エリカ「同人作家な戦車女子の合同本?」 (77)

~正月休み・逸見家~

エリカ「…………」ゴロゴロ

TV<石橋『陽岱鋼ヲ俺タチガ使ッテシマウトハ…』

エリカ「くふっwwwwww」

逸見姉「エリカー、お雑煮にお餅いくつ入れるのー?」

エリカ「2つ~」

TV<杉谷『チームメイトだったのに…』

エリカ「んふふっwwwwwwくひひひっwwwwww」バンッバンッ

スマホ<オウ! メッセージダゼ! ハヤクミロヨナ!

エリカ「んもぅ何よいいところで……」ポチッ

エリカ「プラウダの副隊長から? 冬休み明けに合同練習でもやろうっての?」

エリカ「……いや、このグループということはアッチの用件か――」


※ガルパンの逸見エリカなどが同人作家なSSの続編
 三ツ井かりヱ先生の軌跡↓
 エリカ「私のみほまほエロ同人誌が無い!?」
 エリカ「私のみほまほエロ同人誌が無い!?」 - SSまとめ速報
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※キャラ崩壊がなんなのさ

※1月23日(い・つ・み)は逸見の日!

~グループ【同人道は乙女の嗜み】~

ノンナ@幼女戦記:あけましておめでとうございます

三ツ井かりヱ:おめでとうございます

アーヤ(*´з`)TAKASHI:おめでと

オレンジペコ:旧年はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

カルパッチョ:ペパロニの野郎が年末からドゥーチェの家に泊まってるらしい

カルパッチョ:弟くんと姫はじめですか? おせち準備中のドゥーチェに隠れてヌチュヌチュパコパコですか?

カルパッチョ:あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

カルパッチョ:死

三ツ井かりヱ:落ち着きなさい

カルパッチョ:いいっすねぇ西住さんちの飼い犬はお気楽でねぇ!

アーヤ(*´з`)TAKASHI:NTR(*´д`*)ハァハァ

カルパッチョ:ぶっ殺

アーヤ(*´з`)TAKASHI:「クポッ♡クポッ♡んっ……ゴクッ♡♡新年一発目の弟くんのモッツァレラっ♡濃厚で臭みのアクセントがたまらない♡私好みの馴染みの味っスねぇ♡♡チュルッ♡」

カルパッチョ:おい

アーヤ(*´з`)TAKASHI:「んっ♡ほらっ♡私のピザ窯♡弟くんにノックされて♡おっ♡おっ♡扉開いちゃってるっスよっ♡♡もう♡ガンガンに火が入って♡ぁんっ♡早くチーズぶちまけてほしくて♡準備万端っスよっ♡♡あっ♡あっあっあっあっ♡♡♡」

カルパッチョ:ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

アーヤ(*´з`)TAKASHI:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

カルパッチョ:[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]

みかを:今年も

みかを:スタンプ【よろしくマッチョッチョ】

カルパッチョ:[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]

カルパッチョ:もぅマヂ無理。。 リスカしょ。。

みかを:スタンプ【Fight!です】

ノンナ@幼女戦記:まあまあ、もうその辺で

三ツ井かりヱ:そして相変わらずうたプリスタンプしか使わないみかを

みかを:スタンプ【ドキッ】

アーヤ(*´з`)TAKASHI:正直すまないと思っている

>>3 saga忘れてたので修正


アーヤ(*´з`)TAKASHI:「クポッ♡クポッ♡んっ……ゴクッ♡♡新年一発目の弟くんのモッツァレラっ♡濃厚で臭みのアクセントがたまらない♡私好みの馴染みの味っスねぇ♡♡チュルッ♡」

カルパッチョ:おい

アーヤ(*´з`)TAKASHI:「んっ♡ほらっ♡私のピザ窯♡弟くんにノックされて♡おっ♡おっ♡扉開いちゃってるっスよっ♡♡もう♡ガンガンに火が入って♡ぁんっ♡早くチーズぶちまけてほしくて♡準備万端っスよっ♡♡あっ♡あっあっあっあっ♡♡♡」

カルパッチョ:ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

アーヤ(*´з`)TAKASHI:wwwwwwwwwwww

カルパッチョ:死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

みかを:今年も

みかを:スタンプ【よろしくマッチョッチョ】

カルパッチョ:殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

カルパッチョ:もぅマヂ無理。。 リスカしょ。。

みかを:スタンプ【Fight!です】

ノンナ@幼女戦記:まあまあ、もうその辺で

三ツ井かりヱ:そして相変わらずうたプリスタンプしか使わないみかを

みかを:スタンプ【ドキッ】

アーヤ(*´з`)TAKASHI:正直すまないと思っている

カルパッチョ:もう決めた。ペパロニの弟くん達を犯し返して調教して持って帰って飼育する

カルパッチョ:私の心に燻るこの暗い復讐の炎はもう何者にも消せはしない

カルパッチョ:ショタによる怨みは、ショタによって晴らされなければならぬ

三ツ井かりヱ:ほ、ほどほどにね……

オレンジペコ:それで、御用件は年賀の御挨拶だけですか?

ノンナ@幼女戦記:いえ、本題はここからです

ノンナ@幼女戦記:皆さんは次の同人活動のご予定はおありですか?

アーヤ(*´з`)TAKASHI:アタシはいつも通りな感じよ。タカシが今度は大学選抜の奴等にNTRれるやつ

オレンジペコ:私は恒例のダージ輪姦7と、既刊の総集編を作ろうかと

カルパッチョ:ペパカスと絶縁中なので個人で弟くん本を4冊ほど

みかを:スタンプ【べっ、別に…】

三ツ井かりヱ:私は例によって西住サンド本を(※1)

(※1……「西住姉妹に調教してもらうという夢が叶い、欲望を発散することで創作意欲も消えた」と以前思ったが、別にそんなことは無かった)

ノンナ@幼女戦記:なるほど。

ノンナ@幼女戦記:実は、私達で合同本を作りたいなと思いまして

三ツ井かりヱ:合同本?

ノンナ@幼女戦記:こうして偶然にも同人誌製作という共通する趣味を持つ皆さんが集まったのも何かの縁かと

ノンナ@幼女戦記:記念として形で残したいと思ったのです

ノンナ@幼女戦記:私やみかをさんはもうすぐ卒業ですし、やるなら最後の機会だと思いまして

ノンナ@幼女戦記:ただ皆さんお忙しいなら無理にとは……

アーヤ(*´з`)TAKASHI:なーに水臭いこと言ってんのよ

オレンジペコ:もちろん参加させていただきます!

三ツ井かりヱ:私も喜んで参加しますよ。余裕はありますし

カルパッチョ:私でよろしければ!

みかを:スタンプ【OK!】

ノンナ@幼女戦記:皆さん……!

ノンナ@幼女戦記:ありがとうございます。この6人ならきっと素晴らしい本が出来るでしょう

三ツ井かりヱ:そういえば

三ツ井かりヱ:知波単の連中とか、みほと愛里寿とかは声かけなかったの?

ノンナ@幼女戦記:吶喊男爵さんには少し前に直接お会いする機会がありまして、その時にお話ししたのですが……

ノンナ@幼女戦記:次回作の同人ゲームの作業が大詰めで、今回は残念ながらご辞退されました

アーヤ(*´з`)TAKASHI:仕方ないね

カルパッチョ:若草色のグローリー、続編が楽しみです♪

みかを:スタンプ【わくわく】

ノンナ@幼女戦記:アリス・イン・ボコランドさんは……その……作風が合わないと判断しました……

三ツ井かりヱ:ああ……

カルパッチョ:ああ……

アーヤ(*´з`)TAKASHI:まあ……

オレンジペコ:ええ……

みかを:スタンプ【……】

三ツ井かりヱ:それで、合同本は決まったけど中身は?

オレンジペコ:テーマでも決めて寄稿する形ですか?

ノンナ@幼女戦記:それも考えたのですが、今回は皆で1つのものを作るということを重視しまして

ノンナ@幼女戦記:リレー形式で1つの作品を完成させるというのはいかがでしょう

アーヤ(*´з`)TAKASHI:リレーマンガねぇ

カルパッチョ:面白そうですが、ちゃんとした作品として形にするのは難しそうでは?

