赤松「……女のロマン砲?」(106)

赤松「何これ?」

モノクマ「折角女主人公がいるのにモノモノマシーンには男のロマン砲しか入れてなかったからね」

モノクマ「男女平等主義の僕としては失敗したなあと思っていたんだ」

モノクマ「だからこれはプレゼントだよ!」

赤松「いや、だから何これ!?」

モノクマ「いざというときに勇気が湧いてくるよ!ドキドキだね!」

赤松「こんな訳分からないもの貰っても困r」

モノクマ「じゃーねー!」

赤松「え!?あっ」

赤松「……」


※ダンガンロンパV3、紅鮭団モード

※ネタバレ注意

~夜~寄宿舎~

赤松(でもまあ、折角もらったし)

赤松(何か使い道ないか考えてみようかな。最原くんと)

赤松(……あれ?)

入間「……」コソコソ

赤松「……何してるの?入間さん」

入間「ひぃぃっ!……ってなんだよバカ松かよ!びっくりさせんな可燃ブス!」

赤松「……」

赤松「そこ最原くんの部屋だよ?」

入間「う、うるせー!ブタ松にはカンケーねーだろ!」

入間「そのデカいケツからデカいうんこ捻り出してさっさと寝とけ!」

赤松「……」

アンジー「およ?やっは~お二人さん!」

アンジー「終一の部屋の前で~」右

アンジー「こんな時間に何してるのかな~?」左

赤松「アンジーさん助けてよ……私もそれ聞いたんだけど入間さん話が通じなくて」

アンジー「にゃははは~、美兎は相変わらずだね~」

入間「そ、そんな目でオレ様を見るなよぅ……変な気分になっちゃうぅ……」///

赤松「……」

アンジー「ねぇねぇ。それで~、何してたのかな~?」

入間「だーから別にオレ様がどこで何してようがオメーらにはカンケーねーだろ!」

アンジー「男の部屋の前で女2人が騒いでいるのは怪しいって神様言ってるよ~」

赤松「一緒にされた!?私は騒いでないよ!?」


入間「オメーらうるせーんだよ!最原に気づかれるだろーが!」

赤松「やっぱり気づかれちゃまずい事しようとしてたんだね!?」

アンジー「にゃはは~美兎が一番うるさいって~」

入間「あーもう時間ねぇからオメーらはどっかいけよ!」

赤松「最原くんに何しようとしてたの!?」

入間「このオレ様の貴重な時間をこれ以上オメーら程度のメス豚に使う気はねーんだよ!」

入間「分かったらさっさとブーブー鳴きながら豚小屋に帰れ!」

アンジー「あれれ~……」

赤松「あーもう!メス豚はそっちだよ!さっきから変な事ばっかり言って!」

赤松「入間さんこそブーブー言ってないで早く何してたのか言いなよ!」

入間「ひぃぃ……!な、なんだよぅ……急に怒鳴るなよぅ……」

入間「オレ様はただ最原に差し入れ持ってきてやっただけだ」

赤松「差し入れ?」ギロ

入間「ア、アップルパイ……上手く作れたから……」

アンジー「お~!なんか意外だね~!」

アンジー「主は言いました。これは捧げ物として皆で仲良く食べるべきだと」

入間「だ、駄目だ!これはオレ様がわざわざあいつの為に作ってやったんだからな!」

赤松「……」

アンジー「ふえ?」

入間「なんてったってこのアップルパイにはオレ様の体液がたっぷり入ってるからな!」

入間「ケケッ、童貞原のアヘ顔が目に浮かぶぜ!」

赤松「え……?」

入間「前にオレ様の髪の毛を入れたアップルパイをプレゼントしてやったら、衛生面を気にしてたんだ」

入間「確かにあいつに体壊されたら、心配でオレ様がどうにかなっちまうからな」

入間「ってことで、反省を生かして今回は隠し味にオレ様の体液を入れてみたって訳だ!」

赤松「全然反省生かされてないよ!?衛生面何も解決されて無いよね!?」

赤松「そんなもの最原くんに食べさせたら本気で怒るからね!?」

アンジー「主は言いました。終一はアンジーに婿入りする定めであると」

入間「はあ?」

赤松「えぇ!?」

アンジー「神様の言う事は絶対だよ~!」

アンジー「アンジーの婿に手を出すと六親等親族まで罰があたるからね?」ギロ

赤松「……2人とも何言ってるの!?いい加減にしてよ!」

アンジー「にゃははは~!楓すごい顔してるよ~!」

赤松「大体なんでそんな気味の悪いもの最原くんに食べさせようとしてるの!?」

入間「はっ!これだから処女は困るぜ!脳も股も使わなすぎてクサってんじゃねーか?ひひひ」

赤松「……」イライラ

赤松「……入間さんも絶対処女だよね?」

入間「ば、ばばば馬鹿言ってんじゃねー!しょ処女じゃねーし!!」

入間「凡人で偽チチの処女松がオレ様に何言っt」

赤松「今まで友達すら居なかった人が彼氏なんて作れる訳ないもんね!」

入間「ぐっふぅ……ふえぇ……」

入間「お、女なら好きな奴に自分自身を食って欲しいって思うだろ普通!」

赤松「うわぁ……」

入間「それにダサイ原ほどのド変態だったら女の体の一部に興味津々に決まってんだよ!」

入間「前だって食わなかっただけで実際あいつは喜んでたしな!」

赤松「……」

アンジー「ほぅほぅ……」

入間「童貞の好物は女の体液だ!覚えとけ?ひゃっはー!」


-コトダマ【入間のアップルパイ】GET-

赤松「……でもプレゼントしたかっただけであんなに挙動不審だったの?」

入間「う、うるせーよクソビッチ!問題はここからだ!」

入間「プレゼントしようとノックしたら不能ヶ原から反応がなかったんだ」

入間「で、心配になって大天才入間美兎様発明のピッキングマシーンで鍵をあけて中に入ってみた」

赤松「中入っちゃったんだ!?」

入間「中に入っただけで中に出してはいないから安心しろよ!ひゃーっh」

赤松「……」ギロッ

入間「ひぃっ……」

アンジー「楓は美兎の扱いに慣れてきたね~!」

入間「そしたらクサイ原のやつ、どうやら風呂に入ってるみたいなんだ」

赤松「ちょっ」

入間「そこでこのチャンスをどうしてやろうか悩んで一旦部屋から出た所で枯れ松に会ったって訳だ」

赤松「いやいや!チャンスって何!?」///

アンジー「おお!じゃあ終一は今お風呂入ってるんだね?」

入間「そういう事だ。分かったらさっさとクソして寝ろ。オレ様は忙しいんだ」

赤松「それ聞いたら尚更入間さんを一人にさせとく訳にはいかないんだけど!?」

アンジー「やっは~、アンジーも終一と一緒にお風呂入ろ~♪」ガチャ

赤松「ちょちょちょっアンジーさん!?なんで部屋入ろうとしてるの!?」

アンジー「アンジーの故郷ではね~、混浴の方が普通なんだよ~」

アンジー「終一と一緒にお風呂入りたいな~」

赤松「絶っ対ダメだからね!」

アンジー「およ?なんで~?」右

アンジー「ねぇねぇ、なんでなんで~?」左

入間「はっはーん……さては腐れ松は乳輪が爆デカいんだろ!乳首も黒そうだしな!」

入間「赤松じゃなくて黒松ってか!?ひゃーっひゃっひゃ!」

赤松「っ~!違うよっっ!!もう!!入間さんは黙ってて!!」

アンジー「皆で仲良く入ったらきっと楽しいって神様言ってるよ~!」

アンジー「楓も美兎も一緒に入ろうよ~♪」

赤松、入間「えっ?」

赤松、入間「……」

入間「……ま、まあ?オレ様は黒松と違って誰に見せても恥ずかしくないヴィーナスボディだから?」

入間「あんな童貞の前で裸になるのだってヨユーだし?べべべ別に怖くねーし?」

入間「……でもいきなりそんなことしたら……今度こそ最原に引かれちまうんじゃ……」

赤松(入間さんって実は口だけなんだよね)

アンジ「にゃはは~。大丈夫だよ~」

アンジー「終一もきっと喜んでくれるよ~!」

赤松「……」

赤松(いやいや!こんなのダメに決まってるでしょ!)

