カネキ「強くてニューゲーム...か」 (57)





ぼくをころしたひと

ぼくになまえをくれたひと

...ぼくに希望をたくしたひと


「............有馬さん」


あなたはぼくのせんせいで

おとうさんでした。


「僕...幸せでしたよ」





―暗転する視界。なにも見えない...



???「邪魔なんだよ」

-誰の声?

???「俺のテリトリーに入ってくるな」

-首を絞められてるのは誰だろう?

-何故だか苦しいな

-絞められてるのは...ぼくの首なのかな

カネキ「うっ...」



-視界が...戻った...ここはどこだろう?




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1484479269




???「20区の 喰種 ならそのぐらいのルール知ってるだろ?」


-懐かしいな、この台詞...


...懐かしい?

...懐かしい、そうだ。...でもこの台詞...


『いま 聞いてる』


どういう事だ?僕は確か有馬さんと戦ったんだ。


-これは僕の...『カネキケン』の記憶にある。


駄目だ、頭がついていかない。

...でも...確かな情報はある。

-これは過去の世界で、この人...いや、この 喰種 は...


ニシキ「...まぁ 俺としては」

ニシキ...先輩...

ニシキ「もう充分俺の場所を荒らされて ムカついてんだけど」




カネキ(...困ったな...記憶の通りに進むべきなのかな...)


カネキ(でも...このままじゃ...店長も...亜門さんも...皆...死んでしまう...)


ニシキ「...おい、聞いてんのか?」グッ

カネキ(おっと、忘れてた)

カネキ(...大して痛くないな...ちょっと苦しいくらいか)

カネキ(西尾先輩の相手もしながら考えなきゃいけないのか...ちょっと面倒臭いな)

ニシキ「おい!聞いてんのか!?クソ野郎!!」



カネキ(...少し黙ってて貰おう)

>>2でニシキの事を『西尾先輩』じゃなく
『ニシキ先輩』って間違えて書き込んでました。

脳内補完お願いします(´・ω・`)

期待支援





カネキ(...確か...この後...トーカちゃんが来るハズ...)

カネキ(トーカちゃんに任せてしまうのもいいけど...それだと記憶の通りに進むとこの後にヒデがやられてしまう)



カネキ(ヒデに傷付いて欲しく無い)



カネキ(...仕方ないか...)



ニシキ「あー...お前...もう殺すわ」


カネキ「...すみません、西尾先輩。」ズズズ


ニシキ「ッ!?何で俺の名前を...!!!しかもそれは...リゼの 赫子 !?どういう事だよ...!!!」


トーカ(...アイツ...一体何者...?)



カネキ「フッ!!!」ズグッ

ニシキ「?カハッ...!?」


カネキ(...さて、月山さんとは関わっておきたいからここは記憶の通りにやってしまおう)ズグッ


ニシキ「ぎゃ...めろッ!!やめろォ馬鹿野郎ォォ!!」

ニシキ「死ぬッ!!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬゥゥウゥゥ!!!!」グググ


カネキ「...よっと」ブゥン


ニシキ「」ガァン



エト赫子も加わった状態なのかな


---


カネキ「...で、そこで見てるのはトーカちゃんだよね?」

トーカ「...バレてたか」トォン


カネキ「匂いでも気配でもバレバレだよ」

トーカ「...私の事といい、ニシキの事といい...アンタ何者?」



-そりゃあそうなるよな。初対面で無いにせよ、ここまで自分達の事を知ってたら気持ち悪いし...怖い。


トーカ「しかもその赫子...何?リゼのだけと...何か違う物も『混じってる』」


-混じってる、か...多分ヤモリの赫子だな
僕にとってヤモリは...力の象徴だったから。


カネキ(どうやってはぐらかそうかな)

カネキ「...秘密...かな」


これが多分一番無難かな


流石にいきなり『僕は未来から来た、だから君の事も...喰種の事も知ってる』なんて言ってみろ、絶対引かれる。少なくとも僕はドン引きだ


トーカ「...あっそう」


-まずは...『Qs』の実験を止めなきゃいけない...

それに...『アオギリ』も...『V』も...

