紗枝めし!【小早川紗枝と餅編】 (63)

モバマスSSです

紗枝はんとモバPが飯食うだけです

何!?もう既に新年なのか!?


言葉遣い間違ってても堪忍してや

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ガチャッ

紗枝「おはようさん~。明けましておめで・・・」

茄子「花札衛─五光─で攻撃!」

モバP「ヌワー!」LP2000→LP0

紗枝「・・・何やってはるん?」

モバP「え?花札」

そうは見えへんかったんやけど・・・?

茄子「あ、紗枝ちゃんあけましておめでとう♪」

紗枝「明けましておめでとうございます。今年もよろしゅうに」

茄子「はい、今年もよろしくお願いします。あとナスじゃなくてカコですよ~」

それは言うんがお決まりっちゅうやつなんやろか?

モバP「まぁ花札も丁度終わったし毎年恒例のやつもそろそろ準備すっか」

紗枝「せやろと思って色々小豆とかきな粉とか持ってきたんやけど使いはる?」

モバP「おぉ超助かる。毎年よく食う面子もいるからな。いくつあっても問題ない」

???「おーおー、えらい張り切りボーイが楽しそうな準備してるねー」

???「ねー」

モバP「お、お前らは!」

志希「志希ちゃんと!」

フレデリカ「フレちゃんだ!」

\レイジー・レイジー乱入!!アピールチャンス!/

モバP「ペナルティだ」

<乱入ペナルティ2000ポイント

志希「あばばばば(ビリビリ)」LP4000→LP2000

フレデリカ「あべべべべ(ビリビリ)」LP4000→LP2000

紗枝「え・・・?え?」

何?うちの知らんとこで何が起こっとるん?

フレデリカ「あいたた・・・Oh!腰の痛みが消えた!!気がする!」

志希「フレちゃん腰痛持ちだっけ?」

フレデリカ「そう言っておけば力仕事任されないからそういう設定~♪」

志希「なるほど♪」

モバP「で?頼まれたの持ってきたか?」

フレデリカ「もちのろん!・・・と言いたいんだけど~」

志希「臼しか無くて杵が無かったんだよね~。誰かが乗って空飛んでっちゃった?」

フレデリカ「魔法使いさんかな~?アタシも連れて行ってほしかったなぁ♪」

2人は相変わらずやなぁ・・・

モバP「ふむ・・・他に使えそうなの無かったか?」

フレデリカ「そう言うと思ってたまたま近くにあった丸太を持ってきたよ!」

モバP「でかした!」

どっから持ってきはったん?それ・・・

モバP「冗談はさておき杵が無いのは困るな・・・」

茄子「何か代わりのを・・・」

モバP「一応ここにエッジ・ハンマーがあるけど・・・もうこれでいいか」

何それ・・・

モバP「とりあえず臼とエッジ・ハンマーをお湯で温めてっと・・・」

珠美「もち米を持ってきました!」

モバP「ご苦労。それでは!」

モバP「毎年恒例の大!餅つき大会を開始する!!」

アイドル一同「「「おー!!」」」

毎年恒例の事務所での餅つき大会・・・ずっと楽しみにしとったねん♪

珠美「では最初の一打は僭越ながらこの脇山珠美が務めさせてもらいます!(プルプルプル)」

モバP「手ぇプルプルしてるけど大丈夫か?」

珠美「だ、大丈夫です!それでは!」

モバP「ほいっ。返したからやr」

珠美「せいやっ!!」

ゴスッ★

モバP「ゴフッ」

紗枝「プロデューサーはん!!」

珠美「も、申し訳ありません!!」

モバP「だ、大丈夫だ・・・。今度から無理しないようにな・・・」

モバP「次は俺がやる・・・」

紗枝「大丈夫なん?」

モバP「大丈夫だ。満足がある奴は崖から落ちても死なない」

ほんまに大丈夫やろか?

