クリリン「俺が地球を守る」(65)

カメハウス

ヤムチャ「武天老師様ー、お久しぶりです」

亀仙人「おお、ヤムチャか。天下一武道会以来じゃの」

ヤムチャ「ええ、あれからもう数年経ったなんて信じられませんよ。まるで昨日の事のように覚えています」

亀仙人「ほっほほ、あれだけインパクトのある戦い、そう簡単に忘れは出来んよ」

ヤムチャ「本当に強くなりましたね、クリリン…」

亀仙人「うむ。天界で修業をしただけはあるわい」

亀仙人「ところでヤムチャ。ブルマととその後はどうなったんじゃ?」

ヤムチャ「…恥ずかしながら、未だにプロポーズが出来ないでいます」

亀仙人「うーむ、あまりモタモタしておると、愛想を尽かされてしまうぞ?」

ヤムチャ「はは……努力します」



キーン…

亀仙人「お?」

シュタッ
天津飯「懐かしい顔がいるようだな」

ヤムチャ「天津飯!」

天津飯「武天老師様、御無沙汰しております。…ヤムチャ、久しぶりだな」

亀仙人「天津飯、久しぶりじゃの。餃子はおらんようじゃが?」

天津飯「餃子は置いてきました」

亀仙人「そうか。…しかし、久しぶりじゃのぉ。どうしたんじゃ、今日は?」

天津飯「いえ、特に用はありません。ただ、懐かしい顔に会えるような予感がしまして」

ヤムチャ「奇遇だな。俺もだよ」

亀仙人「そうかそうか。ふーむ、クリリンがいないのが残念じゃのお」

天津飯「帰ってきていないのですか?」

亀仙人「うむ。武道会でピッコロに勝利し、そのまま修業の旅に出ていったきりじゃわい」

ヤムチャ「まったく、努力を怠らない奴だ。」

天津飯「お前は逆に怠けているようだな。昔よりも身体のキレが悪くなっているように見えるが」

ヤムチャ「な、なんだと?」

天津飯「見てやろうか?」

亀仙人「ほっほっほ」

――その頃、クリリンは修業の地である男と遭遇していた…


クリリン「…」

ピッコロ「…」

クリリン「なんでまたお前がいるんだよ!」

ピッコロ「それはこっちの台詞だ!俺の行く先々に現れやがって!」

クリリン「俺はここで修業すると前々から決めていたんだよ!この前修業してた場所にいた時からずっと!!」

ピッコロ「なんだと?俺はそのもっと前から決めていたわ!貴様がこの場を離れろ!」

クリリン「うるせー!俺は絶対にここで修業するんだよ!」

ピッコロ「ちっ…、このチビガキが……」

クリリン「あん?そのチビガキに天下一武道会でボッコボコにされたのは誰でしたっけ?」

ピッコロ「!」カチン

ピッコロ「誰がボッコボコにやられただと!?隙を見せ、俺の攻撃で死にかけた奴が何を言う!」

クリリン「ああ、言葉が足りなかったよ。死んだフリして攻撃仕掛けてくる情けない『魔族』に、だ」

ピッコロ「貴様ぁ…!」

クリリン「まぁ、そんな状態でも結果的に勝ったのは俺だしね~。むっふふー」

ピッコロ「このピッコロ大魔王を前になめた口を!!あの勝利がまぐれだったと言う事を思い知らせてやる!!」

クリリン「うおっ、マジでやる気かよ?」

ピッコロ「俺があの頃と同じ強さだと思うなよ!!貴様を八つ裂きにして、汚いネズミの餌にでもしてくれる!」

クリリン「へへっ、やっぱ実戦が一番の修業になるよなぁ!」ザッ

クリリン「俺が負けたら八つ裂きにでもなんでもしてくれ。でも、俺が勝ったら、この修業場を譲るんだぞ?わかったか?」

ピッコロ「おのれ、何処までもなめおって…!」

ピッコロ「行くぞ、クリリン!!」

クリリン「さっさと来い!悪者がカッコつけてんじゃないよ!」

クリリン「…………!?」ピクッ

ピッコロ「…!!」ピクッ

クリリン「な…?なんだ…今の……」

ピッコロ「…貴様も気を感じられたのか。大きな気が4つ……この地球に入り込んできた…」

ゴオオオォォォ…

クリリン「あ、あれだ!あの4つの隕石……なのか?」

ピッコロ「隕石に気を感じるか。恐らく、あれは乗り物だろう…」


ドゴオオオォォン…

クリリン「お、墜ちた…!あっちは確か、牧場があるはず…。怪我人が出てるかもしれない!」ドウッ

ピッコロ「! 待て貴様、逃げる気か!………ちっ…」

ピッコロ(しかし、こんな気は今まで感じた事がない……俺以上に大きく、そして…俺以上に邪悪な気は………)

牧場


牧場主「……はあぁ、な、なんだべこれは…」

シュウゥゥゥ…

牧場主「テ、テレビとかでよく見る、隕石って奴だべか?…しかし、石っぽくはねえなあ……」

牧場主「とりあえず、警察に連絡するっぺ……」

ギギギギギ…

牧場主「!?」

牧場主「ひ、開いた?」

ザッ ザッ ザッ ザッ


ラディッツ「…」

カカロット「…」コキ

ナッパ「ふあぁ…」

ベジータ「……」

牧場主「に、人間…?」

ほう

これは期待

いきなりつんでね…?

