サキュバス「ねぇ、知ってる?」 (20)

オリキャラでゆっくり話を作る
オリキャラでゆっくり話を作る - SSまとめ速報
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【注意事項】
このssに出てくるキャラは↑のスレから採用したものです
スカ、グロ展開はありません
亀更新です
ss初心者です

【序章】

ー魔界ー

「ねぇ、知ってる?」

「どうしたのよ?」

「なんか、最近人間界が面白くなってるらしいわよ?」

「へぇ、どんな?」

「えっとぉ.....説明が大変なんだけど...」

「もし、その話私にも教えてくださる?」

「あ、レイアじゃん」

「御機嫌よう」

「なに?もしかして興味あるの?」

「えぇ、とても」

「いいわ、教えてあげる....」



西暦21XX年、日本は政府が新たに生み出した法案によって混乱していた
その法案内容は、異性、又は同性に性的な行為を強制的に行うことを合法化する、との事だった
何故、こんな法案が出来たか?
それは、異性への接触を増やす為である
徐々に子供の出産率が減少している事に危機感を覚えた日本政府が考えついた苦肉の策だった
それから百数年経った西暦22XX年、日本に階級制度が導入
これにより裕福な者とそうでないもので区別されることとなった
更に少子化問題の改善の為、WHOが「成長停止薬」を開発。これにより人類は身体が一番健康な時期で成長だけを止めることが可能となった
つまり、何時でも健康な身体で出産が可能になったのだ

そんな混乱の中にいる日本に向かおうとしている1人の淫魔がいた
その淫魔は金色のロールを巻いた髪をしており、豊満な胸を持っていた
名前はレイアと言った


レイア「ふふ.....楽しみですわ.....」クスッ


レイアはニヤリと笑みを浮かべ、ワープゲートを潜ったのだった

レイアがワープゲートから出ると、そこは人気の無さそうな裏路地だった


レイア「ふむ...一応、ワープには成功した様ですわね」

レイア「さてと、まずは寝る場所を.......あら?」


レイアがその場を動こうとした時だった
ふと、裏路地の更に奥の方から声のような物が聞こえていた


レイア「なんでしょう...?」


その音の原因はすぐに分かった


「おら、ちゃんと咥えやがれ!」

「んん!んんんっ!!?」


レイア(あらら、お盛んですこと)


それは、1人の男が女子高生の口に無理やり自分のナニを咥えさせていた所だった
レイアは暫くその様子を観察する事にしたのだった


ー数分後ー


「ぁう......っ......///」ピクッ

レイア(あの男...ヤリ捨てしましたわ...)

レイア(流石に可愛そうですし、助けてあげましょうか)

レイア「もし?そこの方?」

「ぅあ....?」ピクッ


「ぇ、ど、どうしてノーブルの方が.....」

レイア(ノーブル...?)

レイア「.....ほら、立てますか?」

「ぁ.....すみません...こし、ぬけちゃって...」

レイア「肩、貸しますわよ?」

「ぇ、でも、私汚いです.....」

レイア「あぁ、気にしませんことよ?」


レイアはそう言うと、強引に彼女の腕を自分の肩に回した


レイア「貴女、お名前は?」

静名「な、那波静名といいます...」

レイア「静名.....いい名前ね、私はレイアよ」

静名「レイアさん.......」

レイア「.......あ、貴女って一人暮らしだったりするのかしら?」

静名「へ...?」


静名はレイアに体を預けて、自分の家まで戻ったのだった


ー静名の部屋ー


静名「どうぞ、汚い所ですが...」

レイア(ふむ、確かに綺麗とは言えませんわね)

レイア「綺麗ですわよ?」

静名「ありがとうございます...」

レイア「あ、そうそう」

静名「?」

レイア「今日から私もここに住むので、宜しく頼みますわね?」

静名「......へ?」

レイア「ささ、取り敢えずシャワーを浴びた方がよろしいんではなくて?」グイッ

静名「え、あ、ちょっ!?」

レイア(ふふ、一先ずこれで寝床は確保ですわ...!)

