入間「できたぞ最原!>>2だ!」【ダンガンロンパ】 (133)

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入間「できたぞ最原!好感度測定メーターだ!」
入間「できたぞ最原!好感度測定メーターだ!」 - SSまとめ速報
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最原「また何か作ったの……?」

入間「今度の発明は大丈夫だって!」





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1487245300

入間「名付けて!『もしもあの人が恋人だったらシミュレーター』だ!」

最原「よくわからないけど……愛の鍵みたいなもの?」

入間「バッカ!あれは恋人じゃないケースだってあるだろうが!」

入間「今回の俺様の超天才的な発明は、相手を完全に自分のモノにできちまうって代物なんだ!」

入間「ナニをしてもいいんだぜ?童貞にそんな勇気があればだけどな!」

最原「またとんでもないものを……」

入間「じゃあ使い方を説明するからよく聞いておけよ!」

1.実際の人を恋人に変える
2.夢の世界での恋人にする

安価下3までの多数決

入間「使い方は簡単!目の前の相手に照準を合わせてボタンを押すだけだ!」

入間「夢のハーレムライフだって実現できるぞ!ひゃーっひゃっひゃっひゃ!」

最原「そんな……それってまた皆の気持ちを操るってことじゃないか!」

最原「そんなの許せない!」

入間「でも本当は?」

最原「前回すごく楽しかったからまた遊びます!」

入間「よっしゃ!行ってこい!」

最原「さて、じゃあ早速使ってみようか」

最原「まずは安価下の人!」

最原「百田くん!」

百田「お、終一じゃねーか。どうしたんだ?」

最原「ちちんぷいぷい恋人になーれー!」

最原「ちなみに僕にそっちのケはないからね!」

百田「………」

最原「百田くん?」

百田「終一……今日はお前に折り入って頼みがあるんだ……」

最原「ど、どうしたの?」

百田「俺に……カジノのコインを恵んでくれ!」

最原「……え?」

百田「俺は宇宙に轟く百田解斗だ!この俺が負けっぱなしなんてありえねー!」

最原「あ、また負けたんだ」

百田「またって言うな!……なぁ、ダメか?お前しか頼れる奴がいねーんだ……」

百田「まさか他の奴らにこんな情けないところ見せるわけにはいかねーしよ……恋人のお前だから頼めるんだ」

最原「確かに普段の百田くんとはちょっとイメージ違うけど……」

百田「お前のことを絶対幸せにしてやるからさ、な?」

最原「まぁ僕もモノモノマシーンで欲しいものはあらかた手に入れたからいいよ……ほら」

百田「サンキュー終一!愛してるぜ!倍にして返してやるよ!」

最原「う、うん……」

最原「あれは……典型的なヒモ男、ってことなのかな」

最原「いつもはむしろ周りが自分を頼るから、恋人の前だと自分が頼りたくなるんだろうな」

最原「……春川さん、ファイト」

最原「さて、次は安価下の人にしよう」

最原「東条さん!」

東条「あら、最原くん。依頼かしら?」

最原「愛の鍵では恋人ってわけじゃなかったからね!新鮮な東条さんが楽しみだ!えいっ!」

東条「………」

最原「えっと……どうかな?」

東条「終一?どうかしたの?」

最原「しゅ、終一!?」

東条「あなたがそう呼べって言ったんじゃない。忘れちゃったの?」

最原「そ、そっか。そうだったね」

東条「まあ、私ってよく皆のお世話をしていることもあってお母さん扱いされるじゃない?」

東条「だからせめて終一といるときくらい普通の女子高生みたいに振舞いたいとは思っているのよね」

東条「いつものような滅私奉公では他の方と接し方が変わらないことになってしまうし……」

最原「確かにそうだね。東条さんのことだからてっきり恋人にもひたすら尽くすのかと思ってたけど」

東条「それではダメだわ。あなたが私に依存するような状況はよくないもの」

東条「それで私なりに普通の女子高生、に挑戦してみることにしたのだけど……試させてもらってもいいかしら?」

最原「うん、もちろん。ちょっと興味あるしね」

東条「じゃあ行くわよ……」

東条「あー!終一じゃーん!どうー?最近チョベリグー?」

最原「東条さん!?」

東条「なーにー?その顔、マジウケるんですけどー!」

東条「そーだ、終一、今日帰りにゲーセン寄ってプリ撮ろーよー」

東条「キスプリとかしちゃおっ!キャハッ!」

最原「え、えっと……?」

東条「あぁ、でもダメじゃーん。今日これから星っちに部屋の掃除頼まれたんだった―」