しかしこのクリリン性格最悪である
まるで>>1の化身

カカロットこえー

牧場主(な、なんなんだべ、こいつら…。ずいぶんボロボロで変わった服着とるが……)

ベジータ「…地球、か。なかなかいい星じゃあないか」

ナッパ「だな。戦闘力もゴミみてえなのしかいねえ。身体を癒すには丁度いいぜ」

牧場主「しゃ、喋った!」

カカロット「ん?」

ラディッツ「なんだ貴様は?」

牧場主「そ、それはこっちのセリフだべ!オ、オラの牧場にでっけえ穴ぼこ作って!!警察読んでやるぞ!」

ラディッツ「ケイサツ?だと?なんだそれは?誰かの名前か?」ずいっ

牧場主「ひっ!ち、近寄るな!!」チャキッ

ラディッツ「!」

牧場主「そ、それ以上近寄ったら撃つだぞ!」

カカロット「…くっくっくっ。脅されてるぜ?兄貴」

ラディッツ「ふん…」ずいっ

牧場主「く、来るなって言ったっぺ!!!」

ピピピピピ…
ナッパ「戦闘力たったの5、か」

ベジータ「ゴミめ…」

ラディッツ「どうした?撃ってみろよ」ずいっ

牧場主「わ わー!」バンッ バンッ

ラディッツ「くだらんオモチャだ」パシパシッ

牧場主「…!?……え、ええっ?」

ラディッツ「ふふ、もうおしまいか?」チャリチャリ

牧場主「だ、弾丸を…つ、つかんだ?そ、そんな……あ…ああ…」

ラディッツ「では、返すぞ。しっかりと受け止めろよ?」スッ

ベジータ「待て、ラディッツ」

ラディッツ「?」

ベジータ「そいつは俺達の奴隷にする。殺すな」

牧場主「…は?」

ラディッツ「…わかった」ポロポロ

カカロット「へっ、運が良かったなぁ。おっさん」

牧場主「…???」ポカーン

ベジータ「おい、貴様。俺達は腹が減っている。食い物ならなんでもいい…今すぐに用意しろ」

牧場主「な、なにを…

ベジータ「…」キイイィィン…

ボウッ!

牧場主「!?」
ドガアアアァァンッ バラバラ…

牧場主「オ、オラのく、車が……」

ベジータ「ああなりたくなかったらな」ギロッ

牧場主「ひ、ひいいいぃぃ~~!!」

ゴオオオォォォ…

クリリン「い、今の小さな爆発は…!?」

クリリン「く、くそ…嫌な予感がする……!」

クリリン「っていうか今、爆発起こした奴の気…!明らかに俺を上回ってるし……!!」

クリリン「ち、ちくしょ~…一体、何者なんだ…?」

ゴオオオ…

ピッコロ「ふん、怖じ気づいたのか」

クリリン「ピ、ピッコロ!」

ピッコロ「何者か知らんが、いずれ俺のモノとなる地球に無断で入るとはいい度胸をしている」

クリリン「だ、誰がお前の地球だ!」

ピッコロ「このピッコロ大魔王様の力をとくと思い知らせてくれる!」

クリリン(た、確かにピッコロの強さもあの時とは違うだろう…!俺と同じく、ずっと強くなっているはず……!だ、だけど…)

ピッコロ(あの爆発を起こした何者かは、明らかに俺やこいつの強さを上回っている…!他の3人はわからんが、同等の力を持っていると考えるべきだ……)

クリリン(そんな奴等を全員、一人で相手するのは自殺行為だ…。それに
、ピッコロが死んだら神様も死ぬ……ドラゴンボールがなくなってしまう…)

ピッコロ(場合によっては…)

クリリン(こいつと一緒に戦わなきゃならないのか………)