モバP「この日の為に鍛え上げたこの身体!(バッ)」

紗枝「もー・・・何でいっつもこの時だけ上着脱ぎはるん(///)」

モバP「決闘者だってヤクザだってジムリーダーだって世紀末救世主だって大事な場面では上半身裸って決まってるんだよ!」

せやろか?せやけどプロデューサーはん意外と鍛えてはって・・・(///)

あかん・・・はしたないこと考えてしもたわぁ(///)

モバP「くっくっく、とうとうこの時が来た・・・。今こそ反逆の時よ!!」

プロデューサーはんはお餅に何か恨みでもあらはるん?

モバP「散々鮫から出てきやがって・・・覚悟しやがれ!!」

紗枝「はい、どうぞ」

モバP「死ね餅カエル!!」

ブンッ・・・ドンッグキッ

紗枝「グキッ?」

モバP「・・・」(プルプルプルプル)

紗枝「大丈夫?」

モバP「悪いな、ソファーまで連れて来てもらって」

志希「新年早々災難だにゃ~」

フレデリカ「フレちゃんが元気になるおまじないしたげる♪はんにゃら~ほんにゃら~」

モバP「それどこの呪詛だ?」

フレデリカ「ん~?わかんなーい」

モバP「ははっ、ちょっと元気出たよ」

茄子「私がここに居ますから皆さんは戻っていいですよ」

紗枝「ほなお願いします」

茄子はんやったら大丈夫やろ・・・多分やけど

ゆかり「次紗枝ちゃんの番ですよ」

紗枝「あらゆかりはん。明けましておめでとうございます」

ゆかり「はい。明けましておめでとうございます」

う~・・・結構重たいなぁこれ・・・

ゆかり「大丈夫ですか?」

紗枝「ゆかりはん念のためちょっとだけ離れといてぇな」

ゆかり「分かりました」

さぁ~・・・突くで~・・・

紗枝「あら?」

あれは・・・

茄子「痛くないですか~?」

モバP「何で膝枕?」

茄子「ソファーで寝転ぶよりもこちらの方が良いかと思いました♪」

モバP「(ぶっちゃけ恥ずかしいし目の前で揺れてるのが目について気まずい・・・)」

茄子「あ、そういえば私新しい一発芸考えたんですよ!」

モバP「ほう」

茄子「これを・・・っと」

ぽよんっ

茄子「鏡餅♪なーんて」

モバP「・・・(///)」

茄子「少しつまらなかったですかね?(///)」

モバP「そうですね・・・別のを考えた方がいいかもしれませんね(///)」

紗枝「・・・」(スッ)

プロデューサーはんの・・・

紗枝「・・・」(ドゴォォォッ)

アホォォォォォォォォ!!

ゆかり「さ、紗枝ちゃん・・・」

紗枝「うぅ・・・あほぉ・・・すーぐでれでれしてあほぉ・・・・」








茄子「・・・プロデューサー・・・女の子泣かしちゃだめですよ?」

モバP「俺何にもしてないって!!」

モバP「よーし、腰も大分楽になったしもう大丈夫だ」

茄子「(私はちょっと残念ですけど)」

モバP「んじゃまずはお汁粉にするぞー」

志希「寸胴とこたつで寝てた杏ちゃん持ってきたよー」

モバP「でかした!」

杏「zzzz・・・」

杏はん風邪ひくで?

モバP「じゃあ全員に配るの手伝ってくれ紗枝」

紗枝「(プイッ)」

モバP「え?俺マジで何かやったの?」

紗枝「すけべぇな人には教えまへん」

うちのもお餅みたいに膨らんだりせーへんやろか?