赤松(最原くんの入ってるお風呂に突撃なんて)///

赤松(絶対変な子だと思われちゃうよ!)

赤松(そりゃ私だって年頃だし、興味が無いわけではないよ?)

赤松(でも流石に突撃はハードル高いっていうか……)

赤松(かと言ってアンジーさんと入間さんが最原くんの裸見るのは絶対許せないし)

赤松(最原くんの……裸……)

キュイィィィン

赤松「!?」

赤松(女のロマン砲が反応してる!?)

赤松(あれ!?なんだか勇気が……)

赤松(なんだろう……そこにロマンがある気がする……!)

入間「お前……!?ロマン砲持ってんのかよ!?」

赤松「えっ!?」

入間「俺様にも貸せっ!」

入間(!、こいつはすげえ……!よーし……!最原が喜んでくれるなら……!)

アンジー「ん~、アンジーは行くけどどうするの~?」

入間「イくに決まってんだろ!ブッ熱いロマンをブッ放すぜ!ひゃっはー!!」

アンジー「わぁ!神ってるね~!楓は~?」

赤松「……」

赤松「い、行きます……」///


モノクマ「……うぷぷ」

-コトダマ【女のロマン砲】GET-

赤松「お、おじゃまします」///

アンジー「終一~!」スポーン

赤松「アンジーさん脱ぐの早い!」

入間「ひゃっはー!!」スポーン

赤松「こっちも早い!脱ぎ慣れてる!」

赤松(入間さん、悔しいけど凄いプロポーション)

赤松(あれ?これ終一くんに見せちゃダメなんじゃ……)

アンジー「楓~早くおいで~!」

赤松「う、うん……」///ヌギヌギ

アンジー「終一~!やっは~!」ガラガラッ

入間「ひゃっひゃっひゃ~!サービスタイムだ!ギンギンに喜べダサイ原!」

赤松「最原くんごめん!おじゃまします……!」

最原「zzz」スヤスヤ

アンジー「……あれま~、終一お風呂で寝ちゃってるね~」

赤松(最原くんの裸……!色白で華奢で……なんかセクシー!)///

入間「おい!なんでこいつ入浴剤使ってんだよ!湯が濁ってて肝心なとこが見えねーじゃねーか!」

入間「バカ松!そっち持て!持ち上げんぞ!」

赤松「だ、ダメに決まってるでしょ!?何言ってるの!?」///

入間「そんなこと言って、オメーもさっきから最原の体ガン見じゃねーか。エロ松」

赤松「っ~!」///

赤松(こんな覗きみたいなことして、私サイテーだよね……)

赤松(……あ、でも最原くんもたまに私のスカートの中見てるしおあいこかも)

アンジー「気持ち良さそうに寝てるね~起こしちゃうのは可哀想かな~?」

赤松「でも、お風呂で寝てて溺れて死んじゃうみたいな話聞くよね……」

入間「!、それは危険だな!よし!引っ張り出すぞ!」

赤松「あれ!?なんか下心を感じる!?」

今日はここまでです

入間「こいつが死んだらオレ様も死ぬぞ!大天才を失う世界の損失考えろよ!」

アンジー「終一~?寝るならお布団で寝なきゃダメよ~?」ペチペチ

最原「んー……」スヤスヤ

赤松「あはは……最原くんの寝顔可愛いね」

赤松(ほっぺくらいなら触っちゃおうかな……)ツンツン

最原「zzz」スヤスヤ

入間「オレ様の完熟エロエロボディを目前に寝てるだけとは残念な男だぜ」

アンジー「終一起きないね~」

アンジー「それじゃあね~、アンジーも一緒に湯船で寝るよ~♪」

赤松「えぇっ!?そんなのダメだよ!」

アンジー「なんで~?そうすれば溺れることはないって神様言ってるよ?」

入間「デブ松が入るには湯船の大きさ的に無理があるもんな」

赤松「そ、そんな事ないよ!て言うか入間さんだって似たようなもんでしょ!?」

入間「オレ様は腹にこんな脂肪はついてねえ」プニプニ

赤松「やっ!?ちょっと触らないでよ!!」///

アンジー「にゃははは~!アンジーも触る~!」プニプニ

赤松「きゃぁっ!ちょっ……やめっ」///

入間「ピアノばっか弾いてるからこんなぶくぶく肥えちまうんだよ!ひひひ」

アンジー「楓のお腹気持ち良いね~!」

赤松「最原くん助けてー!!」///

赤松「……はぁ……もう」

赤松「なんか寒くなってきたしもう出ない?」

入間「おい!こいつが死んだらどうすんだよ!」

赤松「んー、じゃあ起きるまで皆で部屋で待ってようか?」

アンジー「お~神ってるね~♪」

アンジー「無理矢理起こすのも可哀想だから、混浴はまた今度にするよ~!」

入間「えぇっ!?お、おい!」

赤松「あぁ本当に寒い!早く服着よ」

アンジー「じゃあ~何して遊ぼうか~?」

入間「……な、なんだよぅ……こいつらもう賢者タイムかよぅ」


-コトダマ【お風呂】GET-

アンジー「わあ~終一の部屋片付いてるね~」

赤松(良く考えたらこんなにじっくり最原くんの部屋見たことないかも)///

アンジー「美兎もこっちで神っちゃおうよ~♪」

入間「うるせー!オレ様は着る方は慣れてねーんだよ!」

赤松(……なんで?)

入間(あのゲロカス共……オレ様はこんなに悶々としてるってのに)

入間(……この隙に寝てるアイツのあれ揉んできてやろうk)

入間「!!」

入間(こ、これは……!)

赤松「入間さーん?」

入間「な、なんだよデブス!お前らはエロ原の隠し持ってるエロ本でも探してろ!」

赤松「この学校にそんな本あるのかな……」

アンジー「にゃはー……終一のお布団良い匂い~……」

赤松「えっ!?ちょっとアンジーさん!?」///

アンジー「楓もおいで~、神様が楓なら今だけ特別に許してあげるって」

赤松「なんでアンジーさんの神様の許可が要るの!?べ、別に私は……」

アンジー「にゃははは~、今更何言ってるの~?」

アンジー「主は言いました。人間素直が一番です」

アンジー「大丈夫だよ~、神様は全部分かってるからね~、おいで~♪」

赤松「うぅ……」///

赤松「……じゃ、じゃあ枕を」ポスッ

アンジー「にゃはは~!楓は可愛いね~!」

赤松「……」///

赤松「あ!ピアノの本がある!図書館のかな?」

赤松(最原くん、本当にピアノに興味持ってくれてたんだ!嬉しいなあ)///

アンジー「アンジーのあげた似顔絵も飾ってくれてるよ~神ってるね~♪」

赤松「え!?見たいなぁ!超高校級の美術部の描いた似顔絵!」

アンジー「あ~、楓は見ない方が良いね~。布被ってて良かったよ~」

赤松「?、どうして?」

アンジー「終一は神様に認められたから大丈夫だけどね~、楓が見ると多分気絶しちゃうよ~」

赤松「何その絵!?」

アンジー「こう見るといろんな物があるね~」

赤松「最原くん、人から貰った物とか捨てられなそうだもんね」

アンジー「ここにある機械はなにかな~?」カチッ

赤松「こっちのサングラスみたいなのも色々スイッチあるよ」ポチッ

喘ぎ声サンプラー「あぁあああん!最原ぁ!ううううっ!もっと……もっとおおぉぉ」

エロ動画内蔵サングラス(上目づかいで徐々に服を脱ぐ入間の姿)