ピッコロ「……ちっ」

クリリン「…くっ……」

ゴオオオォォォ…

胸熱支援

ベジータ「さっさとしろ!俺を怒らせたいか!!」

牧場主「ひいいっ!わかった!わかったっぺ!!」

ラディッツ「…む?」ピピピ

カカロット「どうした?」

ラディッツ「ベジータ、こちらに向かってくる奴がいる。二人だ」

ベジータ「ほう?…戦闘力数は?」

ラディッツ「…1150と1210だな」

カカロット「ケッ……まぁ、こんなゴミ共の集まる星にしちゃ、結構な実力者なんだろうな」

ナッパ「…お?おいベジータ、反対側からも2つ戦闘力が近づいてくるぜ。630と860だ」

ベジータ「…ふんっ。おい、これが貴様の呼んだケイサツとやらなのか?」

牧場主「ええっ!?オ、オラ警察なんて呼んでねえだぞ?」

ゴオオオォォォ…

カカロット「いらっしゃったようだぜ」

ベジータ「…」


シュタッ シュタッ

クリリン「…こいつらが……」

ピッコロ「……」

ナッパ「あ?おい、ありゃナメック星人じゃねえか?」

ラディッツ「何故こんな辺境の星に……」

ベジータ「ふん、はぐれナメック星人と言った所か…」

ピッコロ「ナメック星人だと?」

クリリン「お前…魔族じゃなかったのかよ?」

ナッパ「…!おっと、こっちも来たみたいだぜ」

クリリン「…?あ、あれは…」

ゴオオオォォォ…

シュタッ シュタッ

天津飯「……?なんだ、これは?どういう状況なんだ?」

ヤムチャ「クリリンとピッコロ……と、こいつらは誰だ?」

クリリン「天津飯、ヤムチャさん!どうしてここに…」

ラディッツ「どうやら、仲間のようだな」

カカロット「地球を守る戦士様達のご登場ってわけだ」

牧場主「…はっ!あ、あの人は…!!」

天津飯「俺達は、墜ちてきた隕石を調べに…

牧場主「た…助けてくれっぺー!」

ヤムチャ「ん!?」

カカロット「あ?」

牧場主「ク、クリリンさーん!」

クリリン「あ、あの人は奴等の仲間じゃないのか?」

ピッコロ「あの怯えた表情から察するに、あのチビ男に襲われていた所だったんだろう」

ベジータ「…」ピクッ

ベジータ「おい、貴様は奴を知っているのか?あのチビハゲを?」

クリリン「ハ…!ハゲはともかく、お前にチビと言われる筋合いは…!それに元からハゲてるわけじゃないし!これは剃って…」

ピッコロ「…くだらん事を言っている場合か」

牧場主「あ、当たり前だ!とんでもねえ悪い奴からこの地球を救ってくれた英雄だ!!」

ピッコロ「…」

クリリン「え、英雄?お、俺…そんな風に呼ばれてたのか…!」

ベジータ「ほーう、それは大したもんだな。…どれ」

グイッ
牧場主「ぐ、ぐえっ!く、苦しい…!」

クリリン「!! お、おい!何するんだ!その手を放せ!」

ベジータ「助けてみせろ、英雄さんよ。地球を救ったんだ…こんな男一人助けるくらい、朝飯前だろう?」

天津飯「ぬう…!」

ナッパ「おっと、余計な事すんじゃねえぞ?」ギロッ

天津飯・ヤムチャ「…!?」ゾクッ

天津飯(な…!?なんというプレッシャー…!?)

ヤムチャ(ゆ、指一本動かせない…!!)

ピッコロ(こいつもとんでもない強さを秘めているのか……!)

クリリン「な……なんなんだよ!お前達の目的はなんなんだよ!?この地球に何をしに来たんだ!??まさか、ドラゴンボールか!?」

ベジータ「ドラゴンボール?」

カカロット「なんだ?そりゃあ?」

ピッコロ(バカが、余計な事を口走るな!)

クリリン(あ、や、やべ…)

ベジータ「…ふん、そのドラゴンボールとやらがなんなのかは知らんが、俺達は別に何か企みがあって、この星に来た訳ではない」

カカロット「この星に来たのはたまたまだ。前の星で、かなりでかい闘いをやってな」

ラディッツ「その時受けたダメージを癒す為に、弱い生物しかいない適当な星を選び、やってきたという訳だ」

ナッパ「へっへ、まさかそんな星にナメック星人がいるとは思わなかったがよ」

ピッコロ(そうか…それで奴等の服…いや、戦闘服がボロボロなのか……)

1210から戦闘力解放すればラディッツとナッパくらいはいけるんじゃね?