眠いので続きは起きてからだ・・・

餅カエルは禁止カードにするべきだと思うんです

フレデリカ「はいはーい、喧嘩はダメだよ~?フレちゃんに免じて許して~」

紗枝「(プイッ)」

フレデリカ「(あ~・・・重症なやつか~)」

モバP「・・・とりあえず配ろうか」

フレデリカ「しょうがないね。焼いたお餅入れる?煮込んだお餅にする?」

モバP「俺は煮込んだ方が好きだな」

・・・うちも煮込んだ方が好きやなぁ

フレデリカ「残念!両方もう入れちゃった♪」

モバP「なんで聞いた」

フレデリカ「許してフレデリカ♡」

モバP「許そう」

フレデリカ「わ~い♪」

・・・楽しそうやなぁ

漆塗りのお椀に小豆たっぷりのぜんざい・・・

焼いたお餅と煮込んで少しとろけたお餅に・・・白玉まで入っとる

あま~いええ香り・・・

紗枝「・・・いただきます」

ふー・・・ふー・・・はふっ・・・ほふっほふっ・・・

んふふ~♪あま~い♪

粒々の小豆の食感と焼いたお餅のパリッとした後トロトロのもっちりの弾力

煮込んだ方はお汁と絡んでまったり・・・はふっ

白玉のほうはちゅるんと滑るように入ってくる・・・ふーふー・・・ずずっ!

お塩で甘さ調整したんやろか?

甘すぎへんし丁度ええわぁ♪

周子「甘さどう?」

紗枝「あら周子はん。明けましておめでとうどす」

周子「はいはーい、明けましておめでと~。今年もよろしゅうこ~」

紗枝「これ周子はんが味付けしはったん?」

周子「そだよ~。まぁうちの実家の味とは程遠いけどね~」

紗枝「そんなことあらしまへんよ。甘さ丁度ええし美味しいわぁ」

周子「おーおー、嬉しいねぇ♪まだまだお餅あるから堪能してってよ」

紗枝「ほな頂きます♪」

紗枝「ぎょーさんあるなぁ・・・」

これにしよか・・・あむっ・・・

きな粉のほんのりとした苦みがお砂糖の甘さ引き立てて・・・一口サイズなんが嬉しいなぁ♪

こっちのゴマのお餅は中に餡子も入っとるなぁ

はむっ・・・んん~・・・伸びる~

はむっ・・・あむっ!ん!白ごまが香ばしい!ぱりっともっちりした後に餡子が・・・ふふっ♪

モバP「口の中さっぱりさせたいならこっちに口直しがあるからな」

口直しと言えば・・・塩昆布やけど・・・

あ、やっぱり塩昆布・・・あとお漬物と・・・苺?

???「私が置きました」

モバP「お前は!」

ありす「苺は口直しにも最適です」

\橘乱入!アピールタイム!!/

モバP「ペナルティ」

<乱入ペナルティ2000ポイント

ありす「くっ・・・」LP4000→LP2000

モバP「まぁ折角だからイチゴ大福っぽいものにしてみるか」

ありす「やりました!もうこれでプロデューサーさんは苺の虜です。もう脱出不可能です」

モバP「どんだけ強い呪縛なんだよ」

あんこのお餅に苺突き刺しただけやけど・・・

あむっ・・・あ、苺の酸味ですっきりさっぱりして食べやすい

その酸味も餡子の甘さを際立たせてて美味しい!

お餅も大福と違ってねっとりと絡みつくように残るから余計に苺がありがたいわぁ

紗枝「美味しい・・・」

ありす「本当ですか!」

紗枝「ごっつぅ美味しかったわぁ♪」

ありす「Σはっ!と、当然です!苺大福なんてのもありますし合わないわけがありません!完璧です!」

ありすはんはかいらしいなぁ♪

でもやっぱり甘いことには変わりあらへんから塩昆布・・・

かじっ・・・ん、しょっぱい

紗枝「これは・・・?」

なんやろ?

