シャッフルウィッチーズ【ブレイブウィッチーズ】 (34)


需要あれば入れ替えの早見表貼ります

http://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima473607.jpg


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482751742


それは食事中の出来事


ひかり「あれ、ナオちゃん。いつの間に僕の前に来たの?」

サーシャ「雁淵、俺はこっちだろうが何処見て話してんだ……ん?」

クルピンスキー「俺?」

ロスマン「サーシャさん、俺なんて使うんだ…」

ラル「まるで管野みたいだね」

下原「隊長…ってどうしてジョゼさんが隣に?」

管野「…これはどういうことだ」

ニパ「一体何が起きてるというの」

ジョゼ「私が、いる…?」


サーシャ「管野みたいって俺が管野だろ!?」

クルピンスキー「えっと…サーシャさんにしか見えない、ですよね?」

ラル「うん、どっからどう見てもサーシャさん」

サーシャ「は?」

サーシャ「………」サッサックルッムニュ

サーシャ「…確かにこの金髪に黒のストッキングは間違いねえ」

ロスマン「判断基準そこなんだね」

ニパ「なんてことをっ」ワナワナワナ

ジョゼ「ニパさん、顔がおかしいですよ」


サーシャ「なるほど、俺がサーシャになったのは分かった…」

サーシャ「だがそこに座ってる俺じゃねえ俺は一体誰だ!?」

管野「もしかして私か?」

サーシャ「おう、そこのお前だ」

管野「私は…グンドュラ・ラルだ」

サーシャ「隊長!?」

下原「隊長は管野さんだったのね」

管野「そこのお前…か」

サーシャ「じょ、冗談だって…ほら、えっとニパさんは正座ーなんつって」

ニパ「…くすっとても似てますね、"サーシャ"さん」

サーシャ「あれ…ニパじゃないのか?」

ラル「管野ー私はこっちだって」

サーシャ「へ?」

ニパ「私の体を弄った上俺を連呼、あまつさえ隊長をお前呼ばわり…」ゴゴゴゴゴ

サーシャ「な、なんだいつものゆるいニパじゃ出せないこの空気は」

サーシャ「まさか…サーシャ、さん?」

ニパ「ええ、そうですよ」

サーシャ「あっ…」

ニパ「正座、と言いたいところですが私の体ですからね」

ニパ「元に戻ったら覚悟しておいてください」ニコッ

サーシャ「は、はい…」


ジョゼ「…」テテテッ

ひかり「ジョゼちゃんどうしたんだい」

ジョゼ「たぶんですけど、クルピンスキーさんですよね?」

ひかり「そうだよ、ジョゼちゃんと目線が同じになってるけどもしかして僕はひかりちゃんにでもなってるのかな?」

ジョゼ「みたいですね」

ひかり「ふーん、可愛いひかりちゃんになれるなんてラッキーだなあ」

ひかり「もちろんジョゼちゃんも可愛いけどね」

ジョゼ「あ、そうですか」

ひかり「Oh」

ジョゼ「んー」ジー

ひかり「んん、そんなに見つめて…もしかして日頃のアプローチの成果が実ったのかな?」

ジョゼ「違います」キッパリ

ひかり「そんなはっきり言われるとショックだな…」


ジョゼ「ふんふん」ジー

ひかり「それでなんでまじまじ見てるんだい?」

ジョゼ「鏡越しじゃない自分の顔って変な感じですね」

ひかり「あ、君ひかりちゃんだったのか通りで」

ジョゼ「私の体で変なことしないでくださいね」

ひかり「ん~どうしよう」

ジョゼ「むぅ」

