希「クイズ!矢澤虎太郎の100のコト!」 (87)

宇宙No.1アイドル矢澤にこの弟虎太郎。虎の名前とは裏腹に大人しいイメージのある彼の事を我々どれだけ知っているのか?

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希「矢澤虎太郎をもっと知りたい。クイズ!矢澤虎太郎の100のコト」

穂乃果「待ってました!虎太郎君!」

絵里「ここあちゃんが来るからいつかは来ると思ってたわ」

凛「絵里ちゃんと穂乃果ちゃん嬉しそうだね」

穂乃果「そりゃあね?」

絵里「ええ。そうね」

海未「私も負けませんよ」

凛「海未ちゃんは虎太郎君抜きにしてもいつもやる気満々だよね?実は勝負事好きだよね?」

希「それでは第一問。虎太郎の好きな食べ物は?」

穂乃果「絵里ちゃんはじまったよ!」

絵里「そうね。私、絶対に優勝するわ」

穂乃果「うん。二人でワンツーフィニッシュで優勝しようね」

絵里「ええ」

凛「ワンツーフィニッシュの時点でどっちかが優勝できないんじゃない?」

海未「凛…今日は冴えてますね」

希「解答をオープン」

穂乃果:ビスケット

凛:リンゴ

海未:グミ

絵里:ビスケット

穂乃果「だよね?だよね?」

絵里「ええ。絶対にビスケットよ」

海未「何を言ってるのですか?子供はグミが好きじゃないですか」

穂乃果「そんな事はないよ」

絵里「そうよ。ビスケットよ」

凛「…この後直ぐに分かるよ」

希『虎太郎の好きな食べ物は何?』

虎太郎『………』

にこ『ほら、聞かれてるわよ』

虎太郎『こおり~』

穂乃果「こおりだって」

絵里「なんて堅実な子なの」

凛「…いや、堅実とは違くない?」

にこ『こおりって…こおりじゃないでしょ?リンゴが好きなんでしょ?』

虎太郎『リンゴ~』

穂乃果「そっかぁ。リンゴが好きだったんだね」

絵里「間違えちゃったのかな?可愛いわね」

海未「なるほど。リンゴだったのですね。てっきり子供はお菓子だと…」

希「第二問。虎太郎の好きな動物は?」

穂乃果「なんだろ?なんだろうね?」

絵里「きっとあれよ?可愛らしい小動物よ」

穂乃果「うん。そうだね。それしかないね」

凛「ねえ?それって答え合わせみたいなものじゃない?反則じゃないの?」

穂乃果「別に答えは言ってないじゃん」

絵里「穂乃果の言う通り。賢くないわよ、凛?」

凛「え~、海未ちゃん…」

海未「はい?なんでしょうか?」

凛「…やっぱりいいや」

希「解答をオープン」

穂乃果:うさぎ

凛:とら

海未:猫

絵里:子犬

穂乃果「うさぎと虎太郎君のペアも見てみたいけど子犬と虎太郎君の組み合わせもみてみたいなぁ」

絵里「きっと物凄く可愛いわよ?」

穂乃果「だよね?だよね?」

凛「」

凛「二人はなんでもいいんでしょ?」

穂乃果「そんな事は…あるかもね?」

絵里「そうね。可愛ければなんでも良いかも」

希『虎太郎の好きな動物は?』

虎太郎『チ~タ~』

にこ『なんで虎じゃダメなのよ』

穂乃果「凄いね。あの歳でチーター知ってるんだね」

絵里「偉いわねぇ。将来が楽しみだわ」

凛「チーターくらい知ってると思うよ?普通は」

海未「凛にそれを言われると心に刺さりますね」

凛「うわっ。凄く失礼にゃ」

希「第三問。虎太郎が一番怖い物は何?」

穂乃果「怖い物があっても穂乃果が守ってあげるから」

絵里「いや、私が」

海未「絵里は怖がりなのに大丈夫なのですか?」

絵里「え?だ、大丈夫よ」

凛「逆に守られちゃったりして」

絵里「………それはそれで良いかも」

凛「へえ」

希「解答をオープン」

穂乃果:おばけ

凛:おばけ

海未:幽霊

絵里:妖怪

凛「凛はさ、絵里ちゃんがここあちゃんとこ虎太郎にゾッコンになるのはなんとなく分かるんだけど…穂乃果ちゃんはなんでなの?」