東条「というわけで、ちょっちマッハで行ってくるから、じゃね!」

最原「あ、うん……じゃあね」

最原「……………」

最原「………ギャップ凄すぎるよ!!」


次の人を安価下

最原「夢野さん!」

夢野「んあー……最原か。何か用か?」

最原「夢野さんはどんなビックリ豹変になるのか……見させてもらうよ!それっ!」

夢野「んあー……」

最原「夢野さん?」

夢野「んあ?どうしたのじゃ?」

最原「い、いや。何か用があるってわけじゃないけど……」

夢野「なんじゃ全く……」

最原「………えっと、夢野さん?」

夢野「だからなんじゃ?」

最原「確認するけど……僕たち恋人でいいんだよね?」

夢野「そうじゃが?」

最原「………塩対応すぎない?」

夢野「んあー……もうめんどいのじゃー……」

最原「え、えぇ……」

夢野「ウチはお主が好きで、お主はウチが好きなんじゃろ?」

夢野「ならばそれで良いわい。何かするのも面倒じゃ……」

最原「つまらなくないの、それ……?」

夢野「だから言うておろう。面倒なんじゃって。何もしないんじゃからお主もウチのことを嫌いになることはないはずじゃし」

最原「………これは」

最原「まさかの熟年夫婦風……だと……?」

最原「お互いが好きだとわかってればそれでいいタイプだこの人!」

最原「そしてその関係にあぐらをかいて何もしないから結局つまらないって言われて振られるやつ!」

最原「さすがだ!めんどくさがりは恋人関係でも変わらない!こたつで蜜柑剥いてダラダラするだけなのが目に浮かぶ!」

最原「えっと……夢野さん、僕もう行くね?」

夢野「好きにせい」

最原「は、はーい……」

最原「えっと……次は安価下の人にしようか」

最原「アンジーさん!」

アンジ―「やっはー!どうしたー?どうした終一どうしたー?」

最原「どうしたが多いよ……せいっ」

アンジ―「んむむむむー」

最原「どうしたの?アンジ―さん」

アンジ―「いやー、アンジ―達、ここに閉じ込められたままでしょー?」

アンジ―「だから、終一に捧げるイケニエがなかなか手に入らないなーって」

最原「僕に捧げる!?」

アンジ―「何をいまさら驚いてるのー?終一はアンジーの神様なんだよー?」

最原「そう来たか……!」

最原「で、でもイケニエはよくないよ!僕は普通の人間の食べ物が食べれたらそれでいいんだからさ!」

アンジ―「駄目だよー。終一にはちゃんと神ってもらわないとー」

最原「でも今はイケニエ無いんでしょ?じゃあどっちにしろ無理だよ」

アンジ―「世知辛いねー……あ、終一の肩にゴミついてる」

最原「あ、ありがとう」

アンジ―「というか、終一の周り結構汚れてるねー。神様の御前なんだから綺麗にしないと……」

アンジ―「あ、爪伸びすぎー。ダメだよ終一、ちゃんと切らなきゃ」

アンジ―「靴もなんだから汚れてるよー?アンジーが磨いてあげる」

アンジ―「神様だから身だしなみも整えないとねー」

アンジ―「あ、帽子はずっとつけてると蒸れるから気を付けてねー?アンジーは心配だぞー?」

アンジ―「じゃあアンジーは終一のためにイケニエ探してくるから、楽しみにしててねー!」

アンジ―「ばいならー!」

最原「……何だあのめっちゃいい子」

最原「僕を神様と同一視しているからか……対応が丁寧だ……」

最原「今までの人と比べて優しくて一瞬本気で惚れるかと思った……」

最原「と、とりあえず次の人だ。安価下の人のところに行こう」

最原「ゴン太くん!」

ゴン太「最原くん、どうしたの?」

最原「特に用はないよ」

ゴン太「そうなんだ!じゃあね!」

最原「そして後ろからこっそり装置起動!」フッ

ゴン太「あのっ!!」

最原「ゴン太くん?」

ゴン太「最原くんは今日どこに行きたいかな?ゴン太は紳士だからエスコートしたいんだ!」

最原「うーん……でも僕は特に行きたいところはないかな」

ゴン太「そっか……」

ゴン太「じゃあ、虫さんと遊ぼうよ!」

ゴン太「つい最近、すっごくちっちゃい虫さんを見つけたんだけど……なぜかゴン太と喋ってくれないんだ」

最原「むしろ他の虫となら普通に喋れるのだけでも相当凄いけどね……」

ゴン太「虫さんは友達だからね!あ、でもその虫さんは小さすぎて最原くんには見えないかなぁ……」

最原「ちなみに、どんな虫なの?」

ゴン太「うーん……ハチさんに似ているけど、カメラみたいなものがついてて……面白い形なんだ!」

最原「へぇ。聞いたことない虫だなぁ」

ゴン太「ゴン太もあんな虫さんは初めて見たよ!王馬くんに虫さんを見つけた話をしたら、入間さんに虫さんを回収するメカを作ってもらったらしくて、それでようやく姿が見えたんだ!」

