【ポケモン】ルザミーネ「ちがう ちがうのよ リーリエ」【サンムーン】 (60)

リーリエ「なにが ですか」

ルザミーネ「……思えばずっと前から、母親らしいことをしてあげられなかったわね」

リーリエ「……」

ルザミーネ「あなたのおかげで私は自分を取り戻せた……けれど」

ルザミーネ「あなたはもう、とても強く大きくなっていて……」

リーリエ「……」

ルザミーネ「そんな時に、この子がとても疲れていたみたいだから……私、懐かしくなっちゃったの」

リーリエ「……」

ルザミーネ「だから……そう、コレは親子のスキンシップみたいなものなのよ」



ルザミーネ「私とヨウが ベッドでハダカだからといって なにもおかしいことは ないのよ」

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アセロラ「ちがう ちがうんだよ リーリエ」

リーリエ「なにが ですか」


アセロラ「エーテルハウスのみんなと よく一緒に遊ぶんだ」

リーリエ「……」

アセロラ「もちろんヨウも一緒だよ!」

リーリエ「……」

アセロラ「でね。メガやす跡地とかでも隠れんぼしたりとか」

リーリエ「……」

アセロラ「ポケモンごっことか するんだよ!」

リーリエ「……」

アセロラ「だから……コレは、ミミッキュごっこ」



アセロラ「ハダカのわたしが ヨウにのしかかってるのも ミミッキュごっこなの!」

ライチ「ちがう それはちがうよ リーリエ」

リーリエ「なにが ですか」


ライチ「トレーナーと ポケモンのこころが 一つにならなきゃバトルは勝てない」

リーリエ「……」

ライチ「そのためには、トレーナーはポケモンのたいへんさや苦しさを知らなきゃいけない……わかるよね?」

リーリエ「……」

ライチ「とくにゼンリョクの……Zわざは、ね」

リーリエ「……」

ライチ「だからね……コレは、しれんなのさ」


ライチ「ハダカの私がヨウに覆い被さってるのは、ワールズエンドフォールのダメージを知ってもらってるんだよ」

リラ「ちがう ええっと ちがうんです」

リーリエ「なにが ですか」


リラ「あなたはご存知ないと思いますが、私とヨウさんはとあるお仕事で知り合いまして」

リーリエ「……」

リラ「危険なにん……お仕事で、チームワークが重視されました」

リリーリエ「……」

リラ「今はこうして有給をいただいていますが……また、同じ事が起きるかもしれませんから」

リーリエ「……」

リラ「だから……そう、コレは確認なんですよ」



リラ「私たちがハダカで重なっているのは、お互いのタイプ相性を改めて確認しているんです」

マツリカ「ちがうー……のかなー?」

リーリエ「なにが ですか」


マツリカ「いやー。私、まだ試練とか決めてなかったからさー」

リーリエ「……」

マツリカ「絵を描いたり、花を集めたりってのはなんとなーく考えてるけどー」

リーリエ「……」

マツリカ「だから、こう? アローラチャンピオンの色?を知る事でー、みたいなー」

リーリエ「……」


マツリカ「だから別にコレは――まーいいか、気持ちいいし……んっ♪」


リーリエ「なにが ちがうんですか?」



リーリエ「ある人から聞きました ポケモンとトレーナーは親子のようなものだと」


リーリエ「わたしは トレーナーになりたい」


リーリエ「ですから……母さまが あなたにしていたことを わたしもしてみたいのです」


リーリエ「それに ポケモンとよく遊んであげることも 大事ですよね」

リーリエ「ポケリフレでしたっけ」

リーリエ「アセロラさんのごっこ遊びを参考にします……ふふ」


リーリエ「ごっこ遊びなんて とても懐かしくて 楽しみです……ふふ」

リーリエ「それに Zわざ」

リーリエ「バトルをするなら 避けては通れません」

リーリエ「ライチさんから 学ばせてもらいました」

リーリエ「タイプ相性は 基本中の基本 ですからね」


リーリエ「ですから あの人みたいに」


リーリエ「あなたから 身をもって 教わろうと思います」

リーリエ「全て トレーナーには欠かせないものですよね」


リーリエ「ええ チャンピオンや四天王、国際警察の方が言っていたことです」


リーリエ「……? どうか しましたか?」


リーリエ「なにも ちがってなんか いませんよ」



「じぇるるっぷ」



おしまい

HTML依頼出してきます
前回今回とリーリエヒロインの話を書いたので次はアセロラかルザミーネかリラヒロインで書きたいですね

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