武内P「団体交渉?」 (61)

いちおう前作

武内P「白坂さんが甘えてくる。」
武内P「白坂さんが甘えてくる。」 - SSまとめ速報
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武内P「神崎さんに可愛いと言ってみる」
武内P「神崎さんに可愛いと言ってみる」 - SSまとめ速報
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を前提としていますが、↑はめっちゃ短いので読まなくても大丈夫です。
今回は書き溜めないので時間かかる&どうなるかわかりません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1484579339


武内P「賃金に不満があるのですか?、それはちひろさんを通して事務局に連絡いただいた方が…」

武内P「ただ皆さんは単年ごとの契約ですので、今の時期の交渉は率直に言って難しいかと思います。」

莉嘉「え?」

武内P「?」

莉嘉「もー、Pくん何言ってるのか分かんない☆」

武内P「すいません。以前のように仕事が無いという事は無いと思うのですが、お休みが少ない等でしょうか」クビサワリ

杏「!?」ガタ

莉嘉「違うよー、Pくんのあたしたちに対する態度の事!」

杏「」


武内P「!?、す、すいません。何か至らないことがあったでしょうか?」

アーニャ「莉嘉、その言い方ではプロデューサー、誤解してしまいます。」

美波「莉嘉ちゃんはプロデューサーさんにもっと構ってもらいたいみたいですよ?」

武内P「ええと、それは一体どういった意味でしょうか…?」

莉嘉「Pくん結構あたしたちの扱いに差があるよね?」

武内P「そんな事は無いと思うのですが」

莉嘉「そんな事言って―、ネタは上がってるんだよ?」

アーニャ「プロデューサー、この画像、見てください。」

〈白坂小梅を撫でている画像〉

武内P「こ、これをどこで!?」

アーニャ「情報源の秘匿は、大切です。」


莉嘉「ちゃんと平等にかまえー」

みりあ「かまえー」

アーニャ「かまえー」

楓「かまえー」

美波(プロデューサーさんはお母さんか何かなのだろうか…)

武内P「…」クビサワリ


莉嘉「なでろー」

みりあ「ろー」

アーニャ「ダー」

楓「飲みに付き合えー」


莉嘉「ていうかPくん最近あたしを見るとなんか警戒してない?」

武内P「そ、それは…、城ケ崎さんは予想外の行動に出ることが多いので…」

莉嘉「蘭子ちゃんとか、智絵里ちゃんが接近してもそんなことないのにー」

武内P「そうは言いますが城ケ崎さんこの前も…」

~回想~

莉嘉(あっ!、Pくんだ!こっちに気付いてない☆)

莉嘉(よーし、静かに近づいて…)