ノンナ@幼女戦記:大丈夫です

ノンナ@幼女戦記:終わり良ければ全て良しといいます

ノンナ@幼女戦記:ラストを務める三ツ井さんがしっかりと良い感じで締めてくれますよ

三ツ井かりヱ:待って

三ツ井かりヱ:なんで私がラストってことになってるんですか

三ツ井かりヱ:どう考えても一番大変なポジションじゃないですか

三ツ井かりヱ:この面子じゃ絶対ロクな話にならないんだから

アーヤ(*´з`)TAKASHI:失礼ね。NTRの何が悪いってのよ

カルパッチョ:ショタを犯すのが犯罪なこの世界がおかしいんです

オレンジペコ:ダージリン様の高貴さは輪姦されてボロボロに汚されてこそ輝くんです!

三ツ井かりヱ:その穢れた欲望が撒き散らした流れが全部まとめて私に回ってくるのよ!? 勘弁して!

アーヤ(*´з`)TAKASHI:西住さんちのメスイヌ奴隷が何を仰っているのやら

三ツ井かりヱ:ガルルルル……

ノンナ@幼女戦記:あ、今回の合同本は全年齢本なのでそこのところよろしくお願いします

アーヤ(*´з`)TAKASHI:ファッ!?

カルパッチョ:そんな! むごい!

オレンジペコ:全年齢作品なんて……描く意味があるのですか……?

三ツ井かりヱ:あんたらどんだけ性に飢えてるのよ……

カルパッチョ:他人のこと言えんのかこの西住専用マンコ!

アーヤ(*´з`)TAKASHI:今更常識人ぶってんじゃねぇぞ肉欲みほまほハンバーガー!

三ツ井かりヱ:私は全年齢本も作ったことありますしぃ?

ノンナ@幼女戦記:カチューシャでも安心して読める健全な本を目指しますので、18禁版はご自分の本でお願いします

アーヤ(*´з`)TAKASHI:いや同い年でしょうが

ノンナ@幼女戦記:誕生日は今月の31日なのでギリ17歳です

三ツ井かりヱ:いやそれを言ったら私達だって

カルパッチョ:むしろゲロゲロにエロいモノを見せつけて穢してやりたい

オレンジペコ:分かります。

ノンナ@幼女戦記:大いに分かります

ノンナ@幼女戦記:しかしそれは私が然るべきタイミングで収穫したいのでご遠慮願います

三ツ井かりヱ:あの隊長には性生活の自由は永遠に無いのね……

みかを:スタンプ【指パッチン】

ノンナ@幼女戦記:ああ、みかをさんには冒頭に掲載する詩をお願いします

みかを:スタンプ【期待しててくれよな】

オレンジペコ:冒頭に詩を?

三ツ井かりヱ:BLEACHの単行本のオサレポエムみたいな?

アーヤ(*´з`)TAKASHI:あーね

カルパッチョ:オサレ……? あれが……?

みかを:スタンプ【てへぺろっ☆】

ノンナ@幼女戦記:ではそういうことでよろしくお願いします

ノンナ@幼女戦記:トップバッターは私が良い感じにやりますので、アンカーの三ツ井さん以外は後程くじ引きで決めましょう

アーヤ(*´з`)TAKASHI:おk

カルパッチョ:了解です!

オレンジペコ:かしこまりました。楽しみです!

三ツ井かりヱ:待ちなさいって!

三ツ井かりヱ:私は納得してないわよ!

三ツ井かりヱ:私を含めてくじ引きさせなさいよ!

≪ノンナ@幼女戦記さんが退室しました≫

≪アーヤ(*´з`)TAKASHIさんが退室しました≫

≪カルパッチョさんが退室しました≫

≪オレンジペコさんが退室しました≫

三ツ井かりヱ:待てや! おい!

みかを:スタンプ【サラバだサラダバー♪】

≪みかをさんが退室しました≫

三ツ井かりヱ:覚えてなさいよあんたら!!

~しばらくして~

エリカ「……ん、ノンナさんからメール」

エリカ「あー、例のリレーマンガの原稿かぁ……結局ラストにされたのよねぇ」チッ

エリカ「気が進まないけど……とりあえず読んでみるか」カチカチッ



 餅ってさ

 そんなに美味しいものかな

 鏡餅とかってありがたく飾るけど

 言うほどじゃないよなあ

 普通に白米食べた方が満足感あるよね

 とか書いてる間にもう7個も食べてしまったんだなあ

 みかを


エリカ「これのどこがオサレと?」

エリカ「……まあ、これはリレーマンガ本編には無関係だからいいわ。問題はここからね……冒頭はノンナさんからか」カチカチッ

カチューシャ『ハッ……ハッ……!』タッタッタッ

オークの群れ『グォオオオオオオオ!!』ズドドドド

ニーナ『ハッ……ハッ……カチュド様! このままじゃ!』タッタッタッ

カチューシャ『いいからとにかく走りなさいニーム! 皆のところへ辿り着けばなんとかなるから!』タッタッタッ




エリカ「オーク……? 輪姦好きのオレンジペコなら分かるけど……」

オークの群れ『ギャアアアアアアアス!!』ズドドドド

ニーナ『ひぃいいいいい!!』タッタッタッ

コケッ

ニーナ『あうっ!』ズサッ

カチューシャ『ニーム!』

オークの群れ『ゴババァ!!』グワッ

ニーナ『きゃああああ!』

ニームに襲いかかろうとするオークの群れ
その時――

ヒュッ ザクッ

オーク『グッ……ガアア……』ドサッ

ニーナ『ふぇ……?』

カチューシャ『あれは……矢!』

???『間に合ったね』ザッ

カチューシャ『!』

ニーナ『皆ざん!』

ナオミ『二人ともよく頑張った』【装備:弓】

ミッコ『エルフの旦那、ひとつ討伐数で勝負といこうよ』【装備:斧】

ナオミ『いいね。ドワーフには負けないよ』

みほ『いきましょうエリミアさん。目の前のオークを駆逐します!』【装備:剣】

エリカ『命令しないでくれる? 私はあなたを王だなんて認めてないから』【装備:剣、角笛】

みほ『……今はそれでも構いません。しほソルンの娘みほゴルン、参ります!』ダッ

エリカ『ふんっ』つ角笛

ブオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

エリミアの角笛が高らかに鳴り響き、オークの群れは俄に慄く

エリカ『人間の力見せてやるわ!』ダッ

ニーナ『助かったべ……』

ノンナ『ホビット達、こちらへ』

カチューシャ『ノンダルフ!』

ノンナ『よくぞ諦めず走りました』

カチューシャ『きっと、みんなが助けにきてくれるって……信じてたから……だから!』

ニーナ『それにしでも、なんだか敵の数さ増えでぎだような気がするなぁ』

ノンナ『冥王ヤクロンの治める黒の国・モンカショールが近付いてきた証拠です』

カチューシャ『モンカショール……このガルパつ国で最も恐ろしい場所……でも私はそこにある火山――滅びの罅裂へ向かわなければならないのよね……』

カチューシャ『お爺様から託された、この指輪を破壊する為に――』シャリン…





エリカ「“ロードオブザ”!? これ“ロードオブザ”よね!?」

エリカ「ページ数も限られてるのにどんだけ壮大な物語を繰り広げるつもりなのよ!?」

エリカ「そして私はボロミアじゃないの! 途中で死ぬじゃない!」

エリカ「……いや、リレーマンガだしそこはこの後のさじ加減でどうとでもなるわね」

エリカ「とりあえず続きは……」カチカチッ

~坑道~

オークなど『グォオオオオオオオ!!』ズドドドド

みほ『倒しても倒しても湧いてくるみたい……』

エリカ『くっ……このままじゃもたないわよ!?』

ナオミ『もうすぐ矢が尽きそうだ……』

ミッコ『元々ここはドワーフの王国だったのに!』

カチューシャ『はぁ……はぁ……』ヨロヨロ

ニーナ『カチュド様しっがり!』

カチューシャ『ニーム……指輪が、重くて……』

ニーナ『なら代わりにオラが――』

カチューシャ『だめよ。これは私の役目……』

ノンナ『頑張ってください。出口は近づいています』

死力を尽くして戦い、坑道を進む一行
やがて深い谷と、そこにかかる1本の吊り橋が現れた

ノンナ『あれを渡るのです。出口はそのすぐ向こうに』

みほ『急ぎましょう! ホビットの二人から橋へ』

オーク『ゴガアアアアアアアアアアアア! ……!?』ピクッ

その時、オーク達は何かの気配を感じて動きを止め、一行に背を向けて坑道の中へ逃げ出した

オーク『ひぃいいいいい!』ズドドドド

エリカ『なに……?』

ノンナ『これは――マズイ! 皆さん急いで橋を渡るのです!』

駆け足で橋を渡りきる一行
しかしノンダルフは橋の真ん中で足を止めた

カチューシャ『ノンダルフ……?』

ノンナ『……来る』

ズズズズズズズズズズ…!

