【ガルパン】みほ「大洗あんこう物語Ⅲ」 AsufB (308)

・あんこう物語Ⅲの再構成になりますが、書くときに考えたもう一方の案なので、
 前に書いたやつとは別構成になります

・内容はⅢと同じく劇場版の話になります

・今更感、また書き直しなので賛否はあるかと思いまが、よろしくお願いしします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1483344654

ダージリン「…茶柱が立ったわ…イギリスのこんな言い伝えを知ってる?茶柱が立つと素敵な訪問者が…」

KAN! KAN! BARM

オレンジペコ「…えっ!?なんて言いました!?」

ダージリン「イギリスのこんな格言…いやっ、何でも無いですわ」

BAM KAN!

みほ「…さすがチャーチルだけあって、硬い…。華さん、修正、右2度。フォイア!」

BARM KAN!

オレンジペコ「…いくら前に一緒に戦った中とは言え、油断しすぎたのでは?」

BARM

アッサム「…この猛攻撃はスコーンを割るようには簡単には突破できません。いくらチャーチルが重装甲とはいえ、このままでは」

ダージリン「…落ち着きなさい。いかなるときも優雅、それが聖グロリアーナの戦車道よ」

BARM

ダージリン(…とは、言ったものの。このような状況に陥るだなんて、私としたことが不覚でしたわね…さすがみほさんだけありますわね)

みほ「……」

沙織「…応戦してこないね?相手はなんだか余裕そうだよ」

優花里「きっと紅茶飲んでるんですよ」

華「…私たちは緑茶でも入れます?」

麻子「ミルクセーキがいい!」

優花里「卵も牛乳もクーラーボックスに入れてきましたから作れますよ」

麻子「おぉー」

みほ(…追い詰められて困っているように見えるけど…相手はグロリアーナ、困った表情の裏できっと何かを考えてる…それに上手く抑えはしたけど、急がないと、増援が…あの人が来る)

沙織「で、どうするのみぽりん」

みほ「…全車、砲撃中止。相手の別働隊到着には時間はかかると思いますが、別働隊にはスターリン、あの人が居ます。少しでも有利な状況で迎え撃つためにも、ここで片をつけます」

一同「了解」

みほ「全車前進。このまま、包囲の輪を狭くして、近距離で確実に仕留めます」

西「…かしこまりました」

みほ「…接近すればこちらも抜かれる危険は増します。あせらず地形を生かして自車の安全を確保しつつ確実な撃破を心がけてください。…PANZER VOR!」

西「……」

みほ「…どうしました?トラブルですか?」

西「…西住隊長、パンツァーフォーってなんですか?」

みほ「…えっ?」(ぽかーん)

西「…えっ?」

みほ「…あっ、戦車前進って意味です」

西「…なるほど!勉強になりました」

みほ「…はぁ」

西「…戦車前進!」

知波単一同「…戦車前進!」

VOOOOO

みほ「…はぁ」

西「…外国では戦車前進のことをパンツァーフォーというのか。勉強になった」

西車操縦手「ですが、ここは日本です。日本語で言ってもらわねば、聖ぐろりあーなといい西洋かぶれは困りますな」

砲手「それに、大洗の隊長殿は、目を失ったわけでは無いのに眼帯をしたりしていささか奇抜ですが、大丈夫なのでしょうか?」

西「うーむ。きっと傾奇いておられるのだ」

砲手「なるほど、大洗の隊長は傾奇者であったのですな」

みほ(…なんか、変なこと言われた気が…)

みほ「停止、各車状況はどうですか?」

典子「アヒルチーム、配置完了」

梓「うさぎちーむ、準備よし」

杏「はじめちゃっていいよ~」

みほ「全車攻撃開始、フォイア!」

BARM DOM

今回はここまでです

ほかの2作も残っておりますが、先の展開を悩んでいる部分もありました、息抜き?というわけではないのですが、劇場版を書くときに悩んでいたもう一方の案のほうを書かせていただきました。ほかの2作も決して放置しているわけではないので、もう少しお待ちください。何かと中途半端感はいがめませんが、暖かく見守っていただければ幸いです

DOM BAKKOM!

みほ「華さん、修正上2度」

DOM

ダージリン「っ…」

BAKKOM! シュパッ!

池田「知波単学園2号車、マチルダⅡ命中!」

細見「おぉっ!聖グロリアーナ撃破!」

西「すごいな、聖グロから白旗なんて、スチュアート以来だ」

知波単生徒「西殿、後は突撃あるのみです」

「そうです、突撃はわが校の伝統です」「突撃以外、何がありましょうぞ」

西「いやっ、どうかなぁ…」

「突撃ー!」

VOOOO


「突撃して、潔く散りましょうぞ」

西「あっ、いやいや。散ったら駄目だろ!」

「知派単魂を世に知らしめよー!突撃ー!」

西「あぁ…まぁ、いいか。よしっ、突貫!」

みほ「…はっ!?あっ、あの、西さん!?」

西「……」(敬礼)

みほ「……」(ピキッ)

大洗一同(あっ、隊長…まずいやつだ、これ)

みほ「…優花里さん、弾種変更、榴弾装填」

優花里「榴弾でありますか?」

みほ「…次弾装填」

優花里「り、了解であります!」

みほ「華さん、照準、前方の九十七式中戦車、手前30m」

華「は、はいっ」

みほ「華さん、準備はいいですか?」

華「はいっ。で、でも本当によろしいんですか?」

みほ「…無能な味方は有能な敵よりも厄介です…情け無用。フォイア!」

DARM BAKKOM

西「…うわっ」

ギャッ

みほ「…絶妙な位置、さすが華さん、いい射撃です」

華「…はぁ。花を生けるときより緊張しました」

細見「隊長車が、西隊長ご無事ですか!?」

西「あイタッ…。無事か皆?」

西車砲手「ぶ、無事であります!」

操縦手「大丈夫であります」

西「…突撃破砕射撃を食らうとは、敵ながら天晴れな腕だ」

操縦手「お言葉ですが、西隊長。敵戦車は、まだ稜線上から視認できないであります」

西「な、何だと?では、今の攻撃はどこから?」

みほ「……」

西「西住隊長?!西住隊長が、撃ったのですか?」

細見「何だと!?」

池田「気でも狂ったか!?」

みほ「…突撃なんて指示、いつ出しましたか?」

西「…あっ、いやっ、それは…命令を無視して申し訳ありません!で、ですが、突撃はわが校の伝統でありまして」

細見「そ、その通り。突撃は我が校の伝統であります」

池田「突撃以外何がありましょうぞ!」

「その通りであります!」「突撃して潔く散るべきであります」「ワー、ワー」

みほ「…もう!うるさい、私のケツを舐めろ!」

一同「…」(ピタッ)

みほ「伝統を守る事はいいことだと思います。ですが、この状況でいたずらに突撃をして何になるんですか!?」

一同「……」

みほ「この状況ではただいたずらに戦力を削られるだけです。戦力が削れれば包囲網にも穴ができます。そうなれば、相手に隙を作ることにもなりかねません」

一同「……」

みほ「突撃をするなとは言いません。ですが、もう少し機会を考えて行ってください」

西「…申し訳ありません、西住隊長!すべて、隊長である私の責任、ついては試合終了後潔く腹を…」

みほ「えっ!?」

みほ「そこまでしなくていいですから」

西「止めないでください。そうでもしないとこのたびの失態は…」

みほ「負い目を感じているなら、これからの行動で示してくれれば結構です。期待していますよ、西さん」

西「は、はいっ!かしこまりました!」

みほ「…頼みます。以上、交信終了」

華「…はぁ、冷や冷やしました」

優花里「喧嘩騒ぎになるかと心配しました」

みほ「…まさか、今知派単の皆さんは、大洗チームの一員、仲間ですから。私が隊長である以上、犬死させるような真似はさせません」

優花里「…西住殿」

みほ「沙織さん、状況はどうですか?」

沙織「みぽりんが、話してる間、ウサギさんチームが頑張って指揮を執って包囲網を維持してくれたよ」

みほ「…了解です。あんこうより全車へ、残存車両はわずかです一気にたたみかけま…」

沙織「!!みぽりん!守備隊の皆が」

みほ「なっ!?」

数分前 守備隊

DARM

ナカジマ「…ぼちぼち撤退の用意かな…」

「…知派単第一中隊が突撃を慣行したようだぞ」

知派単「我々も遅れを突撃ー」

ナカジマ「あっ、ちょ、ちょっと…」

BAKKOM

福田「…先輩殿!我々も後に続くであります。戦車前進!」

ナカジマ「あぁ、だから駄目だって、皆無謀すぎ」

福田「行かせて下さい!このままではみなにあわす顔がありません」

ナカジマ「アグレッシブに戦うのもいいけど、このままリタイアしたら元も子も無いんだよ…」

そど子「西住隊長からこの陣地を守れって言われてるでしょ。命令ってのは規則と同じなの」

福田「でも!で、あります」

そど子「規則っていうのは守るためにあるのよ」

福田「ぐっ…」

ナカジマ「こちらまもなく突破されます、退却、合流します…」

VOOOO

そど子「ほら、いくわ…」

BAKKOM

そど子「わっ、な、何!?」

クラーラ「Я не дам тебе уйти (逃さないわよ)」

ツチヤ「えっ、何で前方からT34が!?進む方向あってるよね?」

ナカジマ「しまった、挟まれた」

今回はここまでです

みほ「…挟撃された!?」

ナカジマ「…隊長、敵に挟まれっちまいました」

みほ「どっかのエースパイロットみたいな事を言ってないで、離脱を」

ナカジマ「…ちょっと、厳しいかもしれないですね」

華「…そんな」

優花里「…プラウダが包囲戦を仕掛けてくるなんて」

みほ「…二重包囲はプラウダの得意戦術…でも、まさか別働隊相手に仕掛けてくるなんて」

麻子「迂回すればいいものを、わざわざ仕掛けたんだ。何か理由があるんじゃないのか?」

みほ「…おそらくは大洗最大戦力の沈黙…」

優花里「ポルシェティーガーですね。88mmの威力はスターリンとはいえ脅威ですからね」

みほ「おそらく。それに、レオポンチームはポルシェティーガーを戦力として運用できている。パンター、コメットと並んで脅威になると思ったんだと思う。だから、あえて迂回するでもなく正面突破でもなく包囲を……レオポンさん、何とか突破できそうですか?」

DARM

ナカジマ「…うーん。ちょっと厳しいかもしれないです」

みほ「……そうですか」

ナカジマ「でも、できる限りやってみます」

みほ「……華さん、チャーチルを仕留めます。砲撃用意…」

みほ「……華さん、チャーチルを仕留めます。砲撃用意…」

BARM DOM

みほ「…何っ?」

VOOOO

桃「何だ!?」

エルヴィン「巡航戦車クルセーダー…」

ローズヒップ「やっつけますわよー」

ダージリン「…来たわね」

今回はここまで

そーいや戦車本編と違うんだっけ?
どんなのだっけ?

>>38
戦車については

あんこう:Ⅳ号→パンターA

うさぎさん:M3リー→Ⅳ号(H型仕様D)(5名体制のため丸山ちゃんはアヒルさん装填手に移動)

アヒルさん:八九式→巡航戦車コメット


以外は本編と同じ車両です


VOOO DAM

桃「合流させるな撃…うわっ」

BAKOM

エルヴィン「えぇーい、ちょろちょろと」

玉田「そっちへ行ったぞ」

細見「すばしっこいやつめ」

BARM DOM

池田「えぇーい、撃てっ、撃てっ!」

BARM BAKOOM

細見「うわぁ!池田、友軍を撃つとは何事かー!」

池田「敵を狙ったのだ、敵を!」

ギャーギャー

華「あらあら…」

みほ「くっ…」

ダージリン「…スコーンにヒビが入りましたわね」

オレンジペコ「…後は砕いていただくだけですか」

アッサム「……」

UEEEN BAM

玉田「くそぉ!」(シュパッ!)

