ちひろ「Pくん、ちょっと手貸して?」モバP「いいよーちーちゃん」 (35)

モバマスSS。崩壊注意。

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P「ほい、左手でいい?」すぽ

ちひろ「全然大丈夫。ありがとね」

P「すぐ返してね。書類やってるから」

ちひろ「は~い!」とてとて

P「ふぅー……右手だとタイピング速度が6割減になるなあ」

P「でも、ちーちゃんのため、アイドルのためなら例え火の中水の中だ」

P「右手だけでも、がんばるぞい!」ごっ しゅわーっ!

P「あっやっべ炭酸水こぼした」

ありす「」

文香「」

P「ん、鷺沢と橘か。どうした、そんなところで固まって」

ありす「」

文香「」

P「おーい?」

ありす「ひっ」

文香「ひっ」

P「顔が蒼いぞ?体調悪いのか?」

杏「おはよー……あ、プロデューサー」

P「おう双葉おはよう。今日は珍しく早いな」

杏「プロデューサー左手無いけどどうしたの」

P「今ちーちゃんに貸してる。手を借りたいそうだ」

杏「だから左手を貸したわけ。物理的に」

P「そうそう、今書類やってるから本当は困るんだけど、ちーちゃんの頼みは断れないね」

杏「ちひろさんに甘々だね。お熱いこって」

P「よせやい照れる」

杏「杏もちょっと貸して欲しいんだけど、脚」

P「おう、右足でいいな?」

杏「全然オッケーだよ」

P「長さとか合うか?」

杏「適当に切って調節するから大丈夫だよ」

P「返すときはちゃんと繋げてから返してくれよな。あと外回りまでには必ず返してくれ」

杏「わかってるって」

P「一応聞くけど何に使うんだ?」

杏「でであ」

P「人の足使って取るAAAはどんな気分だ?」

杏「きこえなーいきこえなーい」とてとて

P「まったく……」

P「ふぅ……」カタカタ

ありす「」

文香「」

P「お前らさっきから何抱き合ってんだ。抱き合いながらこっちを見るな」カタカタ

ありす「」

文香「」

P「聞こえないのか」カタカタ

ありす「」

文香「」

P「イエス、フォーリンラブ」

ありす「」

文香「」

P「スベった……チョイスが古かったか」カタカタ

凛「おはよう……プロデュー……サー……?」

P「ん、おはよう渋谷。どうした」

凛「え……いや、ごめん。なんでもない」

P「そうか」

凛「……文香とありす、どうしたの」

P「知らん。気づいたらそこにいてずーっと抱きつきあってる」

凛「仲がいいんだね……」

P「然り。実にいいことだ。ほい、今日のスケジュール。午後イチでレッスンだから」

凛「わかった。……あとさ」

P「なんだ」

凛「目、貸してくれない?」

P「無理。外回りの時に片方ここに置いてくから」

凛「じゃあ左足」

P「もっと無理。そもそも外回れなくなるじゃん」

凛「右手でいけばいいじゃんそんなの」

P「手のひらがズタズタになるがな。無理」

凛「安全手袋とかしてけばいいじゃん」

P「アイドル事務所にそんなものがあるわけない」

凛「核実験施設とかスーパーコンピューター専用のフロアがあるのに?」

P「それらがあることと安全手袋があることは全く関係がない」

凛「ちぇー……」

P「すまんな。先客が居たんだ」

凛「……ねえ、目とか手とか増やせないの?」

P「増やせるけどどれが元の目、手なのかわからなくなるからやめた」

凛「えぇーっ、なんで止めちゃったの」

P「簡単に言ってくれるなよ……管理がだるいんだよ……
全部仕舞ったと思ったら目はタッパーの中で際限なく増えるし、
腕とか足はロッカーダメにするし、仕舞い忘れが警察に見られて大問題になったこともあったし」

凛「体に入れないで管理してたの!?」

P「あのな、人間の脳は腕を3本以上、目を3個以上扱えるほど高性能じゃないの。
腕8本生やしたときの夜なんか腹が減って仕方なかったし、
飲み会で酒が入る前からクソ眠くなるし、翌朝まで疲れ長引くし」