サワリ


武内P「どぁ!?」ガタガタッ

莉嘉「あ、あちゃ~、Pくん大丈夫?」

武内P「じょ、城ケ崎さん、いったい何を…」

莉嘉「ごめんPくん、こんなに驚くと思わなくて、お尻撫でただけなんだけど」

武内P「な、なぜお尻を…」

莉嘉「最近学校で流行ってるんだ!、ぎゅって触るんじゃなくて、優しく触るのがコツなの☆」

武内P「が、学校でですか…」

莉嘉「うん、あ、大丈夫男子にはやってないよ☆、女の子の間だけ、っていうかホントに大丈夫?」

武内P「え、ええ、少し腰を痛めたようですが、なんとか…」

莉嘉「ここが痛いの?」サワサワ

武内P「だ、大丈夫です。ですがこういった悪戯は一歩間違うと危ないので…」

莉嘉「はーい、ごめんなさい」ナデナデ


~回想終了~


武内P「という事がありましたよね?」

莉嘉「う”ぅ!、ごめんってばぁ、まだ痛いの?」ナデナデ

武内P「い、いえ、大丈夫ですので…」

みりあ「莉嘉ちゃんそんな事してたの?」


アーニャ「…член партии 、党員側にも格差があるようですね…」

美波「あ、アーニャちゃん?」

アーニャ「私も、プロデューサーを撫でたり撫でられたり、したいです!」

みりあ「みりあもやるー!」

莉嘉「Pくんはね、2人っきりになると結構ガードが下がるよ?、ねぇ美波ちゃん?」

美波「え!?わ、私?」

莉嘉「美波ちゃん結構Pくんと二人っきりになるでしょ?」

美波「わ、私は別に、プロデューサーさんはいつでも優しいと思うし…」

美波「むしろ2人きりで油断してるのは私の方かも…、はっ、ち、違うのよ?別に何もないわ!アーニャちゃん目が怖い!」

美波「ふ、二人きりなら蘭子ちゃんのほうが多いんじゃないかな?」

蘭子「背信の女神!?」

今日はここまでです


蘭子「わ、我らが契約は深淵の底、決して破られることのない漆黒の闇に沈んでいるわ」

みりあ「ないしょなの?」

莉嘉「えー?なんで?やっぱりなんかやってるんでしょー」

蘭子「フフフ、いかに小悪魔達が囁こうとも、虚無から偽りの石を作ることは不可能…」

莉嘉「そんなこといってー、実は甘えちゃんってたりして☆」

蘭子「あ、甘!?」

莉嘉「打合せはいつも二人っきりだもん☆、腕くらい組んじゃってるんでしょ?」

蘭子「う、腕を…?、そ、そんな事してない、してないもん!」

みりあ「私あんまりプロデューサーと2人っきりになること、ないなぁ」


アーニャ「プロデューサー、やっぱり格差があると思います。」

武内P「それは…、アナスタシアさんは美波さんといることが多いですし、赤城さんも…、というかそもそも二人きりだからと言って特別に何かしているという事は無いのですが…」

アーニャ「でも、莉嘉とも…」

美波「アーニャちゃん、私といっしょだと嫌?」

アーニャ「!?、ニェット!、美波と一緒にいるの、とても楽しいです!」

美波「私もアーニャちゃんと一緒にいると楽しいわ、だから今まで通りプロデューサーさんと3人じゃだめかな」

アーニャ「…だめじゃ、ないです」

美波「それに平等っていうといいように聞こえるかもしれないけど、アーニャちゃんもプロデューサーさんとの思い出があると思うの、それは、特別な事だから素敵な事なんじゃないかな」