ー数分後ー


静名「シャワー...浴びてきましたけど...」

レイア「うん、綺麗になってますわね」

静名「...あの、それで、ここに住むって.....?レイアさんはノーブルの方では....?」

レイア(うーん...今後の事も考えると、先に正体をバラしてしまった方がいいですわね)

レイア「実は私、サキュバスでして」

静名「........へ?」

レイア「で、ついさっきこの世界に来たばかりですの」

静名「え、いや...サキュバス....?」

レイア「あら?ご存知ないかしら?」

静名「い、いえ.....てっきり伝説上の生き物かと...」

静名「ほ、本当にサキュバス...なんですか?」

レイア「.....仕方ないですわね。能力の一部をお見せしますわ」


レイアは徐ろに自分が身に付けているスカートをたくし上げた


静名「ぇ、な、なにを!?」

レイア「まぁ、見ててくださいな?」


レイアがそう言うと、レイアの秘部の辺りに黒いオーラの様なものが現れだした
それは次第に拡大していき、オーラが消えるとそこには...


レイア「っ...と、これで信じて頂けるかしら?」

静名「ぇ、な、こ、これ....うそ.....」

レイア「ふふ、触ってもいいですわよ?」クスッ


レイアの秘部からは女性には存在してはいけない物...
つまり男性器が生えていた
それも、中々に大きな男性器が


静名「し、信じられない.....」スッ

レイア「んっ........」ピクッ

静名「ぅわ、本物........」ツンツン


静名は目の前の現実が信じられないのか、レイアの男性器を触り始めた

レイア「ふ、ふふ.....どうですの...触った感想は....っ...」ピクッ

静名「凄く固くて......熱いです......」ツンツン

レイア「そう.....ぁっ......信じて...いただけた、かし...ら.....?」ピクッ

静名「はぃ.....レイアさんはサキュバスだったんですね........」シュッ

レイア「んっ、な、なにを.....」ピクッ


静名はレイアの正体が分かっても尚、レイアの男性器を触っていた
最初は指でつつくだけだったが、次第に世間一般で手コキと呼ばれる行為へと移り変わっていた
伊達に今まで強制的に男達にヤられていない静名は、レイアの弱点を確実に突いていた


静名「レイアさん.....ここ、とか.....好きですよね.....」シュコシュコ

レイア「ひぁっ!?」ビクッ

レイア(な、なんなんですの...完全に舐めてましたわ.....)

静名「レイアさん、敏感なんですね...可愛い......」シュコシュコ

レイア「ぁ、もう....おやめなさ....んんっ!」ビクッ


レイアは咄嗟に自らに生やした男性器を再び消滅させた
静名は何処か残念そうな顔をしている


レイア「わ、悪ふざけが...っ...過ぎますわ.....」

静名「ご、ごめんなさい.....」

レイア「.....あら?貴女服は着ないんですの?」

静名「ぁ、私達スレイヴはこれが服でして.....」

レイア「...さっきからその、ノーブルだのスレイヴだの、何なんですの?」

静名「あ、えーっとですね....」

静名はレイアにこの国の現状を話し始めた


静名「まず、この国には三つの階級があります」

静名「一つは私達スレイヴ、最下級の身分です、次にコモナー、これはさっき私を犯していた男性がそうですね。中間的な身分です」

静名「そして最後にノーブル、彼等は最上級の身分に値します。国からの援助が凄いんですよ」

レイア「その階級はどうやって決まるんですの?」

静名「産まれた時に体を検査されるんです。その時に孕み、孕ませ率の高さを確認されるのです」

レイア「つまり、その確率によって階級が決まるのですね?」

静名「はい。私達スレイヴはその孕みにくさからコモナーの方達に性欲の捌け口としてよく犯されます」

レイア「法律とか、その辺はどうなっているんですの?」

静名「私達スレイヴに人権はありません。こうして汚い部屋を与えられるのが唯一の救いです」

レイア「なるほど.......」

静名「それで、服の事ですが私達スレイヴは下着、コモナーは制服...百年前にあった、「高校」という施設の物らしいです。そして、ノーブルの方達は服装の自由が認められています」

レイア「あぁ、だから私をノーブルだと.....」

静名「はい。あ、後は税ですね。ノーブルの方達は存在自体が国宝の様なものなので税は免除されています」

静名「コモナーの方達は働いて稼いだお金を税として払っています。このお金はノーブルの方達の援助金になっています」

レイア「貴女達は?」

静名「私達スレイヴは人として扱われていません...なので、働く事も儘ならいのです...」

レイア「あらまぁ......」

レイア(ふむ...大体は分かりましたわ.....)