ラディッツ1500 ナッパ4000 カカロット1万 べジータ18000程度とみた

クリリン「じゃあ、地球を襲いにきたってわけじゃないんだな?」

ベジータ「まあな…」

クリリン「だったら、その人を放せ!もう気絶してる!!」

牧場主「」

ベジータ「ふん」ポイッ

ドサッ
クリリン「な、投げるな!」

ベジータ「……だが、気が変わった」

クリリン「…は?」

ベジータ「貴様の戦闘力に興味がわいた。貴様の本気を俺達に見せてみろ」

ラディッツ「…ベジータ、奴の戦闘力数値はさっき知っただろう?」

ナッパ「馬鹿野郎が。てめえはあの数値が全てだと思ってんのかよ」

ラディッツ「…。まさか、こいつらが戦闘力をコントロール出来ると言うのか?」

ベジータ「俺の目を疑うのか、ラディッツ?」

ラディッツ「い、いや、そんな事は……」

カカロット「はっ、そうやって相手をなめてるから特戦隊の奴にもボコられるんだよ」

ラディッツ「ぐぬ…!カ、カカロット貴様……!」

ナッパ「尻尾を生やしてるのはもうお前だけだぜ、弱虫ラディッツ」

カカロット「毎回危ない目に遭って、それを助けに行く身にもなってほしいぜ」

ベジータ「いつまでも俺達が手を貸してやれると思うなよ、ラディッツ」

ラディッツ「………く!」

ピッコロ(…あのラディッツというのが、奴等の中で一番実力が劣るようだな…)

ベジータ「…さて、クリリン…だったか?改めて、お前の本気を見せてもらおうか」

クリリン「…」

クリリン「見せたら満足して帰るのか?」

ベジータ「どうだろうな?」

クリリン「言っとくけど、俺、本気出したら滅茶苦茶強いぞ?」

ナッパ「ほう、言いやがる」

クリリン「コイツなんて粉々に吹き飛ばしちゃうくらい強いんだぞ?それでもいいの?」

ピッコロ「貴様…!とことんなめてくれるな……!!」

ベジータ「はっはっは、そいつは楽しみだ。さあ、その本気とやらを見せてくれ」

クリリン「やれやれ、仕方ないなぁ……泣くなよ?」

カカロット「泣くのがてめえじゃなきゃいいがな」

クリリン「ふぅ…んじゃ、やるかぁ……」

ベジータ「……」

クリリン「はああああぁぁぁぁ…!!!!!!」

グゴゴゴゴ………!!!!

ラディッツ「!」

ナッパ「筋肉が肥大化しやがった…!」

ベジータ「…ほう」ニヤリ

天津飯(あれは…!天下一武道会の決勝でピッコロを仕留めた、超かめはめ波…!!)

ヤムチャ(クリリンはきっと昔よりもずっと強くなっている…!)

ピッコロ(その威力は、あの時の比ではない……!事実、この膨大な気の量は…!)

ラディッツ「…!」ピピピピピ

ナッパ「戦闘力…3200……!!」

ベジータ「…ほう」

想像したらクリリンキモすぎwwww

クリリン「…かぁ~~めぇ~~はぁ~~めぇ~~……!」

カカロット「…むっ」

ピピピピ…

ラディッツ「ま、まだ上がっていくだと…!あのチビが………信じられん…!」

ナッパ「驚いたな。あの構え、カカロットのスピリットキャノンと同じじゃねえかよ」

ベジータ「思わぬ偶然だな、カカロットよ」

カカロット「……間抜けな掛け声だぜ…」


ピッコロ(な、なんだ、奴等のあの余裕は…?防御するそぶりもみせん…!)

クリリン(…!)

クリリン「波ァーーーーーッッッ!!!!!」

ズドオオオウッ

スピリットキャノンって親父の技じゃねえか;;

グオオオオッ……!!!
クリリン(全力!マジで全力!!)

ベジータ「……ラディッツ」

ラディッツ「…あぁ」スッ


ドゴオオオオォォンッ!!!!!!!

ピッコロ「…!」

天津飯「ぐっ、爆風による砂埃が……!!」

ヤムチャ「げほ、げほ……!!だ、だが、まともに喰らったぞ!やったか!?」

クリリン「はぁ、はぁ…………………!」ピクッ

ピッコロ「! ば、馬鹿な……!」
ヤムチャ「え…?」


ゴゴゴゴゴ…
ラディッツ「…」

カカロット「はっはっは、残念だったなあ」

ナッパ「へっへっへ、こいつに片手で受け止められるようじゃあ、なあ?」

クリリン「う……うっそぉ…ん」

ベジータ「どうやら、本気の本気だったようだな。ガッカリさせやがるぜ」

クリリン(や、ヤバイよこいつら……次元が違う…!!)

カカロット「おい、ナメック星人。てめえはやらないのか?」

ピッコロ「…!」

ナッパ「戦闘タイプのナメック星人はかなり強いと噂では聞いていたんだけどよ」

ピッコロ(俺にも自慢の必殺技はある……だが、認めたくはないが、クリリン程の威力は期待出来ん…!何より、隙が大きすぎる…!)

