バーン「ハドラーよ、2017冬アニメのオススメは何だ?」 (75)

ハドラー「はっ、>>5でございます」

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二期以降のはナシでお願いします

亜人ちゃん

>>5
亜人ちゃんは語りたい、了解

フレイザード「クックック…! 魔軍司令どの、まずはオレから行かせてもらうゼ!」

ハドラー「フレイザードか、よかろう」

フレイ「今期はズバリ! 「亜人(デミ)ちゃんは語りたい!」これだろうなァ!!」

バーン「ふむ…コミックス1巻の表紙が可愛いので気になっていたぞ」

フレイ「人間型モンスターが人間と共存する世界の話だゼ! 主人公は高校の教師! 亜人の生徒や教師の相談に乗りながら思考を深めていくって話だなァ!」

ハドラー「うむ…あれだな、モンスター娘の日常など、ヒロインとして妖怪やモンスターが出てくるのは、昔から王道の一つだな…」

フレイ「ククッ、この作品の魅力はなんと言ってもヒロインの可愛さだろうなァ! どれも個性豊かで、しかもほんのりとにじみ出るエロス! だがクドくない、まさにヤンマガのエロスって感じだぜ!」

バーン「うむ、余は二巻の表紙の…おそらくデュラハンの子が気になるな」

フレイ「ククッ、さすがにお目が高い…!」

ハドラー「しかしフレイザードよ、この作品を語るなら、それ以外にもあるだろう」

フレイ「ほう、というと?」

ハドラー「そうだな、主人公の知的な目線による亜人の分析は興味深いし、人間の恋愛劇ではありえないような特殊なシチュエーションに驚かされたり…」

フレイ「ケッ、そんなものはどうでもいいんだよォ!」

ハドラー「なっ、何!?」


フレイ「いいかい魔軍司令サマ…、このアニメで亜人の考察、世界観の考察、そんなものはただの背景、肝心なのは、女子高生とイチャイチャする! その一点のみよ!!」

ハドラー「なっ!?」

フレイ「主人公の教師は、亜人を特別扱いせずに普通の生徒として扱おうとしている…」

フレイ「見続けていけば、亜人の特殊な体質も個性の一環に見えてくる…。むしろ快活だったり内気だったり、そんな内面の特徴が見えてくるのよ! それこそがこの漫画のテーマでもあると思うねェ!」

ハドラー「なっ、なるほど…」

フレイ「むしろ体質や種族なんざどうでもいい! 教師として女子高生に悩みを相談されたり、ちやほやされる、それが男の本懐ってもんだろうが!」

バーン「フ…なるほどな、その視点は確かに全ての基本であろう…」

ハドラー「ま、まあ確かに…。主人公は作中でも、腕のカチカチな感じが素敵と言われるように、頼りがいのある人物として描かれているな…」

バーン「うむ…わかるぞ。余も腕をカチカチにしたくて、筋トレに励んだ時期があったからな…」

ハドラー「ほう…そんな時期が…」

バーン「フレイザードよ、この亜人ちゃんは語りたい、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ」

フレイ「ククッ…承知したゼ…!」


バーン「では…次は>>21について意見を聞こう」

鎌倉

>>21
南鎌倉高校女子自転車部 了解

ザボエラ「ひょっひょっ…バーンさま、次はワイが進言いたしますぞ…」

ハドラー「ザボエラか…よかろう」

ザボエラ「今期はズバリ、「南鎌倉高校女子自転車部」これでしょうな…」

ハドラー(ほう…京アニ作品やきらら系などの鉄板ではない…とは)

バーン「ふむ…自転車と少女、最近同じようなものをよく見る気がするが…」

ザボエラ「そうですな…ばくおん!! ろんぐらいだぁす…少女と二輪車というテーマが新たな鉱脈として掘り起こされた印象がありますぞ」

ザボエラ「おそらく東京自転車少女、すくーと、などもそのうちアニメ化するやも知れませぬ。この流れは押さえておくべきでしょうな」

バーン「なるほどな…」

ハドラー(なるほど…二輪車もののくくりで語るつもりか)

