましょうかー」ぐへへ

明久「嫌あ嗚呼亜阿荒!」

ガラッ

先生「なっ…ナニをしてるんですか!」

明久「先生!召喚の許可をおお」

先生「科目は家庭科ですが…」

明久「いいから早くしてください!」

先生「許可します」

明久玉野「「召喚!!」」サモン


玉野「勝っても負けてもどちらかが補習送りでアキちゃんは助かる…」

玉野「それじゃあ私がアキちゃんを殺して私も死にます。一緒に愛の補習を…!」

Dクラス
玉野美紀
家庭科
184点

玉野「私、家庭科はBクラス並に得意なの」

明久「僕をなめてもらっちゃ困るよ」

Fクラス
吉井明久
家庭科
270点

玉野「え、Aクラス並!!」

明久「僕は料理、裁縫なんでも得意だからね」

明久「いっけえええ!」


玉野「きゃっ」270ダメージ


明久「やった!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

明久「…ん?」

鉄人「戦死者は補習ぅうう!」


玉野「アキちゃん次会うときは…うえええん」


明久「…助かった」


先生「…吉井君。神聖な場所でナニをしてたのかしら」ゴゴゴゴゴゴ

明久「え…いや…その」

-------

秀吉「明久よ、異端審問会がなくなったのじゃ」

明久「秀吉の姉さんに毒味されてたって言ったら納得してくれたよ…」


秀吉「それにしても奴らは機嫌がいいのじゃ、なにか良いことでもあったのかのう…」

明久「さ、さあ…」

FFF団「このアングル最高…」ぐへへ

放課後

明久「はぁ…今日は疲れたよ」

「……だって」

明久「ん?なんだろ」聞き耳



「え、最近木下さんと吉井が一緒にいる!?」

「そうそう…帰りも一緒らしいよ」


「かわいそうに木下さん馬鹿がうつったんじゃない?」

「そうじゃなきゃ相手にできないって」

「あはは点数下がるんじゃない?w」

明久「……」


そして生徒たちはいなくなった

明久(……ぐっ)

明久(他の人にそう思われてるんだ…)

明久(僕がなんと言われようが関係ない…でも優子さんが悪く言われるのは我慢できない…!)

明久(でも僕のせいなんだ…)

明久(……決めた!僕は優子さんの隣に立っても恥かかないように頑張る…!)


屋上

優子「…今日から一緒に帰れないんだ…」

明久「うん、どうしても用事があって」

優子「…よ、用事って…」

明久「ごめん優子さん!この埋め合わせはちゃんとするから!」だっ

優子「ちょっ、明久君!」

優子「……行っちゃった」

優子「なんなのよ…もう」

優子(それにしても、あんな真剣な顔した明久君初めてみた)

優子(……///)


ガチャ
玲「ただいまアキくん」

明久「姉さん帰ってたんだね」

玲「あれ?夕食は?」

明久「ごめん姉さん。今日はパス」

玲(アキくんの真剣な表情…濡れちゃいます」ウフフ

明久「漏れてるよ姉さん…」

玲「アキくんったら濡れるだなんて」もじもじ

明久「声がも・れ・て・る!」

玲「あらあらアキくんの子種…明久「違うからね!?」


明久「悪い姉さん、これから勉強するから…」

玲「どうやったらアキくんと私が結婚できるか勉強するのですね」

明久(この姉、ぶっ飛んでる)

---

明久(僕の得意な日本史、世界史を優先的に勉強しよう)

明久(苦手な数学、物理、英語は…)

明久(明日から授業受けて質問してみよう…!)