穂乃果「え?逆になんで穂乃果は意外なの?」

凛「…それは…なんとなく?」

希『虎太郎が一番怖い物は何?』

虎太郎『ママ~』

にこ『ママ…じゃなかった…お母さんなの?何で?』

虎太郎『怒るから~』

にこ『ああ…月に代わってお仕置きされてるものね』

穂乃果「そっかそっか。虎太郎君はママが怖いんだね」

絵里「誰だってお母さんに怒られるのは怖いものね」

穂乃果「うん。怒られないのは海未ちゃんくらいだよ」

凛「え?海未ちゃんはお母さんに怒られた事ないの?」

海未「あります。私だって何度もあります」

凛「なんか…海未ちゃんが何で怒られたのか凄く気にならにゃ」

希「第四問。虎太郎はμ'sのメンバーで誰が一番好き?矢澤にこ以外で答えてください」

穂乃果「ごめん、絵里ちゃん。絵里ちゃんとは仲良くしてたいけどこれだけは譲れないや」

絵里「ええ。私もよ」

海未「何故です?仲良くしてください」

凛「海未ちゃん?海未ちゃんは分かってて言ってるの?それとも天然なの?」

海未「何が言いたいのです?」

凛「いや、いいにゃ」

希「解答をオープン」

穂乃果:花陽

凛:かよちん

海未:ことり

絵里:希

凛「え?てっきり二人は自分の名前を書くかと思ったよ」

穂乃果「そうしたいのは山々なんだけど…優勝したいし」

絵里「そうなのよね。前に希の家ににこが虎太郎を連れてきた事があったんだけど…希の方に懐いてたのよね」

穂乃果「え?そんな事あったの?呼んでよ」

絵里「私だってサプライズだったのよ。穂乃果こそここあちゃんとこころちゃんと虎太郎を連れ出した事があったでしょ?」

穂乃果「あれは…にこちゃんのためだし。あの時はまだ違ったの」

海未「二人とも揉めないでください」

凛「もう、ほっとこうよ」

希『虎太郎はμ'sのメンバーで誰が一番好き?矢澤にこ以外で答えてください』

虎太郎『……お姉ちゃん』

にこ『虎太郎?お姉ちゃん以外で答えるのよ?』

凛「そう言えばにこちゃん当たり前の様にいるね」

海未「虎太郎君はまだ幼いですからね」

虎太郎『………凛ちゃん』

凛「え?凛?凛なの?」

穂乃果「え~いいなぁ凛ちゃん」

絵里「羨ましいわ」

希「第五問。虎太郎の趣味は何?」

穂乃果「趣味かぁ…何かな?」

絵里「きっと可愛らしい趣味ね」

凛「絵里ちゃんさっきからそればっかりじゃない?」

海未「そもそもあれくらいの幼い子に趣味などあるのですかな?」

希「解答をオープン」

穂乃果:パズル

凛:ゲーム

海未:習字

絵里:お絵かき

穂乃果「習字はないでしょ」

絵里「そうね。習字はないわね」

海未「わかんないじゃないですか。私はやってましたよ?」

穂乃果「それは海未ちゃんだからだよ」

凛「海未ちゃんは小さな頃からやってたんだね。だから、普段の字も綺麗なんだね」

海未「それもありますが…いいですか?字と言うものは人の心を映すものなのです。読む人の事を考えて丁寧に書こうと思う気持ちが大切なんです」

凛「なるほど。海未ちゃんとお話ししてるとためになるにゃ」

穂乃果「その言い方だと穂乃果達はためにならないみたいだよね?」

絵里「え?私に言ってるの?」

前作の抜けていた箇所を書き足しました。

希『虎太郎の趣味は何?』

虎太郎『もぐらのたたき~』

にこ『もぐら叩きでしょ?料理の名前みたいになってるじゃない』

穂乃果「聞いた?もぐら叩きだって」

絵里「前にもやってたものね。あのよちよち叩いてる姿可愛かったわぁ」

海未「そう言えばやってましたね」

凛「海未ちゃんもぐら叩きとか上手そうだよね?」

海未「え?そうですか?」

凛「うん。ていうか海未ちゃんがやるともぐら退治って感じになりそう」

海未「え?」

希「第六問。虎太郎がギリギリ勝てるものは何?」