ひかり「デートしてくれたらご要望にお応えしようかな」

ジョゼ「………分かりました」

ひかり「やったー!ひかりちゃんとデートできるなんて嬉しいなあ」

ジョゼ「一回!一回だけですよ!」

ひかり「ああ、その代わりエスコートは僕に任せてくれ」

ジョゼ「絶対変なことしないでくださいよ?」

ひかり「分かってるさ」


ロスマン「ねえ定ちゃん」

下原「定ちゃん?」

ロスマン「私たちどうなっちゃったのかな」ぎゅっ

クルピンスキー「!?ロスマンさんが私に抱きついてる…なんて羨ましい」グヌヌ

下原「ちょ、ちょっと待って私に抱きついてる私は誰なの?」

ロスマン「何おかしなこと言ってるの定ちゃん?」

下原「おかしなこと言ってるのはアナタよ」

クルピンスキー「ロスマンさん、離れてください。そこの私はニセの私です」

下原「伯爵が私ですって?アナタが偽物では…とりあえず離れて私」

ロスマン「ふぇ…酷いよ定ちゃん」

下原「だから私は定ちゃんではないの」

ロスマン「定ちゃんが定ちゃんじゃなかったら誰が定ちゃんなの?」

クルピンスキー「私が定ちゃんですよ、そこのニセ定ちゃん!」

下原「ニセ定ちゃんですって!」

ロスマン「定ちゃんが定ちゃんじゃなくてニセ定ちゃんでクルピンスキーさんがニセクルピンスキーさんで定ちゃんで私は定ちゃんでニセ定ちゃん??????」

下原「もう何なの!?」



――

―――

――――


管野「皆、状況は飲み込めたようだな」

管野「この事変…そうだな、Vertauschte Vorfallとでも名付けるか」

管野「このV事変に関して情報を整理しよう」

管野「我々は昼食中に入れ替わった、間違いないな?」

下原「ええ、間違いありません」

管野「ということは食事に何かが仕込まれていたか、もしくは遅効性の攻撃或いはそれに類似した何かの影響下にあることが考えられる」

ニパ「まさかネウロイ!?」

管野「それは分からん。今まで観測網に引っかからなかったネウロイはいない。それに9人全員同時に攻撃を仕掛けたとすると驚異的だ」

下原「高度なステルス機能と未曾有の能力を持ったネウロイ…」

ひかり「もしそうだとしたら僕たちに手に負えるか怪しいものだね」

管野「ああ、だがまずは食事の線から当たってみよう。ネウロイと断定するのはそれからだ」


クルピンスキー「今日の食事は私が作りましたが誓って何かを混入するなんてことはやっていません」

サーシャ「クルピンスキーの声で言われると不安だぜ。でも味は確かだったから下原のことは疑ってねえよ」

管野「ああ、だが知らずにということもある。一応可能性は残しておこう」

下原「そうですね」

管野「下原、調理から配膳までに厨房に入った者はいるか?」

クルピンスキー「私の他には…ジョゼだけですね」

ロスマン「わ、私は何もやってないよっ」

クルピンスキー「そうです、ジョゼは何もしてませんよ。いつものように味見をしに来ただけです!」

ロスマン「定ちゃんそれは言わなくていいよぉ」

管野「そうか、だが仕込むタイミングはあったわけだ。考慮に入れておこう」

ロスマン「そんなぁ」

下原「大丈夫よ、あくまで可能性の一つとしてだからね」


管野「下原、他に変わったことはあるか?」

クルピンスキー「えーっとそうですね…他に……食材も用意されたもの以外は使って…あっ」

管野「どうした」

クルピンスキー「そういえば食物貯蔵庫にあった物以外にニパさんと雁淵さんが採ってきたキノコをシチューに入れました」