VOOOO

あや「あっ、逃げちゃうよ」

あゆみ「逃がすか…わっ」

BAKOM

ダージリン「…ローズヒップ上手く立ち回っているわね」

アッサム「相手を混乱させはしましたが、現状、車両数は1.2倍、火力においては現状であまり有利とはあまり言えません」

ダージリン「…データが全てではないわ。さて、カチューシャ達も合流しますし、行きますわよ」

みほ「…くっ(包囲網に味方を突入させて霍乱…まるで…決勝戦で考えていたおちょくり作戦のよう…さすがに私の指揮下でともに戦っただける)」

ダージリン「…フフッ。…戦車はスペックより乗員の腕と指揮官の柔軟性…ですわね、みほさん?」

今回はここまで

BARM BAKOM

沙織「…どうする?みぽりん」

みほ「このままここで戦うのは危険です。撤退します」

大洗一同「了解」

西「撤退でありあすか!?」

玉田「敵に背を向けるだと!?」

細見「そのような真似できるか!」

「敵に背を向けるなどと卑怯なことできぬ!」「突撃こそ我が知波単の本懐であります!」ワイワイ

西「……」

みほ「…いい加減に…」

西「…早まるな!」

知波単一同「……」

西「せっかくこの共闘試合に呼んでいただいた西住隊長を怒らせてはわれわれの面目が立たぬではないか」

一同「……」

西「それに、我々は私たちは撤退するのではない…えっとー、そうだ、これは転進だ」

「おぉー!」「なるほど、転進でありますか!」

桃「なんて、単純なやつらなんだ…」

柚子「桃ちゃんに言われたくないんじゃ…」

桃「桃ちゃんと呼ぶな!」

みほ「…全車後…市街地へ転進します。パンツァーフォー」

VOOOO

みほ「…坂を下りきったら、敵の分散に勤めてください」

一同「了解」

みほ(問題は、あの人がうまく分散作戦に乗ってくれるか)

オレンジペコ「…撤退するでしょうか?」

ダージリン「みほさんのことですわ、恐らく市街戦に持ち込むつもりでしょうね」

ノンナ(恐らく目指すは市街地)

今回はここまで

VOOOO

典子「…77mm砲のアタックを受けてみろ。ソーレ!」

BARM BAKKOM

典子「…あれ?」

ダージリン「…バレー部の皆さんの腕前は脅威ですけれど、その手には乗りませんわ」

優花里「…食いつきませんね」

みほ「…うん。やっぱり一度戦ったことあるから、簡単にはだませないか…」

VOOOO

麻子「…早い、囲まれるぞ」

みほ「…カモさん先行してください。加速して一気に突っ切って…重量差があるから大丈夫、カバさんも続いてください」

そど子「はいっ」

VOOO GAKKON!

ダージリン「…ん?」

VOOO BARM KAN!

華「惜しいです」

みほ「大丈夫、今回はまだ撃破じゃないから」

ダージリン「面と向かって突っ込んでくるだなんて…だけれど」

カチューシャ「挑発に乗らないで、フラッグ車だけを狙いなさい」

BARM BAKKOM

優花里「…さすがに冷静ですね。味方として戦ったこともあるせいか、冷静ですね」

みほ「うん」

華「…どうしましょう。もう一度フラッグ車とタイマン張ります?」

みほ「…さすがに周りが多いから危険かも。それに、パンターの長砲身じゃ下手なところだと取り回しが厳しいし」

沙織「じゃあ、どうするの?」

みほ「麻子さん、指示するまで追いつかれないぐらいの速度でうまく逃げてください。」

VOOOO

カチューシャ「随分とのんびりね。エンジンが不調なのかしら?」

ダージリン(あの大洗において整備不良なんてあるわけがない。何を考えているのか)

VOOO

みほ「…よしっ、駅前まで来れば…優花里さん、お願いします」

優花里「了解であります」

ガチャ

カチューシャ「何をする気?」

優花里「……フーッ」

♪~♪~♫

ダージリン「ラッパ?」

ノンナ「…これは突撃ラッパ…はっ」

「…吶喊!!」

BARM

BAKKOM

カチューシャ「何!?どうしたの!?」

ジェーニャ「後ろから知波単の戦車部隊が(ロシア語)」

カチューシャ「日本語で話しなさいよ!…知波単ぐらい蹴散らしてやりなさい!」

プラウダ生徒「きゃっ」(シュパッ!)

玉田「T-34撃破!」

細見「やった、大戦果だ!」

西「接近すれば、われわれでもやれるぞ、吶喊!」


VOOO BARM

優花里「…すごいです。九七式でがんばってます」

みほ(西さん、絶望的な状況ですが、どうか健闘を祈ります)

BARM BAKKOM シュパッ! 

玉田「くっそぉぉぉ!」(シュパッ!)

西「まだだ、吶喊!…あいたぁぁぁ」(シュパッ!)


カチューシャ「ふ、ふん。威勢のいいわりには、なんて事無いわね」

ノンナ「…肉薄されて震えてませんでしたか?」

カチューシャ「あ、あれは…む、武者震いってやつよ!知波単の連中もなかなかやるわ」

ノンナ「…さっきといっていることが違いません?」

カチューシャ「う、うるさいわね!ほ、ほら。ミホーシャを追うわよ!」

ノンナ「はいっ。(カチューシャかわいい)」

VOOOO

みほ「…まもなくOI-12地点です。ウサギさん、準備いいですか?」

梓「こちら、ウサギチーム、配置完了です。任せてください」

あや「やったるぞー!」

桂利奈「あぃぃぃ!」

みほ「お願いします」

みほ「…麻子さん、そのまま市役所の角へ」

麻子「…おうよ」

VOOOO

みほ「(…よしっ、もうすぐみんなも配置につく。知波単の皆さんが作ってくれた時間、無駄にはしません)華さん」

華「はいっ、任せてください」

優花里「…こんなところからコーナーに来た敵を狙うなんて、まるでバルク…」

みほ「遮蔽物越しで制限あるかもしれませんが…「はずすなよ、ポッケンドルフ」」

優花里「…あれ?」(ゴシゴシ)

みほ「ん?どうかした?」

優花里「いえっ、何でもありません」

今回はここまで

お久しぶりです。
>>1です。
暫く放置気味で申し訳ありません。
明後日に出来たら更新致します

VOOOOO

みほ「(…来た…予想より少し早いけど、ウサギさんの準備もできたし…)…華さん、先頭のT-34、フォイア!」

BARM!

エルヴィン「撃てぇ!」

BARM DOM! BAKKOM! シュパッ!

みほ「…次、後退する、T-34!、エンジン付近を狙ってください…フォイア!」

BARM BAKKOM!

みほ「よしっ!」

カチューシャ「わっ、何よ、これは!見えないじゃない」

ジェーニャ「…燃料タンクを誘爆させて、煙幕を作るとは、あの、隊長やりますね…だけど、こちらも見えないのなら、相手も一緒なのでは?」

BAKKOM! シュパッ!

みほ「…命中」

ノンナ「…みほさん達の腕なら、発砲炎の位置から逆算して、打ち込むなど簡単なこと…。全車砲撃をやめなさい」

カチューシャ「勝手に命令しないで!」

ダージリン「それで、これからどうするのカチューシャ?」


みほ「…砲撃をやめた。さすがに、簡単にはいかないみたいね…あんこうはこの機に離脱します。ほかの皆さんは手はずどおりお願いします」

一同「了解!」

カチューシャ「前進よ、あんな連中、削って削って削りまくってピロシキの中のお惣菜にしてあげるわ!」

クラーラ「この隙にパンターが背後に回ってフラッグ車を突くということはありませんか?」

ノンナ「…みほさんならありえますね。周囲の戦車に注意してください、クラーラ。パンターが混じってるなんて可能性も十分ありえます」

カチューシャ「ちょっと、あなた達日本語で話しなさいよ、ノンナ先方!」

ノンナ「はいっ」

>>92
いわれて気づきました。すいません久々なんで間違えました。ジェーニャじゃなくてクラーラです

ダージリン「ローズヒップ、パンターの狙いは私たちよ、それをよく考えて的確に行動しなさい。スピードを出すことに夢中にならないで」

ローズヒップ「もちろんでございますわ!」

VOOOOO

麻子「また来た…」

ローズヒップ「…発見ですわ!やっつけますのよ」

VOOOO ギャァァァ!

優花里「…流石クルセイダー軽快ですね。パンターは馬力があるとはいえ。純粋なスピード差じゃ分が悪いです」

みほ「(…パンターの大きさを考えると下手に路地にも…)よしっ、一か八か…優花里さん、発煙弾を、華さんは合図したら後方へ発射してください。麻子さんは、合図で左の路地へ入ってください」

VOOO 

みほ「フォイア!」

BARM

ローズヒップ「何ですの、これは!前が見えませんわ」

みほ「今です。」

VOOOOO

みほ「そこの空き地へ…優花里さん、手伝ってください」

優花里「…しかし、本当にいいんでしょうか?」

みほ「これで、背後から撃ったりしたらルール違反かも知れないけど…別に騙まし討ちするつもりじゃないから。それに、パンターのサイズを考えると市街地で下手にすばしっこいクルセイダーと追いかけっこするは少し不利だし。あくまで、相手から逃れるためだから…」

VOOOO

ローズヒップ「さっきの煙でまーた、見失ってしまいましたわ!確か、こちらの方へ曲がったと思ったのですけれど」

クランベリー「あっ、向こうに戦車が居ましたわ!」

ローズヒップ「見つけましたわ、今度こそおしまいですわ…あら?」

優花里「…こんにちわ」

ローズヒップ「これは、パンターではございませんわね…」

優花里「…パンター?どっからどう見ても、これはM10駆逐戦車でありますよ?」

ローズヒップ「言われてみればそうですわ。以前、サンダースでお見かけした戦車にそっくりでございますわ」

優花里「えぇ、そうでですよ。そうですよ」

ローズヒップ砲手「でも、なんか、ちょっとおかしい気が…」

優花里「…うえっ…。そういえば、さっきパンターがものすごいスピードで向こうに行ったでありますが…」

ローズヒップ「マジですの!?急いで追いかけますわよー!」

VOOOO

優花里「…はぁ…びっくりしたであります」

みほ「…優花里さん、ありがとう。よしっ、この隙に相手の主力のところに向かいます。PANZER VOR!」

久々で短いですが、今回はここまでです。
なかなか更新できず、すいませんでした

ナカジマ「…こちらレオポン」

沙織「?」

ナカジマ「O-I防衛線崩壊しました…あと、やられちゃった。ごめんね」

沙織「みぽりん!」

みほ「…さすがノンナさん…(A型であまり無理な走りはしたくないけど…)麻子さん、全力で飛ばしてください、合流します。」

麻子「…いいのか?足回りに負担をかけたくないから、やりすごしたんだろ?」

みほ「…仕方ありません」

VOOOO

みほ「…!」

DRAM BAM

カチューシャ「…みぃつけた」

VOOOO BARM

みほ「……」

BARM DOM

クラーラ『…逃がさないわよ』

DAM KAN!

沙織「きゃあ!やだもー!」

麻子「しつこい連中だ」

みほ「…なるべく蛇行して。一瞬でも直線になることを許せば、ノンナさんに喰われます」

優花里「とはいえ、この状況では…流石に多勢に無勢では?」

みほ「(…もう少し、もう少し…)…麻子さん、次の道を左へ」

VOOOO

みほ「…!」





VOOOO

ローズヒップ「おっほほほほ!よくも騙してくださいましたわね!お返しですわ」

麻子「…挟まれるぞ」

沙織「…えっ、ちょっとどうするの!?」

みほ「…麻子さん、私がカウントしたら一瞬でいいので直線で走ってください。華さん、そのタイミングで合図で後ろのT-34を・・必ず仕留めてください。できますね?」

華「任せてください…」

みほ「…行きます。5…4…3…2…」

VOOOOO



みほ「…1…今です!」

VOOOO BARM BAKKOM! BAKKOM!

クラーラ『…くっ』

ローズヒップ「…おろろろろろろろ」

クラーラ『えっ?』
 
GASSYAN! BOOM!

クランベリー「ぶ、ぶつかりますわ。ブレーキ、ブレーキ!」

GYAAA

GASSYAN!