最原「あの人本当に何でも作るなぁ」

最原「……ん?入間さんのメカ……?」

最原「……あれ、ゴン太くん。僕と君って恋人関係なんだよね?」

ゴン太「うん、そうだよ!だからゴン太は最原くんをエスコートするんだ!」

最原「…………」

最原「…………これいつもとあんまり変わってない!!!」

最原「恋人だろうと友達だろうと同じなのか!純粋ってすごい!!」

最原「ただ違う!!僕の求めていたのはこうじゃない!!正直物足りない!!インパクト足りない!!!!」

最原「……ふぅ」

ゴン太「さ、最原くん……?」

最原「ゴメン、ゴン太くん。僕もう行くよ……」

ゴン太「あ、うん!気を付けてね!」



最原「なんか逆に疲れたな」

最原「次は安価下の人だ」

最原「王馬くん!」

王馬「やっほー最原ちゃん。どうしたの?」

最原「どうでもいいけど君と僕の苗字って変換で一発で出ないから面倒だよね」

王馬「いやいきなり何の話?オレに用があるんじゃないの?」

最原「そうだね。そりゃっ!」

王馬「残念!それは残像だよ!」

最原「なんだって!?」

王馬「嘘だけどね!」

王馬「ねー最原ちゃーん」

最原「なに?」

王馬「もしオレが警察に捕まったらどうする?」

最原「どうするも何も……犯罪行為を本当にしているんだったら当然だと思うけど……」

王馬「あーあー、そういうこと言っちゃうんだー」

王馬「………寂しいよ、最原ちゃん」

最原「え?」

王馬「だってオレが捕まったら一生最原ちゃんに会えなくなるかもしれないんだよ?」

王馬「そんなの、耐えられないよ……」

最原「……嘘でしょ?」

王馬「あ、バレた?」

王馬「そもそもオレくらいになると脱獄くらいちょちょいのちょいだからね!」

王馬「でも、そうだなー」

王馬「最原ちゃん!手出してよ!」

最原「いいけど……どうしたの?」

王馬「えい」ガチャ

最原「……え?何これ?」

王馬「見ればわかるでしょ?手錠だよ!」

最原「いやいやいやいや……え?」

王馬「オレは最原ちゃんと離れるのは嫌だからさー……」

王馬「最原ちゃんをオレが捕まえればいいだけだよね?」

最原(………王馬くん、地雷だった!!)

最原(束縛強いタイプかー!!)

王馬「さ、逃がさないからね―!」

最原「つ、捕まってたまるかー!」

最原(両手がふさがってるから走りにくっ!)



最原「……なんとか逃げ切れた」

最原「とりあえず指が動けば操作はできるし、このまま次の安価下の人に行こう」

最原「春川さん!」

春川「最原……どうしたの、その手」

最原「王馬くんにやられてさ……取れないんだ」

春川「バカじゃないの?……フンッ」

最原「あ、取れた!」

最原「春川さんってそんなに馬鹿力だったんだね……!」

春川「やめて。殺されたいの?」

最原「ごめんごめん。ありがとう」

最原「さて、そろそろ春川さんにも!そらっ!」

ちょっと今日はここらで一旦終わります。次回はハルマキの恋人モードから。
お疲れさまでした

更新ペース遅くてすみません
数日以内にはできるかと...

春川「……あのさ、最原」

最原「なに?」

春川「撫でて」

最原「え……僕は構わないけど、その、いいの?」

春川「私はあんたに撫でてほしいって言ったの。いいに決まってるでしょ」

春川「……恥ずかしいから何度も言わせないでよ」

最原「わかった……これでいいかな?」ナデナデ

春川「足りない。もっと」

最原「こ、こう?」ナデナデグシャグシャ

春川「うん。あとは……匂い嗅がせて」

最原「匂い!?い、いいけど春川さんって匂いフェチだったの?」

春川「違う。……私は今まで人から貰う愛を知らなかったから、こうやって実感してるだけ」

春川「安心するんだよ。私の大好きな人とこうしているだけで」

最原「そっか。僕なんかでよければ、好きにしていいよ」

春川「そういう言い方も良くないと思うけど、じゃあ遠慮なく」スーハー

春川「……うん、満足」

春川「じゃあ私はこれで。……ありがとう、最原!また後で!」

最原「!?」

最原(今まで見たこともないような笑顔で春川さんは僕に別れを告げた)

最原(春川さんは孤児院で育ったらしいから……きっと甘える人が欲しかったんだろうな)

最原「これで百田くん、東条さん、夢野さん、アンジーさん、ゴン太くん、王馬くん、春川さんは試したな」

最原「次は安価下の人にしよう!」


最原「茶柱さん!」

茶柱「むむ、最原さんですか……ネオ合気道を学びに来たのですか?」

最原「それはまた今度にしてほしいかな……ちょっと用があってさ」

茶柱「ん……?最原さん、その手に持っている機械は……」

最原「わーっ!起動だ起動!おりゃっ!」

茶柱「最原さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

最原「ど、どうしたの!?」

茶柱「転子は、転子はもう我慢ができません!」

茶柱「正直言うと今でもかなりギリギリです!」

最原「えっと……何があったのか教えてくれる?」

茶柱「欲求不満です!!」

最原「………は?」

茶柱「ご存じの通り、転子は普段根性無しの男死共に厳しく接し、触れ合うことなどありません」

茶柱「しかし!転子も人の子、女の子!」

茶柱「最原さんと付き合ってから、今までの反動で色々と爆発してしまったと言いますか……」

茶柱「正直理性がもう持ちません!いいですか最原さん、いいですよね!?さっそくこの愛の鍵で……!」

最原「ま、待って!頭が追い付かない!急すぎるって!」

茶柱「そうでしたね!まままま、まずは接吻と呼ばれる何某から……!」

最原「そういう話でもないって!とにかく一回落ち着いて!」

茶柱「転子は知っています!最原さんのような草食系男死は女子から誘わないと乗ってはくれないと!」

茶柱「だからこうして恥を忍んで迫っているのです!さぁ、さぁ!」

最原「……あっ!あんなところ魔法少女のコスプレをした夢野さんが!」

茶柱「なんですってー!?どこですか!?」

最原(今のうちに!)