管野「キノコだと?」

ラル「うんっ走り込みしてたら道端に生えてたんだよねヒカリ」

ジョゼ「はい、美味しそうだからっていくつか採ってきました!」

ニパ「それってどんなキノコだったの?」

ラル「普通のヤマドリタケだよ」

ニパ「本当に?間違いない?」

ラル「本当だって。ヤマドリモドキと見間違えるはずないし、間違ってたとしてもどっちも食べられるよね」


ニパ「ニパさんはドクヤマドリを知ってるかしら」

ラル「へ?何それ」

ニパ「はぁ…見た目はヤマドリタケに似てて味も美味しいけれど毒キノコなの」

ラル「嘘…そんなの知らなかった」

ニパ「知識が無かった上ヤマドリモドキよりも似てるから判別が付かなかったのね」

管野「サーシャ、その毒はどんな症状を引き起こす?」

ニパ「普通は下痢や嘔吐、発熱…最悪の場合死に至ることもありますね」

管野「ということは今回の事変とは無関係か」

ニパ「いえ我々はウィッチですから今挙げたような症状が出ることはありませんが、代わりに他者との入れ替わりや性転換のような症状が現れたとの記録があります」

管野「なるほど、今は前者が発症しているというわけか」

ニパ「その様ですね」


ひかり「ジョゼちゃんと下原ちゃんは味見の時入れ替わらなかったのかい?」

クルピンスキー「そういえばそうですね」

ロスマン「たぶんキノコは口に入れなかったんじゃないかな」

ひかり「なるほど、キノコ自体を食べなかったから大丈夫だったのか」

クルピンスキー「すみません、その時入れ替わってたら隊の皆に被害が及ばなかったのに…」

ひかり「いやあ戦えなくなったわけじゃないし戻る方法もある…問題じゃあないよ。それに美味しかったしね」

ニパ「クルピンスキーさん、それではダメです!」


ニパ「ニパさん、ひかりさん。今回の件の罪は重いですよ」

ラル「ごめんなさい…」
ジョゼ「ごめんなさい…」

ニパ「ドクヤマドリの毒性は熱を加えても消えないくらい強いの」

ラル「はい…」
ジョゼ「はい…」

ニパ「今度から採ってきてもきちんと確認と許可を貰ってね」

ラルジョゼ「「はい!」」

ニパ「下原さんもよ」

クルピンスキー「はい、すみません」

サーシャ「くくっ…隊長のしょぼくれた顔なんて初めて見たぜ」

ニパ「管野さん、何か言いましたか?」

サーシャ「いーや何も言ってないぜ」

管野「まあ部隊の機能が停止せず最悪の事態を避けられたのは幸いだ」

管野「シチューは残っているか?」

クルピンスキー「いえ全部食べてしまったみたいです」

管野「そうか、ニパ・雁淵両名は罰としてドクヤマドリの採取に行け。再度その毒を摂取することで事態の収拾を図る」

管野「以上、解散」

全員「はい!」


ラル「じゃあ早速行こうよ」

ジョゼ「はい!あ、せっかくだから競争しませんか?」

ラル「いいよ、どっちが先に見つけるか競争だね」

ジョゼ「負けませんよー」

ラル「私だって…それじゃあよーーい」

ジョゼ「お先ーえへへ」ダッ

ラル「あ、ズルいよヒカリーま゛っ゛…」グギッ

ジョゼ「ニパさん!?どうしたんですか」

ラル「ぅ……こ、腰が…」

ジョゼ「腰痛めたんですか?」

ラル「そうみたい、でも大丈夫。ほっとけばすぐ治………あれ、治らない?」

ジョゼ「え…もしかしてラル隊長の体だから自己治癒ができないんじゃ…」

ラル「そんなっ私このままじゃ歩けないよ」

ジョゼ「それなら今私はジョゼさんの体だから治癒魔法が使えるかもしれません」