カチューシャ「ちょっとあなたたち、早くどきなさいよ!何やってるの!」

沙織「何々、何が起こったの!?」

華「わたくしが、攻撃したした直後に前から戦車が吹っ飛んできて相手の戦車にぶつかったようでしたけど…そのあと、クルセイダーが次々突っ込んで…」

優花里「飛ばしすぎて何かの拍子にはじけ飛んだんですかね?」

麻子「…いやっ、相手が吹っ飛ぶ直前、前の道が突如爆発した…おそらくそのせいだ」

沙織「えぇー!?道が爆発って、ガス管でも吹き飛んだのかな?」

VOOOOO

麻子「いやっ、おそらく砲撃だな」

みほ「…その通りです。流石麻子さん。いい眼ですね」

優花里「砲撃なんて、いったいどこから…」

みほ「…路地に隠れながらの砲撃…こちらから指示できませんでしたけど、ナイスタイミングでした…流石、私の副隊長」(親指立てて、グッドのサイン)

VOOOO

梓「…///」(照れながらサインを返す)





今回はここまで

カチューシャ「…なんなのよ!早くどきなさいよ!」

ノンナ「……」

クラーラ『…どうかしましたか?同志ノンナ?』

ノンナ(…あのシルエットはⅣ号…確か車長は…)

クラーラ『ノンナ?』

ノンナ『クラーラ、戦車は無事ですか?』

クラーラ『えぇ…クルセイダーがぶつかったせいで、外観は多少傷んでますが、うごけます』

ノンナ『…では、お願いがあるのですが』

ノンナ『…私と車長を交代してもらいたいのですが』

クラーラ『…はい?』

VOOOO

みほ「…澤さん、O-I防衛線での指揮、ご苦労さまでした」

梓「…すいません。隊長、突破されてしまって」

みほ「…気にしないで。元々完全に食い止めるための作戦じゃなかったから。あそこまで持ちこたえれれば上出来です」

梓「…隊長」

あゆみ「…あっ、梓照れてる」

優季「西住隊長大好きだからね~、梓は」

梓「わぁー!う、うるさいー!」

みほ「……」(クスッ)

沙織「……みんな、立派になったね」

麻子「…近所のおばさんみたいだぞ」

沙織「ひどいー!」

みほ「…沙織さん、他のチームの状況は?」

沙織「…ちょっと待ってて」

VOOOO

BARM BOM

桃「…おのれー、数の上ではこちらが有利なのに!」

柚子「追いかけっこは固定砲塔不利よね…」

カエサル「よしっ、ひなちゃん…もとい、カルパッチョ直伝のあれをやるぞ!…CV33ターン。別名ナポリターン。いけぇ、おりょう!」

おりょう「ぜよ!」

VOOO

BARM

おりょう「あぁ…そっちはダメぜよ…」

BAKOM! シュパッ!

VOOO

ルクリリ「…!!」

ビーッ! ビーッ!

ルクリリ「……」

ウィィィン

ルクリリ「……バカめ、だまされるか!…あれ?」

ウィィィィン

ルクリリ「…回転式!?じゃあ、正面!?…バカめ。マチルダの正面がそうそう抜かれるか」

コメット「……」

ウィィィィン

ルクリリ「ひっ!」

BAKOM! シュパッ!

典子「よっしゃ!」

あけび「…お見事!」

福田「あぁ…」

妙子「よく、この回転式で、コメット支えれましたね」

典子「根性があれば何でもできる!」

妙子「できないと思いますけど…」

忍「ところで、どうやって出ます?」

一同「あっ…」

典子「…根性で押せー!」

ガンッ! ガンッ!

ルクリリ「いたっ、いたっ!(この私をここまでからかうとは、許せんー!)」

そど子「行くわよ、スーパー風紀アッタク!」

BARM BAKOOM! シュパッ!

ねこにゃー「ぴよったぜベイビー」

……

沙織「…アヒルさん、カメさん、カモさん、アリクイさん…あと九五式が健在だって」

みほ「…それだけいれば…あとはチャーチルの位置さえわかれば…停止!」

BAKKOM!


梓「隊長、大丈夫ですか!?」

みほ「…大丈夫。今のは…」

優里花「…おそらく、T-34の85mm砲かと」

みほ「(…85mm…ノンナさんじゃない?)…全速前進!澤さん、ついてきてください」

梓「はいっ」

VOOOO

みほ「麻子さん、出来るだけ入り組んだ道を進んでください…何とかして早く振り切れればいいけど」

華「…ですが、相手はスターリンではないんじゃ、ノンナさんではないのでは?」

みほ「…今の砲撃はノンナさん…あの後ろから感じた殺気はあの準決勝で感じた時と同じ」

優花里「すごい、そんな事までわかるんですか…」

沙織「えぇー。でもなんで、スターリンのほうが強いじゃん」(戦車ブック見ながら)

今回はここまで

VOOO

みほ「…麻子さん、次を左へ…待って、直進!」

BAKOM!

華「みほさん、大丈夫ですか!?」

みほ「…うん、至近弾だったから」

麻子「…しつこいな」

みほ「…やっぱり、これが狙い…」

沙織「えぇ!?どういうこと?」

みほ「…パンターじゃT-34は機動性では振り切れない…今はまだ入り組んでるから何とかなるけど、いずれは広いところに出ちゃうし、かといって市街地内をぐるぐる回るにも、パンターの足回りを考えたらこっちが先にばててちゃうし…増援が来たら囲まれちゃう」

華「…任せてください。私が先に仕留めて見せます」

みほ「…今の状況で射撃できる状態に持ってければいいけど…」

杏「…おーい、フラッグ車見つけたよ。呑気に紅茶飲んでた」

みほ「…このタイミングで…」

梓「……」

優季「…あっ!ねぇねぇ…」

あゆみ「ん?あぁ!……」(梓をつんつん)

梓「…!?」

あゆみ「……」

梓「!!」

VOOOO

みほ「!?うさぎさん、どこへ?!」

麻子「まさか、逃げたのか?」

沙織「えぇー!?まさか、そんな事あるわけ…」

華「さすがに、あの子たちに限ってそれはないかと…でも、前科がありますからね…」

みほ「…それはないですよ…」

優花里「…西住殿…」

みほ「…澤さんの事だから、きっと何か考えての事だと思います・・私はそう信じてます」

華「…みほさん…そうですね、疑ったりして…」

みほ「それに、怖くて逃げたんだら、敗北主義者として銃さ…コホン…ZBV行き(お仕置き)ですから」(ボソッ)

優花里「ひいっー!」

華「…これが西住流…」

麻子「いやっ…流石に違うと思うぞ……多分…」

みほ「ふえっ!?あっ、じ、冗談ですから。大事な仲間にそんな事するわけないじゃないですか!」(アタフタ)

優花里「そんな恰好で真顔で言われると、冗談だとは思えませんよ~」

今回はここまで

最後に、すいませんうち間違えました

>>127
誤 みほ「それに、怖くて逃げたんだら、敗北主義者として銃さ…コホン…ZBV行き(お仕置き)ですから」(ボソッ)
              
正 みほ「それに、怖くて逃げたんだったら、敗北主義者として銃さ…コホン…ZBV行き(お仕置き)ですから」(ボソッ)

です、すいません。では

HYUUUU BARM

みほ(…懲罰だなんて…あの時は本気で思ってなかったのに…澤さんだって…なのにこんな事になるなんて…)

BARM BAKKOM!

みほ「いくら戦車道は安全に配慮されているとは言っても、これは危ないんじゃ…」

「やってられっか!おいっ、逃げようぜ…」

みほ「えっ、あの…あっ」

「…俺の指揮下(授業)で裏切りは許さん。持ち場に戻れ」

みほ(…軽はずみで、あんな事言わなきゃよかった…)

VOOOO

澤「…成功するかはわからないけど。ノンナさんを隊長のところへ行かせちゃいけない。私たちで何とかするよ」

あゆみ「了解!桂利奈、頑張って」

桂利奈「よっしゃー!」

優季「…桂利奈ちゃん、次を右ね。その次も右」

桂利奈「あいぃぃぃぃ」

澤「行くよ…」

うさぎチーム「戦略大作戦!」


VOOOO

優季「次を左に曲がれば元の道だよ」

梓「よしっ、このまま行けばノンナさんの後ろに出れるはず」

あや「よっしゃぁ!ぶっ殺せ…」

GASSYAN!

「わぁぁぁぁ」

梓「痛たた…何が…えっ、なんで真横にT-34が!?」

ノンナ(おでこを抑えつつ)「……」(急に飛び出したので、対処しきれず照準器にでこをぶつけた)

梓「うそっ…後ろに出るはずだったのに…はっ、後退、後退!」

DOM! BAKKOM! シュパッ!

ノンナ「……」

操縦手「副隊長、撃破したのはいいですけど、これじゃあ、Ⅳ号が邪魔ですすめねぇです」

ノンナ「…なら迂回しなさい(…みほさんたちに追いつくのが少し遅れそうですね…間に合えばいいですが)」

梓「…失敗しちゃった」

ノンナ(自らを犠牲にしてまでも時間を稼ぐとは、彼女たちもなかなかやりますね)

今回はここまで

VOOO

みほ「…居たっ」

アッサム「…パンター、フラッグ車接近!」

カチューシャ「ダージリン、頼れる同志のもとにおびき出して」

ダージリン「わかったわ」

アッサム「…頼れますか?」


ZAAA VOOO

みほ「……」(目で合図)

華「……」(うなずく)

UEEEEN

ZBARAM!

みほ「…うっ」

華「…あっ、視界が…」

みほ「…ちっ…さすが152mm榴弾…。当たらなくとも、厄介な…」

アリーナ「…装填急ぐだ」

ニーナ「わかってら…装填完了だちゃ」

アリーナ「…回るの遅ぇな…あわわわ」

GASSYAN! シュパッ!

優花里「KV-2、あの角度で回せばひっくり返りますよねぇ」

みほ「…伏せて!」

BARM DOM!

みほ「…T-34にスターリン…華さん、行けますよね?」

華「…お任せください」

UEEEN!

ダージリン「……」



操縦手「…居ました、パンタァです」

ノンナ「……」

みほ「…‼華さん」

華「……」

ダージリン「……」

華「…発射っ」

「……フルパワーよ!行きなさい!」



DARM! BAKKOM! シュパッ!

みほ「…やった…!!次っ」

ノンナ「……」

BARM BAKKOM! シュパッ!

「大洗、知波単フラッグ車、走行不能!よって、プラウダ、聖グロリアーナの勝利!」

典子「えぇ!?」

桃「なっ、そんな、ばかなー!」

沙織「えぇー!?なんで、今やっつけたんじゃないの?」

麻子「…いやっ、確かに撃破はしたが、撃破したのはチャーチルじゃなく、T-34だった」

みほ「…まさか、あの距離をジャンプするなんて」

カチューシャ「…覚えておきなさい、ミホーシャ。プラウダの戦車は空だって飛べるんだから!」

優花里「ソ連戦車がジャンプするのは昔からのお家芸ですけど…」

ダージリン「…わが校のバレンタインも飛べますわよ」

オレンジペコ「あの、流石にジャンピングタンクはちょっと……」

ノンナ「…硬式戦で初対戦して以来、これで一勝一敗、一引き分けですね」

みほ「さすがに勝ち逃げはさせてくれませんでしたね…次は負けませんから」

ノンナ「…ふふっ、楽しみにしてますね。好敵手さん」

みほ「…クスッ…私もですよ。ノンナさん」

今回はここまで

VOOOO

沙織「…会長の呼び出し何だったんだろうね?」

みほ「…うーん」

華「…先ほどからトラックばかりですね」

沙織「…断捨離ブームでも来たのかなぁ?」

……

学園正門

そど子「何なのよこれ!?」

ザワザワ…

役人「君たち、勝手に入っては困るよ」

桃「あのー、私たちはここの生徒です」

役人「…もう、君たちはここの生徒ではない」

そど子「どういうことですか!?」

役人「後は君から説明しておきたまえ…」

杏「……」

桃「…会長?」

杏「大洗女子学園は8月31日付で廃校が決定した…」

一同「えぇー!?」

杏「……廃校に基づき学園艦は解体される」

沙織「戦車道大会で優勝したら、廃校は免れるって…」

杏「……あれは確約ではなかったそうだ」

桃「なにぃ!?」

みほ「……」

杏「存続を検討してもいいという意味で、正式に取り決めたわけではなかったそうだ…」

典子「…それだからっといって、急すぎます!」

桃「そうです~!廃校にしろ元々は3月末のはずじゃあ~…」

杏「検討した結果、3月末では遅いという結論に達したそうだ…」

桃「なんで繰り上がるんですかー!」

梓「…じゃあ、私たちの戦いは何だったんですか!?学園がなくならないように頑張ったのに…」

みほ「……」


みほ「……」

沙織「みぽりん?」

みほ「…ちょっと、あの人から詳しくお話を聞いてきます」(GASYA)

