女幹部「落ちぶれたけど、返り咲くっ!」 (660)

女幹部「……憎き勇者に負けること十数回」

幹部「……大魔王様に見放され、同じ幹部にも嘲笑われ……」

幹部「終いには私の部下達は多くが死に、残りは他の幹部に再分配……」

幹部「そして……幹部の座も追われた……」

幹部「おのれ、私を舐めたことを後悔させてやる……っ!」

幹部「まずは行動だ! 行動あるのみ!」



>>下

幹部「野良の魔物……か」

幹部「魔王領は当然魔王様の領内、勝手なことはできん」

幹部「それに人間界も占領した土地はそれぞれ幹部が仕切っている」

幹部「結果、こんな平和なところで魔物を探すしか無くなる……くそっ!」

幹部「スライムが何匹いてもダメだ! 強い逸材を探さなければ!」



>>下

幹部「……封印された魔物か……」

幹部「何世代か前の魔王の配下だろうな」

幹部「ふふふ、そんな魔物を従えることができれば……」

幹部「さっそく探すぞ!」



>>下

幹部「…………この墓を、少しずらす」

ゴトンッ

ゴガガガガ

幹部「地下のはしごか……ふふふ、いよいよ信憑性が高くなってきたな」

幹部「さっそく降りるか」



>>下

ギシッ、ギシッ

幹部「……おかしい……」

ギシッ、ギシッ、ギシッ

幹部「……かれこれ3時間ほどだが……」

ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ

幹部「いつまでたっても、辿り着けない……」



>>下

幹部「……なんだか嫌な予感がする……」

幹部「も、もう帰ろう……汗が酷い……水浴びして寝よう……」

ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ

ギシッ、ギシッ、ギシッ

ギシッ、ギシッ



>>下

??「あら、帰るの? 折角遊びに来てくれたのに」

幹部「な、誰だ!? どこにいる!」

??「この下よ……はしご、邪魔だから落とすはね?」

幹部「な、や、やめっ」

ギギギ、ボキッ、ボギキッ

幹部「うわぁぁ!?」

ヒュゥゥゥ……



>>下

幹部「はぁぁぁぁ!!」

??「っ、へえ……」

スゥゥゥ……

幹部「……まだはしごか……」

幹部「幻覚とはな……これも封印の一部か?」

幹部「だが、幻術も破壊した……今なら下にたどり着けるかも知れない」



>>下

??「まさか、辿り着くとはね」

幹部「…………」

??「警戒しないで、特に危害を与える気はないから」

幹部「誰だ……ここに封印されてる者か?」



>>した

初代勇者「私は初代勇者」

幹部「なっ、お、女だったのか……!?」

幹部「いやっ、それよりも……勇者!?」

初代勇者「そう、勇者様」



>>下

初代「来なさい、何処かの悪者さん」

初代「一太刀浴びせられたら、仲間でも何でもなってあげるわ」

初代「その代わり……できなかったら退治しちゃうけどね?」

幹部「っ、行くぞ!」



>>下

幹部「う、うう……」

初代「ふふ、女の子の服を斬るの、楽しいわねぇ」クスクス

幹部(か、勝てない……遊んで戦っていたのに、勝ち筋が見えない……)

初代「それじゃあ、約束通り……」

幹部「く、殺せ……」



>>下

初代「……な、泣くことないでしょ……」

幹部「な、泣いてないっ」

初代「分かった、分かったわよ……入ればいいんでしょ?」

初代「だから泣くのやめてよね……いじめっ子みたいじゃない」



>>下

初代「でも、お情けよ? 忘れないでね」

初代「今一太刀浴びせるのもダメ、分かった?」

幹部「わ、分かった……」

初代「よしよし、魔物も話せばわかるのよね」ナデナデ



>>下

ギシッ、ギシッ

幹部「ところで、初代」

初代「なぁに?」フヨフヨ

ギシッ、ギシッ

幹部「なんで、封印されていたんだ?」

初代「……世界を救った後、私ってば強すぎたのよね」フヨフヨ

初代「平和になったから、いらないなー……ってことで、毒殺されちゃった」フヨフヨ

初代「それに加え怨霊化を防ぐ為に魂が封じられたの」フヨフヨ

ギシッ、ギシッ

初代「……そういえば、空を見るのも久しぶりねー」フヨフヨ



>>下

初代「あいたぁ!?」ゴチン

幹部「……結界か」

初代「もう! 入念すぎじゃない!?」プンプン

幹部「どうしたものか……」



>>下

幹部「……む、こことかどうだ?」

初代「まあ、幽霊なら通れるわね……よっと」

スルン

初代「ふぅ……やーっと解放されたわ」



>>下

主語がないので分かりません
再安価
>>下

初代「ようし、それじゃあ私の体を取り戻しましょう」

幹部「体も封印されているのか」

初代「そうよ、だってビビンと感じるんだもの」

幹部「……まあ、とりあえず行ってみるか」

初代「こっちから感じるわ」



>>下

初代「こっちよこっち」フヨフヨ

幹部「さ、さぶい……」ガタガタ

初代「冷凍保存でもされてるのかしら……」フヨフヨ

幹部「さむい……」ガタガタ



>>下

ごめん、女幹部なのかって読んでた、書き直します

初代「……うーん?」

幹部「なんだ……?」

初代「あなたから、ビビンと感じるのよねぇ」

幹部「ど、どういうことだ……?」



>>下

*どういうことなの?


初代「死んだんじゃない?」

幹部「い、意味がわからない」

初代「それで、ここは天国」

幹部「益々意味がわからない……」



>>下

連取りは無しで、後>>46はなし、それに本筋から離れすぎるのも遠慮してください
再安価
>>下

幹部「……まさか、魔物の私が天国にたどり着くとは……」

幹部「困ったな……うっかり居つくと浄化されてしまいそうだ」

初代「まあ、結構温かいところねぇ」

幹部「まずは何としてでも現世に戻らなければ……」



>>下

幹部「うっかり来たから、一体全体どこから来たのか……」

初代「とにかく出口を探しましょうか、あなたの身体を取り戻さないとね」

幹部「それもいまいちよく分からないのよね……」

初代「とにかく誰かに話を聞いてみない? あの人とか」



>>下

初代魔王「……ほう、勇者か……」

初代勇者「おひさー」

幹部「あ、あわわわわ、しょ、初代様……」

初代勇者「帰り道知ってる? どこから現世に繋がっているの?」



>>下

初代魔王「……俺も退屈なんでな、少し付き合え」

幹部「へ? うわぁぁ!?」

初代勇者「もう、死んだのに戦うの?」

幹部「…………ああ、死んでも俺は戦う」

幹部「俺はそうやって魔王になったんだからな」



>>下

初代魔王(この身体、使い潰させてもらうぞ)

幹部「な、や、やめろっ!」

初代魔王(俺は退屈だったんでな、勇者とまた遊べるのだ……光栄に思い使わせろ)

幹部「や、め……ぐぁぁ!?」




>>下

幹部「……ふぅぅ……」

幹部「なんだ、この力は……」

初代勇者「どうやら貴方の精神力に免じて力を譲ってくれたみたい」

幹部「おお、凄いぞ!」




>>下

幹部「……再戦願おう……」チャキッ

初代「……ふぅん」

初代「分かった、勝ったら私を好きにしていいわ」

初代「来なさい、せいぜいいい戦いにしましょう?」



>>下

幹部「……なんてことだ」

幹部「余計な事を……」

幹部「結局部下が増えてないじゃないか!」

幹部「……確かにかなり強くなったが……部下がいなければ個としてしか活躍できない……」

幹部「……仕方ない、新たな部下を探すか……」



>>下

幹部「邪魔だ」

プニョ

幹部「ここのはずだが……」

プヨヨヨーン

スラキン「ムフォフォ、なんじゃねお嬢さん」

幹部「お前を部下にしてやる」



>>下

スラキン「ムフォフォー、女の身体ぢゃ!」

ゴボボボボッ

幹部「ぐ、ぐぁ!?」ガボォッ

幹部「こ、このっ!」

パァァァ

初代「はぁぁぁぁ!」

ズバァァ



>>下

女魔王って幹部のこと?

初代「……っ」

幹部「っ!?」

幹部(な、なんだ……この、胸の高鳴りは……!)

初代「と、とりあえずスライムキングダムをどうにかするわ!」



>>下

幹部「はぁぁぁぁ!」

ピシャーン!

スラキン「ぐびゃぁ!?」

ジュウウウ

幹部「……し、しまった、退治してしまった……」

初代「ドンマイ」



>>下

本筋から離れちゃうので、申し訳ないけど再安価です

>>下

「イェー!」ピョンピョン

初代「わー! 可愛い!」

幹部「あんまり強そうじゃないな……」

「イェー!」ピョンピョン



>>下

「ジャス、ティィス!」

「イェー!」ピョンピョン

幹部「……とりあえず捕まえよう」

初代「そうね、可愛いし」

幹部「……可愛い……?」



>>下

「ガックリ!」ゴロゴロ

幹部「うう……なんだかやる気が……」ヘナヘナ

ピカッ、ゴロゴロ

初代「な、どういうこと……」



>>下

初代「まさか罠だったとはね……立てる?」

幹部「……むり……」

初代「まったくもう! 幽霊に肉体労働なんて!」

初代「とりあえずこいつから距離を取るわよ!」



>>下

勇者「あれ、どうしたんですか?」

初代「ちょっと罠にかかっちゃって……」

幹部「…………」ポケ~

勇者「そうですか……気付け薬とかで正気にもどるかも」

初代「あ、なるほど!」



>>下

初代「やっぱりお姫様を起こすににはキスと決まってるような、良しキスしよう」

初代「このキノコ、どうかな?」

勇者「ああ、気付けにはいいかも知れない」

幹部「…………」

初代「よし、これを嗅ぎなさい!」

幹部「…………ゲッホゲッホ!?」

スポーン!