漆黒の深淵から火焔が立ち上る
それは炎を纏った巨人
同じく炎の翼と、燃え盛る鞭を持っている

ミッコ『な、なんだこいつ……!』

ノンナ『これこそが“セゥンバツの禍”――ドワーフの王国を滅ぼし、深淵を支配する“シマゥダの焔”……!』

ナオミ『チヨログ……! あの伝説の怪物だと……!?』ガタガタ

エリカ『そんな……こんなやつ私達では……』

ノンナ『……これは私がここで相手をします。あなた達は出口を目指しなさい』

カチューシャ『そ、そんな! ノンダルフを置いてなんて――』

ノンナ『カチュド、あなたは必ず勝利します。たとえ私がいなくとも――』

カチューシャ『なにを――』

ノンナ『さあ来なさい悪しき者よ! 私は神秘の火に仕える者、スターリンの焔の使い手です!』

チヨログ『ゴババァ!!』

ぶつかり合う炎と炎
ノンダルフの炎がチヨログを捕らえるも、チヨログの炎の鞭がノンダルフの立つ橋を破壊した

カチューシャ『ノンダルフっ!』

ノンナ『行きなさいお馬鹿!』

ノンダルフはチヨログを道連れに深淵へと落ちていく

カチューシャ『ノンダルフ! ノンダルフウウウウウウウウ!!』ダッ

ニーナ『ダメですだカチュド様!』ガシッ

カチューシャ『離して! ノンダルフが! ノンダルフがぁ!』

ニーナ『ご自分の役割を忘れちゃダメだべ!』

エリカ『早く出口へ! もたもたしてるとまたオーク共が来るわよ!』

みほ『皆さん急ぎましょう!』

カチューシャ『ノンダルフ……うわああああああああああああああ……っ!!』





エリカ「ノンナさんって自分が消えた悲しみを乗り越えてカチューシャが成長する話好きよね」

~雪山~

エリカ『……』ジッ…

カチューシャ『はぁ……はぁ……』チャリン…

エリカ『……辛そうね。ちょっとその指輪貸してみなさいよ。預かっててあげるから休みなさい』

カチューシャ『だ、ダメよ……これは私の――』

エリカ『いいからよこしなさいッ!』ガバッ

カチューシャ『い、いやよ!』

エリカ『あなたなんかにその指輪はもったいないわ! 私ならもっと有意義に使える! その指輪の力で冥王を滅ぼせる!』ガシッ

カチューシャ『やめてっ! 指輪の誘惑に屈しちゃだめよ! あなたはあなたじゃなくなっているの!』ジタバタ

エリカ『ぐっ……』

みほ『どうしました? 大声出して……』

エリカ『……い、いえ、何でもないわ。ごめんなさいカチュド……なんだか少し……疲れてどうかしてたみたい』フラフラ

カチューシャ『うん……いいのよ……』

ニーナ『……』

~夜~

カチューシャ『……』コソコソ

ニーナ『独りでどごさ行ぐづもりだ?』

カチューシャ『ニーム……お願い、分かって。この指輪は近くにいるだけでみんなに悪い影響を及ぼしてる』

ニーナ『だがら独りで行くべか?』

カチューシャ『これは元々私の役目なんだから……』

ニーナ『水臭か。他の方はどもがく、オラにぐらい相談さしでぐれたって!』

カチューシャ『私は……あなたには無理をさせたくなくて……』

ニーナ『オラはカチュド様と一緒だ! なに言われでも付いてぐべ! その為にこの旅さ加わっだんだ!』

カチューシャ『……ふふっ、分かったわ。一緒に行きましょう』

ニーナ『了解だべ!』

二人はこっそりと仲間と別れて、モンカショールへ向かった――





エリカ「ノンナさんの原稿はここまでね。原作通りならこの後私が二人から指輪を奪おうとしてなんやかんやで死ぬ流れだけど、次のオレンジペコがどうしたのか次第ね」

エリカ「じゃあ読んでみますか」カチカチッ

~一方その頃エルフの王国では~

オークの皆様『ヒャッハー!!』

ダージリン『まさか我々が負けるだなんて……!』ギリッ

オーク主任『へっへっへ、テメエがロスグロリエンの奥方、ダージリエルだな』

ダージリン『その汚い手をお離しなさい!』

オーク係長『そうはいかんなぁ』

オーク課長『あんたには大事な役割があるからよぉ』

オーク部長『うへへ、たまんねぇやこの綺麗な髪。早く汚してやりてぇ』

オーク室長『このひらひらした服も邪魔だろ。剥いじまえ』ビリッ

ダージリン『くっ……殺しなさい! オークなどに穢されるくらいなら私は死を選ぶわ!』

オーク次長『いぃねぇその表情、そそるぜぇ』ニヤニヤ




エリカ「いつものダージ輪姦じゃないの!!」バンッバンッ

エリカ「いやまあオークとかエルフとか出てくる時点で予想はしてたわよ。むしろそういう意味ではノンナさんの世界観設定のミスよねこれ……」

エリカ「とはいえ元ネタのガラドリエルって指輪物語作中でも最強キャラの一人だからオーク程度にやられるはずないんだけど……」

エリカ「大丈夫なの……全年齢本なのよねこれ……?」カチカチッ

オーク専務『奥方様は我々で勝手に処理しろとのヤクロン閣下からのお達しだ。さっそく“処理”といこうか』

ダージリン『ヒッ……!』ガタガタ

オーク宴会部長『あ、んじゃオレからいかしてもらいやす!』

オーク課長補佐『よっ宴会部長!』

オーク常務『はっはっは、よし、今日は無礼講だ! みんなじゃんじゃん犯しなさい!』

オークの皆様『ウェーイwww』

ダージリン『や、やめ……やめて……』ガタガタ

オーク宴会部長『うーし、それじゃ……』ズオオオ…

ダージリン『そ、そんなの挿入るわけ――』

オーク宴会部長『よいしょお!』ニュ…グププププ…

ダージリン『あ゛っ……! ああああぎっ……!』

オーク宴会部長『オラァ!』ズズッ…スパァン! スパァン!