レイア(ふふ...これから楽しくなりそうですわ....)クスッ


心の中でレイアはクスリと笑ったのだった

【世界観設定】

3段位の身分(ノーブル、コモナー、スレイヴ)
ノーブル...日本人口の約1割(妊娠、安産確率が最高値)
コモナー...日本人口の約7割(基準値)
スレイヴ...日本人口の約2割(最低値)
身分によって衣服が違う(私服、制服(学生服のブレザーの様な見た目)、下着)
政府が子作り推奨
成長がとまる薬をWHOが開発(これにより人類は1番肉体が健康な状態を維持できるように)

ノーブルは国からの膨大な援助を受け裕福な暮らし
コモナーは国から配給される制服を身につけ、税を払うために働いている(税はノーブルの援助金に)
スレイヴはその妊娠率の低さからコモナーの性欲の捌け口に使われる
スレイヴに人権はない

序章はここまでとなります
では、また今度...

そろそろ、第一章を投下したいと思います

【第一章】

レイアが静名の家に居座ってから、数日が過ぎようとしていた


静名「レイアさん。今日のご飯が届いてましたよ」

レイア「.....それ、お腹になるのかしら?」


静名が持ってきた物は、3つの乾パンだけだった
どうやらスレイヴの扱いは、相当酷い物らしい


静名「はい...これを食べて、水を飲んでお腹を膨らますんです.....」

レイア「...私はお腹が減りませんわ。貴女が全部お食べになって?」

静名「え?で、でも.....」

レイア「でもじゃありませんわ。人間は食事を取らないと死んでしまいますわよ?」

静名「うぅ.....では、お言葉に甘えて...」


静名はゆっくりと噛み締めるように乾パンを食べ始めた


レイア(さて...居候している身ですし、どうにかしてあげたいですわね...)

レイア「...あ、階級は上がることは不可能なんですの?」

静名「んぐ.......はい、不可能です。1度決められてしまったらもう何も..........」

静名「あ」

レイア「あ?」

静名「あ、いえ、不可能に近いんですが、一つだけ手があります」

レイア「ふむ」

静名「でも、これにはノーブルの方が必要で......」

レイア「ノーブルの方が何かすればいいのかしら?」

静名「はい。簡単です。ノーブルの方が政府に申請を出して、配下にして下されば、私はスレイヴでは無くコモナーとして扱われます」

レイア「へぇ.......」

レイア「...そうですわ、なら、私が貴女を配下にすればいいのではなくて?」

静名「え!?レイアさんが!?」

レイア「えぇ、私はサキュバスですわよ?人間基準ではノーブルかそれ以上に値する筈ですわ」

静名「な、なるほど.....」

レイア「貴女には泊めてもらった恩がありますもの、これで恩を返させて下さいな?」

静名「れ、レイアさん......」グスッ

レイア「ほらほら、泣かないの...」







レイア「なんですって?」

「ですから、貴女のデータが見当たらない為申請を許可する事が出来ません」

レイア「なら、データの作り方を教えてくださる?」

「不可能です、お帰り下さい」





レイア「あー、ムカつきますわね!」

静名「れ、レイアさん落ち着いて...」

レイア「これが落ち着かずにいられますか!?」


事の経緯はこうだ
申請を出しに役所に行ったはいいものの、レイアは日本で産まれてはいない
つまり、身体のデータが存在しなかったのだ
その為、ノーブルと認められなかったのだった