モバP「チーズ餅だよ。薄く焼いたジャガイモも敷いてある」

紗枝「そうでっか」

モバP「なぁ紗枝、いい加減機嫌直してくれよ」

紗枝「・・・なぁプロデューサーはん?」

モバP「ん?」

紗枝「・・・プロデューサーはんはおっきい方が好きなん?」

モバP「・・・そんなこと・・・ない・・・よ?」

紗枝「ふふっ、正直な人やなぁ」

モバP「悪い」

紗枝「ええよ。うちかていけずやったし・・・それに」

モバP「それに?」

紗枝「うちかて将来は分からへんよ?」

モバP「ははっ、楽しみにしてるよ」

紗枝「ふふふ、あんじょう楽しみにしとりや。すけべぇなプロデューサーはん」







フレデリカ「おー熱い熱い」

志希「発情した甘酸っぱい匂いがするね~」

フレデリカ「それ苺の匂いじゃない?」

ありす「頭撫でながら言わないでください!」(ナデナデ)

愛梨「でも本当に暑いですねー(ヌギヌギ)」

ありす「愛梨さんストップです!ストップ!!」

あ、ちーずがとろ~っとして美味しそう・・・

はふっほふっほふっ・・・もぎゅ・・・

ん!とろっとろのちーずとお餅が絡んで美味しい!

薄めに焼いたじゃがいももパリッとしててそれにお餅とちーずが・・・

ちょっと甘いのが続いてたさかい余計に美味しい!

はむっ・・・ん~♪

???「最後はこれです」

モバP「お前は!」

ゆかり「特製ずんだ餅です」

\水本乱入!アピールタイム!!/

モバP「なんだゆかりか」

ゆかり「枝豆にこんな使い道があったなんて調べるまで知りませんでした」

モバP「(やべぇよ・・・何で毎回そっち方面に進化してるんだよ・・・)」

お豆さんにどっぷり嵌ってしもたなぁゆかりはん・・・

モバP「まぁいいや。お、うまそう」






フレデリカ 志希 ありす「「「(あれ?ペナルティは?)」」」

なんやろ?少しお味噌の香りやろか?

はむっ・・・ん!すっきりした甘さにほのかにお味噌!

全部磨り潰すんやのうてほんのちょびっとだけ形を残してはる

あ、これうち好き

お味噌の塩気とほんのり枝豆の甘さとお砂糖の甘さが素朴な甘みになって・・・はむっ!

モバP「・・・普通に美味い」

ゆかり「ありがとうございます。お味噌は入れないところもあるそうですし、ずんだも完全に磨り潰してこしあんのようにするところもあるそうですけど私はこちらの方が好きですね。あと出汁を加えて添え物にするという手もありましたがやはりお餅との兼ね合いで・・・」

モバP「お前はどこへ行こうとしてるの?」

こくっ・・・はぁ・・・温かいお茶がええわぁ

すっきりと甘いお味を洗い流してくれるわぁ

周子「餡子の追加出来たよ~」

モバP「お、重いだろ。いつ運ぶ?俺も手伝おう」

周子「んじゃ一緒に・・・せーの!」

モバP「むんっ!」(グキャッ)

周子「あ・・・」

モバP「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!」

紗枝「プロデューサーはん!」

紗枝「もう!無茶したらあきまへんえ」

モバP「すまない・・・腰が弱くてすまない・・・」

周子「・・・んじゃあたしはあっちのお仕事あるから~」

モバP「お~・・・行ってらっしゃい」

周子「紗枝ちゃん」

紗枝「ん~?なんどすか?」

周子「お幸せに~♪」

紗枝「周子はん!(///)」

周子「あっはっは~♪じゃね~」

まーた言われてしもた・・・

初詣の時と言いほんまに周子はんはいけずやわぁ

紗枝「・・・」

モバP「・・・」

紗枝「プロデューサーはん」

モバP「ん?」

紗枝「(ポンポン)」

モバP「膝?」

紗枝「うちのでは物足らへん?」

モバP「恥ずかしいからやだ(///)」

紗枝「あら?茄子さんにはしてもろたのに?」

モバP「あれは茄子さんが勝手にしたことだから」

紗枝「せやったらうちも・・・よいしょっと・・・」

モバP「ぬぅ・・・」

紗枝「どないどす?」

モバP「・・・」

モバP「悪くない(///)」

紗枝「・・・」

なんや皆の視線感じるんやけど・・・うちごっつぅ恥ずかしいことしてへん?