ダージリン『ングァ……っ! ぎィ……っ!』ガクガク




エリカ「全年齢本だって言ってんでしょ!?」バンッバンッ

エリカ「遠慮一切無しか! 修正すらしてないじゃない! あのハレンチペコ!」

エリカ「これはもう無理でしょ……諦めて18禁本で出さなきゃ……最近基準も厳しくなってきてるし……」

エリカ「はあ……後で黒海苔で隠さなきゃ……」カチカチッ

オーク宴会部長『ひゅ~! たまんねぇな奥方の膣内! ヒダが吸い付いてきて中身吸い出されそう!』パンパンパンパンパンパン

ダージリン『も……やめ……っ!』ガクンガクン

オーク課長『肌もすべすべだぁ。旨そうだな』ベロベロ

オーク係長『さすがエルフ、乳がほのかに甘い気がする』チュバチュバ

オーク主任『おらオレの唾液飲めや!』レロレロ

ダージリン『うぐっ……がほっげほっ!』

オーク宴会部長『あ~そろそろ一発目いかしてもらいやす!』スパパパパパン

ダージリン『ぐすっ……や゛べて! 膣内はダメ!』

オーク宴会部長『おらおら堕落したオークの子種で孕め!』パパパパパパパ

ダージリン『いやぁ! オークの子なんていやぁ! お願いします! お願いだか――』

オーク宴会部長『うおおおおレッツパーリー!!』ドビュルルルルルル

ダージリン『あ゛あ……っ! ああああ!!』ガクガク

オーク宴会部長『ふひゅ~サイコー!』ズルッ…ゴポッ…

オーク次長『じゃあ次はオレが』グイッ

オーク会長『ほっほ、ではワシは後ろを使わせてもらうかのう』

ダージリン『だめぇ……もうやめてぇ……やめてください……』

オーク次長『全員が満足するまで終わらねぇよ』グププププ

オーク会長『ま、最低でも1オーク10回は出さんと満足せんがのう』ズンッ

ダージリン『ぎぃぃぃ……ッ! 痛い……痛いのぉ……!』

オーク係長『そのうち痛みも感じなくなるって』

オーク常務『口空いてる? じゃ使っちゃお』ズボォ

ダージリン『ぅぶっ……! ……っ!? っ!!』




エリカ「うん、前に見た流れ」

エリカ「しかも確かダージリンさん、ハレンチペコがこういうの描いてるの知ってて応援してるのよね。グロリアーナの風紀どうなってるの」

~数時間後~

オーク課長補佐『ふー……』ドビュルルルルルル

ダージリン『』ピクッ…ピクッ…

オーク宴会部長『いやーもう出ない。満足』

ダージリン(やっと……終わっ……)

オーク次長『さて、こいつどうするよ』

オーク会長『うむ、まあ最終的には四肢を切って持ち帰り子産み女にするが、まだ満足しとらん方もいるからのう』

オーク部長『ああ、ちょうどいらっしゃった』

ギュピ…ギュピ…

ウルク=ハイCEO『おう、遅くなった』ズオオオオオオオ…!

【番外編~ダージリン様の麗しきオーク講座~】

ダージリン「皆様ごきげんよう。ダージリンですわ」

ダージリン「現在のファンタシーに登場するようなオークという生物の原型は、『指輪物語』『ホビットの冒険』などの著者でハイファンタシーの生みの親とも呼ばれるイギリス人作家、J・R・R・トールキンが作り出したの」

ダージリン「彼によるとオークは知能は悪くなく、人を殺す為の道具の製作に長け、美しいもの以外なら何でも作れるとされているのよ」

ダージリン「ちなみにトールキンの作品では『オーク』と『ゴブリン』は、同じ生物を指す異なる言語の単語という設定なの」

ダージリン「繁殖力は非常に高く、エルフや人間との交配も可能なの。元々はエルフが長い拷問の末堕落した姿だと言われているから、それも納得ね」

ダージリン「ただし、トールキンによれば女性のオークもちゃんと存在するそうよ。他種族を孕ますばかりではない……というか、『半オーク』という概念が存在するのだからむしろちゃんと男女のオークから生まれる純オークが一般的ということね」

ダージリン「ウルク=ハイは『身体の大きなオーク』という意味なの。悪しき魔法使いが妖術でオークと人間を掛け合わせた存在と言われているのよ」

ダージリン「身体が大きいのだから、さぞやおチンポさんもご立派なのでしょうね」ウフフ

アッサム「あの……ダージリン、その格好は一体……」

ダージリン「これ? オレンジペコがくれたの。今度の同人いべんと?で、こすぷれ売り子?をしてほしいって頼まれたのよ」ウキウキ

ダージリン「びきにあぁまぁ?というらしいわ。どうかしら、似合う?」

アッサム「身内の恥をあまり外で見せびらかさないでください……」

ローズヒップ「ごきげんよう! あらっ! 何ですのダージリン様の格好! くっそエロいですわー!! めちゃシコですわー!!」

アッサム「やめなさいローズヒップ!」

ダージリン「ふふっ、いいのよローズヒップ。むしろもっと言いなさいな」

ローズヒップ「ド変態ですわー!! 露出狂ですわー!! 存在がセックスですわー!!」

ダージリン「もっと! もっとよローズヒップ! 素晴らしいわ!」ハァハァ クネクネ

アッサム(学校選び間違ったかなぁ……)

ローズヒップ「では本編をどうぞですわー!!」

ダージリン「♡」ビクンビクン

ダージリン(そんな……あんな大きな……!)

ダージリン(あんなモノを挿入れられてしまっては私は……私は……っ♡)ジュン…

ウルク=ハイCEO『オレが先に使うと穴が広がっちまうからな』

オーク常務『お気遣い感謝します』

ウルク=ハイCEO『んじゃ遠慮なく』ガシッ

ダージリン『あっ……あっ……♡』

ダージリン(ああっ! 極太チンポがっ♡挿入って……挿入ってきちゃ――)

ズボボォ! ボゴォ!

ダージリン『んぉっ♡おっほおおおおおおおおおっ♡♡♡♡』ビクビクビクーン

ウルク=ハイCEO『うーんこりゃあ上玉だ。オレの子を産ませよう』ガッショガッショ

ダージリン『んぉっ♡んぉっ♡んぉっ♡んぉっ♡』ビックンビックン

ダージリン(だめっ♡もうっ♡あたままっしろっ♡)

ダージリン(堕ちちゃう♡堕落しちゃう♡身も心もオークチンポに屈しちゃうっ♡♡)

ウルク=ハイCEO『おいエルフの女、自分の言葉で誓え。オレの所有物になってオレの強い子を産み続けろ』

ダージリン『おぉん♡う゛ぶぅ♡はしゅっ♡はびゅっ♡』

ウルク=ハイCEO『そうすれば毎日こうしてお前を犯しまくってやる。どうだ、誓うかオラァ!』ズゴゴゴゴゴゴゴ

ダージリン『おぐぶぅぅぅぅぅっ♡♡♡ぁひぃ♡ぢがいましゅぅ♡♡ダァはっ♡あなだのものになりまひゅぅ♡』アヘアヘ

ウルク=ハイCEO『よーしご褒美だ。思い切り出すぞ!』ガガガガガガガガ

ダージリン『だひえぇぇぇっ♡♡ダァの膣内にオークみりゅくいっぱいドピュドヒュしてぇぇぇぇっ♡♡』

ウルク=ハイCEO『おおおおお! イエェェェ~イ!!!』ドビュルルルルババババババババ

ダージリン『あひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡』ビクビクビクーン

ウルク=ハイCEO『ふぅ……さて、帰るぞ~』

オークの皆様『ウェーイ』

ダージリン『……♡』ピクッ…ピクッ…!