優花里「に、西住殿!?」

華「ま、待ってくださいみほさん!」

みほ「…行かせてください!じゃあないと、納得できません」

麻子「…とりあえず、落ち着け。今騒ぎを大きくするのはよくないと思う」

優花里「だめですよ!一人相手にパンツァーファウストはオーバーキルすぎます!」

沙織「そこ!?」

杏「…西住ちゃん!」

みほ「……」

杏「残念だけど、本当なんだ…。それに、私たちが抵抗すれば艦内にいる人とたちの再就職は斡旋しない…。全員解雇にするそうだ」

桃「ひどすぎる…」

「私たち風紀委員じゃなくなるの!?…バレー部永遠に復活できません…自動車部解散か…ガヤガヤ」

杏「みんな静かに、今は落ち着いて指示に従ってくれ」

柚子「…皆、聞こえたよね。申し訳ないけど、寮の人は寮に帰って、自宅の人は家族の方と引越しの準備を」

優花里「…あ、あのー。戦車はどうなってしまうんですか?」

杏「…すべて、文科省預かりとなる」

優花里「…戦車まで取り上げられてしまうんですか!?」

みほ「……」

杏「…すまない…」

……

沙織「みぽりん、居たー!」

優花里「お部屋までいったんですが、こちらに向かわれた後だったんですね」

華「皆さんもお揃いみたいで」

みほ「…麻子さん、ここで寝るつもりなの?」

麻子「……あぁ、もうお別れもしれないからな…」

一同「……」

GUOOOOOO



優花里「サンダース大付属の、C-5Mスーパーギャラクシーです!」

桃「サンダースで、うちの戦車を預かってくれるそうだ」

みほ「えっ!?」

華「大丈夫なんですか?」

柚子「…紛失したという書類を作ったわ」

杏「これで、みんな処分されずに済むね」

UEEEN

ケイ「お待たせぇ!」

一同「あぁー!」

アリサ「…まったく、世話をかけさせるわ…ギャッ」

ケイ「…おっと」(かがむ)

「西住ー!」

みほ「……はぁ…」

みほ「……」(華麗にスルー)

ジョージ「…わっ、おっとっと……何だよ、急によける事はないだろ。冷たい奴だな」

みほ「…あんな所(スッテプ)から、飛んでこられても受け止めらるわけないじゃ無いですか!それに、こういうのって普通、男女逆ですよね?」

ジョージ「ったく、硬式を平然とやってのけてるくせによく言うぜ。まぁ、そういうところも可愛いけどよ」

みほ「……はぁ」

杏「…ケイ、サンキュー、サンキュー!」

ケイ「…こんなのお安い御用よ!さぁ、ハリアップ!」

VOOOO

ケイ「…うーん、こりゃ少しまずいわね…」

杏「どうかした?」

ケイ「…この車両数だと、スーパーギャラクシーとは言えど、厳しいわ…」

ナオミ「…パンターとコメットを降ろせば何とかなるけれど…その2両置いてくのは不味いでしょ?」

みほ「あっ、その2両ならお構いなく。後で実家にでも持ってきますから」

ケイ「WHAT!?無くした事にしてるとは言え、いいのそんな事?」

みほ「はいっ、あの2両は、元々大尉と継続から私がもらった戦車なんで、学園のじゃなくて私の私物ですから」

アリサ「…はぁ?!」

ケイ「WOW!相変わらず、エキサイティングね、みほは」

……

ケイ「確かに預かったわ。移動先が決まったら連絡頂戴」

ナオミ「…届けてあげるわ…」

みほ「はいっ!」

GUOOOOOOO

麻子「…重そうだが、飛べるのか?」

KIIIIN

ジョージ「…何とか上がったな」

麻子「!?あんた、帰ったんじゃなかったのか?」

ジョージ「俺は、もう一仕事あるからよ。なぁ、西住」

みほ「…すいません。無茶言って」

ジョージ「…気にすんな。西住の頼みとありゃ、何だってやってやるぜ。…よーし、ケイ達も無事に飛び去ったし、いいぞ、タカシ!」

GUOOOO

優花里「…今度は、C-17グローブマスターIIIですぅ!」

タカシ「…ふうっ、ったく。夜間のグランドに降りろとは中々無茶な要求するよな」

ジョージ「…そう言うな。西住の頼みとありゃ、断る訳いかんだろよ」

タカシ「もちろんですよ」

ジョージ「…よっしゃ、早いとこ残りを乗っけちまおう」

みほ「…はいっ」

優花里「…西住殿。この2両もサンダースへですか?」

みほ「…うーん。サンダースにこれ以上迷惑かけるのも悪いから、とりあえず熊本の実家に預かってもらうと思うの」

優花里「…西住流本家の家ですか。家元の家なら安心ですね…だけど、大丈夫なんですか?」

みほ「…何が?」

優花里「…あの、その、言いずらいのですが、お母様と、その…」

みほ「心配してくれてありがとう…お母さんとの事なら、大丈夫。話せばわかってくれると思うし」

華「…まぁ、夕方の河原とかでよくある奴ですね」

沙織「いやっ、そんな拳と拳でみたいなのじゃないから!」

ジョージ「…っと、固定も完了と…いつでも行けるぜ」

みほ「…じゃあ、会長。こんな状況ですけど…すいません」

杏「うちらの事は気にしないでいいいから。それより、気をつけてね」

みほ「…はいっ。行ってきます」

沙織「みぽりん、気を付けてね」

優花里「西住殿~」

ジョージ「よしっ、じゃあ行くぜ。タカシ、TAKE OFF!」

タカシ「了解!」

C-17機内

タカシ「…しかし、熊本まで直行するにはちょっと燃料がギリギリだな」

ジョージ「そうだな。ケイ達のほうに空中給油機は出払ってるし、どっかに降りて給油しねぇと…おっ、ちょうどいい。このまま飛んでけば、バウアー所の学園艦が進路上に居るぜ。うちの学校戻るより早いな」

みほ「…大尉のところかぁ。久しぶりだな」

ジョージ「…向こうも夏休みだから、居るかは知らんが…とりあえず、連絡取ろうぜ」


カールスラント大付属(みほの元居た学校)

事務室

みほ「……」

教師A「……正直に話してくれないかね。こちらもあまり騒動にしたくはないんだけどね」

みほ「……ですから…あれは私の私物なんです!」

教師A「私物とは言っても、君のと証明できる書類がないじゃないかね」

みほ「…そ、それは…急いでだのでうっかり大洗に忘れてしまって…」

教師A「……はぁ…」

みほ(どうして、こんなことに…)

数時間前

ジョージ「なにぃ?!熊本に飛べないだと!?」

タカシ「えぇ。もう少し早ければよかったんですが、台風接近の影響でこれから先のフライトは危険だと…」

ジョージ「ちっ、タイミングが悪いなぁ…」

みほ「…もう、ここで大丈夫です」

ジョージ「なっ、良いのか?」

みほ「…これ以上ジョージさんたちに迷惑かける訳にもいかないですから…それに、明日まで待てばこの進路なら、後は船で熊本まで行けますから」

みほ「ここは、前に居たことありますから、地理もわかりますし」

ジョージ「……本当にいいのか?」

みほ「はいっ。私の無茶を聞いてもらってありがとうございました」

……

みほ「…えっと、とりあえず戦車を預けないといけないから…貨物の受付は…」

「おいっ、君!」

みほ「……えっ?」

……

事務室

教師A「…はぁ…」

みほ「……(どうしよう)」



ガラっ

教師B「いやぁ、降ってきましたな…おやっ?その子は?」

教師A「あぁ、実は…」

みほ「……」

教師B「なるほど…よく(継続で)ある話ですね」

教師A「やはりそうかね?」

みほ「…ですから、あれは…」

教師A「だけど、大洗は廃校になったと聞くし。学園のほうに電話しても繋がらないのだがね」

みほ「…っ…それは学園艦が…」

教師B「その件はこちらで確認するから。それより休みとは言え勝手にうちの学校に侵入したことについては…」

みほ「それも、ジョージさんたちに…」

教師B「サンダースからの連絡では輸送機1、乗員2で飛行プランが出されていると」

みほ「……私が乗っていく予定じゃなかったから」


教師A「…君、どう思うかね?」

教師B「…うーん。短期間とは言えうちの生徒だった時期も考えるとあまり軽率な事はしないとは思いますが、学校に勝手に侵入したのは…」

教師A「…そうか。だが、夏休み中だし大事にして学園長を呼び出すのもなぁ」

教師B「…とりあえず反省してもらう意味も込めて、調べがつくまで第二生徒指導室行きですかね?」

みほ「だ、第二生徒指導室!?」

学園艦下層部

教師B「さぁ、こっちだ…」

みほ(最下層の奥…第二生徒指導室……)

コンコン

教師B「失礼します」

みほ(あの頃から、変わってないとなると生徒指導員は…)

教師B「さぁ、入った入った」

シュタイナー「……」

みほ(やっぱり…)

シュルツ「こいつか?さっき連絡してきた娘ってのは」

みほ「…大洗女子学園普通2科、西住みほです…」

シュルツ「…どれどれ?ふむ、確かに確認した(大洗の生徒手帳で確認)。この手帳は調査が済むまで俺が預かっておこう。君は戦車道をやっていたな。戦車隊へ。ブルクハイド案内してやってくれ」

ブルクハイド「…行こう」

……

ブルクハイド「……事情は詳しく聞いてないが。君も災難な娘だな」

みほ「…はぁ…(面倒なことになって来ちゃった…誰か、助けてー!)」


今回はここまで

みほ「…あ、あの。わ、私はどうすれば?」

ブルクハイト「…君は私の車両の装填手をやってもらう」

みほ「…装填手…」

ブルクハイト「硬式仕様とは言え、50mmだ。君でも扱えるだろ」

シュルツ「…今日は我が校のチームの対抗部隊役だ。損害に構わず前進し、死ぬ気でやりあえ」

コワルスキー「…けっ。戦車道が聞いてあきれるぜ」

シュルツ「…反省がたらんようだな?授業時間をプラスしてやってもいいんだぞ?」

コワルスキー「けっ。」

VOO

ブルクハイト「…前進!」

VOOO

Quuuu-dokaan!

みほ「…キャアアア」

アッシュ「落ち着けよ。重砲の爆発だ。俺達が怠けないようにって、いつもの嫌がらせだ」

みほ「い、嫌がらせって、そんな…」

ブルクハイト「…こんな思いするぐらいなら、真面目に学校生活を送るように反省さすのが、奴ら なりの課外授業だ…」

みほ「…だけど、こんなの流石に危ないんじゃ…」

アッシュ「…一応授業の名目だから、安全には配慮してんだとよ」

「怯むな、前進しろ!」

みほ「……」(レイプ目)

Dom Dom

ブルクハイト「…11時方向に敵戦車」

Dom! Kan!

アッシュ「だめだ、この距離じゃ跳ねちまう」

ブルクハイト「…接近して回り込め 」

VOOOO

Bam Bam! Bakoom

「やられた、戦車猟兵のやつらだ 」

みほ「あっ、味方が…」

ブルクハイト「pakを先に片付ける、榴弾装填 」

みほ「は、はいっ」

ブルクハイト「撃てっ」

ブルクハイト「…命中。次だ… 」

Bakoom! シュッパ!

みほ「…キャア。やられた?!」

ブルクハイト「畜生、脱出だ!」

みほ「えっ、こ、こんな中でですか? 」

アッシュ「安心しろ、死にやしないさ」

Dom! Dom!