穂乃果「この問題ここあちゃんの時も出てたよね?」

絵里「そうね。確かに出てたわ」

凛「そうだっけ?よく覚えてるね」

穂乃果「当たり前だよ」

海未「私の時の問題も覚えてますか?第1回目でしたが…」

穂乃果「………」

絵里「………」

海未「一つも?」

穂乃果「………」コクッ

希「解答をオープン」

穂乃果:優しいからそもそもケンカしない

凛:バッタ

海未:野良猫

絵里:カマキリ

穂乃果「そもそも虎太郎はケンカしないと思うよ」

絵里「そうね。穏やかな性格をしてるものね」

海未「確かにおっとりとした性格でしたよね」

凛「でも、少なくとも穂乃果ちゃんと絵里ちゃんは虎太郎に勝てないよね?」

希『虎太郎がギリギリ勝てるものは何?』

虎太郎『もぐら~』

にこ『そうね。叩くのを趣味にしてるくらいだものね』

穂乃果「もぐらだって~。可愛いなぁ」

絵里「発想が豊かよね?ほんと将来有望だわ」

海未「………」

凛「ねえ?海未ちゃんはなんであの二人に我関せずでいられるの?」

海未「…いいですか?穂乃果と絵里だからまだマシなのです」

凛「え?」

海未「あれがことりだったらもっと大変な事になってますよ?」

凛「そうなの…かな?」

海未「そうなのです」

希「第十問。虎太郎のお気に入りのおもちゃは何?」

凛「これはサービス問題だね?」

海未「そうですね。散々言ってましたもんね?」

絵里「そうね。虎太郎君はもぐら叩き大好きだものね」

穂乃果「うん。もぐらに勝っちゃうくらいだもんね」

凛「ねえ?この二人退場させた方が良くない?ルール違反だよ」

希「えりち、穂乃果ちゃん?気をつけてください。それでは解答をオープン」

穂乃果:もぐら叩き

凛:もぐらたたき

海未:もぐら叩き

絵里:もぐら叩き

穂乃果「注意されちゃったね?」

絵里「そうね。気をつけなきゃいけないわね」

海未「まあ…凛と私も似たような事を言ってましたけど」

凛「でも、そこまで露骨ではなかったよ」

希『虎太郎のお気に入りのおもちゃは?』

虎太郎『つみき~』

にこ『さっきまでのもぐら叩き推しはなんだったのよ?』

絵里「積木はねとてもいいおもちゃなのよ?」

穂乃果「そうなの?」

絵里「知育玩具って呼ばれていてね発想力とかを高めるのよ」

穂乃果「そうなんだね。虎太郎君の将来楽しみだね~」

絵里「本当ね」

凛「さっきからそれ何回言ってるの?」

海未「いえ、積木は本当にいいのですよ?」

凛「それはわかるよ」

希「第十六問。虎太郎は将来何なりたい?」

穂乃果「将来かあ」

絵里「…いつか」

穂乃果「え?」

絵里「…いつか大きくなって彼女なんかつくっちゃって…私達が声を掛けても恥ずかしいからやめろよなんて言われちゃうのかしら」

穂乃果「え?そ、そんな…」

絵里「いえ…男の子だもの…もっと近い将来…一緒にお風呂に入るのは嫌とか一緒に寝るのは嫌とか言われてしまうんだわ」

穂乃果「そんなぁ」

絵里「なんか…そう考えたら胸がギュってなるわ」

穂乃果「寂しいよぉ」

凛「それはにこちゃんが心配する事であって二人が心配する事じゃないよ?だって二人の弟じゃないんだもん」

海未「そうです。一緒にお風呂なんて…破廉恥です」

凛「いや、相手は子供だから」

希「解答をオープン」

穂乃果:消防士

凛:ヒーロー

海未:アスリート

絵里:警察官

絵里「警察官になった虎太郎君に守って欲しいわ」

穂乃果「わあ、楽しみだね」

凛「そうなってくると話が変わってくるよね?」

海未「何がですか」

凛「その時には虎太郎君も大人なんだからね?」

海未「確かに」

希『虎太郎は将来何になりたい?』

虎太郎『………』

にこ『大きくなったら何になりたい?』

虎太郎『車~』

にこ『あんたはトランスフォーマーか何かなの?』