エリカ「……これでバトンタッチと」

エリカ「…………」

エリカ「……ちょっと濡れてしまったのが悔しい」

エリカ「気を取り直してアリサ……アーヤのターンね」

エリカ「完全に本筋から逸れてるけど、ここからどう話を進めるのかしら……カチュド達はどうなったのよ」カチカチッ

~モンカショール~

ドサッ

ダージリン『』

自身の寝床へ意識の無いダージリエルを運んできたウルク=ハイは、彼女を鎖で繋いだ

ウルク=ハイ『約束だからな。壊れるまでは丁重に扱ってやるよ』




エリカ「そのまま続けるの!?」

エリカ「ホビット達はどうなったのよ! あっちが本筋でしょうが!」バンッバンッ

ダージリン『……う……あ……』クネ…ヨジ…

ウルク=ハイ『……もう一発やっとくか』ゴソゴソ

……ドヨドヨドヨ ギャーギャー

ウルク=ハイ『ん? 騒がしいな』

オーク『侵入者だ!』

ウルク=ハイ『あ? 何人だ?』

オーク『一人です!』

ウルク=ハイ『一人相手に何を手間取ってやがる……』

オーク『しかしなかなか腕の立つ野郎で(ザクッ)ぐああああっ!』ドサッ

ウルク=ハイ『む』

???『ダージリエル様はここか?』

ウルク=ハイ『何者だ』

タカシ『俺は勇者タカシ! 貴様らに拐われたダージリエル様を取り戻しにきた!』【装備:剣】

ウルク=ハイ『ふん、ご苦労なこった。ダージリエルならここだぞ』ジャラ

ダージリン『うぅ……』ドサッ

タカシ『ダージリエル様! なんというお姿に……今お助けします!』バッ




エリカ「世界観!!」バンッバンッ

エリカ「もうただの勇者モノになってるじゃない! むしろ冒頭のノンナさんパートが浮いちゃってるわ!」

エリカ「んでタカシが出てきたってこたは――」

~数分後~

タカシ『ぐはぁ!』ドサッ

ウルク=ハイ『口ほどにもねえな』

タカシ『ぐっ……ダージリエル様……申し訳ありません……』

ウルク=ハイ『おい、こいつお前を連れ戻しに来たらしいぞ。何か言ってやれ』ジャラ

ダージリン『うぅん……?』ヨロ

タカシ『ダージリエル様……』

ダージリン『――おちんぽ!』ガバッ

タカシ『ぐあっ!』ドサッ

ダージリン『おちんぽっ♡おちんぽっ♡』ゴソゴソ

タカシ『ダ、ダージリエル様!? 何を!』

ゴソゴソ ズリッ ボロン

ダージリン『あはっ♡おちんぽ!』パクッ

タカシ『あひっ!?』ビクッ

ダージリン『チュボッ……チュルッ……ヂュルルルルルル……』グッポグッポ

タカシ『ああっ……! あっ、おっ……』

ウルク=ハイ『ふへへ、おたくのダージリエル様は、すっかりチンポ奴隷に堕ちちまったみたいだぜ』

ダージリン『チュポ……ん、あはっ♡おっきくなった♡おちんぽ♡おまんこいれちゃお♡』ズイッ

タカシ『だ、ダメです! やめてくださいダージリエル様!』

ダージリン『あっ♡はいってくりゅ♡おちんぽはいってきたぁ♡♡』ズプププ

タカシ『あ……ああっ……!』

ダージリン『あぁん♡いいっ♡にんげんちんぽいいっ♡いりぐちにちゅっちゅしてくりゅ♡♡』グリングリンパンパパン

タカシ『あっ、あっ、あっ……アリサぁ……!』


~屋根裏~

アリサ『いとしいしと……いとしいしと……うっ……』ハァハァ…





エリカ「あんたはそれでいいのか!」バンッ

エリカ「ここにきて唐突にぶっこんできたロードオブザ要素がそれって……」

アリサ『タカシぃ……いとしいしと……』ハァハァ…


~その下~

タカシ『あっ……あああっ!』ドビュルルルルルル

ダージリン『きたっ♡にんげんざーめん♡ダァの子宮にあっついのいっぱい♡♡』ビクンビクン

ウルク=ハイ『どんな気持ちだ? 自分が助けにきたエルフの奥方に無理やり犯されて気持ちよくなった気分は』ニヤニヤ

タカシ『ぐっ……』ギリッ

ダージリン『もっとっ♡もっとざーめんダァにちょうだい♡』パンッパンッ

タカシ『ああっ!? ちょ! もう……!』ガクガク

ウルク=ハイ『おっと、そこら辺にしとけ。次は向こうでオレの相手をしてもらおうか』ガシッ ズポッ

ダージリン『あんっ♡オークチンポっ♡おっきいオークチンポほしい♡』ギュッ

タカシ『ま、待て……』

ウルク=ハイ『そんなに落ち込むなよ。お前の相手は、あいつらがしてくれるってよ』

タカシ『あいつ、ら……?』

梓『こんにちは♪』

あゆみ『お兄さんが相手してくれるのか~』

あや『なかなかイケメンじゃない?』

桂利奈『どれくらいもつかな~』

優季『たぁっぷり搾り取ってあげようねぇ♡』

紗希『……』

タカシ『女オークか……!』ガクガク

ウルク=ハイ『じゃ、ごゆっくり~』

スパムスパ~ム♪
美味しいスパ~ム♪


~屋根裏~

アリサ『ああっ、タカシがぁ……! いとしいしと……いとしいしとぉ……!』ハァハァ





エリカ「また輪姦か!」バンッ

エリカ「芸が無いわねぇ……ったく、これじゃもう輪姦合同本に近いじゃない」

エリカ「私は絶対に描かないからね」

あや『もっと舌動かしてよ~』グイグイ

桂利奈『あいっ♡あいっ♡あいっ♡あいっ♡』パンパンパンパン

あゆみ『あ、そろそろまたイきそうかな? 頑張れ♪頑張れ♪』

タカシ『』ドビュルルルルルル

桂利奈『あいいいいいいっ♡♡』ビクンビクン

あや『これで何回目だっけ?』

梓『3周目だから……14回目くらい? さすがにもう勃起たないかなぁ』

優季『大丈夫だよぉ♡こうやって……おしりに指突っ込んでねぇ♡』ツプッ クリクリ

タカシ『』ビクッビクッ

優季『はぁい♡おちんちんおっきおっきしましょ~ねぇ♡』クリリン

タカシ『』ムクムクッ

優季『ほぉ~ら♡ちゃ~んとおきられましたねぇ♡いいこいいこしちゃいますよぉ♡』ナデナデ

あゆみ『じゃあ次は紗希の番だよ』

紗希『……』ツプッ

タカシ『』ビクッ

紗希『……♡』パンッパンッパンッ

梓『紗希、気持ち良さそ~♪』

あや『この人間けっこう当たりじゃない?』

あゆみ『うちらで飼おっか!』

桂利奈『賛成!』

優季『あなたの赤ちゃん生みたいなぁ♡い~っぱいエッチして、い~っぱい子供作ろうねぇ♡』

紗希『……パパ♡』パンッパンッパンッ

タカシ『』ビクンビクン


~屋根裏~

アリサ『いとしいしと……いとしいしとが奪われちゃったぁ……』ハァハァ




エリカ「……えっ? これでアーヤパート終わり!?」

エリカ「もうどこへ向かってるのよこのマンガ!」バンッバンッ

エリカ「ま、まあ、そういうカオスな展開を楽しむのもリレー作品の醍醐味ではあるけども……暴走すればするほど私の負担が増大するのよね……」

エリカ「そして精神的にヤバげなカルパッチョのターンと……大丈夫かしら……」カチカチッ

~カルパッチョ宅~

ガチャ

ペパロニ『カルパッチョ~、来たっスよ~!』

カルパッチョ『いらっしゃ~い』パタパタ

ペパロニ『ほら、お前らも挨拶』

ペパ弟1『こんちゃ~』

ペパ弟2『お~す』

カルパッチョ『弟君たちもいらっしゃい♪』





エリカ「リレーだっつってんでしょ!! せめてバトンは受け取りなさいよ!!!」バンッバンッ

エリカ「いつものおねショタマンガじゃない! ロードオブザ要素完全に消えちゃったわ! 自分の本でやりなさいよ! 4冊も作っといてまだ足りないのか!」

エリカ「あぁ……もうリレー作品の意義が失われてしまった……」

ペパロニ『ごめんな、チビ達まで連れてきちまって。最近物騒じゃないっスか、ドゥーチェのこともあるし……』

カルパッチョ『……弟さん、まだ見つかってないのよね……弟君たちのことは全然良いわよ! 賑やかになって嬉しいわ♪』

ペパ弟1(カルパッチョさんって姉貴と違って……なんか綺麗……)ホワァ

ペパ弟2(この部屋、なんかいい匂いする……)ホワァ