赤松「……」

アンジー「……」

入間「……」ハァハァ

赤松「……入間さんちょっと聞きたいことが」

入間「黙れクソ雑魚。オレ様は今忙しーんだ。見て分かれ」スンスン

アンジー「美兎~?神様はお怒りだよ?正直に話した方がいいよ」

入間「かぁー!うるせぇなーこのキモいカルト宗教家g」チラッ

赤松、アンジー「……」ゴゴゴゴ

入間「ひぅっ!!」ビクッ

入間「な、なんなのぉ……」

赤松「これ、入間さんの発明品だよね?なんで最原くんの部屋にあるのかな?」

アンジー「正直に言わないと祟られるよ?」ギロ

入間「それは!……最原のやつ、捨てないで持っててくれたのか」

入間「はぁあああああんイっくぅぅぅ」///

アンジー「美兎~?」ギロ

入間「ひぃぃぃっ……」

入間「……こんな場所だと、オカズの調達が大変だと思って……前プレゼントしました」

赤松「なにそれ……。変な発明品で最原くん困らせないでよ」

赤松「しかも全部自撮りって……自分の欲求じゃないの?」

アンジー「主は言いました。ベッドの近くに置いてあったあたり、終一にも問いただすべきだと」

赤松「……」

入間「!、ほ、本当か!?」///

入間「へへっ、なんだよあのむっつり童貞ド変態ヤローが!しっかりオレ様で自家発電してんじゃねーか!」ニコニコ

入間「まあ当然だよなぁ!!絶世の美女でありながらこの完璧ヴィーナスボディ!」

入間「そんなオレ様のエロエロな映像と音声を独り占め出来るんだからよぉ!」

赤松「これは没収します」

入間「はぁぁあああん」///


-コトダマ【入間の発明品】GET-

アンジー「ところで美兎は何してるの~?」右

アンジー「ねぇねぇ~」左

入間「あ?見て分かんねーのか?あいつの脱ぎたてパンツ見つけたんだよ」

赤松「えぇ!?」///

入間「分かったらガサ入れの続きやってろゴミ共。オレ様は忙しい」スンスン

赤松「ちょっと!」パシッ

入間「おいコラッ!バカ松てめー!返せよ!」

赤松「これも没収!」///

入間「返せっ!」

赤松「没収ですっ!」///

入間「うぅ……酷いよぉ……」メソメソ

入間「……なんてな!おらっ!」ペカー

赤松「!?、何!?え、最原くんのパンツが消えた!?」

入間「ひゃーっひゃっひゃ!パンツ瞬間移動装置だ!こいつは頂いたぜ!」スンスン

入間「ひゃっはー!流石オレ様つえええ!」スンスン

最原「うー……ん。……また寝ちゃってたな」

最原「最近お風呂で寝ちゃうの癖になってるなぁ」

入間「!」

入間「おい!最原が起きたぞ!」ヒソヒソ

赤松「!」

アンジー「おー終一~!やっとおきtもごご」パシッ

赤松「静かに!」ヒソヒソ

入間「ど、どうするんだよぅ……」ヒソヒソ

赤松「……冷静に考えると、やっぱ私たち変態さんだと思われるかも」ヒソヒソ

赤松「最原くんが着替えて出てくるまで時間あるし、逃げちゃう方が安心な気がする」ヒソヒソ

入間「よし!じゃあ逃げるぞ!アンジーは口塞いだまま連れてこいよ!」ヒソヒソ

アンジー「もごもご」

最原(!、人の気配がする!)

最原(鍵は閉めていたはずなのに何で……)

最原(モノクマの気配とは違う気がするけど)

最原「そこに誰かいるの!?」

最原「……」

最原(……とりあえず服を着よう)

最原(……!)

最原「あれ?僕のパンツがない……?」

~赤松の部屋~

赤松「ふ~びっくりした~」

アンジー「アンジー終一とおしゃべりしたかったよ~」

入間「ひひひ、あいつが溺れなくて一安心だぜ」スンスン

赤松「……ってちょっと!?それ最原くんのパンツ!!」

入間「おう。オレ様は充分堪能したし、バカ松にやるぞ」ポイッ

赤松「いやいや!なんで持ってきたのよ!?」

アンジー「ふわぁ……アンジー眠くなっちゃったよ」

アンジー「アンジーは部屋に戻るね~、ぐっばいなら~!」ガチャ

赤松「え!?ああ、うん。おやすみアンジーさん……」

入間「オレ様も戻るとするか。オメーらごとき猿に付き合ってやったんだ。ありがたく思えよ!」

赤松「あの、待っt」

入間「じゃあな垢すり!早く寝ねーと睡眠不足でそのマヌケ面が更に見るに堪えなくなるぞ!ケケッ!」ガチャ

赤松「……」

赤松「このパンツどうしよう……」

赤松「……」ドキドキ

赤松「……」///スンスン

赤松「…………もう入間さんの匂いしかしないしっっ!」

~翌日~

ピンポンパンポーン

モノクマ『皆さん。至急中庭へ集まってください』

赤松「……ふわぁ」

赤松「何?今の放送……」ムニャムニャ

赤松(集合?……珍しいなぁ)

~中庭~

モノクマ「皆さん!僕は非常に残念だよ!遺憾の意だよ!」

百田「なんだよ朝っぱらから……」

最原「珍しいよね、何かあったのかな」

星「……手短に頼むぜ」

夢野「んあー……」

モノクマ「そんなこと言ってる場合じゃないよ!大事件発生だよ!」

キーボ「え!?ど、どうしたんですか!?」

東条「特に変わったことは無いはずだけど……」

モノクマ「最原くん!」

最原「えっ!?」

モノクマ「この学園生活における皆の目的は?」

最原「え、えーと。希望のカケラを集める事……かな」

モノクマ「そう!希望のカケラを集めて、皆で絆を深める事です!」

モノクマ「それなのに絆を最高に深めた間柄でないと貰えない『あるもの』」

モノクマ「皆の目指す最終目標であり、絆の証である『あるもの』が昨日の夜!盗まれました!」

最原(!)

