【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 9 【トリガー】 (858)

カップリング要素とかキャラ崩壊とか独自解釈あるのでご注意を
ネタは常に募集してるんでよろしくお願いします。


1スレ目
【ワールド】ボーダーの恋愛事情【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436705330/)

2スレ目
【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 ・ ② 【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443107415/)

3スレ目
【ワールド】ボーダーの恋愛事情 ?【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449920651/)

4スレ目
【ワールド】 ボーダーの恋愛事情④ 【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455807719/)

5スレ目
【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 5 【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460772694/)

6スレ目
【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 6 【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1465656270/)

7スレ目
【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 7 【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471959234/)

8スレ目
【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 8 【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477487866/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486384245

落ちるかもらしいので投下ー



【那須隊作戦室】


三上「次は那須さんたちだね」

光「……つってもココはもう分かってるからなー」



<ウィーン



光「おつかれー」

三上「お邪魔します」


茜「お疲れ様でーす」

熊谷「お疲れ」

小夜子「ドモデス……」




那須「……どうしたの?」

光「いやー香澄さんに頼まれて本部回って歩いてんだけどさー」

三上「みんなの恋愛関係を掘り下げてきてって」

熊谷「え゙っ……何それ」

那須「……面白そうね」

熊谷「そ、そう……?」



那須「……ところで二人とも、玉狛支部はもう行ったの?」

三上「ううん。まだ」

光「次だなー」




那須「嵐山さんたちの所は?」

光「あぁ、行ったぞ」

那須「……木虎ちゃんはどうだった? 何か言ってた?」

三上「ううん、いなかったの」

那須「……そう」

光(こんなに相手側からグイグイ来られんの初めてだな)

三上(流石だね)





光(……それにしても那須隊は大して面白味が―――)ペラペラ



光(―――!?)



三上(……どうしたの?)




光(志岐の欄に……『今の人を逃すな』って書いてある……)

三上(えっ)

光(い、今の人って何だよ! こいつそういう奴いんのか!?)



熊谷「どしたの二人とも」


光「……志岐さんよぉ」ガシッ

小夜子「!?」ビクッ


那須「小夜ちゃんがどうかした?」



光「おめー好きな奴いんのか!?」



那須「」

熊谷「」

小夜子「」

茜「?」




小夜子「……え? え……?」アタフタ

熊谷「ちょっ、それ本当!?」

茜「私気になります!」

那須「そうね」フフッ

光「誰だよ! なぁ! おいおい!」

小夜子「あ、あの……一体なんの事だか……」

光「うおおお―――! 来たぁぁぁ!!」

三上「お、落ち着いて!」ボソボソ

光「なんだよ」

三上「『好きな人』とは書かれてないからまだ分からないよ」

光「でもいつかそうなるって事だろ!? 騒がずにいられるか!!」




光「良かったな! いやホントに良かったよ。あー良かった!」ワシワシ

小夜子「?? ……? ……??」

茜「(良く分からないけど)良かったです先輩!」


熊谷(やばい小夜子がパニクり過ぎて白目むいてる)






那須「……あ、そういえばこのあと玉狛支部に行くのよね?」

三上「うん。そこで最後かなぁ」

那須「……」

三上「……那須さん?」







那須「……それ、私もついて行こうかしら」ニコッ





【玉狛支部】



光「―――よっしゃ。ここでラストだな!」

三上「長かったね」

那須「……」



熊谷(なんで私まで……)

茜「?」



光「じゃあ気合い入れて行くぞおめーら!」

三上「うん」

那須「了解」





< バターン!



光「よっしゃ―――! いるか―――!!」



千佳「!?」ビクッ

宇佐美「わっ、ビックリした!!」



那須「お邪魔します」

茜「お邪魔します!」

熊谷「お邪魔します……」




小南「え、ちょっと待って何これ? 何この面子?」


木虎「そ、それが私にもさっぱり…」←道中で拉致された




三上「……ご、ごめんね急に」

宇佐美「あ、歌歩ちゃん」




ゆり「あらあら、団体さんね」

熊谷「あ、お疲れ様です」

光「どーもでーす」

ゆり「少し待ってて、今からお茶淹れるから」


木虎「私がやります」

千佳「あ…手伝いますっ」

那須「私も……」





三上「……っていう訳で……」

宇佐美「ふむふむなるほどね~」





小南「ちょっと栞、なんなのよこれ」

宇佐美「香澄さんがかくかくしかじかなんだって」

小南「」

三上「ごめんね。お騒がせします……」

小南「」




ゆり「みんな、いいとこのどら焼きだよー」



< あざーっす!!





小南「……男共がいないのが唯一の救いね」ハァ…

宇佐美「あはは」





【玉狛支部(外)】



修(……お腹空いたな……)スタスタ


修(……)


修(あれ?)




遊真「……」

烏丸「……」




修(空閑と烏丸先輩……?)


修(中に入らないで二人とも何やってるんだろう)




修「お疲れ様です」

遊真「……よう、オサム」

烏丸「おつかれ」

修「……えっと、どうしました? 中入らないんですか?」

遊真「ふむ、そうなんだが……」

烏丸「入りたくても入れないんだ」

修「?」

烏丸「そこの窓から覗いて見るといい」

修「あっはい」ソーッ




< キャーキャー!

< ウソー!? ホントニー!?




修(――女子会!?)




修(千佳に宇佐美先輩、小南先輩、ゆりさん……)

修(木虎に那須隊の人たち、仁礼先輩と三上先輩まで……!?)

修(な、なんだこれ……!?)



遊真「オサム、これでも入れるか?」

修「うん! 無理だな!」

烏丸「スマホは部屋に置いてきたから録画も録音もできないな」

修「そ、そこが問題ですか……」





柚宇「おやおや~~玉狛の男性諸君じゃないか」

今「そんなところでどうしたの?」

加賀美「寒くないの?」




修「あ、どうも……」

遊真「おぉ……18歳組の人たち(だっけ?)」

烏丸「先輩たちこそどうしたんですか」



今「あぁ、仁礼さんに呼ばれて……」

柚宇「なんかみんな集まってるっていうからさぁ」

加賀美「ちょっとお邪魔しよーかなって」



小佐野「どーもーヒカリに呼ばれて来ましたー」ニュッ

細井「お疲れっす」ニュッ





遊真「どんどん来るな」

修(どんどん入りづらくなる……)


なおレイジさんが戻ってくるまで3人とも玄関で待機してた模様


次はスキー合宿的なやつを書ければと思ってるんでリクエストあったらまたどうぞ
あとしばらく間が空いちゃうかと思いますが宜しくお願いします

遅くなってすいません
前にチラッと出てた得点ランキングの話から投下します(唐突)



【ボーダー本部】



遊真「……」ジーッ

村上「……」ジーッ


米屋「よーっす」

出水「鋼さんに空閑じゃん。何見てんの?」


遊真「おぉ、よーすけ先輩といずみん先輩」

村上「おつかれ。……今シーズンの得点ランキングが貼り出されててな」


米屋「お、マジ?」




――――――――――――――――――――――――――――――


  1st 二宮匡貴(二宮隊) G:2  4pt

  2nd 生駒達人(生駒隊) G:2  3pt

  3rd 空閑遊真(玉狛第二) G:3  2.6pt

  4th 王子一彰(王子隊) G:3  2.3pt

  4th 東春秋(東隊) G:3  2.3pt

  6th 村上鋼(鈴鳴第一) G:4  2pt


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



米屋「おぉ、3位じゃねーか白チビ」ワシャワシャ

遊真「次の試合で2位になります」≡3≡

出水「つーか二宮さんスゲーな。まだ2試合しかしてねーけど4点平均かよ」

村上「しかも一度も落とされてないからな」




出水「やっぱ上の方は常連すね」

村上「まぁそうだな」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  7th 那須玲(那須隊) G:4  1.7pt