初代魔王「ぐぇぇ!? なにをする!」



>>下

初代「えい!」

幹部「んむっ!?」

勇者「えっ!?」

幹部「ん、んんっ、んむ、むぶっ!」

初代「んー……むちゅ、れる……んむー……」



>>下

幹部「私の初めてを奪ったからには責任を取ってもらうからな」

初代「わかった、結婚しよう

幹部「何てことするんだ!」グルグル

初代「正気に戻ったみたいね?」

初代魔王(……いや、既に戻っていたはずだが……)

幹部「わ、わわわ、私の初めてを奪ったからには責任を取ってもらうんだからな!」グルグル

初代「よし結婚しよう!」

勇者「……なんでこうなった……」



>>下

幹部「初代魔王様、貴方の魔城を私と勇者様の結婚式場に使って良いですか

初代魔王「うむ、良いだろう

連取りなので再安価
>>下

「イェェェェ!!」ピョンピョン

幹部「わっ、またか!?」

勇者「なんだい、これ」

初代魔王「……気をつけろよ、なにが起こるか……」



>>下

勇者「……ん? こいつ、最近発見された魔物だ」

勇者「確かに幸運を呼ぶとか」

初代魔王「……幸運……」

初代勇者「幸運!」

幹部「……幸運?」



>>下

勇者「……ところで、君……どっかで見たことある気が……」

幹部(そ、そういえば何で目の前に勇者がぁ!?)

幹部「み、見間違いじゃない……んですか?」ドキドキ

勇者「そうかなぁ?」



>>下

勇者「と言うか魔王っぽいのもいるし」

初代勇者「あ、もう元だし大丈夫よ」

初代魔王「ああ、今戦いは個人的なものに限っている」

初代魔王「昔は世界を戦さ場にしたものだ……懐かしいなぁ」



>>下

勇者「なるほど、中々悪い奴みたいだな」

勇者「俺も世界の皆が俺に平和を願ってるのをここ一番のところで裏切って絶望に落としたいんだよなぁ」

勇者「半分くらい幹部を生かしてさ、魔王といっしょに世界をさ、色々」

幹部(こ、こいつ、頭がおかしい!)ガタガタ

初代魔王「はっはっは、お前頭おかしいな!」



>>下

初代勇者「な、なんですって!」プンスカ!

初代勇者「そんなこと許さないわ!」

勇者「いやぁ、まあ……僕が勇者に選ばれた時点で、世界は終わりってなもんで」

初代勇者「……なら、あなたを倒すわ! それで神様に新しい勇者を見繕ってもらう!」

勇者「……やれるもんなら、やってみなよ……ドレスで戦えるかは知らないけどさ」



>>下

初代魔王「おうおう、負けたか」

勇者「ぐ、ぁっ」

初代勇者「……正義は勝つ!」

幹部(……なんだかカオスになってきたな)



>>下

勇者「……こうなったら!」

幹部「え?」

バーン

勇者「……っ、やっぱり、体はこの人か……」

初代勇者「な、幹部ちゃんと私の体が!」



>>下

勇者「すこし、弄らせてもらうよ……」

シュワァァ……ババーン

初代魔王「なに!? 胸が減った!?」

勇者「邪魔だし」

初代勇者「そこしか取り柄なさそうだったのに……」



>>下

ちょっと話がつながらないので、再安価
>>下

幹部「乳以外にも取柄はある!」キィン!

ボイン

初代魔王「やった! 巨乳にもどった!」

勇者「させるかぁ!」キィン!

ペタン

初代魔王「わぁ!? 貧乳に!?」



>>下

幹部「なんだこれ……」

グチャァ

初代魔王「……きもっ」

初代勇者「ちょ、ちょっと!」

初代魔王「いや、なんだこれ、きも……」



>>下

幹部「おろろーん! おろろーん!」ダバーッ

勇者「……ご、ごめん」

幹部「ぐすっ、ううっ、ひどい……」

幹部「どうしてくれるんだ! うわぁぁん!」ダバーッ



>>下

勇者「よし」

幹部「何がよしだ!?」

幹部「ない! ある!」

勇者「……悪いと思ってる」

幹部「き、きしゃまぁぁぁ!?」



>>下

幹部「うわぁぁん! バカァァァ!!」

ドゴォォォォォンッ!!!!

勇者「ぐはぁぁ!?」

初代魔王「……死んだか」

初代勇者「いや、義理生きてる」



>>下

主語がないので、ちょっと再安価します
>>下

勇者「ぅ、ぐうっ」ボロッ

幹部「……はっ、チャンス!?」

勇者「ちっ、来るなら、来い……」チャキッ



>>下

幹部「このーっ!」ポコポコ

勇者「いた、痛いっ」

幹部「これでもか!」ポコポコ

勇者「いたたっ!」



>>下

幹部「ぜぇ、ぜぇ……」

勇者「……痛い」

初代勇者「……低レベルねぇ」

初代魔王「可愛げのある戦いだったな」



>>下

初代勇者「女幹部のおっぱいを揉む、もみもみ

女幹部「こら、そう言う事ははベット上でやらんか馬鹿者、

初代勇者「お疲れさまぁ」

モミモミ

幹部「んなっ、や、やめろ!」

初代魔王「そうだそうだ! 胸は眺めるものだぞ!」

幹部「こ、こんなところで、揉むなっ、んっ」

初代魔王「そういう問題なのか? ……まあ、別に良いが」



>>下

ポヨン

幹部「あれ、元に戻った?」

初代勇者「良かったじゃない」モミモミ

幹部「も、揉むのをやめろ!」




>>下

初代勇者「ぐへへ、幹部ちゃんは肌にはりがあって良いねぇ」

初代魔王「お前は透き通るような肌だぞ、幽霊だからな!」ワッハッハ

モミモミモミモミ

幹部「あ、んんっ、ふぁっ」

初代「んへへへ、良いね良いね」



>>下

ゴゴゴゴゴ

幹部「……なんだ、この力は……」

初代魔王「神の力が目覚めたか……」

初代魔王「質は低いが、中々の強さだな」

初代勇者「うん、2倍くらい強くなったわ!」



>>下

幹部「今度こそ勝つ!」

初代勇者「ふふ! 受けてたつ!」



幹部「う、ぐすっ」

初代魔王「……お前、なんで手加減したら相手の服を斬るんだ?」

初代勇者「い、いやぁ、そんなつもりはないのよ?」



>>下

初代勇者「ふふふー、三回も負けちゃったね?」

初代勇者「そろそろ、罰ゲームでも受けてもらおうかなー?」

モミモミモミモミ

初代勇者「でへへへへ、やわっこいなぁ!」

幹部「う、ううー……っ!」ポロポロ

初代魔王「変態め! 自分の貧乳でも弄ってろ!」



>>下

初代勇者「生まれてくる子供名前考えないとな、

幹部「男の子場合と女の子場合の二通り考えないとな

初代勇者「産まれてくる子、名前考えないとね?」

初代魔王「お前幽霊だろ」

幹部「ふ、2通り考えないとな……」

初代魔王「お前も流されるな!」

初代魔王「……ツッコミも疲れた……俺はもう魔界に帰っていいか……」



>>下

初代勇者「待って、魔王ちゃん」

初代魔王「なんだ?」

初代勇者「そろそろ肉体を取り戻そうと思うの、手伝ってくれない?」

初代魔王「……構わん、暇だしな」

初代勇者「ようし、それじゃあ行くわよ!」



>>下

幹部「私は部下を見つけたいんだが……」

初代勇者「まあまあ、もうちょっとだけ!」

初代魔王「えーっと、このあたりに住んでるはずだが……」

初代勇者「おーい! ご主人様が帰ってきたよー」



>>下

聖獣「ゴアアアア……」ヨボヨボ

幹部「ヨボヨボじゃないか!」

幹部「私は! 部下が欲しいんだ!」

初代勇者「アテが外れたわー……」



>>下

孫聖獣「……こ、こんにちわ……」

初代勇者「あらまー、ちっちゃい頃の聖獣クリソツ」

初代魔王「乗れないな、これじゃあ」

孫聖獣「そ、そんなことありません!」



>>下

孫聖獣「ふんにゅぅぅぅ!!」プルプル

幹部「やめろ、私が重いみたいだろ、やめろ!」

初代魔王「そうだそうだ、いじめみたいだぞ」

初代勇者「……どうしようかしら……」



>>下

幹部「はぁぁぁぁ!!」ォォォッ

初代魔王「ふん!」ゴゴゴォォォォッッ

初代勇者「やぁ!」ドドドォォォォッッ

孫聖獣「ふにゃぁぁぁ!?」



>>下

聖獣「やぁ!」

ボインッ

幹部「私と同じくらいに成長した…」」

初代勇者「やったぁ!」


>>下

聖獣「ふんにゃぁぁぁ!!」

バサッ、バサッ

幹部「……これで増えたのか……? 部下」

初代魔王「俺が元魔王として啓蒙してやろう」

初代魔王「国の二、三実力で捻り潰せば自然と部下は増える」

初代魔王「その後は軽く小突いて生き残った奴を採用すればいい」

幹部「……な、なるほどー……」



>>下

初代魔王「と言うわけで適当に見繕った国だ」

初代魔王「小さいな、俺なら五分でクレータにできる」

幹部「……私の最小破壊単位は国ではないんですけれど……」

初代勇者「この国の一番強い格闘家が巨乳なんだって!」

初代勇者「巨乳! 巨乳!」

初代魔王「いえー! 巨乳ー!」

幹部「……この人たちは……」



>>下

幹部「びぇぇええええ!」ダバーッ

初代魔王「ダハハハハ! よ、よっわ! だはははは!」

初代勇者「……今までよく魔王軍の幹部で入れられたわね」

幹部「う、ぐす、うぇ……」



>>下

初代勇者「仕方ないなぁ」

初代魔王「俺達が手本を見せてやろう」



初代勇者「えぐ、えっ、ぐすっ」ポロポロ

初代魔王「はっはっは、まさか霊体に対する結界が貼ってあるとはな」ボロボロ



>>下

格闘家「…………」ドーン

初代魔王「ていうかあいつ、件の巨乳では?」

初代勇者「あ、ほんとだ! 巨乳だ!」

初代魔王「なるほど、実力はたがわないようだな、あの巨乳」

初代勇者「そうだね、あの巨乳……結界があったとはいえ、強いね……」

初代魔王「巨乳には勝てなかったか……」

幹部(……巨乳巨乳言い過ぎでは……?)



>>下

幹部「仲間にならないかな、格闘家よ」

格闘家「……幽霊二人に悪魔が一人……」

格闘家「ははーん、何かと思ったら……あんたら悪もんだね?」

初代魔王「だはは! 初代勇者が、悪者、だっはっはっは!」ゲラゲラ



>>下

初代勇者「はぁぁぁ!」

初代勇者「はあっ!」

ビリーンッ!

格闘家「な、ひゃぁ!?」バッ

初代勇者「ふはははは! 女の子の裸体は良いなぁ!」



>>下

初代勇者「はぁぁ……乳臭い……しあわへぇ」

初代魔王「ふん、巨乳は埋めるものでもしゃぶるものでもない、揉みしだくものだぞ」

格闘家「はなれろぉぉ!」

ドガッ!