凛「脳も増やせばいいのに。パパパーって」

P「最も危険なんだよなあ」

凛「なんで?」

P「増える量が未知数だし、戻す時に元の脳も切っちゃったらアウトじゃんか。怖いからやらない」

凛「加蓮は脳、増やしたよ?」

ありす「!?」

文香「!?」

P「はーあのアホ……ア北条……正気じゃねえな……」

凛「あっ、反応した。おはよーありす、文香」ふりふり

ありす「」

文香「」

凛「で、なんの話だったっけ」

P「午後イチレッスン」

凛「ああうん、そうだったね」

P「頑張ってな」

凛「ありがと。じゃあね」とてとて

P「さて、書類書類……」カタカタ

ありす「」

文香「」

P「……そろそろお前ら何か喋ったらどうなんだ」カタカタ

ありす「」

文香「」

P「……はぁ」カタカタ

P「……っよし、署名して……終了!」ッターン!

P「あぁー……時間余っちまったな」

P「早いけど外行くか……」

時子「ちょっと、豚」

P「財前か……どうした」

時子「相変わらず口の利き方がなってないのね」

P「要件なら手短にお願い。外回りだから」

時子「チッ……私の腕を4本に増やしなさい」

P「……なんでまた」

時子「豚にそれを聞く権利があると思って?」

P「あーっwwww右手と左足がとれちゃったでござるwwwww
故に拙者、今は豚じゃなくてダルマにござるwwwwww
豚じゃないからなんにもできましぇーんwwwwwwww
文字通り手も足も出ないでござるなぁwwwwwwww
ぶひぶひーwwwwwwwwあっ違うだるだるー!wwwwwww
ダルマってどうやって鳴くんだっけwwwwwwwww
わっかんねwwwwwwwwwwwwww」ぼとぼとぼとっ!

ありす「ひぃ!」

文香「ひっ……!」ぎゅっ

P「だるだるー!wwwwwだるだるー!wwwwwwwwダルマッカー!wwwwwっうぇっうぇwwwww」

時子「…………」イラァ

P「……すみませんでした」にょきっ

ありす「ひぃ……!」

文香「やだ……もうやだ……」

時子「……今の粗相は不問にするから、とっとと手を増やしてちょうだい」

P「疲れますよ?いいんです?」

時子「とっととやる」

P「はいはい……」

時子「はいは一回」

P「はい……じゃあ増やしますよ」

時子「……そこの2人」

ありす「は、はい」

文香「ひゃい!」

時子「……目をつぶってたほうがいいわよ」

ありす「><!」ぎゅっ

文香「……><!」ぎゅぅぅ

時子「……いいわよ」

P「いきますよ……それっ」

時子「!」ぼこっ!

ぼこっ!ぼこっ!ぼこっ!

ありす「うっ……!><;」うっぷ

文香(耳も塞ぎたい……><;)