ラル「ホントに!?」

ジョゼ「ちょっとやってみますね」パァァ

ラル「…あ…ぅ……はぁ」


ラル「…あ…ぅ……はぁ」

ジョゼ「どうですか?」

ラル「ふぅ…楽になったよ、ありがとう」

ジョゼ「本当ですか、よかったです!」

ラル「私治癒魔法かけてもらったの初めてだよ」

ジョゼ「いつも自然に治っちゃいますからね」

ラル「うん!」

ジョゼ「私も治癒魔法なんて初めて使いました!」

ラル「ポカポカして気持ちよかったよ」

ジョゼ「ジョゼさんの魔法ってとっても温かいですね」

ラル「うん、それじゃ落ち着いたしキノコ採りに行こう」

ジョゼ「はい、走ると危ないのでゆっくり歩いて行きましょう」

ラル「そうだね…それにしても隊長って腰悪いのかな?」

ジョゼ「何か重い物でも持ったんでしょうか」

ラル「えーギックリ腰って歳じゃないよー」

ジョゼ「あはは、そうですね」


サーシャ「暇だし本でも読んでるか…」

サーシャ「…」ペラッ

サーシャ「…」ペラッ

サーシャ「…」ペラッ

サーシャ「あれ?……!」

サーシャ「うおおおおおぉすげえええええええぇぇえええええ!」

ニパ「どうしたんですか管野さん」

サーシャ「聞いてくれよサーシャ!」

サーシャ「一回読んだだけで本の内容一字一句全部覚えられるんだ!いつもは細かい描写とかここどうだっけ?って戻って読み直すんだがそんなの全然ねえ!!」

ニパ「すごいですね!…あれ、でもそれって私の」

サーシャ「サーシャの?…あ、映像記憶ってやつか」

ニパ「ええ、おそらく」

サーシャ「なんだそうなのかよ、でもこれはチャンスだな」

ニパ「チャンス?」

サーシャ「ああ、この機会に積んでた本読破できると思ってな」

サーシャ「全部一発で覚えられるってことは読了までの時間が相当短縮できるからな」

ニパ「なるほど、頑張ってくださいね」

サーシャ「おう!」

ニパ(あれ?でも戻ったら能力消えて忘れちゃうんじゃあ…)

早見表です。ここからダラダラ投稿していくのでそこのところよろしく。

外見     中身
ひかり  → クルピン
管野   → ラル
下原   → ロスマン
ニパ   → サーシャ
ジョゼ  → ひかり
サーシャ → 管野
ロスマン → ジョぜ
クルピン → 下原
ラル   → ニパ


クルピンスキー(今のロスマンさんはジョゼ今のロスマンさんはジョゼ今のロスマンさんはジョゼ)

クルピンスキー「よし!」

ロスマン「気合い入れてどうしたの」

クルピンスキー「あ、いい所に」

ロスマン「?」

クルピンスキー「マジックブースト!」ギュン

ロスマン「ふぇ!?」

クルピンスキー「捕まえたっ♪」ぎゅっ

ロスマン「きゃっ急になにっ」

クルピンスキー「ふふふっいつかこうしてみたかったの」

ロスマン「えーいつもしてるよね」

クルピンスキー「ロスマンさんの方にね」

ロスマン「何それ私のことはいいの?」

クルピンスキー「ち、違うの、ジョゼだからこうしてるの。べ、別にロスマンさんに抱きつきたかったってわけじゃ」

ロスマン「ふふっ変な定ちゃん。でもいつもと感じが全然違っていいね」

クルピンスキー「で、でしょ?」

ひかり「羨ましいねえ、僕だってあんな風に先生とハグするなんて滅多にないのに」

下原「したいの?」

ひかり「いいの!?」

下原「ダメよ」

ひかり「なんだぁ…上げて落とすなんてイジワルだね」


ウウウゥゥーーーーーー!