赤松、入間、アンジー(……)

モノクマ「パンツです!」

茶柱「男!死っ!下着を盗むなんて低俗なマネ、男死しかありえないです!」

春川「……馬鹿みたい。帰っていい?」

モノクマ「ダメだよ!これは立派な不正!」

モノクマ「パンツはねー!たくさん貢がなきゃ貰えない物なの!」

モノクマ「人の心は金か物でしか動かせないんだよ!」

白銀「……今凄い事言ったよね。希望のカケラなんて素敵な名称変えた方が良いと思うレベルの事言ったよね」

モノクマ「もちろん、皆の中に犯人はいます。僕は犯人も分かっています」

モノクマ「でも、これは連帯責任!皆で学級裁判をして、不正をした犯人1名を見つけてもらいます!」

モノクマ「ゲームを盛り上げる為に、犯人指名を間違えたら皆にお仕置きだよ!」

モノクマ「当たったら犯人だけにお仕置き!」

モノクマ「どちらにしろ犯人はお仕置きだけど、バレなかったら名前を伏せてあげるよ!」

モノクマ「これは僕から犯人への優しさだよ。1人だけお仕置き回避したら折角勝ってもバレちゃうもんね」

天海「今ゲームって言っちゃってなかったっすか?」

真宮寺「クックック……」

王馬「にしし~ゲームなら負けられないね~」

モノクマ「そうそう、盗まれたのは最原くんのパンツだよ!」

全員「……!!」

最原「……あの、えっと」///

モノクマ「……うぷぷ。皆の目が真剣になったねぇ」

モノクマ「そうだよね!最原くんは既に皆のパンツを集めてる!」

モノクマ「なのに最原くん自身のパンツはまだ誰にも渡して無いもんね!」

モノクマ「皆が狙ってるものをズルして盗むヤツが居たら許せないよねえ!」

百田「……誰だ。誰が盗みやがった!?あぁ!?」

真宮寺「これはなかなか大胆な犯行だネ……許せないヨ……」

東条「将来の主従関係を約束した最原くんの下着が盗難したとあれば……メイドとして全力を尽くすまで……!」

夢野「んあー……最原のパンツはうちも狙っておったのに」

茶柱「夢野さん!?男死のパンツを欲しがるなんて!いや、でも最原さんのなら……いーややっぱり駄目です!」

王馬「盗まれたのが昨日の夜ってことは、最原ちゃんまだ替えのパンツが手元に無かったりして!」

最原「!」///

全員「!!」

天海「さ、最原くん……ノーパンっすか?」

キーボ「たっ……大変ですっ!」

獄原「うぅ……酷いよ……最原くんは何も悪くないのに……!」

真宮寺「……興味深いネ……観察させてもらうヨ……」

白銀「気の毒に……学級裁判がこの後すぐじゃなければ作ってあげられるのに」

東条「その役目はメイドである私に任せてもらえるかしら?」

夢野「最原がノーパン……んあー」///

茶柱「ゆゆゆ夢野さんっ!?」

モノクマ「お仕置きの内容はねぇ……うーん」

モノクマ「間違えたら皆で寄宿舎内の掃除と中庭の草刈りでもやってもらおうかな」

東条「あら?それではお仕置きになっていないんじゃ?」

天海「いやー、地味に大変じゃないっすかね……」

モノクマ「じゃあ使っていいのは口だけね!」

百田「口だけでどうやって草刈りすんだよ!」

モノクマ「犯人へのお仕置きはねぇ……今後の学園生活で最原くんとの会話を禁止ってのが良いかな!」

モノクマ「どこにいても僕が飛んでいって絶対会話させないよ!」

赤松「……っ!」

入間「」

アンジー「あれま~……」

最原「モ、モノクマ!僕は気にしてないから学級裁判なんて開かなくていい!」

最原「その……恥ずかしいんだ」///

茶柱「いえ、駄目ですよ最原さん。非道な犯人は絶対見つけますから!」

獄原「そうだよ!紳士として、悪いやつはゴン太が許さないよ!」

春川「犯人のせいで最原が困ってるなら……仕方ないか」

白銀「犯人は誰なんだろう、私気になります!」

百田「よっし!皆やる気は充分だ!始めようぜぇ!」

赤松(……)

赤松(……モノクマ)チラッ

モノクマ「うぷぷ……」

赤松(!、急に変なものくれると思ったら……この状況を見越して!?)

入間「おい……どうすんだよぅ……」ヒソヒソ

アンジー「終一と話せなくなるのは考えられないって神様がお怒りだよ~……」ヒソヒソ

赤松「大体、犯人が1人ってことは……」ヒソヒソ

赤松「今持ってる私と、持ってきた入間さんどっちが犯人なの……?」ヒソヒソ

入間「うぅ……」

アンジー「どっちにしてもね~」

アンジー「この流れでバレたら3人とももう終一に構ってもらえなくなっちゃうかもね~……」ヒソヒソ

3人(……)

~学級裁判・開廷~

-コトダマ-

【入間のアップルパイ】
【女のロマン砲】
【お風呂】
【入間の発明品】


モノクマ「さて、それでは終一くんのパンツを盗んだ犯人は誰なんでしょう」

モノクマ「ここで見つけないと犯人は永久に謎のままだよ!頑張って下さい」

天海「まずは、最原くん。昨日の夜の事を教えて欲しいっす」

最原「……うん」

最原「昨日の夜は結構長めにお風呂で寝ちゃってて」

最原「起きた時に人の気配があったのは覚えてるんだ」

最原「もちろん部屋の鍵はかけていたよ」

最原「それで確認する前にまず服を着ようと思ったら……」

最原「パンツが無かったんだ」///

茶柱「乙女の入浴時に部屋に侵入とは流石男死!許せません!」

最原「僕は男だよ!」

白銀「それは何時頃の出来事だったの?」

最原「確かお風呂に入ったのが20時頃で、目が覚めたのが21時30分頃だよ」

星「ってことはまずその時間のアリバイを確認すればいいんだな?」

春川「……そんなことしなくても、今の話を聞く限り犯人は1人しかいないよ」

獄原「え!?もう犯人が分かったの!?」

春川「だって……そんなこと出来るの1人しかいないじゃん」

春川「ねぇ……王馬」

赤松(!)

赤松「……犯人が施錠されたドアから侵入したなら」

赤松「ピッキング出来る人が怪しいって事だね?」

春川「そういう事。どうなの?」

王馬「あー……バレるの早すぎだよ~……」

王馬「なーんてね、確かに犯人がドアから入ったなら僕は怪しいよね」

王馬「でもさ、本当に侵入経路はドアだったのかな?」

王馬「別のルートで侵入して、内側から鍵を開けて出ていくことも出来たかもしれないよね?」

王馬「むしろそうした方が今みたいに僕に罪をかぶせられるし」

入間「う、うるせー!オメーが犯人なんだろ!?白状しろうんこかじり虫!」

王馬「……あのさ?まだ学級裁判は始まったばかりなんだよ?」

王馬「そんな決めつけしてないでもっと可能性を話し合った方が良いんじゃない?」

入間「ぼ、凡人がこの美人すぎる天才発明家入間美兎様に意見しようってのか!?」

入間「もうこいつが犯人でブッ決まりだ!投票だ投票!」

王馬「議論になってないよね?コミュ障で品性下劣な肉便器ちゃんは静かにしてて欲しいな~」

入間「に、肉便器……!ぐふぅううう」

赤松(入間さんお願いだから余計な事言わないでね……)