レイア「...悪かったですわね...静名...」

静名「い、いえ、レイアさんの気持ちだけで、私は嬉しいです......」


明らかに落ち込んでいるレイアを静名が慰めている時だった
背後から、男性に呼び止められた

「そこのお二人さん、待ちなよ」

レイア「....何方かしら?」


声をかけた男の服装は、コモナーの様だった
しかし、コモナーの制服にしては何処か違う様な服だった


静名「ぁ、レイアさん、この方は....」

「これ、見ればわかるよな?」


男は胸ポケットから会員カードの様な物を取り出した
そこには、12桁の番号と男の名前が書かれていた


レイア「...笹塚.....藩太?」

藩太「あれ、もしかして分からないのか?」

静名「レイアさん、この方は公的機関の方です」ヒソヒソ

レイア「公的機関?」

静名「はい。国の警備を任されていたり、違反者を取り締まっている方達です」ヒソヒソ

レイア「なるほど......で?その公的機関の方が何の様ですの?」

藩太「いや何、さっき役所で言い争ってるのを見かけてな?」

藩太「どうやら、データ...つまり、あんた戸籍が欲しいんだろ?」

レイア「えぇ、そうですわ」

藩太「ふ、なら話は早い」

藩太「実は俺はこう見えて結構なコネを持っていてな...人の一人や二人の戸籍なんて、簡単に作れるのよ」

静名(人じゃ無いですけどね)

レイア「へぇ......じゃあ、早速作って下さる?」

藩太「おっと待ちな、条件があるに決まってるだろ?」


男の目は凄く欲に塗れていた
誰が見ても、下心丸出しだった


レイア「....何が目的ですの?」

藩太「簡単だ..............」

レイア「っ.........」

藩太「胸を揉ませてくれ」

レイア「.............は?」

藩太「だから、胸を揉ませてくれって言ったんだよ!」

レイア「え、そんな事でいいんですの?」

藩太「そんな事とは何だ!俺はな!一目見た時からあんたの胸を揉みたくて揉みたくて仕方なかったんだよ!」

レイア「てっきり、犯されるのかと思いましわ」

藩太「俺は軽度のセクハラで恥ずかしがる顔をした女性が好きなんだ!」

藩太「本番なんかしたらアヘ顔になっちまうだろ!?」

静名「レイアさん、この人バカです」ヒソヒソ

レイア「バカで助かりましたわね」ヒソヒソ


レイアは身につけている衣服を脱ぎ、胸を露わにした


レイア「ほら、お好きなだけ揉んでくださって結構ですわよ?」

藩太「おおお、じゃ、早速......」モミッ

レイア「んっ」ピクッ


藩太はすぐにレイアの胸を揉みしだき始めた
強引に揉むかと思いきや、強弱を使い分けながら意外にも優しく揉んでいた


レイア「い、意外と...っ...優しいんですわね.....ぁ.....」ピクッ

藩太「当たり前だろ。無理に揉んで形が崩れたらどうするんだ」モミッ


藩太は慎重に、しかし確実にレイアに快感を蓄積させていった
レイアもこれ程のテクニシャンだとは思っておらず、完全に油断していた


藩太「さぁ、あんたの恥じらってる姿を見せてくれよ」

レイア「っ、そう簡単に...見せるとでも....?」ピクッ

藩太「はは、いいねぇ...強気なのは好みだぜ!」コリッ

レイア「あっ!?」ビクッ

レイア(っ、声が出てしまいましたわ.....)

藩太「へぇ、中々可愛い声出せるんだな」コリッ

レイア「い、今のはちがっ...」ビクッ

藩太「何が違うんだよ?あれは確かに、あんたの口から出た声だったぜ?」コリッ

レイア「~~~っ.....と、とにかく、そこ...触るの、やめてくださる...っ...?」ビクッ

藩太「なんでだ?もしかして、ここが性感帯だったのか?」コリコリ

レイア「あぁっ!?」ビクッ


藩太はレイアの弱点を見抜いていた
レイア本人では気がついていないが、胸を揉む時弱めより強めの時の方が反応が良かった事を藩太は見抜いていた
なので、乳首も同様に強く弄り始めたのだった


藩太(やっぱりな、この人Mっ気がある...)

藩太(前言撤回だ...イくまで弄り続けてやるぜ...)

レイア「も、もう充分ではなくて?」ビクッ

藩太「んー?何焦ってんだよ?」コリコリ

レイア「あ、焦ってなど、いませ....ん....っっ.....」ビクッ


藩太とは反対に、レイアは内心焦りまくっていた
まさか自分が、胸だけでここまで追い詰められるとは思っていなかったからだ
身体能力を人間より遥かに上回る淫魔でたる自分が、人間の雄1人にここまで追い込まれるなど、思っていなかったからだ


レイア(こ、こんなはずでは....)