絵里「もう、虎太郎君は天然さんね~」

穂乃果「ああいう所が心を掴まれちゃうよね」

凛「まあ…気持ちはわかるんだけどさ…」

海未「凛だって天然じゃないですか」

凛「海未ちゃんに言われたくないよ」

海未「え?」

穂乃果「あっ!?それは穂乃果も全面的に賛成だよ」

希「第二十問。μ'sのメンバーで絵本を読んで欲しいのは誰?矢澤にこ以外で答えて下さい」

穂乃果「頼まれればいつでも読むよ」

絵里「むしろ頼まれなくても読んであげたい」

凛「頼まれなかったらやめた方がいいよ?」

海未「今日の凛はクールですね?」

凛「だって二人があんなだから」

海未「いつもそうだと私が助かるんですけどね」

希「解答をオープン」

穂乃果:希ちゃん

凛:海未ちゃん

海未:ことり

絵里:希

穂乃果「あれでしょ?あの、いつものふざけてる時の希ちゃんの声じゃなくってさ」

絵里「そうそう。なんて言えば良いのかしら?こう…真剣な時って言うか落ち着いた声色の希に読んで欲しいわよね?」

凛「確かに希ちゃんの声って結構良いかも。でも、海未ちゃんに絵本読んで貰ったら気持ち良くてすぐに寝ちゃうかもしれないにゃ」

海未「寝てしまうのですか?」

凛「海未ちゃんの声は心地良いって事だよ」

海未「そ、そうですか?なんだか恥ずかしいです」

希『μ'sのメンバーで絵本を読んで貰いたいのは誰?矢澤にこ以外で答え下さい』

虎太郎『海未~』

にこ「なんで海未だけ呼び捨てなのよ」

海未「あっ、な、なんか恥ずかしいですね」

絵里「羨ましいわよ?」

穂乃果「穂乃果も虎太郎君と一緒に読み聞かせて貰おうかな~
。海未ちゃんに」

絵里「それじゃあ、私も」

凛「…………じゃあ、凛も読んで貰おうかな」

海未「ふふっ、それでは私の大好きな南総里見八犬伝を…」

穂乃果「や、やっぱりいいや…」

凛「凛も…」

絵里「虎太郎君も理解出来ないわよ」

希「第二十七問目。虎太郎は昨日何時に寝た?」

穂乃果「きっと早く寝るんだろうなぁ」

凛「凛も小さい頃はお母さんに早く寝なさいと言われたにゃ」

絵里「寝る子は育つって言うものね」

海未「睡眠は大切ですね」

希「解答をオープン」

穂乃果:9時

凛:9時30分

海未:二十一時

絵里:22時

穂乃果「まあ、こんなところだよね?」

絵里「寝かしつけたい…虎太郎君を寝かしつけてあげたいわ」

凛「それはにこちゃんに頼んでよ」

希『虎太郎は昨日何時に寝た?』

虎太郎『…………お姉ちゃん?』

にこ『知らないうちに寝ちゃったから分からないのね?』

虎太郎『うん』

希『正解はわからないでした』

にこ『9時には寝てたわよ』

穂乃果「にこちゃんが答えてもわからないが正解なんだね」

絵里「にこはあくまでも付き添いだものね」

海未「9時だと昨日の私と一緒ですね」

絵里「え?海未は昨日9時に寝たの?早いわね?」

凛「海未ちゃんを見てると寝る子は育つって信憑性が…希ちゃんなら納得なんだけど」

海未「…凛?何が言いたいのですか?」

凛「え?いや…あの…」

希「第三十三問。虎太郎が最近覚えた言葉は何?」

海未「あの年頃の子はなんでも吸収しますからね」

穂乃果「虎太郎君も日々成長していくんだね」

絵里「なんか…嬉しいような寂しいような…」

凛「なんで絵里ちゃんが寂しがるの?意味わからないよ?」

絵里「え?わからない?」

凛「うん。本当にわからない」

希「解答をオープン」

穂乃果:チーター

凛:フライパン

海未:茶柱

絵里:天使

穂乃果「子供ってさ覚えたての言葉を使いたがるでしょ?」

海未「だからさっきの問題でチーターと答えたと言うのですか?」

穂乃果「うん」

絵里「なるほど。なかなか良い着眼点ね」

凛「穂乃果ちゃんも覚えたての言葉を使いたがるでしょ?」