茶柱「夢野さーん!転子はここですよー!出てきてくださーい!」




最原「……追っては来ていないみたいだな」

最原「本気の茶柱さんからは絶対に逃げられないだろうから、あんな嘘に引っかかってくれて助かった」

最原「さて、次は安価下の人のところへ行こう」

最原「星くん!」

星「最原か。俺に何か用か?近づくなと言ってあったはずだが」

最原(そのわりには東条さんに部屋の掃除を頼んでいたり、自分から関わっているよな……)

最原(ま、いいか。さて、星くんはどうなるかな、っと!)

星「…………」

星「なぁ」

最原「どうしたの?」

星「最原、最近誰かに後をつけられているとか、そういうことはないか?」

最原「えっと……特にないと思うけど」

星「だったら、盗聴器なんかを個室に設置されている可能性はあるか?」

最原「人を入れたことはないはずだから、大丈夫だよ。でもどうしてさっきからそんなことを?」

星「……なに、過去のことで俺がビビッちまってるだけさ」

星「大切な奴一人守れなかった過去をな」

最原「そっか……でも、心配しなくていいよ」

最原「少なくともこの状況で、星くんのせいで人が死ぬなんてことは無いと思うんだ」

星「たとえそうだとしても、これは俺の自己満足だ」

星「最原、俺にお前を守らせてくれ」

星「絶対にお前を死なせはしないからよ」

最原「あはは、心強いね」

星「じゃあ、俺はもう行くが……何かあったらすぐ言えよ」

最原「うん!」



最原「普通に頼りになる心強い相手だったな……」

最原「さて、じゃあ次は安価下の人だ」

キーボ把握です。今日は一旦ここで終了です。
お疲れ様でした

最原「キーボくん!」

キーボ「最原クン。どうしたんですか?」

最原「また入間さんが面白そうな機械作ったらしいから試してみようと思ってさ」

最原「キーボくんに向けてスイッチを押して、と」

キーボ「......何も起きませんね」

最原「やっぱり人間にしか効果が無いみたいだね」

キーボ「またロボット差別ですか!いい加減拗ねますよ!?」

最原「文句なら入間さんに言ってよ......」


最原「やっぱりキーボくんには意味なかったみたいだ」

最原「やっぱりロボットと人間は......おっと、これ以上はまたキーボくんが飛んできそうだ」

最原「次の人は安価下にしようか」

最原「天海くん!」

天海「最原くん、何かあったんすか?」

天海「って、また妙な物を......」

最原「一度ハマるとなかなか辞められないんだよ、ごめんね!」

天海「......終一」

最原「えっと......何かな、天海くん」

天海「ん?天海くん?」

天海「随分とよそよそしいっすね。兄妹なのに」

天海「それともやっぱりこんなダメ兄貴、認めてもらいないってことっすかね......」

最原「え......?」

最原「天海くん、僕たち兄妹なの......?」

天海「そうっすよ?今更っすね」

最原「恋人じゃなくて?」

天海「それも今更っすね」

最原「.........」

最原(シスコンかああああああ!!!)