レイア「ん...っ.....ぁ.......っ...」ビクッ

藩太「おいおい?最初の余裕はどうしたんだよ?」

藩太「.....まさか、胸だけでイきそうなのかよ?」ニヤッ

レイア「っ!?そ、そんな、こと...っ...」ビクッ

藩太「そうか?でも、あんたの体さっきから痙攣がどんどん強くなってるぜ?」

レイア「き、気の所為...そう、気の所為ですわ...っ.....んはぁっ....」ビクッ

藩太「そうか、ならもっと激しくするぞ?」

レイア「え、なっ!?」


藩太はそう言うと、弄る指先をさらに細かく使い始めた
今までは強くつまむ、弾くとしかしてなかった指先をなぞる、擦る等、様々な方法で乳首を弄り始めた
さらに弄る速度も今までの数倍の早さになっていた
レイアが達するのも時間の問題だった

レイア「あ、や、それ...っ...やめ...っぁあ!?」ビクッ

藩太「やめねぇよ」コリコリ

レイア(っ、まさか、この私が胸だけで......)

藩太「ほら、素直になれって」コリコリ

レイア「ん、んんっ!?あぁぁっ!?」ビクッ

藩太「はは、もうまともに喋る事も出来ないみたいだな!」コリコリ

レイア「だ、だめっ、も...だめぇ...っっ...」ビクビクッ

藩太「おいおい、もっと声出してくれよ」コリコリ

レイア「ひぁぁっ!!?」ビクビクッ

藩太「いいねぇ.....ほら、このままイけよ!イっちまえ!」コリコリッ

レイア「っあ....いっ......」ビクビクッ

レイア「ーーーーーっっ!!?」ビクビクンッ


レイアの身体は、一度大きく痙攣した後次第に足から地面に崩れ落ちた
崩れ落ちてからも、軽い痙攣は続いており、口からは荒い息が漏れ続けていた
腰は抜けており、暫くは歩行は困難そうだった


藩太「ふぅ.....いやぁ、楽しかったぜ.....」

レイア「っ...あ......あぁ......///」ピクッ

レイア(まさか、イかされるとは思ってませんでしたわ....)

静名「レイアさん、大丈夫ですか?」


行為が始まると同時に物陰に隠れていた静名がレイアに駆け寄った


レイア「え、えぇ...問題ないですわ...///」ピクッ


静名がレイアを気遣っていると、藩太が徐ろに1枚の手紙と地図を渡してきた


静名「....これは?」

藩太「この手紙をこの地図にある場所に持っていきな」

藩太「そこに俺の知り合いの奴がいるから、そいつにデータを取ってもらえ」

レイア「へぇ.....本当にデータを取らせてくれるなんて.....///」

藩太「あぁ、俺は約束は破らない。絶対にな!」

藩太「あんたみたいなノーブルクラスの胸を揉む事なんて、一生無いと思ってたからな」

藩太「じゃ、気を付けていきな」


そう言うと、藩太は何処かへ立ち去って行った

暫くして、レイアは呼吸を整え、乱れた衣服を直していた

レイア「ふむ......中々テクニシャンでしたわね.....」

静名「い、イかされちゃってましたけど、大丈夫なんですか?」

レイア「?えぇ、私敏感肌ですし、何よりこの為に来たような物ですわ」

静名「へ?」

レイア「あら、言ってませんでしたか?私はこの人間界に私の主になって下さる方を探しに来たのですわ」

静名「主...ですか?」

レイア「えぇ、私は産まれながらにドM体質でして.....でも、今まで私を完全に満足させてくれる方と出会った事がありませんの」

レイア「私がもっと虐めてと言っても、逃げてしまうのですわ。酷い話てしょう?」

静名「そ、それで、この世界に来たと...」

レイア「えぇ、ノーブルクラスの方達なら、私を満足させてくれるかもしれませんわ」

静名「そういうことだったんですね...」

レイア「さて、先ずは私もさっさとノーブルクラスにならなくてはいけませんわね」

レイア「静名、行きますわよ?」

静名「あ、はい!」


こうして、レイアと静名は藩太に貰った地図を頼りに目的地へと向かったのだった

第一章はここまでとなります
では、また今度...

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