悟空「魔界一武道会?」ラハール「人間のクセやるではないか」(4)


悟空「チチに言われて畑仕事していたら、時空に飲まれちまった……」

プリニー「魔界一武道会の参加者ッスか? 受付はあっちッス」

悟空「魔界一武道会?」

プリニー「参加者じゃないッスか? なら、アッチが客席ッス」

悟空「いや、参加者だ」

プリニー「それじゃあ向こうッス。案内するッス」


悟空「参加者には強ぇ奴が多いのか」

プリニー「多いッス。数多の魔界から、腕自慢の魔王クラスやそれに近い魔神クラスが集まってきてるッス」

悟空(へへ。ちょっと躰が鈍っちまってたからちょうどいいや)

プリニー「あそこの受付でエントリーしたら参加できるッス」

悟空「お、サンキューな」

悪魔「参加者でしょうか」

悟空「ああ!」

悪魔「では、こちらに死亡した場合も自己責任という同意書にサインをお願いします。これが同時にエントリーシートにもなってます」

……

悪魔「孫悟空さんですね。ご検討を」


悟空(気じゃねぇな。魔力って奴か。中々手強そうなのが多くて、ワクワクしてきたぞ)

ラハール『それでは予選を始めるぞ』

ラハール『オレ様がこれから魔王玉を放つから無事だったヤツが予選突破。本戦へ出場できる』

ラハール『では行くぞ!』

ラハール『魔王玉!!』

会場中に夥しい数の魔王玉が浮かび上がる

それが参加者に向けて一斉に降り注ぐ。

悟空「か~め~は~め~波ぁぁぁ!!」


……

プリネールさん「…………15名。無事。本戦へ」

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