最原「もう完全アウトでしょそれは!」

最原「優しいお兄ちゃんなんだなーっていう印象だけで留めさせてくれよ!!」

最原「妹にもそういう愛情を向けられる人だって知っちゃったら今後接しにくすぎるよ!」

最原「天海くんなんて知らない!このシスコン!!」

天海「待つっす、終一!?」

天海「行ってしまった......」



最原「さすがに近親はアウトだよ......」

最原「じゃあ次の人安価下......」

王馬は一度やっているので下に流れます


最原「白銀さん!」

白銀「最原くん?何やってるの?」

最原「ちょっとね......」

白銀「わかった、また何か悪いことやってるんでしょ?ダメだよそういうのh...」

最原「隙あり!」

白銀「最原くん、どうしたの?」

最原「えっと......白銀さん、何も変化ないの?」

白銀「うん?何の話かわからないんだけど......」

最原「おかしいな、機械の故障かな」

白銀「それより、今日のデートはどこ行くの?」

最原「え?デート?」

白銀「行くでしょ?付き合ってるんだし、チケットもあるんだから」

最原「あれ、やっぱり僕たち付き合ってるの?」

白銀「何その反応......地味に傷つくよ?」

最原「いや、あんまりにも普通だったから......」

白銀「あぁ、恋人に無理やり大量にコスプレさせるとか、そういう人だと思ってた?」

最原「正直、予想はしてた......」

白銀「さすがにオタクとは言っても趣味だけに生きてるわけじゃないよ」

白銀「友達とかに勧めたりすることはあるけど、ちゃんとキャラ愛がある場合に限るし!」

白銀「それに私は『コスプレをしている最原くん』じゃなくて『ありのままの最原くん」が好きなんだからさ!」

最原「白銀......さん......」

白銀「うわわっ!どうしたの、何で泣いてるの!?」

最原「まともな人が珍しくて......」

白銀「えっと......ここの皆は確かに個性的だけど......泣くほど?」

最原「いや、いいんだ。気にしないで......」

白銀「う、うん。とりあえずデートのことは後ででいいから、どこかで落ち着いてきたら......?」

最原「そうするよ......ありがとう」


最原「原作の最後からはとても想像できないようなまともさだったなぁ」

最原「さて、次の人を安価下にしよう」

最原「真宮寺くん!」

真宮寺「おや、何か用かナ?」

最原「......天海くんみたいなパターンじゃないといいな」

真宮寺「話が見えないけど?」

最原「ううん、気にしないで......」

真宮寺「ククク......クックック......」

真宮寺「あァ......素晴らしいヨ!」

最原「真宮寺くん......?」

真宮寺「君のような逸材に出逢えたのは初めてサ!まさに君は僕の理想とする身体のカタチをしている......!」

最原「あの......」

真宮寺「君は僕の恋人になったんだよネ?」

真宮寺「だったら僕には君を好きにしていい権利があるってことだよネ?」

最原「いや、そういうわけじゃ......」

真宮寺「ちょっと僕の縄に縛られてみないかナ?君ならきっと世界一美しい亀甲縛りが完成すると思うんだヨ......!」

最原「............」

最原「何でこの学園はこんな人ばかりなんだー!!」

真宮寺「待ってヨ最原君!」

最原「待てと言われて待つのはゴン太くんくらいだよ!」

ゴン太「呼んだ?」

最原「呼んでない!」

ゴン太「わかったよ!」



最原「なんとか逃げ切れた......」

最原「あとは赤松さんと入間さんか。どっちを先にしよう」

最原「安価下でいいかな」

天海はもう既にやったので入間ですね


最原「入間さん!」

入間「あーん?ダサイ原か。満を辞して俺様の出番ってわけだな!」

最原「まあそういうことになるかな」

入間「いいぜ!どーんと来い!どうせお前みてーなチンカス相手にすることなんてねーだろうがよ!」

入間「ねぇ、終一」

最原「どうしたの?」

入間「アタシのこと好き?」

最原「いや、別に......?」

入間「な、何でぇぇ!?アタシたち付き合ってるんじゃないのぉ!?」

入間「嫌いになったの......?ごめんね、アタシ何かしちゃった......?」

最原(そうだ、今は恋人だった)

最原「ごめん間違えた。好きだよ、当たり前じゃないか」

入間「嘘じゃない......?」

最原「もちろん!」

入間「へへへ.....嬉しい!」

入間「もし嘘だったらアタシ、終一と一緒に心中しちゃうからね......?」

最原「あはは......それは嫌だな」

入間「まだ好きなんだよね?」

最原「さっきそう言ったばかりじゃないか」

入間「だってぇ......!好きって言った瞬間は嘘じゃなくても次の瞬間には変わってるかもしれないしぃ......」

最原「............」

最原「め、めんどくさっ!!」

入間「ふぇぇ!?」

入間「ごめんね、めんどくさいよねこんな女......」

入間「自己嫌悪だ鬱だ自虐だ......」

入間「リスカでもしたら気が紛れるかなぁ」

最原「ああもう!何言ってるのさ!」

入間「だってぇ......終一が......」

入間「あ、そうだぁ......」

入間「終一にずーっとアタシだけを見て貰えば、アタシだけを好きでいてくれるよね......?」

入間「っつーわけで出動!俺様特性捕縛メカ!」

最原「なんかごっついメカが出てきた!」

入間「さっさと俺様のモノになりなぁ!」

最原「辞めてよ!こんなことをする入間さん、僕は好きになんかならない!」

入間「えぇぇ......でも、終一を閉じ込めておけば......」

最原「それだとむしろ逆効果だって!普通にしてくれればいいから!」

入間「そうなのぉ......?終一がそう言うのなら、そうする......」

入間「だから嫌いにならないでね?」

最原「う、うん......」



最原「入間さん......めんどくさすぎだよ......」

最原「そういえば入間さん、あんな状態だけどちゃんと恋人だったらシュミレーターのこと覚えてるのかな?」

最原「まあ前回酷い目に遭ったんだし流石に今回は元に戻るボタンくらい用意してるよね!」

最原「さ、最後は赤松さんだ!」


今日はここまで。次回は赤松さんとのワックワクドッキドキの恋人体験!
と言っても赤松さんの普通の恋人IFなんて至る所にあるからね!
多数決で赤松さんのシュミレーターの結果を決めちゃおう!