時子「……ちょっと。数の勘定もできなくなったのかしら?
それとも豚の国では4を6だと教えるの?」

P「申し訳ありません……ちょっと失敗しました。今右手しかないもんですから……」

時子「……まあいいわ。多いに越したことはないから」

時子「……フン」わきわき

時子「左3番目の動きが若干鈍いわね」うねうね

P「よく6本も同時に違う動きができるもんですね」

時子「豚とは脳の出来が違うのよ。脳の出来が。貴方、脳味噌は何グラム?」しゃきしゃき

P「今だと大体6kgくらいですかね」

時子「あら。意外と詰まってるじゃない。無駄に」

P「『クソと脳味噌は詰まってれば詰まってるほど良い』と言いますからね」

時子「……」

P「『クソとウソは出れば出るほど良い』の間違いでした。ごめんなさい」

時子「……フン」

P「糞だけに」

時子「ああン!?」

P「すみませんでした。おねがいですから腕六本での頭ぐりぐりはやめてください。本当に脳出てきちゃうんで」

時子「……用は済んだわ。そこの2人、目を開けてもいいわよ」

ありす「……O_O」ぱち

文香「……O_O」ぱち

文香「」ふらっ

ありす「文香さん!?」

時子「……介抱してあげなさい」とてとて

P「え、右手しかないのにそんなぁ!」

時子「……この状態の私が文香に触れたら、気を失うだけじゃ済まなくなるかもね」

P「あー……はい。まぁ、そうですねぇ」

時子「……邪魔したわ」とてとて

P「……ええと、鷺沢ー……?」

文香「」

P「ダメだ本当に気を失ってる」

P「一旦ソファに寝かさないと……」

P「……片手片足なんだよな」

P「橘ー」

ありす「ひゃい!?」

P「ちょっと手伝って」

ありす「え、あ、はい」

ありす(手足、増やせばいいのでは……?)

P「その手があったか」

ありす(この人直接脳内を……!)

P「でもな、ダメなんだ」

ありす「何故です」

P「見ればわかる」ぼこっ ぼこっ

ありす「うっ……うえっ」

P「足は目立たないけどな……手はどうしても目立つ」

ありす「な、なんなんですかその色……!」

P「どうだ、アバターも真っ青な真っ青だろう?どうしても2Pカラーになっちゃうんだ」

P「困ったもんだ」

P「……ま、とにかく鷺沢を寝かせようか」

ガチャガチャ
ドッタンドッタン
バサァ

P「よし、これでいいか」

P「いけねえ、予定の時間になっちまう。外回り行ってくる」

ありす「行ってらっしゃい」

P「悪いけど橘、鷺沢のそばにいてくれるか」

ありす「はい」

P「それじゃ」

ありす「ちょっと、プロデューサーさん」

P「なに」

ありす「目、置いてくんじゃなかったんですか」

P「あっぶね。ありがとう」ぎゅぽん

ありす「っ……! いきなりそういうことするの……やめて頂けませんか」

P「ごめんな、刺激が強かったな」

ありす「……私たちの前では、ちょっと控えて頂けると嬉しいです。
その、手足や目が生えたり取れたりするのは見ていて愉快なものじゃありませんから」

P「……悪かった」

ありす「……いいですから。それより時間、もう5分経ってますよ」

P「わ!遅刻する!!行かないと!!!」ドタドタ

ありす「……騒がしい人です」

文香「……」

ありす「……」

Pの右目「ころころー」

ありす「文香さん、目覚めませんね」

文香「……」

ありす「今なら誰もいませんし、ちょっとくらいなら……バレませんよね?」

ありす「……ごくり」

ありす「い、いただきまーす……」あむ

ありす「んむっ……」

ありす「……」れろれろ

ありす「……ひょっはいれふね」

ありす(……目玉を舐めてる、なんてことがバレたら、大目玉喰らっちゃいますね)

ありす(文字通り、目玉を食らっているわけですが)レロレロ

ありす「ん、おいひ……♡」にこ

どうもありがとうございました。

本当はみじゅきも出したかったんだけどあの人なんでもわかってしまうから場面展開できる気がしなくて諦めました。
イチャラブ初挑戦でした。甘さを控えずコク深めを目指しました。
しかし残念ながらNTRに当たるためちっひ担当には申し訳なく思っています。

昨日と一昨日はクリスマスでした。人の家で塩分多いものをたくさん食べてしまいました。
明日もクリスマスだといいです。
塩分といえば涙、涙といえば目、目を舐めるという愛情表現もありますし、イチャラブということもあってそういうものが書きたかったのでした。
目を舐めるだけでは脈絡がないのでこのようになりました。

これはフィクションです。諸行為、主に四肢の切断、首の取り外し、目の抉抜は大変危険ですから絶対に真似しないでください。
諸行為を実行に移すと逮捕、怪我、家財の汚損、重い後遺症、最悪死亡など取り返しがつかない重大な危険が伴い、
それだけでは済まなくなる可能性があります。

ありがとうございました。

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