  7th 漆間恒(漆間隊) G:4  1.7pt

  7th 香取葉子(香取隊) G:4  1.7pt

  10th 荒船哲次(荒船隊) G:3  1.6pt

  11th 絵馬ユズル(影浦隊) G:2  1.5pt

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


遊真「お、あらふねさん見っけ」

米屋「……あれ? そういやカゲさんいなくね?」

出水「言われてみりゃそうだな。いつも大体トップ3には入ってんのに」





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  15th 照屋文香(柿崎隊) G:3  1pt

  15th 影浦雅人(影浦隊) G:2  1pt

  17th 笹森日佐人(諏訪隊) G:3  0.6pt

  18th 犬飼澄晴(二宮隊) G:2  0.5pt


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


遊真「あ、いたよ」

出水「15位?」

米屋「調子わりーんじゃね?」

村上「いや、あいつは……」



ザッ…


影浦「……あ? なんで出水と米屋もいんだ?」




遊真「……おぉ、噂をすれば」

影浦「あ?」

村上「おつかれ」

米屋「どもっす」

出水「ちょっと得点ランク見てまして」

村上「こいつらにとってはカゲが平均1得点ってのが珍しいらしい」

米屋「もしかして調子悪い感じすか?」

影浦「……んな訳あるか。戦りてぇ奴がいなかったっつーだけだ」

出水「あぁ……納得」

遊真「ワガママなんだな」≡3≡

影浦「あァ!?」ギロッ

村上「ははは」




米屋「じゃあ今からオレとバトりましょーよ」

影浦「上等じゃねぇか」

遊真「あれ、おれたちとの約束は……」

影浦「コイツ片付けたら相手してやるよ」

遊真「……やはりワガママな……」

村上「空閑、そこに座ってよう」

遊真「ふむ、しょーがないね」



米屋「10本先取でいーっすか?」

影浦「好きにしろ」



出水(こりゃ長くなりそうだな……)




出水「……あれ?」

村上「ん? どうした?」

出水「いや、隣の貼り紙……」





――――――――――――――――――――――――――――――


         ~お知らせ~


余寒厳しき折柄、皆様いかがお過ごしでしょうか。





滑んぞ!!


――――――――――――――――――――――――――――――





遊真「?」≡3≡

出水(なんだこれ意味分かんねぇ……)


少ないけどこの辺で……

また少し間が空くと思います(小声)

遅くなって申し訳ないです……

少ないけど再開しますね



【玉狛支部】



遊真「かくかくしかじかたまたまこまこま」



烏丸「ほう」

小南「スキー? 何それ行きたい!」

宇佐美「シフト的に今回は大丈夫そうだね」

小南「やった!!」



千佳「わ、わたしやった事ないんだけど大丈夫かな……」

修「ぼくもからっきしだよ……」





迅「うんうん。みんな楽しんでこいよ」

修「え?」

宇佐美「……迅さん来ないの?」

迅「いやー流石に支部空ける訳にはいかないからなぁ」

小南「ボスがいるじゃない」

迅「あぁ、支部長なら有給とるっぽいよ」

烏丸「ヒュースと陽太郎だけでも別に大丈夫そうな気もしますけど」

迅「まぁ一応な。それに城戸さんからも残ってくれって頼まれてるし」

遊真「ふむ」

修「そうですか……」




【ボーダー本部】


<「スキーきた!」

<「スノボ久し振りだなー」


ザワザワ



林藤「なぁ、お前今回の行く?」

忍田「いや。折角の慰安旅行に私が来ていたら羽を伸ばせないだろう」

林藤「そんなもんかねぇ」

忍田「今まで通り東たちに任せる事にするよ」

林藤「あー……無難だな」




【東隊作戦室】



東「いや、申し訳ない……その辺りはもう予定が入ってまして……」



忍田「」

林藤(即堕ち2コマかよ)



摩子「えっ、東さん来ないんですか?」

小荒井「え―――!? 予定ってなんですか!?」

奥寺「……おい、プライベートの事まで聞くなよ」


東「はは……悪いな、皆で楽しんでこい」



忍田(なん…だと…)




忍田(東が来られないとなると……)



東、風間、木崎 > 慶、犬飼、米屋など

          ↓

慶、犬飼、米屋など >>> 風間、木崎



忍田(パワーバランスが完全にひっくり返る……!!)


忍田(くっ……)



林藤(なぁ、どうすんの?)


忍田(……)



仕方なく忍田さんが引率します
なお聞き付けた沢村さんもちゃっかり同行する模様


早速少なくてごめんなさい
流石に今回くらい間が空く事はないと思うのでまたよろしくです

那須さんは来ます(確信)

少ないけど投下しますねー



【当日】


修「……じゃあ行ってきます」

遊真「いってきます」

千佳「おみやげ買ってきますっ」


迅「ははは。楽しんでこいよー」


ザワザワ…



迅「……」




迅「……で、宇佐美は本当に行かないのか? まだ間に合うぞ?」


宇佐美「いいのいいの。……迅さん1人だと寂しいだろうからね~」




ザワザワ…


修「……今回もバスで行くんですね」

烏丸「みたいだな」

小南「は、はやく乗りましょ!」ソワソワ



緑川「おーい遊真せんぱーい!」

遊真「おぉ、ミドリカワ」

緑川「一緒のバスのろーよ!」



諏訪「バス乗ってっと身体痛くなんだよな」

風間「運動不足だろう」

レイジ「あとはタバコのせいだな」





【バス】


修「……あれ? 空閑は?」

千佳「遊真くんなら緑川くん達と同じバスに乗ってるよ」

修「そっか」


修(風間さんたちに……香取隊の人たち、それに……)


修(……あ、そういえば前の席は誰だろう……)ヒョコッ





三輪「……」





修(……)


修(……)ストン



千佳「どうしたの?」

修「いや、なんでもない」




光「よっしゃカラオケしよーぜ!」

小佐野「お、いいねいいね~」


< ワーワーギャーギャー


光「三輪! 歌うか?」

三輪「遠慮しておく」

光「歌えよ!」

三輪「いや……」

光「歌え!!」

三輪「やめろ……」





香取「……うっさ」ボソッ

三浦「まあまあ葉子ちゃん…」





光「しょーがねーなー! ならアタシが一緒に歌ってやるよ!」

三輪「……いや、だから俺は……」

光「ほら立て!」グイッ


< ヒューヒュー!


諏訪「ほれさっさと歌えよ三輪ァ!」

風間「時には諦めも肝心だぞ」


三輪「……」


小南「相変わらずノリ悪いわねー」

烏丸「三輪先輩応援してます」



三輪「玉狛……!!」ギリッ



修(なんかぼくまで睨まれた!?)ビクッ




光「~~♪」

三輪「……」



若村「三輪の奴マイク持って無言で棒立ちしてるぞ……」

三浦「替わってあげたいけど少し恥ずかしいよね」




光「……いやーいい汗かいたな! 次誰いく!?」

小佐野「はいはーい、すわさんが歌いまーす」

諏訪「!?」

風間「それは面白い」

諏訪「ちょっと待てコラお前―――」

レイジ「ほら、マイクだ」

諏訪「てめーらマジ覚えとけよ」


申し訳ない
中途半端だけど切り上げます
明日また来ますね

3、4レスくらいですけど続き投下しますね



【バス・②】


< ~~♪♪


千佳「……修くんは歌わないの?」

修「じょ、冗談だよな……?」

千佳「ううん」

修「ぼ、ぼくはいいよ。千佳こそ歌わないのか?」



諏訪「オラ玉狛ァてめぇらコラァ!! 次はてめぇらだぞ!!」

修「!?」ビクッ

諏訪「おい京介!!」

烏丸「はい」

諏訪「歌え!!」

烏丸「いいすよ」

諏訪「えっ」




烏丸「~~♪」



修(真顔で歌ってる……)

千佳「烏丸先輩って歌上手いんですね」

レイジ「ん? あぁ、そうだな」



修「……あれ?」チラッ

千佳「どうしたの?」

修「いや、隣走ってるバスがなんだか騒がしいような……」

小南「向こうもカラオケやってるんじゃないの? あのバスは准たちが乗ってるし…………あっ」

修「小南先輩? どうかしましたか?」

小南「……あぁ、ううん。なんでもないわ」

修「?」





【休憩所】


屍の山< ……



諏訪「うおっ!? どいつもこいつもグロッキー状態じゃねーか!」

風間「バス酔いだろう」

レイジ「いや、そんな感じじゃなさそうだが……」



嵐山「みんな大丈夫か? ……遥、水を汲んできてくれ」

綾辻「は、はい!」




諏訪「アイツらだけ元気っつー事は……」

風間「あぁ……」

レイジ「なるほど……(察し)」






木虎「……」フラフラ

修「あ、おーい木虎!」

木虎「……三雲くん」

修「ど、どうした? 顔色悪いけど……」

木虎「……私とした事が……不覚だわ……」フラフラ

修「バス酔いか?」

木虎「……だい、じょうぶよ……」

修「無理しちゃダメだ。ほら、肩貸すよ」

木虎「……うっ……」

修「水でも飲むか?」

木虎「……もらうわ……ありがとう……」



なお意識が朦朧としすぎて折角の間接キスイベントをスルーしてしまった模様

少ないけどこの辺にしときます。

少ないけど投下しますねー



【旅館】


ザワザワ…


忍田「……みんな、聞こえるか」


< 聞こえまーす


忍田「今回はここで宿泊する事になる」


忍田「この旅館から出てるバスでスキー場まで直通しているが……」


忍田「この旅館にはボーダー隊員のみだが、スキー場に関しては一般人も来ている」



犬飼(あ、じゃあナンパできるんだ)

生駒(カワイイ娘片っ端から声掛けたろ!)



忍田「だから絶対に周りに迷惑は掛けないように」




忍田「……そして本部の防衛についてだが、相対的に向こうが手薄になっている」


忍田「なので今回の慰安旅行中に関してだけは本来であれば本部基地周辺に誘導している門を旅館周辺にも誘導させる事になった」



緑川「え? そんな事できるの?」

米屋「ここ三門市外じゃね?」



忍田「鬼怒田さん曰く『頑張ったらできた』らしい」



修「な……!」

烏丸「あぁ、隈が増えてたと思ったらそういう事か」

遊真(…帰ったら肩揉んであげよう)≡3≡



忍田「……話を戻そう。そういう訳で旅館周辺にイレギュラー門が開く可能性も否定できない」

忍田「だが基本的に君達が対応する必要はない。全て私が片付ける」


沢村「……その通りです。忍田本部長と私で片付けます!」




忍田「あとは……そうだな。出水、北添」


出水「? はい」

北添「え?」


忍田「メテオラは厳禁だぞ」


北添「えっ……」

出水「いやいやいや! 流石に弁えますって!」


忍田「そうか。なら良いが……」





小南「だっさ。名指しされてんの」プッ

熊谷「はは……」


出水「なんでお前らは言われねーんだよチクショウ」

北添「ゾエさん泣いちゃうよコレ」


旅館の人迷惑被るだけじゃねーか!
いくらなんでもこれは無いやろ…



【旅館】



忍田「ではこれから夕飯までは自由時間とする。羽目は外し過ぎないように」


< ハーイ


緑川「遊真先輩! 探険しよう!」

遊真「ふむ……」



米屋「おっしゃソッコー滑ろうぜ!」

奈良坂「そうだな」

古寺「正直自信ないですけど……」

米屋「大丈夫だって!」


>>206
旅館もボーダー所有で関係者しかいない感じっすね



犬飼「じゃあおれたちも行こっか!」

辻「ですね」



二宮「……」スタスタ



犬飼「あれ? 二宮さん滑んない感じです?」

二宮「……旅館周辺にイレギュラー門が開く可能性があるんだろう」

犬飼「あぁ、言ってましたね」

二宮「だからまずはこの建物の立地や内部構造を把握する」スタスタ

犬飼「なるほど……」










緑川「……あれ? 二宮さんも探険? けっこー子どもっぽいんだね!」

遊真「ほほう、これは意外な一面が……」



二宮「……」



今日はこの辺で……

も少ししたら投下予定です



【スキー場】


ザワザワ…


修「……」

烏丸「……そういえば修、お前滑れるのか?」

修「昔一度やったきりで……自信ないです」

烏丸「ならレクチャーしてもらえばいい。どのコースにする?」

修「え?」




歌川「……」←気遣い&優しさ


荒船「……」←理詰め&スパルタ


レイジ「……」←筋トレ&スパルタ




修「歌川先輩で(即答)」





熊谷「いやースキーなんて久しぶりだなぁ」

那須「……くまちゃん、行ってきていいのよ」

熊谷「へ?」

那須「私はほら、茜ちゃんと雪だるま作ってるから」

熊谷「うーん……じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」

那須「うん。そうしなよ」

熊谷「じゃあ行ってくるよ。……あ、ナンパには気をつけてね!」

那須「くまちゃんこそ。……いってらっしゃい」









生駒「……おうおう! そこのお嬢さん達えらい別嬪さんやn

水上「いやあんたが絡むんかい」





【スキー場・②】


荒船「――ちげぇ! 方向変える時は脚を動かすんじゃなくて上半身も使ってゆっくり体重移動させんだよ!」


光「何これむっず!!」フラフラ

加賀美「こ、こう……?」フラフラ

今「うわわ……」フラフラ

太一(荒船さん怖いっす)

半崎(だるい……)



穂刈「大違いだな。海の時と」

北添「だねー」



荒船「なんか言ったかお前ら」




荒船「つーか他の奴らはどうしたんだよ」

北添「カゲは『めんどくせぇ』って旅館で寝てるよ」

穂刈「寝てるな。当真も」

今「あ、鋼くんもさっき『寝てくる』って」

荒船「鋼はともかく寝てばっかだな18歳組は!」

加賀美「ちなみにさっき半崎くんもこっそり寝ようとしてたよ」

半崎「」

光「つーかあらふねも18だろ! 歳も数えられねーのかおめーは! ほんと仕方ねーなー!」

荒船「おい誰かカゲ叩き起こしてこい」イラッ

北添「まあまあ」




【スキー場・③】


柿崎「……よし、オレらも行くか。文香、確かお前滑れるよな?」

照屋「いえ」

柿崎「あれ? そうだったか?」

照屋「はい。なので手取り足取り教えて頂きたいです」

柿崎「……いや、でも前にスノボ行った時……」

照屋「滑れません」

柿崎「……ま、まぁ良いけどよ」

照屋「では早速二人きりになりましょう」

柿崎「えっ」





【スキー場・④】



嵐山「……よし、いいぞ遥」

綾辻「は、放さないで……」フラフラ

嵐山「大丈夫だ」

綾辻「……」フラフラ

嵐山「その調子だ。頑張れ」







日佐人「……あれ? 珍しいね。あの二人が囲まれてないのって」

時枝「うん。多分一般の人も遠慮しちゃうくらい入り込む余地が無いんじゃないかな」

佐鳥「おれはキャーキャー言われたいんだけどなー」




木虎「……」スイー

佐鳥「あれ? 木虎どこ行くの?」

木虎「えっと、少し……」

佐鳥「? 暇ならオレらとムゴッ!?」


時枝(今の内に行って)

木虎(……すみません。ありがとうございます)



佐鳥(ちょ! 息できない!! 放して!!)ジタバタ


日佐人(??)



照屋ちゃんは絶対運動神経良いと思ってた(小南)

少なくてすいません
今日はこの辺にしときます

遅くなってごめんなさい+少ないけど投下します



【スキー場・⑤】


三上「きゃー」ドサー

光「うぉー!」ズサー

小佐野「わー」バサー



< キャーキャー



米屋「……なぁ、出水」

出水「ん?」

米屋「ゲレンデだと異性の魅力が三割増しって言うよな」

出水「おー」

米屋「マジなんだな」

出水「おー」




米屋「なぁ! お前らもそう思うだろ?」

三浦「えっ」

若村「オレらに振るか」

出水「あれ? 異性がって事は女子からしたらおれらも三割増しって事じゃね?」

米屋「あ、確かに」

若村「自分で言って気付いてなかったのかよ…」

三浦「でも確かにみんな可愛く見えるよね」



ズザザーッ!



米屋「ん?」


犬飼「おーっす17歳諸君!」




若村「犬飼先輩」

三浦「お疲れ様です」

犬飼「はいはいお疲れ~」

出水「あれ、一人すか?」

犬飼「荒船とか穂刈も誘ったんだけどね、ノリ悪くて」

若村「そうなんですか」

犬飼「だから仕方なく一人でナンパしてたんだー」

若村「えっ」

三浦「えっ」

犬飼「?」


出水(この人マジで懲りねーな……)




米屋「成果どーでした?」

犬飼「う~~ん、まぁまぁかな」

犬飼「LIN○のID交換したのが11人、今度ご飯食べに行く約束したのが4人ってところだねー」

若村「」

米屋「マジすか!?」

三浦「そ、それはそれは……」

若村「あの、犬飼先輩、あんまりそういう事は控えた方が……」

犬飼「ヘイヘイろっくん! 固いこと言わない!」

米屋「やっぱ進学校ってスゲーのな」



出水(この人ぜってー後で二宮さんにしばかれるな……)




【スキー場・⑥】


ドサッ!


修(くっ……やっぱり難しいな……)

修(……)チラッ



遊真「ほっ」

緑川「とりゃー!」



修(あの二人はすごいな。ぼくも普通に滑れるくらいにはなりたいぞ……)

修(歌川先輩に教わった通り……)フラフラ




木虎「―――もう少し腰を落としなさい」




修「え……? き、木虎!?」




修「ど、どうしたんだ?」ヨタヨタ

修「……うわっ!」ドサッ


木虎「……随分と手こずってるみたいね」


修「ま、まぁ恥ずかしいけど……」


木虎「……」


修「木虎はスノボ経験はあるのか?」


木虎「少なくともあなたよりはあるわ」


修「そ、そうなのか……」


木虎「……」



木虎「―――も、もし良かったら私が教えt


修「木虎」


木虎「……な、何よ」


修「木虎さえ良ければ……ぼくの練習に付き合ってくれないか?」


木虎「……」


修「頼む! この通りだ! もう木虎しかいないんだ!」


木虎「……」




(略)付き合ってくれないか?

(略)木虎しかいないんだ!




木虎「……」

修「あれ? 木虎……?」






木虎「の、望むところよ……!」


修「? ……あ、ありがとう」


少なくて申し訳ない

次回、苦労人諏訪さんがナンパされまくるボーダー女子を助けて回ります(嘘)

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira137218.jpg

遅くなってすみません。始めます

ちなみに>>340は諏訪さんです(今さら)



【スキー場・⑦】



諏訪「あ゙―――!! 死ぬ! マジで!」ドサッ

レイジ「……鍛練が足りないな」

風間「全くだ」モグモグ

諏訪「にしてもガキんちょ組は元気だな」

風間「……」モグモグ

諏訪「つかお前なに食ってんだよ」

風間「たこ焼きだ。いるか?」

諏訪「今食ったら死ぬ」

レイジ「もらおう」





諏訪「そういやさっき犬飼の奴がナンパしまくってたけどよ」

レイジ「懲りないな……」

諏訪「スキー場の女って可愛く見えるって言うよな。ゲレンデマジックっつーのか?」

風間「ああ」モグモグ

レイジ「それがどうかしたか」

諏訪「……イヤな予感しかしねぇんだが」








< 「ひゅー! 君たち可愛いね!!」




諏訪「ほら見ろ」

レイジ「ああ……(察し)」

風間「……」モグモグ





DQN1「君たち可愛いね!」

DQN2「俺たちと遊ばない?」

DQN3「ね? いいでしょ?」



小佐野「へ?」

三上「わ、私たちのこと……?」

光「おぉー」



DQN1「なんか食べない? 奢ってあげるよ」

DQN2「ほら、行こうよ!」

DQN3「ほらほら!」



小佐野「ほーん」

光(これナンパか!?)

三上(どうしよう……だ、誰か……)キョロキョロ




風間「―――本部長、こちら風間です」

忍田『忍田だ。どうした?』

風間「小佐野・仁礼・三上の3名がナンパに合っています」

忍田『ナン……え?』

風間「相手は一般人だと思われますが」

忍田『あぁ、そ、そうか……そちらには風間1人か?』

風間「諏訪・木崎がいます」

忍田『……で、では3名で対処してくれ。くれぐれも穏便に』



風間「風間了解」

レイジ「木崎了解」

諏訪「諏訪了解……つーかこのくだり要るか?」




三上「あの、ごめんなさい、私たち……その……」

DQN1「いいから行こうよほら!」

小佐野「遠慮しときま~す」

DQN2「いいじゃん少しくらい!」

小佐野「間に合ってま~す」

DQN3「いいから来いって」グイッ

三上(痛っ……)

光「おいおめーら! 嫌がってんだからやめろよ!」

DQN1「あ゙ぁ?」

光「はぁ!?」

DQN1「やんのかコラァ!」ギロッ

光「上等じゃねーか!」クワッ






諏訪「なんかアイツら普通に対抗してんぞ」

レイジ「とはいえそうも言ってられないだろ。行くぞ」

風間「俺が右端の奴を殺(と)る」

諏訪「おい、穏便にだかんな!?」




DQN1「てめぇいい度胸してんなぁ!?」

光「うっせーおめーなんてこれっぽっちも怖くねーんだよ!!」



ザッ…



諏訪「よう」

レイジ「お前ら、どうかしたか?」

風間「……」




DQN1(えっ)

DQN2(あっ…)

DQN3(こいつらはいつしかのチンピラと殺し屋とコマンドーじゃねーか!!)




風間「……おい」

DQN3「……な、なんだよ」

風間「その手を放せ」

DQN3「アッハイ」ビクッ

三上「か、風間さん……ありがとうございます……」

風間「ケガはないか」

三上「は、はい!」





諏訪「どうしてもっつーなら俺らが話し相手になってやるけどよ」

レイジ「……」


DQN2「……サーセンシタ……」ビクッ







光「ばーかばーか!! おめーらなんてギッタギタに―――」

諏訪「ほれ、行くぞ」グイッ




【スキー場・⑧】


DQN4「ひゅーひゅー! 君たち可愛いねぇ!」

DQN5「お茶しよーよ!」


茜「ほぇ?」

那須「遠慮しておきます」


DQN4「そんなこと言わないでさ!」

DQN5「ちょっとだけだから!」


ザッ…


諏訪「よう」

風間「……」

レイジ「……」



DQN4「」

DQN5(えっなんかターミネーターがいる。なにあれ)




【スキー場・⑨】


DQN6「ひゅーひゅー君かわいいね!」

DQN7「お茶でも飲まない?」


葉子「は?」




DQN8「もしかして君たち初めて?」

DQN9「俺らが手取り足取り教えてあげるよ!」


今「えっ」ビクッ

加賀美「結構です!」




DQN10「ひゅーひゅー!」

DQN11「お茶お茶ァ!」


三上(ま、また!?)ビクッ

小佐野「ほーん」




~数時間後~



木虎「今日のところはこの辺で勘弁してあげるわ」

修「はぁ…はぁ…」

木虎「……まぁ、少しはまともに滑れるようになったんじゃない?」

修「ぜぇ…はぁ…」

木虎「明日も滑るつもりなら今日の感覚を忘れないように」

修「はぁ…はぁ……ゲホッ…」

木虎「……」

修「ぜぇ…ぜぇ…」

木虎「……」

修「ゴホゴホッ…」

木虎(えっ……そ、そんな疲れた!?)




【スキー場・⑩】


米屋「明日も滑ろーぜ!」

出水「おう」


ザワザワ…


北添「カゲとトーマくんはまだ寝てるのかな」

穂刈「だろうな」

荒船「全く、団体行動のできねー奴らだ」


ザワザワ…


犬飼「二宮さんも結局来なかったなぁ。どうしたんだろ」

辻「そうですね」


ザワザワ…



忍田「――よし、全員集まったな。今から各自旅館に戻るように」


今日はここまでにしときますね……

今月中にもう1回は投下できると思います

残念ながら二宮さんは厨房で倒れてる可能性が高いんだよなぁ…

>>383
迅さんかな?


投下しますねー



【旅館】


修「……」

千佳「お、修くん、大丈夫?」

修「あぁ……」

遊真「キトラにビシビシしごかれてたからな」

修「お陰で少しは滑れるようにはなったけど……疲れた……」

千佳「温泉入ってゆっくりしないとね」

遊真「それよりお腹空いたな。食堂行こうぜ」≡3≡

修「あぁ」

千佳「そうだね」




【食堂】


ザワザワ…


千佳「あれっ? なんだか人だかりが……」

遊真「どうしたんだ?」

修「あっ、嵐山さん、時枝先輩!」



嵐山「よう」

時枝「お疲れさま」



修「これ、一体なんの騒ぎですか?」

嵐山「それが俺たちも良く分からないんだ」

時枝「太刀川さんと堤さんの声が聞こえるけど……」




小南「……何よ、随分騒がしいわね」ニュッ

嵐山「桐絵」

烏丸「なんすかこれ」

嵐山「いや、それが……」


遊真「……よし、おれが見てこよう」


修「え?」

遊真「みんなちょっと待っててくれ」≡3≡

千佳「き、気をつけてね」

遊真「行ってくる」モゾモゾ



修(人混みに入り込んでいった……)




遊真(……ほいっと)モゾモゾ


遊真(なかなか狭いな……)モゾモゾ


遊真(んぬぬ……)グググ


遊真(……よっと!)スポッ


遊真「ふぅ……ようやく抜けた―――」チラッ





二宮「」


太刀川「二宮!! 目ぇ開けろ!!」

堤「くそっ……! くそっ……! 間に合わなかった……!!」





遊真「なんだこれは…(困惑)」





【食堂・②】


米屋「何食おっかなー。なぁ、お前決まった?」

出水「フライ定食的なやつにするわ」

米屋「秀次は? ……げっ、冬なのに蕎麦かよ」

三輪「……」

出水「すんませーん」

米屋「……どした?」

出水「いや、誰も出てこねーからさ」

米屋「マジ? おーい! すんませーん!」



< シーン…





佐鳥「あれ? どーしたんすか?」

時枝「……」ペコッ



出水「よう」

米屋「いやそれがよー、なんか厨房に誰もいないっぽいんだよな」

時枝「え?」

佐鳥「マジっすか? おれめっちゃ腹減ってるんですけど!」

米屋「それなー」

時枝「一応本部長に知らせてきます」

出水「おう」

米屋「すんませーん! 誰もいないっすかー!?」

佐鳥「もしも―――し!」




米屋「お―――い!!」



< 「はいはーい♪」



米屋「おっ」

佐鳥「なーんだ、いるじゃないっすか」

出水「っかしーな。さっきまで全然―――」



加古「お待たせしましたー♪」



出水「え」

米屋「あっ」

佐鳥「ファッ!?」

三輪「」




加古「ご注文はなんでしょうか?」ニコッ

米屋「えっ、なっ……ちょっと待っ……」

出水「何やってんすか!?」

加古「コックさんいないから私が作ろっかなって」

佐鳥「えぇ…」

加古「ご注文をどうぞ♪」

米屋「……水で」

加古「だ~~め」ニコッ





出水『おい三輪』※内部通信

三輪『……なんだ』

出水『加古さんて料理自体は上手いんだよな?』

三輪『……あぁ。 だが時々……』

出水『……分かってる。二宮さんがブッ倒れてたのはそういう事か……』




出水(……)グゥゥ…


出水(くそ、とはいえ空腹が限界だ……ここは賭けるしかねぇ……!)


出水「加古さん!」

加古「はいはい」

出水「ミックスフライ定食で!!」

加古「合点♪」



ザワザワ…



出水「……おれは必ず『当たり』を引く」



三輪「出水……」

佐鳥「出水先輩……!!」



出水「皆で生き残って……後でトランプでもしようぜ」ニッ



米屋「弾バカァ―――――!!」




【食堂・③】


加古「生姜焼き定食お待ち!」ザッ


加古「ラーメンセットお待ち!」ザッ


加古「カツカレーお待ち!」ザッ



北添「凄いね。あの量を捌いてるよ」

荒船「つーかなんで加古さんが作ってんだ」

穂刈「あるな。緊張感が」

荒船「メシに緊張感なんていらねぇよ! 大掛かりなロシアンルーレットみてぇじゃねぇか!」

当真「こういうのって大体荒船が貧乏くじ引くよな~」

犬飼「確かに。頑張ってねー」

荒船「お前らフラグ立てんな!!」




加古「あなたたちは何にする?」

北添「じゃあゾエさんは中華丼で」

当真「おーじゃあ俺もそれにすっか」

犬飼「カレーにしよっかなぁ」

穂刈「肉うどん、大盛りで」

荒船「……唐揚げ定食。冷奴つきで」

加古「合点♪」



荒船「……にしても凄いすね加古さん。この量を捌き切るなんて」

加古「そうでもないわ。頼れる助っ人がいるから」

荒船「助っ人?」チラッ










村上「―――味噌ラーメンと刺身定食あがりました!」




荒船「何してくれてんだお前!!」



一日目の犠牲者:二宮さん、つつみん、出水先輩、つつみん

今日はこの辺にしときますね




【旅館・②】


米屋「おーいメガネボーイ」

修「お疲れ様です米屋先輩」

米屋「暇ならトランプしよーぜ!」

修「あっはい。良いですよ」

米屋「じゃあテキトーに面子集めっか」

修「出水先輩はご一緒じゃないんですか?」

米屋「あぁ、アイツは……逝ったよ」

修(行った? どこにだろう)

米屋「誰か暇そうなやつは……っと」キョロキョロ




米屋「……あ、なぁなぁ那須さん」

那須「米屋くん。どうしたの?」

米屋「暇ならトランプやんね? 熊谷も」

熊谷「あたしは別に良いけど」

那須「私も構わないわ」

米屋「よっしゃ。じゃああと2人くらいは欲しいよな」

熊谷「空閑くんとか菊地原くんとか影浦先輩は反則だからね」

米屋「だよなー」





那須「……今日は初めて会ったわね、修くん」

修「あっ、そうですね」




~十分後~


米屋「……」

修「……」

那須「……」

熊谷「……」



若村「……」

太刀川「はっはっは」

来馬「お邪魔するね」



米屋「なにこの面子」

熊谷「あんたが連れて来たんでしょ……」




米屋「じゃー最初は何します?」

熊谷「メジャーなのが良いんじゃない?」

若村「だな」

修「ぼ、ぼくは何でも……」

那須「私も」

太刀川「じゃあ7ならべやろーぜ!」

来馬「いいね」

米屋「オッケーっす。ジョーカー1枚でいいすか?」

太刀川「100枚!」

若村「まぁ1枚で良いんじゃねぇか?」

熊谷「うん」

太刀川「1000枚!」




【7ならべ】


     456h789J
   23456s7
    3456d789JQK
     456c789J



熊谷「パ、パス……」

来馬「ぼくも……」

米屋「スペードの8止めてる奴誰だよ! もう良いだろ!!」

若村「……三雲か?」チラッ

修「ち、違いますよ!」

熊谷「止めてる人に限ってそう言うからねー」

太刀川「ネタは上がってんだこのやろう!!」

修「な……!」




那須「……」ニコッ




修(多分……っていうか絶対に玲さんだろうな……)





【ババ抜き】


パサッ…パサッ…


修(い、1枚も揃ってない……まぁ7人なら仕方ないか)


熊谷「うわー……一組しか揃ってないわ」

若村「オレなんて一組もねぇぞ」

米屋「よーし、じゃあやっぞ!」

来馬「……あ。ねぇ、みんな」

米屋「はい?」

来馬「全部揃って手札無くなっちゃったんだけど……」



若村「え」

米屋「マジすか!? 来馬さん半端ねぇ!!」




【ババ抜き・②】


米屋「……よ、よし。マジ半端ねェ来馬さんを抜いて残ったオレらで決着つけっぞ」

若村「時計回りでいいか?」

太刀川「時計回りって事は……」

熊谷「こういう感じです」クルッ

太刀川「おっしゃ」

米屋「じゃあ最下位の奴は罰ゲームでみんなの言うこと1つ聞くってので!」

若村「おいおいいきなり過ぎんだろ……」



那須「分かったわ」



修(えっ)




米屋「こいつだ! ……っしゃ、揃った」パサッ


~周回中~


熊谷「……んー……ダメかぁ」


~周回中~


若村「全然揃わねぇな、これ……」


~周回中~


那須(あ、揃った)パサッ


~周回中~


修(全然ダメだ……)







太刀川「―――よっしゃ揃った!! 上がりだァ!!」バシーン


    h2 s3 h4 c5



若村「何やってだこの人」




【数分後】



那須「……」←残り2枚

修「……」←残り1枚



太刀川「いけ三雲! 右だ右!」

米屋「と思うじゃん? 左だぜメガネボーイ!」

若村「あんまり混乱させてやんな」



修(……ど、どっちだ……?)


修(右か……左か……)ジーッ




那須「……」ニッコリ




修(……全然読めない!!)




那須「……修くん」

修「は、はい」

那須「右よ」

修「!?」

那須「……」ニッコリ

修「……」


修(ど、どっちだ……!? 玲さんを信じるか……裏をかくか……)


修「そ、それは……」

那須「……あぁ、あなたから見て右。こっちよ」スッ

修「!」

那須「……どうしたの? 取らないの?」




ざわ…  ざわ…


修(…………)


那須「……」


修(……ぼくは、玲さんを信じる!!)シュバッ



[JOKER] < デデーン



修「」



那須「……」プルプル


修「れ、玲……さん……」




修「ウソ……だったんですか……?」

那須「ふふっ……」プルプル

修「玲さん……!」

那須「本当に素直ね。あなたって……」クスクス

修「……わ、笑わないで下さい」

那須「あぁおかしい……」クスクス

修「な、涙出るまで笑わないで下さい……」







来馬(……那須さんってあんな風に笑うんだね)

米屋(これオレら相当レアなもん見てんじゃねーか?)

若村(かもな)

太刀川(くま後で模擬戦しようぜ)

熊谷(イヤです)


長々とお待たせして申し訳なかったです

頑張ります

>>1さん復活おめ!
相変わらず楽しい文章で、ダンガーで吹いたw(お約束w

体調不良や仕事多忙で書き込めない時は、予め長めに期間を取って生存報告だけはしてくれると安心です。

でないと「トリオン器官を抜かれた」と思って
心配します(笑)

これからも楽しみにしています!
(那須さんかわいいw)

荒らしはスルーでw

長文スマソ

投下しますー



【旅館・③】


沢村「本部長」

忍田「どうした?」

沢村「風間・三輪両隊員が夜間の警備についての相談があるとの事ですが」

忍田「警邏は私が請け負う。隊員にはゆっくり休めと伝えておいてくれ」

沢村「了解です」

忍田「……一応、『命令だ』とも加えておいてくれないか」

沢村「……はい」クスッ






沢村(……!)ハッ



沢村(こ、これもしかして夜中に2人っきりになれるチャンスでは……!?)




【旅館・④】


諏訪「ほらよ。ビールで良いだろ?」

風間「あぁ」

レイジ「悪いな」


カシュッ…


諏訪「瓶の方も好きだけどやっぱこの音だよなー」

小佐野「すわさん一口ちょーだーい」

諏訪「!? おまっ……どっから入って来やがった!?」

小佐野「普通に入口だけど」

諏訪「部屋に戻れ未成年! 俺らぁこれから楽しいアルコールの時間なんだよ!!」




【旅館・⑤】


修「ふぁ……あ……」

千佳「……修くん、眠い?」

修「ん、あぁ……」

千佳「今日はもう休めば?」

修「うん。そうするよ」

修(同じ部屋のレイジさんと烏丸先輩はまだ戻って来てないし……先に休ませてもらおう)




修「じゃあお休み、千佳」

千佳「おやすみ。また明日ね」




【旅館・⑥】


遊真「……」テクテク


遊真(そろそろ12時か。みんな部屋に戻ったみたいだ)キョロキョロ


遊真(……ていうか見回りは良いのか? 確かゲート誘導してるって言ってたけど)




忍田「……」スタスタ




遊真「あ、シノダさん」

忍田「……あぁ、遊真くん」

遊真「何してるの?」

忍田「巡回だよ」

遊真「ふむ……」

忍田「それより、夜中に出歩くのはあまり誉められる行為ではないが……」

遊真「もうしわけない」≡3≡




遊真「……ていうか手伝おうか? おれ暇だし」

忍田「いや、君達の手は煩わせない。私と沢村くんに任せろ」

遊真「ふむ。シノダさんがそう言うなら」

忍田「じゃあ、なるべく部屋にいるんだぞ」

遊真「りょーかい」




遊真「……」


遊真「……」


遊真「……」グゥゥ…


遊真「……」


遊真(お腹空いたな)≡3≡




【食堂】


遊真(……あれ? 電気ついてる)


遊真(……)ニュッ



影浦「……あぁ? 空閑じゃねーか」

光「よっ」


遊真「おお、かげうら先輩とヒカリねーちゃん」

光「お前もなんか食いに来たのか?」

遊真「そんな感じです」

影浦「……」





影浦「……ん?」




遊真「どしたの?」

影浦「お前今なんつった?」

遊真「『そんな感じです』」

影浦「その前だ」

遊真「『おお、かげうら先輩とヒカリねーちゃん』」

影浦「……」




影浦「おめー何吹き込みやがった」ギロッ


光「」ギクッ







遊真「……むらかみ先輩、カツカレー大盛りで」


村上「任せとけ」





【食堂】


遊真「うまいうまい」モグモグ

光「こんな夜によくそんな食えるなー」

遊真「へーきへーき。ていうかかげうら先輩こそ」

影浦「寝てて夜飯食い逃したからな」

遊真「そうなの?」

影浦「この時間帯なら騒がしくねーから逆に好都合だけどよ」

遊真「ふむ……」

光「なぁなぁ、これ1つちょーだい」

影浦「またか……好きにしろ」チッ




~数分後~


遊真「ふぅ……満腹満腹」

光「んー……じゃあアタシは戻って寝っかなー……」ノビー

光「おめーらはどうする?」

遊真「おれは……」

影浦「空閑、腹ごなしに一戦付き合え」

遊真「ほう?」

影浦「この時間ならブース空いてんだろ」

遊真「寝なくていいの?」

光「こいつずーっと寝てたから大丈夫だろ!」

影浦「そういうこった。行くぞ」

遊真「いいね」




影浦「おい鋼! おめーも来るか!?」




村上「まだダメだ……これじゃ追い付けても追い抜けない……」ブツブツ

村上「もっと料理のレパートリーを広げないと……」ブツブツ




遊真「鍋の前で唸ってるよ」

影浦「何やってんだあいつ。相変わらずクソ真面目だな……」

遊真「仕方ないからおれたちだけで戦ろうよ」

影浦「あァ」

遊真「じゃあおやすみヒカリねーちゃん」≡3≡

影浦「その呼び方はやめろ」

光「おーまた明日なー」

影浦「おめーもだコラ」

光「はっはっは」


少ないけど今日はここまでで

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年03月05日 (日) 12:26:57   ID: zJmSIRJM

次は、まだー期待しているよー

2 :  SS好きの774さん   2017年05月04日 (木) 22:48:24   ID: wu0kex_o

はやくー

3 :  SS好きの774さん   2017年05月20日 (土) 17:37:25   ID: LEatmvS-

(*・ω・*)wkwk
マイペースでおk

4 :  SS好きの774さん   2017年06月01日 (木) 17:01:38   ID: oxj-kn8S

つつみん二回wwww

5 :  SS好きの774さん   2017年07月10日 (月) 13:13:47   ID: Ar-vjWZo

生存報告はよ…

6 :  SS好きの774さん   2017年08月13日 (日) 07:22:44   ID: ml5NaCa2

あと一週間以内の来るそうです

7 :  SS好きの774さん   2017年08月18日 (金) 20:42:50   ID: wp0FQkIN

……と、思うじゃん?

8 :  SS好きの774さん   2017年10月03日 (火) 14:32:29   ID: HmNkGdsH

原作再開はよ

9 :  SS好きの774さん   2017年10月27日 (金) 23:53:31   ID: y7d5cyEK

まだかー

10 :  SS好きの774さん   2017年12月05日 (火) 07:38:45   ID: jdk8uZ4E

まだかー?更新はよー

11 :  SS好きの774さん   2018年09月23日 (日) 21:43:29   ID: q6oNzDq1

まだですかー。お願いします。

12 :  SS好きの774さん   2018年10月15日 (月) 18:02:37   ID: v31u-X-q

なあ、連載再開、決定したんだぜ…。
だから、応答してくれ…スレに書き込みさせてくれよ…!スレ主さん、戻って来てくれ…!

連載再開おめでとうございます。

13 :  SS好きの774さん   2018年11月06日 (火) 23:31:07   ID: BKQfguem


【旅館・⑦】 (AM1:00)


沢村「・・・ ・・・」


沢村「駄目だ。もうこんな時間だけれど、いざ二人きりになれると思う
とどうしても意識してしまうわ。」


沢村「いやいや(首を左右に振る)、落ち着け」


沢村「落ち着くのよ。沢村響子」


沢村「こういう時こそ、落ち着いて冷静に振る舞っていなければ!!」




14 :  SS好きの774さん   2018年11月06日 (火) 23:37:53   ID: BKQfguem

沢村「忍田本部長に優秀な所を、そしていい女、出来る女を見せるいい
チャンスなのだから!!」

カサっ


沢村「?。あら、何かしら?」(キョロキョロ)

(部屋:現在 電気は豆球の状態)

沢村「ちょっと、電気を全開にしましょう」

ピッ (電気 全開の状態)

15 :  SS好きの774さん   2018年11月06日 (火) 23:42:53   ID: BKQfguem

沢村「えーと(キョロキョロ)、音がしたのは・・・、・・・!!」


G(ゴキブリ) 「あ、見つかっちゃいました。てへっ」


沢村「・・・・・・・・・・・・・」


沢村「ぎ」


沢村「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!」
(超大声)

16 :  SS好きの774さん   2018年11月06日 (火) 23:50:39   ID: BKQfguem

メンバー「!!!!!!!!!!」

諏訪「おい、なんだこの声は」

風間「上の忍田本部長と沢村さんの部屋からだな」

レイジ「急いでいくぞ」 ガラッ

ダダダダダダダダダダダ


修「な、なんだ今の声は??」

千佳「お、修君」

17 :  SS好きの774さん   2018年11月06日 (火) 23:57:42   ID: BKQfguem

修「ち、千佳。お前も起きたのか?」


千佳「う、うん。今の声って?」


修「上の階から聞こえたけど、とにかく行ってみよう!」


千佳「うん!」ガラッ


遊真「おう、オサム、チカ」


修「空閑!」

千佳「遊真君!」

18 :  SS好きの774さん   2018年11月07日 (水) 00:11:35   ID: tvG2erkr

遊真「二人もあの声を聞いたのか?」

修「ああ、何があったかは分からないけれどな」

千佳「ひょっとして、まさかトリオン兵!?」

遊真「いや、そんな事は無いと思うけど」

修「二人とも、まだ分からないけど決して油断するな!!」

遊真「りょーかい!」 千佳「うん!」

19 :  SS好きの774さん   2018年11月07日 (水) 00:24:51   ID: tvG2erkr

忍田・烏丸「「あっ、君達(お前達)」」

修「忍田本部長!、烏丸先輩も!」

忍田「すまないな、こんな夜中に起きてきてくれて礼を言うよ」

烏丸「俺も、あの声を聞いて移動中に忍田本部長とバッタリあってな」

修「そうですか。それで場所は?」

忍田「おそらく私と沢村君の部屋だ、急いで行こう」

四人「「「「はい!!!!」」」」

20 :  SS好きの774さん   2018年11月07日 (水) 00:26:20   ID: tvG2erkr

すいません。小説のやり方(上げ方)が分からないのでこちらでしています。ご迷惑をお掛けして本当にすみませんでした。

21 :  SS好きの774さん   2018年11月07日 (水) 23:50:37   ID: pa5ShuVr

続きを書きます。(ちなみに、修達の泊まっている旅館は4階建てで修を中心に挙げているメンバーは3階でそれぞれの部屋にいます。)

22 :  SS好きの774さん   2018年11月08日 (木) 00:15:19   ID: r29eS8t-

【旅館・⑧】(4階)

ダダダダダダダダダッ

忍田「木崎、風間、諏訪!! 大丈夫か!!」

レイジ「あ、忍田本部長!」

風間「我々なら大丈夫です」

諏訪「ご心配なく、もう問題は解決しましたので」

忍田「何、もう終わったのか?」

修「あ、レイジさん、風間さん、諏訪さん」

レイジ「おう、お前達も来たのか」

23 :  SS好きの774さん   2018年11月08日 (木) 00:22:21   ID: r29eS8t-

風間「三雲、それに空閑、雨取、烏丸もか」

諏訪「おう、玉狛第二、そして烏丸か」

遊真「終わったって? 結局原因は何だったの?」

風間「ああ、一言でいえば・・・」

レイジ「女の天敵だ」

烏丸「女の天敵?」

諏訪「あー、要はゴキブリだ。」

24 :  SS好きの774さん   2018年11月08日 (木) 00:29:53   ID: r29eS8t-

雨取「!?」

風間「おい諏訪、雨取がいるんだぞ。もっと上手く言えないのか」

諏訪「じゃあ、何て言えばいいんだよ!」

風間「黒い虫と言え」

諏訪「分かりづれぇじゃねぇか!」

忍田「あー、良く分かった。それで、お前達が退治したんだな」

レイジ「はい、もう虫一匹いません」

25 :  SS好きの774さん   2018年11月08日 (木) 00:41:10   ID: r29eS8t-

忍田「それで、沢村君は?」

風間「流石に気が動転していて、今洗面所にいます」

忍田「そうか。少し話したいが、いいか?」

風間「勿論です」

忍田「ではすまないが、ここは私で対応する」

忍田「皆、この夜中に起きてくれて騒ぎを解決してくれた事、礼を言う」

26 :  SS好きの774さん   2018年11月08日 (木) 00:42:15   ID: r29eS8t-

今回はこれで終わります。(まだ、ちょっと続きます。最後はトンデモナイ事になります)

27 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:16:25   ID: fZM4BuBv

レイジ「いえいえ」

風間「又何かあったら、連絡を。すぐ駆けつけます」

諏訪「それでは、俺達はこれで」

修「はい、それでは。二人とも、行くぞ」

遊真「りょーかい」

千佳「うん」

28 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:25:48   ID: fZM4BuBv

スタスタスタスタ

忍田「よし、では行くか」


【忍田本部長・沢村本部長補佐の部屋 洗面所】

忍田「沢村君、大丈夫か?」

沢村「・・・ ・・・ ・・・」

忍田「沢村君、沢村君」

沢村「・・・ ひ」

忍田「ひ?」

沢村「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

忍田「う、うわああああああああああ!!!」

29 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:30:26   ID: fZM4BuBv

メンバー7人「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」

諏訪「お、おい何だ今の声は!?」

風間「二人の声だな、又何かあったのか?」

レイジ「とにかく行くぞ、お前達も来い!」

烏丸「はい」

修「了解です、二人共」

遊真「りょーかい!」

千佳「うん!」

30 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:36:54   ID: fZM4BuBv

ダダダダダダダダッ

修「ああ!」


(壁に倒れている忍田本部長)


修「忍田本部長が・・・」

諏訪「おいおいマジかよ」

レイジ「という事は・・・」

風間「沢村さんか、原因は」

31 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:42:54   ID: fZM4BuBv

沢村「はあはあはあはあ・・・」

諏訪「おいおい、沢村さん!」(沢村の所に行く)

レイジ・風間「「待て、諏訪!!」」

諏訪「あなたねぇ、忍田本部長を倒しちゃいけないでしょう!」

諏訪「思いっきり殴られた跡があるじゃないですか!」

沢村「近寄るなああああああああ!!」(ドガアアアアアン)

32 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:48:13   ID: fZM4BuBv

諏訪「ぐおおおおおおおお!!」(ドン!!、壁に当たります)

風間「全く、不用意に近くに行くから・・・」

烏丸「どうします」

風間「考えはある」

修「何ですか?」

風間「木崎、烏丸、三雲、そして空閑と俺で何とかする」

33 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:54:34   ID: fZM4BuBv

風間「すまないが、雨取は待機してくれ。」

雨取「は、はい」

レイジ「それで作戦は?」

【レイジが一番前に行き、その後ろに風間と遊真、烏丸・修の順番】

風間「この順番で行き、ゴニョゴニョ・・・」

レイジ「なるほど、よく分かった」

風間「よし、すぐ行うぞ」

34 :  SS好きの774さん   2018年11月09日 (金) 23:59:30   ID: fZM4BuBv

レイジ「沢村さん!!」タタタタタタタタ

レイジ「駄目ですよ!暴力を振るっては!」

沢村「近寄るなあああああああ!!」(右パンチ)

レイジ「ぐっ!!」(両手で受け止める)

レイジ「風間・遊真!!」

風間「ああ!」

遊真「りょーかい!」

35 :  SS好きの774さん   2018年11月10日 (土) 00:06:32   ID: TAHk0tEW

風間「すいません、沢村さん。お許しを」

遊真「ごめんね、さわむらさん」

ドスッ!(左右から手刀で沢村の首を叩く)

沢村「あっ・・・」

レイジ「よし!」(念の為、後ろから羽交い締めにする)

レイジ「おい、烏丸、修」

烏丸・修「「はい!!」」

36 :  SS好きの774さん   2018年11月10日 (土) 00:12:58   ID: TAHk0tEW

沢村「・・・・・・・・・」(床に気絶した状態、もとい寝ています)

烏丸「沢村さん、沢村さん」

修「しっかりして下さい」

沢村「う、うーん」

沢村「あ、あれ?」

烏丸「あ、沢村さん」

修「気が付きましたか」

37 :  SS好きの774さん   2018年11月10日 (土) 00:18:10   ID: TAHk0tEW

沢村「あ、烏丸君、三雲君」

沢村「それに木崎君に風間君、空閑君も」

レイジ「はい、そうです」

風間「はい」

遊真「はいはい」

沢村「え、えーと私何していたのかしら?」

遊真「覚えていないの?」

38 :  SS好きの774さん   2018年11月10日 (土) 00:24:35   ID: TAHk0tEW

修「空閑!沢村さんは記憶が混乱している、下手に言ったら・・・」

風間「いや三雲、どのみち俺達が言わなければいけないのだ」

修「風間さん・・・」

沢村「あの、・・・!」

沢村(そうだ・・・私ゴキブリにびっくりして大声を出して・・)

沢村(その後、混乱して・・・)

沢村「あ、あの忍田本部長は?」

39 :  SS好きの774さん   2018年11月10日 (土) 00:28:46   ID: TAHk0tEW

レイジ「あー、じ、実は」

烏丸「あちらに」(壁に指差し)

沢村「!?!?」

沢村「ひ、左の頬に殴られた跡・・・、諏訪君も・・・」

遊真「うん、見事に気絶しているよ」

沢村「と、という事は、犯人はわ、私・・・」

40 :  SS好きの774さん   2018年11月10日 (土) 00:35:12   ID: TAHk0tEW

(気まずい空気)

沢村「う」

沢村「うわああああああああああんんっ」(号泣)

修「さ、沢村さん・・・」

レイジ「やめとけ、修」

風間「言ってはいけないが、自業自得、壮絶な自爆だ」

烏丸「同情は出来ませんね」

41 :  SS好きの774さん   2018年11月10日 (土) 00:38:58   ID: TAHk0tEW

あの後、大声で泣きまくって結局旅館関係者からお説教をくらった沢村響子であった。

又、嵐山等にもこの事を朝に報告を行った。

今日はこれで終わります。

42 :  SS好きの774さん   2018年11月11日 (日) 18:58:25   ID: fG8ahkis

再開をずっと待ってました

43 :  SS好きの774さん   2018年11月12日 (月) 23:21:04   ID: qbl_0W-0

始めます。ちょっと少なめですが、御覧下さい。

44 :  SS好きの774さん   2018年11月12日 (月) 23:27:34   ID: qbl_0W-0

【旅館・⑧】 (AM7:00)


修「ふああっ、今日もいい朝だな」

修(最も、あれは凄く記憶に残ってしまうんだけどな・・・)

遊真「よっ、おはよう。オサム」

修「空閑、起きてたのか」

千佳「おはよう、修君、遊真君」

修「千佳、おはよう」

遊真「おう、おはよう。チカ」

45 :  SS好きの774さん   2018年11月12日 (月) 23:39:19   ID: qbl_0W-0

(AM7:15)

遊真「しかし、あの出来事は本当に凄かったな」

千佳「うん、忍田本部長が気絶するなんて・・・」

遊真「結局、自分の部屋じゃなくかざまさん達の部屋で休んだからな
あっ、しのださんの荷物持って行って・・・」

千佳「でも、大丈夫かな。沢村さん・・・」

修「二人共、話はそれくらいで準備を忘れるなよ」



46 :  SS好きの774さん   2018年11月12日 (月) 23:41:44   ID: qbl_0W-0

ピピピピッ ピピピピッ

三人「「「!!!」」」

修「メールだ」

遊真「誰からだろっ?」

千佳「・・・、あっ、忍田本部長からだ」

47 :  SS好きの774さん   2018年11月12日 (月) 23:55:18   ID: qbl_0W-0

忍田『ボーダー隊員はAM7:45分に1階の大広間に集合せよ。大事な話があるので決して遅れないように!!』


遊真「大事な話?」

千佳「何だろう?」

修「いずれにせよ、皆の前で重要な事案の確認をするんだろう」

修「なら尚更、気を引き締めよう」

遊真・千佳「「おう!(うん!)」」

48 :  SS好きの774さん   2018年11月12日 (月) 23:57:13   ID: qbl_0W-0

今日はこれで終わります。又明日か明後日に行います。

49 :  SS好きの774さん   2018年11月13日 (火) 19:03:35   ID: srcjzUwC

那須さんと修の絡みが気になります

50 :  SS好きの774さん   2018年11月14日 (水) 23:23:25   ID: wyZg-uU2

始めます。少なめですが、どうぞ。

51 :  SS好きの774さん   2018年11月14日 (水) 23:34:04   ID: wyZg-uU2

【旅館・⑨】 (AM7:45 大広間)

遊真「なあ、オサム」

修「どうした、空閑?」

遊真「他の人達はどうしたんだ? にのみやさんやいずみん先輩・・・」

遊真「それによーすけ先輩にみわ先輩、全然いないけど?」

修「そういえばそうだな」

修「レイジさんや烏丸先輩はどうですか?」

52 :  SS好きの774さん   2018年11月14日 (水) 23:37:33   ID: wyZg-uU2

レイジ「いや、知らないな」

烏丸「俺もだよ」

小南「まさか、まだ眠っているっていうの」

レイジ「そんな事はないと思うが・・・」

嵐山「やあ、みんな」

風間「朝早くから大丈夫か」

53 :  SS好きの774さん   2018年11月14日 (水) 23:43:14   ID: wyZg-uU2

修「あ、嵐山さん、風間さん、おはようございます」

遊真・千佳「「おはようございます」」

嵐山「三雲君、あの深夜の事聞いたよ。とんでもない騒ぎだったね」

修「ええ、まあ・・・」

風間「まあ、どうしても記憶に残ってしまうのは無理もないが・・・」

修「ええ・・・」

修(あれは、強烈だからなあ・・・)

54 :  SS好きの774さん   2018年11月14日 (水) 23:58:44   ID: wyZg-uU2

修「所でお二人は、他の人達の事は聞いていますか?」

嵐山「それなんだよ、集合時間になっても一部の隊員達が来ないなんて流石におかしいと思ってね」

風間「来たのがA級・B級合わせても少ないのが違和感がありすぎる」

修「そうですか・・・」

55 :  SS好きの774さん   2018年11月15日 (木) 00:04:14   ID: 81rGPkVF

修(空閑が言った人も含めて、生駒隊、荒船隊、影浦先輩を除いての影浦隊・・・)

修(太刀川さんは大丈夫だけど、残りの三輪隊、二宮隊の先輩達・・・)

修(諏訪隊の人達もいない・・・?)

修(どうなっているんだ???)

56 :  SS好きの774さん   2018年11月15日 (木) 00:14:09   ID: 81rGPkVF

修「・・・・・・んっ?」(左側を見て)

修(あそこにいるのは、・・・玲さん)


那須「ええ、くまちゃん、茜ちゃん、小夜子ちゃん・・・」


修(熊谷先輩と日浦さんと志岐先輩と話している)

修(邪魔する訳にはいかないからな)

57 :  SS好きの774さん   2018年11月15日 (木) 00:18:31   ID: 81rGPkVF

那須「・・・・・・んっ?」 (右側を見て)

修「!」

那須「・・・・・・」

那須「ふふっ」(ニコッ)

修「!?」

58 :  SS好きの774さん   2018年11月15日 (木) 00:21:52   ID: 81rGPkVF

遊真「どうした、オサム?」

修「い、いや。何でもない・・・」

修(・・・、駄目だ。やっぱりあの人にはかなわないなあ)



木虎「・・・・・・」(イライラ)

千佳「・・・・・・」(じーーっ)

59 :  SS好きの774さん   2018年11月15日 (木) 00:24:53   ID: 81rGPkVF

これで終わります。

60 :  SS好きの774さん   2018年11月15日 (木) 11:28:56   ID: AYPfOUug

ありがとうございます!
元スレの方で書いてみてはいかがですか?

61 :  SS好きの774さん   2018年11月16日 (金) 00:15:52   ID: _KQES7so

今回もほんの少しですが、続きます。
元スレの件ですが、情けない事ですが記載の仕方が分からないという致命的な欠点があるのでご理解下さい。本当に申し訳ありません。

62 :  SS好きの774さん   2018年11月16日 (金) 00:39:01   ID: _KQES7so

ガラッ

忍田「よし、皆そろっているな」

ツカツカツカツカ

忍田「さて、皆こんな朝早く、又朝食前に呼び出してすまない」

忍田「今から大事な話を順番にしていく」

忍田「長話になるがどうか最後まで聞いてほしい」

63 :  SS好きの774さん   2018年11月16日 (金) 00:42:13   ID: _KQES7so

集まっているメンバー(見事なまでに左の頬に殴られた跡・・・)

集まっているメンバー(痛々しい・・・・・・)

忍田「おほんっ」

忍田「皆、分かったか?」

集まっているメンバー「は、はい!!」

64 :  SS好きの774さん   2018年11月16日 (金) 00:50:37   ID: _KQES7so

『話はまず、深夜の出来事に関して事細かに話された』(TVアニメナレーション風)

『そして、騒ぎを起こした沢村本部長補佐の本日については、自室謹慎として、本部に戻り次第、改めて処分を下される事も話したのである』

忍田「という訳で先程言ったように沢村君は本日自室謹慎だ」

忍田「本人もこの件に関して、重く受け止めるとの事だ」

65 :  SS好きの774さん   2018年11月16日 (金) 00:54:19   ID: _KQES7so

すいませんが、これで終わります。ちょっと今回パソコンの調子がよくなかったので終わりにします。

66 :  SS好きの774さん   2018年11月16日 (金) 08:53:53   ID: sCsd4Lwu

乙です
再開嬉しいけど速報の記載の仕方が分からないってどういうこと?

67 :  SS好きの774さん   2018年11月16日 (金) 11:35:19   ID: A32H_KZz

どうみても>>1じゃない

68 :  SS好きの774さん   2018年11月30日 (金) 23:49:54   ID: 9SgLoLwk

再開されたな、やったぜ。頑張って下さい。

69 :  SS好きの774さん   2018年12月22日 (土) 14:08:19   ID: jslZ4Frn

読みやすいから頑張って欲しいな

70 :  SS好きの774さん   2018年12月29日 (土) 13:54:58   ID: JTX2P_DR

別人だろ。()の使い方が古臭いし、文体は中学生っぽい。

71 :  SS好きの774さん   2019年03月15日 (金) 22:10:12   ID: JFichHwx

最後のコメントの方は書けるんですかね?

72 :  SS好きの774さん   2023年03月31日 (金) 19:32:36   ID: S:F_DJkj

イキスギィ

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