あ、あかん!これむっちゃ恥ずかしいやん!!

せやけど自分でした手前やめられへんし!あかんって!お膝ぬくいしあかんって!!

志希「お~♪面白そう!からかっちゃおうかな~?」

フレデリカ「駄目だよシキちゃん。馬に桜の木の下に埋められちゃうよ~?」

志希「おー!それは器用な馬だね~」

アナスタシア「アー、そんな馬いないです」

未央「まー・・・確かにあれは割り込んだら無粋ってやつだよね」

ありす「むぅ・・・仕方ありません。こっちに苺ジャムずんだ餅を用意しました。食べましょう」

アナスタシア「ンー・・・アリス、それはユズが食べたがってました」

ありす「そうですか。じゃあ行ってきます」






柚「(ゾクッ)」


おわり?

柚は犠牲になったのだ

さておまけ2つを残して続きはまた夜かな?

とりあえず楓さんを手に入れるまでデレステやってきます

おまけ1 紗枝めし!箸休め【高峯のあと麻婆丼】




のあ「・・・」

ここがあの激辛四川料理を出す店ね・・・

・・・美食公演から私は食に目覚めた

多種多様な様々な味・・・それを司る景色、風景・・・その全てに一瞬で魅了されたわ

特に中華・・・数千年の歴史があると言うのは確かね

辛味の中にある深い味わいは単に辛いというだけではなく旨みを持った世界・・・

中華は辛い物だけでは無いけれど私にとってはやはりこういう四川料理の刺激が欲しくなるものよ

ガラッ

店主「いらっしゃいアルー」

のあ「・・・」

客は・・・黒い服を着た男が一人くらいね

店主「何にするアル?」

のあ「・・・」

意外とメニューは豊富だけれど・・・目に映るのは赤一色の光景

ふっ、噂に間違いは無いようね・・・なら

のあ「麻婆丼を」

店主「あい、わかったアルヨー」

男「フッ・・・」

今あの男笑わなかったかしら?

ふむ・・・いい香りね・・・

食は香り、視覚、食感、味覚、そして満腹感で楽しむもの・・・

この店は合格ね

店主「あい、麻婆豆腐おまたせネ」

男「(スッ)」

店員「こちらお客様、麻婆丼お待たせしました」

のあ「(ペコッ)」

赤い・・・そしてラー油の浮き具合・・・下にあるご飯の白さ

良いわね・・・縁起を担ぐなんて柄ではないけれどこの紅白は良いわ

のあ「いただきます・・・」

はふっ・・・・・・美味しッ!?

のあ「けふっけふぉ!?」

これは・・・辛い!というよりそれを超えた痛み!

舌の上が焼けるようなヒリヒリした刺激!

普段レッスンでもかかない汗が一気に・・・でも面白いことに美味しい

凶悪な程の辛味を上回る山椒の風味、豆板醤のコク、細かなひき肉からもジューシーさが伺える

ちゅるんと滑る細かな豆腐、そしてそれに絡まる白米・・・

男「(はふっはふっはふっ・・・)」

あの男・・・食べ方をわかってるわ

そう、これは手を止めた瞬間食べられなくなる

1度たりとも食べる手を止めてはいけないわ

水一滴たりとも飲む暇など無い

これはそういう世界よ

のあ「(はふっはふっもふっもぐっ・・・)」

辛味に慣れてきたら更にこの一皿の美味しさが分かってくる!

辛いのに手が止まらない!!美味しい!

熱い!まるでライブをした後・・・いいえ、それ以上の熱さ!

私はこの熱を求めていたの!

カランッ・・・

のあ「ふー・・・ふー・・・」

・・・私としたことが少し熱くなりすぎたわ

しかし私の心はまだ乾いたまま・・・

簡単に言うと足りないわ

辛い物というのは食欲を刺激するものなのかしら?

