書き方で分かるクソスレっぷり

半世紀ROMれ

白銀「そ、そうだねルルーシュ君が居たら何も心配することないよ！」

夢野「期待しとるぞルルーシュ」

テンコ「ま、男死のなかではまだマシな方なので」

春川「……頼んだよルルーシュ」

百田「頼むぜルルーシュ、お前だけが頼りなんだからよ」

王馬「すっかり、みんなからの期待を浴びるようになっちゃったねルル」

ルルーシュ「ふ…殺していいのは、殺される覚悟のある奴だけだ」

最原「えっと…君は誰？」

百田「おいおいそれはねえぞ終一、頼れる仲間を忘れるなんてよ」

最原「も、百田くん、ちょっと状況が理解出来ないんだけど…彼は誰なの？」

百田「ほんとに忘れちまったのか？超高校級の能力者、ルルーシュ ヴィ ブリタニア」

最原「能力者…？」

夢野「いわばエスパーじゃな、ワシと似て非なるものじゃ」

白銀「最原くん忘れちゃったの？これまでの学級裁判を全部彼が解決してきたじゃない」

ゴン太 最原「え、そうなの！？」

ルルーシュ「最原くん

ルルーシュ「最原くん、君の推理のおかげで俺は謎を解けてきただけだよ」

最原(そうだったか…？)

王馬「ルルは超高校級の探偵の最原くんのプライドを傷つけまいとそんな優しい嘘がつけるんだね」

最原「え、、」

百田「おい王馬！くだらねーこと言ってんじゃねえ、終一も気にすんな」

春川「あんた、いい奴だね」

ルルーシュ「いや、本当のことだよ」

終一(何か腑に落ちないな…東条さんが殺された時も、入間さんが殺された時も僕が解決した気が…)

赤松「ねえ、最原くん」

最原「赤松さん…！」

赤松「あの人…、ルルーシュには気をつけた方がいいよ」

最原「ど、どうして？もしかして今回のコロシアイと重要な事が関係しているの？」

赤松「今回の事もそうだけど…」

キンコンカンコーン

モノクマ「そろそろ学級裁判を始めちゃいましょう！」

最原「え、まだ調査なんて何も…」

モノクマ「それではオマエラ、廊下の奥にある赤い扉までお集まりくださーい」

学級裁判 開廷

赤松「ついに始まっちゃったね」

王馬「3度目となるとさすがに慣れてくるよねー、ルルがいるから、僕達が全滅するってこともないし！」

夢野「そうじゃな、今回もワシの貴重なMPを減らして犯人を当てるまでもないわい」

白銀「ルルーシュ君、今回の犯人は誰なの？」

百田「ルルーシュ、がつんと言ってやれ！」

ルルーシュ「そうだなーー」

最原「ちょっと待ってよ！まだ真宮時君が殺された謎を解く前から犯人を探しても当てずっぽうだよ、ちゃんと話し合わないと」

春川「ちょっと最原、邪魔しないでよ」

テンコ「男死の発言は極力抑えていただきたいですよ！ねー夢野さん！」

夢野「そうじゃぞ最原よ、ルルーシュがすぐに犯人を当ててくれるぞ」

最原「そ、そういう問題じゃないよね」

春川「じゃ、あんたにはわかるの？」

最原「え…？」

春川「真宮時を殺した犯人がさ」

最原「そ、それは…」

アンジー「神様もいってるよー、ここはルルーシュに任せたほうがいいって」

最原「こんなの、おかしいよ！」

王馬「あは！最原ちゃんがルルの活躍に嫉妬してるんだねー、わかる、わかるよ最原ちゃん！僕も一緒の気持ちだからね！」

百田「まーまー、終一。ここはルルーシュに任せてみねーか？」

最原「百田くん」

百田「あいつの力はほんもんだ、お前もこれまで見てきただろ？」

最原「百田くん…」

ゴン太「最原くん、ゴン太はバカだから、みんなの役には立てないけど、ゴン太はルルーシュくんを信じてみるよ、信じることが、今のゴン太にできる事だから！」

最原「ゴン太くん…、わかったよ、ここは彼に任せてみる…」


百田「…おし！すまねえルルーシュ、時間をさいちまって、続けてくれ！」

ルルーシュ「いや、いいよ」

赤松「………」

キーボ「それでルルーシュくん、犯人は誰なんです？」

ルルーシュ「犯人は…」

ルルーシュ「犯人は獄原ゴン太…君だ！」

最原(え！？)