穂乃果「そ、それを言うなら凛ちゃんだって」

希『虎太郎が最近覚えた言葉は何?』

虎太郎『………サ~ビス~』

にこ『ああ、サービスサービスってママの口癖だものね』

穂乃果「そう言えばにこちゃんのお母さんってどんな人なのかな?」

凛「お仕事してるみたいだよね?」

絵里「バリバリのキャリアウーマンなのかしら?」

凛「何のお仕事してるのかな?国家機密の組織に属してたりして」

海未「まさか…そんな事あるわけないじゃないですか」

凛「冗談にゃ~」

希「第四十一問。虎太郎の嫌いな食べ物は何?」

穂乃果「何が嫌いなのかな?ピーマンかな?ピーマンなら穂乃果とお揃いだなぁ」

海未「全く…高校二年生にもなってピーマンが食べれないとは。好き嫌いは良くありませんよ?」

絵里「そうねぇ。まあ、でも穂乃果は置いといて虎太郎君はまだ子供だしね」

海未「その考えが良くないのです。さっきから聞いていれば可愛い可愛いと甘やかすのは簡単ですが本当にその人の事を考えているのなら時に厳しくする事も大切です」

絵里「………」

凛「海未ちゃんが正論言うから絵里ちゃん黙っちゃったにゃ」

穂乃果「この後この問題の解答を出しづらいね」

希「解答をオープン」

穂乃果:トマト

凛:キュウリ

海未:トマト

絵里:ブロッコリー

海未「別に…」

絵里「え?」

海未「何も可愛いと言うのが悪いとは言ってませんよ?ただ時には厳しくする事も大切だと言いたいのです」

絵里「そう…ね。そうよね?」

海未「ええ」

穂乃果「よかったぁ。この後虎太郎君の事を可愛いって言えない雰囲気だと思ったよ」

海未「そんなわけないじゃないですか。ただ、多少節度は必要だと思いますよ?」

凛「なんか、凛の中で海未ちゃんの尊敬度が赤マル急上昇中にゃ」

希『虎太郎の嫌いな食べ物は何?』

虎太郎『ピ~マン~』

にこ『ピーマンの苦いのが苦手なの?』

虎太郎『うん』

穂乃果「なるほど。穂乃果と一緒だね」

絵里「それなら…例えばピーマンの肉詰めにするとか?」

海未「それは良い案ですね」

凛「うん。それ良いかも。凛だって魚介スープなら飲めるもんね」

海未「それはまた話が違って来るのでは?」

ことり「それでは第四十七問目です!」

穂乃果「あれ?ことりちゃん?」

絵里「希は?」

ことり「ちょっと、お花を摘みに行ってます。帰って来るまで私が代わりを務めちゃいます」

凛「え?どうして急にお花を摘みになんか行ったのかな?」

絵里「凛…察してあげて?」

穂乃果「おトイレだよ」

凛「あっ、そうなの?」

海未「本当にお花を摘みに行ったと思ったのですか?」

凛「だからおかしいなと思って」

海未「そうですか」

ことり「気を取り直して第四十七問。虎太郎君の好きな遊具を答えて下さい」

穂乃果「やっぱり、ことりちゃんはあっち側からなんだねぇ」

絵里「どうしてなのかしら?」

凛「希ちゃんとグルなんだよ」

海未「しかし、ことりが自分からこんな事を始めるでしょうか?」

穂乃果「きっと言い出しっぺは希ちゃんなんだよ。で、ことりちゃんはお願いされてさ」

海未「では、なぜことりなのでしょう?」

穂乃果「さあ?」

絵里「まあ、全部憶測だけどね」

ことり「それでは解答をオープンします」

穂乃果:滑り台

凛:グルグル回るやつ

海未:ブランコ

絵里:シーソー

穂乃果「凛ちゃんのグルグル回るやつってさ昔公園にあったやつ?」

凛「多分…今はもうないの?」

穂乃果「うん。危険だからって…」

凛「なんか寂しいにゃ…なんでもかんでも危ないって理由で」

海未「凛の気持ちもわかりますが現にそれで怪我をしている子供がいる事も事実です。そう言った物から危険な事を学んで行く事も大切だと思いますが明らかに問題があるものは撤去されても仕方ないと思います」