-この時代の『Qs』の皆は元気かな?今なら...シラズ君を守れる。妹さんも...多分助けられる。



『Rc細胞の異常増殖による病』

『Rc抑制剤による沈静化』


-推測に過ぎないけど、多分症状が出る前から抑制剤を投与し続ければ...助けられる。


カネキ「...やる事がいっぱいだなぁ」


トーカ「...はぁ?」


-今度こそ、皆守ってみせる


書き溜め有った筈なのに寝ぼけて全部消しちゃったっぽい。

てな訳で更新遅めだと思います(´・ω・`)
すいません

>>5
ありがとう

>>7
そうなりますね、このカネキ君は re 8巻の時点のカネキ君なので




カネキ「それにしても...」

カネキ(...どうするべきだ?)


トーカ「...?」

カネキ(『V』...つまり『和修』を牽制しながら『Qs』の実験も止める...そこまで内情を変えるなんて『喰種捜査官』...しかも特等クラスでもない限り無理だ)


カネキ(...待てよ)


カネキ(...あるじゃないか...!僕には...!!『喰種捜査官』で『准特等』レベルの地位の技術、強さが...!!!)



トーカ「...」

カネキ(...でも 喰種 の身体じゃ駄目か...?いや...)


カネキ「やれるだけやってやる」

トーカ「」ビクッ


カネキ「何も出来ないのは、もう嫌なんだ。」キリッ


カネキ「あっ、でも待てよ」


カネキ「」ブツブツ...

トーカ「...なに?アイツ...なんなの...」






~ダイジェスト~

カネキ「あんていくで働かせてくれませんか?」


~中略~


芳村「...うん、いいだろう」

~~~

カネキ「」バァン

ウタ「」ビクッ


カネキ「マスク作って貰えますか?...えーと...デザインはこんな感じで...」

ウタ「う、うん...わかった。君が話を聞かない子って事はわかった」