カルパッチョ『さ、上がって。美味しいジェラート出すわ』

ペパロニ『おっ、嬉しいっスねぇ~!』

ペパ弟1・2『おじゃましまーす』

~ジェラート食った~

ペパロニ『さて、姉ちゃん達は今から大事な話があるから、お前らは邪魔するなよ』

ペパ弟2『大事な話って?』

カルパッチョ『来年ペパロニさんがドゥーチェになってからのお話よ。体制とか予算とか……いろいろ細かいこと』

ペパ弟1『ふーん、よく分かんねぇ』

ペパロニ『そういうこったからお前らは向こうで遊んでろ』

ペパ弟2『はーい』




エリカ「……マジで完全に流れガン無視してくのね。いっそ清々しいわ」

エリカ「イベントじゃなくてカウンセリングとか行った方がいいんじゃないの?」

ペパ弟1『もーいーかい』

ペパ弟2『もーいーよ』

ペパ弟1『よーし探すか……といってもそんなに隠れる場所も無いと思うけど……』キョロキョロ

~10分後~

ペパ弟1『いない……どこにもいない……なんでだ……部屋もそんな無いのに……』

ペパ弟1『まさか帰ったとかないよな……あと探してないのは……タンスの中とか……? いやまさかそんなところに』

ペパ弟1『でもあいつなら身体小さいし入れないこともないけど……一応見とくか』

ガサッ

ペパ弟1『! こ、これは――』

ペパ弟2『もー何やってんだよ兄貴。俺ずっと冷凍庫の中で凍死しそうに……何やってんの?』

ペパ弟1『っ!?』ビクッ

ペパ弟2『そ、その手に持ってるのって……まさか――』

ペパ弟1『――ああ。カルパッチョさんのパンツだ』ドキドキドキ…

ペパ弟2『こ、これを……カルパッチョさんが……!』バクバクバグ…

ペパ弟1『あんなに優しそうな雰囲気なのに……こんな……こんな――』ハァハァ…

ペパ弟2『お、大人だ……』ゴクリ…




エリカ「……これ、ホントに自分が穿いてるやつ描いてるのかしら」

エリカ「こ、こんなの穿いてるの……? これ穿いてて許されるの叶姉妹くらいじゃないの……?」

ペパロニ『おーいチビ共!』ガラッ

ペパ弟1・2『っ!?』ビクッ サササッ

ペパロニ『ん? 今何か隠した?』

ペパ弟2『なんも隠してねぇっぺよ!』

ペパロニ『なんで訛った? まあいいか。こっちの話が長引きそうなんだけど、どうする? 先に帰りたいなら送ってやるけど』

ペパ弟2『えっと、あの、お、俺……』

ペパ弟1『大丈夫! 二人はゆっくり話してて! 俺達は外で遊んでるから! ほら行くぞ!』グイッ

ペパ弟2『あ、う、うん!』タッタッタッ

ペパロニ『お、おう』

カルパッチョ『…………』

ペパロニ『ん、ああカルパッチョ。まったく、やんちゃで困った弟達っスよ』ヤレヤレ

カルパッチョ『……ふふっ、そうね。ペパロニさん、喉渇かない?』

ペパロニ『そういえば夢中で話しててカラカラっスねぇ』

カルパッチョ『じゃあ座ってて――アイスティー淹れるから♪』

~外~

ペパ弟1『ハッ……ハッ……!』

ペパ弟2『どうすんのさ兄貴! パンツ持ってきちゃったよ!』

ペパ弟1『お、落ち着け。とにかく誰かに見られたらまずい。どこかに隠れて堪能しよう』

ペパ弟2『う、うん! あ、あの物置は?』

ペパ弟1『よし、あそこに入ろう』

~物置~

ペパ弟1『――なんだ、ここ』

彼はすぐにその場の異様さを感じ取った

そんなに広くはない一般的な物置
せいぜい一畳程度だ

その中には何も入っていなかった
本当に何も無い
外に置かれているのに、汚れ1つ、砂粒1つ落ちていない

使っていない物置を、そんなに丹念に掃除するだろうか

ペパ弟2『兄貴、これ……』

ペパ弟1『どうした?』

ペパ弟2『このスイッチ……』パチッ

パッ

扉の外に後付けされたスイッチをつけると、物置に灯りが点った
この小さな、何も入っていない物置にわざわざ灯りをつける違和感

その答えはすぐに目に入った

ペパ弟1『床に、扉が……!』




エリカ「え、なにこの路線」

エリカ「なんかサスペンスっぽくなってきたんだけど……」

ペパ弟2『……ど、どうする兄貴』

ペパ弟1『どうするって……』

気にする必要はない
二人はカルパッチョのパンツを隠れて堪能する為に物置に入ったのだ
明らかに怪しい扉など無視すればいい

しかし如何せん

ペパ弟1『――開けよう』

二人は沸き上がる好奇心を押さえるにはまだ幼すぎたのだ

気になる綺麗なお姉さんの下着という危険な宝物をポケットに隠したまま
兄はその無垢な手を扉のノブにかけた

カチャ

扉はまったく軋むことなく、滑らかに開いた
扉が頻繁に使われていることは容易に想像できる

扉の向こうは、物置の灯りと連動しているようで、煌々と照らされている

ペパ弟2『階段だ……』

ペパ弟1『……降りよう』

人一人がやっと通れる幅の階段を、兄が先に立って降りる
階段は大して深くはなく、すぐに突き当たった

そこにはまた扉が1つ

ペパ弟1『……開けるぞ』

ペパ弟2『うん……』

兄は好奇心と冒険心に突き動かされるまま、鍵を開けてノブに手をかけた

彼らがもう少し大人であれば、この扉の違和感に気がついただろう

兄はノブの下にある鍵のつまみを捻って開けた

この扉は、外から閉める鍵なのだ

つまり、中からは鍵が無ければ開かない

そんな扉が使われる用途は、限られる




エリカ「……」ゴクリ…

ペパ弟1『……真っ暗だ。なんか変な臭いする……どっかに電気のスイッチない?』

ペパ弟2『ちょっと待ってね……えーっと……』ウロウロ

……ヴヴヴヴ……アァー……

ペパ弟1『! い、今何か聞こえた……』

ペパ弟2『な、何……!?』

……ウゥー……ヴヴヴヴ……メテ……

ペパ弟1『誰かの声……と機械?』

ペパ弟2『……あ、スイッチあった! 電気点けるよ!』パチッ

点灯したLEDの白い灯りに一瞬目が眩む
だんだんと戻ってきた視界に映った光景は、彼ら兄弟には理解の及ばないものだった

そこはタイル張りの一室
中心にキングサイズのベッドが置かれている以外に家具は無い
床には、子供には用途の分からないグッズが雑多に散らばっている

そして、ベッドの上には――

ペパ弟1『ひ、人……?』

???『アアアァー……ウウウゥー……』ビクンビクン

歳のほど、兄弟と同じくらい
一人の男の子が横たわり、獣のような唸り声を上げている

目にはアイマスク、耳にはヘッドホン
両手は手錠でベッドに拘束されている

全裸に剥かれ、両乳首にはブルブルと震える小さな器具が固定されている

さらに肛門には細長い器具が挿入され、中でうねうねと彼の直腸を刺激していた

終わらない快感の波に呑まれ、彼は涎を垂れ流しながら、ただベッドの上で細かく震えている

一方股間では、何も器具を取り付けられていない子供らしいサイズの男性器が、もどかしくも所在なさげにそそり立っていた

ペパ弟2『何これ……わけわかんない……捕まってるの……?』

ペパ弟1『……こいつ、もしかして前に一度会ったことある、姉貴達の隊長の弟じゃねぇの?』

ペパ弟2『ほ、ほんとだ! 確かこの前から行方不明になってた……』

ペパ弟1『助けないと! それで、えっと、警察に電話しなきゃ――』


『い ら っ し ゃ い ♪』


背後からの優しげな声に、兄弟の身体は硬直した


『賑 や か に な っ て 嬉 し い わ ♪』

『一 緒 に た く さ ん 遊 び ま し ょ う ね ♪』

二人の意識はそこで途絶えた





エリカ「怖っ!辛うじてファンタジー世界だった前パートまでからのこの異様なリアリティー!!」

エリカ「だ、大丈夫よね……? これノンフィクションじゃないわよね……?」

ペパ弟2『――――ん……あれ……俺どうして……』ムクッ

パンッパンッ……アッアッ……!