絵里「撤去されない為に遊具は正しく安全な使い方をする。使い手側はそれを心掛ける事が大切ね」


ことり『虎太郎の好きな遊具はなんですか?遊具ってわかるかな?』

虎太郎『…………お姉ちゃん?』

にこ『公園にブランコとか滑り台とかあるでしょ?そういう奴よ』

虎太郎『ブランコ~』

にこ『私が言ったからブランコにしたでしょ?』

ことり『今度私ともブランコで遊ぼうね?』

虎太郎『うん~』

ことり『じゃあ、指切りしよっか?』

穂乃果「あ~、ことりちゃん良いなぁ。穂乃果も行くよ」

絵里「私も。私も虎太郎君と公園で遊びたい」

凛「なんか、ことりちゃんは調子が狂うにゃ」

海未「ことりはことりで穂乃果とは違ったマイペースですからね」

凛「二年生組はマイペースが多いにゃ~」

希「お待たせしました」

穂乃果「あっ、希ちゃん帰ってきた」

海未「ことりはあれで終わりですか?」

凛「そうじゃない?」

絵里「あれだけの為に…ことりも大変ね」

凛「ことりちゃんは案外楽しんでるんじゃない?」

希「第四十七…じゃなかった。四十八問。虎太郎の尊敬する人は誰?」

穂乃果「誰だろうね?」

絵里「選ばれたらどうする?」

凛「多分選ばれないから安心しなよ」

絵里「そんなの分からないわ」

海未「絵里。ああ言ってますけど凛は絵里の事が大好きなんですよ?あんまり虎太郎君、虎太郎君と言ってるからヤキモチ焼いてるんです」

絵里「そ、そうかしら?」

海未「はい。きっとそうです」

希「解答をオープン」

穂乃果:お母さん

凛:ウルトラマン

海未:親

絵里:にこ

絵里「現実的に考えるとにこか親御さんよね?」

海未「そうですね。それが妥当だと思います」

穂乃果「本物のお姉ちゃんには敵わないか」

希『虎太郎が尊敬する人は誰?』

虎太郎『………』

にこ『尊敬って言うのは凄いなぁって思う人の事よ?まあ、虎太郎の場合はにこに…』

虎太郎『こころお姉ちゃん~』

にこ『なんでよっ』

穂乃果「え?こころちゃんなんだ」

絵里「ちょっと意外ね」

凛「理由をしりたいね」

希『理由はなんですか?』

虎太郎『昨日……お菓子くれた』

にこ『なるほど』

穂乃果「そう言う事ね」

海未「子供は現金ですね」

希「さあ、半分まで来ました」

穂乃果「え?もう半分?」

絵里「虎太郎君の問題なら500問でもいいわ」

凛「流石にきついと思うよ?」

海未「虎太郎君の方が疲れてしまいます」

絵里「…まあ…そうね」

希「第五十問。虎太郎が今一番会いたい人は誰?」

穂乃果「穂乃果は虎太郎君だよ。後ここあちゃんとこころちゃんも」

絵里「ハラショー。奇遇ね、私もなの」

凛「凛すごい事に気がついたよ」

海未「なんです?」

凛「絵里ちゃん今日初ハラショーだよ」

海未「そうですか」

凛「あれ?興味ない?」

絵里「凛?なんだか傷付くからやめて」

希「解答をオープン」

穂乃果:仮面ライダー

凛:サンタさん

海未:母親

絵里:こころちゃん

絵里「さっきの感じからこころちゃんに今会いたいんじゃないかしら?」

穂乃果「確かに。でも、穂乃果って言ってくれないかな?」

絵里「それを言ったら私も選ばれたいわ」

凛「絶対言うと思ったよ」

希『虎太郎は今一番誰に会いたい』

虎太郎『………ZZZ』

にこ『寝ちゃったわよ?』

希『………とりあえずにこっちが代わりに答えて?』

にこ『なんでよ』

凛「え?正解は?」

海未「無回答と言う事でしょうか?」

穂乃果「あの寝顔…か・わ・い・い~~」

絵里「ま、不味いわ…可愛すぎて…私…持ちそうにないわ…」

穂乃果「絵里ちゃーーーん」

海未「いいですか?ああ言うのを茶番と言うのです」

凛「勉強になったにゃ。海未ちゃんありがと」

希「第五十五問。虎太郎の好きなキャラクターは何?」

穂乃果「男の子だからね」

絵里「そうね。男の子ってどう言ったキャラクターが好きなのかしら?」

凛「凛はなんとなくわかる気がするにゃ」

海未「本当ですか?」

凛「本当だよ?」

希「解答をオープン」

穂乃果:チョッパー

凛:ふなっしー

海未:あんぱんまん

絵里:ポムポムプリン

凛「絵里ちゃん?自分で男の子はって言ってたでしょ?」

絵里「わ、分からないのよ」

穂乃果「懐かしいよね?ポムポムプリン」

海未「ことりが好きでしたよね?プルプルプリン」

穂乃果「ポムポムね?」

希『虎太郎が好きなキャラクターは何?』