ゴン太「ゴン太が！？」

白銀「ゴン太くんが…嘘だよね！？」

夢野「お主じゃったとは…」

百田「ゴン太…お前！」

ゴン太「待ってよみんな！ゴン太は真宮時君を殺してないよ！紳士は人殺しなんかしないんだ！」

王馬「おらゴン太！さっさと白状しろよお！！」

キーボ「王馬くん、そんな言い方は」

王馬「機械が喋った！！」

キーボ「いまさらですか！？」

アンジー「ゴン太が殺したんだねー」

春川「けど、あいつならあり得るよね、いかにも人殺しのような顔してるし」

ゴン太「待ってよ…ゴン太は、ゴン太は本当に、人殺しなんかしてないんだ！！信じてよ…！！」

白銀「…そうだよね、ゴン太君は、虫も殺せない人なんだよ？」

百田「…っ！」

夢野「ゴン太…、ほんとにお主は殺してないのか…？」

ゴン太「うう…ほんとだよ！…ゴン太はほんとうに誰も殺してないんだっ…！」

テンコ「テンコもゴン太さんが犯人ではない気がしてきました…」

王馬「いや、まだわからないよ？ゴン太の嘘ってこともあり得るしね」

アンジー「神様はいってるよー、ほんとうの事を言えば天国に連れてってもらえるってー」
最原(なんなんだこれは、これじゃあ絶対に犯人にたどり着くことなんてできないぞ…)

最原「ね、ねえルルーシュ君、もう一度事件を振り返ってみない？そしたら本当の犯人がーー」

反論ルルーシュ「間違っているぞ！！！！」

最原「…え？」

ルルーシュ「これはコロシアイだ…生か死か、選べるのはたった一つ、遊びじゃないんだよ…！」

最原「で、でもだからこそ、みんなで話しあってちゃんとーー」

論破ルルーシュ「間違っているぞ！！！！」

ルルーシュ「話し合う事に価値はない…戦略が戦術に負けることはないんだよ」

最原(くそ！何を言っても、これじゃあ相手の思うツボだ。彼の矛盾をつかない限りは…)

夢野「最原よ、諦めも肝心じゃ、ワシも信じたくはないが…」

白銀「……」
テンコ「……」

百田「くそ！どーすりゃいいんだよっ！！」

アンジー「ゴン太が犯人で決定だよねー？ねー？」

王馬「おらあ！ゴン太あ！さっさと自白しろ！みんなを困らせてんじゃねえ！！」

百田「やめろ王馬！！」

キーボ「そうです！脅迫は必要ありません！」

春川「じゃあ、さっさと始めようよ、投票タイムを」

ゴン太「う！…う！」

最原(濡れ衣を着せられたゴン太君が可哀想だ！ここは僕が彼を言い負かす！！)

最原「ルルーシュ君、彼を犯人と断定するなら彼が真宮時君を殺した証拠があるんだよね！」

ルルーシュ「……」

最原「ただ君の想像でゴン太君を犯人にでっち上げるなら、僕はそれを許す事はできない！！」

ルルーシュ「………」

百田「終一…」

春川「最原、あんたがしていることは最低の事だよ」

最原「え、春川さん…」

春川「決着のついた事件をまた煮え繰り返すような真似…ゴン太の気持ちも考えなよ、殺されたいの？」

最原(殺意をこめた眼差し…！)

ゴン太「う…！う…！」

最原(でも、諦めるわけにはいかないんだ！ゴン太君の為にも)

最原「春川さん、この事件はまだ決着はついてないよ、そもそも始まってすらもいないんだ」

春川「……」

最原「僕たちは…彼、ルルーシュ君の虚言に踊らされてるだけだ、彼を信じる為にも彼が提示しなければならない証拠は何一つ持ってないんだよ」

最原「犯人と決めつけるなら、それ相応の証拠を持ち合わせていない限り、投票タイムはさせないぞ！彼にはそれを提示する義務がある！！」

春川「あんたねえ！」

ルルーシュ「証拠か」

百田「ル、ルルーシュ…」

ルルーシュ「証拠はある」

最原「え？」

最原「そ、それはほんとにゴン太君が犯人だと確信できるものなの？」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「ゴン太」

ゴン太「うぅ…！ル、ルルーシュ…くん？」

最原(何をする気だ？)

ルルーシュ「ルルーシュ ヴィ ブリタニアが命じる…」

ルルーシュ「貴様が犯人だ、自白しろ」

最原「な！何を言ってるんだ！それはきーー」

ゴン太「ゴン太が犯人だよ」

最原「…え？」

最原「ゴン太くん？どうしたの？何を…」

ゴン太「ゴン太が真宮時君を殺したんだ、ごめん！」

王馬「やっと認めてくれたねー、遅いよもーゴン太！」

百田「やっぱマジなのか？マジでゴン太が」

ゴン太「うん、隠しててごめん！ゴン太が犯人だよ」

白銀「で、でもゴン太くんは虫も殺されないって…」

ゴン太「虫も殺せるよ、何故なら紳士じゃないからね」

キーボ「ゴン太くん一体どーされたんですか！？」

王馬「もーこれだから感情のない薄っぺらなロボットは。これがゴン太の本性だよ、そんなこともわからないなんて、やっぱりキー坊はスクラップにした方がいいよ！」

キーボ「ロボット差別です！」

アンジー「神さまもいってるよー自白したゴン太から罪のーー」

夢野「や、やっぱりゴン太なのじゃな…真宮時を殺したのは…」

最原「ほ、ほんとにゴン太君なの！？」

ゴン太「ごめんね最原くん、君はずっと僕を庇ってたね、でもごめん！犯人は僕なんだ」


ルルーシュ「ふはははははっこれで気は済んだかい？最原くん、これが私から君におくる証拠だよ」

最原「…くそ！！」

赤松「最原くん…」