店主「あい、麻婆豆腐おかわりアル」

男「(チラッ)」

こっちを見た?

男「(フッ)」

・・・これは挑戦ね

ライブで挑戦を受けたことは何度かあるわ

でも今日の私の昂ぶりはまた未知の世界へ私を誘うつもりね・・・

のあ「すみません」

店員「はい」

のあ「麻婆豆腐一つ追加で」

~翌日~

ちひろ「のあさんお腹壊して休むんですって」

モバP「のあさんが?珍しいですね・・・まさかノロじゃ・・・」

ちひろ「そうではないそうですけど・・・何でも世界の深淵に深入りし過ぎた・・・とか」

モバP「(食べ過ぎか・・・)」

モバP「あとお前らお見舞い禁止な」

蘭子「何故!(訳:どうしてですか!)」

飛鳥「他者を労わるのを否定するつもりかい?」

モバP「お前らが行ったら余計騒がしくなるだけだろ!大人しく仕事行け」

蘭子 飛鳥「「ぶーぶー!」」

モバP「ぶーぶー鳴く奴は時子様に躾けてもらおうか」

蘭子 飛鳥「「い、行ってきます!!」」

モバP「(後で消化に良いやつ持っていくか)」




~のあの自室~

のあ「ううぅ・・・」



おまけ1 おわり

辛い物の取りすぎは注意せんといかんぜよ

おまけ2は明日くらいかな?

とりあえず今日は仕事に備えて寝るよ(こいついっつも寝てばっかりだな)

おまけ2 紗枝めし!箸休め【鷹富士茄子とホルモン丼】


紗枝「・・・」

困ったなぁ・・・

「ワイワイガヤガヤ」

紗枝「(キョロキョロ)」

ここ・・・どこなんやろ?

~時はタイム・タイラントで遡ること数分前~


モバP「二人ともお疲れ様」

茄子「はい、お疲れ様です」

紗枝「お疲れさんどす」

モバP「いやぁ・・・年始は少し過ぎたとはいえやっぱりここは人多いなぁ・・・」

紗枝「せやねぇ・・・京の街も観光客の人らがぎょーさんおりはったけどここは・・・」

茄子「私たち動けませんもんね(ギュウギュウ)」

茄子はんが美味しい物あるって言うから来たんやけど・・・全く進めへんどころか動けへん

モバP「人混みが凄いからはぐれないようにな・・・」

茄子「はい」

モバP「紗枝も・・・・・・・・紗枝?」

茄子「・・・早速はぐれちゃいましたね」

モバP「すぐ戻・・・」

ドドドドドドドドド

モバP「あ、無理・・・」

茄子「携帯で別の場所で合流した方がいいですね」

~そして現在~


紗枝「・・・」

<イーマーコンチキチン♪コンチキチン♪

ピッ

紗枝「はい、もしもし」

モバP『紗枝か?今どこに居る?』

紗枝「それが・・・(キョロキョロ)・・・全く見当もつかへんのんどす」

モバP『分かった、近くに何がある?』

紗枝「近く?」

・・・あ、美味しそう

紗枝「わらび餅と苺大福が見えます」

モバP『んあ?そんなとこあったかな?と、とりあえずそこから動くなよ』

紗枝「はいはい、そない心配せんでも」

モバP『とりあえずすぐ行く』

ピッ

紗枝「もう・・・心配しいやなぁ」

せやけどちょっぴり嬉しいなぁ

店員「・・・よければお一つどうぞ」

紗枝「・・・え?うち?」

店員「はい、その代わり美味しかったら買って行ってや」

あらあら、商売上手やなぁ

きな粉のまぶされたわらび餅・・・

あ~んっ♪ん~♪ぷりぷりの食感やのにすーっと口の中で溶けて・・・あ、もうのうなってしもた

甘さ控えめでなんぼでもいけそうやなぁ

・・・お隣の苺大福も美味しそうやなぁ

紗枝「これ、お一つ頂けますやろか?」

店員「はーい。食べ歩きされますか?」

紗枝「はい♪」

店員「少々お待ちください・・・はい、どうぞ」

あら~・・・苺丸々1個乗っとるなぁ

あむっ・・・ん・・・大福モチモチ・・・餡子の中の塩気?がええ塩梅で苺のおかげでさっぱりしとるなぁ

はむっ・・・むぐむぐ・・・プロデューサーはんまだやろか?