1.王道ニヤニヤ恋人。それはそれはベタな関係
2.完全地雷恋人。最原くん逃げて超逃げて
3.無関心系恋人。アカマツスーパードライ

安価下5までで多かったのに決定します。同数は先に投稿された番号を優先

では王道恋人赤松さんで行きたいと思います
赤松さんよかったね変態にされなくて
最原くんよかったねイメージ壊れなくて
ではお疲れ様でした

最原「赤松さん!」

赤松「最原くん?どうかした?」

最原「ちょっと試したいことがあってさ」

赤松「その持ってる機械に関係があるの?……また入間さんの発明でイタズラ?」

最原「さすがにばれちゃった?そういうことだよ。今度は他人に被害が及ぶようなものじゃないから大丈夫なはずだしね」

赤松「それってどんなものなの?」

最原「えっと……言ってもいいんだけど、それだと受け入れてもらえなさそうというか……」

赤松「……信用ないんだなぁ、私」

赤松「最原くんならいいんだけどなぁ、何をされても」

最原「赤松さん……わかった」

最原「これは『もしもあの人が恋人だったらシミュレーター』って言って……まあ、効果は名前の通りだよ」

赤松「うん?何でそれを私に使うの?」

最原「何でって言われてもな……赤松さんがもし恋人だったらどうなるか見てみたいから、かな?」

赤松「えーっと……『もし』って何?」

赤松「私たち……もう付き合ってるよね?」

最原「………」

最原「ええええええええええええええええええええ!?」

最原「ちょ、ちょっと待って!どういうこと!?」

赤松「待って、私も理解できてないんだけど!何で最原くんが驚いてるの!?」

最原「そりゃ驚くよ!確かに赤松さんのことは……じゃなくて、そんなことになった覚えないよ!?」

赤松「いやいやいやいや、確かに言ったって!それも、最原くんの方から『僕と付き合ってくれないかな?』って!!」

赤松「それで初デートとしてAVルームで一緒にミステリ映画を観たよね!?忘れたとは言わせないよ!?」

最原「確かに一緒に映画を観たのは覚えているけど……でも、付き合ってくれだなんて僕は……」

最原「………あ」


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~回想~


最原『赤松さん、その、この間のバレンタインのチョコ、ありがとう』

赤松『う、うん!えっと……渡した後のあれなんだけど、後から恥ずかしくなったと言うか、その、本当気にしないで!』

赤松『で、でも返事とかあるのなら嬉しいなー……なんて言ってみたり……』ゴニョゴニョ

最原『それで……が……でさ……』

赤松『あぁでも本当に何も無いっていうか、自分でも何であんなことしちゃったんだろうっていうか』モゴモゴ

最原『あの時は………で、だから………と思って……』

赤松『ただ最原くんの判断に任せるんだけど、私としてははっきり言ってもらった方が気持ちに踏ん切りがつくとも思ってて……』ボソボソ

最原『……赤松さん?聞いてる?』

赤松『え、あ、ごめん!何の話だったっけ!』

最原『だから付き合ってくれないかなって思ってさ』

赤松『………え、えぇ!?本当に!?いいの!?』

最原『当たり前だよ。そんなに嬉しかった?』

赤松『そりゃそうだよ!やった……嬉しい……よ、よろしくね、最原くん』

最原『うん、じゃあ行こうか』

赤松『行くって、どこに?』

最原『だからAVルームだって。一緒に映画を観たいって今言ったばかりでしょ?』

赤松『ご、ごめんちゃんと聞こえてなかったみたい。でもわかった。よーし、さっそく出発だね!』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

赤松「思い出した?確かに最原くんは言ったって!」

最原(盛大な勘違いが起きている………!)

最原(僕はただ、ずっと観たくてもなかなかタイミングが無くて見逃していたミステリ映画のDVDを発見したから赤松さんと一緒に観ようと思って誘っただけだ……)

最原(これは……どうすれば……!)


最原(……ただ、よくよく考えてみれば、この状況って別に悪いわけじゃないよな)

最原(今の僕の目的は赤松さんに恋人シミュレーターを使うことだ)

最原(恋人としての赤松さんの反応を見るという意味では特に不都合は無い)

最原(……このままいってしまおう。たとえ嘘を吐いてでも)

――偽証――

最原「ごめん、冗談だよ。忘れるわけがないじゃないか」

赤松「本当に?」

最原「もちろんだよ。不安にさせてごめんね」

赤松「ふーん………」

最原「えっと、怒ってる?」

赤松「怒ってる。そんな冗談を言う最原くんは嫌いですー」

赤松「………楓って呼んでくれるまで許しません」

最原「か……!?い、いやそれはちょっとまだ早いんじゃないかな!?」

赤松「アンジーさんのことは名前で呼ぶくせに」

最原「それは皆そうじゃないか!」

赤松「じゃあ私は最原くんを許さない」

最原「そ、そんな……」

赤松「……それとも、やっぱり本当は私のこと好きじゃないの?」

最原「そういうわけじゃ……!」

赤松「じゃあ言えるよね」

最原「う…………」

最原「………か、楓。ごめん、僕が悪かったから許してくれないかな?」

赤松「………えへへ、ありがとう。終一くん」

赤松「私の方こそ意地張ってごめんね?……大好きだよ」

最原「……ぼ、僕も」

赤松「僕も?」

最原「……僕も、好き、です」

赤松「やっと言ってくれたね」

赤松「ただ、大好きに対しての返しが好きは無いんじゃないの?」

最原「も、もう勘弁してよ赤松さん!さすがにこれ以上は恥ずかしいって!」

赤松「うーん、ま、しょうがないか!終一くんらしいしね!」

最原「あはは……これから頑張って努力するよ」

赤松「期待してるからね!言質取ったからね!」

最原「わかったよ。じゃあ僕はそろそろ行かないとだから」

赤松「はーい!行ってらっしゃい!またね!」




最原「かなりのハプニングもあったけど……これは結果オーライかな?」

最原「じゃあそろそろ入間さんのところに行って皆を元に戻してもらおう」

最原「いい加減、王馬くんや真宮寺くんなんかと逢わないように移動するのも大変になってきたしね」

まとめ

百田→ヒモ男
東条→ギャル化
夢野→熟年夫婦
アンジー→世話焼き
ゴン太→紳士
王馬→手錠系束縛
春川→甘えん坊
茶柱→欲求不満爆発
星→過保護
キーボ→効果無し
天海→シスコン
白銀→地味な恋人
真宮寺→縄系束縛
入間→メンヘラ
赤松→王道恋人