ベジータ「何も言えんという事は、あれ以上の技はないと言う事だな?」

ピッコロ「……ちっ」

クリリン「ええ!?嘘だろ?お前、仮にも俺のライバルじゃないか!なんかひとつくらい、あいつら驚かす技があってもいいだろー!?」

ピッコロ「…だ、誰がライバルだ!俺は貴様がライバルなど、認めてもいないし、認められたくもないっ!」

ベジータ「…ならば、これはせめてもの餞別だ。二人仲良く受け取ってくれ」キィィン…

クリリン「げ!や、やばい、あれは食らったら死ぬ!」

ピッコロ「ちっ…!くそったれが…!ピッコロ大魔王ともあろうものが、こんな所で…!!」

天津飯「くそ、まずいぞ!あのままでは二人が!」

ヤムチャ「だ、だが、距離がありすぎる…!ここからじゃ間に合わない!」

ベジータ「あの世で仲良くやっていろ!ビッグバン…!

クリリン「よ、よし!最終手段だ!逃げるぞ!!」

ピッコロ「に?!逃げるだと?このピッコロが敵を目の前にして逃げると思うのか!?」

クリリン「お前のプライドなんかどうでもいいんだよ!神様に死なれたら、俺達が困るんだ!」

ピッコロ「ど、どうでもいいとはなんだ!」

クリリン「どうでもいいったらどうでもいいんだよ!さっさと目を閉じる!」サッ

ナッパ「ん?」

カカロット「なんだ?」

クリリン「ヤムチャさん!天津飯!!」

ヤムチャ「あの構えは…!」

天津飯「あ、あいつ、いつの間に覚えて…!」

ベジータ「アタッ…

クリリン「食らえ!太陽拳!!!!」

ボッッッ

ベジータ「!!!」

ナッパ「むおっ!」

ラディッツ「うおおっ!」

カカロット「がっ!」

ここから全員倒すとか無理ゲー
気円斬でゴリ押しくらいしか思い浮かばない

ベジータ「うおおああっ!め、目が…!」

ナッパ「ぐがああ…く、くそったれめ!!!」

クリリンの声「やい、ベジータ!よく聞け!」

ベジータ「…!?」

クリリンの声「今、見せた技のように、俺にはまだ隠している実力が沢山ある!」

ラディッツ「な、なにを…?」

クリリンの声「もっと見せてやってもいいんだが、傷付いて弱ってるお前達にそれをやるのはフェアじゃない!」

カカロット「よ、よく言うぜ…!いきなりこんな技使っておいて…!」

クリリン「一週間、ここで大人しくしてろ!俺は必ず戻ってくる!その時はお前達が泣いて謝るくらいの実力を見せてやるからな!」

ベジータ「…!」

クリリンの声「わかったな?一週間だぞ!それまで地球にはなんの危害も加えるなよ!わかったな!!」

クリリンの声「念のためにもっかい言うぞ!一週間だからな!一週間!!」

ベジータ「………」



………………



ナッパ「…チッ、妙な技を使いやがって……」

カカロット「な~にが実力を隠している、だ。なめやがって…」

ラディッツ「…どうする、ベジータ?あのチビはスカウターで追えるが……」

ベジータ「…いや、放っておけ」

ナッパ「いいのかよベジータ、あんなにコケにされたってのによ」

ベジータ「忘れるな、俺達は傷を癒すのが最優先の目的なんだ。奴がその日に来るなら来たで、相手をしてやればいい。退屈しのぎにはなるだろう」

カカロット「…ふん。退屈しのぎ程度になりゃいいがよ……」

カメハウス


クリリン「…………という訳で戻ってきたけど…あと一週間でどうしよう」

ピッコロ「き、貴様!何も考えなしに一週間と言ったのか!?」

クリリン「しょーがないだろ!咄嗟の事だったし、あいつらあまり我慢強そうに見えなかったし!!」

ピッコロ「く…!この馬鹿め、勝手にやっていろ!」ザッ

ヤムチャ「ま、待てよ、ピッコロ。一緒に打開策を考えようじゃないか」

ピッコロ「誰が人間と馴れ合うものか!俺は俺でやる!」

ブルマ「ちょっと!下手したら地球の危機になるかもしれないってのに…!」

バタンッ

ブルマ「…行っちゃった……べーっだ!」

クリリン(ドア閉めて出ていくなんて意外と常識はあるんだな)

亀仙人「ふーむ、しかし困ったのぉ…クリリンの超かめはめ波が全く通用せんとはなぁ」

つ 精神と時の部屋

つ 界王拳

つ 同化

天津飯「無駄だとはわかっていても、この一週間で力をつけなくてはならない」

クリリン「うーん…天界でもう一度修業し直すか……でも、一週間程度じゃなあ…」

ヤムチャ「正直言って、俺じゃあ天界で修業しても大して力にはなれない気がするぜ…」

天津飯「そんな事はない。お前にも、なにかしら光るものはある筈だ」

クリリン「そうですよ。ヤムチャの操気弾だって、使い方次第では…」

ヤムチャ「ほ、ほんとか!?」

クリリン「え。ええ、多分」

ヤムチャ「多分かよ!いい加減な事言いやがって!」

クリリン「く、苦しい~」

海亀「あ、あの~、お取り込み中すみません」

亀仙人「なんじゃ、海亀」

海亀「お客様がいらっしゃってます。…その、クリリンさんに」

クリリン「俺?誰だ??」

ズカズカ

老人「…ふん、ここが武天老師の住み処か。随分と古い建物だな」

ブルマ「え…?」

海亀「ちょ、ちょっとあなた、勝手に上がり込んでは…!」

亀仙人「…?だ、誰じゃ?」

クリリン(なんだ、この人?初めて見るぞ…)