虎太郎『…………れーべ君』

にこ『あんた好きよね』

穂乃果「あっ、虎太郎君起きた!」

絵里「もうちょっと寝顔見たかったけど起きてても可愛い~」

凛「これ以上寝てると残り全問解答無しになっちゃうよ?もう、五問連続で解答なしだからね?」

絵里「まあ…確かに」

海未「それよりもれーべ君ってなんですか?」

絵里「え?さ、さあ?」

穂乃果「え?知らないの?凛ちゃん知ってるよね?」

凛「うん、もちろんにゃ」

希「第六十二問。リンゴが一個ありました。パイナップルが三個ありました。合わせて何個?」

穂乃果「虎太郎君わかるかなぁ?わかるのかなぁ?」

絵里「私、いい事思いついたわ」

海未「どうしたのです?」

絵里「私、将来虎太郎君の家庭教師やるわ」

穂乃果「ず、ずるい。穂乃果にも学力さえあれば~」

凛「うん。そう言う事はにこちゃんと話し合って決めた方がいいよ。いや、にこちゃんのお母さんに言った方がいいにゃ」

希「解答をオープン」

穂乃果:4

凛:3個

海未:4個

絵里:4個

凛「あっ、間違えたにゃ」

穂乃果「ええ?どうやれば間違えるの?」

凛「穂乃果ちゃんに言われたくないよ」

海未「はあ…全く。穂乃果と凛は少し落ち着いて物事に取り組みなさい」

絵里「そうよ?」

穂乃果「え?穂乃果間違えてないのに?」

凛「今日の絵里ちゃんには言われたくないけどね」

希『リンゴが一個ありました。パイナップルが三個ありました。合わせて何個?』

虎太郎『………お姉ちゃん?』

にこ『いい?リンゴがここに一つあるとするでしょ?にこの親指がリンゴよ?で、パイナップルが人差し指、中指、薬指ね?数えてみなさい?』

虎太郎『一…二…二…三…三個~』

にこ『二を二回言ったわよね?』

凛「当たったにゃ」

海未「しかし、にこは意外と教えるのが上手いのですね。もっと自分の勉強も頑張れば良いのに」

穂乃果「穂乃果だってあれくらい教えてあげられるよ」

海未「出来て当たり前なのです」

希「第七十八問。虎太郎の好きな童謡は何?」

海未「童謡ですか…」

穂乃果「穂乃果がいつでも歌ってあげるよぉ」

絵里「私って結構子守唄得意なのよ?」

凛「子守唄得意って…」

絵里「こないだだって部室で凛に歌ってあげたら寝ちゃったじゃない」

凛「それは…絵里ちゃんの太ももが気持ちよかったし頭を撫でられたら寝ちゃうに決まってるよ」

海未「二人は部室で何をやってるのですか…」

希「解答をオープン」

穂乃果:森のクマさん

凛:カラスの歌

海未:ジングルベル

絵里:グリーングリーン

穂乃果「海未ちゃんなんてさ子守唄歌われたらすぐ寝ちゃいそうだよね?」

凛「ただでさえ寝付きが良いもんね」

海未「そんな事は」

絵里「歌ってあげましょうか?今度」

海未「大丈夫です」

希『虎太郎の好きな童謡は何?』

虎太郎『……童謡?』

にこ『とりあえず好きな歌を言えばいいわよ。たぶん童謡だろうから』

虎太郎『カラス~』

にこ『だと思ったわよ。好きだもんね』

穂乃果「カラスってあれだよね?カラスの勝手でしょ~ってやつだよね?」

凛「凛の一人勝ちにゃ」

海未「勝手でしょではなくカラスは山にです」

絵里「曲名も七つの子が正しいのよ?」

凛「カラスの歌だと思ってたにゃ~」

希「虎太郎の好きなおにぎりの具は何?」

凛「こう言う時かよちんが居たら…」

海未「居たらどうなってたんですか?」

凛「おにぎりについて熱弁してたよ」

海未「な、なるほど…」

穂乃果「虎太郎君はどんなおにぎりが好きなのかなぁ?」

絵里「早く知りたいわぁ」

希「解答をオープン」

穂乃果:シーチキン

凛:おかか

海未:昆布

絵里:シャケ

穂乃果「…………」

海未「どうしたのです?」

穂乃果「いや…海未ちゃんは昆布ってパッと書けるんだなと驚いてるんだよ」

海未「そんな難しい漢字ではないでしょう?昆も布も小学生でも知ってる漢字ですよ?」

穂乃果「そうなんだけど…見れば普通に読めるんだけどね?いざ、昆布って書いてみろと言われると悩むよ」

凛「凛も書けないかもしれないにゃ」

海未「それは二人が勉強不足なだけです。そうですよね、絵里?」

絵里「………え?ごめんなさい。聞いてなかったわ」

海未「そうですか」

希『虎太郎の好きなおにぎりの具は何?』

虎太郎『…………』

にこ『おにぎりの中身は何が好きですかって』

虎太郎『いちご~』

