【ミリマス】静香「ズズズズズズッ」「なぁ・・・あれ最上静香じゃね?」「あぁ・・・」 (36)


静香「ズズズッズズッ」

「なぁ・・・あれ最上静香じゃね?」

「あぁ・・・クレシェンドブルーの最上静香だよな」


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静香「ズズズッズズズズッ」

「うどん食ってるな」

「あぁ・・・最上静香がうどん食ってる」


静香「ズズズーズズズズッ」

「アイドルもうどん食べるんだな」

「あぁ・・・えらい勢いで食ってるな」


静香「ズズズッズズッ」

「なぁ・・・お前なに頼んだっけ」

「おれ?天丼だけど」

「・・・おれは煮魚定食。」

「・・・」


店員「はい天丼のお客様」

「おばちゃん、ごめん」

店員「?」

「かけうどんひとつ追加で!」

「俺も!」

店員「!?」

~また別の店~


「腹減ってきたなぁ。どっかで食べてから出かけね?」

「うん、いいよ。私も軽く食べたいな」

「どこの店にしようか・・・」

「あ」

「?」

「あれ、最上静香ちゃんじゃない!?」

「え?マジ?」


「ほんとだ!最上静香じゃん!あの店にする?」

「顔ちっちゃーい!かわいいー!」

「最上静香って何食うんだろうな」

「えー、あんなに細いんだからサラダとかじゃない?」

静香「!」

「あっ、店員さん来たみたいだよ!」


静香「ズズズズーーズズズズズーーー」

「・・・うどんだな」

「・・・うどんだね」


静香「ズズズズッズズッ」

「一心不乱に食ってんな」

「・・・うん」


静香「ズズズズッズズズッ」

「最上静香ってうどんとか食べるんだな」

「そうだね、なんか意外かも」


静香「ズズズズッ」

「・・・うまそうだな」

「・・・そうだね」


静香「ズズズズズッズッズ」

「スミマセーン二人なんですけどー!」

「かけうどんふたつお願いしまーす!」

~また別の家~


『年始の商店街は賑わっており---』

「適当に作るけど昼ごはん何食べたい?」

「んー何でもいい」

『街中を行く人は皆コートやマフラーを---』

「何でもいいが一番困るんだけど」

「えーじゃあステーキ」

「なにそれ」


『ここで○○から中継です。□□さーん。』

『はーい。こちら○○駅前です。』

静香「ズズズッズズズズッ」

「あっ!?」

「?」


静香「ズズズズズズーーーーズズズー」

「最上静香だ」

「だれ?友達?」

「ちげーよクレシェンドブルーの最上静香だよ」

「綺麗な子ねぇ」


静香「ズズズッズズズッ」

「うどん食ってる」

「うどん食べてるねぇ」


静香「ズズズッズズズズッ」

「バッチリ抜かれてるけど偶然なのか・・・」

「ずっとうどん食べてるわねぇ」


静香「ズズズズッズズッ」

「それにしてもおいしそうにうどん食べる子なのねぇ」

「そうだな・・・」


静香「ズズズズッ」

「なんかうどん食いたくなってきた!母ちゃん!」

「ほいきた」

~また別の家~


「フンフンフーン♪」

「ちょっと、勉強するならテレビ消しなさいよ」

「えー別にいいでしょー」

~♪

「あっ!」

「?」


「静香ちゃんの曲だ!お母さん、うどん食べたい!」

「未来!あんたさっき昼ごはん食べたばっかりでしょ!」

「えーいいでしょー。だって静香ちゃんだよー?」

「訳わかんない!・・・まぁいいわ。後で太ったって泣きつくんじゃないわよ」

「やったー!」

こうして最上静香が訪れた店ではうどんが売れ、
最上静香がメディアに登場した日のうどんの消費が増大した。
彼女が後にうどんアイドルとしてブレイクし、うどん大使に任命されるのはまた先の話・・・

終わりです。

最上静香の「う」【ミリマスSS】
最上静香の「う」【ミリマスSS】 - SSまとめ速報
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このSS読んだら急に書きたくなってしまった。申し訳ない。

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