コワルスキー「おい、こっちだ!」

コワルスキー「ここに、隠れてりゃ安全だ」

みほ「……」

シュタイナー「…こんな所で何をしている?」

みほ「…戦車がやられて。それで…」

シュタイナー「戦車がなくとも戦えるだろ。お前たちに関しては、乗員の判定は一度は免除される。まだ試合は継続できる筈だ」

みほ「……でも、武器も無いのにどうやって…」

シュタイナー「……君がした罰にたいて誠意を見せたまえ」

みほ「…私のケツをなめろ!」

シュタイナー「…責務をはたせ。話しはそれからだ」

みほ「……」

ブルクハイト「…パンツァーファウストが転がってた。こいつは扱えるな?」

みほ「……」(無言で受けとる)

VOOOO

ブルクハイト「……よく狙えよ……撃てっ」

Vhyum! Bakoom シュッパ!

みほ「……やった。中尉、もう1発ないんですか?」

ブルクハイト「ち、ちょっと待て…」

みほ(…早くこの試合を終わらせて、私のこれが、ミスだって分かって、文句の1つでも言わないと!)

コワルスキー「なんだ?急にやる気になりやがった」

今回はここまで

Vhyum Bakoo!

みほ「やった……」

「練習終了、練習終了」

みほ「…これで、いい…」

シュタイナー「…10分後に練習再開だ。支度しろ」

みほ「……えっ?」

シュタイナー「……」(ギロッ)

みほ「…まだやるんですか?休憩も無しに?」

シュタイナー「…死んで(補習が全て終わって)から休めばいい。君らは自分の戦車を取ってこい」

コワルスキー「…ヒデエな。何処を直しやがったんだ?」

整備班長「…ここを何処だと思ってンだ?」

コワルスキー「おもしれぇ……」

Baki doka

整備班「…お前も仲間か? 」

みほ「…えっ?」

整備班「…この!」

みほ「……あっと、待って…ちょっと…」(華麗に回避)

整備班「…うらぁぁ! 」

みほ「…落ち着いて、話し合いまし……キャア」(ツルッ)

整備班「なっ!?うわぁぁ」

みほ「えっ?」

整備班長「…なっ」

コワルスキー「こいつらみんな転んじまったみたいだぜ。あんたも足元には気をつけるんだな……行こうぜ」

みほ「…は、はいっ」

シュタイナー「…陣地攻略戦の訓練だ。お前の部隊が、先頭で攻撃しろ。奪取後は直ちに、防御の陣形をとれ」

ブルクハイト「了解しました」

みほ「……取って守るだけ…」

ブルクハイト「言うは簡単だが、そうは上手くはいかん。Ⅲ号で突っ込むなんざ、無謀もいいとこだ」

シュタイナー「後続に主力が続く。それまで引き付ければ、それでいい」

ブルクハイト「前進!」

VOOOO

みほ「……」

アッシュ「どうした?」

みほ「…何でもないです」

アッシュ「…気持ちは解るが、あんな機械みた いな奴に何を言っても無断だ。大人しく補習を終わらすしかないよ」

みほ「…何時まで続くんですか?」

コワルスキー「……知るかよ。奴の気分次第だろうよ」

みほ「…そんな…」

アッシュ「グダグダ言ってもしょうがない。悪い事が続いてりゃ、その内、福が降ってくるさ。たっく、俺の守護天使は何処にいんだか…」

Bakoom Bakoom

ブルクハイト「来たぞ。歓迎委員会だ」

今回はここまで

VOOOO

ブルクハイト「…来たぞ、Ⅳ号だ。数2、距離800。」

アッシュ「…Ⅳ号相手じゃ、もう少し接近しなきゃ無理だ。」

ブルクハイト「」

VOOOO

ブルクハイト「…来たぞ、Ⅳ号だ。1時方向、数2、距離800。」

アッシュ「…Ⅳ号相手じゃ、もう少し接近しなきゃ無理だ。」

ブルクハイト「(…相手はまだ気づいてないな)2号車、3号車、散開しろ間隔を取れ、突っ込むぞ、接近して一気に仕留める」

VOOOO

みほ「装填完了」

アッシュ「…よし、この距離なら。いただき…」

Bakoom

ブルクハイト「!なんだ?!何処から」

みほ「!!…3時方向から新たに2両」

ブルクハイト「…くそっ。2号車、3号車は新たな敵に対処しろ。我々は前の奴を仕留める」

アッシュ「…いただきだ。」

Bam kan!

アッシュ「駄目だ、跳ねちまう、もっと接近しろ」

VOOO

アッシュ「…喰らえ!」

Bam! Bakoom シュッパ!

アッシュ「やったぜ、次だ」

ブルクハイト「隣を仕留めたら、反転して、2号車、3号車と…」

Bakoom Bakoom

ブルクハイト「ちっ、また増援だ!」

みほ「…し、主力は?」

コワルスキー「駄目だ、うんともすんとも言わねえ」

みほ「…そんな」

ブルクハイト「…ともかく、正面の奴を片付ける。フォイ…」

Bakoom!

2号車「…やられた!」

ブルクハイト「…まずい2号車がやられた。囲まれるぞ、アッシュ、早く仕留めろ」

アッシュ「…畜生」

Bakoom!

ブルクハイト「……うおぉぉ」(メガネが割れる)

アッシュ「…被弾したぞ。脱出だ」

みほ「……」(無言で照準席へ)

アッシュ「おい!?何する気だ?」

みほ「今撃ってきた奴だけでも仕留めないと、今脱出するのは危険すぎます……フォイア!」

Bam! Bakoom シュッパ!


みほ「…やった」

ブルクハイト「今だ、脱出するぞ。急げ!」

VOOOO

アッシュ「!?なんだ、奴等反転してくぞ…乗員の判定も確認しないとは、もう勝ったと思ってやがるのか?」

みほ「……」

Bam! Dom! Dom


コワルスキー「…攻撃目標の丘の方だ」


3号車車長「…おい!無線で丘に突撃したと言ってるぜ、どうなってんだ?」

ブルクハイト「……まさか」

Pan!

コワルスキー「……信号弾の反応なし。車両も見当たりません」

ブルクハイト「あの野郎、騙しやがったな。俺らを囮にしやがったんだ」

みほ「……」

3号車車長「…あの野郎!……チッ,突撃に成功したんで、次の防御の為に集結しろだとよ。フザケやがって、だけど逆らったらまた、補習時間を増やされちまう…そいつは、動けるのか?」

コワルスキー「…フェンダーと履帯をやられただけだ。履帯修理すれば、行けるかもしれん」

ブルクハイト「…直したら行くぞ」

ガチャ…ガチャ

みほ「……」(無言で作業 )
コワルスキー「…大分お怒りみたいだな」

アッシュ「…流石、あの黒騎士中隊で戦ってきただけあるな。無言のプレッシャーがすごいぜ」

今回はここまで

ブルクハイト「よしっ、出発するぞ、乗車」

BROO

生徒A(やられた対戦相手)「…あのまま、次は防御戦闘の相手役だろう、災難な連中だな」

生徒B「校則違反の罰とかでああなってんだから、しかたねぇけど。流石に可哀想に思えるぜ…ん?」

みほ「……」

生徒B「おい今三号に乗ったのって…」

生徒A「あぁ…」

丘の上(防御陣地)

ブルクハイト「…第1小隊、到着いたしました」

シュタイナー「…ご苦労、作戦が変更になったが、連絡できなかたんだ」

みほ「……」(チャキッ)

コワルスキー「…!!」(BOKO)

みほ「…あうっ…」

シュタイナー「どうした?」

コワルスキー「貧血みたいです」

シュタイナー「そうか」

シュルツ「…お前ら、後で生徒手帳を渡してやってもいいぞ」

アッシュ「そりゃ、どうも」

みほ「…な、何するんですか!?」

コワルスキー「気持ちはわかるが、落ち着け。アイツにまともに楯突いたっていいことねぇよ。下手すりゃ、卒業までここにいる羽目になるぞ」

ブルクハイト「おそらく君ぐらいの罰則の程度なら、この練習が終わったぐらいで何もなきゃ、解放してくれるはずだ。それまで、待て」

みほ「……」

DARM!

「敵襲ー!」

ブルクハイト「…乗車しろ、戦闘配置!」

ブルクハイト「…攻撃用意」

BARM! BAKKOM!

ブルクハイト「命中、次、11時の敵戦車…なんだと!?」

アッシュ「…なっ、冗談じゃねぇよ。ティーガーまでいるじゃねぇか!?あの野郎、ドンだけハードなことさせりゃ気が済むんだ」

ブルクハイト「…ティーガー相手に正面から撃ち合っても勝負にならん、移動するぞ」

コワルスキー「…!!エンジンがかからん、バッテリーが上がっちまった。クソッタレが、どこ直しやがったんだ!」

みほ「手動クランクでまわします」

アッシュ「気をつけろよ、西住」

ガッチャ

みほ「…準備よしっ」

ブルクハイト「いいぞ、回せ!」

みほ「……!!」(クランクを回しだす)

DARM! BAKKKOM!

ブルクハイト「くそっ、今のは危なかったな…」

アッシュ「早く、移動しよう。西住、早くクランクを…」

みほ「……」

アッシュ「西住ー!」

大洗

エルヴィン「…うーん、参りました…」

佐衛門座「…だろうな」

キーン(何か金属が落ちる音)

佐衛門座「ん?何か落ちたか?」

カエサル「えっ?テントの金具が外れたか?」

エルヴィン「あぁ!」

おりょう「どうしたぜよ?」

エルヴィン「隊長から貰った、戦車突撃章が」

カエサル「金属疲労じゃないのか?」

エルヴィン「いやっ、そんな劣化で折れるほど古くないんだが…急に止めてたピンが折れるとは」

佐衛門座「もしや、虫の知らせというやつじゃ無いのか?」

おりょう「不吉ぜよ」

カエサル「縁起でもない!あの隊長が簡単にくたばる訳ないだろ!」

エルヴィン「…隊長も、私たちと同じ普通の女子高生だぞ。簡単にくたばらないとか、何気にひどい事言ってないか?」

カエサル「……」

佐衛門座「…私たちを普通と言っていいのだろうか?」

おりょう「…だめぜよ」

みほ「……」

アッシュ「おい!西住、大丈夫か!?しっかりろ!」

みほ「……」

アッシュ「おいっ、返事しろ!」

ブルクハイト「…センサーの判定がある以上、直撃はしてないはずだが。どっか破片を食らったか?!」

シュタイナー「…何をしている?反撃しろ」

アッシュ「反撃だ!?今それどころじゃないだろ!」

シュタイナー「…安全に配慮されてる戦車道では死亡判定はあれど、死人は出ん」

アッシュ「ふざけるな!貴様のせいだ、本当に西住が死んだらどうすんだ!」

みほ「…あ…あの人には絶対に死人が出ないって保障があるの」

アッシュ「西住!こいつめ。大丈夫か?」

みほ「…ちょっとショックで気絶してただけですから」

ブルクハイト「…今は気がついたばかりで何も感じないかしれんが、後々わからん。お前はそっちの影で休んでろ、何か異常があったらすぐに言え。アッシュ、回せ」

アッシュ「……」

VOOOO

ブルクハイト「よしっ、かかった。いくぞ」

みほ「……」

HYUUM BAKKOM!

ZBV生徒(以下生徒)「いくらなんでも、無茶だ。いくら防御役とはいえこんなの無茶苦茶だ撤退したほうがいい」

シュタイナー「撤退は問題外だ、死守せよ」

生徒「死守!?俺たちに[ピーーー]って言うんですか?」

シュタイナー「……」

BARM BAKKKOM!

戦車猟兵科生徒「くそっ、やられちまった…」

BARM

ブルクハイト「……次だ」

アッシュ「…くそっ、もう弾がないぜ」

みほ「……」

HYUUUU BARM

みほ(…懲罰だなんて…あの時は本気で思ってなかったのに…澤さんだって…なのにこんな事になるなんて…)

BARM BAKKOM!

