サーバル「かばんちゃん!」かばん「変な名前で呼ばないで」 (15)

サーバル「なんで?…かばんちゃんはかばんちゃんでしょ!?」

かばん「うるさいなぁ…もう全部思い出したんだよ!!」

サーバル「かばん…ちゃん…?」

かばん「君にジャパリパークを案内させて!図書館にたどり着いて!君のおかげで全部思い出したよ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486650801

かばん「自分が何者なのかを!ここが一体何なのかを!」

サーバル「かばんちゃん…」

かばん「思い出さなければよかった!こんなのどうしようもないよ!私一人で一体何ができるっていうの…!ああ、もうおしまいだよ!」

サーバル「そ…そんなことないよ!かばんちゃんはとっても頭がいいし、それにちょっぴりドジだけど、私だっているじゃない!」

サーバル「私たちいいコンビで頑張ってきたじゃ…」

かばん「黙れ!」

サーバル「!?」

かばん「何も知らないからそんなことが言えるんだ…サーバルちゃ…お前なんか何も知らない…ケダモノのくせに…!」

サーバル「けだもの…」

かばん「ふふっ…そうだよ…他に人間がいないんじゃ…ジャパリパークはおしまいだよ…」

かばん「いずれ浄水器も電気も使えなくなるし、ジャパリまんだって作れなくなるんだ」

サーバル「…」

かばん「残ったのは食べるものも飲むものもない場所でただ死を待つだけの哀れなフレンズたち…私が助けてあげる…」ピッピッ

サーバル「なに…してるの…?」

かばん「わたしの最後のお仕事だよ…サーバル」ビービー

サーバル「ううっ…!?なんの音!?うるさいよ!?」

かばん「アンチフレンズシステムだよ。君たちを元の動物に戻す…」ビービー

サーバル「どういうことなの…?」

かばん「すべてのフレンズたちを動物だった頃の姿に戻し、パークに食物連鎖を復活させる」

かばん「それが最後に残った飼育員としての私の使命」

サーバル「な、なんだか…この音を聞いていると頭がぼうっとして…」

サーバル「それに、かばんちゃんがなんだか大きく見えるよ…」

かばん「IQの低下と四足歩行…すぐしゃべれなくなるよ」

サーバル「うう…みゃ…みゃあ…」

かばん「ふふ…今度こそ本当にお別れだねサーバル…」

サーバル「うみゃ…ぐる…があ…」

かばん「君との…旅は…正直楽しかったよ…いろんなことがあったね…」

サーバル「がああ…ぐるる…」

かばん「こんな風に終わりたくなかったけど…君になら食べられてもいいよ…君じゃなきゃ嫌なんだ…」

サーバル「ぐる…ぐぎゃあ…!!みゃあああ!!」

かばん「さあ…僕をお食べよ…」

サーバル「むみゃ…まべ…!」

サーバル「…たべ…ない…よ…!」

かばん「サーバルちゃん!?なんで…」

サーバル「私たち…もう…友達…じゃない…!しゃべれなくなっても…」

サーバル「お腹が空いて…かばんちゃんが…おいしそうでも…」

サーバル「友達を…食べたりしない…もん!ごほっ…ごほ」

かばん「サーバル…ちゃん…」

サーバル「うみゃあう…うみゃあおお…」

かばん「わかったよ…サーバルちゃん…ありがとう…」

サーバル「うみゃあ…みゃあお…」

かばん「うん、おいで…」


その後、廃棄された図書館からは大きなかばんとともに女性の遺体と、腕の中で眠る動物の死体が発見された。
遺留品からかばんの女性がパークの飼育員であったことは判明したものの、目ぼしい情報は得られなかった。
このパークで起こったことに関しては、未だ謎の多いままである。

えー、けものフレンズ、面白いですよね
フレンズたちが可愛くって、けなげで、優しい雰囲気で
毎週楽しみにしてるんですけども
ちょっぴりダークな気配もあったりなんかして
こんな展開もあるんじゃないかなーって思ったんですけども
やっぱり本編は最後まで、明るくて優しい世界であってほしいなって思いますん

とうきょうと えすえすどうぶつえん とくめいおにいさん

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom