モバP「俺ありすの担当Pやめるわ」 橘ありす「は?」 (21)

橘ありす(以降ありす)「待って下さい、意味が分からないです、説明してください」


モバP(以降P)「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


ありす「あの」


P「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


ありす「静かにしてください!!」 ドゴォ


P「グフゥ!」




デレステin fact実装記念。
ストーリーコミュ40話を見たありすPが衝撃のあまりこわれた話。
短編 致命的な語彙力の低下が含まれます。ご注意ください。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1485968475

あと書き忘れてましたが40話のネタバレを含むのでご注意ください








ありす「落ち着きましたか?」


P「ハイ……ご迷惑をおかけしました……」


ありす「ハァ……いったいどうしたんですか?そんなこと言うなんてPさんらしくないですよ?」


P「いやさ、デレステでついにありすのストーリコミュが追加されたじゃん?」


ありす「そうですね、ライブ前にひと悶着あって、夕美さんと佐藤さんに子供であることを諭されて、薫さんや仁奈さんに素直になることを教わりました。」


ありす「ちょっと恥ずかしかったけど……とても有意義な出来事でした」


P「うん……すっごくよかった。それを見てさ、なんていうか、あああああああああああああああ!!!!!ってなったの」


ありす「急に語彙力が死にましたね」


P「そう、だからありすの担当Pやめるわ」


ありす「は?????」

ありす「そこが意味わからないんですよ、何度も言ってますが丁寧に説明してください。急に担当辞めるなんて嫌です、論破して見せます」


P「うん最初はね、『ありすウッキウキやんけワロタwwww』って思ってて」


ありす「え、私そんなにはしゃいでましたか?」


P「はしゃいではなかったけど、やる気に満ち溢れてたよ」


ありす「それはまぁ、メインのお仕事ですから、気合も入りますよ」


P「それでレッスンも始まって、『こいつ童貞が着てそうなジャージ着てんなww』とか思ってたんだけど」


ありす「ちょっと」


童貞ジャージ参考資料:http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira127522.jpg

P「見続けていくとさ、ありすが家で一人でご飯食べて、寂しさを押し殺しながら我慢してたり……相葉ちゃんと佐藤の気配りを逆に怒って無下にして」


ありす「うっ……あの時は本当に子供だったんです……今でもお二人には申し訳ないと思っています」


P「いや、あの時は薫と仁奈に対する罪悪感、三者面談ができなかったことへの哀しさとか、子ども扱いされたことへの憤りとか、色々あったもんな。」


ありす「うぅ……そうなんですけど、それも子供っぽいじゃないですか……」


P「いいじゃん子供なんだから」


P「それでさ、お母さんがようやく来てくれて、ありすも泣いちゃって


ありす「わっ、わーーー!!その話はいいじゃないですか!さっきからなんですか!!人の恥ずかしい話ばかり掘り返すなんて意地悪ですよ!!」


P「いや、可愛かったんだって」


ありす「か、かわ…………コホン、もういいです、早く続きをお願いします。」

P「それで色々吹っ切れて、ありすも成長してさ、最高のライブを見せてくれたよね……」


ありす「そうですね……私も両親に素直になれましたし、あの時は全力を出せたと自負してます」


P「感極まって泣いちゃってたもんな」


ありす「だから!!!もう!!その話はいいです!!!!」


ありす「ていうかPさんだって泣いてたくせに!!!」


P「うるせぇ!!!俺はいいんだよ!!!」


ありす「子供ですか!!!論理性のかけらもない言い訳しないでください!!!!」

ありす「っていうか全然話が進まないじゃないですか!!!余計なこと言わなくていいんですよ!!!なんでそれでPさんが担当辞めちゃうことになるんですか」


P「おお、そうだった。いやね?最初にも言ったけどコミュを見てさ……俺、ああああああああああああ!!!!としか言えなかったんだよ」


P「なんていうか、ありすは成長した姿を見せてくれて、それなのに俺はああああああああああああ!!!!としか形容できなくて、今の俺には、ありすの魅力をすべて伝える事が出来ないんだって思って」


P「クッッッッッッッッッッソ!!!!!!!!!」ドン!


ありす「わひゃぁ!びっくりさせないでください!!」


P「いやなんか壁、感じる 遠くに行ってしまったみたいな」


ありす「いや、担当辞めて壁を作ってるのも距離を取ろうとしてるのもPさんなんですけど……」


P「うぅ……なんとでも言え……俺は自分の担当アイドルの魅力も語れないアホゴミクソナスウンコカスPなんだ……」


ありす「うっわめんどくさ」

ありす「はぁ……あのですね?Pさん。私が成長できたのは、私だけの力じゃないんですよ?事務所のみんながいて、みんなに助けられて、それでようやく成長できたんです。」


ありす「私を拾ってくれたのも、お仕事を取ってきてくれたのも、最後に一歩を踏み出す勇気をくれたのもPさんです。私にはPさんが必要なんですよ、ほかの誰でもないPさんがです。」


P「ありす……」


ありす「だから……そんな簡単に担当辞めるなんて言わないでください。」


P「……そうだな!俺が間違ってた!すまんありす!!」


ありす「もう、手のかかる人なんですから。」

ありす「ところでPさん、仕事は終わったんですか?」


P「あ!やっべ!!!ちひろさんにどやされる!!ありがとなありす!!!」ビューン



ありす(最後までせわしない人ですね……)





たとえ言葉にできなくても、あなたが私のことを魅力的に思ってくれてるのはわかってます。

思いっていうのはいつか相手に伝わるんです。

だから……私のこの気持ちも、早く気づいてくださいね?

終わりです。親愛度の高い甘々なありすさんは可愛い。


40話実装当日にありすPの友人から「俺ありすの担当Pやめるわ」という連絡が来たことから実際の会話をモチーフにしつつ文字に起こしました。
Pのセリフは一部本文のままです、ありすのセリフは全部創作です。   だから何だって話ですが。
HTML依頼して寝ます。 

一応過去作
モバマスP「うちの後輩がよくわからない」 モバマスP「うちの後輩がよくわからない」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485283587/)

ありす→仁奈の呼称、このSSでは仁奈さんですが実際は「仁奈ちゃん」でしたね。ありすPと仁奈P許して

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