ペパ弟2『えっ――?』

チョビ弟『アッアッアッアッ……!』ビクンビクン

カルパッチョ『あんっ♡すっごい! まだこんなに硬い! んっ♡あはっ♡ ほらほらっ♪ いいのよ我慢しなくてっ♡』パンパングリングリン

カルパッチョ『いっぱい我慢した分、溜め込んだ精液ぜんぶ出し切っちゃおっ♡ ぜ~んぶお姉さんの子宮に注ぎ込んでいいのよ♡』クイクイヌポヌポ

チョビ弟『アッアッアッアッ♡』ビクンビクン

ペパ弟1『な、なんだよこれ……』

ペパ弟2『こ、怖いよ……あれ本当にカルパッチョさんなの……?』

カルパッチョ『ほらっ♡ほぉら♡おまんこの中ぎゅっぎゅって♡弟君のおちんちん気持ちいいって喜んでるよっ♡弟君はどう? おちんちん気持ちいい?』クネクネ

チョビ弟『アッアッ! ぎもぢいいです! ペパロニさんよりずっとぎもぢいい!』

カルパッチョ『でしょう!? ペパロニさんなんかより私の方が弟君を喜ばせてあげられるの!! 弟君は私のものよねぇ!? ずっと私のものでいたいよねぇ!!??』ズボズボズボズボズボズボ

チョビ弟『アッアッアッアッアッアッアッアッ! はいぃ! ぼくはずっとカルパッチョさんのものでいたいですぅ!』ビクンビクン




エリカ「まーたそうやって現実の闇を垣間見せる……」

カルパッチョ『あはっ♡嬉しい♪ 嬉しいよ弟君っ♡ ほらイこ? 私の子宮に弟君の赤ちゃんジュース飲ませて♡ それで私とずっと一緒にいるって約束しよっ♡せーのっ♪』

カルパッチョ『おまんこげんまんっ♪ 嘘ついたら針千本の~ますっ♪』パンッパンッパンッパンッパンッパンッ♪

チョビ弟『でますぅっ……!』ガクガク

カルパッチョ『ほ~らイった♪』パンッパンッパンッ♪

チョビ弟『アッ、アアアアッ!』ビュッ ビューッ

カルパッチョ『うふふっ♡まだこぉんなに残ってた♪ ぜぇんぶ子宮で飲んであげるね……♡』クイクイ

チョビ弟『あひっ……ひうっ……!』ガクガク

カルパッチョ『お疲れ様♡ゆっくり眠ってて大丈夫よ♪ また起きたら私と気持ちいいことしようね♪』ナデナデ

チョビ弟『ふぁい……』カクッ

カルパッチョ『ふふっ……んっ♡』ヌポッ

カルパッチョ『さぁて……それじゃあ新しいお友だちを歓迎しなきゃいけないわ♪』

ペパ弟達『……!』ビクッ

カルパッチョ『ようこそ♪ 私達の愛の巣へ♡ ここでみんなで気持ちいいことして一生を過ごすのよ。素敵でしょう?』

ペパ弟1『い、いやだ! 俺達をここから出して!』

カルパッチョ『え~。でもエッチなことには興味あるでしょう?』

ペパ弟2『そ、そんなことないもん!』

カルパッチョ『ふふっ……これなーんだ♪』つパンツ

ペパ弟1『げっ……』

カルパッチョ『君のポケットから出てきたんだけど……これ私のだよね? いけない子だねぇ♪』

ペパ弟1『あ、あの……その……!』

カルパッチョ『下着だけでいいの?』

ペパ弟2『!』

カルパッチョ『見てたよね? あんな風に、私と好きなだけ、エッチで気持ちいいこと出来るんだよ? それでもいや?』

ペパ弟1『俺達は……そんな……』

カルパッチョ『う・そ♡』ボソッ

ペパ弟達『……っ』ビクッ

カルパッチョ『二人とも、そんなにおちんちん窮屈そうにさせて、バレバレだよ?』

ペパ弟1『うぅ……』

カルパッチョ『大丈夫、恥ずかしいことじゃないよ。むしろ嬉しいな……♡』ダキッ

ペパ弟1『あっ……』ドキッ

カルパッチョ『さっ、私と一緒に、気持ちいいこと……しよっ♡』

ペパ弟達『……』コクリ

カルパッチョ『うふふっ♡うふふふふふふふっ……♡』

カルパッチョ『これから、ずーっと一緒に、たっくさんエッチなことしようね♪』

ニィ~


『君 達 が 可 愛 ら し い 間 は――ねっ♡』





エリカ「ひィ!? 怖い怖い怖い!! 成長したらその子達どう処理する気なの!? ペットは責任もって最期までお世話しなさいよ!」

エリカ「そんでもってここで終わり!? ここで私にパス!? キラーパスにも程があるわ! 全盛期の中田か!」

エリカ「えー…………これさー…………カルパッチョのパートはもう無視でいいわよね……? いやその前二人分も無視したいけども」

エリカ「一応ロードオブザ世界観では統一されてるから無下にも出来ないし……」

エリカ「はぁ……描くかぁ。リレー作品なんて参加するんじゃなかった……」

~しばらく後・イベント会場~

優花里「――はぁ~、それは本当に大変でしたね……。ご苦労様でした逸見殿」

エリカ「…………」

優花里「おっと失礼、人違いを。『シュバルツバルト』の三ツ井かりヱ殿」

エリカ「それで良し。まったくよもー……もう二度とリレー作品なんてやるもんですか」

優花里「では、その三ツ井殿の苦労の産物、読ませていただいて構いませんか?」

エリカ「どうぞ。大したことはないわよ」

優花里「拝見いたします」ペラッ

~朝~

ナオミ『あれ? カチュドとニームは?』

ミッコ『大変だ! ホビットの連中、二人だけでモカショールへ向かったのか!』

みほ『そんな……』

エリカ『――私が追いかけるわ』スック

みほ『エリミアさんちょっと待って! ここはみんなで――』

エリカ『……』パカラッパカラッパカラッ…

みほ『エリミアさん……?』

~森の中~

カチューシャ『ハァ……ハァ……』

ニーナ『カチュド様、しっかり。もう少し歩いたら休みましょう』

カチューシャ『えぇ……そうね……』

……パカラッパカラッパカラッ

カチューシャ『……! 馬の足音……まさか黒の乗手――』

ニーナ『いや、あれは――』

エリカ『……こんなところにいたのね』

カチューシャ『エリミア……』

エリカ『駄目じゃない、勝手にいなくなったりしちゃ』スタスタ

カチューシャ『……』アトズサリ

エリカ『この辺りもいつオークに出くわすか分からないのよ? 二人だけじゃ危ないわ。ほら、私と一緒に皆のところへ戻りましょう』スッ

ニーナ『お待ちくだざい! それ以上近づかねぇでください!』

エリカ『……』ピクッ

カチューシャ『……今のあなたは、一体どちらなの? 指輪の魔力に侵された者? それとも……クロモリールの執政エリソールの長子、勇猛果敢で誇り高き総大将――私の知っている優しいエリミア?』

エリカ『……私は――』

……ドドドドドドド

エリカ『!? 二人とも下がって!』

ニーナ『ひぃ! オークの奴らだぁ!』

カチューシャ『ぐぅ……!』

ウルク=ハイ『……小人が二人に、人間が一人か。ハッ、ちょうどいい。お前らも子産み女に加えてやろう』

エリカ『させるものですか! 私はクロモリールの総大将エリミア! 勇気ある小さき者達の守護者よ!』チャキ

カチューシャ『エリミア……!』

エリカ『あなた達は行きなさい! 振り返っちゃ駄目よ! 必ずその指輪を、滅びの罅裂へ!』

カチューシャ『エリミア……必ず生き残って……! 死んだら許さないんだから!』ダッ

ニーナ『ううっ! まだ会える時までお元気で!』ダッ

エリカ『……ええ、そうね』フフッ…

ウルク=ハイ『てめぇら、かかれ!』

オークの皆さん『ウガアアアアアアアアアアアア!!』

エリカ『かかってきなさい! 私はここよ!』スチャ つ角笛

ブオオオオオオオオオオオオオ!!