ハドラー(…しかし、自転車ブームを語るならまず弱虫ペダルだろうに、あえて外しおったな)

ザボエラ「それにこの作品、クセもなく純粋に自転車の知識、鎌倉の風景、それに女子の百合を楽しめる作品ですぞ。自転車ものの入門としてもオススメできますな…」

バーン「うむ、自転車部の健康的なユニフォームも良いな…」

ミストバーン「バーンさま、お待ちください…」

ザボエラ「げえっ、ミストバーン!」

バーン「ふむ…ミストバーンか」

ザボエラ「お、おヌシ、このアニメに何か不安でもあるのかっ!」

ミスト「キャラデザが原作と違う…」

ザボエラ「うっ…」

ミスト「この作品はもともと原作者がイメージイラスト集をコミティアに出品し、コミック化につながったもの。つまりビジュアルが命…」

ミスト「前期のろんぐらいだぁす、のことはあえて言わぬ…。しかし美しい風景、スポーツもの、これは最高のクオリティでこそ楽しめるもの」

ミスト「この南鎌倉…にそこまで期待してよいのか? ザボエラよ…」

ザボエラ「そっ、それは言いがかりというものじゃ!」

ザボエラ「むしろアニメーターは自転車好きが多いから安定しやすいと聞くぞ!」

ミスト「それに鎌倉が聖地のアニメとか山ほど見た…」

バーン「ミストバーンよ…それ以上はやめよ」

ミスト「はっ…」

バーン「不安を持つのも大事だ…しかし始まっていないアニメにクオリティの懸念を抱くのは行きすぎという物…。お前らしくもないな」

ミスト「はっ…申し訳ありませぬ…。鎌倉と聞いて、「とめはねっ」がアニメ化されなかった悔しさを思い出してしまい…」

ハドラー「そもそも鎌倉が舞台の漫画は多すぎるからな…」

バーン「ザボエラよ…この南鎌倉……のやつ、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ」

ザボエラ「ははーーーっ!」



バーン「では次は、>>33について意見を聞こう…」

ACCA

>>33
ACCA13区監察課  了解

ヒュンケル「魔軍司令どの、次は俺が進言しよう」

ハドラー「不死騎団長ヒュンケルか…いいだろう」

ヒュンケル「今期は「ACCA(アッカ)13区監察課」こちらをお勧めいたします」

バーン「ふむ…見たことのない作品だな」

ヒュンケル「原作はオノ・ナツメ氏、同人活動から頭角を現し、優れた短編集と独特の空気感を持つ作風で注目されている人物です」

ヒュンケル「リストランテ・パラディーゾなどで脚光を浴び、さらいや五葉で一度アニメ化もされています」

ハドラー「あれの作者だったか…」

ヒュンケル「このACCAの舞台は13の区に分かれたドーワー王国、主人公が監察官として特色ある地域を回り、大きな陰謀に巻き込まれていく…というような話です」

ヒュンケル「複雑かつ深遠なストーリーと、個性的かつ知的な人物のやりとりが見所です」

ハドラー「しかし、確か作者は別名義でBLも書いていたはず…、作風から見ても明らかに女性向けでは…」

ヒュンケル「この作品に限ればその要素は薄いかと」

ザボエラ「それに中盤まで、背後で何が起こっているのか分からぬまま話が進むからのう…」

ヒュンケル「……」

クロコダイン「待ってもらおう」

ハドラー「む、獣王クロコダインか…」