みほ「いくら戦車道は安全に配慮されているとは言っても、これは危ないんじゃ…」

生徒「やってられっか!おいっ、あんた。逃げようぜ…」

みほ「えっ、あの…あっ」

シュタイナー「…俺の指揮下(授業)で裏切りは許さん。持ち場に戻れ」

みほ(…軽はずみで、あんな事言わなきゃよかった…)

みほ「…だけど、今はこの状況を何とかしなきゃ…」

シュタイナー「…何たるざまだ」

みほ「……(あと1両ぐらい撃破して文句のひとつでも言ってやるんだから)」

近くにあったパンツァーファウストを手に取るみほ

みほ「……あのⅣ号がもう少し近づいてきたら」

VOOOO

みほ「…えっ」

みほ「…なんで、横からティーガーが!?回り込まれた!?」

VOOO

みほ「……(やられる)」

ガチャッ

「…やっぱり、君はバウアーのところに居た」

みほ「…えっ?」

みほ「…あ、貴方は?」

「あぁ、そうか…俺は川島正徳、この学校の3年生だ。とは、言ってもバウアーとの交換留学でドイツに行ってたから会うのは初めてだな。だけど、話はバウアーから聞いてたよ」

みほ「…大尉から?」

ゾーレッツ「…バートル。どうだ?やっぱり彼女だったか?」

バートル「あぁ、話を聞いたときはまさかと思ったが、そうみたいだな。ったく、うちの先生方は何を考えてんだか」

ゾーレッツ「…なら、彼女を拾って撤収だ。客人をこんなところに置いとくわけにはいかん」

みほ(助かったって、ことかな?)

今回はここまで

みほ「待ってください。また、この試合が終わってません。皆さん、頑張ってるのに私だけ抜けるなんてできません」

ゾーレッツ「何っ?」

バートル「だが、しかし…」

シュルツ「おい!何してんだ?」

ゾーレッツ「…ちっ、面倒な奴が出てきやがった」

ゾーレッツ「彼女はミスで、ZBV行きになったんだ、開放してもらうぞ」

シュルツ「勝手な事を抜かすな!」

バートル「第一にもううちの生徒じゃないだろ」

シュルツ「決めるのはうちらだ、グダグダ騒ぐなら貴様らもぶち込むぞ」

ゾーレッツ「何を?!」

みほ「あっ、いい加減に…」

「いたぞ、ここだここだ」

みほ「えっ?」

クルツ「…軍曹、じゃなかった。西住さん無事ですか?」

マイヤー「大丈夫か?また、えらく災難な目にあったな」

ハンス「助けに来てやったぜ」

シュルツ(黒騎士中隊の方)「お前はどこに行っても人気もんだな」

ゲルべ小隊クルー「在学中はお世話になりました。その借りをお返しにまりました」

「サンダースとの試合では助けられました」「戦車猟兵としてともに戦った仲間のピンチと聞いて飛んできた!」「俺もだ!」(ざわざわ)

シュルツ(ZBVの方)「な、なんだ貴様ら!?」

みほ「…皆さん」

シュルツ「貴様ら、これ以上近づいてみろ。お前ら罰としてZBV送りにしてやるからな」

ハンス「面白れぇ。俺たち全員ぶち込めるかやってみろよ」

「「そうだー!、そうだー!やってみろよ!」」

一同「……」(にらみ合いが続く)

エミール「やめないか、何の騒ぎだ」

シュルツ「学園長!?」

みほ「学園長!」

エミール「久しぶりだな、西住さん。私の指導不足でこんなことになってしまって申し訳ない」

みほ「…いえっ、そんなことないです!もとは私の軽はずみな行動が原因ですし…」

エミール「今回の件については、直ちに解除する。君はもう自由の身だ。…おいっ、試合中でまだこの辺りは危険だ。その戦車で安全なところまで送ってやれ」

ゾーレッツ「はっ」

みほ「……」

エミール「!?どこへ行くのかね?」

みほ「…もう、自由だとの事でしたので、試合途中でしたので、復帰します」

エミール「ちょっと待ちたまえ、ケガをしているようだし…」

みほ「…少し擦りむいただけですから…擦り傷は子供の頃から慣れっこです…それに、硬式の戦車乗りとしては、戦友(チームメイト)を見捨てることなんてできませんから」

エミール「…ふっ、頑固者め…。まったく、あいつの教育の賜物だな」

シュルツ(黒騎士の方)「まったくですな」

エミール「…もう、彼女は懲罰部隊で罰を受けている生徒じゃない、わが校の客人だ」

バートル「ゾーレッツ行くぞ、客人に怪我でもされたら大変だ」

ゾーレッツ「そうだな。PANZER VOR!」

VOOOO

シュルツ「行くぞ諸君、元とはいえ中隊の仲間に傷をつけるな」

一同「はっ!」

ブルクハイト「何だ?急に戦況が逆転したぞ!?」

コワルスキー「いつの間にこんなに味方が増えたんだ!?」

アッシュ「…彼女のせいみたいだ」

BAKKOM! シュパッ!

対戦相手「おいっ、どうなってんだ!?話が違うぞ!」

ブルクハイト「…これでは、どっちが罰を受けてんだかわからんな」

「試合終了、試合終了!」

みほ「…終わった…」

シュタイナー「……」

みほ「…学園長の許可もいただきましたので、これで失礼します!文句はないですよね?」

シュタイナー「…好きにしろ」

みほ「…では、失礼します」

シュタイナー「……」

しばらくの後、学園艦内、カレーショップ「ハッピータイガー」

みほ「…いたっ…」

ゾーレッツ「消毒が染みるのは仕方ないことだ。大人くしてろ」

みほ「…はっ、はいっ…あうっ…」

ゾーレッツ「…本当にさっきまで懲罰部隊にいたとは思えんな…まるで別人みたいだ…」

バートル「…はい、どうぞ。ビルマ風カレーお待ちどう」

「あぁ、ありがとう」

バートル「っと、これは君の分だ、特別サービスだ」

みほ「あっ、ありがとうございます」

ゾーレッツ「よしっ、あとは絆創膏でも貼っとけばいいだろう」

みほ「…すいません」

バートル「…しかし、転校先が廃校になった上に偶々うちによったらZBVに放り込まれるとは、つくづくついてないな、君は」

みほ「…アハハ…」

ゾーレッツ「…そうだな…そうだ、君も呪いをしたらどうだ?」

みほ「お呪いですか?」

ゾーレッツ「そうだ。俺たちの戦車も前は試合のたびに散々だったんが、バートルが呪いをしてからというものS33号車には一発も当たらん」

みほ「へぇー」

バートル「…呪いといってもこの福を張っただけなんだけどな」

バートル「君もどうだ?何か持ち物に貼ったら福が舞い込んでくるかもしれんぞ?」

みほ「そうですね…じゃあ、せっかくなんで小さいやつを携帯電話にでも」

バートル「まいどあり」

みほ「…えっ、売り物だったんですか?」

バートル「…冗談だよ、冗談」

ペタッ

みほ「…これでよしっ…あっ」

ゾーレッツ「どうした?」

みほ「…携帯の充電が…これじゃあ誰とも連絡できない…」

ゾーレッツ「…まいったな。試合の最中に航路の変更があったから九州から遠ざかったから、定期便は出なくなっちまうし、大洗は廃校のせいか連絡取れないし…俺のとは型が違うから充電も無理だしなぁ…」

バートル「…俺のやつとも違う」

みほ「…そんな…」

バートル「学園長に事情を説明して何とかしてもらうか…時間はかかるが…」

ゾーレッツ「だが、転校手続きもあるから早く戻らんとまずいのだろ?」

みほ「……はいっ」

バートル「…まいったな…せっかく呪いをしたというのに」

ゾーレッツ「…戦車道の女子に知り合いでもいればいいんだが、俺らは硬式しかやらんからな…待てよ」

バートル「どうした?」

ゾーレッツ「…お前が留学した後、短期間だがうちにも一人居た。あいつが、知ってれば…」



バートル「君も隅におけないな」

ゾーレッツ「…そんなんではない。番号が変わってなければ…もしもし、久しぶりだな、元気か?」

みほ「私以外にも女子で硬式を経験した人いたんだ…」

ゾーレッツ「…あぁ、そうだ。そんな災難な娘がいてな……大洗女子学園ってとこの生徒なんだが…名前?えっと、」

みほ「西住みほです」

ゾーレッツ「西住みほって名前なんだが……!!電話口でそんな大声を出すな!何っ、今はバートルの家だが…おいっ…切っちまいやがった」

ゾーレッツ「…今度は出やしない」

バートル「…知ってたのかい?」

ゾーレッツ「あぁ、みたいだが…君の名前を聞いた瞬間驚いたのか、切っちまった」

みほ「…えっ」

ゾーレッツ「…まぁ、知ってるようだったから何とかしてくれるだろう」

バートル「知り合いだといいんだが…。西住流といえば戦車道界隈じゃ有名なところだから、単にそれで驚いただけかもしれないぞ」

ゾーレッツ「さすがにそんな事はないだろう」

みほ「…あのー、とりあえずどうしたら」

バートル「…そうだな。知ってるなら後々連絡が来るだろうし…とりあえず、飯を食おう。せっかくのカレーが冷めちまう」

みほ「あっ、すいません。せっかく作っていただいたのに…いただきます」

バートル「どうぞ、うちの新メニューなんだ」

みほ「…美味しい!」(もぐもぐ)

「すいませーん。カレーもう1つください」

バートル「あっ、少々お待ちを…」

みほ「……」(もぐもぐ)

ドタドタドタ!

ガチャっ

「はぁ…はぁ…」

ゾーレッツ「何だ、お前自ら来たのか?」

ゾーレッツ「久しぶりだな。さっそくだが、彼女が西住みほさんだ」

みほ「…西住みほで…す…」

「みほさん!」(抱きつき)

みほ「えっ、こ、小梅さん!?」

ゾーレッツ「何だ、お前ら友達だったのか。赤星」

みほ「えっ、なんで?小梅さんが、ゾーレッツさんと?えっ、えっ!?」

「…赤星!それに…みほ!?」

みほ「えっ、お、お姉ちゃん!?」

バートル「はいっ、お替りお待ちどう…ん?なんだ、貴女方知り合いかい?」

今回はここまで

まほ「……そうか、みほにそんな扱いを…」(ギリッ)

バートル「…コップを割らんでくれよ」

ゾーレッツ「まぁ、学園長のあの様子なら罰として君の代わりにZBVの担当に鞍替えだろうな」

みほ「…そうですね。ぜひ体一つでT-34辺りとやりあってほしいですね」(ニコッ)

小梅「…ヒッ!」

ゾーレッツ「…経験者は語るって奴だな」

みほ「…そういえば、小梅さんはどうしてここに?」

小梅「曹長にみほさんの事聞かれて…それで」

みほ「…曹長?そういう呼び方をするって事は小梅さん、もしかして…」

小梅「……」

みほ「…その沈黙は肯定って事でいいのかな?」

小梅「…実は、あの決勝戦の時…」

第62回戦車道全国大会決勝戦 

Ⅲ号が落ちた川の岸

みほ「…よしっ、後は小梅さんだけ…掴まって」

小梅「みほさん、ありがと…きゃああああ」

突如の濁流に流される小梅

みほ「赤星さーん!」

小梅「…ゴボッ、ゴボッ…」


しばらく下った下流

小梅「……ぅぅ…」

……

じいさんA「…どうだい?なんかかかったか?」

じいさんB「ZZZ」

じいさんA「あぁ、また寝てるよ…。まったく、年だね…(しかし、なんだろうな、この辺はあの時、力尽きたと思ったノモン…)おや?」

小梅「……」

じいさんA「あんた、大丈夫かい?」

バートル「で、うちの爺さんが連れてきたんだ」

ゾーレッツ「パンツァージャケットと生徒手帳で身元は分かったんだが、大分弱ってたんでな。下手に黒森峰まで送っていくのも負担になるとマズイんで、先方と親御さんは連絡を入れて預かるというか、看病する事になったんだが…まぁ、看病と言っても意識はあったし怪我も無かったからな。飯を運んでやったりする程度で2、3日で元気になったんだが…今のまま学園艦には戻れないとか言い出してな…まぁ、その辺の話は長くなるだが、後で本人から聞いてくれ」