最原「入間さーん、いるー?」

入間「終一!どうしたの?」

入間「あっ、お風呂にする?アタシにする?」

最原「どっちも違うよ……ほら、皆を元に戻してほしいんだって」

入間「何の話?」

最原「いや、恋人だったらシミュレーターのことだよ。ちょっと面倒なことになった人もいたから早く効果を取り消してほしいなって」

入間「あ、前にアタシが作ったやつ?確かに戻るボタンはあるけどぉ……」

最原「あぁ良かった。じゃあ早速それを………」

入間「えいっ」バキ

最原「入間さあああああああん!?」

入間「こんなもの、必要ないでしょ?」

入間「アタシと終一は恋人同士なんだから、それを何で止めちゃう必要があるのぉ?」

入間「わかんない、わかんない……」

入間「終一、アタシと別れたいのかな……」

入間「駄目、それは………」

入間「そんなことにさせてたまるかよ!オレ様の元からテメーは離さねぇ!」

入間「とっとと監禁して二人きり永遠のランデブーと洒落込むぜオラッ!!」

入間「召喚!寝ながら生活シリーズ最新作!寝ながら戦闘ロボットォォォ!」

最原「またごっついメカが!!」

最原「あぁもう!これじゃ入間さんは当てにならない!」

最原「ひとまず逃げるんだ!誰かに助けを求めないと!!」


逃げた先にいたのは?
安価下1

~カジノ~

最原「百田くん!」

百田「おぉ、終一!丁度今チャンスタイム到来なんだ!見てろ、今に大勝ちが……」

百田「来い、来い、来い…………オイ!!」

百田「だからゼッテー壊れてるだろこのマシン!何でこんなに当たらねーんだよ!」

最原「百田くん、今はそんなことをしている場合じゃないんだ!入間さんのメカがすぐそこに……!」

百田「あぁん?入間のメカ?」

入間(メカ)「見つけたぜーッ!!!」

百田「うおおおお!?でかっ!?何だこいつ、つーかカジノの建物ごと破壊して侵入してくる奴があるかー!!!」

入間(メカ)「うるせー!!オレ様はそこの最原に用があるんだ!ソイツは誰にも渡さねーぞ!!」

百田「な、何言ってんだ!オレの恋人をてめーみたいな奴に渡してたまるかってんだ!」

入間(メカ)「はぁ?最原はオレ様の恋人だっつーの!!」

百田「……終一?どういうことだ?」

入間(メカ)「まさかテメー……浮気してやがったのか!!!」

最原「元はと言えば入間さんの発明品じゃないか!本物の恋人じゃないし……!」

百田「おい、今の話は本当なのか……?」

最原「百田くん……」

百田「正直に答えろ」

最原「……客観的に今の僕の状況を見たとすれば、僕の浮気になるんだと思う」

最原「百田くんと入間さんだけじゃない。他の皆、全員に対しての浮気だ」

百田「…………」

入間(メカ)「しゅ、終一………?」

最原「ごめん、やっぱり僕一人で何とかするから百田くんは……」

百田「なーに言ってんだ、終一」

百田「このオレがお前の手助けをしねーわけがねーだろ!!」

最原「百田くん……?でも、僕は……」

百田「男なら浮気の一つや二つ、十五だろうとするもんだ!そんな細かいことでいちいち怒ったりするかよ!」

百田「それに、オレらが恋人だったってのも入間の発明品の効果だったんだろ?」

百田「だったらやることは一つだ!入間の目を覚まさせて皆を元に戻してやる!」

百田「お前はオレの助手なんだ!助手が困っている時に手を差し伸べないボスがどこにいるっていうんだよ!」

最原「百田くん……ありがとう……!」

入間(メカ)「いい話みてーになってるとこ悪いが遠慮はしねーぞ!狙いは終一!ロックオン!捕縛ネット発射ァァァァ!!!」

百田「終一、危ねぇ!」ドンッ

最原「大丈夫、百田くん!?ネットが絡まって……!」

百田「オレのことは心配すんな!お前はもっと協力者を探しに行け!」

百田「皆が皆オレみてーにお前を許すかはわからねぇ!だけど何もしないよりはマシだ!」

最原「わ、わかった!」

入間(メカ)「………オレ様があっさり逃がすとでも思ってんのか?」

百田「当たり前だろ?なぁ、入間。お前の捕縛ネット、今はオレが絡まってるけどよ」

百田「このままオレが脱出しなきゃ、再装填ができないからこのネットはずっと使えないままなんじゃねぇか?」

入間(メカ)「……チッ!」

百田(終一、頑張れよ……!)