クロコ「俺も複雑な話は苦手だが、このACCAは期待したい、特にアニメにはな」

バーン「ほう…?」

ハドラー「その理由は何だ、クロコダインよ」

クロコ「それは基本の設定、13の特色ある地域を巡る、という部分だ」

ハドラー「ふむ…」

クロコ「13の地域は産業も違えば文化も違う、服飾、法律、考え方もまるで違う、ただ異なる文化に踏み込むだけで楽しい、という要素がこの作品にはある」

クロコ「俺のように森で過ごしている武人だと、たまに人間の町に迷い出るだけで驚くことが多い、ましてや見たこともない文化の町となれば尚更だろう」

クロコ「旅をする楽しみが、中盤までの真相の見えない話の中で見どころになってくれると思う」

クロコ「アニメならば引きの絵を含め、世界観がより詳細に描かれることだろう」

バーン「ふむ…なるほどな」

ヒュンケル「…確かに。今までも異世界の町などがアニメで描かれることはありましたが、どれも中世ヨーロッパ風、言ってしまえば画一的でした」

ヒュンケル「このACCAではそのあたりのデザインにも注目すると良いかと…」

ヒュンケル「もちろん、ストーリーの奥深さと叙情性は折り紙つきです」

バーン「よく分かった、ヒュンケルよ」

バーン「このACCA…余の視聴リストに加えよう、予約を頼むぞ」

ザボエラ「しかしメインヒロインが年上の上司というのは…」

バーン「何?」

ヒュンケル「ははーーーーっ!! かしこまりました!」

バーン「ヒュンケル、この作品の」

ヒュンケル「では次は>>47について意見を聞きましょう」

メ イ ド ラ ゴ ン

>>47
小林さんちのメイドラゴン 了解

少し遅れるかも

バラン「バーン様、次は私が進言しよう」

ハドラー「む…竜騎将バランか、姿が見えなかったが…」

バラン「なに、竜騎衆たちと「この世界の片隅に」を見に行ったのだが、ガルダンディーがもう一度見ると泣きわめいたもので時間がかかってしまった」

ハドラー「それは大変だったな」

バラン「それはともかく、バーン様、今期は「小林さんちのメイドラゴン」これを進言いたします」

バーン「ふむ…京アニ作品だな、噂には聞いているぞ」

ハドラー「やはりそれか…。お前ならそれを挙げるだろうな」

バラン「原作はクール教信者、さまざまな雑誌で書いていますが、これで三作目のアニメ化」

バラン「異世界のドラゴンが人間のOLの家に転がり込み、ドラゴンのあるあるネタを入れつつ交流していく、というギャグ重視の日常ものですな」

バーン「うむ…さすがは京アニ、キービジュアルからしてオーラを感じる、な…」

バラン「竜の形態になって空を飛ぶ、炎を吐く、この表現を京アニのクオリティで作画したらどんな絵が生まれるのか、今から楽しみでなりませぬ」

ザボエラ「ふーむ、しかし、京アニに派手な作画を求めるとろくな事に」

バラン(じろり)

ザボエラ「…な、何でもありませぬぞ」

ミスト「…不安はそんなことではないぞ、竜騎将バランよ…」

バラン「む…魔影参謀どのか、いったい何を…」

ミスト「それは、謎シリアス…」

バラン「……」

バーン「……ふむ」

ミスト「ヒロインであるトールはあまりにも頭が良すぎる…。人間とドラゴンが共存できるのか、小林さんといつまで一緒にいられるのか、そんなことをつい思い悩んでしまうのだ」