最原「……じゃあ、皆がその時間何をしていたのか聞かせて欲しいな」

最原「まずは誰かと一緒だった人からお願い」

星「俺はカジノにいたぜ。百田と春川とキーボも一緒だった」

キーボ「はい!間違いありません!その時の会話を録音しているので証拠があります!」

百田「おっ!やるじゃねーかキーボ!」

春川「百田について行っただけだったけど、助かったよ」

赤松「私はアンジーさんと入間さんと一緒だったよ」

アンジー「おぉ~丁度楓の部屋で神ってた頃だね~!」

入間「オレ様が珍しくメス猿共に天才的発明品を拝ませてやってたんだ。羨ましいだろ?ひゃっはー!」

王馬「ふーん。なんか意外な組み合わせだね」

入間「ふにゃふにゃうるせーぞふにゃちん!オメーが一番怪しい事に変わりはねぇからな!」

最原「それじゃあ、残りの皆は1人でいたんだね?」

最原「何をしていたか教えてもらっていいかな?」

夢野「うちは寝ていたぞ。マナの充電には時間がかかるのでな」

茶柱「きゃー!夜更かしが苦手な夢野さん可愛いー!」

夢野「ち、違うわっ!昨日は偶然じゃ!子ども扱いするでない!」

茶柱「そういう転子も寝ていました!ネオ合気道を極める者として健康な体は必須条件ですから!」

天海「俺は中庭にいたっす。というより散歩してたんすけどね」

獄原「ゴン太はAVルームで虫さんの映像を見ていたよ。いつも寝る前は虫さんを見て心を落ち着かせるんだ」

王馬「僕は図書室にいたよ。もちろん本を読んでたんだよ。だって図書室だしね~」

東条「私は自分の部屋にいたわ。その時間帯は確か掃除をしていたかしら」

真宮寺「僕は研究教室にいたヨ……3時間は籠って研究に没頭していたネ……」

白銀「私も長時間研究教室にいたよ。一番落ち着くからね」

百田「なるほどな……こりゃあアリバイから犯人特定するのは厳しいかもな」

最原「そうだね……まだ特定は難しいね」

入間「だだ大体、ドMでむっつりのクサイ原のパンツなんてだだだ誰が欲しがるんだよ!」

入間「こんな裁判中止だ中止!」

最原(……酷い言われようだな)

夢野「んあー?最原は臭くはないぞ」

東条「ええ。最原くんは臭くはないわね」

赤松「う、うん。私も最原くんの匂い好きだな!」///

最原「え、あ、ありがとう……」///

最原「……あの。……出来れば、ドMとむっつりの方も否定してくれると嬉しいんだけど」

赤松「え?」

最原「え!?」

王馬「ねーねー最原ちゃん。何かもっと他に気づいた事ないの?」

王馬「犯行前と後の現場を見てるのは最原ちゃんだけだからね」

キーボ「そうですね……これでは情報が少なすぎます。どんなに小さな事でも良いですから!」

最原「うーん……あっ」

獄原「何か心当たりがあるの?」

最原「え……えっと、パンツの他にもなくなった物があって……」

天海「?、それは何すか?」

最原「前に入間さんから貰った発明品が2つ……消えていたんだ」

赤松「……」

赤松「ねぇ最原くん。それってどんな発明品だったの?」

最原「えっ!?それは……ほら!いつもみたいな斜め上の発明品で……」

アンジー「終一~なんか慌ててるね~」

東条「?、手掛かりになる可能性もあるから詳しく教えてもらえるかしら?」

最原(ま、まずい……あれを時々使ってる事がバレたらむっつり扱いどころじゃ済まないぞ……)

王馬「ねぇねぇ肉便器ちゃん。今までにどんな発明品を最原ちゃんにあげたの?」

入間「はぅぅ……また肉便器って言った……」

最原(ここは嘘をついてでも……皆を誤魔化さないと……!)

-ノンストップ議論-

最原「実は前に見せてもらった、寝ながら本が読める便利グッズに興味があって」

最原「そのことを入間さんに伝えたら快く僕に譲ってくれたんだ!」

最原「そうだよね!?入間さん!」

入間「ん?」

最原(頼むっ……!入間さん!)キリッ

入間(はひぃ……!そんなに真っ直ぐ見つめられると……)///

入間「ま、まあ最原にはいくつも作ってやってりゅからな!」

入間「おおオレ様に聞かれても、いちいち覚えてないぜ」

最原「それで、今回なくなったのはその便利グッズだったんだ……」

コトダマ【入間の発明品】→

赤松「それは違うよ!」

break!

赤松「……最原君。私知ってるんだよ?」

最原「ぅえ!?」アセアセ

赤松「昨日入間さんから聞いたんだ」

赤松「……なくなったのって、入間さんのいかがわしい自撮りを再生する発明品じゃないの?」

全員「!?」

最原「ちちち違うよ!」

アンジー「終一?正直に答えないと天罰が下っちゃうよ?」ギロ

百田「なんなんだよその発明品……」

入間「ひゃっひゃっひゃ!バレちまったら仕方ねえよな最原!オレ様たちの関係をゲロっちまうか!?」

夢野「関係とは何じゃ……最原」

最原「入間さん!?誤解を生むような発言はやめてよ!」

天海「いかがわしい自撮りってどういう事っすか?」

入間「エロ原ほどのドエロ野郎だとこの学園生活は辛いだろうと思ってな、特別にオカズをくれてやったんだ」

入間「美しいオレ様の喘ぎ声と、あられもない姿の映像を再生出来る発明品をな!」

真宮寺「悍ましいネ……」

白銀「最原くん……」

東条「今度から辛かったら私に言って頂戴……あなたのメイドとして滅私奉公するわ」

最原「えぇ!?と東条さん!?」///

春川「……気持ち悪っ」

最原「ぐうっ」グサッ

赤松「……最原くん。使ったことあるの?」

最原「い、いや!それは……!」

王馬「ねーねー話が逸れてるよ!」

王馬「何度か使ったことがあるから、後ろめたくてさっき嘘ついたんでしょ?」

王馬「昨日の今日でなくなった事にすぐ気づくあたりもなんだか怪しいしね」

王馬「でも今はその話をしてる場合じゃないの!後でやってよ!」

最原「ちょっ……王馬くん……」

全員「……」

最原(皆の冷ややかな視線……僕の印象が悪くなったみたいだ……)

今日はここまでです
ありがとうございました

王馬の一人称はオレでは

>>59失礼しました

>>45
王馬「なーんてね、確かに犯人がドアから入ったなら僕は怪しいよね」

王馬「なーんてね、確かに犯人がドアから入ったならオレは怪しいよね」


王馬「むしろそうした方が今みたいに僕に罪をかぶせられるし」

王馬「むしろそうした方が今みたいにオレに罪をかぶせられるし」

>>49
王馬「僕は図書室にいたよ。もちろん本を読んでたんだよ。だって図書室だしね~」

王馬「オレは図書室にいたよ。もちろん本を読んでたんだよ。だって図書室だしね~」


王馬の一人称をオレに訂正でお願いします

それと、さっと読み返して気づきましたが

>>15
赤松(あれ?これ終一くんに見せちゃダメなんじゃ……)

赤松(あれ?これ最原くんに見せちゃダメなんじゃ……)