~数十分後~


モバP「やっと見つけ・・・」

紗枝「(ズッシリ)」

モバP「えっと・・・」

紗枝「・・・ここの人らは商売上手やなぁって」

モバP「とりあえず俺が持つから」

紗枝「すんまへんなぁ・・・あれ?茄子はんは?」

モバP「先に行って並んでてもらってる」

並ぶほどの美味しいもんなんやろか?

さっきちょっと苺大福食べたん失敗やったやろか?

茄子「あ、此処ですよ~♪」

列・・・ごっつぅ長かったなぁ・・・なんやろ?ええ香りはするんやけど・・・お味噌みたいでそうでない・・・

モバP「ふぅ・・・間に合ったか」

紗枝「そういえばここ何のお店なん?」

茄子「牛丼のお店です♪」

紗枝「・・・・・・・??」

・・・牛丼?牛丼って牛肉が乗ったあの?

紗枝「プロデューサーはん?」

モバP「いや、誘ったの俺じゃないから。というかメインはホルモンの方だろ」

茄子「ふふっ、そうでしたね」

紗枝「2人は食べはったことあるん?」

茄子「私は昔に」

モバP「俺は菜々さんの初ステージの後に連れて行きましたね。ワンワン泣いて大変だった思い出が・・・」

紗枝「ほならさぞかし美味しいんやろなぁ」

後で菜々はんに色々聞かなあかんことも出来たし楽しみやわぁ♪

モバP「さて、注文だが俺はホルモン丼と生卵と肉豆腐」

紗枝「うちも同じの・・・」

モバP「結構量あるから肉豆腐は分けるよ」

紗枝「ほなそれで」

茄子「私はホルモン皿と半熟卵とご飯と・・・」

茄子「(チラッ)」

モバP「・・・はぁ、いいよ一杯ぐらい」

茄子「ふふっ、じゃあ日本酒の方で」

うちもお昼間からお酒飲めるようなあだるてぃな女に・・・

紗枝「(事務所のあだるてぃなアイドル達を思い浮かべる)」

・・・やっぱしええわ

紗枝「あら?立ち喰いなん?」

茄子「席が少ないですからねぇ」

モバP「俺らは運よく座れてラッキーってとこだ。おっほ!うまそう」

ちょっと濃い目のお味噌やろか?そんな香りがするけど・・・

紗枝 モバP 茄子「「「いただきます」」」

モバP「まずは卵を混ぜずにそのままでどうぞ」

はむっ・・・はふっ・・・ん!美味しい!

ちょっと甘めのお味噌で煮込まれたほるもんがくにっとしてるのにすぐトロトロに溶けて

口の中でご飯と混ざってすごい濃厚なお味に・・・

モバP「次に七味をかける」

ぱらっ・・・はふっ・・・ほふほふ・・・

ちょっと甘めやったお味に七味唐辛子の辛味がええ刺激になっとる!

ほふっ・・・ん~せやけどちょっとお味噌濃いなぁ

モバP「最後に生卵を潰して混ぜて食べる」

潰して・・・あむっ・・・!

しつこい甘みがまろやか~になっとる!

あ、美味しい!上に乗っとるおネギのしゃきしゃきと水気で濃い目のお味もさっぱりしとる

茄子「あ、私も肉豆腐少し頂きますね」

モバP「おま!・・・あ~まぁいいや」

肉豆腐・・・玉ねぎが飴色で美味しそうやなぁ

はむっ・・・ん~♪こっちもちょっと濃い目の味付け

焼き豆腐のしっかりした食感にほろっと溶ける牛肉と玉ねぎ

なんやろ・・・肉じゃがのじゃがいも抜きみたいやなぁ

ご飯とよー合うわぁ♪はふっ♪

こくっ・・・ふぅ・・・ご馳走様でした

モバP「さて、帰るか・・・」

紗枝「せや・・・(ガクンッ)」

痛ッ!