ヤムチャ「なんだよ、この無礼なじいさんは…?」

ブルマ「…!あ、ああああぁ!!!ア、アンタは!!!」

天津飯「知っているのか、ブルマ?」

老人「! ふん、ブリーフの娘か。お前もここにおったとはな……」

ブルマ「ド、ドクター・ゲロ!」

クリリン「え?ドクター誰?」

……………


クリリン「こ、このじいさんが、はっちゃんやメタリック軍曹とかを作ったあの…!?」

ゲロ「はっちゃん…?……8号の事か。あんな欠陥品の事をよく覚えていたな」

クリリン「け、欠陥品だとぉ!?」

天津飯「落ち着け、クリリン」

ゲロ「貴様は天津飯だな。桃白々の弟子の…」

天津飯「…!」

ゲロ「サイボーグにしてやっても、奴は勝てなかったようだな。世界一の殺し屋の名が聞いて呆れる」

天津飯「ま、まさかお前があんな姿に…」

ゲロ「そうだ。だが、勘違いするなよ。あれは奴が望んだ姿だったのだ。私が無理矢理改造した訳ではない」

天津飯「…」

ヤムチャ「やれやれ、とんでもないじいさんだ」

ブルマ「闇の天才科学者と呼ばれるアンタが、ここになんの用があってきたのよ?」

ゲロ「…ふん、決まっている。この地球をあの野蛮な宇宙人から守る為に、貴様達に協力をしにきてやったのよ」

クリリン「地球を守る為に協力だって?」

天津飯「信じられんな。何が目的なんだ?」

ゲロ「私は今、最強の戦士を造る実験をしている。しかし、あの宇宙人共がこの星で暴れては、いつ私の研究所を破壊されるかもわからん」

ブルマ「…」

ゲロ「この研究を完成させる事こそが私の悲願。どこから来たかもわからぬ野蛮人どもの妨害を受けるのは我慢出来ぬ。だから、奴等を倒す為にお前達に協力をしに来たのだよ」

亀仙人「………むぅ、嘘は言っとらんようにも見えるが」

ゲロ「RR軍にいた私を信用出来ぬのはわかる。だが、奴等を倒すまでの間だけでいい。私を信用してほしい。決して裏切るような真似せん」

これは新しい

ここで人造人間きたらいろんな意味で終わりだなwww

ベジータどころかフリーザも瞬殺だろ

クリリン「信用するしないはともかく、何かいい方法があるの?」

ゲロ「ある。だから私がここまで来てやったのだ」

ブルマ「…」

ゲロ「お前達にとっても、決して悪い話ではないと思う」

クリリン「で、その方法は?教えてくれよ」

ゲロ「…お前達を私の手で人造人間に改造してやる」

ブルマ「は!?」

天津飯「な、なんだと!?」

ゲロ「そうすれば、お前達は圧倒的な力を手にする事が出来る。元より人間離れした力を持つお前達だ、最低でも奴等と同等の力を得る事が出来るぞ」

ヤムチャ「ほ…ほんとかよ…?」

ゲロ「既に奴等のデータは、私の作った超小型スパイロボによって集められている。計算では80%の確立で奴等に勝つことが出来るだろう」

クリリン「80%…!…だけど、いきなり改造人間になるなんて……」

ヤムチャ「そうだぜ。桃白々みたいな姿になるのはゴメンだ…」

天津飯「…」

ゲロ「くだらん心配をするな。桃白々の改造から数年経ち、私の改造技術は大きな進歩を遂げた。人造人間になったとて、外見はそのままだ」

ヤムチャ「ほ、本当か?…それで強くなれるなら……」

ブルマ「ちょっと、ヤムチャ…」

クリリン「うーん…地球を守る為なら、仕方がないのか……」