ここも訂正でお願いします
もし他にもあったらすみません……

茶柱「ですがこれではっきりしましたね。犯人は男死です!」

茶柱「そんな発明品を欲しがるなんて男死以外ありませんから!」

王馬「それはどうかな?」

王馬「今の皆の反応を見る限りだと、嫉妬した女子の犯行ってことも考えられるよね」

王馬「それに、入間ちゃんなんかの映像や音声を欲しがる男子なんて最原ちゃんくらいだよ」

最原「ちょっちょっと待ってよ!僕は別に……」

入間「……最原ぁ」///

赤松「……」


天海「ちょっといいすか?入間さんのその技術があれば、ピッキング出来る機械なんかも作れそうっすよね?」

赤松「……!」

入間「ばばばばば馬鹿言ってんじゃねーぞうんこ製造機が!」

入間「たた確かに作れるが、そそそそんなもん作ったことはねぇ!」

夢野「何をそんなに慌てておるのじゃ」

入間「う、うっせーブス!まな板レーズン乳首!あわ慌ててなんかねぇっつーの!」

アンジー「わ~……」

百田「……露骨に怪しすぎだろ」

王馬「あっはは、これでもう1人容疑者が現れたね!」

星「王馬の他に、入間でも犯行は可能だったってことか」

獄原「でも、入間さんが犯人だとすると何故自分の発明品も盗んだのかな」

キーボ「バージョンアップの為ですかね?僕の体も何度もいじられていますし」

赤松「ちょっと待ってよ!入間さんにはアリバイがあるよ?」

アンジー「そうだよ~!アンジー達とずっと一緒に居たんだから!」

白銀「あ、そっか。じゃあ入間さんには無理なのかな」

王馬「赤松ちゃんとアンジーちゃんはすぐ入間ちゃんを庇ったね!」

王馬「……あのさ、共犯者が居たって考えると入間ちゃんにも犯行は可能なんだよね」

赤松「か、庇うとかそういう事じゃないでしょ?事実として言っただけだよ!」

アンジー「主は言いました。信じる者しか救われないと」

アンジー「アンジーと楓も疑われるは心外だよ?」ギロ

王馬「あはは!怒った?嘘だよ~!でも、なんだか必死だね?」

王馬「鍵を開けたのは入間ちゃんで~、発明品盗んだのは赤松ちゃんかアンジーちゃんだとすると」

王馬「なんだか辻褄が合っちゃうよね?」

百田「でもよー、共犯でパンツ盗んでどうすんだ?」

百田「結局自分のものに出来るのは1人じゃねぇか」

真宮寺「確かにネ……得が無いのに協力する人なんていないヨ」

春川「……回して楽しむんじゃない?良く分からないけど」

王馬「考え始めたらキリないんだし、とりあえず動機は後回しにしてさ」

王馬「今大事なのは、可能だったかどうかじゃない?」

赤松「……それを言ったら王馬くんにも可能だったよね?」

王馬「そうだよ~!だからオレと赤松ちゃんグループ、どっちが正しいが勝負しようか!」

王馬「容疑者同士どちらかがボロを出すまで徹底的に言い争うんだ」

王馬「精神的に追いつめて嘘つきを炙り出さない限り、この事件の解決は不可能だよ」

赤松「……」ビクッ


最原(……)

最原「待って。本当にどちらかが犯人なのかな?」

赤松(えっ?最原くん……?)

王馬「どういう事?」

最原「王馬くんが言ってたじゃないか。別のルートから侵入した可能性もあるって」

最原「どちらかが犯人っていうのは、ドアから侵入したって前提が必要だ」

最原「侵入経路はまだ確定していないはずだよ」

最原「そこを明らかにしてからじゃないとその議論は無意味だ」

王馬「ふーん……」

-ノンストップ議論-

王馬「にしし、じゃあ侵入経路について話し合ってみようか」

獄原「分かった!犯人はモノクマだったんだよ!モノクマならいくらでも方法がある!」

王馬「はぁ……ゴン太は黙っててよ~」

天海「予めクローゼットやベッドの下に潜んでいた……ってのはどうっすか?」

最原「それは無いと思う。僕は職業柄、ある程度人の気配には敏感なんだ」

最原「部屋を出る時は必ず鍵をかけるし、予めの侵入は不可能だと思う」

真宮寺「床下……というのはどうかナ?」

最原「流石に床が外れるなんてことは無かったと思うけど……」

星「ベタに通気口はどうだ?外から侵入可能だぜ」

コトダマ【お風呂】→

赤松「それに賛成だよ!」

break!

赤松「そうだよ!お風呂の通気口からなら侵入出来るかも!」

最原「……うん、人が入れる程度には大きかったハズだ」

天海「モノクマ……これだけの設備を用意出来るなら、その辺の防犯も配慮して欲しかったっす」

モノクマ「え?むしろ配慮したからこその設計なんだよ?」

モノクマ「このモードは本編の設備の使い回しだからね!本編は犯罪推奨なんだよ!」

モノクマ「って、そういう事にしといてよ!」

百田「はぁ?」

キーボ「ということは、誰でも侵入出来る以上ほとんど全員が容疑者ってことですか?」

入間「おいおい……こんなの特定出来る訳ねーだろ!中止だな!帰るぞ!」

王馬「ゴン太は無理だけどね。体格的に」

獄原「えぇ!?ゴン太だけ仲間外れは嫌だよ!」

白銀「独りぼっちは寂しいもんね!」

最原(……)