アーニャ「…美波の言いたいこと、分かりました。」

美波「アーニャちゃん」

アーニャ「平等ではなく、特別を勝ち取れ、そういう事ですね?」

美波「!?」

アーニャ「そもそも、今回のきっかけはこの写真です!私こんなにプロデューサーに撫でられたことありません!」

莉嘉「そうだー!」

みりあ「そうだそうだー」

武内P「…」クビサワリ


楓「蘭子ちゃん、この服どうなってるの?」

蘭子「金目銀目の猫よ、今はその時では無い…」

すいません。武内Pが名前で呼んでるところは誤記ですね…


武内P「…分かりました。今後は白坂さんともこういったことのないようにします。」

莉嘉「え?」

武内P「白坂さんとは付き合いも長いので、少々気が緩んでいたようです。今後このような事の無いように…」

アーニャ「それは駄目です!」

武内P「!?」

アーニャ「ごめんなさい、プロデューサー私たちわがまま、でしたか?、でも私たちのわがままで、小梅とのきずな、壊したくありません…」

武内P「…」クビサワリ

美波「そうですね。結果的に小梅ちゃんをやり玉に挙げている形になってしまって、それだと小梅ちゃんが可哀想かも…」

アーニャ「ごめんなさいプロデューサー、わがまま言って困らせて、しまいましたか?」


武内P「いえ、皆さんのわがままというわけでは…」

莉嘉「ごめんなさい…」

みりあ「ごめんなさいプロデューサー!小梅ちゃんも…」

武内P「…」クビサワリ

武内P「…いえ、こちらこそ少し難しく考えすぎていたようです。みなさんの想いを無下にしてしまっていました。」ナデナデ

アーニャ「…プロデューサー、СПАСИБО、ありがとうございます。」

みりあ「あー!アーニャちゃんずるい!みりあもー!」

莉嘉「あたしもあたしも!」

蘭子「盟主たる我を差し置くとは…」




楓「美波ちゃんは行かないんですか?」

美波「わ、私は別に…、楓さんこそいいんですか?」

楓「うーん、ちょっと出遅れちゃいましたね?」



………
……


~その日の夕方~


コンコン

武内P「はい?どうぞ、空いてます。」

小梅「…プロデューサーさん、いまいい?」

武内P「ええ、大丈夫ですよ。どうかしましたか?」

小梅「…なんとなく、今日は、顔を見たくなって…」

武内P「…そうですか、白坂さんには隠し事ができませんね。」クビサワリ

小梅「…?」

武内P「実は…」


―説明中―


小梅「…」プクー

武内P「…自分でも軽率な発言だったと思っています。」

小梅「…この部屋に来るの迷惑、だった?」

武内P「いえ、そんなことは決して、担当から外れた後でもこうやって会いに来ていただける私は、幸せ者だと思っています。」

小梅「…」ギュ

武内P「しかし、白坂さんももう13歳ですから、少し接し方を考えなければいけませんね」ナデナデ

小梅「…」イヤイヤ

武内P「…そういえば、アナスタシアさんが持っていたあの写真は一体だれが…?」

小梅「あ…、ごめんなさい…、あれは私が待ち受けにして、寮で…、見られちゃった…」

武内P「白坂さんが…?、しかしあれは他の誰かが取った物のようでしたが」

小梅「うん…、どうやって取ったか…、知りたい?」

武内P「」


~翌日~

ガチャ

武内P「渋谷さん、おはようございます。」

凛「うん、おはよう」

凛「…」

武内P「…?、どうかしましたか?」

凛「…昨日、また莉嘉達が立てこもったの?」

武内P「いえ、今回は立てこもったわけでは…、団体交渉と仰っていましたが、どこで覚えてくるのでしょうか」

凛「昨日美嘉と話したら、莉嘉が内緒だよって言いながら言いふらしてたって…」

武内P「…そうですか、困りました」クビサワリ

凛「最終的には美波と楓さんまで撫でてたって」

武内P「アナスタシアさんがどうしてもと仰って…」

凛「ふーん、ホントに撫でたんだ…」

凛「…」

武内P「…」


武内P「…」ナデ

凛「…!!」

武内P「あ、す、すいません!つい!」

凛「あ、うん別にいいよ、うん、別に嫌じゃないし」

凛「あ、そうだ、レッスンいかなきゃ…」

武内P「え、ええ、それではまた後ほど…」

凛「うん…」


………
……





卯月「あれ?凛ちゃん、ガッツポーズしてどうしたんですか?」

凛「え?いや、な、何でもない!」

おわり!

凛「プロデューサーとアイドルが近すぎる」

武内P「ラブコメの波動が足りない」

渋谷凛「おっぱい談義」

武内P「神崎さんに可愛いと言ってみる」

武内P「白坂さんが甘えてくる。」

武内P「彼氏役?」

とか書いてました。

いつも感想などありがとうございます。
エゴサしてるんで各所の感想も見てます。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年01月25日 (水) 07:16:21   ID: SxOCOkDx

面白い。もうちょっと長かったら尚良かった

2 :  SS好きの774さん   2017年04月08日 (土) 13:00:16   ID: tUq4VCWK

この人名前つけないから探せないんだよなあ
新作が出ても判らないという…

3 :  SS好きの774さん   2017年04月08日 (土) 13:06:49   ID: tUq4VCWK

と思ったら
必ず過去作を紹介するっぽい?

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