小梅「……」

みほ「……」

まほ「…話ずらいなら無理に話さなくてもいい。だが、学園に戻って来てからの小梅の様子を見ていればなんとなくはわかる。強くなってみほに迷惑をかけなくてもいいようになりたかったんだな」

小梅「……はいっ」

みほ「…小梅さん」

小梅「…だけど、あの後みほさんはあんな事になってしまって…それに、今だって…」

まほ「……確かにな。みほの話を聞くに、文科省のやり方には疑問を感じる…」

一同「……」

ガヤガヤ

バートル「やけに今日は騒がしいな」

ガチャ

「驚いた、本当に西住みほだ」「…回の試合の時には助けられたんだ」「…俺は小隊は違ったが試合の時はすごかったぜ」

みほ「!?」

バートル「…噂を聞きつけて集まってきやがったな」

みほ「えっ、えぇ!?あ、あのー一体何の騒ぎ…」

ゾーレッツ「君が戻ってきたというから一目見ようと集まったんだろう。黒騎士中隊はうちの学校が誇る精鋭チーム。歴代の隊長含め、中隊長車のクルーってのは憧れの的でもあるからな。特に、君は女子でありながら選抜され数々の功績を遺したからな」

バートル「その上に、書類のミスだったんで短期で転校しちまったからその活躍の短さもあってか、伝説の英雄みたいな扱いされてるからな。遭遇したら死ぬだの、会って倒せたら単位が200倍もらえるとか、変な噂までたつ始末だし」

みほ「……」

小梅「…みほさんてやっぱりすごいんですね…」

まほ「…あぁ、だが去年まではあんなにかわいかったのに…ゲフン、ゲフン。戦車道に関しては両方を経験したのもあってもはや西住流という型では制御できないほどになってしまった…」

みほ「…私を化け物みたいに言わないでほしいんだけど…」

まほ「…い、いやっ。そういうわけでは…」

生徒A「転校先の学園艦を役人に潰されたそうですね」

みほ「えっ、廃校になっただけで…沈められたってわけでは」

生徒B「ニュース見ましたけど、ありゃひどいわ。殴り込みかけるなら手伝いますぜ」

生徒C「俺もだ。あんたにはデカい借りがある、さっきの試合だけじゃ足りない。借りを返させてくれ」

「俺もだ!」「行くなら援護は任せろ」

小梅「すごい、大隊が組めそう…」

みほ「あ、あのー。お気持ちはありがたいんですけど。これは、私の…いえっ、大洗の問題ですから。皆さんを巻き込むわけにはいきません」

一同「……」

みほ「…私は大丈夫ですから。心配してくれてありがとうございます」

一同「ヤボール!」

みほ「…ふうっ…」

まほ「…本気でつぶしにかかるかとひやひやしたが…。いい判断だ」

みほ「…これ以上迷惑かけるわけにはいかないから…」

まほ「…そうだな。それに私たちだけで安易に行動しても効果がない。下手に問題を起こしたりしたら私たちの方が不利になる…。パンツァーカイルを組んで陣地をつぶすのもいいが。ここはヴィレル・ボカージュよろしく、単独で行こう」

みほ「単独でって…。どうやって、いくら私でもヴィットマンのようには…もしかして?」

まほ「…あぁ。ヴィットマンは私たちじゃない…熊本に帰るぞ、みほ」

今回はここまで

戦車道連盟

理事長「…文科省が一度決定したことは、我々にもそう簡単には覆せないしなぁ…」

杏「向こうのメンツが立たないということですか?」

理事長「…そういうことになるかなぁ…」

亜美「メンツと言うのであれば、優勝するほど実力のある学校をミスミス廃校にしては、それこそ戦車道連盟のメンツが立ちません」

理事長「…蝶野君も連盟の強化委員の一人だろう…なら…」

亜美「ですが、戦車道に力を入れるという国の方針とも矛盾しますし、何よりイメージが下がります!」

理事長「…はぁ…」

杏「…私たちは優勝すれば廃校は撤回されると信じて戦ったんです。信じた道が実は最初からなかったと言われ、引き下がるわけにはいきません」

理事長「…だけどねぇ、文科省には…」

亜美「理事長!」

理事長「…君たちの気持ちはよーくわかるよ。だけどねぇ、今文科省に強く言うのはまずいんだよ。ほら、あの決勝戦でパンツァーファストを硬式ルールでもないのに使用した件で、何とか発煙よろしくトリックだと何とかごまかして穏便に済ませたばかりなのは、蝶野君も覚えているだろう」

蝶野「…あっ」

杏「…あちゃー…」

理事長「…こちらとしても何とかしたいんだけどねぇ」

杏&亜美「……」

理事長「…それでなくても、文科省は2年後に開催される世界大会の事で頭がいっぱいだからね。誘致するためにプロリーグを発足させようとしている位だし、とりつく暇がないよ」

杏「…‼プロリーグ…」

亜美「…!!プロリーグと言えば…ここは超信地旋回で行きましょうか?」

杏「…いいですねぇ」

理事長「…えっ?」

熊本

みほ「…久しぶり…」

まほ「…そうか、そういえば転校以来だな」

犬「…わん!」

みほ「よしよし」(なでなで)

しほ「…まほ?お客様なの?」

まほ「…あっ」

まほ「…はいっ、学校の友人…」

みほ「…お邪魔してます」

まほ「…あっ、みほ?!」

しほ「……勝手に我が家の敷居をまたいで言いとは、言った覚えがないのだけれど?」

みほ「…お久しぶりです。西住師範。本日は、大洗女子学園、戦車道チーム隊長として戦車道の件でお願いしたいことがあり伺いました。まさかとは思いますが、大洗だけ差別はされませんよね?」

しほ「……」

みほ「……」

まほ「……」(オロオロ)

しほ「……全く、誰に似たんだか…若い時のあの人にそっくりね」

みほ「…昔からいたずらしては、お父さんみたいだってよく怒られてましたから」

しほ「…はぁ…立ち話もなんだから、お上がりなさい」

みほ「…失礼します」

しほ「……実家なんだから、そんなに硬くならなくても」

みほ「…こんな空気じゃ簡単には崩しずらくて…」

しほ「…不器用な娘ね…」

みほ「…こういう所は、誰に似たんですかね?」

しほ「…全く、この娘は」(げんこつ)

みほ「…いたっ!…ひどい!昔はもっと優しかのに」

しほ「…いつまでも甘ったれるじゃありません!これでも手加減してるのですよ」

みほ「…はーい」

しほ「…それで、何の用ですか?小言を言って、げんこつされに来たわけではないでしょう」

みほ「そうだ…実は…(ぐぅ~)あっ///」

しほ「…全く、この娘は……まぁ、腹が減っては戦はできぬと言うし、あり合わせのものしかないのだれど、準備させます。少し待っていなさい」(袖をまくる)

みほ「あっ、ありがとうございます」

まほ「……ふうぅ…喧嘩になるかとおもったぞ」

みほ「…私も、試合より緊張したよ…」

まほ「よく言う…。しかし、何か懐かしいな…昔はよくやんちゃしてはお母様にああやって怒られていたな、みほは」

みほ「……お母さんもああいう所は変わってないんだね」

……

みほ「……」

しほ「…急なお客様だから、あり合わせの物しかないけれど、どうぞ」

みほ「…すごい…」

まほ(…見事にみほの好物ばかり…しかも見るからに手作り…お母様も素直じゃないなぁ)

しほ「…まほ?何がおかしいのかしら?」

まほ「い、いえっ!な、なんでもありません!」

みほ「!!おいしい~!」

しほ「…そう」

まほ(あっ、お母様喜んでる)

BABABABABA

「……家元、蝶野様がお見えです」

しほ「…わかっている…ちょうどいいわ、あなたも一緒に来なさい。そのために来たのでしょう」

みほ「はいっ!」

書斎

亜美「……」

しほ「…来年の戦いに、大洗女子学園が出てこなければ、黒森峰が叩き潰すことができなくなるわね」

亜美「…はいっ、それに……」

みほ「…あっ…」

しほ「…その件についても承知はしています。全く…」

みほ「…ごめんなさい」

しほ「…邪道な事ではあるとはいえ、戦術としてみれば悪いことではない…まったく、変な所まであの人に似て…」

廊下

常夫「……」(ギクッ)

今回はここまで

文科省

しほ「…若手の育成なくしてプロの育成は成しえません。こうも意見の隔たりがあっては、プロリーグの設置委員会の委員長を私が勤めるのは無理があります」

みほ「……」

杏(西住親子がそろうとこうも威圧感があるもんなのかぁねぇ…)

役人「…うっ…世界大会誘致のためには今年中にプロリーグを発足させないと間に合わないのは、先生もご存知でしょう…」

しほ「優勝するような学校を廃校にするのは、文科省の教育理念に反するのでは?」

役人「…しかしまぐれで優勝した学校ですから…」

ガン!

みほ「…えっ?今なんて言いました?」

しほ「戦車道にまぐれなし!あるのは実力のみ」

役人「ひっ!」

理事長「…お、おぅ…」

杏(…ひぇーっ。さすがの私もこりゃ参るね…)

亜美(…さすが西住師範と…あの硬式でしごかれたみほさんだけあるわ……少し…チビッたかも…)

しほ「…どうしたら認めていただけますか?」

役人「……うぅ(…なんて威圧だ、決勝の件ではぐらかそうと思ったがこれでは……!!)」

みほ「…どうしたら私たちのことを認めてくれますか?」

役人「……だ…だn…強化選手に勝ちでもしたら…」

杏「…!!わかりました、勝ったら廃校を撤回してもらえますね」

役人「へっ?」

杏「…今ここで覚書を交わしてください。噂では口約束は約束ではないそうですから」

役人「…これでよろしいですか?」

書類を差し出す

杏「…確かに。これで試合に勝ったら廃校は撤回していただけますね?」

役人「は、はいっ」

杏「…行こうか西住ちゃん。帰ってみんなに知らせないとねぇ」

みほ「はいっ、会長。では、お母…家元失礼します」

バタン

しほ「……(…まったく、変な所は私に似て…)では、私もこれで。大学戦車道連盟の理事長のほうには私からもお願いしておきますので」

役人「…ん?なぜ島田流家元のところへ?」

しほ「……どういうことです?」

杏「……大丈夫?西住ちゃん?」

みほ「…何がですか?」

杏「……大学強化チームってことはあの、ほら、島田愛里寿との試合だし…向こうは大学選抜の隊長上に、西住ちゃんの事はいろいろ知ってる相手だだし」

みほ「……そうですね。今回はかなり厳しい戦いになるかと思います…だけど、私たちの戦いはいつもそうだったじゃないですか。だから、あきらめない限りきっと今回も大丈夫です」

杏「…そうだね……皆にこのことを伝えたらどんな反応するかな?」

みほ「…そうですね、河島先輩は驚いて気絶しちゃうんじゃないですか?…(…皆に連絡してなかったけど、大丈夫かな?)」

泊っている学校の近く

ももがー「…なんか、学校を守るためとか、戦車道やってるからとかで気に入ったからと、トレーニングしてくるのはありがいたももが…」

ぴよたん「…はぁ、はぁ…まだつづくなりか?」

散歩中のおじさん「…おら、もう100回だ」

ぴよたん&ももがー「ひぇー!」

VOOOO

ねこにゃー「…も、もうやめてくれにゃー」

同じく通りすがりのおじさん「…逃げるな、戦車にに向かってこいー」

島田流 屋敷

千代「…家元就任おめでとうございます」

しほ「…ありがとうございます。今回の件については無茶を言って申し訳ありません」

千代「…確かにこれはなかなかの無茶ね。だけれど、高校生チームの下地がないと大学戦車道連盟も成り立ちませんもの。それに、今回の件で戦車道の評価が落ちるのはこちらとしてもあまりいい気分はしないもの」

