門矢士「ここがダルダの世界か…」 (15)

夏未「士君どうしたんですかそのエプロン姿…」

士「花屋…どうやらこの世界での俺の姿らしい…」

ユウスケ「あははは!似合ってねぇ!!」

士「言ってろ!」

大樹「さて、今日はどんなお宝が手に入るのか楽しみだね」

士「海東、お前はお前で部屋の整理くらいしろ、お宝とやらがあちこちに散乱してるぞ」

大樹「いいじゃないか、美術館みたいで」

士「やれやれ…」

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前書き書き忘れ
大昔二次創作で出た仮面ライダーダルダとのクロスです。

設定やらは改善はご了承ください…ディケイドの作品として観覧頂けたら幸いです

士「はぁ…性に合わん。ちょっと俺は出かけてくる」

夏未「ちょっと士君…お花の手入れは?!」

士「こう言うのはお前がやれ、似合ってるぞ」

夏未「え…?私がお花…そ、そうですか?ふふふ…」

ユウスケ「夏未ちゃんがめずらしく丸め込まれてる」

大樹「僕もお宝を探しに行って来るよ」

ユウスケ「もう…二人とも…」

………

……



士「ったく。こんな平凡な世界に仮面ライダーなんているのか…俺はとてもそうは…」

曇ったカードを取り出しため息をつく士。

??「ぐす、ひぐ…」

士「ん…女の子?おい。どうした?迷子か」

??「ママが…ママがさらわれたの…」

士「何…?」

士「お前、名前は…?」

リカ「リカ…立花リカ…」

士「よしリカ、お前のママはどんな奴にさらわれたんだ?」

リカ「虫の怪人に…」

士「怪物…それは…?」

??「おい貴様…そのカメラ…その容姿…破壊者だな…」

士「やれやれ、雲行きが怪しくなってきたと思ったらまたいつもの展開か…誰だあんた?」

草波「俺の名前は草波亘。警察官だ。世界の破壊者ディケイド…貴様を逮捕する、変身!」

突如光に包まれ漆黒の仮面ライダーに変身する草波

士「まったく、言いがかりで逮捕なんてされてたまるか、リカ、下がってろ…」

リカ「あの…お兄さんは一体…それと草波さん…破壊者って!?」

草波「リカちゃん…こいつは危険だ…とある人物から全て聞いてあるんだよ…」

士「はぁ…大体分った…」

士はポケットから1枚のカードを取り出しバックルに差し込んだ

士「変身」

音声『仮面ライドー、ディケイド』

リカ「!?」

草波「!?」

リカ「新しい…仮面ライダー…?」

草波「ディケイド…やはりそうだったか…お前はこの仮面ライダークオンが止める!」

ディケイド「ったく、クールな振りして前振りかまわずか、ユウスケに通るものがあるな!」

クオン「つべこべと!」

ディケイド「植物、自然の仮面ライダーか。それならこっちも…」

音声『仮面ライド…アギト』

リカ「!」

クオン「姿が変わっただと…!?」

アギト(ディケイド)「さて、俺を逮捕できるものならしてみろ。警察官」

クオン「舐めるな!」<ブオン!