茄子「紗枝ちゃん!?」

紗枝「いたたた・・・」

足くじいてもうたなぁ・・・

モバP「と、とりあえず邪魔になるから店から出るぞ(グイッ)」

紗枝「ふぇ!?(///)」

茄子「あら。大胆」

紗枝「あ、あかんて!これ恥ずかしいさかい降ろして~!」

お姫様だっこはあかんて!皆見とるさかい!!

モバP「すぐ降ろすからちょっと我慢しろ」

我慢とかそういうんやなくてむしろこのままでうちはええねんけど・・・(///)

せやけど人いっぱいやさかいあかんて!

堪忍して~~~~!!

紗枝「(///)」

やっと降ろしてもろた・・・あぁ恥ずかし

モバP「足は・・・まぁ大丈夫か」

茄子「歩くのは止めた方がいいですね」

モバP「じゃあ・・・」

紗枝「お姫様だっこはもう堪忍して!(///)」

モバP「(一応二回目なんだけどな)まぁ背負うくらいしか無いか」

紗枝「うちかて歩けます」

モバP「ダメだ。余計悪くなったら元も子もない」

茄子「・・・」

茄子「紗枝ちゃんの荷物預かりますね」

モバP「お、おい」

茄子「ふふっ、先に事務所で救急箱でも用意して待ってますね。ゆっくり帰ってきてください」

タッタッタッタ・・・

紗枝「・・・行ってしもた」

モバP「・・・」

紗枝「・・・」

モバP「・・・ほれ」

紗枝「・・・お邪魔します(///)」

紗枝「・・・なぁプロデューサーはん」

モバP「ん?」

紗枝「うち重たあらへん?」

モバP「むしろ軽い・・・」

紗枝「ほんま?最近ぎょーさん食べてばっかしやし・・・」

モバP「だからお前らは軽いからもっと食うべきなんだよ」

紗枝「・・・」

ギュッ

モバP「(///)」

紗枝「ふふっ♪」

背中・・・ぬくいなぁ・・・♪

~所変わって一方その頃~


はい・・・もりくぼです・・・

皆さん新年になった瞬間ジャンプしてその瞬間地球に居なかった~・・・とかするそうですけど・・・

もりくぼは今・・・

乃々「実際に地球にいません」

森久保乃々・・・現在地:月面

乃々「うぅ・・・どうしてこんなことに・・・鬼ですか。悪魔ですか。」

乃々「新年早々にお仕事が他の人に行くようにお願いしたのにどうしてお仕事が山のように・・・」

乃々「はぁ・・・」

ぴょーんぴょーん・・・

乃々「・・・」

ぴょーーーんぴょーーーーん

乃々「・・・」←ちょっと楽しくなってきた



おわり

FGOのガチャは散々だったのでキングハサンを手に入れて挽回したいところです


それじゃあ見てくださった方々 楽しみにしてくださってる方々ありがとうございます

次回は・・・恋のHamburg♪

過去作


紗枝めし!【小早川紗枝とラーメン編】

紗枝めし!【小早川紗枝とハンバーガー編】

紗枝めし!【小早川紗枝と石狩鍋編】

紗枝めし!【小早川紗枝とカレー編】

紗枝めし!【小早川紗枝とカレーパン編】

紗枝めし!【小早川紗枝と鯖寿司編】

紗枝めし!【小早川紗枝とうどん編】

紗枝めし!【小早川紗枝と焼き鳥編】

紗枝めし!【小早川紗枝ときのこ編】

紗枝めし!【小早川紗枝とすき焼き編】

>>57
モチロン「何だ何だ」
キララ「どうしたどうした」
ルナチクス「(餌かな?)」

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