次の日 学校

数学教師「………」

明久「……」かきかき

秀吉「」

美波「」

康太zZZ

雄二「…」

瑞希「先生?続きは書かないんですか?」

数学教師「お、おおう、この公式はー」かきかき

明久「先生、その公式に4を代入しても解けますか?」

秀吉「明久がおかしいのじゃ!」

Fクラス「今日は雪崩がくるぞー!」がやがや


美波「あなたはアキの兄ね…なんでこんなところに?」

雄二「なにか企んでるのか…?」

明久「みんな酷いよ!僕が質問しちゃおかしい!?」

明久「それと美波、僕には兄なんていないからね!」


別の授業

鉄人「…吉井」

明久「なんですか?」

鉄人「また頭でも打ったか…?」

明久「打ってませんよ!僕は授業を真面目に受けたいんです」


瑞希「明久君が真面目…」

鉄人「ま、まあ、良いことだ。それにしてもだな…質問の数が多すぎて授業が全然進まない…」

秀吉「質問の内容が、なぜアルファベットを使わなきゃならんのか、とか屁理屈ばかりだったのじゃ…」

明久「今まで数学、物理とか受けたことなかったからね!」えっへん

雄二「胸張って言えることじゃねえ」

【最終問題】
サービス問題

熱中症になってしまったときの応急処置を答えなさい。

工藤愛子の答え
水分を数回に分けて補給させる。この時スポーツドリンクなどミネラルを補給すると良い。
体を冷やしたり衣服を緩めたりするが意識不明の場合は…
※作文用紙3枚分あるためカット

教師のコメント
「」

土屋康太の答え
服を脱●●●●
●●●

教師のコメント
これは血ですか?


明久(今日は中間テストだ…)

明久(理系の科目が不安だけど、なんとかやってみせる…!)

雄二「明久、3ヶ月間勉強した気分はどうだ」

明久「勉強が恋人さ…」

美波「…かわいそうに、やっぱり頭おかしくなったのね」


雄二「…あれだろ、きのし…明久「い、いやー、そろそろ僕が頭良かったってことを証明しないといけないなーって」

明久(雄二は鋭い…)

鉄人「お前ら席に着け、これから定期テストを行う」

Fクラス「なあ勉強したか?」

Fクラス「今まで利き手を負傷していて…」

Fクラス「…実は妹が誘拐されてそれどころじゃ」

Fクラス「お前妹いねえだろ」


鉄人「吉井、期待してるぞ」

明久「馬鹿なりに頑張ります!」

秀吉「明久は自ら補習を受けていたからのう…」

--------
キーンコーンカーンコーン

鉄人「それでは始め!」

ぴらっ

明久(……)

明久(これならいける…!)カリカリ


テュルゴーやネッケルを蔵相に登用し、特権身分に課税を行おうとしたが失敗したフランス国王は?

明久(これは簡単だね。ルイ16世…っと)

秀吉(うーん、わからんのじゃ。ヴェルサイユと書いておくのじゃ)

美波(なんて読むのかしら…)

康太zZZ

瑞希「~♪」

雄二「……」

----

鉄人「残り30分だ!寝てないで見直しでもしとけ」

明久(今回はかなり自信がある!)


明久(見直し見直し♪)

名前 ルイ16世

明久(………)

明久(僕の馬鹿、馬鹿、馬鹿ぁああ!)

----

明久「や、っと、オワッタ…」

秀吉「だ、大丈夫かの?げっそりしておるぞ」


明久「残り30分で解答欄を全部直したんだよ…」げっそり

雄二「ほんっと馬鹿だよなゲッソリーニ」

明久「僕をムッツリーニみたいに呼ばないでよ!」

美波「ウチ、数学で点数取れたのがでかいわ…」

明久(美波の胸は…)

美波「ねえアキ、今失礼なこと考えてなかった…?)

明久「ええっ、考えてないよ…!」

-----


優子「明久君、久しぶりね」

優子「って言っても学校で会うことはあるけどね」

明久「優子さん…こんにちは…こんばんは…おはようございます…」ふらふら


優子「なんか顔色悪いよ…?」

明久「…」ばたっ

優子「明久君!?」

明久「zZZ」

優子「…寝ちゃった」

-----

明久「あれ?ここは…」

優子「明久君やっと起きた」

明久(寝てたんだ…)

優子「明久君…聞いてほしいことがあるの…」


明久「僕でよければ」

優子「あ、あのね…私、明久君のことが」

優子「大好き…なの」

明久「え、、、ええーっ!?」

優子「明久君、目つぶって」

明久「う、うん」

ちゅっ

明久「!!」

明久「///」


須川「残念!須川でしたー!」ぐへへ

明久「…………」

明久「いやああああああ!」
---

明久(…はっ)

明久(今年一番最悪な夢だった…)