最原「百田くんがうまいこと入間さんを引き付けているみたいだ」

最原「一刻も早く助けを求めないと。一人や二人じゃダメだ。せめて……4人は必要かもしれない」

最原「こんなことになってしまって、僕を許してくれるかわからないけど……」

最原「でも、リスクを恐れていたら百田くんの想いが無駄になる!行くぞ!」


安価下1~4の人物のところへ

最原「えっと……皆はどこにいr」ガッ

春川「動くな」

最原「春川さん!?そのナイフは……!?」

王馬「オレもいるよー!春川ちゃんナイス!さすがだねー!」

茶柱「あぁ……緊縛プレイ……そういうのも確かにアリですね……!」

ゴン太「ね、ねぇ皆!やっぱりダメだってこんなこと!」

王馬「あのさぁ!ゴン太には関係ないだろ!黙ってろよ!」

ゴン太「ご、ごめん……」

王馬「なんてね、嘘だよ!ゴン太だって最原ちゃんに騙されていた被害者なんだもんねぇ?」

ゴン太「ゴン太は被害者だなんて思ってないよ……!」

茶柱「あのあの!もう転子は最原さんを好きにしてもいいんでしょうか!!」

春川「駄目。このクソヤローは先に私が地獄を見せる」

最原「状況があまり飲み込めないんだけど……」

春川「黙れ、嘘吐き」

王馬「あははー、まさかオレ以外に嘘吐き認定される人が出てくるなんてびっくりだよー」

ゴン太「あのね、皆が自分が最原くんの恋人だって主張し始めちゃってて、混乱してるんだ!」

ゴン太「なぜか全員が最原くんの恋人になっているんだ!不思議だよね!」

茶柱「いやまぁ、不思議というか純粋に最原さんの浮気ですけどね?」

ゴン太「ええっ!?そうだったの!?」

茶柱「ここに来るまでに何度も説明しましたよね!?」

春川「とにかく、私は私を弄んだコイツを許さない」

王馬「ま、オレはもうどうでもいいけどねー」

王馬「春川ちゃんにぶっ壊された最原ちゃんを好き放題するってのも面白そうだし、今手を出すのはやめとこうかなー」

茶柱「転子としては、最原さんにこの欲求をぶつけさえできれば浮気とかはどうでもいいのですが」

ゴン太「だから、こんなこと止めようよ!最原くんが可哀想だよ!」

最原「皆!お願いだから聞いてくれ!」

王馬「辞世の句か何か?」

最原「違う……今更都合の良い話だけど、助けてほしいんだ!」

茶柱「今まさに襲われているのにですか!?」

春川「ふざけてんの?」

最原「違う。真面目な話だ。皆は、僕が扱った入間さんの発明品によって勝手に僕の恋人にさせられてしまっただけなんだ!」

最原「もちろん、全て終わったら謝罪もするし罵倒だって受ける」

最原「だから今は、今だけは……僕と一緒に戦ってほしいんだ」

最原「どうか……お願いだ」


安価下のコンマが40以下で春川説得
安価下2のコンマが50以下で王馬説得
安価下3のコンマが70以下で茶柱説得
ゴン太はこの状況で断る姿が想像できないので確定成功とします

春川、王馬失敗 茶柱、ゴン太成功


春川「バカなの?あんたみたいな嘘吐き、今更信用できるとでも思ってんの?」

王馬「そもそも、その話が本当だったところでオレが最原ちゃんの説得に応じるメリットってほとんどないよねー!」

王馬「たとえこの気持ちが機械によって捻じ曲げられたものだとしても!この胸の高鳴りは本物なんだ!」

王馬「だからオレが最原ちゃんを束縛したいっていうこの気持ちは嘘なんかじゃないよ!この想いはフィクションじゃないよ!……ってね」

茶柱「転子は構いませんよ!……弱みを握って恩を売っておけば後々……いけません、涎が」

ゴン太「ゴン太も最原くんを助けるよ!困っている人を助けるのが紳士だからね!」

最原(やっぱり全員というわけにはいかなかったか……!)

ゴン太「二人には悪いけど……そりゃ!」ガン!

王馬「あべぶっ!?」

春川「王馬……気絶したみたいだね。まあいいよ。元々戦力外の男だし」

春川「で?ゴン太、あんたに私を止められるとでも思ってるの?」

ゴン太「たとえ止められなくてもやるしか、ないんだ!」

茶柱「最原さん!今のうちに逃げますよ!」

最原「うん!」

現在の状況


百田VS入間

ゴン太VS春川

王馬気絶中

最原with茶柱


入間と百田、ゴン太と春川の戦いの結果に関しては別のタイミングでコンマ判定を取ります
残り三人仲間を集めるので、安価下1~3で指定

アンジー天海東条選択です。
今日はここで一旦終了。続きはまた次回。
お疲れ様でした

すみません、あまり時間が取れなくなってしまったので...
少しずつ投下してもいいんですが安価なので一気にやりたいと思いまして
もしかすると1週間ほどお待たせするかもしれません
申し訳ありません

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