アギト(ディケイド)「おっと…!」

リカ「どうしよう…二人を止めなきゃ…」

リカが強く念じた時、腰にバックルの姿が現れる

リカ「へんし…」

と、その時、突如ディケイドたちの前で時空が歪み始めた

アポロガイスト「ディケイド。既にこの世界で我々の邪魔をしているとは…相変わらず迷惑なのだ!」

アギト(ディケイド)「貴様はアポロガイスト!性懲りも無くまた復活したのか」

アポロガイスト「当然だ。貴様を倒すために何度でも我々は蘇るのだ」

アポロガイスト「そこの小娘、貴様も世界を破壊されたくなければディケイドを倒せ」

リカ「え…」

アポロガイスト「奴は世界を破壊する存在。いずれはこの世界もディケイドに侵食されるのだ」

リカ「そんなことない…!このお兄さんは泣いてる私を助けようと話しかけてくれたの!」

アポロガイスト「ちっ、やはりダルダと言えど小娘か…ええいやれ!」

指を鳴らすアポロガイスト。
すると空間の歪みから数対の昆虫界人がリカの前に立ちはだかった。

リカ「ママをさらった怪人!!!」

バッタ怪人「きしゃー!」

リカ「ママを…ママを返して…変身!」

突如光に包まれてリカの姿は見る見るうちに変わっていく。


ダルダ「大切な人達を傷つけるなんて…絶対許さない!」

仮面ライダーダルダの姿がそこにあった

アギト(ディケイド)「あれがダルダ…リカか…」

クオン「余所見するな!俺はここだ!」

アギト(ディケイド)「ちっ!」

大樹「苦戦してるようだね士」

アギト(ディケイド)「苦戦?馬鹿を言え、気を取られただけだ」

大樹「相変わらず素直じゃないんだから。加勢するよ」<ガシャ

音声『仮面ライド、ディエンド』

クオン「また仮面ライダーが一人現れた…一体どうなってる!?」

ディエンド「君の相手は僕がやろう、光栄に思いたまえ」

クオン「くそ!銃刀法違反だぞ貴様!」

バッタ怪人「ぐええ!」<バキィ

ディケイド「大丈夫かリカ」

ダルダ「お兄さん…は、はい!」

ディケイド「話を聞きたいがまずはこいつらを倒してからだ」

ライドブッカーをソードモードにしてダルダの背後に立つディケイド。

ダルダ「お兄さんは本当に世界の破壊者なの?」

ディケイド「さあな、破壊してるつもりはないんだが、皆が勝手にそう呼ぶ。迷惑な話だ」

ダルダ「ですよね…お兄さんは悪い人に見えないです!」

ディケイド「だから話はあとだ、いくぞ」

ダルダ「はい!たあああ!」

バキィ

バッタ怪人「ぎゃあ!」

カタツムリ更新で申し訳ありません。
またお昼頃続きを書きます

次回予告

ナレーション『次回の仮面ライダーディケイド』

ナイトローズ「ディケイド…ふふ、気に入ったわ…可愛がってあげる」

ディケイド「俺にそっちの趣味は無いんだがな」


クオン「俺を助けた…どうして?」

クウガ「あんたと一緒で市民のために精一杯戦ってる警察を俺は知っているからな」

クオン「!?」



オルキヌス「私は仮面ライダー、仮面ライダーオルキヌス」

リカ「オルキヌス、やめて!ディケイドは大切なお友達なの!」

ディケイド「小娘が相手だと拳が鈍る…!」



??「妹…か…」

リカ「誰?」

??「俺は天の道を行き…全てを司る男」

ディケイド「別の世界の人間…お前はまさか」

ナレーション『世界を壊して、明日をつなげ!』

ディエンド「これはどうかな?」ガシャ

音声『アタックライド・イリュージョン』

クオン「くっ、色々と怪しげな技を!ぐああ!」

ディエンド「いきなり襲い掛かるのは感心しないね。士の方がまだ紳士的だよ?」

クオン「この町は…俺が守る…だから破壊させる訳にはいかないんだ!」

ディエンド「まったく。士は世界をただ破壊するためにここに来たわけじゃない」

クオン「何…?」

ディエンド「言うなれば世界の『闇』を破壊してるようなものさ」

クオン「本当なのか?」

ディエンド「見たまえ、ダルダのお嬢さんと一緒に戦ってるだろ?」

クオン「たしかに…」

※怪人名や敵幹部等は資料がもう殆ど無いために矛盾はご了承くださいm(_ _)m

ダルダ「ママをどこへやったの!ママを返して!」

バッタ怪人「貴様の母親はハイパーショッカーの首領様復活のための生贄にするために監禁中だ…そして貴様ら仮面ライダー全員もそうなる!」

ディケイド「趣味の悪い奴だ。お前らのくだらない都合で生贄にされるなんてごめんだな」ガシャ

音声『ファイナルアタックライド・ディディディケイド』

ダルダ「ママをそんなことのために…絶対許さない…」

ダルダも必殺技、ブルーミングシュートの体制を取る

ダルダ&ディケイド「はぁぁあああ!」

バッタ怪人「うぎゃあああ!!!!」

アポロガイスト「ち…ライダーが多く分が悪いか…撤退するのだ!」

空間の歪みから撤退するアポロガイストへ大使ダルダが叫ぶ

ダルダ「ママを返して!」

ディケイド「安心しろ、お前の母親は生きている。それに生贄とやらに俺達も必要らしいからまだまだ助け出すチャンスはある」

ダルダ「本当?」

ディケイド「ああ、安心しろ」

ダルダ「うん…」

クオン「その…すまん」

ディケイド「気にするな。疑われたり嫌われたりするのは慣れてる」

ダルダ「私はディケイドさんの事嫌いじゃないよ?」

クオン「謝罪になるかは解らんが…メシくらい奢らせてくれ…」

光家にて

栄次郎「焼きそばができたぞ~」

リカ「わぁ…美味しそう…

草波「本当に悪いな、俺が飯を奢る約束だったのに」

士「構わん。ただより安いものはないからな」

ユウスケ「士!お前、小学生の女の子をナンパとか正気か!?」

士「そんな訳あるか。こいつはこの世界の仮面ライダー『ダルダ』だ」

夏未「こんなちっちゃな娘が…」

ユウスケ「かわいいなぁ…」

士「お前こそ大丈夫かよ…」

草波「大丈夫だ、何かあれば逮捕するから」<にっこり

ユウスケ「ってあんたは?」

草波「俺は草波亘。警察官であり仮面ライダークオンだ」

ユウスケ「俺、小野寺ユウスケ、仮面ライダークウガです!」

草波「クウガ…未確認生命体4号?」

ユウスケ「え…その名前で呼ばれたのは久々だけど…この世界でも居るんですか?」

草波「ああ、俺達が戦ってる敵とは違う太古の怪物が過去にいてな、警察に協力してくれた存在がクウガと言う名だったと聞く…」

ユウスケ「マジですか!?なんか照れるな…なんなら変身して見せますよ!!変身!」

クウガに変身してどやポーズをとるユウスケ

リカ「わ…本当にクウガさんだ…」

クウガ「リカちゃんもクウガを知ってるの?」

リカ「はい!ママから聞いてます。悪いグロンギをやっつけた伝説の勇者って」


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