にこ『あのね…おにぎりの中身よ?普段家で出してると思われるでしょ?』

虎太郎『魚~』

にこ『それじゃあ、鮭だかツナだかわからないわよ。まあ、鮭でしょうけど』

穂乃果「うん。鮭もシーチキンもどっちも美味しいよね。虎太郎君と好みが合うな~」

絵里「私、今度鮭とツナマヨのおにぎりを作って矢澤家に行こうかしら」

希「第九十四問。虎太郎が一番強いと思う動物は何?」

穂乃果「これはサービス問題だね」

絵里「全員正解で行きましょう?」

凛「うん。これはいけるにゃ~」

海未「………え?」

希「解答をオープン」

穂乃果:チーター

凛:チーター

海未:像

絵里:チーター

穂乃果「嘘でしょ海未ちゃん?」

絵里「虎太郎君はチーターが好きなのよ?」

凛「海未ちゃん…凛がっかりにゃ…」

海未「ま、まだ分からないじゃないですか」

希『虎太郎が一番強いと思う動物は何?』

虎太郎『もぐら~』

にこ『あんた毎日強敵に立ち向かってたわけ?』

海未「結局皆んなも間違えてるじゃないですか」

凛「ね。間違ってたね」

穂乃果「そっかぁ。虎太郎君は毎日もぐらを叩いてるもんね。だからもぐらの強さを一番理解してるんだね」

絵里「毎日向き合ってるからこそ強さがわかるのね。流石だわ」

凛「あれが茶番って言うんだよね?」

海未「はい。凛は覚えが早いですね」

凛「いやぁ~」

希「さあ、いよいよ最後の問題です」

穂乃果「え~、もう最後なの?」

絵里「早すぎるわ」

希「第百問。虎太郎が今一番行きたいところはどこ?」

穂乃果「さあ、絵里ちゃん!この問題を正解して優勝しようね?」

絵里「ええ、そして虎太郎君の元に行って虎太郎を抱き締めるわ」

凛「そんな事したら絵里ちゃん捕まっちゃうよ」

絵里「捕まらないわよ。私高校生よ?」

凛「まあ、冗談だけど」

海未「ですが、いきなり抱き締めると虎太郎もびっくりするでしょうからやめた方がいいですね」

希「解答をオープン」

穂乃果:お家

凛:遊園地

海未:山

絵里:水族館

凛「山は海未ちゃんが行きたいところでしょ?」

海未「そうですが…子供は山が好きじゃないですか。特に男の子は好きだと思うのですが」

凛「え~そうかなぁ?」

穂乃果「海未ちゃん子供の頃山好きだったっけ?」

海未「私は…子供の頃はまだ山はそこまで好きではなかったですね」

凛「でしょ?」

海未「まあ」

希『虎太郎が今一番行きたいところはどこ?』

虎太郎『海~』

にこ『あっちで海未が天然かましそうね』

海未「にこは何を行ってるのですか?」

凛「にこちゃん。凛はにこちゃんが言いたい事わかったよ」

穂乃果「うん。穂乃果もわかった」

海未「?」

絵里「もう海のシーズンは終わっちゃったけど今度の夏なら一緒に行けるわね」

穂乃果「そうだね。楽しみだね…うん、楽しみ」

希「さあ、全問終了しました」

絵里「終わったわね」

穂乃果「終わっちゃったね」

絵里「優勝出来るかしら?」

穂乃果「きっと出来るよ」

海未「結果発表の時ってなんだか緊張しますよね?」

凛「え?この企画で?」

希「それでは結果発表」

穂乃果:21点

凛:26点

海未:25点

絵里:18点

穂乃果「嘘…でしょ?」

絵里「私も穂乃果も優勝出来なかったなんて…しかも、私ビリ」

海未「あと少しだったのに」

凛「なんかこうなる気がしたにゃ」

希「それでは星空は虎太郎の待つ別室へ」

凛「じゃあ行ってくるね」

穂乃果「穂乃果も行くよ」

絵里「私も」

海未「それでは皆んなで行きましょう」

凛「え~」

ガチャ

凛「凛が優勝したよ~」

穂乃果「虎太郎君~」

絵里「絵里お姉ちゃんが会いに来たわよ~」

希「しぃ~」

凛「え?」

にこ「また寝ちゃったのよ」

海未「え?また?」

虎太郎「………ZZZ」

絵里「あ~可愛いわ~」

穂乃果「ねー」

にこ「これ、優勝した凛に」

凛「何かな?」

にこ「虎太郎が描いた似顔絵よ」

海未「誰が優勝するか分からないのに…似顔絵ですか?」

にこ「あらかじめ全員分描いたのよ。律儀ににこの分まで」

海未「なるほど。虎太郎は優しいのですね」

絵里「お願い。それ頂戴?」

穂乃果「穂乃果のぶんも」

希「それはダメやん?」

ほのえり「え~」

凛「虎太郎君。ありがとにゃ?」ボソッ

虎太郎「ZZZ」




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