明久(なんで僕は空を。それに首元が柔らかい感触…)

優子と目があう

明久「…って、ええ!?」

優子「明久君起きたね///」


明久(僕、生まれて初めて膝枕された…///)

明久「…さん?」

優子「…///」ぼーっ

明久「優子さーん」

優子「え、な、なに?」

明久「僕が起きるまでずっと膝枕してくれたんだよね?ありがとう!」

優子「う、うんっ!」


明久「あ、そうだ」

明久「優子さん今週の土曜日暇かな?」

優子「んーっと、暇だわ」

明久「よかったら僕の家こない?」

優子「…」

優子(えええええっ!!)

明久「この前のお詫びというか、なんというか」

優子「やった!」

優子(行ってあげてもいいわよ)

優子「あ」

明久「って言っても僕の家退屈かもしれないけどね」

優子(///)

-----

秀吉「姉上よ、野菜を分けてくれんかのう」

優子「うん」

秀吉(やっぱりおかしいのじゃ…普段は家事手伝わないのに…)

優子「~♪~♪」

秀吉(ホラーなのじゃ!)


優子(明久君にキスしちゃった…//)えへっ

秀吉「ぎゃあああああああ!」

優子「な、なによ秀吉」

秀吉「姉上よ、今日はおかしいのじゃ!」

優子「なによ、アンタだって毎日頭おかしいじゃないの」

秀吉「勉強のことは触れないでほしいのじゃ」

秀吉「…もしかして明…優子「ち、違うわよ!!」


優子「ま、まあ、明久君は他の人より優しいし目もぱっちりしてて運動神経も良くてカッコよくて勉強だってやればできる子なのよ…!」

秀吉(そこまで聞いてないのじゃ…)

-----

明久「あれ、僕って優子さんを家に…」

明久「ああああっ!一人暮らしの家に女の子を呼ぶなんて、僕って大胆ー!」じたばた

明久「…今になって緊張してきた…」

明久「さーて、部屋の片付けでもやろう」

明久「…このエロ本は隠さなきゃ」ごそごそ

明久「ここなら見つかる心配はないよね」


そして土曜日

優子「ここで合ってるかしら」

ピンポーン

明久「はーい」

ガチャ

優子「明久君こんにちは」

明久「…」じーっ

明久(優子さんの私服とても可愛い…)ごくり

優子「どうしたの?明久君?」

明久「い、いやー、優子さんの服が可愛いなーって」


優子「そ、そんなこと!…ありがとう//」

明久「どうぞー」

優子「綺麗な部屋だね」

明久「もともとは汚い部屋だけどね」

明久「そういえば優子さんはお昼食べた?」

優子「微妙な時間だったから食べてないわ」

明久「じゃ、じゃあ僕が作ったの食べてよ!」

優子「え、いいの?」

明久「うんっ!」

明久「ちょっと待っててね」

優子「感謝するわ」

優子(あんなところにシャツが…)

優子(……)ごくり


優子()クンカクンカ

優子(明久君の匂いがするぅぅ//)

優子(これは…一種の麻薬だわ…)

明久「優子さん?」

優子「あ、ここれは、そう、畳んであげたのよ」

明久「ありがとう優子さん」

明久「はいっ、僕の自身作だよ」

優子「うわー美味しそう」

優子「これってパエリアっていうんだよね?」

明久「そうだよ!」


優子「いただきます」パクパク

優子(す、すごいわ…)

明久「どう、かな…?)

優子「とても美味しい。やっぱり明久君には料理で勝てそうにないわ」

明久「ありがとう!嬉しいよ」

---

優子「ごちそうさまー」

明久「いえいえ」

明久「食後におやつあるよ?」


優子「ん?ウイスキーボンボン?」

明久「そう!ちょっと苦いけど美味いよ」

優子「後で食べてみるわ」

明久「あ、そうだ」

明久「優子さんってゲームとかやる?」

優子「たまに秀吉とやるわよ」

明久「へぇー意外だね」

優子「関節を外していくゲームなんだけどね」

明久「それゲームじゃないよ!怖いよ」

優子「あれ、これって」

明久「マオリカートだよ」

優子「CMで見たことあるわ」

------

明久「…ここをこうやって」

優子「ん」

明久「優子さんって物覚え良いね!」

優子「私こういうの得意なの」

明久「それじゃあ勝負しよう」

優子「秀吉が明久君はかなりのゲーマーで誰も勝てないって言ってたけど…」

明久「あれれ、優秀な優子さんが僕に勝てな、優子「私が勝つに決まってるでしょ!」

3・2・1ピーッ!