~~~


四方「...嵐みたいな奴だな」

トーカ「そうですね...」





~~~

芳村「...カネキ君、きみ...手馴れてるね」

カネキ「そ、そうですかね...?」


芳村「...それに君は...『なにか』知っているね?」

カネキ「...!」


カネキ(...どうする...店長に事情を話せば力になってくれるかもしれない...でも...これは...『話すべき』なのか...?どうする...!)



カネキ「...」

カネキ「......気の所為じゃないですかね?」



-僕は...言えなかった。
言ってしまったら...店長が遠い何処かに行ってしまうような気がして




芳村「-そうか」

カネキ「...はい。」

芳村「...いつかきっと...話してくれると嬉しいかな」


カネキ「......はい。」



お見通し...かぁ...


-すごいや 店長は...

カネキ「...」チラッ

トーカ「!」

???「そんでビックリしちゃってさー」

トーカ「こっちこい...!」ヒソヒソ

カネキ「...?」

-もしかして...もしかして...この声...この台詞...


...!



ヒデ「おおうカネキィ!!」





カネキ「ヒデ...」ポロッ


ヒデ「ど、どうした!?カネキ!?」


-生きてる。ヒデが生きてる。抱きつきたい、触れ合いたい。気持ち悪いかもしれないけど...僕にとって...ヒデは...親友で...命の恩人で...心の支えだったから。


カネキ「な、なんでもないよ!目にゴミが入ったみい」

カネキ「それより...ヒデ?何でココに...」


-あぁ、このやりとり。あの時と同じだ


ヒデ「お前がバイト始めるってゆーからさ! 見に来てやったんだよ!」


-ヒデ...ありがとう。

ヒデ「ここで働くのには驚いたけど なかなか制服サマになってんじゃん!」

カネキ「あ...ありがとう...それはいいけど来たなら何か頼めよ」

ヒデ「おう!」


ヒデ「カプチーノ!!」

カネキ「カプチーノね」


前は当たり前だと思っていたこの何気無い会話ですら...今は愛おしい。





ヒデ「...」クイ

カネキ「?」

ヒデ「...トーカちゃんが淹れてくれるのかな?」


トーカ「...あ...はい...」


-あれ?そういえばどうなってるんだろう
西尾先輩は僕が限界寸前まで赫子で攻撃したから...
ヒデはどうなったんだろう...無事だったのかな...?


カネキ「そ...それじゃすぐにお持ちしま...」

ヒデ「そういえばさ!トーカちゃん!」

トーカ「......」


ヒデ「今日はトーカちゃんにお礼を言いに来たんだよ!」

カネキ「...お礼?」


-記憶では店長が『西尾先輩の襲撃』の事を『車の事故』って嘘をついて伝えたらしいけど...
ここではどうなる...?

ヒデ「バッカお前...」

ヒデ「ケツアゴのオッサンに掘られそうになった俺たちを助けてくれたんだろが!」

カネキ「」


どうしよう...該当するcv 津田健次郎のオカマが1人いるよ...


ヒデ「1週間前に掘られた西尾さんは痔が酷くてまだ入院してるらしいけど...」


カネキ「 」

誰だよそんな捏造した事実伝えたの!!!

芳村「...」フイッ

アンタかよ!!!!!

ヒデ「-俺らはトーカちゃんが「ごめんヒデ」

カネキ「...ちょっと用事出来た」






トーカ「バレないようにしなよ」

トーカ「...あの ツンツン頭 に」


カネキ「大丈夫...会心の出来だから 僕が淹れたカプチーノとは気付かない...」

トーカ「違う アンタが 喰種 だって事 ...それにしても本当にコーヒー淹れんの上手いね...」

カネキ「あっ ああ うん...」



-僕としては あんていく の人達にも知られる訳にはいかない目的があるんだけどなぁ...


CCGに入るには...アカデミーか...

...什造君のような『特例』なら僕でも許可されるか...



...よし...

カネキ「...まずは」


トーカ(コイツ独り言多いな...)






-かなり無茶な作戦だな...

でも...この方法なら今のうちに『加納』を抑えられる...かも


...月山さんと接触するにはまず『CCG』...亜門さんと戦わなきゃいけないな...


手加減が難しそうだ

「-店長さんたちお元気してるかしらね?」

「...うん」

カランカラン

カネキ「いらっしゃいませー...」



リョーコ「あら...新人さん?」ニコ

-リョーコさん...

カネキ「あ...はい カネキと申します」


-アキラさんのお父さん...つまり真戸呉緒上等に駆逐された...

僕の力が足りなかったから...

-この人も...守らなきゃ

リョーコ「笛口です ほら...ヒナミもご挨拶なさい」

ヒナミ「......!」ビクッ

ヒナミ「」サッ

リョーコ「...ああもうこの子ったらまた人見知りして...」

-ヒナミちゃん...か...君には助けられてばっかりだったな...


カネキ「こんにちは」


ヒナミ「こんにちは...」



-さて...次は...




---



「...あなたはなんなん...?」

「なんで...」

「なんであのとき才子を助けたの...」

「これじゃあ...わたし...」


「.........」

なぜ?...

「......それが...」

「正しいと思ったからだ」


「...ただの 喰種 の戯言だ 気に病むな」

「数秒後にはお前の首を飛ばすかもしれん...」


「米林......だったな」


「この世界は...歪んでいる...」

「なにが正しいか なにが間違っているか...」

「簡単にわからなくなる だから...」


「考え続けるんだ...お前の選択が間違っていないか」

「その行為だけは正しいと言える事の筈だ...」


「...ッ」


「......自...我が飛びうだ...」

「頼む...そのまま...」


「......」ギッ


「......人殺しには...」

ズゥ... ウウ...



-アイツは...無事だろうか...

滝澤...アキラを頼むぞ...


-聞き覚えのある声が...する...走馬灯ってやつか

「-お時間いただけますかねぇ?」

「笛口リョーコさん...」

-真戸...さん...


-『おかしい』

この声は『記憶』じゃない、『体感』だ

...何故だ?どういう事だ?


---




---


カネキ(...来てしまった)

リョーコさんが殺された...殺されてしまった時間が

...でも...今なら...守れる...



-何も出来ないのはもう嫌だから。



---

「-ちょっとお時間いただけますかねぇ?」

いた。


今度こそ...守ってみせる





真戸「コレについて お聞きしたいことが」スッ

亜門(...!)

-アレは...俺が見つけた『マスク』...!
そうか...『ここ』は...フエグチ駆逐の...

...待てよ

ここで フエグチ を屠るのは容易いが...
永近の情報によると『ラビット』は フエグチ と何らかの関係性があり その事で...

-草場さんが...!!

亜門「真戸さん!待っ...」


ズドォオオオオオン


亜門「...!!」

-遅かった...か!?




カネキ「...」ズズズ


カネキ(間に合った...かな?)

-ヒナミちゃんは逃げれたみたいだな


真戸「...この 喰種 ...一体何処から...!!」


亜門「眼...帯...!?」


カネキ「...!?」




亜門「眼帯か...?いや...何故...!?」

真戸「亜門君、あの喰種の事を知っているのかね?」

亜門「は...はい...!」


-しかし何故だ?何故このタイミングで『眼帯の喰種』が...?
クソッ!頭の中がごちゃごちゃだ...!!!



カネキ「...逃げますよ、リョーコさん」

リョーコ「え、ええ!」


-亜門さんの身体... "失敗作" だ...
って事は亜門さんも僕と同じように...?



眼帯...お前は...
亜門さん...貴方も...



「未来から来たのか」






トーカ「-はぁ~...」

トーカ「...............ヤマ外した...」

トーカ(絶対古文ヤバイ...)




〈CLOSE〉



トーカ「......?」

トーカ(今日休みだっけ...? まァいっか)





カランカラン

トーカ「おはようございまー...」

芳村「トーカちゃん」

トーカ「あっ店長」

トーカ「やっぱいるじゃないですか 表の看板 逆でしたよ」

トーカ「それより聞いてくださいよ!試験のヤマが外れて」


芳村「トーカちゃん...」

芳村「...上に来てもらえるかな」


トーカ「......?はい...」




ガチャ



カネキ「......」

古間「...」

入見「...」

四方「...」



トーカ「四方さんまで...」

トーカ「...何があったんですか」

芳村「.........」




芳村「.....................」



-笛口さんは『死んだ事』にして欲しい?


芳村「...どういう事かな、カネキ君?」

カネキ「...仮にリョーコさんが『生きている』と知っているあんていくの店員、リョーコさんの知り合いの方が『喰種捜査官』に聞き込みを受けたらどうなるでしょう?」


芳村「...あからさまに動揺してしまうだろうね」

カネキ「...そういう事です」


カネキ「かなりの暴論ですが...」


芳村「それにしてもカネキ君...どんな事をしたんだい...?」


-君は...一体何者なんだい?



カネキ「...」


カネキ´「秘密、です」



---




芳村「...笛口さんが 喰種捜査官の手で...命を奪われた」

芳村「...ヒナミちゃんを庇ってのことだったそうだ」


----



-リョーコさんは助けられた。あとは...『V』...『和修』を...


カネキ「...」スッ



ハイセ「...『ゲート』の仕組み上僕の身体じゃ反応しない...」


-アカデミーからかぁ...





ハイセ「...この時期から『アカデミー』って編入出来たっけ...」


ハイセ「...」

ハイセ「......」スタスタ


篠原(おや...あの若者...?)


ハイセ「.........」スタスタスタスタ

喰種「」ドン
ハイセ「」ドン


篠原(マズイね...ぶつかった相手...喰種だよ...!)

篠原「間に合えよ...っ!!」




喰種「オラオラオラ!!!避けてばかりかァ!?もやし野郎がぁ!!」ヒュンヒュン


ハイセ「...」サッサッ

ハイセ「...邪魔だよ」シュドッ


喰種「...!?!?!??」ドゴォ

喰種「」ゴフッ

ハイセ「...」スタスタ


篠原「」

篠原(喰種を拳1発で...?しかもあの身のこなし...桁外れだ...)


篠原「そこの君!」

ハイセ「...?」



----



-アカデミー


ハイセ(よかった...これでどうにかなりそうだ)サッサッ

瓜江「...!?」(何故当たらん)シュッ

才子「なんで当たらんのかね...」

不知「ハハァ!ザマァ無いなぁ!!!」ケタケタ

六月「...うわぁ...凄いなぁ」


ハイセ(もう『Qs』の適正診断は終わったんだろうか)シュッ

瓜江「」()メキャッ


才子「クリーンヒットやね」

不知「俺達より強くないか?」

六月「勝てる気がしない...」



ハイセ「あ、もっと力弱めなきゃ...」



教官A「アレで手加減してたのか...!?」

教官B「瓜江相手にだぞ...????」

教官C「しかも佐々木は確か昨日編入だろう...?」

教官D「いくら篠原特等の推薦とはいえ...」


篠原「...想像以上に化け物だね...有馬に匹敵するんじゃないか...」



教官A「佐々木はもう捜査官としていいのでは...」

教官B「しかしまだ編入して2日だ...」

教官C「人間性にも問題は無いし、良いのでは?」


篠原「...これは...」


ハイセ「次は誰?」

瓜江「」

不知「」

才子「...」カクレ

六月「」




ハイセ「筆記もクリアかぁ...」

篠原「今期は化け物だらけだね...」

ハイセ(そういえば什造くんもいるんだっけ)

篠原「さて、挨拶に行くよ」

ハイセ「はい!」


-----

----

芳村「最近来るのが遅いね?」

カネキ「そ、そうですかね?」

カネキ(...困ったなぁ...捜査官もやりながらあんていくも...)

カネキ「...っと」

カネキ(...そろそろ草場さんが殺される時間か...助けに行くべき...だよな)


芳村「...カネキ君?」


カネキ「...すいません店長、今日はもうあがります」

芳村「...そうか......気を付けるんだよ?」


カネキ(...やっぱり敵わないなぁ...)




------

しえん



------


草場「...僕 ずーっと楽なデスクに行きたかったんですけど...」



ハイセ(あそこだ...!間に合えよ...!!!)ダッ


亜門(...あれは...新任の...佐々木...だったか......そんな事はどうでもいい!!彼を、草場さんを助けなければ!!!)ダッ


トーカ「...」


草場「なんか彼を見てると...こっちまで胸が熱くなるっていうか...」

トーカ「...」シュッ


ハイセ「させるかぁああ!!!!!!」


亜門「うおああああ!!!!!!!!」


トーカ「アンタカネkグェッ」ドシャッ


ハイセ「き、きみー!こんなお面まで付けてー!!危ないじゃないかー!!!!」ハハハ


トーカ「は?なに?どういう事???」


亜門(...カネキ...?まさか...佐々木は"眼帯"なのか...?)


ハイセ「亜門一等!この子を送って行きますね!!!」

亜門「あ、ああ...」


真戸「私の出番...」




亜門「眼帯...貴様には聞きたい事がある...」




---

トーカ「カネキ!!何で邪魔すんのよ!!」



ハイセ「...」


ハイセ「君があそこで手を出していたら...白鳩は君を殺していた」

トーカ「...わかってるよ」


ハイセ「...駆逐対象『ラビット』...それが君だよね?」

トーカ「...アンタ...一体...」


ハイセ「ひみつだよ」ニコ


トーカ「...!」ゾクッ






-----


亜門「...佐々木三等捜査官...いや...カネキケン」

ハイセ「...!」


亜門「...話がある」




亜門「お前には信じられないと思うが...俺は未来から来た」


亜門「いや...お前も未来から来たのか」


カネキ「...ええ」



亜門「ならば話は早い、何故俺を殺さなかった?」



カネキ「...『僕を人殺しにしないでくれ』...そのままの意味ですよ」


亜門「...そうか」


-はぐらかされた、か...



カネキ「僕からも相談です」


亜門「なんだ?」


カネキ「...僕と戦ったフリをして、負けて下さい」


亜門「...それが未来に繋がるんだな」


カネキ「...はい」




-----


カネキ(あの後、真戸上等も無事で済んだらしい。)


カネキ「...」

-月山さんを通じてマダムAに...


『-犯人像から美食家 喰種 の仕業と考えられ...』


トーカ「あいつ... リゼが死んでから随分元気っスね」

入見「彼ねェ」


カネキ(...そろそろか)


カランカラン

トーカ「いらっしゃいま...」





「ん~~いいニオイだ...」

月山「やはりここは落ち着くね...」


カネキ「いらっしゃいませー」

-来た



月山「久しぶりだね!霧島さん 入見さん」ハハハッ


トーカ「......何の用?」


カネキ(うっわ機嫌悪そう...)

月山「やどな...少し顔を見せに来ただけじゃないか 相変わらず霧島さんは冷たいね まァ…」


月山「そんなところが君の魅力でもあるんだけどね」

トーカ「...気持ちワリィんだよキザヤロー」


月山「...!」





月山「眼帯の彼...」


月山「君かい?捜査官を撃退したっていうタフボーイは...」

カネキ「あ...どうも 金木です」


月山「カネキくんか...ふーん...」サ

カネキ「...」(気持ち悪い...)

月山「思ったよりずっと華奢だね」サ



月山「不思議な香りだ」クン


トーカ「おい!」


トーカ「テメー仕事の邪魔だし気持ちワリィからとっとと帰れ!!」


月山「......全く無粋だね君は...」


月山「今度ゆっくりコーヒーを飲みに来るよ 芳村氏がいる時にね」


月山「じゃあねカネキくん」



月山「...また会おう」


-えぇ、また。


どこまで飛ばそうか

1 月山と約束を取り付ける時まで

2 イトリと会うまで

3 その他


>>43

っていうかどうしてもタイムリープ系のでcv宮野真守のキャラ書くとオカリンで脳内再生されるんだけど

されないなあww
2で

1で

3




------

月山「それじゃあ3日後の日曜日に駅前で待ち合わせしよう!」


カネキ「あっ...?は...はい...」



カネキ(これでいい...後少しだ...)

カネキ「...あ」

-今日店休みだった...

カネキ(ボーッとしてた...)



「おい」




カネキ「あっ...!四方さん珍しいですね...」

四方「...何してる」

カネキ「ちょっと勘違いでお店来ちゃいました」

-あれ?この流れは...

カネキ「四方さんは『あんていく』に用事ですか?」

-あー...


四方「...いや 近くを通っただけだ」


>>1です。

試験があったのでしばらく更新出来ませんでした

昼頃更新する予定です。

はよ

あく



カネキ「あ...せっかく会えたので 良かったら僕の蹴り見てください ちょっと練習したんですよ」ジリ


四方「...用事がある 今度な」


カネキ「あ...すみません」

-これって...

四方「......!」


四方「お前も一緒に来るか?」


カネキ「...イトリさん、ですね?」


四方「!?」


カネキ「わかりました、会います」


四方(こいつ一体...)

---





『14区-』


四方「この上だ」


カネキ「...」


〈closed〉

カネキ「...」ガチャ


四方「何故中に居るとわかっ...」


「ババァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!!」


カネキ「...」サッ


「...!??」


「う...ウーさんこのマスク...?」

ウタ「うん、ちゃんとあのマスクだよ」


「何でこの子は『分かってる』みたいに避けたの...??」


四方(身体能力でも俺より上だぞ...ケンは...)


四方「...イトリ よせ」


イトリ「ご...ごめんごめん 蓮ちゃん」


ウタ「カネキくん久しぶり...僕のマスク元気?」


カネキ「はい、とても」ニコ


イトリ「カネキ...?」ビロン


イトリ「あー この子が例の!『あんていく』の眼帯くん!」



カネキ「...」ニコ


-BAR-Helter Skelter-



-避けれた...全力じゃないにしても『ピエロ』だ.........避けれる事が分かれば怖くない...


イトリ「まぁまぁ...あたしの店だ くつろぎたまえよ カネキチくん」


カネキ「...!」ハッ


カネキ「いや...こういうお店初めてで...カネキチじゃないです」


-どこまで情報を抉り取れるか、勝負と行きましょうか、イトリさん?






イトリ「でも カネキチが会いに来てくれてありがとう嬉しいよ あたしゃ」


イトリ「蓮ちゃんもウーさんも君のこと...」

カネキ「本題へどうぞ?」


イトリ「...!」ニヤ


ウタ「!?」

四方(こいつらの話す事はよく分からん)


イトリ「...そうさね...」カラン


カネキ「あぁ」

カネキ「大丈夫ですよ 今 見せます」ズズズズ


イトリ「...へー」

イトリ(この子...なんなの...!?)


はじめましょうか

情報の 抉り合い

----

カネキ「...」フゥ

-思ったより引き出せなかったな...流石イトリさん...


カネキ「こっちだったか」


ガッ ゴス


「がっ...あ」ドゴ


-さて


ハイセ「さっさと助けていきますかね」


カチ


-この時代にも使えて良かった...ユキムラ三分の一...!!


ハイセ「...」シュッ


喰種A「なんだァ!?」


喰種B「箱持ち だ!」


喰種C「馬鹿が...!この数相手に勝つつもりか?!」


喰種A「ならまずはこいつか」ザシュ


喰/種A「ら?」ブシャ


喰/種B「おいお前!?」ザシュ

喰/種C「...あれ"?」ザシュ



篠原「...はぁ」

ハイセ「...すみません!」


篠原「いやねハイセ...君強過ぎ...」


ハイセ「はぁ」


篠原「一般人を助けた事も加算されるからね...」


-『一般人も助けた』

そう、そう言った。そりゃそうだな、アレだけ手間かけたんだし


ハイセ『...』ドス

ニシキ『なんだこの臭い...!?』

貴美『...!?...!??』




Rc細胞抑制液を粘膜に流し込んだ。それで西尾先輩は一時的に人の身体になった

貴美さん説得するの大変だった...


ハイセ「...」ハァ


篠原「...話聞いてるのかい?」


ハイセ「はっ...ハイ!」


はよ

はよ

はよ

sageてね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年05月26日 (金) 23:33:13   ID: sPWHjM-y

続きはないのかっ…!!!

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