【仮面ライダー】永夢「皆さんと別なゲームで遊ぶ」 (28)


キャラ崩壊注意
面白そうだったのでアイディアの幾つかをお借りします



ーーー自分は九条貴利矢。12話の後半に襲ってきたゲンムに倒され、生き返るために仮面ライダーレーザーになって戦ってんの。そのために10個のガシャットを集めなきゃなぁ。残された時間は、あと、99日



貴利矢「ってンな訳あるか!」

永夢「突然どうしたんですか?!」

永夢「でも驚きましたよ、貴利矢さん大雨の中、外で寝てるんですもの」

永夢「その直後消滅したと思ったら建物の影から『乗せられちゃった?』ってひょっこり出てくるし」

貴利矢「悪いけど自分その辺良く覚えてないんだよね」

飛彩「柄にもなく少ししんみりしたが損だったな」

大我「お前ポケットから出したチョコ食ってたろ見てたぞ俺は」



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黎人「やぁやぁ皆さんお揃いで」

永夢「あ、社長」

黎人「突然ですがまたガシャットを作りましてね、試してもらいたいんです」

黎人「忙しくて今回も手伝えないのが残念だ、最近忙しすぎて本当に死んでしまったよ」

大我「ついに死んだか」

飛彩「忙しい割にはクソゲー作る暇はあるのか」

大我「そうじゃなくてクソゲー作るのに忙しいんだろ」

黎人「ん? 君はそんなにトライアスロンがしたいのかい?」

大我「ごめんなさい」

黎人「私は最近開発したガシャットの調整で忙しいんだ、さっきも試しに貴利矢君を打ちのめしてみたしね」

永夢「なるほど」

貴利矢「マジかぁ」

黎人「それじゃあ私はそろそろ暗躍の時間だから後は頼んだよ」


エグゼイド「早速いくぜ!」レベルアーップ!

エグゼイド「『カクセイファーム』! 襲ってくる敵を退けながら野菜を育てるカレンダー式農業ゲームだ!」

エグゼイド「撃退に失敗すればするだけ野菜が育たなくなるぞ!」

スナイプ「なんで俺が農業なんざしなくちゃならない」

エグゼイド「じゃあトライアスロンするか?」

スナイプ「ごめんなさい」

レーザー「おー、一面に広がる畑に案山子」

エグゼイド「作る野菜を選んでくれ」

ブレイブ「仕方ない、サトウキビでも植えるか」

ブレイブ「俺は大根でいい」

レーザー「難易度落としてジャガイモでも育てるかな」

エグゼイド「俺はトマトだ!」


ゲームスタート!

エグゼイド「まずは土作り! 畑を耕して肥料を巻いたぜ」

ブレイブ「初日はこんなものか」

【2日目】

スナイプ「種の撒き方もこんな感じでいいのか?」

レーザー「ジャガイモは種芋を植えてっと」

【5日目】

ブレイブ「漸く芽が出てきたな」

エグゼイド「かわいい芽だ、育つのが楽しみだな」


ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー


スナイプ「まさか敵襲か」

エグゼイド「よっしゃー! ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」


【14日目】

ブレイブ「もう結構大きくなったな」

エグゼイド「ゲームだから時間の流れも成長度合いも早く設定されてるからな」

スナイプ「実際やってみると意外といいもんだな」

レーザー「まぁ育ってるのを見ると気分はノッてくるわ」


ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー

レーザー「おっと敵さんのお出ましか」

神の使い「グウウウウウウ!」チュドーン!

ブレイブ「! サトウキビが!」

エグゼイド「落ち着け! 食らったのは一部だ!」

ブレイブ「貴様…俺のサトウキビをよくも!」ダッ!

レーザー「おーい! それ剣じゃなくて鍬だぜ! 一揆みたいになってるぞ!」


【21日目】

エグゼイド「よーし収穫だー! ゲームクリア!」

ブレイブ「ふん、いい出来だ」

スナイプ「立派な大根が手に入った」

レーザー「おー、大量大量!」

エグゼイド「収穫後は野菜を仲間と交換したりもできるんだぜ!」

ブレイブ「交換などNo, thank youだ、研修農家」

エグゼイド「研修農家!?」

スナイプ「全てのラディッシュは俺のものだ! 農家さんごっこなら勝手にやってろ」

エグゼイド「大根をガシャットみたいに言うなよ! しかも農家さんごっこってなんだ!?」

レーザー「こいつらすっかり仮面ファーマーになっちまいやがって、ゲームのタイトル通りだな」

エグゼイド「目覚めよ、その農業魂」


エグゼイド「『ドンドコエコー』!
打楽器、管楽器、弦楽器を使ってタイミング良く音を響かせるセッション型リズムゲームだ!」

レーザー「フィールドは大自然の中か、斬新だな」

スナイプ「で、俺たちの前にあるこのサークルと、そこから延びるレーンみたいなのはなんだ?」

エグゼイド「そのラインに沿って敵が来るから、サークルに入ったタイミングで音を鳴らすんだ」

レーザー「太??の達人みたいだな」

エグゼイド「身体を鍛えてる太??の達人の人のゲームだからな」

スナイプ「担当楽器はランダムで決まるのか…と言ってもトランペットやギターは弾けねぇぞ」

エグゼイド「モーションをとるだけでも音が出るから問題なし!」

レーザー「自分はギターか、ノッてくぜ!」

スナイプ「俺が太鼓かよ」

エグゼイド「今回はギターだ!」

ブレイブ「なぜトランペットなんだ! 心肺蘇生法の応用が使えない!」

スナイプ「いい加減普通にリズムに乗ることを覚えろよ…」




ゲームスタート!