~死闘の末~

エリカ『ハッ……ハッ……ゲホッ……』ドクドク…

ウルク=ハイ『……驚いたな。人間がここまでやるとは。こちらはほぼ全滅か』

エリカ『っ……ガァッ……ゼハァ……グッ』チャキ

ウルク=ハイ『全身に矢を受け、切り刻まれて血を流し、剣が折れても目は死んでいない。凄まじいな……だがオレには敵わなかった』

ウルク=ハイ『死ね』グワッ

ザッ……ズバァ!

ウルク=ハイ『ヌゥッ!? ……グハッ――』ドサッ

みほ『大丈夫ですかエリミアさん!!』

エリカ『み……ほ――』ドサッ

みほ『エリミアさん!』ガシッ

エリカ『ゼヒュー……ゼヒュー……みほゴルン……私は――』

みほ『喋っちゃ駄目です! すぐ治療を!』

エリカ『私は……指輪の魔力に負けた……カチュドから、無理やり指輪を奪おうと……そして、私は……負けた――』

みほ『そんな――エリミアさんは勝ちました! 指輪の誘惑に打ち勝ち、ホビットの二人を守ったんです!』

エリカ『――みほ、ゴルン……我が王よ……どうか、同胞達を……守って……――』ガクッ

みほ『エリミアさん……エリミアさん……! いや……いやだよぉ……』

熱が失われていくエリミアの身体
みほゴルンは彼女を強く抱きしめ、そっと口付けした

――その時、不思議なことが起こった

エリカ『――――みほ、ゴルン……?』ムクッ

みほ『エリミアさん!!』

みほゴルンを受け入れたことにより、エリミアの全身の細胞内でミホニウム受容体が爆発的に生成され、それがみほゴルンから発せられるミホニウムと急激に化合する“みほエリ反応”が急速に進み、エリミアの全身の傷は瞬く間に快復したのだ!
すごいぞ!

エリカ『あれ……私……?』キョロキョロ

みほ『エリミアさん!』ダキッ

エリカ『わちょ!? なんなのよ! どうなってるのよ~!』

その後、深淵での戦いに勝利して白の魔法使いとして甦ったノンダルフの助けもあり、なんやかんやでカチュドとニームは指輪を滅びの罅裂に捨てて破壊することに成功

アリサゴルもついでに滅びの罅裂に落ちて死んだ

ウルク=ハイ率いるオークの一派がエリミアとみほゴルンによって全滅させられたことで、ダージリエルとタカシは解放された
二人は結婚し、毎日爛れた性生活を送っている

そして、みほゴルンとエリミアは――

~クロモリール・戴冠式~

『陛下ばんざーい!』
『クロモリールに王が戻ってきたぞー!!』
『なんて凛々しい……まさに軍神だ!』
『新執政になった御大将がなんか女の顔してた気がする』


みほ『ふう……ああいう式典は緊張するよ……』

エリカ『正式に即位したんだから、ちゃんと慣れてくれなきゃ困るわよ』

みほ『そうだよね……あはは』

エリカ『さて、それじゃいきましょ。祝賀会の準備は出来てるわ。仲間達もみんな集まってるわよ』

みほ『そうだね、行こっか。あんまり待たせちゃ悪いし。でも……』ギュッ

エリカ『あんっ……みほ……♡』

みほ『エリカさん……んっ……♡』チュッ

エリカ『んむっ……ちゅ……れろ……♡』ヌチュジュル

みほ『ちゅっ……じるっ……ん~っ♡』チュルチュルレロレロ

エリカ『んんっ! んはん……んみぅ……っ♡』ビクンビクン

みほ『……ぷはぁ♡ えへへ♪ これからもよろしくね、エリカさん♡』

エリカ『はぁはぁ……♡ ええ、もちろんよ――私の王様♡』

~Happy♡End~

優花里「――あ、はい。なるほど」

エリカ「何よ」

優花里「いえ別に。まあこう締めるだろうなぁという終わり方だったので」

エリカ「仕方ないじゃない。もうあの3人の好き勝手な展開はこれ以上回収できないわよ」

優花里(自分だってみほエリで終らせたくせに……全員トールキンファンに殺されますよ)

優花里「そういえば三ツ井殿は律儀に全年齢制限守って描いたんですね」

エリカ「まあ結局18禁で出さざるを得なかったけど、私くらいは約束守らないとね。それに私だって自分の本でそっちは発散してるし」

優花里「あっ、普通の新刊もあったんですか! ちょっとそちらも見せていただいても?」

エリカ「どうぞ」

『劇場版西住サンド 4DX』

優花里「ほほう」ペラッ


ヒュ~

まほ『さあ風が吹いた。いくぞエリカ……ふぅ~~~っ♡』

エリカ『はわぁ~~~っ♡』ビクンビクン

みほ『ふふっ、エリカさんすっかり4DX堪能しちゃってる♪』

まほ『もうすぐ戦車のシーンだ、準備はいいか、みほ』

みほ『うん、いつでも』

パンツァーフォー!
ガタガタガタガタ

みほ『スイッチオン♡』カチッ

ブブブブブブブブブブ

エリカ『あっ♡ ああんっ♡あんっ♡ いきなりはげしっ♡ あはぁ♡』ビクビクビクンビクン

みほ『駄目だよエリカさん、黒森峰の副隊長が戦車の揺れで気持ちよくなっちゃ♡』

エリカ『あっ♡これ違うっ♡戦車じゃなくてロータ……』

ドガン! ピュゥン!

まほ『ふっ♪』

エリカ『あひぃん♡』ビクッ

まほ『油断していると砲弾が耳元を掠めていくぞ。ふっ♡ふぅっ♡』

エリカ『ひぃん♡にゃ、にゃめて♡』

みほ『それじゃあ、砲弾の装填シーンいこっか♪』つバイブ

エリカ『あっあっ♡今そんにゃの装填されたら♡私♡私っ♡』

みほ『えいっ♪』ズプッ

エリカ『おほぉん♡』ピーン ビクンビクン

まほ『なんだ、少しイってしまったのか。まだまだ始まったばかりだぞ? ふっ♡ふっ♡』

エリカ『らって♡らってぇ♡』ビクンビクン

みほ『次はお待ちかね、ボコがボコボコにされるシーンだよ♪ エリカさんの気持ちいいところいっぱい叩いてあげる♡』

ヤイ! テメェイマブツカッタダロ!
ナンダァ? ヤッチマエ!

みほ『いきますっ♡』バイブズコズコズコズコズコズコ

エリカ『あっあっあっあっあっあっ♡』ガクガクガクガク

みほ『ほらエリカさん応援して! ボコを応援して!』

エリカ『あっあっあっがっがんばぇー♡がんばぇぼこぉ♡んっんっおっおっおっ♡』

まほ『そうだその調子だ。いいぞ。頑張れエリカ♡頑張れ♡』

みほ『もうすぐ水がかかるシーンだよ! エリカさんもう少し!』グチュグチュグチュグチュ

エリカ『おっおっおっおっおっ♡ぁあんもうっ♡ひぃぎゅ♡ひぐぅぅぅぅっ♡』プッシャァァァァ

みほ『あははっ♡すごい水しぶき♪ びしょ濡れだ♡』

まほ『よしよし、よく出来たなエリカ♡ 次は爆音上映に挑戦しよう』ナデナデ

エリカ『はっはっ♡はいぃ♡』アヘェ





優花里「――ふむ。3冊ずつください」

エリカ「ありがとうございます」


~おわり~

これ書いてる最中に戦車道大作戦のガチャで蝶野コラボ☆5エリカ引けたので、多分書けば出るんだと思います。
最初はエロシーンを書く気恥ずかしさに慣れる為に書き始めたこのシリーズが、いろんな意味でまさかここまでくるとは。
皆さん今年もよろしくお願いします。

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咲はないですね。vipで書いたこともないです。
SS速報でならガルパン以外はSOUL CATCHER(S)が2作だけです。

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