ミスト「それが作品に重い影を落としている、ただのほのぼのギャグではないのだ…」

ハドラー「そうだな…ヒロインの頭のよさといい、時おり流れるシリアスな雰囲気といい、「るくるく」を思い出す…」

ハドラー「あれもあさりよしとおが、自分の中の闇と向き合ってしまった作品だったが…」

バラン「……」

バラン「確かに、そういう面もあるのは認めよう」

バラン「だが、それは作者の実直さ、真面目さの表れだと思いたい」

バラン「いきなり迷い込んでくる異世界のドラゴン少女…。そんなお花畑な設定の楽しい部分だけに逃げず、負の側面にも目を向けようとしている」

バラン「寿命がまったく違う小林さんとトールだ、一緒にいるとしてもドラゴンの目から見れば一瞬のことだろう」

バラン「だからこそ、今の一時を大事にしたいと思う、そういうものではないか?」

ハドラー「…な、何か、いつになく真剣な答えだな」

バーン「……ふ」

フレイ「ククッ、クール教信者は生真面目なんだよなァ、ついついマジメに考えちまう」

フレイ「しかしそれも魅力の一つだと思うぜェ? 「チチチチ」でも時々のシリアスが深みを出してたしなァ!」

ハドラー「例えがよりによってソレか」

バーン「ふ…まあ、よく分かった。いずれにせよ注目作の一つ、余も押さえておくべきであろう…」

バーン「バランよ…この小林さんちのメイドラゴン、視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ」

バラン「ははっ!」


バーン「では次が最後だ」

バーン「ハドラーよ、お前が推薦する>>60の作品について聞こう…」

リトルウィッチアカデミア

>>60
リトルウィッチアカデミア 了解

ハドラー「はっ…今期は「リトルウィッチアカデミア」こちらを推薦いたします」

バーン「ふむ…これは映画で見た気がするが…」

ハドラー「映画版の続編ではなく、完全新作という位置づけですな」

ハドラー「世界観を含め、初めから描きなおすという試みです」

ハドラー「魔女にあこがれる女の子が魔法学校に入学する…言ってみればベタな設定ですが、それこそが王道」

ハドラー「トリガーの作画によって、アニメーションの楽しみ、動きそれ自体が面白いという感覚を再認識できることでしょう」

ハドラー「特にこの作品はカートゥーン寄りの作画ですからな…」

バーン「ふむ…」

ハドラー「映画は短い時間でやるべきことを全て詰め込んだ、という印象でしたが、TVアニメならば世界観や個々のキャラクターを掘り下げることが期待できます」

ハドラー「何より海外にも通じる王道の「魔女っ子」…最近魔法少女がひどい目にあう作品ばかりですし、王道は押さえておくべきかと…」

バーン「確かにな…」

バーン「……」

バーン「……ハドラーよ、そういえば前期の魔法少女育成計画…お前はほのぼのアニメと言っていたはず、だな…」

ハドラー「うっ…そ、それは…」

バーン「……よいかハドラー、余は寛大な男だ、失敗も二度までは許そう…」

ハドラー「はっ…」

バーン「まずお前は…余が大事にしていたレイアースのOVA、そのVHSのテープをかませてダメにした…。BD-BOXに収録されていなければと思うと冷や汗がする思いだ…」

ハドラー「うう、す、すぐ電気屋に持っていけばよかったのですが…」

バーン「そして忘年会でのヴェルザーのコスプレ…。お前は見事な「まじもじるるも」ですな、と言っていたが、あれはどう見ても魔法使いTaiだ…。ヴェルザーが否定しなかったのはお前に気を使っていたのだ…」

ハドラー「あ、後で知って深く反省いたしました…」

バーン「そして魔法少女育成計画の一件…」

ハドラー「うう…」

バーン「だが…(ピッ)」

ハドラー「うっ」

バーン「魔法少女プリティ☆ベルを表紙だけで外道モノと見抜いた功績、余は忘れておらぬ…」

バーン「よいか、これが最後だハドラーよ…。このリトルウィッチアカデミアが駄作だったとき、余はこの三本目の指を折る…」

ハドラー「は、ははーーーっ! 間違いありませぬ、リトルウィッチアカデミアは名作間違いなし、そして王道魔法少女ものの復権でございます!」

バーン「そうか、間違いあるまいな、では装神少女まといの二期も…」

ハドラー「間違いなく二期があります! ついでにプリンセスチュチュと魔法少女隊アルスの二期も来ます!」




ヒュンケル「個人的な願望を感じる…」


(おしまい)

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