レーザー「うわっ、人型の猫や河童みたいなのがぞろぞろ来てるし」

エグゼイド「始まるぜ!」


~~~I gotta believe…

スナイプ「この曲は…」


エグゼイド「はっ!」ギュインギュインギュギュイーン!

~I don't wanna know
べタな真実なんだ

怪物「ギャアッ!」バンッ!

レーザー「タイミングが合うと敵が爆散すんのね」ギュイーン!

~I don't wanna know
知らないくらいがいいのに
Why Why Why Why?
気づけば I came too far

ブレイブ「ふっ、はっ!」プゥォーンププー

ブレイブ「意外といけた、心肺蘇生法のリズム」

レーザー「どういうこと?!」


~止まらない感じるこの予感は
the new beginning

レーザー「キモ! デカイ蜘蛛みたいなのも来た!」

スナイプ「これは…間違いない!」ドンドンドコドコ

~未知の領域今を切り開くんだ
I gotta believe

スナイプ「この曲は三浦大知さんが歌う仮面ライダーエグゼイドの主題歌『EXCITE』だ!」

~相当 EXCITE EXCITE高鳴る
EXCITE EXCITE心が
導くあの場所へ駆け抜けていくだけ

スナイプ「間違いない、来年1月18日にシングルCDが発売される予定の三浦大知さんの『EXCITE』じゃないか!」

レーザー「…お前頭でも打った?」


~I'm on a mission right now
I'm on a mission right now
EXCITE EXCITE 答えは
EXCITE EXCITE 答えは

エグゼイド「one!」ギューン!

~この手の中

ブレイブ「two!」プブー!

~進むべき life

レーザー「three!」ギュイーン!

~生きてくだけ !


怪物たち「ぐぎゃああ!」バァーン!




スナイプ「皆も買おう!」


エグゼイド「次は『ゴッドスピードクッキング』! 様々な料理のレシピや作り方を教えてくれるクッキングサポートゲーム!」

スナイプ「今度は厨房のようなフィールドに大量の食材か」

天の道を往く男『俺の料理についてこれるか?』

ブレイブ「これもゲーマ、と言うかサポートキャラが出るのか」

天の道を往く男『まず、この人参の皮を全て剥いてみろ』

レーザー「これまた50本くらいありそうだけど、しゃーねぇ」シャリシャリ…

レーザー「まず一つ」

天の道を往く男『遅いな、俺はもう終わった』

レーザー「はっ!? ありえねぇだろ! 明らかに時間足らねぇよ!」

天の道を往く男『次はこの鮭を捌いてみろ』

ブレイブ「この俺に、切れないものはない!」シャキン!

スナイプ「決め台詞入りましたー」

ブレイブ「どうだ、完璧だろ」

天の道を往く男『ん、ああ、筋は悪くないが遅いな』

天の道を往く男『俺はもう鮭のムニエルとコールスローは出来上がって、今ステーキを焼きながらシチューを煮ている』


エグゼイド「速い、さっきより加速してる!」

天の道を往く男『ふぅ、やはりお前たちでは俺の料理には着いてこれないな』ハイパァークロックアップ!

エグゼイド「あっ、待っ」

ーーーーー
ーーー


ハイパァークロックオーヴァー!


エグゼイド「次は『キラキラドラゴパズル』! 降ってくる魔法石を色別に4つつなげて消していく対戦型パズルゲーム!」

レーザー「…これぷよぷ」

エグゼイド「言っちゃいけない」


レーザー「いやでもどう見ても」

エグゼイド「なんでも喋っちゃう悪い子はしまっちゃおうねぇ」

レーザー「もうだめだぁ」


ゲームスタート!

※四人対戦可能だが大我と貴利矢は実況解説


レーザー「さぁ今名人対鏡飛彩の対戦が始まった! 名人は指輪の魔法使い、鏡飛彩は古の魔法使いを選択」

スナイプ「キャラとしてはどちらもオーソドックス、尖った性能がない分、プレイヤーの実力が如実に結果に反映されるだろうな」

レーザー「ん? 見ていると積み方にも違いがあるなぁ」

スナイプ「お坊ちゃんの方は盤面を広く使って大連鎖積みをしてるな」

スナイプ「普段パズルゲーもやらないんだろうが、ここではぶっつけで脳内計算しながら組んでるんだろ」

レーザー「なるほどねぇ、地頭の良さを発揮してるわけか」





スナイプ「しかし気になるのは天才ゲーマーの方だ、片側3列に適当に色を固めて落とすあの積み方は、通称カエル積みと言う本来初心者向けの戦法」