ゲロ「改造手術とて、一日二日で出来るものではない。早く決断せねば間に合わなくなるかもしれんぞ」

クリリン「うーーん………」

ブルマ「…………地球を守る為とはいえ、クリリン君達が人間じゃなくなるだなんて…」

ゲロ「ふん、たった3人の犠牲で地球が救われるのだ。安いものだ」

ブルマ「ア、アンタねえ!!」

ゲロ「というより、貴様らに選択権はない。さっさと現実を受け入れるのだ」

クリリン「……」

ヤムチャ「…クリリン、どうする?」

天津飯「…………」

クリリン「………………よし、やりましょう」

ゲロ「ふふ、よい返答だ」

ブルマ「そんな簡単に…!」

クリリン「大丈夫ですって、ブルマさん。別に死ぬわけじゃないんですし」

クリリン「それに、ドラゴンボールを使えば、きっと元に戻れるでしょうし。あいつらを地球から追い出すまでの間っすよ」

ヤムチャ「そうだそうだ。そんな悲しそうな顔するなよ、ブルマ」

ブルマ「………そうね。ドラゴンボールを使えば大丈夫よね、きっと…」

ゲロ「無駄話はそこまでだ。早速、私の研究所へと行くぞ。すぐにでも改造手術を始める」

ブルマ「ドクターゲロ、やっぱりあたしはアンタが信用出来ない。あたしも研究所に行くわ。アンタがおかしな真似をしないよう、見張らせてもらうわ!」

ゲロ「勝手にしろ」

ブルマ「亀じいちゃん!アンタも来るのよ!!」

亀仙人「か、亀じい…」

ブルマ「ちょっとでも怪しい事したら、この亀じいちゃんがアンタの首なんかポッキリ折っちゃうんだから!」

ゲロ「…ふん」

クリリン「は…はは……疑う気持ちはわかるけど…」

ヤムチャ「さぁ、さっさとその研究所とやらに行こう」

天津飯「…ちょっと待ってくれ」

クリリン「ん?」

ヤムチャ「なんだ、どうした?」

ゲロ「……」

天津飯「すまんが、俺は行かない」

クリリン「ええっ!?」

ヤムチャ「お、お前が来てくれなきゃ、あいつらとまともに戦えないじゃないか!」

天津飯「大丈夫だ、奴等との戦いには必ず行く。しかし、俺は人造人間とやらになってまで、力を得たくないんだ」

ゲロ「…ふん」

クリリン「地球の命運がかかってるかもしれないんだぞ?それでもか?」

天津飯「…ああ、我が儘を言っていられる状況ではない事も充分にわかっていり。だがやはり、俺は自分の力で実力をつけたいんだ」

ヤムチャ「天津飯…」

ゲロ「嫌だと言うのなら放っておけ。二人もいれば充分だ」

天津飯「…」

ゲロ(天津飯が改造手術に賛同せぬ事ぐらいは、既に予想が出来ていた。元よりあてにはしておらん)

クリリン「天津飯、絶対に強くなって戻ってこいよ!」

ヤムチャ「頼りにしているぜ!」

天津飯「……ああ、すまない二人とも。…それではな」タッ

亀仙人「ふーむ……天津飯の性格を考えれば、仕方のない事じゃったか…」

クリリン「天津飯は必ず、強くなって帰ってきますよ!さあ、ドクターゲロ、あんたの研究所へと行こう」

ゲロ「うむ、外に私の飛行船が用意してある。急ぐぞ」

ゴオオォォ…

天津飯「…」

天津飯(奴等の力は、今の俺とは次元がまるで違う……残り七日間で、どれだけ差が埋められるのか………)

天津飯(最低でも、相討ちに持っていけるくらいの力はつけなくては………しかし…)