初代勇者「ぎゃんっ!?」



>>下

格闘家「負けたんだ、あたしの体は好きにしな」

幹部「ふ、服を着ろ……」

格闘家「……覚悟はできてる」

幹部「な、何の覚悟だ!」

初代魔王「……竿役は俺だけか……」

幹部「な、何な話ですか!」



>>下

格闘家「どうした、その程度か?」

幹部「なっ」

幹部「なめるなぁ!」バサァ!

初代勇者(幹部ちゃんて馬鹿わいいわよねぇ、えへへ……)

初代魔王(俺は知的な女の方が堕としがいがあるから好きだがな)



>>下

初代魔王「うぐっ!?」

バターン

初代勇者「え!? 魔王ちゃん!?」

初代魔王「……幽霊じゃなければ死んでたな……幽霊だから殺されたが……」

初代魔王「むむ……誰かが俺達を呪っているみたいだな……」



>>下

格闘家「……呪いだぁ?」

初代魔王「心当たりがあるのか」

格闘家「やりそうな陰険呪術師は知ってる」

初代魔王「ふむ、どうする?」

幹部「うーん……」



>>下

呪術師「……ちぃ、死ななかったか格闘家ぁ……」

初代魔王「む、アイツが件のか」

初代勇者「よわそぉ」

格闘家「っは、性懲りもなく……」



>>下

格闘家「はぁっ!」

パァンッ!

初代魔王「うわ、血煙になった……」

初代勇者「この時代にも私達みたいなことできる人いるんだねぇ」



>>下

モミモミ

格闘家「ん、ふぅっ、あっ」ピクピク

初代魔王「くそぅ、肉耐さえあれば……乳は揉めるし生前と同じ力を震えるのに!」

初代勇者「そうだねぇ……巨乳……」



>>下

初代魔王「ふはははは! 息子は無くなったが、俺の魂に耐えうる身体を手に入れたぞ!」

初代勇者「いいなぁー」

初代魔王「ははは! 胸もそこそこある!」

初代勇者「私も自分の体欲しいなぁ」



>>下

初代魔王「……いや、半端なく強いな」

初代魔王「本気出したら、今の魔王は縊り殺せるかもしれん……」

初代勇者「あー、私も手出しでき無さそうだね……」



>>下

初代魔王「この通り、結界の外もあって格闘家なぞこれこの通り」

モミモミ

格闘家「あっ、ふぁぁ!?」

初代魔王「俺の指捌きで甘イキしまくり、ふはははは!」

初代魔王「殺し合いと性交だけがこの世の生きがいよ!」



>>下

格闘家「このぉ!」モミモミ

初代魔王「んっ!?」

初代魔王「ふふふはは、なかなか女の体も良いものだな」

初代魔王「それ、お返しだ!」モミモミモミモミ

格闘家「んひゃぁぁ!?」



>>下

格闘家「くらえっ!」トンッ

初代魔王「んひゃぁ!?」

初代魔王「な、なにを……?」

格闘家「子宮を腹から突いて刺激を与えた……ふふふ、女ならこの快楽は無視できないぞ……」



>>下

初代魔王「あ、あへっ、ひっ」ガクガク

格闘家「ふふふ、女に成り立てだから、隙だらけだった」

格闘家「どうだ、私の強さは!」

幹部「……ち、近寄るな! 私にはそっちの気はない!」

幹部「アヘ顔なんか晒したくない!」



>>下

幹部「あ、あへぇ」

格闘家「……やり過ぎた」

幹部「も、もっひょぉ……もっとぉ……」



>>下

初代魔王「くそ、男の体ならこんな事には……」

幹部「あぅ……下着が……」グッショリ

初代勇者「いっぱい担がされたねー」

初代勇者「私は幽霊だからさ、無事だけど」



>>下

パンパンパン

幹部「ひぐっ、いぐぅぅ!?」ビクンビクンッ

パンパンパン

初代魔王「く、そっ、この、俺、がぁっ」

パンパンパン

幹部「ひ、あんっ、あっ、ひぁっ!?」

パンパンパン

初代魔王「ぐ、ふうっ、んんっ、んぁっ!?」

パンパンパン



>>下

取調官「……へへへ」ニヤニヤ

初代勇者「……あれ、あれ」

初代勇者「な、なん、え、あれ?」

初代勇者「……や、いや、こ、来ない、で……」



>>下

格闘家「はぁッッ!」

ズパァァン

格闘家「ち、下衆どもが……」

幹部「あー……うー……」ピクピク

初代魔王「……な、ぜ……お前が……」



>>下

格闘家「幽霊でもなくなって、さらに奴隷の肉体で弱ったからな」

格闘家「最初から、お前を狙ってたんだよ」

初代勇者「え、へ?」

格闘家「とお!」ピョーン




>>下

初代勇者「い、いやぁぁぁぁ!」

ゴォォォ!

格闘家「な、なにっ!?」

初代勇者「う、うぅ、ぐす、怖かったよぉぉ!」

初代魔王「……泣くな泣くな……」



>>下

初代勇者「いや、やぁぁ!」

初代魔王「はな、せ、このっ!」

幹部「あー……」


>>下


パンパンパン

初代魔王「くそっ、くぅっ、はな、せぇっ!」

パンパンパン

初代勇者「やだっ、やだよぉ! 動かないでぇっ!」

パンパンパン

格闘家「おまえ、たちっ、んんっ、わたしに、こんな……ひゃぁ!?」

パンパンパン

幹部「あんっ、んんっ、ひゃぁっ!」

パンパンパン



>>下

幹部(なんでこうなった……)

幹部(初代勇者は公衆便女……初代魔王はどこかの富豪の娼婦……格闘家は道場の雌奴隷に)

幹部(皆、性奴隷になってしまった……)

幹部「……くそ、くそぉ!」

幹部「諦めないぞ……わたしは、返り咲くっ!」



>>下

幹部「……初代様、第一夫人になったのか……」

幹部「きっと毎日変態行為を強いられてるに違いない……」

幹部「助けなければ!」



>>下

幹部「メイドキャップに角をかくして……」ゴソゴソ

幹部「よし、潜入だ!」

幹部「……我ながら、ちょっと可愛いな」



>>下

初代魔王「富豪、キス、キスゥ」トロン

富豪「ああ、舌出して……」

初代魔王「んむ、じゅる、れる、むぷっ」トロン

幹部(完全にメスの顔だぁ!?)



>>下

幹部(しかも、あの下着……か、過激すぎる!)

富豪「で、君は?」

幹部「ひゃぁっ!?」

富豪「どこの誰だい、メイドさん?」



>>下

幹部「魔王を助けに来たんだけど…」
魔王「助けられるようなことはないんだけど…後、この人に色目使わないでね」

幹部「ま、魔王様を、助けに、来たんだ!」プルプル

富豪「……だって」

初代魔王「私は助けられるような状況にないし、それにこの人に色目を使わないでよ!」ガルル

富豪「あはは、僕はもう君にゾッコンだよー」

幹部(……完全に女の子になってしまったんだな……)