管野「ネウロイか、出撃するぞ」

ニパ「編成はどうしますか?」

管野「エディータ、サーシャ、そして私が出る」

ニパ「隊長が…大丈夫なんですか?」

管野「ああ、なんだか今日は頗る体調が良いのでな」

管野「たいちょうだけに」

ニパ「あ、はい」


管野「先生、管野の…何と言ったかな」

下原「剣一閃のことですか?」

管野「それだ…確かこうだったな」ブゥン

管野「ふむ…こうすると…」ブゥン

下原「両手にシールドを…!?」

管野「あいつはいつも片手に全力の魔力を込めていたな」

管野「一点集中も悪くないが管野はまだ魔力のコントロールが甘いようだな…」

下原「出力を全開にするのは簡単ですけど燃費悪くなりますからね」

管野「元に戻ったら先生が雁淵にさせていたオベリスクを登る訓練をさせてみるか」

下原「ひかりさんとは違いますから簡単に登ってくれると思いますよ」

管野「登れなかったらどうする?」

下原「まさか、そんなことありえません」

管野「では賭けよう。登れたら先生が欲しいと言っていたレコードを譲ろうじゃないか」

下原「面白いですね…でしたら私はヴィンテージワインを賭けます」

ニパ「隊長は管野さんの力を信じていないのですか?」

管野「いや、そういうわけではない。ただ確率の低い方で勝った方が面白いからな」

ニパ「そういうことでしたか」

下原「間違っても落ちないと思いますけどね」

ニパ「そうですよね、落ちたらひかりさんの手前恥ずかしいですし」


サーシャ「…」ペラッ

クルピンスキー(サーシャさんもかわいいなあ)

クルピンスキー(いつもは隙がないけど今は管野さんが中に入ってるんですよね…ということは)

クルピンスキー(イケる!)