???「ふふふ、流石は生粋の戦士、天津飯だな」

天津飯「…ん?お前…いや、あ、あなたは…!」

???「残された時間は七日もある。充分すぎる程の時間だ」

天津飯「…」

???「私についてくるのだ。とっておきの修業場に案内してやろう」

???「その修業、敵はまさに己自身となる。己を乗り越え、絶対的な力を手にしてみせるのだ」

天津飯「……」

ドクターゲロの研究所


ゲロ「ここが私の研究所だ。時間が惜しい、さっさと入れ

ブルマ「こんな岩場の影に隠れてたなんて…」

クリリン「はぁ、ドキドキしてきた」

ヤムチャ「おい、ゲロ。しっかりやってくれよ?」

ゲロ「誰に向かって言っている。この愚か者め」

ゲロ「改造手術の為の準備は既にしてある。お前らはそこの台に寝転がっておればいい」

クリリン「…なんか色々と不気味なもんがあるな」

ヤムチャ「この水槽みたいのに入ってるのはなんだ?」

ゲロ「勝手に触れるな!貴様達は台の上に寝ておればよい!」

クリリン「そんなに怒らなくてもいいじゃんか…」

ゲロ「急いでおると言った。さっさと横になれい!」

クリリン「…よいしょっと」

ヤムチャ「……なんだか、緊張してきたな」

ゲロ「それでは、これより人造人間化改造手術を行う」

ゲロ「小娘、お前は私のサポートをしろ」

ブルマ「…わ、わかったわよ。けど、わかってんでしょうね?怪しい事したら、首ポッキリなんだから!」

亀仙人「そうじゃ、ポッキリじゃポッキリ」

ゲロ「くどい奴だ。裏切るような真似はせんと言った…!」

クリリン「ほんとに頼むぜ、ドクターゲロ」

ヤムチャ「地球の命運がかかってるんだからな!」

ゲロ「ふんっ、始めるぞ」

ブルマ「え、ええ…!」

クリリン

クリリン「…よいしょっと」

ヤムチャ「……なんだか、緊張してきたな」

ゲロ「それでは、これより人造人間化改造手術を行う」

ゲロ「小娘、お前は私のサポートをしろ」

ブルマ「…わ、わかったわよ。けど、わかってんでしょうね?怪しい事したら、首ポッキリなんだから!」

亀仙人「そうじゃ、ポッキリじゃポッキリ」

ゲロ「くどい奴だ。裏切るような真似はせんと言った…!」

クリリン「ほんとに頼むぜ、ドクターゲロ」

ヤムチャ「地球の命運がかかってるんだからな!」

ゲロ「ふんっ、始めるぞ」

ブルマ「え、ええ…!」

クリリン(楽しみにしてろよ、ベジータ…!そりゃもう、目玉飛び出るくらいに驚かせてやる…!)

―――そして、あっという間に約束の日となった!


ベジータ「……」

カカロット「今日で一週間だな。奴等、現れねえが……」

ナッパ「怖じけづいて逃げたに決まってるぜ」

ラディッツ「スカウターにも、こちらに近づく生物の反応はない」

カカロット「どうすんだ、ベジータ?俺達の傷も大分癒えたぜ。さっさとこの星を出て、今度こそフリーザの野郎を見つけねえとよ」

ベジータ「…ふん、あれだけの啖呵を切ったんだ。奴は必ず現れる、もう少し待ってやろう」

ナッパ「お遊びが好きだな、ベジータはよ…」

ベジータ「約束を破棄するのなら、それでもいい。それなりの罰を受けてもらうだけだ」

カカロット「…へへっ、この星の人間共を全部…か?俺はそっちの方がまだ楽しめる気がするぜ」

ナッパ「泣きわめきながら、必死に逃げる様はかなり笑えるもんなぁ…」

ラディッツ「ふっ…」

ベジータ「ここでの遊びが終わったら、フリーザの追跡を再開する。奴もそろそろ俺達の存在に気づいてきただろうしな」

カカロット「早く会ってぶちのめしてやりてえよ。はなぁ…」ニヤリ

>カカロット「早く会ってぶちのめしてやりてえよ。俺はなぁ…」ニヤリ

確か最長老様によればピッコロさんと神がもとの一人の時はスーパーサイヤ人よりも強かったらしいな。同化すればいいやん

研究所


クリリン「……」

ヤムチャ「……」

ゲロ「準備はいいか、小娘?」

ブルマ「ええ、今度は大丈夫!起動して!」

ゲロ「よし、行くぞ。……起動っ」

ブーン…… ピピピピ…

ブルマ(三度めの正直…!お願い……!)

クリリン「………………………………………!」

ヤムチャ「……………………………………!」

ゲロ「むっ!」

プシューッッ

「キドウセイコウ、キドウセイコウ」

ブルマ「や、やったわ!」

ゲロ「……間に合ったか」

クリリン「ん…?あ、あれ?」

ヤムチャ「なんだ?何かあったか?」

ブルマ「な、なに寝ぼけてんのよ、二人とも!もう一週間経ってるのよ!」

クリリン「ええ!?マ、マジですか?」

ヤムチャ「眠らされたかと思えばもうかよ!!」

ゲロ「ギリギリの完成だったが、上手くはいった筈だ。実戦で試してくるがいい」

クリリン「……。なんも変わってないように見えるけど…」

ヤムチャ「…本当に大丈夫なんだろうな」

ゲロ「いいから、さっさと行け。私の腕を疑うな」

ブルマ「認めたくないけど、この男の腕は本物だったわ。あたしでもわからない事が多かったし…でも、パワーアップしてるのは間違いないわ!あいつらとも、まともに戦えるわ!絶対に!!」

クリリン「ブルマさんがそこまで言うんだから、本物なんでしょうね」

ヤムチャ「だな。急いで奴等の所へ向かおう!痺れを切らして暴れていたら、地球がヤバい!」

クリリン「よし、行きましょう!」

ブルマ「ヤムチャ、気を付けてね!」

ヤムチャ「大丈夫だ、任せておいてくれ!」

ドウッ ドウッ

ゴオオォォ…

ブルマ「無事に戻ってきてよね…ヤムチャ……」

亀仙人「大丈夫じゃよ、あいつらならきっと、勝って戻ってくるわい」

ゲロ「…」

ゲロ(ふ……今回の改造手術でまたいいデータがとれた…)

ゲロ(さらに、これから始まる奴等の戦闘データも手に入れば、私の悲願、最強の人造人間の完成もより近くなるだろう)

ゲロ「くく…」

ゲロ(楽しみに待っていろ…我が最強の人造人間、セルよ……)

「…」ゴボボッ…

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