明久「いけっ!」

優子「えいっ!」



明久「この勝負もらった!」

優子(やっぱり難しいわ…)ブーン

明久(…ん?)ちらっ

明久(優子さんのミニスカートから生脚が…!)

明久(気になって集中できない…!)ちらっちらっ


優子「あーもう、イライラするー」足バタバタ

明久(!!)

明久(み、見える、見える、見)ムッツリーニ風

優子「やった!加速アイテムゲット!」ぴらっ

明久(ぐはああああっつつつ!)ブシャァ

明久(白…ネ申様ありがとう…)


どっぽーん!

明久「ん?」

優子「あはは明久君、池に落ちたー!」

明久「やばい、初心者でもあまりやらないミスを…」

明久(優子さんのパンツを見てたなんて言えない)

GOAL!!

優子「やったー勝った!」

明久「完敗だよ…」

明久(優子さんが喜んでる…可愛い。脳内保存脳内保存)


明久「ちょっとお手洗い行ってくるね」

優子「うん」

優子(ゲームは興味なくてやらないけど、明久君とやると楽しい)

優子「少しお腹が空いたわ」

ウイスキーボンボン

優子「食べてみようかしら」ぱくっ

優子「…おいしい」もぐもぐ

優子(それにしても部屋が綺麗に片付いてるわね)もぐもぐ

優子(本棚に分厚い本がある…なんだろ)


六法全書

優子(ええ!?明久君って六法全書なんて読むの)
※明久姉のです

優子(少し読んでみようかな)

優子(お、重いわね)

優子(あれ?六法全書のカバーに色んな本が入ってる?)

姉妹丼
家でしよっ♪
秘蔵ファイル渋谷ver
おぱいコレクション

びっしり…


優子「……」

明久「お待た…」

明久「せ………」

優子「あっ…」

優子(ど、どどうしよ、まさかあんなのが入ってたなんて…///)

明久「ゆ、優子さんそ、それは…」ガクガク

優子(な、なんかフォローしてあげなきゃ)

優子「なんでBL本が一冊もないのかしら」

明久「……え?」

優子(ぎゃあああああ私の馬鹿あー馬鹿ー!)

優子(なんか頭が回らなくってきた…)

-----

明久(気まずい…)

優子(……)ぽわーん

明久「ゆ、優子さん?」

優子「えへっ」にっこり

明久「っ//」どきっ


がばっ

優子「明久君の匂いだー」すりすり

明久「ちょっ、優子さん!?」

明久(ああやばい…突然どうしたんだろ)

ウイスキーボンボン「やあ」

明久(もしかしてこれなのか…これで酔う人初めてみた…)

明久「優子さん…好きでもない人に抱きついちゃ駄目だよ…?」


優子「えー明久君のこと」すりすり

優子「好き…だよ?」

明久「////」

優子「あれれ私のお尻に硬いものが」

明久「こ、これは…」

優子「私に興奮してくれたんだー」ぐいっぐいっ

明久「あっ、くっ」

明久(優子さんのお尻が)

明久「あっ、くっ」

明久(優子さんのお尻が)