しほ「…ありがとうございます」

千代「…けれど、この借りは高いわよ?どうやって払ってもらうかしら?」

しほ「…あら、学生時代にフラれた腹いせにやけ酒飲んで道端でつぶれてた貴方を運んであげたのは誰だったかしらね?」

千代「…うっ…それは、肝心な所で怖気づいて話しかけらなかった、誰かさんと旦那さんが話すきっかけを作ってあげたのでチャラよ」

しほ「…ぐっ、なら…」

千代「…そ、それは…」

大洗 廃校の体育館

杏「…試合が決まった」

一同「えっ!」

杏「…大学強化チームとの試合だ。この試合に勝てば今度こそ廃校は撤回される。文科省局長から念書も取ってきた」

桃「会長~」

柚子「…やっぱり学園のために動いてくれていたんですね」

杏「…無理な試合だってのはわかってる。だけど、必ず勝つ。勝って、みんなで大洗に学園艦に帰ろうー!」

一同「おぉー!」

そど子「あなたもおぉー!とか言いなさいよ」

麻子「おぉー!」

アリクイチーム「最高だぜ!」

カエサル「わっ、なんだなんだ?」

エルヴィン「何でもトレーニングをしていたら散歩中のサングラスにひげずらのプロレスラーみたいな人に気に入られて稽古をつけれてもらったらあぁなったそうだ」

おりょう「…松葉杖をついた人も居たとかいってたぜよ」

桂利奈「その話詳しく!」

梓「ちょっと、それは後で裏で聞いて」

今回はここまで

会議室

桃「社会人に勝ったチームだと!?いくらなんでも無茶ですよ~」

典子「あれ?しかも、この隊長って人」

カエサル「あぁ、島田愛里寿…、あのセンチュリオンを貸してくれた子だ」

梓「…確か、西住隊長の大ファンでもあるんですよね?」

桃「何だと!?じゃあ、こっちの手の内は丸分かりじゃないかぁ~、もうだめだー」

柚子「落ち着いて、桃ちゃん」

杏「これは、西住流対島田流の対決でもあるわけなんだ」

典子「で、相手は何両出してくるんですか?」

みほ「…30両…」

一同「えっ!?」

桃「もうだめだ~…西住からも勝つのは無理だと伝えてくれ~」

みほ「…確かに現状では厳しいかもしれません。ですけど、この条件を取り付けるのは簡単ではありませんでした。会長のお力添えがなければ不可能でした…その努力を無駄にしないためにも。普通は無理でも戦車に通れない道はありません。戦車は火砕流の中だって進むんです。困難な道かもしれませんが、勝てる一手を考えましょう」

そど子「はいっ」

梓「わかりました」

みほ(…とはいえ、相手は愛里寿ちゃん…あのゴタゴタでパンターとコメットが試合までに届けばいいけど…そうなったら少し厳しいかな?)

北の大地 宿営地

一同「ざわざわ…」

みほ「…っ…」

あや「…殲滅戦ってなんだっけ?」

あゆみ「…相手の車両を全部動けなくしたほうが勝つんだよ」

優季「そうなんだ~…ん?じゃあ、硬式殲滅戦ってのは?」

みほ「あ、あのー急に硬式殲滅戦だなんて…私はともかく硬式の経験がない素人には少々危険です」

一同(そこっ!?)

役人「…予定させるプロリーグでは殲滅戦が基本ルールになります。その上、現在は男女で試合となる可能性もゼロではありませんので…そのルールに従っていただきます」

理事長「…もう、ルールは硬式殲滅戦で相手にも伝達済みなんだって……相手が…」

役人「辞退するなら、早めに申し出てください」

桃「…うぅ…」

みほ「……」

試合会場

杏「…苦労かけるね」

みほ「…いえっ」

杏「…明日の試合どうする?辞退するという選択肢も…」

みほ「…それはありません…例え戦車がやられてもこの身がやられるまで戦い抜く不撓不屈の精神を持って望め…大尉の受け売りですけど。その気持ちをもって望めばきっと道は開けます」

杏「…うん。今まで以上に厳しい戦いになりそうだね」

みほ「…私たちの戦いに楽だったことは一度だってありませんでしたから…それに」

沙織「…みぽりーん」

みほ「…みんなが居ますから…」

聖グロリアーナ学園艦

ダージリン「…秋の日のビオロンのため息の…ひたぶるに身にしみてうら悲し…北の地にて飲み交わすべし…」

ペコ「……」(カタカタ)

黒森峰飛行船

エリカ「…あつい紅茶ですね…」

まほ「あぁ…」

列車

西「紅茶って飲んだ事ないんだよな~」

森の中

アキ「お茶会、楽しそうだよ?」

ミカ「…刹那主義には共感できないね…」

島田流輸送車両

愛里寿「…いよいよ、始まる」

メグミ「…隊長、本気なんですか?///」

聖グロリアーナ学園艦

ダージリン「…秋の日のビオロンのため息の…ひたぶるに身にしみてうら悲し…北の地にて飲み交わすべし…」

ペコ「……」(カタカタ)

黒森峰飛行船

エリカ「…あつい紅茶ですね…」

まほ「あぁ…」

列車

西「紅茶って飲んだ事ないんだよな~」

森の中

アキ「お茶会、楽しそうだよ?」

ミカ「…刹那主義には共感できないね…」

島田流輸送車両

愛里寿「…いよいよ、始まる」

メグミ「…隊長、本気なんですか?///」

ミスりました。連投すいません

カールスラント付属学園艦

シュルツ「アクトゥン!」

バウアー「諸君…西住は短くとも我が中隊でともに戦った戦友だ。その戦友のピンチである。戦友を助けるための戦いだ…こんな形になってしまった事は不本意ではあるが、試合である以上は手を抜かず全力で行くぞ」

一同「はっ!」

サンダース学園艦

タカシ「…隊長、準備できました。でも、良いんですか?」

ジョージ「…西住のためだどんな形であれ協力はするさ…」

タカシ「えぇ…」

ジョージ「…タカシ、賭けは譲らんからな!」

タカシ「へっ、もちろんですよ」

翌日 試合会場

みほ「…相手を山岳地帯におびき出して硬式ルールを行かして各個撃破できれば勝利はあるかも…だけど、相手は経験も実力も上…今回ばかりは……あれ?」

亜美「……それが、まだ相手が来てないみたいで」

みほ「…えっ?愛里寿ちゃんたちどうしたんだろう?大学選抜が遅刻だなんて…」

亜美「……えっ、もしかして相手聞いてないの?」

みほ「えっ、どういう事…」

バウアー「すまん、待たせたな西住」

みほ「えっ、た、大尉!?どうして此処に!?」

イメージBGM ラインの護り

バウアー「かつての戦友と砲火を交えるのは聊か不本意ではあるが、お前たちの学校の存亡のためだ」

シュルツ「今日はよろしく頼むぞ。だが、戦友だったとは言え試合は試合だ。手加減はなしだ」

クルツ「軍そ…西住さん。今日は正々堂々勝負しましょう」

みほ「えっ!?えっ!?」

杏「ちょっと、どういう事ですか!?大学選抜チームは?」

役人「大学選抜?私は男子強化チームと試合といったんですが…まぁ、あの場の空気のせいか、聊か震えて聞き取りずらかったのかもしれませんが…申し訳ありませんね…」

みほ「だ、男子選抜!?」

バウアー「黒騎士中隊、中隊長以下、第一小隊。パンター6両…援護の戦車猟兵に…不本意ではあるが…」

シュタイナー「…我が中隊が側面援護につく。Ⅳ号4両と戦車猟兵一チームだ」

みほ「…くっ…」

桃「な、なにやらやばそうなやつ等だぞ」

梓「だけど、10両と少しじゃ…」

みほ「……選抜という事は大尉だけではないですね?」

「西住、待たせたなー!」

VOOO イメージBGM ヤンキードゥードゥル

ジョージ「…今日こそ勝ってあの約束を護ってもらうぜ」

タカシ「…俺も負けないぞ」

サンダース3軍 T26E4(ジョージ車)×1 M4A3E8×4 M18ヘルキャット×5

みほ「……やはり、サンダースも」

アールネ「おう、嬢ちゃん久しぶりだな」

イメージBGM 猟兵行進曲

みほ「…アールネさん」

アールネ「…今日はよろしく頼むぜ。お前のところは廃校をかけて大変だと聞いたぞ…だから鹵獲は最小限に…ゲフン、ゲフン…そんな野暮な真似はしないから安心しろ。よろしく頼むぜ」

継続硬式 KV-1(隊長車)×1 Ⅲ号突撃砲×2 ほか戦車猟兵2チーム

副隊長「…よろしく」

みほ「…硬式となると一番厄介な人たちが…」

セルゲイ「見つけたぞ、継続ー!」

イメージBGM 聖戦

プラウダ硬式 T-34/85×1 T-34/76×8 Su-85×2 ISU-152×2

セルゲイ「KV-1を返せー!」

アールネ「…落ちてたのを拾っただけだぜ」

シュガポフ「何が落ちてただ!盗人もうもうしいとはこのことだぜ」

アールネ「とられる手前らが悪いんだよ!」

セルゲイ「何を!」

バウアー「ばか者!やめんか!」

バウアー「…すまないな。西住」

みほ「…あっ、いえっ…だ、だけどこの数…」

バウアー「硬式殲滅戦は戦車30両に加え10チームまで戦車猟兵を加えれられるルールだろ。忘れたか?戦車猟兵がない場合、女子なんかはその分の戦車をプラスして40両まで追加できるから、お前たちも40両までは大丈夫だ」

みほ「4、40…」

梓「…そんな、私たちだけであの量と戦うんですか…」

沙織「いくら何でもひどすぎるよ…」

桃「もうだめだー」

みほ「……(大尉たち相手に8両だんて…いくら何でも…)」(レイプ目)

バウアー「おいっ、西住!しっかりせんか」

「まっ、たー!」

みほ「……はっ」

VOOOO

みほ「…お姉ちゃん」

まほ「…大洗女子学園、西住まほ」

エリカ「同じく、逸見エリカ」

まほ「…以下18名、試合に参戦する。短期転校の手続きは済ませてきた」



>>296
すいません。猛々しいを変換しようとしてミスりました

誤 シュガポフ「何が落ちてただ!盗人もうもうしいとはこのことだぜ」

正 シュガポフ「何が落ちてただ!盗人猛々しいとはこのことだぜ」

です。ご指摘ありがとうございます

みほ「…おねぇちゃん…ありがとう…」

まほ「……」

役人「戦車まで持ってくるのは反則だー!」

理事長「みな、私物なんじゃないですか?私物が駄目なんてルールありましたかな?」

役人「卑怯だぞ!」

理事長「……どの口が仰いますかねぇ…」

……

西「お待たせいたしました!昨日の敵は今日の盟友。勇敢なる鉄獅子22両推参であります!」

ダージリン「増援は私たち全部で22両だって言ったでしょ!あなたのところは6両!」

西「すいません、心得違いをしておりました。16両は待機!」

桃「これは勝てるかもしれん」

みほ「……皆さん、ありがとう…」

エルヴィン「だが、これでも40対30…」

カエサル「…数の上ではまだ不利か…」

みほ「…っ(知波単の戦車では火力面で不安はあるけど、もう10両お願いすれば…)」

「…やる~やってやる~やっーてやるぜ~!」

みほ「!!この声は」

まほ「…なっ、なんだと!?」

愛里寿「…大洗女子学園に転校になりました。島田愛里寿です。よろしくお願いします」

メグミ「…この年になってまたこんな格好するだんて…」

アズミ「…意外と私も捨てたものじゃないわね…」

ルミ「…しかし、私たちはもう大学生の身だぞ、本当に大丈夫なのか?」

愛里寿「…大丈夫、間違えで卒業したことにしたから、もう一度高校生をやり直して…お母様が」

3人「がーん」

みほ「…愛里寿ちゃん、ありがとう」

愛里寿「…お礼ならお母様に言って」

千代「…まったく、大変だったのよ?誤魔化すの」

しほ「……」

役人「試合前の選手増員はルール違反じゃないのか?!」

亜美「意義を唱えられるのは相手チームだけです」

バウアー「…われわれは一向に構わん。むしろ、同数のほうが正々堂々やり合えて好都合だ。西住、本気で行くぞ」

みほ「はいっ!こちらも全力で戦います」

バウアー「よろしい。では、よろしく頼むぞ」(敬礼)

みほ「はいっ!」(敬礼)

今回はここまで

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