最原「……いや、特定出来るかもしれない」

夢野「んあー?」

真宮寺「……クックック」

最原「何故犯人は僕が寝ているところをピンポイントで狙えたんだろう?」

百田「そりゃー……通気口で待機しとくんじゃねぇか?」

最原「うん。僕もそう思う。とても狙って出来るとは思えない」

最原「僕が寝てしまったのは偶然だったのかもしれないけど、間違いなくタイミングを窺っていたハズだ」

最原「でも、さっきも言った通り僕はある程度は人の気配に敏感なんだ」

最原「通気口に人が居るのに気づかない、なんて事は無いと思う」

夢野「つまり……どういうことじゃ?」

最原「……犯人は自分の気配を絶つことの出来る人物だ」

王馬「なるほどね。それも長時間、自分の感情の高ぶりすら抑えて気配を消せる人物か」

茶柱「探偵である最原さんですら気づけないような人……」

赤松「……春川さんか東条さんなら出来そうだね」

王馬「キー坊もね。感情もなければ人ですらないもんね」

キーボ「そんな言い方やめて下さい!」

キーボ「僕にはアリバイがあるんです!録音データもあります!気が済むまで調べて下さい!」

春川「そのキーボと一緒にいた私にも犯行は無理だよ」

アンジー「ということは~」

最原「君なら可能だったんじゃないかな?」

最原「……東条さん」

東条「……?」

東条「確かに私なら可能かもしれないわ」

東条「でもそれはただの可能性ね。王馬くんや入間さん達も怪しいのは変わらないはず」

入間「う、うるせーぞ淫乱ババァ!オメーが犯人でブッ決まりだっ!おらっ投票するぞ!」

王馬「東条ちゃんも容疑者か。これで容疑者は出そろったのかな?」

王馬「でも、ここから犯人を絞り込む前にそこの色豚ちゃんに聞きたい事があるんだよね~」

入間「はぅっ……色豚……」

王馬「……この学級裁判が始まってからずっとさ、何をそんなに焦ってるの?」

入間「ななななななんでこのオレ様が焦るんだよ!?」

王馬「それを聞いてるんだけど。焦ってるよね?」

王馬「僕や東条ちゃんを犯人だと決めつけて投票を急かしたり、裁判は中止だって騒いだり」

ごめんなさい……またやってしまった……
訂正です

>>74
王馬「僕や東条ちゃんを犯人だと決めつけて投票を急かしたり、裁判は中止だって騒いだり」

王馬「オレや東条ちゃんを犯人だと決めつけて投票を急かしたり、裁判は中止だって騒いだり」

入間「お、おおおオレ様は犯人じゃねえ!!」

王馬「犯人かどうかじゃなくて、なんで焦ってるのか聞いてるんだよ?」

王馬「自分が犯人じゃないなら堂々としてなよ。別にお仕置きで殺される訳じゃないんだからさ」

王馬「あ、でも入間ちゃんが犯人だった場合は別か!」

王馬「もう最原ちゃんと喋れなくなっちゃうもんね!」

入間「はははは犯人じゃねえって言ってるだろ!!聞こえねーのか!?」

入間「オメーの耳は不感症か!?おおおオレ様はヤってねーんだよ!!」

王馬「ねえ、なんでそんなに追いつめられてるの?」

王馬「……認めちゃいなよ」

アンジー「あのね~、美兎には無理だって」

赤松「そうだよ!そんな風に迫られたら何も言えなくなっちゃうよ!」

入間「そ、そうだ!ててて適当ぶっこいてんじゃねー!こくのはテメーの息子だけにしろ!」

天海「……やっぱり態度を見る限り入間さんが一番怪しいっすねぇ」

星「俺もそう思うぜ。ただ、こいつらが共犯だった場合誰に投票するかだ」

夢野「んあー、どうせ盗んだのもこやつじゃ」

真宮寺「彼女が挙動不審なのは一目瞭然……皆が疑うのは自明の理だネ」

入間「な、なんだよぅ……皆でオレ様をいじめるなよぅ……」

モノクマ「そろそろ時間切れだよー?投票行っちゃっていい?」

入間「ま、待て!まだ弁解させろ!」

春川「なんか……長々やったけど結局入間だったね……」

入間「馬鹿!ちげーって言ってんだろ!オレ様じゃない!信じてくれ!」ウルウル

茶柱「こ、ここまで怪しいと他に選択肢が……」

入間「ま、待て待て!何言ってやがんだ!こんな大天才を犯罪者呼ばわりなんて許されねぇぞ!?」ウルウル

真宮寺「……でもこれが王馬くんの言っていた炙り出されるって事なんじゃないかナ」

入間「おいおいおいおい!マジかよオメーら!!この国の損失を考えろ!!……馬鹿!!」ウルウル

入間(ヤバい……最原と喋れなくなったら……オレ様は……)ポロポロ

赤松「……」

赤松(まだ……これで私が犯人って可能性もある……!)

アンジー「美兎。大丈夫だよ。信じる者は救われるよ」

最原「……」

最原「……犯人は東条さんだよ」

今日はここまでです
次で完結できたらいいなと思っています

赤松、入間、アンジー「!」

東条「最原くん?」

最原「自信が無かったからあえて言わなかったんだけど」

最原「……実は僕は、ここ数日お風呂の通気口に違和感を感じていたんだ」

最原「でも……あれは多分人の気配だったんだよ」

最原「犯人が通気口を使ったとするなら、東条さんにしか不可能だ」

最原「そうだよね?東条さん……!」

東条(……)

白銀「でも確かに、犯人は最原くんがパンツを脱ぐ入浴時を狙ったってことだから」

白銀「通気口から中の様子を確認しない限り、難しそうだよね」

天海「入間さんなら、事前に部屋に入って発明品の監視カメラなんかを仕掛ける事も出来たはずっすよ」

星「ピッキングが出来るからな。それに共犯者もいる。最原を部屋から出して仕掛ける事は簡単だ」

入間「オレ様は……そんなこと……」

百田「ってことは中の様子を確認出来ない王馬は容疑者から外れるってことか?」

王馬「にしし、どうだろうね~」

最原「……僕だって一応探偵なんだ。カメラに気づかないなんて事は無いよ」

最原「皆……僕を信じて欲しい」

百田「……へっ!当たり前じゃねぇか!俺は終一の推理を信じるぜ!」

春川「まあ……私も最原がそう言うなら」

茶柱「ほ、本当に東条さんが犯人なんですか?」

天海「そう言われてももう無理じゃないっすかね……ほとんど入間さん達で確定しちゃってますよ」

星「……申し訳ねえが天海の言うとおりだぜ最原」

最原「なら!僕に賛同してくれる人と、納得できない人とで徹底的に話し合おう!」

最原「どちらにつくか分からない人たちは、この議論を聞いて判断して欲しい……!」

モノクマ「意見が割れた!変形裁判場の出番だね!」

-議論スクラム-

「入間美兎は犯人か?」


最原    王馬   
赤松    天海
百田    星
春川    夢野
アンジー  真宮寺

天海「【犯人】を決めつけたり、裁判を早く終わらせようとする入間さんの態度は怪しいっす」

赤松「【犯人】かどうかに関わらず、自分が疑われてるなら心に余裕が無くなっても不思議じゃないよ!」


星「赤松と夜長のフォローも、【共犯者】だという事実の裏付けになるんじゃねぇか?」

百田「【共犯者】だと疑われて反論するのは自然だ!仲間を庇って何が悪い!」


夢野「日頃の【印象】じゃと、パンツを盗みそうなのはこやつくらいじゃ」

春川「【印象】だけで決めつけるなんて、身も蓋もないね」


真宮寺「彼女の【挙動】は明らかに異常ダ……悪事を指摘されて必死に誤魔化す子供のそれだヨ」

アンジー「にゃははは~。美兎の【挙動】はいつも異常だよ~、つまり正常なんだね~」


王馬「時間切れが近くて犯人の特定が【困難】な以上、より辻褄の合う推理を優先させるべきなんじゃない?」

最原「そもそもこの事件では、共犯の前提の成立こそ合理性に欠けていて【困難】だよ」


最原チーム「これが僕たちの答えだ!」

break!

最原「……どうだろう東条さん」

最原「僕が僅かに感じた違和感……キミじゃないかな?」

最原(頼むっ……)

東条(……ふふっ)

東条「そう……気づかれていたのなら仕方無いわ。私もまだまだね」

獄原「え!?東条さんが犯人だったの!?」

キーボ「……展開が急で飲み込めません」

王馬「……あーあ。つまんないな~」

王馬「もう少し楽しめるかと思ったのに、ヌルい裁判だったね」

王馬「オレは人の嘘は嫌いなんだ」

王馬「シラけちゃったよ。モノクマ、早く投票始めれば?」

モノクマ「うぷぷ。僕は楽しめたよ!それでは投票ターイム!」

モノクマ「投票の結果、皆の指名したクロは東条さんに決まりました!」

モノクマ「しかし!残念!不正解です!」

モノクマ「真犯人は別にいたのです!」

モノクマ「という訳で、全員にお仕置きでーす!」

獄原「えぇぇ!?違ったの!?どういう事!?」

茶柱「東条さんが認めたのは嘘だったんですか!?」

モノクマ「じゃあ皆、明日までに寄宿舎内の掃除と中庭の草刈りよろしくね」

モノクマ「道具は使って良いけど、口だけでやるんだよ?」

モノクマ「良い暇つぶしになったよ!僕このモードだと暇すぎてさ!」

モノクマ「あ、これに懲りたら犯人はちゃんと最原くんにパンツ返すんだよ?」

モノクマ「じゃーねー!」

王馬「……キー坊は皆の道具ってことで、こいつに全部やらせようよ」

王馬「掃除用具みたいなもんでしょこいつ」

キーボ「酷すぎますっ!!」

~学級裁判・閉廷~

最原「……東条さん。ありがとう」

東条「主人の考えを察する事もメイドの務め」

東条「当たり前の事をしただけよ。感謝されるような事はしていないわ」

最原「そんな……犯人役なんて気分の良いものでは無いはずだよ」

最原「なにかお礼がしたいから何でも言ってよ」

東条「……何でも?」ピクッ

最原「う、うん」

東条「ふふっ……主人がメイドにお礼なんておかしいわ」

最原「何もおかしくないよ。ほら……働きに見合った報酬は必要だよね?」

東条「……あなたに本当に仕える日が待ち遠しいわ」

東条「それなら……今度デートに連れて行ってもらえるかしら?」クスッ

最原「え!?わ、分かった」///

~夜~最原の部屋~

最原(裁判の後、入間さんが全部任せろと言って皆のお仕置きを一人で引き受けた)