>>下

幹部「それで、返り咲くにはどうしたら良いでしょうか……」

幹部「私は、部下を揃えようとしたのですが……」

初代魔王「ん、そう、だな……」モミモミ

初代魔王「こら、いま、はなひて、んぁっ!」モミモミ



>>下

初代魔王「返り咲くのではなく、お前が新しい魔王を目指せ」

初代魔王「お前の主人の魔王よりも強く、より大きく軍を作れ」

初代魔王「なんなら同僚の幹部どもを取り込んで組織を強くしろ」

初代魔王「できるな?」

幹部「はい!」



>>下

富豪「僕も一口、世界征服に関わらせてもらうなら、資金援助くらいはするよ」パンパンパン

初代魔王「ひ、あっ、だめっ、みてる、からぁっ!」

幹部「そ、そうなのか!? ありがたい」

富豪「まあでも、少しくらい口を挟ませてもらうけどさ」パンパンパン

初代魔王「そこっ、子宮、ひっ、ついちゃ、ああっ!?」



>>下

富豪「知り合いを買い戻す? 任せたまえ」

富豪「僕にかかれば、朝飯前だ」

幹部「助かる」



>>下

初代勇者「……魔王ちゃん、心も女の子に……」

格闘家「…………」

富豪「これで全員かな?」

幹部「ああ、ありがとう」

富豪「なに、先行投資さ」




>>下

幹部「他の幹部の動向を探ろう」

幹部「何か隙があれば、こちらに引き込んでやる」

幹部「そうと決まれば、近くの幹部の領地に行くか!」



>>下

幹部「なん、だと……」

初代勇者「なにやらかしたのさ」

幹部「思い当たる節がない!」

格闘家「……まあ、戻るのは難しくなったな」



>>下

幹部「くっそぅ! こうなったらここの占領地の幹部全部奪ってやる!」

幹部「そこから私の返り咲きが! 魔王としての一歩が始まるのだ!」

初代勇者「わー、よくいったねー!」



>>下

幹部「まさか、我が友人をまず落とすことになるとは……」

幹部「だが、これは私の返り咲きの為だ!」

初代勇者「がんばりましょー!」



>>下

サキュバス「あら? 幹部」

幹部「はぁっ、はぁっ」ゴロン

サキュバス「なになぁに? いきなりワンちゃんみたいに」

サキュバス「……うふふ、幹部はやっぱり可愛いわねぇ」



>>下

初代魔王「隙ありぃ!」

サキュバス「んきゃっ!?」ベチョ

初代魔王「流石だな幹部、こいつの隙をよく作ったぞ!」

幹部「はひ、ひぃ」ヘコヘコ



>>下

格闘家「おらぁぁ!」

初代魔王「だりゃぁ!」

ドカッ、バキッ

初代勇者「幹部ちゃん、しっかり!」

幹部「はっ、わ、私はなにを……」



>>下

幹部「私は貴様を倒し、新たな魔王になる!」

サキュバス「本気、なのね……」

幹部「ああ、貴様を倒すのに、躊躇はない!」

サキュバス「いいわ……かかってきなさい!」



>>下

サキュバス「性の喜びを知ったあなたでは、私に勝てないわ!」

ビビビビビ

幹部「んにゃぁ!?」ビクンビクンッ

サキュバス「ぬふふふふ、このまま私なしでは生きられない身体にして、オナペットにしてあげる!」




>>下

幹部「く、くぅぅ!!」

サキュバス「ぬふふー、顔真っ赤ねぇ、そんなに悔しいかしら?」

幹部「ペットにするなら、私を陥し入れたときにでもしておけはいいものを! きさま、貴様ぁぁ!」ジタバタ

サキュバス「……ほへ? おとしいれる?」



サキュバス「なぁんだ、勘違いだったのねぇー?」

サキュバス「仕方ないから、陥し入れた幹部連中に復讐するの、手伝ってあげる」

幹部「ほ、本当か!?」

サキュバス「もちろん、幹部ちゃんはペットのままだけどね?」


>>下

サキュバス「はぁい、どんどんムラムラしてきたでしょお?」

サキュバス「じゃあ、おねだりしてみましょうか」

幹部「さ、サキュバス……あ、謝るから……許してくれ……」フルフル

サキュバス「ぬふふ、だーめ」



>>下

サキュバス「ほらほら、いまメッチャイきた気でしょ?」

サキュバス「でもダメェ~、私と隷属契約を結ぶまでイかせてあげなーい」

幹部「ひ、あっ、ああっ」ガクガク

サキュバス「幹部ちゃんの次は奴隷の子で、その次は格闘家っぽい子ね?」



>>下

幹部「なる、なりゅかりゃぁ……」

サキュバス「よしよし、それじゃあ魔王になるとか、寝ぼけた事言うのやめてねぇ?」

サキュバス「幹部ちゃんを陥し入れた奴は、お仕置きさてあげるからさ」

サキュバス「んじゃ、あの奴隷ちゃんにも調教しましょっか」



>>下

富豪「困るなぁ」

サキュバス「な、だ、だれ……」

富豪「スポンサーだよ、ただのね」

富豪「……困るんだ、その子とはこっちが先に商談を行ったんだ……」



>>下

サキュバス「じゃあ、幹部ちゃんを暫く借りる……なんてどう?」

富豪「……いいよ、そうだな……」

サキュバス「じゃあ、他の幹部を倒して復権するまでとかは?」

富豪「ああ、構わない……頑張ってね……僕の奥さん貸しとくよ」



>>下

サキュバス「ほぉら、おねだりの仕方は?」

初代勇者「……だ、大好きです……サキュバス様……」フリフリ

サキュバス「んっ、よくできました」サワサワ

サキュバス「それじゃあ、このオチンポでじっくり可愛いがってあげるよぉ」

ギンギンッ



>>下

サキュバス(だ、だめっ、持ってかれちゃうっ)

パンパンパン

サキュバス(だ、だめぇっ!)

パンパンパン



>>下

初代勇者「おっ、おほっ、ほぉっ」ガクガク

サキュバス「はぁい、子宮にちゃぁんと私の魔力流し込めたみたいねぇ」

サキュバス「ほらほら、もう少し……」

ポォォ……

サキュバス「んー、いつ見てもこの淫紋、ハートと子宮の意匠がエッチよねぇ」



>>下

サキュバス「はい、終わったらどうするんだっけ?」

格闘家「ご使用、ありがとう、ございました……」

ジュプジュプ、ジュプジュプ

サキュバス「ぬふふー、この優越感……支配するのは気持ち良いなぁ……」

サキュバス「さて、そろそろ下手人を探そうかな……っと」



>>下

サキュバス「大体分かったわ、この3人よ!」

幹部「こ、こいつら!」

サキュバス「知り合い?」

幹部「幹部処女の会のメンツだ! あ、あいつら……か、会費着服したことにまだ根に持っているのか!?」

サキュバス(ちっちゃ)

サキュバス「それじゃあ、この3人を懲らしめましょ!」



>>下

パンパンパン

サキュバス「お仕置きだっ、このっ」スパァン

パンパンパン

幹部「ごめん、なひゃ、ひぃぃっ!」

パンパンパン



>>下

サキュバス「……うーん、でも……」

サキュバス「なんだか、そんなことじゃないみたい」

幹部「じゃ、じゃあ、なんだ?」

幹部「身に覚えがない」



>>下

サキュバス「洗ってみたけど、こんな感じみたいよ?」

幹部「貞操を狙われてるのもアレなんだが……た、単純には気に食わないってのも、結構来るな」

サキュバス「じゃあ、その幹部から復習する?」



>>下

幹部「あのアルラウネ! 許さん!」

サキュバス「おっけぇ、それじゃあアルラウネの占領地まで行きましょ?」

幹部「ああ! 」



>>下

幹部「こんな役回りばっかりだ」

アルラウネ「お姉ちゃぁぁん、ひっさしぶりぃ」

幹部「アルラウネ! 貴様!」

アルラウネ「はいはい、お姉ちゃん口煩いからきらーい」

アルラウネ「……ふふふ、でもそれ以外は好きだよ? 胸も大きいし」

幹部「く、お前なんかに屈しないぞ!」

アルラウネ「これでもぉ?」ズゾゾゾ

幹部「わ、わあ……大きな触手」



>>下

アルラウネ「ふふ、私の種、いーっぱいだしてあげるねー?」

幹部「ひゃ、やめっ!」

ブビュルルルル、ドピュルピュピュピュ

幹部「あ、ひぁ!? 子宮、破裂す、るぅっ!?」

アルラウネ「おーげさだなぁ」



>>下

ビュルルルルルルルルル、ドプピュルピュピュ

アルラウネ「あはは! やっぱりサイコーのオモチャだよねぇ」

幹部「あ゛、ひ、ああっ」ピクピク

アルラウネ「このまま静かなら、可愛げがあるんだけどさー」クスクス



>>下

アルラウネ「飽きちゃった……」

アルラウネ「他の四人の方が面白そうだし、このままあの子に渡しちゃお」

アルラウネ「じゃあね、あの子とラブラブしててね?」

アルラウネ「私は迷い込んだ四人を、苗床に改造しちゃうからさー」

幹部「…………」ピクピク



>>下

ドラゴン「はぁ、はぁっ」

ドラゴン「アルラウネちゃん、いい仕事するなぁ」

ドラゴン「えへへ、やっぱりエッチだなぁ……」ガバッ

スーハースーハー

ドラゴン「えへへへへ、もう幹部ちゃんは僕のものだ……どうしよっかなぁ」



>>下

パンッパンッパンッ

幹部「お゛、んほぉっ!?」

パンッパンッパンッ

ドラゴン「可愛いなぁ! 可愛いなぁ!」

パンッパンッパンッ

幹部「ひぬっ、ひぬぅっ!」

パンッパンッパンッ



>>下

ドラゴン「が、げはっ」

格闘家「……隙を突きゃこんなもんか」グリグリ

幹部「初代の、2人は?」ゼェゼェ

格闘家「そいつを見て植物ガキは逃げたよ……まあ、勇者の方は奴隷並みの戦力しかないから、魔王の方だろうけどな」



>>下

ドラゴン「ッッガァァァァァァ!!」

格闘家「なぁ!?」

幹部「覚醒したか……っ!」

ドラゴン「ゴァァァァァッ!」



>>下

初代魔王「待たせたな」

初代勇者「おまたせー」フヨフヨ

幹部「ゆ、勇者、お前……」

初代勇者「ようやくあの貧弱な体から抜け出せたよー、霊体の方がまだマシだね!」



>>下

ビキッ、バキキッ

アルラウネ「お久ぁ……えへへへへ、可愛い子いっぱぁい……ねえ、どの子苗床にして良い?」

ドラゴン「お姉ちゃんは僕のだ……」ギロッ

アルラウネ「ふぅん、飽きたし別にいーけどっ」

アルラウネ「それじゃあ、この子の養分になりなさい?」キシャァァ

ドラゴン「……ガァァ……」ボボボボボ



>>下

アルラウネ「あはっ、良い苗床になりそうねぇ」

格闘家「…………」グッタリ

ドラゴン「それじゃあお姉ちゃん……続き、しよっか」

幹部「っひ、ぁ、や、やめっ」



初代魔王「……覚醒、か……それが今の世代の魔王の力か……」

初代勇者「全員魔王級とはねぇ……サキュバスもあの迷宮から助け出してから挑むべきだったね」



>>下

ドラゴン「えへへ、お腹に子供ができたね?」

ドラゴン「アルラウネとあの人のおかげだよ、処女の会様々だね」

ドラゴン「ねえお姉ちゃん、嬉しい? 嬉しいよね?」

幹部「…………」ブピッ、ゴポォ



>>下

サキュバス「ちょあああっ!」

ッポン

トカゲ「」

サキュバス「くらえ! 卵子破壊光線!」ビビビビビ

サキュバス「ふう……着床してたらもうちょい痛かったけど……」

サキュバス「問題はアルラウネか……タイマンに持ち込めないからなぁ、どうしたものか」



>>下

サキュバス「……そうだ、踏み潰しておかないと……」

幹部「だ、ダメだっ」ガバッ

幹部「は、腹の、父親、なんだ……」

サキュバス「……幹部ちゃん? ……受精卵は、今……」

幹部「…………」ブツブツ、ブツブツ



>>下

幹部「……う、ひぐっ、えっ」ポロポロ

トカゲ「」

幹部「なんで、私っ、だけっ、こんな、目に」ポロポロ

幹部「うああああっ、あああああ!」ポロポロ



>>下

ッポン

ドラゴン「あれ……おねぇ、ちゃん……?」

サキュバス「抱きしめて、優しく」

ドラゴン「……うん」ギュウ

サキュバス「……さて、あと2人、か」



アルラウネ「あはっ、無様無様ぁ!」ケラケラ

アルラウネ「ピーピー泣いて、あー、楽しっ!」ケラケラ

アルラウネ「ふう……いい苗床も手に入れたし、発案者のあなたには感謝ね、ふふふ」ニヤニヤ

??「…………」



>>下

リッチー「……初代魔王様を従えていた、と言うのは本当ね?」

アルラウネ「そうよー、しかも初代勇者も居るんだもの、一旦退いたのは正解よねー」

リッチー(封印を解き、そのまま2人を従えさせる……やはり、危険だ……)



パンッパンッパンッ

幹部「あ、ひぁっ、ああっ!」

ドラゴン「お姉ちゃん、お姉ちゃん!」

ピュルルルルル

幹部「はぁー、はぁーっ、はぁっ」



>>下

アルラウネ「あはは! 遅いっ!」

キシャァァ!!

女忍「っ!?」ドゴォ

リッチー「そのまま捕まえていなさい……捉えて洗脳を……っ!?」

シュババッ

女忍「っ!」

アルラウネ「っ、どこに刃物を……!」

リッチー「ちっ、くらえ!」ポォッ!