スナイプ「深く考えない分速度はあるが、不発に終わった時残骸に首を締められる恐れもある運任せなもの」

スナイプ「天才ゲーマーこそお坊ちゃんみたいな組み方をすると思っていたがこれは手加減か? それとも…」

レーザー「…(え、なにこいつめっちゃ詳しい)」

レーザー「おっと動きがあったぁ!」

ブレイブ「行くぞ!」イクゼ! ランチタイムダ! タップリクワセテモラウゼ! ファルコ! バッファ! カメレオ! ドルフィ!メインディッシュダ! ダアアリャァァァ! セ、セ、セ、セイバーストライク!

レーザー「ノッてるのぇ! ノリノリの10コンボ! これは名人ピンチかぁ?」

スナイプ「いや、あれは」


エグゼイド「甘いな、行くぜノーコンクリアー!」イクゼ! ショータイムダ! マホウノチカラ! ミセテヤルヨ! フレイム! ディフェーンド! イクゼドラゴン! サイゴノキボウダ! イーンフィニティ! ハーイタッチ! シャ、シャ、シャ、シャイニィングストライク!


レーザー「うっは! さーすが名人! 相手のコンボの終わりと同時に相手を上回るコンボでお邪魔を相殺、どころか逆に返しちまった!」

スナイプ「まさかカエル積みの崩れ方まで予測、いや、計算してあの速度で積んでいたのか」

スナイプ「天才ゲーマーと言うだけはあるようだな」

ブレイブ「馬鹿な、これは…!」



レーザー「決まったー! 勝者、名人!」

エグゼイド「ふっ、当然だな!」



レーザー「しかしどう足掻いてもこれぷよぷ」

エグゼイド「これはキラキラドラゴパズルと言うオリジナルゲームであり、あなたの思うようなものとは関係はない、イイネ?」

レーザー「アッハイ」


エグゼイド「最後だ! 『ガンガンホラーテンプル』! パーカー状のゴーストが徘徊する廃寺からの脱出を目指すホラーテイストゲーム! 」

ブレイブ「ホラーゲームじゃなくホラーテイスト?」

エグゼイド「やってみりゃわかるぜ」

スナイプ「ふん、普段から廃病院を拠点にしてる俺にはこんなもん怖くはない」

エグゼイド「まぁ確かにいつも一緒にいるしな、アレ」

スナイプ「ん?」

ブレイブ「あぁアレか、いるな」

スナイプ「は?」

レーザー「ああ、あの後ろの奴ね」

スナイプ「え?」



スナイプ「え?」


ゲームスタート!


エグゼイド「中々に雰囲気あるな!」

レーザー「地下の一番深くからのスタートか、とりあえず上を目指すか」

ブレイブ「となるとこの階段を上ったところにある扉か」


ガチャッ


ヒミコPG『あら、いらっしゃいまし』

ツタンカーメンPG『あれ? 誰か来た』


レーザー「ちょ、いきなり!」

ブレイブ「この場合どうするんだ研修医、戦うのか?」

エグゼイド「望めば戦えるかもしれないけど、戦う必要はないぜ」

スナイプ「どういうことだ?」

エグゼイド「だってみんな優しいから」


ニュートンPG『おや、お客さんかい?』

リョウマPG『大したもてなしは出来んが、ゆっくりして行くぜよ!』


エグゼイド「な?」

レーザー「あー、だから断言せずホラーテイスト、だったわけ」


ビリーPG『ん? あんた良い銃持ってんね、俺と勝負しないか?』

スナイプ「俺に銃で挑もうとはいい度胸だ、やってやる」


ムサシPG『そこのお主、中々の剣の手練れと見える! 拙者と一勝負如何か?』

ブレイブ「いいだろう、受けて立つ」


レーザー「なんかみんな意気投合しちゃって、ノリが良いねぇ」

エグゼイド「俺たちは一応ゲームクリア目指してゴールを探そう」


レーザー「いやー、迷ってたらゴーストに出口まで案内されるとは」

エグゼイド「気のいい連中だったな」




ブレイブ「…」

スナイプ「…」

エグゼイド「お、出て来たな! 勝負はどうだった?」


ブレイブ「こっちの攻撃が通り抜けて」

スナイプ「まるで当たらない…」


レーザー「まぁそりゃあゴーストですし?」


永夢「無事終わりましたね」

飛彩「今回は農業やら料理やら技術向上ゲームも多かったな」

貴利矢「今回はクソゲーらしいクソゲーもなかったし、社長もたまにはいいもの作るんだな」

大我「言ってもゴーゴートライアスロンを超えるクソゲーは早々出ない、俺何故か2個持ってるしな」

永夢「今回も入ってたんであげますよ、トライアスロン」



大我「いらぁぁぁぁぁぁん!!!」

おわり

終わりです
今回はいつもよりキャラ崩壊気味の仕上がり

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