優子「んっ♡これしゅごい♡」ぐいっ

優子「ねえー明久君のみたいな?」

明久「」

優子「えいっ」ずるっ

明久「あっ//」

優子「これが明久君の♡」

優子「えへへへ」頬ずり

明久「優子さん!らめっ…」

自主規制

--------

明久「優子さんごめんなさい…」土下座

優子「い、いいのよ…私が悪いんだし//」

優子(明久君とすごいことしちゃった//)目グルグル

明久「あの…」

優子「はいっ!」

明久「もう夕方だけど大丈夫?」

優子「え?もうそんな時間?」

明久「うん、あっという間だったね」


優子「………もっと明久君と…」

明久「え?」

優子「な、なんでもないわよ。じゃあまた今度ね」

明久「そうだね!」


--------

そしてある日、優子さんから屋上にくるように言われた

明久「優子さんどうしたの?」

優子「明久君…」


優子「テストおめでとう」

明久「ありがとう!でも総合的にCクラスの点数で…」

優子「いいじゃない!短期間でそこまで上げれるなんて」

明久「でも…」

優子「それともあれかしら、Aクラスの私とつり合わないとでも」

明久「うっ」

優子「やっぱり…」

優子「私はそんなこと気にしてない」

明久「優子さんは優しいんだね」

優子「そ、そんなことないわよ…」

優子「……」

優子(今日こそ言うのよ…)

明久「ん?」

優子(心臓バクバクやばいよぉ)

明久「優子さーん!」

優子「はひっ」びくっ

明久「大丈夫?顔赤いよ?」

優子「ちょ、ちょっとまってね」

明久「う、うん」

優子「」深呼吸

優子(よし!)

優子「明久君」

明久「はいっ」

優子「私、馬鹿正直な人が好き。優しい人が好き。努力する人も好き。なにもかもが好き」

明久(誰のことなんだろう…)

優子「そんな明久君のことが好き//」


明久「!!」

優子「私と…付き…あってくれるかしら…」

明久「僕は…//」

ガタッ

「ちょっと待って!」
「下さい!」

明久「美波、それに姫路さん」

美波「アキにどうしても言いたいことがあるの」

姫路「わ、私もです」


「私はアキ(明久君)のことが好き(好きです)付き合ってください」

優子(明久君…)

明久「ぼ、僕は…」

【選択肢 指定してください】
安価下

1.優子さんのことが好きだ
2.美波のことが好きだ
3.姫路さんのことが好きだ


明久「僕は…」

明久「優子さんのことが好きだ」

明久「僕と付き合ってください!」

優子「…はい//」涙ぽろぽろ


美波「やっぱだめか」ぐすっ

姫路「明久くん…」ぐすっ


優子「死んでもずっと一緒だよ?」

明久「それってプロポーズ?//」

優子「あっ」

優子「///」ボンッ




明久「…ってことがあったんだよ」

優子「もう子供達寝てるよ?」

「zZZ」

「zzZZ」

明久「あ、ほんとだ」

優子「それに、聞いててすごい恥ずかしかったわよ//」

明久「ごめんごめん//」



「お兄、私のプリン返してよ!」ばたばた

「腹減ってたんだよ。1個ぐらい食べてもいいじゃんか」

「はぁ?勝手に人の食べていいってわけ?あれは限定品なのよ」

明久「ふたりとも喧嘩しない!」

「うっさい!!」

明久「はい…」しょぼーん

優子「私のあげるから騒がないの」

「やった!」

優子「ふふふ」



「お父様!妹さんを僕にください!!」土下座

「私からもお願いします」

明久「お前に娘はやらん!!」

「そんな…」

優子「もう、ただ言ってみたかっただけでしょ」

明久「うんっ」

「それじゃあ…」

明久「娘が決めたことだからね。今日はつぶれるまで飲もう」

あははははは



優子「久しぶりに二人っきりでお出かけね」

明久「そうだね」

明久「学園生活の頃はよく二人でデートしたよね」

優子「それが目立ったのか、学園長から卒業まで恋愛禁止令でたよね」

明久「懐かしいね!もっと思い出つくりたかったなー」

優子「まだまだこれからよ」

明久「そうだね!」

明久「ちょっと腰が痛くなったから、ベンチに座るよ」

優子「もうジジイになったのかしら」

明久「優子はババ 優子「なにか言った?」

明久「な、なんでもないです」



「お父さん死んじゃ嫌!!」


「親父!頼む返事してくれ!」


優子「お父さん…」

明久「」ぱくぱく

優子「…え?」


優子は明久の口の動きでなにを言ってるのかわかった



優子に会えてよかった
家族ができてよかった
僕の分まで生きてくれ



優子「……」ぼろぼろ



死んでもずっと一緒だよ



優子「うん…」ぼろぼろ





おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年07月06日 (木) 17:00:10   ID: RgzN_F-_

傑作やぁ泣

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