女忍「っ!」」シュバ

リッチー「当たりはした、が……逃げられた、か」



>>下

初代魔王「どうだ? 似合ってるかな?」

富豪「うん、似合ってるよ」

初代魔王「じゃ、じゃあ……行くか……」

富豪「そうしようか」

初代勇者(……強い体欲しいなぁ……あー、ひまぁ)フヨフヨ



>>下

爆発させても特に面白い事を書ける気がしないので、再安価します。
>>下

アルラウネ「ほーら、この花の匂い、よぉっく吸ってね?」

格闘家「…………」ポケーッ

アルラウネ「あなたの御主人様は私、アルラウネ……分かったかしら?」

格闘家「わかり、ました……」ポケーッ

アルラウネ「ふふふっ、兵隊もゲットォ、やったぁ!」



>>下

サキュバス「やっぱり妊娠は笑顔が重要よね」

ドラゴン「えへへ」

幹部「こ、こっちを見るな」

サキュバス「ドラゴン、こっちの仲間になってくれる?」

ドラゴン「うん!」

サキュバス「なら、リッチーとアルラウネについて、話しなさい」



>>下

ドラゴン「……リッチーは僕より強い……その上、幽霊なら何もできずに配下におけるほど死霊術が長けている」

サキュバス「死霊術……か」

幹部「そう言えば、今初代勇者は……」

サキュバス「まずいかもね……」



>>下

サキュバス「こんなところに地下が……」

幹部「以前初代勇者から聞いていたんだ」

幹部「体を取り戻し、そして格闘家を救出する」

ドラゴン「わかったよ!」


>>下

アルラウネ「すっごーい、ホントに初代勇者なんだー!」

初代勇者「う、ぁ、ぁ……っ!」

リッチー「ふん、この程度……造作もない」

初代勇者「あ、ぅぅ……」

アルラウネ「肉体が無いから楽しめないけどぉ、この子どうするの?」

ニュルニュル

初代勇者「ひぁ、や、めてぇ……」

リッチー「さて、少し考えます」



>>下

ヴァンパイア「……う、つぅ……」

リッチー「受肉されて新たな生を得る前に、こちらで肉体を用意しました」

アルラウネ「ふぅん……んふ、胸は無いけど……いい感じねぇ」

ニュルニュル


>>下

アルラウネ「私がこの触手ちゃんで色々、してあげるねぇ?」

キシャァァ!

ヴァンパイア「ひ、ひぃっ」

リッチー「私も、少し躾けてあげましょう」パサッ

リッチー「その触手に犯されながら、私に奉仕してみなさい」



>>下

ギャァァァァ!?

アルラウネ「んなぁ!?」

リッチー「っきゃぁぁ!?」

ヴァンパイア「離脱!」ダダダダダッ

リッチー「っく、あれが……勇者の聖なる力……」



>>下

ゴロゴロゴロゴロ

ドラゴン「んぎゃぁぁぁぁ!?」

サキュバス「は、はしれぇぇええええええ!!」

幹部「ひぬうううう!」」



>>下

ゴロゴロゴロゴロ

ヴァンパイア「みんな! おひさ!」

ゴロゴロゴロゴロ

幹部「お、お前! 初代勇者か!?」

ゴロゴロゴロゴロ

サキュバス「今はハシッテェェェ!」



>>下

サキュバス「……寒っ」

ドラゴン「そんな裸みたいな格好してるからでしょ」

幹部「ここが、封印の間、か……」

初代勇者「ビンビンに感じるよ、体の存在を」



>>下

ヴァンパイア「とりま持って帰ろっか」

幹部「そうだな」

サキュバス「帰ろ帰ろ」


>>下

女忍「幹部……格闘家を、助けてくれ」

幹部「……お前は、格闘家の仲間か?」

女忍「…………」コクリ

幹部「そうだな、早く助けよう」



>>下

幹部「むむ、むむむ」

ポニョンポニョン

女忍「…………」

幹部「デカイ……」

サキュバス「私と幹部の次くらい?」

幹部「そうだ…むむぅ」



>>下

幹部「よし、格闘家を助けに行くぞ!」

サキュバス「そうだね!」

幹部「相手は植物使いのアルラウネだ! ドラゴン! 期待しているぞ!」

ドラゴン「いやぁ、ガチ喧嘩で僕勝ったことないんだよね」

幹部「……みんなで戦えば負けはしないだろう! いくぞおおお!」



>>下

キシャァァ!

ジュルルル……

幹部「っち、蔦植物どもめ……」

ドラゴン「いやぁ、単体で軍勢みたいなもんだからねぇ」

サキュバス「1人じゃあ手に負えないわねぇ……」



>>下

幹部「数で負けて、しかもあの単体だとえげつなく強い格闘家が向こうにまわられるとな……」

ドラゴン「前が見えねぇ」

サキュバス「…………誰が次苗床になるんだろうね……」

幹部「……い、い、いざと、なったひゃ、わ、私が、犠牲に……」ガタガタ



>>下

リッチー「……ふん、伝説の勇者も……この程度」グリグリ

ヴァンパイア「ぐ、ぅぁ……」

アルラウネ「水晶の封印解けたわよぉ……あと、言われた通り処理も」

リッチー「ありがとう…………はぁっ」

デュラハン「…………」

リッチー「最強の肉体、そして魂を手に入れた……これで魔王様も……」

アルラウネ「ねえ、捕まえた面子ってどの子苗床にしていいの?」



>>下

アルラウネ「るんるるん! リッチーもフトッパラ!」

アルラウネ「もう誰でもいいなんてー、これで私達はもっと……」

ポンポン

アルラウネ「んん?」クルリ

初代魔王「…………流石に本体を消し炭にすれば、あの植物も統制もとれないだろう?」ボボボボボッ

アルラウネ「あ、い、いや、たす、っけ―――」

ゴァァァァアアアア!!!

……プスプス



>>下

ヴァンパイア「んぶ、ちゅ、れるっ、んんっ」

グッポグッポ

リッチー「……デュラハン、犯しなさい」

デュラハン「分かりました……」

ヌプププ

ヴァンパイア「あ、ぁぁっ!?」

リッチー「口、止まってますよ」グイ

ヴァンパイア「んぼぉ!?」

ジュッポジュッポ



>>下

リッチー「来なさい二人とも、魔王城に戻りますよ」

リッチー(まさかアルラウネが殺されるとは……)