最原(彼女が今まで作った発明品の中で、使えそうな物を上手く使って掃除と草刈りを終わらせてしまった)

最原(発明品を口で操作する入間さんを見て、少し変な気分になったのは内緒だ)

最原(反則な気もするけど、モノクマは特に注意してこなかった)

コンコン

最原「?」

最原「はーい」ガチャ

アンジー「やっは~終一!」

入間「……」

赤松「最原くん。おじゃまして良いかな?」

最原「うん。どうしたの?」

赤松「最原くん……ごめんなさい!」

アンジー「終一~ごめんね~……」

入間「……」

最原「え?」

赤松「ほらっ!入間さんも!」

入間「ひぅぅ……」

入間「お、怒らない……?」

最原「う、うん」

入間「……ご、ごめんなさい」

入間「……これ……食べて?」

最原「えっ!?アップルパイ!?いやあの……」

赤松「大丈夫だよ!3人で作ったから!」

アンジー「安心していいよ~!神様のお墨付きだよ~!」

赤松「やっぱり、私たちを庇ってくれたんだよね?」

最原「あはは……僕の推理が外れただけだよ」ニコッ

赤松「そ、そういう事色んな子に平気で言うから最原くんはダメなんだよ!」///

最原「えぇ!?」

赤松「……これ、ちゃんと返さなきゃね」

最原「あ!僕のパンツ!」

最原「や、やっぱりそうだったんだ……」///

赤松「うん。ちゃんと謝れて良かった」

赤松「ありがとう……」


入間「……」

最原「入間さん?どうしたの?」

アンジー「美兎はね、怖いんだよ」

最原「どうして?」

アンジー「終一に~、嫌われちゃったって思ってるんだよ」

入間「ひっ……」

最原「そんな……嫌うなんてありえないよ」

入間「……」

入間「……ほ、本当?」

最原「当たり前だよ。アップルパイありがとう。皆で一緒に食べようか」

アンジー「やった~!食べよ~!神ってるね~!」

赤松「じゃあ私が取り分けるね!」

入間「で、でも……オレ様が最原のパンツを持ってっちまったせいであんな……」

最原「それはもう謝ってくれたじゃないか。それでこの話はもう終わり」

最原(お仕置きを一人で引き受けたのも、入間さんなりに罪悪感があったからなのかもしれないな)

最原「なんだか、そろそろ元気な入間さんが恋しくなっちゃったな」

入間「……」

入間「……」

入間「ひゃーっひゃっひゃ!そうだったな!最原はオレ様の事大好きだもんな!」

最原「えぇ!?」

入間「最原はドMだからな!パンツ盗られるくらいじゃむしろご褒美だったか!」

入間「あれか!?オレ様が萎えてちゃ最原のあれも萎えちまうってか!?ひゃっひゃっひゃ」

最原(……やっぱりさっきまでの方が良かったかな)

アンジー「ねぇねぇ~」右

アンジー「終一~?」左

最原「?」

アンジー「アンジーに食べさせてよ~!」

最原「え!」///

赤松「アンジーさん!?」

入間「おいこらクソチビ!オメー自分で食えんだろ!やめろ!」

アンジー「え~?ダメだよ~神様のお告げだよ~?」

アンジー「ねぇ、言うこと聞かないとイケニエにするよ?」ギロ

最原「は、はい!」ビクッ

最原「……じゃあ……口あけて」///

アンジー「は~い!あ~~ん」モグモグ

アンジー「ん~♪キャンペーン期間だからポイント3倍だよ~♪」

入間「んー……」ウトウト

入間「オレ様今日は疲れたからもう寝るぜ……」

アンジー「アンジーももう寝ようかな~」

赤松「食器は私が片づけておくから大丈夫だよ」

アンジー「お~ありがとう楓~ぐっばいなら~!」

最原「2人ともおやすみ。また明日ね」

赤松「おやすみ!」

赤松「それじゃあ私も食器片づけてこようかな!」

最原「あ、僕も行くよ」

赤松「ううん大丈夫。これは最原くんの為に作ったんだから。気にしないで」

最原「そんな、悪いよ」

赤松「いいから!……あ、そういえば最原くんさ」

最原「?」

赤松「学級裁判の時なんだけど」

赤松「いつから私たちが犯人だって気づいたの?」

最原「……3人が一緒にいたって聞いてから、かな」

最原「その時はまだ確信は無かったけど、徐々にね」

赤松「えぇ!?凄い……流石探偵さんだ……」

赤松「どうしてそれで分かったの!?」

最原「うぇ!?えーと……」

最原「あの時お風呂で……その……3人が……」

最原「夢だと思ってたんだけど……さ」///

赤松「……えっ!?」///

赤松「え!?起きてたの!?」///

最原「ごめん!いや、本当に夢だと思ってすぐ寝ちゃったんだけどね!?」///

赤松「あ、あれはね!?違うんだよ!?最原くん!!モノクマから変なアイテム貰ったせいで……」///

最原「う、うん!気にしてないから!大丈夫!ありがとう!」///

赤松「えっ!?なんでお礼!?」///

最原「あっ……!」///

最原、赤松「…………」///カァァァ

赤松「……えへへ。じゃあ片づけてくるね!おやすみ!」///

最原「う、うん!おやすみ!」///

~食堂~

赤松(あ、東条さんが居る)

東条「……あら?どうしたのかしら」

赤松「使った食器を片づけに来たんだ。東条さんは?」

東条「明日の朝食の軽い仕込みをしていたの」

東条「それ、良ければ私が洗っておきましょうか?」

赤松「そんな!いいよ!私がやるから!」

東条「そう。遠慮しなくて良いのに」

赤松(そうだ……東条さんにもお礼言わないと)

赤松「……あのね、東条さん」

東条「?」

赤松「えっと、今日の学級裁判の事なんだけど」

赤松「ごめんなさい!それと、ありがとう!」

東条「何のことかしら?」

赤松「実はね、犯人は私たちだったんだ……」

東条「……そう。気にする必要はないわ。私は最原くんの意思を尊重しただけ」

東条「私じゃなくて、その分彼に感謝してあげてね」

赤松「東条さん……ありがとう」

東条「ふふっ。それにしても大胆なのねあなた達」

赤松「あはは……」

東条「でも最原くんが寝ているなら、気づかれないから良いのかしら」

赤松「?」

東条「最近、最原くんはお風呂で寝ている事が多いから」

東条「また3人が入ってきたら私も仲間に入れてもらおうかしらね」ニコッ

赤松「……」

赤松「……」


赤松「……えっ?」




モノクマ「おしまい」ウププ

以上になります。読んで下さった方ありがとうございました
ギャグが書きたくて始めたのに変な感じになってしまった
王馬の一人称等ミスが多くてすみませんでした

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年02月01日 (水) 20:04:52   ID: EpmNw7B-

面白いです。更新頑張ってください

2 :  SS好きの774さん   2017年02月03日 (金) 00:09:56   ID: NU4jjP36

お疲れ様でした。自分は入間さんが好きなので特に楽しめました。

3 :  SS好きの774さん   2017年05月29日 (月) 15:02:09   ID: 93-uJIoZ

東条さんもあの場にいたのか………

4 :  SS好きの774さん   2017年08月17日 (木) 22:44:18   ID: LaU0sccQ

最近寝ていることが多い…だと……

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