サーシャ「へっくしゅん!…ずずっはぁ」

クルピンスキー「管野さん大丈夫ですか?ずっと動かずに本を読んでたから体が冷えたんじゃ…」

サーシャ「ああ、かもな。悪いけどお茶入れてもらえるか」

クルピンスキー「残念ですがお断りします」

サーシャ「すまねぇ…へ?」

クルピンスキー「代わりに……マジックブースト」ギュン

サーシャ「消えた!?」

クルピンスキー「代わりに仲良しさんごっこしましょう」ぎゅー

サーシャ「わっ後ろに!?何が仲良しさんだ、離せっ」

クルピンスキー「無駄ですよ、この態勢では力入らないですから」


ひかり「やれやれ、僕の魔法を乱発しないでほしいね」

サーシャ「おいクルピンスキー、見てないで助けろ」

ひかり「ジョゼちゃんの相手で忙しいから聞けない相談だねそれは」

ロスマン「管野さん助けてくださあああい」

サーシャ「ジョゼ!?」

クルピンスキー「クルピンスキーさんにジョゼを取られてしまったので管野さんで我慢します!」

サーシャ「何だよそれ!?」

ひかり「ジョゼちゃん、僕の部屋で訓練飛行しようか」

ロスマン「管野さああああん」ズルズル

クルピンスキー「これで邪魔する人は誰もいませんね。管野さんも私の部屋で仲良しさんしましょうか」

サーシャ「ジョゼエエエエェェ」ズルズル


下原「見えました、ネウロイです」

管野「そうか、エディータ・サーシャ二人とも後衛に回れ」

ニパ「でしたら隊長が一人で?」

管野「ああ、銃を預かってくれるかサーシャ」

ニパ「え、ええ…って危険ですよ何も持たずに!?」

管野「大丈夫だ。寧ろお前たちが危険だと思ってな」

管野「私がピンチになるまで手を出すなよ」

ニパ「それはどういう…」

下原「!…隊長、小型が二機こちらに突っ込んで来ます!」

管野「ほぅ」ブゥン

小型ネウロイA「オイデュエルシロヨ」

管野「ふん」ドゴォ

小型ネウロイA「グアアアアア」

小型ネウロイB「ダイジョウブデスカミヤシタサン」

管野「お前もだ」ドゴォ

小型ネウロイB「ユウウウセエエエ」

ニパ「殴った!?」

管野「フフフ、こいつは良いものだな」

管野「いいか、離れていろよ?」

下原「は、はい」

管野「覚悟はいいかネウロイ」

中型ネウロイ「ヒエッ」


ニパ「隊長…楽しそうですね」

下原「そ、そうね」

管野「オラアアアアァァ!」ドゴォドゴオ

中型ネウロイ「ヤメロー」

管野「お前はコアを潰さない限り再生するからな…しばらく付き合ってもらうぞ」ドゴォドゴォ

中型ネウロイ「コンナノデュエルジャナイ」

ニパ「…ストレス溜まってるんでしょうか?」

下原「か、かもしれないわね」

ニパ「…帰ったら職務手伝おうかしら」

下原「…私もそうするわ」

管野「フフフワハハハハハハハ」ドゴォドゴォ

中型ネウロイ「オレノシンジルデュエルハ」

管野「ふっ、そろそろいいか…トドメだ」ドゴォ

中型ネウロイ「ミンナヲシアワセニ…」キラーン

ニパ「…終わったみたいですね」

下原「…そうね」


管野「ふぅ…良い汗をかいた」

下原「お疲れ様です」

管野「ああ、私はサウナに入って来る。先生はサーシャを診てくれ」

下原「ええ、分かりました」

ニパ「いてててて」

下原「サーシャさん、大丈夫ですか?」

ニパ「ケガはすぐに治ったんですけど痛みは引かないんですね」

下原「まさか飛んできたネウロイの破片がユニットに当たって落ちるとはね」

ニパ「はい、ツイてませんでした。まるでニパさんみたい……私ニパさんになってるんでした」

下原「ニパさんに替わったのが一番ツイてないかもしれないわね、なんて」

ラル「先生その言い方はヒドイよ」

下原「あら?」

ラル「只今戻りましたー!」

ジョゼ「ましたー!」

ニパ「おかえりなさい二人とも」

下原「おかえりなさい」

ラル「ほら、ちゃんと採ってきたよ」

下原「サーシャさん、どう?」

ニパ「ええ、間違いないわね」

ジョゼ「やりましたねニパさん!」

ラル「うん、間違ってたら骨折り損だよ」

下原「お疲れ様、早速下原さんに調理してもらいましょう」


――

―――

――――


サーシャ「はぁエライ目に遭ったぜ…」

ロスマン「うん…そうだね」

下原「あの二人はどうしてゲッソリしてるのかしら?」

ひかり「さあ、どうしてだろうね」

ラル「それに比べて隊長はどうしてあんなに元気そうなの?」

管野「フフフ」ツヤツヤ

ニパ「知らない方がいいわよ」

クルピンスキー「皆さんシチューができましたよ。再現性を高めるため事変が起きた時と同じレシピで作りました」

ジョゼ「わー美味しそうです」

管野「では頂こうか」


ひかり「…!」

ひかり「わっ戻りました!」

ニパ「ホントだ…よかったぁ」

ラル「どうやら全員戻ったようだな」

ロスマン「ですね。無事解決できて何よりです」

管野「にしてもこのキノコ旨いな」

ジョゼ「ねーもう一回食べたいな」

下原「ダメよジョゼ、危ないわ」

サーシャ「そうですよ、キノコは毒のある方が美味しいと言いますが危険ですからね」

ニパ「死ぬほどおいしい、じゃなくておいしいほど死ぬのは嫌だよ」

クルピンスキー「僕たちがウィッチでラッキーだったね」

ロスマン「そうね、でも今後こういうことは勘弁だわ」

ラル「ああ、リスクヘッジを強化する必要があるな」


ひかり「うぅ…おトイレ~…」

ひかり「美味しくてついいっぱい食べちゃったよ」ヌギヌギ

ひかり「…きゃっ///」ビクッ

ひかり「なにか擦れ………て?」ビンビン

ひかり「何か生えてる!?」



終わり

以上です

入れ替わりネタ書いてみたかっただけ
何も考えずにシャッフルしたのに思ったよりスムーズに展開できてビックリした、ちょっと急ぎましたが


読む必要のない過去作
ネウロイE「下原ちゃんの下の原で○○○したい」【ブレイブウィッチーズ】
オチのない話【ブレイブウィッチーズ】
下原定子「わたしにできること」【ブレイブウィッチーズ】
ロスマン「zzZ」【ブレイブウィッチーズ】

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom