主「・・・ここはどこだ・・・?」 (7)

基本的に実在の国は関係ありません
ミリオタの皆様、評価plz


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登場人物
アルバート·ビッグス
21歳男、黒髪黒目。
緋織 華奈
19歳女、金髪赤目。
親から独り立ち中。

ふ、と浮き上がるような感覚で、男は目をさました。
体を起こす。
「······どこだ、ここ······」
白い壁紙にシックな色調の家具。
「······家······、か?」
家。誰の?
「······はぁ、駄目だ。なにもわからない」
ひとまずベッドから下りようとーーーーーして、気づいた。
上半身が裸だ。
辺りを見回す。
サイドテーブルの上に、黒い服がおいてある。
手にとって広げ、調べる。
どうやら野戦服のようだが、酷く裂けていて着られそうにはない。
ヂャラ、金属の擦れあう音と共に何か床に落ちた。
拾い上げる。
「Albert······Bigs」
なんだ、俺のか。
ズボンのポケットにしまいかけてハッとした。
なぜ、これが自分の名だと思った?
だが、彼にははっきりとした確信があった。
これは、俺の名前だ。
他にはなにも刻まれていない。
テーブルの上に、まだ何かある。
拳銃だ。
グロック17ーーーーしかし、機関部からグリップ、スライドに至る
酷く大きな裂け目のせいで撃ったら暴発しかねない。
側には箱のようなサブマシンガンが置いてあったが、そちらも排筴口が
ふさがっている。
2つとも、完全に廃銃だ。
「······あ」
後ろ、戸口の方から聞こえた小さな声に、アルバートは弾かれるように
ふりかえった。

何か思ったりしたら遠慮なく米plz

「······気が、ついた?」
金髪の少女が、少し緊張した様子で話しかけていた。
「······ここはどこだ?それに、君は誰だ?」
「私は緋織 華奈。ここは私の家。君、港の近くに倒れてたの。覚えてる?」
首を横に振る。
事実、自分の名前しかわかっていないのだ。
「······まあ、仕方ないと言えば仕方ないかもね。頭にあれだけの怪我をしてたら」
「怪我?」
頭に手をやり、包帯の感触に首をかしげた。
「そんなに酷かったのか?」

場合によっては安価出そうかと思います
意見があったらください

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