ヴァンパイア「は、い……」ガクガク

デュラハン「はい……」



>>下

初代魔王「整理するぞ」

初代魔王「処女の会のドラゴンはこっちに、アルラウネは炭に、リッチーが初代勇者の魂と身体をもっていって魔王城へ」

格闘家「……すまない……」

初代魔王「まあいい、さて幹部よ……お前はどうする?」



>>下

幹部「交渉しよう」

幹部「アルラウネも死んで制圧性も下がった、数で負けているなら正面からは戦いたくはないはずだ」

初代魔王「……ふむ、いいだろう」

サキュバス「さっそく出発ね!」



>>下

幹部「この指輪、位置がわかるのか……」

幹部「魔王城の……くそ、墓地に陣取っている」

ドラゴン「きついねぇ」

サキュバス「死体を使って数で攻めてくるね……アルラウネの真似事……いや、数なら向こうに軍配があがるかな」

格闘家「キツイぞ、そりゃ」



>>下

シュンッ

幹部「……な、玉座の間じゃないか!」

初代魔王「指輪の示す位置に転送したんだが……墓地から移動したのか……」



ヴァンパイア「魔王様ぁ……」スリスリ

デュラハン「魔王、様……」



幹部「……体と魂、だよな、あれ」



>>下

魔王「いいよ、僕もいいお嫁さん手に入れられたしね」

魔王「ただ、もうちょっと実績が欲しいかな……まあつまり、実力を示して欲しい」

幹部「ほ、本当ですか!?」

魔王「僕からは直接大規模な兵隊は貸せないけどさ、ちょうど……なんとかの会の友達とか誘ってさ」

魔王「そうだな、真の勇者を、倒してきて欲しい」

幹部「真の勇者……?」

魔王「こっちにはさほど情報がないんだけどさ、リッチーやアルラウネ辺りならいい感じに情報をゲットできるんじゃないかな?」

幹部「……魔王様、実はアルラウネは……」



>>下

幹部「……というわけなのです」

魔王「そっか……球根とか種とか残ってないかなぁ……失うには大きすぎる損失だ」

幹部「はい、わたしも、ひゃぁぁぁ!?」

モミモミモミモミ

ヴァンパイア「お、おっ、ぱ、い……」




>>下

幹部「…………」

初代魔王「人探しか」

幹部「ええ、しかし……何を手掛かりにすれば……」

初代魔王「とりあえず、情報収集だな」



>>下

シュワァァァァァ

初代勇者「っ、う、ぬぁぁ!」

初代魔王「なんと」

初代勇者「ふう、体も魂も持ってかれたけど」

初代勇者「どうにか記憶だけで行動できるようになった!」

幹部「幽霊に戻っただけだな」



>>下

魔王「まあ、記憶と魂と肉体は三竦みみたいなものだ」

魔王「体を一つあげよう」

ポンッ

初代勇者「わーい、ありがとう」

スポッ

初代勇者「ふう、しっくりくる!」



>>下

初代勇者「…………」キュンッ

初代勇者「ね、ねぇ……私も、お嫁さんに……」

魔王「いいよ、ベッドで可愛がってあげよう」

初代勇者「や、やったぁ!」

初代魔王「……勇者も、ついに結婚か」



>>下

初代勇者「もう、そんな顔しないのー」

初代勇者「私もついて行ってあげるから!」

初代魔王「……私はそんな顔してない」

幹部「とりあえず、情報収集を……」



>>下

リッチー「ある程度情報は掴んでいる」ブッスー

リッチー「歴代の魔王と勇者は対立する、相反するものらしい」

リッチー「故に、魔王様の反対の性別の女性だと思われるわ」



>>下

富豪「やぁ、情報を探してるんだって?」

富豪「僕の仕事は売って買うことだよ、勿論情報もね」

初代魔王「ふ、富豪!」

富豪「うん、よしよし、今日も可愛いね」ナデナデ

初代魔王「えへへ……」



>>下

富豪「君が以前見た勇者は名を借りた影武者、わざと民衆の前に出ている人だ」ナデナデ

富豪「本物は一直線に伝説の武具を集め、数々の精霊の力を借りて着実に強くなっていっている」ナデナデ

初代魔王「……えへへ……」



>>下

初代魔王「う、産まれる……」

幹部「な、なにぃ!?」

サキュバス「お、落ち着いて!」

初代魔王「産まれそう……」



>>下

サキュバス「富豪のところに預けてきたわぁ」

幹部「仕方がない、私たちだけで行こう」

ドラゴン「うん、そうだね」



>>下

サキュバス「りゃ、りゃめ、ちゅかれた……」

幹部「ひ、ひぬ……」

初代勇者「……フィジカル雑魚……」

ドラゴン「この辺に剣があるらしいけどー……」



>>下

サキュバス「う、な、なんて神々しい……」

幹部「見るだけで、震えが止まらん……」

ドラゴン「こ、怖い……」



>>下

初代勇者「でやぁぁぁ!!」

勇者「はぁぁぁぁ!!」

ガキィンッ、キィンッ

初代勇者「ぜやぁぁあああ!!」

勇者「おおおおお!!」



>>下

ドラゴン「尻尾切られちゃった……」グスン

サキュバス「ご飯食べたら治るわ、泣かないで」

幹部「大打撃を受けたが……負けなかった」

初代勇者「うん、聖剣にはたどり着かせないのは成功したね」



>>下

魔王「ふむふむ、これが聖剣か」

魔王「で、これを勇者から守り抜いたわけだね?」

幹部「はいっ! これで私に魔王の座を……」

魔王「うん、確かそんな話だったね」



>>下

魔王「じゃあ、これから魔王軍運営頑張ってね」

魔王「幹部の半数は抜けると思うけど、もう一度引き入れるなり新しく発掘するなり頑張ってね」

魔王「僕も通った道だからさ」

魔王「それじゃあ、僕はお嫁さん3人と子作りするから」



>>下

※幹部→魔王



魔王「よ、よし……とりあえずこんなものだな」

サキュバス「別に、それでも構わないんだけどね?」

ドラゴン「初代魔王、まだ富豪のところだよ?」



>>下

リッチー「私は、アルラウネを殺したことを忘れていません……」

リッチー「いいですか、これはお兄様に頼まれたから力を貸しているだけ、いずれ私もこの魔王軍は抜けさせてもらいます」

リッチー「その辺り、しかと理解して私と接してください」



>>下

サキュバス「……らしいわよぉ」

魔王「今の私には関係ない!」

魔王「本筋は私の成り上がりで、勇者を倒すことだ!」

魔王「本筋に絡まない報告はいい!」



>>下

サキュバス「ん、んんっ、そう、もっと指をね、かきま、んひっ!?」

魔王「こうか……?」グチュグチュ

サキュバス「うん、凄いわ、魔王、んひゃぁ!?」

魔王「なんだか楽しくなってきたな」グチュグチュ



>>下

口からミミズだして面白い展開も書けそうにないので、再安価します
>>下

魔王「お、おほぉぉ……」チョロロロロロ

サキュバス「んっふぅー……魔王になっても雑魚ねぇ」

サキュバス「まあでも、2人で頑張りましょ!」

魔王「は、はひぃ……」



>>下

魔王「……む、なんだこれ」

サキュバス「……なんかの種?」ヒョイ

リッチー「そ、それはっ!」バッ

リッチー「あ、アルラウネの種です!」



>>下

元魔王「まあ、大事に育てたら早めに芽も出るかもね」

リッチー「お兄様、よろしくお願いします」

元魔王「なぁに、妹の友達だ、任せなさい」



>>下

魔王「……部下、欲しいなぁ」

魔王「結局両初代は嫁いだし」

魔王「四天王じゃなくてこう……直属の部下、がいいな」

サキュバス「元魔王様は多数の幹部で動かすタイプだけど、今度は指揮官の数を絞るの?」

魔王「ああ……まずは部下探しだ!」



>>下

魔王「むっふーん! 悪魔騎士達が戻って来たぞ!」

サキュバス「あ、そ、そうなんだー、よかったねー」

ドラゴン「そーだねー」

サキュバス(……あの悪名高い無能集団……)

ドラゴン(幹部失脚の責任の大多数がこの騎士団の致命的失敗だとか……)



>>下

魔王「騎士長!」

悪魔騎士「魔王様っ!」

ダキッ

魔王「よく帰って来た! 偉い!」

悪魔騎士「はい!」



>>下

リッチー(あの無能集団……)

リッチー(一時期は我ら処女の会と敵対する幹部の差し金かと思いましたが……)

リッチー(……よもや、本気で配下だったとは……)

リッチー(……同じくらい愚か者、と言うことだけだったのですね)




>>下

悪魔騎士「え? この剣はどうしたら?」

悪魔騎士「……なんだか見てるだけでムカムカするし、川に捨ててしまえ!」



魔王「んん?」キョロキョロ

悪魔騎士「どうかしましたか?」

魔王「ああ騎士長、ここにおいた剣を知らないか?」

魔王「先代魔王様の力で聖と魔の属性を持つ剣になったんだが……」

悪魔騎士「…………ぁ」

悪魔騎士「いえ全く! 私は知りません!」

魔王「そうか……わかった」



>>下

富豪「無いものは仕方ない、ちょうど僕のプレゼントは剣だ」

魔王「……そうか、ならばありがたく受け取ろう」

富豪「とびきりの魔剣だ、常人は触れるどころか見ただけで殺せる業物だ」

魔王「ぉぉ……素晴らしい」

富豪「このまま僕は君を使って金儲けさせてもらうから、存分に頼ってくれ」



>>下

リッチー「魔王様、敵です」

魔王「なにっ、人間か」

リッチー「いえ、以前の魔王派の者達らしいです」

リッチー「……つまり、以前の魔王軍幹部達数名です」

魔王「むう、マズイな……どうしたものか」




>>下

魔王「四天王格闘家よ! 調査せよ!」

格闘家「ふん、分かった」

格闘家「ついでに二、三人首でも?いでこようか?」

魔王「いや、調査だけでいい」




>>下

リッチー「……ダメですね」

リッチー「捕まってしまったようです」

魔王「なんだと!」

リッチー「…………あまり言いづらいのですが……」

コソコソ

リッチー「こちらの動き、バレているようです」ボソボソ



>>下

リッチー「……十中八九、悪魔騎士達の誰かです」ボソボソ

魔王「わ、私の部下だとっ!?」

リッチー「……おそらく、自覚なしにもらしている可能性があります」

魔王「そ、そうなのか?」



>>下

リッチー「……あー、彼女ですかね」

魔王「あ、ああ……っ」

リッチー(頭を抱えている……)

リッチー(処罰は、どうします?)



>>下

富豪「へえ? 悪魔を売ってくれるんだ」

魔王「ああ、安く売ろう……見せしめだ」

富豪「ふぅん? まあ良いや、とにかくひどい目に合わせれば良いわけだね?」

魔王「ああ……頼む」



>>下

騎士長「魔王様に栄光あれーっ!」

魔王「わぁぁぁ!?」

騎士長「お離しください! 私は、私はぁ!」

騎士長「腹を切らねばなりませぬぅぅぅ!」

魔王「やめろおぉぉ!」



>>下

ドラゴン「大変大変!」

サキュバス「そ、そとに!」

魔王「な、な、なんだ、あれは……」

リッチー(……四天王は一人不在、元幹部の反乱、兵は無能集団……)

リッチー(さて、無様に生き残るか……それとも今のうちに自決をするか……)



>>下

サキュバス「苦し紛れの罠だけどっ!」

ゴォォォォッ!

サキュバス「混乱の魔法罠を仕掛けておいたの、これで逃げる隙くらいは作れたわ!」

魔王「でかしたぞ!」



>>下

魔王「くらぇぇぇ!」

ドゴーン、ドゴーン!

サキュバス「気でも狂え!」

ビューン、ビューン!

ドラゴン「消し炭になれぇ!」

ゴォォォォッ



>>下

魔王「……お前で最後か?」

リッチー「はい……他のものは……」

リッチー(あなたが仲間に手を出せないなら、私が下しましょう……)

リッチー(お兄様が私をここに入れさせた理由、なんとなく分かりました……)

騎士長「……皆……私が、かならず恨みを晴らすぞ!」ポロポロ



>>下

格闘家「ひ、ひぃっ、あひぃっ!?」

プッシャァァァァ

格闘家「い、いひっ、また、イっひゃっら……」ガクガク

格闘家「もっひょ……もっとハメハメひてぇ……」ヘコヘコ



>>下

魔王「お、お腹痛い……」

サキュバス「はぁぁ!? く、空気読んでよ!」

魔王「わ、私に言うなぁ……サキュバスゥ……これ止めてぇ……」

サキュバス「も、もーっ!」



>>下

サキュバス「―――ひぎっ!?」

ドゴォッ

サキュバス「が、げほっ、げほっ!」

サキュバス「痛覚、共通……? 負けるかぁ!」

ゴゴゴゴゴッ

サキュバス「ふぅ、ふぅっ、ふぅっ……!」



>>下

魔王「は、はぁっ、はひっ」

ドラゴン「わあ、可愛い卵!」

リッチー「……鎮痛化、解除しますよ」

魔王「あ、は、あい……」



>>下

真勇者「……ここか……」ゴゴゴゴゴ

サキュバス「そん、なっ!?」

真勇者「……鏖殺……っ!」チャキッ

リッチー「……く……っ!」



>>下

真勇者「ゾンビは聖別した剣で頭を切り落とす、龍は心臓を抉り取る」ザッザッザッ

真勇者「淫魔は魔力の供給を閉じて殺す、悪魔は浄化の札を貼って……」ザッザッザッ

ガバッ

魔王「た、頼む! 見逃してくれ!」

魔王「こいつらだけは……こいつらの命だけは、助けてくれ!」



>>下

真勇者「構わない、貴様の全てを私に捧げるのなら」

魔王「分かった!」

魔王「リッチー! 後はお前に任せた!」

魔王「…………さあ、連れて行け」

真勇者「…………」ザッザッザッ



>>下

騎士長「……魔王様、愚行をお許しを……」

騎士長「覚悟ぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!」

真勇者「っ、ち!」

キィンッ、ガキィン!

リッチー「! 騎士長の剣の間合いに入った!」



>>下

真勇者「お前、私と剣で遊べるくらいには強いな」

騎士長「……貴様……」

真勇者「ふ、だが……」パチンッ

魔王「なっ!?」ヒュン

真勇者「既に魔王は魂までこちらのもの、残念だったな、クソ魔物ども」



>>下

ビシュンッ

魔王「こ、ここは……うぁっ!?」

真勇者「お前、あのアンデッドは……魔王はどうした……」

魔王「ぐぁ……わ、私が、受け継いだ」

真勇者「……どうりで、軍も統率が取れてないわけか……」

グリグリ

魔王「う、ぐっ」



>>下

真勇者「……さて……」シュルル……

真勇者「しゃぶれ、雌犬」ビキビキッ

魔王「ひ、ひっ……」カタカタ

真勇者「私の道具として使ってやるよ、雌犬」



>>下

パンパンパン

魔王「ありがとうございます! 使って下さってありがとうございます!」

パンパンパン

魔王「私のような、未熟な便器を、つかっへ、くだひゃっへ」

パンパンパン

真勇者「……感謝の言葉を伝える最中にイくな、クソ魔物の癖に」

魔王「ごめんなさいっ、ごめんなさいぃっ、馬鹿雌奴隷でごめんなさいっ!」

パンパンパン



>>下

初代魔王「リッチー、流石だな」

リッチー「ええ、長くは持ちませんが……」

初代魔王「おーい、起きろ」ペチペチ

魔王「ん、んぁ……?」

魔王「だ、誰ですか……?」

リッチー「……精神の磨耗……いえ、契約で記憶まで改竄されているようですね」



>>下

魔王「だ、誰ですか!?」

初代魔王「話は後だ、帰るぞ」

魔王「は、離してください! ゆ、勇者様っ! 助けて!」

リッチー「深刻ですね……」



>>下

真勇者「……ふん、連れていかれたか」

騎士長「はぁっ、はぁ……!」

ドラゴン「強すぎ、でしょ……」

アルラウネ「復帰直後が、これとはね……」

サキュバス「み、みんな! 油断しないで!」

真勇者「……何匹か、奪えばいいか」




>>下

真勇者「……いや、そうだな」

スチャ

真勇者「ではなクソ魔物ども」

ビュンッ

サキュバス「か、帰った……」



>>下

サキュバス「ゆっくり、思い出していきましょうね?」

ポンポン

魔王「…………」スヤスヤ

サキュバス「ふふ、子供みたい」



>>下

元魔王「反乱幹部軍が二十万を超えたらしい」

元魔王「……さて、どうする?」

サキュバス「そんな……いま契約のせいでこんなんなのに……!」



>>下

パチッ

魔王「私にいい考えがある」

サキュバス「ま、魔王ちゃん!?」

リッチー「聞かせてもらいますか?」



>>下

真勇者「久しぶりだな、クソ魔物ども」

リッチー「な、ぁ!?」

ドラゴン「なんでこんなところに!?」

サキュバス「っ、魔王ちゃん!?」

アルラウネ「やる気なの!? ここで!」



>>下

真勇者「この女を私の嫁にする、その条件で十万の兵を連れてきた」

リッチー「……魔王、様……」

魔王「この程度、なんともない……それよりも、今は反乱幹部軍だ」



>>下

リッチー「……機動歩兵、接敵」

ドラゴン「騎兵敵人を目視!」

サキュバス「魔力障壁の確認したみたい」

魔王「さて……」



>>下

192:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 05:16:01.17 ID:C3Qgn93+o
体調崩してインフルかかったわ全裸待機も考えものだな

193:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 09:45:10.25 ID:mN/pAbMHo
>>192
そのインフルエンザウィルスを、全身くまなくじっくりと調教してやるんだよ。
そして「もう二度とご主人様(の体内)で悪戯なんてしません」って誓わせろ。
そうすりゃこっちのもんよ。
(訳:ちゃんと治すんだぞ、お大事に)

主語がよくわからぬ
>>下

アルラウネ「あたしの植物軍団とリッちゃんの死体軍団で押してるね!」

リッチー「ええ、数では劣っていますが、私の策と平均的な戦力差で優勢です」

アルラウネ「やったね!」

ドラゴン「僕も出た方がいいかな?」



>>下

ドラゴン「ふふん、大暴れだ!」

真勇者「ふ、雑魚が……」

リッチー「多くの反乱軍側の幹部が投降してきまさた」

アルラウネ「多分主犯はあの二人だよ、トップを潰せば烏合の衆だ!」



>>下

格闘家「ぐ、ぅっ!」バタン

魔王「よ、よしっ、洗脳が解けた!」ボロボロ

サキュバス「し、死ぬかと思ったぁ……」ボロボロ

リッチー「油断はできません……まだ、反乱幹部軍には、トップ、が……」ボロボロ



>>下

リッチー「どうやらすでに逃亡したようですね」

真勇者「……ちっ、虫どもが……」

アルラウネ「ねぇ、魔王ちゃん、投降してきた幹部たちはどうするぅ? 私の養分にしてもいーぃ?」

魔王「ふーむ……」



>>下

富豪「では、僭越ながら僕が神父役を行おう……魔物じゃ、神への誓いもできないしね」

富豪「では……夫となる真勇者よ、女であるあなたは、この物を愛しますか?」

真勇者「ああ、愛してやっても良い」

富豪「なるほど、では妻となる魔王よ、女であるこの夫への愛を誓えますか?」

魔王「……ああ、愛そう」

富豪「では、ここに誓いの……まあキスでいいよね」



>>下

ガバッ!

魔王「んむっ!? んーっ!?」

ジダバタ

魔王「んむっ、んっ、ちゅっ、れるっ……」

魔王「むぷ、んも、ちゅるっ、んむ……」

魔王「ん、んんんっ!? んむーっ!?」ガクガクガク

魔王「……ん……ちゅぱ……」チョロロロロロ

魔王「ぷはっ……はぁ……はぁ……」ショォォォ

真勇者「ふん……これから躾けてやる、魔王から、メスにな」

富豪「…………それは困るな……」ボソッ



>>下

魔王「おほぉっ、んほぉっ!?」

パンッパンッパンッ

真勇者「…………」

真勇者(後二、三幹部を落として、街中でこの無様な姿を晒せば今代の勇者としては役目は終わりだな)

真勇者(残った幹部どもは縊り殺せば、あとは人間の軍でどうとでもできる)

真勇者(用が済めば幹部共々民の慰めものにして、公開処刑でもすれば良いか……)

魔王「しゅきぃっ、これすきぃっ!」

パンッパンッパンッ

真勇者(警戒すべきは、先代魔王とその妹のリッチー……あと、富豪もか)



>>下

魔王「はぁっ、はぁっ!」

真勇者「ふん、雌犬め……」

真勇者「ほら、服従のポーズだ」

魔王「はぁっ、はぁっ、はぁっ!」ゴロン

真勇者「…………ふ」

真勇者「素直で可愛いな、お前は」



>>下

リッチー「……思っていたより平和ですね」

アルラウネ「真勇者がこっち側に来たんだから、当たり前じゃない?」

リッチー「……こちら側につく意図がわかりません……」

アルラウネ「魔王ちゃんが好きだから、とか?」

リッチー「……そう、なのでしょうか……」



>>下

魔王「は、はひっ、ひっ」チョロロロロロ

真勇者「ふん……立て、続きだ」

魔王「は、はい……」フラフラ

クパァ

魔王「楽しんで、使ってください……」



>>下

女神「……勇者は魔王に絆されましたか……」

女神「所詮先代の魔王の為の存在、使い回すことなどせず、新たに作れば良かったですね……」

女神「……新たなる勇者よ、あなたに神の祝福を……!」



先代魔王「……何処かで生まれたみたいだ……」

先代魔王「よく分かる、この感覚は2度めだ」

リッチー「……お兄様……」

先代魔王「今代の魔王は少し波乱万丈だ……助けてあげるんだよ」

リッチー「……はい、滅私奉公致します」



>>下

真勇者「メス犬ッ! 出すぞ!」

魔王「わんっ、わんっ!」

ビュルルルルル

魔王「あ、んひゅぅぅっ!」

魔王「はぁ……はぁ……」ガクガク



>>下

リッチー「恐らく、新たな勇者が生まれたものだと」

真勇者「……ち、待てもできないのか……」

魔王「……そうか、なら少し警戒した方がいいのかな」

リッチー「ええ、その通りです」

魔王「……ふぅむ」



>>下

真勇者「……私は神と縁を切ろう」

魔王「良いのか?」

真勇者「見限られたんだ、見限りもする」

真勇者「お前こそ、これからどうするんだ」



>>下

魔王「私も、共に歩もう」

真勇者「……そうか」

魔王「君を倒す、そしてこの時代に君臨する!」

リッチー「……微力ながら、お手伝いします」

サキュバス「私も力を貸すよ!」

魔王「みんな……!」



>>下

魔王「我が軍門に降りし魔族よ! 私はついに動く!」

魔王「髪に打ち勝ち、世界に君臨する!」

魔王「故に立ちはだかる者には一切の容赦無く、我らが鉄槌を振り下ろす!」

魔王「魔族よ! 神からこの世界を取り戻せ!」



>>下

富豪「流石だね」パチパチ

魔王「富豪……」

富豪「いい演説だった、みんなの士気も高まっているようだ……」

富豪「神への反逆、頑張ってくれたまえ」ポン



>>下

真勇者「……良い演説だった」

真勇者「褒美だ、舐めても良いぞ」

魔王「はっ、はふっ、れるっ、れろっ」ペロペロ

真勇者「……くく、雌犬め……私の足は美味いか?」

魔王「はっ、はぁっ、はぁ、れろぉっ」ペロペロ



>>下

真勇者「この姿を見せたら、どう思うだろうなぁ!」パンッパンッ

魔王「あっ、ひぁっ、しゅきぃっ!」

真勇者「そうだ、お前の目の前で犯そう、あの幹部どもをな!」パンッパンッ

真勇者「どうだ、光栄だろう雌犬」パンッパンッ

魔王「はひっ、しあわせですっ!」

パンッパンッ



>>下

魔王「…………」カツコツ

アルラウネ「あ、魔王ちゃん」ヒョコッ

リッチー「お早うございます……」

魔王「ああ……」

アルラウネ「……強くなってるね、凄いやる気わや感じるよ!」

リッチー「そうですね……流石魔王様です」



>>下

富豪「良かったじゃないか、この軍は磐石だ」

魔王「ああ、皆のおかげだ」

富豪「だが君が率先して強くなったのも原因さ」

魔王「そう、だろうか……」

富豪「金も飯も任せてくれ、戦争なら手を貸そう」

富豪「君の成功が、僕の成功だ」



>>下

魔王「ふむふむ……なるほどなるほど」

先代魔王「……うん、強くなってるね」

先代魔王「君の魔王軍、面白そうだ」

魔王「そ、そんな……ありがたい言葉です」

先代魔王「頑張ってね」



>>下

リッチー「ま、魔王様っ、た、たすけ、助けてっ」ガタガタ

真勇者「……そのまま、ゆっくり腰を下ろせ」

リッチー「ひっ、ひぃっ!? や、やだっ、やだぁっ!」グググ……

魔王「はぁ……はぁ……勇者……勇者ぁ……」グチュグチュ

リッチー「や、やだっ、魔王っ、魔王様ぁっ!」グググ

真勇者「止めろ」

ピタッ

リッチー「はぁ……はぁ……はぁ……」ガタガタ

真勇者「そのまま思い切り腰を落とせ」

リッチー「へ? ひぎぃぃぃっ!?」プチチッ

魔王「凄い……勇者ぁ……」グチュグチュ

リッチー「あぅ、あっ、わ、私の、処女っ、いや、やぁ……」

真勇者「朝までピストンをしておけ」

リッチー「んひぃぃぃぃ!?」パンッパンッパンッパンッ



>>下

魔王「ん、んんっ」ピクピク

魔王「…………」ジー

リッチー「ま、まおっ、さまぁっ、たしゅ、へてぇっ!?」パンッパンッパンッパンッ

魔王「…………」

ムンズッ

リッチー「ひ……んひぃぃぃぃ!?」

魔王「この……わ、私の、真勇者なのに……っ」モミモミ

リッチー「やめ、ひゃ、ひゃひぃっ!?」ガクガク

魔王「う、ぅぅ……私のご主人様なのにぃ……」ポロポロ

モミモミモミモミ

リッチー「ひ、あっ!? あへっ、へひぃっ!?」



>>下

真勇者「ほら、二人で舐めろ」

リッチー「んふーっ、ふーっ!」ジュポジュポ

魔王「ん、ちゅっ、れるっ」ペロペロ

真勇者「……ふ、あの澄まし顔もこうなれば無様だな」

真勇者「……そろそろ出すぞ、リッチー、まだ飲むなよ」ガシッ

ビュルルルルルルルルル

リッチー「んっ、ぷふっ、んん!」

真勇者「仲直りだ、口の中の精液を魔王に分けてやれ」

リッチー「ん、んふっ、ふぁ……」

魔王「じゅるっ、じゅるじゅるっ!」



>>下

リッチー「……魔王様」

魔王「さっきは可愛かったぞ、リッチー」ナデナデ

リッチー「ん……」

魔王「これからも頼むぞ、私と真勇者の為にな」

リッチー「はい……」



>>下

リッチー「こ、これを……?」

真勇者「ああ、首輪よりは悪目立ちはしない、私の物だと主張できるものだ」

魔王「…………」ギュウ

リッチー「あ、ありがとう……ございます……」

リッチー「大事にしますね……」ポロポロ



>>下

アルラウネ「まずいね……植物兵も死霊兵も、魔王軍よりも数が多い……」

リッチー「……ええ……一人一人の戦力差も甚大です……戦闘、戦術、戦略、どれも劣勢です」

魔王「……なるほど……」

魔王「ならば要所に幹部を配置するしかないな……」



>>下

真勇者「……大天使相手は少し厳しい……急ぐぞ」

魔王「ああっ!」

タッタッタッタッ

魔王(無事でいろよ……みんな……っ)

真勇者(まさか、天使に牙を剥くとはな……)



>>下

敵勇者「…………」キィィン

魔王「はぁぁっ!」ズバッ

真勇者「死ねっ!」ジャキッ

敵勇者「……っ」

ズバァッ

魔王(ダメージはある、このまま押し切れれば!)



>>下

敵勇者「…………ぐ……っ」

魔王「くらえ……!」

敵勇者「…………っ」ニヤッ

真勇者「っ、ちっ!」バッ

ズバァッ

真勇者「ぐ、ぁ……」ポタポタ……

魔王「な、ん……!?」

敵勇者「はは……ははは」ニヤニヤ

ドサッ



>>下

敵勇者「……来い……」ジャラッ

魔王「う、ぐぅ……っ」ヨロヨロ

魔王(捕まってしまった……真勇者……無事でいてくれ……)

パァァァァァ……

女神「あなたが、今代の魔王ですね?」

女神「不浄な存在にあなたは堕ちました……罪の有無に関わらず、魔王とは罰を受ける存在です」

女神「あなたを生きたまま封印します……新たな魔王が生まれるのを少しだけ遅らせるために……」

魔王(ここ、までか……)ギュゥッ



>>下

女神「ふふふ……白痴となるのも一興でしょう?」

魔王「ん、れる、ちゅぷっ」ペロペロ

女神「ふふふ、わたくしの足指は美味しいですか?」

魔王「れろ、んぽっ、んん」

女神「今代の勇者よ、あなたは役目を果たしました」

女神「あなたの幸せはわたくしが約束いたします……どうか、平和を謳歌なさい」

敵勇者「……ありがたき幸せ……」



>>下

真勇者「くそっ、くそっ!」

パンッパンッパンッ

リッチー「ん、ふぅっ、んんっ」

リッチー「安心、して下さい……女神のそばにいるなら、魔王を簡単に殺すことは、しません……」

パンッパンッパンッ

リッチー「んんっ、封印し新たな魔王が生まれるのを遅らせ……生かしているっ、はずっ、んぁっ!?」

パンッパンッパンッ

真勇者「くそっ! くそっ!」



>>下

女神「ほらっ、ほらほらぁ!」

パンッパンッパンッ

魔王「ほっ、んほぉぉっ!?」

パンッパンッパンッ

女神「ふふふ、女神チンポにイき狂なさい!」

パンッパンッパンッ

魔王「いぐっ、イぐっ、いひぃ!?」



>>下

魔王「わ、わん……わぁん」ハァハァ

パンッパンッパンッ

女神「ふふふ、よい雌犬になりましたね」

魔王「わっ、わふっ、わんっ」

女神「記憶も力もなくし、無害な肉壺になれましたねぇ」ニコニコ

女神「寂しくないよう、魔王軍残党から1人です、新しい肉壺を連れてきましたよ?」



>>下

女神「ふふ、9割の力を封じられても、未だ無類の強さを誇る」

女神「そんな伝説も、女に堕ちればこの程度ですね」

初代魔王「く、私を……富豪の元へ返せっ」

女神「……あの男ですか……」

女神「ふん、ずいぶん可愛がられたみたいですね……私も、消えるまで使ってあげます」



>>下

初代魔王「はっ、はひっ、はぁっ!」

初代魔王「め、女神ひゃま……ハメハメひてぇ……っ!」

女神「ふふ、ふふふ!」

女神「あの男の記憶を私にしただけで、こんなに変わるとは!」

女神「よいでしょうよいでしょう、魔王2人なぞ、私が愛し尽くしてあげます」

女神「元勇者よりも、あのよくわからない男よりも!」



>>下

富豪「この道を行けば、女神の許可なく展開に行ける」

真勇者「……天使専用の道か……なぜ、知っている」

富豪「さてね……まあ、教える理由はある」

真勇者「なんだ、いえ」

富豪「僕のものを取られた……なら、簡単に倒すよりも恐怖や屈辱を与える」

富豪「それだけだよ」

フッ

真勇者「……リッチー、進ませろ」



>>下

真勇者「戦況を教えろ」

アルラウネ「……っ、あの勇者が出張ってきわ」

リッチー「相性で、魔物が押されている状況ですね……」

真勇者「私が出れば問題無い」

真勇者「天使だろうが、斬り殺す」



>>下

真勇者「…………」

真勇者「数ではほぼ互角で食らいついているか……」

真勇者「……リッチー、お前が最後だ」

真勇者「幹部を足止めしろ、私の道を開け」

リッチー「はい、分かりました」

真勇者「さて……ここを通れば、あとは目と鼻の先だ」



>>下

女神「ふふふ……お久しぶりですね」

魔王「ん、ちゅぷ、れろ……」

真勇者「……今代の勇者殿はどこだ」

真勇者「殺しに来たんだが」チャキッ



>>下

女神「初代魔王と今代の勇者が各個撃破をおこなっています」

女神「ふふふ、安心しなさい……皆愛してあげますよ」

女神「奴隷として、奉仕する機能以外は私の力になりますが」

グイッ

魔王「ぉごっ、ぶふっ、んぼっ!?」ジュッポジュッポ

女神「ああっ、ああっ! 今から興奮が止まりません!」



>>下

真勇者「はぁ……はぁ……っ」

女神「うふふふふっ」

真勇者「くそ、が……」

女神「早かったですね、2人とも」

初代魔王「…………」ザッ

敵勇者「…………」ジャキッ



>>下

魔王「ッッッ!?」

パァァァァァ!!

魔王「ここ、は……私は……っ!」

真勇者「は、ほは……!」

真勇者「どうだ、女神謎この程度だ……!」



>>下

魔王「……なんて、ことだ……」

リッチー「ほぼ全ての幹部は、向こうに連れ去られてしまいました」

先代魔王「やられてしまったね」

初代勇者「…………」

真勇者「……どうするか」



>>下

魔王「ほら、下を出せ……ん、れる……」

リッチー「ひゃ、ひん、んんっ」

パンッパンッパンッ

真勇者「ほら、イけっ!」

リッチー「あっ、んんっ、ひぐっ!?」



>>下

リッチー「ごひゅっ、ご主人しゃまぁ……」トロォン

魔王「この、力は!」

真勇者「ふ……」

ゴゴゴゴゴ



>>下


女神「ふふふ、あはははっ!」

パンッパンッパンッ

初代魔王「あっ、んんっ、んほぉぉっ!?」

パンッパンッパンッ

女神「ああっ、ああっ! 満ちていくっ!」

パンッパンッパンッ



>>下

魔神「ふふ、あはははっ!」

魔神「皆、皆、白痴の豚に成り果てましたねぇ」

魔神「可愛がってあげますよ、豚便器として、未来永劫ねぇ!」

魔神「あははは!」



>>下

魔神「あははは! アハハハハ!」

ゴゴゴゴゴ

真勇者「……行くぞっ」ジャキッ

魔王「ええ……」ボォォッ



>>下

魔神「アハハハハ!」

ドゴォォッ、ドゴォォォォンッ!

魔王「う、ぐっ!?」

真勇者「……ちっ」



>>下

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